JP2002186627A - 超音波処置装置 - Google Patents

超音波処置装置

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JP2002186627A
JP2002186627A JP2001048584A JP2001048584A JP2002186627A JP 2002186627 A JP2002186627 A JP 2002186627A JP 2001048584 A JP2001048584 A JP 2001048584A JP 2001048584 A JP2001048584 A JP 2001048584A JP 2002186627 A JP2002186627 A JP 2002186627A
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ultrasonic
handpiece
probe
electric
cable
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JP2001048584A
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Yoshikiyo Shibata
義清 柴田
Shinya Masuda
信弥 増田
Hitoshi Karasawa
均 唐沢
Manabu Ishikawa
学 石川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電気メスと超音波メスのそれぞれが
使用でき、且つ、電気メスを使用しない場合には、小型
・シンプルで安価な超音波処置具として使用することが
できる超音波処置装置を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は、電気メスが必要な場合に超音波
処置具の超音波振動子2若しくはケーブル5に接続可能
であり、電気メス信号をプローブ3に供給する着脱式電
気メスアダプタ6を備えた超音波処置装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気メスの機能を
持たせた超音波処置装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、超音波振動子を利用して吸引を行
う超音波吸引装置や、超音波振動を利用して凝固・切開
等を行う超音波凝固切開装置が知られている。
【0003】一方、超音波処置用プローブを利用し、そ
のプローブ先端から高周波電流を生体組織に与えて凝固
切開を行うようにした電気メス装置も知られている。例
えば、特開昭60−80446号公報の従来例の欄に記
載された手術装置は、超音波による外科用手術装置に電
気メスの機能を持たせ、超音波を利用して生体組織を破
砕し、かつホーンに高周波電流を流してホーン先端で血
管を止血し、超音波を供給したり、高周波を流したりす
ることはスイッチの操作により行なうようにしたもので
ある。
【0004】また、米国特許第4,931,047号明
細書の超音波手術装置は、超音波メスとしてのハンドピ
ースに接続されたケーブルの他端に、コネクタを設け、
このコネクタを介することによって、電気メス電源を着
脱自在に接続し、ハンドピースに超音波振動と高周波電
流を同時に供給することができるようにしたものであ
り、これによって、ハンドピースを超音波メスとして使
用している際、同時に電気メスとしても使用することが
できるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の超音波
手術装置では、超音波振動子自体に電気メス信号供給手
段を組み込むことは、高周波の絶縁を必要とする為、複
雑な構造になりやすく、特に大型化し易くなっていた。
また、電気メスを使用しないアプリケーション、電気メ
ス使用可能なアプリケーションであっても、ユーザーが
それを使用しない場合には、組み込んである電気メス信
号供給手段は邪魔な存在であり、且つ、コスト高の要素
となっていた。
【0006】本発明は上述した点に鑑みてなされたもの
で、電気メスと超音波メスのそれぞれが使用でき、且
つ、電気メスを使用しない場合には、小型・シンプルで
安価な超音波処置具として使用することができる超音波
処置装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
超音波振動を処置部に伝達するプローブと、このプロー
ブに連結され、超音波振動を発生する超音波振動子とを
有した超音波処置具と、この超音波処置具の超音波振動
子に着脱可能な駆動信号伝達用ケーブルとを具備し、上
記駆動信号伝達用ケーブルを通じて駆動装置より供給さ
れる駆動信号を上記超音波振動子に伝達し、上記プロー
ブにより超音波で処置するようにした超音波処置装置に
おいて、電気メスが必要な場合に上記超音波処置具の超
音波振動子若しくは上記ケーブルに接続可能であり、電
気メス信号を上記プローブに供給する着脱可能な電気メ
ス信号供給手段を有することを特徴とする超音波処置装
置である。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1におい
て、ケーブルはその一端に超音波振動子に接続されるコ
ネクタを備え、他端に超音波発生装置に接続されるコネ
クタを備えたものであり、電気メス信号を供給する電気
メス信号供給手段が、上記ケーブルのいずれかのコネク
タに接続されることを特徴とした超音波処置装置であ
る。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1におい
て、電気メス信号供給手段は、超音波振動子とケーブル
の間に着脱可能なアダプタを有することを特徴とする超
音波処置装置である。
【0010】本発明の超音波処置装置によれば、超音波
による処置と電気メスによる処置のいずれも使用できる
と共に、着脱性も良く、その使い勝手は良好であり、電
気メスを使用しないユーザーにとっては、小型・シンプ
ルで安価な超音波処置システムを使用することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】(本発明の基本的構成)図1は本
発明の超音波処置装置の基本的な構成を示す概念図であ
る。本発明の超音波処置装置は生体に対して超音波振動
及び電気メスによる処置を行う処置具(ハンドピース)
1を備える。この処置具1は超音波振動子2と、この超
音波振動子2で発生した超音波を伝達するプローブ3と
を備える。超音波振動子2には駆動装置4からの駆動信
号が駆動信号伝達用ケーブル5を経て印加され、その駆
動信号の印加により超音波振動子2は超音波振動し、こ
の超音波をプローブ3に伝達し、プローブ3の先端で凝
固などの処置を行う。また、処置具1には着脱式電気メ
スアダプタ6が選択的に接続され、着脱式電気メスアダ
プタ6を処置具1に接続した場合にはその着脱式電気メ
スアダプタ6を介して、電気メス装置7から電気メス信
号をプローブ3に印加し、電気メスによる処置も行うこ
とができる。電気メスを使用しない場合には上記着脱式
電気メスアダプタ6を処置具1から取り外すことにより
小型でシンプルな超音波処置具として単独に使用するこ
とができる。
【0012】(第1実施形態)図2乃至図4を参照して
本発明の第1実施形態に係る超音波凝固切開装置につい
て説明する。
【0013】図2に示すように、本発明の第1実施形態
の超音波凝固切開装置10は、超音波による凝固及び切
開を行う超音波振動子11(図4参照)を内蔵した処置
具12と、この処置具12の超音波振動子11に駆動信
号を供給する駆動装置13と、この駆動装置13より供
給される駆動信号を上記処置具12の超音波振動子11
に伝達する駆動信号伝達コード(ケーブル)14と、上
記駆動装置13に接続され、駆動信号のON/OFF操
作を行うフットスイッチ15と、上記処置具12に電気
メス信号を供給する電気メス装置16と、この電気メス
