JP2002172002A - つぼ押し機能を備えた履物 - Google Patents

つぼ押し機能を備えた履物

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JP2002172002A
JP2002172002A JP2000373464A JP2000373464A JP2002172002A JP 2002172002 A JP2002172002 A JP 2002172002A JP 2000373464 A JP2000373464 A JP 2000373464A JP 2000373464 A JP2000373464 A JP 2000373464A JP 2002172002 A JP2002172002 A JP 2002172002A
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Koichi Endo
孝一 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マッサージ効果が高いつぼ押し機能を備えた履
物を提供する。 【解決手段】履物底2が厚さ方向に貫通孔2aを有す
る。指圧突起3が貫通孔2aの内径より径が大きい上端
3aを有して貫通孔2aに往復運動可能に挿入される。
指圧突起3の下端3cは履物底2の底部2bから突出し
ている。弾性部材4は指圧突起3を履物底2の底部2b
から突出する方向に付勢して履物底2に設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、つぼ押し機能を備
えた下駄、サンダルその他の履物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のつぼ押し機能を備えた履物に関
し、登録実用新案第3020040号公報に示すものが
ある。すなわち、履物底に押し込み状態に下降する復帰
自在の刺激体を凸設し、刺激体により足の裏のつぼを押
し、刺激するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来の履物は、刺激体によりつぼを押す力が圧縮コイル
バネにより緩和されているため、マッサージ効果が弱め
られるという課題があった。
【0004】本発明は、このような従来の課題に着目し
てなされたもので、マッサージ効果が高いつぼ押し機能
を備えた履物を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明に係るつぼ押し機能を備えた履物
は、履物底と、指圧突起と、弾性部材とを有し、前記履
物底は厚さ方向に貫通孔を有し、前記指圧突起は前記貫
通孔の内径より径が大きい上端を有して前記貫通孔に往
復運動可能に挿入され、下端が前記履物底の底部から突
出しており、前記履物底の上面から突出可能に前記貫通
孔に挿入され、前記弾性部材は前記指圧突起を前記履物
底の底部から突出する方向に付勢して前記履物底に設け
られていることを、特徴とする。
【0006】請求項1の本発明に係るつぼ押し機能を備
えた履物は、履物底の上面に足を乗せて立つと、指圧突
起の下端が設置面に当たって履物底が下がり、指圧突起
の上端が履物底の上面から突出する方向に移動する。指
圧突起の下端が設置面から離れると、指圧突起は弾性部
材により付勢されて元の位置に戻る。こうして、歩くこ
とにより、指圧突起の上端で足の裏のつぼを断続的に押
し、マッサージを行うことができる。指圧突起は、下端
が設置面に当たった状態で、上端が履物底の上面から突
出しているため、弾性部材に抗して強く踏んだとき、足
の裏のつぼを押す力が弱められることはない。このた
め、マッサージ効果を高めることができる。また、歩行
の際に、弾性部材によりクッション効果をもたらすこと
ができる。
【0007】請求項2の本発明に係るつぼ押し機能を備
えた履物は、履物底と、上板と、弾性部材と、指圧突起
とを有し、前記上板は貫通孔を有し、前記弾性部材は前
記上板を前記履物底の上面に対して間隔をあける方向に
付勢して支持し、前記指圧突起は前記間隔を狭めたとき
前記上板の上面から前記貫通孔を通して突出するよう前
記履物底の上面に突出して設けられていることを、特徴
とする。
