JP2002187382A - 新聞紙、情報再生システム、及び、ネットワークを介した有料放送番組の視聴申請受付方法 - Google Patents

新聞紙、情報再生システム、及び、ネットワークを介した有料放送番組の視聴申請受付方法

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JP2002187382A
JP2002187382A JP2000388972A JP2000388972A JP2002187382A JP 2002187382 A JP2002187382 A JP 2002187382A JP 2000388972 A JP2000388972 A JP 2000388972A JP 2000388972 A JP2000388972 A JP 2000388972A JP 2002187382 A JP2002187382 A JP 2002187382A
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Shinichi Imaide
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】新聞紙の限られたスペースの欄に各購読者のニ
ーズに適切に対応できる放送番組に関する情報を掲載で
きるようにすること。 【解決手段】新聞紙の番組欄に、放送番組毎に、当該放
送番組に関する情報を含む手動による光学的読み取りが
可能な符号化画像13を印刷する。この符号化画像13
として記録される情報としては、番組タイトル(文字
列)、番組内容要旨(文字列)、番組指定録画予約コー
ド、番組指定視聴予約・申請コード、番組指定視聴サー
ビス料金、出所メディアの情報、URL、番組の過去分
あらすじ、その他番組関連情報(番組放送チャンネル、
番組開始時刻、番組終了時刻、番組出演者、番組宣伝用
のキャッチフレーズ、等)を含む。この符号化画像13
を符号化画像読取機で読み取ることで、元の情報をテレ
ビジョン受像機等に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン放送
やラジオ放送等による放送番組に関する情報を所定の欄
に掲載した新聞紙、及びその新聞紙の所定の欄に掲載さ
れた、前記放送番組に関する情報を含む光学的に読み取
り可能な符号化画像を光学的に読み取ってその放送番組
に関する情報を再生出力する情報再生システムに関す
る。
【0002】また、本発明は、そのような放送番組に関
する情報を含む光学的に読み取り可能な符号化画像を光
学的に読み取って、視聴者側での視聴量に応じて課金す
ることが可能なテレビジョン放送やラジオ放送等による
有料の放送番組の視聴申請をネットワークを介して受付
ける、ネットワークを介した有料放送番組の視聴申請受
付方法に関する。
【0003】
【従来の技術】テレビジョン放送やラジオ放送等により
放送される各放送番組に関する情報(番組放送チャンネ
ル、番組タイトル名、番組概要、番組開始時刻、番組終
了時刻、番組出演者、番組宣伝用のキャッチフレーズ、
その他番組録画機器用の番組指定録画予約コード等を含
む。)を、文字や記号、絵柄、或いは写真等をもって適
宜表し、これをタイムテーブル等の一覧表化された形式
の所定の番組欄に掲載した新聞紙は夙に知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この新聞紙の所定の番
組欄に掲載された放送番組に関する情報は、購読者が新
聞を購読する理由のうちの一つの大きな柱になっている
が、一方では、その新聞紙上において、上記した放送番
組に関する情報を掲載する番組欄のために割くことので
きるスペースには限度が有り、昨今のデジタル化放送時
代の波を受けた放送チャンネル数の増加とも相俟って、
その番組欄としてのスペースの使い方にはより工夫が求
められているのが実状である。
【0005】とりわけ、各購読者が好みとするところの
放送番組は千差万別であり、また、その中の必要とする
放送番組に関する情報についても個々人区々であるとい
う事情があることから、その番組欄に掲載される放送番
組すべてについて、その放送番組に関する情報を一様に
表示することは極めて非効率的であると言うことがで
き、各購読者のニーズに適切に応えながらも限られたス
ペースを有効活用するという観点からその解決策が望ま
れていた。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
のであって、限られたスペースの欄に各購読者のニーズ
に適切に対応できる放送番組に関する情報を掲載できる
ようにした新聞紙、及びその新聞紙の所定の欄に掲載さ
れた、前記放送番組に関する情報を含む光学的に読み取
り可能な符号化画像を光学的に読み取ってその放送番組
に関する情報を再生出力する情報再生システムを提供す
ることを目的とする。
【0007】また本発明は、そのような放送番組に関す
る情報を含む光学的に読み取り可能な符号化画像を光学
的に読み取って、視聴者側での視聴量に応じて課金する
ことが可能な有料の放送番組の視聴申請をネットワーク
を介して受付ける、ネットワークを介した有料放送番組
の視聴申請受付方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による新聞紙は、テレビジョン放送やラジオ
放送等による放送番組に関する情報が所定の欄に掲載さ
れた新聞紙において、前記所定の欄には、前記放送番組
毎に、前記放送番組に関する情報を含む手動による光学
的読み取りが可能な符号化画像が印刷されていることを
特徴とする。
【0009】即ち、テレビジョン放送やラジオ放送等に
よる放送番組に関する情報が、手動で光学的に読み取り
可能な符号化画像の形で印刷されているので、新聞紙に
おける所定の欄である、例えば限られたスペースを持つ
番組欄に当該情報を纏めて掲載することが可能となる。
これにより、新聞購読者は、新聞紙から放送番組に関す
る情報を状況に応じて適宜、簡単に取得できる。
【0010】また、上記目的を達成するために、本発明
による情報再生システムは、上記した新聞紙に印刷され
た符号化画像を手動で光学的に読み取る読取手段と、前
記読取手段で読み取られた符号化画像を処理して当該符
号化画像に含まれる前記放送番組に関する情報を再生す
る再生手段と、前記再生手段で再生された前記放送番組
に関する情報を出力する出力手段と、を具備する情報再
