JP2002175290A - ドキュメントデザイン評価システム、ドキュメントデザイン評価方法、記録媒体 - Google Patents

ドキュメントデザイン評価システム、ドキュメントデザイン評価方法、記録媒体

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JP2002175290A
JP2002175290A JP2000373012A JP2000373012A JP2002175290A JP 2002175290 A JP2002175290 A JP 2002175290A JP 2000373012 A JP2000373012 A JP 2000373012A JP 2000373012 A JP2000373012 A JP 2000373012A JP 2002175290 A JP2002175290 A JP 2002175290A
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JP2000373012A
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Kazuo Shibuta
一夫 澁田
Tsutomu Oyama
努 大山
Hideto Yuzawa
秀人 湯澤
Katsura Sakai
桂 酒井
Hisae Mihira
寿江 三平
Yoshitsugu Hirose
吉嗣 広瀬
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェブページなどのドキュメントを客観的に
精度良く評価することができるウェブページデザイン評
価システムを提供する。 【解決手段】 本発明に係るウェブページデザイン評価
システム10は、ウェブページのデザインを評価するシ
ステムであって、評価対象のウェブページのデータを受
信するウェブデータ受信部16と、ウェブページを見る
ユーザの視線情報を受信する視線情報受信部18と、ウ
ェブデータ受信部16によって受信されたウェブデータ
と、視線情報受信部18によって受信された視線情報と
に基づいてウェブページのデザインを評価するデザイン
評価部12とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドキュメントのデ
ザインを評価するドキュメントデザイン評価システム、
ドキュメントデザイン評価方法、及びドキュメントのデ
ザインを評価する処理を記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】情報伝達を目的としてドキュメント(図
面、写真等も含む)を構成し、当該ドキュメントを紙に
印刷したりディスプレイに表示したりすることが広く行
われている。この場合、ドキュメントの構成者は、情報
伝達効率等を考慮してドキュメントを構成することが多
い。すなわち、ドキュメントの構成者は、例えば、ドキ
ュメントの閲覧者が特に欲すると予想される情報をドキ
ュメントの最上段に配置したり、ドキュメントの閲覧者
が特に欲すると予想される情報を大きなフォントや強調
されたフォントで表現することによって、ドキュメント
の閲覧者が特に欲すると予想される情報を強調したドキ
ュメントを構成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、ドキュメ
ントの構成は、主としてドキュメントの構成者の主観に
よって決定されていた。従って、ドキュメントの構成者
から見れば、情報伝達効率の良い構成になっていると考
えられるドキュメントであっても、ドキュメントの閲覧
者から見れば、見にくい、紛らわしい表現があるなど、
必ずしも情報伝達効率の良い構成になっているとは限ら
ない場合が多い。
【0004】ここで、客観的にドキュメントを評価する
方法、すなわち、ドキュメントの閲覧者からみてドキュ
メントを評価する方法として、ドキュメントの閲覧者に
対してドキュメントに関する質問に回答してもらうアン
ケート調査が考えられる。しかし、かかるアンケート調
査は、ドキュメントを閲覧してから時間をおいて行われ
る場合も多く、精度上問題がある。
【0005】そこで、本発明は、客観的に精度良くドキ
ュメントを評価することができるドキュメントデザイン
評価システム、ドキュメントデザイン評価方法及びコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るドキュメン
トデザイン評価システムは、ドキュメントのデザインを
評価するシステムであって、評価対象のドキュメントを
入力するドキュメント入力部と、ドキュメントを見るユ
ーザの行動情報又は生体情報をユーザ状態情報として入
力するユーザ状態情報入力部と、ドキュメント入力部に
よって入力されたドキュメントと、ユーザ状態情報入力
部によって入力されたユーザ状態情報とに基づいてドキ
ュメントのデザインを評価するデザイン評価部と、を備
えることを特徴とする。
【0007】このように評価対象のドキュメントを入力
するドキュメント入力部を有し、デザインの評価対象と
なるドキュメントを入力させる。そして、ユーザ状態情
報入力部によってドキュメントを見るユーザの行動情
報、生体情報をユーザ状態情報として入力させる。これ
により、入力されたユーザ状態情報に基づいて、ユーザ
がドキュメントをどのような状態で見ているかについて
の情報を得ることができ、ドキュメントの内容や種類等
とそのドキュメントを読むユーザの状態とに基づいて、
ドキュメントのデザインを評価することができる。ここ
で、ユーザの「行動情報」には、マウスの移動軌跡やド
キュメントを読む時間、官能テストの結果が含まれ、ユ
ーザの「生体情報」には、ユーザの視線情報や脳波等の
情報が含まれる。
【0008】また、上記ドキュメントデザイン評価シス
テムにおいて、デザイン評価部は、ドキュメントの種類
