JP2002191135A - 充電方式及び電池パック - Google Patents

充電方式及び電池パック

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JP2002191135A JP2000388415A JP2000388415A JP2002191135A JP 2002191135 A JP2002191135 A JP 2002191135A JP 2000388415 A JP2000388415 A JP 2000388415A JP 2000388415 A JP2000388415 A JP 2000388415A JP 2002191135 A JP2002191135 A JP 2002191135A
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    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/0042Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries characterised by the mechanical construction
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台の充電装置で、ニッケル水素電池とリチ
ウムイオン電池とを充電できる充電方式を提供する。 【解決手段】 充電装置10が、ニッケル水素電池58
を充電する際に、温度が目標の温度上昇パターンになる
ように電流値を調整しながら充電する。このため、温度
上昇の著しいニッケル水素電池を高温にならぬように短
時間で充電することが可能になる。更に、リチウムイオ
ン電池58Bを充電する際に、電圧が目標の電圧上昇パ
ターンになるように電流値を調整しながら充電する。こ
のため、リチウムイオン電池を所定以下の電位で充電す
ることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電池を充電する
充電方式及び電池パックに関し、特に、ニッケル水素電
池等の定電流で充電可能な第1の電池と、リチウムイオ
ン電池等の所定以下の電位でのみ充電することができ定
電流充電の出来ない第2の電池とを同一の充電装置にて
充電させる充電方式、及び、ニッケル水素電池等の定電
流で充電可能な第1の電池を充電する充電装置を用い、
定電流充電の出来ない第2の電池を充電させる電池パッ
クに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、高性能電池として、ニッケル水素
電池が用いられている。ニッケル水素電池は、現在広く
用いられているニッケルカドミウム電池よりも容量を大
きくできる反面、充電時の発熱量が大きく、発熱により
高温に達すると電池内部セルの電極やセパレータが劣化
して寿命が短くなるため、取り扱いが難しかった。
【0003】ニッケル水素電池よりも更に高性能な電池
としてリチウムイオン電池が用いられ始めている。リチ
ウムイオン電池は、所定以上の電位を加えると、最悪の
場合に発火の危険性があり取り扱いが非常に難しかっ
た。このため、リチウムイオン電池は、充電初期におい
て定電流充電を行い、電池電圧が所定値に達すると、該
所定値を越えないように、所定値を保つ定電圧充電を行
う必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、ニッケル
水素電池を定電流で充電する充電装置で、リチウムイオ
ン電池とを充電することを検討した。しかしながら、リ
チウムイオン電池は上述したように所定値を越える電位
を加えることができず定電圧で充電する必要があるの
で、充電を可能にするためには定電圧充電回路を付加す
る必要があり、コストが上がることが予想された。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、定電圧
充電回路を備えない1台の充電装置で、ニッケル水素電
池等の定電流充電可能な第1の電池と、リチウムイオン
電池等の所定以下の電位でのみ充電可能な第2の電池と
を充電できる充電方式を提供することにある。
【0006】また、本発明の目的は、ニッケル水素電池
等の定電流で充電可能な第1の電池を充電する充電装置
を用い、定電流充電の出来ない第2の電池を充電させる
ことができる電池パックを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1は、上記目的を
達成するため、定電流で充電可能な第1の電池と、所定
以下の電位でのみ充電可能な第2の電池とを同一の充電
装置にて充電させる充電方式であって、前記第1の電池
が、温度により抵抗値の変化する素子を内蔵し、前記第
2の電池が、電池電圧に対応する電位を出力する出力部
を備え、前記充電装置が、第1の電池の温度、及び、第
2の電池の電圧を検出する検出部と、前記検出部で検出
された第1の電池の温度が目標とする充電中の温度上昇
パターンになる電流値、及び、第2の電池の電圧が目標
とする充電中の電圧上昇パターンになる電流を検索する
電流値検索部と、前記電流値検索部により検索された電