生システムであって、前記出力手段は、電子機器に予め
備えられた画像表示部または音声出力部を含み、前記放
送番組に関する情報が当該画像表示部または音声出力部
から出力されるように構成されたものであることを特徴
とする。
【0011】即ち、購読者は、新聞紙の所定の欄であ
る、例えば限られたスペースを持つ番組欄に纏めて掲載
された放送番組に関する情報を含む符号化画像を手動で
光学的に読み取ることにより、当該放送番組に関する情
報を、テレビジョン受像機やラジオ受信機等の放送番組
受信機器、携帯電話やPDA等の情報端末機器、或いは
テレビジョン受像機やラジオ受信機等の放送番組受信機
器に予め備えられた当該テレビジョン受像機やラジオ受
信機等を所定の距離離れた位置で操作するためのリモー
トコントロール装置に予め備えられた画像表示部(ディ
スプレイ画面)または音声出力部(スピーカ)を通して
簡単に取得できる。
【0012】また、上記目的を達成するために、本発明
によるネットワークを介した有料放送番組の視聴申請受
付方法は、視聴者側での視聴量に応じて課金することが
可能なテレビジョン放送やラジオ放送等による有料の放
送番組をそれぞれ指定するための指定情報を含む手動に
よる光学的読み取りが可能な符号化画像が印刷された印
刷物から前記符号化画像が手動により光学的に読み取ら
れ、その読み取られた符号化画像に含まれる前記指定情
報に基づいて、ネットワークを介して、当該読み取った
符号化画像に対応する前記有料放送番組の視聴申請を受
け付けるステップと、前記受け付けた視聴申請を行った
者の認証を行うステップと、前記認証を行った後、前記
視聴申請者に対し、前記視聴申請された有料放送番組の
視聴許可手続きを前記ネットワークを介して実行するス
テップと、を含むことを特徴とする。
【0013】即ち、視聴者側は、新聞紙等の印刷物を読
みながら、簡単に視聴したい有料の放送番組を指定で
き、また、有料番組放送事業者に対してその申請手続き
を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0015】図1の(A)は、本発明の一実施の形態に
係る新聞紙を示す図である。
【0016】即ち、新聞紙は、通常、テレビジョン放送
やラジオ放送等により放送される各放送番組に関する情
報を、文字や記号、絵柄、或いは写真等をもって適宜表
し、これをタイムテーブル等の一覧表化された形式の番
組欄11を有している。ここで、各放送番組に関する情
報としては、番組放送チャンネル、番組タイトル名、番
組概要、番組開始時刻、番組終了時刻、番組出演者、番
組宣伝用のキャッチフレーズ、その他番組録画機器用の
番組指定録画予約コード12等を含む。
【0017】そして、本実施の形態に係る新聞紙は、こ
の番組欄11において、さらに、放送番組毎に、当該放
送番組に関する情報を含む手動による光学的読み取りが
可能な符号化画像13が印刷されている。
【0018】この光学的読み取り可能な符号化画像13
としては、1次元や2次元のバーコード、更にはその他
様々な形態の光学的に読み取り可能な符号化画像が利用
可能であるが、特に、特開平6−231466号公報、
又は同8−171620号公報として本出願人によって
提案されているドットコードを使用することが好まし
い。これは、ドットコードが、読取装置が読み取りを行
う際の読取単位としてのブロック13Aが複数個2次元
に隣接配列されて構成されているため、そのブロック1
3Aの並べ方により如何様な形状にもドットコードを構
成できるので、非常にレイアウト的制約が多く且つスペ
ースが限られた番組欄11に情報の記録容量の拡張性も
含めて柔軟に対処できるという理由によるものである。
【0019】なお、上記ドットコードのブロック13A
は、記録すべきデータの各ブロック毎に分割されたデー
タがその値である「1」又は「0」に対応した黒ドット
又は白ドット(実際には紙面の地色である白色がそのま
ま白ドットとして読み取られる。)のドットイメージと
して所定の2次元配列にて存在するデータドットパター
ン部と、そのデータドットパターン部内のドット(デー
タドット)を読み取るための基準点を見つけるために使
用される各ブロック13Aの四隅に配置された一定の黒
の連続数を有するマーカと、上記複数の異なるブロック
を読み取り時に識別できるようにマーカ間に配置された
エラー検出又はエラー訂正符号を含むブロックアドレス
パターンと、から構成されているものである。而して、
このようなドットコードによれば、全体の大きさが読取
装置の撮像視野より大きくても、換言すれば、当該ドッ
トコードを読取装置によってワンショットにて撮像する
ことができなくても、上記の各ブロック13Aに付与さ
れた各アドレスをブロック内に含まれるデータドットと
共にブロック単位で検出できさえすれば、各ブロックに
含まれるデータから元の全体のデータを再構築すること
が可能となるものであり、従って、紙面に対する多量の
データ記録が現実的に可能になると共に、手動走査でも
簡便に読み取れるようになるという優れた機能を備えて
いる。
【0020】図1の(B)は、本実施の形態に係る情報
再生システムを含む、本実施の形態に係る新聞紙の制作
から購読者による情報再生までの一連の流れを説明する
ための図である。
【0021】即ち、まず、各放送番組に関する情報であ
る番組紙面掲載情報21が素材として与えられ、その
内、文字や記号、絵柄、或いは写真等の可読画像として
印刷されるべきデータは、番組紙面編成制作22に渡さ
れる。
【0022】また、番組紙面掲載情報21の内、符号化
画像13として印刷すべき情報は、データ変換処理23
に渡される。
【0023】この符号化画像13として印刷すべき情報
としては、番組タイトル(文字列)、番組内容要旨(文
字列)、その他番組関連情報(番組放送チャンネル、番
組開始時刻、番組終了時刻、番組出演者、番組宣伝用の
キャッチフレーズ、等)、そして今まで限られた紙面で
は表現できなかった番組の過去分あらすじ等の詳細情報
を含む。
【0024】さらにこの符号化画像13は、当該番組を
他の番組と識別するための識別情報として、URLや、
番組指定録画予約コードや、番組指定視聴予約・申請コ
ード等を含んでいる。
【0025】即ち、URLは、パーソナルコンピュータ
や携帯電話、或いはPDA(Personal Digital Assista
nt)等のアクセス装置がインターネットに接続されたワ
ールドワイドウエブ上の情報資源を指定してアクセスす
るときに用いられるもので、ここではその情報資源が、
