JP2002168710A - 軸体の歪み測定方法および装置 - Google Patents

軸体の歪み測定方法および装置

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JP2002168710A
JP2002168710A JP2000364914A JP2000364914A JP2002168710A JP 2002168710 A JP2002168710 A JP 2002168710A JP 2000364914 A JP2000364914 A JP 2000364914A JP 2000364914 A JP2000364914 A JP 2000364914A JP 2002168710 A JP2002168710 A JP 2002168710A
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shaft
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Chiharu Kawakita
千春 川北
Hiroshi Matsuo
博 松尾
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸体に生じる長さ方向の歪みをより正確に測
定することが可能な歪み測定方法および測定装置を提供
する。 【解決手段】 回転軸1の長さ方向に離間する2箇所に
足場部材2,3を固定し、足場部材2には足場部材3に
向けて長さ方向に延在するように棒状部材4を固定し、
足場部材3と棒状部材4の先端との間にロードセル5を
介在させたうえで回転軸1に力を加えて歪みを生じさ
せ、足場部材2,3間に生じる歪み量に等しい足場部材
3と棒状部材4の先端との間の距離の変化をロードセル
5によって検出し、この距離の変化に基づいて回転軸1
の長さ方向の歪み量を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸体に生じる長さ
方向の歪みを測定する歪み測定方法および測定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】軸体に何らかの力が加えられたときに当
該軸体に生じる長さ方向の歪みは、トルクの伝達に伴う
捻れによるせん断歪みと比べると格段に小さく、測定が
非常に困難であることは周知の事実である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたものであり、軸体に生じる長さ方向の歪
みをより正確に測定することが可能な歪み測定方法およ
び測定装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、次ような構成の歪み測定方法および
測定装置を採用する。すなわち本発明に係る請求項1記
載の軸体の歪み測定方法は、軸体に力を加えたときに生
じる長さ方向の歪みを測定する歪み測定方法であって、
前記軸体の長さ方向に離間する2箇所に足場部材を固定
し、一方の足場部材には他方の足場部材に向けて前記長
さ方向に延在するように棒状部材を固定し、前記他方の
足場部材と前記棒状部材の先端との間にロードセルを介
在させたうえで前記軸体に力を加えて歪みを生じさせ、
両足場部材間に生じる歪み量に等しい前記他方の足場部
材と前記棒状部材の先端との間の距離の変化を前記ロー
ドセルによって検出し、この距離の変化に基づいて前記
軸体の長さ方向の歪み量を算出することを特徴とする。
【0005】本発明に係る請求項2記載の軸体の歪み測
定装置は、軸体に力を加えたときに生じる長さ方向の歪
みを測定する歪み測定装置であって、前記軸体の長さ方
向に離間する2箇所に固定された足場部材と、一方の足
場部材に、他方の足場部材に向けて前記長さ方向に延在
するように固定された棒状部材と、前記他方の足場部材
と前記棒状部材の先端との間に介在させたロードセルと
を備えることを特徴とする。
【0006】請求項3記載の軸体の歪み測定装置は、請
求項2記載の軸体の歪み測定装置において、前記棒状部
材の先端を先細に形成して前記ロードセルに対し点接触
させたことを特徴とする。
【0007】請求項4記載の軸体の歪み測定装置は、請
求項2または3記載の軸体の歪み測定装置において、前
記棒状部材と前記ロードセルとの組み合わせが、2つの
前記足場部材間に複数設けられていることを特徴とす
る。
【0008】請求項5記載の軸体の歪み測定装置は、請
求項4記載の軸体の歪み測定装置において、前記複数の
