JP2002184133A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2002184133A
JP2002184133A JP2001346482A JP2001346482A JP2002184133A JP 2002184133 A JP2002184133 A JP 2002184133A JP 2001346482 A JP2001346482 A JP 2001346482A JP 2001346482 A JP2001346482 A JP 2001346482A JP 2002184133 A JP2002184133 A JP 2002184133A
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circuit board
flexible circuit
carriage
chip
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Katsuaki Ishida
克明 石田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクチュエータへのフレキシブル回路基板の
接続部位に制御用ICや周辺回路を集約して実装し、ヘ
ッドのノイズを減らし、転送速度を速くする。 【解決手段】 ディスク装置の各ヘッドに接続する信号
をアクチュエータの外部に取り出す位置に、両面基板の
フレキシブル回路基板2を接続し、制御用IC21,2
2はフレキシブル回路基板2の表側の面にフリップチッ
プ実装法によって実装し、チップ部品23はキャリッジ
1側のフレキシブル回路基板2上に表面実装技術によっ
て実装し、キャリッジ1のフレキシブル回路基板の取付
面には、フレキシブル回路基板2上のチップ部品23と
の干渉を避けるためのチップ部品収容溝16を設け、更
に、フレキシブル回路基板2のキャリッジとの接続部位
にフリップチップ実装法でベアチップ状態の制御用IC
を実装し、チップ部品、制御用ICの実装部の表裏には
ベタパターンを形成して放熱を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク装置に関
し、特に、ヘッドとの信号の遣り取りを行なうヘッド信
号処理用のICやサーボICのような制御用ICをアク
チュエータのキャリッジに搭載したディスク装置に関す
る。また、本発明は、MRヘッドとインダクティブヘッ
ドとを備える複合ヘッドが搭載されるキャリッジを駆動
し、複合ヘッドを記録ディスク上の所望の位置に移動さ
せるディスク装置に関する。
【0002】近年、コンピュータの外部記憶装置とし
て、磁気ディスク装置や光ディスク装置等のディスク装
置が用いられている。このようなディスク装置の記憶容
量は年々増大し、ヘッドとディスク装置の制御回路との
信号の遣り取りは高速化されつつあり、ノイズによるヘ
ッドのリード/ライト信号への影響も無視できなくなっ
てきている。
【0003】ところで、ディスク装置におけるヘッドか
らリードされた微少信号を増幅したり、ヘッドへのライ
ト信号を制御するヘッドのリード/ライト時のノイズの
低減、信号の高速転送への対応のためには、ヘッドのリ
ード/ライト信号を処理するヘッド信号処理用IC(以
後単にヘッドICと記す)やサーボIC等の制御用IC
は、ヘッドからなるべく近い位置にあることが望まし
い。そこで、ヘッドICやサーボICをヘッドアクチュ
エータを構成するキャリッジに搭載する試みがなされて
いる。しかしながら、キャリッジ上にはヘッドIC及び
サーボICやその他の必要な素子類を搭載するだけのス
ペースがなく、いまだにヘッドICやサーボIC、及び
これらの周辺回路はディスク装置のベース上に固定され
る場合が多い。従って、ヘッドICやサーボIC、及び
これらの周辺回路をキャリッジの近くに固定できる構造
が望まれている。
【0004】
【従来の技術】図8は従来の磁気ディスク装置70の一
例の構造を示すものである。図8において、71はベー
ス、72はディスク、73はディスク72を回転させる
スピンドルモータ、74は先端にヘッド76を備えたキ
ャリッジ75とボイスコイルモータ77とからなるアク
チュエータ、80はカバー、81はベース71とカバー
80との間に設けられるガスケットである。
【0005】このような磁気ディスク装置70では、ヘ
ッド76によって再生された信号はキャリッジ75の側
面に取り付けられたフレキシブル回路基板78によって
アクチュエータ74の外部に引き出され、ベース71の
