JP2002185909A - 画像記録再生装置および画像記録再生方法 - Google Patents
画像記録再生装置および画像記録再生方法Info
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- JP2002185909A JP2002185909A JP2000377540A JP2000377540A JP2002185909A JP 2002185909 A JP2002185909 A JP 2002185909A JP 2000377540 A JP2000377540 A JP 2000377540A JP 2000377540 A JP2000377540 A JP 2000377540A JP 2002185909 A JP2002185909 A JP 2002185909A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスク型記録媒体に映像音声の記録を行う
画像記録再生装置において、記録メディアの欠陥によっ
てデータが記録できない場合でも記録メディアにおける
画像データおよび画像管理データの記録位置の連続性を
維持し、再生時の蓄積手段のデータ転送レートの低下を
抑制すること。 【解決手段】 画像データN−1が記録できなかった場
合、まず、直前の画像データ記録確定位置N−2に画像
管理情報の記録を試行する。画像管理情報の記録が失敗
したならば、さらに以前に記録した画像データN−3の
記録位置に画像管理情報の記録を試行していく。画像管
理情報の記録が成功した場合、記録位置の連続性を維持
してファイルが成立し、蓄積手段のデータ転送レートを
低下させずにファイルの再生が可能となる。
画像記録再生装置において、記録メディアの欠陥によっ
てデータが記録できない場合でも記録メディアにおける
画像データおよび画像管理データの記録位置の連続性を
維持し、再生時の蓄積手段のデータ転送レートの低下を
抑制すること。 【解決手段】 画像データN−1が記録できなかった場
合、まず、直前の画像データ記録確定位置N−2に画像
管理情報の記録を試行する。画像管理情報の記録が失敗
したならば、さらに以前に記録した画像データN−3の
記録位置に画像管理情報の記録を試行していく。画像管
理情報の記録が成功した場合、記録位置の連続性を維持
してファイルが成立し、蓄積手段のデータ転送レートを
低下させずにファイルの再生が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク型記録媒
体に映像音声の記録を行う画像記録再生装置に関するも
のである。
体に映像音声の記録を行う画像記録再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像記録再生装置とし
て、特開平10−302371号公報、特開平10−1
77769号公報に記載されたものが知られている。
て、特開平10−302371号公報、特開平10−1
77769号公報に記載されたものが知られている。
【0003】図19は、従来の画像記録再生装置の構成
を示しており、蓄積手段からデータの読み込みと蓄積手
段へのデータの書き込みを行い、記録と再生を行う記録
再生手段101、ディスク型記録媒体を使用して情報を
記録する蓄積手段102から構成されている。記録再生
手段101は、入力および出力するデータを制御する転
送制御手段103、記録と再生を制御する記録再生制御
手段104、映像音声データのデータ記録位置などの管
理情報を生成する管理データ生成手段105、入力され
たデータを一時的に蓄積するデータバッファ106、管
理データを一時的に保持する作業用メモリ107、電源
遮断時に未記録の管理データを保持する未記録データ用
バックアップメモリ120、蓄積手段102とのデータ
転送の制御を行うホストIF手段109からなる。ま
た、蓄積手段102は、記録再生手段101とのデータ
転送の制御を行うドライブIF手段110、データを保
持する記録メディア112から構成されている。
を示しており、蓄積手段からデータの読み込みと蓄積手
段へのデータの書き込みを行い、記録と再生を行う記録
再生手段101、ディスク型記録媒体を使用して情報を
記録する蓄積手段102から構成されている。記録再生
手段101は、入力および出力するデータを制御する転
送制御手段103、記録と再生を制御する記録再生制御
手段104、映像音声データのデータ記録位置などの管
理情報を生成する管理データ生成手段105、入力され
たデータを一時的に蓄積するデータバッファ106、管
理データを一時的に保持する作業用メモリ107、電源
遮断時に未記録の管理データを保持する未記録データ用
バックアップメモリ120、蓄積手段102とのデータ
転送の制御を行うホストIF手段109からなる。ま
た、蓄積手段102は、記録再生手段101とのデータ
転送の制御を行うドライブIF手段110、データを保
持する記録メディア112から構成されている。
【0004】次に、従来の画像記録再生装置の動作につ
いて、図19を用いて説明する。まず、記録再生手段1
01に入力された映像音声データは転送制御手段103
を経由してデータバッファ106に蓄積される。データ
バッファ106に蓄積された映像音声データはホストI
F手段109およびドライブIF手段110を経由して
記録メディア112に記録される。また、管理データ生
成手段105は記録する映像音声データの記録位置情報
を含む管理データを生成し、作業用メモリ107に格納
する。作業用メモリ107に格納した管理データは、記
録メディア112に記録されるまで未記録データ用バッ
クアップメモリ120に保持される。作業用メモリ10
7に格納した管理データはデータバッファ106、ホス
トIF手段109およびドライブIF手段110を経由
して記録メディア112に記録される。
いて、図19を用いて説明する。まず、記録再生手段1
01に入力された映像音声データは転送制御手段103
を経由してデータバッファ106に蓄積される。データ
バッファ106に蓄積された映像音声データはホストI
F手段109およびドライブIF手段110を経由して
記録メディア112に記録される。また、管理データ生
成手段105は記録する映像音声データの記録位置情報
を含む管理データを生成し、作業用メモリ107に格納
する。作業用メモリ107に格納した管理データは、記
録メディア112に記録されるまで未記録データ用バッ
クアップメモリ120に保持される。作業用メモリ10
7に格納した管理データはデータバッファ106、ホス
トIF手段109およびドライブIF手段110を経由
して記録メディア112に記録される。
【0005】記録メディア112の欠陥が発生した場合
には、蓄積手段102は記録メディア112上に代替記
録領域を探し、記録可能な代替記録領域があるならば記
録する。このとき、データ記録位置が分散し、再生時に
代替記録位置の探索を行わなければならず、蓄積手段の
データ転送レートが低下する。
には、蓄積手段102は記録メディア112上に代替記
録領域を探し、記録可能な代替記録領域があるならば記
録する。このとき、データ記録位置が分散し、再生時に
代替記録位置の探索を行わなければならず、蓄積手段の
データ転送レートが低下する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像記録再生装置においては、記録メディア
の欠陥によって管理情報が記録できない場合に、代替記
録領域が最終画像データ記録位置から離れた位置に記録
してしまい、再生時に管理情報記録位置の探索に時間が
かかるという問題があった。
うな従来の画像記録再生装置においては、記録メディア
の欠陥によって管理情報が記録できない場合に、代替記
録領域が最終画像データ記録位置から離れた位置に記録
してしまい、再生時に管理情報記録位置の探索に時間が
かかるという問題があった。
【0007】また、複数の映像音声ソースに対応した映
像音声データが時分割で多重されて入力された場合でも
一つの入力として扱い、各ソースに対する蓄積手段に記
録が確定した映像音声データの範囲が明確でなく、記録
メディアの欠陥や電源断の発生によって管理情報の記録
を失敗した場合に、映像音声データ再生可能範囲が明確
でない、もしくは再生できないという問題があった。
像音声データが時分割で多重されて入力された場合でも
一つの入力として扱い、各ソースに対する蓄積手段に記
録が確定した映像音声データの範囲が明確でなく、記録
メディアの欠陥や電源断の発生によって管理情報の記録
を失敗した場合に、映像音声データ再生可能範囲が明確
でない、もしくは再生できないという問題があった。
【0008】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、記録メディアの欠陥によってデータ
が記録できない場合でも記録メディアにおける画像デー
タおよび画像管理データの記録位置の連続性を維持し、
再生時の蓄積手段のデータ転送効率低下を抑制すること
ができる画像記録再生装置および方法を提供するもので
ある。
になされたもので、記録メディアの欠陥によってデータ
が記録できない場合でも記録メディアにおける画像デー
タおよび画像管理データの記録位置の連続性を維持し、
再生時の蓄積手段のデータ転送効率低下を抑制すること
ができる画像記録再生装置および方法を提供するもので
ある。
【0009】また、本発明は、電源断や記録メディアの
欠陥による管理データの記録を失敗した場合に、記録済
みデータの範囲に基づき管理情報を生成し、記録可能な
領域へ管理情報を記録することによって再生不可能とな
るデータ量を抑制する優れた画像記録再生装置および方
法を提供するものである。
欠陥による管理データの記録を失敗した場合に、記録済
みデータの範囲に基づき管理情報を生成し、記録可能な
領域へ管理情報を記録することによって再生不可能とな
るデータ量を抑制する優れた画像記録再生装置および方
法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像記録再生装
置および方法は、映像音声データを記録するディスク型
記録媒体を備えた蓄積手段と、前記蓄積手段へのデータ
記録および前記蓄積手段からのデータ再生を制御する記
録再生制御手段と、前記映像音声データの管理データの
生成もしくは更新を行う管理データ生成手段と、更新さ
れた前記映像音声データを格納するバックアップ用メモ
リを備え、前記バックアップ用メモリが、前記映像音声
データに対する記録位置情報および前記蓄積手段に記録
が確定した前記映像音声データに対する記録位置情報の
記録位置を含むファイル管理情報と、前記蓄積手段に記
録が未確定の前記映像音声データに対する記録位置情報
の記録位置を含むファイル管理情報を格納し、前記映像
音声データの記録が確定したときに、記録が未確定の映
像音声データに対する記録位置情報の記録位置を含むフ
ァイル管理情報によって、記録が確定した映像音声デー
タに対する記録位置情報を含むファイル管理情報を上書
きすることを、同時入力される映像ソースごとに行うこ
とを特徴とした構成を有している。
置および方法は、映像音声データを記録するディスク型
記録媒体を備えた蓄積手段と、前記蓄積手段へのデータ
記録および前記蓄積手段からのデータ再生を制御する記
録再生制御手段と、前記映像音声データの管理データの
生成もしくは更新を行う管理データ生成手段と、更新さ
れた前記映像音声データを格納するバックアップ用メモ
リを備え、前記バックアップ用メモリが、前記映像音声
データに対する記録位置情報および前記蓄積手段に記録
が確定した前記映像音声データに対する記録位置情報の
記録位置を含むファイル管理情報と、前記蓄積手段に記
録が未確定の前記映像音声データに対する記録位置情報
の記録位置を含むファイル管理情報を格納し、前記映像
音声データの記録が確定したときに、記録が未確定の映
像音声データに対する記録位置情報の記録位置を含むフ
ァイル管理情報によって、記録が確定した映像音声デー
タに対する記録位置情報を含むファイル管理情報を上書
きすることを、同時入力される映像ソースごとに行うこ
とを特徴とした構成を有している。
【0011】この構成により、映像音声データが記録媒
体に記録が確定するまで、前記映像音声データに対する
記録位置情報を含むファイル管理情報が、バックアップ
用メモリに保持され、また、記録が確定したときに、記
録が未確定の映像音声データに対する記録位置情報の記
録位置情報を含むファイル管理情報によって、上書きさ
れるので、映像音声データ記録中に、電源断や記録メデ
ィアの欠陥などによって記録中断が発生しても、蓄積手
段へ記録が確定したデータ範囲が確認でき、記録中断前
の記録が確定した映像音声データまでを再生できるとと
もに、バックアップ用メモリのメモリ容量を節約できる
こととなる。
体に記録が確定するまで、前記映像音声データに対する
記録位置情報を含むファイル管理情報が、バックアップ
用メモリに保持され、また、記録が確定したときに、記
録が未確定の映像音声データに対する記録位置情報の記
録位置情報を含むファイル管理情報によって、上書きさ
