JP2002163890A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 メモリセルの構造、書込み電圧に依存せず、
周辺論理回路を利用して見掛け上、メモリセル1セルあ
たりに複数ビットを記憶させ、容易にメモリ部のチップ
面積を縮小して、LSIの低コスト化を実現する半導体
記憶装置を提供する。 【解決手段】 データを入力する手段と、データを出力
する手段112と、複数のメモリセルから成るメモリセ
ルアレイ100と、データを入力する手段からの入力デ
ータの一部を検出する区分用データ検出手段109と、
入力データの一部以外のデータである書込みデータを区
分用データ検出手段の内容に応じてメモリセルアレイに
書込むデータ書込み手段103、104、110とを備
える。
周辺論理回路を利用して見掛け上、メモリセル1セルあ
たりに複数ビットを記憶させ、容易にメモリ部のチップ
面積を縮小して、LSIの低コスト化を実現する半導体
記憶装置を提供する。 【解決手段】 データを入力する手段と、データを出力
する手段112と、複数のメモリセルから成るメモリセ
ルアレイ100と、データを入力する手段からの入力デ
ータの一部を検出する区分用データ検出手段109と、
入力データの一部以外のデータである書込みデータを区
分用データ検出手段の内容に応じてメモリセルアレイに
書込むデータ書込み手段103、104、110とを備
える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリセル構造に
依存せず、周辺論理回路の構成により、メモリセル1セ
ルあたりに3値以上の値を記憶する半導体記憶装置にす
る。
依存せず、周辺論理回路の構成により、メモリセル1セ
ルあたりに3値以上の値を記憶する半導体記憶装置にす
る。
【0002】
【従来の技術】従来の多値記憶の半導体記憶装置、特に
DRAMの例は、文献IEEE International Solid-State
Circuit Conferernce Digest of Technical Papers,p
p.246-247,1985に示されている。
DRAMの例は、文献IEEE International Solid-State
Circuit Conferernce Digest of Technical Papers,p
p.246-247,1985に示されている。
【0003】図3に従来の半導体記憶装置の一例におけ
るメモリセル1セルに記憶される電圧を示す。図3に示
すグラフおいて、縦軸はメモリセル記憶電圧、横軸は書
込み時間である。メモリセルにはGNDレベルから電源
レベルまでのレベルが書込まれるが、書込み時間を16
段階に制御することで、GNDレベルから電源レベルの
間で16通りの電圧記憶を行い、この電圧値をメモリセ
ルより読み出すことで、1メモリセルあたり16値、即
ち4ビットの記憶をおこなっている。
るメモリセル1セルに記憶される電圧を示す。図3に示
すグラフおいて、縦軸はメモリセル記憶電圧、横軸は書
込み時間である。メモリセルにはGNDレベルから電源
レベルまでのレベルが書込まれるが、書込み時間を16
段階に制御することで、GNDレベルから電源レベルの
間で16通りの電圧記憶を行い、この電圧値をメモリセ
ルより読み出すことで、1メモリセルあたり16値、即
ち4ビットの記憶をおこなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の様
な記憶方式では、書込み電源電圧を低電圧化するに従
い、分割された1値あたりの電圧範囲が小さくなる。例
えば、上記文献が書かれた時点の5V書きこみ電圧であ
れば、1値あたり312.5mVの範囲で書きこめば良
いが、近年の半導体メモリのように例えば、1.8Vの
書込み電源電圧の場合は、1値あたり112.5mVと
なる。この電圧精度で16値各値を正確に読み出すため
には、読出し基準電圧を精度よく安定に保つ必要があ
る。また、ノイズ対策など回路実現が困難であるという
問題点を有している。また上記文献では従来方式がDR
AMに適用されているが、DRAMのメモリセルは書込
み後、電荷がリークしレベルが変化していき、上記精度
でメモリセル電圧を一定に保っておくことは困難である
という問題点を有していた。
な記憶方式では、書込み電源電圧を低電圧化するに従
い、分割された1値あたりの電圧範囲が小さくなる。例
