JP2002194540A - プラズマ支援スパッタ成膜装置 - Google Patents

プラズマ支援スパッタ成膜装置

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JP2002194540A JP2000394461A JP2000394461A JP2002194540A JP 2002194540 A JP2002194540 A JP 2002194540A JP 2000394461 A JP2000394461 A JP 2000394461A JP 2000394461 A JP2000394461 A JP 2000394461A JP 2002194540 A JP2002194540 A JP 2002194540A
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茂 水野
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晋也 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】電気的スパークの発生を防止し、小さな振動の
影響を低下させることにより金属シールド上の堆積膜の
剥がれを防止することによって、プラズマの安定性を維
持し、スパッタ堆積膜とターゲット物質の汚染を減少す
る。 【解決手段】装置の円筒形側壁に固定された第1金属シ
ールド12と、電気的に浮遊状態にあるウェハーホルダ
に設けられた第2金属シールド14と、第1と第2の金
属シールドの間に円筒形側壁に固定された第3金属シー
ルド13を設け、第3金属シールドの角度を有する内縁
部分を第2金属シールドの外側表面に対向させる。 【効果】ウェハ16と金属シールド14との間でのスパ
ークの発生が解消され、パーティクルの発生も防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用の分野】本発明はプラズマ支援スパッタ
成膜装置に関し、特に、改善されたプラズマ安定性とプ
ラズマに対する最も低減されたパーティクル汚染のため
反応容器内に新しいシールド構成を備えたプラズマ支援
スパッタ成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】Siウェハーの上にAl,Cu,TaN
等のごとき膜のプラズマ支援スパッタ成膜はマイクロ電
子産業において本質的な段階である。Siウェハーの直
径の増加に伴って、より高い高周波(rf)電源装置を
備えた単一ウェハー処理モジュールが応用の段階になっ
てきた。しかしながら、高周波電力の増大は、それは成
膜速度の増加することを必要とし、プラズマはより高い
高周波電力において不安定になるので、常に実際的な解
決となるわけではない。この不安定なプラズマは電気的
スパーク(電気火花)を作り、プラズマに対してパーテ
ィクル汚染を引き起こす。それ故に、改善されたプラズ
マ安定性をもたらす適当なる反応容器の設計が重要とな
る。
【0003】プラズマ支援スパッタ成膜装置における問
題は、図6に示された従来の装置を用いて説明される。
このスパッタリング装置は、主要な要素として、反応容
器150、上部電極151、2つの金属シールド15
2,153、ウェハー155が搭載されたウェハーホル
ダ154、円筒形側壁156を有している。反応容器1
50に関連するあらゆる部分の厚みは、図6において誇
張して描かれている。上部電極151は通常重ねられた
2つの円形プレート151a,151bによって作られ
ており、そこでは上部プレート151aはAl(アルミ
ニウム)のごとき金属で作られ、下部プレート151b
はスパッタリング物質で作られている。この場合におい
て下部プレート151bはターゲットプレートと呼ばれ
ている。上部プレート151は誘電体リング部材149
を介して反応容器150の上側部分に固定されている。
上部電極151の底面はウェハー155の上側表面に対
向している。さらに、上部プレート151aは、高周波
電力が供給されるように整合回路158を介して高周波
電源157に接続されている。すなわち、10MHz〜
100MHzの範囲における周波数で動作する高周波電
流が上部電極151に対して整合回路157を経由して
与えられ、容量結合型機構によってプラズマを生成す
る。上部電極151は高周波電極として作用する。プラ
ズマが発火すると、上部電極151には自己バイアス電
圧が発生する。自己バイアス電圧の値は印加高周波電流
