JP2002169217A - 撮影用カメラ及びフォトサービスシステム - Google Patents

撮影用カメラ及びフォトサービスシステム

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JP2002169217A
JP2002169217A JP2000368132A JP2000368132A JP2002169217A JP 2002169217 A JP2002169217 A JP 2002169217A JP 2000368132 A JP2000368132 A JP 2000368132A JP 2000368132 A JP2000368132 A JP 2000368132A JP 2002169217 A JP2002169217 A JP 2002169217A
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JP
Japan
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silver halide
halide photographic
digital
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Application number
JP2000368132A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Takano
博明 高野
Hideaki Haraga
秀昭 原賀
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】CCDと液晶モニタ等を備えたデジタル・アナ
ログカメラにおいて、撮影済みのカラーネガフィルムの
処理手続きを容易化する技術を提供する。 【構成】被写体情報をイメージセンサーを介してデジタ
ル画像情報に変換し記憶媒体に記録する手段を有する撮
影用カメラであって、該被写体情報の該デジタル画像情
報を得ると共に、該撮影用カメラ内に納められたハロゲ
ン化銀写真感光材料に対し、同一被写体情報の光学的な
記録による潜像を形成する手段を具備したことを特徴と
する撮影用カメラである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】顧客の撮影したハロゲン化銀
写真感光材料を現像処理し、顕在化した色素画像情報を
画像入力媒体を介して読み取り、デジタル画像データを
形成した後、該デジタル画像データを記憶媒体等に記録
して返却するフォトサービスシステム、及びそれに用い
る撮影用カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】コンベンショナルカラー写真フィルムと
して知られるカラーネガフィルムを用いる従来の撮影用
カメラ(以下「アナログカメラ」とも称す)に対し、C
CDと称される撮像素子を用いて、被写体の電子画像情
報(以下「デジタル画像データ」とも称す)を形成する
デジタルカメラが急速に普及しつつある。
【0003】前記デジタルカメラの、従来のアナログカ
メラに対する利点を2つ挙げることが出来る。1つは、
前記CCDにレンズから投影された被写体情報を、カメ
ラに備えられた液晶モニタ上にリアルタイムに表示さ
せ、ファインダーを覗き込まなくとも撮影構図の調整が
出来ることである。もう1つは、シャッター動作により
カメラ内のメモリと称される記憶媒体に保存されたデジ
タル画像データを、撮影直後にカメラに備えられた液晶
モニタ上に表示させることが出来ることである。つま
り、前記デジタルカメラの利点は、カメラに備えられた
液晶モニタによるところが大きい。
【0004】前記液晶モニタによる利点を、従来のアナ
ログカメラに付与した撮影用カメラが知られている。す
なわち、カメラに備えられたCCDと液晶モニタにより
撮影構図を調整したり、撮影後のデジタル画像データを
確認することが出来、さらに被写体情報を、カラーネガ
フィルムに像様露光として記録するカメラである。
【0005】一方、カラーネガフィルムに形成された色
素画像情報をフィルムスキャナ等のイメージセンサを用
いて光学的に読み取り、電気的な情報に変換したのち、
画像処理を施していったんデジタル画像データを作成
し、これを用いて他の画像記録材料に画像情報を転写す
る方法が知られている。
【0006】また、前記作成したデジタル画像データ
を、記憶媒体に保存して顧客に提供するフォトサービス
が知られている。
【0007】前記フォトサービスの一形態として、本発
明者等は、特願平11−242487号において、顧客
からの撮影済み写真フィルムの預かり、顧客からの注文
内容の受け付け、現像処理済みの写真フィルムと写真プ
リントの顧客への返却など、従来は店頭において店員の
応対により行っていた一連の作業行程を、顧客自身の簡
単な機械操作により自動的に行えるようにしたセルフオ
ペレーション機能を有する画像形成装置を提案してい
る。
【0008】さらに、前記作成したデジタル画像データ
を画像サーバに蓄積し、顧客がインターネットを介して
閲覧出来るフォトサービスが知られている。
【0009】前記フォトサービスの一形態として、本発
明者等は、特願2000−138196号において、イ
ンターネットに接続された大容量の記憶媒体(画像サー
バ)に、デジタル画像データを蓄積し、顧客がインター
ネットに接続可能な通信端末(例えば、パーソナルコン
ピュータ、モバイルコンピュータ、携帯電話、電子手帳
など)から、前記デジタル画像データを閲覧出来るフォ
トサービスシステム、及びこれに用いる画像形成装置を
提案している。
【0010】カラーネガフィルムは、CCDに比べ撮影
許容露光域(「ラチチュード」とも称す)が広く、低消
費電力量であり、シングルユースカメラと称されるカメ
ラのように、使い切りに出来るなど優れた点も多く、デ
ジタル画像データの取得を目的としたとしても利用価値
は高い。さらに前記特願平11−242487号、特願
2000−138196号に記載のように、セルフオペ
ーレーションの処理端末を用いたフォトサービスによ
り、店舗の営業時間や店舗数制約を軽減しつつ、デジタ
ル画像データを提供し得る。しかしながら、未だCCD
と液晶モニタを備えたアナログカメラに対しては、即時
性の点においてこれに勝るものはない。
【0011】前述の如く、CCDと液晶モニタを備えた
撮影用カメラは優れるが、さらなる顧客の利便性を追求
した場合には、幾つかの課題が見出される。 (1)撮影後、撮影済みのカラーネガフィルムは、顧客
が店舗に持参する必要がある。 (2)撮影後、デジタル画像データをすぐに利用したい
が、フィルムスキャナ等のイメージセンサで読み取り記
憶媒体に保存して提供されたり、ネットを介して入手す
るのは手間がかかる。このため、初めからデジタルカメ
ラを用いた方が早くて便利である。 (3)撮影後、必要なコマだけプリントしたいが、現像
処理のみ依頼して、コマを特定するための行程が必要と
なり不便であり、初めからデジタルカメラを用いた方が
早くて便利である。 (4)撮影後、低画質でもデジタル画像データはすぐ利
用したいが、高画質なプリントやデジタル画像データ
は、時間をおいてでも欲しいとの要請は強い。
【0012】つまり、CCDと液晶モニタを備え、即時
性の点でデジタルカメラと同じメリットを有するもの
の、撮影済みのカラーネガフィルム処理については何の
恩恵もなく、従来のカラーネガフィルムを用いた場合と
何ら変わらない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記(1)
〜(4)の課題に鑑みてなされたものであり、CCDと
液晶モニタ等を備えたデジタル・アナログカメラにおい
て、撮影済みのカラーネガフィルムの処理手続きを容易
化する技術を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は下記
構成によって達成される。 1.被写体情報をイメージセンサーを介してデジタル画
像情報に変換し記憶媒体に記録する手段を有する撮影用
カメラであって、該被写体情報の該デジタル画像情報を
得ると共に、該撮影用カメラ内に納められたハロゲン化
銀写真感光材料に対し、同一被写体情報の光学的な記録
による潜像を形成する手段を具備したことを特徴とする
撮影用カメラ。
【0015】2.前記ハロゲン化銀写真感光材料と、前
記デジタル画像情報とを照合する為に、前記撮影用カメ
ラが、前記ハロゲン化銀写真感光材料に設定された番
号、記号等の識別標識を読み取り、前記デジタル画像情
報と共に前記記憶媒体に記録する手段を具備したことを
特徴とする上記1に記載の撮影用カメラ。
【0016】3.前記ハロゲン化銀写真感光材料と、前
記デジタル画像情報とを照合する為に、前記撮影用カメ
ラが、前記ハロゲン化銀写真感光材料に対し番号、記号
等の識別標識を記録する手段と、該番号、記号等の識別
標識を前記デジタル画像情報と共に前記記憶媒体に記録
する手段とを具備したことを特徴とする上記1に記載の
撮影用カメラ。
【0017】4.前記ハロゲン化銀写真感光材料と、前
記デジタル画像情報とを照合する為に、前記撮影用カメ
ラが、前記ハロゲン化銀写真感光材料に設定された番
号、記号等の識別標識をユーザーが入力する手段と、該
番号、記号等の識別標識を前記デジタル画像情報と共に
前記記憶媒体に記録する手段とを具備したことを特徴と
する上記1に記載の撮影用カメラ。
【0018】5.前記撮影用カメラが、前記ハロゲン化
銀感光材料を用いた写真プリント作成依頼の為の注文フ
ァイルを、ユーザーが前記デジタル画像情報を用いて作
成する手段を具備したことを特徴とする上記1〜4のい
ずれかに記載の撮影用カメラ。
【0019】6.被写体情報をイメージセンサーを介し
てデジタル画像情報に変換し記憶媒体に記録する手段、
該被写体情報の該デジタル画像情報を得ると共に、該撮
影用カメラ内に納められたハロゲン化銀写真感光材料に
対し、同一被写体情報の光学的な記録による潜像を形成
する手段を有する撮影用カメラと、撮影済みの該ハロゲ
ン化銀写真感光材料を受け取り写真プリントを作成する
店舗からなるフォトサービスシステムであって、ユーザ
ーが該デジタル画像情報を基に注文ファイルを作成し、
該店舗がユーザーの作成した該注文ファイルを通信手段
を介して受け取り、該ハロゲン化銀写真感光材料と、該
注文ファイルのそれぞれに付与された番号、記号等の識
別標識を照合することにより該ハロゲン化銀写真感光材
料を特定し、該注文ファイルに基づいて写真プリントを
作成することを特徴とするフォトサービスシステム。
【0020】7.前記ハロゲン化銀写真感光材料と、前
記注文ファイルとを照合する為に、ハロゲン化銀写真感
光材料に付与された番号、記号等の識別標識が、撮影前
に予め設定されたものであり、かつ注文ファイルに付与
された番号、記号等の識別標識が、注文ファイル作成時
にユーザーにより入力されたものであることを特徴とす
る上記6に記載のフォトサービスシステム。
【0021】8.前記ハロゲン化銀写真感光材料と、前
記注文ファイルとを照合する為に、ハロゲン化銀写真感
光材料に付与された番号、記号等の識別標識が、撮影前
に予め設定されたものであり、かつ注文ファイルに付与
された番号、記号等の識別標識が、前記撮影用カメラに
より読み取られたものであることを特徴とする上記6に
記載のフォトサービスシステム。
【0022】9.前記ハロゲン化銀写真感光材料と、前
記注文ファイルとを照合する為に、ハロゲン化銀写真感
光材料に付与された番号、記号等の識別標識が、撮影前
に予め設定されたものであり、かつ注文ファイルに付与
された番号、記号等の識別標識が、前記撮影用カメラに
ユーザーにより入力されたものであることを特徴とする
上記6に記載のフォトサービスシステム。
【0023】10.前記ハロゲン化銀写真感光材料と、
前記注文ファイルとを照合する為に、ハロゲン化銀写真
感光材料に付与された番号、記号等の識別標識が、撮影
済みハロゲン化銀写真感光材料の受け付け時に発行され
た番号、記号等の識別標識であり、かつ注文ファイルに
