JP2002168410A - 排熱回収ボイラ - Google Patents
排熱回収ボイラInfo
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Abstract
以上の蒸気の合流部での圧力損失を低く抑えた経済性が
良く、信頼性の高い過熱低減器を備えた排熱回収ボイラ
を提供すること。 【解決手段】 排熱回収ボイラの蒸気発生用の過熱器、
再熱器などの出口部に接続される高温蒸気が流れる主蒸
気配管12と汽水分離ドラムからの飽和蒸気など比較的
低温蒸気が流れる低温蒸気配管11があり、該低温蒸気
配管11を少なくとも2つに分岐して高温蒸気が流れる
主蒸気配管12に少なくとも2方向から接続して過熱低
減器9を設ける。この過熱低減器9により、良好な蒸気
混合を達成し、高温蒸気と低温蒸気の合流部での圧力損
失を低く抑えることができる。
Description
の排熱回収ボイラに係わり、特に排熱回収ボイラの蒸気
過熱低減器に関するものである。
度制御システムについて図7を参照して説明する。
2で加熱され、汽水ドラム3へと供給される。汽水ドラ
ム3の水は蒸発器4で加熱されて蒸気となり、飽和蒸気
管5、一次過熱器6及び二次過熱器7を経由して過熱さ
れた後、蒸気タービン8へ供給される。蒸気タービン8
入口での蒸気温度を制御するために一次過熱器6と二次
過熱器7の中間に設置された過熱低減器29を設け、節
炭器2前流部から送られてきた給水を過熱蒸気に注入
し、過熱蒸気温度をコントロールしている。
め、ガスタービンの翼冷却に蒸気タービン8の排気蒸気
を使用するシステムがあるが、この排気蒸気には高い蒸
気純度が要求されるため、不純物が比較的多く含まれて
いる給水の注入による前述の温度制御を行うことができ
ない。そのため図8に示すような排熱回収ボイラの蒸気
温度制御システムが採用されている。
テムと同じく給水ポンプ1により送られた給水は節炭器
2で加熱され、汽水ドラム3へと供給される。汽水ドラ
ム3の水は蒸発器4で加熱されて蒸気となり、飽和蒸気
管5を経由して過熱器に送られるが、過熱器を一次過熱
器6、二次過熱器7及び三次過熱器10に3分割したこ
とに特徴がある。図8のシステムでは、二次過熱器7を
通過する主蒸気の一部をバイパスさせる蒸気バイパス配
管11を設け、該蒸気バイパス配管11を通った蒸気は
二次過熱器7と三次過熱器10を接続する主蒸気配管1
2に設けられた過熱低減器29で一次過熱器6を出た過
熱蒸気と混合され、過熱蒸気温度を低下させることによ
り、蒸気タービン8入口での蒸気温度を制御している。
蒸気タービン8を通過した排気蒸気はガスタービン30
へと送られ、そのタービン翼を冷却する。
てきた過熱低減器29の構造例を図11、図12の断面
図に示す。蒸気バイパス配管11は主蒸気配管12に対
して垂直方向に接続しており、主蒸気配管12内を流れ
る二次過熱器出口蒸気13はバイパス蒸気14と前記両
配管11、12の接続部で互いに直交する方向から合流
して三次過熱器入口蒸気15が得られる。図11に示す
例では蒸気バイパス配管11を主蒸気配管12の内部ま
で挿入し、蒸気バイパス配管11に設けた孔11aより
バイパス蒸気を主蒸気中に噴出する。図12に示す例で
は蒸気バイパス配管11と主蒸気配管12の結合部には
サーマルスリーブ16を設け、主蒸気配管12内には保
護筒17を挿入している。
従来の過熱低減器29において、二次過熱器出口蒸気1
3とバイパス蒸気14の蒸気温度の負荷特性を図9に示
しているが、二次過熱器出口蒸気13とバイパス蒸気1
4の合流部では最大約240℃の温度差がつく。また図
10にはバイパス蒸気14、二次過熱器出口蒸気13及
び三次過熱器入口蒸気15の蒸気流量の負荷特性を示し
ているが、バイパス蒸気14の流量割合は合流後の三次
過熱器入口蒸気15の最大約50%まで達する。そのた
