JP2002169542A - 譜面台用折り畳み脚 - Google Patents

譜面台用折り畳み脚

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JP2002169542A
JP2002169542A JP2000367951A JP2000367951A JP2002169542A JP 2002169542 A JP2002169542 A JP 2002169542A JP 2000367951 A JP2000367951 A JP 2000367951A JP 2000367951 A JP2000367951 A JP 2000367951A JP 2002169542 A JP2002169542 A JP 2002169542A
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JP
Japan
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leg
seat
pivot point
transmission rod
music stand
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000367951A
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English (en)
Inventor
Takashi Wada
和田隆
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WADA GAKKI KK
Original Assignee
WADA GAKKI KK
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Publication date
Application filed by WADA GAKKI KK filed Critical WADA GAKKI KK
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Pending legal-status Critical Current

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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Legs For Furniture In General (AREA)
  • Auxiliary Devices For Music (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】譜面台の折畳式三脚において、閉脚状態から開
脚状態への操作が円滑に行える譜面台用折り畳み脚を提
供する。 【解決手段】リンク機構を利用して、支持柱の端部に固
定された固定座と支持柱に沿って摺動する移動座を設
け、脚の一端を固定座に枢着し、一端を移動座に枢着し
た伝達杆の他端を脚の中間位置に枢着し、脚の開脚動作
が移動座に伝達されるようにし、脚が完全に閉状態にな
ったときに、脚と固定座の枢着点と伝達杆と移動座の枢
着点を結ぶ直線から開離した位置に、脚と伝達杆の枢着
点が位置するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は折り畳み式の譜面台
の脚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】折り畳み式の譜面台は、入れ子式で伸縮
自在の支持柱Pの一端に折り畳み式の譜面載置枠Aを設
置し、他端にリンク機構を採用した脚をこれも折り畳め
るように設置する形式で、図7に示すごとき形状のもの
が広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の折り畳み式脚
は、図8に示す如く支持柱Pの端部に固定した固定座S
に三本の脚Fの各一端を枢着し、支持柱上を移動するこ
とが出来る移動座Mに一端を枢着した伝達杆Lの他端を
各脚の略中央付近に枢着して、脚を概ね170度程度の
範囲で開脚可能とし、所望の角度で移動座Mを支持柱上
に固定して、脚となす形式で、古くから一般に使用され
ている。
【0004】このような脚Fは折り畳まれた状態で支持
柱Pと略平行に維持されるのが普通であり、支持柱P上
を摺動する移動座Mと伝達杆L及び脚Fの枢着位置関係
が不良の場合には、折り畳まれた脚Fに指をかけてこれ
を開こうとしても、枢着されている移動座Mが支持柱P
上を摺動することが出来ずに開脚が出来ない場合が多々
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】脚Fを枢着点を中心に円
弧を描くように運動させ、その運動を脚Fに枢着された
伝達杆Lを利用して移動座Mの支持柱P上の直線的な摺動
運動に変換する場合、動作を円滑にするためには脚Fと
固定座Sの枢着点X、脚Fと伝達杆Lの枢着点Y、伝達杆Lと
移動座の枢着点Zと言う三つの枢着点の相互の位置関係
が大きな問題となる。
【0006】脚Fと伝達杆Lが折り畳まれた状態で、枢着
点Xと枢着点Zを結ぶ直線上に枢着点Yが位置する場合に
は、脚Fを支持柱Pから開離させる方向へ移動させること
はほぼ不可能に近い。また、枢着点Yが脚Fの開離される
方向と反対に前記の直線より支持柱Pに近づいた位置に
ある場合には、脚Fを支持柱Pから開離させることは完全
に不可能となる。
【0007】その点に鑑みて、発明者は脚Fが完全に折
り畳まれた状態にあっても、枢着点Yが枢着点Xと枢着点
Zを結ぶ直線より脚Fの開離方向へ向かって離れた位置に
あれば、脚Fがロッキング状態を引き起こさずに容易に