当該番組に関するサイトとなる。
【0026】また、番組指定録画予約コードは、VTR
やDVDレコーダ等の録画機器に対して録画予約を行う
ためのコードであって、Gコード(ジェムスタージャパ
ン社の登録商標)等が代表的に挙げられる。
【0027】また、番組指定視聴予約・申請コードは、
視聴しようとしている番組が、番組単位で課金される有
料番組であった場合に、その有料番組放送通信事業者へ
視聴の申請を行って、テレビジョン受像機に対してその
視聴予約を行うときに利用されるコードである。よって
この場合には、その視聴料金を示す番組指定視聴サービ
ス料金も、符号化画像13に含まれることになる。
【0028】さらにまた、符号化画像13として印刷す
べき情報は、出所メディアの情報を含むことができる。
これは、その新聞紙が、何新聞の何日付の朝刊/夕刊で
あるのかを示す情報であり、有料番組放送通信事業者や
上記URLで指定されるサイト側で、番組紙面掲載情報
に対する接触感度を計量する際に利用することができ
る。
【0029】このような符号化画像13として印刷すべ
き情報は、データ変換処理23において、符号化画像1
3に適したフォーマットのデータに変換される。このデ
ータ変換処理23は、例えば、文字列や画像のデータ圧
縮処理、誤り訂正処理、変調符号化処理等である。こう
して符号化画像13に適したフォーマットになるように
変換されたデータは、符号化画像生成処理24に渡され
て、既述の特開平6−231466号公報に開示された
ような符号化画像13の物理フォーマットに従ったイメ
ージデータが生成される。
【0030】こうして生成された符号化画像13として
印刷されるべきイメージデータは、上記番組紙面編成制
作22に渡されて、上記可読画像として印刷されるべき
データと共に紙面にレイアウトされる。そして、それら
レイアウトされたデータが印刷処理25で新聞紙の番組
欄11として印刷される。
【0031】印刷されて出来上がった新聞紙は、配送・
配達26によって、各購読者のもとに配られる。
【0032】そして、購読者は、その新聞紙の番組紙面
の閲読27を行い、興味を持った番組に対応する符号化
画像13についての符号化画像読取処理28を行う。こ
の読取処理28は、図2の(A)に示すように、符号化
画像読取機100で符号化画像13上を手動にて走査す
ることで行われる(勿論、符号化画像13がワンショッ
トで読み取り可能な大きさの場合には、走査はされな
い)。
【0033】符号化画像読取機100は、読み取った符
号化画像13の中に記録されている情報を、データ変換
処理→通信制御29により、まず元の情報を再生した
後、外部の表示装置に対してその再生した情報を有線も
しくは無線にて通信する。ここで、外部の表示装置とし
ては、テレビジョン受像機101が利用できる。即ち、
従来より当該テレビジョン受像機101においては、所
定の距離離れた位置で操作するためのリモートコントロ
ール装置(リモコン)が利用されており、赤外線等で通
信が可能になっているので、テレビジョン受像機101
に直接、符号化画像13から再生した情報を送信する。
これにより、テレビジョン受像機101では、再生情報
の閲覧30によって、その受信した再生情報を可視画像
に変換して、再生情報の表示処理31にて、それを空き
チャンネル等を使って表示する。
【0034】また、外部表示装置としては、テレビジョ
ン受像機101以外にも、符号化画像読取機100と有
線接続される携帯電話102やPDA103等の、先の
アクセス装置にもなり得る情報端末機器のディスプレィ
を利用することも可能である。更に、このときの再生情
報が音声のみである場合には、テレビジョン受像機や情
報端末機器等に装備された音声出力部としてのスピーカ
を利用する以外に、ラジオに装備されたスピーカを利用
することも可能である。
【0035】なお、符号化画像13に記録される情報
は、番組関連情報に限らず、各新聞紙面において適宜ス
ペース的に掲載不可なる情報を記録するようにしても良
い。例えば、一般の催し物等の暮らしの情報などの掲載
要求が高いものを記録することができる。
【0036】また、符号化画像13中には、番組案内の
みならず提供企業の広告情報を記録しておくことによ
り、広告メディアとしても使うことができる。その際、
URLとして、その提供企業のサイトを記録しておき、
そこに誘導する形式でも良い。
【0037】さらに、符号化画像13を読み取る符号化
画像読取機100は、専用読取機である必然性はなく、
図2の(B)に示すように、携帯電話102等の情報端
末機器、または表示部付リモコン104に、そのような
符号化画像の読み取り機能を内蔵させ、それを使って符
号化画像を読み取り、記録されている情報を当該機器で
直に表示するなり、音声出力するなりしても良い。
【0038】また、図1の(B)に示すように、符号化
画像読取機100のデータ変換処理→通信制御29によ
り、符号化画像13から再生した番組指定録画予約コー
ドをVTRやDVDレコーダ等の録画機器105に送信
することで、あるいは、番組指定視聴予約・申請コード
をテレビジョン受像機101に送信することで、録画機
器またはテレビジョン受像機101での録画または番組
視聴予約・申請処理32により、録画または視聴の予約
が可能となっている。
【0039】即ち、図3の(A)に示すように、番組欄
11中の符号化画像13を読み取ると、その符号化画像
13に含まれる番組指定録画予約コードに基づく情報
や、番組指定視聴予約・申請コードに基づく情報情報が
VTRやDVDレコーダ105等の録画機器やテレビジ
ョン受像機101に送信され、番組予約一覧が作成され
る。この予約状況は、録画機器の表示手段、または録画
機器が接続されたテレビジョン受像機101の画面で表
示され、確認できる。
【0040】なお、符号化画像13には、番組指定録画
予約モードに切り替えるための制御命令、予約した番組
の予約取り消し制御命令、等の番組指定録画予約に必要
な制御情報も含めても良い。そうすることで、符号化画
像の読み取り動作だけで番組指定予約を完了することが
可能となる。
【0041】また、従来のテレビジョン受像機またはV
TRのリモコン機能に対応した命令セットを、符号化画
像13に機能情報として記録することで、リモコンを代
替することも可能である。例えば、最も基本的には、図
3の(B)に示すように、放送局名とそれに対応したチ
ャンネル指定情報を符号化画像14にしたリモコンカー
ド15を用いて、チャンネル切り替えを行うことができ