ごとにデザインを評価することを特徴としても良い。こ
のような構成を採用することにより、ドキュメントの種
類に起因するデザイン評価基準の相違に対応することが
できる。ここで「ドキュメントの種類」とは、インデッ
クス、トップ、入力ページ等の如く、ドキュメントの機
能をいう。
【0009】また、上記ドキュメントデザイン評価シス
テムは、異なるユーザ状態情報のそれぞれに関連付け
て、ドキュメントを評価するためのデザイン評価情報を
あらかじめ記憶したデザイン評価情報記憶部をさらに備
え、デザイン評価部は、ユーザ状態情報入力部によって
入力されたユーザ状態情報と、デザイン評価情報記憶部
に記憶されたデザイン評価情報とに基づいて、ドキュメ
ントのデザインを評価することを特徴としても良い。
【0010】このようにデザイン評価情報記憶部に、ド
キュメントを評価するためのデザイン評価情報をユーザ
状態情報に関連付けてあらかじめ記憶させておくことに
より、ユーザ状態情報入力部によって入力されたユーザ
状態情報に基づいて、デザイン評価情報記憶部に記憶さ
れたデザイン評価情報を参照することにより、ドキュメ
ントのデザインを評価することができる。
【0011】また、上記ドキュメントデザイン評価シス
テムは、ドキュメントを見るユーザの属性をあらかじめ
記憶したユーザ属性記憶部をさらに備え、デザイン評価
部は、ユーザ属性記憶部に記憶されたユーザ属性に基づ
いて、ユーザ状態情報入力部によって入力されたユーザ
状態情報から、ドキュメントのデザイン評価に用いるユ
ーザ状態情報を選択し、選択されたユーザ状態情報に基
づいて、ドキュメントのデザインを評価することを特徴
としても良い。
【0012】このようにドキュメントを見るユーザの属
性をあらかじめユーザ属性情報記憶部に記憶させておく
ことにより、ユーザ状態情報を入力したユーザの属性を
把握することができる。ドキュメントは、通常、情報を
伝達するターゲットとなるユーザの年代や性別等の属性
が設定されている。ユーザ属性情報記憶部にあらかじめ
記憶されたユーザ属性に基づいて、デザイン評価の対象
となるドキュメントのターゲットユーザの属性と同じ属
性を有するユーザによって入力されたユーザ属性情報を
選択し、ドキュメントのデザイン評価に用いることによ
り、精度の高いドキュメントのデザイン評価を行うこと
ができる。
【0013】本発明に係るドキュメントデザイン評価方
法は、ドキュメントのデザインを評価する方法であっ
て、評価対象のドキュメントを入力するドキュメント入
力ステップと、ドキュメントを見るユーザの行動情報又
は生体情報をユーザ状態情報として入力するユーザ状態
情報入力ステップと、ドキュメント入力ステップにおい
て入力されたドキュメントと、ユーザ状態情報入力ステ
ップにおいて入力されたユーザ状態情報とに基づいてド
キュメントのデザインを評価するデザイン評価ステップ
と、を備えることを特徴とする。
【0014】このように評価対象のドキュメントを入力
するドキュメント入力ステップを有し、デザインの評価
対象となるドキュメントを入力させる。そして、ユーザ
状態情報入力ステップにおいてドキュメントを見るユー
ザの行動情報、生体情報をユーザ状態情報として入力さ
せる。これにより、入力されたユーザ状態情報に基づい
て、ユーザがドキュメントをどのような状態で見ている
かについての情報を得ることができ、ドキュメントの内
容や種類等とそのドキュメントを読むユーザの状態とに
基づいて、ドキュメントのデザインを評価することがで
きる。
【0015】また、上記ドキュメントデザイン評価方法
において、デザイン評価ステップは、ドキュメントの種
類ごとにデザインを評価することを特徴としても良い。
このような方法を採用することにより、ドキュメントの
種類に起因するデザイン評価基準の相違に対応すること
ができる。
【0016】また、上記ドキュメントデザイン変換方法
は、異なるユーザ状態情報のそれぞれに関連付けて、ド
キュメントを評価するためのデザイン評価情報を、デザ
イン評価情報記憶部にあらかじめ記憶させておき、デザ
イン評価ステップは、ユーザ状態情報入力ステップにお
いて入力されたユーザ状態情報と、デザイン評価情報記
憶部に記憶されたデザイン評価情報とに基づいて、ドキ
ュメントのデザインを評価することを特徴としても良
い。
【0017】このようにデザイン評価情報記憶部に、ド
キュメントを評価するためのデザイン評価情報をユーザ
状態情報に関連付けてあらかじめ記憶させておくことに
より、デザイン評価ステップでは、ユーザ状態情報入力
ステップにおいて入力されたユーザ状態情報に基づい
て、デザイン評価情報記憶部に記憶されたデザイン評価
情報を参照することにより、ドキュメントのデザインを
評価することができる。
【0018】また、上記ドキュメントデザイン変換方法
は、ドキュメントを見るユーザの属性をユーザ属性記憶
部にあらかじめ記憶させておき、デザイン評価ステップ
は、ユーザ属性記憶部に記憶されたユーザ属性に基づい
て、ユーザ状態情報入力ステップにおいて入力されたユ
ーザ状態情報から、ドキュメントのデザイン評価に用い
るユーザ状態情報を選択し、選択されたユーザ状態情報
に基づいて、ドキュメントのデザインを評価することを
特徴としても良い。
【0019】ユーザ状態情報を入力するユーザの属性を
あらかじめ記憶したユーザ属性情報を記憶させておくこ
とにより、ユーザ状態情報を入力したユーザの属性を把
握することができる。ドキュメントは、通常、情報を伝
達するターゲットとなるユーザの年代や性別等の属性が
設定されている。ユーザ属性情報記憶部にあらかじめ記
憶されたユーザ属性に基づいて、デザイン評価の対象と
なるドキュメントのターゲットユーザの属性と同じ属性
を有するユーザによって入力されたユーザ属性情報を選
択し、ドキュメントのデザイン評価に用いることによ
り、精度の高いドキュメントのデザイン評価を行うこと
ができる。
【0020】本発明に係る記録媒体は、ドキュメントの