付与された番号、記号等の識別標識が、注文ファイル作
成時にユーザーにより該発行された番号、記号等の識別
標識を参照の上、入力されたものであることを特徴とす
る上記6に記載のフォトサービスシステム。
【0024】11.前記ハロゲン化銀写真感光材料と、
前記注文ファイルとを照合する為に、ハロゲン化銀写真
感光材料、及び注文ファイルそれぞれに付与された番
号、記号等の識別標識が、前記撮影用カメラにより記録
されたものであることを特徴とする上記6に記載のフォ
トサービスシステム。
【0025】12.被写体情報をイメージセンサーを介
してデジタル画像情報に変換し記憶媒体に記録する手
段、該被写体情報の該デジタル画像情報1を得ると共
に、該撮影用カメラ内に納められたハロゲン化銀写真感
光材料に対し、同一被写体情報の光学的な記録による潜
像を形成する手段を有する撮影用カメラと、撮影済みの
該ハロゲン化銀写真感光材料を現像処理し、イメージセ
ンサーを介してデジタル画像情報2を作成するセルフの
画像入力装置と、該画像入力装置と通信手段を介して該
デジタル画像情報2を受け取り写真プリントを作成する
店舗からなるフォトサービスシステムであって、ユーザ
ーが該デジタル画像情報2を基に注文ファイルを作成
し、該店舗がユーザーの作成した該注文ファイルを通信
手段を介して受け取り、該デジタル画像情報2と、該注
文ファイルのそれぞれに付与された番号、記号等の識別
標識を照合することにより該デジタル画像情報2を特定
し、該注文ファイルに基づいて写真プリントを作成する
ことを特徴とするフォトサービスシステム。
【0026】13.前記デジタル画像情報2と、注文フ
ァイルのそれぞれに付与された番号、記号等の識別標識
が、前記画像入力装置がハロゲン化銀写真感光材料を受
け付けた際に発行するものであることを特徴とする上記
12に記載のフォトサービスシステム。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
請求項1〜5に記載の「撮影用カメラ」とは、被写体情
報をデジタル画像情報として記憶すると共に光学的な潜
像としても記憶する機能を有するカメラ、即ち、光学的
な被写体情報をイメージセンサーを介してデジタル画像
情報に変換し記憶媒体に記録する手段を有するデジタル
カメラの機能を有すると共に、ハロゲン化銀写真感光材
料を用いた従来のアナログカメラの機能をも有したカメ
ラを言うものである。
【0028】具体的には、デジタルカメラと銀塩カメラ
と、両カメラの撮影条件を連動制御したカメラであり、
一方の撮影条件及び/又は動作が他方の撮影条件及び/
又は動作を制御する機能を有している。また、両カメラ
の被写体情報の照合を図るための機能を有している。
【0029】例えば、絞り値(AV値)、シャッター速
度(TV値)、露出補正量(FC値)等の撮影データや
撮影日時、コマ番号等のカメラから得られる情報或いは
手動操作により(例えば、撮影者により)任意に入力さ
れる文字、記号、図形等を写込みデータとしてフィルム
の画像領域外の所定の位置に文字・記号等の識別標識に
より撮影画像に対応付けて可視データ(写込みデータ)
として写込む機能を有していることが好ましい。
【0030】本発明に記載の「イメージセンサー」と
は、特定の表面積に投影された単位時間あたりの光エネ
ルギー量を、電気信号に変換する受光素子(「CCD」
とも称す)を指す。このようなものの例として、可視光
波長領域や赤外波長領域にまで感度を有するモノクロ
(色弁別能を有さない)CCDを一列に配した1次元の
ラインセンサ、あるいはモノクロCCDを縦横2次元に
配置したエリアセンサなどのタイプが挙げられる。本発
明では、R(RED)・G(GREEN)・B(BLU
E)色分解プリズムと、前記エリアセンサ3個を組み合
わせた3板式、あるいは、ベイヤー配列と称されるRG
Bの各フィルタを市松模様に配したカラーフィルタ配列
と前記エリアセンサを1個組み合わせた単板式を用い
る。
【0031】本発明に記載の「イメージセンサーを介し
てデジタル画像情報に変換」とは、被写体の色(画像)
情報である、赤、緑、及び青の3原色成分それぞれを、
前記「イメージセンサー」、「赤、緑、及び青の色分解
用フィルタ」を用いて、電気的な信号情報に置き換える
プロセスを意味する。また、このようにして得られた
赤、緑、及び青の電気的な信号情報を「デジタル画像情
報」、又は「デジタル画像データ」と称す。さらに、前
記赤、緑、及び青の電気的な信号情報から1つのカラー
デジタル画像データを得ることを「デジタル画像情報を
形成(する)」と称す。
【0032】本発明に記載の「記憶媒体」とは、カメラ
やパーソナルコンピュータ内に固定、又は外部に接続さ
れ、「記憶媒体」自体が保護ケースより取り出し出来ない
状態の装置(「ハードディスク」と称される)、あるいは
「記憶媒体」に記録された情報の読み出しや書き込みを、
カメラやパーソナルコンピュータ内に固定、又は外部に
接続された専用の装置により行い、「記憶媒体」自体を取
り外し可能とするいずれの形態であっても良い。
【0033】前記「記憶媒体」の形態は、テレフォンカ
ードやキャッシュカードのような、磁気記録部を設けた
りICを内蔵した薄いカード型であっても良いし、デジ
タルカメラなどに用いられる小型のメモリカードであっ
ても良い。
【0034】前記「記憶媒体」がカメラ内に固定されて
いる場合の、デジタル画像データの送信方法(有線、無
線)は如何なる方法であっても良い。
【0035】本発明に記載の「ハロゲン化銀写真感光材
料」(以下、「写真フィルム」、又は「ネガフィルム」
とも称す)とは、例えばコンベンショナル写真フィルム
として知られるカラーネガフィルム、コニカ社製センチ
ュリアフィルムが挙げられる。また本発明では、前記コ
ンベンショナル写真フィルムのように、アナログプリン
タを用いた印画紙への投影露光による写真プリント作製
作業を前提としない、フィルムスキャナー読み取りによ
り適合するよう設計させたカラーネガフィルムであって
も良い。
【0036】このようなカラーネガフィルムとして、例
えば特願平11−119701号に記載のように、デジ
タルカラー画像の輝度情報および色情報を抽出するため
に、輝度情報を記録する感光性層を有する、好ましく
は、更に色情報を記録する感光性層を独立に有する態様
のものが挙げられる。
【0037】本発明における「光学的な記録による潜像
を形成する手段」とは、絞り値(AV値)、シャッター
速度(TV値)、露出補正量(FC値)等を制御した像
様露光によって、光学系を通しハロゲン化銀写真感光材
料に、被写体情報の潜像(現像処理によって顕像とな
る。)を形成する構成をいう。
【0038】本発明において「ハロゲン化銀写真感光材
料と、デジタル画像情報とを照合する」とは、ハロゲン
化銀写真感光材料に記録された被写体情報と、デジタル
画像情報に記録された被写体情報とが同一であることを
確認することを言う。同一時間帯・同一場所・同一被写
体を複数カット撮影した場合、似通ったカットが複数存
在することになるので、ハロゲン化銀写真感光材料の画
像情報とデジタル画像情報との不一致を避けるため両者
を照合する必要がある。そして、照合のために、「番
号、記号等の識別標識」を用いる。
【0039】請求項2に記載の「ハロゲン化銀写真感光
材料に設定された番号、記号等の識別標識を読み取り、
前記デジタル画像情報と共に前記記憶媒体に記録する手
段」とは、ハロゲン化銀写真感光材料に設定された番
号、記号等の識別標識を、デジタル画像情報と共に前記
記憶媒体に記録する構成をいい、例えば、カメラ内に内
蔵した発光素子から、ハロゲン化銀写真感光材料に設定
された番号、記号等の識別標識データ画像光を照射し
て、記録媒体にデジタル記録する。このとき、データ画
像光はデジタル画像情報と共に記録されることとなる。
ハロゲン化銀写真感光材料に設定された番号、記号等の
識別標識の読み取りは、光学的に行われてもよいし、機
械的に行われてもよい。
【0040】この両者の「番号、記号等の識別標識」の
一致によって、ハロゲン化銀写真感光材料の画像情報と
デジタル画像情報との照合が取られることとなる。
【0041】尚、記録媒体に記録するには、ハロゲン化
銀写真感光材料に設定された番号、記号等の識別標識が
内蔵CPUによってデジタルデータに変換され、該デー
タが信号処理回路に入力されることで、該番号、記号等
の識別標識をデジタル画像情報と共に記憶媒体に記録す
ればよい。
【0042】請求項3に記載の「ハロゲン化銀写真感光
材料に対し番号、記号等の識別標識を記録する手段と、
該番号、記号等の識別標識をデジタル画像情報と共に記
憶媒体に記録する手段」とは、例えば、カメラ内に内蔵
した発光素子から、ハロゲン化銀写真感光材料に対し番
号、記号等の識別標識を照射すると共に、該番号、記号
等の識別標識をデジタル画像情報と共に記憶媒体も照射
して記録する構成をいう。
【0043】請求項4に記載の「ハロゲン化銀写真感光
材料に設定された番号、記号等の識別標識をユーザーが
入力する手段と、該番号、記号等の識別標識をデジタル
画像情報と共に記憶媒体に記録する手段」とは、ハロゲ
ン化銀写真感光材料に設定された番号、記号等の識別標
識、例えば、撮影コマ番号を撮影者がカメラの液晶モニ
タ画面に入力表示し、この撮影コマ番号をデジタル画像
情報と共に記憶媒体に記録する構成をいう。
【0044】請求項5に記載の「注文ファイルをユーザ
ーがデジタル画像情報を用いて作成する手段」とは、ユ
ーザーがデジタル画像情報と共に記憶媒体に記録された
番号、記号等の識別標識を使用して、撮影した画像の写
真プリント依頼注文をする構成をいう。
【0045】請求項6〜13に記載の「フォトサービス
システム」とは、顧客の撮影した写真フィルムを現像処
理し、前記現像処理した写真フィルムに直接光を照射
し、写真印画紙に投影露光して写真プリントを作成する
従来のフォトサービス(「同時プリント」とも称される)
において、顧客が作成した注文ファイルを通信手段によ
り受け付けることをいう。
【0046】また、前記同時プリントサービスに、デジ
タル画像データの作成サービスを追加したり、写真プリ
ントの作成や写真フィルムの返却を省き、デジタル画像
データのみを記憶媒体に保存し提供するサービス形態で
あっても良い。
【0047】さらに、前記デジタル画像データを、イン
ターネットに接続された大容量の記憶媒体(「画像サー
バ」と称される)に蓄積し、顧客がインターネットに接
続可能な表示装置(「通信端末」とも称す)(例えば、パ
ーソナルコンピュータ、モバイルコンピュータ、携帯電
話、電子手帳など)から、前記デジタル画像データを閲
覧出来るサービス形態であっても良い。
【0048】
【実施例】以下、図1及び図2に基づいて本発明の実施
例について説明する。ただし、図3〜図20に示す他の
実施例に示す符号と同一符号のものは同一名称のものを
指す。
【0049】図1に示すように、クライアントによっ
て、撮影用カメラ22にて像様露光された写真フィルム
21は、ミニラボや集配ラボ18に郵送等又は窓口にて
受け取られる。一方、撮影用カメラ22に記録されたデ
ジタル画像データは有線又は無線送信或いはインターフ
ェース接続によって、クライアントコンピュータ2に受
信される。クライアントは、該コンピュータ2のデジタ
ル画像データに基づいて、注文ファイルを作成し、イン
ターネット49を通じて、前記ミニラボや集配ラボ18
に写真プリント注文を送信する。ラボ18は、この注文
ファイルに表された識別標識と、先に郵便等によって受
け取った写真フィルム21の識別標識とを照合すること
によって写真プリントを作成の上、クライアント自宅1
宛てに郵送等又は窓口交付する。
【0050】本発明の他の実施例では、図2に示すよう
に、クライアントによって、撮影用カメラ22に像様露
光された写真フィルム21は、コンビニエンスストア
や、スーパー等に設置された画像入力装置6にて現像処
理され、A/D変換処理されて得られたデジタル画像デ
ータは、インターネット49を通じて、ミニラボや集配
ラボ18等にあるサーバ11に受信されデジタルデータ
蓄積される。
【0051】一方、撮影用カメラ22によって記録され
