JP2002183408A - 商品デザイン処理システム及びその処理方法 - Google Patents

商品デザイン処理システム及びその処理方法

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JP2002183408A
JP2002183408A JP2001297976A JP2001297976A JP2002183408A JP 2002183408 A JP2002183408 A JP 2002183408A JP 2001297976 A JP2001297976 A JP 2001297976A JP 2001297976 A JP2001297976 A JP 2001297976A JP 2002183408 A JP2002183408 A JP 2002183408A
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Hiroyuki Harasaki
裕之 原崎
Akihiro Hori
明浩 堀
Hidekazu Sakida
英一 崎田
Mamoru Sano
佐野  守
Koichi Suga
耕一 須賀
Hiroyuki Ishikawa
弘幸 石川
Kaoru Yamauchi
薫 山内
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット等を介して設計希望ユーザに
よるオリジナルデザイン商品又は部品を、ユーザ自身が
商品供給元に製造を注文するか、商品供給元で他のユー
ザに委託販売するか、又は商品供給元でオークションに
かけることができる商品デザイン処理システム及び処理
方法を提供することにある。 【解決手段】 複数のユーザと商品供給元をインターネ
ット等で接続し、商品供給元からの商品(部品)設計プ
ログラム及び部品設計データにより、設計希望ユーザに
オリジナルデザイン商品又は部品を設計させ、商品供給
元は、オリジナルデザイン商品又は部品を製造してユー
ザに提供するとともに、そのオリジナルデザイン商品又
は部品を仮想商品又は仮想部品として取り込み、所定の
条件の下で、インターネット上で委託販売又はオークシ
ョンに出展できるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は商品デザイン処理シ
ステム及びその処理方法に関し、特に、設計希望ユーザ
が例えばインターネットを介して、商品供給元から提供
された商品設計プログラム及び部品設計データに基づい
て設計したオリジナルデザイン商品又はその一部を構成
するオリジナルデザイン部品を、設計希望ユーザと商品
供給元との間の所定条件のもとで、商品供給元に実際に
商品又はその一部構成部品の製造を注文するか、商品供
給元で委託販売するか、又は商品供給元でオークション
により販売する商品デザイン処理システム及びその処理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】商品デザイン作成システムとして、商品
供給元(例えば時計メーカー)と複数のユーザを、例え
ばインターネットを介して接続し、商品供給元から、設
計希望のあったユーザに、オリジナルデザイン商品を設
計させるために必要な商品設計プログラムと部品設計デ
ータを提供し、設計希望ユーザ(以下、単に「ユーザ」
とも称する)に所望のオリジナルデザイン商品を設計さ
せ、商品供給元がユーザの設計したオリジナルデザイン
商品を製造し、ユーザに納入するようにしたシステム
が、同一出願人により既に提案されている(例えばPC
T/JP97/03625、1997年10月8日出
願)。
【0003】このシステムでは、ユーザは自分自身の意
図したオリジナルデザイン商品を、世の中で唯一所持す
る満足感に浸ることができるばかりか、そのオリジナル
デザイン商品を贈答品として利用することでも人気があ
り、このシステムによる商品の製造販売には、量産品に
は見られない種々の効果があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このシステム
では、ユーザは自分自身が設計したオリジナルデザイン
商品を自分自身のみが購入できるが、そのオリジナルデ
ザイン商品を自分以外の第三者に販売するようなシステ
ムにはなっていない。一方、そのオリジナルデザイン商
品を設計したユーザからは、商品供給元に対して、自分
が設計した商品をできるだけ多くの人に購入してもらう
システムの実現について、要望が多く寄せられていた。
【0005】また、現在のインターネットによる委託販
売では実存する商品の販売が行なわれているが、ユーザ
自身が設計した画像上のオリジナルデザイン商品又は画
像上のオリジナルデザイン部品を委託販売もしくはオー
クションにかけるシステムはまだ存在しない。
【0006】本発明の目的は、インターネットを利用し
た商品デザイン処理システムにおいて、ユーザ自身が設
計したオリジナルデザイン商品(完成品)又はオリジナル
デザイン部品(完成品の一部を構成する部品)を、ユー
ザ自身が製造を注文するか、商品供給元で他のユーザに
所定の条件の下で委託販売し、又は商品供給元でオーク
ションにかけることができる商品デザイン処理システム
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
ユーザと商品供給元(例えば時計供給元)を情報通信手
段(例えばインターネット)によって接続し、商品供給
元から提供された所定の商品(例えば時計)設計プログ
ラム及び部品設計データに基づいて、複数のユーザのう
ちの設計希望ユーザにオリジナルデザイン商品又はその
一部を構成するオリジナルデザイン部品を設計させ、商
品供給元が前記オリジナルデザイン商品又はオリジナル
デザイン部品を製造して前記設計希望ユーザに提供する
商品(時計)デザイン処理システムであって、商品供給
元が前記設計希望ユーザにオリジナルデザイン商品又は
オリジナルデザイン部品を注文するか否か判定させる判
定手段と、商品供給元が前記設計希望ユーザにオリジナ
ルデザイン商品又はオリジナルデザイン部品を商品供給
元にて委託販売するか否か判定させる判定手段と、商品
供給元が前記設計希望ユーザにオリジナルデザイン商品
又はオリジナルデザイン部品を商品供給元にてオークシ
ョンに出展するか否か判定させる判定手段とを備え、商
品供給元が、設計希望ユーザに、少なくともその内の1
つの判断を選択させることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による商品デザイ
ン処理システムのシステム構成図である。以下の説明に
おいて、画像上のオリジナルデザイン商品もしくは画像
上のオリジナルデザイン部品を設計するか又は設計した
ユーザを「設計者」とする。又、委託販売によりオリジ
ナルデザイン商品又はオリジナルデザイン部品の購入を
希望するか又はオークションに参加するユーザを「バイ
ヤー」とする。また、図示のように、情報通信手段とし
て、例えばインターネットを介して、複数のユーザと商
品供給元(本例では、時計供給元)とが接続されてい
る。さらに、本例では、商品を「時計」の場合で説明す
る。
【0009】なお、商品には、ユーザがコンピュータを
用いてオリジナルデザイン商品として設計できるあらゆ
る商品を含む。特に、腕時計、置時計、掛け時計等の時
計、ブレスレット、指輪、ネックレス等の装身具、装飾
品、Tシャツ、ネクタイ等の服飾品、乗用車やトラック
等の自動車、自転車やバイク等の二輪車、オーディオ製
品、住宅、ワインのラベル等のように、オリジナルデザ
イン商品に基づいて実際に製造され実際に存在する商品
となるものが好ましい。
【0010】なお、本図では簡略化のため省略している
が、ユーザ自身の設計したオリジナルデザイン部品にも
本システム構成を適用することができる。この場合に
は、図中の(B)及び(C)の「オリジナルデザイン商
品」を「オリジナルデザイン部品」に置き換えればよ
い。
【0011】図示の(A)は、既に同一出願人により提
案されている「商品デザイン作成システム」あるいは
「時計デザイン作成システム」にて使用される経路であ
る。概略的な説明として、このシステムでは、オリジナ
ルデザイン時計を希望するユーザは、時計供給元から、
所定の商品設計プログラムと部品設計データの提供を受
け、これらのプログラム及びデータに基づいてオリジナ
ルデザイン時計を設計し、設計データをインターネット
を介して時計供給元に送り、時計供給元はユーザ所望の
オリジナルデザイン時計を製造して時計完成品を当該ユ
ーザに配送する。この場合のユーザは、上述した「設計
者」である。
【0012】より具体的には、「設計者」は、インター
ネットを介して時計供給元に設けられた商品設計用のホ
ームページにアクセスし、「設計者」は自宅やオフィス
のパソコンから、あるいはモバイルやノートパソコン等
の携帯情報端末や携帯電話から、インターネットを介し
てこのホームページにアクセスすることができる。時計
供給元のホームページは、時計供給元に設けられたサー
バの記録媒体に格納された商品設計プログラムによっ
て、例えば「対話形式」で「設計者」が時計を設計でき
るように制御される。「設計者」は、サーバ内の商品設
計プログラムを利用してオリジナルデザインの時計を自
由に設計することができる。
【0013】例えば、時計供給元のサーバ内に、画像デ
ータを含む電子データで構成され、画像上で時計を構成
する複数の部品設計データ(「仮想部品データ」とも称
する)を格納する。「設計者」は、ホームページ上の画
像上の部品(「仮想部品」とも称する)を見ながら、提
供された商品設計プログラムに基づいて、自分の好みに
合った「仮想部品」を選択し、複数の選択された「仮想
部品」を組み合わせ、画面上のオリジナルデザイン時計
を完成させる。この「オリジナルデザイン時計」のデー
タは時計供給元のサーバに格納される。
【0014】この場合、商品設計プログラムには、「設
計者」が「仮想部品」の2次元形状や3次元形状を自由
に変更できるプログラムを含むことができる。あるいは
「設計者」がパソコンを使用して独自に作成した「オリ
ジナルデザイン部品」の2次元形状や3次元形状を取り
込むためのプログラムを含むことができる。さらに、
「設計者」が独自に作成したコンピュータ・グラフィッ
クスや、デジタルカメラで撮影した画像データを、「オ
リジナルデザイン部品データ」として取り込むためのプ
ログラムを含むことができる。さらに、「設計者」のパ
ソコンに、商品設計プログラムや「仮想部品データ」の
少なくとも一部をダウンロードさせてもかまわない。
【0015】また、サーバ側は、商品設計プログラムや
「仮想部品」のデータ群を格納した記録媒体、例えばフ
ロッピー(登録商標)ディスクのような磁気記録媒体、
CD−RWのような光学的記録媒体、MOのような光磁
気記録媒体、等を情報通信手段の1つとしての郵送手段
を利用して、「設計者」に提供してもよい。この場合に
は、「設計者」は自分のパソコンに記録媒体をセット
し、商品設計プログラムや「仮想部品データ」を利用し
て、「オリジナルデザイン商品」を完成させる。そして
「設計者」は時計供給元から提供された記録媒体、ある
いは他の記録媒体に「オリジナルデザイン時計」を完成
させる。そして、「設計者」は時計供給元から提供され
た記録媒体、あるいは他の記録媒体に「オリジナルデザ
イン時計」のデータを格納して時計供給元に郵送する。
【0016】さらに、「設計者」が販売店、営業所、あ
るいは営業代理店等である場合には、「設計者」の端末
と時計供給元のサーバとを、オンライン等の情報通信手
段で接続してもよい。この場合もインターネットと同様
に、サーバ内の商品設計プログラムや「仮想部品」を、
例えば専用回線を介して利用することができる。
【0017】このように、本発明における情報通信手段
とは、プログラムと全ての関連データを、商品供給元か
らユーザに、又はその逆に通信可能なあらゆる通信手段
を含む。
【0018】次に、図1の(B)及び(C)は、本発明
による商品デザイン処理システムに関連した経路であ
る。本例においても、商品として「時計」の場合につい
て説明する。図示の経路(B)は、ユーザ自身が設計し
たオリジナルデザイン商品(時計)(又はオリジナルデ
ザイン部品)を委託販売するシステムに関するものであ
り、図示の経路(C)は、オリジナルデザイン商品(時
計)(又はオリジナルデザイン部品)をオークションに
より販売するシステムに関するものである。
【0019】まず、(B)の委託販売システムについて
以下に説明する。上述のように、「設計者」は自らデザ
インした「オリジナルデザイン商品」又は「オリジナル
デザイン部品」の販売を、商品供給元である時計供給元
に委託する委託通知を、インターネットやオンラインを
介して時計供給元に通知する。この場合、「設計者」
は、委託通知をインターネットによるEメールによって
時計供給元に通知してもよい。また、「設計者」はイン
ターネット上でアクセスした時計供給元のホームページ
に所定の入力を行い、時計供給元に委託を通知してもよ
い。オンラインの場合でも、「設計者」のパソコンから
所定の入力を行い、時計供給元に委託を通知してもよ
い。あるいは「設計者」が所定の葉書に委託する旨を記
載し、その葉書を時計供給元宛に投函してもよい。この
ように「設計者」は時計供給元に委託を通知する手段と
して上述の情報通信手段を利用することができる。
【0020】「設計者」から委託通知を受けた時計供給
元は、委託通知に従って時計供給元内に設けられたサー
バから「仮想商品データ」又は「仮想部品データ」を所
定のホームページに掲載する。このホームページには不
特定多数のユーザがアクセスでき、委託された「オリジ
ナルデザイン商品」又は「オリジナルデザイン部品」の
委託販売が実施される。後述の説明で明らかなように、
「設計者」により設計された「オリジナルデザイン商
品」又は「オリジナルデザイン部品」が、「設計者」か