デザインを評価する処理を記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体であって、評価対象のドキュメントを
入力するドキュメント入力処理と、ドキュメントを見る
ユーザの行動情報又は生体情報をユーザ状態情報として
入力するユーザ状態情報入力処理と、ドキュメント入力
処理によって入力されたドキュメントと、ユーザ状態情
報入力処理によって入力されたユーザ状態情報とに基づ
いてドキュメントのデザインを評価するデザイン評価処
理とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記
録していることを特徴とする。
【0021】このように評価対象のドキュメントを入力
するドキュメント入力処理を有し、デザインの評価対象
となるドキュメントを入力させる。そして、ユーザ状態
情報入力処理によってドキュメントを見るユーザの行動
情報、生体情報をユーザ状態情報として入力させる。こ
れにより、入力されたユーザ状態情報に基づいて、ユー
ザがドキュメントをどのような状態で見ているかについ
ての情報を得ることができ、ドキュメントの内容や種類
等とそのドキュメントを読むユーザの状態とに基づい
て、ドキュメントのデザインを評価することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明に係るド
キュメントデザイン評価システムの好適な実施形態につ
いて詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一
要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。こ
こでは、デザインの評価対象をなるドキュメントとし
て、ウェブサイトを構成するウェブページを例とし、ウ
ェブページのデザインを評価するウェブページデザイン
評価システムについて説明する。
【0023】図1は、実施形態に係るウェブページデザ
イン評価システム(以下、「デザイン評価システム」と
いう)10を示すブロック図である。デザイン評価シス
テム10は、ウェブサイトを公開しているウェブサーバ
32と、ウェブサーバ32にアクセスする複数(ここで
は2台)のユーザ端末30と、に接続されている。
【0024】デザイン評価システム10は、ウェブペー
ジのデザインを評価するデザイン評価部12と、ウェブ
サーバ32から送信されるウェブページのデータを受信
するウェブデータ受信部16と、ユーザ端末30から送
信される視線情報(ユーザ状態情報)を受信する視線情
報受信部18と、ウェブページのデザインを評価するた
めのデザイン評価情報を視線情報に関連付けて記憶した
デザイン評価情報データベース(以下、「デザイン評価
情報DB」という)14とを備えている。
【0025】視線情報受信部18は、ウェブサイトにア
クセスしてウェブページを見ているユーザの視線につい
ての情報をユーザ状態情報の一つである視線情報として
受信し、受信した視線情報をデザイン評価部12に入力
する機能を有する。すなわち、視線情報受信部18は、
ユーザ状態情報入力部の機能を有する。
【0026】デザイン評価情報DB14は、ウェブペー
ジのデザインを評価するためのデザイン評価情報が記憶
されたデータベースである。図2は、デザイン評価情報
DB14に記憶されたデータの例を示す図である。デザ
イン評価情報DB14には、「ウェブページ」「視線情
報」「デザイン評価情報」の各情報を有している。「ウ
ェブページ」は、デザイン評価の対象となるウェブペー
ジの種類を表す情報である。このような情報を有するの
は、デザイン評価情報はウェブページの種類によって異
なるからである。ここでは、ウェブページの種類とし
て、「トップページ」「インデックスページ」「入力ペ
ージ」が記憶されている。「トップページ」は、ウェブ
サイトにアクセスした際に最初に表示されるページであ
る。「インデックスページ」は、ウェブサイトに含まれ
る情報をインデックスとして示すページである。「入力
ページ」は、例えば、ユーザに関する情報を入力するた
めのページである。「デザイン評価情報」は、視線情報
が満たす条件にしたがって付与されるウェブページのデ
ザインの評価結果についての情報である。「視線情報」
は、視線情報によって定義された、ウェブページのデザ
インの評価結果を与えるための判定条件に関する情報で
ある。ここでは、入力された視線情報に基づいて、ユー
ザの視線の移動距離Lと、そのウェブページと同種類の
ウェブページにおける平均視線移動距離Lm(Ln,L
p)とを比較し、その結果によってウェブページのデザ
インを評価する。具体的には、ウェブページの種類がト
ップページである場合には、ユーザの視線移動距離Lが
トップページにおける平均の視線移動距離Lmに定数a
を乗じた値より大きい場合、すなわち、L>Lm・aを
満たす場合には、ウェブページのデザインは悪いという
評価結果が与えられる。これは、視線の移動距離が大き
いということは、無駄な視線の動きが多いと考えられる
からである。逆に、視線移動距離Lが平均視線移動距離
Lmを定数aで除した値以下である場合、すなわち、L
≦Lm/aを満たす場合には、ウェブページのデザイン
は良いという評価結果が与えられる。また、Lm/a<
L≦Lm・aを満たす場合には、ウェブページのデザイ
ンは「普通」という評価が与えられる。評価の判定条件
は、トップページ、インデックスページ、入力ページと
いったウェブページの種類ごとに異なる平均視線移動距
離Lm,Ln,Lpが設定されている。本実施形態にお
いては、デザイン評価情報として「良い」「普通」「悪
い」の3値が設定されているが、より細分化された段階
によってデザインの評価結果を与えることができるデザ
イン評価情報を記憶させておくこともできる。
【0027】また、ここでは、平均視線移動距離Lm
(Ln.Lp)に定数aに乗じた値、又はLm(Ln.
