JP2002190418A - 給電用カプラ及び一次コイルの製造方法 - Google Patents

給電用カプラ及び一次コイルの製造方法

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JP2002190418A
JP2002190418A JP2000388741A JP2000388741A JP2002190418A JP 2002190418 A JP2002190418 A JP 2002190418A JP 2000388741 A JP2000388741 A JP 2000388741A JP 2000388741 A JP2000388741 A JP 2000388741A JP 2002190418 A JP2002190418 A JP 2002190418A
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power supply
primary coil
electric wire
case
wires
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JP2000388741A
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Takashi Hiyougo
隆 兵庫
Masahiko Terazoe
雅彦 寺添
Koji Hara
浩二 原
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Toyota Motor Corp
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Toyota Industries Corp
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一次コイルを形成するために必要な電線の接
続箇所を少なく済ますことで、ケース本体内の部品のレ
イアウトの自由度を高めることができる給電用カプラを
提供する。 【解決手段】 給電用カプラ2に内蔵された一次コイル
12は、給電ケーブル5の2本の電線23a,23bを
そのまま利用し、長尺側の1本の電線23aをフェライ
トコア11の周りを例えば4ターン巻回させて巻線を作
り、その巻線の端部を、短尺側の他の1本の電線23b
に接続して形成されている。このため、電線接続部28
が1つで済んでいる。給電ケーブル5の終端部5bから
露出する電線23は、終端部5bと同じ片側をケース本
体10の内周縁に沿って一次コイル12までほぼ真っ直
ぐ延び、電線接続部28は通信装置13とケース幅方向
に隣接する位置に縦向きに配置されている。電線接続部
28は、放射ノイズを吸収する垂立壁22を有する導電
部材21よりもケース先端側に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電気自動車
等の車両用電池を充電するための車両用の電磁誘導型非
接触充電装置に好適な給電用カプラに係り、詳しくは製
造が比較的簡単な一次コイルを有する給電用カプラ及び
一次コイルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気自動車の充電装置として電磁
誘導型非接触方式(インダクティブ方式)が知られてい
る。電磁誘導型非接触充電装置では、例えば地上に設け
られた電力供給装置(充電スタンド)と給電ケーブルで
接続された給電用カプラを、電気自動車に搭載された受
電器(受電用チャージポート)のカプラ挿入口に差し込
んで充電を行う。給電用カプラには一次コイル(送電用
コイル)が内蔵され、受電用チャージポートには二次コ
イル(受電用コイル)が内蔵されている。一次コイルと
二次コイルの間では電磁誘導作用で非接触充電が行われ
る。
【0003】図5は、本願出願人が提案する給電用カプ
ラの平断面図を示す。給電用カプラ50は2つのケース
片51を接合してできた扁平型(パドル型)のケース本
体52を有する。ケース本体52はグリップ部53と舌
片状のパドル部(差込部)54とを有する。ケース本体
52内には、パドル部54の先端寄りに組付けられた略
円柱状のフェライトコア55に巻装された一次コイル5
6が内蔵されている。また、ケース本体52内には一次
コイル56に対しパドル部基端側の隣接位置に、赤外線
通信方式の通信装置57が組付けられている。通信装置
57は、受電器側と例えば赤外線通信を行い、バッテリ
残量等の情報取得やインターロック機能のための通信を
司る。
【0004】グリップ部53に接続された給電ケーブル
58は、グリップ部53の内部に沿ってシールド被覆5
9がなされたままの状態で配線された後、シールド被覆