れるので、映像音声データ記録中に、電源断や記録メデ
ィアの欠陥などによって記録中断が発生しても、蓄積手
段へ記録が確定したデータ範囲が確認でき、記録中断前
の記録が確定した映像音声データまでを再生できるとと
もに、バックアップ用メモリのメモリ容量を節約できる
こととなる。
【0012】また、本発明の画像記録再生装置および方
法は、前記映像音声データの特性を含む画像管理情報
を、前記蓄積手段に記録できなかった場合に、記録済み
映像音声データの記録位置に上書きすることを特徴とし
た構成を有している。
法は、前記映像音声データの特性を含む画像管理情報
を、前記蓄積手段に記録できなかった場合に、記録済み
映像音声データの記録位置に上書きすることを特徴とし
た構成を有している。
【0013】この構成により、記録中断時に記録可能な
領域に画像管理情報を記録するので、記録が中断したフ
ァイルを再生可能にできるとともに、記録媒体上での記
録位置が連続するので、映像音声データ再生時のアクセ
ス効率がよく、蓄積手段からのデータ転送レートの低下
を防止することができることとなる。
領域に画像管理情報を記録するので、記録が中断したフ
ァイルを再生可能にできるとともに、記録媒体上での記
録位置が連続するので、映像音声データ再生時のアクセ
ス効率がよく、蓄積手段からのデータ転送レートの低下
を防止することができることとなる。
【0014】また、本発明の画像記録再生装置および方
法は、前記映像音声データの特性を含む画像管理情報
を、前記蓄積手段に記録できなかった場合に、記録済み
映像音声データの記録位置に上書きし、上書きが失敗し
た場合にはさらに以前に記録された映像音声データに上
書することを成功するまで繰り返し、上書き可能な映像
音声データが残り1つとなった場合には前記蓄積手段に
記録された映像音声データの記録位置を管理する管理デ
ータを削除することを特徴とした構成を有している。
法は、前記映像音声データの特性を含む画像管理情報
を、前記蓄積手段に記録できなかった場合に、記録済み
映像音声データの記録位置に上書きし、上書きが失敗し
た場合にはさらに以前に記録された映像音声データに上
書することを成功するまで繰り返し、上書き可能な映像
音声データが残り1つとなった場合には前記蓄積手段に
記録された映像音声データの記録位置を管理する管理デ
ータを削除することを特徴とした構成を有している。
【0015】この構成により、記録中断時に記録可能な
領域に記録が成功するまで、画像管理情報を記録するの
で、記録が中断したファイルを再生可能にできるととも
に、記録媒体上での記録位置が連続するので、映像音声
データ再生時のアクセス効率がよく、蓄積手段からのデ
ータ転送レートの低下を防止することができることとな
る。
領域に記録が成功するまで、画像管理情報を記録するの
で、記録が中断したファイルを再生可能にできるととも
に、記録媒体上での記録位置が連続するので、映像音声
データ再生時のアクセス効率がよく、蓄積手段からのデ
ータ転送レートの低下を防止することができることとな
る。
【0016】さらに、本発明の画像記録再生装置および
方法は、画像記録再生装置の起動時に前記バックアップ
用メモリの管理データを検査し、映像音声データを転送
して記録確定されているならば、画像管理情報を前記蓄
積手段へ転送し、未記録の記録位置情報およびファイル
管理情報の記録を確定することを特徴とした構成を有し
ている。
方法は、画像記録再生装置の起動時に前記バックアップ
用メモリの管理データを検査し、映像音声データを転送
して記録確定されているならば、画像管理情報を前記蓄
積手段へ転送し、未記録の記録位置情報およびファイル
管理情報の記録を確定することを特徴とした構成を有し
ている。
【0017】この構成により、電源断が発生しても管理
情報を記録するので、記録が中断したファイルを再生可
能にできることとなる。
情報を記録するので、記録が中断したファイルを再生可
能にできることとなる。
【0018】また、本発明の画像記録再生装置および方
法は、前記蓄積手段が、転送されたデータを一時的に格
納するキャッシュバッファを備え、前記記録再生制御手
段が、映像音声データの転送回数を蓄積手段別にカウン
トし、規定回数の転送を行った蓄積手段に対し、記録媒
体へ記録されていないキャッシュバッファ内のデータを
前記ディスク型記録媒体に記録し、転送したデータの記
録を確定することを特徴とした構成を有している。
法は、前記蓄積手段が、転送されたデータを一時的に格
納するキャッシュバッファを備え、前記記録再生制御手
段が、映像音声データの転送回数を蓄積手段別にカウン
トし、規定回数の転送を行った蓄積手段に対し、記録媒
体へ記録されていないキャッシュバッファ内のデータを
前記ディスク型記録媒体に記録し、転送したデータの記
録を確定することを特徴とした構成を有している。
【0019】この構成により、蓄積手段へのデータ記録
待ち時間による映像音声データの記録漏れの発生を抑制
し、また記録の確定した映像音声データ範囲を決定でき
ることとなる。
待ち時間による映像音声データの記録漏れの発生を抑制
し、また記録の確定した映像音声データ範囲を決定でき
ることとなる。
【0020】また、本発明の画像記録再生装置および方
法は、前記記録再生制御手段が、前記映像音声データの
再生の際に、記録が確定された映像音声データの記録位
置を管理するファイル管理データを参照し、前記蓄積手
段に記録された映像音声データを読み出し、記録が確定
した映像音声データのみを再生することを特徴とした構
成を有している。
法は、前記記録再生制御手段が、前記映像音声データの
再生の際に、記録が確定された映像音声データの記録位
置を管理するファイル管理データを参照し、前記蓄積手
段に記録された映像音声データを読み出し、記録が確定
した映像音声データのみを再生することを特徴とした構
成を有している。
【0021】この構成により、蓄積手段に記録が行われ
ていない映像音声データは参照しないので、無用なデー
タアクセスを防止できることとなる。
ていない映像音声データは参照しないので、無用なデー
タアクセスを防止できることとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図18を用いて説明する。 (第1の実施の形態)
て、図1から図18を用いて説明する。 (第1の実施の形態)
【0023】図1は、画像記録再生装置のブロック図を
示し、蓄積手段からデータの読み込みおよび蓄積手段へ
のデータの書き込みを行い、記録と再生を行う記録再生
手段101、ディスク型記録媒体を使用して情報を記録
する蓄積手段102から構成されている。
示し、蓄積手段からデータの読み込みおよび蓄積手段へ
のデータの書き込みを行い、記録と再生を行う記録再生
手段101、ディスク型記録媒体を使用して情報を記録
する蓄積手段102から構成されている。
【0024】記録再生手段101は、入力および出力す
るデータの転送を制御する転送制御手段103、記録と
再生を制御する記録再生制御手段104、映像音声デー
タのデータ記録位置などの管理情報を生成する管理デー
タ生成手段105、入力もしくは出力するデータを一時
的に蓄積するデータバッファ106、管理データを一時
的に保持する作業用メモリ107、電源遮断時に未記録
の管理データを保持するバックアップ用メモリ108、
蓄積手段102とのデータ転送の制御を行うホストIF
手段109から構成される。
るデータの転送を制御する転送制御手段103、記録と
再生を制御する記録再生制御手段104、映像音声デー
タのデータ記録位置などの管理情報を生成する管理デー
タ生成手段105、入力もしくは出力するデータを一時
的に蓄積するデータバッファ106、管理データを一時
的に保持する作業用メモリ107、電源遮断時に未記録
の管理データを保持するバックアップ用メモリ108、
蓄積手段102とのデータ転送の制御を行うホストIF
手段109から構成される。
【0025】また、蓄積手段102は、記録再生手段1
01とのデータ転送の制御を行うドライブIF手段11
0、一時的にデータを保持するキャッシュバッファ11
1、データを保持する記録メディア112から構成され
る。
01とのデータ転送の制御を行うドライブIF手段11
0、一時的にデータを保持するキャッシュバッファ11
1、データを保持する記録メディア112から構成され
る。
【0026】バックアップ用メモリ108は、画像記録
再生装置へ供給される電源が遮断されても内容が保持さ
れるメモリであり、例えばバックアップ用電源に接続さ
れたSRAMやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ
が用いられる。
再生装置へ供給される電源が遮断されても内容が保持さ
れるメモリであり、例えばバックアップ用電源に接続さ
れたSRAMやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ
が用いられる。
【0027】記録メディア112は、例えば固定磁気デ
ィスクや光ディスク、光磁気ディスクなどのディスク型
記録メディアが用いられる。また、蓄積手段102で
は、ヘッドシーク時間や回転待ち時間等による転送待ち
時間を緩和するため、キャッシュバッファ111を備え
ている。
ィスクや光ディスク、光磁気ディスクなどのディスク型
記録メディアが用いられる。また、蓄積手段102で
は、ヘッドシーク時間や回転待ち時間等による転送待ち
時間を緩和するため、キャッシュバッファ111を備え
ている。
【0028】以上のように構成された画像記録再生装置
について、図1を用いてその動作を説明する。
について、図1を用いてその動作を説明する。
【0029】まず、記録の準備として、記録再生制御手
段104は、転送制御手段103に管理データの読み込
み要求を行い、転送制御手段103は、記録開始位置の
管理データを蓄積手段102から読み込み、データバッ
ファ106を経由して作業用メモリ107に転送する。
さらに、画像記録時に更新の対象となるデータブロック
のみバックアップ用メモリ108にコピーする。
段104は、転送制御手段103に管理データの読み込
み要求を行い、転送制御手段103は、記録開始位置の
管理データを蓄積手段102から読み込み、データバッ
ファ106を経由して作業用メモリ107に転送する。
さらに、画像記録時に更新の対象となるデータブロック
のみバックアップ用メモリ108にコピーする。
【0030】画像記録時には、まず画像データが記録再
生手段101へ入力される。記録時、記録再生手段10
1では、記録再生制御手段104が転送制御手段103
に対し、入力された画像データをデータバッファ106
に一旦蓄積するように通知する。1コマまたは複数のコ
マ数分の画像からなる画像データがデータバッファ10
6に蓄積されると、記録再生制御手段104は、管理デ
ータ生成手段105に通知し、管理データ生成手段10
5は、画像データを管理するための管理データを生成
し、そのデータでバックアップ用メモリ108に保持さ
れた管理データを更新する。一定量の画像データが蓄積
されると、記録再生制御手段104は、転送制御手段1
03に蓄積手段102への画像データの転送を指示す
る。転送制御手段103は、蓄積された画像データをデ
ータバッファ106から読み出し、ホストIF手段10
9を経由して蓄積手段102へ転送する。蓄積手段10
2へ転送されたデータは一旦、ドライブIF手段110
を経由してキャッシュバッファ111に蓄積され、適当
なタイミングで記録メディア112へ記録される。
生手段101へ入力される。記録時、記録再生手段10
1では、記録再生制御手段104が転送制御手段103
に対し、入力された画像データをデータバッファ106
に一旦蓄積するように通知する。1コマまたは複数のコ
マ数分の画像からなる画像データがデータバッファ10
6に蓄積されると、記録再生制御手段104は、管理デ
ータ生成手段105に通知し、管理データ生成手段10
5は、画像データを管理するための管理データを生成
し、そのデータでバックアップ用メモリ108に保持さ
れた管理データを更新する。一定量の画像データが蓄積
されると、記録再生制御手段104は、転送制御手段1
03に蓄積手段102への画像データの転送を指示す
る。転送制御手段103は、蓄積された画像データをデ
ータバッファ106から読み出し、ホストIF手段10
9を経由して蓄積手段102へ転送する。蓄積手段10
2へ転送されたデータは一旦、ドライブIF手段110
を経由してキャッシュバッファ111に蓄積され、適当
なタイミングで記録メディア112へ記録される。
【0031】次に、本発明の画像記録再生装置におい
て、蓄積手段102に記録されるデータの管理構造を、
図2を用いて説明する。
て、蓄積手段102に記録されるデータの管理構造を、
図2を用いて説明する。
【0032】蓄積手段102では、例えば、図2に示す
ようなデータ構造が用いられる。データの種類としては
少なくとも、1コマまたは複数コマの画像を含む画像デ
ータと、画像データのサイズやファイル内に含まれる画
像のコマ数などの情報を含む画像管理情報と、画像デー
タの記録位置を示す記録位置情報と、複数の記録位置情
報を特定するさらに上位の管理情報からなる。以降の説