流値にて電池を充電する充電電流制御部と、を備えるこ
とを技術的特徴とする。
【0008】請求項1の充電方式では、充電装置が、ニ
ッケル水素電池等の定電流充電可能な第1の電池を充電
する際に、温度が目標の温度上昇パターンになるように
電流値を調整しながら電池を充電する。このため、温度
上昇の著しいニッケル水素電池等を高温にならぬように
短時間で充電することが可能になる。更に、同一の充電
装置が、リチウムイオン電池等の所定以下の電位でのみ
充電可能な第2の電池を充電する際に、電圧が目標の電
圧上昇パターンになるように電流値を調整しながら電池
を充電する。このため、リチウムイオン電池を所定以下
の電位で充電することが可能になる。これにより、定電
圧充電回路を備えない1台の充電装置で、ニッケル水素
電池等の定電流で充電可能な第1の電池と、リチウムイ
オン電池等の所定以下の電位でのみ充電可能な第2の電
池とを充電することができる。
【0009】請求項2では、検出部が、第1の電池に内
蔵された温度検出素子へ接続された抵抗の電位に基づ
き、第1の電池の温度を検出する。このため、検出部
が、抵抗の電位に基づき第1の電池の温度を、また、第
2の電池の出力部からの電池電圧に対応する電位に基づ
き、第2の電池の電池電圧を適正に検出することができ
る。
【0010】請求項3では、第1の電池が、第1の電池
の目標とする充電中の温度上昇パターンを保持し、第2
の電池が、第2の電池の目標とする充電中の電圧上昇パ
ターンを保持している。このため、種々の第1の電池、
及び、種々の第2の電池をそれぞれの電池の特性に適合
するように充電することができる。
【0011】請求項5は、定電流で充電可能な第1の電
池の温度を電位により検出し、電位の変化が所定のパタ
ーンになるように充電電流を制御することで、第1の電
池の温度が目標とする充電中の温度上昇パターンになる
ように充電する充電装置により、所定以下の電位でのみ
充電可能な第2の電池を充電させる電池パックであっ
て、第2の電池電圧に対応する電位を前記充電装置へ出
力することで、該充電装置に、電位の変化が所定のパタ
ーンになるように充電電流を制御させ、第2の電池の電
圧が目標とする充電中の電圧上昇パターンになるように
充電させることを技術的特徴とする。
【0012】請求項5では、電池パックが、第2の電池
電圧に対応する電位を充電装置へ出力することで、該充
電装置に、電位の変化が所定のパターンになるように充
電電流を制御させ、第2の電池の電圧が目標とする充電
中の電圧上昇パターンになるように充電させる。このた
め、ニッケル水素電池等の定電流で充電可能な第1の電
池を充電する充電装置を用い、定電流充電の出来ない第
2の電池を充電させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る充
電装置について図を参照して説明する。充電装置10
は、図1(A)に示すようにニッケル水素電池58を内
蔵する電池パック50を充電するように構成されてい
る。第1実施形態では、図1(B)に示すようにリチウ
ムイオン電池58Bを内蔵する電池パック50Bが、バ
ッテリ電圧変換回路62を備えることで、ニッケル水素
電池を充電するための充電装置10による充電を可能な
らしめている。図2は、充電装置10の外観を示す。図
3は、電池パック50の外観を示し、図4は、該電池パ
ック50により駆動される電池ドリル70を示す。
【0014】まず、充電装置10により充電される電池
パック50の構成を図3に基づいて説明する。電池パッ
ク50は、略角柱状に形成された樹脂製のケーシング5
1内に、図1(A)に示すように複数電気的に直列に接
続されたニッケル水素電池58を内蔵するもので、電池
58の温度を検出するための温度センサTMと、該電池
パックの形式等の情報を保持するEEPROM61とを
備える。温度センサTMは、温度によって電気抵抗値が
変化するサーミスタからなる。
【0015】図3に示すように、電池パック50のケー
シング51の上端側には、電池ドリル70や充電装置1
0に装着する際に相手側に嵌合可能な嵌合溝53を形成
した嵌入部52がレール状に並列して設けられている
他、嵌入部52の一端側に位置する部位には上下方向に
出入可能なフック54が設けられている。このフック5
4は、ケーシング51の側面に設けられるレバー55と
一体に成形され、図示しないコイルばねにより突出方向
に付勢されている。そのため、電池ドリル70や充電装
置10に電池パック50を装着したとき、これらに形成
されている所定のフック溝に係合することができる。
【0016】これにより、電池ドリル70や充電装置1
0から電池パック50が容易に外れないようにする役割
を果たす。また、コイルばねの付勢力に抗してレバー5
5をケーシング51の下端方向に押し下げることによっ
て、フック54も引っ込むように下端方向に移動するの
で、フック溝との係合が解除され、電池ドリル70や充
電装置10から電池パック50を取り外すことが可能に
なる。
【0017】また、ケーシング51の上端側には、嵌入
部52に挟まれるように位置するところに通気口56、
プラス端子溝57、マイナス端子溝59およびコネクタ
60が設けられている。通気口56は、充電装置10に
電池パック50を装着したとき、充電装置10に設けら