59が剥がされ、その内部から複数本(偶数本)の送電
用電線60と複数本の通信用信号線61がケース本体5
2内に露出している。電線60は、一次コイル56の電
線(例えばリッツ線)62とその引き出された両端部
で、圧着によるカシメや半田付け、溶着(ヒュージン
グ)などで接合された電線接続部63(但し、同図では
電気絶縁ゴム管で被覆された状態)を介して接続されて
いる。また信号線61は通信装置57やアンテナ装置6
4に接続されている。アンテナ装置64は無線(電波)
通信にも対応できるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】給電ケーブル58から
引き出された2本の電線60と、一次コイル56から引
き出された電線62の両端部とを二箇所で接続する必要
から、2つの電線接続部63が設けられていた。しか
し、給電用カプラ50の内部スペースはその小型化を図
るために比較的狭く、比較的大きな体格を有する2つの
電線接続部63の収納のため、部品レイアウトの自由度
が制約されるなどの問題があった。そのため、2つの電
線接続部63は、図5に示すように通信装置57及びア
ンテナ装置64とケース長手方向に縦列配置される箇所
に、ケース幅方向(同図左右方向)と平行となる向きに
配置しなければ収納できず、2つの電線接続部63の収
納室65をパドル部基端領域に形成していた。そのた
め、給電ケーブル58の終端部58aから一次コイル5
6に至る電線60,62の配線経路を、2つの電線接続
部63を収納室65に配置すべくケース幅方向に横切る
迂回経路で配線していた。
【0006】収納室65は、ケース本体52にインサー
ト成形された導電部材66が内面側に有する環状の包囲
壁66aによって区画する状態に形成されていた。給電
用カプラ50を受電器の挿入口に差し込んだ状態では、
その挿入口の対向両面に設けられた導電接触子(ガイド
スプリング)(図示せず)が導電部材66に接触し、包
囲壁66aが受電器のアルミ製ハウジングにアースされ
るようになっている。充電時に一次コイル56や電線6
0,62などから発生する放射ノイズの一部は、挿入口
の部分で、包囲壁66aの二重または一重(収納室65
内の電線からの放射ノイズについては一重)の壁(ケー
ス幅方向に延びる壁部)に吸収され、ノイズ電流として
電気自動車側または電力給電装置側の各アース部に流れ
る。このため、ハウジングの外部に放射ノイズが漏洩し
難い。一方、包囲壁66aのノイズ吸収効率(遮蔽効
率)が低いと、信号線61に放射ノイズに起因する伝導
ノイズが乗り易くなるため、伝導ノイズの低減のために
は包囲壁66aのノイズ吸収効率を高める必要がある。
このためには包囲壁66aを厚くしその通電抵抗を小さ
くすることが望ましいが、収納スペースの制約から包囲
壁66aを厚くすることができない事情があったため、
通電抵抗を高めるための他の対策を追加しなければなら
ないという問題もあった。これらの問題は、一次コイル
を形成するための電線の接続箇所の収納スペースが比較
的広く必要であったことに起因する。
【0007】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その第1の目的は、一次コイルを形成する
ために必要な電線の接続箇所を少なく済ますことで、ケ
ース本体内の部品のレイアウトの自由度を高めることが
できる給電用カプラを提供することにある。また第2の
目的は、前記第1の目的を達成するうえで都合のよい一
次コイルの製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、電力供給装置と共に電
磁誘導型非接触充電装置を構成するとともに、該電力供
給装置と給電ケーブルで接続されるケース本体を備えた
給電用カプラであって、前記ケース本体に内蔵される一
次コイルは、該ケース本体に接続された前記給電ケーブ
ルの中を通る電線がそのまま使用されて構成され、該一
次コイルは前記電線がコアに巻装された状態で1箇所で
接続された巻線を形成していることを要旨とする。
【0009】この発明によれば、給電ケーブルの中を通
る電線がそのまま使用されて一次コイルが構成され、一
次コイルは電線がコアに巻装された状態で1箇所で接続
された巻線を形成するので、一次コイルを形成するため
に必要な電線の接続箇所が少なく済む。電線接続部は電
線径の割に比較的体格が大きくなるため、ケース本体内
における部品のレイアウトの自由度を制限する。しか
し、電線接続部が少なく済むことによって、電線接続部
の収納スペースの低減や、部品レイアウトの自由度を高
めることが可能となる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の給電用カプラにおいて、前記ケース本体は扁平型で、