棒状部材とロードセルとの組み合わせが、前記軸体の周
方向に等間隔に配置されていることを特徴とする。
【0009】本発明においては、2つの足場部材間に生
じる歪み量に等しい距離の変化を他方の足場部材と棒状
部材の先端との間に発現させ、この間の距離の変化をロ
ードセルによって検出する。2つの足場部材の間隔は如
何様にも設定可能であるから、間隔を広く確保すれば、
その分だけ距離の変化(歪み量に等しい)も大きくな
る。これにより、歪みの測定が容易に、かつ正確に行え
る。
【0010】なお、棒状部材の先端は先細に形成し、ロ
ードセルに対して点接触させることが望ましい。こうし
ておくことで、軸体に捻れや撓み、せん断方向の変形が
生じた場合でも、棒状部材の先端がロードセルの検出面
上を無理なく滑り、捻れや撓み、せん断方向の変形がロ
ードセルに影響を及ぼし難くなるので、歪みの測定が正
確に行える。
【0011】また、本発明においては、棒状部材とロー
ドセルとの組み合わせを、2つの足場部材間に複数設け
ることが望ましい。さらに、複数の棒状部材とロードセ
ルとの組み合わせは軸体の周方向に等間隔に配置される
ことが望ましい。棒状部材とロードセルとを1基ずつし
か設置していないと、軸体に捻れや撓みが生じた場合、
これによる変形があたかも長さ方向の歪みであるように
検出されてしまう。そこで、棒状部材とロードセルとの
組み合わせを、2つの足場部材間に複数設け、個々のロ
ードセルの検出結果から捻れや撓みによる変形を知見す
ることで、正確な歪みの測定が可能となる。
【0012】本発明に係る請求項6記載の軸体の歪み測
定方法は、軸体を回転させたときに生じる長さ方向の歪
みを測定する歪み測定方法であって、前記軸体表面のあ
る箇所に、前記軸体の周方向の歪みを検出する第1の歪
みゲージを貼設するとともに前記長さ方向の歪みを検出
する第2の歪みゲージを貼設し、前記第1、第2の歪み
ゲージの貼設箇所から前記周方向の一方に1/4周した
箇所に、前記周方向の歪みを検出する第3の歪みゲージ
を貼設するとともに前記長さ方向の歪みを検出する第4
の歪みゲージを貼設し、前記第3、第4の歪みゲージの
貼設箇所から前記周方向の一方に1/4周した箇所に、
前記周方向の歪みを検出する第5の歪みゲージを貼設す
るとともに前記長さ方向の歪みを検出する第6の歪みゲ
ージを貼設し、前記第5、第6の歪みゲージの貼設箇所
から前記周方向の一方に1/4周した箇所に、前記周方
向の歪みを検出する第7の歪みゲージを貼設するととも
に前記長さ方向の歪みを検出する第8の歪みゲージを貼
設し、前記第1、第5、第6、第2、第3、第7、第
8、第4の歪みゲージの順に配列されたブリッジを構成
したうえで前記軸体を回転させて歪みを生じさせ、前記
第1、第4の歪みゲージ間の接点、および前記第2、第
3の歪みゲージ間の接点の両接点間に電圧を印加し、前
記第5、第6の歪みゲージ間の接点、および前記第7、
第8の歪みゲージ間の接点の両接点間の出力電圧を測定
し、該出力電圧の大きさに基づいて前記軸体の長さ方向
の歪みを算出することを特徴とする。
【0013】本発明においては、軸体を回転させたと
き、軸体の捻れに伴って軸体表面に生じる引張応力およ
び圧縮応力がすべての歪みゲージによって検出される
が、これらはブリッヂ内ですべて相殺されてしまう。ま
た、軸体に撓みが生じると、これに伴って軸体表面には
1/2周だけ離間した位置にそれぞれ引張応力と圧縮応
力とが生じるが、これらもブリッジ内で互いに相殺され
てしまう。
【0014】しかしながら、軸体に生じる長さ方向の歪
みだけは第2、第4、第6、第8の歪みゲージで検出さ
れてしかもブリッジ内で相殺されず、実際の歪みを示す
値の4倍の電圧を出力する。つまり、長さ方向の歪みだ
けを検出し、さらに通常の出力電圧を4倍に増幅して出
力することになるので、測定が容易に、かつ正確に行え
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る第1の実施形態を図
1に示して説明する。以下では、本発明を、船舶が推進
力を生むためのプロペラについて、このプロペラが発揮
し得る推力を計測するために、回転軸1に作用する圧縮
方向の歪みを測定する場合に適用した例について説明す
る。図1はプロペラの回転軸に設置した測定装置の構成
を示す。図において、符号1は回転軸(軸体)、2,3
は回転軸1の長さ方向に離間する2箇所に固定された足
場部材、4は足場部材2に基端を固定されて足場部材3
に向けて長さ方向に延在する棒状部材、5は足場部材3