れた送風口16と連通可能な位置に形成されている。こ
れにより、充電装置10に内蔵された冷却ファンによっ
て電池パック50内に空気を送出し得るため、充電中の
電池パック50を冷却することができる。つまり、充電
装置10による空冷システムを構築している。
【0018】一方、プラス端子溝57、マイナス端子溝
59の中には、図1(A)中に示すプラス端子T1、マ
イナス端子T2がそれぞれ設けられており、電池ドリル
70や充電装置10に電池パック50を装着したとき
に、これらの端子T1、T2が相手側の充電端子や出力
端子と接触し得るように構成されている。そして、コネ
クタ60の内部には、図1(A)に示す温度センサTM
を接続させるための端子T4,T5、EEPROM61
を接続させるための端子T6が備えられている。
【0019】上述のように構成された電池パック50
は、図4に示すように電池ドリル70に装着されて使用
される。電池ドリル70は、使用者が把持可能なグリッ
プ部74よりも下方に電池パック取付部75が形成され
ている。そして、この電池パック取付部75には、電池
パック50の嵌入部52と係合可能な嵌合部と、電池パ
ック50のフック54が係合可能な所定のフック溝とが
形成されているので、かかる電池パック取付部75に電
池パック50が脱着自在に取り付られる。
【0020】このようにして電池パック50が装着され
た電池ドリル70は、電池パック50のプラス端子T1
およびマイナス端子T2が電池ドリル70側の図示しな
い充電端子に接続され電力の供給を受ける。これによ
り、図示しないモータによってチャック76を回動させ
ることができる。なお、リチウムイオン電池パック50
Bの外観は、図3を参照して上述したニッケル水素電池
パック50と同様であるため、説明を省略する。
【0021】続いて、電池パック50及び電池パック5
0Bを充電する充電装置10の構成を図1(A)および
図2に基づいて説明する。図2に示すように、充電装置
10は樹脂製の筐体11を有し、この筐体11には、電
池パック50を装着可能な嵌合部12や、内蔵した冷却
ファンにより電池パック50内へ送り込む空気を外部か
ら吸気し得る吸気口13等が一体に成形されている。ま
た充電装置10の筐体11には、充電中の電池パック5
0の容量を表示する容量表示ランプや、充電装置10の
動作状況を示す状態表示ランプ等、種々の図示しないイ
ンジケータが設けられており、これらは後述する制御回
路によって点灯制御されている。
【0022】嵌合部12には、電池パック50の嵌合溝
53を案内可能なガイド14および電池パック50の通
気口56に連通可能な送風口16が形成されており、さ
らにこの送風口16には電池パック50のフック54が
係合可能な所定のフック溝も設けられている。またこの
嵌合部12には、電池パック50のプラス端子T1、マ
イナス端子T2に対応して電気的に接続可能な出力端子
t1,t2が設けられており、さらに電池パック50の
コネクタ60に接続可能な図示しないコネクタが設けら
れている。コネクタには、電力供給用の出力端子t3,
t4と、電池パック50の温度センサTMへ接続するた
めの端子t5、電池パック50のEEPROM61へ接
続するための通信端子t6とが収容されている。
【0023】図1(A)に示すように、充電装置10の
制御回路は、主に、電池パックを充電するための第1電
源回路22A、充電電流を制御する充電電流制御部2
4、電池温度(及び後述する際の電圧)の検出部及び充
電電流値を検索する電流値検索部を構成し得る制御部2
6、一対の抵抗器からなる電圧検出部27、温度検出用
の抵抗R1、記憶部29、5Vの定電圧を供給するため
の第2電源回路22B等から構成される。
【0024】第1電源回路22Aは、電池パック50の
電池58を充電可能な容量を有するように設定されてい
る。第1電源回路22A、第2電源回路22Bは、共に
図示しない商用電源を降圧する変圧器から電力の供給を
受け、第1電源回路22Aは、デューテイ比を可変する
ことで電池への充電電流を調整する。一方、第2電源回
路22Bは、5Vで一定の電圧を供給し得るように構成
され、当該5V電位は、出力端子t3、t4を介して出
力可能なように構成されている。出力端子t4は、第2
電源回路22Bのグランドに接続されている。
【0025】図1(A)に示すように温度検出用抵抗R
1は、温度により抵抗の変化する温度センサTMと直列
に接続され、第2電源回路22Bから5V電圧が供給さ
れる。制御部26は、温度検出用抵抗R1と温度センサ
TMとの間の電位の変化から充電中の電池温度を検出
し、また、一対の抵抗器からなる電圧検出部27の抵抗
間の電位の変化から電池への供給電圧を検出する。一
方、記憶部29は所定のマップ等の電流値制御情報を記
憶する。
【0026】ニッケル水素電池パック50のEEPRO
M61には、電池種別(ニッケル水素電池)と共に、後
述するように充電中の目標とする温度上昇パターンが保
持されている。ニッケル水素電池パック50を充電する
際に、制御部26は、温度検出用抵抗R1の電位に基づ
き算出した温度値を微分して温度上昇値を求めたうえで
温度上昇パターンに基づいて所定の電流値を算出し、こ
の電流値を電流指令値として充電電流制御部24へ出力
し得るように構成されている。そして、充電電流制御部
