JP2002164025A - 角形二次電池 - Google Patents

角形二次電池

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JP2002164025A JP2000356168A JP2000356168A JP2002164025A JP 2002164025 A JP2002164025 A JP 2002164025A JP 2000356168 A JP2000356168 A JP 2000356168A JP 2000356168 A JP2000356168 A JP 2000356168A JP 2002164025 A JP2002164025 A JP 2002164025A
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Norio Suzuki
憲男 鈴木
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数および組立工数を共に低減して電池缶
を効率的に封口することができるとともに、高い耐振動
性および耐衝撃性を有する構成を備えた角形二次電池を
提供する。 【解決手段】角形電池缶1内に電極群2および電解液を
収容する。電池缶1の開口端を施蓋する封口プレート4
と、封口プレート4に合成樹脂による一体成形により一
体化された絶縁スペーサ部材17と、絶縁スペーサ部材
17とこれの下面に当接された一方の電極側リード部材
9とを一体化する連結部材7と、連結部材7の上面に固
定されて一方の電極を構成するキャップ13とを備え
る。絶縁スペーサ部材17には、封口プレート4と連結
部材7間を電気絶縁する絶縁ガスケット部17aと、封
口プレート4と一方の電極側リード部材9間を電気絶縁
するインシュレータ部17bと、電極群2を電池缶1の
缶底面に押し付ける支持壁部17cとを一体形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横断面が矩形状の
角形電池缶に発電要素が収納されてなるニッケル−水素
二次電池やリチウム二次電池などの角形二次電池に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、エレクトロニクス技術の進歩
に伴い、電子機器の高機能化とともに、小型軽量化と低
消費電力化とが可能となった。その結果、各種民生用ポ
ータブル機器が開発、実用化され、それらの市場規模が
急速に拡大しつつある。それらの代表例としてはカムコ
ーダ、ノート型パソコン、携帯電話機などがあげられ
る。これらの機器には、更なる小型軽量化とともに作動
時間の長期化に対する要望が継続的に求められており、
このような要望から、これらの機器の駆動用内蔵電源と
して、長寿命でエネルギ密度が高いリチウムイオン二次
電池に代表されるリチウム二次電池が積極的に開発さ
れ、数多く採用されている。
【0003】上述のような電池の動向のなかで、特に、
角形の電池缶を外体ケースとして用いた角形二次電池
は、機器の薄型化に適し、且つスペース利用効率が高い
ことから、重要視されている。従来の角形二次電池とし
ては、図3の縦断面図に示すような構成を備えたものが
知られている。この角形二次電池は、横断面形状が角形
(長方形)の有底筒状の電池缶1内に、周知の正極板、
負極板およびセパレータを積層または渦巻き状に巻回し
た電極群2および電解液(図示せず)からなる発電要素
が収納されて、電池缶1の開口部が封口ユニット3で封
止されている。
【0004】上記封口ユニット3は、封口プレート4、
リベット7、絶縁ガスケット8、正極側リード部材9、
インシュレータ10および支持用スペーサ11が一体化
された構成を有している。この封口ユニット3の組み立
てに際しては、一端部(図の上部)に外鍔部7aを有す
る角筒状のリベット7の筒状部に、絶縁ガスケット8、
封口プレート4、インシュレータ10およびワッシャの
一側部にリード板9aが一体化された正極側リード部材
9が互いに重ね合わせ状態でこれらの各挿通孔に上記筒
状部を挿通させて外鍔部7aに押し付けられる状態に取
り付けられ、この状態でリベット7の他端部が外方にか
しめ加工されることにより、封口プレート4、インシュ
レータ10および正極側リード部材9が、リベット7の
外鍔部7aとかしめ部7cとの間に挟持固定されてリベ
ット7により一体に連結される。支持用スペーサ11
は、両側に位置する一対の支持板部11b,11cの下
端部が押え板部11aで連結されてなる断面ほぼU字形
状になっており、一方の支持板部11cがインシュレー
タ10の嵌合孔に嵌入されることによって取り付けら
れ、これにより、封口ユニット3が一体構成される。
【0005】上記封口ユニット3は、電池缶1内に電極
群2を収納したのちに、その電池缶1の開口端に嵌め込
まれて、封口プレート4の外周端面と電池缶1の内周面
との接触部分がレーザー溶接されることにより、電池缶