えば、上記文献が書かれた時点の5V書きこみ電圧であ
れば、1値あたり312.5mVの範囲で書きこめば良
いが、近年の半導体メモリのように例えば、1.8Vの
書込み電源電圧の場合は、1値あたり112.5mVと
なる。この電圧精度で16値各値を正確に読み出すため
には、読出し基準電圧を精度よく安定に保つ必要があ
る。また、ノイズ対策など回路実現が困難であるという
問題点を有している。また上記文献では従来方式がDR
AMに適用されているが、DRAMのメモリセルは書込
み後、電荷がリークしレベルが変化していき、上記精度
でメモリセル電圧を一定に保っておくことは困難である
という問題点を有していた。
【0005】本発明はかかる点に鑑み、メモリセルの構
造、書込み電圧に依存せず、周辺論理回路を利用して見
掛け上、メモリセル1セルあたりに複数ビットを記憶さ
せ、容易にメモリ部のチップ面積を縮小して、LSIの
低コスト化を実現する半導体記憶装置を提供することを
目的とする。
造、書込み電圧に依存せず、周辺論理回路を利用して見
掛け上、メモリセル1セルあたりに複数ビットを記憶さ
せ、容易にメモリ部のチップ面積を縮小して、LSIの
低コスト化を実現する半導体記憶装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の半導体記憶装置は、書込み時には、半導体
記憶装置に入力されるデータの一部(例えば上位ビッ
ト)により、半導体記憶装値自身でデータ書込みアドレ
スを設定し、入力されるデータの他の部分(例えば下位
ビット)のみをメモリセルに書込む。読出し時には、外
部より入力されるアドレスで指定されるメモリセルよ
り、書込まれたデータ(下位ビット)を読出し、指定さ
れたアドレスを含む領域に対応する区分用データ(上位
ビット)と合わせてデータを復元して外部に出力する。
めに本発明の半導体記憶装置は、書込み時には、半導体
記憶装置に入力されるデータの一部(例えば上位ビッ
ト)により、半導体記憶装値自身でデータ書込みアドレ
スを設定し、入力されるデータの他の部分(例えば下位
ビット)のみをメモリセルに書込む。読出し時には、外
部より入力されるアドレスで指定されるメモリセルよ
り、書込まれたデータ(下位ビット)を読出し、指定さ
れたアドレスを含む領域に対応する区分用データ(上位
ビット)と合わせてデータを復元して外部に出力する。
【0007】すなわち、本発明の基本構成における半導
体記憶装置は、データを入力する手段と、データを出力
する手段と、複数のメモリセルから成るメモリセルアレ
イと、データを入力する手段より入力されたデータから
その一部を区分用データとして検出する区分用データ検
出手段と、入力されたデータのうち区分用データ以外の
データである書込みデータを区分用データに応じてメモ
リセルアレイに書込むデータ書込み手段とを備える。
体記憶装置は、データを入力する手段と、データを出力
する手段と、複数のメモリセルから成るメモリセルアレ
イと、データを入力する手段より入力されたデータから
その一部を区分用データとして検出する区分用データ検
出手段と、入力されたデータのうち区分用データ以外の
データである書込みデータを区分用データに応じてメモ
リセルアレイに書込むデータ書込み手段とを備える。
【0008】この構成において好ましくは、データ書込
み手段は、区分用データに基づいて、書込みデータをメ
モリセルアレイへ書込むアドレスを決定する構成とす
る。さらに好ましくは、データ書込み手段は、メモリセ
ルアレイを区分用データに基づいて決められる複数の領
域に分割し、書込みデータを、領域ごとの先頭アドレス
から順番に書き込む書込み制御手段を備える。
み手段は、区分用データに基づいて、書込みデータをメ
モリセルアレイへ書込むアドレスを決定する構成とす
る。さらに好ましくは、データ書込み手段は、メモリセ
ルアレイを区分用データに基づいて決められる複数の領
域に分割し、書込みデータを、領域ごとの先頭アドレス
から順番に書き込む書込み制御手段を備える。
【0009】さらに好ましくは、書込み制御手段は、メ
モリセルアレイの各領域における最上位アドレスに書き
込まれたデータの位置を記憶するデータ位置記憶手段を
備える。
モリセルアレイの各領域における最上位アドレスに書き
込まれたデータの位置を記憶するデータ位置記憶手段を
備える。
【0010】さらに好ましくは、データ位置記憶手段
は、メモリセルアレイの行方向におけるデータの位置を