底面上に突設された固定基板79上に導かれる。そし
て、ヘッド76によるリード信号の復調を行なうヘッド
ICやサーボICは、この固定基板79に搭載される場
合が多かった。また、ヘッド76として、MRヘッドと
インダクティブヘッドとを備える複合ヘッドが使用され
るようになってきている。
【0006】また、図9は従来の磁気ディスク装置90
の他の例の構成を示すものであり、図8の磁気ディスク
装置70と同じ構成部材には同じ符号が付してある。従
って、71はベース、72はディスク、73はスピンド
ルモータ、74は先端にヘッド76を備えたキャリッジ
75とボイスコイルモータ77とからなるアクチュエー
タ、78はフレキシブル回路基板である。
【0007】この例の磁気ディスク装置90に使用され
るフレキシブル回路基板78は、図10(a) に示すよう
に、キャリッジ75の側面に取り付けられる可動部(キ
ャリッジ搭載部)78A、この可動部78Aに続く屈曲
部78B、屈曲部78Bの端部に直角に接続する固定部
(ベース部)78C、及び、固定部78Cの一端が延長
された先に形成される接続部78Dとから構成されてい
る。固定部78Cの面積は大きく、その上にはヘッドか
らの信号を処理するヘッドIC91やその周辺回路を形
成するコンデンサや抵抗等の回路部品92が実装されて
いる。ヘッドからの微弱な信号は、可動部78A、屈曲
部78B、及び固定部78Cに形成された回路パターン
を通り、固定部78Cに実装されたヘッドIC91によ
って増幅される。そして、従来のヘッドIC91はパッ
ケージタイプである。
【0008】図10(b) は図10(a) に示すパッケージ
タイプのヘッドIC91の構成を示す断面図である。従
来のヘッドIC91は、その基板93上にベアチップ9
4が搭載されており、基板93の四方にはピン95が取
り付けられていて、ベアチップ94上の端子はワイヤボ
ンディング96によってピン95に接続されていた。そ
して、基板93、ベアチップ94、ピン95、及びワイ
ヤボンディング96は樹脂製のパッケージ97で覆われ
ており、ピン95の先端部が半田付け98によってフレ
キシブル回路基板78上の回路パターンに接続されてい
た。
【0009】以上のように構成されたフレキシブル回路
基板78は、図9に示すように、その固定部78Aがキ
ャリッジ75の側面に取り付けられており、屈曲部78
Bは折り返されてキャリッジ75の外部に引き出され、
固定部78Cは屈曲部78Bに対して90°谷折りされ
てベース71の上に固定される。このとき、接続部78
Dはベース71から外に突出するようになっている。
【0010】このように、従来の磁気ディスク装置7
0,90では、ヘッド76からの信号を扱うヘッドIC
がキャリッジ75から離れたベース上に搭載されている
ので、ヘッド76のリード/ライト時にノイズが多くな
る傾向にあり、転送速度も速くならないという問題があ
った。特に、ヘッド76にMRヘッドとインダクティブ
ヘッドの複合ヘッドを用いた場合には、リード時にMR
ヘッドを使用するために微弱なMRヘッドからの再生信
号へのノイズの影響が重要な問題となっていた。また、
図9,図10に示した従来例では、ヘッドIC91のベ
アチップ自体の大きさは4×4mm程度と小さいのであ
るが、これがパッケージ97の中に封入されてピン95
を用いてフレキシブル回路基板78に実装されると、そ
の外径は15×15mm程度の大きなICとなるという
問題点があった。
【0011】そこで、ヘッドICやサーボICをヘッド
アクチュエータを構成するキャリッジに搭載する試みが
なされている。しかしながら、前述のようにパッケージ
タイプのヘッドIC91はその外径が大きいために、キ
ャリッジ75の側面にこのような大きなヘッドIC91
とその周辺部品を置くスペースが確保できないのが現状
である。また、図10(a) に示されるように、ヘッドが
複合ヘッドの場合には、キャリッジとフレキシブル回路
基板78との接続部位に、1つのヘッドに対して4つの
接続端子および4本の信号線が必要となる。このような
状況で、ヘッドIC91の周辺で端子と信号線とを接続
する構造をとると、実装スペースの増大を招き、ヘッド
IC91の搭載スペースをフレキシブル基板78とキャ
リッジとの接続部位にとることは困難であった。
【0012】そこで、キャリッジ75の側面にヘッドI
C等を取り付けるための大きな領域を設ける試みの1つ
として、図11に示すように、アクチュエータのキャリ
ッジにフレキシブル回路基板の取付板75Aを設け、先
端側を一度折り返したフレキシブル回路基板78をこの
取付板75Aに巻き付けることによって、キャリッジ側
