JP2002172164A - 抜針防止用腕保護具 - Google Patents

抜針防止用腕保護具

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JP2002172164A
JP2002172164A JP2000374099A JP2000374099A JP2002172164A JP 2002172164 A JP2002172164 A JP 2002172164A JP 2000374099 A JP2000374099 A JP 2000374099A JP 2000374099 A JP2000374099 A JP 2000374099A JP 2002172164 A JP2002172164 A JP 2002172164A
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Matsumi Nobukawa
松美 信川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透析時の患者にとって使用感がよく、抜針事
故を防止可能な抑制帯に代わる又は併用可能な透析補助
具を開発する。 【解決手段】 弾性又は可撓性を有する略平板状の下敷
マット3と、この下敷マット3に着脱自在に被せる断面
略円弧状の透明又は半透明な保護カバー7とからなり、
下敷マット3は略前腕2に等しい長さの板材で、保護カ
バー7はこの下敷マット3に弾支状態で装着可能とした
抜針防止用腕保護具1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透析等に際して見
られる抜針事故(自然抜去又は事故抜去)を防止するため
に、針を刺す患者の前腕に取り付ける抜針防止用腕保護
具に関する。
【0002】
【従来の技術】透析、点滴、輸血や献血等、患者の前腕
に針を刺して長時間にわたってベッドに仰向姿勢を保つ
必要がある場合、前腕から針が抜けないように(抜針防
止のために)、抑制帯(シーネ)を用いて前腕を固定す
る。従来の抑制帯としては、実開昭54-133692号「点滴
用腕固定具」、実開昭61-103146号「アームレスト」、
特開平08-103494号「腕固定具」、特開平08-280797号
「腕固定具」や特開平10-305095号「点滴用補助具」等
を例示できる。いずれも、基本的には前腕に添えるベー
ス(本体、肘保持部及び手首保持部、固定カバー、硬質
芯材等)に締結用のベルトを取り付けた構造になってお
り、一般に利用されている抑制帯も略同様の構造を用い
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の抑制帯
は、前腕をしっかりと固定することに主眼を置くため、
上記ベースは一般に硬質で可撓性のない材質で構成され
ることが多く、固く固定される前腕が患者に対して身体
的及び心理的窮屈感を与えていた。この身体的及び心理
的窮屈感は、仮にそれほど前腕を拘束していない場合で
も、患者には心理的に「拘束されている」という感覚を
与え、前腕のみならず身体全体の自由を奪い、姿勢の変
更ができない、精神的苦痛がある、等の不満を訴える患
者が少なくなかった。
【0004】また、従来の抑制帯はベースが前腕に沿う
断面形状をしており、ベルトは前腕に沿って巻き付ける
態様が普通である。このため、例えば針が緩んで液漏れ
等を招いた場合に、前腕とベースとの隙間に液が溜まり
ながらも、前記液漏れが外部から視認しづらく、針の弛
みの発見が遅れる問題があった。抑制帯は、抜針事故防
止を目的としたものであるが、逆に抜針事故防止を図れ
るものであれば、何も抑制帯に固執する必要はない。そ
こで、透析時の患者にとって使用感がよく、抜針事故防
止が可能な抑制帯に代わる又は併用可能な透析補助具を
開発するため、検討した。
【0005】
【課題を解決するための手段】検討の結果開発したもの
が、略前腕に等しい長さの略平板状下敷マットと、この
下敷マットに着脱自在に被せて弾支状態で装着可能な透
