JP2002176493A - 消費電流削減機能付き携帯電話機 - Google Patents
消費電流削減機能付き携帯電話機Info
- Publication number
- JP2002176493A JP2002176493A JP2000370144A JP2000370144A JP2002176493A JP 2002176493 A JP2002176493 A JP 2002176493A JP 2000370144 A JP2000370144 A JP 2000370144A JP 2000370144 A JP2000370144 A JP 2000370144A JP 2002176493 A JP2002176493 A JP 2002176493A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- current consumption
- mobile phone
- control unit
- received signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 消費電流を削減し限りある電池電圧を有効に
使用することができ、待ち受け時間および通話時間を延
ばすことができるような消費電流削減機能付き携帯電話
機を提供すること。 【解決手段】 消費電流削減機能付き携帯電話機は、無
線回線を介して伝送されてきたデータSRFを受信し、こ
れに対して所定の処理を施した後、受信信号SRとして
出力する無線手段1と、この無線手段1からの前記受信
信号SRを受け、これに基づく出力命令信号SOIを出力
するとともに、前記受信信号SRに対して所定の処理を
施す制御手段2と、この制御手段2からの前記出力命令
信号SOIを受け、これに基づく駆動信号SDを前記制御
手段2に供給することにより、前記制御手段2が前記受
信信号SRに対して所定の処理を施すための電源を供給
する駆動手段3と、を備えており、消費電流が削減され
る。
使用することができ、待ち受け時間および通話時間を延
ばすことができるような消費電流削減機能付き携帯電話
機を提供すること。 【解決手段】 消費電流削減機能付き携帯電話機は、無
線回線を介して伝送されてきたデータSRFを受信し、こ
れに対して所定の処理を施した後、受信信号SRとして
出力する無線手段1と、この無線手段1からの前記受信
信号SRを受け、これに基づく出力命令信号SOIを出力
するとともに、前記受信信号SRに対して所定の処理を
施す制御手段2と、この制御手段2からの前記出力命令
信号SOIを受け、これに基づく駆動信号SDを前記制御
手段2に供給することにより、前記制御手段2が前記受
信信号SRに対して所定の処理を施すための電源を供給
する駆動手段3と、を備えており、消費電流が削減され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源として電池を
用いる携帯電話機であって、消費電流を削減する機能を
有する消費電流削減機能付き携帯電話機に関する。
用いる携帯電話機であって、消費電流を削減する機能を
有する消費電流削減機能付き携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の携帯電話機の要部構成の
一例を示すブロック図である。図6において、無線部1
01は、無線回線を介して伝送されてきた電波信号(デ
ータ)SRFを受信し、これに対して所定の処理を施した
後、受信信号SRとして出力するものである。制御部1
02は、無線部101からの受信信号SRを受け、これ
に対して所定の処理を施すものである。駆動部103
は、例えば電界効果トランジスタ(FET)によるシリ
ーズレギュレータ104を有しており、該シリーズレギ
ュレータ104から制御部102に駆動信号SDを供給
することにより、制御部102が受信信号SRに対して
所定の処理を施すための電源を供給するものである。
一例を示すブロック図である。図6において、無線部1
01は、無線回線を介して伝送されてきた電波信号(デ
ータ)SRFを受信し、これに対して所定の処理を施した
後、受信信号SRとして出力するものである。制御部1
02は、無線部101からの受信信号SRを受け、これ
に対して所定の処理を施すものである。駆動部103
は、例えば電界効果トランジスタ(FET)によるシリ
ーズレギュレータ104を有しており、該シリーズレギ
ュレータ104から制御部102に駆動信号SDを供給
することにより、制御部102が受信信号SRに対して