装置16により発生された電気メス信号を上記処置具1
2に伝達するアクティブコード17と、このアクティブ
コード17と接続可能な高周波処置用電極受けピン(ア
クティブコードピン受け)18を有し、上記処置具12
に着脱自在な電気メスアダプタ19と、上記電気メス装
置16に接続された電気メス信号リターン用コード20
を介して生体の広い部分に接触するように配置される対
極板21と、上記電気メス装置16に接続されて電気メ
ス信号の出力をON/OFFする操作を行うフットスイ
ッチ22とを備える。
【0014】電気メスアダプタ19の処置用電極受けピ
ン18にはアクティブコード17の先端コネクタ24が
着脱自在に接続されるようになっている。また、駆動信
号伝達コード14に設けられた先端コネクタ25は中継
となる電気メスアダプタ19を介在させて処置具12に
接続したり、直接に処置具12に接続したりすることが
できる構造のものである。
【0015】次に、処置具12の構造について、図4を
参照して説明する。超音波振動子11は振動子カバー3
1の内部に組み込まれており、この超音波振動子11で
発生した超音波振動が、ホーン32に伝達される。この
ホーン32で増幅された超音波振動は、このホーン32
の先端に連結されるプローブ(又は振動伝達棒)33に
振動が伝わり、プローブ33の先端に形成された固定刃
34まで伝達される。
【0016】ホーン32は超音波の伝達特性が良好な金
属部材(例えば、チタン、アルミニウム)で形成され、
プローブ33も超音波伝達特性の良好な金属部材で形成
されている。また、本実施形態ではホーン32及びプロ
ーブ33はいずれも導電性のものである。ホーン32と
プローブ33は雌ネジ35と雄ネジ36を螺合すること
により着脱自在に連結されるようになっている。プロー
ブ33の固定刃34はプローブ33の先端部分を細径に
して棒状に形成されるが、この固定刃34としてはいわ
ゆるナイフ状のものであってもかまわない。
【0017】図3で示すように、プローブ33における
固定刃34の後端部位には電気的絶縁特性の良好な部材
(例えばポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂)
で形成された先端連結部材41が取り付けられている。
この先端連結部材41には可動刃42がピン42aを支
点として回動自在に取り付けられている。可動刃42に
は操作棒43の先端が連結され、操作棒43を進退移動
させることにより、可動刃42は固定刃34に対して図
2で示す矢印Cの向きに開閉する動きをする。
【0018】図3に示すように、操作棒43は、その長
手方向の一定間隔毎に配置されてプローブ33に連結さ
れている電気的に絶縁特性の良好な部材で形成された略
楕円形の連結具44によってプローブ33の中心軸と一
定距離となるようにプローブ33に支えられている。操
作棒43の後端は中空の円筒形のロータ45の前端部分
に接続されている。
【0019】このプローブ33に連結されている先端連
結部材41及び連結具44はいずれもプローブ33の廻
りに回動可能である。つまり、先端連結部材41及び連
結具44にはプローブ33の外形に殆ど一致する内径の
孔と、操作棒43の外形に殆ど一致する内径の孔とが設
けてあり、プローブ33及び操作棒43は各孔に通した
状態で移動自在である。
【0020】ロータ45の外周面部には全周にわたる周
溝46が形成されている。周溝46は一対のリングを平
行に固着したり、ロータ45自体を切り欠いたりする等
によって形成されている。周溝46の部分は、ロータ4
5を振動子カバー31内に取り付けた状態では振動子カ
バー31に設けた窓47の内側に対応位置する。そし
て、振動子カバー31の外壁に枢着された後ハンドル4
8に設けられた作用棒49が、その周溝46と係合す
る。後ハンドル48はハンドル支点51で振動子カバー
31に取着されていて、後ハンドル48を回動すること
により、作用棒49は図3中の矢印の向きに移動し、ロ
ータ45を前後方向に移動させることができる。
【0021】また、作用棒49は外側或いは内側に移動
可能であり、周溝46に係合する状態に差し込むこと
も、外側に移動してその係合を解除することもできる。
作用棒49はロータ45に対する連結が着脱自在なもの
である。尚、振動子カバー31には後ハンドル48に対
向して隣接する前ハンドル52が一体的に成形されてい
る。
【0022】また、ロータ45は例えば電気的絶縁部材
で形成されており、ホーン32がロータ45の中空部分
に嵌合した状態でも操作棒43側及び可動刃42を金属
で形成した場合にもプローブ33から電気的に絶縁され
た状態に維持される。
【0023】また、上記プローブ33や操作棒43の部
分には電気的絶縁部材で形成されたシース55が覆うよ
うに被せられ、シース55の後端には回転操作を行うた
めの回転アダプタ56が設けられている。この回転アダ
プタ56は振動子カバー31の前端に着脱自在で接続さ
れる。
【0024】図2で示すように、処置具12を組み立て
た状態では後ハンドル48をハンドル支点51を支点と
して、例えば矢印Aの方向の反時計回り方向に前方のハ
ンドル52側に向けて回動させる操作を行うと、作用棒
49は後方へ動くため、この作用棒49が係合する周溝
46を有するロータ45は矢印Bで示すように後方に動
く。このため、ロータ45及び操作棒43は一緒に後方
へ動く。これにより可動刃42は図2に示す矢印Cの方
向に回動し、固定刃34との間にある組織を超音波振動
により摩擦熱で加熱し、切除できる。また、血管を加熱
して凝固させることもできる。
【0025】また、回転アダプタ56を回転することに
より、シース55を回転させることができる。このシー
ス55の内部の形は図3で示すように円形でなく異形で
あり、先端連結部材41及び連結具44と係合的に嵌合
する形状であり、シース55が回転すると、先端連結部
材41、連結具44、操作棒43、及びロータ45は、
固定刃34を軸中心として一緒に回転する。また、作用
棒49は全周状に設けられた周溝46に係止しているた
め、そのシース55等の回転がなされても係合状態は維
持される。
【0026】固定刃34と可動刃42との間に挟み込ま
れた組織は超音波により切除されるが、固定刃34がナ
イフ状の鋭利な形状をしている場合は一般的なハサミよ
り切れ味が良くなる。また、固定刃34が鈍的な形状を
している場合でも超音波による摩擦熱で組織を焼灼しな
がら切除することができ、止血が可能となる。
【0027】次に、図4を参照して、処置具12の電気
的な内部構成について説明する。処置具12の振動子カ
バー31内には円板形状の圧電素子61を積層にして構
成された超音波振動子11が組み込まれており、この超
音波振動子11はホーン32を介してプローブ33と結
合されている。超音波振動子11の各圧電素子61の両
面にはそれぞれ2極の電圧入力電極62a,62bが設
けられている。一方の電圧入力電極62aは通電用ライ
ン63及び導電性のホーン32を経て金属製(より広い
意味では導電性)のプローブ33に電気的に接続されて
いる。
【0028】また、処置具12の振動子カバー31にお
ける後端部には電気メスアダプタ19または駆動信号伝
達コード14の先端コネクタ25の選択したものを着脱
自在に接続することができる接続部65が設けられてい
る。接続部65は電気絶縁性の嵌着用筒部66を備えて
なり、この嵌着用筒部66は後述する突起部76として
の接続部本体70の周囲に距離を置いてその接続部本体
70を囲み、その接続部本体70の外周に設置した電極
板(電気接点)71a,71bを覆う環状壁を形成して
いる。処置具12の接続部65における嵌着用筒部66
の内側には一対の電極板71a,71bを周面に配設し
た突起部76が設けられている。
【0029】また、一対の電極板71a,71bはコー
ド72a,72bを通じてそれぞれが対応する電圧入力
電極62a,62bに個別的に接続されている。一対の
電極板71a,71bを取り付けた接続部本体70は電
気的絶縁性の部材によって形成され、嵌着用筒部66と
一体的になるように構成されている。接続部本体70の