にヘッドICやサーボIC、及びその周辺回路を構成す
る部品類を実装するだけのスペースを確保しようとした
ものが提案されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この提
案の構成においては、ヘッドICやサーボICをフレキ
シブル回路基板上に実装するのが困難であると共に、フ
レキシブル回路基板上にヘッドICやサーボIC、及び
周辺回路を実装した場合の放熱が難しく、また、フレキ
シブル回路基板に事前に折り曲げ加工処理を施した上に
これを取付板に巻付けなければならないので、取付工数
がかかってコストが増大するという問題がある。
【0014】そこで、本発明は、新規の実装方法によっ
て、ヘッドに複合ヘッドが使用される場合であっても、
フレキシブル回路基板のキャリッジとの接続部位にヘッ
ドICやサーボIC、及び周辺回路を設けるスペースを
確保すると共に、これらの部品を放熱を考慮した状態
で、かつ、少ない取付工数で実装することにより、ヘッ
ドのリード/ライト時のノイズを減らすと共に、転送速
度を速くすることができるディスク装置を提供すること
を目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の第1の形態のディスク装置は、記録ディスクに対し
てリード/ライトを行うヘッドが搭載されるキャリッジ
を駆動し、ヘッドをディスク上の所望の位置に移動させ
るディスク装置であって、ヘッドに対する信号を伝送す
る信号線が配設され、キャリッジに接続される部位を有
するフレキシブル回路基板と、フレキシブル回路基板の
キャリッジに対向する面に搭載されるチップ部品とを有
し、キャリッジのフレキシブル回路基板の取付面には、
フレキシブル回路基板上のチップ部品との干渉を避ける
ためのチップ部品収容溝が設けられていることを特徴と
している。
【0016】また、前記目的を達成する本発明の第2の
形態のディスク装置は、記録ディスクに対してリード/
ライトを行うヘッドが搭載されるキャリッジを駆動し、
ヘッドを前記ディスク上の所望の位置に移動させるディ
スク装置であって、ヘッドに対する信号を伝送する信号
線が配設され、キャリッジに接続される部位を有するフ
レキシブル回路基板と、フレキシブル回路基板のキャリ
ッジとの接続部位に、フリップチップ実装法によって実
装されるベアチップ状態の制御用ICとを有し、フレキ
シブル回路基板上の制御用ICの実装面に、制御用IC
の下部を通り、制御用ICの出力端子に干渉しない表ベ
タパターンが設けられていることを特徴としている。
【0017】更に、前記目的を達成する本発明の第3の
形態のディスク装置は、記録ディスクに対してリード/
ライトを行うヘッドが搭載されるキャリッジを駆動し、
ヘッドをディスク上の所望の位置に移動させるディスク
装置であって、ヘッドに対する信号を伝送する信号線が
配設され、キャリッジに接続される部位を有するフレキ
シブル回路基板と、フレキシブル回路基板のキャリッジ
との接続部位に、フリップチップ実装法によって実装さ
れるベアチップ状態の制御用ICとを有し、フレキシブ
ル回路基板上の制御用ICの実装面と反対側の面に、制
御用ICの裏側を通り、チップ部品の出力端子に干渉し
ない裏ベタパターンが設けられていることを特徴として
いる。
【0018】そして、前記目的を達成する本発明の第4
の形態のディスク装置は、第3の形態のディスク装置に
おいいて、フレキシブル回路基板上の制御用ICの実装
面に、制御用ICの下部を通り、制御用ICの出力端子
に干渉しない表ベタパターンが設けられ、裏ベタパター
ンは表ベタパターンに対して制御用ICの下部位置にお
いて少なくとも1個のスルホールで接続されていること
を特徴としている。
【0019】本発明の第1の形態のディスク装置によれ
ば、チップ部品がキャリッジ側のフレキシブル回路基板
上に実装され、キャリッジのフレキシブル回路基板の取
付面には、フレキシブル回路基板上のチップ部品との干
渉を避けるためのチップ部品収容溝が設けられているの
で、フレキシブル回路基板をキャリッジの側面に密着状
態で取り付けることができる。
【0020】また、本発明の第2の形態では、ヘッド信
号を取り出すフレキシブル回路基板のキャリッジとの接
続部位に、ベアチップの制御用ICがフリップチップ実
装法によって実装され、フレキシブル回路基板上の制御
用ICの実装面に制御用ICの下部を通り、制御用IC
の出力端子に干渉しない表ベタパターンが設られている
ので、制御用ICの放熱を行なうことができる。
【0021】更に、本発明の第3の形態では、ヘッド信
