JP2002164107A - モジュラープラグおよびケーブルをそれに結合する方法 - Google Patents

モジュラープラグおよびケーブルをそれに結合する方法

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 知られているタイプであるが、高速データ伝
送の適用例で使用される、漏話の減少したケーブルへの
接続を達成するように構成されるときに、その製造コス
トが劇的に低いモジュラープラグを提供すること。 【解決手段】 遠隔通信用モジュラープラグ、および撚
り線対ワイヤを持つケーブルをそれに接続する方法。プ
ラグは、ケーブルワイヤの捻られていない裸の部分を、
溝5を持つプラグ接触端に案内するように構成された、
ワイヤ受容可能な空洞1を有するハウジングを有する。
溝は、プラグの接触端子を構成するワイヤの真直ぐな裸
の部分8を受けるように構成されている。好ましい実施
形態では、ハウジングは固定部分9と脱着可能部分10
とを含む。固定部分はプラグハウジング空洞1の上部壁
3を備え、脱着可能部分はこの空洞の下部壁2を備え、
捻られていないワイヤ端部は、これら2つの壁の間で保
持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のワイヤを有
するケーブル用の、モジュラープラグに関する。プラグ
は、ケーブルワイヤの端部を前記モジュラープラグの接
触端に案内するように構成されたワイヤ受容可能な空洞
(receivable cavity)を持つハウジ
ングを有する。
【0002】
【従来の技術】このようなモジュラープラグは従来技術
で一般に知られており、例えば遠隔通信システムおよび
データ相互接続(data interconnect
ion)システムで広く使用されている規格化されたR
J45[レジスタジャック]データ伝送プラグである。
この種のプラグに共通の問題は、製造コストをできるだ
け低くしながら絶えず増加するデータ伝送速度を満足す
ることである。この目的のために、また多くの適用例
(LAN(ローカルエリアネットワーク)のカテゴリ
6、カテゴリ7等)で望まれる、ある標準値の要求する
データ伝送速度を達成するために、モジュラープラグの
設計は絶えず改良されている。これらの改良の1つは、
例えばBofillらによる、「Modular pl
ug forhigh speed data tra
nsmission」という名称の欧州特許出願EP−
A2−0 716 477に記載されている。そこで
は、プラグの空洞内に挿入されるようなワイヤホルダが
提供されている。撚り線対のワイヤを所定の順序で配置
し保持するために、またプラグ内に挿入したときに、プ
ラグコンタクトがワイヤと接続できる接触領域に近接し
た位置にワイヤの端部を持ってくるために、ワイヤホル
ダが使用される。プラグコンタクトは、絶縁体貫通部分
を備え、その撚り導線と接触するために、この貫通部分
を押し込んでワイヤの絶縁材を貫通させる。
【0003】この知られているプラグでは、ワイヤ対は
ワイヤホルダ内で捻られた状態を維持しており、真直ぐ
な、または捻られていないワイヤ端部の長さは、できる
限り短い。その目的は、導線間の電磁的影響によって起
こる、よく知られている漏話効果(cross tal
k effect)を最小限に抑えることである。しか
し、導線の絶縁体貫通部分は、かなり大きな、互いに対
向した平行板であり、それによってコネクタの品質に悪
い影響を与える望まれない容量性効果(capacit
ive effect)が高く生じる。
【0004】他方で、他の高速データ伝送用データコネ
クタとの比較した利点を保つためには、本モジュラープ
ラグは、かなり低価格で製造する必要がある。
【0005】構成要素の数を減らすことと、それによっ
て医療機器用の電気コネクタの価格を下げることを目的
として、文献US−6 010 371およびUS−5
564 951の両方には、複数のワイヤを有し、ケ
ーブルワイヤの端部をコネクタの接触端に案内するよう
に構成された空洞を持つハウジングを有する電気コネク
タが記述されている。コネクタの接触端は、ワイヤの裸
の端部を受けるように構成された複数の溝を含み、これ
らの裸の端部の部分は導線の接触端子を形成する。
【0006】このタイプのコネクタの問題点は、極めて
高いビットレートの伝送用には構成されていないことで
ある。実際、極めて高いビットレートで使用するコネク
タにとっては、隣接する接触端子間の容量性効果を避け
ることが最も重要である。上記に述べたタイプのコネク