め図11に示す従来の過熱低減器29では蒸気バイパス
配管11を主蒸気配管12内まで挿入し、蒸気バイパス
配管11に開けられた孔11aより主蒸気(二次過熱器
出口蒸気13)の流れ方向にバイパス蒸気14を噴出す
ることにより蒸気の混合を促進している。しかし、蒸気
バイパス配管11を挿入することにより蒸気合流部での
蒸気圧力損失が大きく、過熱器系でのシステムロスが増
加する。そのためボイラプラントの効率の低下をまね
く。また過熱器などの熱交換器を構成する伝熱管、及び
2つの熱交換器を接続する蒸気配管等の蒸気管系の設計
圧力が高くなり、蒸気管等の肉厚増加等により経済性の
低下をまねく。
管11を主蒸気配管12内に挿入しない場合には、バイ
パス蒸気14の流量割合が増加するに従い、主蒸気(二
次過熱器出口蒸気13)側の高温蒸気とバイパス側の低
温蒸気が合流部で十分に混合されず、温度境界ができて
大きな温度差を保ったまま、後流側へと流れる。そのた
め合流後の配管部分で熱応力が発生するのを防ぐために
挿入する保護筒17のガス流れ方向の必要長さが非常に
長くなり、経済性が悪くなる。また主蒸気13とバイパ
ス蒸気14が十分に混合されず、減温されていない高温
の蒸気が三次過熱器10に送られる場合には、三次過熱
器10の伝熱管及び管寄せ等の設計温度を上昇せざるを
得ず、必要肉厚の増大や温度差による発生応力への対策
等により経済性が更に悪くなる。また前記主蒸気とバイ
パス蒸気の温度差により発生する応力は、排熱回収ボイ
ラの信頼性の低下を招く。
なり、蒸気温度が異なる2以上の蒸気の合流部での圧力
損失を低く抑えた経済性が良く、信頼性の高い過熱低減
器を備えた排熱回収ボイラを提供することである。
温ガスが流れるケーシングと、該ケーシング内部に1以
上配置される蒸気発生用の熱交換器と、複数の前記熱交
換器の中の一つの熱交換器の出口部に接続される高温蒸
気が流れる主蒸気配管と複数の前記熱交換器の中の一つ
の熱交換器の出口部に接続される比較的低温蒸気が流れ
る低温蒸気配管を備えた排熱回収ボイラにおいて、低温
蒸気配管を少なくとも2つに分岐した分岐配管とし、該
分岐した低温蒸気配管を高温蒸気が流れる主蒸気配管に
少なくとも2方向から接続した過熱低減器を備えた排熱
回収ボイラにより解決される。
な構成を採用しても良い。 複数の前記熱交換器の中に一次過熱器、二次過熱器及
び三次過熱器を含み、前記各過熱器を順次接続する主蒸
気配管をそれぞれ設け、二次過熱器の前流部より取り出
した蒸気を流す蒸気配管を少なくとも2つに分岐した分
岐配管とし、該分岐した低温蒸気配管を二次過熱器と三
次過熱器とを接続する前記主蒸気配管に、少なくとも2
方向から接続した過熱低減器を設けた構成
み、該過熱器出口より取り出した過熱蒸気を流す主蒸気
配管を設け、さらに前記熱交換器の中の一部の熱交換器
で得られた飽和蒸気を流す飽和蒸気配管を設け、該飽和
蒸気配管を少なくとも2つに分岐した分岐配管とし、該
分岐した飽和蒸気配管を前記過熱器出口の主蒸気配管に
少なくとも2方向から接続した過熱低減器を設けた構成
二次再熱器と含み、該一次再熱器と二次再熱器を接続す
る主蒸気配管を設け、また一次再熱器前流部より取り出
した蒸気を流す蒸気配管を設け、該一次再熱器前流部よ
り取り出した蒸気を流す蒸気配管を少なくとも2つに分
岐した分岐配管とし、該分岐した蒸気配管を前記一次再
熱器と二次再熱器を接続する主蒸気配管に少なくとも2
方向から接続した過熱低減器を設けた構成
み、該再熱器出口に主蒸気配管を設け、さらに再熱器前
流部より取り出した蒸気を流す蒸気配管を設け、該再熱
器前流部より取り出した蒸気を流す蒸気配管を少なくと
も2つに分岐した分岐配管とし、該分岐した蒸気配管を
前記再熱器出口の主蒸気配管に少なくとも2方向から接
続した過熱低減器を設けた構成
温蒸気が流れる蒸気バイパス配管を少なくとも二つに分
岐し、主蒸気配管に対して二方向からバイパス蒸気を合