号を取り出すフレキシブル回路基板のキャリッジとの接
続部位に、ベアチップの制御用ICがフリップチップ実
装法によって実装され、フレキシブル回路基板上の制御
用ICの実装面と反対側の面に、制御用ICの裏側を通
り、チップ部品の出力端子に干渉しない裏ベタパターン
が設けられているので、制御用ICの放熱を行なうこと
ができる。
【0022】そして、本発明の第4の形態では、フレキ
シブル回路基板上の制御用ICの実装面に、制御用IC
の下部を通り、制御用ICの出力端子に干渉しない表ベ
タパターンが設けられ、裏ベタパターンが表ベタパター
ンに対して制御用ICの下部位置において少なくとも1
個のスルホールで接続されているので、一層の放熱効果
がある。
【0023】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明のデ
ィスク装置のアクチュエータ構造の実施形態を、磁気デ
ィスク装置の具体的な実施例に基づいて詳細に説明す
る。図7は本発明の一実施例のアクチュエータ構造が適
用された磁気ディスク装置10を示すものである。ベー
ス5の上には、ヘッド7を搭載するキャリッジ1とボイ
スコイルモータ9を備えたアクチュエータ4、ディスク
8Dが取り付けられたスピンドルモータ8、及びディス
ク装置の制御回路素子が実装される固定基板51等が設
けられている。また、キャリッジ1の側面にはフレキシ
ブル回路基板2の一端が固定部材3によって固定されて
取り付けられており、このフレキシブル回路基板2の他
端は固定基板51に接続されている。そして、このベー
ス5は、ガスケット5Gを介してカバー6と接合され
る。
【0024】以上のように構成された磁気ディスク装置
10において、本発明では、ヘッド7によるリード信号
の復調を行なうヘッドIC21とサーボIC、及びチッ
プ化された周辺回路が、キャリッジ1に取り付けられる
フレキシブル回路基板2の先端部に設けられている。こ
の詳細な構成について以下図1から図6を用いて説明す
る。
【0025】図1(a) は図7に示した磁気ディスク装置
10のアクチュエータ4を構成するキャリッジ1の部分
のみを取り出して示すものである。キャリッジ1はヘッ
ド7を先端に搭載するアーム部11、回転軸が挿通され
る軸穴12を備えたキャリッジ本体13、及びコイルが
取り付けられるコイル取付部14とから構成されてい
る。そして、この実施例では、キャリッジ本体13の側
面の一部が、フレキシブル回路基板2を取り付けるため
に平面15に形成されている。
【0026】キャリッジ本体13の平面15に取り付け
られるフレキシブル回路基板2は両面基板であり、フレ
キシブル回路基板2のキャリッジ本体13の平面15へ
の取付面には、図1(b) に示すように、抵抗やコンデン
サ等のチップ部品23が複数個実装されている。そし
て、平面15には、フレキシブル回路基板2上に実装さ
れたチップ部品23を受け入れるための収容溝16が、
フレキシブル回路基板2上のチップ部品23の実装位置
に対応して設けられている。図2(b) は収容溝16が設
けられたこのキャリッジ1単体の側面図である。
【0027】一方、フレキシブル回路基板2のキャリッ
ジ本体13の平面15への取付面の反対側の面(表面)
には、ヘッドからの信号の復調等を行なうヘッドIC2
1と、サーボIC22が実装されている。チップ部品2
3がキャリッジ1への取付面側に実装され、ヘッドIC
21とサーボIC22が表面側に実装されたフレキシブ
ル回路基板2は、その先端部がキャリッジ本体13の平
面15に、チップ部品23を収容溝16に収容させた状
態で取り付けられた後、固定部材3によって抑えられて
キャリッジ本体13の平面15上に固定される。
【0028】固定部材3は平板部31と折り返し部32
とから構成されており、平板部31がねじ34によって
キャリッジ本体13上に固着されるようになっている。
折り返し部32は、図2(a) にも示すように、キャリッ
ジ1のアーム部11と反対側に位置する平板部31の端
部がキャリッジ1から離間する方向に折り返されて形成
されている。この折り返し部32の自由端部の近傍の両
側にはフランジ33が対向する状態に設けられており、
このフランジ33には貫通孔35が設けられている。
【0029】ヘッドIC21とサーボIC22が表面側
に実装され、裏面側にチップ部品23が実装されたフレ
キシブル回路基板2は図1(a) に二点鎖線で示すように
折り曲げられ、固定部材3の折り返し部32に沿わされ
る。そして、この状態で、図1(a) には図示しない押さ
えゴムがフレキシブル回路基板2のフランジ33のピン
挿通孔35の間に係止ピン36が挿通されてフレキシブ
