JP2002178728A - タイヤ空気圧警報装置 - Google Patents

タイヤ空気圧警報装置

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JP2002178728A
JP2002178728A JP2000378710A JP2000378710A JP2002178728A JP 2002178728 A JP2002178728 A JP 2002178728A JP 2000378710 A JP2000378710 A JP 2000378710A JP 2000378710 A JP2000378710 A JP 2000378710A JP 2002178728 A JP2002178728 A JP 2002178728A
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JP
Japan
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transmitter
pressure sensor
tire
wheel
pressure
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Application number
JP2000378710A
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English (en)
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Tomohiko Kogure
知彦 小暮
Tatsuo Suzuki
立夫 鈴木
Shinji Kiyomiya
眞二 清宮
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発信機から送出される電波信号の受信強度を
安定させ、かつ既存の車両への取り付け及びメンテナン
スを容易にすることを可能にしたタイヤ空気圧警報装置
を提供する。 【解決手段】 リム2aにエアバルブ2bを有するホイ
ール2に装着したタイヤ3の内圧を圧力センサ4により
検出し、その検出信号を発信機5により車両側に設置し
た受信機に送信するようにしたタイヤ空気圧警報装置1
において、発信機5と発信機5及び圧力センサ4に電力
を供給する電源6とをホイール2の回転中心部2Xに設
置し、エアバルブ2bに圧力センサ4を連通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ空気圧警報
装置に関し、更に詳しくは、発信機から送出される電波
信号の受信強度を安定させると共に、既存の車両への取
り付け及びメンテナンスを容易にするようにしたタイヤ
空気圧警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に装着されたタイヤの内圧を適正な
値に維持管理することが、タイヤ寿命及び安全性の上で
極めて重要である。その対策として、従来、タイヤの内
圧異常をドライバーに知らせるタイヤ空気圧警報装置が
種々提案されている。これらの装置は、タイヤの内圧を
検出する圧力センサ、その検出信号を車両側に送信する
発信機、発信機及び圧力センサに電力を供給する電源を
一つのケースに収納し、そのケースをタイヤ内のリムの
ウェル部にベルトで固定するようにしている。
【0003】そのため、発信機がホイールの回転と共に
回転移動し、発信機の位置や向きが大きく変化するの
で、車両側に設置した受信機に届く電波の強さが不安定
で、安定した受信強度を得ることができないという問題
があった。
【0004】また、既存の車両に新たに装置を取り付け
る際に、タイヤを着脱する作業が必要となるため、取り
付けが煩雑であり、更に電源として使用される電池の交
換や発信機の調整を要する場合にも、その都度タイヤを
着脱する必要があるため、メンテナンスも煩雑であると
いう問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、発信
機から送出される電波信号の受信強度を安定させ、かつ
既存の車両への取り付け及びメンテナンスを容易にする
ことを可能にしたタイヤ空気圧警報装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のタイヤ空気圧警報装置は、リムにエアバルブを有す
るホイールに装着したタイヤの内圧を圧力センサにより
検出し、その検出信号を発信機により車両側に設置した
受信機に送信するようにしたタイヤ空気圧警報装置にお
いて、前記発信機と該発信機及び前記圧力センサに電力
を供給する電源とを前記ホイールの回転中心部に設置
し、前記圧力センサを前記エアバルブに連通したことを
特徴とするものである。
【0007】このように発信機をホイールの回転中心部
に設置することにより、発信機の位置や向きの変化を小
