JP2002187857A - 初期齲蝕検知材 - Google Patents
初期齲蝕検知材Info
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K49/00—Preparations for testing in vivo
- A61K49/001—Preparation for luminescence or biological staining
- A61K49/0013—Luminescence
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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- A61K6/60—Preparations for dentistry comprising organic or organo-metallic additives
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- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 初期齲蝕を簡便且つ正確に検知することがで
き、しかも審美性を損なうことがない初期齲蝕検知材を
提供する。 【解決手段】 フルオレセインナトリウム,フルオレセ
インカリウム,ジブロモフルオレセインナトリウム,ジ
ブロモフルオレセインカリウムから選ばれる少なくとも
一種の色素を溶媒中に0.001〜5重量%配合して初
期齲蝕検知材とする。溶媒は、水,エタノール,グリセ
リン,イソブチルアルコール,エチレングリコール,ジ
エチレングリコール,トリエチレングリコール,アセト
ン,プロピレングリコールから選ばれた1種の溶液又は
2種以上の混合溶液が好ましい。
き、しかも審美性を損なうことがない初期齲蝕検知材を
提供する。 【解決手段】 フルオレセインナトリウム,フルオレセ
インカリウム,ジブロモフルオレセインナトリウム,ジ
ブロモフルオレセインカリウムから選ばれる少なくとも
一種の色素を溶媒中に0.001〜5重量%配合して初
期齲蝕検知材とする。溶媒は、水,エタノール,グリセ
リン,イソブチルアルコール,エチレングリコール,ジ
エチレングリコール,トリエチレングリコール,アセト
ン,プロピレングリコールから選ばれた1種の溶液又は
2種以上の混合溶液が好ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、初期齲蝕を簡便且つ正
確に検知することができ、しかも審美性を損なうことが
ない初期齲蝕検知材に関するものである。
確に検知することができ、しかも審美性を損なうことが
ない初期齲蝕検知材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】歯を喪失する原因の約半数は齲蝕である
とされていることから、齲蝕を予防することは重要であ
る。しかし、齲蝕は歯牙の表層下の見えないところで脱
灰が徐々に進行し、肉眼で観察できる等の自覚症状が出
たときには既に保存治療を行う必要があるほど進行して
いることが多い。即ち、齲蝕予防で重要なことは歯牙の
表層下で進行する脱灰をできるだけ初期に発見し、その
個所のブラッシング指導やフッ化物塗布により脱灰の進
行を止める処置を施すことである。齲蝕の初期では仮に
保存治療が必要な状態となっていた場合でも簡単な治療
で済み、二次齲蝕のリスクも少なくすることができる。
とされていることから、齲蝕を予防することは重要であ
る。しかし、齲蝕は歯牙の表層下の見えないところで脱
灰が徐々に進行し、肉眼で観察できる等の自覚症状が出
たときには既に保存治療を行う必要があるほど進行して
いることが多い。即ち、齲蝕予防で重要なことは歯牙の
表層下で進行する脱灰をできるだけ初期に発見し、その
個所のブラッシング指導やフッ化物塗布により脱灰の進
行を止める処置を施すことである。齲蝕の初期では仮に
保存治療が必要な状態となっていた場合でも簡単な治療
で済み、二次齲蝕のリスクも少なくすることができる。
【0003】歯の初期齲蝕である表層下脱灰は、歯垢細
菌が産生する酸により歯質中からカルシウムイオンやリ
ン酸イオンが溶出する脱灰とカルシウムイオンやリン酸
イオンが再び歯質中に取り込まれる現象である再石灰化
とが長期間繰り返し作用している中で、両者のバランス
が崩れて長時間脱灰側に環境が傾くことで形成される実
質欠損のない齲窩非形成齲蝕である。その後、或る程度
症状が進むと臨床的にエナメル質上に白斑(ホワイトス
ポット)として確認される。白斑までの初期齲蝕は、歯
垢を取り除き、歯質表面が唾液とできるだけ長い間接し
ているようにすれば実質欠損を伴う齲蝕にまで進行する
ことがないとされている。更に、患部へのフッ化物の適
用により再石灰化の促進して初期齲蝕を或る程度元の健
全な歯質に回復できることも確認されており、ますます
初期齲蝕の検知は齲蝕予防にとって重要となっている。
菌が産生する酸により歯質中からカルシウムイオンやリ