タでは、ワイヤの互いに平行である部分が極めて長いの
で、隣接するワイヤの端部間の容量性効果が増加し、し
たがって極めて高いビットレートでのコネクタの伝送特
性に有害となる。これは、裸のワイヤの接触部分が、ハ
ウジングに入るワイヤの部分と約180°の角度を持つ
ためである。
【0007】それに加えて、ハウジングに入るワイヤの
裸部分に対して180°曲がっている接触部分を受け入
れるために、ハウジングは複雑な成型が必要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、知ら
れているタイプであるが、高速データ伝送の適用例で使
用される、漏話の減少したケーブルへの接続を達成する
ように構成されると同時に、その製造コストが劇的に低
いモジュラープラグを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、前記モジュラープラグの接触端が、前記ワイヤの
裸の端部を受けるように構成された複数の溝を有してお
り、前記裸のワイヤの部分が前記モジュラープラグの接
触端子を形成しており、前記接触端子を形成する前記各
部分と、接触端子を形成する部分とワイヤの絶縁体部分
の間に位置する前記裸の部分との間の角度が90°未満
である、ということにより達成される。
【0010】このようにすると、モジュラープラグの接
触端子を直接画定するケーブルのワイヤ端の裸の部分
は、余分な平行した長さを持たず、したがって従来技術
よりも容量性効果がはるかに限られたものになる。
【0011】それに加えて、このプラグは、従来技術の
ものよりも製造が容易である。
【0012】それに加えて、モジュラープラグの接触端
に直接コンタクトを作成することができる。
【0013】最後に、本発明のプラグは、ワイヤホルダ
も絶縁体貫通部分を持つプラグコンタクトも必要ないの
で費用効果が高い。プラグコンタクトの除去は、モジュ
ラープラグの製造コストを劇的に減少させるだけでな
く、漏話効果も減少させる。実際、絶縁体貫通部分を備
え、狭い間隔で互いに対向しているかなり大きな金属板
で構成されていて、その結果大きなコンデンサが生じる
プラグコンタクトはもはや存在しなくなる。
【0014】さらに、ワイヤ受容可能な空洞は、ワイヤ
の端部をプラグの接触端に案内するために使用するだけ
であるので、望ましくない漏話効果をさらに減らすため
にこの空洞の長さを最小値に減らすことができる。
【0015】本発明の追加の特徴によれば、接触端子を
形成する部分とワイヤの絶縁体部分の間に位置する前記
裸の部分と、前記ワイヤの絶縁体部分との間の角度は9
0°未満である。
【0016】本発明の好ましい実施形態では、前記ハウ
ジングが固定部分と脱着可能な部分を有し、前記固定部
分が、プラグハウジング空洞の第1の壁を有し、前記脱
着可能な部分が、前記第1の壁と対向した、プラグハウ
ジング空洞の第2の壁を有し、前記第1の壁および第2
の壁がワイヤ端部を前記プラグハウジング空洞内へと保
持するために協働するように構成されている。
【0017】このようにして、ケーブルの端部は、脱着
可能な部分をそこに取付ける前に、完全にモジュラープ
ラグに嵌合してプラグの固定部分に配置されるように作
成しておくことができる。これは、何本かの真直ぐなワ
イヤ端をワイヤ受容可能な空洞に滑り込ませ、その後正
確なワイヤの順序を維持するよう注意しながらこれらの
端を溝に押し込んで挿入する方法よりも好ましい。
【0018】本発明の他の特徴的な実施形態は、前記ハ
ウジングがさらに、前記溝とほぼ直交した複数のめくら
穴を備え、前記穴が溝の端部に配置され、裸のワイヤ端
部の先端を受けるように構成されているものである。
【0019】裸のワイヤ端部は、プラグハウジング空洞
とめくら穴の間の溝内にしまり嵌めされることによって
保持される。ワイヤの先端を穴の中に保持することによ
って、これらのワイヤが溝内で動くのを防ぎ、つくられ
た接触端子の品質がそれによって向上する。
【0020】また、本発明の他の特徴的な実施形態は、
ケーブルの各ワイヤが絶縁された一芯の導線であるもの
である。
【0021】一芯の導線は、接触端子を構成するために
その剛性が役に立つので、編組み多芯導線よりも好まし
い。
【0022】本発明の別の目的は、かなり低い漏話効果
を有し、高速での適用例で使用できる配置を提供するた
めに、例えば撚り線対ワイヤによって、本発明によるモ
ジュラープラグにケーブルを結合する費用効果のある方
法を提供することである。
【0023】本発明によれば、この別の目的は、前記方
