JP2002186350A - 苔シートの製造方法 - Google Patents
苔シートの製造方法Info
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- JP2002186350A JP2002186350A JP2000404736A JP2000404736A JP2002186350A JP 2002186350 A JP2002186350 A JP 2002186350A JP 2000404736 A JP2000404736 A JP 2000404736A JP 2000404736 A JP2000404736 A JP 2000404736A JP 2002186350 A JP2002186350 A JP 2002186350A
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- JP
- Japan
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- sheet
- moss
- nozzle
- producing
- container
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】本発明は、苔シートをコンクリート表面に敷き
詰めることで、日光によるコンクリート表面温度を下
げ、合わせて、室内温度が下がることで夏期の冷房に要
する電力量の節約になる。また、苔が一酸化炭素を吸収
して酸素を放出することで、地球の温暖化防止に役立て
ることに利用しようとするものである。 【解決手段】粉砕した古紙を溶解槽に入れ、水と共に攪
拌してパルプにする。パルプをノズルを通して、正方形
の底が網目状のシート製造容器に流し込み、適宜厚みの
あるシート（ロ）をつくる。シート（ロ）の表面が生乾
きの間に、貯蔵槽にある乾燥したミドリ苔を適宜の大き
さに切り刻み、ノズルＥによりシート（ロ）表面に蒔
く。押圧器でミドリ苔をシート（ロ）表面に適宜の圧力
で押し付ける。苔シート（イ）をシート製造容器から取
り出す。
詰めることで、日光によるコンクリート表面温度を下
げ、合わせて、室内温度が下がることで夏期の冷房に要
する電力量の節約になる。また、苔が一酸化炭素を吸収
して酸素を放出することで、地球の温暖化防止に役立て
ることに利用しようとするものである。 【解決手段】粉砕した古紙を溶解槽に入れ、水と共に攪
拌してパルプにする。パルプをノズルを通して、正方形
の底が網目状のシート製造容器に流し込み、適宜厚みの
あるシート（ロ）をつくる。シート（ロ）の表面が生乾
きの間に、貯蔵槽にある乾燥したミドリ苔を適宜の大き
さに切り刻み、ノズルＥによりシート（ロ）表面に蒔
く。押圧器でミドリ苔をシート（ロ）表面に適宜の圧力
で押し付ける。苔シート（イ）をシート製造容器から取
り出す。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、苔シートをコンクリー
ト表面に敷き詰めることで、日光によるコンクリート表
面温度を下げ、合わせて、室内温度が下がることで夏期
の冷房に要する電力量の節約と、また、一酸化炭素を吸
収して酸素を放出することで、地球の温暖化防止に役立
てることに利用しようとするものである。
ト表面に敷き詰めることで、日光によるコンクリート表
面温度を下げ、合わせて、室内温度が下がることで夏期
の冷房に要する電力量の節約と、また、一酸化炭素を吸
収して酸素を放出することで、地球の温暖化防止に役立
てることに利用しようとするものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、容器に植物の種を蒔き、根を這わ
せた後、幹を刈取り、そして、残った根に種苔を這わせ
てつくる苔シート技術はあった。
せた後、幹を刈取り、そして、残った根に種苔を這わせ
てつくる苔シート技術はあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、容器
に植物の種を蒔き、その根が容器一杯に成長させるに、
水や肥料、日光の確保などで生産するに大変な時間と場
所や管理を必要とした。
に植物の種を蒔き、その根が容器一杯に成長させるに、
水や肥料、日光の確保などで生産するに大変な時間と場
所や管理を必要とした。
【０００４】
【課題を解決するための手段】古紙などのパルプを型枠
に入れてシートをつくり、そのシート表面に種苔を蒔く
ことで課題を解決しようとするのである。
に入れてシートをつくり、そのシート表面に種苔を蒔く
ことで課題を解決しようとするのである。
【０００５】
【作用】コンクリート表面に敷き詰めた苔シートは、雨
水と日光により発育してコンクリート表面一杯に繁殖し
て覆うので、夏場の直射日光からの断熱材の役割でコン
クリート表面温度は緩和され、合わせて、直下にある室
内の温度も緩和されるので、冷房に要する電力量が節約
できる作用がある。そして、夜には一酸化炭素を吸収し
酸素を放出するので、地球温暖化防止に役立つ作用があ
る。
水と日光により発育してコンクリート表面一杯に繁殖し
て覆うので、夏場の直射日光からの断熱材の役割でコン
クリート表面温度は緩和され、合わせて、直下にある室
内の温度も緩和されるので、冷房に要する電力量が節約
できる作用がある。そして、夜には一酸化炭素を吸収し
酸素を放出するので、地球温暖化防止に役立つ作用があ
る。
【０００６】
【実施例】一実施例について説明すれば、 １．粉砕した古紙を溶解槽Ａに入れ、水と共に攪拌して
パルプにする。 ２．パルプをノズルＢを通して、正方形の底が網目状の
シート製造容器Ｃに流し込み、適宜厚みのあるシート
（ロ）をつくる。 ３．シート（ロ）表面が生乾きの間に、貯蔵槽Ｄ内の紙
を分解する微生物と混ぜた、乾燥した適宜の大きさに切
り刻んだミドリ苔２をノズルＥを通して、シート（ロ）
表面に蒔く。 ４．押圧器Ｆでミドリ苔２をシート（ロ）表面に適宜の
圧力で押し付ける。 ５．苔シート（イ）をシート製造容器Ｃから取り出す。
パルプにする。 ２．パルプをノズルＢを通して、正方形の底が網目状の
シート製造容器Ｃに流し込み、適宜厚みのあるシート
（ロ）をつくる。 ３．シート（ロ）表面が生乾きの間に、貯蔵槽Ｄ内の紙
を分解する微生物と混ぜた、乾燥した適宜の大きさに切
り刻んだミドリ苔２をノズルＥを通して、シート（ロ）
表面に蒔く。 ４．押圧器Ｆでミドリ苔２をシート（ロ）表面に適宜の
圧力で押し付ける。 ５．苔シート（イ）をシート製造容器Ｃから取り出す。
【０００７】
【発明の効果】本発明の実施例は、上記の如く構成され
た苔シートであるから、古紙を簡単にに再利用すること
が出来るので資源の節約につながる。また、ミドリ苔
は、夜に一酸化炭素を吸収し、酸素を放出することで、
地球温暖化の防止に効果がある。そして、また、コンク
リート表面にミドリ苔シートをホッチキスで連結して敷
き詰めることで、ワンクッションで直射日光が避けら
れ、コンクリート表面の温度が緩和されることで、直下
の室内の温度も緩和するので、冷房に要する電力量の節
