JP2002165764A - 健康管理指標データの表示制御方法、表示制御装置、および脂肪計 - Google Patents
健康管理指標データの表示制御方法、表示制御装置、および脂肪計Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】健康管理指標データを測定したとき、健康管理
指標データの変化の程度を一目瞭然に視認できる表示手
段を提供すること。 【解決手段】体重、体脂肪率、血圧、体温、ＢＭＩ、Ｌ
ＢＭ、脈拍等の健康管理指標データが入力される入力手
段と、これらの健康管理指標データを過去のデータと比
較して比較結果を出力する比較手段と、その比較結果と
入力された健康管理指標データとを表示する表示手段と
を備えた表示装置の表示制御方法において、前記表示手
段には、前記比較結果に応じた角度情報を持った表示パ
ターンを表示させるようにした。
指標データの変化の程度を一目瞭然に視認できる表示手
段を提供すること。 【解決手段】体重、体脂肪率、血圧、体温、ＢＭＩ、Ｌ
ＢＭ、脈拍等の健康管理指標データが入力される入力手
段と、これらの健康管理指標データを過去のデータと比
較して比較結果を出力する比較手段と、その比較結果と
入力された健康管理指標データとを表示する表示手段と
を備えた表示装置の表示制御方法において、前記表示手
段には、前記比較結果に応じた角度情報を持った表示パ
ターンを表示させるようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、健康管理のための指標
といえる体重、体脂肪率、血圧、体温、ＢＭＩ、ＬＢ
Ｍ、脈拍等の健康管理指標データの変化を表示する場合
に、視認しやすい表示方法を提供する技術に関するもの
である。
といえる体重、体脂肪率、血圧、体温、ＢＭＩ、ＬＢ
Ｍ、脈拍等の健康管理指標データの変化を表示する場合
に、視認しやすい表示方法を提供する技術に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来より、健康管理指標データとして
は、体重、体脂肪率、血圧、体温、ＢＭＩ、ＬＢＭ、脈
拍等の種々のデータが参考にされている。そして、これ
らの健康管理指標データは、標準的なデータもしくは好
ましいデータと比較することによって、その人の健康状
態を把握する指標として参考にされている。例えば、体
重と身長と年齢とから肥満度を算出して、その肥満度
を、その年齢の標準的なデータと比較して、許容範囲内
であるとか、太りすぎで危険範囲であるとか、痩せすぎ
で危険範囲でああるとか、許容範囲を越えて要注意範囲
内であるとか判断することが行われている。
は、体重、体脂肪率、血圧、体温、ＢＭＩ、ＬＢＭ、脈
拍等の種々のデータが参考にされている。そして、これ
らの健康管理指標データは、標準的なデータもしくは好
ましいデータと比較することによって、その人の健康状
態を把握する指標として参考にされている。例えば、体
重と身長と年齢とから肥満度を算出して、その肥満度
を、その年齢の標準的なデータと比較して、許容範囲内
であるとか、太りすぎで危険範囲であるとか、痩せすぎ
で危険範囲でああるとか、許容範囲を越えて要注意範囲
内であるとか判断することが行われている。
【０００３】また、体脂肪率も標準的なデータと比較し
て、許容範囲内であるとか、体脂肪率が高すぎて危険範
囲であるとか、低すぎて危険範囲でああるとか、許容範
囲を越えて要注意範囲内であるとか判断することが行わ
れている。さらにまた、血圧も標準的なデータと比較し
て、許容範囲内であるとか、危険範囲であるとか、低す
ぎて危険範囲でああるとか、許容範囲を越えて要注意範
囲内であるとか判断することが行われている。このよう
に、種々の健康管理指標データは比較データと比較し
て、問題ない許容範囲内であるのか、危険なレベルであ
るのか、または、危険なレベルではないが要注意である
とか判断する指標とされている。このように健康管理指
標データを比較データと比較して健康管理に役立てるこ
とも重要であるが、これらの健康管理指標データが急激
に変化する場合には特に注意が必要である。そこで、こ
のような健康管理指標データの変化を記録して、過去の
データと比較した現在のデータを表示する機能が提案さ