開脚が行えると判断した。しかしながら、そのような折
り畳み状態では、折り畳んで脚Fを支持柱Pに添わせるこ
とによって収納体積を減縮させようと言う目的と相反す
る状態になってしまう可能性がある。そのため、繰り返
し実験を行って、開脚は確実に行えるが収納体積をもっ
とも小さく出来る状態を確認し、折り畳んだ状態で枢着
点Xと枢着点Zを結ぶ直線と枢着点Xと枢着点Yを結ぶ
直線が相互に一度以上開いていれば、そのような理想的
状態が得られることを具体的に確証することが出来た。
【0008】
【発明の実施の形態】図1、図2及び図3によって具体
的実施例を説明すると、基本的な構造は従来から譜面台
に使用されている、固定座S、脚F、伝達杆Lなどをその
まま援用する。改良を加えるべき点は、移動座Mのみで
あり、脚が完全に折り畳まれた状態で支持柱Pから必要
量開離した状態で維持されるように、脚Fの先端を支持
すべき載置部2を有する新規の移動座1を提供すること
によってその目的を達成する。この移動座1は伝達杆L
の一端が枢着される枢着用突起3を有した合成樹脂製の
筒体4からなり、筒体4の一部に切除部5を有し、切除
部5を縫着する形にネジ6が設置され、ネジ6をつまみ
7を介して回動すると、切除部5が圧縮されて筒体4の
内径が縮小されるように設定されている。ネジ6による
切除部5の圧縮により、移動座1は支持柱P上の所望の
位置に固定される。8は切除部5がネジ6によって過度
に内径の縮小を行うことが無いように、切除部5の端部
に突設された制止突起である。
【0009】図4、図5及び図6に、開脚のための概念
図が示されている。図中Tは脚Fの先端に設置されたす
べり止めの合成樹脂で、脚F及び伝達杆Lはこの実施例
の場合金属によって形成されている。使用者は、図4の
脚Fが折り畳まれた状態から、すべり止めTをつまんで
それが支持柱Pから開離するように枢着点Xを中心に図
中左方上方へ引き出す。半ば引き出された状態の脚Fは
枢着点Yに枢着された伝達杆Lを介して移動座1を固定
座Sに近づくように摺動させ、図5の如く変化する。更
に脚Fを引き出すと、最終的に移動座1が固定座Sに当
接する位置まで全ての部品が移動し、移動座1を適当な
位置でネジ7によって支持柱Pに固定すれば、脚Fを望
ましい状態に維持することが出来る。
【0010】図1及び図4により明らかな如く、本発明
においては、支持柱Pに固定された固定座Sと支持柱P
上を摺動する移動座Mを、脚F及び伝達杆Lにより連結
し、一般的に三本の脚Fを一組として使用する脚Fを支
持柱Pに添わせて折り畳んだ状態で、脚Fと固定座Sの
枢着点Xと脚Fと伝達杆Lの枢着点Yを結んだ直線と、
脚Fと固定座Sの枢着点Xと伝達杆Lと移動座Mの枢着
点Zを結んだ直線が、枢着点Xを中心として一定角度開
いていることが大きな特徴であり、そのような一定角度
の開きを確実に維持するために移動座Mに載置部2を突
設して、折り畳まれた脚Fの先端のすべり止めTを載置
部2に当接させることによって、一定角度の開きを確保
している。
【0011】
【発明の効果】本発明によると、これまで開脚のために
微妙な手加減を要求された譜面台の三脚を容易に特別の
調整無く確実に開脚させることが出来、全体の軽量化の
ために比較的柔軟で軽量な金属或いは合成樹脂を材料と
して使用した場合にも、その使用に関して安定した結果
が得られる効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の閉脚状態の部分的正面図であ
る。
【図2】本発明実施例に使用される移動座の平面的な部
分的断面図である。
【図3】本発明実施例に使用される移動座の平面図であ
る。
【図4】本発明実施例の閉脚状態にある概念図である。
【図5】本発明実施例の開脚途中にある状態の概念図で
ある。
【図6】本発明実施例の開脚完了状態の概念図である。
【図7】本発明を適用した譜面台の斜面図である。
【図8】従来の譜面台用脚の部分的正面図である。
【符号の説明】
1 移動座 2 載置部 3 枢着用突起 4 筒体 5 切除部 6 ネジ 7 つまみ 8 制止突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 譜面台の支持柱端部近くに固定した固定
    座と、支持柱上を摺動する移動座と、一端を固定座に反
    転自在に枢着された脚と、一端を脚にまた他端を移動座
    に変位可能に枢着した伝達杆とからなる譜面台用折り畳
    み脚において、折り畳み完了位置において脚と固定座の
    枢着点と伝達杆と移動座の枢着点を結ぶ線を支持柱の軸
    線と平行に設けるとともに、該線を挟んで脚と伝達杆の
    枢着点が支持柱の軸線の反対側に位置することを特徴と
    する譜面台用折り畳み脚。
  2. 【請求項2】移動座が、切除部を有する筒体からなり、
    つまみを有し切除部を縫着する用に設置されたネジ、伝
    達杆のための枢着点、及び主脚の先端を支持する載置部
    を有することを特徴とする請求項1記載の譜面台用折り
    畳み脚。
JP2000367951A 2000-12-04 2000-12-04 譜面台用折り畳み脚 Pending JP2002169542A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7578487B2 (en) 2006-11-21 2009-08-25 Sony Corporation Music stand and article retaining apparatus
US10674814B2 (en) 2017-12-28 2020-06-09 Velbon Kabushiki Kaisha Support device

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