法が、単一の平面内にケーブルワイヤの端部を配置する
ステップと、所定の長さにわたってワイヤの端部を裸に
し、真直ぐにするステップと、ワイヤの端部を前記モジ
ュラープラグのハウジングのワイヤ受容可能な空洞内に
配置するステップと、裸にしたワイヤの端部を前記モジ
ュラープラグの接触端のワイヤ受け溝内に配置するステ
ップであって、前記裸にしたワイヤ端部の部分が前記モ
ジュラープラグの接触端子を形成しているステップとを
含むということにより達成される。
【0024】従来の金属のプラグコンタクトではなくケ
ーブルのワイヤの裸の端部を接触端子として使用するこ
とによって、装置は比較的に経済的に生産できる。さら
に、知られているプラグコンタクトを構成している大き
な金属板が近接して並置されることから生じる漏話効果
が、排除される。
【0025】本発明の好ましい実施形態では、前記モジ
ュラープラグのハウジングは、固定部分と脱着可能部分
を有し、前記方法は、ワイヤの端部をモジュラープラグ
の前記固定部分の第1の壁に沿って配置するステップ
と、裸のワイヤ端部の縦方向の部分が前記溝の外へ延び
て、モジュラープラグの前記接触端子を形成するように
裸のワイヤ端部を前記ワイヤ受け溝内にしまりばめによ
って配置するステップと、前記ワイヤ端部を、前記第1
の壁および前記第2の壁によって画定されたワイヤ受容
可能な空洞内に保持するために、前記脱着可能な部分に
よって提供される第2の壁が前記ワイヤ端部にもたせて
配置されるように、モジュラープラグの前記固定部分に
前記脱着可能な部分を取り付けるステップとをさらに含
む。
【0026】このようにして、ワイヤ端部は、裸の部分
を溝内に嵌合して、モジュラープラグの固定部分に完全
に嵌合する準備ができる。次の最終ステップは、その後
で位置決めされたワイヤ上に取り外し可能な部分を取り
付けることである。これは、たくさんのワイヤ端部をワ
イヤ受容可能な空洞に挿入し、その後真直ぐなワイヤ端
部を溝に押し込むことよりも容易である。
【0027】本発明の別の特徴的な実施形態は、前記方
法がさらに、裸のワイヤ端部の先端を前記ワイヤ受け溝
に直交するように上向きに曲げるステップと、前記先端
を前記溝の端部に設けられた穴に係合するステップとを
含むことである。
【0028】ワイヤ先端を穴内に保持することによっ
て、裸のワイヤ端部が溝内で動くのを防ぎ、接触端子の
品質は向上する。
【0029】モジュラープラグにケーブルを接続する本
方法は、上記の本発明のモジュラープラグに完全に適合
していることに留意されたい。
【0030】本発明のモジュラープラグとその方法のさ
らなる特徴的な実施形態は、添付の請求項に記載されて
いる。
【0031】請求項中で使用する用語「有する」は、そ
の後に列挙する手段のみに限定されるものと解釈すべき
でないことに留意されたい。すなわち、「手段AとBを
有する装置」という表現の範囲は、構成要素AおよびB
のみで構成される装置に限定されるものではない。本発
明に関しては、それは装置の重要な構成要素がAとBだ
けであることを意味する。
【0032】実施形態についての以下の説明を添付の図
面と併せ参照することによって、本発明の上記その他の
目的および特徴がより明らかになり、本発明自体が最も
よく理解されるであろう。
【0033】
【発明の実施の形態】長手方向の側断面図が図1に示さ
れているモジュラープラグは、規格化されたタイプのR
J45(レジスタ−ドジャック)である。このようなモ
ジュラープラグは、高速データ通信のために構成された
ケーブルの終端として遠隔通信およびコンピュータ相互
接続システムで広く使用されている。プラグはカデゴリ
5、6、および7の標準規格の要件を満たすように設計
されており、ケーブルは、必ずしもその必要はないが、
一般に数本の撚り線対ワイヤを有する。その例は、例え
ば8本のワイヤがそれぞれ2本の捻りワイヤ4対に配列
された、知られているUTP[非遮蔽捻り対]ケーブル
である。以下の説明から明らかになるように、プラグの
接触端子は、協働する受けジャック内に係合するように
構成され、ケーブルの裸の部分または導線自体によって
形成されている。
【0034】モジュラープラグは、下部壁2と上部壁3
の間でケーブルのワイヤ対の捻られない端部を受けるよ
うに構成された受け空洞をもつハウジング1を有する。
プラグハウジング空洞1は、図1の左下の、プラグの接
触端子に向かい、プラグの底部に延びる開口4で終わ
る。図2で見られるように、開口4は、プラグとほぼ同
じ広さであり、一般に図3に示すような壁13によって