らの「注文」に従って時計供給元で実際に製造され「設
計者」に引き渡される場合と、「設計者」からの委託通
知により委託販売される場合と、オークションにかけら
れる場合とが存在する。従って、上述の段階では、単に
デザインのみの「オリジナルデザイン商品」又は「オリ
ジナルデザイン部品」であり、実存する商品(時計)又
は一部構成部品はなく、画像イメージとして時計供給元
に存在していることになる。
【0021】次に、(C)のオークションによる販売シ
ステムについて、以下に説明する。上述のように、「設
計者」は自らデザインした「オリジナルデザイン商品」
又は「オリジナルデザイン部品」の販売を、商品供給元
である時計供給元のオークションに委託する委託通知
を、インターネットやオンラインを介して時計供給元に
通知する。「設計者」からオークション委託通知を受け
た時計供給元は、委託通知に従って時計供給元内に設け
られたサーバから「仮想商品」又は「仮想部品」として
所定のホームページに掲載する(ここで、「オリジナル
デザイン商品」又は「オリジナルデザイン部品」はサー
バに渡されると「仮想商品」又は「仮想部品」とも称さ
れる。)このホームページには不特定多数のユーザがア
クセスでき、オークション委託された「仮想商品」又は
「仮想部品」のオークションが実施される。
【0022】図2は、本発明による商品デザイン処理シ
ステムの基本フローチャートである。以下、図1を参照
しつつ「設計者」の処理手順を説明する。なお、以下の
説明でも商品を「時計」として説明する。
【0023】まず、図1の(A)で示す経路を実施する
ために、「設計者」はインターネットを介して時計供給
元のホームページをアクセスする(S1)。次に、「設
計者」は時計供給元に設けられたサーバに存在する「商
品設計プログラム」及び「仮想部品データベース」」を
読み出し、画面に表示された複数の「仮想部品」から所
望の時計に使用する部品の選択を行い、さらに選択され
た「仮想部品」の組み合わせを行い、設計可能な「仮想
部品」と画像データ、及び文字データの組み合わせによ
り、「設計者」自身によるオリジナルデザイン時計を設
計する(S2)。そして完成した時計を自分のパソコン
画面に表示させる。さらに、時計供給元から「設計者」
に対して、完成した時計を「仮想商品」として登録する
か否かの問い合わせがあると、「設計者」は登録するか
否か判断し時計供給元に回答する(S4)。
【0024】登録する場合には、「設計者」は自身の個
人識別データ及び仮想商品識別データを入力する(S
5)。さらに、「設計者」は自身が既に登録した他の
「仮想商品」が存在するか否かを判断する(S6)。既
に登録した「仮想商品」が存在する場合には、その既登
録商品を時計供給元のサーバからロードして画面上に並
列表示する(S7)。
【0025】次に、「設計者」は、自身の設計した「オ
リジナルデザイン商品」に対応する「仮想商品」、又は
「オリジナルデザイン部品」に対応する「仮想部品」
を、実際の商品として作成するように時計供給元に注文
するか(A)、時計供給元に委託販売を依頼するか
(B)、オークションに供するように、時計供給元に依
頼するか(C)、あるいは上述したすべてをキャンセル
して終了するか(D)、を判断する(S8)。
【0026】「注文」の場合には、「設計者」は時計供
給元に対して注文する手順を表示画面上で順次行い(S
9)、「設計者」自身の身元確認のデータを入力し(S
10)、注文のための条件とデータが満たされて注文可
能か否か判断し(S11)、注文が決定され、注文デー
タ(身元確認データ、仮想商品の識別データ)が作成さ
れる(S12)。
【0027】一方、「仮想商品」又は「仮想部品」の委
託販売を希望する場合には、「設計者」は委託通知を時
計供給元に送る(S13)。また、「仮想商品」又は
「仮想部品」のオークションを希望する場合にはその旨
を時計供給元に通知する(S14)。これの処理につい
ては詳しく後述する。
【0028】図3は、時計供給元に設けられたサーバの
構成図である。図示のように、サーバには、「商品設計
プログラム」、「仮想部品データベース」、「仮想商品
データベース」、「注文データベース」、「委託販売の
仮想商品データベース」(委託販売の「仮想部品データ
ベース」を含む)、「委託販売の注文データベース」、
「注文個数の計算プログラム」、「売り切れ設定プログ
ラム」、「予約切り換えプログラム」、「オークション
の仮想商品データベース」(オークションの「仮想部品
データベース」を含む)、「入札価格データベース」、
「落札決定プログラム」等が格納されている。「商品設
計プログラム」及び「仮想部品データベース」は、図2
のステップS2の段階で使用される。「仮想商品データ
ベース」は図2の仮想商品を登録する場合(S5)や、
仮想商品をロードする場合(S7)に使用される。さら
に、「注文データベース」は、図2において「設計者」
により注文データが作成された段階(S12)で、注文
データを格納するために使用される。
【0029】図4は、委託販売及びオークションのデー
タ構成の説明図である。共通データとして、「設計者」
の身元を特定する「身元確認データ」と、仮想商品(仮
想部品)を特定する「仮想商品(又は仮想部品)の識別
データ」と、仮想商品(仮想部品)の内容を示し説明
し、もしくは仮想商品(仮想部品)に関連する様々な情
報を提供する「仮想商品(仮想部品)の付帯情報」が設
定される。
【0030】図4には、「仮想商品(仮想部品)の識別
データ」の一例である「仮想商品(又は仮想部品)の商
品番号」が記載される。また、図4には、「仮想商品
(仮想部品)の付帯情報」の一例として、仮想商品(仮
想部品)の内容を示す「仮想商品(又は仮想部品)のタ
イトル」が記載される。
【0031】さらに、「仮想商品(仮想部品)の付帯情
報」の一例として、仮想商品(仮想部品)の内容を示し
関連する種々な情報を提供する「仮想商品(又は仮想部
品)の商品コメント」が記載される。「仮想商品(仮想
部品)の付帯情報」は、「仮想商品(又は仮想部品)の
商品コメント」と「仮想商品(又は仮想部品)のタイト
ル」のいずれでもかまわない。また、これら以外にも、
「設計者」の紹介や、「設計者」の顔写真等を「仮想商
品(仮想部品)の付帯情報」として用いてもよい。これ
らの身元確認データ、識別データ、及び付帯情報は、後
述するオークションの場合でも同様である。
【0032】また、委託販売の限定データとして、「仮
想商品(又は仮想部品)の付帯価格」、「仮想商品(又
は仮想部品)の販売個数」等が設定される。さらにオー
クションの限定データとして、「仮想商品(又は仮想部
品)の最低希望販売価格」、「仮想商品(又は仮想部
品)のオークション期間」、「仮想商品(又は仮想部
品)の価格入力条件」、「仮想商品(又は仮想部品)の
最大販売個数」等が設定される。ここで、「仮想商品
(又は仮想部品)の付帯価格」とは、「設計者」がその
オリジナルデザイン商品に基づいて製造された実際の商
品の定価に、デザイン料として上乗せする金額である。
定価は商品供給元が予め実際の商品に与えておくことが
好ましい。従って、定価と付帯価格の和が、実際の商品
の販売価格である。この場合、「設計者」は自身が設計
したオリジナルデザイン商品の価値を値踏みすること
で、付帯価格を任意に設定することができる。
【0033】図5は、「設計者」による委託販売時の処
理フローチャートである。まず、「設計者」は、自身の
住所、電話番号、氏名等の身元確認データを入力する
(S21)。次に、自動付与された商品番号(又は部品
番号)を確認する(S22)。さらに、「設計者」の入
力項目として、入金方法を入力し(S23)、仮想商品
(又は仮想部品)のタイトルを入力し(S24)、仮想
商品(又は仮想部品)に対するコメントを入力し(S2
5)、希望付帯価格を入力し(S26)、最大販売個数
Nを入力する(S27)。さらに、「設計者」は上記の
ように入力した委託販売の条件(時計供給元に販売を委
託する条件)を確認し、修正があるか否か確認する(S
28)。
【0034】そして、サーバ側では、「設計者」からの
販売を委託する条件が受託可能か否か判定し(S2
9)、さらに、受託不可の場合には前回も受託不可であ
ったか否か判定し(S30)、受託不可でなければ販売
を委託する条件の変更を行う(S31)。一方、ステッ
プS29において、販売を委託する条件が受託可能であ
れば、委託販売を決定し(S32)、ステップS30に
て前回も受託不可であれば、委託販売を拒否する(S3
3)。サーバ側で委託販売に必要なデータは、上述した
図4に示すように、「身元確認データ」、「仮想商品
(又は仮想部品)の識別データ」、「仮想商品(又は仮
想部品)の商品番号」、「仮想商品(又は仮想部品)の
タイトル」、「仮想商品(又は仮想部品)の商品コメン
ト」、「仮想商品(又は仮想部品)の付帯価格」、「仮
想商品(又は仮想部品)の販売個数」等が設定される。
これらのデータは、図3に示す「委託販売の仮想商品デ
ータベース(又は「仮想部品データベース」)に格納さ
れる。
【0035】ステップS29における判定基準は、身元
確認データと、仮想商品(仮想部品)の識別データと、
入金方法とが入力されている場合を受託可能と判断する
基準であって、S29では仮想商品(仮想部品)の付帯
情報は入力されていなくとも受託可能と判断する。
【0036】また、S22では、仮想商品(仮想部品)
の識別データとして、仮想商品(仮想部品)の商品番号
がサーバ側から自動付与されたが、これに換えて、「設
計者」自身に識別データとして、例えばパスワードを付
与させてもよい。また、上記では、仮想商品(仮想部
品)の識別データとして、商品番号を例にあげ、かつ仮
想商品(仮想部品)のタイトルを必ずしも必要ではない
ものとしたが、「設計者」自身が入力した仮想商品(仮
想部品)のタイトルを識別データとすることもできる。
【0037】さらに、S23では委託販売された「設計
者」の仮想商品(仮想部品)に注文があった場合、商品
供給元は実際の商品を販売価格で販売し、入金方法に従
って商品供給元から「設計者」に付帯価格が支払われ
る。
【0038】図6は、「設計者」によるオークション時
の処理フローチャートである。まず、「設計者」は、自
身の住所、電話番号、氏名等の身元確認データを入力す
る(S41)。次に、自動付与された商品番号(部品番
号)を確認する(S42)。さらに、「設計者」の入力
項目として、仮想商品(仮想部品)のタイトルを入力し
(S43)、仮想商品(仮想部品)に対するコメントを
入力し(S44)、希望付帯価格を入力し(S45)、
オークション期間を入力し(S46)、価格入力条件
(何円飛びでオークションを行うか)を入力し(S4
7)、販売個数を入力する(S48)。さらに、「設計
者」は上記のように入力したオークションの条件を確認
し、修正があるか否か確認する(S49)。
【0039】そして、サーバ側では、「設計者」からの
オークションの依頼を受託可能か否か判定し(S5
0)、さらに、受託不可の場合には前回も受託不可であ
ったか否か判定し(S51)、受託不可でなければ委託
販売条件の変更を行う(S52)。一方、ステップS5
0において、オークションの受託が可能であれば、オー
クションを決定し(S53)、ステップS51にて前回
も受託不可であれば、オークションを拒否する(S5
4)。サーバ側でオークションに必要なデータは、上述
した図4に示すように、「身元確認データ」、「仮想商
品(仮想部品)の識別データ」、「仮想商品(仮想部
品)の商品番号」、「仮想商品(仮想部品)のタイト
ル」、「仮想商品(仮想部品)の商品コメント」、「仮
想商品(仮想部品)の希望販売価格」、「仮想商品(仮
想部品)のオークション期間」、「仮想商品(仮想部
品)の価格入力条件」、「仮想商品(仮想部品)の最大
販売個数」等が設定される。これらのデータは、図3に
示す「オークション仮想商品データベース」に格納され
る。
【0040】図7は、バイヤー側の委託販売時の処理フ
ローチャート(その1)である。上述したように、バイ
ヤーとは、委託販売によりオリジナルデザイン商品又は
オリジナルデザイン部品の購入を希望するか、又はオー
クションに参加するユーザを指す。このフローチャート
は、以下に説明するように、バイヤーからの注文数によ
って、当月の最大販売個数を超えた場合には、時計供給
元は、超えた分の注文を拒否する場合である。
【0041】まず、バイヤーはインターネットを介して
時計供給元のホームページの「委託販売」をアクセスし
(S61)、表示されたサーバからの仮想商品(又は仮
想部品)から所望の仮想商品(即ち、時計)(又は「時
計」の一部を構成する仮想部品)を選択する(S6
2)。次に、表示された時計の画像と委託販売データを
確認する(S63)。委託販売データには、最大販売個
数N/月、注文個数計算プログラムが注文個数を累計し
表示する当月注文累計個数nが含まれる。次に、バイヤ
ーは注文ボタンをクリックし(S64)、注文個数Mを
入力する(S65)。売り切れ設定プログラムによっ
て、最大販売個数Nと、当月注文累計個数nと注文個数
Mとの和(n+M)との大小関係を比較する(S6
6)。この場合、N>(n+M)のときはそのまま注文
でき予約データが作成され、N≧(n+M)のときはそ
のまま注文もしくは予約と売り切れを表示する。
【0042】売り切れ設定プログラムによって比較の結
果、当月注文累計個数nと注文個数Mとの和が当月の最
大販売個数Nを超えている場合にはその旨を表示し(S
67)、注文個数Mを減らして、(N−n)個のみ注文
するか否かをバイヤーに問い合わせ(S68)、バイヤ
ーがこれを了承すれば(S69)、注文ボタンをロック
して売り切れ設定プログラムにより「売り切れ」の表示
を行う(S70)。次にバイヤーは、自分自身の身元確
認データを入力し(S71)、支払い方法のデータを入
力し(S72)、作成された注文データが注文データベ
ースに格納される。
【0043】サーバ側では販売の可否を判定し(S7