ン酸イオンが溶出する脱灰とカルシウムイオンやリン酸
イオンが再び歯質中に取り込まれる現象である再石灰化
とが長期間繰り返し作用している中で、両者のバランス
が崩れて長時間脱灰側に環境が傾くことで形成される実
質欠損のない齲窩非形成齲蝕である。その後、或る程度
症状が進むと臨床的にエナメル質上に白斑(ホワイトス
ポット)として確認される。白斑までの初期齲蝕は、歯
垢を取り除き、歯質表面が唾液とできるだけ長い間接し
ているようにすれば実質欠損を伴う齲蝕にまで進行する
ことがないとされている。更に、患部へのフッ化物の適
用により再石灰化の促進して初期齲蝕を或る程度元の健
全な歯質に回復できることも確認されており、ますます
初期齲蝕の検知は齲蝕予防にとって重要となっている。
【0004】初期齲蝕の検知方法としては、歯垢を除去
した部位を乾燥し探針とデンタルミラーとを用いて視診
する方法が主流である。しかし白斑前の初期齲蝕を確認
することは非常に困難であり、また白斑部としてはエナ
メル質形成不全の場合のように脱灰以外の原因による白
斑部も存在することがあるため、その診断は経験による
ものであり正確性に欠けていた。その他にも初期齲蝕の
検知・診断技術としては、歯牙の電気抵抗値を測定する
方法が以前より知られているが、測定条件や個体差によ
る測定値のばらつきが大きく実用的には問題があった。
また、特定波長のレーザー光を照射しその部位からの反
射光を定量して齲蝕の進行程度を評価する方法(特開平
5−337142号公報参照)、赤外線カメラによる方
法(特開平8−233758号公報参照)、赤外線によ
って初期齲蝕部位の水分量を定量する方法(特開平8−
71092号公報参照)等の装置を用いる方法も開示さ
れているが、これらの方法に用いる装置は高価で大がか
りな検知用機器が必要であり一般には普及していない。
した部位を乾燥し探針とデンタルミラーとを用いて視診
する方法が主流である。しかし白斑前の初期齲蝕を確認
することは非常に困難であり、また白斑部としてはエナ
メル質形成不全の場合のように脱灰以外の原因による白
斑部も存在することがあるため、その診断は経験による
ものであり正確性に欠けていた。その他にも初期齲蝕の
検知・診断技術としては、歯牙の電気抵抗値を測定する
方法が以前より知られているが、測定条件や個体差によ
る測定値のばらつきが大きく実用的には問題があった。
また、特定波長のレーザー光を照射しその部位からの反
射光を定量して齲蝕の進行程度を評価する方法(特開平
5−337142号公報参照)、赤外線カメラによる方
法(特開平8−233758号公報参照)、赤外線によ
って初期齲蝕部位の水分量を定量する方法(特開平8−
71092号公報参照)等の装置を用いる方法も開示さ
れているが、これらの方法に用いる装置は高価で大がか
りな検知用機器が必要であり一般には普及していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、簡便
且つ正確に初期齲蝕を検知することができ、しかも審美
性を損なうことがない初期齲蝕検知材を提供することを
課題とする。
且つ正確に初期齲蝕を検知することができ、しかも審美
性を損なうことがない初期齲蝕検知材を提供することを
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決すべく鋭意研究した結果、歯科用コンポジットレジ
ン等の光重合型歯科用修復材の重合時に使用する可視光
線照射器を用いて歯牙に塗布した特定の色素を含む初期
齲蝕検知材に光照射すると、色素の励起による蛍光によ
り特に初期齲蝕部位を明確に識別して検知でき、この特
定の色素は口腔内に塗布した際に目立ち難い黄色系であ
るため初期齲蝕検知終了後の審美性を損なうことがない
ことに着目して本発明を完成したのである。
解決すべく鋭意研究した結果、歯科用コンポジットレジ
ン等の光重合型歯科用修復材の重合時に使用する可視光
線照射器を用いて歯牙に塗布した特定の色素を含む初期
齲蝕検知材に光照射すると、色素の励起による蛍光によ
り特に初期齲蝕部位を明確に識別して検知でき、この特
定の色素は口腔内に塗布した際に目立ち難い黄色系であ
るため初期齲蝕検知終了後の審美性を損なうことがない
ことに着目して本発明を完成したのである。
【0007】
【発明の実施の形態】即ち、本発明に係る初期齲蝕検知
材は、フルオレセインナトリウム,フルオレセインカリ
ウム,ジブロモフルオレセインナトリウム,ジブロモフ
ルオレセインカリウムから選ばれる少なくとも一種の色
素が溶媒中に0.001〜5重量%配合されていること
を特徴とする初期齲蝕検知材であり、この溶媒としては
水,エタノール,グリセリン,イソブチルアルコール,
エチレングリコール,ジエチレングリコール,トリエチ
レングリコール,アセトン,プロピレングリコールから
選ばれた1種の溶液又は2種以上の混合溶液であること
が好ましい。
材は、フルオレセインナトリウム,フルオレセインカリ
ウム,ジブロモフルオレセインナトリウム,ジブロモフ
ルオレセインカリウムから選ばれる少なくとも一種の色