さくすることができるため、車両側に設置した受信機に
届く電波の強さが安定し、安定した受信強度を得ること
が可能になる。
【0008】また、圧力センサ、発信機、電源をいずれ
もホイール外側に設置することができるので、従来のタ
イヤ着脱作業を伴うことなく既存の車両に取り付けた
り、あるいは電池交換や発信機の調整を行うことが可能
になるため、装置の取り付け及びメンテナンスが容易と
なる。
【0009】しかも、エアバルブに圧力センサを連通す
ることで、ホイールにタイヤ内圧検出用通路などを特別
に形成したり、専用ホイールに交換したりする必要がな
く、リムにエアバルブを有する通常のホイールであれ
ば、いずれにも容易に取り付けることができ、汎用性が
高い。
【0010】上記圧力センサの設置形態は種々選択する
ことが可能である。即ち、圧力センサをホイールの回転
中心部に設置し、該圧力センサとエアバルブとを連通管
を介して接続することができる。また、圧力センサをエ
アバルブに装着されるバルブキャップ内に設置し、該圧
力センサと発信機及び電源とを導線により接続すること
ができる。
【0011】発信機の信号搬送方式としては、安定した
受信強度を得るために、スペクトラム拡散方式を採用す
ることが好ましい。また、発信機の送信アンテナはホイ
ールの回転中心軸に対して同心円状となるように該ホイ
ールに環状に取り付けると良い。このような送信アンテ
ナは着色した樹脂でコーティングすると良い。更に、こ
の送信アンテナのリム側には必要に応じてアンバランス
調整用錘を装着すると良い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明のタイヤ空気圧警報装置の
一例を示し、1はタイヤ空気圧警報装置、2はホイー
ル、3はホイール2のリム2aに装着されたタイヤであ
る。空気圧警報装置1は、タイヤ3の内圧を検出する圧
力センサ4、その検出信号をエンコード化した電波信号
として車両側に送信する発信機5、圧力センサ4及び発
信機5に電力を供給する電源としての電池6をホイール
側に装着する一方で、エンコード化した電波信号を受信
してデコード化して出力する受信機(不図示)と受信機
の受信信号に基づいてタイヤ内圧を表示する表示装置
(不図示)を車両側に設置した構成になっている。
【0014】圧力センサ4、発信機5及び電池6は、ホ
イール2の回転中心部2Xに着脱自在に装着されるキャ
ップ7内に設けられている。圧力センサ4には連通管8
が接続され、その連通管8がリム2aに設けられたエア
バルブ2bに接続されるようになっている。
【0015】上記空気圧警報装置1の取り付けは、車両
側に受信機と表示装置を従来と同様にして取り付ける一
方、キャップ7をホイール2の回転中心部2Xに装着
し、連通管8をエアバルブ2bに接続することにより、
取り付けが終了する(図1の状態)。従って、従来のよ
うにタイヤの着脱を行う作業が不要となるので、既存の
車両に新たに装置を取り付ける際の作業が容易となり、
しかもエアバルブ2bに連通管8を介して圧力センサ4
を連通させ、タイヤの内圧を検出する構成にしているの
で、ホイール2にタイヤ内圧検出用通路などの特別な加
工を施したり、専用のホイールに交換したりする必要が
ない。
【0016】上記のようにして取り付けられた空気圧警
報装置1は、タイヤ3の内圧を圧力センサ4により検出
し、その検出信号を発信機5により車両側に設置した受
信機に送信するが、発信機5がホイール2の回転中心部
2Xに設置された状態となるので、発信機5の位置や向
きの変化が小さくなるため、車両側に設置した受信機に
届く電波の強さが安定し、安定した受信強度を得ること
ができる。
【0017】また、電池6の交換や発信機5を調整する
時は、キャップ7を取り外すだけで良いので、メンテナ
ンスも簡単に行うことができる。
【0018】図2は、本発明のタイヤ空気圧警報装置の
他の例を示し、上述した空気圧警報装置1において、圧
力センサ4をエアバルブ2bに着脱自在に装着されるバ
ルブキャップ9内に設置し、その圧力センサ4と発信機
5及び電池6とを導線10により接続したものである。
この場合、圧力センサ4に温度センサを付帯させても良
い。バルブキャップ9の外側にセンサ信号取り出し部1
1が設けられ、それに導線10が接続されている。この
ような構成にしても、上記と同様の効果を奏することが
できる。
【0019】本発明において、上記発信機5の信号搬送
方式として、スペクトラム拡散方式を用いることが好ま
しい。スペクトラム拡散方式とは、信号間の干渉や妨害
を排除する特殊な処置を施した後、当該信号を高周波に
より送受信する信号搬送方式である。
【0020】このようなスペクトラム拡散方式の採用に
より、発信機5から送信される信号が微弱な電波信号で
あっても受信機で安定的に再現することが可能になると
同時に、他の電波信号の干渉や妨害を受け難く安定した
受信が可能となる。従って、受信機を車両側の任意の位
置に設置することが可能になるので、これを表示装置の