と印加高周波電力の周波数に依存する。高周波周波数の
増加と印加高周波電力の減少は自己バイアス電圧の減少
をもたらす。反対に、高周波周波数の減少と印加高周波
電力の増加は自己バイアス電圧の増加をもたらす。これ
らの2つのパラメータの他に、プラズマ発生のために採
用される圧力とハードウェアの構成は自己バイアス電圧
に影響を与える。通常、効率的なスパッタリングのため
に、およそ〓100Vまたはより高い値の自己バイアス
電圧を持つことが期待される。もし自己バイアス電圧が
低いのであるならば、十分なスパッタリング速度を得る
ために電圧源から付加的DC電圧が上部電極151に与
えられる。このDC電圧の供給は図6において示されて
いない。
【0004】金属シールド152は円筒形側壁156に
固定され、他の金属シールド153はウェハーホルダ1
54の外側カバー159に固定されている。円筒形側壁
156とウェハーホルダ154の外側カバー159は電
気的に接地されている。それ故に2つの金属シールド1
52,153は電気的に接地された状態にある。
【0005】図6に示されたウェハーホルダ154はウ
ェハー処理のレベル(高さ)にある。一旦ウェハー15
5における処理が完了すると、ウェハーホルダ154は
処理されるべきウェハーを交換するために下方へ移動さ
れる。従って、ウェハーホルダ154は、ウェハー処理
が行われている間、繰り返して上下に移動される。すな
わち、金属シールド153はウェハーが取り替えられる
たびに同様に繰り返して上下に移動される。図6による
図解に従えば、支持円筒部材161はウェハーホルダ1
54を支持する。ウェハーホルダ154を動かすための
移動機構は図6において示されていない。
【0006】ウェハーホルダ154は、三層の誘電体リ
ング162、誘電体リング162によって支持された下
部電極163、ウェハー固定機構164を有している。
プロセスチャンバ165はウェハーホルダ154の上側
に形成されている。加えて、反応容器150の下側部分
に真空チャンバ166が形成されている。真空チャンバ
166はウェハー搬送ポート167、底板169に形成
されたプロセスガス導入孔168、排気ポート170を
有している。この排気ポート170は、図6において、
図示されない排気機構(真空ポンプ)に接続されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようする課題】前述した従来の構成に関
連して2つの主要な問題がある。
【0008】第1の問題は、特に、金属シールド153
上での電気的スパークの発生である。プラズマがターゲ
ットプレート151bとウェハーホルダ154の間の隙
間で発火すると、ウェハー155の表面は、電気的浮遊
状態になっているので、より高い電位となる。金属シー
ルド153は、電気的な接地状態にあり、ウェハー15
5に非常に接近して存在する。このように、ウェハー1
55と金属シールド153との間にはより高い電位差が
存在する。金属シールド153とウェハー155の間の
相互作用の表面領域は小さいので、これらの2つの部分
の間における容量(C1)は同様に図7に示されるごと
く小さい。それ故に、ウェハー表面における小さな電荷
の不均衡があっても、そのことはウェハー155と金属
シールド153との間に電気的スパークを生じさせる。
一旦電気的スパークがプラズマの安定性を乱すと、その
不安定性は、電気的スパークが持続するので、数秒の間
続く。電気的スパークが起きる場所では、金属シールド
152または金属シールド153、通常Alで作られて
いるが、これらは溶解し、蒸発する。このことはスパッ
タで堆積した膜とターゲット物質の汚染という結果をも
たらす。
【0009】第2の問題はパーティクルに関連する。こ
れらのパーティクルは、金属シールド153から堆積し
た膜が剥がれる結果、生じるものである。何故ならば、
金属シールド153は、各ウェハーを交換する際、ウェ
ハーホルダ154と共に上下動する時に、小さな振動を
受けるからである。これらの振動は、仮に初期段階にお
いて金属シールド153上に汚れがあったとしたなら
ば、特に堆積した膜と金属シールド153との間の結合
を弱める。このことは金属シールド153上にスパッタ
によって堆積した膜の剥がれをもたらし、プラズマ、ウ
ェハー表面、ターゲット表面、金属シールド、反応容器
側壁を汚染する。さらに、側壁、金属シールド、ターゲ
ットプレートの上におけるこれらの堆積したパーティク
ルは電気的スパークの発生の引き金となる。
【0010】本発明の目的は、プラズマの安定性を維持