3)、販売が可能であれば、注文データベースから注文
番号の付与された注文データが時計製造部門に送られる
(S74)。そして、バイヤーから別の注文が存在する
か否か確認し(S75)、あればステップS62に戻っ
て仮想商品(仮想部品)の選択を行い、無ければ委託販
売処理を終了する。一方、販売が不可であれば、時計供
給元は販売を拒否する(S76)。
【0044】図8は、バイヤー側の委託販売時の処理フ
ローチャート(その2)である。このフローチャート
は、以下に説明するように、バイヤーからの注文数によ
って、当月の最大販売個数を超えた場合には、時計供給
元は、超えた分の注文を翌月の予約に切り換える場合で
ある。この場合、最大販売個数は時計供給元が生産能力
に合わせて設定してもよい。
【0045】まず、バイヤーはインターネットを介して
時計供給元のホームページの「委託販売」をアクセスし
(S81)、表示されたサーバからの仮想商品(仮想部
品)から所望の仮想商品(仮想部品)である時計を選択
する(S82)。次に、表示された時計の画像と委託販
売データを確認する(S83)。委託販売データには、
最大販売個数N/月、当月注文累計個数nが含まれる。
次に、バイヤーは注文ボタンをクリックし(S84)、
注文個数Mを入力する(S85)。そして、最大販売個
数Nと、当月注文累計個数nと注文個数Mとの和(n+
M)との大小関係を比較する(S86)。
【0046】予約切り換えプログラムによって比較の結
果、当月注文累計個数nと注文個数Mとの和が当月の最
大販売個数Nを超えている場合にはその旨を表示し(S
87)、(M+n−N)個を予約するか否かをバイヤー
に問い合わせ(S88)、バイヤーがこれを了承すれば
(S89)、注文ボタンをロックして予約ボタンに切り
換え表示を行う(S90)。さらに予約注文個数累計プ
ログラムによって来月の予約累計個数を追加表示する
(S91)。次に、バイヤーは自分自身の身元確認デー
タを入力し(S92)、支払い方法のデータを入力して
(S93)予約データを作成する。この場合、注文デー
タベースとは異なる予約注文データベースに格納しても
よい。サーバ側では販売の可否を判定し(S94)、販
売が可能であれば、注文番号の付与された注文データが
時計製造部門に送られる(S95)。そして、バイヤー
から別の注文が存在するか否か確認し(S96)、あれ
ばステップS82に戻って仮想商品(仮想部品)の選択
を行い、なければ委託販売処理を終了する。一方、ステ
ップS94で販売が不可であれば、時計供給元は販売を
拒否する(S97)。
【0047】図9は、バイヤー側の委託販売時の処理フ
ローチャート(その3)である。このフローチャート
は、以下に説明するように、バイヤーからの注文につい
て、最初から予約を行う場合である。
【0048】まず、バイヤーはインターネットを介して
時計供給元のホームページの「委託販売」をアクセスし
(S101)、表示されたサーバからの仮想商品(仮想
部品)から所望の仮想商品である時計(その一部構成部
品)を選択する(S102)。次に、表示された時計
(その一部構成部品)の画像と委託販売データを確認す
る(S103)。委託販売データには、最大販売個数N
/月、今月の注文累計個数N(売り切れ)、来月の予約
累計個数nが含まれる。次に、バイヤーは予約ボタンを
クリックし(S104)、予約個数Mを入力する(S1
05)。そして予約売り切れ設定プログラムにより、最
大販売個数Nと、当月予約累計個数nと予約個数Mとの
和(n+M)との大小関係を比較する(S106)。こ
の場合、N>(n+M)のときはそのまま注文でき予約
データが作成され、N≧(n+M)のときはそのまま注
文もしくは予約と売り切れを表示する。
【0049】サーバ側では、比較の結果、来月の予約累
計個数nと予約個数Mとの和が当月の最大販売個数Nを
超えている場合にはその旨を表示し(S107)、(N
−n)個のみ予約するか否かをバイヤーに問い合わせ
(S108)、バイヤーがこれを了承すれば(S10
9)、予約売り切れ設定プログラムにより予約ボタンを
ロックして「売り切れ」の表示を行う(S110)。次
にバイヤーは、自分自身の身元確認データを入力し(S
111)、支払い方法のデータを入力する(S11
2)。上記の場合は、次月の予約をする場合を説明した
が、来週の予約、半年先の予約、あるいは来年の予約と
いうように、時計供給元は任意の期間後の予約を設定で
きる。さらに、サーバ側は、販売の可否を判定し(S1
13)、販売が可能であれば、注文番号の付与された予
約データが時計製造部門に送られる(S114)。そし
て、バイヤーから別の注文が存在するか否か確認し(S
115)、あればステップS102に戻って仮想商品
(仮想部品)の選択を行い、無ければ委託販売処理を終
了する。一方、ステップS113で販売が不可であれ
ば、時計供給元は販売を拒否する(S116)。同様
に、予約が売り切れた後、次の予約を受け付けることも
できる。
【0050】図10は、注文、予約及び入札データの説
明図である。図示のように、「仮想商品(仮想部品)の
識別データ」、「身元確認データ」、「支払い方法デー
タ」、「注文番号(識別データ)」、「予約注文番号
(予約識別データ)」、「入札番号(入札識別デー
タ)」、「入札価格データ」、及び「注文個数データ
(N≧(n+M)のときMであり、N<(n+M)のと
き(N−n)である)」で構成される。これらのデータ
は、上述した委託販売のステップにおいて、サーバ側が
委託販売可能と判定した場合に、注文データ、予約デー
タ、入札データとして、サーバ内の注文データベース、
予約データベース、入札データベースにそれぞれ格納さ
れる。
【0051】図11は、バイヤー側のオークション時の
フローチャート(その1)である。この処理はオークシ
ョンの個数が1個の場合である。まず、バイヤーはイン
ターネットを介して時計供給元のホームページの「オー
クション」をアクセスし(S121)、表示された仮想
商品(仮想部品)から所望の仮想商品である時計(時計
の一部構成部品)を選択する(S122)。次に、表示
された時計の画像とオークションデータを確認する(S
123)。オークションデータには、販売個数1、入札
の残り時間t(落札決定プログラムにより「設計者」が
設定したオークション期間から決定する)、現在の最高
入札価格Hが含まれる。次に、バイヤーは入札ボタンを
クリックし(S124)、入札金額Pを入力する(S1
25)。サーバ側では入札金額Pと、現在の最高入札価
格Hを比較し、入札金額Pが、現在の最高入札価格H
(落札決定プログラムにより更新される)より小さいと
き、「入札できません」が表示され(S127)、バイ
ヤーに対して入札を継続するか否かの問い合わせを行
い、継続か終了かの判定を行う(S128)。そして、
継続する場合には、ステップS125に戻り、終了の場
合には入札を終了する。
【0052】一方、入札金額Pが、現在の最高入札価格
Hより大きいときは、バイヤーは自身の身元確認データ
を入力し(S129)、支払い方法のデータを入力する
(S130)。サーバ側では、入札の可否を判定し(S
131)、可能であれば、入札番号が付与され、入札デ
ータが入札データベースに送られる(S132)。さら
に、バイヤーから別の注文があるか否か確認し(S13
3)、あればステップS122に戻り、なければ入札を
終了し(S134)、落札決定プログラムが最高入札価
格Hを更新する(この場合、所定時間ごとにオークショ
ン画面をバイヤーのパソコンに再度読み込ませるか、あ
るいは最高入札価格Hに変動があった場合に再度読み込
ませる)。そして、t=0になると、落札決定プログラ
ムが入札ボタンをロックし、このプログラムが最高入札
価格Hと、これに付随するバイヤーの身元確認データを
抽出する。そして時計供給元は時計を製造し、当該バイ
ヤーに販売する。
【0053】図12は、バイヤー側のオークション時の
フローチャート(その2)である。この処理はオークシ
ョンの個数がN個の場合である。まず、バイヤーはイン
ターネットを介して時計供給元のホームページの「オー
クション」をアクセスし(S141)、表示された仮想
商品(仮想部品)から所望の仮想商品である時計(その
一部構成部品)を選択する(S142)。次に、表示さ
れた時計の画像とオークションデータを確認する(S1
43)。オークションデータには、販売個数N、入札の
残り時間t、現在の最高入札価格Hが含まれる。次に、
バイヤーは入札ボタンをクリックし(S144)、入札
金額Pを入力する(S145)。
【0054】サーバ側では入札金額Pと、現在の最高入
札価格Hを比較し、入札金額Pが、現在の最高入札価格
Hより小さいとき、サーバ側で価格Pが上位N番以内か
を判定し(S147)、上位N番以内でなければ「入札
できません」が表示され(S148)、バイヤーに対し
て入札を継続するか否かの問い合わせを行い、継続か終
了かの判定を行う(S149)。そして、継続する場合
には、ステップS145に戻り、終了の場合には入札を
終了する。
【0055】一方、入札金額Pが、現在の最高入札価格
Hより大きいときは、バイヤーは自身の身元確認データ
を入力し(S150)、支払い方法のデータを入力する
(S151)。サーバ側では、入札の可否を判定し(S
152)、可能であれば、入札番号が付与され、入札デ
ータがサーバに送られる(S153)。さらに、バイヤ
ーから別の注文があるか否か確認し(S154)、あれ
ばステップS142に戻り、なければ入札を終了する
(S155)。そして、t=0のとき、上位N番を落札
決定プログラムにより抽出される。
【0056】図13は、入札データの説明図である。図
示のように、入札データは、「入札番号(入札識別デー
タ)」、「仮想商品(仮想部品)識別データ」、「身元
確認データ」、「支払い方法データ」及び「入札価格」
で構成される。
【0057】図14は、予約時の処理フローチャート
(その1)である。時計供給元において、バイヤーか
ら、(N−n)個のみ注文されたか(A)、(N−n)
個注文されたが、((n+M)−N)個予約されたか
(B)、M個すべて予約されたか(C)、あるいはキャ
ンセルされたか(D)、判定する(S161)。Aの場
合には図7のステップS68以降の処理となり、B,C
の場合には図8のステップS88以降の処理となり、D
の場合にはバイヤーによる仮想商品(仮想部品)の再選
択か否か判定される(S162)。
【0058】さらに、身元確認データの入力確認と、支
払い方法データの入力確認等が行われ、予約がキャンセ
ルされたか否か確認し(S163)、キャンセルされて
いなければ、以降のB,Cの処理を行う。即ち、左側の
Bの処理では、注文番号が付与されると、(N−n)個
の注文データが作成され、注文データが委託販売の注文
データベースに格納される(S164)。また、中央の
Bの処理では、注文番号が付与されると、((n+M)
−N)個の予約注文データが作成され、予約注文データ
が委託販売の注文データベースに格納される(S16
5)。さらに、右側のCの処理では、注文番号が付与さ
れると、M個の予約注文データが作成され、予約注文デ
ータが委託販売の注文データベースに格納される(S1
65)。
【0059】次に、予約切り換えプログラムを起動し
て、注文累積個数が予約累積個数に変更され(S16
6)、注文ボタンが予約ボタンに変更される(S16
7)。さらに、注文個数計算プログラムを起動して、
((n+M)−N)個が予約累積個数として累積され
(S168)、またM個が予約累積個数として累積され
る(S169)。
【0060】図15は、予約時の処理フローチャート
(その2)である。時計供給元において、バイヤーか
ら、(N−n)個のみ注文されたか(A)、(N−n)
個注文されたが、((n+M)−N)個次期予約された
か(B)、M個すべて次期予約されたか(C)、あるい
はキャンセルされたか(D)、判定する(S181)。
Aの場合には図9のステップS108以降の処理とな
り、B,Cの場合には図8のステップS88以降の処理
となり、Dの場合にはバイヤーによる仮想商品の再選択
か否か判定される(S182)。
【0061】さらに、身元確認データの入力確認と、支
払い方法データの入力確認等が行なわれ、予約がキャン
セルされたか否か確認し(S183)、キャンセルされ
ていなければ、以降のB,Cの処理を行う。即ち、左側
のBの処理では、予約番号が付与されると、(N−n)
個の注文データが作成され、注文データが委託販売の注
文データベースに格納される(S184)。また、中央
のBの処理では、次期予約番号が付与されると、((n
+M)−N)個の次期予約注文データが作成され、次期
予約注文データが委託販売の注文データベースに格納さ
れる(S185)。さらに、右側のCの処理では、次期
予約番号が付与されると、M個の次期予約注文データが
作成され、次期予約注文データが委託販売の注文データ
ベースに格納される(S185)。
【0062】次に、予約切り換えプログラムを起動し
て、予約累積個数が次期予約累積個数に変更され(S1
86)、予約ボタンが次期予約ボタンに変更される(S
187)。さらに、注文個数計算プログラムを起動し
て、((n+M)−N)個が次期予約累積個数として累
積され(S188)、またM個が次期予約累積個数とし
て累積される(S189)。
【0063】図16は、委託販売時の時計供給元におけ
る製造販売の処理フローチャートである。所定の製造プ
ログラムに基づいて、図10に示す注文データベースか
ら注文データを抽出し(S201)、注文データから仮
想商品識別データ及び注文個数を抽出し(S202)、
仮想商品識別データを各仮想部品データに分離する(S
203)。商品(時計)の製造部門では、各仮想部品デ
ータに該当する部品を注文個数だけ製造するか、又は在
庫の引き当てを行い(S204)、組立て部門では各部
品の組立てを行い、時計を完成させる(S205)。次
に、販売部門では、注文データに基づいて、身元確認デ