明又は半透明保護カバーとからなる抜針防止用腕保護具
である。好ましくは、下敷マットは弾性又は可撓性を有
し、保護カバーは断面略円弧状とする。本発明の腕保護
具は、針を刺した片手、前腕に対して針(又は穿刺部)及
びルート(血液循環パイプ)を覆うように用いるもので、
残る片手には抑制帯を併用してもよい。患者によって
は、抑制帯なしで腕保護具のみの使用でも構わない。必
要により、腕保護具を取り付けた片手は、不要に動かな
いようにベッド等に固定する。
【0006】本発明の腕保護具は、抑制帯のように物理
的に固く前腕を拘束するのではなく、前腕を「緩やかに
覆う」点を特徴としている。下敷マットは、保護カバー
を装着するためのベースであるが、弾性又は可撓性を備
えることで長時間にわたって載せる前腕の負担を軽減す
る。この下敷マットの素材としては、発泡樹脂、例えば
低発泡ポリウレタン、低発泡ポリエチレン等を例示でき
る。保護カバーは、前記下敷マットに被せることで前腕
を覆い、抜針事故(自然抜去又は事故抜去)を防止する。
このとき、保護カバーを透明又は半透明としておくこと
で抜針の早期発見が可能で、仮に抜針に至らない場合で
も、液漏れを外部から視認可能だから医療事故防止に貢
献する。保護カバーの素材としては、透明又は半透明樹
脂、例えばポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹
脂、エチレン-酢酸ビニル共重合系樹脂等を例示でき
る。
【0007】保護カバーは弾支状態で下敷マットに装着
するため、決して固い拘束ではなく、患者の身体的な負
担を軽くすると共に、心理的な拘束感を低減する。患者
自らが抜針する場合は概ね無意識である場合が多いが、
保護カバーは前記無意識下での抜針防止に効果がある。
この保護カバーは、針(又は穿刺部)及びルートに、好ま
しくは前腕に触れない程度に緩やかに下敷マットに装着
できるとよく、下敷マットに対して複数に分割してもよ
い。具体的には、(1)保護カバーを下敷マットに装着し
た状態で、この保護カバーの内断面が下敷マットに載る
前腕に内接しない大きさ又は断面形状とし、また(2)保
護カバーの両側縁に下敷マットの両側縁と係合するスト
ッパを設ける。
【0008】上記(1)の構成は、「緩やかに覆う」特徴
を最大限高める。保護カバーの内断面が下敷マットに載
る前腕に内接しない大きさ又は断面形状とすると、保護
カバーの範囲内に前腕を動かす空間(余裕)を形成でき
る。こうした前腕を動かす空間は、高齢者等、肘関節が
真直ぐに伸びない患者に特に有効である。保護カバーを
樹脂製の円筒側面から構成した場合、素材及び構造に基
づく弾性を発揮して、外部からの負荷に対して強く、弾
支状態で下敷マットに装着できるようになり、好まし
い。この場合、保護カバーの両側縁に下敷マットの両側
縁と係合するストッパを設けると、外部負荷や自己復元
力によるベースからの離脱を防止できる一方、保護カバ
ー自体の変形によって下敷マットに対する着脱が容易に
なる。ストッパの素材は自由であるが、軽量の素材、例
えば下敷マットと同じ低発泡ポリウレタン、低発泡ポリ
エチレン等を例示でき、前記素材の5〜10角棒を用い
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図を参照しながら説明する。図1は本発明に基づく腕保
護具1の一例を示す斜視図、図2は同腕保護具1の使用
状態を示す斜視図、図3は使用状態における前腕2と腕
保護具1との位置関係を表す正面図、図4は腕保護具1
の着脱手順を示す斜視図、図5は下敷マット3にタオル
4を巻いて使用する場合の図1相当斜視図であり、図6
は分割した保護カバー5,6を用いた別例の図1相当斜
視図である。
【0010】本例に示す腕保護具1は、図1に見られる
ように、極めて簡素な構成となっている。具体的には、
略前腕に等しい長さの平面視長方形の平板状下敷マット
3に、半円筒側面相当の断面略円弧状の保護カバー7
を、両側縁に設けたストッパ8,8が下敷マット3両側
縁に係合するように装着している。下敷マット3は低発