れている。例えば、図７に示したように、前回のデータ
との差をレベルメータ的な表示パターンで表示するもの
や、図８に示したように、過去の数回分のデータを記録
しておき、それらのデータの変遷とともに今回のデータ
をグラフ状に表示するものがある。
て、許容範囲内であるとか、体脂肪率が高すぎて危険範
囲であるとか、低すぎて危険範囲でああるとか、許容範
囲を越えて要注意範囲内であるとか判断することが行わ
れている。さらにまた、血圧も標準的なデータと比較し
て、許容範囲内であるとか、危険範囲であるとか、低す
ぎて危険範囲でああるとか、許容範囲を越えて要注意範
囲内であるとか判断することが行われている。このよう
に、種々の健康管理指標データは比較データと比較し
て、問題ない許容範囲内であるのか、危険なレベルであ
るのか、または、危険なレベルではないが要注意である
とか判断する指標とされている。このように健康管理指
標データを比較データと比較して健康管理に役立てるこ
とも重要であるが、これらの健康管理指標データが急激
に変化する場合には特に注意が必要である。そこで、こ
のような健康管理指標データの変化を記録して、過去の
データと比較した現在のデータを表示する機能が提案さ
れている。例えば、図７に示したように、前回のデータ
との差をレベルメータ的な表示パターンで表示するもの
や、図８に示したように、過去の数回分のデータを記録
しておき、それらのデータの変遷とともに今回のデータ
をグラフ状に表示するものがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、レベルメー
タ的な表示パターンで表示するものでは、目盛りを読み
取らないとどの程度変化しているのかを認識することは
できなかった。また、過去の数回分のデータとあわせて
グラフ的に表示するものは、数値の大小を示す軸（例え
ば縦軸）と、時間軸（例えば横軸）とによってグラフ的
に表示するために、面積の広い表示装置が必要であっ
て、スペース的な問題と、価格的な問題とがあった。
タ的な表示パターンで表示するものでは、目盛りを読み
取らないとどの程度変化しているのかを認識することは
できなかった。また、過去の数回分のデータとあわせて
グラフ的に表示するものは、数値の大小を示す軸（例え
ば縦軸）と、時間軸（例えば横軸）とによってグラフ的
に表示するために、面積の広い表示装置が必要であっ
て、スペース的な問題と、価格的な問題とがあった。
【０００５】そこで、本発明は、シンプルな表示装置を
用いて、健康管理指標データの変化の程度を一目瞭然に
視認できる表示手段を提供することを目的としてなされ
たものである。
用いて、健康管理指標データの変化の程度を一目瞭然に
視認できる表示手段を提供することを目的としてなされ
たものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１の健康
管理指標データの表示制御方法では、体重、体脂肪率、
血圧、体温、ＢＭＩ、ＬＢＭ、脈拍等の健康管理指標デ
ータが入力される入力手段と、これらの健康管理指標デ
ータを過去のデータと比較して比較結果を出力する比較
手段と、その比較結果と入力された健康管理指標データ
とを表示する表示手段とを備えた表示装置の表示制御方
法において、前記表示手段には、前記比較結果に応じた
角度情報を持った表示パターンを表示させるようにし
た。
管理指標データの表示制御方法では、体重、体脂肪率、
血圧、体温、ＢＭＩ、ＬＢＭ、脈拍等の健康管理指標デ
ータが入力される入力手段と、これらの健康管理指標デ
ータを過去のデータと比較して比較結果を出力する比較
手段と、その比較結果と入力された健康管理指標データ
とを表示する表示手段とを備えた表示装置の表示制御方
法において、前記表示手段には、前記比較結果に応じた
角度情報を持った表示パターンを表示させるようにし
た。
【０００７】請求項２では、比較結果に応じて健康管理
指標データの表示色および／または背景表示色が制御さ
れようにした。
指標データの表示色および／または背景表示色が制御さ
れようにした。
【０００８】請求項３では、比較結果に応じて健康管理
指標データの表示色および／または背景表示色の明暗が
制御されるようにした。
指標データの表示色および／または背景表示色の明暗が
制御されるようにした。