ータを抽出し(S206)、バイヤーに「定価+付帯価
格」で時計を販売し(S207)、図1の(A)の経路
でオリジナルデザインを設計した「設計者」に、「付帯
価格」を支払う(S208)。以上で製造販売の処理
は、一旦終了する。
【0064】さらに、予約がある場合には(S20
9)、製造プログラムを実行して、注文データベースか
ら予約番号順に予約データを抽出し、予約データから仮
想商品の識別データと注文個数を抽出し、仮想商品の識
別データを各仮想部品データに分離する(S210)。
さらに、上述したステップS204〜S208(ステッ
プA)を実行して終了する(S211)。さらに、次期
予約データから仮想商品の識別データと注文個数を抽出
し、ステップS210とS211を繰り返す。
【0065】図17は、オークション時の時計供給元に
おける製造販売の処理フローチャート(その1)であ
る。本例はオークション時の販売個数が1個の場合であ
る。落札決定プログラムに基づいて、ある時点(t=
0)において最高入札価格Hで仮想商品を落札すると
(S221)、最高入札価格Hに該当する入札データを
抽出し(S222)、入札データから仮想商品の識別デ
ータを抽出する(S223)。次に、製造部門におい
て、各仮想部品データに該当する部品を1個だけ製造す
るか、又は部品在庫の引き当てを行い(S224)、組
立て部門において、各部品を組み立てて時計を完成させ
る(S225)。
【0066】さらに、販売部門において、注文データか
ら身元確認データを抽出し(S226)、バイヤーに入
札価格Hで時計を販売し(S227)、そして、「設計
者」に対して、(入札価格H−販売価格)を支払う。
【0067】図18は、オークション時の時計供給元に
おける製造販売の処理フローチャート(その2)であ
る。本例はオークション時の販売個数がN個の場合であ
る。落札決定プログラムに基づいて、ある時点(t=
0)において入札価格の上位からN番までを抽出し(S
241)、上位からN番までに該当する入札データを抽
出し(S242)、入札データから仮想商品の識別デー
タを抽出する(S243)。次に、製造部門において、
各仮想部品データに該当する部品をN個だけ製造する
か、又は部品在庫の引き当てを行い(S244)、組立
て部門において、各部品を組み立てて時計を完成させる
(S245)。
【0068】さらに、販売部門において、注文データか
ら身元確認データを抽出し(S246)、上位からN番
までのバイヤーに、それぞれの入札価格で時計を販売し
(S247)、そして、「設計者」に対して、上位から
N番までのバイヤーの入札価格から、それぞれの販売価
格を差し引いた額(入札価格−販売価格)を、累計して
支払う(S248)。
【0069】図19は、ユーザ(「設計者」)のパソコ
ンに表示される注文/委託販売/オークションの選択メ
ニューである。表示にそって、「オリジナルデザイン商
品を注文する」をクリックすると、図2のステップS9
以降の手順にそって、画面表示が順次切り替り、その手
順に従ってオリジナルデザイン商品の設計を行う。な
お、この場合の詳細なステップは同一出願人により既に
出願済みである。また、「オリジナルデザイン商品を委
託販売する」をクリックすると、図5に示す手順のS2
1からS28を実行するための画面が順次表示される。
また、「オリジナルデザイン商品をオークションにかけ
る」をクリックすると、図6に示す手順のS41からS
49を実行するための画面が順次表示される。
【0070】図20は、ユーザ(「バイヤー」)のパソ
コンに表示される購入希望/オークションの選択メニュ
ーである。「購入希望を選択する」をクリックすると、
図21に示す委託販売の手続き画面に移行し、「オーク
ションを選択する」をクリックすると、オークションの
手続き画面に移行する。
【0071】図21は、ユーザ(「バイヤー」)のパソ
コンに表示される委託販売のメニューである。図20で
購入希望を選択するとこの画面に移行する。バイヤーが
「いずれかのオリジナルデザイン商品を選択する」をク
リックすると、次に「設計者」により設計された幾つか
のオリジナルデザイン商品が表示され、バイヤーが購入
を希望するオリジナルデザイン商品を選択すると、前の
画面(図21)に戻り、バイヤーは次に「注文の条件を
選択する」をクリックする。
【0072】図22は、図21で「注文の条件を選択す
る」をクリックした場合に表示される「注文個数の選
択」メニューである。「注文個数の選択1」をクリック
すると、図7に示す手順にそって画面が順次移行し、バ
イヤーがステップS68で承認した注文個数で製造さ
れ、バイヤーに販売される。また、「注文個数の選択
2」をクリックすると、図8に示す手順にそって画面が
順次移行し、バイヤーがステップS89で承認した注文
個数で製造され、バイヤーに販売される。さらに、「注
文個数の選択3」をクリックすると、図9に示す手順に
そって画面が順次移行し、バイヤーがステップS109
で承認した注文個数で製造され、バイヤーに販売され
る。
【0073】図23は、図20で「オークションを選択
する」をクリックした場合に表示される画面である。図
20でオークションを選択すると図23の画面に移行
し、バイヤーが「いずれかのオリジナルデザイン商品を
選択する」をクリックすると、次に「設計者」により設
計された幾つかのオリジナルデザイン商品が表示され、
バイヤーがオークションを希望するオリジナルデザイン
商品を選択すると、前の画面(図23)に戻り、バイヤ
ーは次に「オークションの条件を選択する」をクリック
する。
【0074】図24は、図23で「オークションの条件
を選択する」をクリックした場合に表示される「オーク
ション個数の選択」メニューである。「オークション個
数の選択1」をクリックすると、図11に示すように、
オークションにかけられる数(即ち、販売個数)が1個
の場合の手順にそって画面が移行する。一方、「オーク
ション個数の選択2」をクリックすると、図12に示す
ように、オークションにかけられる数(即ち、販売個
数)が複数(N)個の場合の手順にそって画面が移行す
る。
【0075】図25は「設計者」が時計部品を選択する
場合の表示画面である。図示のように、腕時計を構成す
る部品各々(尾錠、バンド、ケース等)に対応してサー
バからの仮想部品(A,B,C)が表示される。1つの
仮想部品は、例えば色調、形状、素材等の仕様が異なる
複数の仮想部品から構成されている。図示のように、1
つの仮想部品ごとに、そのグループを構成する仮想部品
が並列表示される。「設計者」は、例えば、尾錠A,
B,Cの中から希望する1つをクリックして選択する。
その他の仮想部品についても、同様に希望する1つをク
リックして選択する。これらの仮想部品は、前述した図
3のサーバの仮想部品データベースに格納されている。
【0076】さらに、「設計者」が選択した仮想部品
は、腕時計の形態に沿って所定の位置に組み合わされ、
組み合わせ表示ウインドウに表示される。この表示によ
り、「設計者」はさらに部品の組み合わせを選択し直す
こともできる。このような操作はサーバ内の時計設計プ
ログラムにより制御される。そして、「設計者」が時計
名をキーボードから入力すると、仮想時計識別データと
してサーバの仮想部品データベースに記録される。
【0077】図26は時計部品選択画面の一具体例であ
る。仮想部品として文字板群からの選択の例である。図
25の表示で文字板を選択すると、グラフィック表示さ
れた文字板群(A,B,C)が表示され、「設計者」は
希望する文字板をクリックし選択する。選択した文字板
を拡大表示する場合には、例えば、文字板Aをクリック
し、「拡大表示」をクリックすると、図示のように、拡
大表示ウインドウに文字板Aが所定の倍率で拡大表示さ
れ、「設計者」は文字板のグラフィック表示を詳細に検
討することができる。この拡大表示はサーバ内の時計設
計プログラムにより制御される。
【0078】図27は時計部品選択画面の他の具体例で
ある。本例は、「設計者」が作成した「オリジナルデザ
イン部品」を文字板グラフィックに適用する場合であ
る。「設計者」が、図示の「オリジナル」ボタンをクリ
ックすると、「オリジナルデザイン部品のアップロード
画面」が開き、アップロードしたい画像データ(即ち、
仮想部品データ)のディレクトリを入力し、画像データ
が格納されている「設計者」のパソコン内のハードディ
スクや、パソコンに接続された記録媒体などの場所を指
定する。「オリジナルデザイン部品」の画像データは、
「設計者」が作成したグラフィック、デジタルカメラの
画像、イメージスキャナーで取り込んだ画像、などであ
る。そして、「設計者」は「送信」ボタンをクリックす
ると、その画像データがインターネットを介してサーバ
に提供され、オリジナル画像ウインドウにアップロード
した画像データが表示される。このようにオリジナル画
像を文字板のグラフィックに取り込むのは、時計設計プ
ログラムにより制御される。
【0079】図28(A),(B)は時計部品選択画面
のさらに他の具体例である。本例は、時字群の中から希
望する時字(本例では金属時字)を選択する場合であ
る。図25の表示で時字を選択すると、文字板グラフィ
ックとともに複数の時字が表示され、前述のように、希
望する時字、例えばAを選択し拡大表示することができ
る。この場合、文字板グラフィックの上に時字が重な
り、ケースの中に配置される。この場合、時字のみの拡
大表示もでき、文字板グラフィックと重ね合わせた拡大
表示もできるように制御される。
【0080】図29は時計部品選択画面のさらに他の具
体例である。本例は、文字板グラフィックと時字とメッ
セージの組み合わされた場合である。「設計者」はフォ
ントをクリックしてフォントウインドウを開き、字体を
クリックすると、プルダウンメニューが表示され、「設
計者」は字体を選択する。フォントのサイズはプルダウ
ンメニューから選択するか、キーボードから入力する。
さらにメッセージを入力する区域を示す「メッセージ入
力域」をクリックし、キーボードからメッセージを入力
すると、指定したフォントで指定した区域にメッセージ
が入力される。この場合、複数のメッセージ入力域があ
るときには、任意の数の入力域にメッセージが入力可能
である。そして、メッセージは組み合わせ表示されてケ
ースの中の文字板のグラフィック上に表示される。この
ようなメッセージ入力の操作は時計設計プログラムで制
御される。
【0081】さらに、他の部品である指針を同様に選択
して部品のデザイン選択を終了する。これらの選択した
データは、身元確認データ(名前、住所、電話番号、メ
ールアドレス等)と、仮想商品識別データ(時計名)と
ともに、仮想商品データベースに格納される。
【0082】図30及び図31は委託販売の表示画面で
ある。前述の図7〜図9に示すフローチャートの一部を
表示する画面である。前述のように、委託販売の仮想商
品データベースから仮想商品の画像データ、商品番号、
商品コメント、販売価格をロードし、委託販売画面に表
示する。ここで、販売価格は基本価格に付帯価格を加え
たものである。なお、委託販売された仮想商品は並列表
示される。図30は委託販売の商品を注文の場合であ
り、図31は予約の場合である。
【0083】図32はオークションの表示画面である。
前述の図11及び図12に示すフローチャートの一部を
表示する画面である。オークションに出展した商品の商
品番号と、仮想商品のタイトルと、商品コメントが表示
され、クリックすることにより、「最高入札価格」、
「入札残り時間」が示され、「入札ボタン」をクリック
する。
【0084】図33は文字板のグラフィックと書き込む
メッセージの時計供給元における製造方法の説明図であ
る。本例では、設計希望ユーザにより設計しもしくは選
択されたグラフィックとメッセージは文字板基板にイン
クジェット方式で印刷される。時計供給元の製造部門で
は、サーバから商品識別データと身元確認データを検索
して仮想商品データを特定する。そして、仮想商品デー
タからグラフィックとメッセージのデータを、製造部門
のインクジェット印刷機(図示せず)の駆動装置に転送
する。図示のように、まず、文字板基板の表面に受容層
を形成し、グラフィックとメッセージを同時に、もしく
は個々に受容層上に印刷して完成する。
【0085】図34及び図35は時計供給元の製造部門
における金属時字の貼り付け工程の説明図である。この
工程は、後述するように「ケース」の側面、「裏蓋」等
にも適用することができる。まず、工程(1)に示すよ
うに、金属時字シート基台に剥離用接着層を設け、これ
に金属時字を貼り付け、この金属時字の表面に固定用接
着層を設け、さらにその上に剥離シートを設ける。工程
(2)では、図33に示す状態に完成した文字板上に、
上述の剥離シートを取り除いて貼り付ける。工程(3)
は貼り付けた後の状態を示す。最後に、工程(4)にお
いて、上述の金属時字シート基台と剥離用接着層を取り
除いて金属時字の貼り付けが終了する。このようにし
て、図33に示すインクジェット印刷層の上に金属時字
を貼り付けることができる。この場合、金属時字の利点
は所望のデザインが、化学的処理あるいは電気化学的処
理により作成可能なことである。
【0086】次に、本発明の他の実施形態として、商品
の一部を構成する部品についての設計、委託販売、オー
クション等について以下に詳しく説明する。
【0087】上述した説明は、主としてオリジナルデザ
イン商品(例えば時計)の完成品についてなされたが、
以下では、オリジナルデザイン商品の一部を構成する部
品(即ち、一部構成部品)を設計し、購入し、委託販売
し、オークションにかけることもできる。さらに、例え
ば、上述したオリジナルデザイン商品の設計の途中で、
既に委託販売されている部品を選択することもでき、ま
た委託販売やオークションで購入した部品をオリジナル
デザイン商品設計の途中で選択することもできる。
【0088】具体的には後述するが、ユーザ自身のオリ
ジナルデザイン商品(サーバ側で「仮想商品」となる)