1に対し施蓋状態に固着される。つぎに、電池缶1内に
は、電解液がリベット7の透孔7bから注入される。こ
のとき、リベット7の透孔7b内に注入された電解液
は、断面ほぼU字形状となった支持用スペーサ11の押
え板部11a上に流下したのちに、対向両側の支持板部
11b,11cの間の両側開放部分に向け流動して電極
群2内に侵入していく。電解液の注入が終了したなら
ば、リベット7の外鍔部7a上には、ゴム弁体12を内
部に保持したキャップ13が被せられて、溶接により固
着される。
【0006】この角形二次電池では、電極群2の正極板
が、これが抵抗溶接により接続された正極側リード部材
9のリード板9aおよびリベット7を介してキャップ1
3に接続され、負極板が電池缶1に接続される。電池缶
1に接続されて負極となる封口プレート4は、正極側の
リベット7の外鍔部7aおよび筒状部に対し絶縁ガスケ
ット8によって電気絶縁されているとともに、リベット
7のかしめ部7cに対してインシュレータ10によって
電気絶縁されている。正極側リード部材9は、インシュ
レータ10によって封口プレート4に対し電気絶縁され
ている。また、電極群2は、支持用スペーサ11によっ
て押さえ付けられて、振動や衝撃に対し固定されるよう
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の角形二次電池では、封口ユニット3が、封口プレー
ト4、リベット7、絶縁ガスケット8、正極側リード部
材9、インシュレータ10および支持用スペーサ11と
いった多くの部品によって組み立てられており、この部
品点数が多いことから必然的に組立工数が多くなって生
産性の低下を招き、これらに起因して製造コストが高く
つく問題がある。
【0008】しかも、封口ユニット3は、上述のように
多くの部品によって構成されていることから、振動や衝
撃を受けたときに部品間に位置ずれが生じ易く、耐振動
性や耐衝撃性が低い。特に、インシュレータ10は強度
が低く、このインシュレータ10に一方の支持板部11
cを介して不安定な状態に保持されている支持用スペー
サ11は、振動や衝撃を受けたときに座屈する状態に変
形し易い。しかも、支持用スペーサ11は、一対の支持
板部11b,11c間に押え板部11aが架け渡された
不安定な形状である上に、インシューレータ10に嵌合
手段で支持されているから、押え板部11aが不安定な
状態で支持されている。この支持用スペーサ11に上方
から押さえられることにより固定されている電極群2
は、支持用スペーサ11が変形したときに、振動や衝撃
を受けてがたつきが生じる。このような場合には、リー
ド板9aと電極群2との接続が外れて電池自体が短絡状
態になるといったトラブルが発生することがある。
【0009】また、リベット7の透孔7bから電解液を
注入する際には、注入された電解液が支持用スペーサ1
1の押え板部11a上に一旦流下したのちに、両側方へ
向けて流動しながら電極群2中に注液されることになる
ので、電解液の注入能率が低い欠点もある。
【0010】そこで、本発明は、上記従来の課題に鑑み
てなされたもので、部品点数および組立工数を共に低減
して電池缶を効率的に封口することができるとともに、
高い耐振動性および耐衝撃性を有する構成を備えた角形
二次電池を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の角形二次電池は、横断面が矩形状であっ
て、内部に電極群および電解液を収容した電池缶と、前
記電池缶の開口端を施蓋する封口プレートと、前記封口
プレートに合成樹脂による一体成形により一体化された
絶縁スペーサ部材と、前記絶縁スペーサとこれの下面に
当接された一方の電極側リード部材とに上方から挿通し
て、下端部をかしめ加工されて前記絶縁スペーサ部材と
前記一方の電極側リード部材とを一体化して封口ユニッ
トを構成する連結部材と、前記連結部材の上面に固定さ
れて一方の電極を構成するキャップとを備えてなり、前
記絶縁スペーサ部材は、前記封口プレートと前記連結部
材間を電気絶縁する絶縁ガスケット部と、前記封口プレ
ートと前記一方の電極側リード部材間を電気絶縁するイ
ンシュレータ部と、前記電極群を前記電池缶の缶底面に
押し付ける支持壁部とが一体形成されていることを特徴
としている。
【0012】この角形二次電池では、封口ユニットが、
封口プレートと共に一体物として取扱いできる絶縁スペ
ーサ部材と連結部材と一方の電極側リード部材との3点
部品により構成されているので、この部品点数の低減と
組立工数の削減とによって製作コストを大幅に下げるこ
とができる。また、封口ユニットは、部品点数が少ない
ことから、振動や衝撃を受けた場合に部品間にずれや変
形が発生することがなく、一体形成されて高い剛性を有
する支持壁部によって電極群を確実に固定することがで
きる。そのため、電極群は、振動や衝撃を受けた場合に
がたつきなく確実に固定され、リード板と電極群との接