と棒状部材4の先端との間に介在させたロードセル、6
はロードセル5の出力を信号に変換する変換器、7は変
換された信号を送信するアンテナ、8は受信機、9は演
算機能を備える測定システムである。
【0016】足場部材2,3はいずれも環形状をなし、
ともに2分割されるようになっており、回転軸1を両側
から挟むようにして取り付けられ、両分割体2a,2
b、および両分割体3a,3bをそれぞれボルト・ナッ
ト(図示略)で締結することによって回転軸1に固定さ
れている。
【0017】棒状部材4とロードセル5の組み合わせ
は、回転軸1の周方向に180゜離間して2組配置され
ている。棒状部材4の先端は先細に形成されており、ロ
ードセル5の検出面に対し点接触している。また、ロー
ドセル5は足場部材3に固定されている。
【0018】上記の装置を用いて回転軸1に生じる長さ
方向の歪みを測定する手順を説明する。言うまでもな
く、歪みの測定はプロペラによる推進力によって船舶を
航行させながら行う。そして、高速で回転する回転軸1
に2つの足場部材2,3間に生じる歪み量に等しい距離
の変化を、足場部材3と棒状部材4の先端との間に発現
させ、この間の距離の変化をロードセル5によって検出
する。ロードセル5の出力は変換器6によって信号に変
換されてアンテナ7から発信され、受信機8に受信さて
測定システム9によって演算処理され、正確な歪み量が
算出される。
【0019】足場部材2,3の間隔は、例えば歪みゲー
ジ等を用いて歪みを検出する場合に対象となるエリアよ
りも格段に広く確保することができるので、その分、歪
み量も大きい。したがって、これに等しい足場部材3と
棒状部材4の先端との間の距離の変化も大きくなるか
ら、ロードセル5によっても捉え易く、歪みの測定が容
易に、かつ正確に行える。
【0020】回転軸1にはトルクの伝達に伴う捻れや撓
みも生じるが、棒状部材4の先端を先細に形成し、ロー
ドセル5に対して点接触させているので、棒状部材4が
ロードセル5の検出面上を無理なく滑り、捻れや撓み、
せん断方向の変形がロードセル5に影響を及ぼし難くな
る。これにより、歪みの測定がさらに正確に行える。
【0021】また、本実施形態では、棒状部材4とロー
ドセル5との組み合わせを、足場部材2,3間に2組設
け、かつそれらを等間隔に配置している。棒状部材4と
ロードセル5とを1基ずつしか設置していないと、捻れ
や撓みによる変形があたかも圧縮方向の歪みであるよう
に検出されてしまう。そこで、上記のように構成し、個
々のロードセル5の検出結果から捻れや撓みによる変形
を知見することで正確な歪みの測定が可能となる。具体
的には、個々のロードセル5の検出結果から、足場部材
3と棒状部材4の先端との間の距離の変化の平均値を求
めてこれを回転軸1の圧縮方向の歪み量と見なすように
する。撓みによる変形は、回転軸1表面で周方向に18
0゜離間した箇所どうしなら相殺されるからである。
【0022】以上のことから、回転軸1に生じる長さ方
向の歪みをより正確に測定して、プロペラが発揮し得る
推力を計測することができる。
【0023】なお、本実施形態では棒状部材4とロード
セル5との組み合わせを2組設けたが、それ以上、例え
ば3組、4組設けても構わない。ただしいずれの場合も
各組が回転軸1の周方向に等間隔に配置されることが望
ましい。
【0024】次に、本発明に係る第2の実施形態を図2
ないし図5に示して説明する。本実施形態では、図2に
示すように、回転軸1表面のある箇所に、回転軸1の周
方向の歪みを検出する第1の歪みゲージ11を貼設する
とともに長さ方向の歪みを検出する第2の歪みゲージ1
2を貼設する。
【0025】同じく、第1、第2の歪みゲージ11,1
2の貼設箇所から周方向の一方に1/4周した箇所に、
周方向の歪みを検出する第3の歪みゲージ13を貼設す
るとともに長さ方向の歪みを検出する第4の歪みゲージ
14を貼設する。同じく、第3、第4の歪みゲージ1
3,14の貼設箇所から周方向の一方に1/4周した箇
所に、周方向の歪みを検出する第5の歪みゲージ15を
貼設するとともに長さ方向の歪みを検出する第6の歪み
ゲージ16を貼設する。
【0026】さらに、第5、第6の歪みゲージ15,1
6の貼設箇所から周方向の一方に1/4周した箇所に、
周方向の歪みを検出する第7の歪みゲージ17を貼設す
るとともに長さ方向の歪みを検出する第8の歪みゲージ
18を貼設する。そして、これら第1〜第8の各歪みゲ
ージ11〜18を、図3に示すように第1、第5、第
6、第2、第3、第7、第8、第4の順に配列したブリ