【0008】請求項2の本発明に係るつぼ押し機能を備
えた履物は、上板の上面に足を乗せて立つと、上板が下
がって履物底と上板との間隔が狭まり、指圧突起が上板
の上面から貫通孔を通して突出する。足を上げると、上
板が弾性部材により付勢されて元の位置に戻り、履物底
の上面に対して間隔をあける。こうして、歩くことによ
り、指圧突起の上端で足の裏のつぼを断続的に押し、マ
ッサージを行うことができる。指圧突起は、履物底の上
面に突出して設けられているため、弾性部材に抗して強
く踏んだとき、足の裏のつぼを押す力が弱められること
はない。このため、マッサージ効果を高めることができ
る。また、歩行の際に、弾性部材によりクッション効果
をもたらすことができる。
【0009】請求項3の本発明に係るつぼ押し機能を備
えた履物は、履物底と、揺動部材と、弾性部材と、支持
部材と、第1指圧ローラと、第2指圧ローラと、1対の
リンクとを有し、前記履物底は中間部に厚さ方向に貫通
孔を有し、前記揺動部材は一端が前記貫通孔の位置に配
置されて他端が前記履物底の底部の前記貫通孔より後部
側で前記履物底の厚さ方向に揺動可能に設けられ、前記
弾性部材は前記揺動部材の他端を前記履物底の底部に対
して間隔をあける方向に付勢して設けられ、前記支持部
材は前記貫通孔を通して前記揺動部材に固定され、前記
第1指圧ローラは前記履物底の幅方向に伸びる軸線を中
心として回転可能に前記履物底の上面から突出して前記
支持部材で支持され、前記第2指圧ローラは前記履物底
の幅方向に伸びる軸線を中心として前記履物底の上面の
上で回転可能に前記1対のリンクの各一端に取り付けら
れ、前記1対のリンクの各他端は前記第1指圧ローラの
軸線を中心として回転可能に前記支持部材に取り付けら
れていることを、特徴とする。
【0010】請求項3の本発明に係るつぼ押し機能を備
えた履物は、履物底の上面に足を乗せて立つと、揺動部
材の他端が設置面に当たって履物底が下がる。このと
き、第1指圧ローラが、揺動部材の揺動中心を中心とし
て回転して履物底の前部側に移動し、体重を載せた足の
裏のつぼに当たって回転する。同時に、第2指圧ローラ
が、リンクを介して支持部材により押されて履物底の前
部側に移動し、体重を載せた足の裏のつぼに当たって回
転する。揺動部材の他端は、設置面から離れると、弾性
部材により付勢されて履物底の底部に対して間隔をあけ
る。このとき、第1指圧ローラおよび第2指圧ローラ
は、元の位置まで履物底の後部側に移動する。こうし
て、歩くことにより、第1指圧ローラおよび第2指圧ロ
ーラで足の裏のつぼを回転しながら断続的に押し、マッ
サージを行うことができる。
【0011】第1指圧ローラは揺動部材に固定された支
持部材で支持され、第2指圧ローラは履物底の上面の上
に載っているため、弾性部材に抗して強く踏んだとき、
足の裏のつぼを押す力が弱められることはない。このた
め、マッサージ効果を高めることができる。また、歩行
の際に、弾性部材によりクッション効果をもたらすこと
ができる。
【0012】なお、揺動部材の揺動中心は、履物底に対
してその厚さ方向に位置を調節可能であることが好まし
い。この場合、第1指圧ローラが履物底の上面から突出
する高さを調節することができる。また、履物底の上面
の第2指圧ローラが載る位置に第2指圧ローラを案内す
る溝を設けることが好ましい。この場合、溝の底部は、
履物底の上面の一部を構成する。
【0013】請求項1,2または3の本発明に係るつぼ
押し機能を備えた履物は、サンダル、下駄、靴、その他
いかなる履物であってもよい。また、弾性部材は、圧縮
コイルバネ、板バネ、ウレタンゴム、その他、体重をか
けたとき圧縮され、弾力的に復元力を有するいかなる部
材から成ってもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の各
種実施の形態について説明する。図1〜図3は、本発明
の第1の実施の形態を示している。図1〜図3に示すよ
うに、つぼ押し機能を備えた履物1は、下駄から成り、
履物底2と、指圧突起3と、弾性部材4と、脚5と、鼻
緒6とを有している。なお、つぼ押し機能を備えた履物
1は、左右1対から成るが、図1〜図3ではその一方の
みを示す。
【0015】履物底2は、厚い板状で、足を乗せたとき
土踏まずに対応する位置に、厚さ方向に貫通孔2aを有