し、電気的スパークの発生を防止することによってスパ
ッタ堆積膜とターゲット物質の汚染を減じるプラズマ支
援スパッタ成膜装置を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、小さな振動の影響を
低下させることにより金属シールドの上に堆積した膜の
剥がれを防止するプラズマ支援スパッタ成膜装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプラズマ支
援スパッタ成膜装置は、上記目的を達成するため、次の
ように構成される。
【0013】本発明(請求項1に対応)によるプラズマ
支援スパッタ成膜装置は、プロセスチャンバと真空チャ
ンバを含む反応容器を備えている。プロセスチャンバは
上側にターゲットプレートを含む上部電極を有してい
る。ターゲットプレートに供給される高周波電力に基づ
いてプロセスチャンバでプラズマが生成される、そして
真空チャンバはプロセスガス供給部と排気機構を有して
いる。ウェハーホルダはプロセスチャンバと真空チャン
バの間に設けられ、下部電極、少なくとも誘電体リング
とウェハー固定機構(例えばESC)を含んでいる。1
枚のウェハーがウェハー固定機構の上に搭載される。さ
らに前述の装置は、反応容器の側部を形成する円筒形側
壁、円筒形側壁の内側表面の全体を覆うように円筒形側
壁に固定された第1金属シールド、ウェハーホルダに対
して電気的浮遊状態でウェハーの周りにリング形状にて
存在し誘電体リングの上に置かれるように設けられた傾
斜部分を有する第2金属シールド、そして第1と第2の
金属シールドの間に設けられるようにされ、円筒形側壁
に固定される、曲げられた内縁部分を持つ第3金属シー
ルドを備える。第3金属シールドの曲げられた内縁部分
は第2金属シールドの傾斜部の外面に対向している。
【0014】上記の装置において、好ましくは、第1金
属シールドの水平部は所定の隙間(ギャップ)にて第3
金属シールドの水平部に対向している。
【0015】上記の装置において、好ましくは、第1金
属シールドと第2金属シールドは単一部材となるように
作られている。
【0016】上記の装置において、好ましくは、真空チ
ャンバに供給されたプロセスガスは第3金属シールドの
ガス導入孔、または第3金属シールドとウェハーホルダ
の間の狭い隙間を通してプロセスチャンバへ供給され
る。
【0017】上記の装置において、好ましくは、第2金
属シールドと第3金属シールドは、これら2つの金属シ
ールドの間の増加された容量のため共通の表面領域を持
っている。
【0018】上記の装置において、好ましくは、ウェハ
ーホルダはウェハー処理レベル(高さ)とウェハー搬送
レベル(高さ)の間で上下動するように設けられてい
る。
【0019】上記の装置において、好ましくは、ウェハ
ーホルダはウェハー搬送レベルでその上側表面を有する
ように反応容器の底部に固定されている。
【0020】上記の装置において、好ましくは、第1金
属シールドはウェハーを搬送するためにウェハー搬送レ
ベルで窓を有している。
【0021】上記の装置において、好ましくは、第1金
属シールドの窓は上下に動くことができる金属ドアーを
有している。
【0022】前述の構成を有する本発明に係るプラズマ
支援スパッタ成膜装置は、円筒形側壁に第3金属シール
ドを固定し、第2金属シールドをウェハーの周りに電気
的な浮遊状態にて配置したので、従来の装置に関連して
生じていた問題を解消することができる。ウェハーの周
りに配置された第2金属シールドと円筒形側壁に固定さ
れた第3金属シールドの間の相互作用の表面領域は、こ
れらの2つの金属シールドの間の容量が増加するよう
に、そしてそれによって戻り高周波電流の容量結合を強
めるように、増加される。さらにウェハーの周りに置か
れる第2金属シールドはパーティクル汚染を最少化する
ためにプラズマに晒される最小の表面面積を持ってい
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、好ましい実施形態を添付
図面に従って説明する。実施形態の説明を通して本発明
の詳細が明らかにされる。
【0024】本発明の第1実施形態は図1と図2を用い
て説明される。図1は2つのチャンバのプラズマ支援ス
パッタ成膜装置の断面図を示す。このスパッタ成膜装置
は反応容器100を有し、反応容器100は上側のプロ
セスチャンバ101と下側の真空チャンバ102を含ん
でいる。さらにこのスパッタ成膜装置は上部電極11、
