JP2002165433A - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JP2002165433A JP2000354010A JP2000354010A JP2002165433A JP 2002165433 A JP2002165433 A JP 2002165433A JP 2000354010 A JP2000354010 A JP 2000354010A JP 2000354010 A JP2000354010 A JP 2000354010A JP 2002165433 A JP2002165433 A JP 2002165433A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コアおよびテーブルの熱変形をなくし、高精度
で信頼性の高いリニアモータを提供する。 【解決手段】交互に磁極が異なる複数の永久磁石を配置
した固定子4と、固定子4と磁気的空隙を介して配置さ
れると共にスロット8Aを有するコア8に複数のコイル
0を巻装してなる電機子を構成する可動子5とを備えた
リニアモータ3において、可動子5と負荷を搭載するテ
ーブル10の間に冷媒通路13を有した冷却ユニット1
2を設け、可動子5には、固定子4と磁気的空隙を介し
て対向する面に直交する方向の面に薄型のシート状ヒー
トパイプ14を設け、シート状ヒートパイプ14の受熱
部を可動子5の表面に、放熱部の一部を冷却ユニット1
2に接触させた。これにより、電機子の発生熱がシート
状ヒートパイプ14により効率的に除去され、コア8、
テーブル10への伝熱、熱変形が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機の送り機構
や半導体製造装置の位置決め装置に用いられると共に、
界磁極と電機子の何れか一方を固定子に、他方を可動子
として相対的に移動するようにしたリニアモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機の送り機構や半導体製造装
置の位置決め装置に用いられると共に、界磁極と電機子
の何れか一方を固定子に、他方を可動子として相対的に
移動するようにしたリニアモータは、図6のようになっ
ている。なお、図6は従来のリニアモータの正断面図で
ある。ここでは、従来技術並びに後述する本発明とも併
せて、電機子を可動子とするムービングコイル型リニア
モータの例を用いて説明する。図において、1は固定
台、2はリニアガイドであって、固定台1上で左右両端
に設けたガイドレール2Aと、ガイドレール2Aと対で
リニアガイドを構成するスライダ2Bより構成されてい
る。3はリニアモータ、4は固定子、5は可動子、6は
固定台1に互いに対向して固定された平板状の界磁ヨー
ク、7は界磁ヨーク6上に沿って(紙面と垂直方向)交
互に磁極が異なるように複数配設した永久磁石であっ
て、界磁ヨーク6と永久磁石7とよりなる界磁極で固定
子4を構成している。8は永久磁石7と磁気的空隙を介
して対向して設けられ、かつ、電磁鋼板を永久磁石7の
高さ方向に積層してなるコア、9はコア8のスロット8
Aの内部に巻装してなるコイルで、図示しない樹脂モー
ルドで固着しており、コア8とコイル9とよりなる電機
子で可動子5を構成している。10は負荷を搭載するた
めのテーブルであり、コア8をテーブル10に固定する
際には、コア8に設けた貫通穴8Bに締結ボルト11を
通した後、テーブル10に設けた雌ねじ部10Cに締結
ボルト11をねじ込み、コア8とテーブル10を締結す
るようになっている。このようなリニアモータ3は、各
永久磁石7がコイル9の両側を挟み込むように設けられ
ると共に、永久磁石7の磁力線がコイル9を貫通する構
造,いわゆる磁束貫通型構造であるため、永久磁石7と
コイル9の間に吸引力が生じることなく、テーブルに横
方向の力が加わらない構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来技術で
は、図示したムービングコイル型のリニアモータ3にお
いて、モータの推力を上げるために、図示しない電源か
