JP2002175405A - 適応型ネットワークサービス提供方法及びその記録媒体 - Google Patents
適応型ネットワークサービス提供方法及びその記録媒体Info
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- JP2002175405A JP2002175405A JP2000373252A JP2000373252A JP2002175405A JP 2002175405 A JP2002175405 A JP 2002175405A JP 2000373252 A JP2000373252 A JP 2000373252A JP 2000373252 A JP2000373252 A JP 2000373252A JP 2002175405 A JP2002175405 A JP 2002175405A
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Abstract
サービス(組織)を進化させて適応型サービスを可能に
する。また、人間や外部の管理機構がなくても、自動的
にマスの傾向や社会傾向に応じたサービスを創発し、提
案する。 【解決手段】 システムを構成する要素とノードがネッ
トワークで接続されており、前記ノードにより実行され
るプログラムであるサイバーエンティテイ(以下、CE
と呼ぶ)が、ユーザの入力した情報、ユーザの履歴情
報、センサを介して取得した実世界の情報、CEの属性
情報などを取得し(環境センシング)、前記環境センシ
ングによって他のCE(B)に関する情報を取得し、前
記取得したCE(B)に関する情報に基づいてCE
(B)に関するリレーションシップ情報を生成し、これ
を記録し、リレーションシップ情報に基づいてインタラ
クションする相手のCEを選択し、インタラクションし
つつサービスの提供を行うものである。
Description
自律的に振舞うシステム構成要素が、ユーザの位置、生
体情報、天候、時間などの実世界の情報や、リソースの
稼働状況、サービスの情報、ユーザの履歴などのネット
ワーク内の情報をセンシングすることにより、ユーザの
個々の生活シーンにおいて、個々人の嗜好、関心、行動
パターン、健康状態、潜在的な要求や、マスの傾向、社
会的な流行を反映したサービスを提供する適応型サービ
ス提供方法とその処理手順をコンピュータが実行するた
めのプログラムを記載した記録媒体に関する。
システム構成要素が、ユーザの位置、生体情報、天候、
時間などの実世界の情報や、リソースの稼働状況、サー
ビスの情報、ユーザの履歴などのネットワーク内の情報
をセンシングすることにより、膨大なアクセス履歴を元
に、ユーザがアクセスしている情報に似たアクセス傾向
をもつ集団がアクセスしている別の情報を、ユーザに関
連情報として提示するアウェアネスネットがある。
バ紹介サービス」がある。これは、ネットワーク内で情
報サーバをアクセスする各ユーザの通信履歴情報を用い
て、ユーザが興味を示す可能性のある情報サーバを推定
して紹介するサービスである。その際に、情報サーバヘ
のアクセスユーザ数や、時間帯別アクセス回数、アクセ
ス時間間隔の平均値や確率密度関数などをベースに規定
した計算式を用いて算出している。
析だけに基づいているため、ユーザ嗜好の傾向への適応
は可能であるが、ユーザの個々の生活シーンにおけるそ
のときのユーザの状態(健康状態や感情)や取り巻く状
況(時刻、場所、同伴者など)、あるいは、情報アクセ
ス以外の習慣や行動パターン、情報アクセス以外の潜在
的な要求など、実世界の情報に基づいて抽出される傾向
への適応は扱えない。
的に履歴の管理や分析を行っているため、大規模な数の
ユーザを扱ったマスの傾向、社会的な流行を反映したサ
ービス提案を実現するには、管理コストの増大や取得す
べき情報属性の追加への対応などが問題となる。
しない適応型サービスシステムBio-Networking Arch
itecture(BNA)(参照文献1:The BNA project we
b site,http://netresearc.ics.uci.edu/bionet、参照
文献2:Techinical Report TR00-03 web site,http//n
etresearch.ics.uci.edu/bionet/publications/bionet-
TR00-03.doc)が提案されている。BNAでは、サービ
スコンポーネントを自律的に振舞うエージェントで実装
し、エージェントの振舞いに生物的要素を加えることに
よって、サービスコンポーネントが自己組織化する機能
をを実現する。そして、サービスコンポーネントの組織
によってサービスを提供する。
を自律的に振舞うエージェント(CE:Cyber Entit
y)で実装する。CEはユーザの利用状況に応じて、移
動、複製、死といった生物的動作を行う。また、CE間
でそれら動作ルールを遺伝的操作(交配・突然変異)す
ることで、新しい動作ルールをもつCEを創発する(進
化)。これにより、集中的な履歴の管理や分析を行わず
に、ユーザの利用状況に応じたサービスの運用を実現す
る。例えば、良く利用してくれるユーザの近くにCEを
移動させたり、人気のあるサービスは、複製をつくって
負荷分散できたりする。また人気のあるサービスを提供
するCEと交配することで、その傾向に応じた振舞いを
もつCEを創発する。
アクセスの傾向に対して、どのようにサービスコンポー
ネントを分布させるかなどというサービスの運用に関し
ては有効であるが、ユーザ個々人の嗜好に応じたサービ
スの提案は不可能である。また、BNAではCEの動作
ルールにおける進化に限定され、サービスそのものを進
化させることは不可能である。
進化させることで、環境に適応した新たなサービスを創
発する技術として、進化技術である遺伝的プログラミン
グ(GP:Generic Programming)技術をサービス生
成に適用した例(参照文献3:P.,Martin,“Genetic Pr
ogramming for Service Creation,”ICIN,Bordeaux,Fra
nce,pp.264-269,Jan.2000.)がある。
トネットワークのサービスシナリオを対象に、サービス
を構成するコンポーネント(SIB:Service Indepe
ndent Building Block)を要素とし、サービスシナリ
オ間でSIBを遺伝子として交配することで、サービス
を創発する。しかし、前記参照文献3の例では、新しく
創発されるサービスは、インテリジェントネットワーク
におけるSIBで記述できるサービスに限られる。これ
に対して、本発明では、どのようなサービスでも、CE
として実装することによってサービスの構成要素として
機能することが可能である。
るサービスの評価基準は固定的に定めている。しかし、
サービスが存在する環境に応じて望ましい評価基準は異
なるはずである。
ユーザの個々生活シーンにおけるそのときのユーザの状
態(健康状態や感情)や取り巻く状況(時刻、場所、同
伴者など)、あるいは、情報アクセス以外の習慣や行動
パターン、情報アクセス以外の潜在的な要求などへの適
応は扱えないという問題があった。
社会的な流行を反映したサービスの提案を実現するに
は、集中的な履歴の管理と分析では、管理・分析する量
が多くなるため、管理コストの増大や取得すべき情報属
性の追加への対応などの点から、現実的でないという問
題があった。
術に基づく適応型サービスは、特定のサービスコンポー
ネントに閉じたサービスの創発(GP:Genetic Prog
ramming)に留まり、また、創発したサービスごとに固
定的な評価基準を定める必要があった。しかし、オープ
ンな環境では、多種多様なサービスコンポーネントが存
在し、環境に応じて創発されるサービスやその評価基準
も異なるため、固定的に評価基準を定めることは現実的
ではないという問題があった。
が必要である。
ションで実現されるサービス(組織)を進化させて適応
型サービスが可能な技術を提供することにある。
前提とせずに、適応型サービスを提供することが可能な
技術を提供することにある。
構がなくても、自動的にマスの傾向や社会傾向に応じた
サービスを創発し、提案することが可能な技術を提供す
ることにある。
スの評価が可能な技術を提供することにある。
シーンに適応した多様なサービスの創発が可能な技術を
提供することにある。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
語を以下に定義する。 1)有線又は無線のネットワークで接続されたノードに
より実行されるプログラムであるサイバーエンティテイ
をCEと呼ぶ。 2)CEの動作環境を提供するコンピュータをノードと
する。ノードは、ネットワーク内のサーバだけでなく、
