JP2002168370A - 水流制御装置 - Google Patents

水流制御装置

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JP2002168370A JP2000353820A JP2000353820A JP2002168370A JP 2002168370 A JP2002168370 A JP 2002168370A JP 2000353820 A JP2000353820 A JP 2000353820A JP 2000353820 A JP2000353820 A JP 2000353820A JP 2002168370 A JP2002168370 A JP 2002168370A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 構造が簡単で操作が楽におこなえ、且つ止水
効果が確実である水流制御装置の提供。 【解決手段】 座体1内に隔板で隔離された水流道が設
けられ、座体近傍に別に側蓋12が結合されてなる側収
容室があり、一つの圧接板3で側収容室内が二つの空間
に分けられ、そのうち一つの空間が側貫通孔で水流を導
入し、もう一つの空間が水流入口114、水流出口11
5にそれぞれ連通且つ連接して水流を水流道に進入させ
る。多段歯車装置のプッシュロッドが力を受けてその末
端の押し棒を押圧して押し棒スリーブが外に移動して圧
接板を移動可能とする適宜空間を形成する時、水流入口
の流体圧力により圧接板が外向きに移動して一つの間隙
を発生し、これにより液流が水流入口より水流出口を通
り流通状態を形成する。もしプッシュロッドを再度押す
とゆっくりとした操作で該圧接板に閉合止水の作用力を
形成させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一種の水流制御装置
に係り、特に一つの圧接板の二側の水流圧力平衡作用を
利用し、並びに該圧接板が小さな外力により止水の状態
を改変できるようにし、操作が楽で且つ確実な止水効果
を達成するようにした水流制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の水流制御装置は非常に多く、例え
ば本件出願人による台湾パテント出願第8221855
2号、第83200303号などがあり、それは蛇口、
シャワーヘッド、水撒き器、水管等の水流器具に使用さ
れ、ほとんどは、機械構造の強制構造を以てその給水管
路を切断し、このため、もし水流管路が比較的長かった
り、或いは水流管路が高所より下に導流する時には、も
し一瞬水流を遮断すると、水流ハンマ衝撃現象が発生し
て管路が瞬間的に高圧を受けて破裂した。さらに台湾パ
テント第86204167号の増圧、減圧回復機能を有
する水流制御構造は、ハンマ現象がもたらす管路破裂を
防止する構造とされ、これらの周知の技術はすでに良好
な水流の開閉制御機能を有しているが、使用時に比較的
大きな押圧力が必要であるのが、唯一の欠点であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は一種の水流制
御装置を提供することを課題とし、それは、一つの座体
近傍に側蓋が結合されてなる側収容室があり、一つの圧
接板で側収容室内が二つの空間に分けられ、そのうち一
つの空間が分離された水流入口、出口に連接され、もう
一つの空間が一つの側貫通孔で水流を導入し、該側貫通
孔より導入した水流の平衡圧力、及び収容室内で押し棒
末端に圧接された回復バネにより、圧接板が水流出口を
閉じる時に、相補の押圧圧接力を形成し、快速、簡単、
確実に止水を行う構造であるものとする。
【0004】本発明は次に、前述の水流制御装置におい
て、前述の圧接板が多段歯車装置により押し棒を押圧
し、圧接板が外力作用を受けて移動して間隙を発生し、
水流入口と出口を流通させる時、水流入口の水圧が圧接
板を押動して入水させ、水流入口の水圧が側貫通孔の導
入する圧接板の水圧より大きい時、即ち該圧接板を操作
するのに必要な作用力が極めて小さいことを利用し、即
ち構造が簡単で、操作が楽で且つ確実な入水のバルブゲ
ート構造を達成することを次の課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、座体
とされ、その内側の水流道の中段の適宜位置に隔板が設
けられて該水流道を隔離し、隔離された水流道の一方の