明では、記録位置情報を管理する上位の管理情報をファ
イル管理情報、ファイル管理情報で管理される1まとま
りのデータをファイルと称する。また、記録位置情報と
ファイル管理情報をまとめて管理データと称する。画像
データのアクセスには、まずファイルを特定し、そのフ
ァイル管理情報から記録位置情報の記録位置を特定し、
記録位置情報から画像データの記録位置を特定し、その
記録位置にアクセスすることで目的の画像データにアク
セスできる。
ようなデータ構造が用いられる。データの種類としては
少なくとも、1コマまたは複数コマの画像を含む画像デ
ータと、画像データのサイズやファイル内に含まれる画
像のコマ数などの情報を含む画像管理情報と、画像デー
タの記録位置を示す記録位置情報と、複数の記録位置情
報を特定するさらに上位の管理情報からなる。以降の説
明では、記録位置情報を管理する上位の管理情報をファ
イル管理情報、ファイル管理情報で管理される1まとま
りのデータをファイルと称する。また、記録位置情報と
ファイル管理情報をまとめて管理データと称する。画像
データのアクセスには、まずファイルを特定し、そのフ
ァイル管理情報から記録位置情報の記録位置を特定し、
記録位置情報から画像データの記録位置を特定し、その
記録位置にアクセスすることで目的の画像データにアク
セスできる。
【0033】画像記録再生装置において大容量の蓄積手
段を用いる場合、記録可能な画像データは多量となり、
それを管理する管理データの数も多くなる。記録再生手
段101において、すべての管理データを作業用メモリ
107内に置いて画像データを管理するためには、蓄積
手段102の容量に比例して多量の半導体メモリを備え
ることを必要とする。蓄積手段102の記録容量に関わ
らず一定量のメモリで大容量の画像データを管理するた
めには、画像データのアクセスに必要な一部の管理デー
タのみを記録再生手段101内のメモリに置く方法が用
いられる。この方法では、記録再生手段101は管理デ
ータへのアクセスを複数の管理データを含む1まとまり
のブロック単位で行い、そのブロック単位で内部のメモ
リへの読み込み、もしくは蓄積手段102への書き出し
を行う。
段を用いる場合、記録可能な画像データは多量となり、
それを管理する管理データの数も多くなる。記録再生手
段101において、すべての管理データを作業用メモリ
107内に置いて画像データを管理するためには、蓄積
手段102の容量に比例して多量の半導体メモリを備え
ることを必要とする。蓄積手段102の記録容量に関わ
らず一定量のメモリで大容量の画像データを管理するた
めには、画像データのアクセスに必要な一部の管理デー
タのみを記録再生手段101内のメモリに置く方法が用
いられる。この方法では、記録再生手段101は管理デ
ータへのアクセスを複数の管理データを含む1まとまり
のブロック単位で行い、そのブロック単位で内部のメモ
リへの読み込み、もしくは蓄積手段102への書き出し
を行う。
【0034】なお、画像データは本実施例では画像のみ
を含むものとしているが、画像データおよび音声データ
の両方のデータ、もしくはいずれか一方のデータを含む
ようにしてもよい。音声データを含む場合には、画像管
理情報には音声のサンプリングレートなどの管理情報を
含んでもよいものとする。
を含むものとしているが、画像データおよび音声データ
の両方のデータ、もしくはいずれか一方のデータを含む
ようにしてもよい。音声データを含む場合には、画像管
理情報には音声のサンプリングレートなどの管理情報を
含んでもよいものとする。
【0035】次に、画像データ記録時のデータの流れ、
および記録再生制御手段104の動作について図3、図
4を用いてさらに詳細に説明する。図3は、画像記録再
生装置におけるデータの流れを示す図である。また、図
4は、画像データの記録処理の流れを示す図である。
および記録再生制御手段104の動作について図3、図
4を用いてさらに詳細に説明する。図3は、画像記録再
生装置におけるデータの流れを示す図である。また、図
4は、画像データの記録処理の流れを示す図である。
【0036】画像データの記録において、記録再生制御
手段104は、まずステップS401において、管理デ
ータ生成手段105に記録準備の開始を通知する。管理
データ生成手段105は、ファイル管理情報を作成し、
バックアップ用メモリ108に記録する。ステップS4
02では、記録の準備としてフラッシュ実行カウンタを
規定の初期値に設定する。
手段104は、まずステップS401において、管理デ
ータ生成手段105に記録準備の開始を通知する。管理
データ生成手段105は、ファイル管理情報を作成し、
バックアップ用メモリ108に記録する。ステップS4
02では、記録の準備としてフラッシュ実行カウンタを
規定の初期値に設定する。
【0037】ステップS403では、転送制御手段10
3に指示して画像データをデータバッファ106に一旦
蓄積する。画像データが転送されるごとに、ステップS
404において、管理データ生成手段105へ管理デー
タ更新が通知される。管理データ生成手段105では、
転送された画像データに対応する記録位置情報の作成が
行われ、バックアップ用メモリ108に記録され、ファ
イル管理データが更新される。
3に指示して画像データをデータバッファ106に一旦
蓄積する。画像データが転送されるごとに、ステップS
404において、管理データ生成手段105へ管理デー
タ更新が通知される。管理データ生成手段105では、
転送された画像データに対応する記録位置情報の作成が
行われ、バックアップ用メモリ108に記録され、ファ
イル管理データが更新される。
【0038】ステップS405では、画像データが規定
量蓄積されたか否かを判定する。規定量が蓄積されたな
らば、ステップS406が実行され、転送制御手段10
3に指示して、蓄積手段102へ画像データが転送され
る。蓄積手段102において、画像データは一旦キャッ
シュバッファ111に蓄積され、記録メディア112へ
記録される。ステップS405において、規定量が蓄積
されていないならば、ステップS403から繰り返し実
行される。ステップS406を実行ののち、ステップS
407では、フラッシュ実行カウンタから1を減算す
る。
量蓄積されたか否かを判定する。規定量が蓄積されたな
らば、ステップS406が実行され、転送制御手段10
3に指示して、蓄積手段102へ画像データが転送され
る。蓄積手段102において、画像データは一旦キャッ
シュバッファ111に蓄積され、記録メディア112へ
記録される。ステップS405において、規定量が蓄積
されていないならば、ステップS403から繰り返し実
行される。ステップS406を実行ののち、ステップS
407では、フラッシュ実行カウンタから1を減算す
る。
【0039】ステップS408では、フラッシュ実行カ
ウンタが0になったかを判定し、0になっていないなら
ば、ステップS412へ移行する。フラッシュ実行カウ
ンタが0になっているならば、ステップS409へ移行
し、蓄積手段102へキャッシュフラッシュ実行を指示
する。キャッシュフラッシュ実行によって、キャッシュ
バッファ111に未記録のデータが残っているならば、
それらのデータは記録メディア112へ直ちに記録され
る。このキャッシュフラッシュ完了によって、前回のキ
ャッシュフラッシュからステップS406で転送された
画像データまでの記録が確定されたと判断し、ステップ
S410では、管理データ生成手段105へ指示して、
ファイル管理データ更新確定処理を行う。また、蓄積手
段102に転送して記録が確定した画像データの数を、
記録確定画像データ数カウンタに加算する。S411で
は、キャッシュフラッシュ実行カウンタを再び初期値に
戻す。
ウンタが0になったかを判定し、0になっていないなら
ば、ステップS412へ移行する。フラッシュ実行カウ
ンタが0になっているならば、ステップS409へ移行
し、蓄積手段102へキャッシュフラッシュ実行を指示
する。キャッシュフラッシュ実行によって、キャッシュ
バッファ111に未記録のデータが残っているならば、
それらのデータは記録メディア112へ直ちに記録され
る。このキャッシュフラッシュ完了によって、前回のキ
ャッシュフラッシュからステップS406で転送された
画像データまでの記録が確定されたと判断し、ステップ
S410では、管理データ生成手段105へ指示して、
ファイル管理データ更新確定処理を行う。また、蓄積手
段102に転送して記録が確定した画像データの数を、
記録確定画像データ数カウンタに加算する。S411で
は、キャッシュフラッシュ実行カウンタを再び初期値に
戻す。
【0040】ステップS412では、規定量の画像デー
タを転送したか否かを判定し、規定量に達していないな
らば、再びステップS403から繰り返す。規定量に達
しているならば、管理データ生成手段105に管理デー
タの記録終了処理を送信し、画像データの記録を終了す
る。
タを転送したか否かを判定し、規定量に達していないな
らば、再びステップS403から繰り返す。規定量に達
しているならば、管理データ生成手段105に管理デー
タの記録終了処理を送信し、画像データの記録を終了す
る。
【0041】なお、前記キャッシュフラッシュ実行カウ
ンタの初期値は、蓄積手段102が備えるキャッシュバ
ッファ111の容量、画像データが記録再生手段101
に入力される速度、記録再生手段101と蓄積手段10
2の間のデータ転送速度、ユーザが許容する電源断時の
画像データ消失量等によって決定される。最も信頼性を
高くする場合には、初期値を1に設定することもでき
る。映像入力のフレームレートが小さい場合には、初期
値を1にし、フレームレートが多い場合には、初期値を
1より大きくする。これによって、低フレームレートに
対しては電源断によるデータ消失量を減らし、高フレー
ムレートの入力に対してはデータ消失量を増やす代わり
にデータ転送レートの低下を抑制できる。なお、蓄積手
段として複数の蓄積装置を備える場合には、蓄積装置ご
とにフラッシュ実行カウンタを管理する。
ンタの初期値は、蓄積手段102が備えるキャッシュバ
ッファ111の容量、画像データが記録再生手段101
に入力される速度、記録再生手段101と蓄積手段10
2の間のデータ転送速度、ユーザが許容する電源断時の
画像データ消失量等によって決定される。最も信頼性を
高くする場合には、初期値を1に設定することもでき
る。映像入力のフレームレートが小さい場合には、初期
値を1にし、フレームレートが多い場合には、初期値を
1より大きくする。これによって、低フレームレートに
対しては電源断によるデータ消失量を減らし、高フレー
ムレートの入力に対してはデータ消失量を増やす代わり
にデータ転送レートの低下を抑制できる。なお、蓄積手
段として複数の蓄積装置を備える場合には、蓄積装置ご
とにフラッシュ実行カウンタを管理する。
【0042】次に、管理データの記録における管理デー
タ生成手段105の動作について、図5から図9を用い
てさらに詳細に説明する。
タ生成手段105の動作について、図5から図9を用い
てさらに詳細に説明する。
【0043】図5は、管理データ記録準備処理の流れを
示す図、図6は、管理データの更新処理の流れを示す
図、図7は、管理データ存在判定および読み込み処理の
流れを示す図、図8は、管理データ書き出し処理の流れ
を示す図、図9は、管理データ記録終了処理の流れを示
す図である。
示す図、図6は、管理データの更新処理の流れを示す
図、図7は、管理データ存在判定および読み込み処理の
流れを示す図、図8は、管理データ書き出し処理の流れ
を示す図、図9は、管理データ記録終了処理の流れを示
す図である。
【0044】管理データ記録準備処理において、ステッ
プS501では、管理データの書き込み位置を含む管理
データのブロックが、バックアップ用メモリ108に存
在するか否かを判定し、存在しないならば、蓄積手段1
02からバックアップ用メモリ108に読み込む。ステ
ップS502では、バックアップ用メモリ108に一時
記録ファイル管理情報を作成する。ステップS503で
は、バックアップ用メモリ108に画像管理情報を作成
する。ステップS504では、画像データ数カウンタお
よび記録確定画像データ数カウンタを0にリセットす
る。
プS501では、管理データの書き込み位置を含む管理
データのブロックが、バックアップ用メモリ108に存
在するか否かを判定し、存在しないならば、蓄積手段1
02からバックアップ用メモリ108に読み込む。ステ
ップS502では、バックアップ用メモリ108に一時
記録ファイル管理情報を作成する。ステップS503で
は、バックアップ用メモリ108に画像管理情報を作成
する。ステップS504では、画像データ数カウンタお
よび記録確定画像データ数カウンタを0にリセットす
る。
【0045】次に、管理データの更新処理を、記録位置
情報の更新、ファイル管理情報の更新、ファイル管理情
報の更新確定の3つに分けて説明する。
情報の更新、ファイル管理情報の更新、ファイル管理情
報の更新確定の3つに分けて説明する。
【0046】記録位置情報の更新処理の場合、画像デー
タがデータバッファ106に蓄積されるごとに、記録位
置情報更新処理が行われる。