当該ケース本体の内部に進入した前記給電ケーブルの終
端部から露出した前記電線は、ケース幅方向において前
記給電ケーブルの終端部と同じ片側を該ケース本体の内
周縁に沿って前記一次コイルに至る配線経路で配線され
ていることを要旨とする。
【0011】この発明によれば、請求項1の発明の作用
に加え、ケース本体内で給電ケーブルの終端部から露出
した電線は、ケース幅方向において給電ケーブルの終端
部と同じ片側をケース本体の内周縁に沿って一次コイル
に至る配線経路で配線される。つまり、電線接続部を収
納するために電線をわざわざ迂回させる配線の制限を受
けない。そのため、電線の配線が簡単になる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の給電用カプラにおいて、前記ケース本体には、受電器
の挿入口に差込まれた状態で該挿入口に設けられた導電
接触子と接触し、かつ前記ケース本体内部を差込方向に
複数に区画する導電遮蔽壁を形成する導電部材が埋設さ
れ、前記電線は、該ケース本体内において該導電遮蔽壁
で遮蔽される先端側領域で露出していることを要旨とす
る。
【0013】この発明によれば、請求項2の発明の作用
に加え、給電用カプラが受電器の挿入口に差込まれた状
態では導電接触子がケース本体の導電部材とその外周面
で接触し、導電部材が受電器のハウジングと導電接触子
を介して導通する。充電時にケース本体内で電線及び一
次コイルに交流(例えば高周波電流)が流れて発生した
放射ノイズは、導電遮蔽壁に吸収されるため、放射ノイ
ズが外部に漏洩し難くなる。そして、一次コイルの電線
接続部の個数が減って、スペース的に余裕ができれば、
その分、導電遮蔽壁を厚くして導電遮蔽壁の通電抵抗を
小さくできるため、導電遮蔽壁のノイズ吸収効率を高め
ることができる。例えば充電制御のための通信に使用さ
れる信号線がケース本体内に設けられていれば、信号線
に放射ノイズに起因して乗る伝導ノイズの低減にも寄与
する。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の給電用カプラにおいて、前記電線接続部は、前記ケー
ス本体内において、前記導電部材よりもケース先端側の
位置に配置されていることを要旨とする。
【0015】この発明によれば、請求項3の発明の作用
に加え、電線接続部が導電部材よりもケース先端側の位
置に配置されることから、電線接続部に妨げられること
なく導電部材による電導遮蔽壁を一層厚くし易くなる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求
項4のいずれか一項に記載の給電用カプラにおいて、前
記給電用カプラは、車両に設けられた受電器の挿入口に
差込まれて使用される車両用の電磁誘導型非接触充電装
置を構成するものであることを要旨とする。
【0017】この発明によれば、請求項1〜請求項4の
いずれか一項に記載の発明の作用に加え、車両の電池を
充電する給電用カプラの内部構造の簡素化および収納効
率化を実現でき、ひいては給電用カプラの小型化を図る
ことが可能となる。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求
項5のいずれか一項に記載の給電用カプラに内蔵される
一次コイルの製造方法であって、前記給電ケーブルを、
前記一次コイルの線長以上の範囲で前記シールド被覆を
剥ぎ取って電線を露出させる被覆除去工程と、前記シー
ルド被覆が剥がされた範囲に露出する一対以上の電線
を、対をなすもの同士について互いに長手方向反対側で
切断する切断工程と、前記切断工程によって切断された
双方の給電ケーブルに少なくとも一対ずつ以上できた長
短の電線の対をそれぞれ、長尺側の電線を巻線をなすよ
うに巻回してから短尺側の電線に接続し、前記被覆除去
工程で露出させた範囲の電線から二つの一次コイルを作
ることを要旨とする。
【0019】この発明によれば、被覆除去工程では、給
電ケーブルを、一次コイルの線長以上の範囲でシールド
被覆を剥ぎ取って電線を露出させる。次の切断工程で
は、シールド被覆が剥がされた範囲に露出する一対以上
の電線を、対をなすもの同士について互いに長手方向反
対側で切断する。切断工程によって切断された双方の給
電ケーブルに少なくとも一対ずつ以上できた長短の電線
の対をそれぞれ、長尺側の電線を巻線をなすように巻回
してから短尺側の電線に接続する。この結果、被覆除去
工程で被覆を剥いて露出させた範囲の電線から二つの一
次コイルが作られる。従って、給電ケーブルの電線を利
用して一次コイルを作る構成を採用した場合、給電ケー
ブルの捨てる被覆をなるべく少なくできるため、給電ケ
ーブルから効率よく一次コイルをとることが可能とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両用の電磁誘導