側部に水流入口が設けられ、もう一方の側部に中央貫通
孔を具えた側凸縁と水流出口である貫通部が設けられ、
一つの側蓋が座体外部側部に嵌合されて、該側蓋の内側
と座体の間に側収容室が形成された、上記座体と、多段
歯車装置とされ、歯車シート、主動歯車、従動歯車、ス
プリング及びプッシュロッドで組成され、該歯車シート
の管体内にプッシュロッドと主動歯車及び従動歯車が設
けられ、案内歯車と従動歯車が圧迫結合され、プッシュ
ロッドにより後述の圧接板の昇降止水を多段制御する、
上記多段歯車装置と、側蓋とされ、内縁面の空間が側収
容室を形成し、該側蓋内底面に一つの環状凸縁が設けら
れた、上記側蓋と、圧接板とされ、皿状を呈し、その中
段の適宜位置に中央貫通孔が設けられ、中央貫通孔の周
辺に突起部が形成され、底側近くに側貫通孔が設けられ
た、上記圧接板と、押し棒とされ、一端に拡張部を具
え、別端に押し棒スリーブが套設されてから圧接板の中
央貫通孔を貫通し、並びに水流道内で前述の多段歯車装
置のプッシュロッド端部と当接し、該拡張部に回復バネ
が套設された、上記押し棒と、を具え、座体の側収容室
内の側貫通孔と水流入口より水流が導入され、並びに前
述の多段歯車装置、水流出口と圧接板、押し棒、押し棒
スリーブ及び回復バネの作用が組み合わされて、多段歯
車装置が圧接板の開閉を制御する時、圧接板の二側が適
当な水圧平衡状態とされ且つ圧接板が回復バネの作用を
受けて貫通部と水流入口を閉じる時、圧接板の外側が別
に圧接板の側貫通孔より進入した水流圧力を受けて、比
較的大きな閉合圧接力を形成して止水状態を形成し、回
復バネの外力が圧接板を押圧せず圧接板が水流入口と水
流出口を閉じない時、水流入口より進入した水圧が側貫
通孔の水圧より大きく、圧接板を移動して水流入口と水
流出口を連通させる時に、持続的に出水状態を保持で
き、水圧平衡を利用した水流制御の構造を形成している
ことを特徴とする、水流制御装置としている。請求項2
の発明は、前記圧接板が突起部を以て前述の座体の側凸
縁に套設され、圧接板が押し棒外周にあって側凸縁に対
してスライド可能とされたことを特徴とする、請求項1
に記載の水流制御装置としている。請求項3の発明は、
前記圧接板の中央貫通孔の周側が平整状を呈して、緊密
に座体の水流道の貫通部を閉じて止水機能を提供できる
ことを特徴とする、請求項1に記載の水流制御装置とし
ている。請求項4の発明は、前記側蓋内に設けられた側
収容室に座体の側凸縁、貫通部、水流入口及び圧接板の
突起部が収容されたことを特徴とする、請求項1に記載
の水流制御装置としている。請求項5の発明は、前記側
蓋内の底面の座体の側凸縁と貫通部に対応する位置に環
状凸縁が設けられたことを特徴とする、請求項1に記載
の水流制御装置としている。請求項6の発明は、前記側
蓋内の底面の座体の側凸縁と貫通部に対応する位置に環
状凸縁が設けられ、該環状凸縁の内側に回復バネの端部
が収容されたことを特徴とする、請求項1に記載の水流
制御装置としている。請求項7の発明は、前記座体の側
蓋を設ける側の反対側に凹部が設けられて、多段歯車装
置が該凹部内に装着され、プッシュロッドが多段歯車装
置を貫通して水流道内に進入し並びに押し棒の一端と当
接したことを特徴とする、請求項1に記載の水流制御装
置としている。請求項8の発明は、前記プッシュロッド
の座体外に突出する端物件に扁平で拡張された押圧部が
形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の水流制
御装置としている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1、2は本発明の分解斜視図及
び分解断面図である。これらの図より分かるように、本
発明は、座体1、プッシュロッド20を具えた多段歯車
装置2、圧接板3及び押し棒4を具えている。そのうち
座体1の中央に一つの水流道11が設けられ、該水流道
11の中段に隔板111が設けられて水流道11を隔離
し、水流道11の入水の一側に水流入口114が設けら
れ、出水の一側に側凸縁113と中央貫通孔112が設
けられ、該中央貫通孔112の周側に複数の貫通部11
5即ち水流出口が設けられている。座体1の側部は一つ
の側蓋12で閉じられ、側蓋12内の空間が側収容室1
21を形成して上述の側凸縁113、貫通部115及び
水流入口114を収容し、且つ側蓋12内の底面の貫通
部115に対応する位置に環状凸縁122が設けられて