約効果がある。なを、敷き詰められたミドリ苔は、雨水
と日光だけで発育する。そして、シートは、ミドリ苔に
付着している微生物によって土壌に分解され、ミドリ苔
の床土と肥料になる。以上の如く効果がある。
た苔シートであるから、古紙を簡単にに再利用すること
が出来るので資源の節約につながる。また、ミドリ苔
は、夜に一酸化炭素を吸収し、酸素を放出することで、
地球温暖化の防止に効果がある。そして、また、コンク
リート表面にミドリ苔シートをホッチキスで連結して敷
き詰めることで、ワンクッションで直射日光が避けら
れ、コンクリート表面の温度が緩和されることで、直下
の室内の温度も緩和するので、冷房に要する電力量の節
約効果がある。なを、敷き詰められたミドリ苔は、雨水
と日光だけで発育する。そして、シートは、ミドリ苔に
付着している微生物によって土壌に分解され、ミドリ苔
の床土と肥料になる。以上の如く効果がある。
【０００８】
【図１】本発明に用いる溶解槽Ａの斜面図
【図２】貯蔵槽Ｄの斜面図
【図３】ノズルＢの斜面図
【図４】ノズルＥの斜面図
【図５】シート製造容器Ｃの斜面図
【図６】押圧器Ｆの斜面図
【図７】苔シート（イ）の斜面図
Ａ：溶解槽 Ｂ：ノズル Ｃ：シート製造容器 Ｄ：貯
蔵槽 Ｅ：ノズル Ｆ：押圧器 イ：苔シート ロ：シート
蔵槽 Ｅ：ノズル Ｆ：押圧器 イ：苔シート ロ：シート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１３年３月１５日（２００１．３．１
５）
５）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に用いる溶解槽Ａの斜面図
【図２】貯蔵槽Ｄの斜面図
【図３】ノズルＢの斜面図
【図４】ノズルＥの斜面図
【図５】シート製造容器Ｃの斜面図
【図６】押圧器Ｆの斜面図
【図７】苔シート（イ）の斜面図
【符号の説明】 Ａ：溶解槽 Ｂ：ノズル Ｃ：シート製造容器 Ｃ′：
水抜き穴 Ｄ：貯蔵槽 Ｅ：ノズル Ｆ：押圧器 イ：苔 ロ：苔シート
水抜き穴 Ｄ：貯蔵槽 Ｅ：ノズル Ｆ：押圧器 イ：苔 ロ：苔シート
【手続補正３】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】１．溶解槽ＡのパルプをノズルＢを通し
て、底が網目状のシート製造容器Ｃに流し込みシート
（ロ）を造る。 ２．シート（ロ）表面が生乾きの間に、貯蔵槽Ｄにある
細かく刻んだ種苔２をノズルＥをして、シート（ロ）表
面に蒔く。 ３．押圧器Ｆで種苔２をシート（ロ）表面に押し付け
る。 ４．シート製造容器Ｃから苔シート（イ）を取り出す。 以上の如く製造工程でつくる苔シートの製造方法。 【請求項１】、 【請求項２】シート製造容器Ｃをベルトコンベアにセッ
トして連続的に苔シートをつくる特許請求の範囲第１項
記載の苔シートの製造方法。 【請求項１】、 【請求項２】、 【請求項３】各製造工程をコンピュター制御で苔シート
をつくる特許請求の範囲第１項記載又は第２項記載の苔
シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000404736A JP2002186350A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 苔シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000404736A JP2002186350A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 苔シートの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002186350A true JP2002186350A (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=18868645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000404736A Pending JP2002186350A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 苔シートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002186350A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009240243A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Nihonkai Gijutsu Consultants:Kk | 苔シート及びその製造方法並びに施工方法 |
| KR101186843B1 (ko) | 2010-06-11 | 2012-09-28 | 신길호 | 이끼시트 제조방법 |
| FR3129058A1 (fr) * | 2021-11-17 | 2023-05-19 | Dickson Constant | Complexe textile végétalisé, procédé de fabrication d’un tel complexe, dispositif de protection solaire et/ou de la pluie comprenant un tel complexe, et utilisation dudit complexe pour fabriquer ledit dispositif. |
-
2000
- 2000-12-22 JP JP2000404736A patent/JP2002186350A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009240243A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Nihonkai Gijutsu Consultants:Kk | 苔シート及びその製造方法並びに施工方法 |
| KR101186843B1 (ko) | 2010-06-11 | 2012-09-28 | 신길호 | 이끼시트 제조방법 |
| FR3129058A1 (fr) * | 2021-11-17 | 2023-05-19 | Dickson Constant | Complexe textile végétalisé, procédé de fabrication d’un tel complexe, dispositif de protection solaire et/ou de la pluie comprenant un tel complexe, et utilisation dudit complexe pour fabriquer ledit dispositif. |
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