24は、制御部26からの電流指令値に基づき第1電源
回路22Aを制御し、電池パック50の充電電流を調整
する。
【0027】図1(B)に示すようにリチウムイオン電
池パック50Bは、リチウムイオン電池58Bと、EE
PROM61と、リチウムイオン電池58Bの電位を検
出して出力する出力部を構成し得るバッテリ電圧変換回
路62とを備えている。バッテリ電圧変換回路62は、
図5の回路図に示すよう、図1中の第1電源回路22A
及びリチウムイオン電池58Bに接続される端子T1、
T2に接続され、また、第2電源回路22Bからの5V
の電位が印加される端子T3と、制御部26に接続され
る端子T5と、第2電源回路22Bのアース側への端子
T4と接続される。
【0028】バッテリ電圧変換回路のオペアンプOPの
非反転入力i+には、リチウムイオン電池58のプラス
側端子の電圧と、第2電源回路22Bからの5Vの電位
(端子T3)とが、22KΩ抵抗、33KΩ抵抗で分圧
され印加される。また、反転入力i−には、リチウムイ
オン電池58の電位が33KΩ抵抗と3.3KΩ抵抗と
で分圧され印加される。また、オペアンプOPの正電源
v+には、第2電源回路22Bからの5Vの電位(端子
T3)が、負電源v−には、第2電源回路22Bからの
アースの電位(端子T4)が印加される。そして、オペ
アンプOPは、出力端子OTから、リチウムイオン電池
58Bの電位に応じた電圧を、端子T5を介して充電装
置10の制御部26へ印加する。なお、この実施形態で
は、5Vの定電圧を充電装置から供給する構成を採用し
ているが、リチウムイオン電池パック50B側に定電圧
源を備えることも可能である。
【0029】リチウムイオン電池58Bを充電する際
に、制御部26は、バッテリ電圧変換回路から送られた
電位に基づき算出した電圧値を微分して電圧上昇値を求
めたうえで後述する電圧上昇パターンに基づいて所定の
電流値を算出し、この電流値を電流指令値として充電電
流制御部24へ出力し得るように構成されている。そし
て、充電電流制御部24は、制御部26からの電流指令
値に基づき第1電源回路22Aを制御し、電池パック5
0Bの充電電流を調整する。
【0030】このように構成された充電装置10の嵌合
部12にニッケル水素電池パック50又はリチウムイオ
ン電池パック50Bが装着されると、所定のアルゴリズ
ムによって制御部26が、第1電源回路22A、充電電
流制御部24等を制御し、電池パック50内のニッケル
水素電池58又はリチウムイオン電池パック50B内の
リチウムイオン電池58Bを充電する。そして、充電中
は電池パック50の容量を表示する容量表示ランプを点
灯させ、また充電が完了すると、充電を停止しその旨を
同ランプにより告知する。また、制御部26は、充電等
の各種動作を行い得るように構成されている。
【0031】引き続き、第1実施形態の充電装置の作動
原理について説明する。 A.温度上昇パターンに沿った充電電流制御 (任意の電圧を印加して充電可能な第1の電池(ニッケ
ル水素電池、ニッカド電池等)の充電)ニッケル水素電
池、ニッカド電池等の電池は、充電電流を大きくすれ
ば、充電時間は短くなるが温度上昇は大きくなる。反対
に、充電電流を小さくすれば、充電時間が長くなるもの
の温度上昇は小さくなる。特に、ニッケル水素電池は、
充電電流や既に充電された容量により温度勾配(温度上
昇値)が大きく変化する特性を有する。このため、本実
施態様では、温度上昇を抑制するため電流値を変化させ
ながら充電を行う。即ち、従来技術に係る充電装置で
は、一定の電流値で充電を行っていたのに対して、本実
施態様の充電装置では、電池の状態を温度上昇値に基づ
き判別し、電池の温度上昇を一定にしつつ流し得る電
流、即ち、電池の温度上昇に応じて電流値を変えながら
充電を行う。
【0032】この第1実施形態の充電原理について図6
を参照して説明する。図6は、縦軸に電池温度上昇値
を、横軸に充電時間を取ってあり、図中の曲線Lは、温
度上昇値が一定になるように充電した際の、充電時間に
対応する充電完了時の温度上昇値を示している。例え
ば、20℃で開始した電池温度が53℃(温度上昇値3
3deg)に到達するように電流を制御した際に、充電
時間が20分であり、電池温度が43℃(温度上昇値2
3deg)に到達するように電流を制御した際に、充電
時間が30分であり、電池温度が78℃(温度上昇値5
8deg)に到達するように電流を制御した際に、充電
時間が10分であることを示している。
【0033】即ち、曲線Lに基づき、充電完了時間と充
電完了時の電池温度上昇値とから、温度上昇値(勾配)
を求めることができる。例えば、20分で充電完了する
ためには、図中の0degと曲線L上の33degとを
結ぶ直線aに示す温度勾配(温度上昇値)となるように
充電すればよいことが分かる。この場合には、ほぼ正確
に20分で、温度53℃(温度上昇値33deg)にな
った時点で充電が完了する。
【0034】図6中に温度上昇値を一定にした際の電流
値の変化を充電電流として併せて示す。温度上昇値を一
定にするためには、充電電流の値を頻繁に調整する必要
があるが、図示の便宜上、微調整分は省略してある。図
中のように、充電の前半に電流値が相対的に大きく、ま
た、充電の後半に徐々に小さくなっていくことが分か
