JP2002185879A - 広告コンテンツ処理装置、広告コンテンツ処理方法、およびこれらにて利用可能なコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

広告コンテンツ処理装置、広告コンテンツ処理方法、およびこれらにて利用可能なコンピュータ読取可能な記録媒体

Info

Publication number
JP2002185879A
JP2002185879A JP2000376580A JP2000376580A JP2002185879A JP 2002185879 A JP2002185879 A JP 2002185879A JP 2000376580 A JP2000376580 A JP 2000376580A JP 2000376580 A JP2000376580 A JP 2000376580A JP 2002185879 A JP2002185879 A JP 2002185879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
advertisement
advertisement content
information
broadcast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000376580A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Kajitani
一郎 梶谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000376580A priority Critical patent/JP2002185879A/ja
Publication of JP2002185879A publication Critical patent/JP2002185879A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送において広告コンテンツが十分に活用さ
れていなかった。 【解決手段】 広告コンテンツ処理装置14は、まずコ
ンテンツ受信部20によって放送を受信する。広告蓄積
部24は、受信された放送から広告コンテンツを抽出し
て蓄積する。選定条件設定部22は、抽出すべき広告コ
ンテンツの選定条件を設定する。表示処理部48は、蓄
積された広告コンテンツを、番組終了後などに表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放送システムに
関する。この発明はとくに、特定の放送コンテンツを受
信する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ放送の形態は、地上波放
送、BS放送、CS放送、CATVなど多岐に渡るよう
になった。そして、これまでアナログ方式であったBS
放送もデジタル化の目処が立ち、テレビ放送とデータ放
送を併用したサービスもまもなく開始しようとしてい
る。さらに、インターネットの普及やその高速化によ
り、インターネットを利用したテレビ放送も実現に向か
っている。このように多様なコンテンツの配信が実現し
ようとする一方で、受信する放送コンテンツの活用法や
便利な録画方法も模索されてきている。そのような状況
において、特開平11−238071号公報は、テレビ
番組に含まれる部分的なシーンをまとめたダイジェスト
を作成する技術を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、放送コンテン
ツをさらに有効活用するために、本発明者は以下の課題
を認識するに至った。すなわち、コマーシャル放送(以
下、「CM」という。)などの広告コンテンツをより発
展させて「番組と番組のつなぎ」「観るだけ」でないも
のにできれば、視聴者はCMから有益な情報を得られや
すい。また、宣伝効果をより高められれば広告主にとっ
ても望ましい。
【0004】本発明者は以上の認識に基づき本発明をな
したもので、その目的は、広告コンテンツの活用が可能
な技術の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は、広
告コンテンツ処理装置に関する。この装置は、広告コン
テンツを放送の一部として受信可能なコンテンツ受信部
と、前記放送から前記広告コンテンツを抽出して蓄積す
る広告蓄積部と、前記蓄積された広告コンテンツを所望
のタイミングで再生する表示処理部と、を含む。
【0006】ここでいう「放送」は、たとえばBS放
送、CS放送、CATV、インターネットなどによる主
にデジタルの放送をいうが、それに限る趣旨ではない。
BSデジタル放送やCSデジタル放送は、テレビ放送、