突出端は絶縁カバー73によって覆われている。
【0030】この嵌着用筒部66は電気絶縁性の略筒状
の取付け部材67を介して上記振動子カバー31に対し
気密的に取付け固定されている。電気メスアダプタ19
及び駆動信号伝達コード14の先端コネクタ25には上
記嵌着用筒部66に対しそれぞれが嵌合し得る同様な構
成の筒部68,69が設けられている。筒部68,69
内には上記電極板71a,71bにそれぞれ個別に接触
して電気的に接続し得る接触子74a,74bが設けら
れている。
【0031】電気メスアダプタ19、及び駆動信号伝達
コード14の先端コネクタ25には、これらのいずれか
を処置具12の接続部65に装着したときでも、その電
極板71a,71bにそれぞれ個別に接触子74a,7
4bが接触して電気的に接続することができる。
【0032】電気メスアダプタ19の他端部には駆動信
号伝達コード14の先端コネクタ25を接続するための
接続部75が設けられている。この接続部75は処置具
12の接続部65と同様の構成の嵌着用筒部66と一対
の電極板71a,71bと絶縁カバー73が設けられて
いる。
【0033】従って、この接続部75に駆動信号伝達コ
ード14の先端コネクタ25を接続したとき、その先端
コネクタ25の接触子74a,74bが一対の電極板7
1a,71bに個別に接触して電気的に接続する。ま
た、電気メスアダプタ19の電極板71a,71bと、
上記接触子74a,74bはそれぞれ対応するもの同士
が電気的に接続される。
【0034】先端コネクタ25の接触子74a,74b
は駆動信号伝達コード14に接続されている。
【0035】上記電気メスアダプタ19に設けられた電
気メス入力部となる高周波処置用電極受けピン18はそ
の電気メスアダプタ19の一方の接触子74aに対し電
気的に接続されている。従って、高周波処置用電極受け
ピン18より接触子74aを経てコード72a及びライ
ン63からホーン32を通じてプローブ33に電気メス
信号が伝わり、電気メス処置を可能にする。つまり、処
置具12に着脱式電気メスアダプタ19を装着し、この
着脱式電気メスアダプタ19に着脱式駆動信号伝達コー
ド14の先端コネクタ25を装着することにより、超音
波メスとして使用している最中において、処置用電極受
けピン18にアクティブコード17の先端コネクタ24
を装着することにより、電気メスとしても使用可能にな
る。
【0036】また、着脱式駆動信号伝達コード14は取
り付けずに、処置具12に着脱式電気メスアダプタ19
のみを取り付け、高周波処置用電極受けピン18にアク
ティブコード17を接続することにより、電気メス単独
として使用することも可能である。
【0037】尚、処置具12はその外装に金属部分が露
出しないように、ゴム、プラスチック等で電気的に絶縁
してあるので、電気メスとして使用する上で支障がな
い。
【0038】また、処置具12、着脱式電気メスアダプ
タ19、着脱式駆動信号伝達コード14のすべてのもの
を装着すると、駆動信号伝達コード14の先端コネクタ
25における接触子74a,74b、着脱式電気メスア
ダプタ19の電極板71a,71b及び接触子74a,
74b、処置具12の電極板71a,71bが電気的に
導通し、超音波駆動装置13より発せられた駆動信号は
超音波振動子11に伝達され、超音波メス処置を可能に
する。
【0039】また、電気メスを使用しない場合には、着
脱式電気メスアダプタ19を取り外し、駆動信号伝達コ
ード14の先端コネクタ25を処置具12に直接に接続
すると、駆動信号伝達コード14の先端コネクタ25に
おける接触子74a,74bが処置具12の電極板71
a,71bに電気的に導通し、超音波駆動装置13より
発せられた駆動信号を超音波振動子11に伝達し、超音
波メス処置を可能にする。
【0040】以下に第2〜第7実施形態を示す。これら
のものにおいて同様な部分については上記第1実施形態
と同様の符号を付して説明する。作用に関しては第1実
施形態と略同様の作用が得られる。
【0041】(第2実施形態)図5を用いて本発明の第
2実施形態について説明する。本実施形態に係る超音波
処置装置は着脱式電気メスアダプタの取付け形式が前述
した第1実施形態のものと異なる。前述した第1実施形
態のものでは処置具12の接続部65に電気メスアダプ
タ19を取り付け、この電気メスアダプタ19を挟み込
む形で駆動信号伝達コード14の先端コネクタ25を接
続するようにしたが、本実施形態ではその電気メスアダ
プタ19を設けず、その代わりに処置具12の振動子カ
バー31の部分に差込み孔81を設け、この差込み孔8
1に着脱形式の電気メスアダプタ82を装着する形式と
した。差込み孔81の内側にはホーン32と電気的に導
通する側の電極62aが位置しており、差込み孔81に
電気メスアダプタ82を装着すると、その電気メスアダ
プタ82が電極62aに電気的に導通し、第1実施形態
と同様、電気メス処置を可能にする。
【0042】この電気メスアダプタ82は第1実施形態
での処置用電極受けピン18と類似の電極受けピン83
を備える。また、電気メスアダプタ82は差込み孔81
に対して着脱自在なものである。電気メスアダプタ82
の電極受けピン83にはアクティブコード17の先端コ
ネクタ24が着脱自在に接続可能である。
【0043】そして、電気メス使用時には差込み孔81
に着脱式の電気メスアダプタ82を差し込んで装着す
る。すると、処置用電極受けピン83とプローブ33が
電気的に導通し、電気メスを使用できる状態になる。ま
た、電気メスを使用しない場合には非導電性の部材(例
えば、ゴム、プラスチック等)で作られたキャップ(図
示せず)で差込み孔81を塞ぐことにより電気的安全及
び外観を確保している。
【0044】(第3実施形態)図6を用いて本発明の第
3実施形態について説明する。本実施形態では前述した
第2実施形態と同様、処置具12の接続部65と駆動信
号伝達コード14の先端コネクタ25との間に電気メス
アダプタ19を挟み込む形で装着するものではなく、図
6で示すように、処置具12の振動子カバー31の後端
部外周に筒状に形成した電気メスアダプタ91を被嵌し
て着脱式に装着するようにし、この電気メスアダプタ9
1に対し駆動信号伝達コード14の先端コネクタ25を
接続するようにしたものである。
【0045】電気メスアダプタ91には電気メス入力部
となる処置用電極受けピン92が設けられ、また、電極
受けピン92には比較的柔軟なリード線93が接続され
ている。リード線93の先端には電極チップ94が設け
られている。
【0046】処置具12の接続部65には駆動信号伝達
コード14の先端コネクタ25を接続できる。電気メス
使用時には電極チップ94が処置具12のホーン32と
電気的に導通する側の電極付近に設けられたスリット
(図示せず)に差し込むことにより、処置用電極受けピ
ン92とプローブ33は電気的に接続し、第1実施形態
と同様、電気メス処置を可能にする。
【0047】(第4実施形態)図7を用いて本発明の第
4実施形態について説明する。本実施形態に係る超音波
処置装置は電気メスアダプタの着脱式の取付け形式が前
述した第2実施形態の電気メスアダプタ82と同様な電
気メスアダプタ96を駆動信号伝達コード14の先端コ
ネクタ25に装着できるようにしたものである。すなわ
ち、駆動信号伝達コード14の先端コネクタ25の部分
に差込み孔97を設け、この差込み孔97に電気メスア
ダプタ96を着脱自在に装着するようにした。この差込
み孔97の内側にはホーン32と電気的に導通する側の
接触子74aが位置しており、電気メスアダプタ96を
差込み孔97に装着したとき、電気メスアダプタ96に
設けた処置用電極受けピン98を接触子74a(ホーン
と電気的に導通する側の電極)に導通するように構成さ
れている。
【0048】電気メス使用時には先端コネクタ25の差
込み孔97に着脱式電気メスアダプタ96を差し込んで
装着することにより、処置用電極受けピン98とプロー
ブ33が電気的に導通し、第1実施形態と同様、電気メ
ス処置を可能にする。
【0049】電気メスを使用しない場合には差込み孔9