たデジタル画像データは有線又は無線或いはインターフ
ェース接続によって、クライアントコンピュータ2に受
信される。クライアントは該コンピュータ2のデジタル
画像データに基づいて、注文ファイルを作成し、インタ
ーネット49等を通じ、ミニラボや集配ラボ18に写真
プリント注文を送信する。ラボ18は、この注文ファイ
ルに表された識別標識と、先に郵便等によって受け取っ
た写真フィルム21の識別標識とを照合することによっ
て写真プリントを作成の上、クライアント自宅1宛てに
郵送等又は窓口交付する。
【0052】本発明に用いられるデジタル・アナログカ
メラ22は、写真感光材料に対するアナログ記録と、記
憶媒体に対するデジタル記録とを行う構成であればよ
い。即ち、デジタルカメラとアナログカメラとが連動可
能な構成であればよく、例えば、デジタルカメラの露光
を行う光学系に、跳上げ式レフミラーを設け、デジタル
露光に際し、レフミラーを跳上げアナログ画像のため像
様露光を行う構成のもの等が採用できる。勿論、絞り、
シャッタースピード等についての制御回路ないし制御機
構はデジタルカメラ、アナログカメラの各々に設けても
よいし、少なくとも一部を兼用することもできる。
【0053】以下、本発明をインターネットを用いたデ
ジタルプリントシステム及び画像入力装置に採用した場
合について、図3〜図20を参照し乍ら説明する。
【0054】この技術は下記構成を有する。 (1)ハロゲン化銀写真感光材料を現像処理する手段、
現像処理後のハロゲン化銀写真感光材料の像記録情報を
イメージセンサーを介してデジタル画像データに変換す
る手段、デジタル画像データを記憶媒体に保存する手
段、セルフ(無人)で注文を受け付ける手段を有する画
像入力装置と、前記画像入力装置とネットワークを介し
て通信する手段と、前記画像入力装置から転送されるデ
ジタル画像データを保管する手段を有する画像サーバと
を主たる構成とするフォトサービスシステムであって、
前記画像入力装置が、注文受け付け後にデジタル画像デ
ータ検索用IDを発行する手段、前記検索用IDの入力
により前記画像サーバからデジタル画像データを取り込
み、取り外し可能な外部記憶媒体に前記デジタル画像デ
ータを保存する手段を有することを特徴とするフォトサ
ービスシステム。
【0055】(2)ハロゲン化銀写真感光材料を現像処
理する手段、現像処理後のハロゲン化銀写真感光材料の
像記録情報をイメージセンサーを介してデジタル画像デ
ータに変換する手段、デジタル画像データを記憶媒体に
保存する手段、セルフ(無人)で注文を受け付ける手段
を有する画像入力装置と、前記画像入力装置とネットワ
ークを介して通信する手段と、前記画像入力装置から転
送されるデジタル画像データを保管する手段を有する画
像サーバと、前記画像サーバとネットワークを介して通
信する手段を有するクライアントコンピュータとを主た
る構成とするフォトサービスシステムであって、前記画
像入力装置が、注文受け付け後に、ホームページアドレ
スとデジタル画像データ検索用IDを記載したインデッ
クスプリントを発行する手段を有し、前記クライアント
コンピュータがネットワークを介して前記画像サーバと
通信状態のままで前記検索用IDを入力することにより
デジタル画像データを閲覧することができ、さらにデジ
タル画像データを前記クライアントコンピュータの記憶
媒体に保存することができることを特徴とするフォトサ
ービスシステム。
【0056】(3)ハロゲン化銀写真感光材料を現像処
理する手段、現像処理後のハロゲン化銀写真感光材料の
像記録情報をイメージセンサーを介してデジタル画像デ
ータに変換する手段、デジタル画像データを記憶媒体に
保存する手段、セルフ(無人)で注文を受け付ける手段
を有する画像入力装置と、前記画像入力装置とネットワ
ークを介して通信する手段と、前記画像入力装置から転
送されるデジタル画像データを保管する手段を有する画
像サーバと、前記画像サーバとネットワークを介して通
信する手段と、前記画像サーバに保管されているデジタ
ル画像データからデジタルプリントを作成する手段とを
主たる構成とするフォトサービスシステムであって、前
記画像入力装置が、デジタルプリントを作成する注文を
受け付ける手段、注文受け付け後に、デジタル画像デー
タ検索用IDを発行する手段、デジタルプリントの注文
内容と前記検索用IDの記録された注文データファイル
を作成する手段、前記注文データファイルをデジタル画
像データとは区分した状態で前記画像サーバに転送する
手段を有し、前記注文データファイル中に記録された検
索用IDを基に、前記画像サーバから前記注文データフ
ァイルとデジタル画像データを読み取る手段、前記注文
データファイルに基づきデジタルプリントを作成する手
段を有することを特徴とするフォトサービスシステム。
【0057】(4)ハロゲン化銀写真感光材料を現像処
理する手段、現像処理後のハロゲン化銀写真感光材料の
像記録情報をイメージセンサーを介してデジタル画像デ
ータに変換する手段、デジタル画像データを記憶媒体に
保存する手段、セルフ(無人)で注文を受け付ける手段
を有する画像入力装置と、前記画像入力装置とネットワ
ークを介して通信する手段と、前記画像入力装置から転
送されるデジタル画像データを保管する手段を有する画
像サーバと、前記画像サーバとネットワークを介して通
信する手段と、前記画像サーバに保管されているデジタ
ル画像データからデジタルプリントを作成する手段とを
主たる構成とするフォトサービスシステムであって、前
記画像入力装置が、デジタルプリントの注文を記載する
欄とデジタル画像データの検索用IDが記載されたイン
デックスプリント付き注文用紙を発行する手段を有し、
前記注文用紙の記載に基づいてデジタルプリントを作成
することを特徴とするフォトサービスシステム。
【0058】(5)ハロゲン化銀写真感光材料を現像処
理する手段、現像処理後のハロゲン化銀写真感光材料の
像記録情報をイメージセンサーを介してデジタル画像デ
ータに変換する手段、デジタル画像データを記憶媒体に
保存する手段、セルフ(無人)で注文を受け付ける手段
を有する画像入力装置と、前記画像入力装置とネットワ
ークを介して通信する手段と、前記画像入力装置から転
送されるデジタル画像データを保管する手段を有する画
像サーバと、前記画像サーバとネットワークを介して通
信する手段と、前記画像サーバに保管されているデジタ
ル画像データからデジタルプリントを作成する手段とを
主たる構成とするフォトサービスシステムであって、前
記画像入力装置が、デジタルプリントの注文を記載する
欄と、デジタル画像データの検索用IDと、電話番号、
Fax番号の少なくとも1つとが記載されたインデック
スプリント付き注文用紙を発行する手段を有し、顧客の
電話、又はFaxによる注文に基づいて、デジタルプリ
ントを作成することを特徴とするフォトサービスシステ
ム。
【0059】(6)ハロゲン化銀写真感光材料を現像処
理する手段、現像処理後のハロゲン化銀写真感光材料の
像記録情報をイメージセンサーを介してデジタル画像デ
ータに変換する手段、デジタル画像データを記憶媒体に
保存する手段、セルフ(無人)で注文を受け付ける手段
を有する画像入力装置と、前記画像入力装置とネットワ
ークを介して通信する手段と、前記画像入力装置から転
送されるデジタル画像データを保管する手段を有する画
像サーバと、前記画像サーバとネットワークを介して通
信する手段と、前記画像サーバに保管されているデジタ
ル画像データからデジタルプリントを作成する手段とを
主たる構成とするフォトサービスシステムであって、前
記画像入力装置が、デジタルプリント作成の注文が記載
されたデジタル画像データ検索用IDとインデックスプ
リント付き注文用紙を発行する手段を有し、前記注文用
紙の記載に基づいてデジタルプリントを作成することを
特徴とするフォトサービスシステム。
【0060】(7)ハロゲン化銀写真感光材料を現像処
理する手段、現像処理後のハロゲン化銀写真感光材料の
像記録情報をイメージセンサーを介してデジタル画像デ
ータに変換する手段、デジタル画像データを記憶媒体に
保存する手段、セルフ(無人)で注文を受け付ける手段
を有する画像入力装置と、前記画像入力装置とネットワ
ークを介して通信する手段と、前記画像入力装置から転
送されるデジタル画像データを保管する手段を有する画
像サーバと、前記画像サーバとネットワークを介して通
信する手段と、前記画像サーバに保管されているデジタ
ル画像データからデジタルプリントを作成する手段と、
前記画像サーバとネットワークを介して通信する手段を
有するクライアントコンピュータとを主たる構成とする
フォトサービスシステムであって、前記画像入力装置
が、注文受け付け後にホームページアドレスとデジタル
画像データ検索用IDを記載したインデックスプリント
を発行する手段を有し、前記クライアントコンピュータ
からネットワークを介して前記サーバと通信状態のまま
で前記検索用IDを入力することにより、デジタル画像
データを閲覧することができ、またデジタル画像データ
を前記クライアントコンピュータの記憶媒体に保存する
ことができ、さらにデジタルプリントの作成が注文でき
ることを特徴とするフォトサービスシステム。
【0061】(8)前記画像入力装置が少なくとも2つ
以上あることを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれ
かに記載のフォトサービスシステム。
【0062】(9)ハロゲン化銀写真感光材料を現像処
理する手段、現像処理後のハロゲン化銀写真感光材料の
像記録情報をイメージセンサーを介してデジタル画像デ
ータに変換する手段、デジタル画像データを記憶媒体に
保存する手段、セルフ(無人)で注文を受け付ける手段
を有する店舗に配置された画像入力装置において、前記
画像入力装置が、デジタル画像検索用のID番号を記載
した所定の用紙を発行することを特徴とする画像入力装
置。
【0063】(10)前記所定の用紙に、ホームページ
アドレスを記載することを特徴とする上記(9)に記載
の画像入力装置。
【0064】(11)前記所定の用紙に、注文記入欄を
有するデジタル画像データの一覧(インデックスプリン
ト)を出力することを特徴とする上記(9)又は(1
0)に記載の画像入力装置。
【0065】(12)前記所定の用紙が、磁気情報記録
層を有し、注文データを前記磁気記録層に記録すること
を特徴とする上記(9)〜(11)のいずれかに記載の
画像入力装置。
【0066】上記構成について、本発明を適用するの
は、前記図2に示す実施例の他、画像入力装置6を利用
する際、写真感光材料の現像処理終了前に、同時に記録
したデジタル画像データに基づいて写真プリント注文を
発することができる点でも有利である。
【0067】以下、詳述する。図19において、撮影ユ
ニット601に収納されている銀塩写真フィルムを熱現
像及びA/D変換及び記録を行なう装置606は、感材
受入ユニット602、現像処理ユニット609、A/D
変換・記録ユニット608、外部記録媒体供給ユニット
607、操作ユニット604から成っており、好ましく
は、オプションとして、プリンタユニット610が備え
られており、更に、電気通信手段によりデジタル画像情
報の送信が行なわれる図示しない画像データベースユニ
ットが連結されている。また、同時に撮影したデジタル
画像データの読み取りのためのデジタル読み取りユニッ
トも連結されている。
【0068】尚、本発明の装置を専門のオペレーター不
要の無人装置とするには、必要な費用を領収するための
支払ユニットが配置される。所謂コンビニ等の複数の店
舗に設置する場合には、費用の領収はレジで行なう態様
とすることができる。
【0069】以下、各ユニットの構成を説明する。感材
受入ユニット602は、ユーザーが持参した撮影ユニッ
ト601を自動現像・A/D変換・記録装置606に受
け入れるためのユニットであって、撮影ユニット601
をセットする機構、撮影ユニット601を識別する機
構、撮影ユニット601から銀塩写真フィルムを取り出
す機構を備えている。
【0070】先ず、撮影ユニット601をセットする機