3つの金属シールド12,13,14、ウェハー16が
配置されるウェハーホルダ15、上側のプロセスチャン
バ101の側壁を形成する円筒形側壁21から構成され
ている。上部電極11はプロセスチャンバ101の天井
板を形成する。上部電極11は誘電体リング部材103
の上に設けられている。
【0025】金属シールド12,13は円筒形側壁21
の内側部分に固定されている。金属シールド12の上縁
は円筒形側壁21の上縁に結合されている。金属シール
ド12は垂直部12aと下側水平部12bを備えたほと
んど円筒形の形状を有し、円筒形側壁21の内側表面を
覆っている。金属シールド13の外縁は円筒形側壁21
の下側部分に固定されている。この金属シールド13は
3つの部分、すなわち、外側に位置する水平部13a、
真ん中に位置する垂直部13b、そして内側に位置する
曲げられた部分13cを有している。
【0026】金属シールド14は電気的に浮遊状態にあ
り、ウェハー16の周りに配置されている。金属シール
ド14はリング形状の傾斜部分を有している。ウェハー
ホルダ15は下部電極17と3つのリング形状の誘電体
部材18を含んでいる。これらの誘電体部材18は下部
電極17を支えている。ウェハーホルダ15は上側のプ
ロセスチャンバ101と下側の真空チャンバ102の間
にあり、反応容器100の内部空間を、図1に示される
ごとく、上記2つのチャンバ101,102に区画して
いる。
【0027】通常、上部電極11は金属プレート11a
とターゲットプレート11bの複合構造である。ターゲ
ットプレート11bは、スパッタされるべき必要のある
物質で作られている。金属プレート11aは整合回路2
0を通して高周波電源19に接続されている。こうし
て、高周波電源19は上部電極11に高周波電力を供給
する。
【0028】2つの金属シールド12,13は強く円筒
形側壁21に固定されている。金属シールド12,13
は反応容器100が接地されているので、電気的な接地
状態にある。ウェハー16の周りに配置されている金属
シールド14は、3つの誘電体リング18の最上のもの
の上に置かれ、これによって金属シールド14を電気的
浮遊状態にする。
【0029】これらの金属シールド12,13,14の
厚みは重要なことではなく、通常、2〜10mmの範囲
内に存する。金属シールド2,3の直径は重要なことで
はなく、反応容器の大きさに依存する。例えば反応容器
100が200mmの直径を有するウェハーを処理する
ように設計されるものであるならば、金属シールド12
の垂直部12aの直径は350〜450mmの範囲にあ
る。金属シールド12の水平部12bの内径は300〜
450mmの範囲にあり得る。通常、金属シールド13
の外径は金属シールド12の垂直部12aの外径のそれ
に等しくなるように決められる。金属シールド12,1
3の各々の水平部12b,13aの相互作用の領域は、
それらは間に隙間を有し、より大きな容量(C2)を持
つために約10mmまたはより高い値に維持されること
が重要である。それによって、この大きな容量は金属シ
ールド13から金属シールド12へのより良好な高周波
電流結合を促進する。金属シールド13の水平部13a
の内径はウェハーホルダ15の直径に依存して変化し得
る。金属シールド13の垂直部13bとウェハーホルダ
15の外壁22との間の間隔はできる限り小さいものと
して保持される。通常、この間隔はおよそ1mmに保持
される。
【0030】金属シールド14の部分的に拡大された断
面図が、図2において、ウェハーホルダ15に関する周
縁部分のハードウェアと共に示されている。金属シール
ド14の内径は通常ウェハー16の直径に等しいかまた
はウェハーの直径よりもおよそ2mmから4mm短い。
金属シールド14の外径はウェハーの直径よりもおよそ
5mmから10mm大きい、しかし金属シールド14の
幅を減じるためにできる限り小さくしなければならな
い。こうして、金属シールド14は傾斜部分を有してい
る。金属シールドの幅の適当な範囲はおよそ5 3mm
である。図2に示される金属シールド14の断面形状は
重要なことではなく、この形状は、その期待された属性
を減じることなく、変えることができる。金属シールド
14は誘電体リング18aの上に置かれる。下部電極1
3と金属シールド14の間の間隔は、下部電極13と金
属シールド14の間でより良好な高周波電力結合を得る
ために、およそ2mmから4mmに保持される。この高
周波電力結合は、仮に下部電極13に高周波電力が与え
られる場合にのみ、重要である。誘電体リング18a