近くに設置することで、車両において受信機と表示装置
を結ぶ長い配線が不要になる。
【0021】発信機5の送信アンテナは、上記実施形態
では、発信機5が収容されたキャップ7内に設置されて
いるが、ホイール2の回転中心軸xに対して同心円状と
なるようにホイール2のリム2aのフランジに沿って環
状に取り付けるようにしても良い。このように送信アン
テナを同心円状に設けることにより、受信機と送信アン
テナとの位置関係が不変の状態となるで、受信機で受信
する信号を一層安定させることができる。
【0022】上記のように環状に設置した送信アンテナ
は、好ましくは、着色した樹脂でコーティングするのが
良く、これによりホイール2の意匠性を高めることがで
きる。また、送信アンテナのリム側には連通管8あるい
は圧力センサ4を装着したバルブキャップ9と均衡する
ようにアンバランス調整用錘を装着するのが好ましい。
【0023】図2の実施形態において、バルブキャップ
9内に設けた圧力センサ4から発信機5に送られる信号
は、アナログ信号を用いているが、圧力センサ4とセン
サ信号取り出し部11との間にAC/DC変換器を設
け、圧力センサ4の検出結果をディジタル信号で送るよ
うにしても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
ムにエアバルブを有するホイールに装着したタイヤの内
圧を圧力センサにより検出し、その検出信号を発信機に
より車両側に設置した受信機に送信するようにしたタイ
ヤ空気圧警報装置において、発信機と該発信機及び圧力
センサに電力を供給する電源とをホイールの回転中心部
に設置し、圧力センサをエアバルブに連通したので、発
信機から送出される電波信号の受信強度を安定させ、か
つ既存の車両への取り付け及びメンテナンスを容易にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなるタイヤ空気圧警報装
置を示す要部断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態からなるタイヤ空気圧警
報装置を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ空気圧警報装置 2 ホイール 2a リム 2b エアバルブ 2X 回転中心部 3 タイヤ 4 圧力センサ 5 発信機 6 電池(電源) 7 キャップ 8 連通管 9 バルブキャップ 10 導線 x 回転中心軸

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リムにエアバルブを有するホイールに装
    着したタイヤの内圧を圧力センサにより検出し、その検
    出信号を発信機により車両側に設置した受信機に送信す
    るようにしたタイヤ空気圧警報装置において、 前記発信機と該発信機及び前記圧力センサに電力を供給
    する電源とを前記ホイールの回転中心部に設置し、前記
    圧力センサを前記エアバルブに連通したタイヤ空気圧警
    報装置。
  2. 【請求項2】 前記圧力センサを前記ホイールの回転中
    心部に設置し、該圧力センサと前記エアバルブとを連通
    管を介して接続した請求項1に記載のタイヤ空気圧警報
    装置。
  3. 【請求項3】 前記圧力センサを前記エアバルブに装着
    されるバルブキャップ内に設置し、該圧力センサと前記
    発信機及び前記電源とを導線により接続した請求項1に
    記載のタイヤ空気圧警報装置。
  4. 【請求項4】 前記発信機の信号搬送方式がスペクトラ
    ム拡散方式である請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載のタイヤ空気圧警報装置。
  5. 【請求項5】 前記発信機の送信アンテナを前記ホイー
    ルの回転中心軸に対して同心円状となるように該ホイー
    ルに環状に取り付けた請求項1乃至請求項4のいずれか
    に記載のタイヤ空気圧警報装置。
  6. 【請求項6】 前記環状に取り付けた送信アンテナを着
    色した樹脂でコーティングした請求項5に記載のタイヤ
    空気圧警報装置。
  7. 【請求項7】 前記送信アンテナにアンバランス調整用
    錘を装着した請求項5乃至請求項6のいずれかに記載の
    タイヤ空気圧警報装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005532123A (ja) * 2002-07-10 2005-10-27 オルトデータ テクノロジーズ エルエルシー ひずみ検知システム
WO2017051881A1 (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 日本精工株式会社 車輪支持用転がり軸受ユニット

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