る。
【0042】次に、図4を参照して、本発明の一実施の
形態に係るネットワークを介した有料放送番組の視聴申
請受付け方法を説明する。なおここでは、本実施の形態
に係る新聞紙の購読者が、既知の手続きにより、有料番
組放送通信事業者200の契約者201として既に登録
済みであるものとして説明する。
【0043】即ち、新聞紙の購読者が番組欄11の所望
する有料番組に対応する符号化画像13を符号化画像読
取機100で読み取って、符号化画像13中に記録され
た番組指定視聴予約・申請コードを再生し、それをイン
ターネット等のネットワーク通信網に接続されたテレビ
ジョン受像機101に送信すると、該テレビジョン受像
機101は、上記録画または番組視聴予約・申請処理3
2により、インターネット接続・通信業者202を介し
て、有料番組放送通信事業者200に対してその有料番
組の視聴予約・申請を行う。
【0044】このとき、有料番組放送通信事業者200
は、その申請者が当該有料放送サービスの契約者201
かどうかの認証を行う。この契約者201の認証は、符
号化画像読取機100や情報端末機器(モバイル機器)
に予め記録され、データ送信時に自動的に送られるよう
にした契約者番号を利用したり、個別IDが符号化画像
により付された契約者カードを別途発行して、番組視聴
申請時にそれを読み取る方式等、種々考えられる。而し
て、契約者201であることが確認できれば、その申請
された指定番組の視聴の予約・申請を受付ける。そし
て、当該視聴予約・申請番組の放送時間に、デジタル放
送又はインターネット接続・通信業者202を介した既
知の手法により、テレビジョン受像機101でその番組
のスクランブル等を解除し、契約者201が視聴できる
ようにする。
【0045】そしてその後、既知の手法により、有料番
組放送通信事業者200から契約者201に対して視聴
料金の請求が行われ、契約者201側から有料番組放送
通信事業者200へ視聴料金の決済が行われる。
【0046】なお、上記指定番組の視聴予約・申請は、
このようにアクセス装置としての情報端末機器(モバイ
ル機器(例えば携帯電話102やPDA103、パーソ
ナルコンピュータ(PC)))やCATVからインター
ネットを介して、行うことが可能であるが、この場合、
符号化画像13には、そのインターネットに接続された
ワールドワイドウエブ上の情報資源に相当する有料番組
放送通信事業者200のサイトを指定してアクセスする
のに必要なURLを記録しておくと良い。そして、この
場合、上記のような符号化画像13をテレビジョン番組
掲載雑誌やテレビジョン番組案内広告16にも印刷して
おけば、例えば外出先や屋外等でそれを目にして、ある
番組の視聴予約・申請を欲したときでも、直ちに、その
外出先もしくは屋外でその情報端末機器を用いて予約・
申請が行えるようになる。あるいは、一時保存して、帰
宅後別途、予約・申請手続きすることも可能である。
【0047】勿論、このとき、上記した番組指定視聴予
約・申請コードに基づいて、更に、VTRやDVDレコ
ーダ等の録画機機に対する録画予約の設定も同時に行う
ことができる。この場合、その番組指定視聴予約・申請
コードには前述の番組指定録画予約コードが含まれてい
ることになり、またその録画機器には、その録画予約の
設定を受付けることが可能な手段を予め備えておく必要
がある。
【0048】また、有料番組放送通信事業者200は、
この番組指定視聴予約・申請の受付けにより、番組視聴
率データを取得することができる。この場合、契約者個
々の趣味趣向を、視聴申請した番組ないしは符号化画像
掲載の紙メディアの種別から知ることができる。これに
より、申請の多い番組を多くする編成を組むことがで
き、効果的番組編成が可能になる。さらには、事前に契
約者が望む番組の案内・広告を個別に告知することが可
能となり、木目細かいサービスにより視聴料金の増収に
繋げることができる。
【0049】また、成人指定番組の視聴を、契約者20
1の年齢に応じて有料番組放送通信事業者200は制御
できるようになる。
【0050】さらに、契約者201は、同一システムを
使って、過去、例えば前月の視聴来歴を確認することも
できる。確認項目は、番組名・時間・日時・単価・累計
料金などが挙げられる。またこの場合、番組視聴回数に
応じてポイント加算等を行い、料金割引などのサービス
を実施することもできる。
【0051】図5及び図6は、本実施の形態に係るネッ
トワークを介した有料放送番組の視聴申請受付け方法の
一連の動作フローチャートを示している。
【0052】即ち、まず、購読者が番組欄11を目で見
て閲読し、タイトル検索を行う(ステップS11)。そ
して、それが視聴申請候補であれば(ステップS1
2)、その番組の詳細を知りたいか否か判別する(ステ
ップS13)。ここで、その番組の詳細を知る必要が無
ければ後述ステップS19に進む。
【0053】これに対して、その番組の詳細を知りたい
場合には、その候補番組欄に添付されている符号化画像
13を符号化画像読取機100で走査して(ステップS
14)、符号化画像読取機100で読み取る(ステップ
S15)。これにより、テレビジョン受像機101やP
C、携帯端末機器の表示画面にその読み取った符号化画
像情報が表示されるので(ステップS16)、購読者は
その内の番組詳細内容を閲読する(ステップS17)。
そして、更に、番組視聴料金の表示を確認し、また、過
去累積料金の参照表示を行って(ステップS18)、そ
の結果、当該番組の視聴申請を行うか否かを決定する
(ステップS19)。ここで、視聴申請を行わない場合
は、上記ステップS11に戻る。
【0054】これに対して、視聴申請を行う場合には、
更にその他の番組の視聴申請を行うかどうかを決定する
(ステップS20)。ここで、更にその他の番組の視聴
申請を行う場合には、上記ステップS11に戻る。
【0055】そして、視聴希望番組を全て決定したなら
ば、視聴希望番組の申請を行う(ステップS21)。こ
の申請の仕方の詳細については後述する。
【0056】こうして申請が行われたならば、インター
ネット等のネットワーク通信網へ接続して、有料番組放
送通信事業者200のサイトに接続する(ステップS2
2)。そして、有料番組放送通信事業者200による視
聴申請の受付けが行われ(ステップS23)、契約者の
認証手続が実施される(ステップS24)。その結果、
申請者が契約者201でなければ(ステップS25)、
ネットワーク通信網を介して視聴申請無効通知がその申
