JP2002184355A - 小型にまとめた蛍光灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の蛍光灯は細長い形体であるが、光源を
効率が低下することなく集約して、小さな形体にまとめ
た蛍光灯の提供。 【解決手段】 電極１〜電極２間の放電が、仕切り３に
沿って迷路状に誘導することにより、放電回路５の延長
と発光体４への全面接触を図り、励起光を与えることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 蛍光灯の特徴は細長いことである。従って器具も大きく
なり設置場所も制限されるので、小型化した蛍光灯が望
まれていた。管を切りつないで小型化したもの等が作ら
れているが、本発明は、光源を集約して一体化し、小型
な形体の発光体にまとめた蛍光灯に関するものである。
蛍光灯は、管の両端に暗い電極降下や暗黒部等の損失が
あり、その損失部の長さは管の長さに関係なく一定で、
管の長さが長ければ損失の割合は小さく短い程損失の割
合は大きく効率は低下する。光源を集約して小型にまと
めようとすると、電極間隔が短くなり効率は極端に低下
するので実用化されることはなかった。本発明は、この
欠点を次に記す方法で解決して小型にまとめることがで
きた。それを図によって説明する。図１は本発明を応用
した平面型蛍光灯の一例で、電極１〜電極２間の放電
は、内部に設けた仕切り３に沿って迷路状に誘導される
ので放電回路５は長くなると共に発光面４の端から端ま
で接触して励起光を与えることができる。放電距離が長
いことは管が長いのに等しいから、図の如く小型にまと
めても、細長い蛍光灯に劣らない効果を上げることがで
きる。この平面型蛍光灯の概算寸法は、次に示した程度
に小型にまとめられる。

２０Ｗ四角形型→１０５ｍｍ×１０５ｍｍ×２４ｍｍ ２０Ｗ長方形型→２１０ｍｍ×５２ｍｍ×２４ｍｍ ４０Ｗ四角形型→２００ｍｍ×２００ｍｍ×１９ｍｍ 図１は四角形型を示したが、丸型や花型等の変形も可能
で、又、薄型広発光面等の特殊照明灯等の応用も考えら
れる。図２は、電極１〜電極２間の放電が、仕切り３に
沿って立体的に構成し、放電回路５の延長と更に小型化
を図った、本発明の一例で、円筒型又は長方体型蛍光灯
の内部構造を示したものである。６は円筒形蛍光灯使用
の場合の想定図で、この円筒型蛍光灯の概算寸法は下記
に示したごとく小型にまとめられ、２０Ｗ型では電球型
に近づくことができる。

２０Ｗ型→内径５６ｍｍ×長さ１０５ｍｍ ４０Ｗ型→内径５６ｍｍ×長さ３００ｍｍ 本発明は、従来の細長い蛍光灯の常識を一変して、コン
パクト化した、新しい型の照明灯を提供して利用者の便
に供するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明一部を切り欠いた斜視図

【図２】本発明の内部構造の一例を示した斜視図

【符号の説明】

１ 電極 ２ 電極 ３ 仕切り板 ４ 発光面 ５ 放電回路を示す ６ 円筒形蛍光灯を使用した場合の発光面想定図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 内部の放電回路が曲折することにより、
   電極間の放電距離の延長を図ったことを特徴とする蛍光
   灯。