タがデータバッファ106に蓄積されるごとに、記録位
置情報更新処理が行われる。
【0047】まずステップS601において、更新対象
となる管理データブロックがバックアップ用メモリ10
8に存在するか否かを判定し、存在しないならば、バッ
クアップ用メモリ108に読み込む。ステップS602
では、画像データの記録位置を求めて管理データを作成
し、バックアップ用メモリ108内に格納された記録位
置情報ブロックデータに含まれる記録位置情報を更新す
る。ステップS603では、画像データ数カウンタに1
を加算する。ステップS604では、更新された記録位
置情報ブロックデータの更新フラグを、更新を表す状態
にセットする。
となる管理データブロックがバックアップ用メモリ10
8に存在するか否かを判定し、存在しないならば、バッ
クアップ用メモリ108に読み込む。ステップS602
では、画像データの記録位置を求めて管理データを作成
し、バックアップ用メモリ108内に格納された記録位
置情報ブロックデータに含まれる記録位置情報を更新す
る。ステップS603では、画像データ数カウンタに1
を加算する。ステップS604では、更新された記録位
置情報ブロックデータの更新フラグを、更新を表す状態
にセットする。
【0048】ファイル管理情報の更新処理の場合、画像
データがデータバッファ106に蓄積されるごと、もし
くは記録再生手段101から画像データが転送されるご
とに、ファイル管理情報更新処理が行われる。
データがデータバッファ106に蓄積されるごと、もし
くは記録再生手段101から画像データが転送されるご
とに、ファイル管理情報更新処理が行われる。
【0049】まず、ステップS605では、更新対象と
なる管理データブロックが、バックアップ用メモリ10
8に存在するか否かを判定し、存在しないならば、バッ
クアップ用メモリ108に読み込む。ステップS606
では、新たに作成された記録位置情報の記録位置を求
め、バックアップ用メモリ108内に格納された一時記
録ファイル管理情報を更新する。ステップS607で
は、更新された一時記録ファイル管理情報の更新フラグ
を、更新を表す状態にセットする。
なる管理データブロックが、バックアップ用メモリ10
8に存在するか否かを判定し、存在しないならば、バッ
クアップ用メモリ108に読み込む。ステップS606
では、新たに作成された記録位置情報の記録位置を求
め、バックアップ用メモリ108内に格納された一時記
録ファイル管理情報を更新する。ステップS607で
は、更新された一時記録ファイル管理情報の更新フラグ
を、更新を表す状態にセットする。
【0050】さらに、ファイル管理情報の場合、画像デ
ータおよび管理データ記録におけるキャッシュフラッシ
ュ処理の後、ファイル管理情報更新確定処理が行われ
る。
ータおよび管理データ記録におけるキャッシュフラッシ
ュ処理の後、ファイル管理情報更新確定処理が行われ
る。
【0051】ステップS608では、一時記録ファイル
管理情報をバックアップ用メモリ108内に格納された
ファイル管理情報ブロックデータ領域へコピーする。ス
テップS609では、ファイル管理情報ブロックデータ
の更新フラグを、更新を表す状態にセットする。
管理情報をバックアップ用メモリ108内に格納された
ファイル管理情報ブロックデータ領域へコピーする。ス
テップS609では、ファイル管理情報ブロックデータ
の更新フラグを、更新を表す状態にセットする。
【0052】次に、管理データ存在判定および読み込み
処理においては、まずステップS701において、バッ
クアップ用メモリ108内に更新のためのデータが存在
するか否かを検査する。存在しないならば、ステップS
702において、作業用メモリ107に更新のためのデ
ータが存在するか否かを検査する。存在しないならばス
テップS703において、蓄積手段102から更新のた
めのデータを含む1つまたは複数のデータブロックを読
み出し、作業用メモリ107に転送する。
処理においては、まずステップS701において、バッ
クアップ用メモリ108内に更新のためのデータが存在
するか否かを検査する。存在しないならば、ステップS
702において、作業用メモリ107に更新のためのデ
ータが存在するか否かを検査する。存在しないならばス
テップS703において、蓄積手段102から更新のた
めのデータを含む1つまたは複数のデータブロックを読
み出し、作業用メモリ107に転送する。
【0053】ステップS703の終了後、またはステッ
プS702において、データが存在したならば、ステッ
プS704において、バックアップ用メモリ108の更
新のためのデータ格納領域にあるデータに対して、更新
フラグがセットされているか否かを判定する。更新フラ
グがセットされているならば、ステップS705におい
て、管理データを蓄積手段102へ書き出し、記録す
る。
プS702において、データが存在したならば、ステッ
プS704において、バックアップ用メモリ108の更
新のためのデータ格納領域にあるデータに対して、更新
フラグがセットされているか否かを判定する。更新フラ
グがセットされているならば、ステップS705におい
て、管理データを蓄積手段102へ書き出し、記録す
る。
【0054】ステップS705終了後、またはステップ
S704において更新フラグがセットされていない場合
には、ステップS706において、作業用メモリ107
から更新のためのデータ、1ブロック分のデータをバッ
クアップ用メモリ108へコピーする。ステップS70
7では、ステップS706でコピーされたデータに対す
る更新用フラグをリセットする。ステップS707終了
後、もしくはステップS701においてデータが存在し
た場合には、管理データ存在判定および読み込み処理を
終了する。
S704において更新フラグがセットされていない場合
には、ステップS706において、作業用メモリ107
から更新のためのデータ、1ブロック分のデータをバッ
クアップ用メモリ108へコピーする。ステップS70
7では、ステップS706でコピーされたデータに対す
る更新用フラグをリセットする。ステップS707終了
後、もしくはステップS701においてデータが存在し
た場合には、管理データ存在判定および読み込み処理を
終了する。
【0055】次に、管理データ書き出し処理において
は、まずステップS801において、指定された管理デ
ータを蓄積手段102へ転送する。次にステップS80
2では、キャッシュフラッシュを行い、ステップS80
1で転送したデータおよびステップS801以前に転送
したデータのうち、蓄積手段102のキャッシュバッフ
ァ111に存在し、記録メディア112に未記録のデー
タを記録メディア112に直ちに書き込む。ステップS
802が正常に完了した場合には、転送したデータの記
録が確定したものと判断し、ステップS803におい
て、ファイル管理情報更新確定処理を行い、ステップS
804において、フラッシュ実行カウンタをリセットし
て、初期値に戻して終了する。また、蓄積手段102に
転送して記録が確定した画像データの数を記録確定画像
データ数カウンタに加算する。フラッシュ実行カウンタ
は、画像データの記録処理で使用するものと共用する。
は、まずステップS801において、指定された管理デ
ータを蓄積手段102へ転送する。次にステップS80
2では、キャッシュフラッシュを行い、ステップS80
1で転送したデータおよびステップS801以前に転送
したデータのうち、蓄積手段102のキャッシュバッフ
ァ111に存在し、記録メディア112に未記録のデー
タを記録メディア112に直ちに書き込む。ステップS
802が正常に完了した場合には、転送したデータの記
録が確定したものと判断し、ステップS803におい
て、ファイル管理情報更新確定処理を行い、ステップS
804において、フラッシュ実行カウンタをリセットし
て、初期値に戻して終了する。また、蓄積手段102に
転送して記録が確定した画像データの数を記録確定画像
データ数カウンタに加算する。フラッシュ実行カウンタ
は、画像データの記録処理で使用するものと共用する。
【0056】次に、管理データ記録終了処理において
は、まずステップS901において、バックアップ用メ
モリ108に保持されている一時記録管理データを、バ
ックアップ用メモリ108内のブロックデータ領域へコ
ピーする。ステップS902では、未記録の管理データ
を蓄積手段102へ転送する。ステップS903では、
画像データの情報を管理する画像管理情報を蓄積手段1
02へ転送する。ステップS904では、キャッシュフ
ラッシュを行い、蓄積手段102のキャッシュバッファ
111に存在し、記録メディア112に未記録のデータ
を記録メディア112に書き込む。ステップS904が
正常に完了したならば、ステップS905を実行してフ
ラッシュ実行カウンタを0に戻す。また、記録確定画像
データ数カウンタを蓄積手段102に転送し、記録が確
定した画像データの数を加算する。次にステップS90
6において、管理データ更新フラグをリセットして、管
理データ記録終了処理を終了する。
は、まずステップS901において、バックアップ用メ
モリ108に保持されている一時記録管理データを、バ
ックアップ用メモリ108内のブロックデータ領域へコ
ピーする。ステップS902では、未記録の管理データ
を蓄積手段102へ転送する。ステップS903では、
画像データの情報を管理する画像管理情報を蓄積手段1
02へ転送する。ステップS904では、キャッシュフ
ラッシュを行い、蓄積手段102のキャッシュバッファ
111に存在し、記録メディア112に未記録のデータ
を記録メディア112に書き込む。ステップS904が
正常に完了したならば、ステップS905を実行してフ
ラッシュ実行カウンタを0に戻す。また、記録確定画像
データ数カウンタを蓄積手段102に転送し、記録が確
定した画像データの数を加算する。次にステップS90
6において、管理データ更新フラグをリセットして、管
理データ記録終了処理を終了する。
【0057】なお、前記の管理データに関する処理は、
ファイル管理情報および記録位置情報の両管理データに
ついて行われる。
ファイル管理情報および記録位置情報の両管理データに
ついて行われる。
【0058】従来の画像記録再生装置では、バックアッ
プ用メモリ108に格納されていた管理データが蓄積手
段102へ転送され、新たな管理データにより転送した
データ領域に上書きされると、転送された管理データは
バックアップ用メモリ108から消失してしまう。この
とき、転送された管理データが、蓄積手段102のキャ
ッシュバッファ111に存在し、記録メディア112に
書き込みが完了していない場合に電源が遮断されてしま
うと転送した管理データが記録されずに消失してしま
い、一部の画像データにアクセスできなくなってしま
う。本発明では、この現象を避けるため、前記管理デー
タ書き出し処理のように、管理データを転送した後キャ
ッシュフラッシュを行う。キャッシュフラッシュの正常
終了が確認されたら転送したデータの記録が確定したと
みなし、新たな管理データをバックアップ用メモリ10
8に格納する。このような手順を経ることによって電源
遮断が発生しても管理データの消失を最小限に抑制する
ことができる。
プ用メモリ108に格納されていた管理データが蓄積手
段102へ転送され、新たな管理データにより転送した
データ領域に上書きされると、転送された管理データは
バックアップ用メモリ108から消失してしまう。この
とき、転送された管理データが、蓄積手段102のキャ
ッシュバッファ111に存在し、記録メディア112に
書き込みが完了していない場合に電源が遮断されてしま
うと転送した管理データが記録されずに消失してしま
い、一部の画像データにアクセスできなくなってしま
う。本発明では、この現象を避けるため、前記管理デー
タ書き出し処理のように、管理データを転送した後キャ
ッシュフラッシュを行う。キャッシュフラッシュの正常
終了が確認されたら転送したデータの記録が確定したと
みなし、新たな管理データをバックアップ用メモリ10
8に格納する。このような手順を経ることによって電源
遮断が発生しても管理データの消失を最小限に抑制する
ことができる。
【0059】前記画像管理情報は、画像に関する管理情
報を収納する。例えば、ファイル内の画像のサイズ、記
録速度、画像データ数、コマ数などである。これらの画
像管理情報は、画像再生表示に必須のデータである。本
データ管理方法では、画像管理情報を蓄積手段102の
画像データの記録領域に記録する。また、ディスク型記
録媒体への記録時に発生するヘッドのシーク回数を減ら
すために、画像データ記録終了後、最後端の画像データ
の次の記録位置に記録する。
報を収納する。例えば、ファイル内の画像のサイズ、記
録速度、画像データ数、コマ数などである。これらの画
像管理情報は、画像再生表示に必須のデータである。本
データ管理方法では、画像管理情報を蓄積手段102の
画像データの記録領域に記録する。また、ディスク型記
録媒体への記録時に発生するヘッドのシーク回数を減ら
すために、画像データ記録終了後、最後端の画像データ
の次の記録位置に記録する。
【0060】複数の映像音声ソースの入力、例えば複数
台のカメラの映像が時分割多重されて入力される場合に