している。指圧突起3は、棒状であって、上端3aが下
部3bおよび貫通孔2aの内径より径が大きく、丸みを
帯びている。指圧突起3は、貫通孔2aに往復運動可能
に挿入され、下端3cが履物底2の底部2bから突出し
ている。
【0016】弾性部材4は、圧縮コイルバネから成り、
指圧突起3の下部3bを挿入されてその周囲に配置され
ている。弾性部材4は、上端3aが履物底2の貫通孔2
aで固定され、下端3cが指圧突起3の下端3cにネジ
7で固定されている。これにより、弾性部材4は、指圧
突起3を履物底2の底部2bから突出する方向に付勢し
ている。なお、履物底2の上面2cには、弾性部材4に
より付勢された指圧突起3の上端3aの下部が収まる凹
部2dが形成されている。
【0017】脚5は、1対から成り、それぞれ履物底2
の底部2bに前部側と後部側とに離れて固定されてい
る。脚5の高さは、指圧突起3が履物底2の底部2bか
ら常態で突出する長さより短くなっている。鼻緒6は、
履物底2の上面2cを足に取付け可能に履物底2に固定
されている。
【0018】次に、作用について説明する。つぼ押し機
能を備えた履物1は、図1に示す状態で履物底2の上面
2cに足を乗せて立つと、指圧突起3の下端3cが地面
などの設置面に当たって、足にかかる体重で履物底2が
下がり、図2に示すように、指圧突起3の上端3aが履
物底2の上面2cから突出する方向に移動する。指圧突
起3の下端3cが設置面から離れると、指圧突起3は弾
性部材4により付勢されて図1に示す元の位置に戻る。
こうして、歩くことにより、指圧突起3の上端3aで足
の裏のつぼを断続的に押し、マッサージを行うことがで
きる。指圧突起3は、下端3cが設置面に当たった状態
で、上端3aが履物底2の上面2cから突出しているた
め、弾性部材4に抗して強く踏んだとき、足の裏のつぼ
を押す力が弱められることはない。このため、マッサー
ジ効果を高めることができる。また、歩行の際に、弾性
部材4によりクッション効果をもたらすことができる。
なお、つぼ押し機能を備えた履物1は、歩行せずに、足
踏みをして利用してもよい。
【0019】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図4〜図6は、本発明の第2の実施の形態を
示している。図4〜図6に示すように、つぼ押し機能を
備えた履物11は、下駄から成り、履物底12と、上板
13と、弾性部材14と、指圧突起15と、脚16と、
鼻緒17とを有している。なお、つぼ押し機能を備えた
履物11は、左右1対から成るが、図4〜図6ではその
一方のみを示す。
【0020】履物底12は、板状をなしている。上板1
3は、履物底12とほぼ同じ大きさの板から成り、複数
の貫通孔13aを有している。弾性部材14は、4個の
ウレタンゴムから成り、履物底12の四隅付近に配置さ
れている。各弾性部材14は、両端が履物底12と上板
13とに固定されている。各弾性部材14は、上板13
を履物底12の上面12aに対して間隔をあける方向に
付勢して支持している。指圧突起15は、複数から成
り、履物底12の上面12aの、足のつぼに対応する位
置に突出して設けられている。指圧突起15は、履物底
12の間隔を狭めたとき上板13の上面13bから貫通
孔13aを通して突出するよう貫通孔13aと位置が対
応している。
【0021】脚16は、1対から成り、それぞれ履物底
12の底部12bに前部側と後部側とに離れて固定され
ている。鼻緒17は、上板13を貫通して履物底12を
足に取付け可能に履物底12に固定されている。
【0022】次に、作用について説明する。つぼ押し機
能を備えた履物11は、図4に示す状態で上板13の上
面12aに足を乗せて立つと、図5に示すように、足に
かかる体重で上板13が下がって履物底12と上板13
との間隔が狭まり、指圧突起15が上板13の上面12
aから貫通孔13aを通して突出する。足を上げると、
上板13が弾性部材14により付勢されて図4に示す元
の位置に戻り、履物底12の上面12aに対して間隔を
あける。こうして、歩くことにより、指圧突起15の上
端3aで足の裏のつぼを断続的に押し、マッサージを行
うことができる。指圧突起15は、履物底12の上面1
2aに突出して設けられているため、弾性部材14に抗