は、他の誘電体リング18bの上に配置される。これら
の2つの誘電体リング18a,18bの間には、狭い水
平なスペースまたはギャップ23が作られる。この狭い
スペース23の目的は、金属シールド14と誘電体リン
グ18a,18bの上に堆積される金属膜を接続させな
いためである。この金属シールド14の外側は金属シー
ルド13によって覆われている。金属シールド14の外
側部分、それは金属シールド13によって覆われ、図2
に示されるごとく少しばかり角度がつけられている(角
度をつけて曲げられた部分13c)。曲げられた部分1
3cの利用は、金属シールド13と共に相互作用する表
面領域の増大を促進し、それは、これら2つの金属シー
ルド13,14の間の増加された容量(C3)をもたら
す。金属シールド13,14の間の共通な表面領域は、
通常、かなり大きく、ウェハーの直径がrであるときに
2 rよりも大きくなるようにとられる。再び、金属シ
ールド14の曲げられた部分または傾斜部分は、プラズ
マに晒される表面領域を減じる。金属シールド14の外
径はウェハーホルダ15の外径よりも小さいので、金属
シールド13は同様に曲げられた部分13cを有しなけ
ればならない。通常、金属シールド12,13の間の容
量(C2)、金属シールド13,14の間の容量(C3
はC2>C3≫C1として定められる。
【0031】ターゲットプレート11bから金属シール
ド13の水平部13aまでの距離は80mmから150
mmの範囲にある。もしいかなる他の問題もなければ、
この距離をおよそ150mmに増加することを推薦す
る。この目的は高周波電流集電表面の表面面積を増加す
ることであり、それは安定なプラズマのために極めて重
要である。もしウェハー処理レベルがターゲットプレー
ト11bの下方およそ100mmであるならば、曲げら
れた部分13cを設けることなく金属シールド13を作
ることができる。すなわち、金属シールド13は平板な
プレートまたは水平なプレートとして作られる。
【0032】ウェハー16は、ウェハーホルダ15に設
けられた下部電極17の上に配置される。下部電極17
は、下部電極17の上にウェハー16を固定するため電
磁チャック(ESC)24を備えることができるし、備
えなくてもよい。下部電極17は誘電体リング(または
プレート)18cの上に置かれている。こうして、反応
容器100の他の部分から、それは電気的に絶縁されて
いる。下部電極17は高周波電力が与えられていてもよ
いし、与えられていなくてもよい。もし下部電極17が
高周波電力を与えられていない場合には、それは電気的
に絶縁された状態にあるか、または電気的に接地されて
いる。
【0033】ウェハーホルダ15は各ウェハー取替えの
際に上下動する。ウェハーホルダ15が図1に示される
ごとくウェハー処理レベルにあるとき、反応容器100
は、ターゲットプレート11b、金属シールド12,1
3,14、そして他の金属シールド25、ウェハー16
によって定められるところのプロセスチャンバ101
と、プロセスチャンバ101の下方に位置する真空チャ
ンバ102との2つの領域に分けられる。ウェハーホル
ダ15が、ウェハー取替えレベルの下方に移動されると
き、プロセスチャンバ101と真空チャンバ102は両
方とも1つのチャンバになる。
【0034】スパッタによる成膜が開始される前に、ウ
ェハーホルダ15はウェハー取替えレベルに移動し、反
応容器100の内部はおよそ10-8Torrの基本圧力にま
で排気される。このことは、反応容器100とその内壁
に残存するすべての望ましくないガスを排出することに
おいて重要である。
【0035】上部電極11の金属プレート11aは整合
回路20を通して高周波(rf)電源または高周波発生
器19に接続されている。それ故に、上部電極11は高
周波電源19から整合回路20を経由して高周波電流が
供給される。高周波電流の周波数は重要なことではない
が、10MHzから100MHzの間で変わり得る。高
周波電流が上部電極11に与えられたとき、プラズマは
容量結合のメカニズムによってターゲットプレート11
bの下方にて発生する。プラズマにおけるイオンは高周
波上部電極11の自己バイアス電圧が原因でターゲット
プレート11bに向かって加速され、そしてターゲット
プレート11bからターゲット物質をスパッタする。上
部電極11からプラズマへ到来する高周波電流は金属シ
ールド12,13,14,25とウェハー16によって
集められる。もし下部電極17が電気的浮遊状態にある
とすれば、高周波電流の大部分は金属シールド12,1