ッジ回路を構成する。
【0027】上記のような機器の設置を終えたら、第1
の実施形態と同様に、プロペラによる推進力によって船
舶を航行させながら測定を行う。まず、回転軸1を高速
で回転させながら、第1、第4の歪みゲージ11,14
間の接点A、および第2、第3の歪みゲージ12,13
間の接点Bの両接点間に電圧を印加し、第5、第6の歪
みゲージ15,16間の接点C、および第7、第8の歪
みゲージ17,18間の接点Dの両接点間の出力電圧を
測定する。そして、接点C,D間の出力電圧の大きさに
基づいて回転軸1の長さ方向の歪みを算出する。
【0028】図4には、トルクの伝達に伴う捻れによっ
て回転軸1の表面に生じる引張応力αtまたは圧縮応力
αc、撓みによって回転軸1の表面に生じる引張応力β
tまたは圧縮応力βc、推力の伝達に伴う圧縮によって
回転軸1の表面に生じる圧縮応力γcが、いずれの歪み
ゲージにどのように検出されるかを示し、図5には、上
記の各引張応力、および各圧縮応力が作用する方向を示
している。
【0029】第1、第2、第3、第4の歪みゲージ1
1,12,13,14には、引張応力αtの+(プラ
ス)周方向成分が、第5、第6、第7、第8の歪みゲー
ジ15,16,17,18には、圧縮応力αcの−(マ
イナス)周方向成分がそれぞれ検出される。しかしなが
ら、引張応力αtの+周方向成分と圧縮応力αcの−周
方向成分とは、作用する方向が180゜異なり、かつ大
きさが等しいから、すべて相殺されてしまう。
【0030】また、第2、第4、第6、第8の歪みゲー
ジ12,14,16,18には、引張応力βtまたは圧
縮応力βcが交互に検出される。ただし、第2の歪みゲ
ージ12で圧縮応力βc(または引張応力βt)が検出
されるときには第6の歪みゲージ16に引張応力βt
(または圧縮応力βc)が検出されるのみで第4、第8
の歪みゲージ14,18には何ら検出されず、第4の歪
みゲージ14で圧縮応力βc(または引張応力βt)が
検出されるときには第8の歪みゲージ18に引張応力β
t(または圧縮応力βc)が検出されるのみで第2、第
6の歪みゲージ12,16には何ら検出されない。この
ように、回転軸1の回転に伴って各応力の作用の仕方と
タイミングが交互に入れ替わる特性がある。この場合
も、圧縮応力βc(または引張応力βt)と引張応力β
t(または圧縮応力βc)とは、作用する方向が180
゜異なり、かつ大きさが等しいから、ブリッジ内で互い
に相殺されてしまう。
【0031】さらに、第2、第4、第6、第8の歪みゲ
ージ12,14,16,18には、圧縮応力γcがそれ
ぞれ検出される。これについては、大きさも作用する方
向も等しいから、ブリッジ回路内で相殺されず、実際の
歪みを示す値の4倍の電圧を出力する。つまり、長さ方
向の歪みだけを検出し、さらに通常の出力電圧を4倍に
増幅して出力することになるので、測定が容易に、かつ
正確に行える。
【0032】以上のことから、回転軸1に生じる長さ方
向の歪みをより正確に測定して、プロペラが発揮し得る
推力を計測することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2つの足場部材間に生じる歪み量に等しい距離の変化を
他方の足場部材と棒状部材の先端との間に発現させ、こ
の間の距離の変化をロードセルによって検出するように
したことで、2つの足場部材間のより大きな歪み量を伴
う変化を捉えることが可能となるので、軸体に生じる長
さ方向の歪みをより正確に測定することができる。
【0034】また、本発明によれば、軸体の捻れや撓み
によって軸体表面に生じる引張応力および圧縮応力が相
殺されるが、軸体に生じる長さ方向の歪みだけはブリッ
ジ内で相殺されず、実際の歪みを示す値の4倍の電圧を
出力する。つまり、長さ方向の歪みだけを検出し、通常
の4倍に増幅して出力することになるので、軸体に生じ
る長さ方向の歪みをより正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1の実施形態を示す図であっ
て、回転軸に取り付けられた歪み測定装置の概略構成を
示す図である。
【図2】 本発明に係る第2の実施形態を示す図であっ
て、回転軸に取り付けられた第1〜第8の各歪みゲージ
の配置を示す略視図である。
【図3】 第1〜第8の各歪みゲージを備えて構成され
るブリッジ回路を示す図である。
【図4】 第1〜第8の各歪みゲージによって検出され
る各応力とその大きさを示す図表である。
【図5】 回転軸に各引張応力、および各圧縮応力が作