記憶する手段と、メモリセルアレイの列方向におけるデ
ータの位置を記憶する手段とを備える。この構成におい
て、メモリセルアレイの行方向におけるデータの位置を
記憶する手段と、メモリセルアレイの列方向におけるデ
ータの位置を記憶する手段は、カウンタで構成すること
ができる。
は、メモリセルアレイの行方向におけるデータの位置を
記憶する手段と、メモリセルアレイの列方向におけるデ
ータの位置を記憶する手段とを備える。この構成におい
て、メモリセルアレイの行方向におけるデータの位置を
記憶する手段と、メモリセルアレイの列方向におけるデ
ータの位置を記憶する手段は、カウンタで構成すること
ができる。
【0011】上記の構成において好ましくは、データ書
込み手段は、各領域に書き込まれるデータの量が境界に
達すると複数の領域の境界を移動させる境界移動手段を
備える。
込み手段は、各領域に書き込まれるデータの量が境界に
達すると複数の領域の境界を移動させる境界移動手段を
備える。
【0012】この構成において好ましくは、境界移動手
段は、各領域内の最上位アドレスの書込みデータについ
てメモリセルアレイの行方向における位置を記憶する手
段と、各領域内の最上位アドレスの書込みデータについ
てメモリセルアレイの列方向における位置を記憶する手
段と、データを一時退避記憶する退避記憶手段と、境界
の移動位置を記憶する手段と、退避記憶手段に記憶され
たデータをメモリセルアレイに再書込みする手段とを備
える。
段は、各領域内の最上位アドレスの書込みデータについ
てメモリセルアレイの行方向における位置を記憶する手
段と、各領域内の最上位アドレスの書込みデータについ
てメモリセルアレイの列方向における位置を記憶する手
段と、データを一時退避記憶する退避記憶手段と、境界
の移動位置を記憶する手段と、退避記憶手段に記憶され
たデータをメモリセルアレイに再書込みする手段とを備
える。
【0013】さらに好ましくは、退避記憶手段に記憶さ
れるデータは、メモリセルアレイの列方向のデータとす
る。さらに好ましくは、退避記憶手段として、メモリセ
ルアレイを構成する列方向のメモリセルを用いる。さら
に好ましくは、境界の移動位置を記憶する手段は、メモ
リセルアレイに書込まれたデータのうち、最上位アドレ
スのデータの位置を記憶する手段を備える。
れるデータは、メモリセルアレイの列方向のデータとす
る。さらに好ましくは、退避記憶手段として、メモリセ
ルアレイを構成する列方向のメモリセルを用いる。さら
に好ましくは、境界の移動位置を記憶する手段は、メモ
リセルアレイに書込まれたデータのうち、最上位アドレ
スのデータの位置を記憶する手段を備える。
【0014】上記の基本構成において好ましくは、アド
レスを入力する手段と、アドレスを出力する手段を有す
る。さらに好ましくは、データの書込み時は、メモリセ
ルアレイへの書込み位置のアドレスをアドレスを出力す
る手段より出力し、データの読出し時は、メモリセルア
レイから読み出す位置のアドレスをアドレスを入力する
手段より入力する構成とする。
レスを入力する手段と、アドレスを出力する手段を有す
る。さらに好ましくは、データの書込み時は、メモリセ
ルアレイへの書込み位置のアドレスをアドレスを出力す
る手段より出力し、データの読出し時は、メモリセルア
レイから読み出す位置のアドレスをアドレスを入力する
手段より入力する構成とする。
【0015】また、上記の構成において好ましくは、メ
モリセルアレイよりデータを読み出す手段と、メモリセ
ルアレイにおける読み出し位置のアドレスより読出しデ
ータを復元する手段とを備える。
モリセルアレイよりデータを読み出す手段と、メモリセ
ルアレイにおける読み出し位置のアドレスより読出しデ
ータを復元する手段とを備える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1に、本発明の実
施の形態における半導体記憶装置の構成の一例を示し、
図2に、図1の構成に基くデータ記憶の説明図を示す。
て、図面を参照しながら説明する。図1に、本発明の実
施の形態における半導体記憶装置の構成の一例を示し、
図2に、図1の構成に基くデータ記憶の説明図を示す。
【0017】図1において、100はメモリセルアレイ
であり、行方向が2の10乗個、列方向が2の10乗個
のメモリセルからなり、メモリセルアレイ内のメモリセ
ル1個当たり1ビットのデータを記憶する。101は行
デコーダであり、メモリセルアレイ100内の行方向の