Lp)を定数aで除した値と入力された視線移動距離L
とを比較しているが、平均Lm(Ln.Lp)より視線
の移動距離Lが大きいことを他の条件によって検出して
も良い。例えば、 L>Lm+b(bは0より大きい定数)・・・(1) L−Lm>k・σ(kは定数、σは視線移動距離Lの標準偏差)・・・(2) 上記(1)又は(2)の条件を満たす場合に視線の移動
距離が大きいことを検出し、デザインが悪いという評価
結果を与えることとしても良い。
【0028】デザイン評価部12は、デザイン評価情報
DB14に記憶されたデザイン評価情報に基づいて、ウ
ェブページのデザインを評価する機能を有する。デザイ
ン評価部12は、ウェブデータ受信部16によって受信
したウェブデータから評価対象となるウェブページの種
類を特定し、特定されたウェブページの種類と視線情報
受信部18によって受信した視線情報とに基づいて、デ
ザイン評価情報DB14からデザイン評価情報を抽出す
る。このようにして抽出されたデザイン評価情報が、ウ
ェブページのデザインの評価結果となる。
【0029】次に、本実施形態に係るデザイン評価シス
テム10の動作について説明し、併せて実施形態に係る
ウェブページデザイン評価方法(以下、「デザイン評価
方法」という)について説明する。
【0030】まず、ユーザ端末30は、URLを指定し
て、所定のウェブサイト(ウェブサーバ32)にアクセ
スする(S10)。ウェブサーバ32は、ユーザ端末3
0からのアクセスがあると、ウェブサーバ32に格納さ
れているウェブデータをユーザ端末30に送信する(S
12)。
【0031】ユーザ端末30は、デザイン評価システム
10から送信されたウェブデータを受信する(S14)
と、受信したウェブデータに基づいてウェブページを表
示する(S16)。
【0032】また、ウェブサーバ32は、ユーザ端末3
0に送信したウェブデータと同じウェブデータをデザイ
ン評価システム10に送信する(S18)。デザイン評
価システム10は、ウェブサーバ32から送信されたウ
ェブデータを受信する(S20)と、受信したウェブデ
ータをデザイン評価部12に入力する。
【0033】ユーザ端末30は、ウェブページを見るユ
ーザの視線情報を取得する。ここで、視線情報は赤外線
を利用した公知の技術によって取得することができる。
続いて、ユーザ端末30は、取得した視線情報をデザイ
ン評価システム10に送信する(S22)。デザイン評
価システム10は、ユーザ端末30から送信された視線
情報を視線情報受信部18によって受信する(S24)
と、受信した視線情報をデザイン評価部12に入力す
る。
【0034】デザイン評価部12は、ウェブデータ受信
ステップ(S20)において入力されたウェブデータに
基づいて、評価対象のウェブページの種類を特定する。
続いて、デザイン評価部12は、視線情報受信ステップ
(S24)において入力された視線情報に基づき、ウェ
ブページの種類によって決定される視線情報により定義
された判定条件を参照することによって、ウェブページ
のデザイン評価情報をデザイン評価情報DB14から抽
出する。このようにして抽出されたデザイン評価情報
が、当該ウェブページに対して与えられる評価結果であ
る。なお、複数のユーザ端末30から送信された視線情
報のそれぞれに基づいてデザイン評価情報が抽出され、
抽出されたデザイン評価情報の分布や平均値を見ること
により、精度の高い評価結果を得ることができる。
【0035】本実施形態に係るデザイン評価システム1
0は、ユーザの視線情報(ユーザ状態情報)に関連付け
て、デザインを評価するためのデザイン評価情報を記憶
させたデザイン評価情報DB14を有しているので、ユ
ーザ端末30から送信された視線情報に基づいて、ウェ
ブページのデザインを評価することができる。
【0036】また、デザイン評価情報DB14には、ウ
ェブページの種類によって異なるデザイン評価情報の判
定条件が記憶されており、デザイン評価部12は、ウェ
ブデータ受信部16によって受信したウェブデータによ
って、評価対象となるウェブページの種類を特定し、特
定されたウェブページの種類に基づいて、デザイン評価
情報DB14からデザイン評価情報を抽出するので、ウ
ェブページの種類に応じた精度の高いデザイン評価を行
うことができる。
【0037】また、本実施形態に係るデザイン評価方法
は、ユーザの視線情報に基づいて、精度の高いウェブペ
ージのデザインを評価することができる。
【0038】次に、本発明の第2実施形態に係るデザイ
ン評価システム20について説明する。図4は、第2実
施形態に係るデザイン評価システム20の構成を示すブ
ロック図である。第2実施形態に係るデザイン評価シス
テム20は、第1実施形態に係るデザイン評価システム
10と基本的な構成は同一であるが、ウェブページを見
るユーザの属性を記憶したユーザ属性情報データベース
(以下、「ユーザ属性情報DB」という)15をさらに
備えている点が第1実施形態に係るデザイン評価システ
ム10と異なる。また、ユーザ属性情報DB15を備え
ていることに伴い、デザイン評価部13の機能も第1実
施形態に係るデザイン評価システム10と異なる。以
下、デザイン評価システム20に含まれるユーザ属性情
報DB15、及びデザイン評価部13について説明す
る。
【0039】ユーザ属性情報DB15は、ウェブページ
を見るユーザの属性を記憶したデータベースである。図
5は、ユーザ属性情報DB15に記憶されたデータの例
を示す図である。ユーザ属性情報DB15は、「ユーザ
ID」「ユーザ属性」の各情報を有している。「ユーザ
属性」は、ユーザを特定するための識別子である。「ユ
ーザ属性」は、ユーザIDによって特定されるユーザの