【０００９】請求項４では、比較結果に応じて音響信号
を発生する音響出力手段を備えるようにした。
を発生する音響出力手段を備えるようにした。
【００１０】請求項５では、踏み台に乗った被測定者の
体重を検出する体重測定部と、被測定者の足の裏と電気
的に接触しうる少なくとも一対の電極が表面に形成され
ている電極部と、電極に接触している足の裏を介して被
測定者のインピーダンスを測定するインピーダンス測定
部と、被測定者の性別・年齢・身長等の身体的特徴情報
を含む個人データを入力する入力部と、インピーダンス
測定部から得られたインピーダンス信号と体重測定部か
ら得られた荷重信号と入力された個人データとに基づい
て被測定者の体内の体脂肪率および／または体脂肪重量
を算出する演算部と、算出された体内の体脂肪率および
／または体脂肪重量を表示する表示手段とを備えた脂肪
計において、前記演算部において算出された体脂肪率を
過去のデータと比較して過去のデータに対する増減デー
タを出力する比較手段と、前記出力された増減データの
大小に応じた角度情報を持った表示パターンを生成する
表示パターン生成手段と、前記生成された表示パターン
を表示する表示手段と、を備えている構成とした。
体重を検出する体重測定部と、被測定者の足の裏と電気
的に接触しうる少なくとも一対の電極が表面に形成され
ている電極部と、電極に接触している足の裏を介して被
測定者のインピーダンスを測定するインピーダンス測定
部と、被測定者の性別・年齢・身長等の身体的特徴情報
を含む個人データを入力する入力部と、インピーダンス
測定部から得られたインピーダンス信号と体重測定部か
ら得られた荷重信号と入力された個人データとに基づい
て被測定者の体内の体脂肪率および／または体脂肪重量
を算出する演算部と、算出された体内の体脂肪率および
／または体脂肪重量を表示する表示手段とを備えた脂肪
計において、前記演算部において算出された体脂肪率を
過去のデータと比較して過去のデータに対する増減デー
タを出力する比較手段と、前記出力された増減データの
大小に応じた角度情報を持った表示パターンを生成する
表示パターン生成手段と、前記生成された表示パターン
を表示する表示手段と、を備えている構成とした。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる健康管理
指標データの表示制御方法に用いる脂肪計を、その実施
の形態を示した図面に基づいて詳細に説明する。
指標データの表示制御方法に用いる脂肪計を、その実施
の形態を示した図面に基づいて詳細に説明する。
【００１２】本発明の実施の形態の脂肪計のブロック図
を示した図１において、１は体重測定部、２Ｒは右足用
電極部、２Ｌは左足用電極部、３は被測定者の性別・年
齢・身長等の個人データを入力する入力部である。前記
体重測定部１はロードセルを内蔵して、被測定者の体重
信号を出力する。４は前記体重測定部１、電極部２Ｒ，
および２Ｌ、入力部３から入力されるデータに基づいて
被測定者の体脂肪率、肥満度を算出する演算部である。
なお、この演算部４は、前記電極部２Ｒ，２Ｌを介して
被測定者の身体インピーダンスを測定するインピーダン
ス測定機能を有している。５は算出された体脂肪率、体
重、肥満度等を表示する表示手段である。この表示手段
５は、液晶表示装置５１と、バックライト用の光源５２
とから構成されている。そして、前記液晶表示装置５１
の表示セグメントは、図２に示したように、登録番号を
表示するセグメント群Ａ、性別を表示するセグメント群
Ｂ、数値を表示するセグメント群Ｃ、単位を表示するセ
グメント群Ｄ、そして角度情報を表示するセグメント群
Ｅ、数値に応じてバーグラフ表示するためのセグメント
群Ｆを備えている。前記バックライト用の光源５２は、
バックライトの色を変えるために３色の発光ダイオード
を備えている。さらに、各部に電源を供給する電源回路
６を備えている。
を示した図１において、１は体重測定部、２Ｒは右足用
電極部、２Ｌは左足用電極部、３は被測定者の性別・年
齢・身長等の個人データを入力する入力部である。前記
体重測定部１はロードセルを内蔵して、被測定者の体重
信号を出力する。４は前記体重測定部１、電極部２Ｒ，
および２Ｌ、入力部３から入力されるデータに基づいて
被測定者の体脂肪率、肥満度を算出する演算部である。