して上板13を強く踏んだとき、足の裏のつぼを押す力
が弱められることはない。このため、マッサージ効果を
高めることができる。また、歩行の際に、弾性部材14
によりクッション効果をもたらすことができる。
【0023】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図7〜図9は、本発明の第3の実施の形態を
示している。図7〜図9に示すように、つぼ押し機能を
備えた履物21は、サンダルから成り、履物底22と、
揺動部材23と、弾性部材24と、支持部材25と、第
1指圧ローラ26と、第2指圧ローラ27と、1対のリ
ンク28と、鼻緒29とを有している。なお、つぼ押し
機能を備えた履物21は、左右1対から成るが、図7〜
図9ではその一方のみを示す。
【0024】履物底22は、厚い板状で、足を乗せたと
き土踏まずに対応する中間部の位置に、厚さ方向に貫通
孔22aを有している。また、履物底22は、底部22
bに貫通孔22aから後端まで伸びる溝22cを有して
いる。揺動部材23は、溝22cに収容可能であって、
一端23aが貫通孔22aの位置に配置され、他端23
bが履物底22の底部22bの後部に配置されている。
揺動部材23は、履物底22の側部を貫通する軸材30
により一端23aが回転可能に履物底22に取り付けら
れている。これにより、揺動部材23は、軸材30を中
心として他端23bが履物底22の厚さ方向に揺動可能
となっている。
【0025】履物底22の底部22bの後部には、溝2
2cの位置に凹部22dが形成されている。弾性部材2
4は、圧縮コイルバネから成り、凹部22dに配置され
ている。弾性部材24は、凹部22dで履物底22と揺
動部材23の他端23bとに固定され、揺動部材23の
他端23bを履物底22の底部22bに対して間隔をあ
ける方向に付勢している。
【0026】支持部材25は、貫通孔22aを通して履
物底22の上面22e側で揺動部材23の一端23aに
固定されている。第1指圧ローラ26は、周囲に複数の
突起を有している。第1指圧ローラ26は、上部が履物
底22の上面22eから突出して軸材31により支持部
材25で支持されている。軸材31は履物底22の幅方
向に伸びており、第1指圧ローラ26は軸材31を中心
として回転可能である。
【0027】第2指圧ローラ27は、周囲に複数の突起
を有している。第2指圧ローラ27は、軸材32により
1対のリンク28の各一端に取り付けられている。履物
底22の上面22eには、第2指圧ローラ27を案内す
る溝22fが設けられている。第2指圧ローラ27は、
溝22fの底部の上に配置され、上部が上面22eから
突出している。第1指圧ローラ26および第2指圧ロー
ラ27は、履物底の上に足を乗せたとき土踏まずのつぼ
に対応する位置に配置されている。軸材32は履物底2
2の幅方向に伸びており、第2指圧ローラ27は軸材3
2を中心として溝22fの底部の上で回転可能である。
1対のリンク28の各他端は、第1指圧ローラ26の軸
材31により回転可能に支持部材25に取り付けられて
いる。鼻緒29は、履物底22を足に取付け可能に履物
底22に固定されている。
【0028】次に、作用について説明する。つぼ押し機
能を備えた履物21は、図7に示す状態で履物底22の
上面22eに足を乗せて立つと、揺動部材23の他端2
3bが地面などの設置面に当たり、図8に示すように、
足にかかる体重で履物底22が下がる。このとき、第1
指圧ローラ26が、揺動部材23の揺動中心(軸材3
0)を中心として回転して履物底22の前部側に移動
し、体重を載せた足の裏のつぼに当たって回転する。同
時に、第2指圧ローラ27が、リンク28を介して支持
部材25により押され、溝22cに沿って履物底22の
前部側に移動し、体重を載せた足の裏のつぼに当たって
回転する。揺動部材23の他端23bは、設置面から離
れると、弾性部材24により付勢されて履物底22の底
部22bに対して間隔をあける。このとき、第1指圧ロ
ーラ26および第2指圧ローラ27は、図7に示す元の
位置まで履物底22の後部側に移動する。こうして、歩
くことにより、第1指圧ローラ26および第2指圧ロー
ラ27が足の裏のつぼを回転しながら断続的に押し、マ
ッサージを行うことができる。
【0029】第1指圧ローラ26は揺動部材23に固定