らコイル9に駆動電流を供給し続けると、コイル9の内
部抵抗の増大により温度が上昇して発熱量が増加する。
このため、コイル9からの発熱は、コア8を介してコア
8の上部に固定されたテーブル10に伝熱し、コア8お
よびテーブル10の熱変形を生じさせるという問題があ
った。特に、コア8の固定台1に面した部分では、時間
の経過に伴い、コイルの温度が上昇していくにしたがっ
て、長手方向に向かって生じる熱変形による反りが大き
い。また、このようなムービングコイル型のリニアモー
タの他、界磁極を可動子とするムービングマグネット型
のリニアモータ(図示せず)の場合においても以下の共
通した問題があった。 (1)リニアモータ3のコイル9の発熱が大きいと、コ
ア8の永久磁石7の磁石列と対向する方向の変形も大き
くなり、コイル9と永久磁石7間の磁気的空隙が変動を
起こしたりするので、コギング推力が発生する。その結
果、コギング推力が大きくなると、リニアモータ3の走
行性能を悪化させ、特に加工精度に大きく影響を与えて
いた。 (2)他方のテーブル10への伝熱に伴う熱変形は、テ
ーブル10に取り付けたスライダ2Bや図示しないリニ
アエンコーダに用いるスケール等に悪影響を与え、位置
決め精度の誤差を生じることから、高精度な位置決めを
実現することが困難であった。 (3)リニアモータ3は、コイル9の温度上昇の影響に
伴って、コイル9を覆っている樹脂モールド(図示せ
ず)に熱変形が生じ、これにより樹脂モールドの破損が
生じた。 (4)例えば、リニアモータ3を真空環境中で使用する
場合に、樹脂モールドの破損が起こると、リニアモータ
3は、樹脂モールドの表面から発生するガスにより発塵
量が増大して、真空環境を悪化させることから、信頼性
に欠けていた。 本発明は、上記問題を解決するためになされたものであ
り、コアおよびテーブルの熱変形をなくし、高精度でし
かも信頼性の高いリニアモータを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、請求項1の本発明は、界磁ヨークに沿って交互に磁
極が異なる複数の永久磁石を配置した界磁極と、前記界
磁極と磁気的空隙を介して配置されると共にスロットを
有するコアに複数のコイルを巻装してなる電機子と、前
記界磁極と前記電機子の何れか一方を固定子に、他方を
可動子として、前記可動子を前記固定子の長手方向に沿
って相対的に移動するようにしたリニアモータにおい
て、前記可動子には、負荷を搭載するためのテーブルが
備えられており、前記可動子と前記テーブルの間には、
内部に冷媒を流通させるための冷媒通路を有した冷却ユ
ニットが設けられてあり、前記可動子には、前記固定子
と磁気的空隙を介して対向する面に直交する方向の面に
薄型のシート状ヒートパイプが設けられており、前記シ
ート状ヒートパイプの受熱部を前記可動子の表面に、放
熱部の一部を前記冷却ユニットに接触させたものであ
る。請求項2の本発明は、請求項1に記載のリニアモー
タにおいて、前記シート状ヒートパイプは、内部に蛇行
した中空状の細管を多数並べた構造を有するものであ
る。請求項3の本発明は、請求項1または2に記載のリ
ニアモータにおいて、前記シート状ヒートパイプは、前
記可動子の表面に樹脂モールドにより一体に固着したも
のである。請求項4の本発明は、請求項1〜3までの何
れか1項に記載のリニアモータにおいて、前記冷却ユニ
ットは、前記可動子または前記テーブルに対して、自在
に取り外しできるよう、締結ボルトにより固定したもの
である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は、本発明の実施例を示すリニアモ
ータであって、図2のA―A線に沿う正断面図である。
図2は、図1におけるリニアモータの全体斜視図であっ
て,テーブル、リニアガイドおよび固定台を取り外した
状態を示したものである。図3は、図2のリニアモータ
の冷却ユニットおよび電機子を上方から見た平面図であ
って、その内部を透視したものである。図4は図3のリ
ニアモータの冷却ユニットおよび電機子部を矢視B方向
から見た側面図であって、その内部を透視したものであ