なお、この演算部４は、前記電極部２Ｒ，２Ｌを介して
被測定者の身体インピーダンスを測定するインピーダン
ス測定機能を有している。５は算出された体脂肪率、体
重、肥満度等を表示する表示手段である。この表示手段
５は、液晶表示装置５１と、バックライト用の光源５２
とから構成されている。そして、前記液晶表示装置５１
の表示セグメントは、図２に示したように、登録番号を
表示するセグメント群Ａ、性別を表示するセグメント群
Ｂ、数値を表示するセグメント群Ｃ、単位を表示するセ
グメント群Ｄ、そして角度情報を表示するセグメント群
Ｅ、数値に応じてバーグラフ表示するためのセグメント
群Ｆを備えている。前記バックライト用の光源５２は、
バックライトの色を変えるために３色の発光ダイオード
を備えている。さらに、各部に電源を供給する電源回路
６を備えている。
【００１３】角度情報を表示するセグメント群Ｅは、増
減率が＋ｘ〜−ｘまでに対応した水平矢印パターンＥ０
と、増減率が＋ｙ〜＋ｘまでに対応した右上がりの矢印
パターンＥ１と、増減率が＋ｚ〜＋ｙまでに対応した右
上がりの矢印パターンＥ２と、増減率が−ｙ〜−ｘまで
に対応した右上がりの矢印パターンＥ３と、増減率が−
ｚ〜−ｙまでに対応した右上がりの矢印パターンＥ４と
を持っている。
減率が＋ｘ〜−ｘまでに対応した水平矢印パターンＥ０
と、増減率が＋ｙ〜＋ｘまでに対応した右上がりの矢印
パターンＥ１と、増減率が＋ｚ〜＋ｙまでに対応した右
上がりの矢印パターンＥ２と、増減率が−ｙ〜−ｘまで
に対応した右上がりの矢印パターンＥ３と、増減率が−
ｚ〜−ｙまでに対応した右上がりの矢印パターンＥ４と
を持っている。
【００１４】図３は本発明の脂肪計の基本的な動作を説
明する基本フローチャートである。図３において、ステ
ップＳ１において、電源をオンすることによって、電源
回路６が作動して各部に電源を供給開始する。ステップ
Ｓ２において、入力部３を操作して被測定者の性別・身
長・年齢等の個人データを入力する。入力された個人デ
ータは必要に応じて登録することができる。ステップＳ
３において、体重測定部１のロードセルで得られた体重
を測定する。ステップＳ４において、前記電極部２Ｒ，
２Ｌを介して被測定者に正弦波信号を供給することによ
って、四端子電極法を用いて被測定者の身体インピーダ
ンスが測定される。
明する基本フローチャートである。図３において、ステ
ップＳ１において、電源をオンすることによって、電源
回路６が作動して各部に電源を供給開始する。ステップ
Ｓ２において、入力部３を操作して被測定者の性別・身
長・年齢等の個人データを入力する。入力された個人デ
ータは必要に応じて登録することができる。ステップＳ
３において、体重測定部１のロードセルで得られた体重
を測定する。ステップＳ４において、前記電極部２Ｒ，
２Ｌを介して被測定者に正弦波信号を供給することによ
って、四端子電極法を用いて被測定者の身体インピーダ
ンスが測定される。
【００１５】ステップＳ５において、前記身体インピー
ダンスと体重データ及び性別・身長・年齢等の個人デー
タを用いて、所定の変換式に基づいて体脂肪率，体脂肪
重量，肥満度を算出する。ステップＳ６においては、前
記算出された体脂肪率を予め記憶しておいた過去のデー
タと比較して、その増減変化を算出する。ここにおいて
比較する過去のデータとしては、前回のデータのみを用
いることもできるが、過去の複数回の平均データを用い
ることもできる。ステップＳ７においては、過去のデー
タとの増減変化Δｎをしきい値＋ｘ，＋ｙ，＋ｚ，−
ｘ，−ｙ，−ｚと比較する。そして、以下のようにし
て、表示すべき矢印のパターンを決定する。 ＋ｙ＜増減率≦＋ｚ の場合は 矢印パターンＥ２ ＋ｘ＜増減率≦＋ｙ の場合は 矢印パターンＥ１ −ｘ＜増減率≦＋ｘ の場合は 矢印パターンＥ０ −ｙ＜増減率≦−ｘ の場合は 矢印パターンＥ３ −ｚ＜増減率≦−ｙ の場合は 矢印パターンＥ４
ダンスと体重データ及び性別・身長・年齢等の個人デー
タを用いて、所定の変換式に基づいて体脂肪率，体脂肪
重量，肥満度を算出する。ステップＳ６においては、前
記算出された体脂肪率を予め記憶しておいた過去のデー
タと比較して、その増減変化を算出する。ここにおいて
比較する過去のデータとしては、前回のデータのみを用