型非接触充電装置に具体化した一実施の形態を図1〜図
5に基づいて説明する。
【0021】図4に示すように、電磁誘導型非接触充電
装置1は給電用カプラ2と、受電器としての受電用チャ
ージポート3とを備える。給電用カプラ2は、地上に設
置された電力供給装置(充電スタンド)4から延びる給
電ケーブル5の先端に設けられている。給電用カプラ2
はグリップ部7とパドル部(差込部)8とを有する。一
方、受電用チャージポート3は、電気自動車6の所定個
所(例えばボンネット前部)に備えられており、給電用
カプラ2のパドル部8を受電用チャージポート3のカプ
ラ挿入孔9に差し込んでバッテリEを充電をする。パド
ル部8は受電用チャージポート3に差し込むときの表裏
の向きがどちらでもよいように、表裏同一形状になって
いる。
【0022】次に給電用カプラ2の構成を説明する。図
1は給電用カプラ2が受電用チャージポート3に挿入さ
れた状態の模式断面図であり、図2は給電用カプラ2の
ケースの一部を除去した部分断面図である。図1,図2
に示すように、給電用カプラ2のケース本体10は扁平
型で、2枚のケース片10a,10bが振動溶着等で接
合されることで形成されている。ケース本体10の先端
寄り中央部には、略円板状のフェライトコア11が嵌め
込まれ、このフェライトコア11に巻装された状態で一
次コイル12が内蔵されている。一次コイル12に対し
パドル部基端側の隣接位置には、受電用チャージポート
3との間で通信を行う赤外線通信方式の通信装置13お
よび無線(電波)通信方式のアンテナ装置14が配設さ
れている。通信装置13は、通信回路15と赤外線通信
素子(赤外線投受光素子)16とを備え、赤外線通信素
子16の投受光方向前方にはプリズム17が配置されて
いる。ケース本体10は赤外線を容易に通す赤外線透過
樹脂にて形成されている。なお、アンテナ装置14は、
無線通信方式の旧型の受電用チャージポート3にも対応
できるように設けられたもので、本例は赤外線通信を採
用する。
【0023】ケース本体10に接続された給電ケーブル
5は、グリップ部7の内部を経由して外皮5aのみ剥が
されてシールド被覆18で覆われた状態でパドル部基端
付近まで延び、そのシールド被覆18がなされた終端部
5bが金具19を介してケース片10aに対してネジ2
0で固定されている。ケース本体10(各ケース片10
a,10b)には、導電性樹脂からなる導電部材21が
インサート成形にてケース本体外側両面に露出する状態
で埋設されている。導電部材21はケース本体10の内
部をパドル挿入方向前後の二室に区画する垂立壁(導電
遮蔽壁)22を形成する。垂立壁22は、ケース本体1
0内を幅方向(図2の左右方向)に横断するように一本
延びており、前記金具19はネジ20を介してこの垂立
壁22に固定されている。これにより給電ケーブル5の
シールド被覆18は導電部材21に導通(ア−ス)され
ている。
【0024】給電ケーブル5の中には、複数本の送電用
電線(パワー線)23と、複数本(例えば4本)の通信
用信号線24とが通っている。給電ケーブル5の中を通
る電線23は偶数本(2本又は4本)で、本例では2本
構造のものを使用しそれぞれ電線23a,23bとす
る。また通信用信号線24は、電源線、アース線(GN
D線)、送信線および受信線の4本からなる。
【0025】終端部5bから露出する2本の電線23
a,23b及び4本の信号線24は、垂立壁22の片側
端部(図2における左端部)に形成された案内溝22a
を通ってパドル先端側の室(収容室)25に導かれてい
る。一次コイル12は、給電ケーブル5の2本の電線2
3a,23bをそのまま利用してフェライトコア11の
周りを例えば4ターン巻回させた巻線で構成されてい
る。すなわち長尺側の1本の電線23aをコア11に巻
装された状態に巻線を作り、その巻線の端部を、短尺側
の他の1本の電線23bに接続することで、1箇所の接
続部26で一次コイル12を形成している。
【0026】2本の電線23a,23bの接続部26
は、各々の芯材(銅線)を一部重ね合わせた状態で、圧
着金具によるカシメ、または半田付けあるいは溶着(ヒ
ュージング)により形成されている。そして、この接続
部26に被覆させた絶縁性の熱収縮チューブ(図示せ
ず)を熱収縮させ、さらに絶縁性のゴムチューブ27で
被覆することで電線接続部28が形成されている。電線
接続部28を、熱収縮チューブ及びゴムチューブ27に
よる二重被覆構造とすることによって、ケース本体10
内の二重絶縁構造と、ケース本体10との二重防水構造
を確保している。このような構造から電線接続部28は
比較的体格の大きいものとなっている。また、信号線2
4は通信装置13及びアンテナ装置14に接続されてい
る。