互いに分離された、矢印5で示すプラグの底部に位置す
る溝で終わる。溝5は互いに平行であり、開口4から図
1および2の左側のプラグの前端へ延びる。溝5は、プ
ラグの接触部を形成するワイヤの裸の端部14を受ける
ように構成されている。8導線ケーブルの本例では、8
個の溝がプラグの底部に設けられる。壁13は、ワイヤ
の裸の端部14を空洞1内に保持し、かつプラグに挿入
する間に、ジャック(図示せず)の接触部を案内するの
に使用される。
【0035】プラグの前端に近いところの各溝内に、例
えば6のようなめくら穴が作られている。穴は図1およ
び3に対して上向きであり、これらの穴の直径は、裸の
ケーブル導線への挿入に適合するように選択される。
【0036】プラグおよびワイヤを有するアセンブリの
長手方向の断面図を図4に示す。このアセンブリでは、
ケーブルのワイヤは捻れておらず、プラグハウジングま
たはワイヤを受けることが可能な空洞1内に係合する前
に水平面内に配置される。一般に番号7で示される、各
ワイヤの絶縁部分の端部は、空洞の端部と隣接し、ワイ
ヤを受けることが可能な空洞1の境界を定める壁2と壁
3の間で維持される。ワイヤ7の裸の端部14は、空洞
1の端部の開口4内に係合され、壁13間で底の溝5に
導かれる。これらのワイヤの裸の端部の真直ぐな部分8
はその後、溝5にしまりばめによって係合され、その先
端12は、穴6に挿入される。このようにしてワイヤの
真直ぐな裸の部分8は、溝5内で動かなくされる。これ
らのワイヤの真直ぐな裸の部分8は、プラグの接触端子
を形成する。
【0037】本発明によれば、プラグの接触端子を形成
する真直ぐな裸の部分8と、この真直ぐな裸の部分8と
ワイヤの絶縁された部分7の間に位置する裸のワイヤの
部分11との間の角度αは、図4に示すように90°未
満である。これによって、プラグ内で裸のワイヤ端部の
平行部分が長くなりすぎることが回避される。長くなり
すぎると、プラグにおける容量性効果が増大する。互い
に平行である裸のワイヤの長さを最小にするために、角
度αはできる限り小さくすべきであり、真直ぐな裸の部
分8の長さはできる限り短くすべきである。
【0038】このようにして、本発明によるモジュラー
プラグの接触端である、空洞1の下部壁2に直接接触子
が作られる。
【0039】それに加えて、裸の部分14の先端12と
接触端子を形成する真直ぐな裸の部分8との間の角度β
は、90°未満であり、できる限り小さいことが好まし
いが、ワイヤ先端12の穴6内でよりよく保持できるよ
うにするのに十分でなければならない。
【0040】図5、6、および7に示す好ましい実施形
態では、モジュラープラグは固定部分9と脱着可能部分
10によって構成される。プラグ9の固定部分9は、そ
の長手方向の断面図を図5に示すが、プラグハウジング
空洞1の下部壁2以外のプラグのほぼ全てのアイテムを
有する。この下部壁2は、図6に示すようなプラグの脱
着可能部分10に属している。この分割された部分のた
めに、ワイヤはプラグの固定部分9の形状に合うよう前
もって定められている。裸の部分が、プラグの接触端子
を形成するように構成された真直ぐな部分8を持つよう
作成されたワイヤ7を、図7に示す。作成されたケーブ
ルのワイヤをその後、図7と図5の間の矢印で示すよう
にプラグの固定部分9に配置し、ワイヤ先端12を穴6
内に係合する。脱着可能部分10はその後、図4で示さ
れたプラグのように壁3と壁2の間でワイヤの絶縁され
た部分を保持するために、図6と図7の間の矢印で示す
ように固定部分9と接する後方に配置する。この固定部
分と脱着可能部分をもつ構造は、プラグへのケーブルの
組み立てが容易であり、それによって生産性が向上す
る。
【0041】図8に示す(対応する要素に「プライム付
の」参照番号をつけて第1の実施形態のものと区別す
る)別の好ましい実施形態では、空洞1’の開口4’
は、プラグの接触端子を形成するワイヤの部分8’が、
真直ぐな部分11’によってワイヤ7の絶縁された部分
に連接された曲線部分であるものである。本発明によれ
ば、真直ぐな部分11’と曲線部分8’の間の角度α’
は、45°以下であり、少なくとも90°未満である一
方、上記に述べたのと同じ理由により、真直ぐな裸の部
分11’はできるかぎり短い。そのうえ、裸の部分1
4’の先端12と接触端子を形成する真直ぐな裸の部分
11’の間の角度β’は90°未満であり、できる限り
小さいことが好ましいが、それに応じて適切な位置が決
まる穴6内のワイヤの先端12が確実によく保持できる
ようにするのに十分でなければならない。図8のモジュ