請者側に送られて(ステップS26)、動作を終了する
ことになる。
【0057】これに対して、申請者が契約者201であ
れば(ステップS25)、更に、その視聴申請番組は当
該契約者201に許可できる内容か否かを判別する(ス
テップS27)。これは、未成年に成人指定番組の視聴
をさせないために、年齢チェックを行うものである。そ
してその結果、視聴申請番組が当該契約者201に許可
できない内容のものである場合には、視聴申請拒否通知
を契約者201に送信して(ステップS28)、視聴申
請番組のチェックが全て終わったかを確認して(ステッ
プS29)、終わらなければ上記ステップS27に戻
り、次の視聴申請番組についてのチェックを行うことに
なる。チェックが終わったならば、ステップS30に移
行する。
【0058】そして、当該契約者201に許可できる内
容の視聴申請番組については、有料番組放送通信事業者
200による契約者視聴申請番組の視聴許可手続を実施
する(ステップS30)。これは、ネットワーク通信網
により契約者201のテレビジョン受像機101に視聴
許可のためのコードを送信するものである。
【0059】その後、申請者は、その申請番組の視聴を
キャンセルするかどうか決定し(ステップS31)、キ
ャンセルする場合には、視聴申請のキャンセル手続を実
行して(ステップS32)、動作を終了することにな
る。
【0060】一方、キャンセルしない場合には、試聴申
請番組の放送時間に、契約者201による当該視聴申請
番組の視聴が行われ(ステップS33)、これにより、
有料番組放送通信事業者200による視聴番組の視聴料
金の請求が行われる(ステップS34)。これは、ネッ
トワーク通信網により契約者201のテレビジョン受像
機101(PC,携帯端末機器等)に視聴料金の請求内
容を表示するものであるが、勿論、電子メールや通常の
郵便メールによって請求を行うことも可能である。また
このとき、過去累積料金の参照表示も行うことが可能と
なっている。
【0061】そして、契約者201による視聴料金の決
済が行われる(ステップS35)。このとき、視聴来歴
情報の確認を行うか否かを決定し(ステップS36)、
行わない場合は、動作を終了することになる。視聴来歴
情報の確認を行う際には、視聴来歴情報の確認を行って
から(ステップS37)、動作を終了することになる。
【0062】なお、上記ステップS21での視聴希望番
組の申請手法は、図7の(A)に示すように、契約者2
01の認証カードに記載の符号化画像18を読み取るこ
とで行うことができる(ステップS21A)。図7の
(B)は、これに用いられる契約者認証カード17を示
す図である。
【0063】即ち、既に上記フローチャートの前段で読
み取った符号化画像13には、申請する番組の識別情報
の一つであるURLが含まれているので、その情報に基
づいてネットワーク通信網及び有料番組放送通信事業者
200のシステムに自動接続可能である。そのため、申
請の申込、契約者201の認証情報が契約者認証カード
17上の符号化画像18に記録されているので、その符
号化画像18を符号化画像読取機100で読み取ること
で申請意思表示及び認証情報の送信が可能となる。
【0064】また、上記ステップS21での視聴希望番
組の申請手法は、図8の(A)に示すように、新聞紙面
(番組欄11)上に付記されている申請意思表示用の符
号化画像を読み取るようにしても良い(ステップS21
B)。図8の(B)は、この申請意思表示用の符号化画
像19を示す図である。
【0065】即ち、新聞番組の所定の位置に申請意思表
示のための符号化画像19が付記されており、契約者2
01は、符号化画像読取機100でそれを読み取ること
によって有料番組放送通信事業者200への視聴申込手
続ができる。
【0066】あるいは、上記ステップS21での視聴希
望番組の申請手法は、図9の(A)に示すように、符号
化画像読取機100付設の申請スイッチを押すことで行
うようにしても良い(ステップS21C)。
【0067】即ち、符号化画像読取機100には、図9
の(B)に示すように、申請スイッチ100Aが設けら
れており、契約者201が、この申請スイッチ100A
を押すことで、符号化画像読取機100内に格納されて
いる認証情報が送信され、フローチャート前段で選択し
た番組の視聴申請を実行できる。
【0068】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能なことは勿論である。
【0069】例えば、上記実施の形態は、テレビジョン
放送による放送番組を例に説明したが、ラジオ放送によ
る放送番組の場合も同様に適用可能であり、この場合、
番組に関する情報は音声情報として提供され、ラジオ受
信機が出力装置として利用されることができる。
【0070】また、上記実施の形態では、URLの文字
列、即ち、「http://www.abc.co.j
p/」を直接符号化画像として記録するようにしていた
が、本発明においてはこれに限定されることは無く、例
えばそのURLをある桁数の文字や数字の並びからな
る、例えば「A123」といった記号に一義的に対応さ
せ、この簡略化された情報を符号化画像として記録する
ようにしても良い。但しこの場合、その符号化画素を読
み取っても「A123」が再生されるだけなので、この
「A123」を「http://www.abc.c
o.jp/」に変換するためのテーブル等が何らかの形
で必要となる。
【0071】ここで、本発明の要旨をまとめると以下の
ようになる。
【0072】(1) テレビジョン放送やラジオ放送等
による放送番組に関する情報が所定の欄に掲載された新
聞紙において、前記所定の欄には、前記放送番組毎に、
前記放送番組に関する情報を含む手動による光学的読み
取りが可能な符号化画像が印刷されていることを特徴と
する新聞紙。
【0073】即ち、テレビジョン放送やラジオ放送等に
よる放送番組に関する情報が、手動で光学的に読み取り
可能な符号化画像の形で印刷されているので、新聞紙に
おける所定の欄である、例えば限られたスペースを持つ
番組欄に当該情報を纏めて掲載することが可能となる。
これにより、新聞購読者は、新聞紙から放送番組に関す
る情報を状況に応じて適宜、簡単に取得できる。
【0074】(2) 前記放送番組に関する情報は、前
記所定の欄に一覧表形式で掲載されていることを特徴と
する(1)に記載の新聞紙。
【0075】即ち、一覧性の優れた新聞等により各放送
番組の比較選択が容易となり、また付随する符号化画像