ユーザ端末を含む。ユーザ端末の例としては、PC、移
動端末、携帯端末がある。 3)ユーザに対して提供される作用をサービスと呼ぶ。 4)ユーザに対してサービスを提供するために必要な処
理を行う能力、又は処理に必要なデータを提供する能力
を持つものをシステム構成要素とし、システム構成要素
の例として、デバイス、ハードウェア、ソフトウェア、
情報、コンテンツ、サービスコンポーネント等を含め
る。サービスコンポーネントとは、デバイス、ハードウ
ェア、ソフトウェア、情報、コンテンツを利用するため
の機能を付加するソフトウェアである。 5)CEは、システム構成要素にアクセスしつつ処理を
行うことでサービスを提供する。その際に、1つのCE
が1つのサービスを提供する場合と、複数のCEが連携
して処理を行うことで、1つのサービスを提供する場合
がある。 6)CEは、ID、アドレス、サービスタイプ、サービ
ス情報、エネルギーレベル情報のうち少なくとも1つを
含む属性情報を持つ。CEは、環境センシングやインタ
ラクションによって取得した情報に基づいて、動作や処
理に関する意思決定を行うことによって、自律的に振舞
う。また、リソースを消費する対価としてエネルギーを
支払い、サービスを提供することによってユーザから、
直接的又は間接的にエネルギーを獲得する。間接的な場
合の例としては、他のCE、又はノード、又はリソース
を介して獲得するものがある。エネルギーの残量がある
基準以下になったCEは死ぬ。
に説明すれば、下記のとおりである。 第1の発明は、
システムを構成する要素とノードが有線又は無線のネッ
トワークで接続されており、前記ノードにより実行され
るCEにより行われる、適応型ネットワークサービス提
供方法であって、前記CEが、自分自身又は他のCE、
ノード、及びリソースのうち少なくとも1つから、ユー
ザの入力した情報、ユーザの履歴情報、センサを介して
取得した実世界の情報、CEの属性情報、ノード又はリ
ソースの提供する情報、及びサービス要求のうち少なく
とも1つを取得し(環境センシング)、前記環境センシ
ングによって他のCE(B)に関する情報を取得した場
合に、前記情報を保持するかを判定し、保持を判定した
場合に、前記取得したCE(B)に関する情報に基づい
てCE(B)に関するリレーションシップ情報を生成
し、これを記録し、リレーションシップ情報に基づいて
インタラクションする相手のCEを選択し、インタラク
ションしつつサービスの提供を行うものである。
分自身又は通信可能な他のCE、他のノード、及びリソ
ースから情報を取得する。CEとの通信方法としては、
ブロードキャストやマルチキャストによる方法や、相手
のIDやアドレスを指定できる場合にはユニキャストが
ある。CEがリレーションシップ情報としてIDやアド
レスを保持しているCEとは通信が可能であるので、セ
ンシングの対象とすることができる。
の環境をセンシングし、リレーションシップ情報を記録
することで自己組織化し、リレーションシップ情報に基
づいてインタラクションすることによってサービスを提
供する。これによって、人間や外部の管理機構を介さず
に、アドホックな環境においても自動的に環境に応じた
サービスを生成することができる。その際に、センシン
グやインタラクションを行うことにより、CEを取り囲
む局所的なユーザやマスの傾向を反映することができ
る。特に、CEが能動的にユーザの潜在的要求をセンシ
ングすることにより、明示的なユーザ要求がなくてもそ
れに応じたサービスを提案可能とする。
プに基づいてインタラクションするため、CEの設計者
がリレーションシップの形成ルールを設計することによ
って、CEのインタラクションに設計者の意図を反映さ
せることができる。
ノードが有線又は無線のネットワークで接続されてお
り、前記ノードにより実行されるCEにより行われる、
適応型ネットワークサービス提供方法であって、前記C
Eが、自分自身又は他のCE、ノード、及びリソースの
うち少なくとも1つから、ユーザの入力した情報、ユー
ザの履歴情報、センサを介して取得した実世界の情報、
CEの属性情報、ノード又はリソースの提供する情報、
及びサービス要求のうち少なくとも1つを取得し(環境
センシング)、この環境センシングによりサービスの提
供を行うものである。
ングによって取得した情報を解釈し、処理起動を判定す
る。
ラクションすることによってサービスを提供するのに対
し、第2の本発明によれば、1つのCEによってサービ
スを提供することを可能とする。これによって、サービ
スの柔軟性をより高めることができる。
ノードが有線又は無線のネットワークで接続されてお
り、前記ノードにより実行されるCEにより行われる、
適応型ネットワークサービス提供方法であって、前記C
Eが、自分自身又は他のCE、ノード、及びリソースの
うち少なくとも1つから、ユーザの入力した情報、ユー
ザの履歴情報、センサを介して取得した実世界の情報、
CEの属性情報、ノード又はリソースの提供する情報、
及びサービス要求のうち少なくとも1つを取得し(環境
センシング)、インタラクションを行う際に、送信する
情報を同報するかを判定し、同報を判定した場合に同報
し、同報された情報を受信し、これに応答したCEがイ
ンタラクションに加わり、インタラクションしつつサー
ビスを提供を行うものである。
一連の処理を行うCEの間で行われる通信をインタラク
ションと呼ぶ。
によってインタラクションするCEが規定されるのに対
し、第3の本発明によれば、インタラクションを環境に
対してオープンにすることによって、思いがけないCE
がインタラクションに加わることを可能とする。これに
よって、前記第1の発明における効果に加えて、CEの
設計者の意図しなかった、思いがけないサービスを創発
することが可能となる。
ットワークサービス提供方法において、インタラクショ
ンを行う際に、CEが送信する情報を同報するかを判定
し、同報を判定した場合に同報し、同報された情報を受
信し、これに応答したCEがインタラクションに加わる
ものである。
おいて、リレーションシップに基づいてインタラクショ
ンする際に、同時に環境に対してもインタラクションを
オープンにすることによって、前記第1の発明におい
て、前記第2の発明と同じ効果を得ることができる。
明、第4の発明のいずれか1つの適応型ネットワークサ
ービス提供方法において、CEが、インタラクションに
よって他のCE(B)に関する情報を取得した場合に、
該情報を保持するかを判定し、保持を判定した場合に、
前記取得したCE(B)に関する情報に基づいてCE
(B)に関するリレーションシップ情報を生成し、これ
を記録するものである。
第3の発明、第4の発明において、インタラクションに
よって取得した他のCEに関する情報をリレーションシ
ップ情報として保持する。これによって、CEの静的な
情報だけでなく、インタラクションの際に動的に観測さ
れた情報も保持することが可能となり、リレーションシ
ップ情報の精度を高めることができる。これによって、
CEの選択を効率化し、良いサービス(CEの組織)を
再現することが可能となる。
ことが可能となる。これによって、インタラクションで
きるCEの母集団を増やし、組織化の柔軟性を向上する
ことが可能となる。
明の適応型ネットワークサービス提供方法において、リ
レーションシップ情報の属性として、“CEの用途”及
び“CEの有効度”を含め、CEが該CEが保持してい
るリレーションシップ情報の“CEの用途”及び“CE
の有効度”を基準としてCE(B)を選択し、インタラ
クションを行うことが可能になる。
は第5発明において、“CEの用途”及び“CEの有効
度”をリレーションシップ情報に含めることで、リレー
ションシップ情報の精度を高めることができる。CE
は、これらの属性を基準としてCE(B)を選択するこ
とによって、より有効なCEとインタラクションを行う
ことが可能になる。
の適応型ネットワークサービス提供方法において、前記
CEが前記“CEの用途”に対してCE(B)の有効性
を評価し、前記評価結果に基づいてCE(B)の有効度
に関するリレーションシップ情報を更新するものであ
る。
は第5の発明において、用途に基づいて選択したCEと
インタラクションした場合に、インタラクションの内容
に基づいて用途に対するそのCEの有効性を評価するこ
とによって得られた情報をリレーションシップ情報とし
て記録することにより、リレーションシップ情報の精度
を高めることができる。これによって、CEの選択を効
率化し、良いサービス(CEの組織)を再現することが
可能となる。
明、第6の発明、第7の発明のいずれか1つの適応型ネ
ットワークサービス提供方法において、CEが該CEが
保持しているリレーションシップ情報に優先順位をつ
け、前記優先順位に基づいてリレーションシップ情報を
削除するものである。