所定の処理を施すための電源を供給するものである。
【0003】このような従来の携帯電話機において、デ
ータSRFを間欠的に受信する場合の動作について説明す
る。すなわち、データSRFは無線部101により所定の
周期(例えば、720ms)で受信され、該データSRF
に基づく受信信号SRが制御部102に順次供給され
る。この際、制御部102には、駆動部103のシリー
ズレギュレータ104から駆動信号SDが供給されるこ
とにより電源が供給され、受信信号SRに対して所定の
処理が施される。ここで、受信信号SRに対して処理を
施す制御部102の動作時には、例えば、20mA程度
の電流が流れ、一方、受信信号SRが存在していない制
御部102の非動作時には、例えば、数百μA程度の電
流が流れる。このように、シリーズレギュレータ104
は、制御部102に対して絶えず電源供給動作を行って
いる。
ータSRFを間欠的に受信する場合の動作について説明す
る。すなわち、データSRFは無線部101により所定の
周期(例えば、720ms)で受信され、該データSRF
に基づく受信信号SRが制御部102に順次供給され
る。この際、制御部102には、駆動部103のシリー
ズレギュレータ104から駆動信号SDが供給されるこ
とにより電源が供給され、受信信号SRに対して所定の
処理が施される。ここで、受信信号SRに対して処理を
施す制御部102の動作時には、例えば、20mA程度
の電流が流れ、一方、受信信号SRが存在していない制
御部102の非動作時には、例えば、数百μA程度の電
流が流れる。このように、シリーズレギュレータ104
は、制御部102に対して絶えず電源供給動作を行って
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シリー
ズレギュレータ104は、制御部102の動作時におけ
る動作効率が50%程度と悪く、動作に寄与していない
電圧に相当するエネルギーを熱エネルギー(熱損失)と
して放出している。すなわち、例えば、図7に示すよう
に、携帯電話機の動作可能な最低電池電圧を3.1Vと
し、制御部102に供給しなければならない電圧を1.
5Vとすると、その差の1.6Vに相当するエネルギー
を熱として損失していることになる。なお、前述したよ
うに、制御部102の動作時には、例えば、20mA程
度の電流が流れるが、このような大電流を流すためには
シリーズレギュレータ104の抵抗成分を小さくしなけ
ればならず、それを実現するためにはシリーズレギュレ
ータ104の回路規模を大きくしなければならない。
ズレギュレータ104は、制御部102の動作時におけ
る動作効率が50%程度と悪く、動作に寄与していない
電圧に相当するエネルギーを熱エネルギー(熱損失)と
して放出している。すなわち、例えば、図7に示すよう
に、携帯電話機の動作可能な最低電池電圧を3.1Vと
し、制御部102に供給しなければならない電圧を1.
5Vとすると、その差の1.6Vに相当するエネルギー
を熱として損失していることになる。なお、前述したよ
うに、制御部102の動作時には、例えば、20mA程
度の電流が流れるが、このような大電流を流すためには
シリーズレギュレータ104の抵抗成分を小さくしなけ
ればならず、それを実現するためにはシリーズレギュレ
ータ104の回路規模を大きくしなければならない。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
て為されたものであり、消費電流を削減し限りある電池
電圧を有効に使用することができ、待ち受け時間および
通話時間を延ばすことができるような消費電流削減機能
付き携帯電話機を提供することを目的としている。
て為されたものであり、消費電流を削減し限りある電池
電圧を有効に使用することができ、待ち受け時間および
通話時間を延ばすことができるような消費電流削減機能
付き携帯電話機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、第1に、本発明の消費電流削減機能付き携帯電話
機は、無線回線を介して伝送されてきたデータを受信
し、これに対して所定の処理を施した後、受信信号とし
て出力する無線手段と、この無線手段からの前記受信信
号を受け、これに基づく出力命令信号を出力するととも
に、前記受信信号に対して所定の処理を施す制御手段
と、この制御手段からの前記出力命令信号を受け、これ
に基づく駆動信号を前記制御手段に供給することによ
り、前記制御手段が前記受信信号に対して所定の処理を