を極めて容易に認識し読み取りが可能となる。
【0076】(3) 前記放送番組に関する情報は、各
放送番組を他の放送番組と識別するための識別情報を含
むことを特徴とする(1)又は(2)に記載の新聞紙。
【0077】即ち、各放送番組の識別情報を含むため確
実に視聴を所望する放送番組を指定し、選択することが
可能となる。また、放送番組毎の選択を可能にし、番組
単位での有料視聴サービスの実施が、簡単なる操作によ
って実現できることになる。
【0078】(4) 前記識別情報は、前記放送番組を
録画する録画機器に対して録画予約情報を設定するため
の番組指定録画予約コードを含むことを特徴とする
(3)に記載の新聞紙。
【0079】即ち、番組指定録画予約コードが符号化画
像に含まれているため、従来の録画機器のように面倒な
番組録画操作を行う必要がなく、所望する番組に対応す
る符号化画像を単純に読み取るだけで、極めて簡便に指
定番組の予約が可能となる。また、現状においては、複
数桁の数字を入力するだけで同様に番組予約できる仕組
みもあるが、符号化画像に含めて利用をすることが可能
になので、掲載文字数を節約したい番組欄においては省
スペース化を実現でき、且つ複数桁の数字をキーにて入
力するときの誤入力を確実に回避することができ、有効
な手段となり得る。
【0080】(5)前記識別情報は、アクセス装置が、
インターネットに接続されたワールドワイドウエブ上の
情報資源を指定してアクセスするためのURL(Unifor
m Resource Locator)もしくは当該URLに対応する情
報を含むことを特徴とする(3)に記載の新聞紙。
【0081】即ち、放送番組を始めとして記事、広告等
においても掲載内容に関連した情報取得をインターネッ
ト経由で取得できることが可能となる。そのため、利用
者が掲載内容では知り得なかった、または知りたいと言
う欲求に速やかに応える事ができる。さらには、紙面媒
体とインターネットとの結合を実現することは、多種多
様な用途の拡大に繋がるため、旧メディアと新メディア
との融合によって、これまでには無かった新たなる情報
交流の環境を創出することができる。
【0082】(6)前記放送番組が、視聴者側での視聴
量に応じて課金することが可能な有料の放送番組である
とき、前記識別情報は、前記有料放送番組を放送する事
業者に対して送信される、視聴する前記放送番組を指定
するための指定情報を含むことを特徴とする(3)に記
載の新聞紙。
【0083】即ち、放送番組毎の選択を可能にし、利用
者が視聴を所望する番組単位での有料視聴サービスの実
施が、簡単なる操作によって実現できることになる。こ
のことは、これまで不必要に視聴契約しなくてはならな
かった問題を解消し、利用者が必要なとき、必要な番組
のみの視聴が可能となるので、無駄の無い料金支払が可
能となる。
【0084】(7) 前記放送番組に関する情報は、各
放送番組についての詳細な情報を含むことを特徴とする
(1)に記載の新聞紙。
【0085】即ち、各放送番組の詳細内容が、符号化画
像を簡単に読み取るだけで取得できるため、新聞等の番
組掲載欄の省スペース化が実現できると共に利用者は従
来のスペースでは表記できなかった内容まで即座に取得
することが可能となり、番組選択として有用な情報取得
となり得る。
【0086】(8) 前記符号化画像は、当該符号化画
像を光学的に読み取るための読取装置が読み取りを行う
際の読取単位が複数個集まって構成されたものであるこ
とを特徴とする(1)乃至(7)の何れかに記載の新聞
紙。
【0087】即ち、読取単位を柔軟に複数集めて構成で
きることは、限定されたスペースの限定されたレイアウ
トが要求される新聞等の番組欄においては、記録する情
報量を加減する際には極めて自由度を提供でき、符号化
画像を含む紙面編集が容易となる。
【0088】(9) (1)乃至(8)の何れかに記載
の新聞紙に印刷された符号化画像を手動で光学的に読み
取る読取手段と、前記読取手段で読み取られた符号化画
像を処理して当該符号化画像に含まれる前記放送番組に
関する情報を再生する再生手段と、前記再生手段で再生
された前記放送番組に関する情報を出力する出力手段
と、を具備する情報再生システムであって、前記出力手
段は、電子機器に予め備えられた画像表示部または音声
出力部を含み、前記放送番組に関する情報が当該画像表
示部または音声出力部から出力されるように構成された
ものであることを特徴とする情報再生システム。
【0089】即ち、購読者は、新聞紙の所定の欄であ
る、例えば限られたスペースを持つ番組欄に纏めて掲載
された放送番組に関する情報を含む符号化画像を手動で
光学的に読み取ることにより、当該放送番組に関する情
報を、電子機器に予め備えられた画像表示部(ディスプ
レイ画面)または音声出力部(スピーカ)を通して簡単
に取得できる。
【0090】(10) 前記電子機器がテレビジョン受
像機やラジオ受信機等の放送番組受信機器であるとき、
前記出力手段は当該放送番組受信機器に予め備えられた
画像表示部または音声出力部を含み、前記放送番組に関
する情報が当該画像表示部または音声出力部から出力さ
れるように構成されたものであることを特徴とする
(9)に記載の情報再生システム。
【0091】即ち、必ず存在する出力手段、または身近
に存在する出力手段を利用して情報取得が可能となり、
改めて情報出力手段を取得する必要もなく、手軽に符号
化画像に記録された情報を利用することができる。
【0092】(11) 前記電子機器が携帯電話やPD
A等の情報端末機器であるとき、前記出力手段は当該情
報端末機器に予め備えられた画像表示部または音声出力
部を含み、前記放送番組に関する情報が当該画像表示部
または音声出力部から出力されるように構成されたもの
であることを特徴とする(9)に記載の情報再生システ
ム。
【0093】即ち、必ず存在する出力手段、または身近
に存在する出力手段を利用して情報取得が可能となり、
改めて情報出力手段を取得する必要もなく、手軽に符号
化画像に記録された情報を利用することができる。
【0094】(12) 前記電子機器がテレビジョン受
像機やラジオ受信機等の放送番組受信機器に予め備えら
れた当該テレビジョン受像機やラジオ受信機等を所定の
距離離れた位置で操作するためのリモートコントロール
装置であるとき、前記出力手段は当該リモートコントロ
ール装置に内蔵された画像表示部または音声出力部を含
み、前記放送番組に関する情報が当該画像表示部または