の委託販売画面で、その仮想商品に使われている部品
(仮想部品)を購入することができる。また、委託販売や
オークションに供される部品(仮想部品)が、ホームペ
ージ上において複数のページにまたがる場合、バイヤー
が委託販売やオークションのページを見る操作を行う
と、例えば乱数表を使用してページの開かれる順番をラ
ンダムにすることもできる。なお、この表示方法は前述
の仮想商品にも適用することができる。さらに委託販売
に供される仮想部品を注文数の多い順に並べることもで
きる。この方法は仮想商品にも適用することができる。
さらに委託販売される部品の掲載期間を決めることがで
き、さらにこの掲載期間を延長することもできる。この
方法は仮想商品にも適用することができる。
【0089】以下に、一部構成部品ごとのエントリーに
ついて詳しく説明する。以下に説明するように、設計者
により決定されたもしくは選択された各部品のオリジナ
ルデザインは、設計者の所望する場所の表面に、インク
ジェット技術もしくは熱転写技術を用いて印刷される。
【0090】(1)バンド 本発明に使用するサーバ側の部品設計プログラムによ
り、文字板と同様に、バンドの表面の少なくとも一部に
付された模様、マーク、メッセージ、グラフィックなど
に対しても設計者が独自に作成したオリジナルデザイン
を用いることができる。バンドに用いられるオリジナル
デザインも、文字板と同様に、設計者の端末からアップ
ロードされ、バンドの表面に付される画像として採用さ
れる。この場合、バンドを製造するには、例えば採用さ
れたオリジナルデザインをインクジェット等を用いて、
直接バンドの表面に印刷してもよい。或いは採用された
オリジナルデザインを熱転写フィルムに印刷し、この熱
転写フィルムからバンドの表面にオリジナルデザインを
転写させてもよい。バンドにオリジナルデザインを付与
する手段はこれに限らず、種々の手段を採用することが
できる。また、設計者がバンドの2次元あるいは3次元
形状を設計することもできる。
【0091】(2)ガラス さらに本発明に使用するサーバ側の部品設計プログラム
により、ガラス(風防)の表面の少なくとも一部に付さ
れた模様、マーク、メッセージ、グラフィックなどに対
しても設計者が独自に作成したオリジナルデザインを用
いることができる。ガラスに用いられるオリジナルデザ
インも、文字板と同様に、設計者の端末からアップロー
ドされ、ガラスの表面に付されるオリジナルデザインと
して採用される。この場合、ガラスを製造するには、例
えば採用されたオリジナルデザインをインクジェット等
を用いて、直接ガラスの表面に印刷してもよい。或いは
採用されたオリジナルデザインを熱転写フィルムに印刷
し、この熱転写フィルムからガラスの表面にオリジナル
デザインを転写させてもよい。ガラスにオリジナルデザ
インを付与する手段はこれに限らず、種々の手段を採用
することができる。また、設計者がガラスの2次元ある
いは3次元形状を設計することもできる。本発明に使用
する部品設計プログラムは、他の部品についても、同様
に、その表面にオリジナルデザインを付与することがで
きる。また、設計者が他の部品の2次元あるいは3次元
部品の形状を設計することもできる。
【0092】(3)金属時字 本発明に使用するサーバ側の部品設計プログラムによ
り、時字のような時刻を示す指標に限らず、装飾を目的
としたマーク、模様、絵柄などを金属で作成してもよ
い。あるいは、指標、マーク、模様、絵柄などを樹脂や
ゴムで作成してもよい。このような貼着物は、接着以外
の貼着手段を用いて貼り付けても良い。このとき、設計
者が設計した、又は選択した画像は、例えば画像の外形
に沿って切り出された形状であってもよいし、あるいは
平板状の基部に画像の外形を浮き彫りしたものでも良
い。さらに平板状の基部の外形をくり貫いたものでも良
い。
【0093】(4)ケースと裏蓋 本発明に使用するサーバ側の部品設計プログラムによ
り、ケースについては、採用されたオリジナルデザイン
をインクジェット等を用いて、直接ケースの側面に印刷
してもよい。或いは採用されたオリジナルデザインを熱
転写フィルムに印刷し、この熱転写フィルムからケース
の側面にオリジナルデザインを転写させてもよい。ケー
スの側面にオリジナルデザインを付与する手段はこれに
限らず、種々の手段を採用することができる。また、設
計者がケース及び裏蓋の2次元あるいは3次元部品の形
状を設計することもできる。裏蓋の場合も同様に、所望
のスペースにインクジェットあるいは熱転写により印刷
することができる。
【0094】このように、本発明においては、インクジ
ェット、あるいは熱転写によって、模様、写真、グラフ
ィック、マークなどの装飾を目的とした装飾用表示又は
メッセージ、名前、地名、メールアドレス、パスワード
等の所定情報の伝達を実現する機能用表示が印刷され
る。インクジェット又は熱転写を用いる利点は、他の印
刷方法では必要とされる版下が不要な点にある。即ち、
異なるデザインごとに版下を作成していると、製造コス
トが上昇するとともに製造時間が長くなるからである。
これに対して、インクジェット又は熱転写を用いれば、
装飾用表示又は機能用表示を、版下を作成することな
く、安価に迅速に印刷することができる。
【0095】以下、図面にそって部品の場合の実施形態
を説明する。
【0096】図36はオリジナルデザイン後の委託販売
とオークションの決定のための表示画面である。図19
と同様に「注文/委託販売/オークションの選択」が表
示されると、オリジナルデザイン商品を注文するか、委
託販売するか、オークションにかけるかを選択する。オ
リジナルデザイン商品を注文する場合は既に説明済みで
ある。次に「委託販売するものを選択」が表示される
と、商品(例えば腕時計)か、部品(例えば文字板、バ
ンド、ガラス等)か、を選択する。商品の場合は既に説
明済みである。さらに「オークションにかけるものを選
択」が表示されると、商品(例えば腕時計)か、部品
(例えば文字板、バンド、ガラス等)か、を選択する。
商品の場合は既に説明済みである。
【0097】図37は文字板をのみを選択する場合の表
示画面である。文字板の委託販売画面には、部品番号、
仮想部品のタイトル、部品コメント、最大販売個数、累
積注文個数、販売価格、等が表示される。ユーザは「次
へ」を順にクリックして、所望の文字板が発見されれ
ば、「注文ボタン」をクリックする。所望の文字板の在
庫がない場合には「売り切れ」が表示され、ユーザはそ
の他の文字板から再度選択する。
【0098】図38は腕時計と文字板を選択する場合の
表示画面である。ユーザは「腕時計を注文する」か「文
字板を注文する」を選択する。表示画面には、商品番
号、仮想商品のタイトル、商品コメント、等が表示され
る。例えば「文字板を注文する」をクリックすると、図
37の画面に移行する。同時にユーザのパスワードを入
力し、サーバから、IDコードの通知とIDコードの自
動設定が行われる。さらに、パスワードとIDコードを
文字板画像と対応して記憶部に記憶する。
【0099】図39は最初にオリジナルデザインする部
品を選択する画面である。画面には「デザインするもの
を選択」と表示され、文字板のみをオリジナルデザイン
する場合には、図37の表示画面に移行する。
【0100】図40はユーザ(設計者)の操作フローチ
ャートである。ユーザは、設計か、委託販売購入か、オ
ークション購入か、の何れかを選択する(S251)。
さらに、商品を設計するのか、その商品の一部を構成す
る部品を設計するのか選択し決定する(S252)。商
品の設計の場合には、部品を選択し、前述した3次元
(3D)設計のオリジナルデータをアップロードする
(S253)。さらにオリジナルデザイン商品を完成さ
せた後(S254)、図36に示す画面にそって注文か
委託販売かオークションの何れかを選択し決定する(S
255)。さらに委託販売かオークションにかけるもの
を選択し決定する(S256)。そして商品の委託販売
/オークションに掲載した商品を委託販売するか決定す
る(S257)。
【0101】一方、ステップS252において、部品を
選択した場合には、前述した3D設計のオリジナル画像
データをアップロードする(S258)。例えばバンド
を選択した場合では、尾錠、遊環等の部品も選択し、こ
れらをバンド本体表面に装着する仮想部品をアップロー
ドする。さらにオリジナルデザイン部品を完成させた後
(S259)、図36に示す画面にそって注文か委託販
売かオークションの何れかを選択し決定する(S26
0)。さらに部品単体を希望する人には、「注文」を選
択する。そして仮想部品の委託販売/オークションに掲
載する(S261)。
【0102】図41は部品選択操作の表示画面である。
図示のように、「びじょう」(尾錠)、「バンド上」、
「ケース」、「バンド下」等の仮想部品を選択すること
ができる。さらに、部品選択の途中で、委託販売された
仮想部品を選択することもできる。例えば「委託販売バ
ンド」をクリックすると、仮想部品の委託販売画面(図
42)に移行する。また「購入済みバンド」をクリック
すると、図43の画面に移行する。さらに「オリジナル
画像」を選択すると、バンドに使用するオリジナル画像
をアップロードする画面に移行する。
【0103】図42は委託販売部品の表示画面である。
デザインの異なるバンドが複数個用意され、ユーザは
「次へ」をクリックして所望のデザインのバンドを選択
する。決定したならば、「注文ボタン」をクリックす
る。
【0104】図43は購入部品の場合の表示画面であ
る。パスワードとIDコードを入力し、選択したバンド
が表示されたら、「OK」をクリックする。ここで、サ
ーバに記憶されているパスワード及びIDコードと、入
力されたパスワード及びIDコードが一致しないとき
は、画面に再度の入力を指示する。
【0105】図44は部品選択で文字板を選択した場合
の文字板のグラフィックを表示する画面である。委託販
売の文字板を選択する場合には、「委託販売文字板」を
クリックし、図42のバンドを文字板に置き換えた画面
が表示される。また「購入済み文字板」をクリックする
と、図43のバンドを文字板に置き換えた画面が表示さ
れる。さらに「オリジナル画像」をクリックすると、図
41の「オリジナル画像」と同様の処理が行われる。
【0106】図45はバイヤーの操作フローチャートで
ある。図40と同様に、バイヤーは、設計か、委託販売
購入か、オークション購入かを選択する(S271)。
さらに商品を設計するのか、その商品の一部を構成する
部品を設計するのか選択し決定する(S272)。オリ
ジナルデザイン商品を設計する場合には、仮想部品を選
択し、前述した3D設計のオリジナル画像データをアッ
プロードする(S273)。さらに、購入部品か、委託
販売部品か、既存部品か、を選択する(S274)。さ
らに購入部品について、委託販売かオークション購入し
た部品を特定するための特定情報を入力する(S27
5)。また委託販売部品では各部品の委託販売画面の部
品を購入する(S276)。さらに仮想商品を完成させ
た後(S277)、図36に示す画面に移行して注文す
る(S278)。この場合、バイヤーは委託販売部品を
さらに委託販売又はオークションにかけることはできな
い。
【0107】一方、ステップS271において、部品を
選択した場合には、仮想部品の委託販売/オークション
で購入するか(S279)、又は仮想部品を仮想商品の
委託販売で購入するか(S280)、選択することがで
きる。さらに購入した仮想部品を特定する特定情報を決
定し(S281)、購入した仮想部品と特定情報とを対
応させて記憶する(S282)。
【0108】図46は委託販売の場合の表示画面であ
る。「腕時計」と記載されているが、「文字板」、「バ
ンド」等の部品でも同様である。委託販売される仮想商
品又はその一部を構成する仮想部品が多数ある場合、
「次へ」をクリックすると、順次、他の委託販売される
仮想商品又は仮想部品が掲載された画面(ページ)に移
行する。この場合、一般的にユーザの心理として、最初
に開かれるページに掲載された仮想商品又は仮想部品ほ
ど注目される。このような心理的な偏りを防ぐために、
最初に開かれるページ及び「次へ」をクリックすると、
開かれるページの順番が、ランダムに設定されるように
なっている。即ち、例えば、複数のページにページ番号
を付し、設計者(或いはバイヤー)が、委託販売に供さ
れる仮想商品又は仮想部品を希望するという意思決定手
段(例えば委託販売の「文字板」などのボタン)をクリ
ックしたら、例えばページ数分の乱数をサーバが発生
し、その乱数にページ番号を対応させて各ページを並び
替える(即ち、ソートする)ようにしている。そして、
このソートされたページの順番に従って、順次ページを
開いていく。この方法によって、少なくとも並べる順序
による偏りを防ぐことができる。この方法はオークショ
ンの場合でも同様である。
【0109】図47は掲載期間限定の処理フローチャー
トである。ユーザが委託販売にノミネートするときに、
委託販売に掲載する期間を入力する(S301)。次に
サーバはE−メールアドレスを入力し(S302)、ユ
ーザの入力した期間が満了したことを判断する(S30
3)。次にサーバは委託販売の掲載を止めるか否かユー
ザに問い合わせるためにE−メールを送り、記載された
アドレスへのアクセスを求める(S304)。
【0110】ユーザがアクセスすると、ノミネートした
ときの自分の名前や住所等の情報と、エントリーした仮
想商品又は仮想部品を特定する情報を入力し、掲載を続
行するか、掲載を止めるか、いずれかのボタンをクリッ
クする(S305)。サーバはこれを判断して掲載を続
行するか、掲載を止めるかを決定する(S306)。ス
テップS305において、ユーザは掲載を続行する場合
には、どのくらいの期間延長するかを決め、延長期間を
入力する(S307)。この場合、延長期間をサーバか
ら提示された中から選択することもできる。さらにサー
バはユーザに延長料金を支払うか否か決めさせ(S30