ラジオ放送、およびデータ放送などから構成されている
場合があり、このうちデータ放送によって様々な付加情
報を送ってもよい。
【0007】また、「広告コンテンツ」は、CMの映像
や音声など、CMとしてひとまとまりのデータである。
広告コンテンツを視聴者側で利用するために必要な情報
を付加してもよい。視聴者側で利用するために必要な情
報は、たとえばCMの開始タイミングを知らせるスター
トシグナルやCMの内容に関する情報などであってもよ
い。
【0008】本装置によれば、放送からCMだけをピッ
クアップして録画することができ、観ていた番組が終了
した後にまとめてCMを鑑賞することができる。また、
CM内に関連サイトへのリンク情報が付加されていた場
合には、番組終了後にゆっくり関連サイトを閲覧するこ
とができる。
【0009】本発明の別の態様は、広告コンテンツ処理
方法である。この方法は、広告コンテンツを蓄積する前
処理段階と、前記広告コンテンツを再生する主処理段階
と、を含み、前記前処理段階は、放送を受信する過程
と、前記放送から、関連情報へのリンク情報が付加され
た広告コンテンツを抽出する過程と、前記抽出された広
告コンテンツを蓄積する過程と、を含み、前記主処理段
階は、前記蓄積された広告コンテンツとそのリンク情報
の一覧を作成する過程と、前記一覧を表示する過程と、
再生すべき広告コンテンツを前記一覧から選択する指示
を取得する過程と、前記選択された広告コンテンツを再
生する過程と、表示すべき関連情報へのリンク情報を前
記一覧から選択する指示を取得する過程と、前記選択さ
れたリンク情報が示す前記関連情報へアクセスする過程
と、を含む。
【0010】本発明のさらに別の態様は、広告コンテン
ツが挿入された情報コンテンツを記録したコンピュータ
読取可能な記録媒体に関する。この広告コンテンツは、
広告別に形成される広告領域に記録され、前記広告領域
は、主データ領域とヘッダ領域とを含み、前記主データ
領域には、前記広告コンテンツを表示するために再生さ
れる広告データが記録され、前記ヘッダ領域には、再生
中の前記情報コンテンツから前記広告データを抽出する
ためにスタートシグナルとして読み出されるデータと、
前記広告コンテンツの関連情報へアクセスするときにリ
ンク情報として参照されるアドレス情報と、が記録され
ている。
【0011】なお、以上の構成要素の任意の組合せや、
本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの
間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有
効である。
【0012】
【発明の実施の形態】本実施の形態における広告コンテ
ンツ処理装置は、番組などの放送中にCMだけをピック
アップして録画する。また、CMに付加された情報を用
いてCM録画のタイミングを計るとともに、録画するC
Mジャンルを選別する。さらに、CMの一場面をキャプ
チャ画像として保存したり、CM中に表示される関連情
報のURLなどを記録しておき、番組終了後に表示す
る。
【0013】従来、番組の合間に放送されるCMの中に
会社や商品に関する情報を掲載したサイトのURLが表
示されていた場合に、視聴者がリンク先を直ちに閲覧す
るためには番組視聴を中断しなければならなかった。し
たがって、気になる商品のCMが放送された場合に、視
聴者はあとでゆっくり商品情報を取得できれば便利であ
る。広告主にとっても視聴者に対して十分にCMを見せ
ることができるので宣伝効果をより高められる。また、
たとえば気に入ったCMを録画したい視聴者にとって
は、録画タイミングなどの問題が解消される。
【0014】(第1実施形態)図1は、放送システムの
全体構成を示す。コンテンツサーバ12は、いわゆる放
送局に相当し、放送コンテンツを保持する。本実施の形
態に係る広告コンテンツ処理装置14は、コンテンツ放
送網16を介してコンテンツサーバ12に接続される。
コンテンツ放送網16は、たとえばBS放送やCS放送
などのように、放送衛星や通信衛星によって電波が中継
される放送網であってもよい。コンテンツ放送網16
は、CATVやインターネットなどのように、通信回線
によって結ばれる放送網であってもよい。
【0015】図2は、広告コンテンツ処理装置の構成を
示す機能ブロック図である。広告コンテンツ処理装置1
4は、たとえばテレビチューナ、ビデオレコーダなどを
含んだ装置であってもよい。さらに、ハードウェア的に
は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のL
SIを含んで実現でき、ソフトウェア的にはメモリにロ
ードされたコンテンツ処理機能のあるプログラムなどに