は、ファイルはそれぞれの映像音声ソースごとに作成さ
れ、上記画像データ記録および管理データ記録の処理が
それぞれに対して行われる。または、1つ以上の映像音
声ソースを一つのグループとして、グループごとにファ
イルを作成し、複数のグループを記録する場合でも同様
である。バックアップメモリには、同時入力される映像
音声ソースごとに作成されるファイルに対応したものが
別個に全て格納されるものとする。また、同一のディス
クを使用して複数の映像音声ソースを同一の蓄積手段に
記録する場合には、フラッシュ実行カウンタを共有する
こともできる。また、複数の映像音声ソースごとにフレ
ームレートに応じてフラッシュ実行カウンタ初期値が設
定し、実際のフラッシュ実行カウンタ初期値にはそれら
の最小値を使用するようにすることもできる。
台のカメラの映像が時分割多重されて入力される場合に
は、ファイルはそれぞれの映像音声ソースごとに作成さ
れ、上記画像データ記録および管理データ記録の処理が
それぞれに対して行われる。または、1つ以上の映像音
声ソースを一つのグループとして、グループごとにファ
イルを作成し、複数のグループを記録する場合でも同様
である。バックアップメモリには、同時入力される映像
音声ソースごとに作成されるファイルに対応したものが
別個に全て格納されるものとする。また、同一のディス
クを使用して複数の映像音声ソースを同一の蓄積手段に
記録する場合には、フラッシュ実行カウンタを共有する
こともできる。また、複数の映像音声ソースごとにフレ
ームレートに応じてフラッシュ実行カウンタ初期値が設
定し、実際のフラッシュ実行カウンタ初期値にはそれら
の最小値を使用するようにすることもできる。
【0061】上記画像データおよび画像管理情報の記録
は、複数の画像データを1つのセットとして記録メディ
ア112上で連続となるように互いに隣接した位置に記
録するように記録位置が制御される。この制御によっ
て、記録および再生時の蓄積手段のデータ転送レートが
低下することを抑制する。
は、複数の画像データを1つのセットとして記録メディ
ア112上で連続となるように互いに隣接した位置に記
録するように記録位置が制御される。この制御によっ
て、記録および再生時の蓄積手段のデータ転送レートが
低下することを抑制する。
【0062】電源の遮断が発生すると、揮発性メモリに
格納されたデータは消失し、消失されたデータが再生で
きないことや、管理データが記録メディアに書き込まれ
ないことによって記録された画像データも再生できなく
なるなどの障害が発生する。電源断対策としては、バッ
クアップ用メモリに記録メディアへ未記録のデータを蓄
積しておき、電源再投入後に記録メディアへ書き出す方
法が用いられる。バックアップ用メモリ108には、不
揮発性メモリが用いられるが、DRAMなどの揮発性半
導体メモリよりもコスト面および容量面で劣るため、バ
ックアップ用メモリ108に格納するデータは限られ
る。本発明では、消失によって多量の画像データが再生
不可能となる管理データ、すなわち画像管理情報、ファ
イル管理情報および記録位置情報をバックアップ用メモ
リに格納する。管理データよりもデータサイズが大きい
画像データはバックアップ用メモリには格納しない。
格納されたデータは消失し、消失されたデータが再生で
きないことや、管理データが記録メディアに書き込まれ
ないことによって記録された画像データも再生できなく
なるなどの障害が発生する。電源断対策としては、バッ
クアップ用メモリに記録メディアへ未記録のデータを蓄
積しておき、電源再投入後に記録メディアへ書き出す方
法が用いられる。バックアップ用メモリ108には、不
揮発性メモリが用いられるが、DRAMなどの揮発性半
導体メモリよりもコスト面および容量面で劣るため、バ
ックアップ用メモリ108に格納するデータは限られ
る。本発明では、消失によって多量の画像データが再生
不可能となる管理データ、すなわち画像管理情報、ファ
イル管理情報および記録位置情報をバックアップ用メモ
リに格納する。管理データよりもデータサイズが大きい
画像データはバックアップ用メモリには格納しない。
【0063】電源の遮断が発生した場合、データバッフ
ァ106もしくはキャッシュバッファ111に蓄積され
た画像データは消失するが、消失した画像データに対応
する記録位置情報とその情報を管理するファイル管理情
報はバックアップ用メモリ108に保存されている。こ
のとき、再生においてバックアップ用メモリ108に保
存された管理データに基づき、消失した画像データにア
クセスが可能となるが、画像データ自体は存在しないた
め、エラーが発生する。このような状態を解消するた
め、記録位置を管理する管理データを記録メディア11
2への記録が未確定の画像データに対する管理データ
と、記録が確定した画像データに対する管理データをバ
ックアップ用メモリ108に保存しておく。電源断が発
生した後、電源再投入時には、記録が確定した画像デー
タに対する管理データのみを再生に使用する。
ァ106もしくはキャッシュバッファ111に蓄積され
た画像データは消失するが、消失した画像データに対応
する記録位置情報とその情報を管理するファイル管理情
報はバックアップ用メモリ108に保存されている。こ
のとき、再生においてバックアップ用メモリ108に保
存された管理データに基づき、消失した画像データにア
クセスが可能となるが、画像データ自体は存在しないた
め、エラーが発生する。このような状態を解消するた
め、記録位置を管理する管理データを記録メディア11
2への記録が未確定の画像データに対する管理データ
と、記録が確定した画像データに対する管理データをバ
ックアップ用メモリ108に保存しておく。電源断が発
生した後、電源再投入時には、記録が確定した画像デー
タに対する管理データのみを再生に使用する。
【0064】ファイル管理データは、1つまたは複数の
記録位置情報に対して1つ作成される。一方、記録位置
情報は画像データと同数作成され、ファイル管理情報の
数以上になる。本発明では、バックアップ用メモリ10
8に格納するデータ量を削減するため、記録位置情報
は、記録確定画像データに対するデータは格納せず、記
録未確定の画像データに対するデータのみを格納する。
また、ファイル管理情報には、記録位置情報の始端およ
び終端の位置を含むものとする。記録確定画像データに
対応するファイル管理情報に含まれる始端および終端記
録位置情報によって、図10に示すように、記録確定画
像データに対する記録位置情報の範囲を求めることがで
き、電源断が発生してもバックアップ用メモリ108内
に格納された記録確定画像データに対するファイル管理
情報および記録未確定画像データを含む記録位置情報か
ら、記録確定画像データのみの再生を行うことができ
る。
記録位置情報に対して1つ作成される。一方、記録位置
情報は画像データと同数作成され、ファイル管理情報の
数以上になる。本発明では、バックアップ用メモリ10
8に格納するデータ量を削減するため、記録位置情報
は、記録確定画像データに対するデータは格納せず、記
録未確定の画像データに対するデータのみを格納する。
また、ファイル管理情報には、記録位置情報の始端およ
び終端の位置を含むものとする。記録確定画像データに
対応するファイル管理情報に含まれる始端および終端記
録位置情報によって、図10に示すように、記録確定画
像データに対する記録位置情報の範囲を求めることがで
き、電源断が発生してもバックアップ用メモリ108内
に格納された記録確定画像データに対するファイル管理
情報および記録未確定画像データを含む記録位置情報か
ら、記録確定画像データのみの再生を行うことができ
る。
【0065】前記管理データの記録方法によれば、記録
が未確定の映像音声データを管理するファイル管理情報
のみを一時記録することによってバックアップ用メモリ
108に必要な容量を少なくすることができ、電源断が
発生しても次回電源投入時にはバックアップ用メモリ1
08に保存されている管理データから記録メディア11
2に記録されている画像データを再生することができ
る。
が未確定の映像音声データを管理するファイル管理情報
のみを一時記録することによってバックアップ用メモリ
108に必要な容量を少なくすることができ、電源断が
発生しても次回電源投入時にはバックアップ用メモリ1
08に保存されている管理データから記録メディア11
2に記録されている画像データを再生することができ
る。
【0066】なお、管理データ生成手段および記録再生
制御手段は別個の手段としたが、CPU上で動作するソ
フトウェアによって管理データ生成手段および記録再生
制御手段の両方の機能を実現してもよい。
制御手段は別個の手段としたが、CPU上で動作するソ
フトウェアによって管理データ生成手段および記録再生
制御手段の両方の機能を実現してもよい。
【0067】次に、映像音声データの再生について図1
1を用いて説明する。再生する映像音声データを含むフ
ァイルが指定されると、まずステップS1101では、
管理データ存在判定および読み込み処理を行い、画像管
理情報の記録位置を特定する。記録再生手段101は、
作業用メモリ107もしくはバックアップ用メモリ10
8に指定されたファイル管理情報が存在するか否かを検
索する。バックアップ用メモリ108は、記録が確定し
た映像音声データの記録位置を含む記録位置情報を管理
するファイル管理情報が格納された領域を検索する。存
在しないならば、蓄積手段102から該当するファイル
管理情報を含む管理データのブロックを読み出し、作業
用メモリ107内再生用データ領域に転送する。作業用
メモリ107内のファイル管理情報から記録位置情報を
特定し、ファイル管理情報と同様に特定された記録位置
情報の存在判定および読み込み処理を行う。ステップS
1102では、作業用メモリ107内の記録位置情報に
基づき蓄積手段102から画像管理情報を読み出し、映
像の映像サイズや記録時の再生速度などの情報を設定す
る。ステップS1103では、画像管理情報と同様にし
て映像音声データの記録位置を特定する。ステップS1
104では、特定された記録位置に基づいて蓄積手段1
02から映像音声データを読み出し、データバッファ1
06に一旦蓄える。記録再生制御手段104は、転送制
御手段103に対してデータバッファ106に蓄えられ
た映像音声データを出力するように指示する。転送制御
手段103は、画像管理情報の設定情報に基づき、設定
された再生速度で映像音声データを出力する。
1を用いて説明する。再生する映像音声データを含むフ
ァイルが指定されると、まずステップS1101では、
管理データ存在判定および読み込み処理を行い、画像管
理情報の記録位置を特定する。記録再生手段101は、
作業用メモリ107もしくはバックアップ用メモリ10
8に指定されたファイル管理情報が存在するか否かを検
索する。バックアップ用メモリ108は、記録が確定し
た映像音声データの記録位置を含む記録位置情報を管理
するファイル管理情報が格納された領域を検索する。存
在しないならば、蓄積手段102から該当するファイル
管理情報を含む管理データのブロックを読み出し、作業
用メモリ107内再生用データ領域に転送する。作業用
メモリ107内のファイル管理情報から記録位置情報を
特定し、ファイル管理情報と同様に特定された記録位置
情報の存在判定および読み込み処理を行う。ステップS
1102では、作業用メモリ107内の記録位置情報に
基づき蓄積手段102から画像管理情報を読み出し、映
像の映像サイズや記録時の再生速度などの情報を設定す
る。ステップS1103では、画像管理情報と同様にし
て映像音声データの記録位置を特定する。ステップS1
104では、特定された記録位置に基づいて蓄積手段1
02から映像音声データを読み出し、データバッファ1
06に一旦蓄える。記録再生制御手段104は、転送制
御手段103に対してデータバッファ106に蓄えられ
た映像音声データを出力するように指示する。転送制御
手段103は、画像管理情報の設定情報に基づき、設定
された再生速度で映像音声データを出力する。
【0068】なお、映像音声データの再生は、録画中の
ファイルを再生するようにしてもよい。再生に必要なフ
ァイル管理情報は、バックアップ用メモリ108に存在
する。また、画像管理情報は、バックアップ用メモリ1
08に格納されているデータを使用すればよい。バック
アップ用メモリ108には、蓄積手段102への記録が
確定した映像音声データのみを管理するファイル管理情
報と、記録が未確定なものを含む映像音声データを管理
するファイル管理情報が存在する。再生には、記録が確
定した映像音声データのみを管理するファイル管理情報
を参照し、記録位置情報さらには映像音声データにアク
セスする。これによって、記録が未確定のデータにアク
セスすることを防ぐことができる。また、再生によっ
て、録画のために更新中のファイル管理情報に参照する
ことを防ぐことができる。
ファイルを再生するようにしてもよい。再生に必要なフ
ァイル管理情報は、バックアップ用メモリ108に存在
する。また、画像管理情報は、バックアップ用メモリ1
08に格納されているデータを使用すればよい。バック
アップ用メモリ108には、蓄積手段102への記録が