泡ポリウレタンの厚手の板材を前記形状に切り出して、
保護カバー7は透明なポリエステルの薄い板材を平面視
長方形に切り出して断面円弧状に形成し、両側縁に低発
泡ポリウレタン製角棒からなるストッパ8,8を取り付
けて構成している。保護カバー7は下敷マット3に前記
ストッパ8,8を係合するだけで固着しないので、下敷
マット3に対して前後に位置をずらして装着することが
できる。前記のような保護カバーは、大型PETボトルの
胴部を半割したものがちょうど適当な大きさ及び自己復
元力を備え、好ましい。
【0011】使用態様は、図2に見られるように、下敷
マット3に前腕2を載せ、保護カバー7が空間9を残し
て前腕2に被さる格好となる。透析用のルート(血液循
環パイプ)10,10は前又は後開口部11,12(本発明の腕保護
具1には前後の区別はないが、説明の便宜上前腕2装着
時の手首側を前、肘側を後と区別する)より中へ入れる
ことができる。図2では前方から2本のルート10,10を
入れているが、例えば1本を前、残る1本を後ろから、
又は2本とも後ろから入れてもよい。本例では、下敷マ
ット3が平面視長方形、また保護カバー7も展開すれば
平面視長方形状なので、前記前又は後開口部11,12は略
同一の半円状であるが、例えば下敷マット3を台形状と
して前又は後開口部11,12の大きさ又は形状を異ならせ
てもよい。図2から明らかなように、透明な保護カバー
7は、前腕2だけでなく、針13,13の穿刺部14,14がはっ
きりと外部から視認できる。
【0012】本例の腕保護具1は、図3に見られるよう
に、前腕2に比べて下敷マット3が約2倍の幅を有し、
この下敷マット3の幅を略直径とする保護カバー7を被
せている。保護カバー7自身が一定の弾性又は可撓性を
備えており、外部負荷(患者自身の残る片手やベッドの
掛け布団の接触等)を変形しながら吸収し、決して潰れ
ることなく抜針を防止する。また、図3から明らかなよ
うに、前腕2と保護カバー7との間に大きな空間9が形
成できるため、前腕2に保護カバー7内での自由度が得
られ、患者に対して拘束感を与えないばかりか、例えば
肘関節の曲がった患者でも腕保護具1の使用を可能にす
る。このほか、前記空間9は発汗に伴う湿気を逃がした
り、外気から前腕2を隔離して保温状態を提供すること
で、腕保護具1を長時間使用する患者の不快感低減に貢
献している。
【0013】前腕に対する腕保護具1の取付は、図4に
見られる態様となる。具体的には、(1)透析対象となる
患者の前腕2下方に下敷マット3を敷き、(2)前腕2を
下敷マット3に載せ、(3)針13,13を刺し、透析のための
ルート10,10を固定テープ15で固定したた状態(図4中針
13、ルート10及び固定テープ15は略、図2参照)から、
(4)保護カバー7を変形(図4中黒矢印参照)させて上方
より被せ、(5)ストッパ8,8を下敷マット3両側縁に係
合する。可能であれば、(4')ストッパ8,8を下敷マッ
ト3両側縁に係合しながら保護カバー7を下敷マット3
前端又は後端から挿入してもよい。保護カバー7は、ス
トッパ8,8近傍の内面を弾性によって下敷マット3両
側縁に押し当てて弾支し、ストッパ8,8を係合してい
るので、簡単に外れることはない。必要により、腕保護
具を取り付けた片手はベッド等に固定する。取り外す場
合は、前記手順の逆に従う。
【0014】下敷マット表面を加工して、前腕に対する
触感を改良することも可能であるが、例えば図5に見ら
れるように、簡易には下敷マット3に被覆具としてタオ
ル4を巻き付け、装着する保護カバー7でタオル4が分
離するのを防止するとよい。このようにタオル4を併用
すると、前腕に対する触感をよりよくすることができ
る。このタオル4は、汗を吸い取る働きも併せ持つ。ま
た、下地マット3表面を加工することなく、別の被覆具
(本例のタオル4)を用いることは、被覆具が汚れた場合
に交換が容易なこと、使用に際して毎回新しい被覆具を
用いて清潔度を保つことができる等、利点が多い。下敷
マット3に巻き付けなくても、両縁を保護カバー7の各
ストッパ8,8で押さえて固着できれば、下敷マット3
