JP2002168026A - 南京錠 - Google Patents

南京錠

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JP2002168026A
JP2002168026A JP2000365877A JP2000365877A JP2002168026A JP 2002168026 A JP2002168026 A JP 2002168026A JP 2000365877 A JP2000365877 A JP 2000365877A JP 2000365877 A JP2000365877 A JP 2000365877A JP 2002168026 A JP2002168026 A JP 2002168026A
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leg
lock
locking rod
short
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JP2000365877A
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Norihiko Obata
紀彦 小幡
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Alpha Corp
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Alpha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2個のシリンダ錠を備え、防盗性能を高めた南
京錠の提供を目的とする。 【解決手段】本体部1に設けられた脚収容凹部2内に挿
入される長短脚3、4を有してU字状に形成され、短脚
4が本体部1から離脱する位置まで引き出し可能な施錠
杆5と、前記長短脚3、4の引き出し方向への移動を各
々規制する2個のシリンダ錠6を備え、前記シリンダ錠
6は、短脚4が本体部1から離脱した状態において操作
不能となるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、南京錠に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に南京錠は、短脚と長脚を有するU
字状の施錠杆の端部を本体部に挿入して形成される。施
錠杆は短脚が本体部から離脱する位置まで引き出し操作
可能であり、引き出し状態において施錠杆と本体部とで
形成された閉ループが開放される。施錠杆の引き出し操
作は本体部に配置され、所定のキープレートによっての
み操作可能なシリンダ錠により規制され、シリンダ錠が
施錠回転にある際には施錠杆の引き出し操作を行うこと
ができず、閉ループが維持される。
【0003】一方、上述した従来例は、施錠杆の操作規
制は1個のシリンダ錠によってのみ行われるため、より
防盗性能を高めるには、2個のシリンダ錠を装着するの
が望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、2個のシリ
ンダ錠を備え、防盗性能を高めた南京錠の提供を目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明において、本体部
1と施錠杆5とで閉ループを形成する施錠状態から解錠
状態に移行させるためには、2個のシリンダ錠6、6に
各々解錠コードが合致するキープレート8を挿入してシ
リンダ錠6を操作する必要があるために、防盗性能を高
めることができる。
【0006】2個のシリンダ錠6は、短脚4が本体部1
から離脱した状態、すなわち解錠状態において操作不能
となり、解錠回転位置を維持するために、施錠杆5を押
し込んだ後、シリンダ錠6を施錠回転位置側に回転させ
るだけで施錠することができ、操作性が向上する。
【0007】また、図5に示すように、シリンダ錠6を
施錠時における施錠杆5の長短脚3、4を結ぶ直線Aに
対して傾く線分B上に配置した場合には、一方のシリン
ダ錠6に挿入されるキープレート8が施解錠いずれかの
回転位置に保持された状態で、他方のキープレート8を
回転操作する場合に、キープレート8、8間に指等の操
作スペースが確保されるために、本体部1の大きさが小
さくても操作性を良好にすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1ないし4に示すように、南京
錠は平行な短脚4と長脚3とを有してほぼU字形状に形
成される施錠杆5と、施錠杆5の長短脚3、4が挿入さ
れる一対の脚収容凹部2、2を備える本体部1とを有す