流させた過熱低減器により、良好な蒸気混合を達成し、
合流部での圧力損失を低く抑えることが可能となる。
えば二次過熱器と三次過熱器とを接続する主蒸気配管
に二次過熱器前流より取り出した蒸気を少なくとも2方
向から混合させる、過熱器出口と蒸気タービンとを接
続する過熱蒸気が流れる主蒸気配管に飽和蒸気を少なく
とも2方向から混合させる、一次再熱器と二次再熱器
とを接続する主蒸気配管に一次再熱器前流より取り出し
た蒸気を少なくとも2方向から混合させる、過熱器出
口を出た主蒸気配管に再熱器前流より取り出した蒸気を
少なくとも2方向から混合させることで過熱蒸気の温度
コントロールができる。
説明する。以下、本発明の実施の形態の蒸気バイパス配
管11と主蒸気配管12の接続構造の断面図を図1
(a)に示し、図1(a)のA−A線矢視図を図1
(b)に示す。図1の蒸気バイパス配管11と主蒸気配
管12の接続構造は図8に示す排熱回収ボイラシステム
に設置されるものである。
が二次過熱器出口蒸気(主蒸気)13が流れる主蒸気配
管12と合流する部分の手前で対称位置の二方向に分岐
した構成であり、主蒸気配管12の中心軸に対して垂直
方向からそれぞれ分岐した蒸気バイパス配管11、11
が主蒸気配管12に接続する。前記蒸気バイパス配管1
1、11の主蒸気配管12への接続部の蒸気バイパス配
管11側にはサーマルスリーブ16を設置し、主蒸気配
管12側には保護筒17を設置する。
11側の蒸気流量比率が主蒸気配管12側の二次過熱器
出口蒸気13の流量より高い場合においては、バイパス
蒸気14が主蒸気配管12の中央部で衝突し、攪拌され
るため良好な混合が行われる。また、バイパス蒸気14
の蒸気流量が二次過熱器出口蒸気13流量より低い場合
には二次過熱器出口蒸気13の影響が大きく、容易に両
方の蒸気は混合される。従って、両方の蒸気が接触して
完全に混合されるまでの距離が短くなり、保護筒17の
設置の必要長さを短くすることが可能となる。
蒸気14の合流部構造を排熱回収ボイラに適用すること
により、十分に混合されない蒸気が後流の過熱器や再熱
器に流入する可能性が低くなる。例えば図8の排熱回収
ボイラの二次過熱器7と三次過熱器10とを接続する主
蒸気配管12に図1に示す二次過熱器出口蒸気(主蒸
気)13とバイパス蒸気14の合流部構造からなる過熱
低減器9を設置し、二次過熱器7の前流側から蒸気バイ
パス配管11に取り出したバイパス蒸気14を二次過熱
器7を出た過熱蒸気である二次過熱器出口蒸気(主蒸
気)13と混合させることにより、三次過熱器10には
良く混合した過熱蒸気が導入される。
でき、更に、蒸気バイパス配管11を主蒸気配管12の
内部に挿入しないことから、過熱器系システムのロスを
低く抑えることができ、ボイラプラント効率を高く維持
することが可能となる。
1に示す実施の形態においては蒸気バイパス配管11が
主蒸気配管12に対して垂直接続した構造であったが、
図2に示す実施の形態では蒸気バイパス配管11を主蒸
気配管12に対して斜めに接続している。
バイパス蒸気14の混合に対する効果は、バイパス流量
の比率によっては図1に示す構造よりも蒸気の混合特性
が良くなり、経済性、信頼性の高い排熱回収ボイラを提
供することが可能となる。
造と同じく、対称位置の二方向に分岐した蒸気バイパス
配管11、11を主蒸気配管12の中心軸に対して垂直
方向からそれぞれ接続する。しかし、図1に示す構造と
は蒸気バイパス配管11を主蒸気配管12に偏心するよ
うに接続したことが異なる。図3に示す接続構造によ
り、主蒸気配管12内でバイパス蒸気の回転流が生じる
ため、構造は複雑になるものの、図1に示す接続構造よ
りも良好な蒸気混合特性が得られ、経済性、信頼性の高
い排熱回収ボイラを提供することが可能となる。
図1〜図3に示す過熱低減器9を用いた排熱回収ボイラ
の要部の構成を示す。