属性を表す情報である。ここでは、ユーザ属性情報DB
15には、ユーザ属性として、ユーザの性別及び年代に
関する情報が記憶されている。なお、ユーザ属性情報D
B15に記憶されるユーザ属性情報は、あらかじめアン
ケート等によって、ユーザからユーザ属性情報を取得す
ることとしても良いし、視線情報受信部18によって受
信される視線情報を分析して、ユーザの属性を決定する
こととしても良い。
【0040】次に、デザイン評価部13について説明す
る。デザイン評価部13は、第1実施形態に係るデザイ
ン評価システムと同様に、デザイン評価情報DB16に
記憶されたデザイン評価情報に基づいて、ウェブページ
のデザインを評価する機能を有する。また、デザイン評
価部13は、視線情報受信部18によって受信した視線
情報から、ウェブページのデザイン評価に用いる視線情
報を選択する機能をする。後者の機能について詳しく説
明すると、デザイン評価部13は、視線情報受信部18
によって受信したユーザ属性情報から、評価対象となっ
ているウェブページがターゲットとしているユーザの属
性(以下、「ターゲットユーザ属性」という)を有する
ユーザからの視線情報を選択する機能である。視線情報
の選択は、あらかじめ入力されたウェブページのターゲ
ットユーザ属性の情報と、ユーザ属性情報DB15に記
憶されているユーザ属性情報とに基づいて行なわれる。
【0041】次に、第2実施形態に係るデザイン評価シ
ステム20の動作について説明し、併せて第2実施形態
に係るデザイン評価方法について説明する。図6は、第
2実施形態に係るデザイン評価システム20の動作を示
すフローチャートである。
【0042】まず、ユーザ端末30は、URLを指定し
て、所定のウェブサイト(ウェブサーバ32)にアクセ
スする(S10)。ウェブサーバ32は、ユーザ端末3
0からのアクセスがあると、ウェブサーバ32に格納さ
れているウェブデータをユーザ端末30に送信する(S
12)。
【0043】ユーザ端末30は、デザイン評価システム
20から送信されたウェブデータを受信する(S14)
と、受信したウェブデータに基づいてウェブページを表
示する(S16)。また、ウェブサーバ32は、ユーザ
端末30に送信したウェブデータと同じウェブデータを
デザイン評価システム20に送信する(S30)。この
際にウェブページのターゲットユーザ属性の情報を併せ
て送信する。デザイン評価システム20は、ウェブサー
バ32から送信されたウェブデータ及びターゲットユー
ザ属性の情報を受信する(S32)と、受信したウェブ
データ及びターゲットユーザ属性情報をデザイン評価部
13に入力する。
【0044】ユーザ端末30は、ウェブページを見るユ
ーザの視線情報(ユーザ状態情報)を取得する。ここ
で、視線情報は赤外線を利用した公知の技術によって取
得することができる。続いて、ユーザ端末30は、取得
した視線情報をデザイン評価システム20に送信する
(S34)。この際に、送信される視線情報がどのユー
ザの視線情報であるかを明らかにするために、視線情報
と共にユーザIDが送信される。デザイン評価システム
20は、視線情報受信部18によってユーザ端末30か
ら送信された視線情報を受信する(S36)と、受信し
た視線情報をユーザIDと共にデザイン評価部12に入
力する。
【0045】デザイン評価部13は、入力された視線情
報からターゲットユーザ属性と同じ属性を有するユーザ
から取得した視線情報を選択する(S38)。この点に
ついて、図5に示すユーザ属性情報DB15を例として
説明する。例えば、あるウェブページのターゲットユー
ザが女性である場合にはユーザIDが「U1002」
「U1003」のユーザから取得された視線情報を抽出
し、ユーザIDが「U1001」「U1004」のユー
ザから取得された視線情報は、デザイン評価のためのデ
ータとしては選択しない。
【0046】次に、デザイン評価部13は、ウェブデー
タ受信ステップ(S32)において入力されたウェブデ
ータによって表示されることとなるウェブページの種類
を特定する。続いて、デザイン評価部13は、視線情報
選択ステップ(S38)において抽出された視線情報
を、ウェブページの種類によって決定されるデザイン評
価情報の判定条件にあてはめることによって、デザイン
評価情報DB14から当該ウェブページのデザイン評価
情報を抽出する。このようにして抽出されたデザイン評
価情報が当該ウェブページに対して与えられる評価結果
である。なお、複数のユーザ端末30から送信された視
線情報のそれぞれに基づいてデザイン評価情報が抽出さ
れ、抽出されたデザイン評価情報の分布や平均値を見る
ことにより、精度の高い評価結果を得ることができる。
【0047】本実施形態に係るデザイン評価システム2
0は、デザインを評価するためのデザイン評価情報をユ
ーザの視線情報(ユーザ状態情報)に関連付けて記憶さ
せたデザイン評価情報DB14を有しているので、ユー
ザ端末30から送信された視線情報に基づいて、ウェブ
ページのデザインを評価することができる。
【0048】また、デザイン評価情報DB14には、ウ
ェブページの種類によって異なるデザイン評価情報が記
憶されており、デザイン評価部13は、ウェブデータ受
信部16によって受信したウェブデータによって評価対
象となるウェブページの種類を特定し、特定されたウェ
ブページの種類に基づいて、デザイン評価情報DB14
からデザイン評価情報を抽出するので、ウェブページの
種類に応じた精度の高い評価を行うことができる。
【0049】また、デザイン評価システム20はウェブ
ページを見るユーザの属性を記憶したユーザ属性情報D
B15を有しており、デザイン評価部13は、ユーザの