された支持部材25により支持され、第2指圧ローラ2
7は履物底22の溝22fの上に載っているため、弾性
部材24に抗して強く踏んだとき、足の裏のつぼを押す
力が弱められることはない。このため、マッサージ効果
を高めることができる。また、歩行の際に、弾性部材2
4によりクッション効果をもたらすことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、マッサージ効果が高い
つぼ押し機能を備えた履物を提供することができる。本
発明に係るつぼ押し機能を備えた履物によれば、歩行の
際に、弾性部材によりクッション効果をもたらすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のつぼ押し機能を備
えた履物の常態の断面図である。
【図2】図1に示すつぼ押し機能を備えた履物の体重を
かけたときの断面図である。
【図3】図1に示すつぼ押し機能を備えた履物の平面図
である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のつぼ押し機能を備
えた履物の断面図である。
【図5】図4に示すつぼ押し機能を備えた履物の体重を
かけたときの断面図である。
【図6】図4に示すつぼ押し機能を備えた履物の平面図
である。
【図7】本発明の第3の実施の形態のつぼ押し機能を備
えた履物の断面図である。
【図8】図7に示すつぼ押し機能を備えた履物の体重を
かけたときの断面図である。
【図9】図7に示すつぼ押し機能を備えた履物の平面図
である。
【符号の説明】
1 つぼ押し機能を備えた履物 2 履物底 3 指圧突起 4 弾性部材 5 脚 6 鼻緒 11 つぼ押し機能を備えた履物 12 履物底 13 上板 14 弾性部材 15 指圧突起 16 脚 17 鼻緒 21 つぼ押し機能を備えた履物 22 履物底 23 揺動部材 24 弾性部材 25 支持部材 26 第1指圧ローラ 27 第2指圧ローラ 28 リンク 29 鼻緒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】履物底と、指圧突起と、弾性部材とを有
    し、 前記履物底は厚さ方向に貫通孔を有し、 前記指圧突起は前記貫通孔の内径より径が大きい上端を
    有して前記貫通孔に往復運動可能に挿入され、下端が前
    記履物底の底部から突出しており、 前記弾性部材は前記指圧突起を前記履物底の底部から突
    出する方向に付勢して前記履物底に設けられていること
    を、 特徴とするつぼ押し機能を備えた履物。
  2. 【請求項2】履物底と、上板と、弾性部材と、指圧突起
    とを有し、 前記上板は貫通孔を有し、 前記弾性部材は前記上板を前記履物底の上面に対して間
    隔をあける方向に付勢して支持し、 前記指圧突起は前記間隔を狭めたとき前記上板の上面か
    ら前記貫通孔を通して突出するよう前記履物底の上面に
    突出して設けられていることを、 特徴とするつぼ押し機能を備えた履物。
  3. 【請求項3】履物底と、揺動部材と、弾性部材と、支持
    部材と、第1指圧ローラと、第2指圧ローラと、1対の
    リンクとを有し、 前記履物底は中間部に厚さ方向に貫通孔を有し、 前記揺動部材は一端が前記貫通孔の位置に配置されて他
    端が前記履物底の底部の前記貫通孔より後部側で前記履
    物底の厚さ方向に揺動可能に設けられ、 前記弾性部材は前記揺動部材の他端を前記履物底の底部
    に対して間隔をあける方向に付勢して設けられ、 前記支持部材は前記貫通孔を通して前記揺動部材に固定
    され、 前記第1指圧ローラは前記履物底の幅方向に伸びる軸線
    を中心として回転可能に前記履物底の上面から突出して
    前記支持部材で支持され、 前記第2指圧ローラは前記履物底の幅方向に伸びる軸線
    を中心として前記履物底の上面の上で回転可能に前記1
    対のリンクの各一端に取り付けられ、 前記1対のリンクの各他端は前記第1指圧ローラの軸線
    を中心として回転可能に前記支持部材に取り付けられて
    いることを、 特徴とするつぼ押し機能を備えた履物。
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