メモリセルを選択する。102は列デコーダであり、メ
モリセルアレイ100内の列方向のメモリセルを選択す
る。103は行アドレスセレクタであり、行デコーダ1
01に入力するアドレスを選択する。104は列アドレ
スセレクタであり、列デコーダ102に入力するアドレ
スを選択する。
であり、行方向が2の10乗個、列方向が2の10乗個
のメモリセルからなり、メモリセルアレイ内のメモリセ
ル1個当たり1ビットのデータを記憶する。101は行
デコーダであり、メモリセルアレイ100内の行方向の
メモリセルを選択する。102は列デコーダであり、メ
モリセルアレイ100内の列方向のメモリセルを選択す
る。103は行アドレスセレクタであり、行デコーダ1
01に入力するアドレスを選択する。104は列アドレ
スセレクタであり、列デコーダ102に入力するアドレ
スを選択する。
【0018】105は4個の10ビット行アドレスカウ
ンタ、106は4個の10ビット列アドレスカウンタで
ある。107は外部アドレス信号を入力するアドレス入
力回路、108はアドレス出力回路である。
ンタ、106は4個の10ビット列アドレスカウンタで
ある。107は外部アドレス信号を入力するアドレス入
力回路、108はアドレス出力回路である。
【0019】アドレス入力回路107の出力は、行アド
レスセレクタ103及び、列アドレスセレクタ104に
入力される。行アドレスカウンタ105の出力は、行ア
ドレスセレクタ103に入力される。列アドレスカウン
タ106の出力は、列アドレスセレクタ104に入力さ
れる。
レスセレクタ103及び、列アドレスセレクタ104に
入力される。行アドレスカウンタ105の出力は、行ア
ドレスセレクタ103に入力される。列アドレスカウン
タ106の出力は、列アドレスセレクタ104に入力さ
れる。
【0020】109は入力データ上位ビット検出回路で
あり、入力データが入力されたとき、入力データの上位
ビットを検出する。110はデータ書込み回路であり、
入力データが入力されたとき、入力データの下位ビット
をメモリセルアレイ100に書込む。111はデータ読
出し回路であり、メモリセルアレイ100からデータを
読出す。112は出力データ復元回路であり、データ読
出し回路111の出力が入力され、外部にデータを出力
する。113は行データシフト用バッファであり、メモ
リセルアレイ100の一部の行データを一時記憶する。
114は行データシフト用カウンタであり、行データの
シフト位置を示す。
あり、入力データが入力されたとき、入力データの上位
ビットを検出する。110はデータ書込み回路であり、
入力データが入力されたとき、入力データの下位ビット
をメモリセルアレイ100に書込む。111はデータ読
出し回路であり、メモリセルアレイ100からデータを
読出す。112は出力データ復元回路であり、データ読
出し回路111の出力が入力され、外部にデータを出力
する。113は行データシフト用バッファであり、メモ
リセルアレイ100の一部の行データを一時記憶する。
114は行データシフト用カウンタであり、行データの
シフト位置を示す。
【0021】図2において、図1に示す各要素と同一の
要素については、同一の符号を付して示した。行アドレ
スカウンタ105は、データ上位2ビットにそれぞれ対
応する4個の10ビット行アドレスカウンタ200〜2
03から構成される。列アドレスカウンタ106は、デ
ータ上位2ビットにそれぞれ対応する4個の10ビット
列アドレスカウンタ204〜207から構成される。
要素については、同一の符号を付して示した。行アドレ
スカウンタ105は、データ上位2ビットにそれぞれ対
応する4個の10ビット行アドレスカウンタ200〜2
03から構成される。列アドレスカウンタ106は、デ
ータ上位2ビットにそれぞれ対応する4個の10ビット
列アドレスカウンタ204〜207から構成される。
【0022】以上の様に構成された本実施の形態の半導
体記憶装置について、以下その動作の一例を説明する。
体記憶装置について、以下その動作の一例を説明する。
【0023】メモリセルアレイ100へのデータ書込み
時には、外部から入力された3ビットの内、上位2ビッ
トは入力データ上位ビット検出回路109に入力され、
下位1ビットデータはデータ書込み回路110に入力さ
れる。入力データ上位ビット検出回路109は、入力デ
ータの上位2ビットに基き、それぞれ4個ある行アドレ
スカウンタ105及び列アドレスカウンタ106の内、