る。施錠杆5は長脚3の自由端に装着される圧縮スプリ
ングからなる押出バネ9により飛び出し方向に付勢され
る。
【0009】本体部1には、長短脚3、4に各々対応す
る一対のロックボール10が収容される。ロックボール
10は施錠杆5の移動方向に対して直交面に形成された
ボール転動路11内を移動自在であり、図2(a)に示
す、脚収容凹部2に飛び出すロック位置と、図4(a)
に示す、脚収容凹部2から退避するアンロック位置との
間で移動する。
【0010】上記施錠杆5は、図1に示す短脚4が本体
部1内に没入する施錠状態と、図3に示す短脚4終端が
本体部1から飛び出す解錠状態との間で移動可能であ
り、ロックボール10が施錠位置に保持された状態で該
ロックボール10が施錠杆5の長短脚3、4に凹設され
たロック凹部12に嵌合して施錠状態が維持される。ま
た、図3に示すように、施錠杆5は解錠状態において、
解錠位置にあるロックボール10に長脚3の係止部3a
を係止させて本体部1からの離脱が防止される。係止部
3aの深さは上記ロック凹部12より浅く、かつ、解錠
位置において施錠杆5が長脚3を中心に回転可能なよう
に、当該係止部3aは円形断面形状を有する。長脚3に
はロック凹部12から係止部3aに至るまで係止部3a
と同一面で、ロックボール10が転動可能な平面部3b
が形成される。
【0011】さらに、本体部1の短脚4に対応する脚収
容凹部2には該脚収容凹部2よりやや小径のリードピン
収容部13が連設され、該リードピン収容部13にリー
ドピン14が収容される。リードピン14は上下両端の
太径部14a、14a間に細径部14bと中径部14c
とを有し、リードピン収容部13の底壁から太径部14
a、細径部14b、中径部14c、太径部14aの順に
配置されるようにリードピン収容部13に挿入される。
このリードピン14は、該リードピン14の一端とリー
ドピン収容部13の底壁との間に介装される圧縮スプリ
ング15により飛出し方向に付勢され、図3に示すよう
に、細径部14bと太径部14aとの境界のストッパ面
14dに後述するガイドピン16を係止させて本体部1
からの脱離が防止される。
【0012】上記本体部1には2個のシリンダ錠6、6
が長手方向を施錠杆5の移動方向に向け、かつ、キー挿
入溝6aを本体部1の底面に露出させた状態で配置され
る。シリンダ錠6は、本体部1側に形成されたピン孔
(図示せず)に飛び出す複数のタンブラピン6cを有
し、所定の解錠コードが刻設されたキープレート8によ
ってタンブラピン6cをピン孔から退避させることによ
り回転操作ができる。また図5に示すように、シリンダ
錠6が底面視において施錠杆5の長短脚3、4を結ぶ線
分A、すなわち、本体部1の底面形状の中心線に対して
適宜角度θ傾いた線分B上に配置される。シリンダ錠
6、6間の間隔、および上記交差角θは、両者が可及的
に接近し、かつ、施解錠いずれかの回転位置にある双方
のシリンダ錠6にキープレート8を差し込み、一方を反
対方向に回転させた際に他方のキープレート8に衝接す
ることのないように設定される。なお、図5(b)にお
いて、線分Aに直交する解錠回転位置におけるキープレ
ート8を鎖線で示す。
【0013】この場合タンブラピン6cに対応するピン
孔は、図4(c)の回動規制ピン18と同様に線分Aに
対して対向する位置に配置される。
【0014】さらに、上記各シリンダ錠6の先端にはカ
ム部17が形成される。カム部17は上記ボール転動路
11内に進入し、ロックボール10をロック位置に押し
出し、当該位置に保持可能な径を有する円柱状に形成さ
れる。このカム部17は、図3、図4(a)に示すよう
に、シリンダ錠6の解錠回転位置においてロックボール
10に対応する部位に嵌合凹部17aを備える。嵌合凹
部17aは、ロックボール10が嵌合した際に該ロック
ボール10が脚収容凹部2から退避し、解錠位置に移動
可能な深さに設定される。
【0015】さらに、短脚4側に対応するシリンダ錠6
にはストッパピン7が装着される。ストッパピン7は圧
縮スプリングからなるピンスプリング6bにより飛び出
し方向に付勢されており、図4(b)に示すように、シ
リンダ錠6の施錠回転位置においてガイドピン16に正
対する。ガイドピン16は、一端が上記リードピン収容
部13に突出して本体部1内に配置され、一端がリード
ピン14の中径部14cに衝接した状態で、ストッパピ
ン7との境界がシリンダ錠6の回転境界面上に位置する
長さに形成される。
【0016】したがってこの実施の形態において、図1
に示すように、短脚4が本体部1に没入し、施錠杆5と
本体部1とが閉ループを構成する施錠状態においては、
ロックボール10は施錠杆5のロック凹部12に嵌合
し、施錠杆5の引き抜き方向への移動を禁止する。この
とき、ガイドピン16の一端はリードピン14の中径部