構並びに識別する機構を説明する。感材受入ユニット6
02の入口は、遮光のためのカバーによって覆われてお
り、ユーザーによりカバーの開き動作等が行なわれる
と、撮影ユニット601をセットする基台が装置前面に
突出動作し、例えば「撮影ユニットをセットして下さ
い」等のような音声による指示、或いは文字による指示
が行なわれる。ユーザーが基台に用意されている凹部に
撮影ユニット601をセットし、更に基台を収納操作す
ると、或いは基台が自動的に内部に収納される。
【0071】この時点で、撮影ユニット601の形状の
認識が行なわれ、或いは、撮影ユニット601の外表面
に表示されているバーコードを読み取って、当該撮影ユ
ニット601が処理できる対象であるかを判断し、受け
入れ可能である場合には例えば「遮光カバーを閉めて下
さい」等のような音声による指示、或いは文字による指
示を行ない、遮光カバーの閉止・固定をセンサーにより
確認すると、「受け入れを完了しました、提供するサー
ビスを指定して下さい」等のような音声による指示、或
いは文字による指示が行なわれる。セットされた撮影ユ
ニット601が受け入れできない対象と認識した場合に
は、「セットをやり直して下さい」或いは「申し訳ござ
いませんが、この種類の撮影ユニットは処理できませ
ん、取り除いて下さい」等のような音声による指示或い
は文字による指示を行なう。このとき、セットされた撮
影ユニット601を自動的にセット位置から排出する機
構を用意してもよい。
【0072】撮影ユニット601の外形形状の違いによ
る認識を行なうには、例えば、撮影ユニット601をセ
ットする位置に、当該撮影ユニット601の外形形状に
対応した特定の凹凸を形成しておく。このように構成す
ることで、撮影ユニット601のセット方向ないし姿勢
をも特定することができる。
【0073】撮影ユニット601の受け入れを迅速且つ
正確に行なうことができるように、受け入れの方法を、
遮光カバーの前面に、或いは、遮光カバーを開いた前面
壁に、更には、デスプレー画面等に表示することが好ま
しい。
【0074】本発明の装置に受け入れられる撮影ユニッ
ト601には、熱現像タイプの銀塩写真フィルムが装填
されている。熱現像タイプは、一般的に広く利用されて
いる液現像方式のものと比較し、現像処理液を利用しな
い点で、現像処理ユニット609の機構を非常に簡素化
することが可能であると共に、処理液の補充や回収、温
度等の管理、メンテナンスが軽減される利点がある。
【0075】熱現像タイプの銀塩写真フィルムをどのよ
うにして得るかは、本発明の限定的要素ではないので、
詳細な説明を省略するが、例えば特開平9−20403
1号、同9−258402号、同9−274295号、
同9−121265号、同9−146247号、同9−
230557号公報等を参照することができる。
【0076】次に、撮影ユニット601に装填されてい
る銀塩写真フィルムを、その形態の点から特徴付ける
と、シート状或いは円盤状であることである。かような
型式の撮影ユニット601としては、例えば、特願平1
0−158427号、同10−170624号、同10
−338983号、同10−366798号、同11−
102454号等に記載のものが挙げられる。
【0077】次に、感材受入ユニット602は、セット
された撮影ユニット601に装填されているシート状或
いは円盤状の銀塩写真フィルムを自動的に取り出して、
現像処理ユニット609に送り出す機構を備えている。
【0078】撮影ユニット601からのフィルム取出機
構、並びにこの機構に続く現像処理ユニット609への
送出機構の具体的な構成は、撮影ユニット601の具体
的な構成に関連している。即ち、撮影ユニット601そ
れ自体が、内部に装填されているフィルムを外部に排出
する機構を備えている場合と、備えていない場合とによ
って、機構の上で大きな差がある。
【0079】例えば、実公平7−31228号公報に示
されているように、撮影ユニット601自体がフィルム
を排出(取出)機構を備えている場合は、感材受入ユニ
ット602の側には、該排出(取出)機構を操作するた
めの機構が用意される。
【0080】次に、撮影ユニット601自体がフィルム
排出(取出)機構を備えていない場合を説明する。この
ような撮影ユニット601からフィルムを取り出すに
は、撮影ユニット601のハウジングを破壊するか、或
いはハウジングを開いて装填されているフィルムを取り
出すための機構が必要である。
【0081】現像処理ユニット609を説明する。この
ユニットは、撮影ユニット601から取り出された、或
いは、撮影ユニット601に装填されたままの状態のシ
ート状ないし円盤状の銀塩写真フィルムを熱現像するも
のである。
【0082】本発明の装置では、熱現像方式として、ヒ
ートブロック(電熱板)を利用するものやマイクロ波を
利用するものなど各種の方式が採用可能である。
【0083】電熱板を利用する態様では、サービス提供
時間の短縮のために、熱現像処理の開始に先立って電熱
板の先行(予備)加熱を行なうのが好ましい。電熱板の
先行加熱の開始時期は、装置の前面等に用意したセンサ
ーによるユーザーの存在確認時、感材受入ユニット60
2のセット開始時或いは完了時、その他の時期など自由
に設定することができる。
【0084】現像処理ユニット609の内部は加熱され
るので、この熱がユーザーに対して或いは他の部分の機
器に悪影響を与えることがないように断熱する必要があ
る。このような現像処理ユニット609としては、特願
平10−160672号、特願平11−102454号
等が参照できる。
【0085】A/D変換・記録ユニット608を説明す
る。このユニットは、現像処理が完了したフィルムの顕
像化された画像を透過光により走査してデジタル信号化
し、得られたデジタル画像情報を記録するものである。
【0086】デジタル画像情報の記録は、外部に取り出
しユーザーに供給することができる外部記録媒体、本発
明に係る装置自体が内部に備えている内部記録装置、通
信手段を介して画像情報の伝達・記録が行なわれる画像
データベースの何れかに対して行なわれる。
【0087】利用できる外部記録媒体には、特に制限が
ない。外部記録媒体は、単一種で用意する態様であって
も、ユーザーが自由に選択できるように複数種を用意す
る態様であってもよく、外部記録媒体供給ユニット60
7に用意されている。デジタル画像情報が記録された外
部記録媒体は、排出口から排出されユーザーに渡され
る。
【0088】画像情報が外部記録媒体に記録された処理
済みのフィルムは排出口から排出されユーザーに返還さ
れる。ユーザーに返還される態様を採用するのは、ユー
ザーが第三者による盗用の危惧を抱くのを排除するため
である。従って、この装置が処理済みフィルムを断裁等
の手法で破壊する機構を備えており、且つユーザーがそ
のような処理に同意を与える場合にあっては、処理済み
フィルムをユーザーに返還しない態様をとることができ
る。また、かような破壊手段を備えていなくとも、業者
が責任をもって廃棄することにユーザーが同意する場合
には、処理済みフィルムをユーザーに返還しない態様を
とることができる。かようなユーザーの同意の確認は、
後述する操作ユニット604による対話形式で行なうこ
とができる。
【0089】プリンタユニット610は、外部記録媒体
・内部記憶装置・画像データベースの何れかに記録され
ているデジタル画像情報を呼び出してモニター画面に画
像を表示し、各種の単葉プリント或いはインデックスプ
リントを印刷するものである。特に、本発明において
は、ハロゲン化銀写真感光材料の現像の前に又は現像中
であっても、同時に記録されたデジタル画像データを使
用して写真プリント作成依頼のための注文を出すことが
可能となる。
【0090】また、画像データベースユニットがオプシ
ョンとして備えられる。このユニットは、ユーザーの同
意を得て、外部記録媒体に記録されたのと同一のデジタ
ル画像情報を別所に配置されている画像データベースに
電送して記録しておくものである。
【0091】操作ユニット604を説明する。このユニ
ットは、操作ボード、モニター画面603、制御ユニッ
ト605とで構成されており、この装置によるサービス
の種類の案内、サービスの選択などを行なうものであ
る。尚、プリンタユニット610の操作或いは画像デー
タベースユニットへのアクセス等についても、この操作
ユニット604を利用する構成としてもよい。
【0092】操作ユニット604による操作の例を説明
する。ユーザーが装置の前面に用意されている腰掛け等
に座るとこれをセンサーが検知して装置が自動的に起動
する。この時、熱現像方式として電熱板が利用される型
式の場合は、電熱板に通電され先行加熱が行なわれる。
尚、悪戯による装置の起動を防止するために、自動起動
でなく、ユーザーが起動スイッチをONにした場合に装
置が起動する構成とすることもできる。
【0093】装置が起動すると、モニター画面603に
提供されるサービスの種類が案内表示される。サービス
の案内表示は、「現像・A/D変換処理」、「現像・A
/D変換処理+インデックスプリント」、「現像・A/
D変換処理+インデックスプリント+プリント」、「現
像・A/D変換処理+インデックスプリント+画像情報
管理」、「現像・A/D変換処理+インデックスプリン
ト+プリント+画像情報管理」等のように行なわれ、ユ
ーザーによる選択が行なわれると、サービス種確認の画
面が表示される。なお、ユーザーによる選択は、キーボ
ードによる入力方式、モニター画面タッチ方式などによ
り行なわれる。
【0094】サービス種確認画面の表示の後、画面は指
定されたサービスに対応する外部記録媒体やプリントサ
イズ等の選択画面に切り換わる。外部記録媒体の選択画
面では、利用できる外部記録媒体と共に価格が表示され
る。プリントサイズの選択画面においても同様に、利用
できるプリントサイズと共に枚数に応じた価格が表示さ
れる。選択された外部記録媒体の種類・プリントサイズ
とその枚数に応じた価格が表示され、ユーザーの確認を
求める。
【0095】以上の操作の段階で、ユーザーに対し処理
済みのフィルムの返還が必要であるかの確認が求められ
る。
【0096】ユーザーによる利用する記録媒体の種類・
プリントサイズ等の選択が確認されると、モニター画面
603には、「蓋を開いて指示された位置に撮影ユニッ
トをセットして下さい」と表示され、好ましい態様で
は、撮影ユニットのセット方法が画面表示される。ユー
ザーによる撮影ユニットのセットが完了すると、当該撮
影ユニットが受付可能なタイプのものであるかどうかの
確認が行なわれ、受付できないものである場合には、そ
の旨が画面表示(音声報知或いはその両者であってもよ
い)され、撮影ユニットの排出が求められる。尚、時間
のロスをなくすために、モニター画面によるサービスの
選択等に先立って撮影ユニットが受付可能なものである
かどうかの認識動作を行なうように構成することが好ま
しい。
【0097】セットされた撮影ユニットが受入可能なも
のであること、セット位置に間違いのないことが検知さ
れると、更に、遮光カバーによる閉止を確認した後、モ
ニター画面には、「操作を開始します」、「サービス完
了まで約○○分程度かかります」等の表示が行なわれ、
同時に撮影したデジタル画像データに基づく注文ファイ
ルの受付が行われる。この受付中であっても、例えば、
「現在フィルムを取出中です」、「現在A/D変換中で
す」等の操作段階の説明が表示されることが好ましい。
更に好ましい態様では、操作段階を示す画面に加えて、
写真の知識・新しい機器のCM画面、或いは、最近流行
している歌のメロディ、動く画像、ヒットチャート等が
表示される。更なる態様では、オンライン通信により最
近流行している歌のデジタル情報の受信・記録サービス
が行なわれる。装置がこのような複合機能を備えている
ことは、装置設置面積/サービス料金収入の比を高める
と共に、装置設置の需要を高めるのに有効である。ま
た、このような態様の装置では、音楽メディアの業界と
タイアップすることが可能であり、装置設置及び維持費
用の低廉化に有効である。
【0098】尚、撮影ユニットの受入・サービスの種類
等の確認、注文ファイルの受付等を行なった段階で、サ