ユーザ属性に基づいて、入力された視線情報からデザイ
ン評価に用いる視線情報を選択する。これにより、ウェ
ブページのターゲットユーザ属性を有するユーザからの
視線情報に基づいて、ウェブページのデザイン評価を行
うことができるので、より精度の高いデザイン評価をす
ることができる。
【0050】本実施形態に係るデザイン評価方法は、ユ
ーザの視線情報に基づいて、ウェブページのデザインを
評価することができる。
【0051】また、ユーザ属性情報に基づいて、評価対
象のウェブページのターゲットユーザ属性を有するユー
ザから取得したユーザ属性情報を選択し、選択されたユ
ーザ属性情報に基づいて、デザインを評価しているの
で、より精度の高いデザイン評価をすることができる。
【0052】次に、図7〜図9を参照して、上記したデ
ザイン評価方法を実現可能な、コンピュータ読取り可能
な記録媒体(以下、「記録媒体」という)40について
説明する。ここで、記録媒体40とは、プログラムの記
述内容に応じて磁気、光、電気等のエネルギを変化さ
せ、その変化に対応する信号の形式でコンピュータ50
のハードウェア資源に備えられている読み取り装置51
にプログラムの記述内容を伝達できるものである。この
ような記録媒体40としては、例えば、磁気ディスク、
光ディスク、CD−ROM、コンピュータ50に内蔵さ
れるメモリ53等が該当する。
【0053】図7は、本実施形態の記録媒体40の構成
図である。記録媒体40には、プログラムを記録したプ
ログラム領域40aとデータファイルを格納したデータ
領域40bとが設けられている。
【0054】データ領域40bは、ウェブページのデザ
インを評価するためのデザイン評価情報を記憶できる領
域44及びユーザの属性を記憶できる領域45を有して
いる。図4に示すデザイン評価情報DB14と同様に、
領域44にはユーザ状態情報に関連付けられたデザイン
評価情報が記憶され、領域45にはユーザの属性に関す
る情報が記憶される。
【0055】プログラム領域40aには、ウェブページ
のデザインを評価するデザイン評価モジュール41と、
ユーザ状態情報を入力するためのユーザ状態情報入力モ
ジュール42と、評価の対象であるウェブページのデー
タを入力するためのウェブデータ入力モジュール43と
が含まれている。
【0056】図8は、記録媒体40に記録されたプログ
ラムを実行するためのコンピュータ50のハードウェア
構成を示す図であり、図9は、記録媒体40に記録され
たプログラムを実行するためのコンピュータ50の斜視
図である。各図に示すように、コンピュータ50は、フ
レキシブルドライブ装置、CD−ROMドライブ装置、
磁気テープドライブ装置等の読み取り装置51と、オペ
レーティングシステム(OS)を常駐させた作業用メモ
リ(RAM)52と、記録媒体40に記録されたデザイ
ン評価情報及びユーザ属性情報を記憶するためのメモリ
53と、表示手段であるディスプレイ54と、入力手段
であるマウス55及びキーボード56と、作成したウェ
ブページを印刷出力するプリンタ57と、プログラムの
実行を制御するCPU58と、を備えている。ここで、
記録媒体40が読み取り装置51に挿入されると、記録
媒体40に記録された情報が読み取り装置51からアク
セス可能になり、記録媒体40のプログラム領域40a
に記録されたプログラムが、コンピュータ50によって
実行可能となる。
【0057】本実施形態に係る記録媒体40によれば、
コンピュータ50は、入力されたユーザ状態情報からウ
ェブページのターゲットユーザ属性を有するユーザから
のユーザ状態情報を選択し、選択されたユーザ状態情報
に基づいてデータ領域40bからデザイン評価情報44
を抽出し、ウェブページのデザインを評価結果を求める
ことができる。
【0058】以上、本発明の実施形態について詳細に説
明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるもの
ではない。
【0059】上記実施形態においては、デザイン評価情
報DB14には、視線の移動距離に基づいて評価結果を
判定するデザイン評価情報が記憶されているが、視線の
移動距離以外の条件によってデザインの評価結果を判定
するデザイン評価情報を記憶させることとしても良い。
【0060】例えば、ウェブページに含まれるコンテン
ツの閲覧回数によって、デザインの評価をすることとし
ても良い。すなわち、1のウェブページに含まれるコン
テンツについて閲覧回数の総和の平均(以下、「平均閲
覧回数」という)Nmをあらかじめ算出し、ウェブペー
ジのコンテンツの閲覧回数Nが、平均閲覧回数Nmに定
数cを乗じた値より大きい場合、すなわち、N>Nm・
cを満たす場合にウェブページのデザインは悪いという
評価結果を与え、逆に、コンテンツの閲覧回数Nが平均
閲覧回数Nmに定数cを乗じた値以下である場合、すな
わち、N≦Nm・cを満たす場合には、ウェブページの
デザインは良いという評価結果を与えることとしても良
い。また、このようなコンテンツの閲覧回数の総和Nに
基づくデザイン評価情報は、以下の条件式によっても判
定できる。
【0061】 N>Nm+d(d>0) ・・・(3) N−Nm>k・σ(k>1、σはNの標準偏差) ・・・(4) すなわち、上記(3)又は(4)の条件を満たす場合に
コンテンツの閲覧回数の総和が多いことを検出し、デザ
インが悪いという評価結果を与えることとしても良い。
【0062】また、視線情報を用いたデザイン評価の他
の例としては、特定のコンテンツに対する閲覧時間が極
端に長いかどうかで、デザインの評価結果を判定するこ
とができる。ウェブページに含まれる特定のコンテンツ