第5の発明、第6の発明、第7の発明のいずれかにおい
て、リレーションシップ情報に優先順位を付けることに
より、必要に応じて優先順位の低い情報を削除する。こ
れによって、保持できるリレーションシップ情報の量に
制限がある場合でも、情報の質に配慮しながら効率良く
情報を管理することができる。また、有効でない(利用
されない)サービスを解消することができる。
の適応型ネットワークサービス提供方法において、CE
が他のCEが保持しているリレーションシップ情報を取
得するものである。
は第5の発明において、他のCEが保持しているリレー
ションシップ情報を取得することによって、CEが直接
情報を取得することができないCEに関するリレーショ
ンシップ情報を保持することが可能となる。これによっ
て、傾向に依存しない、意外性のある新たなサービスを
作り出すことが可能となる。
明の適応型ネットワークサービス提供方法において、C
Eが2つのCEから、それぞれが保持しているリレーシ
ョンシップ情報の一部を取得し、前記CEのリレーショ
ンシップ情報として記録するものである。
又は第5の発明において、他のCEが保持しているリレ
ーションシップ情報を取得することによって、CEが直
接情報を取得することができないCEに関するリレーシ
ョンシップ情報を保持することが可能となる。これによ
って、傾向に依存しない、意外性のある新たなサービス
を作り出すことが可能となる。
の発明の適応型ネットワークサービス提供方法におい
て、CEが複製を生成する際に、該CEが保持するリレ
ーションシップ情報の一部を変更し、前記変更したリレ
ーションシップ情報を、複製のリレーションシップ情報
としてセットするものである。
又は第5の発明において、既存のリレーションシップ情
報の一部を変更することによって、全く新しいリレーシ
ョンシップ情報を生成することが可能となる。また、C
Eが直接情報を取得することができないCEに関するリ
レーションシップ情報を保持することが可能となる。こ
れによって、傾向に依存しない、意外性のある新たなサ
ービスを作り出すことが可能となる。
の発明の適応型ネットワークサービス提供方法におい
て、CEが該CEがリレーションシップ情報を保持して
いない未知のCEを発見するために、ターゲットCEを
特定する条件を指定し、該CEがリレーションシップ情
報を保持している全てのCEに該条件を満たすターゲッ
トCEの発見を依頼し、発見の依頼を受けた各CEが、
自身が保持するリレーションシップ情報を検索し、ター
ゲットCEを発見できない場合には、自身がリレーショ
ンシップ情報を保持している全てのCEに再度発見を依
頼し、前記を繰り返すことによってターゲットCEを発
見するものである。
又は第5の発明において、目的とするCEが環境の中に
なかった場合でも、リレーションシップを辿ることでC
Eが直接情報を取得することができなかったCEを発見
することができる。
型ネットワークサービス提供方法において、CEがリレ
ーションシップ情報に基づいて発見を依頼するCEを選
択する際に、該CEが、ある特定のリレーションシップ
情報の属性を基準として、発見を依頼するCEを選択す
るものである。
明において、リレーションシップ情報の属性を使って発
見を行うことによって、より有効なCEを効率的に発見
することが可能となる。
素とノードが有線又は無線のネットワークで接続されて
おり、前記ノードにより実行されるCEにより行われる
サービス提供方法であって、前記CEが、自分自身又は
他のCE、ノード、及びリソースのうち少なくとも1つ
から、ユーザの入力した情報、ユーザの履歴情報、セン
サを介して取得した実世界の情報、CEの属性情報、ノ
ード又はリソースの提供する情報、及びサービス要求の
うち少なくとも1つを取得し(環境センシング)、前記
環境センシングによってユーザの携帯端末であるノード
を識別し、前記ノードを移動先として選択するものであ
る。
って移動し、移動先で新たなCEと出会うことによっ
て、ユーザの行動パターンを反映したサービスを提供す
ることが可能となる。
型ネットワークサービス提供方法において、CEが有効
と判断している他のCE(B)が移動したことを環境セ
ンシングによって検出し、CE(B)の移動先のノード
を発見し、該ノードを移動先として選択するものであ
る。
において、有効なCEと常に通信できるようにすること
により、有効な組織が必ず再現できるように保証するこ
とが可能となる。
素とノードが有線又は無線のネットワークで接続されて
おり、前記ノードにより実行されるCEにより行われる
サービス提供方法であって、前記CEが、自分自身又は
他のCE、ノード、及びリソースのうち少なくとも1つ
から、ユーザの入力した情報、ユーザの履歴情報、セン
サを介して取得した実世界の情報、CEの属性情報、ノ
ード又はリソースの提供する情報、及びサービス要求の
うち少なくとも1つを取得し(環境センシング)、ノー
ドの故障を検出し、安全なノードを判定し、移動先とし
て選択するものである。
理機構を介さずにシステムの信頼性を向上することが可
能となる。
素とノードが有線又は無線のネットワークで接続されて
おり、前記ノードにより実行されるサイバーエンティテ
ィ(以下、CEと呼ぶ)により行われるサービス提供方
法であって、前記CEが、自分自身又は他のCE、ノー
ド、及びリソースのうち少なくとも1つから、ユーザの
入力した情報、ユーザの履歴情報、センサを介して取得
した実世界の情報、CEの属性情報、ノード又はリソー
スの提供する情報、及びサービス要求のうち少なくとも
1つを取得し(環境センシング)、該CEと同じサービ
スを提供するCEの数が少ないノードを移動先として選
択するものである。
きなかった新しいサービスが自動的に利用できるように
なることで、新しい傾向を発生させ、ユーザに提案する
ことが可能となる。
素とノードが有線又は無線のネットワークで接続されて
おり、前記ノードにより実行されるCEにより行われる
サービス提供方法であって、前記CEが、自分自身又は
他のCE、ノード、及びリソースのうち少なくとも1つ
から、ユーザの入力した情報、ユーザの履歴情報、セン
サを介して取得した実世界の情報、CEの属性情報、ノ
ード又はリソースの提供する情報、及びサービス要求の
うち少なくとも1つを取得し(以下、環境センシングと
呼ぶ)、ユーザの利用頻度が高いサービスを提供してい
るCEが存在するノードを移動先として選択するもので
ある。
ービス利用傾向に応じてサービスの配置を変更すること
が可能となる。
5の発明の適応型ネットワークサービス提供方法におい
て、CEがユーザの利用頻度が高いサービスを提供して
いるCEを判定し、前記CEの情報を取得し、リレーシ
ョンシップ情報を生成し、これを記録するものである。
又は第5の発明において、マスユーザのサービス利用傾
向に応じて新しいサービスを創発することが可能とな
る。
19の発明のうちいずれか1つの適応型ネットワークサ
ービス提供方法の処理手順を、コンピュータに実行させ
るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体である。
発明乃至第19の発明の適応型ネットワークサービス提
供方法の処理手順のプログラムを持ち出しできるので、
マスユーザのサービス利用がさらに便利になる。
施形態(実施例)とともに図面を参照して詳細に説明す
る。
る適応型ネットワークサービスシステムの一実施例の全
体構成図である。
ットワークサービスシステム、ネットワークを介してア
クセスできるシステム構成要素群101と、ユーザの位
置、生体情報などのユーザに関する情報や、空気中の窒
素ガスの濃度、湿度、ドアの開閉、ポットの水位、電灯
のON/OFF、風速、水深、電導率、輝度、臭気、交
通状況、食品の鮮度、室温、降水量、などの自然環境に
関する情報などの実世界情報を取得するためのセンサ群
102と、CEを実行するノード(コンピュータ)10
5と、システム構成要素、センサ、ノード間を接続する
無線ネットワーク106から構成されている。
他に、CEの機能を提供するCE部103と、ユーザの
認証情報又は履歴情報を含むユーザ情報を管理するユー
ザ情報管理部111と、隣接ノードにアクセスするため
に必要な情報を管理する隣接ノード情報管理部112
と、CEを生成したり、ノード内に存在するCEを登録
し管理するノード内CEライフサイクル管理部113
と、リソースを管理するリソース管理部114から構成
される。
アクセスすることができないものを指す。これらのセン
サ群102は、CEが例えばデータベースを介してしか
アクセスできない。これに対して、CEが直接アクセス
可能なセンサは、前記システム構成要素101として扱
う。
4の一実施例を示す構成図である。
に示すように、ノード105内のリソースに関する情報
を管理するリソース情報管理手段1141と、CEに対