確定した映像音声データのみを管理するファイル管理情
報と、記録が未確定なものを含む映像音声データを管理
するファイル管理情報が存在する。再生には、記録が確
定した映像音声データのみを管理するファイル管理情報
を参照し、記録位置情報さらには映像音声データにアク
セスする。これによって、記録が未確定のデータにアク
セスすることを防ぐことができる。また、再生によっ
て、録画のために更新中のファイル管理情報に参照する
ことを防ぐことができる。
【0069】以上のように、本発明の実施の形態によれ
ば、記録メディアへ記録が未確定の画像データに対する
記録位置情報の範囲を管理する管理情報と、記録確定し
た画像データに対する記録位置情報を管理する管理情報
を、バックアップ用メモリに保存しておく処理を設ける
ことにより、電源断が発生しても再生不可能となる画像
データの量を抑制し、記録が確定したデータのみを再生
することができる。 (第2の実施の形態)
ば、記録メディアへ記録が未確定の画像データに対する
記録位置情報の範囲を管理する管理情報と、記録確定し
た画像データに対する記録位置情報を管理する管理情報
を、バックアップ用メモリに保存しておく処理を設ける
ことにより、電源断が発生しても再生不可能となる画像
データの量を抑制し、記録が確定したデータのみを再生
することができる。 (第2の実施の形態)
【0070】本実施の形態において、画像記録再生装置
の構成および動作は、第1の実施の形態と同様である。
また、画像データおよび管理データの記録処理の流れ
も、第1の実施の形態と同様である。
の構成および動作は、第1の実施の形態と同様である。
また、画像データおよび管理データの記録処理の流れ
も、第1の実施の形態と同様である。
【0071】本実施の形態における、記録エラーリカバ
リ処理について説明する。まず画像記録において、画像
データの記録もしくは管理データの再生または記録でエ
ラーが発生して、蓄積手段102へのデータ記録もしく
は再生ができなかった場合、画像記録を中断して管理デ
ータ記録終了処理を実行する。管理データ記録終了処理
が成功すれば、記録が中断する以前の、記録が確定した
データまで再生可能となる。
リ処理について説明する。まず画像記録において、画像
データの記録もしくは管理データの再生または記録でエ
ラーが発生して、蓄積手段102へのデータ記録もしく
は再生ができなかった場合、画像記録を中断して管理デ
ータ記録終了処理を実行する。管理データ記録終了処理
が成功すれば、記録が中断する以前の、記録が確定した
データまで再生可能となる。
【0072】しかし、記録メディア112上に欠陥が発
生していた場合、管理データ記録終了処理によってエラ
ーの発生した記録位置に画像管理情報を記録できない場
合がある。画像管理情報を記録できないと、ファイル内
の画像データの再生表示ができない。
生していた場合、管理データ記録終了処理によってエラ
ーの発生した記録位置に画像管理情報を記録できない場
合がある。画像管理情報を記録できないと、ファイル内
の画像データの再生表示ができない。
【0073】そこで、画像管理情報の記録に失敗した場
合には、記録エラーリカバリ処理を行う。記録エラーリ
カバリ処理では、欠陥による記録失敗の可能性は少ない
と考えられる、記録メディア112への記録が確定した
最後端画像データの記録位置に上書きする。
合には、記録エラーリカバリ処理を行う。記録エラーリ
カバリ処理では、欠陥による記録失敗の可能性は少ない
と考えられる、記録メディア112への記録が確定した
最後端画像データの記録位置に上書きする。
【0074】さらに、画像管理情報の記録に失敗した場
合には、さらに前に記録した画像データ記録位置に上書
きする。以降、画像管理情報の記録が成功するまで、も
しくは同一ファイル内の残り画像データ数が1になるま
で上書きを繰り返す。画像管理情報の記録が成功したな
らば、ファイル内の上書きした画像データ直前までの画
像データを再生できるようになる。画像データから離れ
た空き領域を探して記録する場合には、空き領域の探索
に処理時間を要することや画像データ再生時において蓄
積手段ではヘッドのシーク動作が発生してデータ転送効
率の低下を招くことなどの現象が起こりうる。本実施の
形態によれば、そのような現象を回避し、簡単な方法で
記録できる可能性の高い位置を求めることができる。
合には、さらに前に記録した画像データ記録位置に上書
きする。以降、画像管理情報の記録が成功するまで、も
しくは同一ファイル内の残り画像データ数が1になるま
で上書きを繰り返す。画像管理情報の記録が成功したな
らば、ファイル内の上書きした画像データ直前までの画
像データを再生できるようになる。画像データから離れ
た空き領域を探して記録する場合には、空き領域の探索
に処理時間を要することや画像データ再生時において蓄
積手段ではヘッドのシーク動作が発生してデータ転送効
率の低下を招くことなどの現象が起こりうる。本実施の
形態によれば、そのような現象を回避し、簡単な方法で
記録できる可能性の高い位置を求めることができる。
【0075】次に、記録エラーリカバリ処理における記
録再生制御手段104の動作を、図12を用いて説明す
る。まず、ステップS1001では、ファイル内に記録
確定した画像データ数が1より大きいことを検査する。
画像データ数が1以下ならばステップS1010へ移行
し、ファイル管理情報の消去を管理データ生成手段10
5へ通知し、ファイルを消去して、リカバリ処理を終了
する。画像データ数が1より大きいならば、ステップS
1002に移行し、画像管理情報に含まれるファイル内
のコマ数や画像データ数などのファイル内画像データ数
に依存する情報を更新する。
録再生制御手段104の動作を、図12を用いて説明す
る。まず、ステップS1001では、ファイル内に記録
確定した画像データ数が1より大きいことを検査する。
画像データ数が1以下ならばステップS1010へ移行
し、ファイル管理情報の消去を管理データ生成手段10
5へ通知し、ファイルを消去して、リカバリ処理を終了
する。画像データ数が1より大きいならば、ステップS
1002に移行し、画像管理情報に含まれるファイル内
のコマ数や画像データ数などのファイル内画像データ数
に依存する情報を更新する。
【0076】ステップS1003では、記録確定した終
端画像データ位置に画像管理情報を上書きする。ステッ
プS1004では、画像管理情報の記録が正常終了した
か否かを検査し、正常終了でないならば、ステップS1
011へ移行する。正常終了ならば、ステップS100
5へ移行して蓄積手段102へキャッシュフラッシュ処
理を通知する。
端画像データ位置に画像管理情報を上書きする。ステッ
プS1004では、画像管理情報の記録が正常終了した
か否かを検査し、正常終了でないならば、ステップS1
011へ移行する。正常終了ならば、ステップS100
5へ移行して蓄積手段102へキャッシュフラッシュ処
理を通知する。
【0077】ステップS1006では、キャッシュフラ
ッシュが正常終了したか否かを検査し、正常終了でない
ならばステップS1011へ移行する。
ッシュが正常終了したか否かを検査し、正常終了でない
ならばステップS1011へ移行する。
【0078】ステップS1011では、記録確定画像デ
ータ数から1を減算する。ステップS1012では、バ
ックアップ用メモリ108のファイル管理情報の記録位
置情報の終端位置を更新するように管理データ生成手段
105へ通知する。その後、ステップS1001から繰
り返す。
ータ数から1を減算する。ステップS1012では、バ
ックアップ用メモリ108のファイル管理情報の記録位
置情報の終端位置を更新するように管理データ生成手段
105へ通知する。その後、ステップS1001から繰
り返す。
【0079】ステップS1006において、キャッシュ
フラッシュが正常終了したことが確認されたならば、ス
テップS1007へ移行し、バックアップ用メモリ10
8のファイル管理情報の記録位置情報の終端位置を更新
するように管理データ生成手段105へ通知し、処理が
完了したならば終了する。
フラッシュが正常終了したことが確認されたならば、ス
テップS1007へ移行し、バックアップ用メモリ10
8のファイル管理情報の記録位置情報の終端位置を更新
するように管理データ生成手段105へ通知し、処理が
完了したならば終了する。
【0080】次に、記録エラーリカバリ処理の例を図1
3を用いて説明する。図13(a) に示すように、画像デ
ータN−1が記録できなかった場合、まず、直前の画像
データ記録確定位置N−2に画像管理情報の記録を試行
する。このとき、記録メディア112に欠陥が存在する
場合には、画像管理情報を記録できない可能性が高い。
画像管理情報の記録が失敗したならば、図13(b) に示
すように、さらに以前に記録した画像データN−3、N
−4、・・・と前の記録位置に画像管理情報の記録を試
行していく。図13(c) に示すように、画像管理情報の
記録が成功した場合、ファイルが成立し、ファイルは再
生可能となる。なお、ファイル内の残り画像データ数が
1以下になった場合には、ファイルを削除する。
3を用いて説明する。図13(a) に示すように、画像デ
ータN−1が記録できなかった場合、まず、直前の画像
データ記録確定位置N−2に画像管理情報の記録を試行
する。このとき、記録メディア112に欠陥が存在する
場合には、画像管理情報を記録できない可能性が高い。
画像管理情報の記録が失敗したならば、図13(b) に示
すように、さらに以前に記録した画像データN−3、N
−4、・・・と前の記録位置に画像管理情報の記録を試
行していく。図13(c) に示すように、画像管理情報の
記録が成功した場合、ファイルが成立し、ファイルは再
生可能となる。なお、ファイル内の残り画像データ数が
1以下になった場合には、ファイルを削除する。
【0081】上記処理によって、画像データおよび画像
管理情報の記録位置に関する連続性を保ち、再生時に代
替領域探索によって蓄積手段102のデータ転送レート
が低下することを防ぐことができる。
管理情報の記録位置に関する連続性を保ち、再生時に代
替領域探索によって蓄積手段102のデータ転送レート
が低下することを防ぐことができる。
【0082】以上のように、本発明の実施の形態によれ
ば、データの記録に失敗した場合、再生に必要な管理情
報を、記録が確定したデータに上書きを試行する処理を
設けることにより、簡単な方法でデータ構造を復旧し、
記録エラーによって再生不可能となる画像データの量を
抑制することができる。 (第3の実施の形態)
ば、データの記録に失敗した場合、再生に必要な管理情
報を、記録が確定したデータに上書きを試行する処理を
設けることにより、簡単な方法でデータ構造を復旧し、
記録エラーによって再生不可能となる画像データの量を
抑制することができる。 (第3の実施の形態)
【0083】本実施の形態において、画像記録再生装置
の構成および動作は、第1の実施の形態および第2の実
施の形態と同様である。また、画像データおよび管理デ
ータの記録処理の流れも、第1の実施の形態と同様であ
る。
の構成および動作は、第1の実施の形態および第2の実
施の形態と同様である。また、画像データおよび管理デ
ータの記録処理の流れも、第1の実施の形態と同様であ
る。
【0084】本実施の形態における、電源遮断によって
録画が中断した場合の復旧方法について説明する。
録画が中断した場合の復旧方法について説明する。
【0085】電源の遮断によって録画が中断された場
合、記録中であったファイルは画像管理情報が記録され
ていない、記録された管理データが管理する画像データ
が存在しない、などの現象が起こる場合がある。このと
き、記録中断したファイルは再生できない場合がある。
そこで、本発明においては、電源断発生後の電源再投入
時に電源断復旧処理をおこない、電源遮断時に記録が中
断したファイルを再生できるように復旧する。
合、記録中であったファイルは画像管理情報が記録され
ていない、記録された管理データが管理する画像データ
が存在しない、などの現象が起こる場合がある。このと
き、記録中断したファイルは再生できない場合がある。
そこで、本発明においては、電源断発生後の電源再投入
時に電源断復旧処理をおこない、電源遮断時に記録が中
断したファイルを再生できるように復旧する。
【0086】電源断復旧処理を図14、図15を用いて
説明する。図14は、電源断復旧処理の流れを示す図で
あり、図15は、記録中断ファイル復旧処理の流れを示
す図である。
説明する。図14は、電源断復旧処理の流れを示す図で
あり、図15は、記録中断ファイル復旧処理の流れを示
す図である。
【0087】電源断復旧処理において、まずステップS
1201では、バックアップ用メモリ108内に存在す
る管理データの記録先を検査する。記録準備において、
バックアップ用メモリ108には記録再生手段101に
接続されている蓄積手段102を特定する蓄積手段識別
子が記録されているものとする。記録中断ファイルの記
録先を示す蓄積手段識別子と、現在接続されている蓄積
手段102の蓄積手段識別子が一致するか否かを検査す
る。一致するならば、ステップS1202において、記
録中断ファイル復旧処理を行う。ステップS1202完