ービス費用が示され、支払の要請・受領の確認が行なわ
れる。
【0099】A/D変換及び記録が完了すると、好まし
くは、記録の完全性の確認を行なった後、装置外への処
理済みフィルムや外部記録媒体の排出、及び写真プリン
トの排出が行なわれ、ユーザーによる受領の確認が行な
われる。
【0100】全サービスが完了すると、モニター画面に
は、例えば「全サービスが完了しました、ご確認下さ
い」等が表示され、ユーザーが確認ボタンをONすれ
ば、全てのサービスが完了となる。
【0101】本発明における「セルフ(無人)で注文を
受け付ける手段」とは、装置の操作方法を文字や音声に
より伝えるガイド、及び料金自動徴収などの機構を指
す。
【0102】本発明における「画像入力装置」とは前記
セルフ(無人)で注文を受け付ける手段を備えた、ハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料を現像処理し、イメージセ
ンサーを介してデジタル画像データに変換する装置であ
り、特願平11−242487号に詳細が記載されてい
る。
【0103】本発明のフォトサービスシステムにおける
「ネットワークを介して通信する手段」とは、例えば
「モデム」と称される機器、及びアプリケーションソフ
ト、電話回線からインターネット回線に接続する「プロ
バイダ」と称される接続業者など、パーソナルコンピュ
ータを用いて既存のネットワークを利用する際に必要な
ものを指す。
【0104】「画像サーバ」とは、多量の高解像度なデ
ジタル画像データを保存するのに十分な容量を備えた前
記「記憶媒体」、いわゆるハードディスクを備えた装置
である。
【0105】「検索用IDを発行する手段」とは、露
光、印刷、磁気記録、あるいは記憶媒体への書き込みな
どによって情報を記録する機構を指す。例えば、露光の
場合、インスタントフィルムへのLED光源を用いた光
学的な走査露光方式が挙げられる。インクジェットペー
パーを用いる印刷方式や、紙やプラスチックなどの出力
素材に、磁気情報記録層を設け、磁気ヘッドによる書き
込みを行う方式などであってもよい。
【0106】なお、前記磁気情報記録層を設ける場合に
は、検索用IDの目視による読み取りも可能なように印
刷部も設けると共に、画像入力装置側及び以下に述べる
デジタルプリントを作成する手段に、磁気情報を読み取
るためのリーダー部を設ける。
【0107】「取り外し可能な外部記憶媒体」とは、
「CD−R」や「MO」など、容量が比較的大きく、デ
ジタル画像データが保存可能なメモリー(メディア)で
あり、書き換え可能、不可能、いずれのタイプであって
もよい。
【0108】本発明における「クライアントコンピュー
タ」とは、顧客、あるいは顧客の友人や知人など(以
下、知人という)が所有する、あるいはオフィスなどに
設置されているインターネットに接続可能なコンピュー
タであり、ホームページからのデジタルプリント注文な
どに使用される。
【0109】「デジタル画像データを閲覧する」とは、
前記「クライアントコンピュータ」でインターネットに
接続し、ホームページ閲覧ソフト(ブラウザ)を用い
て、画像データなどを鑑賞することである。
【0110】「デジタルプリントを作成する手段」と
は、デジタル画像データから、印画紙、インクジェット
ペーパーなどの出力素材に可視画像を形成する装置であ
り、このようなものとしては、コニカ社製QD−21な
どが知られている。
【0111】「ホームページアドレス」とは、前記「デ
ジタル画像データを閲覧する」際にホームページ閲覧ソ
フト(ブラウザ)に入力するホームページの所在を示す
名称である。
【0112】「検索用ID」とは、デジタル画像データ
の集合を識別するために付けられる、6桁前後の数字、
アルファベットなどの文字、及び記号により構成される
ものである。例えば「urq@12」などとする。
【0113】「インデックスプリント」とは、前記「ホ
ームページアドレス」、「検索用ID」が印刷、あるい
は記録された、デジタル画像データの一覧プリントを指
す。
【0114】本発明における「インデックスプリント付
き注文用紙」とは、前記「検索用ID」とは別に、デジ
タル画像データの一覧を出力したインデックスプリント
と、注文を書き込む欄を設けた注文用紙からなる。前記
インデックスプリントと、注文用紙は、ミシン目などに
より切り離せるように加工したり、どちらかをシールと
して貼り付けたり、各プリント駒ごとに注文欄が設けら
れているタイプであってもよい。
【0115】[フォトサービスシステムの実施例]以下
に、本発明のフォトサービスシステムの実施例につい
て、図面を参照して説明する。
【0116】従来、図3に示される離散的に存在するコ
ンビニエンスストアなどの店舗(9、10)、一般家庭
やオフィス(1、4、5)、ミニラボ店(13、14、
15)、サービスセンタや集配ラボ(20、18)との
間の写真フィルム、デジタル画像データを記録、又は保
存した記憶媒体(メディア)、デジタルプリントなどの
運搬は、顧客や写真サービス業者の物理的な運送手段
(点線で示される50〜61)により行われてきた。
【0117】本発明の写真サービスを実施するにあた
り、電子的な通信網、いわゆるインターネット(49)
を介してデジタル画像データの送受信を行ったり、郵送
や宅配サービスを利用したフォトサービスシステムを構
築するため、特定の装置の配置を行う。前記特定の装置
とは、コンビニエンスストアなどの店舗の、特願平11
−242487号に記載のセルフサービスの画像入力装
置(6)、一般家庭やオフィスのパーソナルコンピュー
タ(2)、ミニラボ店のデジタルプリントを作成するプ
リンタ(12)、サービスセンタや集配ラボのデジタル
画像データをストックするための画像サーバ(19、1
6)であり、それぞれがインターネットを利用した通信
手段(実線で示される25〜44)を備える。
【0118】さらに図4に示すように、本発明の画像入
力装置(6)には、サービスセンタ(20)の画像サー
バ(19)との間で、デジタル画像データの集合を識別
するための記号、例えば検索用ID番号を決定する手段
と、デジタル画像データのハードコピー一覧と共に、検
索用ID番号、ホームページアドレス、サービスセンタ
の電話番号、Fax番号を記載し、注文記入欄や磁気情
報記録層を備えたインデックスプリント(71)を発行
する手段とを備える。その形態を、図面を参照しながら
詳細を述べる。
【0119】顧客がデジタル画像データ保管を行うに
は、図4に示すように、顧客は、ハロゲン化銀写真感光
材料収容のパトローネ(21)と、これに対する露光を
行う光学系と共にデジタル画像データを記録できるタイ
プの撮影用カメラ(22)などを、観光地などの出先に
ある店舗(9)に設置された本発明の画像入力装置
(6)にセットする(45)。後で詳細を述べるサービ
ス内容の指定や、料金の支払いなどの所定の手続き終了
後に、画像入力装置(6)によって得られたデジタル画
像データは、一旦サーバ(7)の内部記憶媒体に保存さ
れた後、サービスセンタの画像サーバ(19)に対し、
インターネットを介して、デジタル画像データと、ID
番号を請求する信号とを合せて送信する(29、4
4)。画像サーバ(19)は、送信されたデジタル画像
データの内容、送信先、及び送信時間などを判定した
後、内部記憶媒体の所定の場所(79)に、ID番号を
記録したデータファイル(77)と共に保存する。画像
入力装置(6)は、画像サーバ(19)の送信したID
番号を、インターネットを介して受信し(43、3
0)、デジタル画像データのハードコピー一覧と共に、
前記ID番号を記録したプリント(インデックスプリン
ト)(71)を発行する。
【0120】インデックスプリントの具体例は図20に
示されており、図中、701はインデックスプリント、
702は検索用ID番号、703はホームページアドレ
ス、704は電話番号、705はFax番号、706は
デジタル画像一覧、707はデジタル画像データの保管
に関する注意書き、708は磁気記録部、709は注文
用紙を各々指示する。
【0121】店舗(9)は、24時間営業のコンビニエ
ンスストアや、スーパーなどである方が、画像入力装置
(6)のサービス提供時間が制限されず望ましい。
【0122】画像サーバ(19)におけるデジタル画像
データの保存期間を設定し、ID番号を記したデータフ
ァイル(77)の日付情報に基づき、前記画像サーバ
(19)が自動的にデータを消去するよう設計してもよ
い。この場合、インデックスプリント(71)上、ある
いはホームページ上に、デジタル画像データの保存期
間、及び自動消去を明確に記載し、ホームページ上で消
去までの残りの日数を常に表示して知らせるなどのサー
ビスを併せて行うことが望ましい。
【0123】さらに以前に処理したもののID番号の紛
失などに対処するため、最新のID番号を入力すれば、
それまでに得たID番号の一覧と、自動消去までの残り
日数が記載されたデータがホームページ上で確認できた
り、一定の間隔を経て郵送されるような機能を付与して
もよい。
【0124】画像入力装置(6)により得られたデジタ
ル画像データを、インターネットを介して画像サーバ
(19)に送信せず、メディアに保存するサービスを初
めに選択し処理を行った後で、あるいは同サービスを以
前行ったメディアを持参した場合でも、本発明のデジタ
ル画像データ保管サービスが利用できるように、前記画
像入力装置(6)を設計することが望ましい。
【0125】なお、図5に示すように、サービスセンタ
(20)の機能を集配ラボ(18)に持たせ、デジタル
画像データとデータファイル(77)を、ラボサーバ
(16)に保存するようにしてもよい。
【0126】また、サービスセンタ(20)、あるいは
集配ラボ(18)の機能を、ミニラボ店(13)に統合
して、デジタル画像データとデータファイル(77)
を、ラボサーバ(11)に保存するようにしてもよい。
【0127】顧客がデジタル画像データ閲覧したい場合
は、図4に示すように、顧客は、帰宅後に自宅のコンピ
ュータ(2)により、インデックスプリント(71)に
記載された、ホームページアドレスに、閲覧ソフト(ブ
ラウザ)を用いてアクセスする(25,44)ことによ
り、画像サーバ(19)の内部記憶媒体に保存されたデ
ジタル画像データを検索・閲覧するためのアプリケーシ
ョンソフト(73)を、ブラウザ画面上に表示させる
(74)。次に、前記ソフトのID番号入力欄(75)
に、ID番号を入力することにより、インターネットを
介して画像サーバ(19)にID番号が送信される(2
5、44)。画像サーバ(19)では、送信されたID
番号から、該当するデジタル画像データを検索し、前記
デジタル画像データの所定の形式によるファイル容量圧
縮により作成される低解像度情報(以下、「プレビュー
画像」と称す)を、コンピュータ(2)に送信する(4
3、26)。前記ソフト(73)は、受信したプレビュ
ー画像の一覧(76)を表示した後、次のサービス指示
の待ち受け状態のまま静止状態となる。
【0128】図11に示すように、インデックスプリン
ト(71)に記載されたID番号と、ホームページアド
レスを、口頭、手紙、電話、ファックス、及び電子メー
ルなどにより、知人や会社に伝えることによって、知人
や会社は、知人宅(4)のコンピュータ(2)、あるい
はオフィス(5)のコンピュータ(2)を用いて、デジ
タル画像データを閲覧する。特に電子メールでの連絡の
効率化の為に、前記ホームページ上に、ID番号を知ら
せたい人の電子メールアドレスを入力すれば、自動的に
ID番号、ホームページアドレス、及び簡単な挨拶文を
添付して電子メールを送信する機能を付与することが望
ましい。
【0129】顧客がデジタル画像をダウンロードしたい
場合は、図4に示すように、顧客が、ブラウザを用いて
ソフト(73)に表示されたデジタル画像データのプレ
ビュー画像の一覧(76)の、全て、あるいは1部を指
定することにより、非容量圧縮のデジタル画像データを
コンピュータ(2)の内部記憶媒体、あるいは外部記憶
媒体(メディア)に保存できるようにする。
【0130】以下、図7、及び図8を用いて、画像入力