施すための電源を供給する駆動手段と、を備え、消費電
流を削減するようにしたことを特徴としている。
ため、第1に、本発明の消費電流削減機能付き携帯電話
機は、無線回線を介して伝送されてきたデータを受信
し、これに対して所定の処理を施した後、受信信号とし
て出力する無線手段と、この無線手段からの前記受信信
号を受け、これに基づく出力命令信号を出力するととも
に、前記受信信号に対して所定の処理を施す制御手段
と、この制御手段からの前記出力命令信号を受け、これ
に基づく駆動信号を前記制御手段に供給することによ
り、前記制御手段が前記受信信号に対して所定の処理を
施すための電源を供給する駆動手段と、を備え、消費電
流を削減するようにしたことを特徴としている。
【0007】第2に、本発明の消費電流削減機能付き携
帯電話機は、前記第1に記載の消費電流削減機能付き携
帯電話機において、前記駆動手段が、前記制御手段から
の前記出力命令信号を受け、これに基づく切替え信号を
出力する切替え手段と、複数の電源供給手段を有し、前
記切替え手段からの前記切替え信号に応じて、前記複数
の電源供給手段のうち1つを選択し、選択した電源供給
手段からの出力を前記駆動信号として前記制御手段に供
給する駆動出力手段と、を有していることを特徴として
いる。
帯電話機は、前記第1に記載の消費電流削減機能付き携
帯電話機において、前記駆動手段が、前記制御手段から
の前記出力命令信号を受け、これに基づく切替え信号を
出力する切替え手段と、複数の電源供給手段を有し、前
記切替え手段からの前記切替え信号に応じて、前記複数
の電源供給手段のうち1つを選択し、選択した電源供給
手段からの出力を前記駆動信号として前記制御手段に供
給する駆動出力手段と、を有していることを特徴として
いる。
【0008】第3に、本発明の消費電流削減機能付き携
帯電話機は、前記第2に記載の消費電流削減機能付き携
帯電話機において、前記複数の電源供給手段が、シリー
ズレギュレータおよびDC−DCコンバータであり、デ
ータ受信時には前記DC−DCコンバータを選択し、デ
ータ非受信時には前記シリーズレギュレータを選択する
ことを特徴としている。
帯電話機は、前記第2に記載の消費電流削減機能付き携
帯電話機において、前記複数の電源供給手段が、シリー
ズレギュレータおよびDC−DCコンバータであり、デ
ータ受信時には前記DC−DCコンバータを選択し、デ
ータ非受信時には前記シリーズレギュレータを選択する
ことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら詳細に説明する。
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態の消費電流削減機能付き携帯電話機の要部構成を
示すブロック図である。図1において、無線部1は、無
線回線を介して伝送されてきた電波信号(データ)SRF
を受信し、これに対して所定の処理を施した後、受信信
号SRとして出力するものである。制御部2は、無線部
1からの受信信号SRを受け、これに基づく該制御部2
の状態(動作状態/非動作状態等)に対応する出力命令
信号SOIを出力するとともに、該受信信号SRに対して
所定の処理を施すものである。駆動部3は、制御部2か
らの出力命令信号SOIを受け、これに基づく駆動信号S
Dを制御部2に供給することにより、制御部2が受信信
号SRに対して所定の処理を施すための電源を供給する
ものである。
施形態の消費電流削減機能付き携帯電話機の要部構成を
示すブロック図である。図1において、無線部1は、無
線回線を介して伝送されてきた電波信号(データ)SRF
を受信し、これに対して所定の処理を施した後、受信信
号SRとして出力するものである。制御部2は、無線部
1からの受信信号SRを受け、これに基づく該制御部2
の状態(動作状態/非動作状態等)に対応する出力命令
信号SOIを出力するとともに、該受信信号SRに対して
所定の処理を施すものである。駆動部3は、制御部2か
らの出力命令信号SOIを受け、これに基づく駆動信号S
Dを制御部2に供給することにより、制御部2が受信信
号SRに対して所定の処理を施すための電源を供給する
ものである。
【0011】駆動部3は、切替え部31および駆動出力
部32を有している。図2に示すように、切替え部31
は、制御部2からの出力命令信号SOIを受け、これに基
づく切替え信号SSを駆動出力部32に供給するもので
ある。駆動出力部32は、複数の電源供給部321,3
22,…32n(nは自然数)を有しており、切替え部
31からの切替え信号SSに応じて、これらの電源供給