了後、もしくはステップS1201で蓄積手段102の
識別子が一致しなかったならば、ステップS1203に
おいて、復旧用のデータがすべて記録完了したか否かを
検査する。完了していないならばステップS1201か
ら実行し、完了したならば画像データおよび画像管理情
報の記録構造復旧が完了したことを意味し、ステップS
1204へ移行する。
1201では、バックアップ用メモリ108内に存在す
る管理データの記録先を検査する。記録準備において、
バックアップ用メモリ108には記録再生手段101に
接続されている蓄積手段102を特定する蓄積手段識別
子が記録されているものとする。記録中断ファイルの記
録先を示す蓄積手段識別子と、現在接続されている蓄積
手段102の蓄積手段識別子が一致するか否かを検査す
る。一致するならば、ステップS1202において、記
録中断ファイル復旧処理を行う。ステップS1202完
了後、もしくはステップS1201で蓄積手段102の
識別子が一致しなかったならば、ステップS1203に
おいて、復旧用のデータがすべて記録完了したか否かを
検査する。完了していないならばステップS1201か
ら実行し、完了したならば画像データおよび画像管理情
報の記録構造復旧が完了したことを意味し、ステップS
1204へ移行する。
【0088】ステップS1204では、バックアップ用
メモリ108内に存在する全管理データの記録先を検査
する。記録中断ファイルの記録先を示す蓄積手段識別子
と、現在接続されている蓄積手段102の蓄積手段識別
子とが一致するか否かを検査する。一致するならば、ス
テップS1205において更新フラグがセットされてい
るか、すなわち蓄積手段102に記録されていないデー
タがあるか否かを検査する。
メモリ108内に存在する全管理データの記録先を検査
する。記録中断ファイルの記録先を示す蓄積手段識別子
と、現在接続されている蓄積手段102の蓄積手段識別
子とが一致するか否かを検査する。一致するならば、ス
テップS1205において更新フラグがセットされてい
るか、すなわち蓄積手段102に記録されていないデー
タがあるか否かを検査する。
【0089】記録されていないものがあるならば、ステ
ップS1206にて、未記録データを蓄積手段102へ
転送し、ステップS1207にて、キャッシュフラッシ
ュを行う。ステップS1208では、更新フラグをリセ
ットする。
ップS1206にて、未記録データを蓄積手段102へ
転送し、ステップS1207にて、キャッシュフラッシ
ュを行う。ステップS1208では、更新フラグをリセ
ットする。
【0090】未記録データ記録完了、もしくはステップ
S1204にて蓄積手段識別子が異なる、もしくはステ
ップS1205にて未記録データでない場合には、ステ
ップS1209に移行し、全データの検査が完了したか
否かを判定する。完了したならば、管理データの復旧が
完了したことを意味し、電源断復旧処理を終了する。全
データの検査が完了していないならばステップS120
4から繰り返す。以上の処理によって、電源の遮断によ
って録画停止したファイルを再生できるように復旧でき
る。
S1204にて蓄積手段識別子が異なる、もしくはステ
ップS1205にて未記録データでない場合には、ステ
ップS1209に移行し、全データの検査が完了したか
否かを判定する。完了したならば、管理データの復旧が
完了したことを意味し、電源断復旧処理を終了する。全
データの検査が完了していないならばステップS120
4から繰り返す。以上の処理によって、電源の遮断によ
って録画停止したファイルを再生できるように復旧でき
る。
【0091】以上の処理によって、電源遮断によって録
画が停止したことによって、管理データ記録終了処理が
終了しておらず再生ができないファイルを復旧し、再生
できるようにすることができる。
画が停止したことによって、管理データ記録終了処理が
終了しておらず再生ができないファイルを復旧し、再生
できるようにすることができる。
【0092】また、記録再生手段101に複数の蓄積装
置が接続されている場合、もしくは電源遮断中に蓄積装
置を交換された場合でも、電源断発生時に使用していた
蓄積装置が選択されて復旧処理が行われる。
置が接続されている場合、もしくは電源遮断中に蓄積装
置を交換された場合でも、電源断発生時に使用していた
蓄積装置が選択されて復旧処理が行われる。
【0093】以上のように、本発明の実施の形態によれ
ば、電源断が発生した場合、バックアップ用メモリに保
存されており、記録メディアへ記録が確定した画像デー
タに対する管理データを記録メディアへ記録する電源断
復旧処理を設けることにより、再生不可能となるデータ
量を抑制し、記録メディアからデータを再生することが
できる。 (第4の実施の形態)
ば、電源断が発生した場合、バックアップ用メモリに保
存されており、記録メディアへ記録が確定した画像デー
タに対する管理データを記録メディアへ記録する電源断
復旧処理を設けることにより、再生不可能となるデータ
量を抑制し、記録メディアからデータを再生することが
できる。 (第4の実施の形態)
【0094】本実施の形態において、画像記録再生装置
の構成および動作は、第1から第33の実施の形態と同
様である。
の構成および動作は、第1から第33の実施の形態と同
様である。
【0095】前記管理データ記録方法において、前記記
録エラーリカバリ方法もしくは電源断復旧方法を使用し
た記録復旧後には、記録未確定または削除されて消失し
た画像データに対する記録位置情報がバックアップ用メ
モリ108もしくは記録メディア112内に残る。消失
した画像データに対する記録位置情報は、ファイル管理
情報の記録位置情報の範囲情報によって参照されること
はない。しかし、記録再生手段101が、異なるファイ
ルで管理される画像データを交互に記録していた場合、
再生時に参照されない記録位置情報が残り、新たに記録
が始まっても参照されない記録位置情報が消されずに残
ってしまう。このとき、記録メディア112の記録位置
情報の記録領域には無駄な領域が存在することになる。
本実施の形態では、記録メディア112の記録領域を有
効に利用するため、記録位置情報の再配置処理を行い、
参照されない記録位置情報を削除する。
録エラーリカバリ方法もしくは電源断復旧方法を使用し
た記録復旧後には、記録未確定または削除されて消失し
た画像データに対する記録位置情報がバックアップ用メ
モリ108もしくは記録メディア112内に残る。消失
した画像データに対する記録位置情報は、ファイル管理
情報の記録位置情報の範囲情報によって参照されること
はない。しかし、記録再生手段101が、異なるファイ
ルで管理される画像データを交互に記録していた場合、
再生時に参照されない記録位置情報が残り、新たに記録
が始まっても参照されない記録位置情報が消されずに残
ってしまう。このとき、記録メディア112の記録位置
情報の記録領域には無駄な領域が存在することになる。
本実施の形態では、記録メディア112の記録領域を有
効に利用するため、記録位置情報の再配置処理を行い、
参照されない記録位置情報を削除する。
【0096】次に、記録位置情報の再配置処理について
図16から図18を用いて説明する。図16は、記録位
置情報の再配置処理の流れを示す図、図17は、再配置
処理前の記録位置情報の配置を示す図、図18は、再配
置処理で使用する記録位置配置テーブルの更新の経過を
示す図である。
図16から図18を用いて説明する。図16は、記録位
置情報の再配置処理の流れを示す図、図17は、再配置
処理前の記録位置情報の配置を示す図、図18は、再配
置処理で使用する記録位置配置テーブルの更新の経過を
示す図である。
【0097】記録位置情報の再配置処理において、まず
ステップS1401では、削除されるファイルに関する
情報を取得する。ステップS1402では、記録位置情
報とファイルの対応リストを記録位置情報配置テーブル
として作成する。例えば、図17に示すように、記録位
置情報が並んで記録されていたとすると、図18(a)に
示すように、記録位置情報とファイルの対応リストテー
ブルが作成される。ステップS1403では、Nに記録
位置配置テーブルの項目数を設定する。ステップS14
04では、コピー先インデックスiの値を0に設定す
る。
ステップS1401では、削除されるファイルに関する
情報を取得する。ステップS1402では、記録位置情
報とファイルの対応リストを記録位置情報配置テーブル
として作成する。例えば、図17に示すように、記録位
置情報が並んで記録されていたとすると、図18(a)に
示すように、記録位置情報とファイルの対応リストテー
ブルが作成される。ステップS1403では、Nに記録
位置配置テーブルの項目数を設定する。ステップS14
04では、コピー先インデックスiの値を0に設定す
る。
【0098】ステップS1405では、記録位置配置テ
ーブルのインデックスiにある格納位置の記録情報が、
消去されるファイルもしくは消去済みならば、ステップ
S1406へ移行する。そうでないならばステップS1
413へ移行する。
ーブルのインデックスiにある格納位置の記録情報が、
消去されるファイルもしくは消去済みならば、ステップ
S1406へ移行する。そうでないならばステップS1
413へ移行する。
【0099】ステップS1406では、コピー先インデ
ックスiに1を加算した値をコピー元インデックスii
に格納する。ステップS1407では、コピー元インデ
ックスiiが項目数N以上でないことを検査し、N以上
ならばステップS1413へ移行する。iiがN未満な
らばステップS1408へ移行し、記録位置配置テーブ
ルのインデックスiiにある格納位置の記録情報が消去
されるファイルでなく、また消去済みでないならば、さ
らにステップS1409へ移行する。そうでないならば
ステップS1406から繰り返す。
ックスiに1を加算した値をコピー元インデックスii
に格納する。ステップS1407では、コピー元インデ
ックスiiが項目数N以上でないことを検査し、N以上
ならばステップS1413へ移行する。iiがN未満な
らばステップS1408へ移行し、記録位置配置テーブ
ルのインデックスiiにある格納位置の記録情報が消去
されるファイルでなく、また消去済みでないならば、さ
らにステップS1409へ移行する。そうでないならば
ステップS1406から繰り返す。
【0100】ステップS1409では、コピー元インデ
ックスiiに格納された位置に記録された記録位置情報
を、コピー先インデックスiに格納された位置にコピー
する。ステップS1410では、位置変更した記録位置
情報へのリンク情報などの記録位置情報の記録位置変更
に伴い、更新されるべき情報の内容を更新する。例え
ば、図18(a) に示すテーブルは、図18(b) に示すよ
うに更新される。
ックスiiに格納された位置に記録された記録位置情報
を、コピー先インデックスiに格納された位置にコピー
する。ステップS1410では、位置変更した記録位置
情報へのリンク情報などの記録位置情報の記録位置変更
に伴い、更新されるべき情報の内容を更新する。例え
ば、図18(a) に示すテーブルは、図18(b) に示すよ
うに更新される。
【0101】ステップS1411では、位置変更した記
録位置情報へのリンク情報などの記録位置情報の記録位
置変更に伴い、更新されるべきファイル管理情報の内容
を更新する。ステップS1412では、コピーによって
変更された記録位置情報の配置を記録位置情報配置テー
ブルに反映させる。
録位置情報へのリンク情報などの記録位置情報の記録位
置変更に伴い、更新されるべきファイル管理情報の内容
を更新する。ステップS1412では、コピーによって
変更された記録位置情報の配置を記録位置情報配置テー
ブルに反映させる。
【0102】ステップS1413では、コピー先インデ
ックスiに1を加算する。ステップS1414では、コ
ピー先インデックスiが項目数N以上か否かを検査す
る。N以上でないならば、ステップS1405から処理
を繰り返す。N以上ならば、記録位置情報再配置処理を
終了する。処理終了時、例えば、図18(a) に示すテー
ブルは、図18(c) に示すように更新される。
ックスiに1を加算する。ステップS1414では、コ
ピー先インデックスiが項目数N以上か否かを検査す
る。N以上でないならば、ステップS1405から処理
を繰り返す。N以上ならば、記録位置情報再配置処理を
終了する。処理終了時、例えば、図18(a) に示すテー
ブルは、図18(c) に示すように更新される。
【0103】以上のように、本発明の実施の形態によれ
ば、記録エラーリカバリ方法もしくは電源断復旧方法を
使用した記録復旧後に、記録位置情報の再配置処理を設
けることにより、参照されない記録位置情報を削除して
記録メディアの記録済み容量を削減することができる。
ば、記録エラーリカバリ方法もしくは電源断復旧方法を
使用した記録復旧後に、記録位置情報の再配置処理を設
けることにより、参照されない記録位置情報を削除して
記録メディアの記録済み容量を削減することができる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、映像音