【0027】電線接続部28は従来構造に比べ半分の1
つで済み、ケース本体10内の比較的狭い収納スペース
に配置できることから、部品のレイアウトの自由度が増
す。つまり一次コイル12を形成するのに必要な電線2
3の接続が1箇所で済むので、電線接続部28のレイア
ウトの自由度が増す。このため本実施形態では、図2に
示すように、ケース幅方向に通信装置13と隣接する比
較的狭いその側方スペースに、電線接続部28を縦向き
(パドル長手方向と平行)に配置する部品レイアウトを
採用している。つまり、給電ケーブル5の終端部5bか
ら延出する電線23は、ケース幅方向において終端部5
bと同じ片側をケース本体10の内周縁に沿って一次コ
イル12までほぼ真っ直ぐ延びる配線経路で配線されて
いる。そして電線接続部28は、ケース本体10内にお
いて導電部材21よりもケース先端側の領域内に、通信
装置13とケース幅方向に隣接する位置に配置されてい
る。なお、磁石29は、受電用チャージポート3に給電
用カプラ2を差し込んだことを検出するためのものであ
る。
【0028】次に受電用チャージポート3の構成を説明
する。図1に示すように、受電用チャージポート3は、
カプラ挿入口30aを有する金属製(アルミ製)のハウ
ジング30を有する。ハウジング30内には、断面E型
のフェライトコア31とフラット型のフェライトコア3
2が配置されている。両コア31,32は、前後方向に
延びる挿通孔33を中央に開けた状態で接合されてお
り、挿通孔33にパドル部8が挿通されるようになって
いる。フェライトコア31の上面には円柱状の磁極突起
部31aが突出している。コイル基板34はこの磁極突
起部31aにその円孔34aにて嵌め込まれた状態で、
ハウジング30を屈曲形成した支持台30bに固定され
ている。二次コイル35は、コイル基板34の内部に積
層されたコイル配線により形成されている。
【0029】ハウジング30内には、挿入口30aとコ
ア31,32との間において、樹脂ケース36と樹脂製
のガイド板37とが互いに対向する状態に固定されてい
る。樹脂ケース36とガイド板37の各々の対向面上に
は、給電用カプラ2の挿入方向に沿って延びる複数本の
ガイド突条36a,37aがそれぞれ形成されている。
給電用カプラ2は挿入口30aから差し込まれると、そ
の外側両面をガイド突条36a,37aに案内され、フ
ェライトコア11が磁極突起部31aと相対向する正規
の位置にスムーズに案内されるようになっている。
【0030】樹脂ケース36には、給電用カプラ2内の
通信装置13と赤外線通信を行う通信装置40が収容さ
れている。樹脂ケース36はその材質に赤外線透過樹脂
が用いられ、その内部に収納された通信装置40は、通
信回路41、赤外線通信素子(赤外線投受光素子)42
およびプリズム43を有する。2つの赤外線通信素子1
6,42はプリズム17,43を介して赤外線の投受光
が可能である。またプリズム17を通過することでパド
ル表裏両側に赤外線光路が二経路でき、給電用カプラ2
を受電用チャージポート3に差し込むときの表裏の向き
が違っても、両通信装置13,40間は赤外線通信によ
る情報の授受が可能となっている。
【0031】一次コイル12、通信装置13及びアンテ
ナ装置14は、2本の電線23と4本の信号線24が1
本にまとめられた給電ケーブル5を通じて、電力供給装
置4内の制御部45と接続されている。制御部45は、
通信制御と充電制御とを司り、通信制御で得た情報を基
に電源制御基板上のスイッチング素子(いずれも図示せ
ず)を制御して充電電流のオン・オフ制御などを行う。
そして、制御部45は、電気自動車6側から通信で得た
バッテリEの診断情報(バッテリ電圧等)を基に充電速
度(電力値)を決める機能、充電状態(バッテリ電圧や
バッテリ液温等)をモニタリングしながら充電する機能
等を備えている。
【0032】挿入口30aの上下内側面には、銅板を湾
曲させて形成した導電接触子としてのガイドスプリング
46が幅方向略全域に渡って多数個列設されている。そ
して、図1に示すように、給電用カプラ2が受電用チャ
ージポート3の挿入口30aに完全に差し込まれたと
き、ガイドスプリング46はパドル部8の外表面両側を
弾圧するようになっている。ケース本体10においてガ
イドスプリング46にて弾圧される外表面部に相当する
部位に、前記導電部材21はインサート成形されてい
る。
【0033】導電部材21(垂立壁22)は、収容室2
5内に収容された一次コイル12及び電線23等で発生
した放射ノイズを外部に漏れないように遮蔽する導電遮
蔽壁として機能する。給電用カプラ2が挿入口30aに
差し込まれた充電時の状態では、車体にアースされたア
ルミ製のハウジング30によりハウジング30の内部
は、挿入口30aを除き電磁的に遮蔽される。そして挿