部321,322,…32nのうち1つを選択し、選択
した電源供給部からの出力を駆動信号SDとして制御部
2に供給するものである。
部32を有している。図2に示すように、切替え部31
は、制御部2からの出力命令信号SOIを受け、これに基
づく切替え信号SSを駆動出力部32に供給するもので
ある。駆動出力部32は、複数の電源供給部321,3
22,…32n(nは自然数)を有しており、切替え部
31からの切替え信号SSに応じて、これらの電源供給
部321,322,…32nのうち1つを選択し、選択
した電源供給部からの出力を駆動信号SDとして制御部
2に供給するものである。
【0012】このような本実施形態の携帯電話機におい
て、データSRFを間欠的に受信する場合の動作について
説明する。すなわち、データSRFは無線部1により所定
の周期(例えば、720ms)で受信され、該データS
RFに基づく受信信号SRが制御部2に順次供給される。
制御部2からは、受信信号SRに基づく該制御部2の状
態(動作状態/非動作状態等)に対応する出力命令信号
SOIが出力され、切替え部31に供給される。切替え部
31からは、出力命令信号SOIに基づく切替え信号SS
が出力され、駆動出力部32に供給される。駆動出力部
32では、この切替え信号SSに応じて、複数の電源供
給部321,322,…32nのうち1つ(動作効率の
良い、すなわち熱損失等が少なく消費電流が小さいも
の)が選択され、選択された電源供給部からの出力が駆
動信号SDとして制御部2に供給される。これによっ
て、制御部2には電源が供給され、無線部1から供給さ
れた受信信号SRに対して所定の処理が施される。
て、データSRFを間欠的に受信する場合の動作について
説明する。すなわち、データSRFは無線部1により所定
の周期(例えば、720ms)で受信され、該データS
RFに基づく受信信号SRが制御部2に順次供給される。
制御部2からは、受信信号SRに基づく該制御部2の状
態(動作状態/非動作状態等)に対応する出力命令信号
SOIが出力され、切替え部31に供給される。切替え部
31からは、出力命令信号SOIに基づく切替え信号SS
が出力され、駆動出力部32に供給される。駆動出力部
32では、この切替え信号SSに応じて、複数の電源供
給部321,322,…32nのうち1つ(動作効率の
良い、すなわち熱損失等が少なく消費電流が小さいも
の)が選択され、選択された電源供給部からの出力が駆
動信号SDとして制御部2に供給される。これによっ
て、制御部2には電源が供給され、無線部1から供給さ
れた受信信号SRに対して所定の処理が施される。
【0013】ここで、図3に示すように、受信信号SR
に対して処理を施す制御部2の動作時には、例えば、2
0mA程度の電流が流れる。制御部2の動作周期、すな
わち20mA程度の電流が流れる周期は、データSRFの
受信周期(例えば、720ms)と一致している。一
方、受信信号SRが存在していない制御部2の非動作時
には、例えば、数百μA程度の電流が流れる。
に対して処理を施す制御部2の動作時には、例えば、2
0mA程度の電流が流れる。制御部2の動作周期、すな
わち20mA程度の電流が流れる周期は、データSRFの
受信周期(例えば、720ms)と一致している。一
方、受信信号SRが存在していない制御部2の非動作時
には、例えば、数百μA程度の電流が流れる。
【0014】本実施形態の携帯電話機によれば、切替え
信号SS、すなわち制御部2の状態(動作状態/非動作
状態等)に応じて、複数の電源供給部321,322,
…32nのうち動作効率の良いもの(熱損失等が少なく
消費電流が小さいもの)が選択される。従って、消費電
流を削減し限りある電池電圧を有効に使用することがで
き、待ち受け時間および通話時間を延ばすことができ
る。
信号SS、すなわち制御部2の状態(動作状態/非動作
状態等)に応じて、複数の電源供給部321,322,
…32nのうち動作効率の良いもの(熱損失等が少なく
消費電流が小さいもの)が選択される。従って、消費電
流を削減し限りある電池電圧を有効に使用することがで
き、待ち受け時間および通話時間を延ばすことができ
る。
【0015】(第2実施形態)図4は、本発明の第2実
施形態の消費電流削減機能付き携帯電話機の要部構成を
示すブロック図である。図4において、無線部1は、無
線回線を介して伝送されてきた電波信号(データ)SRF
を受信し、これに対して所定の処理を施した後、受信信
号SRとして出力するものである。制御部2は、受信認
識部21を有しており、該受信認識部21で無線部1か