各1個のアドレスカウンタを次のように選択する。すな
わち、行アドレスカウンタ200〜203は、それぞれ
入力データの上位2ビットの“00”、“01”、“1
0”、“11”に対応して選択される。列アドレスカウ
ンタ204〜207も同様に選択される。以下の説明で
は、この様にして選択されたアドレスカウンタをそれぞ
れ、選択行アドレスカウンタ、選択列アドレスカウンタ
と称する。
時には、外部から入力された3ビットの内、上位2ビッ
トは入力データ上位ビット検出回路109に入力され、
下位1ビットデータはデータ書込み回路110に入力さ
れる。入力データ上位ビット検出回路109は、入力デ
ータの上位2ビットに基き、それぞれ4個ある行アドレ
スカウンタ105及び列アドレスカウンタ106の内、
各1個のアドレスカウンタを次のように選択する。すな
わち、行アドレスカウンタ200〜203は、それぞれ
入力データの上位2ビットの“00”、“01”、“1
0”、“11”に対応して選択される。列アドレスカウ
ンタ204〜207も同様に選択される。以下の説明で
は、この様にして選択されたアドレスカウンタをそれぞ
れ、選択行アドレスカウンタ、選択列アドレスカウンタ
と称する。
【0024】行アドレスセレクタ103及び、列アドレ
スセレクタ104は、それぞれ選択行アドレスカウンタ
及び選択列アドレスカウンタからの信号を選択し、アド
レス入力回路107からの信号は選択しない。行アドレ
スセレクタ103及び、列アドレスセレクタ104から
供給されるアドレスに基き、行デコーダ101及び列デ
コーダ102がそれぞれ行方向、列方向のメモリセル選
択を行い、1つのメモリセルが選択される。
スセレクタ104は、それぞれ選択行アドレスカウンタ
及び選択列アドレスカウンタからの信号を選択し、アド
レス入力回路107からの信号は選択しない。行アドレ
スセレクタ103及び、列アドレスセレクタ104から
供給されるアドレスに基き、行デコーダ101及び列デ
コーダ102がそれぞれ行方向、列方向のメモリセル選
択を行い、1つのメモリセルが選択される。
【0025】外部から入力された3ビットの内、下位1
ビットはデータ書込み回路により選択された1つのメモ
リセルに書込まれる。
ビットはデータ書込み回路により選択された1つのメモ
リセルに書込まれる。
【0026】図2にハッチングを付して示したように、
メモリセルアレイ100には、入力データの上位2ビッ
トに対応する選択行アドレスカウンタ及び選択列アドレ
スカウンタの状態に対応したアドレスにデータが記憶さ
れる。従ってデータは、上位2ビットに基づき、それぞ
れ異なる行アドレスで区分される異なる領域に記憶され
ることになる。また、それらの異なる各領域において、
先頭の列アドレスから順番に下位1ビットのデータが記
憶される。
メモリセルアレイ100には、入力データの上位2ビッ
トに対応する選択行アドレスカウンタ及び選択列アドレ
スカウンタの状態に対応したアドレスにデータが記憶さ
れる。従ってデータは、上位2ビットに基づき、それぞ
れ異なる行アドレスで区分される異なる領域に記憶され
ることになる。また、それらの異なる各領域において、
先頭の列アドレスから順番に下位1ビットのデータが記
憶される。
【0027】行アドレスセレクタ103及び、列アドレ
スセレクタ104の出力信号は、データ書込みアドレス
信号として、アドレス出力回路108より外部に出力、
通知される。
スセレクタ104の出力信号は、データ書込みアドレス
信号として、アドレス出力回路108より外部に出力、
通知される。
【0028】下位1ビットのメモリセルアレイ100へ
のデータの書込みと、アドレス出力回路108からのア
ドレス信号出力が完了すると、選択列アドレスカウンタ
の内容が参照され、選択列アドレスカウンタの内容が全
部1でない場合、選択列アドレスカウンタをカウントア
ップして、半導体記憶装置の書込み動作は終了する。
のデータの書込みと、アドレス出力回路108からのア
ドレス信号出力が完了すると、選択列アドレスカウンタ
の内容が参照され、選択列アドレスカウンタの内容が全
部1でない場合、選択列アドレスカウンタをカウントア
ップして、半導体記憶装置の書込み動作は終了する。
【0029】選択列アドレスカウンタの内容が全部1の
場合、選択している上位2ビットより値の大きい上位2
ビットに対応する領域のデータが全て、1行隣にシフト
される。即ち、行データシフト用カウンタ114には、