してリソースの割当を行うリソース割り当て手段114
2と、リソースを提供した対価としてCEからエネルギ
ーを徴収する手段1143から構成される。
施例を示す構成図である。
うに、CEのID、アドレス、エネルギーレベル、サー
ビスタイプなどの属性情報を管理するCE属性情報管理
部1031と、環境センシングによって取得した情報を
解釈することによって環境を認識するための環境認識部
1032と、CEの処理ロジックや処理に必要なデータ
を管理している処理部1033と、CEが移動、死、な
どの動作を行うための動作部と、リレーションシップ情
報を生成し管理するリレーションシップ情報管理部と、
インタラクション部から構成される。
の一実施例の詳細図である。
示すように、環境センシング手段10321と、環境情
報解釈手段10322から構成される。
実施例の詳細図である。
ように、CEの動作ルール群10341と、環境認識情
報に基づいて動作起動を判定する動作起動判定手段10
342と、移動手段10343と、複製生成手段103
44と、交配手段10345と、消滅手段10346
と、エネルギー交換手段10347から構成される。
実施例の詳細図である。
ように、処理ロジック10333、処理データ1033
4と、処理起動を判定するための処理起動判定手段10
331と、処理を起動し実行するための処理起動手段1
0332から構成される。
情報管理部1035の一実施例の詳細図である。
1035は、図7に示すように、新しく取得した情報を
保持するかを判定する新規情報保持判定手段10351
と、リレーションシップ情報を生成し、記録するリレー
ションシップ情報記録手段10352と、リレーション
シップ情報をランダムに変更するリレーションシップ情
報ランダム変更手段10353と、リレーションシップ
情報検索手段10354と、リレーションシップ情報取
得手段10355と、リレーションシップ情報をランダ
ムに選択するリレーションシップ情報ランダム選択手段
10356と、リレーションシップ情報評価手段103
57と、リレーションシップ情報削除手段10358か
ら構成される。
1036の一実施例の詳細図である。
は、図8に示すように、リレーションシップ情報に基づ
いてインタラクションすることを判定するリレーション
シップ利用判定手段10361と、リレーションシップ
情報に基づいてCEを選択するCE選択手段10362
と、選択した特定のCEに対して情報を送信するための
選択CEへの送信手段10363と、他のCEからイン
タラクションのために送信された情報を受信する受信手
段10364と、受信した情報を解釈するインタラクシ
ョン情報解釈手段10365と、インタラクションの際
に送信する情報を同報することを判定する手段1036
6と、同報する範囲を選択して同報する同報手段103
67と、インタラクションの結果相手のCEの有効性を
評価するCE評価手段10368から構成される。
ービスシステムのノードにログインしてからサービス要
求に基づいてサービスが提供されるまでの動作手順を示
すフローチャートである。
ステムでは、ユーザがユーザを表すCEを生成すること
のできるノードにログインしてから、サービス要求を出
し、サービスが提供される。すなわち、図9に示すよう
に、 1)ユーザが、ユーザを表すCEを生成し得るノードに
ログインすると、ノード内又はネットワークを介して他
のノードのユーザ情報管理部111から、ユーザID、
興味、履歴、サービス利用頻度の少なくとも1つを含む
ユーザ情報を取得し(ステップ510)、ユーザを表す
CEを生成する(ステップ520)。表1に、ユーザの
CEの属性情報のテーブルの例を示す。
ていても良い。その場合は、ステップ520でユーザを
表すCEを生成する代わりに、ノード内又はネットワー
クを介して他のノードからユーザを表すCEを取得し、
ステップ510で取得したユーザ情報をセットする。
グすることによって(環境センシング手段10321、
ステップ530)取得したCEの情報に基づいて、リレ
ーションシップ情報を生成し、記録する(リレーション
シップ情報記録手段10352、ステップ540)。
部(112)、ノード内CEライフサイクル管理部(1
13)、CE部(103)、リソース管理部(114)
などから情報を取得することによって行う。
ングする際に、同じノード内に存在するCEの情報をノ
ード内CEライフサイクル管理部(113)から取得す
ることによって、表2に示す2つのCEに関するリレー
ションシップ情報を生成し、記録する。その際に、各C
EのID(0102、0555)とアドレスをリレーシ
ョンシップ情報として記録する。なお、CE0102、
0555のCE属性情報のテーブル例を、表3、4に示
す。
持しているCEに対して、サービス情報をユーザの携帯
端末に表示するように要求を出す。要求を受信したCE
は、ユーザの携帯端末上にサービス情報(CEの属性情
報の1つ)を表示する。
編サービスとゲーム)がサービス情報を表示する(ステ
ップ550)。
ップ560)、リレーションシップのあるCEの中か
ら、そのサービスを提供するCEを特定し(リレーショ
ンシップ情報検索手段10354、ステップ570)、
特定したCEに対してサービス要求を送信する(ステッ
プ580)。
合、ユーザを表すCEは、リレーションシップ情報テー
ブル(表2)の各CEに対して処理内容を問い合わせ、
映画予告編を提供するCE(CE0102)を特定し、
サービスを要求する。
を起動するかを判定し(処理起動判定手段10331、
ステップ590)、処理を起動する(処理起動手段10
332、ステップ600)。その際に、リレーションシ
ップ情報テーブル(表5)に基づいて、ユーザの携帯端
末ディスプレイを制御するCEをインタラクションの相
手として選択し、インタラクションしてサービスを提供
する(ステップ610)。
手段について説明する。
法がある。
に、CEが、該CEにとって必要な情報の内容又は提供
者に関する条件(これを、取得情報条件と呼ぶ)を予め
指定しておき(ステップ1001)、自分自身又は他の
CE、ノード、及びリソースから取得した情報(これを
環境情報と呼ぶ)に基づいて、取得情報条件を満たす環
境情報の提供者(他のCE、ノード、リソース)を特定
し(ステップ1002)、特定できた時に該提供者から
該環境情報を取得する(ステップ1003)。以下にそ
の一例を示す。
温情報を発信するセンサを制御するCEを特定し、気温
情報を取得する。このとき、気温情報を発信するセンサ
を制御するCEを特定する方法としては、他のCEから
教えてもらう場合や、他のCEとのメッセージ交換によ
って取得した情報によって分かる場合や、センサのCE
が自身の扱うセンサ情報の内容を周囲に発信している場
合などがある。
定し、ユーザを表すCEを特定し、ユーザを表すCEが
保持しているユーザの嗜好情報を取得する。ユ−ザを表
すCEを特定する方法としては、他のCEに聞く場合
や、他のCEとのメッセージ交換によって取得した情報
によって分かる場合やユーザを表すCE自身が自己の情
報を周囲に発信している場合がある。
て、環境情報に対してその提供者や取得方法が予め定ま
っている場合である。CEが、該CEにとって必要な情
報の内容又は提供者に関する条件(これを取得情報条件
と呼ぶ)を予め指定しておき、取得情報条件を満たす情
報の提供者から該環境情報を取得する。
処理フロー(図10(a))から、「環境情報提供者の
特定」を削除したフローである。以下にその一例を示
す。
特定し、ノ−ド上のリソース管理部のAPIを用いてリ
ソ−スの負荷情報を取得する。リソ−ス管理部は、CE
に対してリソースの情報を取得するためのAPIを提供
している。
して指定し、自分自身からエネルギーレベル情報を取得
する。CEは、自分自身のエネルギーレベル情報を取得
する手段を持つ。
条件として指定し、ノードのCEライフサイクル管理部
からノード上のCEの名前を取得する。CEライフサイ
クル管理部は、CEに対してAPIを提供している。
方法において、一旦特定した相手から周期的に環境情報
を取得する。
に、CEが、該CEにとって必要な情報の内容又は提供
者に関する条件(これを取得情報条件と呼ぶ)を予め指
定しておき(ステップ1004)、自分自身又は他のC
E、ノード、及びリソースから取得した情報(これを環
境情報と呼ぶ)の中から、該取得情報条件を満たす環境
情報を選択することによって必要な情報を取得する(ス
テップ1005)。
前記図10(a)から環境情報提供者の特定、環境情報
取得を削除し、代わりに環境情報の選択を入れたもので
ある。
に、CEが、該CEにとって必要な情報の内容又は提供
者に関する条件(これを取得情報条件と呼ぶ)と、取得
情報条件を満たす環境情報を取得するトリガを与える情
報の内容又は提供者に関する条件(これをトリガ条件と