ル回路基板2が固定部材3の折り返し部32と係止ピン
36の間に固定される。
【0030】また、図2(a) に示すように、フレキシブ
ル回路基板2の表面側に実装されたヘッドIC21とサ
ーボIC22の頂面には、放熱用のヒートシンク30を
取り付けても良い。図3(a) は以上のような取付手順に
よって、キャリッジ1にフレキシブル回路基板2と固定
部材3が固定された状態を示す平面図であり、図3(b)
は図3(a)の要部の側面図、図3(c) は図3(b) のC−
C線における断面図を示している。これらの図に示すよ
うに、フレキシブル回路基板2は表面側にヘッドIC2
1とサーボIC22を実装し、裏面側にチップ部品23
を実装した状態で、キャリッジ本体13の平面15に固
定部材3によって密着状態で固定される。そして、フレ
キシブル回路基板2は、固定部材3の折り返し部32と
係止ピン36の間に押さえゴム37を介して固定され
る。
【0031】なお、図3(d) はフレキシブル回路基板2
の表面側に実装されたヘッドIC21とサーボIC22
に、ヒートシンク30が取り付けられた状態を示してい
る。ここで、ヘッドIC21とサーボIC22をフレキ
シブル回路基板2の表面側にベアチップ状態で実装する
フリップチップ実装について、ヘッドIC21を例にと
って説明する。
【0032】図4(a) はヘッドIC21のベアチップ
を、フリップチップ実装方法によって両面に回路が設け
られたフレキシブル回路基板2の表面側に実装する状態
を説明する図であり、図4(b) は従来のヘッドIC21
のベアチップをチップオンボード法によって片面に回路
が設けられたフレキシブル回路基板2の表面側に実装す
る状態を説明する図である。
【0033】図4(a) において、20はポリイミド等で
形成されたフレキシブル回路基板2のベースフィルムを
示しており、このベースフィルム20上のヘッドIC2
1の取付場所の、ヘッドIC21の出力端子に対応する
部位には回路パターン25が設けられている。また、こ
のベースフィルム20上のヘッドIC21の取付場所
の、ヘッドIC21の出力端子に干渉しない部分には、
表ベタパターン27が形成されており、この表ベタパタ
ーン27に対応するベースフィルム20の裏面には、裏
ベタパターン28が形成されている。そして、表ベタパ
ターン27と裏ベタパターン28とは、ベースフィルム
20を貫通するスルホール29で接続されている。そし
て、表ベタパターン27と裏ベタパターン28にはカバ
ーフィルム24が積層されている。
【0034】以上のように構成されたフレキシブル回路
基板2の上に、素子本体の下側に出力端子が露出してい
るベアチップ状態のヘッドIC21は、フリップチップ
実装法によって実装される。このフリップチップ実装で
は、素子本体の下側に出力端子が露出しており、この出
力端子は回路パターン25にバンプ26を介して直付け
されて電気的に接続される。そして、ヘッドIC21の
周囲は樹脂40によって被覆される。従って、ヘッドI
C21の実装スペースは小さくて済み、部品を集約して
実装することができる。
【0035】このようなフリップチップ実装に対して、
従来の表面実装技術を用いてベアチップのヘッドIC2
1をフレキシブル回路基板2の上に実装する場合は、ベ
アチップのヘッドIC21はその出力端子を上側に露出
させた状態で取り付けなければならない。そして、この
ヘッドIC21の上面の出力端子は、金ワイヤ41によ
ってフレキシブル回路基板2上の回路パターン25に接
続し、この金ワイヤ41を含むヘッドIC21の周辺を
樹脂40で覆うことになる。この結果、従来の表面実装
技術を用いてベアチップのヘッドIC21をフレキシブ
ル回路基板2の上に実装する場合は、ヘッドIC21が
フレキシブル回路基板2の上に占有する面積が大きくな
り、フレキシブル回路基板2の上に集約して部品を実装
することが難しくなる。
【0036】図5(a) は図3(b) のA部のフレキシブル
回路基板2を剥がした状態の部分拡大側面図であり、本
発明のおけるフレキシブル回路基板2とヘッドとの接続
を説明するものである。キャリッジ1のアーム部11の
側面には、アーム部11の先端に設けられる各ヘッドと
の信号の遣り取りを行う中継フレキシブル回路基板17
が設けられている。各中継フレキシブル回路基板17の
基部には4つのパッド19が設けられており、このパッ
ド19と図示しないヘッドとは回路パターン18によっ
て連絡されている。この実施例では、ヘッドがインダク
ティブヘッドとMRヘッドを備えた複合ヘッドであるた
めに、パッド19と回路パターン18はそれぞれ4個ず