いる。座体1の別側に一つの凹部13が設けられ、多段
歯車装置2が該凹部13に挿入され、多段歯車装置2の
プッシュロッド20が一つの柱体とされ、その一端が座
体1の水流道11内の貫通部115の傍らに進入し、ち
ょうど押し棒4の一端に当接し、そのもう一端が外部に
突伸びして一つの押圧部21を形成して、入水、出水の
開閉を多段制御する開閉構造を形成している。
【0007】また、圧接板3は一つの皿状を呈し、その
中段の適宜位置に中央貫通孔31が設けられ、中央貫通
孔31の周辺に突起部33が形成され、突起部33の周
辺が平整状を呈し、ちょうど貫通部115即ち出水出口
を被覆し、底側近くに一つの側貫通孔32が設けられて
いる。押し棒4は一つの棒体とされ、その中段に一つの
拡張部41が設けられ、並びに押し棒4が活動式に押し
棒スリーブ43内に挿入され、押し棒4の別端の拡張部
41に回復バネ42が装着されて、側蓋12内側壁の環
状凸縁122内に当接している。
【0008】図3は本発明の多段歯車装置の分解斜視図
である。図4から図10に示されるその動作も参照され
たい。多段歯車装置2は、プッシュロッド20、歯車シ
ート22、主動歯車23、従動歯車24及び回復バネ2
5で組成されている。該プッシュロッド20の中段に階
段縁201が設けられ、その二端にそれぞれ環状溝20
2と押圧部21が設けられ、歯車シート22の中央に凹
んだ貫通孔221が設けられ、該貫通孔221の上下二
端部分に上収容室222と下収容室223が分けて設け
られている。該下収容室223の内壁面に少なくとも二
組の、対称且つ軸方向に沿って延伸された凸案内ブロッ
ク224とストッパブロック225が設けられ、凸案内
ブロック224の中央に滑り溝2241が設けられ、凸
案内ブロック224の延伸外端部に二つの同方向に延伸
された斜滑面2242、2243が設けられている。該
斜滑面2242、2243間の段差が即ち一つの凹部2
244を形成している。上収容室222に止水キャップ
26が套設され、該止水キャップ26の中央に一つの貫
通孔261が設けられ、並びに周側に一つのOリングが
套設され、これにより止水キャップ26が上収容室22
2に套設される時に完全に水流の外部への流出を阻止す
る。主動歯車23と従動歯車24はほぼ一つの環形を呈
し、且つ対応して噛み合う凸歯部231、241が設け
られている。主動歯車23の外周縁に複数の密集する案
内凸塊232が対称に設けられ、従動歯車24の外周に
も複数の比較的粗に案内凸塊242が設けられている。
この従動歯車24の案内凸塊242の端部は凸歯部24
1に合わせて同じように斜めに削られている。回復バネ
25の二端部にワッシャー251、C形スナップリング
252が設けられている。組合せ時には、上収容室22
2内に回復バネ27が置かれた後に止水キャップ26が
その上に套設され、プッシュロッド20が止水キャップ
26の貫通孔261と歯車シート22の貫通孔221を
貫通して歯車シート22の下収容室223の中央に延伸
され、プッシュロッド20の押圧部21が止水キャップ
26に圧接され、プッシュロッド20がその階段縁20
1を以て主動歯車23の背側に圧接される。また該主動
歯車23、従動歯車24が凸歯部231、241により
相互に噛み合わされ且つプッシュロッド20の周側に套
設され、従動歯車24の背側においてワッシャー251
とC形スナップリング252で回復バネ25が挟設さ
れ、並びにC形スナップリング252がプッシュロッド
20の環状溝202を挟み付けて上述の主動歯車23、
従動歯車24及び回復バネ25が結合される。
【0009】プッシュロッド20に套設された主動歯車
23、従動歯車24が凸歯部231、241で相互に噛
み合わされた後、主動歯車23の周縁の案内凸塊232
が案内凸塊242間の滑り溝2241内に伸入してスラ
イドし、従動歯車24周縁の案内凸塊242がストッパ
ブロック225の傍らに進入し係止される。、その自然
な状態は図4に示されるとおりである(このとき従動歯
車24の案内凸塊242がストッパブロック225の傍
らに係止され、主動歯車23の凸歯部231と従動歯車
24の凸歯部241は完全には噛み合っていない)。押
圧部21が押されて(図5参照)、プッシュロッド20
が主動歯車23を駆動し下収容室223に沿って外向き
にスライドさせると、従動歯車24も主動歯車23の押
動を受けて外向きにスライドする(図5参照)。こうし
て従動歯車24がスライドして案内凸塊242がストッ