素が溶媒中に0.001〜5重量%配合されていること
を特徴とする初期齲蝕検知材であり、この溶媒としては
水,エタノール,グリセリン,イソブチルアルコール,
エチレングリコール,ジエチレングリコール,トリエチ
レングリコール,アセトン,プロピレングリコールから
選ばれた1種の溶液又は2種以上の混合溶液であること
が好ましい。
【0008】本発明に係る初期齲蝕検知材で使用するフ
ルオレセインナトリウム,フルオレセインカリウム,ジ
ブロモフルオレセインナトリウム,ジブロモフルオレセ
インカリウムから選ばれる少なくとも一種の色素は、歯
科用の可視光線照射器から照射される光により励起し蛍
光する特徴がある。またこれらの色素は、食品,医薬
品,化粧品に用いられているタール色素の一種であるた
め、生体に対する安全性も高い。これらの色素の中でフ
ルオレセインナトリウムとフルオレセインカリウムは、
それぞれ日本の法定色素名で黄色201号(1),黄色
201号(2)と呼ばれている色素であり、溶媒に配合
したときの色は黄色である。ジブロモフルオレセインナ
トリウム,ジブロモフルオレセインカリウムはそれぞ
れ、だいだい201号(1),だいだい201号(2)
と呼ばれ、溶媒に配合したときの色は橙色となる。この
ように本発明で使用する色素は溶媒に配合したときに橙
から黄色となる色素であるため、口腔内で使用した場合
には従来の赤,青,緑又はそれらの混合色となる色素の
ように審美性を損なうことがない特徴も備えている。
ルオレセインナトリウム,フルオレセインカリウム,ジ
ブロモフルオレセインナトリウム,ジブロモフルオレセ
インカリウムから選ばれる少なくとも一種の色素は、歯
科用の可視光線照射器から照射される光により励起し蛍
光する特徴がある。またこれらの色素は、食品,医薬
品,化粧品に用いられているタール色素の一種であるた
め、生体に対する安全性も高い。これらの色素の中でフ
ルオレセインナトリウムとフルオレセインカリウムは、
それぞれ日本の法定色素名で黄色201号(1),黄色
201号(2)と呼ばれている色素であり、溶媒に配合
したときの色は黄色である。ジブロモフルオレセインナ
トリウム,ジブロモフルオレセインカリウムはそれぞ
れ、だいだい201号(1),だいだい201号(2)
と呼ばれ、溶媒に配合したときの色は橙色となる。この
ように本発明で使用する色素は溶媒に配合したときに橙
から黄色となる色素であるため、口腔内で使用した場合
には従来の赤,青,緑又はそれらの混合色となる色素の
ように審美性を損なうことがない特徴も備えている。
【0009】本発明に係る初期齲蝕検知材で使用するフ
ルオレセインナトリウム,フルオレセインカリウム,ジ
ブロモフルオレセインナトリウム,ジブロモフルオレセ
インカリウムから選ばれる少なくとも一種の色素は、初
期齲蝕検知材中に0.001〜5重量%配合されてい
る。0.001重量%未満では歯科用の可視光線照射器
から照射される光により励起し蛍光させても歯面の初期
齲蝕を確認することが難しくなる。一方、5重量%を超
えて配合すると光照射を行わずに視認できるようになる
ため審美性が悪化する。好ましくは0.001〜0.5重
量%であり、より好ましくは0.01〜0.09重量%で
ある。
ルオレセインナトリウム,フルオレセインカリウム,ジ
ブロモフルオレセインナトリウム,ジブロモフルオレセ
インカリウムから選ばれる少なくとも一種の色素は、初
期齲蝕検知材中に0.001〜5重量%配合されてい
る。0.001重量%未満では歯科用の可視光線照射器
から照射される光により励起し蛍光させても歯面の初期
齲蝕を確認することが難しくなる。一方、5重量%を超
えて配合すると光照射を行わずに視認できるようになる
ため審美性が悪化する。好ましくは0.001〜0.5重
量%であり、より好ましくは0.01〜0.09重量%で
ある。
【0010】本発明に係る初期齲蝕検知材で使用する溶
媒は、一般に医薬,工業等で使用されている溶媒が広く
使用可能である。例えば、水、エタノール、n−プロパ
ノール、2−ブチルアルコール、イソブチルアルコー
ル、n−アミルアルコール、イソアミルアルコール、エ
チレングリコール、メトキシメトキシエタノール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブタ
ンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタン
ジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタン
ジオール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチ
レングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコー
ルジエチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテルアセテート、エチレングリコールイソプロピルエ
ーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチ
レングリコールジブチルエーテル、エチレングリコール
モノアセテート、エチレングリコールジアセテート、ジ
エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレング
リコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモ
ノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテルアセテート、ジエチレングリコールジメチルエー
テル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、ジ
エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリ
コールアセテート、トリエチレングリコールモノメチル
エーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピ
レングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリ
コールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモ
ノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチ
ルエーテル、グリセリン、テトラヒドロフラン、ジメチ
ルホルムアミド、ジオキサン、アセトン、ジメトキシエ
タン等を例示することができる。これらの溶媒は1種を
用いても2種以上を混合して用いても良い。中でも人体
に対する為害性の低い水、エタノール、グリセリン、イ
ソブチルアルコール、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、アセトン、プロ
ピレングリコールがより好ましい。
媒は、一般に医薬,工業等で使用されている溶媒が広く
使用可能である。例えば、水、エタノール、n−プロパ
ノール、2−ブチルアルコール、イソブチルアルコー
ル、n−アミルアルコール、イソアミルアルコール、エ
チレングリコール、メトキシメトキシエタノール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブタ
ンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタン
ジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタン
ジオール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチ
レングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコー
ルジエチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテルアセテート、エチレングリコールイソプロピルエ
ーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチ
レングリコールジブチルエーテル、エチレングリコール
モノアセテート、エチレングリコールジアセテート、ジ
エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレング
リコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモ
ノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテルアセテート、ジエチレングリコールジメチルエー
テル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、ジ
エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリ
コールアセテート、トリエチレングリコールモノメチル
エーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピ
レングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリ
コールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモ
ノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチ
ルエーテル、グリセリン、テトラヒドロフラン、ジメチ
ルホルムアミド、ジオキサン、アセトン、ジメトキシエ
タン等を例示することができる。これらの溶媒は1種を
用いても2種以上を混合して用いても良い。中でも人体
に対する為害性の低い水、エタノール、グリセリン、イ
ソブチルアルコール、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、アセトン、プロ