例であり、蒸発器4の汽水分離ドラム3からの飽和蒸気
を流す飽和蒸気バイパス配管20から分岐した分岐飽和
蒸気配管21を設け、過熱器18の出口と蒸気タービン
8とを接続する過熱蒸気流路となる過熱主蒸気配管19
に前記分岐飽和蒸気配管21を少なくとも2方向から接
続し、過熱蒸気と飽和蒸気を混合させる過熱低減器9を
設けた排熱回収ボイラの要部構成図である。
めに過熱器18出口の過熱主蒸気配管19に飽和蒸気の
一部をバイパスさせて導入することで蒸気温度制御を行
うシステムである。このシステムでは過熱器18出口の
過熱主蒸気配管19内の蒸気温度が高くなり、過熱主蒸
気配管19の設計温度上昇により肉厚が厚くなる一方
で、過熱器18を分割することがないことから管群構成
を簡素化することができ、経済性が高くなる。このシス
テムに図1、図2又は図3のバイパス蒸気合流部構造か
らなる過熱低減器9を採用することにより、経済性、信
頼性の高い排熱回収ボイラを提供することが可能とな
る。
排ガス流路中に設けた例であり、一次再熱器22と二次
再熱器23を接続する再熱主蒸気配管24に一次再熱器
22の前流側の蒸気タービン8の出口蒸気配管25から
分岐した再熱用蒸気配管26を接続して再熱用蒸気を少
なくとも2方向から混合させる過熱低減器9を設けた排
熱回収ボイラの要部構成図である。
熱器22と二次再熱器23とし、蒸気タービン8で使用
した後の蒸気を一次再熱器22で加熱する前の一次再熱
器入口蒸気又は図示しない蒸発器出口などの中間蒸気の
一部をバイパスさせることで温度制御を行うシステムで
ある。このシステムはバイパス蒸気による再熱器出口の
蒸気温度制御が必要な場合に適用され、図1、図2又は
図3のバイパス蒸気合流部構造からなる過熱低減器9を
採用することにより、経済性、信頼性の高い排熱回収ボ
イラを提供することが可能となる。
設けた例であり、再熱器27出口の再熱主蒸気配管28
に再熱器前流側の蒸気タービン8の出口蒸気配管25か
ら分岐した再熱用蒸気配管26を接続して再熱用蒸気を
少なくとも2方向から混合させる過熱低減器9を設けた
排熱回収ボイラの要部構成図である 図6に示すシステムでは再熱器27入口蒸気の一部を再
熱器27出口にバイパスさせることで蒸気温度制御を行
うシステムであり、このシステムは、図5に示すシステ
ムと同様、バイパス蒸気による再熱器27出口の蒸気温
度制御が必要な場合に適用され、再熱器27出口の蒸気
温度が高くなり、再熱器27出口の主蒸気配管28など
の設計温度上昇により肉厚が厚くなる一方で、再熱器2
7を分割することがないことから管群構成を簡素化する
ことができ、経済性が高くなる。このシステムに図1、
図2又は図3のバイパス蒸気合流部構造からなる過熱低
減器9を採用することにより、経済性、信頼性の高い排
熱回収ボイラを提供することが可能となる。
調節弁を設けているので、これらの流量調節弁によって
も、それぞれ蒸気流量を調節して過熱蒸気温度または再
熱蒸気温度を制御できる。
口の蒸気温度制御を行う排熱回収ボイラにおいて、良好
な蒸気の混合を行う蒸気過熱低減器を設置することがで
き、経済性が良く信頼性の高い排熱回収ボイラを提供す
ることが可能となる。
図である。
図である。
図である。
ボイラの一部を示す図である。
ボイラの一部を示す図である。
ボイラの一部を示す図である。
図である。
荷特性である。
負荷特性である。
る。
る。
ーブ 17 保護筒 18 過熱器 19 過熱蒸気配管 20 飽和蒸気バイ
パス配管 21 分岐飽和蒸気配管 22 一次再熱器 23 二次再熱器 24 主蒸気配管 25 蒸気タービン出口蒸気配管 26 分岐再熱用蒸
気配管 27 再熱器 28 再熱主蒸気配
管 30 ガスタービン
Claims (5)
- 【請求項1】 高温ガスが流れるケーシングと、該ケー
シング内部に1以上配置される蒸気発生用の熱交換器