る。ここで、充電の最終時に、充電電流が急激に減少し
ているのは、ニッケル水素電池の充電が完了したことを
示しており、本実施形態では、この現象を検出した際に
充電を完了する。
【0035】なお、ニッケル水素電池においては、充電
満了時、現在の充電電流ではなく、過去の充電経歴によ
り温度が急激に上昇するいわゆる"オーバーシュート"と
言われる現象が生じることがある。係る、オーバーシュ
ートにおいては、電流値を下げても、温度上昇値を一定
以下にすることができなくなる。本実施形態では、この
現象を検出した際にも、充電を完了する。
【0036】図6では、温度上昇値が一定になるように
電流値を調整する場合について説明した。第1実施形態
では、充電時間を更に短縮するために所定のパターンに
沿って温度が上昇するように電流値を調整する。
【0037】この所定パターンについて、図7を参照し
て説明する。図7では、縦軸に電池温度上昇値を、横軸
に充電時間を取ってあり、ハッチングで示すエリアE
は、完了時の温度上昇値及び充電時間を示すものであ
る。例えば、第1実施形態の充電装置で行ったように、
20分で充電が完了するように図中aで示す温度勾配を
一定にした際には、充電完了時の温度が33degにな
った。一方、図中実線dで示すように温度上昇値が山な
りのパターンに沿うように充電した際には、電池温度上
昇値が30degで充電を完了することができた。ま
た、2点鎖線eで示すように温度上昇値が実線dよりも
大きな山なりのパターンに沿うように充電した際には、
電池温度上昇値が32degで充電を完了することがで
きた。反対に、破線hで示すように、谷状パターンに沿
って充電した際には、電池温度上昇値が38degで充
電を完了した。一方、1点鎖線gのように、温度上昇値
を特定のパターンに適合させないように充電した際に
は、電池温度上昇値が43deg近くまで上昇した。
【0038】即ち、ハッチングで示すエリアEは、種々
の条件で充電した際の、完了時の温度上昇値及び充電時
間を示すものであり、該エリアEの境界線Bは、最も低
い温度で充電が完了した際の到達温度上昇値を示すこと
になる。一方、図7中の破線aから、図6を参照して上
述したように温度上昇値を一定にした際には、電池温度
上昇値が33degであった。これに対して、実線dに
示すやや山なりの温度上昇パターンを取ることで、最も
低い温度上昇値(30deg)で充電が完了できること
が分かる。温度上昇値を一定とするよりも、山なりにし
た方が低温で充電を完了できる理由は、次のように考え
られる。即ち、電池温度と周囲の温度との温度差が小さ
く電池が冷却され難く、且つ、容量が空に近く充電時の
温度上昇は相対的に小さい、充電の前半部分の温度上昇
値を相対的に高く、反対に、電池温度と周囲の温度との
温度差が大きく電池が冷却され易く、充電時の温度上昇
は相対的に大きい、充電後半部分の温度上昇値を相対的
に低く、温度上昇パターンを設定する。即ち、これらを
相乗的に最適化するように温度上昇パターンを設定する
ことで、完了時の温度が最も低い温度となるように充電
することができる。本実施形態では、上記実験結果に基
づき、最も低い温度で充電を完了できる温度上昇パター
ンに基づき、電流値を調整して充電を行う。
【0039】本実施形態の充電方式では、複数種類のニ
ッケル水素電池パック50のEEPROM側に、図7を
参照して上述した温度上昇パターンを求めるためのデー
タがそれぞれ保持されている。即ち、温度上昇パターン
は、電池パックの電圧(セル電池の数)、電池の種類
(ニッケル水素電池中にも特性が異なるものがある)、
電池パックの熱放射性等によつて大きく異なってくる。
このため、複数種類の電池パック側にそれぞれの温度上
昇パターンを保持させることで、いかなる電池パックも
最も効率的に充電し得るようにしている。
【0040】B.電圧上昇パターンに沿った充電電流制
御 (充電終期に定電圧充電が必要な電池(リチウムイオン
電池)の充電)図8(A)に従来技術に係るリチウムイ
オンの充電方法を示す。リチウムイオンは、予め定めら
れた値VFを越える電圧を印加すると、最悪の場合に発
火の危険性がある。このため、最初に定電流IFで充電
を開始し(定電流制御)、リチウムイオン電池の電圧が
上がり所定値VFに達すると(時間t1)、所定値VF
を保つように定電圧制御に切り替え、電流が所定値以下
になるまで(時間t2)充電を続ける。即ち、従来技術
の充電方式では、リチウムイオンの充電は、定電流制御
と定電圧制御とを行うことが必要であった。
【0041】図8(B)は、本実施形態に係るリチウム
イオンの充電方法の説明図である。本実施形態では、図
中の電圧上昇パターンとなるよう電流値を制御する。こ
れにより、充電装置10は、定電圧回路を備えることな
く、充電電流を切り替えることでリチウムイオンの電池
パック50Bを充電する。
【0042】充電装置10は、既存の製品であって、ニ
ッケル水素電池パック50を図7を参照して上述した温
度上昇パターンに沿って温度上昇させるように充電する
構成になっている。第1実施形態では、充電装置に何ら
改造を加えることなく、リチウムイオン電池の充電を可
能ならしめる。このため、リチウムイオン電池パック5
0B側にバッテリ電圧変換回路62を備え、リチウムイ