8)、サーバはユーザが延長料金を支払う場合には、そ
の商品又は部品の延長期間を記憶する(S309)。
【0111】以上の本発明の実施形態では、商品として
時計の場合を説明したが、本発明は、時計以外の商品
(例えば、前述のブレスレット等の装身具)にも適用で
きる。即ち、前述の時計の過程と同様に、設計希望ユー
ザが商品設計プログラムと部品設計データを用いてオリ
ジナルデザインを設計し、2次元又は3次元画像データ
を作成する。作成された画像データはインターネット等
を経て、商品(装身具)供給元のサーバに送信される。
装身具供給元は、インターネットを経て不特定多数のユ
ーザパソコン上の委託販売画面(又はオークション画
面)に、オリジナルデザイン装身具を掲載して委託販売
(オークションに出展)する。購入希望のユーザは委託
販売画面(又はオークション画面)の指示に従って注文
する。装身具供給元は、オリジナルデザイン装身具を製
造し、実際の装身具を用意して購入希望ユーザに販売す
る。
【0112】ここで、設計希望ユーザが、装身具に関す
る商品設計プログラムと部品設計データを所持していな
い場合には、商品供給元は直ちに当該ユーザに提供す
る。プログラムか画像データなどのデータの一方が無い
場合でも同様に提供することができる。
【0113】その他、商品としてTシャツやネクタイ等
の服飾品の場合も、設計希望ユーザが服飾品の商品設計
プログラムと部品設計データにより、オリジナルデザイ
ンを設計し、服飾品供給元で製造して実際の商品とし、
以下、上述と同様の過程で、委託販売(又はオークショ
ンに出展)する。その他の商品、例えば、自動車、二輪
車、住宅、ワインラベル、家電品等のシール、家具等の
インテリア商品等にも同様に本発明を適用することがで
きる。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、 1)ユーザの一人である「設計者」はパソコンを使用し
て、自身の希望するオリジナルデザイン商品(例えば時
計)又はその一部を構成するオリジナルデザイン部品を
容易に設計することができ、かつ自ら設計したオリジナ
ルデザイン商品又はオリジナルデザイン部品を、インタ
ーネットを介して委託販売やオークションにかける(出
展する)ことができる。さらに、未だ製造されていな
い、あるいは画像上だけで実存しないオリジナルデザイ
ン商品(サーバ側の仮想商品)又はオリジナルデザイン
部品(仮想部品)を委託販売やオークションに出展でき
るので、例え仮想商品又は仮想部品が売れなくとも、
「設計者」は製造のための出費を回避でき、経済的なリ
スクが無い。
【0115】2)一方、他のユーザであるバイヤーは、
今まで市場に存在しなかったオリジナルデザイン商品又
はオリジナルデザイン部品を委託販売やオークションに
より容易に購入することができる。
【0116】3)さらに、商品供給元(例えば時計供給
元)では、商品又はその一部を構成する部品の製造能力
の範囲内で、注文数に応じて製造できるので、効率的な
生産が可能となり、1個づつの販売に比べて非常に多く
の個数を委託販売できる効果もあり、かつ設計者やバイ
ヤーにとっても商品又はその一部を構成する部品の個数
に制限がなくなる。そして、商品供給元は、注文が成立
してから商品又はその一部を構成する部品を製造するの
で、在庫をかかえることが無く、経営的なリスクを回避
することができる。
【0117】4)さらに、時計会社が、なんらかのコン
テストを開催し、不特定多数の「設計者」から仮想商品
又は仮想部品を募集し、優秀な仮想商品又は仮想部品を
任意の数だけ選択し、この選択された仮想商品又は仮想
部品を委託販売するか、あるいはオークションにかける
ことができる。あるいは、時計会社以外の会社でコンテ
ストを開催し、同様に選択された仮想商品又は仮想部品
を時計会社が委託販売するか、あるいはオークションに
かけることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による商品デザイン処理システムのシス
テム構成図である。
【図2】本発明による商品デザイン処理システムの基本
フローチャートである。
【図3】本発明による時計供給元に設けられたサーバの
構成図である。
【図4】本発明による委託販売及びオークションのデー
タ構成の説明図である。
【図5】本発明による「設計者」による委託販売時の処
理フローチャートである。
【図6】本発明による「設計者」によるオークション時
の処理フローチャートである。
【図7】本発明によるバイヤー側の委託販売時の処理フ
ローチャート(その1)である。
【図8】本発明によるバイヤー側の委託販売時の処理フ
ローチャート(その2)である。
【図9】本発明によるバイヤー側の委託販売時の処理フ
ローチャート(その3)である。
【図10】本発明による注文、予約及び入札データの説
明図である。
【図11】本発明によるバイヤー側のオークション時の
フローチャート(その1)である。
【図12】本発明によるバイヤー側のオークション時の
フローチャート(その2)である。
【図13】本発明による入札データの説明図である。
【図14】本発明による予約時の処理フローチャート
(その1)である。
【図15】本発明による予約時の処理フローチャート
(その2)である。
【図16】本発明による委託販売時の時計供給元におけ
る製造販売の処理フローチャートである。
【図17】本発明によるオークション時の時計供給元に
おける製造販売の処理フローチャート(その1)であ
る。
【図18】本発明によるオークション時の時計供給元に
おける製造販売の処理フローチャート(その2)であ
る。
【図19】本発明によるユーザ(「設計者」)のパソコ
ンに表示される注文/委託販売/オークションの選択メ
ニューである。
【図20】本発明によるユーザ(「バイヤー」)のパソ
コンに表示される購入希望/オークションの選択メニュ
ーである。
【図21】本発明によるユーザ(「バイヤー」)のパソ
コンに表示される委託販売のメニューである。
【図22】図21で「注文の条件を選択する」をクリッ
クした場合に表示される「注文個数の選択」メニューで
ある。
【図23】図20で「オークションを選択する」をクリ
ックした場合に表示される画面である。
【図24】図23で「オークションの条件を選択する」
をクリックした場合に表示される「オークション個数の
選択」メニューである。
【図25】本発明による「設計者」が時計部品を選択す
る場合の表示画面である。
【図26】本発明による時計部品選択画面の一具体例で
ある。
【図27】本発明による時計部品選択画面の他の具体例
である。
【図28】(A)及び(B)は本発明による時計部品選
択画面のさらに他の具体例である。
【図29】本発明による時計部品選択画面のさらに他の
具体例である。
【図30】本発明による委託販売の表示画面(その1)
である。
【図31】本発明による委託販売の表示画面(その2)
である。
【図32】本発明によるオークションの表示画面であ
る。
【図33】本発明による文字板のグラフィックと書き込
むメッセージの時計供給元における製造方法の説明図で
ある。
【図34】本発明による時計供給元の製造部門における
金属時字の貼り付け工程の説明図(その1)である。
【図35】本発明による時計供給元の製造部門における
金属時字の貼り付け工程の説明図(その2)である。
【図36】本発明によるデザイン後の委託販売とオーク
ションの決定のための表示画面である。
【図37】本発明による文字板をのみを選択する場合の
表示画面である。
【図38】本発明による腕時計と文字板を選択する場合
の表示画面である。
【図39】本発明による最初にデザインする部品を選択
する画面である。
【図40】本発明によるユーザ(設計者)の操作フロー
チャートである。
【図41】本発明による部品選択操作の表示画面であ
る。
【図42】本発明による委託販売部品の表示画面であ
る。
【図43】本発明による購入部品の場合の表示画面であ
る。
【図44】本発明による部品選択で文字板を選択した場
合の文字板のグラフィックを表示する画面である。
【図45】本発明によるバイヤーの操作フローチャート
である。
【図46】本発明による委託販売の場合の表示画面であ
る。
【図47】本発明による掲載期間限定の処理フローチャ
ートである。
【符号の説明】
M…注文個数 N…月当たり最大販売個数 n…当月注文累計個数 P…入札金額 H…最高入札価格
フロントページの続き (72)発明者 崎田 英一 東京都西東京市田無町六丁目1番12号 シ チズン時計株式会社内 (72)発明者 佐野 守 東京都西東京市田無町六丁目1番12号 シ チズン時計株式会社内 (72)発明者 須賀 耕一 東京都西東京市田無町六丁目1番12号 シ チズン時計株式会社内 (72)発明者 石川 弘幸 東京都西東京市田無町六丁目1番12号 シ チズン時計株式会社内 (72)発明者 山内 薫 東京都中野区本町1丁目32番2号 シチズ ン商事株式会社内

Claims (60)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のユーザと商品供給元を情報通信手
    段によって接続し、商品供給元から提供された所定の商
    品設計プログラム及び部品設計データに基づいて、複数
    のユーザのうちで設計希望ユーザにオリジナルデザイン
    商品を設計させ、商品供給元が前記オリジナルデザイン
    商品を製造して前記設計希望ユーザに提供する商品デザ
    イン処理システムにおいて、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン商品を、商品供給元に注文するか否か判定させる判
    定手段と、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン商品を、商品供給元にて委託販売するか否か判定さ
    せる判定手段と、を備え、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、これらの判定手
    段のうち少なくともいずれか1つの判定手段を選択させ
    る手段を備えることを特徴とする商品デザイン処理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 複数のユーザと商品供給元を情報通信手
    段によって接続し、商品供給元から提供された所定の商
    品設計プログラム及び部品設計データに基づいて、複数
    のユーザのうちで設計希望ユーザにオリジナルデザイン
    商品を設計させ、商品供給元が前記オリジナルデザイン
    商品を製造して前記設計希望ユーザに提供する商品デザ
    イン処理システムにおいて、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン商品を、商品供給元に注文するか否か判定させる判
    定手段と、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン商品を、商品供給元にてオークションに出展するか
    否か判定させる判定手段と、を備え、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、これらの判定手
    段のうち少なくともいずれか1つの判定手段を選択させ
    る手段を備えることを特徴とする商品デザイン処理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 複数のユーザと商品供給元を情報通信手
    段によって接続し、商品供給元から提供された所定の商
    品設計プログラム及び部品設計データに基づいて、複数
    のユーザのうちで設計希望ユーザにオリジナルデザイン
    商品を設計させ、商品供給元が前記オリジナルデザイン
    商品を製造して前記設計希望ユーザに提供する商品デザ
    イン処理方法において、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン商品を、商品供給元に注文するか否か判定させる判
    定段階と、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン商品を、商品供給元にて委託販売するか否か判定さ
    せる判定段階と、を備え、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、これらの判定段
    階のうち少なくともいずれか1つの判定段階を選択させ
    る段階を備えることを特徴とする商品デザイン処理方
    法。
  4. 【請求項4】 複数のユーザと商品供給元を情報通信手
    段によって接続し、商品供給元から提供された所定の商
    品設計プログラム及び部品設計データに基づいて、複数
    のユーザのうちで設計希望ユーザにオリジナルデザイン
    商品を設計させ、商品供給元が前記オリジナルデザイン
    商品を製造して前記設計希望ユーザに提供する商品デザ
    イン処理方法において、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン商品を、商品供給元に注文するか否か判定させる判
    定段階と、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン商品を、商品供給元にてオークションに出展するか
    否か判定させる判定段階と、を備え、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、これらの判定段
    階のうち少なくともいずれか1つの判定段階を選択させ
    る段階を備えることを特徴とする商品デザイン処理方
    法。
  5. 【請求項5】 前記商品供給元は、前記複数のユーザの
    うちで前記設計希望ユーザ以外の他のユーザに、前記情