よって実現されるが、ここではそれらの連携によって実
現される機能ブロックを描いている。したがって、これ
らの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアの
み、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現
できることは、当業者には理解されるところである。
【0016】広告コンテンツ処理装置14は、コンテン
ツ受信部20、選定条件設定部22、および表示処理部
48を含む。コンテンツ受信部20は、コンテンツ放送
網16を介して放送を受信する。コンテンツ受信部20
は、広告コンテンツを放送の一部として受信する。コン
テンツ受信部20として、たとえばBSチューナ、CS
チューナ、CATVチューナ、モデム、ターミナルアダ
プタ、ルータなどの装置を用いてもよい。
【0017】コンテンツ受信部20が受信するコンテン
ツには、番組コンテンツ、広告コンテンツ、付加情報な
どが含まれる。付加情報は、テレビ放送と別チャネルで
受信されるデータ放送によって送られてもよいし、番組
コンテンツや広告コンテンツに含まれるデータの一部と
して送られてもよい。付加情報には、たとえばコンテン
ツごとの区切りを示すスタートシグナルやエンドシグナ
ルを含めてもよい。またたとえば、CM対象の商品や会
社に関するジャンル情報、CMのタイトル情報、または
CM商品などの関連サイトのURLを含むリンク情報を
付加情報に含めてもよい。CMの少なくとも一場面をキ
ャプチャするタイミングを示すキャプチャシグナルを付
加情報に含めてもよい。
【0018】選定条件設定部22は、抽出すべきCMの
選定条件をあらかじめ設定する。たとえば、視聴者が記
録したいCMのジャンルを選定条件として設定してもよ
い。たとえば、選定条件は録画対象から外すCMを定め
た条件であってもよく、この場合視聴者が記録したくな
いCMのジャンルを設定してもよい。広告蓄積部24
は、選定条件に沿った広告コンテンツを放送から抽出し
て蓄積する。表示処理部48は、広告蓄積部24によっ
て蓄積された広告コンテンツを所望のタイミングで再生
する。
【0019】広告蓄積部24は、広告抽出部26、キャ
プチャ部28、キャプチャ画像蓄積部30、録画部3
2、動画蓄積部34、および付加情報記録部36を含
む。
【0020】放送の中でCMが流れたときに、広告抽出
部26は、付加情報に含まれるスタートシグナルに基づ
いてCM放送を認識する。広告抽出部26は、選定条件
設定部22によって設定された選定条件と付加情報に含
まれるジャンル情報とを参照し、比較する。そして、広
告抽出部26は、CMのジャンルが選定条件に沿ってい
ればそのCMを抽出する。抽出されたCMの映像は、ス
タートシグナルに基づくタイミングで録画部32により
記録開始され、エンドシグナルに基づくタイミングで記
録終了される。記録された映像は動画蓄積部34によっ
て蓄積される。
【0021】キャプチャ部28は、CM映像の少なくと
も一場面をキャプチャする。キャプチャ部28は、付加
情報に含まれるキャプチャシグナルに基づくタイミング
でキャプチャしてもよい。キャプチャ画像蓄積部30
は、動画蓄積部34に蓄積されたCM映像に関連づけて
キャプチャ画像を蓄積する。
【0022】付加情報記録部36は、ジャンル情報、タ
イトル情報、リンク情報などの付加情報を記録する。
【0023】表示処理部48は、一覧作成部38、画像
表示部40、動画再生部42、一覧表示部44、および
リンク先表示部46を含む。一覧作成部38は、付加情
報に基づいて、蓄積されたCMの一覧を作成する。一覧
表示部44は、一覧作成部38によって作成されたCM
一覧を表示する。視聴者が一覧からCMを選択すると、
付加情報とともにキャプチャ画像が表示される。キャプ
チャ画像は画像表示部40によって表示される。視聴者
がCM再生を指示すると、動画再生部42はそのCM映
像を再生する。一覧表示部44は、リンク情報を関連情
報へアクセス可能なかたちで表示し、視聴者がリンク先
の表示を指示すると、リンク先表示部46がリンク情報
に含まれたURLなどに基づいて関連情報を表示する。
【0024】図3は、広告コンテンツの録画タイミング
を示す。図において、テレビ放送の軸、データ放送の
軸、および広告コンテンツ処理の軸が並ぶ。横軸は時間
を示す。本図は、BSデジタル放送のようなテレビ放送
とデータ放送が併用される放送サービスにおいてCMを
録画する例である。
【0025】まず、テレビ放送において番組映像50が
流れる。この間は何も録画しない。そして、番組の合間
に挿入されるCM映像52が流れたとき、同時にデータ
放送において付加情報58が流れる。この付加情報58
にはスタートシグナルやジャンル情報が含まれており、