らの受信信号SRを受け認識し、これに基づく該制御部
2の状態(動作状態/非動作状態)に対応する出力命令
信号SOIを該受信認識部21から出力するとともに、受
信信号SRに対して所定の処理を施すものである。駆動
部3は、受信認識部21からの出力命令信号SOIを受
け、これに基づく駆動信号SDを制御部2に供給するこ
とにより、制御部2が受信信号SRに対して所定の処理
を施すための電源を供給するものである。
施形態の消費電流削減機能付き携帯電話機の要部構成を
示すブロック図である。図4において、無線部1は、無
線回線を介して伝送されてきた電波信号(データ)SRF
を受信し、これに対して所定の処理を施した後、受信信
号SRとして出力するものである。制御部2は、受信認
識部21を有しており、該受信認識部21で無線部1か
らの受信信号SRを受け認識し、これに基づく該制御部
2の状態(動作状態/非動作状態)に対応する出力命令
信号SOIを該受信認識部21から出力するとともに、受
信信号SRに対して所定の処理を施すものである。駆動
部3は、受信認識部21からの出力命令信号SOIを受
け、これに基づく駆動信号SDを制御部2に供給するこ
とにより、制御部2が受信信号SRに対して所定の処理
を施すための電源を供給するものである。
【0016】駆動部3は、切替え部31および駆動出力
部32を有している。図5に示すように、切替え部31
は、受信認識部21からの出力命令信号SOIを受け、こ
れに基づく切替え信号SSを駆動出力部32に供給する
ものである。駆動出力部32は、例えば電界効果トラン
ジスタ(FET)によるシリーズレギュレータ4および
例えばスイッチングレギュレータ型のDC−DCコンバ
ータ(直流−直流変換器)5を有しており、切替え部3
1からの切替え信号SSに応じて、シリーズレギュレー
タ4およびDC−DCコンバータ5のうちいずれか一方
を選択し、選択したものからの出力を駆動信号SDとし
て制御部2に供給するものである。
部32を有している。図5に示すように、切替え部31
は、受信認識部21からの出力命令信号SOIを受け、こ
れに基づく切替え信号SSを駆動出力部32に供給する
ものである。駆動出力部32は、例えば電界効果トラン
ジスタ(FET)によるシリーズレギュレータ4および
例えばスイッチングレギュレータ型のDC−DCコンバ
ータ(直流−直流変換器)5を有しており、切替え部3
1からの切替え信号SSに応じて、シリーズレギュレー
タ4およびDC−DCコンバータ5のうちいずれか一方
を選択し、選択したものからの出力を駆動信号SDとし
て制御部2に供給するものである。
【0017】
【表1】
【0018】ここで、表1に示すように、シリーズレギ
ュレータ4は、「小電流の時、動作効率が良い」という
長所を有している反面、「大電流の時、動作効率が悪い
(50%)」、「大電流を流すためには、抵抗成分を小
さくする目的で回路規模が大きくなる」という短所を有
している。一方、DC−DCコンバータ5は、「大電流
の時、動作効率が良い(80〜90%)」という長所を
有している反面、「小電流の時、動作効率が悪い(40
%)」という短所を有している。本実施形態では、この
ようなシリーズレギュレータ4およびDC−DCコンバ
ータ5の特徴を生かし、データ受信時すなわち制御部2
の動作状態では、DC−DCコンバータ5が選択され、
データ非受信時すなわち制御部2の非動作状態では、シ
リーズレギュレータ4が選択されるようになっている。
ュレータ4は、「小電流の時、動作効率が良い」という
長所を有している反面、「大電流の時、動作効率が悪い
(50%)」、「大電流を流すためには、抵抗成分を小
さくする目的で回路規模が大きくなる」という短所を有
している。一方、DC−DCコンバータ5は、「大電流
の時、動作効率が良い(80〜90%)」という長所を
有している反面、「小電流の時、動作効率が悪い(40
%)」という短所を有している。本実施形態では、この
ようなシリーズレギュレータ4およびDC−DCコンバ
ータ5の特徴を生かし、データ受信時すなわち制御部2
の動作状態では、DC−DCコンバータ5が選択され、
データ非受信時すなわち制御部2の非動作状態では、シ
リーズレギュレータ4が選択されるようになっている。
【0019】このような本実施形態の携帯電話機におい
て、データSRFを間欠的に受信する場合の動作について
説明する。すなわち、データSRFは無線部1により所定
の周期(例えば、720ms)で受信され、該データS
RFに基づく受信信号SRが制御部2の受信認識部21に