    報通信手段を介して、前記商品供給元に対して前記オリ
    ジナルデザイン商品の委託販売を注文させる注文段階を
    さらに具備する請求項3に記載の商品デザイン処理方
    法。
  6. 【請求項6】 前記商品供給元は、前記複数のユーザの
    うちで前記設計希望ユーザ以外の他のユーザに、前記情
    報通信手段を介して、前記商品供給元に対して前記オリ
    ジナルデザイン商品のオークションに入札させる入札段
    階を含む請求項4に記載の商品デザイン処理方法。
  7. 【請求項7】 前記商品供給元は、前記設計希望ユーザ
    が所定の条件を満たしていないときは、前記設計希望ユ
    ーザからの委託販売の依頼を拒否する拒否段階を含む請
    求項3に記載の商品デザイン処理方法。
  8. 【請求項8】 前記商品供給元は、前記設計希望ユーザ
    が所定の条件を満たしていないときは、前記設計希望ユ
    ーザからのオークションへの出展を拒否する拒否段階を
    含む請求項4に記載の商品デザイン処理方法。
  9. 【請求項9】 前記商品供給元は、前記設計希望ユーザ
    以外の他のユーザが所定の条件を満たしていないとき
    は、前記他のユーザからの委託販売の依頼を拒否する拒
    否段階を含む請求項3に記載の商品デザイン処理方法。
  10. 【請求項10】 前記商品供給元は、前記設計希望ユー
    ザ以外の他のユーザが所定の条件を満たしていないとき
    は、前記他のユーザからのオークションの入札を拒否す
    る拒否段階を含む請求項4に記載の商品デザイン処理方
    法。
  11. 【請求項11】 前記商品供給元は、前記設計希望ユー
    ザ以外の他のユーザが所定の条件を満たしていないとき
    は、前記他のユーザからの委託販売による注文個数の販
    売を拒否する拒否段階を含む請求項3に記載の商品デザ
    イン処理方法。
  12. 【請求項12】 前記商品供給元は、前記設計希望ユー
    ザ以外の他のユーザが所定の条件を満たしていないとき
    は、前記他のユーザからのオークションによる注文個数
    の販売を拒否する拒否段階をさらに有する請求項4に記
    載の商品デザイン処理方法。
  13. 【請求項13】 複数のユーザと時計供給元を情報通信
    手段によって接続し、時計供給元から提供された所定の
    時計設計プログラム及び部品設計データに基づいて、複
    数のユーザのうちで設計希望ユーザにオリジナルデザイ
    ン時計を設計させ、時計供給元が前記オリジナルデザイ
    ン時計を製造して前記設計希望ユーザに提供する時計デ
    ザイン処理方法において、 時計供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン時計を、時計供給元に注文するか否か判定させる判
    定段階と、 時計供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン時計を、時計供給元にて委託販売するか否か判定さ
    せる判定段階と、を備え、 時計供給元が、前記設計希望ユーザに、これらの判定段
    階のうちの少なくともいずれか1つの判定段階を選択さ
    せる段階を備えることを特徴とする時計デザイン処理方
    法。
  14. 【請求項14】 複数のユーザと時計供給元を情報通信
    手段によって接続し、時計供給元から提供された所定の
    時計設計プログラム及び部品設計データに基づいて、複
    数のユーザのうちで設計希望ユーザにオリジナルデザイ
    ン時計を設計させ、時計供給元が前記オリジナルデザイ
    ン時計を製造して前記設計希望ユーザに提供する時計デ
    ザイン処理方法において、 時計供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン時計を、時計供給元に注文するか否か判定させる判
    定段階と、 時計供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン時計を、時計供給元にてオークションに出展するか
    否か判定させる判定段階と、を備え、 時計供給元が、前記設計希望ユーザに、これらの判定段
    階のうち少なくともいずれか1つの判定段階を選択させ
    る段階を備えることを特徴とする時計デザイン処理方
    法。
  15. 【請求項15】 前記時計供給元は、前記複数のユーザ
    のうちで前記設計希望ユーザ以外の他のユーザに、前記
    情報通信手段を介して、前記時計供給元に対して前記オ
    リジナルデザイン時計の委託販売を注文させる注文段階
    を含む請求項13に記載の時計デザイン処理方法。
  16. 【請求項16】 前記時計供給元は、前記複数のユーザ
    のうちで前記設計希望ユーザ以外の他のユーザに、前記
    情報通信手段を介して、前記時計供給元に対して前記オ
    リジナルデザイン時計のオークションに入札させる入札
    段階を含む請求項14に記載の時計デザイン処理方法。
  17. 【請求項17】 前記時計供給元は、前記設計希望ユー
    ザが所定の条件を満たしていないときは、前記設計希望
    ユーザからの委託販売の依頼を拒否する拒否段階を含む
    請求項13に記載の時計デザイン処理方法。
  18. 【請求項18】 前記時計供給元は、前記設計希望ユー
    ザが所定の条件を満たしていないときは、前記設計希望
    ユーザからのオークションへの出展を拒否する拒否手段
    を含む請求項14に記載の時計デザイン処理方法。
  19. 【請求項19】 前記時計供給元は、前記設計希望ユー
    ザ以外の他のユーザが所定の条件を満たしていないとき
    は、前記他のユーザからの委託販売の依頼を拒否する拒
    否段階を含む請求項13に記載の時計デザイン処理方
    法。
  20. 【請求項20】 前記時計供給元は、前記設計希望ユー
    ザ以外の他のユーザが所定の条件を満たしていないとき
    は、前記他のユーザからのオークションの入札を拒否す
    る拒否段階を請求項14に記載の時計デザイン処理方
    法。
  21. 【請求項21】 前記時計供給元は、前記設計希望ユー
    ザ以外の他のユーザが所定の条件を満たしていないとき
    は、前記他のユーザからの委託販売による注文個数の販
    売を拒否する拒否段階を含む請求項13に記載の時計デ
    ザイン処理方法。
  22. 【請求項22】 前記時計供給元は、前記設計希望ユー
    ザ以外の他のユーザが所定の条件を満たしていないとき
    は、前記他のユーザからのオークションによる注文個数
    の販売を拒否する拒否段階を含む請求項14に記載の時
    計デザイン処理方法。
  23. 【請求項23】 前記時計供給元は、前記複数のユーザ
    が前記情報通信手段を介してアクセス可能なサーバを有
    し、前記サーバは複数の設計プログラムとデータ格納部
    を有し、前記設計プログラムは商品設計プログラムと注
    文個数計算プログラムと売り切れ設定プログラムと予約
    切り換えプログラムと落札決定プログラムとを少なくと
    も有し、前記データ格納部は仮想部品データベースと仮
    想商品データベースと注文データベースと委託販売仮想
    商品データベースと委託販売注文データベースとオーク
    ション仮想商品データベースと入札価格データベースと
    落札決定データベースとを有する請求項13又は14に
    記載の時計デザイン処理方法。
  24. 【請求項24】 前記委託販売及びオークションのデー
    タは、共通データとして身元確認データと仮想商品の識
    別データと仮想商品の商品番号と仮想商品のタイトルと
    仮想商品の商品コメントで構成され、委託販売限定デー
    タとして仮想商品の付帯価格と仮想商品の販売個数とで
    構成され、オークション限定データとして仮想商品の最
    低希望販売価格と仮想商品のオークション期間と仮想商
    品の価格入力条件と仮想商品の最大販売個数で構成され
    る請求項13又は14に記載の時計デザイン処理方法。
  25. 【請求項25】 前記時計供給元にて設計希望ユーザか
    らの注文の時計を製造する際に、前記設計希望ユーザが
    選択し決定した少なくとも文字板上のグラフィックとメ
    ッセージは、まず文字板基板の表面に受容層を形成し、
    前記受容層の表面に前記グラフィックとメッセージをイ
    ンクジェットで印刷して形成される請求項13又は14
    に記載の時計デザイン処理方法。
  26. 【請求項26】 前記文字板上の金属時字の貼り付け工
    程は、 まず金属時字シート基台の表面に剥離用接着層を設け、
    次に前記剥離用接着層の表面に金属時字片の一方の面を
    貼り付け、前記金属時字片の他方の面に固定用接着層を
    設け、次に前記固定用接着層の表面に剥離シートを貼り
    付ける第1の工程と、 前記第1の工程における前記剥離シートを除去し、前記
    インクジェット印刷されて形成された文字板上の所定位
    置に載置して所定の加圧で貼り付ける第2の工程と、 前記第2の工程で形成されたユニットから、前記金属時
    字シート基台と前記剥離用接着層を除去して金属時字を
    表面に出現させる第3の工程と、 を具備する請求項25に記載の時計デザイン処理方法。
  27. 【請求項27】 複数のユーザと商品供給元を情報通信
    手段によって接続し、商品供給元から提供された所定の
    商品設計プログラム及び部品設計データに基づいて、複
    数のユーザのうちで設計希望ユーザにオリジナルデザイ
    ン商品を設計させ、商品供給元が前記オリジナルデザイ
    ン商品を製造して前記設計希望ユーザに提供する商品デ
    ザイン処理方法において、以下の各段階、即ち、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン商品を、商品供給元に注文するか否か判定させる判
    定段階、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン商品を、商品供給元にて委託販売するか否か判定さ
    せる判定段階、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン商品を、商品供給元にてオークションに出展するか
    否か判定させる判定段階、 をコンピュータに実行させるプログラムを格納した記録
    媒体。
  28. 【請求項28】 複数のユーザと商品供給元を情報通信
    手段によって接続し、商品供給元から提供された所定の
    商品設計プログラム及び部品設計データに基づいて、複
    数のユーザのうちで設計希望ユーザにオリジナルデザイ
    ン商品の一部を構成するオリジナルデザイン部品を設計
    させ、商品供給元が前記オリジナルデザイン部品を製造
    して前記設計希望ユーザに提供する商品デザイン処理シ
    ステムにおいて、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン部品を、商品供給元に注文するか否か判定させる判
    定手段と、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン部品を、商品供給元にて委託販売するか否か判定さ
    せる判定手段と、を備え、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、これらの判定手
    段のうち少なくともいずれか1つの判定手段を選択させ
    る手段を備えることを特徴とする商品デザイン処理シス
    テム。
  29. 【請求項29】 複数のユーザと商品供給元を情報通信
    手段によって接続し、商品供給元から提供された所定の
    商品設計プログラム及び部品設計データに基づいて、複
    数のユーザのうちで設計希望ユーザにオリジナルデザイ
    ン商品の一部を構成するオリジナルデザイン部品を設計
    させ、商品供給元が前記オリジナルデザイン部品を製造
    して前記設計希望ユーザに提供する商品デザイン処理シ
    ステムにおいて、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン部品を、商品供給元に注文するか否か判定させる判
    定手段と、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン部品を、商品供給元にてオークションに出展するか
    否か判定させる判定手段と、を備え、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、これらの判定手
    段のうち少なくともいずれか1つの判定手段を選択させ
    る手段を備えることを特徴とする商品デザイン処理シス
    テム。
  30. 【請求項30】 複数のユーザと商品供給元を情報通信
    手段によって接続し、商品供給元から提供された所定の
    商品設計プログラム及び部品設計データに基づいて、複
    数のユーザのうちで設計希望ユーザにオリジナルデザイ
    ン商品の一部を構成するオリジナルデザイン部品を設計
    させ、商品供給元が前記オリジナルデザイン部品を製造
    して前記設計希望ユーザに提供する商品デザイン処理方
    法において、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン部品を、商品供給元に注文するか否か判定させる判
    定段階と、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン部品を、商品供給元にて委託販売するか否か判定さ