これらに基づくジャンル判別の後、録画が開始される。
付加情報58に含まれるエンドシグナルを受信したとき
CM映像52の録画が終了される。
【0026】次にテレビ放送において次のCM映像54
が流れたとき、同時にデータ放送において付加情報60
が流れる。この付加情報60に含まれるスタートシグナ
ルやジャンル情報に基づいてジャンル判別がなされた
後、録画が再開される。付加情報60に含まれるエンド
シグナルを受信したときCM映像54の録画が終了され
る。そして、番組映像56がテレビ放送に流れる。こう
してCMだけが録画される。
【0027】図4は、付加情報のデータ構造を示す。付
加情報58は、スタートシグナル70、ジャンル情報7
2、タイトル情報74、リンク情報76、追加情報7
8、およびエンドシグナル80を含む。スタートシグナ
ル70およびエンドシグナル80は、所定のビット列で
形成される。広告コンテンツ以外の番組コンテンツにも
スタートシグナルおよびエンドシグナルが付加される場
合には、これらと区別されるビット列が望ましい。
【0028】ジャンル情報72は、たとえば「ビール」
「車」といったCMのジャンルを示すデータである。タ
イトル情報74は、CMのタイトルをあらわす文字デー
タである。リンク情報76は、たとえばCMの関連サイ
トのURL、またはCMの関連情報を記述したBML
(Broadcast Markup Language;データ放送用記述言
語)データであってもよい。追加情報78には、たとえ
ば広告主に関するデータやキャプチャ画像に代用可能な
画像データなどが含まれてもよい。また、キャプチャシ
グナルを追加情報78に含めてもよい。これにより、広
告主はキャプチャにふさわしいタイミングを指定でき
る。
【0029】図5は、CM一覧の画面例である。画面8
8には、CM番号欄90、放送時間欄92、ジャンル欄
94、およびCMタイトル欄96が設けられている。C
M番号欄90には、蓄積されたCMに付された番号が表
示される。放送時間欄92には、「19:28:00」
など、そのCMが放送された時間が表示される。ジャン
ル欄94には、「ビール」などの各CMのジャンルが表
示される。CMタイトル欄96には、「秋のビール/A
Bビール」などのCMタイトルが表示される。視聴者
は、この一覧を見て所望のCMを選択する。
【0030】図6は、CM詳細表示の画面例である。視
聴者がCM一覧から選択したCMの詳細が画面89に表
示される。画面89には、放送時間欄92、ジャンル欄
94、CMタイトル欄96、再生ボタン98、リンクボ
タン100、次ボタン102、およびキャプチャ画像欄
104が設けられる。キャプチャ画像欄104にはキャ
プチャ画像が表示される。視聴者が再生ボタン98を選
択すると、録画されたCM映像が再生される。視聴者が
リンクボタン100を選択すると、関連するウェブサイ
トまたはBMLで記述された関連情報の画面が表示され
る。視聴者が次ボタン102を選択すると、一覧におけ
る次のCMが表示される。
【0031】図7は、広告コンテンツ処理を示すフロー
チャートである。広告コンテンツ処理の過程は、前処理
段階と主処理段階に分かれる。以下、前処理段階を説明
する。まず、放送の受信が開始される(S10)。次い
で、CMの選定条件が参照される(S12)。ここで、
CMのスタートシグナルが検出された場合(S14
Y)、CMが選定条件に合致するかどうかが判断される
(S16)。条件に合致した場合に(S16Y)、その
CMの映像や付加情報の記録が開始される(S18)。
次いで、CM映像の少なくとも一場面をキャプチャシグ
ナルに基づくタイミングでキャプチャする(S20)。
次いで、エンドシグナルを検出したときに(S22)、
CMの記録が終了され(S24)、記録されたCMが蓄
積される(S26)。S16においてCMが選定条件に
合致しなかった場合は、S18〜S26が実行されず、
CMは記録されない。コンテンツ受信を継続する間(S
28Y)、S14〜S26の処理が繰り返される。
【0032】次に、主処理段階を説明する。まず、蓄積
されたCMの一覧が作成される(S30)。CMの一覧
を表示する(S32)。次いで、視聴者によるCMの選
択指示を取得する(S34)。次いで、CMの詳細をキ
ャプチャ画像とともに表示する(S36)。次いで、C
Mの再生指示があった場合(S38Y)、CM映像が再
生される(S40)。次いで、リンク情報の選択指示が
あった場合(S42Y)、関連情報が表示される(S4
4)。
【0033】(第2実施形態)本実施形態においては、
CD−ROMやDVD−ROMなどの記録媒体に格納さ
れた情報コンテンツに広告コンテンツが挿入されてお
り、これを再生するときにその広告コンテンツを抽出し
て蓄積する。第1実施形態で説明した付加情報は広告コ