順次供給される。受信認識部21からは、受信信号S R
に基づく該制御部2の状態(動作状態/非動作状態)に
対応する出力命令信号SOIが出力され、切替え部31に
供給される。切替え部31からは、出力命令信号SOIに
基づく切替え信号SSが出力され、駆動出力部32に供
給される。駆動出力部32では、この切替え信号SSに
応じて、シリーズレギュレータ4およびDC−DCコン
バータ5のうちいずれか一方(データ受信時にはDC−
DCコンバータ5、データ非受信時にはシリーズレギュ
レータ4)が選択され、選択されたものからの出力が駆
動信号SDとして制御部2に供給される。これによっ
て、制御部2には電源が供給され、無線部1から供給さ
れた受信信号SRに対して所定の処理が施される。な
お、制御部2に流れる電流の波形および大きさについて
は、前述した第1実施形態の場合と同様である(図3参
照)。
て、データSRFを間欠的に受信する場合の動作について
説明する。すなわち、データSRFは無線部1により所定
の周期(例えば、720ms)で受信され、該データS
RFに基づく受信信号SRが制御部2の受信認識部21に
順次供給される。受信認識部21からは、受信信号S R
に基づく該制御部2の状態(動作状態/非動作状態)に
対応する出力命令信号SOIが出力され、切替え部31に
供給される。切替え部31からは、出力命令信号SOIに
基づく切替え信号SSが出力され、駆動出力部32に供
給される。駆動出力部32では、この切替え信号SSに
応じて、シリーズレギュレータ4およびDC−DCコン
バータ5のうちいずれか一方(データ受信時にはDC−
DCコンバータ5、データ非受信時にはシリーズレギュ
レータ4)が選択され、選択されたものからの出力が駆
動信号SDとして制御部2に供給される。これによっ
て、制御部2には電源が供給され、無線部1から供給さ
れた受信信号SRに対して所定の処理が施される。な
お、制御部2に流れる電流の波形および大きさについて
は、前述した第1実施形態の場合と同様である(図3参
照)。
【0020】本実施形態の携帯電話機によれば、切替え
信号SS、すなわち制御部2の状態(動作状態/非動作
状態)に応じて、シリーズレギュレータ4およびDC−
DCコンバータ5のうち動作効率の良いもの(熱損失等
が少なく消費電流が小さいもの)が選択される。具体的
には、大電流(例えば、20mA程度)が流れる制御部
2の動作状態では、DC−DCコンバータ5が選択さ
れ、小電流(例えば、数百μA程度)が流れる制御部2
の非動作状態では、シリーズレギュレータ4が選択され
る。従って、消費電流を削減し限りある電池電圧を有効
に使用することができ、待ち受け時間および通話時間を
延ばすことができる。また、大電流が流れる制御部2の
動作状態では、シリーズレギュレータ4を選択しないよ
うにしており、シリーズレギュレータ4の回路規模を大
きくしなくて済む。
信号SS、すなわち制御部2の状態(動作状態/非動作
状態)に応じて、シリーズレギュレータ4およびDC−
DCコンバータ5のうち動作効率の良いもの(熱損失等
が少なく消費電流が小さいもの)が選択される。具体的
には、大電流(例えば、20mA程度)が流れる制御部
2の動作状態では、DC−DCコンバータ5が選択さ
れ、小電流(例えば、数百μA程度)が流れる制御部2
の非動作状態では、シリーズレギュレータ4が選択され
る。従って、消費電流を削減し限りある電池電圧を有効
に使用することができ、待ち受け時間および通話時間を
延ばすことができる。また、大電流が流れる制御部2の
動作状態では、シリーズレギュレータ4を選択しないよ
うにしており、シリーズレギュレータ4の回路規模を大
きくしなくて済む。
【0021】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、本発
明の消費電流削減機能付き携帯電話機によれば、受信状
態、すなわち制御手段の状態(動作状態/非動作状態
等)に応じて、複数の電源供給手段のうち動作効率の良
いもの(熱損失等が少なく消費電流が小さいもの)が選
択される。従って、消費電流を削減し限りある電池電圧
を有効に使用することができ、待ち受け時間および通話
時間を延ばすことができる。
明の消費電流削減機能付き携帯電話機によれば、受信状
態、すなわち制御手段の状態(動作状態/非動作状態
等)に応じて、複数の電源供給手段のうち動作効率の良
いもの(熱損失等が少なく消費電流が小さいもの)が選
択される。従って、消費電流を削減し限りある電池電圧
を有効に使用することができ、待ち受け時間および通話
時間を延ばすことができる。