る。なお、本発明の構成要素において、従来と同じ構成
要素のものについては、同じ符号を付して説明を省略
し、異なる点のみ説明する。図において、12は冷却ユ
ニット、13は冷媒通路、13Aは冷媒入口、13Bは
冷媒出口、14はシート状ヒートパイプ、15は樹脂モ
ールドである。本発明が従来と異なる点を、以下のとお
りである。可動子5である電機子とテーブル10の間
に、内部に冷媒を流通させるための冷媒通路13を有し
た冷却ユニット12が設けられた点である。冷媒通路1
3は、冷却ユニット12の長手方向に向かって冷媒を流
すように、冷却ユニット12の一方端に冷媒入口13A
が配設され、他方端に冷媒出口13Bが配設されてい
る。また、冷却ユニット12は、テーブル10に対して
自在に取り外しできるよう、テーブル10に設けた貫通
穴10Aに締結ボルト16を通した後、冷却ユニット1
2の雌ねじ部12Aに締結ボルト16をねじ込んでテー
ブル10の凹部10Bを固定する構成となっている。さ
らに冷却ユニット12は、可動子5に対して自在に取り
外しできるよう、コア8の貫通穴8Bに締結ボルト11
を通した後、冷却ユニット12の雌ねじ部12Aに締結
ボルト11をねじ込んで可動子5を固定する構成となっ
ている。可動子5には、固定子である永久磁石7の磁石
列と磁気的空隙を介して対向する面に直交する方向の面
に、受熱部と放熱部を有し、かつ、薄型で折り曲げ自在
のシート状ヒートパイプ14が設けられている。図2、
図4に示すように、シート状ヒートパイプ14を略L字
状に折り曲げており、シート状ヒートパイプ14の受熱
部を電機子の表面に接触させ、放熱部の一部を冷却ユニ
ット12に接触させている。当該ヒートパイプは、受熱
部と放熱部の設置方向を限定することなく、あらゆる設
置方向に取り付けることができるものとなっている。次
に、上記シート状ヒートパイプ14の内部構造を具体的
に説明する。図5はシート状ヒートパイプの全体斜視図
であり、内部を透視したものである。このシート状ヒー
トパイプ14は、熱伝導の良い金属製の薄板部材の内部
に蛇行した中空状の細管14Aが多数並ぶ構造とし、フ
ロン等の液相作動液と気相作動液からなる二相の作動液
が細管14Aに封入されたものである。シート状ヒート
パイプ14を電機子に固着する際は、図5に示すシート
状ヒートパイプ14の受熱部14Bを略L状に折り曲げ
て、図4に示す電機子の表面、すなわち、コア8あるい
はコイルエンド9Aの外部に露出した部分を覆うように
配設して樹脂モールド15で一体に固着する。この時、
シート状ヒートパイプ14の放熱部14Cは、冷却ユニ
ット12に接触させるために、電機子の端面の先端から
突出するように配置すると良い、
【0006】次に、リニアモータの動作を説明する。上
記のような構成において、図示しない電源から駆動電流
をコイル9に供給すると、可動子5が一定推力を発生す
ると共に、コイル9は内部抵抗により発熱を起こす。コ
イル9で発生した熱はシート状ヒートパイプ14の受熱
部14Bに伝わり、この受熱部14Bで熱を吸収すると
激しい核沸騰を発生する。核沸騰の断続による圧力波が
振動波となって蛇行した細管14Aに封入された作動液
に振動を引き起こし、作動液の振動により放熱部14C
に大量の熱が伝わる。そして、シート状ヒートパイプ1
4の放熱部14Cに伝熱した熱は冷却ユニット12の内
部に設けた冷媒通路13に伝わる。この冷媒通路13の
冷媒入口13Aに供給された冷媒が図示の矢印のごとく
冷媒出口13Bに向かって流れ、電機子部で発生した熱
が冷媒によって取り去られ、熱交換される。結果とし
て、コイル9で発生した熱が効率よく冷却ユニット12
で放熱され、コイル9の温度上昇が抑制されることで、
テーブル10側へ伝熱されるとなく、テーブル10への
伝熱、熱変形を抑制できる。
【0007】したがって、本発明は、可動子5である電
機子の上部に負荷を搭載するためのテーブル10を設
け、可動子5とテーブル10の間に内部に冷媒を流通さ
せるための冷媒通路13を有した冷却ユニット12を設
けると共に、電機子には固定子4である永久磁石7の磁
石列と対向する面に直交する方向の面に薄型のシート状