パブロック225の傍らより離脱する時、主動歯車2
3、従動歯車24の凸歯部231、241の相互案内を
利用し、従動歯車24を回転させられ、凸歯部241に
凸歯部231と完全に密着する噛み合い状態を形成させ
ることができる。このとき、案内凸塊242もまた回転
して下収容室223の凸案内ブロック224の中段部分
に至り(図6参照)、押圧部21に対する外力が消失し
て該プッシュロッド20が回復バネ27の弾力により駆
動されてもとの位置に回復する時、該従動歯車24が回
復バネ25の弾力作用を受けてもとの位置に回復しよう
とするが、しかし従動歯車24の案内凸塊242が斜滑
面2242の案内を受けて凹部2244へとスライド
し、これにより従動歯車24が凸案内ブロック224の
外端部に係止される状態が保持される(図7参照。この
ときプッシュロッド20もまた外向きに突出する状態を
保持する。)。もし押圧部21が再度押圧されて、プッ
シュロッド20が再度主動歯車23を介して従動歯車2
4を押圧すると(図8参照)、従動歯車24の案内凸塊
242がストッパブロック225の側部に当接する影響
により、主動歯車23の凸歯部231と従動歯車24の
凸歯部241もまた非完全な噛み合い状態に回復する。
従動歯車24がスライドし案内凸塊242がストッパブ
ロック225の傍らの位置を離脱すると、凸歯部23
1、241の相互案内を利用して従動歯車24を回転さ
せることができ、凸歯部231、241を完全に密着す
る噛み合い状態となすことができる(図9参照)。その
後、押圧部21に対する作用力が消失して主動歯車23
が従動歯車24を押圧する力が消失すると、案内凸塊2
42が回復バネ25の作用を受けて斜滑面2243に沿
って外向きにスライドし凸案内ブロック224の位置を
離脱し(図10参照)、もとの位置に回復する。
【0010】図11、12は本発明の止水、押圧出水状
態の動作表示図である。図より分かるように、多段歯車
装置2のプッシュロッド20は、その端部が水流道11
内の中央貫通孔112を貫通する押し棒4の一端と当接
し、圧接板3は中央部分の突起部33で座体1側面の側
凸縁113と嵌合し、並びにその上でスライド可能な結
合状態を呈する。押し棒4が一端を以て中央貫通孔3
1、112を貫通して水流道11に進入して前述のプッ
シュロッド20と当接し、押し棒4の別端は回復バネ4
2の付勢を受けて側蓋12内の環状凸縁122中に当接
している。圧接板3部分に対する外力の押圧作用のない
開始状態の時、回復バネ42は押し棒4の拡張部41を
介して圧接板3を押圧し、側貫通孔32の導入水流の水
圧が組み合わされることにより、圧接板3が緊密に座体
1の側部に圧接し、圧接板3の中央近くの平整部分が緊
密に貫通部115に圧接して、座体1内の隔板111の
二側の水流道11に隔離状態を形成し(図11参照)、
これが止水状態とされる。プッシュロッド20が押圧さ
れて押し棒4が押動されて回復バネ42を圧縮する時、
水流道11内の水流がそれぞれ水流入口114、側貫通
孔32を経由して圧接板3の二側に流れ、この時、水流
入口114の開口が側貫通孔32の孔径より大きいた
め、水流入口114より流入する水圧が別側の側貫通孔
32より流入する水圧より大きく、このとき圧接板3が
押されて側蓋12の外側に向けてスライドし、圧接板3
が貫通部115を離脱し、水流入口114と貫通部11
5が連通し、隔板111の二側の水流道11が連通し
(図12、13参照)、正常な出水状態を呈する。
【0011】特に強調すべきことは以下のことである。
圧接板3が水流入口114の水流の圧迫を受けてスライ
ドして開く前には、先に側貫通孔32より圧接板3の一
側に進入する水流圧力が比較的大きいため、圧接板3が
緊密に水流出口である貫通部115を閉じ、止水状態を
形成する。もし多段歯車装置2のプッシュロッド20が
押し棒4を押動させる時は、押し棒4が上昇して一つの
空間を形成し、即ち押し棒4と押し棒スリーブ43の間
隙が別の一つの水流通路を形成して、水流をこの水流通
路より水流道11に流入させると共に、この通水状態が
水流の圧接板3外側の圧力を減少することにより、水流
入口114に進水する時、圧接板3が比較的容易に外側
に向けてスライドする。相対的に、閉じた止水時には、
まずプッシュロッド20を再度押圧して、プッシュロッ
ド20の長さを回復させてもとに戻すと、圧接板3の外
側の回復バネ42の弾力により押し棒4が内向きに押さ
れ、圧接板3の中間部分が回復バネ42の押圧を受けて