オン電池パック50B側からリチウムイオン電池58B
の電圧に対応する電圧値を充電装置に印加することで充
電を行う。即ち、充電装置10は、ニッケル水素電池パ
ック50の温度変化を電圧値として入力し、温度上昇パ
ターンに沿うように電流を制御する。この充電装置が、
リチウムイオン電池パック50Bを充電する際には、リ
チウムイオン電池の電圧変化(充電装置側では温度変化
と認識している)を電圧値として入力し、電圧上昇パタ
ーン(充電装置側では温度上昇パターンと認識してい
る)に沿うように電流を制御することで、リチウムイオ
ン電池をニッケル水素電池と同様に充電する。
【0043】この第1実施形態の充電装置の具体的な充
電制御について、図9を参照して説明する。[ニッケル
水素電池パック50が充電装置に充填された場合]先
ず、充電装置の制御部26は、ニッケル水素電池パック
50のEEPROM61の内容を読み出す(S12)。
制御部26は、サーミスタTMと抵抗R1との分圧抵抗
による電圧値に基づき電池パック50の温度を検出する
(S16)。その後、ニッケル水素電池パック50のE
EPROM61から読み出したデータに基づき、図7を
参照して上述した山なりの温度上昇パターンを算出する
(S22)。
【0044】制御部26は、温度上昇パターンから温度
勾配を検出し(S24)、そして、検出した前回の温度
値と今回入力した温度値との差分を微分して温度上昇値
を求め、この検出した温度上昇値と、上記ステップ22
にて算出した温度上昇パターンと比較することで電流値
を確定する(S26)。ここで、温度上昇値が勾配より
も低いときには、電流値を現在値よりも増大させ、反対
に低い時には、電流値を減少させる。
【0045】次に、電流値が所定値以下かを判断する
(S28)。充電が完了して電流値が所定値以下になる
と(S28:Yes)、充電処理を完了する。他方、電
流が所定値以上の際には(S28:No)、更に、電流
値の調整で所定の温度勾配が維持できるか、即ち、オー
バーシュートが発生していないかを判断する(S3
0)。ここで、オーバーシュートが発生している際には
(S30:Yes)、処理を完了する。一方、オーバー
シュートが発生していない場合には(S30:No)、
ステップ32へ進み、上記ステップ26で確定した電流
値にて、電池を充電し、更に、充電処理を続ける。
【0046】本実施形態の充電装置では、温度上昇値が
温度上昇パターンになるように電流値を調整しながら電
池を充電する。このため、図7を参照して上述したよう
に温度上昇パターンを最適にすることで、充電完了時の
温度が最も低い温度となるように充電することができ
る。
【0047】[リチウムイオン電池パック50Bが充電
装置に充填された場合]先ず、充電装置の制御部26
は、リチウムイオン電池パック50BのEEPROM6
1の内容を読み出す(S12)。制御部26は、リチウ
ムイオン電池パック50Bに内蔵されたバッテリ電圧変
換回路62からの出力電圧値に基づき電池パック50B
の電位(制御部では温度として認識)を検出する(S1
6)。その後、リチウムイオン電池パック50BのEE
PROM61から読み出したデータに基づき、図8
(B)を参照して上述した山なりの電圧上昇パターン
(制御部では温度上昇パターンとして作成)を算出する
(S22)。
【0048】制御部26は、温度上昇パターン(電圧上
昇パターン)から温度勾配(電圧勾配)を検出し(S2
4)、そして、検出した前回の温度値(電圧値)と今回
入力した温度値(電圧値)との差分を微分して温度上昇
値(電圧上昇値)を求め、この検出した温度上昇値(電
圧上昇値)と、上記ステップ22にて算出した温度上昇
パターン(電圧上昇パターン)と比較することで電流値
を確定する(S26)。ここで、温度上昇値(電圧上昇
値)が勾配よりも低いときには、電流値を現在値よりも
増大させ、反対に低い時には、電流値を減少させる。
【0049】次に、電流値が所定値以下かを判断する
(S28)。充電が完了して電流値が所定値以下になる
と(S28:Yes)、充電処理を完了する。他方、電
流が所定値以上の際には(S28:No)、更に、電流
値の調整で所定の温度勾配(電圧勾配)が維持できる
か、即ち、オーバーシュートが発生していないかを判断
する(S30)。ここで、リチウムイオン電池ではオー
バーシュートが発生することがないため(S30:N
o)、ステップ32へ進み、上記ステップ26で確定し
た電流値にて、電池を充電し、更に、充電処理を続け
る。
【0050】第1実施形態では、既存のニッケル水素電
池、ニッケルカドミウム電池用の充電装置に改良を加え
ることなく、充電末期に定電圧充電が必要なリチウムイ
オン電池を充電することを可能にできる。
【0051】引き続き、第2実施形態に係る充電方式に
ついて説明する。この第2実施形態の充電装置及び電池
パックの機械的構成は、上述した第1実施形態と同様で
ある。但し、第1実施形態では、電池パックをニッケル
水素電池かリチウムイオン電池か識別することなく充電
を行った。これに対して、第2実施形態では、充電装置
が充電対象の電池をニッケル水素電池かリチウムイオン
電池かを識別して充電を行うようにプログラムされてい
る。即ち、既存の充電装置側のプログラムを修正するこ
とで、ニッケル水素電池のみならす、リチウムイオン電