ピレングリコールがより好ましい。
【0011】本発明に係る初期齲蝕検知材の使用方法と
しては、先ず歯面をブラッシング等により清掃し適宜乾
燥を行い、初期齲蝕検知材を綿球や細長いノズルのつい
た容器による滴下等の方法で塗布し適用する方法が一般
的であるが、後述する増粘剤を配合して初期齲蝕検知材
の粘性を50〜2,000cps(25℃)に高めてゲ
ル状とすると歯面に綿球等を用いて塗布する場合に垂れ
難くなったり、歯ブラシに付けて磨くことで歯面の洗浄
と初期齲蝕検知材の塗布とを同時に行うこともできるの
で好ましい。また、本発明に係る初期齲蝕検知材に使用
する溶媒として水とエタノールとの混合溶液を用いた場
合は、口腔内に含ませて吐き出させる等の方法で適用す
る方法に適している。初期齲蝕検知材を適用後、使用す
る溶媒によって異なるが必要な時間だけ放置し、水洗し
た後、歯科で一般的に使用されている波長320〜70
0nmの可視光線照射器等を用いて光照射を行い光照射
中に蛍光する部位を観察して初期齲蝕の有無やその状態
・場所を診断する。確認された初期齲蝕部にはその症状
によりブラッシング指導やフッ化物塗布等の処置を行
う。
しては、先ず歯面をブラッシング等により清掃し適宜乾
燥を行い、初期齲蝕検知材を綿球や細長いノズルのつい
た容器による滴下等の方法で塗布し適用する方法が一般
的であるが、後述する増粘剤を配合して初期齲蝕検知材
の粘性を50〜2,000cps(25℃)に高めてゲ
ル状とすると歯面に綿球等を用いて塗布する場合に垂れ
難くなったり、歯ブラシに付けて磨くことで歯面の洗浄
と初期齲蝕検知材の塗布とを同時に行うこともできるの
で好ましい。また、本発明に係る初期齲蝕検知材に使用
する溶媒として水とエタノールとの混合溶液を用いた場
合は、口腔内に含ませて吐き出させる等の方法で適用す
る方法に適している。初期齲蝕検知材を適用後、使用す
る溶媒によって異なるが必要な時間だけ放置し、水洗し
た後、歯科で一般的に使用されている波長320〜70
0nmの可視光線照射器等を用いて光照射を行い光照射
中に蛍光する部位を観察して初期齲蝕の有無やその状態
・場所を診断する。確認された初期齲蝕部にはその症状
によりブラッシング指導やフッ化物塗布等の処置を行
う。
【0012】本発明に係る初期齲蝕検知材に使用する増
粘剤としては、アルギン酸ナトリウム,アルギン酸プロ
ピレングリコールエステル,カルボキシメチルセルロー
スナトリウム,カルボキシメチルセルロースカルシウ
ム,デンプングリコール酸ナトリウム,デンプンリン酸
エステルナトリウム,ポリアクリル酸ナトリウム,メチ
ルセルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,ポリビ
ニルピロリドン等の合成添加物や、グアーガム,カジブ
ビーンガム,タラガム,タマリンドシードガム,アラビ
アガム,トラガントガム,カラヤガム,アルギン酸,カ
ラギナン,キサンタンガム,ジエランガム,カードラ
ン,キチン,キトサン,キトサミン等の天然増粘剤、炭
酸カルシウム,ケイ酸カルシウム,シリカ粉末,非晶質
含水ケイ酸,疎水性シリカ等の無機質増粘剤を例示する
ことができる。増粘剤による適度な粘度は実験の結果5
0〜2,000cps(25℃)の範囲が好ましいこと
が確認されている。この粘度を得るための増粘剤の配合
量は増粘剤の種類により様々であるが、例えば増粘効果
の大きいカルボキシメチルセルロースナトリウム等では
0.5〜4重量%程度で良く、メチルセルロース等では
10〜30重量%の配合量が必要であり、このように適
当な配合量は各増粘剤毎に個別に定められる。その他、
本発明に係る初期齲蝕検知材には、甘味料,香料,防腐
剤等の通常の添加剤を含有しても良いのは勿論である。
粘剤としては、アルギン酸ナトリウム,アルギン酸プロ
ピレングリコールエステル,カルボキシメチルセルロー
スナトリウム,カルボキシメチルセルロースカルシウ
ム,デンプングリコール酸ナトリウム,デンプンリン酸
エステルナトリウム,ポリアクリル酸ナトリウム,メチ
ルセルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,ポリビ
ニルピロリドン等の合成添加物や、グアーガム,カジブ
ビーンガム,タラガム,タマリンドシードガム,アラビ
アガム,トラガントガム,カラヤガム,アルギン酸,カ
ラギナン,キサンタンガム,ジエランガム,カードラ
ン,キチン,キトサン,キトサミン等の天然増粘剤、炭
酸カルシウム,ケイ酸カルシウム,シリカ粉末,非晶質
含水ケイ酸,疎水性シリカ等の無機質増粘剤を例示する
ことができる。増粘剤による適度な粘度は実験の結果5
0〜2,000cps(25℃)の範囲が好ましいこと
が確認されている。この粘度を得るための増粘剤の配合
量は増粘剤の種類により様々であるが、例えば増粘効果
の大きいカルボキシメチルセルロースナトリウム等では
0.5〜4重量%程度で良く、メチルセルロース等では
10〜30重量%の配合量が必要であり、このように適