つある。
【0037】以上のように構成された中継フレキシブル
回路基板17に対して、図1〜図4で説明したフレキシ
ブル回路基板2の先端部には、図5(b) に示すように、
中継フレキシブル回路基板17の各パッド19に対応し
た接点42が設けられており、フレキシブル回路基板2
をキャリッジ本体13の平面15に重ね合わせると、中
継フレキシブル回路基板17にフレキシブル回路基板2
が接続される。
【0038】図6は、図1(a) に示したフレキシブル回
路基板2を抑える固定部材3の別の実施例の構成を示す
組立斜視図である。前述の実施例では、固定部材3の折
り返し部32の先端部にフランジ33が設けられていた
が、この実施例では、固定部材3の折り返し部32の先
端部のフランジ33が設けられていた位置に貫通孔38
が設けられている。そして、この貫通孔38には門型の
スナップ39の係止部39Aが挿入されるようになって
おり、門型のスナップ39の横バー39Bと固定部材3
の折り返し部32の間には押さえゴム37が介装される
ようになっている。この実施例では、フレキシブル回路
基板2は固定部材3の折り返し部32に沿って折れ曲げ
られた後に、押さえゴム37を挟んだ状態で門型のスナ
ップ39によって位置決めがなされる。
【0039】以上本発明のディスク装置を磁気ディスク
装置の実施例によって説明したが、本発明の構造は光デ
ィスク装置等の他のディスク装置にも適用できる。そし
て、本発明によれば、以下のような利点がある。 (1) チップ部品がキャリッジ側のフレキシブル回路基板
上に実装され、キャリッジのフレキシブル回路基板の取
付面には、フレキシブル回路基板上のチップ部品との干
渉を避けるためのチップ部品収容溝が設けられているの
で、フレキシブル回路基板をキャリッジの側面に密着状
態で取り付けることができる。
【0040】(2) ヘッド信号を取り出すフレキシブル回
路基板のキャリッジとの接続部位に、ベアチップの制御
用ICがフリップチップ実装法によって実装され、フレ
キシブル回路基板上の制御用ICの実装面に制御用IC
の下部を通り、制御用ICの出力端子に干渉しない表ベ
タパターンが設られているので、制御用ICの放熱を行
なうことができる。
【0041】(3) ヘッド信号を取り出すフレキシブル回
路基板のキャリッジとの接続部位に、ベアチップの制御
用ICがフリップチップ実装法によって実装され、フレ
キシブル回路基板上の制御用ICの実装面と反対側の面
に、制御用ICの裏側を通り、チップ部品の出力端子に
干渉しない裏ベタパターンが設けられているので、制御
用ICの放熱を行なうことができる。
【0042】(4) フレキシブル回路基板上の制御用IC
の実装面に、制御用ICの下部を通り、制御用ICの出
力端子に干渉しない表ベタパターンが設けられ、裏ベタ
パターンが表ベタパターンに対して制御用ICの下部位
置において少なくとも1個のスルホールで接続されてい
るので、一層の放熱効果が期待できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フリップチップ実装法を新規にディスク装置のアクチュ
エータへのフレキシブル回路基板の接続部に用いること
によって、フレキシブル回路基板のキャリッジとの接続
部位のスペースにヘッドICやサーボIC、及び周辺回
路を集約した状態で、且つ、放熱を考慮した状態で実装
することができる。この結果、ヘッドのリード/ライト
時のノイズを減らすと共に、転送速度を速くすることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明のディスク装置の一実施例の構成
を示すキャリッジの組立斜視図、(b) は(a) のフレキシ
ブル回路基板の裏面の構造を示す平面図である。
【図2】(a) は図1(a) に示した構成の平面図、(b) は
図1(a) に示したキャリッジの側面図である。
【図3】(a) はキャリッジにフレキシブル回路基板と固
定板が固定された状態を示す平面図、(b) は(a) の要部
の側面図、(c) は(b) のC−C線における断面図、(d)
は図3(a) のヘッドICにヒートシンクが取り付けられ
た状態を示す要部平面図である。
【図4】(a) は本発明のベアチップをフリップチップ実
装方法によって両面回路基板に実装する状態を説明する
図、(b) は従来のベアチップをチップオンボード法によ
って回路基板に実装する状態を説明する図である。
【図5】(a) は図3(b) のA部のフレキシブル回路基板
を剥がした状態の部分拡大側面図、(b) は(a) に示すヘ
ッドに接続するパッドにフレキシブル回路基板を接続す