入口30aに差し込まれたパドル部8の導電部材21
(垂立壁22)がガイドスプリング46を介してハウジ
ング30と導通することで、挿入口30aも電磁的に遮
蔽される。よって、充電時にハウジング30内に配置さ
れる一次コイル12及び二次コイル35等から発生する
放射ノイズは外部に漏れないように遮蔽される。放射ノ
イズの一部は、ハウジング30及び垂立壁22に吸収さ
れてノイズ電流となってハウジング30から電気自動車
6側のアース部へと流れる。また垂立壁に吸収された放
射ノイズの一部はノイズ電流としてシールド被覆18を
流れて電力供給装置4側のアース部へと流れる。この
際、垂立壁22のノイズ吸収効率(遮蔽効率)は、垂立
壁22の通電抵抗が小さいほど高くなり、このため垂立
壁22の断面積を大きくする方が好ましい。
【0034】電線接続部63を収納室65に収納するた
めに電線23をわざわざ迂回させて配線していたが、本
例では、従来必要であった収納室65(包囲壁66a)
を廃止できる。このため、垂立壁22の厚み(パドル長
手方向厚さ)を厚くできるので、垂立壁22の断面積を
広くして通電抵抗を小さくでき、ノイズ吸収効率が高ま
るので、信号線61に乗る伝導ノイズの低減効果を高め
ることができる。従って、給電用カプラ2が受電用チャ
ージポート3の挿入口30aに差込まれた状態では、ガ
イドスプリング46がケース本体10と導電部材21の
外周面で接触する。このため、充電時にケース本体10
内の電線23に高周波電流が流れ、電線23から放射ノ
イズが発生しても、垂立壁22によって放射ノイズの漏
洩が遮断される。
【0035】ハウジング30にはその挿入口30aと反
対側の端部に冷却装置47が配設されている。冷却装置
47はその室内にモータ48で駆動されるファン49を
装備し、ファン49が回転して外気導入孔30cからハ
ウジング30内に導入される外気によって、パドル部8
および二次コイル25などが冷却されるようになってい
る。
【0036】次に、一次コイルの製造方法について図3
に従って説明する。給電ケーブル5は、その外側から外
皮5a、シールド被覆18の順に覆われ、シールド被覆
18の内側を複数本の電線23と複数本の信号線24が
通っている。この一次コイル製造方法は、被覆除去工程
と、切断工程と、コイル形成工程とを備える。なお、図
3では信号線24は省略している。
【0037】(A)被覆除去工程(図3(a),
(b))は、給電ケーブル5(図3(a))から外皮5
aとシールド被覆18を剥いて内部の電線23及び信号
線24(図示省略)を露出させる工程である。給電ケー
ブル5を、一次コイル12の線長以上の範囲でシールド
被覆18を剥ぎ取って電線23を露出させる(図3
(b))。
【0038】(B)切断工程(図3(c))は、シール
ド被覆18が剥がされた範囲に露出する2本の電線23
を、対をなすもの同士について互いに長手方向反対側で
切断する工程である。
【0039】(C)コイル形成工程(図3(d))は、
一次コイル12を形成する工程である。切断工程によっ
て切断双方に少なくとも一対ずつ以上できた長短の電線
23の対をそれぞれ、長尺側の電線23aをコイルルー
プをなすように巻回してから短尺側の電線23bに接続
し、被覆除去工程で露出させた範囲の電線23から二つ
の一次コイル12を作る。
【0040】外皮5a及びシールド被覆18を剥いで対
をなす電線23を互いに反対側で切って効率的に2つの
一次コイル12をとる。捨てる被覆部分5a,18を少
なくできるので、給電ケーブル5から一次コイル12を
効率よくとれる。
【0041】以上詳述したように本実施形態によれば、
以下の効果が得られる。 (1)給電ケーブル5の電線23を利用して一次コイル
12を構成したので、一次コイル12を形成するために
必要な電線23の接続箇所を半減させることができ、本
例では電線接続部28を1つに低減できるため、一次コ
イル12の電線構造を簡単かつ安価に製造することがで
きる。
【0042】(2)一次コイル12を形成するために必
要な電線23の接続箇所が半減し、電線接続部28の収
容に必要なスペースが少なく済むため、ケース本体10
内の収容部品のレイアウトの自由度が増した。そして、
電線接続部28を通信装置13の側方の狭いスペースに
配置することができるようになったため、従来、電線接
続部63を収納するために設けられていた収納室65を
無くすことができる。また電線接続部28を収納するた
めに電線23が迂回経路をとらず、終端部5bと同じ片
側をケース本体10の内周縁に沿って一次コイル12に
至るような配線経路としたため、電線23の配線作業も
し易くなる。
【0043】(3)収納室65を廃止できたため、その
分のスペースを活用して垂立壁22を厚くでき、垂立壁
22の通電抵抗を小さくしてノイズ吸収効率を高められ