用する方向を示す説明図である。
【符号の説明】
1 回転軸(軸体) 2,3 足場部材 4 棒状部材 5 ロードセル 11〜18 第1〜第8の各歪みゲージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F051 AA00 AB09 AC01 2F063 AA27 BA04 BC03 CA08 DA01 DA02 DA05 DD03 DD06 EC22 EC25 LA27 2F073 AA35 AB02 AB12 BB01 BC02 CC01 GG04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸体に力を加えたときに生じる長さ方向
    の歪みを測定する歪み測定方法であって、 前記軸体の長さ方向に離間する2箇所に足場部材を固定
    し、 一方の足場部材には他方の足場部材に向けて前記長さ方
    向に延在するように棒状部材を固定し、 前記他方の足場部材と前記棒状部材の先端との間にロー
    ドセルを介在させたうえで前記軸体に力を加えて歪みを
    生じさせ、 両足場部材間に生じる歪み量に等しい前記他方の足場部
    材と前記棒状部材の先端との間の距離の変化を前記ロー
    ドセルによって検出し、 この距離の変化に基づいて前記軸体の長さ方向の歪み量
    を算出することを特徴とする軸体の歪み測定方法。
  2. 【請求項2】 軸体に力を加えたときに生じる長さ方向
    の歪みを測定する歪み測定装置であって、 前記軸体の長さ方向に離間する2箇所に固定された足場
    部材と、 一方の足場部材に、他方の足場部材に向けて前記長さ方
    向に延在するように固定された棒状部材と、 前記他方の足場部材と前記棒状部材の先端との間に介在
    させたロードセルとを備えることを特徴とする軸体の歪
    み測定装置。
  3. 【請求項3】 前記棒状部材の先端を先細に形成して前
    記ロードセルに対し点接触させたことを特徴とする請求
    項2記載の軸体の歪み測定装置。
  4. 【請求項4】 前記棒状部材と前記ロードセルとの組み
    合わせが、2つの前記足場部材間に複数設けられている
    ことを特徴とする請求項2または3記載の軸体の歪み測
    定装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の棒状部材とロードセルとの組
    み合わせが、前記軸体の周方向に等間隔に配置されてい
    ることを特徴とする請求項4記載の軸体の歪み測定装
    置。
  6. 【請求項6】 軸体を回転させたときに生じる長さ方向
    の歪みを測定する歪み測定方法であって、 前記軸体表面のある箇所に、前記軸体の周方向の歪みを
    検出する第1の歪みゲージを貼設するとともに前記長さ
    方向の歪みを検出する第2の歪みゲージを貼設し、 前記第1、第2の歪みゲージの貼設箇所から前記周方向
    の一方に1/4周した箇所に、前記周方向の歪みを検出
    する第3の歪みゲージを貼設するとともに前記長さ方向
    の歪みを検出する第4の歪みゲージを貼設し、 前記第3、第4の歪みゲージの貼設箇所から前記周方向
    の一方に1/4周した箇所に、前記周方向の歪みを検出
    する第5の歪みゲージを貼設するとともに前記長さ方向
    の歪みを検出する第6の歪みゲージを貼設し、 前記第5、第6の歪みゲージの貼設箇所から前記周方向
    の一方に1/4周した箇所に、前記周方向の歪みを検出
    する第7の歪みゲージを貼設するとともに前記長さ方向
    の歪みを検出する第8の歪みゲージを貼設し、 前記第1、第5、第6、第2、第3、第7、第8、第4
    の歪みゲージの順に配列されたブリッジを構成したうえ
    で前記軸体を回転させて歪みを生じさせ、 前記第1、第4の歪みゲージ間の接点、および前記第
    2、第3の歪みゲージ間の接点の両接点間に電圧を印加
    し、 前記第5、第6の歪みゲージ間の接点、および前記第
    7、第8の歪みゲージ間の接点の両接点間の出力電圧を
    測定し、 該出力電圧の大きさに基づいて前記軸体の長さ方向の歪
    みを算出することを特徴とする軸体の歪み測定方法。
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Cited By (5)

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