ヒートパイプ14を設けて、シート状ヒートパイプ14
の受熱部14Bを電機子の表面に、放熱部14Cの一部
を冷却ユニット12に接触したので、例えば、可動子を
高推力で移動させる場合に発生する電機子部の熱をシー
ト状ヒートパイプ14と冷媒通路13によって効率的に
除去することができる。その結果、電機子部の発熱をテ
ーブル10へ伝熱することなく、電機子部およびテーブ
ル10の熱変形を抑制することができると共に、コア8
の長手方向の反りを防ぐことができる。また、コイル9
と永久磁石7間の磁気的空隙が変動を起こすこともなく
なるので、コギング推力の発生を抑え、高精度位置決め
可能なリニアモータを提供することができる。そして、
テーブル10への伝熱に伴う熱変形もなくなるので、リ
ニアガイド2やリニアスケール等の位置決め精度の誤差
に影響を及ぼすこともなくなり、高精度位置決め可能な
リニアモータを提供することができる。それから、コイ
ル9の温度上昇を抑えることが出来るため、コイル9を
覆っている樹脂モールド15の熱変形による破損を防止
することができるため、例えば、リニアモータを真空環
境中で使用する場合でも、樹脂モールド15の表面から
のガス発生を防止することができ、信頼性の高いリニア
モータを提供することができる。また、本発明は、シー
ト状ヒートパイプ14を、内部に蛇行した中空状の細管
14Aを多数並べた構造としたので、小型の割には熱伝
導率が極めて高く、熱の移動が迅速にできる。さらに、
本発明は、シート状ヒートパイプ14を、可動子5の表
面に樹脂モールド15により一体に固着したので、容易
にシート状ヒートパイプ14を可動子5の表面に固定す
ることができる。またさらに、本発明は、冷却ユニット
12を、可動子5またはテーブル10に対して、自在に
取り外しできるよう、締結ボルト11、16により固定
してあるので、可動子5、テーブル10との組立、分解
が簡単で、手間とコストがかからなくなる。なお、本実
施例では、コイルの両側に永久磁石を配置した磁束貫通
型構造のリニアモータの例を用いて説明したが、コイル
の片側に永久磁石を配置する、いわゆるギャップ対向型
構造のリニアモータにおいても本発明に同様に適用する
ことができる。
【0008】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は以下の効果
がある。 (1)請求項1にかかる本発明によれば、可動子である
電機子の上部に負荷を搭載するためのテーブルを設け、
可動子とテーブルの間に内部に冷媒を流通させるための
冷媒通路を有した冷却ユニットを設けると共に、電機子
には固定子である永久磁石の磁石列と対向する面に直交
する方向の面に薄型のシート状ヒートパイプを設けて、
シート状ヒートパイプの受熱部を電機子の表面に、放熱
部の一部を冷媒通路に接触したので、例えば、可動子を
高推力で移動させる場合に発生する電機子部の熱をシー
ト状ヒートパイプと冷媒通路によって効率的に除去する
ことができる。その結果、電機子部の発熱をテーブルへ
伝熱することなく、電機子部およびテーブルの熱変形を
抑制することができると共に、コアの長手方向の反りを
防ぐことができる。また、コイルと永久磁石間の磁気的
空隙が変動を起こすこともなくなるので、コギング推力
の発生を抑え、高精度位置決め可能なリニアモータを提
供することができる。さらに、テーブルへの伝熱に伴う
熱変形もなくなるので、リニアガイドやリニアスケール
等の位置決め精度の誤差に影響を及ぼすこともなくな
り、高精度位置決め可能なリニアモータを提供すること
ができる。またさらに、コイルの温度上昇を抑えること
が出来るため、コイルを覆っている樹脂モールドの熱変
形による破損を防止することができるため、例えば、リ
ニアモータを真空環境中で使用する場合でも、樹脂モー
ルドの表面からのガス発生を防止することができ、信頼
性の高いリニアモータを提供することができる。請求項
2にかかる本発明によれば、シート状ヒートパイプを、
内部に蛇行した中空状の細管を多数並べた構造としたの
で、小型の割には熱伝導率が極めて高く、熱の移動が迅
速にできる。請求項3にかかる本発明によれば、シート