るので、伝導ノイズの低減効果を高めることができる。
【0044】(4)給電ケーブル5のシールド被覆18
を所定長の範囲で剥がした後、その範囲内で対をなす電
線23を互いにその長手方向反対側で切断し、切断した
双方の給電ケーブル5から露出する長短2本からなる電
線23a,23bの対から、一次コイル12を各給電ケ
ーブル5毎に1つずつ形成し、シールド被覆18を所定
長剥いだ電線23から2つ分の一次コイル12をとるよ
うにした。このため、捨てる被覆部分5a,18を少な
くできるので、一次コイル12が効率よくとれる。
【0045】なお、実施形態は、上記に限定されず以下
の態様で実施することもできる。 ○ 給電ケーブルとしてその中に4本の電線が通る4本
構造のものを使用し、一次コイルを4本の電線で構成す
ることもできる。この場合、4本のうち対をなす2本の
電線同士が1箇所で接続されて2つの巻線を形成し、こ
の2つの巻線により一次コイルが構成される。もちろ
ん、6本以上の複数本の電線が中を通る給電ケーブルを
使用し、各電線をそのまま使って一次コイルを構成する
こともできる。
【0046】○ 電線接続部28の位置はどこでも適宜
設定することができる。一次コイル12の性能上または
収容し易さの面で支障がなければ、接続箇所は巻回する
部分に作っても構わない。また電線23の接続部26を
終端部5bにおいてシールド被覆18内に埋め込む構成
としてもよい。
【0047】○ 収容室25内の部品レイアウトは適宜
変更できる。例えば従来技術で挙げた給電用カプラ50
(図5)のように収納室65を設け、ケース本体10内
を迂回する配線経路で電線23を配線し、1つの電線接
続部28を収納室65に収納する。この場合、電線接続
部28が1つで済むため収納室65が狭くてよく、その
分、包囲壁66aの壁厚を厚くしてその通電抵抗を小さ
くすることで包囲壁66aのノイズ吸収効率を高めるこ
とができる。このため、伝導ノイズの低減効果が高ま
る。もちろん、包囲壁の厚みは従来構造と同じであって
も構わない。
【0048】○ 一次コイル12の巻数は4ターンに限
定されず、適宜な巻数を設定できる。例えば2ターンや
3ターンでもよく、さらに5ターン以上でもよい。 ○ 給電用カプラのケース本体形状は扁平型(パドル
型)に限定されない。例えばガンタイプの給電用カプラ
に、給電ケーブルの電線を利用して一次コイルを形成す
る構造を適用してもよい。
【0049】以下、前記実施形態及び別例から把握され
る技術的思想を記載する。 (1)電力供給装置と共に電磁誘導型非接触充電装置を
構成するとともに、該電力供給装置と給電ケーブルで接
続されるケース本体を備えた給電用カプラであって、前
記ケース本体に接続された前記給電ケーブルの中を通る
電線がそのまま使用されて一次コイルが構成されている
給電用カプラ。
【0050】(2)請求項1又は前記(1)の技術的思
想において、前記給電ケーブルの少なくとも一対通る電
線がそのまま使用されて一次コイルが構成され、対をな
す電線同士が1箇所で接続されて巻線を形成している。
なお、電線が複数対あって巻線が複数ある場合は、各巻
線毎に電線接続部が1つずつできる。
【0051】(3)請求項3又は4に記載の発明におい
て、前記導電遮蔽壁は前記ケース本体の幅方向に1本延
びている。導電部材が収納室を兼ねる必要がないので、
導電遮蔽壁は1本で済み、導電遮蔽壁を厚く形成し易く
なるため、導電遮蔽壁のノイズ吸収効率を高めることが
可能となる。
【0052】(4)請求項2〜4のいずれか一項におい
て、前記ケース本体には充電制御のための通信を行う通
信部品(13,14)が内蔵され、前記電線接続部は、
ケース幅方向に前記通信部品と少なくとも一部重複する
位置に配置されている。この場合、導電遮蔽壁を厚くし
易い。
【0053】(5)請求項2〜4のいずれか一項におい
て、前記電線接続部は、前記ケース本体内において、前
記ケース本体を充電時の状態に受電器の挿入口に差し込
んだ状態で前記導電接触子が接触する位置よりも差込先
端側の領域に配置されている。この場合、導電遮蔽壁を
厚くし易い。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜5に記載
の発明によれば、一次コイルを形成するために必要な電
線の接続箇所を少なく済ますことで、給電用カプラのケ
ース本体内における部品のレイアウトの自由度を高める
ことができる。また電線接続箇所が減るので、一次コイ
ルの構造が簡単になり製造効率の向上にも寄与する。
【0055】また請求項6に記載の発明によれば、給電
ケーブルの電線を利用して一次コイルを形成する構成を
採用した場合、給電ケーブルの被覆材を無駄に捨てる量
をなるべく少なく済ませ、給電ケーブルから一次コイル