ンテンツに一体的に含まれている。これによれば、放送
からCMを抽出して蓄積しておく場合とほぼ同じような
効果が得られる。
【0034】図8は、情報コンテンツのデータ構造を示
す。本実施形態の記録媒体において、広告コンテンツ
は、広告別に形成される広告領域に記録される。番組や
映画などの主たるコンテンツは、コンテンツ別に形成さ
れた主コンテンツ領域に記録される。図は部分的に着目
しており、主コンテンツ領域110、広告領域120、
および主コンテンツ領域130を含む。また、この領域
の順序でコンテンツが再生される。
【0035】広告領域120は、さらに主データ領域1
24とヘッダ領域122とを含む。そして、主データ領
域124には、広告コンテンツを表示するために再生さ
れる広告データが記録される。ヘッダ領域122には、
第1実施形態で説明した付加情報が記録される。付加情
報に含まれるスタートシグナルおよびエンドシグナル
は、主データ領域124のスタートアドレスおよびエン
ドアドレスであってもよい。キャプチャシグナルは、主
データ領域におけるキャプチャ場面の画像が格納された
アドレスであってもよい。
【0036】以上、本発明をいくつかの実施の形態をも
とに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それ
らの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな
変形が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲
にあることは当業者に理解されるところである。以下、
変形例をいくつか挙げる。
【0037】本実施形態においては、付加情報としてC
Mのエンドシグナルを含ませていたが、変形例ではこれ
をなくし、続いて受信するコンテンツのスタートシグナ
ルで代用してもよい。
【0038】スタートシグナル、エンドシグナル、およ
びキャプチャシグナルは、発信してから受信、記録する
までのタイムラグを考慮したタイミングを示してもよ
い。キャプチャシグナルをスタートタイミングおよびエ
ンドタイミングで構成することにより、短い動画をキャ
プチャさせてもよい。また、バッファ処理によってタイ
ムラグを補ったり、CMの前後も含めて録画しておいて
後で必要部分をピックアップするなどの処理をしてもよ
い。
【0039】本実施形態における選定条件は、CMのジ
ャンルに関する条件を定めているが、変形例において
は、受信する番組の放送時間に対応したCM録画頻度を
定めてもよい。たとえば、番組が長時間にわたる場合
に、あまりに多くのCMを録画しないように録画するC
M本数を制限してもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、放送で流れる広告コン
テンツを有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る放送システムの全体構成を
示す図である。
【図2】 実施の形態に係る広告コンテンツ処理装置の
構成を示す機能ブロック図である。
【図3】 広告コンテンツの録画タイミングを示す図で
ある。
【図4】 付加情報のデータ構造を示す図である。
【図5】 CM一覧の画面例を示す図である。
【図6】 CM詳細表示の画面例を示す図である。
【図7】 広告コンテンツ処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】 第2実施形態に係る情報コンテンツのデータ
構造を示す図である。
【符号の説明】
10 放送システム、 12 コンテンツサーバ、 1
4 広告コンテンツ処理装置、 16 コンテンツ放送
網、 20 コンテンツ受信部、 22 選定条件設定
部、 24 広告蓄積部、 48 表示処理部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広告コンテンツを放送の一部として受信
    可能なコンテンツ受信部と、 前記放送から前記広告コンテンツを抽出して蓄積する広
    告蓄積部と、 前記蓄積された広告コンテンツを所望のタイミングで再
    生する表示処理部と、 を含むことを特徴とする広告コンテンツ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記コンテンツ受信部は、コンテンツの
    スタートシグナルと関連情報へのリンク情報とが付加さ
    れた前記広告コンテンツを受信可能であり、 前記広告蓄積部は、前記放送の中で前記広告コンテンツ
    が流れたときに、前記スタートシグナルに基づいてその
    広告コンテンツを抽出し、 前記表示処理部は、前記リンク情報を前記関連情報へア