と、複数の前記熱交換器の中の一つの熱交換器の出口部
に接続される高温蒸気が流れる主蒸気配管と複数の前記
熱交換器の中の一つの熱交換器の出口部に接続される比
較的低温蒸気が流れる低温蒸気配管を備えた排熱回収ボ
イラにおいて、 低温蒸気配管を少なくとも2つに分岐した分岐配管と
し、該分岐した低温蒸気配管を高温蒸気が流れる主蒸気
配管に少なくとも2方向から接続した過熱低減器を備え
たことを特徴とする排熱回収ボイラ。 - 【請求項2】 複数の前記熱交換器の中に一次過熱器、
二次過熱器及び三次過熱器を含み、前記各過熱器を順次
接続する主蒸気配管をそれぞれ設け、二次過熱器の前流
部より取り出した蒸気を流す蒸気配管を少なくとも2つ
に分岐した分岐配管とし、該分岐した低温蒸気配管を二
次過熱器と三次過熱器とを接続する前記主蒸気配管に、
少なくとも2方向から接続した過熱低減器を設けたこと
を特徴とする請求項1記載の排熱回収ボイラ。 - 【請求項3】 複数の前記熱交換器の中に過熱器を含
み、該過熱器出口より取り出した過熱蒸気を流す主蒸気
配管を設け、さらに前記熱交換器の中の一部の熱交換器
で得られた飽和蒸気を流す飽和蒸気配管を設け、該飽和
蒸気配管を少なくとも2つに分岐した分岐配管とし、該
分岐した飽和蒸気配管を前記過熱器出口の主蒸気配管に
少なくとも2方向から接続した過熱低減器を設けたこと
を特徴とする請求項1記載の排熱回収ボイラ。 - 【請求項4】 複数の前記熱交換器の中に一次再熱器と
二次再熱器を含み、該一次再熱器と二次再熱器を接続す
る主蒸気配管を設け、また一次再熱器前流部より取り出
した蒸気を流す蒸気配管を設け、該一次再熱器前流部よ
り取り出した蒸気を流す蒸気配管を少なくとも2つに分
岐した分岐配管とし、該分岐した蒸気配管を前記一次再
熱器と二次再熱器を接続する主蒸気配管に少なくとも2
方向から接続した過熱低減器を設けたことを特徴とする
請求項1記載の排熱回収ボイラ。 - 【請求項5】 複数の前記熱交換器の中に再熱器を含
み、該再熱器出口に主蒸気配管を設け、さらに再熱器前
流部より取り出した蒸気を流す蒸気配管を設け、該再熱
器前流部より取り出した蒸気を流す蒸気配管を少なくと
も2つに分岐した分岐配管とし、該分岐した蒸気配管を
前記再熱器出口の主蒸気配管に少なくとも2方向から接
続した過熱低減器を設けたことを特徴とする請求項1記
載の排熱回収ボイラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000370433A JP4172568B2 (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 排熱回収ボイラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000370433A JP4172568B2 (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 排熱回収ボイラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002168410A true JP2002168410A (ja) | 2002-06-14 |
JP4172568B2 JP4172568B2 (ja) | 2008-10-29 |
Family
ID=18840332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000370433A Expired - Lifetime JP4172568B2 (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 排熱回収ボイラ |
Country Status (1)
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