を効率良く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態の給電用カプラと受電用チャージ
ポートの模式断面図。
【図2】 給電用カプラの部分平断面図
【図3】 一次コイルの製造方法を示す説明図
【図4】 電磁誘導型非接触充電装置の模式斜視図。
【図5】 従来技術における給電用パドルの部分平断面
図。
【符号の説明】
1…電磁誘導型非接触充電装置、2…給電用カプラ、3
…受電器としての受電用チャージポート、4…電力供給
装置、5…給電ケーブル、5a…外皮、5b…終端部、
6…車両としての電気自動車、7…グリップ部、8…パ
ドル部、10…ケース本体、12…一次コイル、13…
通信装置、18…シールド被覆、21…導電部材、22
…導電遮蔽壁としての垂立壁、23…電線、23a…長
尺側の電線、23b…短尺側の電線、24…信号線、2
8…電線接続部、30…ハウジング、30a…挿入口、
35…二次コイル、46…導電接触子としてのガイドス
プリング、E…電池としてのバッテリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺添 雅彦 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 原 浩二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 Fターム(参考) 5E062 FG13 FG15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力供給装置と共に電磁誘導型非接触充
    電装置を構成するとともに、該電力供給装置と給電ケー
    ブルで接続されるケース本体を備えた給電用カプラであ
    って、 前記ケース本体に内蔵される一次コイルは、該ケース本
    体に接続された前記給電ケーブルの中を通る電線がその
    まま使用されて構成され、該一次コイルは前記電線がコ
    アに巻装された状態で1箇所で接続された巻線を形成し
    ている給電用カプラ。
  2. 【請求項2】 前記ケース本体は扁平型で、当該ケース
    本体の内部に進入した前記給電ケーブルの終端部から露
    出した前記電線は、ケース幅方向において前記給電ケー
    ブルの終端部と同じ片側を該ケース本体の内周縁に沿っ
    て前記一次コイルに至る配線経路で配線されている請求
    項1に記載の給電用カプラ。
  3. 【請求項3】 前記ケース本体には、受電器の挿入口に
    差込まれた状態で該挿入口に設けられた導電接触子と接
    触し、かつ前記ケース本体内部を差込方向に複数に区画
    する導電遮蔽壁を形成する導電部材が埋設され、前記電
    線は、該ケース本体内において該導電遮蔽壁で遮蔽され
    る先端側領域で露出している請求項2に記載の給電用カ
    プラ。
  4. 【請求項4】 前記電線接続部は、前記ケース本体内に
    おいて、前記導電部材よりもケース先端側の位置に配置
    されている請求項3に記載の給電用カプラ。
  5. 【請求項5】 前記給電用カプラは、車両に設けられた
    受電器の挿入口に差込まれて使用される車両用の電磁誘
    導型非接触充電装置を構成するものである請求項1〜請
    求項4のいずれか一項に記載の給電用カプラ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記
    載の給電用カプラに内蔵される一次コイルの製造方法で
    あって、前記給電ケーブルを、前記一次コイルの線長以
    上の範囲で前記シールド被覆を剥ぎ取って電線を露出さ
    せる被覆除去工程と、 前記シールド被覆が剥がされた範囲に露出する一対以上
    の電線を、対をなすもの同士について互いに長手方向反
    対側で切断する切断工程と、 前記切断工程によって切断された双方の給電ケーブルに
    少なくとも一対ずつ以上できた長短の電線の対をそれぞ
    れ、長尺側の電線を巻線をなすように巻回してから短尺
    側の電線に接続し、前記被覆除去工程で露出させた範囲
    の電線から二つの一次コイルを作る一次コイルの製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016010175A (ja) * 2014-06-20 2016-01-18 矢崎総業株式会社 非接触給電装置におけるコイルユニット及びコイルユニットにおける電線のアース接続方法
CN113035545A (zh) * 2021-03-01 2021-06-25 方小波 一种用于变压器外壳生产的装配系统及其装配方法

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