3,14,25によって集められる。金属シールド13
によって集められた高周波電流は容量結合を介して金属
シールド12へ流れる。容量結合の影響を増大するため
に2つの方法が存在する。第1の方法は金属シールド1
2の水平部12bの表面面積を増加することであり、そ
れは望ましい隙間で金属シールド13と相互作用をもた
らす。第2の方法は金属シールド12,13の水平部1
2b,13aの間の隙間を少なくすることである。これ
らの2つの方法はいずれもC2を増加する。金属シール
ド12,13の水平部分の間のギャップは0.5mm程
度に小さいものとすることがよい。金属シールド12に
よって集められた高周波電流は次に金属シールド25へ
流れ、そしてそれによって整合回路20の接地された端
子に流れる。
【0036】ウェハーホルダ15に搭載されたウェハー
16の上のスパッタ膜の堆積は純粋に物理的プロセス
(例えばCuスパッタリング)であるならば、プロセス
ガス(例えばAr)は側壁21または底壁プレート27
の上に作られたガス導入部26を介して真空チャンバ1
02の中に供給される。プロセスガスは、それから、金
属シールド13の水平部13aに作られたいくつかの孔
28を経由してプロセスチャンバ101の中に入る。さ
らにプロセスガスは同様にウェハーホルダ15と金属シ
ールド13との間の狭い隙間を通してプロセスチャンバ
101の中に流れる。
【0037】一旦ウェハー16上におけるプロセスが完
了すると、ウェハーホルダ16は処理されるべきウェハ
ーを取り替えるために下方に移動される。ウェハーホル
ダ15は、ウェハーの処理の間、繰り返して上下に移動
される。支持円筒部材29はウェハーホルダ15を支持
する。図1においてウェハーホルダ15を移動させるた
めの移動機構は示されていない。
【0038】真空チャンバ102はウェハー搬送ポート
30と排気ポート31を有している。この排気ポート3
1は、図1で図示されない排気機構(真空ポンプ)に接
続されている。
【0039】前述した構成において、2つの金属シール
ド13,14は共通の大きな表面面積を分かち合ってい
るので、金属シールド14における高周波電流は容易に
金属シールド13に結合する。さらに金属リング12,
13,14,25の表面の質が、スパッタ膜の堆積以
外、時間に伴って変化しない。それ故に、これらの金属
シールドの上での不均衡な電気的変化の発生が除去さ
れ、特に、互いに金属シールド13と金属シールド14
が相互作用する領域において除去される。このことは電
気的スパークの開始を防止する。
【0040】金属シールド14は、ウェハーホルダ15
と共に、各ウェハー取替えの際に上下に移動する。しか
しながら、膜が堆積される金属シールド14の表面領域
が最小化されているので、堆積膜の剥がれによるパーテ
ィクル汚染は同様にまた最小化される。
【0041】上記において説明されたように、改善され
たシールド構成を備えるプラズマ支援スパッタ成膜装置
は、反応容器の内部に電気的スパークを生じさせること
なく安定したプラズマ環境を作り出し、プラズマとウェ
ハーの表面に対しパーティクル汚染を最小化する。
【0042】次に、本発明の第2の実施形態が説明され
る。第2の実施形態の構成は、第1実施形態の変形例で
ある。第2実施形態の概略図は図3に示される。第2実
施形態によれば、単一の金属シールド32が反応容器1
00の側壁に固定された2つの金属シールド12,13
と置き換えられる。この変更を除いて、その他のすべて
の構成は第1実施形態において与えられたものと同じで
ある。2つの金属シールド12,13の代わりに単一の
金属シールド32を用いることは高周波入力ポートの接
地端子に対し戻り高周波電流の流れを高め、こうしてプ
ラズマはより安定したものとなる。
【0043】本発明の第3の実施形態が図4を参照して
説明される。第3実施形態は、同様にまた、第1実施形
態の変形である。ここにおいては、金属シールド12,
13の構成のみが変化させられる。それ故に、金属シー
ルド12,13の構成のみが説明される。金属シールド
12,13は、第1実施形態で説明されたごとく、反応
容器100の側壁に固定されている。この実施形態にお
いて、金属シールド12は水平部分を有することなく作
られる。その代わりに、水平部13aと垂直部13bと
曲げられた部分13cとを有する金属シールド13は、
最外径において垂直部13dを備えて作られている。金
属シールド13の外側の垂直部13dは垂直部分のみを
有する金属シールド12と相互作用を有する。この構成
