JP2002163466A - コンテンツ管理装置及び記録媒体 - Google Patents

コンテンツ管理装置及び記録媒体

Info

Publication number
JP2002163466A
JP2002163466A JP2000362508A JP2000362508A JP2002163466A JP 2002163466 A JP2002163466 A JP 2002163466A JP 2000362508 A JP2000362508 A JP 2000362508A JP 2000362508 A JP2000362508 A JP 2000362508A JP 2002163466 A JP2002163466 A JP 2002163466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
server
license
data
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000362508A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yanagawa
雅裕 柳川
Yasunari Ito
泰成 伊藤
Masataka Takahashi
政孝 高橋
Makoto Kato
信 加藤
Norihisa Kato
典久 加藤
Mika Tanaka
美香 田中
Jiro Kikukawa
二郎 菊川
Takahisa Hatakeyama
卓久 畠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
PFU Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, PFU Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2000362508A priority Critical patent/JP2002163466A/ja
Publication of JP2002163466A publication Critical patent/JP2002163466A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】同じコンテンツに対して、販売価格等の異なる
管理情報を設けることが容易に行えるようにすること。 【解決手段】コンテンツプロバイダ100から提供され
たコンテンツをクライアント400に配信するコンテン
ツ配信サーバ200を備え、該コンテンツ配信サーバ2
00は、前記コンテンツと前記コンテンツに対する複数
の管理情報を分離したデータ構造として、管理及び流通
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、コンテンツ管理
装置に関し、特に、同じコンテンツに対して、異なる複
数の管理情報を設けることが可能で、また、コンテンツ
に対して、許諾期間の管理と制御を容易に行えるように
するコンテンツ管理装置及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】 クライアントに対して、通信手段を介
して、コンテンツ配信サーバから音楽等のコンテンツを
配信するサービスが提供されている。クライアントは、
例えば携帯電話等の端末やパーソナルコンピュータであ
る。
【0003】コンテンツは、コンテンツの所有者等(コ
ンテンツプロバイダ)から予めコンテンツ配信サーバに
提供される。コンテンツ配信サーバは、コンテンツの所
有者等から提供されたコンテンツを管理する。クライア
ントからコンテンツ配信サーバへのアクセスがあった場
合、コンテンツ配信サーバが、コンテンツを当該クライ
アントに配信する。少なくとも配信時には、コンテンツ
は暗号化されている。従って、コンテンツ配信サーバ
は、暗号化されたコンテンツ及びその暗号キーを管理及
び配信する。コンテンツは、通常、有料で配信される。
従って、コンテンツ配信サーバは、何らかの手段でクラ
イアントに課金する。また、他のコンテンツ配信サーバ
との差別化のために、コンテンツ配信サーバは、コンテ
ンツの配信に付随した種々のサービスをクライアントに
提供する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コンテンツ配信サーバ
は、多数のクライアントに対してコンテンツを配信する
ため、音楽等のコンテンツを管理する。具体的には、コ
ンテンツは、暗号化されたコンテンツそれ自体と当該コ
ンテンツについての管理情報とに分けて管理される。前
者はコンテンツデータファイルに格納され、後者はコン
テンツ管理ファイルに格納される。管理情報は、例えば
コンテンツの販売価格、コンテンツの販売期間等からな
る。
【0005】この場合、コンテンツの管理情報が当該コ
ンテンツと1対1に対応するので、同じコンテンツに対
して、販売価格の異なる管理情報を設けることが難し
く、また、期間や販売チャネルにより販売価格を変える
ことが難しかった。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決
し、同じコンテンツに対して、販売価格の異なる複数の
管理情報を設けることが可能で、また、期間や販売チャ
ネルにより販売価格を変えることが可能なコンテンツ管
理装置を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、コンテンツに対して、許
諾期間の管理と制御を容易に行えるようにするコンテン
ツ管理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明のコンテン
ツ配信システム構成図である。図1中、100はコンテ
ンツプロバイダ、200はコンテンツ配信サーバ、21
0はコンテンツ管理サーバ、220はライセンスサー
バ、300はネットワーク、400はクライアント、5
00は課金サーバ、600は試聴サーバ、700はメニ
ューサーバである。
【0009】本発明は前記従来の課題を解決するため次
のように構成した。
【0010】(1):コンテンツプロバイダ100から