7から電気メスアダプタ96を外しておくことができ、
この場合、差込み孔97の開口部分を非導電性の部材
(例えば、ゴム、プラスチック等)で作られたキャップ
(図示せず)で塞いでおくことにより、電気的安全及び
外観を確保できる。
【0050】(第5実施形態)図8を用いて本発明の第
5実施形態について説明する。本発明の第1〜4実施形
態または後述する第6実施形態では凸型の処置用電極受
けピンを用いるが、本実施形態はアクティブコード17
の先端コネクタ101を凸型として、処置具12の振動
子カバー31の部分に形成した凹型の接続口102に差
し込んで着脱自在に装着するようにしたものである。ア
クティブコード17の先端コネクタ101を接続口10
2に差し込むと、ホーン33と電気的に導通する側の電
圧入力電極62aに導通するように構成されている。
【0051】電気メス使用時には処置具12の接続口1
02にアクティブコード17の先端コネクタ101を差
し込む。すると、プローブ33とアクティブコード17
が電気的に導通し、第1実施形態と同様、電気メス処置
が可能になる。
【0052】本実施形態の構成では振動子カバー31に
接続口102を設けたが、着脱式駆動信号伝達コード1
4の先端コネクタ25にホーン32と電気的に導通する
側の電極上部に設けても良いし、振動子カバー31と着
脱式駆動信号伝達コード14の先端コネクタ25の間、
若しくは着脱式駆動信号伝達コード14の先端コネクタ
25と駆動装置13の間に着脱式電気メスアダプタ19
を装着し、その着脱式電気メスアダプタ19のホーン3
3と電気的に導通する側の電極上部に、接続口102を
設けても良い。
【0053】また、電気メスを使用しない場合には接続
口102を非導電性の部材(例えば、ゴム、プラスチッ
ク等)で作られたキャップ(図示せず)ににより塞ぎ、
電気的安全及び、外観を確保する。
【0054】(第6実施形態)図9を用いて本発明の第
6実施形態について説明する。本実施形態に係る超音波
処置装置では駆動装置13に接続される駆動信号伝達コ
ード14の先端コネクタ25と駆動装置13の接続口1
20との間に挟み込む形で着脱式電気メスアダプタ12
1を設け、この着脱式電気メスアダプタ121には電気
メス入力部となる処置用電極受けピン122を設け、こ
の電極受けピン122はプローブ33と電気的に接続さ
れる側の電極と電気的に接続されるように構成されてい
る。従って、超音波駆動時には処置用電極受けピン12
2にアクティブコード17の先端コネクタ24を接続す
ることにより電気メス装置16により発生された電気メ
ス信号がプローブ33に伝わり、電気メス処置が可能で
ある。
【0055】尚、123は駆動信号伝達コード14を使
用しないとき、そのコネクタ26を覆うキャップであ
る。
【0056】(第7実施の形態)図10を用いて本発明
の第7実施形態について説明する。前述した第1〜第6
実施形態での電気メス処置はモノポーラと呼ばれるもの
であったが、本発明ではバイポーラと呼ばれるものでも
良い。本実施形態ではそのバイポーラ形式のものを用い
る。
【0057】すなわち、着脱式電気メスアダプタ19に
は第1処置用電極受けピン131aと第2処置用電極受
けピン131bを備える。第1処置用電極受けピン13
1aはプローブ33と電気的に導通し、プローブ33の
先端を細径にして形成した固定刃34に電気的に導通す
るようにする。また、第2処置用電極受けピン131b
は固定刃34に対向した可動刃42と電気的に導通する
ように構成する。
【0058】そして、第1処置用電極受けピン131a
には第1アクティブコード117aを接続し、第2処置
用電極受けピン131bには第2アクティブコード11
7bを接続することで、固定刃34と可動刃42の間に
高周波電流を通電することが可能になる。つまり、固定
刃34と可動刃42の間に処置対象の生体組織を把持さ
せた状態で、固定刃34と可動刃42の間に高周波電流
を通電させることにより、バイポーラ方式で、生体組織
を凝固・切開することが可能になる。
【0059】(第8実施形態)図11乃至図22を参照
して本発明の第8実施形態に係る超音波凝固切開装置に
ついて説明する。
【0060】図11では、処置具としてのハンドピース
201,201aに対してケーブル202を着脱出来る
ように構成した着脱ケーブルユニット203を備えた超
音波処置装置のシステムを示している。ここでは、複数
種のハンドピース201が用意されている。つまり、フ
ックプローブユニット205を組み付けたハンドピース
201と、シザースプローブユニット206を組み付け
たハンドピース201と、更に、トロッカーユニット2
07を組み付けた別種のハンドピース201aがある。
【0061】フックプローブユニット205及びシザー
スプローブユニット206はハンドピース201に対し
着脱交換自在であり、ハンドピース201を共通に使用
することができる。ハンドピース201とハンドピース
201aは共振周波数が異なる点でも相違する。
【0062】上記フックプローブユニット205はフッ
クプローブ208を有し、図12に示すように、フック
プローブ208のプローブ根元208aに形成した雄ね
じ208bを上記ハンドピース201の後述するホーン
211の先端に形成されたプローブ取り付け部212の
雌ねじ212aにねじ込んで締結できるようになってい
る。更に、フックプローブ208には高周波給電端子2
13を備えたシース214が装着されている。シース2
14の基端部215は上記ハンドピース201の先端部
に被嵌し、図13に示すように、ハンドピース201の
先端に設けられたシース接続部216に着脱自在に装着
されるようになっている。
【0063】上記シザースプローブユニット206はシ
ザースプローブ221を有しており、シザースプローブ
221の根元に形成した雄ねじを上記ハンドピース20
1のホーン211の先端に形成されたプローブ取り付け
部212の雌ねじ212aにねじ込んで締結できるよう
になっている。更に、シザースプローブ221にはハン
ドル222を含んだシース223が被せられ、シース2
23の基端部224は上記ハンドピース201の先端部
に被嵌し、シース接続部216に着脱自在に装着される
ようになっている。
【0064】トロッカーユニット207は、特に共振周
波数が上記フックプローブユニット205及びシザース
プローブユニット206のものと異なるため、専用のハ
ンドピース201aに対してトロッカープローブ225
を取り付けるようにしている。トロッカープローブ22
5は図示しないが、ハンドピース201aのホーンに形
成された雌ねじに対してねじ締結されている。トロッカ
ープローブ225には外套管226が被嵌されており、
外套管226の基端部227はハンドピース201aに
対して着脱自在に装着されている。
【0065】ハンドピース201及びハンドピース20
1aはいずれもその手元側端にハンドピースプラグ部2
31を設けており、これらのハンドピースプラグ部23
1はいずれも同形状をしており、これは着脱ケーブルユ
ニット203におけるケーブル202の片側端に設けら
れたハンドピースソケット232を着脱自在に出来るよ
うに構成されている。着脱ケーブルユニット203にお
けるケーブル202の他方端には、図示しないジェネレ
ータに着脱自在に接続するジェネレータプラグ233が
設けられている。そして、ジェネレータプラグ233よ
り、ジェネレータからの駆動電流を受け、ケーブル20
2を通じてハンドピースソケット232内部に設けられ
た接点に駆動電流を供給するようになっている。
【0066】図12に示すように、ハンドピース201
の先端にはシース214,223を接続するシース接続
部216が設けられている。ハンドピース201の外装
はアウターケース235で形成されている。アウターケ
ース235の上面にはハンドピースソケット232をハ
ンドピースプラグ部231に装着する際に位置合わせの
目印となる指標236が付設されている。ハンドピース
プラグ部231には、ハンドピースソケット232を装