呼ぶ)を予め指定しておき(ステップ1006)、自分
自身又は他のCE、ノード、及びリソースから取得した
情報(これを環境情報と呼ぶ)に基づいて、取得情報条
件を満たす環境情報の提供者(他のCE、ノ−ド、リソ
ース)及びトリガ条件を満たす情報の提供者を特定し
(ステップ1007)、トリガを与える情報の提供者か
ら情報を取得することによってトリガを生成し(ステッ
プ1008)、このトリガに基づいて環境情報の提供者
から該環境情報を取得する。
は他のCE、ノード、及びリソースが保持する情報であ
る。そして、該CEは、トリガとしたい情報を保持する
相手に、情報の変化をイベントとして該CEに通知する
ことを予め依頼しておき、イベントの通知を受けること
によってトリガを生成する。
前記図10(a)にトリガの条件の指定、トリガの提供
者特定、トリガの生成を加えたものである。
ガを生成する一例を以下に示す。
知するように、リソース管理部に依頼する。リソース管
理部はイベント通知する。CB属性情報管理部はイベン
ト通知機能を具備する。
めた値以下になったらイベントとして通知するようにC
E属性情報管理部に依頼する。CB属性情報管理部はイ
ベント通知機能を具備する。
らイベントとして通知するように、センサを制御するC
Eに依頼する。CEのインタラクション部はイべントと
して通知機能を具備する。
してきたらイベントを通知するようにノードに依頼す
る。ノードのノード内CEライフサイクル管理部はイべ
ント通知機能を具備する。
ベントを通知するようにユーザを表すCEに依頼する。
ユーザを表すCEのインタラクション部はイベント通知
機能を具備する。
て、環境情報に対してその提供者や取得方法が予め定ま
っている場合である。CEが、該CEにとって必要な情
報の内容又は提供者に関する条件(これを取得情報条件
と呼ぶ)と、取得情報条件を満たす環境情報を取得する
トリガを与える情報の内容又は提供者に関する条件(こ
れをトリガ条件と呼ぶ)を予め指定しておき、トリガを
与える情報の提供者から情報を取得することによってト
リガを生成し、このトリガに基づいて環境情報の提供者
から該環境情報を取得する。
ら「環境情報提供者の特定」と「トリガの提供者の特
定」のいずれか、又は両方を削除したフローである。
方法において、一旦特定した相手から周期的に環境情報
を取得する。
は(7)の方法において、CEが環境情報を取得のトリ
ガを生成する別の方法として、該CEがトリガ条件を予
め指定しておき、該CEが、該CE又は他のCE、ノー
ド、及びソ−スから環境情報を取得した際に、該情報が
該トリガ条件を満たすかを判定し、満たすと判定された
場合にトリガを生成する。
(c)と同じである。ただし、前記記(5)の方法で
は、イベント通知に基づいてトリガが生成されるのに対
し、本方法では、取得した環境情報がトリガ条件を満足
するかの判定によってトリガを生成する。
法において、CEが、該CEが他のノードに移動したこ
とをトリガとして前記(1)〜(7)の方法によって該
環境情報を取得する。
スを起動する実施例であるのに対し、図11はユーザ要
求がない場合でも、環境の状態に応じてCEが自発的に
サービスを起動する一実施例である。
て説明する。
グし(ステップ710)、必要に応じてリレーションシ
ップを形成する(リレーションシップ情報記録手段10
352、ステップ720)。例えば、“帰宅するとコー
ヒーをいれる”という行動パターンを持つユーザに対し
ては、ドアの開閉を監視するCEとコーヒーメーカーの
CEの間にリレーションシップが形成され、ドアが開い
たらコーヒーメーカーが応答するようになる。
釈し(環境情報解釈手段10322、ステップ73
0)、処理を起動するかを判定する(処理起動判定手段
10331、ステップ740)。処理起動を決定したC
Eが処理を起動し(処理起動手段10332、ステップ
750)、インタラクションによってサービスを提供す
る(ステップ760)。例えば、ドアの開閉を監視する
CEがドアが開いたことを感知し発信する。コーヒーメ
ーカーは、この情報を受信し、ユーザの習慣(夜10時
以降はコーヒーを飲まない)を基準として処理を起動す
るかを判断し、夜10時前だったら処理を起動する(コ
ーヒーを作る)。
の適応型ネットワークサービス提供方法の処理手順を示
すフロー図である。
提供方法は、環境中の全てのCEに対して情報を発信
し、これに反応してきたCEとの間でインタラクション
を行う。以下にその詳細について図12を用いて説明す
る。
得るノードにログインすると、ノード内又はネットワー
クを介して他のノードのユーザ情報管理部111から、
ユーザID、興味、履歴、サービス利用頻度の少なくと
も1つを含むユーザ情報を取得し(ステップ510)、
ユーザを表すCEを生成する(ステップ520)。表1
に、ユーザのCEの属性情報のテーブルの例を示す。
ードに存在していても良い。その場合は、ステップ52
0でユーザを表すCEを生成する代わりに、ノード内又
はネットワークを介して他のノードからユーザを表すC
Eを取得し、ステップ510で取得したユーザ情報をセ
ットする。
する(環境センシング手段10321、ステップ53
0)。環境のセンシングは、隣接ノード情報管理部(1
12)、ノード内CEライフサイクル管理部(11
3)、CE部(103)、リソース管理部(114)な
どから情報を取得することによって行う。
サービス」を要求したら(ステップ560)、ユーザを
表すCEはサービス要求を生成し、同報する(ステップ
650)。
4に示す2つのCEと通信可能である場合には、これら
に対してサービス要求を同報する。
を起動するかを判定し(処理起動判定手段10331、
ステップ590)、処理を起動すると決定したCEは、
ユーザにサービス情報を提示する(ステップ660)。
例では、環境中の表3、4に示す2つのCE(映画予告
編CE、ゲームCE)がサービス要求を受信する。ユー
ザには、2つのサービス(映画予告編、ゲーム)が提示
される。
CEは、処理を起動する(処理起動手段10332、ス
テップ670)。インタラクションの際に、通信内容を
同報することによってサービスを提供する。
ゲームCEは情報を同報することによって、通信可能な
他のユーザを表すCEや、ユーザの携帯端末ディスプレ
イを制御するCEとインタラクションしてサービスを提
供する。
の適応型ネットワークサービ提供方法の処理手順を示す
フロー図である。
提としてサービスを起動したが、本実施例3は、ユーザ
要求がない場合でも、環境の状態に応じてCEが自発的
にサービスを起動する実施例である。
説明する。
グし(ステップ710)、センシングによって取得した
情報を解釈し(環境情報解釈手段10322、ステップ
730)、処理を起動するかを判定する(処理起動判定
手段10331、ステップ740)。処理起動を決定し
たCEが処理を起動し(処理起動手段10332、ステ
ップ750)、インタラクションによってサービスを提
供する(ステップ760)。
アが開いたことを同報する。この情報を、コーヒーメー
カーを制御するCEが受信し、処理起動を判定する。コ
ーヒーメーカーを制御するCEはユーザの習慣(夜10
時以降はコーヒーを飲まない)を考慮して、時間をチェ
ックし、夜10時前だったらコーヒーを作る(処理を起
動する)。また、CDプレーヤーを制御するCEは、他
のセンサが同報するユーザの血糖値情報を受信すると、
ユーザの疲労度を解釈することによって、疲労している
場合にはリラックスさせる音楽を流す(処理起動)。
定手段について説明する。
能な情報の条件と、処理可能な情報に付する処理方法を
予め規定しておき、他のCEから情報を受信した場合に
前記条件を満たすかを判定し、満たす場合に所定の処理
を行うことによりインタラクションに参加する。
処理不可能な情報の処理方法を予め規定しておき、処理
不可能な情報を受信した場合に所定の処理を行うことで
インクラタションに参加する。
て、インタラクションに参加するパターンとしては以下
のものがある。 (a)処理を起動する。 (b)処理を起動し、処理の途中経過情報や結果を要求
元に送信する。その際に、必要があれば同報する。 (c)処理を起動し、処理の途中経過や結果を他のCE
に送信することによって連携して処理を行う。その際
に、必要があれば同報する。 (d)処理を起動し、受信情報を処理せずに他のCEに
転送する(前記(2)の処理の場合のみ)。
す。 ・CEがターゲットCEの発見要求を受信した場合に、
該CEが保持するリレーションシップ情報を検索し、タ
ーゲットCEを発見できた場合に、ターゲットCEの情
報を送信する。また、ターゲットCEを発見できなかっ
た場合に、他のCEにターゲットCEの発見要求を送信
する。 ・画像検索サービスを提供するCEが、画像検索要求を
受信した場合に、画像検索サービスを起動し、検索結果