当な配合量は各増粘剤毎に個別に定められる。その他、
本発明に係る初期齲蝕検知材には、甘味料,香料,防腐
剤等の通常の添加剤を含有しても良いのは勿論である。
【0013】
【実施例】以下に本発明に係る初期齲蝕検知材の実施例
を示す。なお、本発明はこれ等実施例に限定されるもの
ではない。
を示す。なお、本発明はこれ等実施例に限定されるもの
ではない。
【0014】[脱灰歯質の調整]牛前歯を抜髄後、直径
25mm,高さ15mmのシリコーン製容器に唇側面を
上にして入れてアクリルレジンで包埋し、アクリルレジ
ンの硬化後にシリコーン製容器を取り除き唇側面をエナ
メル質が現れるまで研磨してこの面を試験歯面とした。
この試験歯面に直径5mmの円を設定し、それ以外の露
出部分をネイルバニッシュで被覆しストレプトコッカス
ソブリヌス(Streptococcus sobrinus)菌液(1×1
05CFU/mL)に37℃で24時間浸漬した後、蒸
留水で洗浄して脱灰歯質を作製した。また、ストレプト
コッカス ソブリヌス(Streptococcus sobrinus)菌液
に浸漬しない以外は前記と同様の方法で脱灰しない牛前
歯を健全歯として用いた。
25mm,高さ15mmのシリコーン製容器に唇側面を
上にして入れてアクリルレジンで包埋し、アクリルレジ
ンの硬化後にシリコーン製容器を取り除き唇側面をエナ
メル質が現れるまで研磨してこの面を試験歯面とした。
この試験歯面に直径5mmの円を設定し、それ以外の露
出部分をネイルバニッシュで被覆しストレプトコッカス
ソブリヌス(Streptococcus sobrinus)菌液(1×1
05CFU/mL)に37℃で24時間浸漬した後、蒸
留水で洗浄して脱灰歯質を作製した。また、ストレプト
コッカス ソブリヌス(Streptococcus sobrinus)菌液
に浸漬しない以外は前記と同様の方法で脱灰しない牛前
歯を健全歯として用いた。
【0015】[初期齲蝕部位の検知]表1に示した配合
により初期齲蝕検知材を調製し、以下の順で初期齲蝕を
検知した。 1.試験歯面を歯ブラシと蒸留水で洗浄し、エアーで乾
燥する。 2.初期齲蝕検知材を試験歯面に綿球を用いて塗布す
る。 3.10秒後に蒸留水で洗浄する。 4.市販の歯科用可視光線照射器(製品名:ジーシーラ
ボライトVLII,ジーシー社製)を用いて光照射を行い
ながら健全部位,初期齲蝕部位の色素が認識されるか否
かを判定する。このとき、健全歯への色素付着や光照射
を行わない場合の判定も行った。
により初期齲蝕検知材を調製し、以下の順で初期齲蝕を
検知した。 1.試験歯面を歯ブラシと蒸留水で洗浄し、エアーで乾
燥する。 2.初期齲蝕検知材を試験歯面に綿球を用いて塗布す
る。 3.10秒後に蒸留水で洗浄する。 4.市販の歯科用可視光線照射器(製品名:ジーシーラ
ボライトVLII,ジーシー社製)を用いて光照射を行い
ながら健全部位,初期齲蝕部位の色素が認識されるか否
かを判定する。このとき、健全歯への色素付着や光照射
を行わない場合の判定も行った。
【0016】結果を表1に示した。また、比較例1とし
て従来の齲蝕検知材に使用されている酸性ローダミン
0.1重量%のプロピレングリコール液を用い、比較例
2として可視光線照射器の光照射では蛍光しない黄色系
色素(タートラジン)0.1重量%のプロピレングリコ
ール液を用いた。なお、表中の−は殆ど認識できないこ
とを示している。
て従来の齲蝕検知材に使用されている酸性ローダミン
0.1重量%のプロピレングリコール液を用い、比較例
2として可視光線照射器の光照射では蛍光しない黄色系
色素(タートラジン)0.1重量%のプロピレングリコ
ール液を用いた。なお、表中の−は殆ど認識できないこ
とを示している。
【0017】
【表1】
【0018】各実施例から明らかなように、本発明に係
る初期齲蝕検知材は簡単に且つ明確に初期齲蝕を検知す
ることが可能であり、光を照射しないときは審美性を害
しないことが確認できた。これに対し、本発明で使用す
る特定の色素以外の色素を使用した比較例1の齲蝕検知
材は、健全歯も僅かに初期齲蝕が存在すると認識されて
しまって正確に検知することができない。また、口腔内
が光照射に拘らず常に不自然な色に着色されてしまうた
め審美的にも問題がある。比較例2の光により励起せず
蛍光しない黄色系色素を用いた齲蝕検知材は、初期齲蝕
部の識別が困難であった。
る初期齲蝕検知材は簡単に且つ明確に初期齲蝕を検知す
ることが可能であり、光を照射しないときは審美性を害
しないことが確認できた。これに対し、本発明で使用す
る特定の色素以外の色素を使用した比較例1の齲蝕検知
材は、健全歯も僅かに初期齲蝕が存在すると認識されて
しまって正確に検知することができない。また、口腔内
が光照射に拘らず常に不自然な色に着色されてしまうた
め審美的にも問題がある。比較例2の光により励起せず
蛍光しない黄色系色素を用いた齲蝕検知材は、初期齲蝕
部の識別が困難であった。
【0019】
【発明の効果】以上に記述したように本発明に係る初期
齲蝕検知材は、簡便且つ正確に初期齲蝕を検知すること