着する際のガイドとなる位置合わせ溝237と、後述す
る接点を内部に含んだコネクタシェル238と、このコ
ネクタシェル238の外周に形成され、ハンドピースソ
ケット232を固定する際に使用するレバーを挿入する
ためのロックガイド239が設けられている。
【0067】図13は図12のAOA’線に沿う断面を
示しており、この図13を参照して上記ハンドピース2
01の内部構造を以下に説明する。シース接続部216
はシース214,223を簡単に着脱できるように、適
度な着脱力量を実現するようにC型形状をしたCリング
216aと、Cリング216aが外れないように組み込
むCリング枠216b、そしてハンドピース201の構
造体であるインナーケース241にねじ固定する連結ね
じ部材216dと共に軸方向の長さ調整を行うねじ部材
216cとから構成される。
【0068】インナーケース241の内には駆動電流を
受けて超音波振動にエネルギ変換するボルト締めランジ
ュバン型振動子242が収納され、ランジュバン型振動
子242はインナーケース241の内面に形成されたリ
ブ243にホーン211の手元側端に形成されているフ
ランジ211aを突き当て位置決め固定されている。フ
ランジ211aの前面にはパッキン245が配置され、
更に固定ナット246をインナーケース241に形成さ
れた雌ねじ247に対して固定ナット246の雄ねじ2
46aを介してねじ込み、ボルト締めランジュバン型振
動子242が位置決め固定されている。固定ナット24
6とホーン211の界面には、ホーン211と固定ナッ
ト246の間の水密を保ち、且つボルト締めランジュバ
ン型振動子242の軸ずれを防ぐ目的でOリング248
が設けられている。また、インナーケース241と固定
ナット246の接触面にはOリング249が設けられ、
外部からの蒸気や液体の侵入を防いでいる。
【0069】ボルト締めランジュバン型振動子242は
駆動電流を超音波振動に変換する積層した圧電素子25
1がフランジ211aの後端面に圧着固定されている。
また、圧電素子251の間には電流を供給するための端
子252が挟み込まれている。
【0070】次に、ハンドピースプラグ部231の内部
構造について説明する。ハンドピースプラグ部231の
内側にはコネクタシェル238に接して導電部材ケース
255が配置され、また、この導電部材ケース255を
固定するために固定ナット256がコネクタシェル23
8に形成された雄ねじ238aと固定ナット256に形
成された雌ねじ256aを介してねじ固定されている。
【0071】これらコネクタシェル238、導電部材ケ
ース255、固定ナット256は1つのユニットとして
インナーケース241の手元側端部内に挿入配置され、
接着剤及びピン257により、そのインナーケース24
1に固定されている。インナーケース241の外側には
上記アウターシース235が接着剤で固定され、また、
位置合わせのために、突起235aがコネクタシェル2
38のスリット(番号付与してない)に嵌合している。コ
ネクタシェル238と固定ナット256の間に挟まった
パッキン261、及びインナーケース241とアウター
ケース235の接触面間に配置されたOリング262は
接着剤硬化時に外観へ無用な接着剤のはみ出しを防止す
るものである。
【0072】前記コネクタシェル238、導電部材ケー
ス255、固定ナット256の内部にはハンドピースソ
ケット232からの駆動電流を伝達させる接点265が
コネクタシェル238の中心位置に配置されたコネクタ
突部266の周面に4箇所おおよそ同心円上に配置され
ている。接点265はそれぞれ極性があり、その先端は
板状になっている。特に後述する駆動電流供給端子26
7及び駆動電流供給端子268は導電部材269に圧入
されている。各導電部材269は導電部材ケース255
に加工された穴内に配設されており、図13の(b)に
示すように、その反対側から各導電部材269の端面に
は端子271が差し込まれ、固定ねじ272により固定
されている。端子271の端部はU字状に加工され、こ
れにはボルト締めランジュバン型振動子242に接続す
るリード線326が半田付けにより接続されている。
【0073】上記接点265の端部は図13の(b)で
示すように、駆動電流を通電する駆動電流供給端子26
7,268、ハンドピース201の種類を検知するため
の電流を通電するハンドピース検知端子275及びハン
ドピース検知端子276の極性としている。また、コネ
クタシェル238側の導電部材ケース255の接触面は
十字状に溝277が加工されており、更に、ハンドピー
ス201の種類を検知する抵抗278を格納するための
溝279が加工されている。そして、溝279に抵抗2
78を格納した後、その隙間にはシリコンゴム280が
充填され、抵抗278の足278aはハンドピース検知
端子275及びハンドピース検知端子276に加工され
たスリットに固定されている。十字状の加工溝277に
は導電部材ケース255のコネクタシェル238との接
触面に形成された十字状突起281が収まり、その隙間
にはシリコンゴム282が充填されている。インナーケ
ース241と固定ナット256の接触面間にはOリング
283が設けられ、同様に導電部材ケース255と固定
ナット256の接触面間にはOリング284、更に導電
部材269と導電部材ケース255の接触面間にはOリ
ング285が設けられ、外部からの蒸気及び液体の侵入
を防いでいる。
【0074】導電部材269は駆動電流供給端子267
及び駆動電流供給端子268から供給される駆動電流を
通電するものである。2つある端子271のU字状溝そ
れぞれにはコンデンサ286の足が半田付けされてい
る。更に、それらの回りは熱収縮チューブ287により
覆われている。コンデンサ286は導電部材ケース25
5に対してシリコンゴム289により固定されている。
【0075】図13の(a)に示すように、インナーケ
ース241の内側には、隔壁291が形成され、この隔
壁291には通し孔292が加工されている。通し孔2
92には上記リード線326が通してあり、これによっ
て、リード線326の配置位置が規制されることで、リ
ード線326の絡みとボルト締めランジュバン型振動子
242との接触を防止し、万が一接触した場合でもその
リード線326の回りに被せられている熱収縮チューブ
287が超音波振動による摩擦熱の発生防止と短絡防止
をつかさどる。
【0076】次に、ハンドピース201のハンドピース
プラグ部231について説明する。図14で示すよう
に、環状に形成されたコネクタシェル238はコネクタ
突部(突起)266を囲む環状壁を形成しており、コネ
クタ突部266はコネクタシェル238の内部中央に位
置して同心的に配置されている。
【0077】コネクタ突部266の外側周面には嵌合ス
リット295と接点265が配設されている。接点26
5は幅の狭い帯状に形成され、コネクタ突部266の長
手軸方向に長手方向が一致するように配設されている。
この接点265を含んだコネクタ突部266及びコネク
タシェル238は図15で示すようにその間によって嵌
合空間(円周溝)296を同心円状に設け、コネクタ突
起266とコネクタシェル238とは一定の距離(幅)
を置いて離れている。嵌合空間296の幅は指が入り込
まない距離で形成することが望ましい。
【0078】接点265はコネクタ突起266の周面の
一部分で露出しており、その露出部はコネクタ嵌合底面
297から一定の距離、例えば上記接点265の幅以上
離れ、また、上記コネクタ突起266の先端面からも例
えば上記接点265の幅以上に円周溝奥側に離れた位置
に配置されている。
【0079】図16は、上記嵌合空間296に洗浄ブラ
シ298のブラシ部299を挿脱している様子を示して
いる。
【0080】図17では、ハンドピース201,201
aのハンドピースプラグ部231と、これに装着する着
脱ケーブルユニット203におけるハンドピースソケッ
ト232を示している。
【0081】上記ハンドピースソケット232は内部が
お椀状のソケットケース301を有し、ソケットケース
301によって第一の環状壁を形成している。ソケット