行アドレスカウンタ200〜203のうち一番大きな値
が記憶されており、この値に相当する行データ、つま
り、データが書込まれている最後の行のデータを行デー
タシフト用バッファ113にコピーした後、次の行に全
部コピーし、行データシフト用カウンタ114の内容を
カウントダウンする。次に、カウントダウンした行デー
タシフト用カウンタ114の内容を選択行アドレスカウ
ンタの内容と比較し、一致していれば、選択行アドレス
カウンタの内容をカウントアップし、選択列アドレスカ
ウンタの内容をリセットする。一致していなければ、行
データシフト用バッファ113へのコピー、次の行への
再書込み、行データシフト用カウンタ114のカウント
ダウンを繰り返す。以上のようにして、データ上位2ビ
ットに対応するデータ書込み領域を移動する。
場合、選択している上位2ビットより値の大きい上位2
ビットに対応する領域のデータが全て、1行隣にシフト
される。即ち、行データシフト用カウンタ114には、
行アドレスカウンタ200〜203のうち一番大きな値
が記憶されており、この値に相当する行データ、つま
り、データが書込まれている最後の行のデータを行デー
タシフト用バッファ113にコピーした後、次の行に全
部コピーし、行データシフト用カウンタ114の内容を
カウントダウンする。次に、カウントダウンした行デー
タシフト用カウンタ114の内容を選択行アドレスカウ
ンタの内容と比較し、一致していれば、選択行アドレス
カウンタの内容をカウントアップし、選択列アドレスカ
ウンタの内容をリセットする。一致していなければ、行
データシフト用バッファ113へのコピー、次の行への
再書込み、行データシフト用カウンタ114のカウント
ダウンを繰り返す。以上のようにして、データ上位2ビ
ットに対応するデータ書込み領域を移動する。
【0030】次に、メモリセルアレイ100からのデー
タ読出し時には、アドレス入力回路107より外部アド
レス信号を入力し、行アドレスセレクタ102及び列ア
ドレスセレクタ103は、アドレス入力回路107から
のアドレス信号を選択し、行アドレスカウンタ105及
び列アドレスカウンタ106からの信号は選択されな
い。
タ読出し時には、アドレス入力回路107より外部アド
レス信号を入力し、行アドレスセレクタ102及び列ア
ドレスセレクタ103は、アドレス入力回路107から
のアドレス信号を選択し、行アドレスカウンタ105及
び列アドレスカウンタ106からの信号は選択されな
い。
【0031】行アドレスセレクタ102及び列アドレス
セレクタ103からのアドレス信号に基き、行デコーダ
101及び列デコーダ102により、1つのメモリセル
が選択されて、読出し回路111より読出しデータの下
位1ビットが読み出され、出力データ復元回路112に
入力される。出力データ復元回路112は、行アドレス
セレクタ103の行アドレスと、行アドレスカウンタ2
02〜205の行アドレスを比較して、出力データの上
位2ビットを復元する。即ち、行アドレスカウンタ20
2〜205の各アドレス値から行アドレスセレクタ10
3のアドレス値を減算し、その結果が0もしくは正の値
で一番小さな値となる行アドレスカウンタに対応する上
位2ビットのデータを復元する。この上位2ビットのデ
ータと、前記下位1ビットのデータを、3ビットデータ
として外部に出力する。
セレクタ103からのアドレス信号に基き、行デコーダ
101及び列デコーダ102により、1つのメモリセル
が選択されて、読出し回路111より読出しデータの下
位1ビットが読み出され、出力データ復元回路112に
入力される。出力データ復元回路112は、行アドレス
セレクタ103の行アドレスと、行アドレスカウンタ2
02〜205の行アドレスを比較して、出力データの上
位2ビットを復元する。即ち、行アドレスカウンタ20
2〜205の各アドレス値から行アドレスセレクタ10
3のアドレス値を減算し、その結果が0もしくは正の値
で一番小さな値となる行アドレスカウンタに対応する上
位2ビットのデータを復元する。この上位2ビットのデ
ータと、前記下位1ビットのデータを、3ビットデータ
として外部に出力する。
【0032】なお、本発明において、メモリセルアレイ
の行方向、列方向のビット数、入出力データ幅、メモリ
セルに記憶されるビット数は、上記実施の形態において
用いた値に限られるものではなく、他の値でもかまわな
い。また、上記実施の形態において、行データシフト用