装置(6)のデジタル画像データダウンロードサービス
の機能について述べる。初めに観光地などの遠隔地の店
舗(10)に設置された画像入力装置(6)を用いて処
理を行い、インデックスプリント(71)を作成する。
この際、同時に撮影したデジタル画像情報に基づき注文
ファイルを作成し、写真プリントの取得が可能となる。
一方、帰宅後、あるいは帰宅途中において、自宅近くの
店舗(9)に出向き、設置された画像入力装置(6)
で、前記インデックスプリント(71)に記載されたI
D番号を入力することにより、集配ラボ(18)のラボ
サーバ(16)、あるいはサービスセンタ(20)の画
像サーバ(19)に保存されたデジタル画像データを呼
び出し(29、42、又は29、44)、インターネッ
ト(49)を介して受信した後(41、30、又は4
3、30)、画像入力装置(6)の販売するメディア
(63)にデジタル画像データを保存するよう設計して
もよい。
【0131】また、デジタル画像データを、上記デジタ
ル画像データの保存期間の終了時期や、顧客の注文に応
じてメディアに保存し、顧客へ郵送や宅配サービスなど
により届けるサービスを併せて行ってもよい。
【0132】さらに顧客がデジタルプリントを注文した
い場合は、図4に示すように、顧客は、ブラウザを用い
てソフト(73)に表示されたデジタル画像データのプ
レビュー画像の一覧(76)の、全て、あるいは1部を
指定することにより、デジタル画像データのデジタルプ
リント作成の注文が行えるような機能を付与する。
【0133】例えば、前記ソフト(73)上に、デジタ
ルプリントの届け先を記載する欄、及び支払い方法(例
えば、クレジットカードによる支払い、あるいは着払い
など)を指定する欄を設け、所定の入力が済んだ後で、
データの送信操作を行うことによって、ソフト(73)
がミニラボ店(13)を、効率やサービスの内容、ある
いは届け先までの距離などにより自動検索し、前記ミニ
ラボ店(13)のラボサーバ(11)に、インターネッ
ト(49)を介して、注文ファイルが送信される(2
5、28)ようにする。ミニラボ店(13)では、前記
注文ファイルの内容に従って、サービスセンタ(20)
の画像サーバ(19)に、ID番号、ミニラボ店認証番
号、日付、デジタルプリンタの種類などのデータファイ
ルと共に、デジタル画像データの送信要求が伝えられる
(27、44)。画像サーバ(19)では、送信された
ID番号から、該当するデジタル画像データを検索し、
前記デジタル画像データを、ラボサーバ(11)に送信
する(43、28)。デジタルプリンタ(12)は、ラ
ボサーバ(11)の内部記憶媒体に保存されているデジ
タル画像データを読み取り、デジタルプリントを作成す
る。作成したデジタルプリント(80)は、所定の袋
(81)に納められた後(82)、顧客の注文データに
記載された住所に郵送や宅配サービスなどにより届けら
れる。
【0134】なお、図4に示すように、ミニラボ店(1
3)のラボサーバ(11)に、インターネット(49)
を介して、注文ファイルが送信される(25、28)の
ではなく、一旦サービスセンタ(20)の画像サーバ
(19)に前記注文ファイルが送信され(25、4
4)、前記画像サーバ(19)によりミニラボ店(1
3)、あるいは図6に示すように集配ラボ(18)が、
効率やサービスの内容、あるいは届け先までの距離など
により自動検索され、前記ミニラボ店(13)のラボサ
ーバ(11)に、インターネット(49)を介して、注
文ファイル、及び画像データが自動送信される(43、
28)設計であってもよい。
【0135】また、図5に示すように、サービスセンタ
(20)の機能を集配ラボ(18)に持たせ、デジタル
画像データとデータファイル(77)を、ラボサーバ
(16)に保存するようにした場合には、デジタルプリ
ントの作成が、ミニラボ店(13)、集配ラボ(18)
のどちらで行われるかを、効率やサービスの内容、ある
いは届け先までの距離などにより自動的に判断され、指
示されるよう設計することが望ましい。
【0136】さらに、サービスセンタ(20)、あるい
は集配ラボ(18)の機能を、ミニラボ店(13)に統
合して、デジタル画像データとデータファイル(77)
を、ラボサーバ(11)に保存するようにしてもよく、
この場合にはデジタル画像データの送信要求により、画
像サーバ(19)で行われた、デジタル画像データの検
索、前記デジタル画像データの、ラボサーバ(11)へ
の送信は不用となる。
【0137】以下、図7、及び図8を用いて、画像入力
装置(6)のデジタル画像データダウンロードサービス
の機能を利用したデジタルプリントの注文方法について
述べる。初めに観光地などの遠隔地の店舗(10)に設
置された画像入力装置(6)を用いて処理を行い、イン
デックスプリント(71)を作成する。この際、同時に
撮影したデジタル画像情報に基づき注文ファイルを作成
し、写真プリントの取得が可能となる。一方、帰宅後、
あるいは帰宅途中において、自宅近くの店舗(9)に出
向き、設置された画像入力装置(6)で、前記インデッ
クスプリント(71)に記載されたID番号を入力する
ことにより、集配ラボ(18)のラボサーバ(16)、
あるいはサービスセンタ(20)の画像サーバ(19)
に保存されたデジタル画像データを呼び出し(29、4
2、又は29、44)、インターネット(49)を介し
て受信した後(41、30、又は43、30)、画像入
力装置(6)の販売するメディア(63)にデジタル画
像データを保存する。なおこの際、メディア(63)に
は、デジタルプリントを注文するためのプログラムも同
時に保存する。前記プログラムは、インデックスプリン
ト(71)に記載のID番号や、ホームページアドレス
を手で入力することなく、自動的に通信を行うための機
能や、メディア(63)に保存されたデジタル画像デー
タを併せて使用する表示機能などにより、データの送信
負荷が軽減されるような設計とすることが望ましい。
【0138】前記デジタル画像データ、及びデジタルプ
リント注文用プログラムを保存したメディア(63)を
持ち帰り、自宅(1)のコンピュータ(2)を用いて、
デジタルプリントの注文を行えるようにしてもよい。
【0139】以下、図9及び図10を用いて、画像入力
装置(6)のデジタル画像データダウンロードサービス
の機能を利用したデジタルプリントの注文方法について
述べる。初めに観光地などの遠隔地の店舗(10)に設
置された画像入力装置(6)を用いて処理を行い、イン
デックスプリント(71)を作成する。この際、同時に
撮影したデジタル画像情報に基づき注文ファイルを作成
し、写真プリントの取得が可能となる。一方、帰宅後、
あるいは帰宅途中において、自宅近くの店舗(9)に出
向き、設置された画像入力装置(6)で、前記インデッ
クスプリント(71)に記載されたID番号を入力する
ことにより、集配ラボ(18)のラボサーバ(16)、
あるいはサービスセンタ(20)の画像サーバ(19)
に保存されたデジタル画像データを呼び出し(29、4
4、又は29、42)、インターネット(49)を介し
て受信した後(43、30、又は41、30)、画像入
力装置(6)の販売するメディア(63)にデジタル画
像データを保存する。続けて画像入力装置(6)に備え
られたモニタ(83)により、デジタルプリントの注文
ファイルを作成し、注文ファイルを前記メディア(6
3)に保存した後、直接ミニラボ店(13)で注文が行
えるようにしてもよい(69)。
【0140】また、図10に示すように、画像入力装置
(6)の販売するメディア(63)にデジタル画像デー
タを保存してもよいが、続けて画像入力装置(6)に備
えられたモニタ(83)により、デジタルプリントの注
文ファイルを作成し、注文ファイルとデジタル画像デー
タを、直接集配ラボ(18)に、インターネットを介し
て送信し(29、42)、デジタルプリントを郵送や宅
配サービスなどにより自宅で受け取れるようにしてもよ
い(64)。
【0141】さらに、図12及び図13に示すように、
インデックスプリント(71)に記載されたID番号
と、ホームページアドレスを、口頭、手紙、電話、ファ
ックス、及び電子メールなどにより、知人や会社に伝え
ることによって、知人宅(4)のコンピュータ(2)、
あるいはオフィス(5)のコンピュータ(2)を用い
て、デジタル画像データの閲覧をする際にも、ブラウザ
を用いてソフト(73)に表示されたデジタル画像デー
タのプレビュー画像一覧(76)の、全て、あるいは1
部を指定し、デジタルプリントの届け先を記載する欄、
及び支払い方法(例えば、クレジットカードによる支払
い、あるいは着払いなど)を指定する欄に、所定の入力
を行い、データの送信操作を行うことによって、デジタ
ル画像データのデジタルプリント作成の注文を終了す
る。
【0142】図12は集配ラボが、図13はミニラボ店
が、それぞれデジタルプリントを作成し、郵送や宅配サ
ービスなどにより、知人宅やオフィスに届ける場合であ
る。
【0143】インデックスプリント(71)のデジタル
プリント注文記入欄に、顧客が注文を記入したり、画像
入力装置(6)が、インデックスプリント(71)に、
直接注文を記載したものを、顧客自身がミニラボ店(1
3)に持参し、デジタルプリントを作成してもよい。
【0144】インデックスプリント(71)に記載され
たサービスセンタの電話番号に連絡して、顧客が口頭で
デジタルプリントの注文を行ったり、デジタルプリント
注文を記入した注文用紙をインデックスプリント(7
1)に記載されたサービスセンタのFax番号に送信し
て注文を行ってもよい。
【0145】次に、本発明のフォトサービスシステムに
用いる画像入力装置(6)の実施形態を、図面を参照し
ながら述べる。
【0146】図14に示すように、上記したサービスを
受けるにあたり、まず初めに顧客は、画像入力装置のモ
ニタ画面に表示されるサービスメニュー表示1(10
1)を見て、目的とするサービスを選択する。
【0147】画面には、メディア書き込みサービス(1
02)、画像データアップロードサービス(103)、
画像データダウンロードサービス(104)の選択画面
表示(134)が表示される。
【0148】メディア書き込みサービス(102)と
は、顧客が「CD−R」や「MO」などの取り外し可能
な外部記憶媒体(メディア)にデジタル画像データを記
録、あるいは保存して持ち帰ることを希望する場合に選
択するメニューである。
【0149】画像データアップロードサービス(10
3)とは、上記メディア書き込みサービス(102)と
は異なり、メディアを持ち帰ることを希望しない場合の
メニューである。この場合、デジタル画像データは、一
旦店舗(9、10)のサーバ(7)に保存された後、イ
ンターネットを介して、図3の集配ラボ(18)、サー
ビスセンタ(20)、ミニラボ店(13、14、15)
のいずれかに設置されたサーバ(11、19、16)に
インターネット(49)を介して送信され、保存され
る。前記のデジタル画像データ保管を行う場合、及びデ
ジタル画像データ閲覧したい場合は、このメニューを選
択する。
【0150】画像データダウンロードサービス(10
4)とは、図3の集配ラボ(18)、サービスセンタ
(20)、ミニラボ店(13、14、15)のいずれか
に設置されたサーバ(11、19、16)にインターネ
ット(49)を介して送信され、保存されたているデジ
タル画像データを、前記「CD−R」や「MO」などの
取り外し可能なメディアに保存して持ち帰ることを希望
するメニューである。前記のデジタル画像をダウンロー
ドしたい場合は、このメニューを選択する。
【0151】前記のデジタルプリントを注文したい場合
は、図15のサービスメニュー表示2の中のデジタルプ
リント注文ファイル作成サービス(207)として設け
る。
【0152】メディア書き込みサービス(102)を選
択した場合の処理の流れを、図14、及び図15を参照
しながら以下に詳細を述べる。
【0153】メディア販売サービス表示(105)がモ
ニタ画面に表示され、顧客はメディアを購入するか否か
の選択入力を行う。顧客がメディア販売を希望した場合
には、画像入力装置(6)は、内部に予め格納されたい