表面のみに宛てがう布カバー等でもよい。
【0015】このほか、下敷マット又は保護カバーは、
必ずしも一体でなく、分割した構成とすることができ
る。下敷マット3は、前腕を載せて安定させることを優
先するためにあまり分割は好ましくないが、例えば保護
カバー5,6は図6に見られるように2分割しても作用
及び効果は変わらない。保護カバー5,6を分割する
と、肘関節が伸びきらない患者が肘を曲げて本発明の腕
保護具1を使用する際、単に保護カバー5,6内の空間
9,9を利用して前腕を下敷マット3上に横たえるので
はなく、肘の曲がりに倣って保護カバー5,6それぞれ
が独立して変形できるので、より患者に負担をかけずに
腕保護具1を利用可能となる。本例では、こうした保護
カバー5,6の変形を前提に、保護カバー5,6の縁部が
前腕を傷つけないように縁取テープ16を貼着している。
縁取テープ16を貼着しない場合は、保護カバー5,6の
縁部を面取りするとよい。
【0016】
【実施例】本発明の腕保護具の有用性を検証するため、
試作品を作成し、その使用感についてのアンケートを集
めた。試作品は、外観は上記図1の例に従う構成で、20
cm×30cmの大きさに切り出した低発泡ポリエチレン製下
敷マットに、4L容量のPETボトルの胴部を切り開いて形
成した透明な保護カバーを、内向きに働く自己復元力を
利用して両側縁を下敷マットの両側縁に係合して装着し
たものである。このように、本発明の腕保護具は、日常
購入可能な製品から、安価かつ簡便に作ることができる
利点を有している。
【0017】アンケートは、専門家の観点として透析業
務従事者と、実際に透析を受ける患者とに上記試作品を
使用してもらい、その使用感をまとめたものである。透
析業務従事者については予め従来の抑制帯で両手を抑制
した状態を体験してもらい、透析業務従事者及び患者共
に針を刺さない片手のみ抑制帯を用いた状態で、針を刺
した片手の前腕に対して試作品を用いた。アンケート結
果は、同一回答者が複数の使用感を述べている。
【0018】まず、透析業務従事者は、抑制帯自体の使
用経験が少ないことから、片手のみ抑制帯を用いてもや
はり気になるようで、「抑制されてストレスを感じる」
「抑制に窮屈さを感じる」「抑制側の肩が痛い」「抑制
側にのみしびれを感じる」等の回答が見られた。しか
し、本発明の試作品についても「両手抑制ほどの威圧感
はない」「保護カバーが透明であり、針先を確認できて
安心」「片手が動かせるだけでも気が楽」「片手のみの
抑制なので、姿勢が変えられる」「抑制帯のような圧迫
感がない」等の回答が得られた。
【0019】透析業務従事者に対し、日頃従来の抑制帯
を不快に感じていた患者は、併用した抑制帯について感
想を述べるものが見当たらなかった。むしろ、「全体が
覆われて安全性を感じた」「保護カバー内に十分な空間
がある」「意識することがなかった」「苦痛を感じるこ
とがなかった」「保護カバーが透明なので針及びルート
が確認できる」「残る片手が当たっても針又はルートに
触れずに済む」「使用後、邪魔にならない」「保護して
いる片手の動きが保護カバーの装着を損ねない」「下敷
マットが気持ちいい」「窮屈さがない」等、多数の良好
な回答を得ることができた。これから、いかに本発明が
従来の抑制帯における不満を解消したかを伺い知ること
ができる。
【0020】上記使用感のアンケートを踏まえて、2ヶ
月にわたり、上記試作品を実際の透析現場で利用し続け
たが、その間抜針事故がまったく起こらなかった。加え
て、本試作品を利用している間、従来の抑制帯をはじめ
とする他の抑制手段も含めて抑制の必要がなくなった患
者は5名、片手のみ抑制を要する患者(上記アンケート
の状態)は9名となり、両手抑制の必要な患者は皆無で
あった。このことから、本発明は単なる使用感の改善だ
けでなく、実際の透析現場における抜針事故を防止する
効果を有することが証明された。
【0021】
【発明の効果】本発明の抜針防止用腕保護具は、透析時
の患者の身体的、心理的な負担を減らし、透析に関わる
不快感を低減する。同様に、透析のみならず、点滴、献