音声出力部から出力されるように構成されたものである
ことを特徴とする(9)に記載の情報再生システム。
【0095】即ち、既に標準ツールとして定着している
テレビジョン受像機またはラジオ受信機等のリモートコ
ントロールが利用できるので、改めて情報出力手段を取
得する必要もなく、手軽に符号化画像に記録された情報
を利用することができる。
【0096】(13) 前記リモートコントロール装置
は、更に、前記読取手段及び前記再生手段を一体的に具
備することを特徴とする(12)に記載の情報再生シス
テム。
【0097】即ち、既に標準ツールとして定着している
テレビジョン受像機またはラジオ受信機等のリモートコ
ントロールが利用できるので、制御ツールと符号化画像
読取ツールを一体化して利用できるため、改めて情報出
力手段を取得する必要もなく、手軽に符号化画像に記録
された情報を利用することができる。
【0098】(14) 視聴者側での視聴量に応じて課
金することが可能なテレビジョン放送やラジオ放送等に
よる有料の放送番組をそれぞれ指定するための指定情報
を含む手動による光学的読み取りが可能な符号化画像が
印刷された印刷物から前記符号化画像が手動により光学
的に読み取られ、その読み取られた符号化画像に含まれ
る前記指定情報に基づいて、ネットワークを介して、当
該読み取った符号化画像に対応する前記有料放送番組の
視聴申請を受け付けるステップと、前記受け付けた視聴
申請を行った者の認証を行うステップと、前記認証を行
った後、前記視聴申請者に対し、前記視聴申請された有
料放送番組の視聴許可手続きを前記ネットワークを介し
て実行するステップと、を含むことを特徴とするネット
ワークを介した有料放送番組の視聴申請受付方法。
【0099】即ち、視聴者側は、新聞紙等の印刷物を読
みながら、簡単に視聴したい有料の放送番組を指定で
き、また、有料番組放送事業者に対してその申請手続き
を行うことができる。
【0100】(15) 前記符号化画像は、更に、視聴
者側のアクセス装置が、インターネットに接続されたワ
ールドワイドウエブ上の前記有料の番組放送事業者のサ
イトを指定してアクセスするためのURL(Uniform Re
source Locator)もしくは当該URLに対応する情報を
含むことを特徴とする(14)に記載のネットワークを
介した有料放送番組の視聴申請受付方法。
【0101】即ち、視聴者側が望む、視聴したい有料の
放送番組の申請をインターネットを利用することにより
簡単に受け付けられる。
【0102】(16) 前記符号化画像は、更に、前記
有料放送番組に関する情報を含むことを特徴とする(1
4)に記載のネットワークを介した有料放送番組の視聴
申請受付方法。
【0103】即ち、新聞紙等の印刷物から、その紙面上
だけでは表せない、視聴したい有料の放送番組に関する
種々の情報が簡単に取得できる。
【0104】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
限られたスペースの欄に各購読者のニーズに適切に対応
できる放送番組に関する情報を掲載できるようにした新
聞紙、及びその新聞紙の所定の欄に掲載された、前記放
送番組に関する情報を含む光学的に読み取り可能な符号
化画像を光学的に読み取ってその放送番組に関する情報
を再生出力する情報再生システムを提供することができ
る。
【0105】また、本発明によれば、そのような放送番
組に関する情報を含む光学的に読み取り可能な符号化画
像を光学的に読み取って、視聴者側での視聴量に応じて
課金することが可能な有料の放送番組の視聴申請をネッ
トワークを介して受付ける、ネットワークを介した有料
放送番組の視聴申請受付方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施の形態に係る新聞紙を
示す図であり、(B)は本実施の形態に係る情報再生シ
ステムを含む、本実施の形態に係る新聞紙の作製から購
読者による情報再生までの一連の流れを説明するための
図である。
【図2】(A)は符号化画像読取機による符号化画像の
読み取りと再生情報の表示の様子を示す図であり、
(B)は専用機以外の符号化画像読取機を説明するため
の図である。
【図3】(A)は符号化画像読取機による符号化画像の
読み取りと録画予約の様子を示す図であり、(B)はリ
モコンカードを示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るネットワークを介
した有料放送番組の視聴申請受付け方法を説明するため
の図である。
【図5】一実施の形態に係るネットワークを介した有料
放送番組の視聴申請受付け方法を説明するための一連の
動作フローチャートの前半部分を示す図である。
【図6】一実施の形態に係るネットワークを介した有料
放送番組の視聴申請受付け方法を説明するための一連の
動作フローチャートの後半部分を示す図である。
【図7】(A)は図5中の視聴希望番組の申請手法のフ
ローチャートを示す図であり、(B)は契約者認証カー
ドを示す図である。
【図8】(A)は図5中の視聴希望番組の申請手法のフ
ローチャートの別の例を示す図であり、申請意思表示用
の符号化画像を示す図である。
【図9】(A)は図5中の視聴希望番組の申請手法のフ
ローチャートの更に別の例を示す図であり、(B)は符
号化画像読取機に付設された申請スイッチを示す図であ
る。
【符号の説明】
11 番組欄 12 番組指定録画予約コード 13,14,18,19 符号化画像 13A ブロック 15 リモコンカード 16 テレビジョン番組掲載雑誌やテレビジョン番
組案内広告 17 契約者認証カード 21 番組紙面掲載情報 22 番組紙面編成制作 23 データ変換処理 24 符号化画像生成処理 25 印刷処理 26 配送・配達 27 番組紙面の閲読 28 符号化画像読取処理 29 データ変換処理→通信制御 30 再生情報の閲覧 31 再生情報の表示処理 32 録画または番組視聴予約・申請処理 100 符号化画像読取機 100A 申請スイッチ 101 テレビジョン受像機 102 携帯電話 103 PDA 104 表示部付リモコン 105 VTRやDVDレコーダ 200 有料番組放送通信事業者 201 契約者 202 インターネット接続・通信業者

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン放送やラジオ放送等による
    放送番組に関する情報が所定の欄に掲載された新聞紙に