貫通部115を閉じる。この時、貫通部115が閉じら
れ水流の流通が阻止され、圧接板3の外側空間が側貫通
孔32と導通しているため、水流が継続して側貫通孔3
2より圧接板3の外側の空間に補填され、並びに進入し
た水流圧力がゆっくりと圧接板3を完全に貫通部115
の周側に閉じ合わせ、こうして水圧平衡原理を利用した
止水、進水制御構造が達成され、この構造の最大の長所
は瞬間止水時の水のハンマ現象の形成を完全に防止でき
ることにある。
【0012】図14、15は本発明の実施時の、関係す
る出水ヘッド構造との分解図及びその組合せ断面図であ
る。これらの図より分かるように、本発明の実施例は、
座体1の水流道11底端に雄ネジ14が設けられ、出水
ヘッド5の底部に尖凸伸部50が設けられ、該尖凸伸部
50の延伸端部末端の傍らに側開口501が設けられて
出水ヘッド5内の水流道と連通している。座体1は出水
ヘッド5内に置かれ、ちょうど押圧部21が側開口50
1より突出し、座体1底側が、底側がV形尖凸状を呈す
る内プラグ体51に当接し、内プラグ体51の外側が連
接スリーブ52の内収容溝521内に挿入され、該内収
容溝521の底部に内プラグ体51の底側のV形尖凸と
密接に結合する溝形が設けられている。別に一つの導管
53が設けられ、その中段外側にストッパ片532が凸
設され、二端にそれぞれ雌ネジ531、雄ネジ533が
設けられ、該導管53が雌ネジ531の一端を以て内プ
ラグ体51の貫通孔511に挿入されて座体1の雄ネジ
14に螺合連接され、ストッパ片532が連接スリーブ
52の底側に当接して連接スリーブ52、内プラグ体5
1及び出水ヘッド5を結合し、導管53の別端の雄ネジ
533が一つの連接ナット55の雌ネジ551を介して
出水管54に結合されている。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から分かるように、本発明の
水流制御装置は、水圧平衡原理を利用して圧接板の二側
の水流の進出、開閉を制御し、且つこの水流平衡制御構
造により水のハンマ現象を克服し、その全体構造は確実
に、構造が簡単で、止水が確実に行え、また操作が楽に
行える機能を達成し、並びに産業上の利用性、新規性及
び進歩性を有している。なお、以上の説明は、本発明の
実施例に係るものであって本発明の請求範囲を限定する
ものではなく、本発明に基づきなしうる細部の修飾或い
は改変であって本発明と同じ効果を達成可能な技術的事
項はいずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図である。
【図2】本発明の分解断面図である。
【図3】本発明の多段歯車装置の分解斜視図である。
【図4】本発明の多段歯車装置の動作図である。
【図5】本発明の多段歯車装置の動作図である。
【図6】本発明の多段歯車装置の動作図である。
【図7】本発明の多段歯車装置の動作図である。
【図8】本発明の多段歯車装置の動作図である。
【図9】本発明の多段歯車装置の動作図である。
【図10】本発明の多段歯車装置の動作図である。
【図11】本発明の止水状態の動作表示図である。
【図12】本発明の押圧出水状態の動作表示図である。
【図13】本発明の出水保持状態の動作表示図である。
【図14】本発明の実施時の関係する蛇口構造との分解
図である。
【図15】図14の組合せ後の断面図である。
【符号の説明】
1 座体 231、241 凸歯部 11 水流道 232、242 案内凸塊 111 隔板 24 従動歯車 112、31 中央貫通孔 25、27 回復バ
ネ 113 側凸縁 251 ワッシャー 114 水流入口 252 C形スナッ
プリング 115 貫通部又は水流出口 26 止水キャップ 12 側蓋 3 圧接板 121 側収容室 32 側貫通孔 122 環状凸縁 33 突起部 13 凹部 4 押し棒 14、533 雄ネジ 41 拡張部 2 多段歯車装置 42 回復バネ 20 プッシュロッド 43 押し棒スリー
ブ 201 階段縁 5 出水ヘッド 202 環状溝 50 尖凸伸部 21 押圧部 501 側開口 22 歯車シート 51 内プラグ体 221、261 貫通孔 511 貫通孔 222 上収容室 52 連接スリーブ 223 下収容室 521 内収容溝 224 凸案内ブロック 53 導管 2241 滑り溝 531、551 雌
ネジ 2242、2243 斜滑面 532 ストッパ片 2244 凹部 54 出水管 225 ストッパブロック 55 連接ナット 23 主動歯車