た販売用のメディアを、データ書き込み可能な位置にセ
ットする(110)。顧客がメディア販売を希望しなか
った場合には、メディアの挿入を促すための、メディア
挿入指示表示(106)をモニタ画面に表示する。
【0154】顧客がメディアを画像入力装置(6)の所
定の位置にセットすると、画像入力装置(6)は、直ち
にメディア残容量の確認を行う。確認が終了するとメデ
ィア残容量をモニタ画面に表示する(108)。この
際、メディア残容量(n)が、所定の容量(x)を下回
っていた場合(n<x)、容量不足表示(115)と、
メディアの排出を行い、新たなメディアをセットするよ
う促す、メディアセット表示(116)をモニタ画面に
表示する。
【0155】メディア残容量(n)が、所定の容量
(x)を上回った場合(n>x)、フィルム、又はカメ
ラの挿入を促す、フィルム、又はカメラ挿入指示表示
(117)を、モニタ画面に表示する。
【0156】画像入力装置(6)は、挿入されたフィル
ム、又はカメラの種類(メーカ名、フィルム駒数、感
度)などを、フィルム、又はカメラに記載された所定の
規格に基づく印刷パターンやバーコード情報を元に、自
動的に読み取り、料金表示(118)を行う。
【0157】顧客が、料金の一部、又は全部を投入する
と、投入額確認(119)の表示がなされ、最終的な料
金投入額表示(120)を行い静止状態となる。
【0158】顧客が、処理開始ボタンを押すと、処理開
始表示(121)がなされ、画像入力装置(6)は、現
像処理(124)、読み取り・画像処理(125)を行
う。本発明においては、同時に記録したデジタル画像デ
ータに基づいて、画像の一覧表示(126)をモニタ画
面に表示して静止する。
【0159】次に、顧客に対し、画像の一覧表示(12
6)に表示された全ての駒を、「写真プリントとして注
文するか」の判断を求め、更にメディアに書き込むかの
判断を要求し、駒選択(127)の結果に従って、写真
プリント及びメディア書き込み(128)を行う。写真
プリント受付やメディア書き込みが終了すると、写真プ
リント受付やメディア書き終了表示(129)をモニタ
画面に表示して静止する。
【0160】次に画像入力装置(6)は、図15に示す
ように、サービスメニュー表示2(201)をモニタ画
面に表示する。
【0161】インデックスプリントサービス(202)
とは、画像の一覧表示のハードコピーを作成するサービ
スで、インデックスプリント(71)に記載される、I
D番号、ホームページアドレスの書き込み、デジタル画
像データの保存期間、及び自動消去に関する説明文など
の記載は行われない。
【0162】メディア書き込みサービス(203)は、
再び同じサービスを行うものであり、画像入力装置
(6)は、図14のメディア残容量確認(107)以降
の処理を開始する。
【0163】画像データアップロードサービス(20
4)は、メディア書き込みサービスに(102)によ
り、メディアに書き込みを行ったデジタル画像データに
関して、サービスメニュー表示1(101)の画像デー
タアップロードサービス(103)を追加して行うサー
ビスである。図16の画像の一覧表示(304)以降の
処理を開始する。なお、画像データアップロードサービ
ス(103)については、後に詳細を記載する。
【0164】ソフト提供サービス(205)は、図7、
及び図8に記載の、デジタルプリントの注文に用いるプ
ログラムを、メディアに保存するサービスである。前記
プログラムは、インデックスプリント(71)に記載の
ID番号や、ホームページアドレスを手で入力すること
なく、自動的に通信を行うための機能や、メディア(6
3)に保存されたデジタル画像データを併せて使用する
表示機能などを有する、自宅(1)のコンピュータ
(2)を用いて、デジタルプリントの注文を行う際に使
用するものである。
【0165】情報提供サービス(206)とは、メーカ
やラボが中心となって、各種情報を提供するサービスで
ある。
【0166】上記、同時に記録したデジタル画像データ
に基づくインデックスプリントサービス(202)、ソ
フト提供サービス(205)、情報提供サービス(20
6)、同時に記録したデジタル画像データに基づくデジ
タルプリント注文ファイル作成サービス(207)のい
ずれかを選択した場合の処理の実行は、料金支払い後に
行われる。従って、サービス選択後は、処理終了確認表
示(208)が、モニタ画面に表示され、追加料金計算
(210)、追加料金表示(211)、料金投入額表示
(211)、釣銭支払い(212)、処理実行(21
4)、メディア排出(215)を経て処理を終了する。
【0167】処理終了(208)を選択した場合、処理
終了確認表示(209)が、モニタ画面に表示され、追
加料金計算(210)、追加料金表示(211)、料金
投入額表示(212)、釣銭支払い(213)、メディ
ア排出(215)を経て処理を終了する。
【0168】画像データアップロードサービス(10
3)を選択した場合の処理の流れを、図14、図15、
及び図16を参照しながら以下に詳細を述べる。
【0169】まず、画像データアップロードサービス確
認(111)表示がなされ、サービスメニュー表示3
(112)が、モニタ画面に表示される。
【0170】フィルム現像処理サービス(113)を選
択すると、メディア書き込みサービス(102)を選択
した場合に処理される、メディア販売サービス表示(1
05)から、フィルム、又はカメラ挿入指示表示(11
7)までのルーティンが省略され、前記フィルム、又は
カメラ挿入指示表示(117)以降の処理を開始する。
【0171】また、画像データアップロードサービス
(103)を選択した場合、メディア書き込みサービス
(102)を選択した場合と、大きく異なる点は、処理
開始表示(121)後に、画像サーバに接続(122)
し、ID番号を取得(123)する処理を、画像入力装
置(6)が行うことである。
【0172】さらに、画像データアップロードサービス
(103)を選択した場合、メディア書き込みサービス
(102)を選択した場合に実行されるメディア書き込
み(118)と、メディア書き込み終了表示(129)
のルーティンは省略され、その間に、画像データ送信
(130)、回線切断(131)、送信終了画面表示
(132)、インデックスプリント処理(133)のル
ーティンを実行する。なお前記インデックスプリント処
理(133)により作成されるインデックスプリント
(71)には、ID番号、ホームページアドレスの書き
込み、デジタル画像データの保存期間、及び自動消去に
関する説明文などの記載が行われる。以降、図15に示
す、メディア書き込みサービス(102)を選択した場
合の処理と同様であるが、メディア排出(214)は行
わないで終了する。
【0173】次に、図14に示すサービスメニュー表示
3(111)において、データ転送のみ(114)を選
択した場合の処理を述べる。
【0174】図16に示すように、初めにメディア挿入
指示表示(301)が、モニタ画面に表示される。顧客
がメディアを所定の場所にセットすると、直ちにファイ
ル一覧表示(302)が行われ、顧客の指示によるファ
イル指定(303)操作を待ち受ける状態で静止する。
【0175】続いて、ファイル指定操作が終了すると、
画像の一覧表示(304)において、顧客が指定したフ
ァイルの画像を表示する。
【0176】確認表示(305)において、間違いが無
ければ、顧客のOK(306)選択入力により、料金計
算・表示(309)へと進む。再指定(307)が選択
された場合、再びファイル一覧表示(302)へと戻
る。処理終了(308)が選択された場合、再び図14
のサービスメニュー1表示(101)へと戻る。
【0177】料金計算・表示(309)以降の処理は、
図16に示すように、フィルム現像処理サービス(11
3)を選択した場合に行われる、図14の現像処理(1
24)〜駒選択(127)のルーティンを省略したイン
デックスプリント処理(133)までが行われ、図15
のサービスメニュー表示2(201)以降に処理を移
す。
【0178】画像データダウンロードサービス(10
4)を選択した場合の処理の流れを、図14、及び図1
6を参照しながら以下に述べる。
【0179】顧客が、サービスメニュー表示1(10
1)において、画像データダウンロードサービス(10
4)を選択すると、図17に示すように、メディア挿入
指示表示(401)が、モニタ画面に表示される。メデ
ィアの残容量確認(402)、及び表示(403)が終
了すると、続いてID番号入力指示表示(404)が行
われる。
【0180】続いて画像入力装置(6)は、料金支払い
ルーティン(405〜407)が終了したのち、画像サ
ーバへの接続から取得した画像データの一覧表示までの
ルーティン(409〜413)を実行する。
【0181】確認表示(414)で、顧客がOK(41
5)を選択すると、処理終了(417)の表示がなされ
た後、図15のサービスメニュー2表示(201)以降
の処理を開始する。
【0182】ID再入力(416)を選択すると、再び
画像データダウンロードサービスを行うために、ID番
号入力指示表示(404)へと戻る。
【0183】デジタルプリント注文ファイル作成サービ
スの処理の流れを、図15、及び図18を参照しながら
以下に述べる。
【0184】図15に示すサービスメニュー表示2(2
01)において、デジタルプリント注文ファイル作成サ
ービス(207)を選択すると、図18に示すサービス
メニュー表示4(501)が表示される。
【0185】デジタルプリント注文(502)とは、顧
客の作成した注文ファイルを、画像入力装置(6)が直
接ラボにインターネット(49)を介して送信し、注文
ファイルに従ってラボが作成したデジタルプリントを郵
送や、宅配サービスを使って顧客に届けるサービスであ
る。
【0186】注文用ファイル作成サービス(503)と
は、顧客の作成した注文ファイルを、画像入力装置
(6)がメディアに保存するサービスである。注文ファ
イルの保存されたメディアは顧客自身がミニラボ店へ持
参し、メディアを受け取ったミニラボ店は、メディアに
保存されている注文ファイルに従ってデジタルプリント
を作成する。
【0187】顧客がデジタル注文(502)を選択する
と、画像入力装置(6)は、図18のメモリからの画像
データの読み出し(504)において、内部の記憶媒体
に一時的に保存されているデジタル画像データを読み出
す。
【0188】顧客は、画像の一覧表示(505)で、モ
ニタ画面に表示された画像を見ながら、デジタルプリン
トを作成する駒の選択(506)、枚数入力(50
7)、サイズ入力(508)、届け先入力(509)を
行う。次に顧客はモニタ画面に表示される、メディアへ
の注文ファイルの書き込み(510)、インデックスプ
リントへの注文データの書き込み(511)、メディア
への注文ファイルの書き込み及びインデックスプリント
への注文データの書き込み(512)のいずれかを選択
入力する。以降、図15の追加料金計算へと移る。なお
処理実行(214)にて、注文ファイルは、ラボへと送
信され、内部記憶媒体に保存されていたデジタル画像デ
ータは、その後自動的に消去される。
【0189】顧客がデジタル注文(503)を選択する
と、画像入力装置(6)は、図18のメモリからの画像
データの読み出し(504)において、内部の記憶媒体
に一時的に保存されているデジタル画像データを読み出
す。
【0190】顧客は、画像の一覧表示(505)で、モ
ニタ画面に表示された画像を見ながら、デジタルプリン
トを作成する駒の選択(506)、枚数入力(50
7)、サイズ入力(508)を行う。以降、図15の追
加料金計算へと移る。なお処理実行(214)にて、注
文ファイルは、メディアに保存され、内部記憶媒体に保
存されていたデジタル画像データは、その後自動的に消
去される。
【0191】
【発明の効果】本発明によれば、CCDと液晶モニタ等
のデジタル記録要件と、写真感光材料と露光手段を備え
たデジタル・アナログカメラにおいて、撮影済みの写真
感光材料(カラーネガフィルム等)の処理手続きを容易