14cに当接し、ストッパピン7の先端はシリンダ錠6
の回転境界面上に位置している(図2(b)参照)。
【0017】この状態から双方のシリンダ錠6を所定の
キープレート8により解錠回転位置側に回転させると、
各シリンダ錠6の嵌合凹部17aはロックボール10に
正対する。一方、ロックボール10は押出バネ9により
引き出し方向に付勢され施錠杆5により転動路内方への
移動力を与えられて脚収容凹部2から退避し、施錠杆5
が図3に示す解錠位置まで引き出される。解錠状態にお
いて、短脚4は本体部1から離脱してループが開放さ
れ、この後、長脚3まわりに施錠杆5を回転させ施錠対
象物をループ内に係止させることができる。
【0018】また、図3に示すように、解錠状態におい
て、リードピン14は圧縮スプリング15により脚収容
凹部2の出口側に移動しており、ストッパピン7は、ガ
イドピン16を先端がリードピン14の細径部14bに
衝接するまで押し付ける。この結果、ストッパピン7は
シリンダ錠6の回転境界を跨ぐ位置まで移動して該回転
境界を閉塞し、当該シリンダ錠6への回転操作を禁止す
る(図4(b)参照)。さらに、長脚3側のシリンダ錠
6は、嵌合凹部17aにロックボール10が移動不能に
嵌合しているために、該長脚3側のシリンダ錠6に対す
る回転操作も禁止される(図4(a)参照)。
【0019】再び施錠するためには、双方のシリンダ錠
6が解錠回転位置に維持されているために、短脚4を脚
収容凹部2に対峙させた後、施錠杆5を押し込み、さら
に、双方のシリンダ錠6を施錠回転位置まで回転操作す
ればよく、施錠杆5の押し込み操作によりリードピン1
4は再び沈み込んで、ストッパピン7はシリンダ錠6内
に没入し、解錠操作可能状態に移行する。
【0020】なお、解錠状態においては、シリンダ錠6
のタンブラピン6cはピン孔に対応していおないため、
キープレート8を抜くことはできないが、解錠位置にピ
ン孔を新たに設け、キープレート8を抜けるようにして
もよい。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、2個のシリンダ錠を操作しなければ施錠杆に
よる閉ループを開放できないために、防盗性能が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】施錠状態の本発明実施の形態を示す図である。
【図2】図1の断面図で、(a)は2A-2A線断面
図、(b)は2B-2B線断面図、(c)は2C-2C線
断面図である。
【図3】解錠状態を示す図である。
【図4】図3の断面図で、(a)は4A-4A線断面
図、(b)は4B-4B線断面図、(c)は4C-4C線
断面図である。
【図5】南京錠の底面図であり、(a)は図1の5A方
向矢視図、(b)は図3の5B方向矢視図である。
【符号の説明】 1 本体部 2 脚収容凹部 3 長脚 4 短脚 5 施錠杆 6 シリンダ錠 7 ストッパピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体部に設けられた脚収容凹部内に挿入さ
    れる長短脚を有してU字状に形成され、短脚が本体部か
    ら離脱する位置まで引き出し可能な施錠杆と、 前記長短脚の引き出し方向への移動を各々規制する2個
    のシリンダ錠を備え、 前記シリンダ錠は、短脚が本体部から離脱した状態にお
    いて操作不能となる南京錠。
  2. 【請求項2】本体部に設けられた脚収容凹部内に挿入さ
    れる長短脚を有してU字状に形成され、短脚が本体部か
    ら離脱する位置まで引き出し可能な施錠杆と、 前記長短脚の引き出し方向への移動を各々規制する2個
    のシリンダ錠を備え、 前記短脚側のシリンダ錠には、短脚没入時に回転境界面
    を開放し、短脚離脱時にシリンダ錠の回転境界面を閉塞
    するストッパピンが装着される南京錠。
  3. 【請求項3】本体部に設けられた脚収容凹部内に挿入さ
    れる長短脚を有してU字状に形成され、短脚が本体部か
    ら離脱する位置まで引き出し可能な施錠杆と、 前記長短軸の引き出し方向への移動を各々規制する2個
    のシリンダ錠を備え、 各シリンダ錠は、施錠時における施錠杆の両端を結んだ
    直線に対し交差する線分上に配置される南京錠。
JP2000365877A 2000-11-30 2000-11-30 南京錠 Withdrawn JP2002168026A (ja)

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Cited By (4)

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