に対する閲覧時間が極端に長い場合には、そのコンテン
ツを含むウェブページはデザインが悪いという評価結果
が与えられる。このようなコンテンツの閲覧時間の長さ
を判定する条件としては、あらかじめコンテンツ1つ当
たりの平均閲覧時間Tmを求めておき、視線情報から得
られたコンテンツの閲覧時間Tが、平均閲覧時間Tmに
定数cを乗じた値より大きい場合、すなわち、T>Tm
・cを満たす場合には、特定のコンテンツに対する閲覧
時間が極端に長いと判断し、そのウェブページのデザイ
ンは悪いという評価結果が与えられる。逆に、コンテン
ツの閲覧時間Tが、平均閲覧時間Tmに定数cを乗じた
値以下である場合、すなわち、T≦Tm・cを満たす場
合には、そのウェブページのデザインは良いという評価
結果が与えられる。
【0063】また、このようなコンテンツの閲覧時間T
に基づくデザイン評価情報は、以下の条件式によっても
判定できる。
【0064】 T>Tm+d(d>0) ・・・(5) T−Tm>k・σ(k>1、σはTの標準偏差) ・・・(6) すなわち、上記(5)又は(6)の条件を満たす場合
に、特定のコンテンツの閲覧時間が極端に長いことを検
出し、デザインが悪いという評価結果を与えることとし
ても良い。
【0065】また、上記実施形態においては、視線情報
に基づいてウェブページのデザインを評価することとし
ているが、他のユーザ状態情報に基づいてウェブページ
のデザインを評価することとしても良い。
【0066】例えば、ユーザ状態情報としてユーザの脳
波情報を取得し、取得した脳波情報に基づいてデザイン
の評価をすることとしても良い。この場合は、ウェブペ
ージを見ているユーザが「落ち着かない」あるいは「つ
まらない」と感じていることが脳波によって分析された
場合には、そのウェブページのデザインは悪いという評
価結果を与え、逆に、ユーザが「面白い」と感じている
ことが脳波によって分析された場合には、そのウェブペ
ージのデザインは良いという評価結果を与える。脳波に
よるデザインの評価においては、デザインの評価結果
は、「良い/悪い」だけでなく、より具体的に「楽し
い」「興味をひく」「読みやすい」等の評価結果を与え
ることも可能である。また、ユーザ状態情報の他の例と
しては、官能テストの結果を利用することもできる。ウ
ェブページ中に、「好き/嫌い」「面白い/つまらな
い」等のアンケートを埋め込んでおき、それに対するユ
ーザの回答によって、デザインの評価をすることもでき
る。さらに、ユーザ状態情報として、マウス軌跡を利用
することもできる。マウスの軌跡からマウスの移動量を
求め、その移動量が極端に長い場合には、デザインが悪
いという評価結果を与えることができる。
【0067】また、上記実施形態においては、デザイン
評価情報DB14にはウェブページを機能別に3種類の
分類し、それぞれの種類によって異なる判定条件が記憶
されているが、ウェブページの種類ではなく、ウェブペ
ージの内容によってデザイン評価情報の判定条件を変え
ることとしても良い。例えば、ウェブページに含まれる
テキスト領域の割合によって、デザイン評価情報の判定
条件を変えることとしても良い。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、ドキュメント入力部に
よってデザインの評価対象となるドキュメントを入力さ
せると共に、ユーザ状態情報入力部によってドキュメン
トを見るユーザの行動情報、生体情報をユーザ状態情報
として入力させることにより、入力されたユーザ状態情
報に基づいて、ユーザがドキュメントをどのような状態
で見ているかについての情報を得ることができ、ドキュ
メントの内容や種類等とそのドキュメントを読むユーザ
の状態とに基づいて、ドキュメントのデザイン評価をす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るデザイン評価システムを示
すブロック図である。
【図2】デザイン評価情報DBに記憶されたデータの例
を示す図である。
【図3】第1実施形態に係るデザイン評価システムの動
作を示すフローチャートである。
【図4】第2実施形態に係るデザイン評価システムを示
すブロック図である。
【図5】ユーザ属性情報DB15に記憶されたデータの
例を示す図である。
【図6】第2実施形態に係るデザイン評価システムの動
作を示すフローチャートである。
【図7】実施形態に係る記録媒体の構成を示す図であ
る。
【図8】記録媒体に記録されたプログラムを実行するた
めのコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
【図9】記録媒体に記録されたプログラムを実行するた
めのコンピュータの斜視図である。
【符号の説明】
10・・・ウェブページデザイン評価システム、12・・・デ
ザイン評価部、14・・・デザイン評価情報データベー
ス、16・・・ウェブデータ受信部、18・・・視線情報受信
部、20・・・ウェブページデザイン評価システム、30・
・・ユーザ端末、32・・・ウェブサーバ、40・・・記録媒
体。
フロントページの続き (72)発明者 湯澤 秀人 神奈川県足柄上郡中井町境430グリーンテ クなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 酒井 桂 神奈川県足柄上郡中井町境430グリーンテ クなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 三平 寿江 神奈川県足柄上郡中井町境430グリーンテ クなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 広瀬 吉嗣 神奈川県足柄上郡中井町境430グリーンテ クなかい 富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 5B009 NA14 RB34 VC01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドキュメントのデザインを評価するシス