    クセス可能なかたちで表示することを特徴とする請求項
    1に記載の広告コンテンツ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記広告蓄積部は、前記広告コンテンツ
    の少なくとも一場面をキャプチャするとともに、そのキ
    ャプチャ画像を前記広告コンテンツに関連づけて蓄積
    し、 前記表示処理部は、前記キャプチャ画像を前記リンク情
    報とともに表示することを特徴とする請求項1、2のい
    ずれかに記載の広告コンテンツ処理装置。
  4. 【請求項4】 抽出すべき広告コンテンツの選定条件を
    あらかじめ設定する選定条件設定部をさらに含み、 前記広告蓄積部は、前記選定条件に沿って抽出したもの
    を蓄積することを特徴とする請求項1から3のいずれか
    に記載の広告コンテンツ処理装置。
  5. 【請求項5】 広告コンテンツを蓄積する前処理段階
    と、前記広告コンテンツを再生する主処理段階と、を含
    み、 前記前処理段階は、 放送を受信する過程と、 前記放送から、関連情報へのリンク情報が付加された広
    告コンテンツを抽出する過程と、 前記抽出された広告コンテンツを蓄積する過程と、 を含み、 前記主処理段階は、 前記蓄積された広告コンテンツとそのリンク情報の一覧
    を作成する過程と、 前記一覧を表示する過程と、 再生すべき広告コンテンツを前記一覧から選択する指示
    を取得する過程と、 前記選択された広告コンテンツを再生する過程と、 表示すべき関連情報へのリンク情報を前記一覧から選択
    する指示を取得する過程と、 前記選択されたリンク情報が示す前記関連情報へアクセ
    スする過程と、 を含むことを特徴とする広告コンテンツ処理方法。
  6. 【請求項6】 広告コンテンツが挿入された情報コンテ
    ンツを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であっ
    て、 前記広告コンテンツは、広告別に形成される広告領域に
    記録され、 前記広告領域は、主データ領域とヘッダ領域とを含み、 前記主データ領域には、前記広告コンテンツを表示する
    ために再生される広告データが記録され、 前記ヘッダ領域には、再生中の前記情報コンテンツから
    前記広告データを抽出するためにスタートシグナルとし
    て読み出されるデータと、前記広告コンテンツの関連情
    報へアクセスするときにリンク情報として参照されるア
    ドレス情報と、が記録されたことを特徴とする記録媒
    体。
JP2000376580A 2000-12-11 2000-12-11 広告コンテンツ処理装置、広告コンテンツ処理方法、およびこれらにて利用可能なコンピュータ読取可能な記録媒体 Pending JP2002185879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000376580A JP2002185879A (ja) 2000-12-11 2000-12-11 広告コンテンツ処理装置、広告コンテンツ処理方法、およびこれらにて利用可能なコンピュータ読取可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000376580A JP2002185879A (ja) 2000-12-11 2000-12-11 広告コンテンツ処理装置、広告コンテンツ処理方法、およびこれらにて利用可能なコンピュータ読取可能な記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002185879A true JP2002185879A (ja) 2002-06-28

Family

ID=18845423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000376580A Pending JP2002185879A (ja) 2000-12-11 2000-12-11 広告コンテンツ処理装置、広告コンテンツ処理方法、およびこれらにて利用可能なコンピュータ読取可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002185879A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007074495A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2010283891A (ja) * 2002-12-06 2010-12-16 Koninkl Philips Electronics Nv ストリームデータパケットを用いる映像記録制御