ラープラグの残りの部分は図1〜7の主要ななものと変
わっていない。言い換えれば、プラグの下部壁2’を有
する固定部分と脱着可能部分によって構成することもで
きる。
【0042】上記の図1〜8の実施形態で示すような2
部式のモジュラープラグを設ける代わりに、モジュラー
プラグにワイヤ上で直接成型した単一のプラスチック片
を使用することも可能である。このような設計では、他
の実施形態と同様に、ワイヤは裸にされて予備形成され
る。そして、例えば射出成型型内に穴とピンを配置する
ことによって、射出成型型内で正確に平行に配置され
る。その後、モジュラープラグが上に成型される。この
ような製造方法は、製造ステップ数が最小になり、これ
により実行が極めて容易になる。
【0043】各ワイヤは、編組み多芯導線よりは一芯の
導線であることが好ましいことに留意されたい。真直ぐ
なプラグの接触端子を形成するために、必要な剛性をも
たせるためである。
【0044】このように直接ケーブルワイヤによって作
られたプラグコンタクトは、プラグの寿命中、電気的接
触をよりよくするという要求と抵抗が妥当なくらい低い
接触を達成するために、知られている方法でメタライズ
し、コーティングし、かつ/またはめっきしてよいこと
にも留意されたい。
【0045】以上本発明の原理を特定の装置に関して説
明してきたが、この説明は例示的なものにすぎず、添付
の特許請求の範囲で定義する本発明の範囲を限定するも
のではないということをはっきりと理解されたい。
【0046】例えば、本発明のプラグは、複数の撚り線
対ワイヤを有するケーブルや複数の平行な、またはほぼ
平行なワイヤ(同一平面内にあるまたは被覆内で自由に
動く)を有するケーブルを受けるように構成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるモジュラープラ
グの長手方向の断面を示す図である。
【図2】図1のモジュラープラグの底面を示す図であ
る。
【図3】図1のモジュラープラグの前面を示す図であ
る。
【図4】導線が配置された図1のモジュラープラグを示
す図である。
【図5】図1のモジュラープラグの固定部分を示す図で
ある。
【図6】図5の固定部分と協働して使用される脱着可能
部分を示す図である。
【図7】図5および図6のモジュラープラグの固定部分
と脱着可能部分の間に置かれた導線を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態によるモジュラープラ
グの長手方向の断面を示す図である。
【符号の説明】
1、1’ ワイヤ受容可能な空洞 2、2’ 下部壁 3、3’ 上部壁 4 開口 5 溝 6 めくら穴 7 ワイヤの絶縁部分 8 接触端子を形成する真直ぐな部分 8’接触端子を形成する曲線部分 9 固定部分 10 脱着可能部分 11、11’ 真直ぐな部分 12 先端 13 壁 14、14’ 裸の部分

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワイヤを有するケーブル用のモジ
    ュラープラグであって、プラグが、ケーブルワイヤの端
    部を前記モジュラープラグの接触端に向けて案内するよ
    うに構成されたワイヤ受容可能な空洞(1、1’)を持
    つハウジングを有し、前記モジュラープラグの接触端
    が、前記ワイヤの裸の端部を受けるように構成された複
    数の溝(5)を有し、前記裸の端部の部分(8、8’)
    が前記モジュラープラグの接触端子を形成し、 接触端子を形成する前記各部分(8、8’)と、前記接
    触端子を形成する部分(8、8’)とワイヤ(7)の絶
    縁部分の間に位置する前記裸の端部の部分(11、1
    1’)との間の角度(α、α’)が90°未満であるこ
    とを特徴とするモジュラープラグ。
  2. 【請求項2】 前記裸の部分の先端(12)と、前記接
    触端子を形成する部分(8、8’)とワイヤ(7)の絶
    縁部分の間に位置する前記裸の端部の部分(11、1
    1’)との間の角度(β、β’)が90°未満であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のモジュラープラグ。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングが固定部分(9)と脱着
    可能部分(10)を有し、前記固定部分が、プラグハウ
    ジング空洞の第1の壁(3、3’)を有し、前記脱着可