    テムであって、 評価対象のドキュメントを入力するドキュメント入力部
    と、 前記ドキュメントを見るユーザの行動情報又は生体情報
    をユーザ状態情報として入力するユーザ状態情報入力部
    と、 前記ドキュメント入力部によって入力されたドキュメン
    トと、前記ユーザ状態情報入力部によって入力されたユ
    ーザ状態情報とに基づいて前記ドキュメントのデザイン
    を評価するデザイン評価部と、 を備えることを特徴とするドキュメントデザイン評価シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記デザイン評価部は、前記ドキュメン
    トの種類ごとにデザインを評価することを特徴とする請
    求項1に記載のドキュメントデザイン評価システム。
  3. 【請求項3】 異なるユーザ状態情報のそれぞれに関連
    付けて、ドキュメントを評価するためのデザイン評価情
    報をあらかじめ記憶したデザイン評価情報記憶部をさら
    に備え、 前記デザイン評価部は、ユーザ状態情報入力部によって
    入力されたユーザ状態情報と、前記デザイン評価情報記
    憶部に記憶されたデザイン評価情報とに基づいて、前記
    ドキュメントのデザインを評価する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のドキュメント
    デザイン評価システム。
  4. 【請求項4】 前記ドキュメントを見るユーザの属性を
    あらかじめ記憶したユーザ属性記憶部をさらに備え、 前記デザイン評価部は、前記ユーザ属性記憶部に記憶さ
    れたユーザ属性に基づいて、前記ユーザ状態情報入力部
    によって入力されたユーザ状態情報から、ドキュメント
    のデザイン評価に用いるユーザ状態情報を選択し、選択
    されたユーザ状態情報に基づいて、前記ドキュメントの
    デザインを評価する、 ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の
    ドキュメントデザイン評価システム。
  5. 【請求項5】 ドキュメントのデザインを評価する方法
    であって、 評価対象のドキュメントを入力するドキュメント入力ス
    テップと、 前記ドキュメントを見るユーザの行動情報又は生体情報
    をユーザ状態情報として入力するユーザ状態情報入力ス
    テップと、 前記ドキュメント入力ステップにおいて入力されたドキ
    ュメントと、前記ユーザ状態情報入力ステップにおいて
    入力されたユーザ状態情報とに基づいて前記ドキュメン
    トのデザインを評価するデザイン評価ステップと、 を備えることを特徴とするドキュメントデザイン評価方
    法。
  6. 【請求項6】 前記デザイン評価ステップは、前記ドキ
    ュメントの種類ごとにデザインを評価することを特徴と
    する請求項5に記載のドキュメントデザイン評価方法。
  7. 【請求項7】 異なるユーザ状態情報のそれぞれに関連
    付けて、ドキュメントを評価するためのデザイン評価情
    報を、デザイン評価情報記憶部にあらかじめ記憶させて
    おき、 前記デザイン評価ステップは、ユーザ状態情報入力ステ
    ップにおいて入力されたユーザ状態情報と、前記デザイ
    ン評価情報記憶部に記憶されたデザイン評価情報とに基
    づいて、前記ドキュメントのデザインを評価する、 ことを特徴とする請求項5又は6に記載のドキュメント
    デザイン評価方法。
  8. 【請求項8】 前記ドキュメントを見るユーザの属性を
    ユーザ属性記憶部にあらかじめ記憶させておき、 前記デザイン評価ステップは、前記ユーザ属性記憶部に
    記憶されたユーザ属性に基づいて、前記ユーザ状態情報
    入力ステップにおいて入力されたユーザ状態情報から、
    ドキュメントのデザイン評価に用いるユーザ状態情報を
    選択し、選択されたユーザ状態情報に基づいて、前記ド
    キュメントのデザインを評価する、 ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載の
    ドキュメントデザイン評価方法。
  9. 【請求項9】 ドキュメントのデザインを評価する処理
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 評価対象のドキュメントを入力するドキュメント入力処
    理と、 前記ドキュメントを見るユーザの行動情報又は生体情報
    をユーザ状態情報として入力するユーザ状態情報入力処
    理と、 前記ドキュメント入力処理によって入力されたドキュメ
    ントと、前記ユーザ状態情報入力処理によって入力され
    たユーザ状態情報とに基づいて前記ドキュメントのデザ
    インを評価するデザイン評価処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    ていることを特徴とする記録媒体。
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