続の外れによって電池自体に短絡が発生するといったト
ラブルの発生が確実に防止される。
【0013】上記発明における絶縁スペーサ部材の支持
壁部は、連結部材のかしめ部の周囲を取り囲む壁形状と
することがこのましい。これにより、支持壁部は、簡単
な形状としながらも高い剛性を有して電極群を確実に固
定することができ、しかも、絶縁スペーサ部材は、支持
壁部が単純な形状を有していることから、封口プレート
に対し容易にインサート成形することができる。さら
に、支持壁部は連結部材のかしめ部の周囲を取り囲む壁
形状になっていることから、連結部材は絶縁ペーサ部材
を取り付けた状態においても容易にかしめ加工すること
ができ、さらに、連結部材の透孔を通じての電解液の注
入を効率的に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本
発明の一実施の形態に係る角形二次電池を示す縦断面図
であり、同図において、図3と同一若しくは実質的に同
等のものには同一の符号を付して、重複する説明を省略
する。この角形二次電池では、有底筒状の電池缶1内に
電極群2および電解液からなる発電要素が収納されて、
電池缶1の開口部が封口ユニット14で封止される構成
自体は既存のものと同様であるが、封口ユニット14の
構成が大きく相違する。つぎに、この封口ユニット14
について、図2を参照しながら説明する。
【0015】図2(a)は封口ユニット14の平面図、
(b)は縦断面図、(c)は底面図である。この封口ユ
ニット14は、絶縁スペーサ部材17とリベット7と正
極側リード部材9との僅か3点により構成されている。
絶縁スペーサ部材17は、既存の封口プレート4に対し
インサート成形されて、封口プレート4を合成樹脂でモ
ールドして一体化されたものである。この絶縁スペーサ
部材17は、図3の従来の角形二次電池の封口ユニット
3における絶縁ガスケット8と同様の機能を有する絶縁
ガスケット部17aと、従来の封口ユニット3における
インシュレータ10と同様の機能を有するインシュレー
タ部17bと、従来の封口ユニット3における支持用ス
ペーサ11と同様の機能を有する支持壁部17cとが合
成樹脂により一体成形されている。
【0016】すなわち、上記絶縁ガスケット部17a
は、封口プレート4に対してこの封口プレート4とリベ
ット7の外鍔部7aおよび筒状部との間を電気絶縁する
状態で被覆する形状になっている。また、インシュレー
タ部17bは、封口プレート4に対してこの封口プレー
ト4と正極側リード部材9との間および封口プレート4
とリベット7のかしめ部7cとの間をそれぞれ電気絶縁
する状態で被覆する形状になっている。
【0017】さらに、支持壁部17cは、インシュレー
タ部17bに対しこれの一部から垂下状態に延設され、
リベット7のかしめ部7cと電極群2との間隔にほぼ等
しい高さを有する壁状体であって、図2(c)に示すよ
うに、リベット7のかしめ部7cの周囲のほぼ3/4を
取り囲む形状になっており、2か所に抜き孔17dが形
成されている。この抜き孔17dは、成形時の無駄な樹
脂材料を節約するために設けられたものである。この支
持壁部17cは、リベット7の周囲を取り囲む配置で封
口ユニット14の中央部に配設された単なる壁状体にな
っているから、従来の封口ユニット3の支持用スペーサ
11におけるリベット7のかしめ部7cの両側の支持板
部11b,11cの下端を押え板部11aで連結する形
状とは大きく相違している。
【0018】上記封口ユニット14は、リベット7の筒
状部に絶縁スペーサ部材17および正極側リード部材9
を順次挿着したのちに、リベット7の筒状部の下端部を
かしめ加工することにより、リベット7の外鍔部7aと
かしめ部7cとの間に絶縁スペーサ部材17、封口プレ
ート4および正極側リード部材9が挟持固定されて一体
化され、従来の封口ユニット3と同様の機能を有した構
成とされる。
【0019】したがって、上記封口ユニット14は、封
口プレート4と絶縁スペーサ部材17とが一体化されて
一体物として取扱いできるから、実質的に、リベット7
と絶縁スペーサ部材17と正極側リード部材9との3点
部品により構成することができる。しかも、絶縁スペー
サ部材17の支持壁部17cは、リベット7のかしめ部
7cに対しこれのほぼ3/4の周囲に間隔を存して取り
囲む形状になっているから、リベット7のかしめ加工
は、支持壁部17cを一体に備えた絶縁スペーサ部材1
7を取り付けた状態において支障なく行うことができ
る。そのため、この封口ユニット14は、部品点数と組
立工数が共に低減することから、大幅にコストダウンす
ることができる。
【0020】上記封口ユニット14は、従来と同様に、
電池缶1の開口端に嵌め入れられたのちに、封口プレー
ト4の周端部と電池缶1内周面との接触部をレーザー溶
接することにより、電池缶1に対しこれを施蓋する状態
に固着される。続いて、電池缶1内には、リベット7の
透孔7bを通じて電解液が注入されるが、このとき、絶