る状態を説明する部分拡大側断面図である。
【図6】図1(a) に示した固定板の別の実施例の構成を
示す組立斜視図である。
【図7】本発明の磁気ディスク装置の全体構成を示す斜
視図である。
【図8】従来の磁気ディスク装置の一例の構成を示す斜
視図である。
【図9】従来の磁気ディスク装置の他の例の構成を示す
斜視図である。
【図10】図9の磁気ディスク装置に使用される従来の
フレキシブル回路基板の展開図である。
【図11】従来の磁気ディスク装置におけるフレキシブ
ル回路基板のキャリッジへの取り付けを説明する図であ
る。
【符号の説明】
1…キャリッジ 2…フレキシブル回路基板 3…固定部材 4…アクチュエータ 10…本発明の一実施例の磁気ディスク装置 11…アーム部 13…キャリッジ本体 15…平面 16…収容溝 17…中継フレキシブル回路基板 20…ベースフィルム 21…ヘッドIC 23…チップ部品 24…カバーフィルム 25…回路パターン 26…バンプ 27…表ベタパターン 28…裏ベタパターン 29…スルホール 30…ヒートシンク 31…平板部 32…折り返し部 33…フランジ 36…係止ピン 37…押さえゴム 39…門型のスナップ 40…樹脂

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ディスクに対してリード/ライトを
    行うヘッドが搭載されるキャリッジを駆動し、前記ヘッ
    ドを前記ディスク上の所望の位置に移動させるディスク
    装置であって、 前記ヘッドに対する信号を伝送する信号線が配設され、
    前記キャリッジに接続される部位を有するフレキシブル
    回路基板と、 前記フレキシブル回路基板の前記キャリッジに対向する
    面に搭載されるチップ部品とを有し、 前記キャリッジの前記フレキシブル回路基板の取付面に
    は、前記フレキシブル回路基板上のチップ部品との干渉
    を避けるためのチップ部品収容溝が設けられていること
    を特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 記録ディスクに対してリード/ライトを
    行うヘッドが搭載されるキャリッジを駆動し、前記ヘッ
    ドを前記ディスク上の所望の位置に移動させるディスク
    装置であって、 前記ヘッドに対する信号を伝送する信号線が配設され、
    前記キャリッジに接続される部位を有するフレキシブル
    回路基板と、 前記フレキシブル回路基板の前記キャリッジとの接続部
    位に、フリップチップ実装法によって実装されるベアチ
    ップ状態の制御用ICとを有し、 前記フレキシブル回路基板上の前記制御用ICの実装面
    に、前記制御用ICの下部を通り、前記制御用ICの出
    力端子に干渉しない表ベタパターンが設けられているこ
    とを特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】 記録ディスクに対してリード/ライトを
    行うヘッドが搭載されるキャリッジを駆動し、前記ヘッ
    ドを前記ディスク上の所望の位置に移動させるディスク
    装置であって、 前記ヘッドに対する信号を伝送する信号線が配設され、
    前記キャリッジに接続される部位を有するフレキシブル
    回路基板と、 前記フレキシブル回路基板の前記キャリッジとの接続部
    位に、フリップチップ実装法によって実装されるベアチ
    ップ状態の制御用ICとを有し、 前記フレキシブル回路基板上の前記制御用ICの実装面
    と反対側の面に、前記制御用ICの裏側を通り、前記チ
    ップ部品の出力端子に干渉しない裏ベタパターンが設け
    られていることを特徴とするディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記フレキシブル回路基板上の前記制御
    用ICの実装面に、前記制御用ICの下部を通り、前記
    制御用ICの出力端子に干渉しない表ベタパターンが設
    けられ、前記裏ベタパターンは前記表ベタパターンに対
    して前記制御用ICの下部位置において少なくとも1個
    のスルホールで接続されていることを特徴とする請求項
    3に記載のディスク装置。
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Cited By (5)

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