は、第1実施形態に比較して、それほど大きな差異を持
つものではないけれども、この構成は、期待される属性
を最小化することなく金属シールドの他の可能な構成が
あることを示すだけの意味で示されている。さらに金属
シールドを組み合わせること、そして取り除くことは、
この構成に関連して比較的に容易なことである。
【0044】次に、反応容器の断面図を示す図5を参照
することによって、第4の実施形態が説明される。第4
実施形態の構成において、金属シールド12,13,1
4,25とウェハーホルダ15は反応容器に固定されて
いる。処理されるべきウェハー16を搭載するため、そ
して取り除くため、金属シールド12の垂直部12aに
小さな窓33が作られている。参照符号34はウェハー
取入れ/取出しポートを示している。金属シールド12
に作られた小さな窓33の位置はウェハー取入れ/取出
しポート34に対応している。小さな窓の高さと幅はそ
れぞれおよそ8mmと210mmである。ウェハー処理
の間、この小さな窓33は上下に動くことができるドア
35によって閉じられている。ウェハー16を取り替え
ることが必要であるとき、このドア35は下方に移動す
ることによって開かれ、ウェハーが取り替えられる。こ
のドア35は、モータまたは他の駆動機構37によって
上下に移動されるロッド36に連結されている。ドア3
5とロッド36は金属で作られており、接地されてい
る。ドア35が閉じられている時、ドア35と金属シー
ルド12との間には非常に狭い隙間、例えば1mmの隙
間が存在する。すなわち、ドア35は金属シールド12
に接触していない。このことは、もしドア35がウェハ
ー取替えの段階でいつでも金属シールド12に繰り返し
接触するのであれば、金属シールド12が堆積膜を剥が
すことになる振動を受けるからである。ドア35の寸法
は、通常、窓33の寸法よりもより大きく取られる。こ
のことは、ドア35と金属シールド12の間の狭い隙間
を通してプラズマが拡張されるのを抑制する。
【0045】第4実施形態の前述の構成に従えば、ウェ
ハーホルダ15は、反応容器内で移動部分を最少化する
ために反応容器の底に固定されている。反応容器におけ
る唯一移動する部分はウェハー取替えの間上下動するド
ア35だけである。ウェハーホルダ15と金属シールド
12,13,25は反応容器の部分に固定されているの
で、金属シールド14の外径は必ずしも小さい必要はな
く、こうして拡大され得る。前述の変形を除いて、他の
構成のすべては第1実施形態において説明されたものと
実質的に同じである。しかしながら、第1実施形態に比
較すると、相対的に、真空チャンバ102は小さくな
る。固定された金属シールドとウェハーホルダを使用す
ることは、スパッタリングプロセスの再生産性を高め、
パーティクル汚染の可能性を減じる。
【0046】さらに第4実施形態での金属シールド1
2,13は、単一の金属シールドによって置き換えるこ
とができ、それは円筒形側壁に固定される。このことは
高周波整合回路の接地端子への戻り高周波電流の流れを
改善する。
【0047】
【発明の技術的効果】本発明によるプラズマ支援スパッ
タ成膜装置は、電気的スパークの発生を防止し、小さな
振動の影響を低下させることによって、金属シールドの
上に堆積した膜の剥がれを防止するようにしたので、ス
パッタ堆積膜とターゲット物質の汚染を減少することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この図は本発明の第1実施形態によるプラズマ
支援スパッタ成膜装置の断面図を示す。
【図2】この図は第1実施形態におけるウェハーホルダ
の周縁部分の拡大された断面図を示す。
【図3】この図は本発明の第2実施形態の断面図を示
し、金属シールドの構成が修正されている。
【図4】この図は本発明の第3実施形態の断面図を示
し、金属シールドの構成が修正されている。
【図5】この図は本発明の第4実施形態の断面図を示
し、そこでは金属シールドとウェハーホルダが反応容器
に固定されている。
【図6】この図は従来のプラズマ支援スパッタ成膜装置
の断面図を示す。
【図7】この図は、図6に示したウェハーホルダの縁の
部分における拡大された図を示す。
【参照符号の説明】