【図1】本発明の第1実施形態の消費電流削減機能付き
携帯電話機の要部構成を示すブロック図である。
携帯電話機の要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した第1実施形態の消費電流削減機能
付き携帯電話機における駆動部の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
付き携帯電話機における駆動部の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図1に示した第1実施形態の消費電流削減機能
付き携帯電話機における制御部に流れる電流の波形およ
び大きさを示す図である。
付き携帯電話機における制御部に流れる電流の波形およ
び大きさを示す図である。
【図4】本発明の第2実施形態の消費電流削減機能付き
携帯電話機の要部構成を示すブロック図である。
携帯電話機の要部構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示した第2実施形態の消費電流削減機能
付き携帯電話機における駆動部の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
付き携帯電話機における駆動部の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図6】従来の携帯電話機の要部構成の一例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図7】図6に示した従来の携帯電話機におけるシリー
ズレギュレータによる熱損失を説明するための図であ
る。
ズレギュレータによる熱損失を説明するための図であ
る。
1 無線部 2 制御部 3 駆動部 4 シリーズレギュレータ 5 DC−DCコンバータ 31 切替え部 32 駆動出力部 321〜32n 電源供給部 SRF 電波信号(データ) SR 受信信号 SOI 出力命令信号 SS 切替え信号 SD 駆動信号
Claims (3)
- 【請求項1】 無線回線を介して伝送されてきたデータ
を受信し、これに対して所定の処理を施した後、受信信
号として出力する無線手段と、 この無線手段からの前記受信信号を受け、これに基づく
出力命令信号を出力するとともに、前記受信信号に対し
て所定の処理を施す制御手段と、 この制御手段からの前記出力命令信号を受け、これに基
づく駆動信号を前記制御手段に供給することにより、前
記制御手段が前記受信信号に対して所定の処理を施すた
めの電源を供給する駆動手段と、を備え、消費電流を削
減するようにしたことを特徴とする消費電流削減機能付
き携帯電話機。 - 【請求項2】 前記駆動手段が、 前記制御手段からの前記出力命令信号を受け、これに基
づく切替え信号を出力する切替え手段と、 複数の電源供給手段を有し、前記切替え手段からの前記
切替え信号に応じて、前記複数の電源供給手段のうち1
つを選択し、選択した電源供給手段からの出力を前記駆
動信号として前記制御手段に供給する駆動出力手段と、
を有していることを特徴とする請求項1に記載の消費電
流削減機能付き携帯電話機。 - 【請求項3】 前記複数の電源供給手段が、シリーズレ
ギュレータおよびDC−DCコンバータであり、データ
受信時には前記DC−DCコンバータを選択し、データ
非受信時には前記シリーズレギュレータを選択すること
を特徴とする請求項2に記載の消費電流削減機能付き携
帯電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000370144A JP2002176493A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 消費電流削減機能付き携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000370144A JP2002176493A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 消費電流削減機能付き携帯電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002176493A true JP2002176493A (ja) | 2002-06-21 |
Family
