JP2002176515A - 電話番号判別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット接続時にプロバイダの電話番
号をパソコンのソフトにより判別するのではなく、パソ
コンとは別の装置により判別する。 【解決手段】 電話回線がアナログの場合は、装置に電
話番号を登録する機能を付け、モデムが発信した電話番
号を装置が回線から読み取る。また電話回線がデジタル
の場合は、ターミナルアダプタに電話番号を登録できる
機能を付加する。このことにより発信した電話番号と登
録した電話番号とが異なる時に、回線を切断もしくは警
告することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】パソコンのモデムもしくはタ
ーミナルアダプタが発信した電話番号を判別する技術に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】パソコン上でソフトにより電話番号を判
別していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ソフトの説明によると
対応できない場合もある。対応している場合でも、今後
その機能を回避するソフトが出来れば対応できなくなる
可能性がある。ソフトでは完全に判別することは不可能
と思われる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】パソコンでソフトにより
判別するのではなく別の装置で判別することにある。

【０００５】

【発明の実施の形態】アナログ回線の場合電話番号の信
号を交換機に送る方法は二通りある。一つはパルス方式
で、交換機からの電流を番号数字の数だけオン・オフす
る。交換機は電流のオン・オフの数をカウントして番号
を判別している。もう一つはトーン方式で、番号の数字
に対応した周波数の信号を送る。交換機はその周波数か
ら番号を判別している。本装置はモデムから送られてく
る番号の信号を電話番号に変換する機能と、任意の電話
番号を登録できる機能を持つことにより、モデムから送
られた電話番号と登録してある番号とを照合することが
できる。また、デジタル回線の場合は、ターミナルアダ
プタに任意の電話番号を登録する機能を付加することに
より、発信した電話番号と登録してある電話番号とを照
合することができる。アナログ回線デジタル回線共に照
合した上で、電話番号が異なる場合は回線を切断もしく
は警告する機能を持たせる。

【０００６】

【実施例】アナログ回線の場合、本装置をモデムとＮＴ
Ｔ回線の間に設置することにより、インターネットに接
続する度にモデムが発信した電話番号を判別することが
できる。またデジタル回線の場合、ターミナルアダプタ
を本装置にすることにより、インターネットに接続する
度にターミナルアダプタが発信した電話番号を判別する
ことができる。

【０００７】

【発明の効果】インターネットのホームページを閲覧中
に、特定の部分をクリックするよう意図的にしむけら
れ、クリックすると通信ソフトがパソコンにダウンロー
ドされる。すると、設定してある本来のプロバイダーの
電話番号を国際電話等に書き換えられ、気がつかぬうち
に国際電話等につながってしてしまい、多額の通信料を
請求されるというトラブルを確実に防ぐことができる。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 電話回線がアナログの場合、装置に電話
   番号を登録させモデムが発信した電話番号を回線から読
   み取り、登録している番号と異なる時に回線を切断もし
   くは警告する。
2. 【請求項２】 電話回線がデジタルの場合、ターミナル
   アダプタに電話番号を登録させ発信した番号と異なる時
   に回線を切断もしくは警告する。