KR101397011B1 (ko) * 2007-11-15 2014-05-20 엘지전자 주식회사 영상기기의 녹화물 요약 재생 방법 및 그 방법을 채용한영상기기

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010283891A (ja) * 2002-12-06 2010-12-16 Koninkl Philips Electronics Nv ストリームデータパケットを用いる映像記録制御
JP2007074495A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
KR101397011B1 (ko) * 2007-11-15 2014-05-20 엘지전자 주식회사 영상기기의 녹화물 요약 재생 방법 및 그 방법을 채용한영상기기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2601446C2 (ru) Оконечное устройство, серверное устройство, способ обработки информации, программа и система подачи сцепленного приложения
JP4482829B2 (ja) 嗜好抽出装置、嗜好抽出方法及び嗜好抽出プログラム
JP3838035B2 (ja) 放送方法及び放送受信装置
US8321890B2 (en) Device and terminal for inserting commercial image data in distribution content and method thereof
EP1827018B1 (en) Video content reproduction supporting method, video content reproduction supporting system, and information delivery program
US20070113263A1 (en) Dynamic interactive content system
US20040268392A1 (en) Information transmitting method and television broadcasting receiving apparatus
WO2004107742A1 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
KR20050050588A (ko) 컨텐츠 시청 지원 장치 및 컨텐츠 시청 지원 방법, 및컴퓨터·프로그램
JP2004187029A (ja) 要約映像追いかけ再生装置
JP5044149B2 (ja) 番組放送方法及び番組放送システム
JP2007174245A (ja) 録画再生システム及び録画再生方法
US8244100B2 (en) Information apparatus for reproducing commercial broadcast information and method of same
JP4212798B2 (ja) テレビ放送番組要約再生装置及び方法
JP2007074158A (ja) 再生システム及び同システムを利用した再生方法
JP2002185879A (ja) 広告コンテンツ処理装置、広告コンテンツ処理方法、およびこれらにて利用可能なコンピュータ読取可能な記録媒体
US7810120B2 (en) Method and apparatus for managing a list of recorded broadcasting programs
US7400566B2 (en) Method of sequentially recording programs using calculated reception ending times
JP4881459B2 (ja) 録画再生装置及び方法
JP7472055B2 (ja) 電子機器、システム、およびプログラム
US20080104656A1 (en) Method of storing and reproducing interactive digital broadcast signals and apparatus therefor
JP3782014B2 (ja) テレビ放送録画再生装置及び情報提供サービスシステム
JP4972466B2 (ja) コンテンツ送受信システム
JP4181835B2 (ja) 情報再生装置及び情報再生方法
JP4363364B2 (ja) 受信装置及び受信方法