状ヒートパイプは、可動子の表面に樹脂モールドにより
一体に固着したので、容易にシート状ヒートパイプを可
動子の表面に固定することができる。請求項4にかかる
本発明によれば、冷却ユニットは、可動子またはテーブ
ルに対して、自在に取り外しできるよう、締結ボルトに
より固定してあるので、可動子、テーブルとの組立、分
解が簡単で、手間とコストがかからなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すリニアモータであって、
図2のA―A線に沿う正断面図である。
【図2】図1におけるリニアモータの全体斜視図であっ
て,テーブル、リニアガイドおよび固定台を取り外した
状態を示したものである。
【図3】図2のリニアモータの冷却ユニットおよび電機
子を上方から見た平面図であって、その内部を透視した
ものである。
【図4】図3のリニアモータの冷却ユニットおよび電機
子部を矢視B方向から見た側面図であって、その内部を
透視したものである。
【図5】シート状ヒートパイプの全体斜視図であり、内
部を透視したものである。
【図6】従来のリニアモータの正断面図である。
【符号の説明】
1:固定台 2:リニアガイド 2A:ガイドレール 2B:スライダ 3:リニアモータ 4:固定子(界磁部) 5:可動子(電機子部) 6:界磁ヨーク 7:永久磁石 8:コア 8A:スロット 8B:貫通穴 9:コイル 9A:コイルエンド 10:テーブル 10A:雌ねじ部 10B:凹部 11、16:締結ボルト 12:冷却ユニット 12A:雌ねじ部 13:冷媒通路 13A:冷媒入口 13B:冷媒出口 14:シート状ヒートパイプ 14A:細管 14B:受熱部 14C:放熱部 15:樹脂モールド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H609 BB08 PP09 QQ10 QQ23 RR26 RR37 RR61 RR62 RR74 5H641 BB06 BB18 BB19 GG02 GG03 GG04 GG08 GG11 HH02 HH03 HH05 HH06 HH08 JB03 JB05 JB09 JB10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】界磁ヨークに沿って交互に磁極が異なる複
    数の永久磁石を配置した界磁極と、前記界磁極と磁気的
    空隙を介して配置されると共にスロットを有するコアに
    複数のコイルを巻装してなる電機子と、前記界磁極と前
    記電機子の何れか一方を固定子に、他方を可動子とし
    て、前記可動子を前記固定子の長手方向に沿って相対的
    に移動するようにしたリニアモータにおいて、 前記可動子には、負荷を搭載するためのテーブルが備え
    られており、 前記可動子と前記テーブルの間には、内部に冷媒を流通
    させるための冷媒通路を有した冷却ユニットが設けられ
    てあり、 前記可動子には、前記固定子と磁気的空隙を介して対向
    する面に直交する方向の面に薄型のシート状ヒートパイ
    プが設けられており、 前記シート状ヒートパイプの受熱部を前記可動子の表面
    に、放熱部の一部を前記冷却ユニットに接触させたこと
    を特徴とするリニアモータ。
  2. 【請求項2】前記シート状ヒートパイプは、内部に蛇行
    した中空状の細管を多数並べた構造を有するものである
    ことを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
  3. 【請求項3】前記シート状ヒートパイプは、前記可動子
    の表面に樹脂モールドにより一体に固着してあることを
    特徴とする請求項1または2に記載のリニアモータ。
  4. 【請求項4】前記冷却ユニットは、前記可動子または前
    記テーブルに対して、自在に取り外しできるよう、締結
    ボルトにより固定してあることを特徴とする請求項1〜
    3までの何れか1項に記載のリニアモータ。
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