化する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフォトサービスシステムの一実施
例を示す全体図
【図2】本発明に係るフォトサービスシステムの他の実
施例を示す全体図
【図3】本発明に係るフォトサービスシステムの更に他
の実施例を示す全体図
【図4】画像入力装置を設置した店舗、画像サーバを設
置したサービスセンタ、ミニラボ店、一般家庭からなる
フォトサービスシステム説明図
【図5】画像入力装置を設置した店舗、集配ラボ、ミニ
ラボ店、一般家庭からなるフォトサービスシステム説明
【図6】画像入力装置を設置した店舗、画像サーバを設
置したサービスセンタ、集配ラボ、一般家庭からなるフ
ォトサービスシステム説明図
【図7】画像入力装置を設置した店舗、集配ラボ、一般
家庭からなるフォトサービスシステム説明図
【図8】画像入力装置を設置した店舗、画像サーバを設
置したサービスセンタ、集配ラボ、一般家庭からなるフ
ォトサービスシステム説明図
【図9】画像入力装置を設置した店舗、画像サーバを設
置したサービスセンタ、ミニラボ店、一般家庭からなる
フォトサービスシステム説明図
【図10】画像入力装置を設置した店舗、集配ラボ、ミ
ニラボ店、一般家庭からなるフォトサービスシステム説
明図
【図11】画像入力装置を設置した店舗、画像サーバを
設置したサービスセンタ、一般家庭(自宅)、一般家庭
(知人宅)、オフィスからなるフォトサービスシステム
説明図
【図12】画像入力装置を設置した店舗、一般家庭(自
宅)、一般家庭(知人宅)、オフィス、集配ラボからな
るフォトサービスシステム説明図
【図13】画像入力装置を設置した店舗、画像サーバを
設置したサービスセンタ、一般家庭(自宅)、一般家庭
(知人宅)、オフィス、ミニラボからなるフォトサービ
スシステム説明図
【図14】画像入力装置処理フロー1
【図15】画像入力装置処理フロー2
【図16】画像入力装置処理フロー3
【図17】画像入力装置処理フロー4
【図18】画像入力装置処理フロー5
【図19】画像入力装置の概略斜視図
【図20】インデックスプリントの概略図
【符号の説明】
1 一般家庭(自宅) 2 クライアントコンピュータ 3 プリンタ(例えばインクジェットプリンタ) 4 一般家庭(知人宅) 5 オフィス 6 画像入力装置(フィルム現像+スキャナユニット) 7 店舗サーバ 8 プリンタ(例えば昇華型) 9 店舗(例えばコンビニエンスストア) 10 店舗(例えばスーパー) 11 ラボサーバ 12 デジタルプリンタ(例えばQD−21) 13 ミニラボ店(自宅近隣) 14 ミニラボ店(オフィス近隣) 15 ミニラボ店(知人宅近隣) 16 集配ラボサーバ 17 プリンタ 18 集配ラボ 19 画像サーバ 20 サービスセンタ 21 カラーネガフィルム 22 デジタル・アナログカメラ乃至レンズ付きフィル
ムユニット 23 書き換え可能型記憶媒体(例えば「MO」) 24 記憶媒体(例えば「CD−R」) 25〜44 ネットワーク回線 45 フィルム、又はカメラの挿入 46 メディアの排出 47、48 メディアの挿入 49 インターネット 50〜61 物理的な運送手段 62 カラーネガフィルム 63 記憶媒体(「CD−R」,「MO」) 64〜68 デジタルプリントの郵送、又は宅配サービ
ス 69、70 ミニラボ店へのデジタルプリント注文 71 インデックスプリント 72 インデックスプリント発行 73 ソフト 74 デジタル画像データの閲覧 75 ID番号入力欄 76 プレビュー画像の一覧 77 データファイル 78 デジタル画像データ 79 内部記憶媒体の所定の場所 80 デジタルプリント 81 袋 82 袋詰め 83 モニタ 601 撮影ユニット 602 感材受入ユニット 603 モニター画面 604 操作ユニット 605 制御ユニット 606 自動現像・A/D変換・記録装置 607 外部記録媒体供給ユニット 608 A/D変換・記録ユニット 609 現像処理ユニット 610 プリンタユニット 701 インデックスプリント 702 検索用ID番号 703 ホームページアドレス 704 電話番号 705 Fax番号 706 デジタル画像一覧 707 デジタル画像データの保管に関する注意書き 708 磁気記録部 709 注文用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 610 H04N 7/173 610Z // H04N 101:00 101:00 Fターム(参考) 2H054 AA01 BB07 2H104 AA18 2H106 BA55 BA95 5C022 AA13 AC69 5C064 BA04 BB05 BC01 BC10 BC18 BC20 BC25 BD02 BD08

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体情報をイメージセンサーを介してデ
    ジタル画像情報に変換し記憶媒体に記録する手段を有す
    る撮影用カメラであって、該被写体情報の該デジタル画
    像情報を得ると共に、該撮影用カメラ内に納められたハ
    ロゲン化銀写真感光材料に対し、同一被写体情報の光学
    的な記録による潜像を形成する手段を具備したことを特
    徴とする撮影用カメラ。
  2. 【請求項2】前記ハロゲン化銀写真感光材料と、前記デ
    ジタル画像情報とを照合する為に、前記撮影用カメラ
    が、前記ハロゲン化銀写真感光材料に設定された番号、
    記号等の識別標識を読み取り、前記デジタル画像情報と
    共に前記記憶媒体に記録する手段を具備したことを特徴
    とする請求項1に記載の撮影用カメラ。
  3. 【請求項3】前記ハロゲン化銀写真感光材料と、前記デ
    ジタル画像情報とを照合する為に、前記撮影用カメラ
    が、前記ハロゲン化銀写真感光材料に対し番号、記号等
    の識別標識を記録する手段と、該番号、記号等の識別標
    識を前記デジタル画像情報と共に前記記憶媒体に記録す
    る手段とを具備したことを特徴とする請求項1に記載の
    撮影用カメラ。
  4. 【請求項4】前記ハロゲン化銀写真感光材料と、前記デ
    ジタル画像情報とを照合する為に、前記撮影用カメラ
    が、前記ハロゲン化銀写真感光材料に設定された番号、
    記号等の識別標識をユーザーが入力する手段と、該番
    号、記号等の識別標識を前記デジタル画像情報と共に前
    記記憶媒体に記録する手段とを具備したことを特徴とす
    る請求項1に記載の撮影用カメラ。
  5. 【請求項5】前記撮影用カメラが、前記ハロゲン化銀感
    光材料を用いた写真プリント作成依頼の為の注文ファイ
    ルを、ユーザーが前記デジタル画像情報を用いて作成す
    る手段を具備したことを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の撮影用カメラ。
  6. 【請求項6】被写体情報をイメージセンサーを介してデ
    ジタル画像情報に変換し記憶媒体に記録する手段、該被
    写体情報の該デジタル画像情報を得ると共に、該撮影用
    カメラ内に納められたハロゲン化銀写真感光材料に対
    し、同一被写体情報の光学的な記録による潜像を形成す
    る手段を有する撮影用カメラと、撮影済みの該ハロゲン
    化銀写真感光材料を受け取り写真プリントを作成する店
    舗からなるフォトサービスシステムであって、ユーザー
    が該デジタル画像情報を基に注文ファイルを作成し、該
    店舗がユーザーの作成した該注文ファイルを通信手段を
    介して受け取り、該ハロゲン化銀写真感光材料と、該注
    文ファイルのそれぞれに付与された番号、記号等の識別
    標識を照合することにより該ハロゲン化銀写真感光材料
    を特定し、該注文ファイルに基づいて写真プリントを作
    成することを特徴とするフォトサービスシステム。
  7. 【請求項7】前記ハロゲン化銀写真感光材料と、前記注
    文ファイルとを照合する為に、ハロゲン化銀写真感光材
    料に付与された番号、記号等の識別標識が、撮影前に予
    め設定されたものであり、かつ注文ファイルに付与され
    た番号、記号等の識別標識が、注文ファイル作成時にユ
    ーザーにより入力されたものであることを特徴とする請
    求項6に記載のフォトサービスシステム。
  8. 【請求項8】前記ハロゲン化銀写真感光材料と、前記注
    文ファイルとを照合する為に、ハロゲン化銀写真感光材
    料に付与された番号、記号等の識別標識が、撮影前に予
    め設定されたものであり、かつ注文ファイルに付与され
    た番号、記号等の識別標識が、前記撮影用カメラにより
    読み取られたものであることを特徴とする請求項6に記
    載のフォトサービスシステム。
  9. 【請求項9】前記ハロゲン化銀写真感光材料と、前記注
    文ファイルとを照合する為に、ハロゲン化銀写真感光材
    料に付与された番号、記号等の識別標識が、撮影前に予
    め設定されたものであり、かつ注文ファイルに付与され
    た番号、記号等の識別標識が、前記撮影用カメラにユー
    ザーにより入力されたものであることを特徴とする請求
    項6に記載のフォトサービスシステム。
  10. 【請求項10】前記ハロゲン化銀写真感光材料と、前記
    注文ファイルとを照合する為に、ハロゲン化銀写真感光
    材料に付与された番号、記号等の識別標識が、撮影済み
    ハロゲン化銀写真感光材料の受け付け時に発行された番
    号、記号等の識別標識であり、かつ注文ファイルに付与
    された番号、記号等の識別標識が、注文ファイル作成時
    にユーザーにより該発行された番号、記号等の識別標識
    を参照の上、入力されたものであることを特徴とする請
    求項6に記載のフォトサービスシステム。
  11. 【請求項11】前記ハロゲン化銀写真感光材料と、前記
    注文ファイルとを照合する為に、ハロゲン化銀写真感光
    材料、及び注文ファイルそれぞれに付与された番号、記
    号等の識別標識が、前記撮影用カメラにより記録された
    ものであることを特徴とする請求項6に記載のフォトサ
    ービスシステム。
  12. 【請求項12】被写体情報をイメージセンサーを介して
    デジタル画像情報に変換し記憶媒体に記録する手段、該
    被写体情報の該デジタル画像情報1を得ると共に、該撮
    影用カメラ内に納められたハロゲン化銀写真感光材料に
    対し、同一被写体情報の光学的な記録による潜像を形成
    する手段を有する撮影用カメラと、撮影済みの該ハロゲ
    ン化銀写真感光材料を現像処理し、イメージセンサーを
    介してデジタル画像情報2を作成するセルフの画像入力
    装置と、該画像入力装置と通信手段を介して該デジタル
    画像情報2を受け取り写真プリントを作成する店舗から
    なるフォトサービスシステムであって、ユーザーが該デ
    ジタル画像情報2を基に注文ファイルを作成し、該店舗
    がユーザーの作成した該注文ファイルを通信手段を介し
    て受け取り、該デジタル画像情報2と、該注文ファイル
    のそれぞれに付与された番号、記号等の識別標識を照合
    することにより該デジタル画像情報2を特定し、該注文
    ファイルに基づいて写真プリントを作成することを特徴
    とするフォトサービスシステム。
  13. 【請求項13】前記デジタル画像情報2と、注文ファイ
    ルのそれぞれに付与された番号、記号等の識別標識が、
    前記画像入力装置がハロゲン化銀写真感光材料を受け付
    けた際に発行するものであることを特徴とする請求項1
    2に記載のフォトサービスシステム。
JP2000368132A 2000-12-04 2000-12-04 撮影用カメラ及びフォトサービスシステム Pending JP2002169217A (ja)

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