を要求元CEに送信する。 ・画像検索サービスを提供するCEが、画像情報を受信
した場合に、画像検索データベースに受信した画像を格
納し、新しい画像データを格納したことを周囲に通知す
る。 ・画像検索サービスを提供するCEが、(処理不可能
な)音声情報を受信した場合に、他のCEに音声情報を
転送する。
おいて、ユーザを表すCEがサービス要求を同報する
(同報手段10367)処理を付け加える。すなわち、
インタラクションを行う際に、CEが送信する情報を同
報するかを判定し、同報を判定した場合に同報し、同報
された情報を受信し、これに応答したCEがインタラク
ションに加わることができる。
おいて、インタラクションによって取得した情報を保持
するかを判定し(新規情報保持判定手段10351)、
保持する場合にはリレーションシップ情報を生成し、記
録する(リレーションシップ情報記録手段10352)
処理を追加する。
って他のCE(B)に関する情報を取得した場合に、該
情報を保持するかを判定し、保持を判定した場合に、前
記取得したCE(B)に関する情報に基づいてCE
(B)に関するリレーションシップ情報を生成し、これ
を記録する。例えば、表8では、インタラクションの際
に取得したCEのサービスタイプ属性に関する情報に基
づいてリレーションシップ情報を生成し、記録してい
る。
び図11のステップ760において、インタラクション
を通して、CEの用途に対してCEの有効性を評価し
(CE評価手段10366)、評価結果をリレーション
シップ情報として生成し、記録する(リレーションシッ
プ情報記録手段10352)処理を追加する。
として、“CEの用途”を含め、CEが該CEが保持し
ているリレーションシップ情報の“CEの用途”を基準
としてCE(B)を選択し、インタラクションを行った
場合に、該CEが前記“CEの用途”に対してCE
(B)の有効性を評価し、前記評価結果に基づいて、C
E(B)に関する有効性に関するリレーションシップ情
報を生成し、前記“CEの用途”と対応づけてこれを記
録する。例えば、表8では、CEの用途として、「情報
案内」と「発見」を設定している。
取得手段10355において、リレーションシップ情報
の生成(更新)時刻、利用頻度、CEの有効度などの情
報を取得し、リレーションシップ情報評価手段1035
7によってリレーションシップ情報の有効性を評価し、
優先順位をつける。リレーションシップ情報削除手段1
0358によって、優先順位の低いリレーションシップ
情報から削除する。
Eのリレーションシップ情報取得手段10355を起動
することによって、リレーションシップ情報を取得し、
該CEのリレーションシップ情報として記録する(リレ
ーションシップ情報記録手段10352)。 ターゲッ
トとするCEを選択する基準としては、サービスタイプ
が同じCE、作成者が同じCE、同じノード上に存在す
るCEなどがある。
複製のリレーションシップ情報に以下の(1)と(2)
の情報をセットする。
一部をランダムに選択(リレーションシップ情報ランダ
ム選択手段10356)することによって取得した情
報。
の一部をランダムに選択(リレーションシップ情報ラン
ダム選択手段10356)することによって取得した情
報。
イプが同じCE、作成者が同じCE、同じノード上に存
在するCEなどがある。
ある。
た各CEのリレーションシップ情報の一部をランダムに
選択(リレーションシップ情報ランダム選択手段103
56)することによって取得した情報を、自身のリレー
ションシップ情報として上書きする。ターゲットとする
2つのCEを選択する基準としては、サービスタイプが
同じCE、作成者が同じCE、同じノード上に存在する
CEなどがある。
し、複製のリレーションシップ情報に、“該CEのリレ
ーションシップ情報をランダムに変更(リレーションシ
ップ情報ランダム変更手段10353)することによっ
て生成した情報”をセットする。
内」に対する有効度をランダムな値に変更している。
なサービスが取得できない場合に、CEを発見するため
の処理を追加した処理手順を示すフローチャートであ
る。
なサービスが見つからない場合や、ステップ570にお
いて適切なCEが見つからない場合や、ステップ580
において選択したCEが通信不可能な場合に、リレーシ
ョンシップに基づくCEの発見を行う(ステップ80
0)。
場合は、ステップ540の次にステップ560を行う。
ある全てのCEが、それぞれがリレーションシップを持
つ全てのCEに対してサービス要求を再発信する。
ビスタイプが“映画チケット販売サービス”のCEを発
見したい場合は、ユーザを表すCEのリレーションシッ
プ情報テーブル(表2)に記録されている全てのCE
(映画予告編CE(表3)とゲームCE(表4))に対
して“映画チケット販売サービス”の発見を依頼する。
のリレーションシップ情報を調べ(表5、6)、“映画
チケット販売サービス”のCEを探す。この例では、表
5に示す映画予告編CEのリレーションシップテーブル
の1番目のCE(ID0101)が、映画チケット販売
サービスのCE(表7)であるため、映画予告編CEが
映画チケット販売サービスのCEに関する情報をユーザ
を表すCEに通知する。
ップのあるCEのうち、特定のリレーションシップ情報
属性を持つリレーションシップだけを選択し、選択され
たリレーションシップの相手のCEに対してサービス要
求を再発信する。なお、その際に複数の属性を指定する
ことができる。
ーワードを持つリレーションシップ情報を基準としてC
Eを選択し、“映画チケット販売サービス”の発見を依
頼する。
り、隣接ノード情報管理部(112)から隣接ノードの
情報を取得し、その中からユーザを表すCEが存在して
いるノードを移動先のノードとして選択する。
効と判断したCEに対して移動(移動先)のノードの通
知を依頼する。このCEから、移動の通知を受けた場合
に、通知によって知らされたノードの移動先を選択す
る。
ソース管理部(114)からリソースの稼働状況に関す
る情報を取得し、故障を検出する。
接ノードの情報を取得し、隣接ノードのリソース管理部
(114)からリソース稼働状況に関する情報を取得
し、ノードの安全性を解釈する。
ード内CE管理部(113)から、ノード内に存在する
CEの情報を取得することによって、同じサービスタイ
プのCEの数を調べる。
接ノードの情報を取得し、隣接ノードのノード内CE管
理部(113)から、ノード内に存在するCEの情報を
取得することによって、同じサービスタイプのCEの数
を調べる。また、隣接ノードのうち、同じサービスタイ
プのCEの数が少ないノードを移動先として選択する。
ド情報管理部(112)から、隣接ノードの情報を取得
し、隣接ノードのノード内CE管理部(113)から、
ノード内に存在するCEのうちエネルギーレベルの最も
高いものの情報を取得する。
が高いCEが存在するノードを移動先として選択する。
ド情報管理部(112)から、隣接ノードの情報を取得
し、隣接ノードのノード内CE管理部(113)から、
ノード内に存在するCEのうちエネルギーレベルの最も
高いものの情報を取得する。
があるレベル以上のCEの情報を記録する(リレーショ
ンシップ情報記録手段10352)。
す。
ソナライズする事例である。
ザ、ヘアサロンのWebページ、ヘアサロン予約サービ
スをそれぞれ割り当てる。
ているユーザ(を表すCE)が環境に対してサービス要
求を出すと、そのユーザの環境に存在しているヘアサロ
ンに関するWebページをサービスとして提供するCE
が応答する。サービスを提供する各CEは、ユーザのW
ebページへのアクセスパターンをセンシングすること
により、そのユーザの関心や好みのヘアスタイルなどの
情報を取得する。この結果、ユーザの好みにマッチする
度合が高いCEから順番にユーザの検索結果表示画面に
自分の情報を表示する。
るCEが、環境のセンシングによってユーザのヘアサロ
ン予約頻度や行動パターンを抽出し、これに基づいて次
のヘアサロン予約の時期を予測し、その時期が近付くと
ユーザの周辺にサービスの複製を生成する。
ーションシップを形成し、ユーザによる利用頻度に応じ
てそのユーザを表すCEに対するリレーションシップの
有効度を高めることにより、優先的にサービスを提供す
るようになる。
用傾向などの基準に基づいてCEの集団(コミュニテ
イ)が自然発生・消滅する。コミュニティにおいてCE
がインタラクションすることにより、新たなサービスを
創発する事例である。
ザ、ヘアサロンのWebページ、ヘアサロン予約サービ
ス、ファッション情報のWebページ、ファッションシ
ョーの割引チケットをそれぞれ割り当てる。
E)がユーザの携帯端末を移動手段とすることによっ
て、ヘアサロンに関心を持っている客が多いレストラン
には、ヘアサロンに関する情報のWebページ・ヘアサ
ロンの予約サービスなどを提供するCEが集まり、コミ