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座体とされ、その内側の水流道の中段の
    適宜位置に隔板が設けられて該水流道を隔離し、隔離さ
    れた水流道の一方の側部に水流入口が設けられ、もう一
    方の側部に中央貫通孔を具えた側凸縁と水流出口である
    貫通部が設けられ、一つの側蓋が座体外部側部に嵌合さ
    れて、該側蓋の内側と座体の間に側収容室が形成され
    た、上記座体と、 多段歯車装置とされ、歯車シート、主動歯車、従動歯
    車、スプリング及びプッシュロッドで組成され、該歯車
    シートの管体内にプッシュロッドと主動歯車及び従動歯
    車が設けられ、案内歯車と従動歯車が圧迫結合され、プ
    ッシュロッドにより後述の圧接板の昇降止水を多段制御
    する、上記多段歯車装置と、 側蓋とされ、内縁面の空間が側収容室を形成し、該側蓋
    内底面に一つの環状凸縁が設けられた、上記側蓋と、 圧接板とされ、皿状を呈し、その中段の適宜位置に中央
    貫通孔が設けられ、中央貫通孔の周辺に突起部が形成さ
    れ、底側近くに側貫通孔が設けられた、上記圧接板と、 押し棒とされ、一端に拡張部を具え、別端に押し棒スリ
    ーブが套設されてから圧接板の中央貫通孔を貫通し、並
    びに水流道内で前述の多段歯車装置のプッシュロッド端
    部と当接し、該拡張部に回復バネが套設された、上記押
    し棒と、 を具え、座体の側収容室内の側貫通孔と水流入口より水
    流が導入され、並びに前述の多段歯車装置、水流出口と
    圧接板、押し棒、押し棒スリーブ及び回復バネの作用が
    組み合わされて、多段歯車装置が圧接板の開閉を制御す
    る時、圧接板の二側が適当な水圧平衡状態とされ且つ圧
    接板が回復バネの作用を受けて貫通部と水流入口を閉じ
    る時、圧接板の外側が別に圧接板の側貫通孔より進入し
    た水流圧力を受けて、比較的大きな閉合圧接力を形成し
    て止水状態を形成し、回復バネの外力が圧接板を押圧せ
    ず圧接板が水流入口と水流出口を閉じない時、水流入口
    より進入した水圧が側貫通孔の水圧より大きく、圧接板
    を移動して水流入口と水流出口を連通させる時に、持続
    的に出水状態を保持でき、水圧平衡を利用した水流制御
    の構造を形成していることを特徴とする、水流制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記圧接板が突起部を以て前述の座体の
    側凸縁に套設され、圧接板が押し棒外周にあって側凸縁
    に対してスライド可能とされたことを特徴とする、請求
    項1に記載の水流制御装置。
  3. 【請求項3】 前記圧接板の中央貫通孔の周側が平整状
    を呈して、緊密に座体の水流道の貫通部を閉じて止水機
    能を提供できることを特徴とする、請求項1に記載の水
    流制御装置。
  4. 【請求項4】 前記側蓋内に設けられた側収容室に座体
    の側凸縁、貫通部、水流入口及び圧接板の突起部が収容
    されたことを特徴とする、請求項1に記載の水流制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記側蓋内の底面の座体の側凸縁と貫通
    部に対応する位置に環状凸縁が設けられたことを特徴と
    する、請求項1に記載の水流制御装置。
  6. 【請求項6】 前記側蓋内の底面の座体の側凸縁と貫通
    部に対応する位置に環状凸縁が設けられ、該環状凸縁の
    内側に回復バネの端部が収容されたことを特徴とする、
    請求項1に記載の水流制御装置。
  7. 【請求項7】 前記座体の側蓋を設ける側の反対側に凹
    部が設けられて、多段歯車装置が該凹部内に装着され、
    プッシュロッドが多段歯車装置を貫通して水流道内に進
    入し並びに押し棒の一端と当接したことを特徴とする、
    請求項1に記載の水流制御装置。
  8. 【請求項8】 前記プッシュロッドの座体外に突出する
    端物件に扁平で拡張された押圧部が形成されたことを特
    徴とする、請求項1に記載の水流制御装置。
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