ID=18840076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000370144A Pending JP2002176493A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 消費電流削減機能付き携帯電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002176493A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7251737B2 (en) | 2003-10-31 | 2007-07-31 | Sandbridge Technologies, Inc. | Convergence device with dynamic program throttling that replaces noncritical programs with alternate capacity programs based on power indicator |
-
2000
- 2000-12-05 JP JP2000370144A patent/JP2002176493A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7251737B2 (en) | 2003-10-31 | 2007-07-31 | Sandbridge Technologies, Inc. | Convergence device with dynamic program throttling that replaces noncritical programs with alternate capacity programs based on power indicator |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8085013B2 (en) | DC power converter and mode-switching method | |
KR100479948B1 (ko) | 이동무선전화기 | |
JP2754928B2 (ja) | 無線選択呼出受信機 | |
CN107395014A (zh) | 供电电路、电子组件、手机终端和供电控制方法 | |
JPH11353040A (ja) | 電源装置 | |
JP2004289993A (ja) | スイッチ・モード電源の制御方法 | |
US20140235301A1 (en) | Configurable dc-dc converter | |
US20040113495A1 (en) | Power supply method and apparatus | |
JP2002176493A (ja) | 消費電流削減機能付き携帯電話機 | |
US7269447B2 (en) | Portable telephone terminal and power supply method | |
JP4185583B2 (ja) | 通信制御装置および方法 | |
CN112672408B (zh) | 基带芯片功耗控制的方法、装置、移动终端和存储介质 | |
JPH10327575A (ja) | 電源回路 | |
CN110739916B (zh) | 供电电路和终端设备 | |
JP2006353059A (ja) | 無線部電源制御装置及び移動無線通信装置 | |
JPH09149629A (ja) | 昇圧回路 | |
JPH11186952A (ja) | 携帯電話機用電源装置 | |
CN116634541B (zh) | 一种供电电路、供电方法和电子设备 | |
CN110504723B (zh) | 充电功率调整方法及装置 | |
US20240297573A1 (en) | Method and apparatus for reducing audible buzz from a switching-mode power supply | |
JP3716255B2 (ja) | 降圧dc−dcコンバータおよび端末装置 | |
JP2005252635A (ja) | 送受信装置 | |
JPS62155770A (ja) | スイツチングレギユレ−タ | |
KR100578651B1 (ko) | 절전 기능을 가지는 무선통신 단말기 및 그 방법 | |
KR100337237B1 (ko) | 스위칭 전원 장치의 절전 회로 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060324 |