池も最適な充電を行い得るように構成されている。
【0052】この第2実施形態の充電装置の具体的な充
電制御について、図10を参照して説明する。 [ニッケル水素電池パック50が充電装置に充填された
場合]先ず、充電装置は、電池パック50のEEPRO
M61の内容を読み出す(S12)。そして、読み出し
た内容から、充電を行う電池が、ニッケル水素電池の電
池パック50か、リチウムイオンの電池パック50Bか
を判断する(S14)。ここで、リチウムイオンの場合
には(S14:Yes)、後述するリチウムイオン電池
の充電処理へ移行する。他方、ニッケル水素電池の場合
には(S14:No)、制御部26は、サーミスタTM
と抵抗R1との分圧抵抗による電圧値に基づき電池パッ
ク50の温度を検出する(S16)。その後、ニッケル
水素電池パック50のEEPROM61から読み出した
データに基づき、図7を参照して上述した山なりの温度
上昇パターンを算出する(S22)。
【0053】制御部26は、温度上昇パターンから温度
勾配を検出し(S24)、そして、検出した前回の温度
値と今回入力した温度値との差分を微分して温度上昇値
を求め、この検出した温度上昇値と、上記ステップ22
にて算出した温度上昇パターンと比較することで電流値
を確定する(S26)。ここで、温度上昇値が勾配より
も低いときには、電流値を現在値よりも増大させ、反対
に低い時には、電流値を減少させる。
【0054】次に、電流値が所定値以下かを判断する
(S28)。充電が完了して電流値が所定値以下になる
と(S28:Yes)、充電処理を完了する。他方、電
流が所定値以上の際には(S28:No)、更に、電流
値の調整で所定の温度勾配が維持できるか、即ち、オー
バーシュートが発生していないかを判断する(S3
0)。ここで、オーバーシュートが発生している際には
(S30:Yes)、処理を完了する。一方、オーバー
シュートが発生していない場合には(S30:No)、
ステップ32へ進み、上記ステップ26で確定した電流
値にて、電池を充電し、更に、充電処理を続ける。
【0055】本実施形態の充電装置では、温度上昇値が
温度上昇パターンになるように電流値を調整しながら電
池を充電する。このため、図7を参照して上述したよう
に温度上昇パターンを最適にすることで、充電完了時の
温度が最も低い温度となるように充電することができ
る。
【0056】[リチウムイオン電池パック50Bが充電
装置に充填された場合]この第2実施形態の充電装置の
リチウムイオン電池パック50Bの充電制御について、
図11を参照して説明する。先ず、充電装置は、図10
を参照して上述したように電池パック50のEEPRO
M61の内容を読み出す(S12)。そして、読み出し
た内容から、充電を行う電池がリチウムイオンの場合に
は(S14:Yes)、図11に示すS116へ移行す
る。
【0057】制御部26は、リチウムイオン電池パック
50Bに内蔵されたバッテリ電圧変換回路62からの出
力電圧値に基づき電池パック50Bの電位を検出する
(S16)。制御部26は、電池パック50Bから読み
出した電圧上昇パターンから電圧の勾配を検出し(S1
24)、そして、検出した前回の電圧値と今回入力した
値との差分を微分して電圧上昇値を求め、この検出した
電圧上昇値と、上記ステップ120にて算出した電圧上
昇パターンと比較することで電流値を確定する(S12
6)。ここで、電圧上昇値が電圧上昇の勾配よりも低い
ときには、電流値を現在値よりも増大させ、反対に低い
時には、電流値を減少させる。
【0058】次に、予め定められた電圧値(所定電圧)
VFに達したかを判断する(S128)。所定電圧に達
するまでは(S128:No)、図8(B)に示す電圧
上昇パターンに沿って電位が上がるように充電を続け、
一方、所定電圧VFに達すると、当該所定電圧を保つよ
うに、電流を減らしながら充電を続ける(S132)。
ここで、所定電圧に達すると(S128:Yes)、先
ず、所定電圧に達してから設定された時間(例えば10
分)が経過したかを判断し(S130)、設定時間の経
過により充電を完了する(S130:Yes)。他方、
設定時間に達するまでは(S130:No)、電圧値
(所定電圧)VFを保つための充電電流値が所定値以下
かを判断し(S131)、所定値以下になると(S13
1:Yes)、設定時間経過以前でも充電を完了する。
【0059】第1実施形態及び第2実施形態の充電方式
では、充電装置10が、ニッケル水素電池58を充電す
る際に、温度が目標の温度上昇パターンになるように電
流値を調整しながら充電する。このため、温度上昇の著
しいニッケル水素電池等を高温にならぬように短時間で
充電することが可能になる。更に、充電装置10が、リ
チウムイオン電池58Bを充電する際に、電圧が目標の
電圧上昇パターンになるように電流値を調整しながら充
電する。即ち、リチウムイオン電池パック50Bが所定
電圧VFに達すると、図8(B)に示す電圧上昇パター
ンに沿って当該所定電圧VFを保つように、電流を減ら
しながら充電を続ける。このため、所定電圧VFを越え
る電圧を印加することなく安全にリチウムイオン電池パ
ック50Bを充電することができる。これにより、定電
圧充電回路を備えない1台の充電装置で、ニッケル水素