バッファは、メモリセルアレイ内に備える余分の列方向
メモリセルで代用することもできる。
の行方向、列方向のビット数、入出力データ幅、メモリ
セルに記憶されるビット数は、上記実施の形態において
用いた値に限られるものではなく、他の値でもかまわな
い。また、上記実施の形態において、行データシフト用
バッファは、メモリセルアレイ内に備える余分の列方向
メモリセルで代用することもできる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、メモリセルの物理構造
や書込み電圧に依存せず、書込み時には、半導体記憶装
置に入力されるデータの上位ビットにより、半導体記憶
装自身でデータ書込みアドレスを設定して、入力される
データの下位ビットのみをメモリセルに書込み、読出し
時には、外部より入力されるアドレスで指定されるメモ
リセルより下位ビットを読出し、指定されたアドレスを
含む領域に対応する上位ビットと合わせてデータを復元
して外部に出力することで、1メモリセルあたり多ビッ
トを記憶することが容易に可能で、大容量・小面積の半
導体メモリを容易に構成することができ、LSIの低コ
スト化を実現することが可能であり、その実用的効果は
大きい。
や書込み電圧に依存せず、書込み時には、半導体記憶装
置に入力されるデータの上位ビットにより、半導体記憶
装自身でデータ書込みアドレスを設定して、入力される
データの下位ビットのみをメモリセルに書込み、読出し
時には、外部より入力されるアドレスで指定されるメモ
リセルより下位ビットを読出し、指定されたアドレスを
含む領域に対応する上位ビットと合わせてデータを復元
して外部に出力することで、1メモリセルあたり多ビッ
トを記憶することが容易に可能で、大容量・小面積の半
導体メモリを容易に構成することができ、LSIの低コ
スト化を実現することが可能であり、その実用的効果は
大きい。
【図1】本発明の実施の形態に於ける半導体記憶装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態の構成に基くデータ記憶の説明図
【図3】従来の半導体記憶装置の動作を示す図
100 メモリセルアレイ 103 行アドレスセレクタ 104 列アドレスセレクタ 105 行アドレスカウンタ 106 列アドレスカウンタ 107 アドレス入力回路 108 アドレス出力回路 109 入力データ上位ビット検出回路 112 出力データ復元回路
Claims (14)
- 【請求項1】 データを入力する手段と、データを出力
する手段と、複数のメモリセルから成るメモリセルアレ
イと、前記データを入力する手段より入力されたデータ
からその一部を区分用データとして検出する区分用デー
タ検出手段と、前記入力されたデータのうち前記区分用
データ以外のデータである書込みデータを前記区分用デ
ータに応じて前記メモリセルアレイに書込むデータ書込
み手段とを備えたことを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記データ書込み手段は、前記区分用デ
ータに基づいて、前記書込みデータを前記メモリセルア
レイへ書込むアドレスを決定することを特徴とする請求
項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記データ書込み手段は、前記メモリセ
ルアレイを前記区分用データに基づいて決められる複数
の領域に分割し、前記書込みデータを、前記領域ごとの
先頭アドレスから順番に書き込む書込み制御手段を備え
たことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記書込み制御手段は、前記メモリセル
アレイの前記各領域における最上位アドレスに書き込ま
れたデータの位置を記憶するデータ位置記憶手段を備え
たことを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記データ位置記憶手段は、前記メモリ
セルアレイの行方向における前記データの位置を記憶す
る手段と、前記メモリセルアレイの列方向における前記
データの位置を記憶する手段とを備えたことを特徴とす
る請求項4記載の半導体記憶装置。 - 【請求項6】 前記メモリセルアレイの行方向における
前記データの位置を記憶する手段と、前記メモリセルア
レイの列方向における前記データの位置を記憶する手段
は、カウンタであることを特徴とする請求項5記載の半