11 上部電極 11a 金属電極 11b ターゲットプレート 12,13,14 金属シールド 15 ウェハーホルダ 16 ウェハー 17 下部電極 18 誘電体リング 21 円筒形側壁 100 反応容器 101 プロセスチャンバ 102 真空チャンバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 茂 東京都府中市四谷5丁目8番1号 アネル バ株式会社内 (72)発明者 沼沢 陽一郎 東京都府中市四谷5丁目8番1号 アネル バ株式会社内 (72)発明者 中川 行人 東京都府中市四谷5丁目8番1号 アネル バ株式会社内 (72)発明者 長谷川 晋也 東京都府中市四谷5丁目8番1号 アネル バ株式会社内 (72)発明者 渡辺 栄作 東京都府中市四谷5丁目8番1号 アネル バ株式会社内 Fターム(参考) 4G075 AA30 BC02 BD14 CA47 CA65 EB01 EB41 EC21 FC13 4K029 CA05 DA01 DC20 JA01 KA01 5F103 AA08 BB31 BB46 DD28 HH03 RR10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスチャンバと真空チャンバを含
    み、前記プロセスチャンバは上側にターゲットプレート
    を備えた第1電極を有し、前記プロセスチャンバで前記
    ターゲットプレートに供給される高周波(rf)電力に
    基づいてプラズマが生成され、前記真空チャンバはプロ
    セスガス供給部と排気機構を備える反応容器と、 前記プロセスチャンバと前記真空チャンバの間に配置さ
    れ、第2電極、誘電体リング、ウェハー固定機構を含
    み、その上にウェハーが搭載されるウェハーホルダと、 を備えるプラズマ支援スパッタ成膜装置において、 前記反応容器の側部を形成する円筒形側壁と、 前記円筒形側壁も内側表面を覆うように前記円筒形側壁
    に固定された第1金属シールドと、 前記ウェハーの周りに位置しかつリング形状で前記誘電
    体リング上に配置されるように電気的浮遊状態で前記ウ
    ェハーホルダ上に配置され、傾斜部を備えた第2金属シ
    ールドと、 前記第1金属シールドと前記第2金属シールドの間に配
    置されるように前記円筒形側壁に固定され、曲げられた
    内縁部を有する第3金属シールドとを備え、 上記において、前記第3金属シールドの前記曲げられた
    内縁部は前記第2金属シールドの傾斜部の外面に対向し
    ていることを特徴とするプラズマ支援スパッタ成膜装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1金属シールドの水平部は前記第
    3金属シールドの水平部に所定の隙間をあけて対向して
    いることを特徴とする請求項1記載のプラズマ支援スパ
    ッタ成膜装置。
  3. 【請求項3】 前記第1金属シールドと前記第2金属シ
    ールドは単一部材となるように作られていることを特徴
    とする請求項1記載のプラズマ支援スパッタ成膜装置。
  4. 【請求項4】 前記真空チャンバに供給されたプロセス
    ガスは前記第3金属シールドのガス導入孔または前記第
    3金属シールドと前記ウェハーホルダとの間の狭い隙間
    を通って前記プロセスチャンバに導入されることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のプラズマ支
    援スパッタ成膜装置。
  5. 【請求項5】 前記第2金属シールドと前記第3金属シ
    ールドはこれらの2つの金属シールドの間の増加された
    容量のための共通の表面領域を有することを特徴とする
    請求項2記載のプラズマ支援スパッタ成膜装置。
  6. 【請求項6】 前記ウェハーホルダは、ウェハー処理の
    高さとウェハー搬送の高さとの間で上下動するように設
    けられたことを特徴とする請求項1記載のプラズマ支援
    スパッタ成膜装置。
  7. 【請求項7】 前記ウェハーホルダは、前記反応容器の
    底部に、ウェハー搬送の高さでその上側表面を有するよ
    うに固定されることを特徴とする請求項1記載のプラズ
    マ支援スパッタ成膜装置。
  8. 【請求項8】 前記第1金属シールドは前記ウェハーを
    搬送するために前記ウェハー搬送の高さに窓を有するこ
    とを特徴とする請求項7記載のプラズマ支援スパッタ成
    膜装置。
  9. 【請求項9】 前記第1金属シールドの前記窓は上下に
    動くことが可能な金属ドアを有することを特徴とする請
    求項8記載のプラズマ支援スパッタ成膜装置。
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