ケース301の先端部にはソケット端部品302が接着
固定されている。ソケットケース301の内側には概パ
イプ状の内ソケット303が形成されている。内ソケッ
ト303は第二の環状壁を形成するものであり、ソケッ
トケース301と内ソケット303は同心的に配設さ
れ、その間に円周状の溝空間を形成している。第二の環
状壁は第一の環状壁よりも低く、第二の環状壁内奥に配
置されている。
【0082】第二の環状壁の内側に向かって嵌合突起3
04が形成され、この嵌合突起304の内側には接点3
05が配置されている。図17に示すように、ソケット
ケース301の内面上部には位置合わせ用突起306が
形成されている。
【0083】上記接点305をインサート成形した接点
支持体307がソケットケース301にケーブル側から
挿入され、それとの接触面にはOリング308が設けら
れている。接点305のケーブル側端部は接点支持体3
07から突き出しており、圧着端子309が圧入され、
その外側には熱収縮チューブ311が被せられている。
【0084】図18に示すように、接点支持体307の
ケーブル側端面には十字状の仕切り壁312が形成さ
れ、これにより端子間の沿面距離を確保している。これ
らは透明な樹脂製の充填ケース313で軸方向にわたり
覆われ、その内側の隙間にはシリコンゴム314が充填
されている。充填ケース313と接点支持体307を挟
み込むようにして主支持体317がソケットケース30
1に対して雄ねじ321と雌ねじ322を介してねじ込
み固定している。ソケットケース301と主支持体31
7の接触面間にはパッキン323が配置され、この部分
を通じての外部からの液体の侵入を防いでいる。
【0085】圧着端子309に圧着したリード線326
はケーブル202外被を剥いだものであり、リード線3
26と外被の間に設けられたシールド327はケーブル
202の外表面に折り返されて、その外側を圧着体32
8により圧着固定されている。また、図19に示すよう
に、圧着体328の外側面には三方から固定リング32
9にねじ込まれた三本の固定ねじ330の先端が突き当
てられ、圧着体328を支持固定し、ケーブル202の
軸方向及び回転方向のずれを防止している。主支持体3
17に対して嵌め込む固定リング329を押さえ込むよ
うに折れ止めゴム支持体334は雄ねじ335および雌
ねじ336を介して主支持体317にねじ込み固定され
ている。
【0086】主支持体317と折れ止めゴム支持体33
4の間にはパッキン337が配置され、また、ケーブル
202と折れ止めゴム支持体334の間には密着ゴム3
38が配置され、この部分よりの液体の侵入を防止して
いる。
【0087】主支持体317の外側面に形成されたフラ
ンジ341に内面円周突起342を引っかけるようにし
て折れ止めゴム343が組み付けられる。それらの外側
からソケットカバー345が被せられ、ソケットケース
301に対して雄ねじ346及び雌ねじ347を介して
ねじ込み固定されている。
【0088】尚、図17では接点305は2つしか見え
ないが、図18に示すように4つであり、接点305の
突出部が4極設けられている。それぞれ圧着端子309
に圧入された端部にはハンドピース検知端子351及び
ハンドピース検知端子352、駆動電流端子353及び
駆動電流端子354が設けられており、それぞれにはハ
ンドピース検知電流や駆動電流が供給されるようになっ
ている。
【0089】図20はハンドピースソケット232を水
平面で縦断した断面図であり、この図20に示すよう
に、ソケットケース301の左右側壁部には角形の孔3
61が形成されており、ソケット端部品302から延出
したレバー362が前記孔361内に配置されている。
レバー362の内側には内側に反り返る形状をした内レ
バー363が形成されている。内レバー363の端部に
はロックエッジ364及び斜面365が形成されてい
る。
【0090】内ソケット303の左右側壁部には角長孔
状のスリット366が形成され、そのスリット366の
内部には接点支持体307から延出した接点305が弾
性的にスリット366の内部に形成した突き当て面36
7に付勢されて配置している。4箇所対称にスリット3
66及び接点305が配置されている。上記スリット3
66はソケット長軸と平行である。また、接点305の
一端は内ソケット303に支持固定されており、他端側
中途部が弾性変形できるようになっている。
【0091】ハンドピース201を水平面で縦断した図
20に示すように、インナーケース241のハンドピー
スプラグ部231に位置する内部にはロック穴368が
形成され、ロックガイド239の開口部付近には斜面3
69が形成されている。
【0092】次に、上記超音波凝固切開装置の作用につ
いて説明する。本装置を使用する場合、まず、着脱ケー
ブルユニット203のジェネレータプラグ233を図示
しないジェネレータに接続しておき、手術で使用するフ
ックプローブユニット205及びシザースプローブユニ
ット206を予めそれぞれハンドピース201に対して
組み付けておき、また、トロッカーユニット207をハ
ンドピース201aに組み付けておく。
【0093】着脱ケーブルユニット203のハンドピー
スソケット232をトロッカーユニット207を組み付
けたハンドピース201aのハンドピースプラグ部23
1に装着する際には位置合わせ突起306を位置合わせ
溝237に案内させながら組み付けていく。ハンドピー
スプラグ部231にハンドピースソケット232が組み
付いていくと、レバー362の内レバー363の斜面3
65がロックガイド239に導かれながら斜面369を
乗り上げて、ロックエッジ364がロック穴368に嵌
まり込む。そして、接点305は内側向きに付勢されて
いるため、図21及び図22で示すように、接点305
は接点265と確実に接触し、両者の電気的導通性が確
保される。
【0094】直ちにジェネレータからのハンドピース検
知電流は、ジェネレータプラグ233、ケーブル20
2、リード線326、圧着端子309、ハンドピース検
知端子351、ハンドピース検知端子352へと供給さ
れ、接点305と接触した接点265を介してハンドピ
ース検知端子275、ハンドピース検知端子276へと
通電される。その際、ハンドピース検知端子275、ハ
ンドピース検知端子276の先端には抵抗278が接続
しているため、そのハンドピース固有の抵抗値が検出さ
れ、ジェネレータ側ではそのハンドピース201に適し
た共振周波数及び電流値を駆動電流として供給する設定
となる。
【0095】ハンドピースプラグ部231を外側からハ
ンドピースソケット232で覆って装着する構造のた
め、ハンドピース201及びハンドピースソケット23
2に対して外部から力を加えた際の強度が向上した。ま
た、嵌合スリット295と嵌合突起304が嵌合するた
め、電気的接続に関して最適な位置関係となる。トルク
やモーメントを加えても電気的接続性は低下しない。
【0096】次に、ハンドピース201aに組み付けた
トロッカーユニット207の先端を患者の腹壁に接触さ
せ、図示しないフットスイッチを踏むと、ジェネレータ
から駆動電流がジェネレータプラグ233からケーブル
202、更にリード線326、圧着端子309へ通電さ
れ、内ソケット303内部の接触面である接点305か
ら接点265へと通電して駆動電流がハンドピース20
1aに供給される。そして、駆動電流供給端子267,
268から導電部材269、端子271、リード線32
6へと駆動電流が通電してボルト締めランジュバン型振
動子242で超音波振動に変換される。その際、腹壁に
は超音波振動が作用して穿刺ができる。
【0097】その後、内視鏡下外科手術に使用する処置
具を挿入するための外套管226を留置する。新しい外
套管226を組付けて、同様にして腹壁に穿刺し、必要
数の外套管を留置する。
【0098】また、ハンドピース201aを外す際に
は、レバー362を押すと、ロックエッジ364がロッ
ク穴368から外れ、簡単にハンドピースソケット23
2からハンドピース201aを外す事が出来る。
【0099】同様にして、フックプローブユニット20