いることもできるが、過去の複数回の平均データを用い
ることもできる。ステップＳ７においては、過去のデー
タとの増減変化Δｎをしきい値＋ｘ，＋ｙ，＋ｚ，−
ｘ，−ｙ，−ｚと比較する。そして、以下のようにし
て、表示すべき矢印のパターンを決定する。 ＋ｙ＜増減率≦＋ｚ の場合は 矢印パターンＥ２ ＋ｘ＜増減率≦＋ｙ の場合は 矢印パターンＥ１ −ｘ＜増減率≦＋ｘ の場合は 矢印パターンＥ０ −ｙ＜増減率≦−ｘ の場合は 矢印パターンＥ３ −ｚ＜増減率≦−ｙ の場合は 矢印パターンＥ４
【００１６】ステップＳ８においては、体重，体脂肪
率，体脂肪重量，肥満度の全てもしくは指定したデータ
を表示するが、体重、体脂肪率、もしくは肥満度を表示
する場合には、表示手段５を制御することによって、ス
テップＳ７にて決定された矢印パターンも表示する。例
えば、体重が過去のデータより若干増えている場合には
図４に示したように、体重値63.2Ｋｇとともに、右上が
りの矢印パターンＥ１が表示される。また、体脂肪率が
過去のデータよりかなり増えている場合には図５に示し
たように、体脂肪率25.7％とともに、右上がりの矢印パ
ターンＥ２が表示される。このとき、バーコード表示す
るためのセグメント群Ｆも表示される。そして、測定と
表示が終了した後に、ステップＳ９において電源をオフ
にする。
率，体脂肪重量，肥満度の全てもしくは指定したデータ
を表示するが、体重、体脂肪率、もしくは肥満度を表示
する場合には、表示手段５を制御することによって、ス
テップＳ７にて決定された矢印パターンも表示する。例
えば、体重が過去のデータより若干増えている場合には
図４に示したように、体重値63.2Ｋｇとともに、右上が
りの矢印パターンＥ１が表示される。また、体脂肪率が
過去のデータよりかなり増えている場合には図５に示し
たように、体脂肪率25.7％とともに、右上がりの矢印パ
ターンＥ２が表示される。このとき、バーコード表示す
るためのセグメント群Ｆも表示される。そして、測定と
表示が終了した後に、ステップＳ９において電源をオフ
にする。
【００１７】本発明の表示制御方法によれば、上述した
ような矢印パターンの制御だけでなく、種々の制御方法
が可能である。そのような表示パターンの制御方法の他
の形態を図６に示して説明する。まず、図６の（Ａ）に
示したように、隣接する矢印パターンを交互に点滅させ
ることによって、それらの境界であることを示してもよ
い。また、図６の（Ｂ）に示したように、一つの矢印パ
ターンを点灯させるともに、その隣接する矢印パターン
を点滅させることによって、どちらに近いかを示しても
よい。また、図６の（Ｃ）に示したように、一つの矢印
パターンの長さを変えて点灯させることによって、その
矢印パターンに相当する程度にどれだけ近いかを示して
もよい。また、図６の（Ｄ）に示したように、一つの矢
印パターンの幅を変えて点灯させることによって、その
矢印パターンに相当する程度にどれだけ近いかを示して
もよい。
ような矢印パターンの制御だけでなく、種々の制御方法
が可能である。そのような表示パターンの制御方法の他
の形態を図６に示して説明する。まず、図６の（Ａ）に
示したように、隣接する矢印パターンを交互に点滅させ
ることによって、それらの境界であることを示してもよ
い。また、図６の（Ｂ）に示したように、一つの矢印パ
ターンを点灯させるともに、その隣接する矢印パターン
を点滅させることによって、どちらに近いかを示しても
よい。また、図６の（Ｃ）に示したように、一つの矢印
パターンの長さを変えて点灯させることによって、その
矢印パターンに相当する程度にどれだけ近いかを示して
もよい。また、図６の（Ｄ）に示したように、一つの矢
印パターンの幅を変えて点灯させることによって、その
矢印パターンに相当する程度にどれだけ近いかを示して
もよい。
【００１８】なお、過去のデータとしては、内蔵メモリ
に記憶させておいた前回の一回分のデータを用いても良
いが、過去の複数回分のデータの平均値等のデータを用
いてもよい。
に記憶させておいた前回の一回分のデータを用いても良
いが、過去の複数回分のデータの平均値等のデータを用
いてもよい。
【００１９】また、過去のデータとの比較結果に応じて
体脂肪率等の健康管理指標データもしくは矢印パターン