縁スペーサ部材17の支持壁部17cは、リベット7の
かしめ部7cの周囲を間隔を存して取り囲んでいるだけ
であって、従来の封口ユニット3における支持用スペー
サ11の押え部材11cのように電解液のスムーズな注
入を阻害することがない。そのため、この角形二次電池
では、電池缶1に電解液を能率的に注入することができ
るから、これによっても生産性が一層向上する。最後
に、リベット7の外鍔部7a上には、ゴム弁体12を内
部に保持したキャップ13が被せられて、溶接により固
着される。これにより、図1に示した角形二次電池が出
来上がる。
【0021】材質としては、ニッケル−水素二次電池を
構成する場合、絶縁スペーサ部材17を66ナイロンで、
リベット7および正極側リード部材9をそれぞれニッケ
ルめっき鋼板で形成することが好ましい。また、リチウ
ム二次電池を構成する場合には、絶縁スペーサ部材17
をポリプロピレンで、リベット7および正極側リード部
材9をそれぞれアルミニウムで形成することが好まし
い。
【0022】この電池缶1内の電極群2は、支持壁部1
7cで缶底に押し付けられて固定されるが、支持壁部1
7cは、絶縁スペーサ部材17に一体成形されて高い剛
性を有しているので、振動や衝撃を受けた場合に変形す
ることがないから、電極群2を確実に固定できる。しか
も、封口ユニット14は、部品点数が少ないことから、
振動や衝撃によって部品間にずれが生じることもなく、
耐振動性および耐衝撃性が格段に向上したものになって
いる。そのため、電極群2は、振動や衝撃を受けた場合
にがたつきなく確実に固定され、リード板9aと電極群
2との接続の外れによる電池自体が短絡発生といったト
ラブルの発生が確実に防止される。
【0023】また、生産性については、従来の封口ユニ
ット3を用いた角形二次電池が15個/分であったのに対
し、実施の形態の角形二次電池では、組立工数の低減に
伴い45個/分となり、従来電池に比較して生産性が3倍
に向上している。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の角形二次電池によ
れば、封口ユニットが、封口プレートと共に一体物とし
て取扱いできる絶縁スペーサ部材と連結部材と一方の電
極側リード部材との3点部品により構成されているの
で、この部品点数の低減と組立工数の削減とによって製
作コストを大幅に下げることができる。また、封口ユニ
ットは、部品点数が少ないことから、振動や衝撃を受け
た場合に部品間にずれや変形が発生することがなく、一
体形成されて高い剛性を有する支持壁部によって電極群
を確実に固定することができる。そのため、電極群は、
振動や衝撃を受けた場合にがたつきなく確実に固定さ
れ、リード板と電極群との接続の外れによって電池自体
に短絡が発生するといったトラブルの発生が確実に防止
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る角形二次電池を示
す縦断面図。
【図2】同上角形二次電池の封口ユニットを示し、
(a)は平面図、(b)は縦断面図、(c)は底面図。
【図3】従来の角形二次電池を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 電池缶 2 電極群 4 封口プレート 7 リベット(連結部材) 9 正極側リード部材(一方の電極側リード部材) 13 キャップ 14 封口ユニット 17 絶縁スペーサ部材 17a 絶縁ガスケット部 17b インシュレータ部 17c 支持壁部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面が矩形状であって、内部に電極群
    および電解液を収容した電池缶と、 前記電池缶の開口端を施蓋する封口プレートと、 前記封口プレートに合成樹脂による一体成形により一体
    化された絶縁スペーサ部材と、前記絶縁スペーサとこれ
    の下面に当接された一方の電極側リード部材とに上方か
    ら挿通して、下端部をかしめ加工されて前記絶縁スペー
    サ部材と前記一方の電極側リード部材とを一体化して封
    口ユニットを構成する連結部材と、 前記連結部材の上面に固定されて一方の電極を構成する
    キャップとを備えてなり、 前記絶縁スペーサ部材は、前記封口プレートと前記連結
    部材間を電気絶縁する絶縁ガスケット部と、前記封口プ
    レートと前記一方の電極側リード部材間を電気絶縁する
    インシュレータ部と、前記電極群を前記電池缶の缶底面
    に押し付ける支持壁部とが一体形成されていることを特
    徴とする角形二次電池。
  2. 【請求項2】 絶縁スペーサ部材の支持壁部は、連結部
    材のかしめ部の周囲を取り囲む壁形状になっている請求
    項1に記載の角形二次電池。
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