5及びシザースプローブユニット206の組み付いたハ
ンドピース201をハンドピースソケット232に装着
すると、ハンドピース201の内部に設けられたハンド
ピース固有の抵抗値が検出され、ジェネレータでハンド
ピース201に適した共振周波数及び電流値を駆動電流
として供給する設定となる。適宜フットスイッチを踏め
ば、ジェネレータからの駆動電流はハンドピース201
に供給され、超音波振動に変換して各プローブ先端にお
いて各種処置が行える。フックプローブユニット205
とシザースプローブユニット206を交換して使用する
際にはレバー362を押してハンドピースソケット23
2からハンドピース201を外し、他のプローブユニッ
トが組み付いたハンドピース201をハンドピースソケ
ット232に装着して使用する。
【0100】図16はハンドピース201,201aの
ハンドピースプラグ部231における嵌合空間296に
洗浄ブラシ298のブラシ部299を挿脱して洗浄する
様子を示している。ブラシ部299は嵌合空間296の
内部の隅々まで接触する。また、嵌合空間296はその
隙間が2ミリから4ミリ程度であり、術者の指等は入ら
ない。
【0101】これによると、コネクタが嵌合する空間に
洗浄ブラシを挿通出来るため、コネクタ内部の電気接点
の洗浄性が向上する。その結果、電気導通性の低下が防
げる。当然のことながら、ケーブル側のソケット内はハ
ンドピースの嵌合空間よりも広いため洗浄性は問題な
い。万が一、水等の液体がコネクタ内部に入った場合で
も、ハンドピース側の接点はコネクタ内部の底から距離
を離して配置してあるため、多少の液体が溜まっても、
接点間で短絡が起ることがない。また、液体の量が多い
場合にはハンドピース201,201aを横にすれば、
液体は外へ流れ出るため、同様に接点間の短絡は起らな
い。着脱ケーブルユニット203側のハンドピースソケ
ット232では、液体が接点内部に液体が入っても接点
の裏側に水抜き用のスリット366が加工されているた
め、液体は速やかにぬける。したがって、接点間の短絡
を防げる。また、本実施形態によれば、当然の事なが
ら、プローブのねじ部を着脱する事なく使用したいプロ
ーブを速やかに交換出来る。
【0102】(第9実施形態)図23及び図23を参照
して本発明の第9実施形態に係る超音波凝固切開装置に
ついて説明する。本実施形態は前述した第8実施形態の
変形例であり、変更点のみ説明する。
【0103】着脱ケーブルユニット203側のソケット
ケース301の、コネクタシェル238が突き当たる面
には、パッキン401が配設されている。このため、図
24に示すように、ハンドピースソケット232をハン
ドピースプラグ部231に装着すると、コネクタシェル
238の端面が、そのパッキン401に突き当たって接
触するため、装着状態で液体に浸積しても液体はコネク
タ内部に侵入しない。このため、接点同士が短絡する事
を防げる。本実施形態の他の効果は第8実施形態と同じ
である。
【0104】(第10実施形態)図25を参照して本発
明の第10実施形態に係る超音波凝固切開装置について
説明する。本実施形態は前述した第8実施形態の変形例
であり、変更点のみ説明する。
【0105】超音波処置具において、ハンドピースは1
種類のシステムの場合であり、検知抵抗は不要のため、
図25に示すように、接点265は2箇所のみで良い。
本実施形態の効果は異なるハンドピースを使用出来ない
事を除いて第8実施形態と同じである。
【0106】[付記] 1.駆動電流を超音波振動に変換する振動子を有し、か
つジェネレータからの駆動電流を上記振動子に供給する
ケーブルのコネクタを着脱自在に接続するプラグ部を備
えた超音波ハンドピースにおいて、上記プラグ部は、中
央に突起を形成し、上記突起の周囲に距離を置いて上記
突起を囲むように環状壁を形成し、上記突起の周面には
上記環状壁で囲まれる位置に電気接点を配設したことを
特徴とする超音波ハンドピース。 2.第2項の超音波ハンドピースにおいて、上記電気接
点は上記突起の周面上にハンドピース長軸と平行に配置
したことを特徴とする。 3.第2項の超音波ハンドピースにおいて、上記電気接
点は上記環状壁と上記突起との間に形成される円周溝の
奥底から電気接点の幅以上離れた位置に上記突起から露
出して配設したことを特徴とする。
【0107】4.第2項の超音波ハンドピースにおい
て、上記突起と上記環状壁との間に形成される円周溝の
幅は上記電気接点の幅よりも大きく上記突起の径よりも
小さいことを特徴とする。 5.第4項の超音波ハンドピースにおいて、上記突起の
周面部に配設した複数の電気接点間に、ハンドピース長
軸と平行な嵌合溝を形成したことを特徴とする。 6.第3項の超音波ハンドピースにおいて、上記電気接
点は上記突起の先端面から上記電気接点の幅以上、上記
円周溝の奥側に離れた位置に配置したことを特徴とす
る。
【0108】7.駆動電流を超音波振動に変換する振動
子を有し、かつジェネレータからの駆動電流を上記振動
子に供給するケーブルのコネクタを着脱自在に接続する
プラグ部を備えた超音波ハンドピースにおいて、上記プ
ラグ部は、電気接点の周囲にその電気接点を囲むように
環状壁を設けたことを特徴とする。 8.第1項または第7項の超音波ハンドピースにおい
て、上記環状壁の外周に上記ケーブルのコネクタを係着
する手段を設けたことを特徴とする。
【0109】9.駆動電流を超音波振動に変換する振動
子を有した超音波ハンドピースのプラグ部に対し着脱自
在に装着されるハンドピースソケットを備え、かつ上記
振動子にジェネレータからの駆動電流を供給するケーブ
ルユニットにおいて、上記ハンドピースソケットは上記
超音波ハンドピースのプラグ部のコネクタ突起に嵌合す
る内部空間を設けたソケットを有し、上記ソケットには
そのソケットの外面から上記内部空間に貫通するスリッ
トと、このスリットの内部に上記プラグ部の電気接点に
接触する電気接点を配置したことを特徴とするケーブル
ユニット。
【0110】10.第9項のケーブルユニットにおい
て、電気接点の一端はソケットに支持固定されており、
他端側は弾性変形できることを特徴とする。
【0111】11.第10項のケーブルユニットにおい
て、上記スリットはソケット長軸と平行であることを特
徴とする。
【0112】12.第11項のケーブルユニットにおい
て、ソケットは第一の環状壁と第二の環状壁とからな
り、第二の環状壁は第一の環状壁の内側に配置し、スリ
ットは第二の環状壁に形成したことを特徴とする。
【0113】13.第12項のケーブルユニットにおい
て、第二の環状壁は、第一の環状壁よりも低いことを特
徴とする。
【0114】14.第12項のケーブルユニットにおい
て、第一の環状壁と、第二の環状壁の間の底に、ケーシ
ングとソケットの間の水密を維持する円周状のパッキン
を配置したことを特徴とする。
【0115】上記各付記項は任意の組み合わせが可能で
あり、付記項のものによれば、ハンドピースとケーブル
を着脱する形式の超音波処置具において、電気接点の洗
浄性を向上させて電気的導通性の低下を防ぐと共に、不
必要に接点部に指が触れない構造のハンドピース及び着
脱ケーブルを提供することができる。
【0116】(付記項の先行技術及びその問題点)超音
波を使用して手術を行う超音波処置具が広く普及してい
る。超音波処置具の一般的な構成はジェネレータからの
駆動電流を超音波振動に変換する振動子を備えたハンド
ピースと、このハンドピースの振動子で発生した超音波
振動を生体組織に作用させて処置を行うプローブと、超
音波振動するプローブが不必要に生体組織や術者に接触
しないようにプローブを覆うシースとを備えている。
【0117】プローブの形状等が違うと、生体組織に対
する作用が異なる。そこで、使用目的に合わせた形式の
プローブを選び、ハンドピースにネジ締結すると共に、
各々のプローブ専用シースを、ハンドピースに対して組
み付けて使え分ける形式の超音波処置具があった。
【0118】ところで、ジェネレータからの駆動電流を
伝達するケーブルを、ハンドピースから着脱自在に出来