    能部分が、プラグハウジング空洞の第1の壁と対向した
    第2の壁(2、2’)を有し、前記第1および第2の壁
    が、捻られていないワイヤ端部を前記プラグハウジング
    空洞(1、1’)内に保持するために協働するように構
    成されることを特徴とする請求項1または2に記載のモ
    ジュラープラグ。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングが、さらに前記溝(5)
    とほぼ垂直な複数のめくら穴6を有し、前記穴が溝の端
    部に配置され、裸のワイヤ端部の先端を受けるように構
    成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一
    項に記載のモジュラープラグ。
  5. 【請求項5】 ケーブルの各ワイヤ(7)が、絶縁され
    た一芯の導線であることを特徴とする請求項1から4の
    いずれか一項に記載のモジュラープラグ。
  6. 【請求項6】 ワイヤ受け溝(5)が平行であり、前記
    プラグハウジング空洞(1)から前記めくら穴(6)ま
    で延びる裸のワイヤ端部の真直ぐな部分(8)を位置決
    めするように構成されていることを特徴とする請求項1
    から5のいずれか一項に記載のモジュラープラグ。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか一項に記載の
    モジュラープラグにケーブルを結合する方法であって、 単一の平面内にケーブルのワイヤの端を配置するステッ
    プと、 所定の長さにわたってワイヤの端部を裸にし、真直ぐに
    するステップと、 捻られていないワイヤの端部を前記モジュラープラグの
    ハウジングのワイヤ受容可能な空洞(1)内に配置する
    ステップと、 裸にしたワイヤの端部を前記モジュラープラグの接触端
    のワイヤ受け溝(5)内に配置するステップであって、
    それによって前記裸にしたワイヤ端部の部分(8)が前
    記モジュラープラグの接触端子を形成するステップとを
    含むことを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 前記モジュラープラグのハウジングが、
    固定部分(9)および脱着可能部分(10)を有し、さ
    らにワイヤの端部(7)をモジュラープラグの前記固定
    部分の第1の壁(3)に沿って配置するステップと、 裸のワイヤ端部の長手方向の部分(8)が前記ワイヤ受
    け溝(5)の外へ延びて、前記モジュラープラグの前記
    接触端子を形成するように、裸のワイヤ端部を前記溝内
    にしまりばめによって配置するステップと、 前記ワイヤ端部を、前記第1の壁および第2の壁(2)
    によって画定されるワイヤ受容可能な空洞(1)内に保
    持するために、前記脱着可能な部分によって提供される
    前記第2の壁が前記捻られていないワイヤ端にもたせて
    配置されるように、脱着可能な部分をモジュラープラグ
    の前記固定部分に取り付けるステップとを含むことを特
    徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 裸のワイヤ端の先端を前記ワイヤ受け溝
    (5)に垂直に上方へ曲げるステップと前記先端を、前
    記溝の端部に設けられた穴(6)内に係合するステップ
    とを含むことを特徴とする請求項7から8のいずれか一
    項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 請求項1から6のいずれか一項に記載
    のケーブルをモジュラープラグに結合する方法であっ
    て、ケーブルのワイヤの端部を単一の平面内に配置する
    ステップと、 所定の長さにわたってワイヤの端部を裸にし、真直ぐに
    するステップと、前記モジュラープラグに前記ワイヤを
    成型するステップとを含むことを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 前記ワイヤ受容可能な空洞(1)の形
    状が、裸のワイヤ端を前記モジュラープラグの接触端に
    案内するように構成されていることを特徴とする請求項
    7から10のいずれか一項に記載の方法。
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