の表示色および／または背景表示色を制御してもよい。
さらにまた、過去のデータとの比較結果に応じて体脂肪
率等の健康管理指標データもしくは矢印パターンの表示
色および／または背景表示色の明暗を制御してもよい。
さらにまた、過去のデータとの比較結果に応じて音響信
号を発生する音響出力手段を備えてもよい。この音響出
力手段としては、スピーカやブザーを用いることができ
る。
体脂肪率等の健康管理指標データもしくは矢印パターン
の表示色および／または背景表示色を制御してもよい。
さらにまた、過去のデータとの比較結果に応じて体脂肪
率等の健康管理指標データもしくは矢印パターンの表示
色および／または背景表示色の明暗を制御してもよい。
さらにまた、過去のデータとの比較結果に応じて音響信
号を発生する音響出力手段を備えてもよい。この音響出
力手段としては、スピーカやブザーを用いることができ
る。
【００２０】以上においては、バックライトを備えた液
晶表示装置を例にとって説明したが、カラー表示可能な
発光ダイオード等を用いた自己発光型表示手段を用いて
矢印パターンを表示させることもできる。また、機械的
に矢印パターンを回動させてもよい。
晶表示装置を例にとって説明したが、カラー表示可能な
発光ダイオード等を用いた自己発光型表示手段を用いて
矢印パターンを表示させることもできる。また、機械的
に矢印パターンを回動させてもよい。
【００２１】このようにして、図１に示したような脂肪
計によれば、体脂肪率の数値を表示するだけでなく、過
去のデータに対する増減の程度を角度情報を持った矢印
パターン等で表示するので、数値を読まなくても過去の
データに対する増減の程度を、多少離れた位置からでも
速やかに且つ間違いなく視認することができる。従っ
て、従来の数値だけの表示やレベルメータ的な表示やイ
ラストパターンを変える等の表示方法に比較して、大変
優れた視認性が得られるのである。
計によれば、体脂肪率の数値を表示するだけでなく、過
去のデータに対する増減の程度を角度情報を持った矢印
パターン等で表示するので、数値を読まなくても過去の
データに対する増減の程度を、多少離れた位置からでも
速やかに且つ間違いなく視認することができる。従っ
て、従来の数値だけの表示やレベルメータ的な表示やイ
ラストパターンを変える等の表示方法に比較して、大変
優れた視認性が得られるのである。
【００２２】なお、以上の脂肪計は、体重を測定する機
能を具備した体重脂肪計を例にとったものであるが、指
で挟んで身体インピーダンスを測定する方式の脂肪計、
両手で持って身体インピーダンスを測定する手持ち式の
脂肪計、手と足との間で身体インピーダンスを測定する
方式の脂肪計等、種々の形態の脂肪計の表示手段に採用
することができる。なお、健康管理指標データとして
は、体重、体脂肪率、血圧、体温、ＢＭＩ、ＬＢＭ、脈
拍等の種々の指標を用いることができる。従って、本発
明の表示制御方法は、脂肪計に限らず、体重計、ＢＭＩ
測定装置、ＬＢＭ測定装置、血圧計、体温計、脈拍測定
装置等の種々の測定装置の表示手段に採用することがで
きるのである。
能を具備した体重脂肪計を例にとったものであるが、指
で挟んで身体インピーダンスを測定する方式の脂肪計、
両手で持って身体インピーダンスを測定する手持ち式の
脂肪計、手と足との間で身体インピーダンスを測定する
方式の脂肪計等、種々の形態の脂肪計の表示手段に採用
することができる。なお、健康管理指標データとして
は、体重、体脂肪率、血圧、体温、ＢＭＩ、ＬＢＭ、脈
拍等の種々の指標を用いることができる。従って、本発
明の表示制御方法は、脂肪計に限らず、体重計、ＢＭＩ
測定装置、ＬＢＭ測定装置、血圧計、体温計、脈拍測定
装置等の種々の測定装置の表示手段に採用することがで
きるのである。
【００２３】
【発明の効果】本発明の請求項１によれば、健康管理指
標データを比較データと比較して、過去のデータとの比
較結果に応じて、角度情報を持った表示パターンを表示
するので、数値や目盛りを読み取ることなく、その角度
情報によって健康管理指標データの変化の程度を認識す
ることができるので、優れた視認性が得られる。請求項
２によれば、色の変化も加えることにより、さらに視認
性をよくした。請求項３によれば、明暗の変化も加える
ことにより、さらに視認性をよくした。請求項４によれ