声データが記録媒体に記録が確定するまで、前記映像音
声データに対する記録位置情報を含むファイル管理情報
が、バックアップ用メモリに保持され、また、記録が確
定したときに、記録が未確定の映像音声データに対する
記録位置情報の記録位置情報を含むファイル管理情報に
よって、上書きされるので、映像音声データ記録中に、
電源断や記録メディアの欠陥などによって記録中断が発
生しても、蓄積手段へ記録が確定したデータ範囲が確認
でき、記録中断前の記録が確定した映像音声データまで
を再生できるとともに、バックアップ用メモリのメモリ
容量を節約できるというすぐれた効果を有する画像記録
再生装置および方法を提供することができるものであ
る。
声データが記録媒体に記録が確定するまで、前記映像音
声データに対する記録位置情報を含むファイル管理情報
が、バックアップ用メモリに保持され、また、記録が確
定したときに、記録が未確定の映像音声データに対する
記録位置情報の記録位置情報を含むファイル管理情報に
よって、上書きされるので、映像音声データ記録中に、
電源断や記録メディアの欠陥などによって記録中断が発
生しても、蓄積手段へ記録が確定したデータ範囲が確認
でき、記録中断前の記録が確定した映像音声データまで
を再生できるとともに、バックアップ用メモリのメモリ
容量を節約できるというすぐれた効果を有する画像記録
再生装置および方法を提供することができるものであ
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態の画像記録再生装置
を示すブロック図
を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態のデータ管理構造を
示す図
示す図
【図3】本発明の第1の実施の形態の画像記録再生装置
におけるデータの流れを示す図
におけるデータの流れを示す図
【図4】本発明の第1の実施の形態の画像記録再生装置
における画像データの記録処理の流れを示す図
における画像データの記録処理の流れを示す図
【図5】本発明の第1の実施の形態の画像記録再生装置
における管理データ記録準備処理の流れを示す図
における管理データ記録準備処理の流れを示す図
【図6】本発明の第1の実施の形態の画像記録再生装置
における管理データの更新処理の流れを示す図
における管理データの更新処理の流れを示す図
【図7】本発明の第1の実施の形態の画像記録再生装置
における管理データ存在判定および読み込み処理の流れ
を示す図
における管理データ存在判定および読み込み処理の流れ
を示す図
【図8】本発明の第1の実施の形態の画像記録再生装置
における管理データ書き出し処理の流れを示す図
における管理データ書き出し処理の流れを示す図
【図9】本発明の第1の実施の形態の画像記録再生装置
における管理データ記録終了処理の流れを示す図
における管理データ記録終了処理の流れを示す図
【図10】本発明の第1の実施の形態のデータ管理構造
を示す図
を示す図
【図11】本発明の第1の実施の形態の画像記録再生装
置における映像音声データ再生処理の流れを示す図
置における映像音声データ再生処理の流れを示す図
【図12】本発明の第2の実施の形態の画像記録再生装
置における記録エラーリカバリ処理の流れを示す図
置における記録エラーリカバリ処理の流れを示す図
【図13】本発明の第2の実施の形態の画像記録再生装
置における記録エラーリカバリ処理の例を示す図
置における記録エラーリカバリ処理の例を示す図
【図14】本発明の第3の実施の形態の画像記録再生装
置における電源断復旧処理の流れを示す図
置における電源断復旧処理の流れを示す図
【図15】本発明の第3の実施の形態の画像記録再生装
置における記録中断復旧処理の流れを示す図
置における記録中断復旧処理の流れを示す図
【図16】本発明の第4の実施の形態の画像記録再生装
置における記録位置情報の再配置処理の流れを示す図
置における記録位置情報の再配置処理の流れを示す図
【図17】本発明の第4の実施の形態の画像記録再生装
置における再配置処理前の記録位置情報の配置を示す図
置における再配置処理前の記録位置情報の配置を示す図
【図18】本発明の第4の実施の形態の画像記録再生装
置における再配置処理で使用する記録位置配置テーブル
の更新の経過を示す図
置における再配置処理で使用する記録位置配置テーブル
の更新の経過を示す図
【図19】従来の画像記録再生装置を示すブロック図
101 記録再生手段 102 蓄積手段 103 転送制御手段 104 記録再生制御手段 105 管理データ生成手段 106 データバッファ 107 作業用メモリ 108 バックアップ用メモリ 109 ホストIF手段 110 ドライブIF手段 111 キャッシュバッファ 112 記録メディア 120 データ用バックアップメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/93 H04N 5/93 Z (72)発明者 原田 正則 石川県金沢市彦三町二丁目1番45号 株式 会社松下通信金沢研究所内 Fターム(参考) 5C052 AA01 AB02 AB04 CC20 DD10 5C053 FA23 FA30 JA30 KA04 KA05 KA24 5D044 AB05 AB07 BC01 BC06 CC05 DE12 DE22 DE49 DE64 DE96 EF03 EF05 FG10 FG19 GK12 HH02 HH05 5D110 AA13 AA17 AA19 AA27 AA29 DA04 DA06 DA07 DA11 DA18 DB03 DB09 DC07 DC16 DF05
Claims (12)
- 【請求項1】 映像音声データを記録するディスク型記
録媒体を備えた蓄積手段と、 前記蓄積手段へのデータ記録および前記蓄積手段からの
データ再生を制御する記録再生制御手段と、 前記映像音声データの管理データの生成もしくは更新を
行う管理データ生成手段と、 更新された前記映像音声データを格納するバックアップ
用メモリを備え、 前記バックアップ用メモリが、前記映像音声データに対
する記録位置情報および前記蓄積手段に記録が確定した
前記映像音声データに対する記録位置情報の記録位置を
含むファイル管理情報と、前記蓄積手段に記録が未確定
の前記映像音声データに対する記録位置情報の記録位置
を含むファイル管理情報を格納し、前記映像音声データ
の記録が確定したときに、記録が未確定の映像音声デー
タに対する記録位置情報の記録位置を含むファイル管理
情報によって、記録が確定した映像音声データに対する
記録位置情報を含むファイル管理情報を上書きすること
を、同時入力される映像ソースごとに行うことを特徴と
する画像記録再生装置。 - 【請求項2】 前記映像音声データの特性を含む画像管
理情報を、前記蓄積手段に記録できなかった場合に、記
録済み映像音声データの記録位置に上書きすることを特
徴とした請求項1記載の画像記録再生装置。 - 【請求項3】 前記映像音声データの特性を含む画像管
理情報を、前記蓄積手段に記録できなかった場合に、記
録済み映像音声データの記録位置に上書きし、上書きが
失敗した場合にはさらに以前に記録された映像音声デー
タに上書することを成功するまで繰り返し、上書き可能
な映像音声データが残り1つとなった場合には前記蓄積
手段に記録された映像音声データの記録位置を管理する
管理データを削除することを特徴とした請求項1記載の
画像記録再生装置。 - 【請求項4】 画像記録再生装置の起動時に前記バック
アップ用メモリの管理データを検査し、映像音声データ
を転送して記録確定されているならば、画像管理情報を
前記蓄積手段へ転送し、未記録の記録位置情報およびフ
ァイル管理情報の記録を確定することを特徴とした請求
項1から3のいずれか1項に記載の画像記録再生装置。 - 【請求項5】 前記蓄積手段が、転送されたデータを一
時的に格納するキャッシュバッファを備え、 前記記録再生制御手段が、映像音声データの転送回数を
蓄積手段別にカウントし、規定回数の転送を行った蓄積
手段に対し、記録媒体へ記録されていないキャッシュバ
ッファ内のデータを前記ディスク型記録媒体に記録し、
転送したデータの記録を確定することを特徴とした請求
項1から4のいずれか1項に記載の画像記録再生装置。 - 【請求項6】 前記記録再生制御手段が、前記映像音声
データの再生の際に、記録が確定された映像音声データ
の記録位置を管理するファイル管理データを参照し、前
記蓄積手段に記録された映像音声データを読み出し、記
録が確定した映像音声データのみを再生することを特徴
とした請求項1から5のいずれか1項に記載の画像記録
再生装置。 - 【請求項7】 映像音声データに対する記録位置情報お
よび記録が確定した映像音声データに対する記録位置情
報の記録位置を含むファイル管理情報と、記録が未確定
の映像音声データに対する記録位置情報の記録位置を含
むファイル管理情報を保持し、映像音声データの記録が
確定したときに記録が未確定の映像音声データに対する
記録位置情報の記録位置を含むファイル管理情報を、記
録が確定した映像音声データに対する記録位置情報を含
むファイル管理情報の保持領域に上書きすることを、同
時入力される映像ソースごとに行うことを特徴とする画
像記録再生方法。 - 【請求項8】 映像音声データの特性を含む画像管理情
報を、記録できなかった場合に、記録済み映像音声デー
タの記録位置に上書きすることを特徴とした請求項7記
載の画像記録再生方法。 - 【請求項9】 映像音声データの特性を含む画像管理情
報を、記録できなかった場合に、記録済み映像音声デー
タの記録位置に上書きし、上書きが失敗した場合にはさ
らに以前に記録された映像音声データに上書することを
成功するまで繰り返し、上書き可能な映像音声データが
残り1つとなった場合には記録された映像音声データの
記録位置を管理する管理データを削除することを特徴と
した請求項7記載の画像記録再生方法。 - 【請求項10】 バックアップ用メモリの管理データを
検査し、映像音声データを蓄積装置に転送して記録確定
されているならば、画像管理情報を前記蓄積装置へ転送
し、未記録の記録位置情報およびファイル管理情報の記
録を確定することを特徴とした請求項7から9のいずれ
か1項に記載の画像記録再生方法。 - 【請求項11】 映像音声データをキャッシュバッファ
を有する蓄積装置別に転送し、この転送回数を前記蓄積
装置別にカウントし、規定回数の転送を行った後に記録
媒体へ記録されていないキャッシュバッファ内のデータ
を記録し、転送したデータの記録を確定することを特徴
とした請求項7から10のいずれか1項に記載の画像記
録再生方法。 - 【請求項12】 映像音声データの再生の際に、記録が
確定された映像音声データの記録位置を管理するファイ
ル管理データを参照し、記録された映像音声データを読
み出し、記録が確定した映像音声データのみを再生する
ことを特徴とした請求項7から11のいずれか1項に記
載の画像記録再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000377540A JP2002185909A (ja) | 2000-12-12 | 2000-12-12 | 画像記録再生装置および画像記録再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000377540A JP2002185909A (ja) | 2000-12-12 | 2000-12-12 | 画像記録再生装置および画像記録再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002185909A true JP2002185909A (ja) | 2002-06-28 |
Family
ID=18846248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000377540A Pending JP2002185909A (ja) | 2000-12-12 | 2000-12-12 | 画像記録再生装置および画像記録再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002185909A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015114887A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | 株式会社 日立産業制御ソリューションズ | 監視用レコーダーおよびデータ記録方法 |
-
2000
- 2000-12-12 JP JP2000377540A patent/JP2002185909A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015114887A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | 株式会社 日立産業制御ソリューションズ | 監視用レコーダーおよびデータ記録方法 |
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