血等にも利用できる。下敷マット及び保護カバー共に、
従来の抑制帯のように患者の前腕を締め付けるものでは
ないため、身体的な窮屈感のみならず、心理的な圧迫感
をも与えない。特に、本発明においては透明な保護カバ
ーの働きが大きい。透明な保護カバーは、透析業務従事
者において、穿刺部を外部視認できるという観察の容易
さを提供する。なにか不具合が起きた場合に、外部から
容易に視認できるという効果は、安全性の観点から非常
に好ましい。また、保護カバーが前腕に対して構成する
空間は、夏場等暑い環境下では発汗による蒸れを防止
し、冬場等寒い環境下では前腕を覆って保温作用を発揮
する。保護カバーは、抜針防止の機能だけでなく、前記
のように透析業務従事者及び患者双方に対して良好な透
析環境を提供するわけである。
【0022】使用感のアンケート及び有用性確認のため
の試験から、試作品に見られるような簡易かつ安価な構
成であっても実用性は十分であることがわかる。これか
ら、本発明は透析現場の透析業務従事者自らが容易に作
成し、適宜患者に使用できる。当然、素材及び形状を適
正化して工業製品として構成することが望ましいが、現
実の医療現場にあっては、現場の専門家が自ら実施可能
な本発明品のような用具のほうが、より実践的で好まれ
る。手作りの構成であっても、構造が簡素なために殺
菌、消毒が容易であるため、医療用具として衛生的に使
用できる。このように、本発明はより現実に即した作用
及び効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく腕保護具の一例を示す斜視図で
ある。
【図2】同腕保護具の使用状態を示す斜視図である。
【図3】使用状態における前腕と腕保護具との位置関係
を表す正面図である。
【図4】腕保護具の着脱手順を示す斜視図である。
【図5】下敷マットにタオルを巻いて使用する場合の図
1相当斜視図である。
【図6】分割した保護カバーを用いた別例の図1相当斜
視図である。
【符号の説明】
1 腕保護具 2 前腕 3 下敷マット 7 保護カバー 8 ストッパ 9 空間 10 ルート(血液循環パイプ) 14 穿刺部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略前腕に等しい長さの略平板状下敷マッ
    トと、該下敷マットに着脱自在に被せて弾支状態で装着
    可能な透明又は半透明保護カバーとからなる抜針防止用
    腕保護具。
  2. 【請求項2】 下敷マットは弾性又は可撓性を有し、保
    護カバーは断面略円弧状である請求項1記載の抜針防止
    用腕保護具。
  3. 【請求項3】 保護カバーを下敷マットに装着した状態
    で、該保護カバーの内断面が下敷マットに載る前腕に内
    接しない大きさ又は断面形状である請求項1記載の抜針
    防止用腕保護具。
  4. 【請求項4】 保護カバーの両側縁に下敷マットの両側
    縁と係合するストッパを設けた請求項1記載の抜針防止
    用腕保護具。
JP2000374099A 2000-12-08 2000-12-08 抜針防止用腕保護具 Pending JP2002172164A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004321781A (ja) * 2004-02-25 2004-11-18 Paru Medical:Kk 保護フィルム付防水シーツ
JP2008253659A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Tomomi Nakao 点滴留置針の離脱防止用カバー
CN113143568A (zh) * 2021-04-09 2021-07-23 烟台毓璜顶医院 一种透析用上肢约束支具
CN115054783A (zh) * 2022-07-06 2022-09-16 武汉科技大学 一种儿童输液用手部束缚装置

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