ュニティが発生する。
が高い客が入ってくると、そのユーザが利用したファッ
ション情報を提供するCEや、ファッションショーの優
待チケットのCEがコミュニティに新たに加わるように
なる。レストランの客が、ヘアサロンの情報とファッシ
ョンの情報を組み合わせて利用するようになると、例え
ばヘアサロンを予約したユーザにはもれなくファッショ
ンショーの割引チケットをプレゼントするなどという新
しいサービスが生まれる。
で、協調して高度な情報処理サービスを提供する事例で
ある。
サ制御プログラムを割り当てる。
に配置された複数のセンサ(センサを制御するCE)
が、それぞれ自分の周囲の環境(他のセンサの出す情報
や稼働状況など)をセンシングする。そして、センシン
グによって得られた情報を元に、自身の機能、センシン
グの頻度、場所(センサが移動可能な場合)などを調節
することにより、役割分担を行う。
報解釈) あるCEが処理を行ないつつ情報を同報し、この情報を
受信した他のCEがこの情報に基づいて処理を行ないつ
つ情報を同報する、ということを繰り返すことによっ
て、同報された情報を介してCEが連鎖的にインタラク
ションを行い、サービスを提供する事例である。
の濃度がある一定値を越えるとNOxガス濃度情報を発
信するNOxセンサと、気温を観測して天候情報を発信
する天候情報サービスと、天候とNOxガス濃度情報に
基づいて公害を検出する公害検出サービスと、ある地域
のNOxガス濃度情報を収集し、これに基づいて交通渋
滞の発生を検出する交通渋滞検出サービスと、位置情報
と渋滞情報を使ったカーナビゲーションサービスと、天
候に応じて地域のレジャー情報を流すレジャー情報サー
ビスをそれぞれ割り当てる。
ス濃度情報と、天候情報サービスが発信した地域的な天
候情報を受信した公害検出サービスは、公害情報を生成
し発信(同報)する。交通渋滞を検出するサービスは、
NOxガス濃度情報を受信し、ある地域内に一定倍以上
のNOxガスを検出すると、その地域の交通渋滞情報を
生成し発信(同報)する。天候情報を受信したレジャー
情報サービスは、天候に基づいて情報を発信(同報)す
る。例えば、天気の良い日は遊園地、雨の日は映画館の
情報を発信(同報)する。
の周辺の交通渋滞情報を受信すると、交通渋滞を迂回す
るようにルートを変更する。また、現在のルートに沿っ
た周辺のレジャー情報を受信すると、地図上にレジャー
情報を表示する。
コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録してお
き、再度利用するようにしてもよい。ここで、「コンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッピー(登
録商標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−R
OM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵される
ハードディスク等の記録装置をいう。
前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。
られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりである。 (1)複数のCEのインタラクションで実現されるサー
ビス(CEの組織)を進化させることにより、適応型サ
ービスを実現する。 (2)サービスコンポーネントを含むシステム構成要素
をCEとして実装することにより、集中的な管理機構を
前提とせずに、適応型サービスを提供することが可能と
なる。 (3)CEが環境のセンシング能力と自己組織化能力を
持つことにより、人間や外部の管理機構がなくても、自
動的にマスの傾向や社会傾向に応じたサービスを創発
し、提案することが可能となる。 (4)自己組織化によって新しい組織を創発し、サービ
スを提供した場合に、その組織情報をリレーションシッ
プ情報として保持することによって、有効なサービスの
再現性を高める。 (5)センシングやインタラクションによってリレーシ
ョンシップを学習することにより、環境の応じたサービ
スを創発する。 (6)ユーザによく利用されるサービスを選別し、有効
でないサービスを解消することにより、環境に応じたサ
ービスの評価機能を実現する。 (7)リレーションシップの学習だけでなく、オープン
なインタラクション、リレーションシップの交配・突然
変異、ユーザに寄生した移動などのメカニズムにより、
リレーションシップの多様化を促進することができる。
これにより、ユーザの個々の生活シーンに適応した多様
なサービスの創発を可能にする。
テムの一実施例の全体構成図である。
構成図である。
ある。
ある。
る。
一実施例の詳細図である。
詳細図である。
テムのノードにログインしてからサービス要求に基づい
てサービスが提供されるまでの動作手順を示すフローチ
ャートである。
手段を説明するための図である。
ステムにおいてサービス要求がなくても自動的にサービ
スが提供されるまでの動作手順を示すフローチャートで
ある。
ビ提供方法の処理手順を示すフローチャートである。
ビ提供方法の処理手順を示すフロー図である。
取得できない場合に、CEを発見するための処理を追加
した処理手順を示すフローチャートである。
Claims (20)
- 【請求項1】 システムを構成する要素とノードが有線
又は無線のネットワークで接続されており、前記ノード
により実行されるプログラムであるサイバーエンティテ
イ(以下、CEと呼ぶ)により行われる、適応型ネット
ワークサービス提供方法であって、 前記CEが、自分自身又は他のCE、ノード、及びリソ
ースのうち少なくとも1つから、ユーザの入力した情
報、ユーザの履歴情報、センサを介して取得した実世界
の情報、CEの属性情報、ノード又はリソースの提供す
る情報、及びサービス要求のうち少なくとも1つを取得
し(環境センシング)、前記環境センシングによって他
のCE(B)に関する情報を取得した場合に、前記情報
を保持するかを判定し、保持を判定した場合に、前記取
得したCE(B)に関する情報に基づいてCE(B)に
関するリレーションシップ情報を生成し、これを記録
し、リレーションシップ情報に基づいてインタラクショ
ンする相手のCEを選択し、インタラクションしつつサ
ービスの提供を行うことを特徴とする適応型ネットワー
クサービス提供方法。 - 【請求項2】 システムを構成する要素とノードが有線
又は無線のネットワークで接続されており、前記ノード
により実行されるCEにより行われる、適応型ネットワ
ークサービス提供方法であって、 前記CEが、自分自身又は他のCE、ノード、及びリソ
ースのうち少なくとも1つから、ユーザの入力した情
報、ユーザの履歴情報、センサを介して取得した実世界
の情報、CEの属性情報、ノード又はリソースの提供す
る情報、及びサービス要求のうち少なくとも1つを取得
し(環境センシング)、この環境センシングによりサー
ビスの提供を行うことを特徴とする適応型ネットワーク
サービス提供方法。 - 【請求項3】 システムを構成する要素とノードが有線
又は無線のネットワークで接続されており、前記ノード
により実行されるCEにより行われる、適応型ネットワ
ークサービス提供方法であって、 前記CEが、自分自身又は他のCE、ノード、及びリソ
ースのうち少なくとも1つから、ユーザの入力した情
報、ユーザの履歴情報、センサを介して取得した実世界
の情報、CEの属性情報、ノード又はリソースの提供す
る情報、及びサービス要求のうち少なくとも1つを取得
し(環境センシング)、インタラクションを行う際に、
送信する情報を同報するかを判定し、同報を判定した場
合に同報し、同報された情報を受信し、これに応答した
CEがインタラクションに加わり、インタラクションし
つつサービスを提供を行うことを特徴とする適応型ネッ
トワークサービス提供方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の適応型ネットワークサー
ビス提供方法において、インタラクションを行う際に、
CEが送信する情報を同報するかを判定し、同報を判定
した場合に同報し、同報された情報を受信し、これに応
答したCEがインタラクションに加わることを特徴とす
る適応型ネットワークサービス提供方法。 - 【請求項5】 請求項1又は請求項3又は請求項4記載
の適応型ネットワークサービス提供方法において、 前記CEが、インタラクションによって他のCE(B)
に関する情報を取得した場合に、該情報を保持するかを
判定し、保持を判定した場合に、前記取得したCE
(B)に関する情報に基づいてCE(B)に関するリレ
ーションシップ情報を生成し、これを記録することを特
徴とする適応型ネットワークサービス提供方法。 - 【請求項6】 請求項1又は請求項5記載の適応型ネッ