ば、ブザーやスピーカからの音によっても増減の程度を
示すので視覚と聴覚で認識することができる。請求項５
の脂肪計によれば、体脂肪率を過去のデータと比較し
て、過去のデータに対する増減データの大小に応じた角
度情報を持った表示パターンを表示するので、体脂肪率
の変化が少ないのか多いのか、また、増えているのか減
っているのか等の情報を一目瞭然で視認することが可能
となった。
標データを比較データと比較して、過去のデータとの比
較結果に応じて、角度情報を持った表示パターンを表示
するので、数値や目盛りを読み取ることなく、その角度
情報によって健康管理指標データの変化の程度を認識す
ることができるので、優れた視認性が得られる。請求項
２によれば、色の変化も加えることにより、さらに視認
性をよくした。請求項３によれば、明暗の変化も加える
ことにより、さらに視認性をよくした。請求項４によれ
ば、ブザーやスピーカからの音によっても増減の程度を
示すので視覚と聴覚で認識することができる。請求項５
の脂肪計によれば、体脂肪率を過去のデータと比較し
て、過去のデータに対する増減データの大小に応じた角
度情報を持った表示パターンを表示するので、体脂肪率
の変化が少ないのか多いのか、また、増えているのか減
っているのか等の情報を一目瞭然で視認することが可能
となった。
【図１】本発明にかかる脂肪計の実施の形態のブロック
図である。
図である。
【図２】図１の脂肪計の表示セグメントの例を示す図で
ある。
ある。
【図３】図１の脂肪計の基本的なフローチャートであ
る。
る。
【図４】図１の脂肪計の表示例を示す図である。
【図５】図１の脂肪計の別の表示例を示す図である。
【図６】種々の表示パターンの例を示す図である。
【図７】従来の表示例を示す図である。
【図８】従来の表示例を示す図である。
１ 体重測定部 ２Ｒ 右足用電極部 ２Ｌ 左足用電極部 ３ 入力部 ４ 演算部 ５ 表示手段 Ｅ セグメント群
Claims (5)
- 【請求項１】体重、体脂肪率、血圧、体温、ＢＭＩ、Ｌ
ＢＭ、脈拍等の健康管理指標データが入力される入力手
段と、これらの健康管理指標データを過去のデータと比
較して比較結果を出力する比較手段と、その比較結果と
入力された健康管理指標データとを表示する表示手段と
を備えた表示装置の表示制御方法において、前記表示手
段には、前記比較結果に応じた角度情報を持った表示パ
ターンを表示させることを特徴とする健康管理指標デー
タの表示制御方法。 - 【請求項２】比較結果に応じて健康管理指標データの表
示色および／または背景表示色が制御されていることを
特徴とする請求項１に記載の健康管理指標データの表示
制御方法。 - 【請求項３】比較結果に応じて健康管理指標データの表
示色および／または背景表示色の明暗が制御されている
ことを特徴とする請求項１に記載の健康管理指標データ
の表示制御方法。 - 【請求項４】比較結果に応じて音響信号を発生する音響
出力手段を備えていることを特徴とする請求項１、２、
３の何れか１項に記載の健康管理指標データの表示制御
方法に用いる健康管理指標データの表示制御装置。 - 【請求項５】踏み台に乗った被測定者の体重を検出する
体重測定部と、被測定者の足の裏と電気的に接触しうる
少なくとも一対の電極が表面に形成されている電極部
と、電極に接触している足の裏を介して被測定者のイン
ピーダンスを測定するインピーダンス測定部と、被測定
者の性別・年齢・身長等の身体的特徴情報を含む個人デ
ータを入力する入力部と、インピーダンス測定部から得
られたインピーダンス信号と体重測定部から得られた荷
重信号と入力された個人データとに基づいて被測定者の
体内の体脂肪率および／または体脂肪重量を算出する演
算部と、算出された体内の体脂肪率および／または体脂
肪重量を表示する表示手段とを備えた脂肪計において、
前記演算部において算出された体脂肪率を過去のデータ
と比較して過去のデータに対する増減データを出力する
比較手段と、前記出力された増減データの大小に応じた
角度情報を持った表示パターンを生成する表示パターン
生成手段と、前記生成された表示パターンを表示する表
示手段と、を備えていることを特徴とする脂肪計。
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