電池等の定電流で充電可能な第1の電池と、リチウムイ
オン電池等の所定以下の電位でのみ充電可能な第2の電
池とを充電することができる。
【0060】なお、上述した実施形態では、充電装置が
定電流充電可能な電池としてニッケル水素電池を充電す
る例を挙げたが、ニッケル水素電池と共に、又は、ニッ
ケル水素電池の代わりにニッケルカドミウム電池等の他
の電池をも充電し得ることは言うまでもない。また、充
電末期に定電圧充電が必要な電池としてリチウムイオン
電池を例に挙げたが、第1、第2実施形態の充電方式で
は、種々のリチウム電池等の充電が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は、本発明の第1実施形態に係る充
電装置の制御回路及びニッケル水素電池パックを示すブ
ロック図であり、図1(B)は、充電装置の制御回路及
びリチウムイオン電池パックを示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る充電装置の外観を
示す斜視図である。
【図3】電池パックの外観を示す斜視図である。
【図4】図3に示す電池パックを用いる電池ドリルの側
面図である。
【図5】リチウムイオン電池パックに内蔵されるバッテ
リ電圧変換回路の回路図である。
【図6】第1実施形態の充電方式の充電原理を示すグラ
フである。
【図7】充電装置により制御される充電電流及び電池温
度の変化を示すグラフである。
【図8】図8(A)は、従来技術に係るリチウムイオン
電池の充電方法の説明図であり、図8(B)は、本実施
形態に係るリチウムイオン電池の充電方法の説明図であ
る。
【図9】第1実施形態の充電装置の制御部による処理を
示すフローチャートである。
【図10】第2実施形態の充電装置の制御部によるニッ
ケル水素電池の充電処理を示すフローチャートである。
【図11】第2実施形態の充電装置の制御部によるリチ
ウムイオン電池の充電処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 充電装置 22A 第1電源回路 22B 第2電源回路 24 充電電流制御部 26 制御部(検出部、電流値検索部) 27 電圧検出部 50 ニッケル水素電池パック(第1の電池) 50B リチウムイオン電池パック(第2の電池) 58 ニッケル水素電池 58B リチウムイオン電池 61 EEPROM 62 バッテリ電圧変換回路(出力部) TM 温度センサ R1 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G003 AA01 BA02 CA02 CA17 CA20 CB01 FA03 GC05 5H030 AA00 AA10 AS18 BB03 FF22 FF43 FF44

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定電流で充電可能な第1の電池と、所定
    以下の電位でのみ充電可能な第2の電池とを同一の充電
    装置にて充電させる充電方式であって、 前記第1の電池が、温度検出素子を内蔵し、 前記第2の電池が、電池電圧に対応する電位を出力する
    出力部を備え、 前記充電装置が、 第1の電池の温度、及び、第2の電池の電圧を検出する
    検出部と、 前記検出部で検出された第1の電池の温度が目標とする
    充電中の温度上昇パターンになる電流値、及び、第2の
    電池の電圧が目標とする充電中の電圧上昇パターンにな
    る電流を検索する電流値検索部と、 前記電流値検索部により検索された電流値にて電池を充
    電する充電電流制御部と、を備えることを特徴とする充
    電方式。
  2. 【請求項2】 前記検出部が、第1の電池の温度を、前
    記温度検出素子へ接続された抵抗の電位に基づき検出す
    ることを特徴とする請求項1の充電方式。
  3. 【請求項3】 前記第1の電池が、第1の電池の目標と
    する充電中の温度上昇パターンを保持し、 前記第2の電池が、第2の電池の目標とする充電中の電
    圧上昇パターンを保持していることを特徴とする請求項
    1又は請求項2の充電方式。
  4. 【請求項4】 前記第2の電池は、リチウムイオン電池
    であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか
    1の充電方式。
  5. 【請求項5】 定電流で充電可能な第1の電池の温度を
    電位により検出し、電位の変化が所定のパターンになる
    ように充電電流を制御することで、第1の電池の温度が
    目標とする充電中の温度上昇パターンになるように充電
    する充電装置により、所定以下の電位でのみ充電可能な
    第2の電池を充電させる電池パックであって、 第2の電池電圧に対応する電位を前記充電装置へ出力す
    ることで、該充電装置に、電位の変化が所定のパターン
    になるように充電電流を制御させ、第2の電池の電圧が
    目標とする充電中の電圧上昇パターンになるように充電
    させることを特徴とする電池パック。
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