るように構成した場合、術中にプローブを取り替えるべ
く、複数のハンドピースそれぞれに予め必要なプローブ
をネジ締結し、専用のシースを組み付けておき、使用す
るプローブを術中に取り替えることが出来る。すなわ
ち、ケーブル1本を共通に使用し、必要なプローブが予
め組み付いたハンドピースにケーブルを付け替えて使用
することが出来る。
【0119】しかしながら、ハンドピースにケーブルを
付け替えて使用する形式とした場合、ハンドピースの電
気接点、及びケーブルのコネクタ部における電気接点は
外部に露出する状態に設けられている。このように電気
接点部は外部に露出しているから不必要に触れたりする
と、その接触面が汚れて電気接点の電気導通性が低下し
てしまう。
【0120】そこで、従来、電気接点の電気導通性の低
下を防ぐため、一方の接点をオス型ピン形状とし、メス
側の接点はピンの入る細い孔状に構成し、両者を嵌み合
わせて電気的に接続することが多い。
【0121】手術で使用する超音波処置具は、時々、接
点部に体液や血液が付着することがあり得る。接点部に
体液や血液が付着したまま放置すると、電気導通性が低
下するおそれがあるので、接続部内まで洗浄する必要が
ある。
【0122】しかし、ピンと孔の接続形式の構造では接
続部内に血液等の汚れが付着した場合、その洗浄性が悪
い。例えば、USP第5,395,240号の処置具が
あるが、これは、ピンと孔の接続形式のものであるた
め、接点部の洗浄性が良くない。
【0123】また、洗浄性を向上させるため、接続部周
辺を開放した形の接続構造であると、そのコネクタの開
放部が大きくなる。すると、電気接点部に指が触れやす
くなる。仮に、誤って接点に指等が触れて接点間を短絡
させた場合、温度変化によりハンドピース内部のトラン
スデューサに溜まった電荷が放電したり、接点部に汚れ
が再付着するおそれがある。例えば、USP第5,80
7,392号に開示された解放構造のものを超音波ハン
ドピースに当てはめた場合、ピン接点間に触れ易く、そ
の際に電荷の放電は避けられない。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
気メスと超音波メスのそれぞれが使用でき、且つ、電気
メスを使用しない場合には、小型・シンプルで安価な超
音波処置具として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波処置装置の基本的な構成を示す
概念図。
【図2】本発明の第1実施形態に係る超音波凝固切開装
置のシステム全体の説明図。
【図3】本発明の第1実施形態に係る超音波凝固切開装
置の処置具を分解して示す展開斜視図。
【図4】本発明の第1実施形態に係る超音波凝固切開装
置の処置具を分解して示す縦断面図。
【図5】本発明の第2実施形態に係る超音波凝固切開装
置の処置具付近部分を分解して示す側面図。
【図6】本発明の第3実施形態に係る超音波凝固切開装
置の処置具付近部分を分解して示す側面図。
【図7】本発明の第4実施形態に係る超音波凝固切開装
置の処置具付近部分を分解して示す側面図。
【図8】本発明の第5実施形態に係る超音波凝固切開装
置の処置具付近部分を分解して示す側面図。
【図9】本発明の第6実施形態に係る超音波凝固切開装
置の着脱式電気メスアダプタ付近の説明図。
【図10】本発明の第7実施形態に係る超音波凝固切開
装置の処置具を分解して示す斜視図。
【図11】本発明の第8実施形態に係る超音波凝固切開
装置システムの説明図。
【図12】本発明の第8実施形態に係る超音波凝固切開
装置のハンドピースの斜視図。
【図13】本発明の第8実施形態に係る超音波凝固切開
装置のハンドピースを示し、(a)はそのハンドピース
の図12中A−O−A´線に沿う縦断面図、(b)は
(a)中B−B´線に沿う横断面図、(c)は(a)中
C−C´線に沿う横断面図。
【図14】本発明の第8実施形態に係る超音波凝固切開
装置のハンドピースにおけるハンドピースプラグ部の斜
視図。
【図15】図14中、D−D´線に沿う上記ハンドピー
スにおけるハンドピースプラグ部の縦断面図。
【図16】本発明の第8実施形態に係る超音波凝固切開
装置のハンドピースにおけるハンドピースプラグ部の清
掃時の縦断面図。
【図17】本発明の第8実施形態に係る超音波凝固切開
装置のハンドピースにおけるハンドピースプラグ部の側
面図と着脱ケーブルユニットにおけるハンドピースソケ
ットの縦断面図。
【図18】図17中E−E´線に沿う上記着脱ケーブル
ユニットにおけるハンドピースソケットの横断面図。
【図19】図17中F−F´線に沿う上記着脱ケーブル
ユニットにおけるハンドピースソケットの横断面図。
【図20】本発明の第8実施形態に係る超音波凝固切開
装置のハンドピースにおけるハンドピースプラグ部と着
脱ケーブルユニットにおけるハンドピースソケットの水
平に断面した縦断面図。
【図21】本発明の第8実施形態に係る超音波凝固切開
装置のハンドピースにおけるハンドピースプラグ部と着
脱ケーブルユニットにおけるハンドピースソケットの接
続した状態での縦断面図。
【図22】本発明の第8実施形態に係る超音波凝固切開
装置のハンドピースにおけるハンドピースプラグ部と着
脱ケーブルユニットにおけるハンドピースソケットを接
続した状態での水平に断面した縦断面図。
【図23】本発明の第9実施形態に係る超音波凝固切開
装置のハンドピースにおけるハンドピースプラグ部と着
脱ケーブルユニットにおけるハンドピースソケットの縦
断面図。
【図24】本発明の第9実施形態に係る超音波凝固切開
装置のハンドピースにおけるハンドピースプラグ部と着
脱ケーブルユニットにおけるハンドピースソケットを接
続した状態での縦断面図。
【図25】本発明の第10実施形態に係る超音波凝固切
開装置のハンドピースにおけるハンドピースプラグ部の
斜視図。
【符号の説明】
1…処置具 2…超音波振動子 3…プローブ 4…駆動装置 5…駆動信号伝達用ケーブル 6…着脱式電気メスアダプタ 7…電気メス装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 唐沢 均 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 石川 学 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 JJ17 JJ25 KK03 KK04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動を処置部に伝達するプローブ
    と、このプローブに連結され、超音波振動を発生する超
    音波振動子とを有した超音波処置具と、 この超音波処置具の超音波振動子に着脱可能な駆動信号
    伝達用ケーブルとを具備し、 上記駆動信号伝達用ケーブルを通じて駆動装置より供給
    される駆動信号を上記超音波振動子に伝達し、上記プロ
    ーブにより超音波で処置するようにした超音波処置装置
    において、 電気メスが必要な場合に上記超音波処置具の超音波振動
    子若しくは上記ケーブルに接続可能であり、電気メス信
    号を上記プローブに供給する着脱自在な電気メス信号供
    給手段を備えたことを特徴とする超音波処置装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ケーブルはその一端
    に超音波振動子に接続されるコネクタを備え、他端に超
    音波発生装置に接続されるコネクタを備え、電気メス信
    号を供給する電気メス信号供給手段が、上記ケーブルの
    いずれかのコネクタに接続されることを特徴とした超音
    波処置装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、電気メス信号供給手
    段は、超音波振動子とケーブルの間に着脱可能なアダプ
    タを有することを特徴とする超音波処置装置。
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