トワークサービス提供方法において、 リレーションシップ情報の属性として、“CEの用途”
及び“CEの有効度”を含め、CEが該CEが保持して
いるリレーションシップ情報の“CEの用途”及び“C
Eの有効度”を基準としてCE(B)を選択し、インタ
ラクションを行うことを特徴とする適応型ネットワーク
サービス提供方法。 - 【請求項7】 請求項1又は請求項5記載の適応型ネッ
トワークサービス提供方法において、 前記CEが前記“CEの用途”に対してCE(B)の有
効性を評価し、前記評価結果に基づいてCE(B)の有
効度に関するリレーションシップ情報を更新することを
特徴とする適応型ネットワークサービス提供方法。 - 【請求項8】 請求項1又は請求項5又は請求項6又は
請求項7記載の適応型ネットワークサービス提供方法に
おいて、 前記CEが、該CEが保持しているリレーションシップ
情報に優先順位をつけ、前記優先順位に基づいてリレー
ションシップ情報を削除することを特徴とする適応型ネ
ットワークサービス提供方法。 - 【請求項9】 請求項1又は請求項5記載の適応型ネッ
トワークサービス提供方法において、 前記CEが、他のCEが保持しているリレーションシッ
プ情報を取得することを特徴とする適応型ネットワーク
サービス提供方法。 - 【請求項10】 請求項1又は請求項5記載の適応型ネ
ットワークサービス提供方法において、 前記CEが、2つのCEから、それぞれが保持している
リレーションシップ情報の一部を取得し、前記CEのリ
レーションシップ情報として記録することを特徴とする
適応型ネットワークサービス提供方法。 - 【請求項11】 請求項1又は請求項5記載の適応型ネ
ットワークサービス提供方法において、 前記CEが、複製を生成する際に、該CEが保持するリ
レーションシップ情報の一部を変更し、前記変更したリ
レーションシップ情報を、複製のリレーションシップ情
報としてセットすることを特徴とする適応型ネットワー
クサービス提供方法。 - 【請求項12】 請求項1又は請求項5記載の適応型ネ
ットワークサービス提供方法において、 前記CEが、該CEがリレーションシップ情報を保持し
ていない未知のCEを発見するために、ターゲットCE
を特定する条件を指定し、該CEがリレーションシップ
情報を保持している全てのCEに該条件を満たすターゲ
ットCEの発見を依頼し、発見の依頼を受けた各CE
が、自身が保持するリレーションシップ情報を検索し、
ターゲットCEを発見できない場合には、自身がリレー
ションシップ情報を保持している全てのCEに再度発見
を依頼し、前記を繰り返すことによってターゲットCE
を発見することを特徴とする適応型ネットワークサービ
ス提供方法。 - 【請求項13】 請求項12記載の適応型ネットワーク
サービス提供方法において、 前記CEがリレーションシップ情報に基づいて発見を依
頼するCEを選択する際に、該CEが、ある特定のリレ
ーションシップ情報の属性を基準として、発見を依頼す
るCEを選択することを特徴とする適応型ネットワーク
サービス提供方法。 - 【請求項14】 システムを構成する要素とノードが有
線又は無線のネットワークで接続されており、前記ノー
ドにより実行されるプログラムであるサイバーエンティ
テイ(以下、CEと呼ぶ)により行われるサービス提供
方法であって、 前記CEが、自分自身又は他のCE、ノード、及びリソ
ースのうち少なくとも1つから、ユーザの入力した情
報、ユーザの履歴情報、センサを介して取得した実世界
の情報、CEの属性情報、ノード又はリソースの提供す
る情報、及びサービス要求のうち少なくとも1つを取得
し(環境センシング)、前記環境センシングによってユ
ーザの携帯端末であるノードを識別し、前記ノードを移
動先として選択することを特徴とする適応型ネットワー
クサービス提供方法。 - 【請求項15】 請求項6記載の適応型ネットワークサ
ービス提供方法において、 前記CEが、有効と判断している他のCE(B)が移動
したことを環境センシングによって検出し、CE(B)
の移動先のノードを発見し、該ノードを移動先として選
択することを特徴とする適応型ネットワークサービス提
供方法。 - 【請求項16】 システムを構成する要素とノードが有
線又は無線のネットワークで接続されており、前記ノー
ドにより実行されるプログラムであるサイバーエンティ
テイ(以下、CEと呼ぶ)により行われるサービス提供
方法であって、 前記CEが、自分自身又は他のCE、ノード、及びリソ
ースのうち少なくとも1つから、ユーザの入力した情
報、ユーザの履歴情報、センサを介して取得した実世界
の情報、CEの属性情報、ノード又はリソースの提供す
る情報、及びサービス要求のうち少なくとも1つを取得
し(環境センシング)、ノードの故障を検出し、安全な
ノードを判定し、移動先として選択することを特徴とす
る適応型ネットワークサービス提供方法。 - 【請求項17】 システムを構成する要素とノードが有
線又は無線のネットワークで接続されており、前記ノー
ドにより実行されるサイバーエンティテイ(以下、CE
と呼ぶ)により行われるサービス提供方法であって、 前記CEが、自分自身又は他のCE、ノード、及びリソ
ースのうち少なくとも1つから、ユーザの入力した情
報、ユーザの履歴情報、センサを介して取得した実世界
の情報、CEの属性情報、ノード又はリソースの提供す
る情報、及びサービス要求のうち少なくとも1つを取得
し(環境センシング)、該CEと同じサービスを提供す
るCEの数が少ないノードを移動先として選択すること
を特徴とする適応型ネットワークサービス提供方法。 - 【請求項18】 システムを構成する要素とノードが有
線又は無線のネットワークで接続されており、前記ノー
ドにより実行されるプログラムであるサイバーエンティ
テイ(以下、CEと呼ぶ)により行われるサービス提供
方法であって、 前記CEが、自分自身又は他のCE、ノード、及びリソ
ースのうち少なくとも1つから、ユーザの入力した情
報、ユーザの履歴情報、センサを介して取得した実世界
の情報、CEの属性情報、ノード又はリソースの提供す
る情報、及びサービス要求のうち少なくとも1つを取得
し(環境センシング)、ユーザの利用頻度が高いサービ
スを提供しているCEが存在するノードを移動先として
選択することを特徴とする適応型ネットワークサービス
提供方法。 - 【請求項19】 請求項1又は請求項5記載の適応型ネ
ットワークサービス提供方法において、 CEがユーザの利用頻度が高いサービスを提供している
CEを判定し、前記CEの情報を取得し、リレーション
シップ情報を生成し、これを記録することを特徴とする
適応型ネットワークサービス提供方法。 - 【請求項20】 請求項1乃至請求項19のうちいずれ
か1項記載の適応型ネットワークサービス提供方法の処
理手順を、コンピュータに実行させるためのプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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---|---|---|---|
JP2000373252A JP3708432B2 (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | 適応型ネットワークサービスシステム及びその記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP3708432B2 JP3708432B2 (ja) | 2005-10-19 |
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ID=18842667
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JP2000373252A Expired - Lifetime JP3708432B2 (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | 適応型ネットワークサービスシステム及びその記録媒体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
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- 2000-12-07 JP JP2000373252A patent/JP3708432B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP3708432B2 (ja) | 2005-10-19 |
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