    おいて、 前記所定の欄には、前記放送番組毎に、前記放送番組に
    関する情報を含む手動による光学的読み取りが可能な符
    号化画像が印刷されていることを特徴とする新聞紙。
  2. 【請求項2】 前記放送番組に関する情報は、前記所定
    の欄に一覧表形式で掲載されていることを特徴とする請
    求項1に記載の新聞紙。
  3. 【請求項3】 前記放送番組に関する情報は、各放送番
    組を他の放送番組と識別するための識別情報を含むこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の新聞紙。
  4. 【請求項4】 前記識別情報は、前記放送番組を録画す
    る録画機器に対して録画予約情報を設定するための番組
    指定録画予約コードを含むことを特徴とする請求項3に
    記載の新聞紙。
  5. 【請求項5】 前記識別情報は、アクセス装置が、イン
    ターネットに接続されたワールドワイドウエブ上の情報
    資源を指定してアクセスするためのURL(Uniform Re
    source Locator)もしくは当該URLに対応する情報を
    含むことを特徴とする請求項3に記載の新聞紙。
  6. 【請求項6】 前記放送番組が、視聴者側での視聴量に
    応じて課金することが可能な有料の放送番組であると
    き、 前記識別情報は、前記有料放送番組を放送する事業者に
    対して送信される、視聴する前記放送番組を指定するた
    めの指定情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の
    新聞紙。
  7. 【請求項7】 前記放送番組に関する情報は、各放送番
    組についての詳細な情報を含むことを特徴とする請求項
    1に記載の新聞紙。
  8. 【請求項8】 前記符号化画像は、当該符号化画像を光
    学的に読み取るための読取装置が読み取りを行う際の読
    取単位が複数個集まって構成されたものであることを特
    徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の新聞紙。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の何れかに記載の新聞紙
    に印刷された符号化画像を手動で光学的に読み取る読取
    手段と、 前記読取手段で読み取られた符号化画像を処理して当該
    符号化画像に含まれる前記放送番組に関する情報を再生
    する再生手段と、 前記再生手段で再生された前記放送番組に関する情報を
    出力する出力手段と、を具備する情報再生システムであ
    って、 前記出力手段は、電子機器に予め備えられた画像表示部
    または音声出力部を含み、 前記放送番組に関する情報が当該画像表示部または音声
    出力部から出力されるように構成されたものであること
    を特徴とする情報再生システム。
  10. 【請求項10】 前記電子機器がテレビジョン受像機や
    ラジオ受信機等の放送番組受信機器であるとき、前記出
    力手段は当該放送番組受信機器に予め備えられた画像表
    示部または音声出力部を含み、 前記放送番組に関する情報が当該画像表示部または音声
    出力部から出力されるように構成されたものであること
    を特徴とする請求項9に記載の情報再生システム。
  11. 【請求項11】 前記電子機器が携帯電話やPDA等の
    情報端末機器であるとき、前記出力手段は当該情報端末
    機器に予め備えられた画像表示部または音声出力部を含
    み、 前記放送番組に関する情報が当該画像表示部または音声
    出力部から出力されるように構成されたものであること
    を特徴とする請求項9に記載の情報再生システム。
  12. 【請求項12】 前記電子機器がテレビジョン受像機や
    ラジオ受信機等の放送番組受信機器に予め備えられた当
    該テレビジョン受像機やラジオ受信機等を所定の距離離
    れた位置で操作するためのリモートコントロール装置で
    あるとき、前記出力手段は当該リモートコントロール装
    置に内蔵された画像表示部または音声出力部を含み、 前記放送番組に関する情報が当該画像表示部または音声
    出力部から出力されるように構成されたものであること
    を特徴とする請求項9に記載の情報再生システム。
  13. 【請求項13】 前記リモートコントロール装置は、更
    に、前記読取手段及び前記再生手段を一体的に具備する
    ことを特徴とする請求項12に記載の情報再生システ
    ム。
  14. 【請求項14】 視聴者側での視聴量に応じて課金する
    ことが可能なテレビジョン放送やラジオ放送等による有
    料の放送番組をそれぞれ指定するための指定情報を含む
    手動による光学的読み取りが可能な符号化画像が印刷さ
    れた印刷物から前記符号化画像が手動により光学的に読
    み取られ、その読み取られた符号化画像に含まれる前記
    指定情報に基づいて、ネットワークを介して、当該読み
    取った符号化画像に対応する前記有料放送番組の視聴申
    請を受け付けるステップと、 前記受け付けた視聴申請を行った者の認証を行うステッ
    プと、 前記認証を行った後、前記視聴申請者に対し、前記視聴
    申請された有料放送番組の視聴許可手続きを前記ネット
    ワークを介して実行するステップと、 を含むことを特徴とするネットワークを介した有料放送
    番組の視聴申請受付方法。
  15. 【請求項15】 前記符号化画像は、更に、視聴者側の
    アクセス装置が、インターネットに接続されたワールド
    ワイドウエブ上の有料の番組放送事業者のサイトを指定
    してアクセスするためのURL(Uniform Resource Loc
    ator)もしくは当該URLに対応する情報を含むことを
    特徴とする請求項14に記載のネットワークを介した有
    料放送番組の視聴申請受付方法。
  16. 【請求項16】 前記符号化画像は、更に、前記有料放
    送番組に関する情報を含むことを特徴とする請求項14
    に記載のネットワークを介した有料放送番組の視聴申請
    受付方法。
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