ができ、審美的を損なうこともない初期齲蝕検知材であ
り、歯科医療に貢献する価値の非常に大きなものであ
る。
齲蝕検知材は、簡便且つ正確に初期齲蝕を検知すること
ができ、審美的を損なうこともない初期齲蝕検知材であ
り、歯科医療に貢献する価値の非常に大きなものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉居 英一 東京都板橋区蓮沼町76番1号 株式会社ジ ーシー内 Fターム(参考) 4C085 HH11 JJ02
Claims (2)
- 【請求項1】 フルオレセインナトリウム,フルオレセ
インカリウム,ジブロモフルオレセインナトリウム,ジ
ブロモフルオレセインカリウムから選ばれる少なくとも
一種の色素が溶媒中に0.001〜5重量%配合されて
いることを特徴とする初期齲蝕検知材。 - 【請求項2】 溶媒が、水,エタノール,グリセリン,
イソブチルアルコール,エチレングリコール,ジエチレ
ングリコール,トリエチレングリコール,アセトン,プ
ロピレングリコールから選ばれた1種の溶液又は2種以
上の混合溶液である請求項1に記載の初期齲蝕検知材。
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---|---|---|---|
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US10/017,595 US20020119100A1 (en) | 2000-12-20 | 2001-12-18 | Detection material for initial dental caries |
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WO2009134783A1 (en) * | 2008-05-02 | 2009-11-05 | The Procter & Gamble Company | Products and methods for disclosing conditions in the oral cavity |
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US9642687B2 (en) | 2010-06-15 | 2017-05-09 | The Procter & Gamble Company | Methods for whitening teeth |
DE102014003037A1 (de) | 2014-03-07 | 2015-09-10 | Christian-Albrechts-Universität Zu Kiel | Mittel zur Markierung von Karies |
CN108601851B (zh) | 2015-10-21 | 2021-11-16 | 密歇根大学董事会 | 用纳米粒检测和治疗龋和微腔 |
US11793452B2 (en) * | 2019-10-03 | 2023-10-24 | Johnson & Johnson Consumer Inc. | Method of visualizing and quantifying remineralization |
DE102022117728A1 (de) * | 2022-07-15 | 2024-01-18 | epitome GmbH | Verfahren zum Detektieren von Biofilm im Mundraum und Detektionsflüssigkeit hierfür |
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-
2000
- 2000-12-20 JP JP2000387636A patent/JP2002187857A/ja active Pending
-
2001
- 2001-12-18 US US10/017,595 patent/US20020119100A1/en not_active Abandoned
- 2001-12-18 AU AU97288/01A patent/AU9728801A/en not_active Abandoned
- 2001-12-19 GB GB0130349A patent/GB2372445A/en not_active Withdrawn
- 2001-12-20 DE DE10162997A patent/DE10162997A1/de not_active Withdrawn
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Also Published As
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US20020119100A1 (en) | 2002-08-29 |
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