    せる判定段階と、を備え、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、これらの判定段
    階のうち少なくともいずれか1つの判定段階を選択させ
    る段階を備えることを特徴とする商品デザイン処理方
    法。
  31. 【請求項31】 複数のユーザと商品供給元を情報通信
    手段によって接続し、商品供給元から提供された所定の
    商品設計プログラム及び部品設計データに基づいて、複
    数のユーザのうちで設計希望ユーザにオリジナルデザイ
    ン商品の一部を構成するオリジナルデザイン部品を設計
    させ、商品供給元が前記オリジナルデザイン部品を製造
    して前記設計希望ユーザに提供する商品デザイン処理方
    法において、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン部品を、商品供給元に注文するか否か判定させる判
    定段階と、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン部品を、商品供給元にてオークションに出展するか
    否か判定させる判定段階と、を備え、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、これらの判定段
    階のうち少なくともいずれか1つの判定段階を選択させ
    る手段を備えることを特徴とする商品デザイン処理方
    法。
  32. 【請求項32】 複数のユーザと時計供給元を情報通信
    手段によって接続し、時計供給元から提供された所定の
    時計設計プログラム及び部品設計データに基づいて、複
    数のユーザのうちで設計希望ユーザにオリジナルデザイ
    ン時計の一部を構成するオリジナルデザイン部品を設計
    させ、時計供給元が前記オリジナルデザイン部品を製造
    して前記設計希望ユーザに提供する時計デザイン処理方
    法において、 時計供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン部品を、時計供給元に注文するか否か判定させる判
    定段階と、 時計供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン部品を、時計供給元にて委託販売するか否か判定さ
    せる判定段階と、を備え、 時計供給元は、前記設計希望ユーザに、これらの判定段
    階のうち少なくともいずれか1つの判定段階を備えるこ
    とを特徴とする時計デザイン処理方法。
  33. 【請求項33】 複数のユーザと時計供給元を情報通信
    手段によって接続し、時計供給元から提供された所定の
    時計設計プログラム及び部品設計データに基づいて、複
    数のユーザのうちで設計希望ユーザにオリジナルデザイ
    ン時計の一部を構成するオリジナルデザイン部品を設計
    させ、時計供給元が前記オリジナルデザイン部品を製造
    して前記設計希望ユーザに提供する時計デザイン処理方
    法において、 時計供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン部品を、時計供給元に注文するか否か判定させる判
    定段階と、 時計供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン部品を、時計供給元にてオークションに出展するか
    否か判定させる判定段階と、を備え、 時計供給元は、前記設計希望ユーザに、これらの判定段
    階のうち少なくともいずれか1つの判定段階を備えるこ
    とを特徴とする時計デザイン処理方法。
  34. 【請求項34】 前記時計供給元は、前記複数のユーザ
    のうちで前記設計希望ユーザ以外の他のユーザに、前記
    情報通信手段を介して、前記時計供給元に対して前記オ
    リジナルデザイン部品の委託販売を注文させる注文段階
    を含む請求項32に記載の時計デザイン処理方法。
  35. 【請求項35】 前記時計供給元は、前記複数のユーザ
    のうちで前記設計希望ユーザ以外の他のユーザに、前記
    情報通信手段を介して、前記時計供給元に対して前記オ
    リジナルデザイン部品のオークションに入札させる入札
    段階を含む請求項33に記載の時計デザイン処理方法。
  36. 【請求項36】 前記時計供給元は、前記設計希望ユー
    ザが所定の条件を満たしていないときは、前記設計希望
    ユーザからの委託販売の依頼を拒否する拒否段階を含む
    請求項32に記載の時計デザイン処理方法。
  37. 【請求項37】 前記時計供給元は、前記設計希望ユー
    ザが所定の条件を満たしていないときは、前記設計希望
    ユーザからのオークションへの出展を拒否する拒否段階
    を含む請求項33に記載の時計デザイン処理方法。
  38. 【請求項38】 前記時計供給元は、前記設計希望ユー
    ザ以外の他のユーザが所定の条件を満たしていないとき
    は、前記他のユーザからの委託販売の依頼を拒否する拒
    否段階を含む請求項32に記載の時計デザイン処理方
    法。
  39. 【請求項39】 前記時計供給元は、前記設計希望ユー
    ザ以外の他のユーザが所定の条件を満たしていないとき
    は、前記他のユーザからのオークションの入札を拒否す
    る拒否段階を含む請求項33に記載の時計デザイン処理
    方法。
  40. 【請求項40】 前記時計供給元は、前記設計希望ユー
    ザ以外の他のユーザが所定の条件を満たしていないとき
    は、前記他のユーザからの委託販売による注文個数の販
    売を拒否する拒否段階を含む請求項33に記載の時計デ
    ザイン処理方法。
  41. 【請求項41】 前記時計供給元は、前記設計希望ユー
    ザ以外の他のユーザが所定の条件を満たしていないとき
    は、前記他のユーザからのオークションによる注文個数
    の販売を拒否する拒否段階を含む請求項33に記載の時
    計デザイン処理方法。
  42. 【請求項42】 複数のユーザと商品供給元を情報通信
    手段によって接続し、商品供給元から提供された所定の
    商品設計プログラム及び部品設計データに基づいて、複
    数のユーザのうちで設計希望ユーザにオリジナルデザイ
    ン商品の一部を構成するオリジナルデザイン部品を設計
    させ、商品供給元が前記オリジナルデザイン部品を製造
    して前記設計希望ユーザに提供する商品デザイン処理方
    法において、以下の各段階、即ち、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン部品を、商品供給元に注文するか否か判定させる判
    定段階と、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン部品を、商品供給元にて委託販売するか否か判定さ
    せる判定段階と、 商品供給元が、前記設計希望ユーザに、オリジナルデザ
    イン部品を、商品供給元にてオークションに出展するか
    否か判定させる判定段階と、 をコンピュータに実行させるプログラムを格納した記録
    媒体。
  43. 【請求項43】 前記時計供給元は、前記設計希望ユー
    ザよる前記オリジナルデザイン時計の設計の途中で、既
    に委託販売されている仮想部品を前記ユーザに選択させ
    る段階を含む請求項32又は33に記載の時計デザイン
    処理方法。
  44. 【請求項44】 前記時計供給元は、前記設計希望ユー
    ザが委託販売で購入した仮想部品をオリジナルデザイン
    時計設計の途中で選択させる段階を含む請求項32又は
    33に記載の時計デザイン処理方法。
  45. 【請求項45】 前記時計供給元は、オークションで購
    入した仮想部品をオリジナルデザイン時計設計の途中で
    ユーザに選択させる段階を含む請求項32又は33に記
    載の時計デザイン処理方法。
  46. 【請求項46】 前記時計供給元は、設計希望ユーザ自
    身のオリジナルデザイン時計の委託販売画面上で、当該
    時計に使われている仮想部品を、前記ユーザ以外のもの
    に購入させる段階を含む請求項32又は33に記載の時
    計デザイン処理方法。
  47. 【請求項47】 前記時計供給元は、委託販売もしくは
    オークションに供される仮想部品がホームページ上にお
    いて複数のページにまたがる場合、ユーザによるページ
    閲覧の際に、ページの開かれる順番を乱数表を使用して
    ランダムに設定する段階を含む請求項32又は33に記
    載の時計デザイン処理方法。
  48. 【請求項48】 前記時計供給元は、委託販売に供され
    る仮想時計又は仮想部品を注文数の多い順に並べる段階
    を含む請求項32又は33に記載の時計デザイン処理方
    法。
  49. 【請求項49】 前記時計供給元は、委託販売される仮
    想時計又は仮想部品のインターネット上に掲載する期間
    を決定しかつ期間を延長する段階を含む請求項32又は
    33に記載の時計デザイン処理方法。
  50. 【請求項50】 ユーザがコンピュータを用いて設計し
    たオリジナルデザイン商品を、情報通信手段を介して、
    商品供給元に提供するようにユーザに促す段階と、 商品供給元のサーバが、情報通信手段を介して他のユー
    ザに提供した委託販売画面に、ユーザから提供された前
    記オリジナルデザイン商品を掲載し、前記他のユーザに
    対して前記オリジナルデザイン商品への注文を促す段階
    と、 を含む商品デザイン処理方法。
  51. 【請求項51】 ユーザがコンピュータを用いて設計し
    たオリジナルデザイン商品を、情報通信手段を介して、
    商品供給元に提供するようにユーザに促す段階と、 商品供給元のサーバが、情報通信手段を介して他のユー
    ザに提供したオークション画面に、ユーザから提供され
    た前記オリジナルデザイン商品を掲載し、前記他のユー
    ザに対して前記オリジナルデザイン商品への入札を促す
    段階と、 を含む商品デザイン処理方法。
  52. 【請求項52】 前記商品供給元が、ユーザに前記オリ
    ジナルデザイン商品を設計するためのプログラムを、前
    記情報通信手段を介して提供する段階を含む請求項50
    又は51に記載の商品デザイン処理方法。
  53. 【請求項53】 前記商品供給元が、ユーザに前記オリ
    ジナルデザイン商品を設計するために必要なデータを、
    前記情報通信手段を介して提供する段階を含む請求項5
    0又は51に記載の商品デザイン処理方法。
  54. 【請求項54】 前記オリジナルデザイン商品が、前記
    他のユーザから注文されたとき、商品供給元が前記オリ
    ジナルデザイン商品を実際に製造する段階と、 商品供給元が、前記他のユーザに、前記実際に製造され
    た商品を販売する段階と、 を含む請求項50に記載の商品デザイン処理方法。
  55. 【請求項55】 前記オリジナルデザイン商品が、前記
    他のユーザに落札されたとき、商品供給元が前記オリジ
    ナルデザイン商品を実際に製造する段階と、 商品供給元が、前記他のユーザに、前記実際に製造され
    た商品を販売する段階と、 を含む請求項51に記載の商品デザイン処理方法。
  56. 【請求項56】 ユーザの設計した前記オリジナルデザ
    イン商品が、その商品の一部を構成するオリジナルデザ
    イン部品である請求項50〜55のいずれかに記載の商
    品デザイン処理方法。
  57. 【請求項57】 前記オリジナルデザイン商品が、オリ
    ジナルデザイン時計である請求項50〜55のいずれか
    に記載の商品デザイン処理方法。
  58. 【請求項58】 前記オリジナルデザイン部品が、前記
    オリジナルデザイン時計の一部を構成するオリジナルデ
    ザイン部品である請求項56又は57に記載の商品デザ
    イン処理方法。
  59. 【請求項59】 複数のユーザと商品供給元を情報通信
    手段により接続し、商品供給元から提供された所定の商
    品設計プログラム及び部品設計データに基づいて、複数
    のユーザのうちの設計希望ユーザにオリジナルデザイン
    商品を設計させ、商品供給元が前記オリジナルデザイン
    商品を製造して前記設計希望ユーザに提供する商品デザ
    イン処理方法において、 前記製造する段階において、製造された商品の表面に付
    される装飾用表示、もしくは機能表示の少なくとも一方
    が、インクジェットで印刷される段階を含む商品デザイ
    ン処理方法。
  60. 【請求項60】 複数のユーザと商品供給元を情報通信
    手段により接続し、商品供給元から提供された所定の商
    品設計プログラム及び部品設計データに基づいて、複数
    のユーザのうちの設計希望ユーザにオリジナルデザイン
    商品を設計させ、商品供給元が前記オリジナルデザイン
    商品を製造して前記設計希望ユーザに提供する商品デザ
    イン処理方法において、 前記製造する段階において、製造された商品の表面に付
    される装飾用表示もしくは機能表示の少なくとも一方
    が、別個に形成された部材上に装飾用表示もしくは機能
    表示を形成し、前記表面に固定する段階を含む商品デザ
    イン処理方法。
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