導体記憶装置。 - 【請求項7】 前記データ書込み手段は、前記各領域に
書き込まれるデータの量が境界に達すると、前記複数の
領域の境界を移動させる境界移動手段を備えたことを特
徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。 - 【請求項8】 前記境界移動手段は、前記各領域内の最
上位アドレスの前記書込みデータについて前記メモリセ
ルアレイの行方向における位置を記憶する手段と、前記
各領域内の最上位アドレスの前記書込みデータについて
前記メモリセルアレイの列方向における位置を記憶する
手段と、前記データを一時退避記憶する退避記憶手段
と、前記境界の移動位置を記憶する手段と、前記退避記
憶手段に記憶されたデータを前記メモリセルアレイに再
書込みする手段とを備えたことを特徴とする請求項7記
載の半導体記憶装置。 - 【請求項9】 前記退避記憶手段に記憶されるデータ
は、前記メモリセルアレイの列方向のデータであること
を特徴とする請求項8記載の半導体記憶装置。 - 【請求項10】 前記退避記憶手段は、前記メモリセル
アレイを構成する列方向のメモリセルであることを特徴
とする請求項9記載の半導体記憶装置。 - 【請求項11】 前記境界の移動位置を記憶する手段
は、前記メモリセルアレイに書込まれたデータのうち、
最上位アドレスのデータの位置を記憶する手段を備えた
ことを特徴とする請求項10記載の半導体記憶装置。 - 【請求項12】 アドレスを入力する手段と、アドレス
を出力する手段を有することを特徴とする請求項1記載
の半導体記憶装置。 - 【請求項13】 データの書込み時は、前記メモリセル
アレイへの書込み位置のアドレスを前記アドレスを出力
する手段より出力し、データの読出し時は、前記メモリ
セルアレイから読み出す位置のアドレスを前記アドレス
を入力する手段より入力することを特徴とする請求項1
2記載の半導体記憶装置。 - 【請求項14】 メモリセルアレイよりデータを読み出
す手段と、前記メモリセルアレイにおける読み出し位置
のアドレスより読出しデータを復元する手段とを備えた
ことを特徴とする請求項2または請求項13記載の半導
体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000356087A JP2002163890A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000356087A JP2002163890A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002163890A true JP2002163890A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=18828394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000356087A Pending JP2002163890A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002163890A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7817492B2 (en) | 2005-12-27 | 2010-10-19 | Fujitsu Limited | Memory device using SRAM circuit |
-
2000
- 2000-11-22 JP JP2000356087A patent/JP2002163890A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7817492B2 (en) | 2005-12-27 | 2010-10-19 | Fujitsu Limited | Memory device using SRAM circuit |
US7961547B2 (en) | 2005-12-27 | 2011-06-14 | Fujitsu Limited | Memory device using a common write word line and a common read bit line |
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