提供されたコンテンツをクライアント400に配信する
コンテンツ配信サーバ200を備え、該コンテンツ配信
サーバ200は、前記コンテンツと前記コンテンツに対
する複数の管理情報とを分離したデータ構造として、管
理及び流通させる。このため、同じコンテンツに対して
販売価格の異なる複数の商品である管理情報を作ること
ができ、また、管理情報のみ更新でき、コンテンツ製作
のコスト、保存領域、転送コスト等の削減、及び販売の
一時停止や販売再開の制御が容易にできる。
【0011】(2):前記(1)のコンテンツ管理装置
において、前記コンテンツ配信サーバ200は、前記コ
ンテンツと前記管理情報と副コンテンツを分離したデー
タ構造として、管理及び流通させる。このため、同じコ
ンテンツでも、試聴データ等の副コンテンツを販売チャ
ネルにより別なものに容易にできる。
【0012】(3):前記(1)のコンテンツ管理装置
において、前記コンテンツ配信サーバ200は、前記コ
ンテンツに対して、許諾開始及び許諾終了時間を設定す
る。このため、コンテンツに対して、コンテンツプロバ
イダ100が、許諾開始日、許諾終了日を設定して、コ
ンテンツデータを流通させる期間を容易にコントロール
することができる。
【0013】(4):前記(2)のコンテンツ管理装置
において、前記コンテンツ配信サーバ200は、前記コ
ンテンツ及び前記コンテンツのライセンス及び前記副コ
ンテンツに対して、それぞれ独立して許諾開始及び許諾
終了時間を設定する。このため、コンテンツ、ライセン
ス、副コンテンツそれぞれに対して、コンテンツプロバ
イダ100が、サービス(露出)の許諾開始日、許諾終
了日を設定することが容易にできる。
【0014】(5):前記(3)又は(4)のコンテン
ツ管理装置において、前記コンテンツプロバイダ100
から前記コンテンツの配信の委託を受けた際、前記コン
テンツ配信サーバ200は、前記許諾開始及び許諾終了
の許諾期間の確認を行う。このため、許諾期間の設定の
矛盾をなくすことができる。
【0015】(6)コンテンツプロバイダ100から提
供されたコンテンツをクライアント400に配信すると
共に、前記コンテンツと前記コンテンツに対する複数の
管理情報を分離したデータ構造として管理及び流通させ
るコンテンツ配信サーバ200として、コンピュータを
機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
取可能な記録媒体とする。このため、この記録媒体のプ
ログラムをコンピュータにインストールすることで、管
理情報のみ更新できコンテンツ製作のコスト、保存領
域、転送コスト等の削減、及び販売の一時停止や販売再
開の制御が容易にできるコンテンツ管理装置を容易に提
供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】(1):コンテンツ配信システム
構成の説明 図1はコンテンツ配信システム構成図であり、本発明の
コンテンツ管理装置の適用されるコンテンツ配信システ
ムの構成を示す。
【0017】コンテンツ配信システムは、コンテンツプ
ロバイダ100、コンテンツ配信サーバ200、ネット
ワーク300、クライアント400、課金サーバ500
を備える。コンテンツ配信サーバ200は、そのバック
エンドであるコンテンツ管理サーバ210、そのフロン
トエンドであるライセンスサーバ220からなる。コン
テンツ管理サーバ210とライセンスサーバ220との
間は、例えばLANにより接続される。コンテンツ配信
サーバ200は、このような2個のサーバに分離する必
要は必ずしもなく、1個のサーバとして構成してもよ
い。
【0018】コンテンツプロバイダ100は、コンテン
ツの本来の所有者であり、種々のコンテンツをコンテン
ツ配信サーバ200に提供する。コンテンツは、例えば
音楽データであるが、静止画像、動画像等のデータであ
ってもよい。この例では、コンテンツプロバイダ100
は、コンテンツを周知の暗号化処理(例えば、トリプル
DESによる処理)により暗号化した上で提供する。更
に、この例では、コンテンツプロバイダ100は、コン
テンツの暗号キーをも例えば前記と同一の暗号化処理に
より暗号化した上で提供する。コンテンツと暗号キーと
は、別個に暗号化される。暗号キーは、例えばコンテン
ツ毎に定まる。コンテンツが音楽の場合、1曲毎に異な
る暗号キーが用いられる。暗号化されたコンテンツ及び
当該暗号キーは、CD−ROM、MO、CDR、CDR
/W等に格納した状態で提供されるか、又は、ネットワ
ーク800を介してコンテンツプロバイダ100からコ
ンテンツ配信サーバ200に送信することにより提供さ
れる。
【0019】コンテンツ配信サーバ200のコンテンツ
管理サーバ210は、コンテンツプロバイダ100とラ
イセンスサーバ220との間を接続し、コンテンツプロ
バイダ100から提供されたコンテンツ及び当該暗号キ
ーを各々格納領域230に格納し管理する。なお、実際
は、この格納に先立って、コンテンツ管理サーバ210
は、コンテンツプロバイダ100から提供されたコンテ
ンツ及び当該暗号キーを所定のフォーマットに変換す
る。これにより、前記コンテンツ及び当該暗号キーを、
ライセンスサーバ220によるクライアント400への
配信に用いることができる。
【0020】また、この例では、コンテンツ管理サーバ
210は、コンテンツプロバイダ100から提供された
コンテンツについての管理情報を格納領域230に格納
し管理する。管理情報は、例えばコンテンツの販売価
格、コンテンツの販売期間等からなる。管理情報は、コ
ンテンツプロバイダ100とコンテンツ配信サーバ20
0との間の契約に基づいて、両者のいずれかにより作成
される。コンテンツプロバイダ100が作成した場合、
管理情報は、前述のように、CD−ROM等に格納した
状態で提供されるか、又は、ネットワーク800を介し
てコンテンツプロバイダ100からコンテンツ配信サー
バ200に送信することにより提供される。
【0021】コンテンツ配信サーバ200のライセンス
サーバ220は、クライアント400とコンテンツ管理
サーバ210との間を接続し、コンテンツ管理サーバ2
10の格納するコンテンツ及び当該暗号キーをクライア
ント400に配信する。この例では、コンテンツの配信
を受けるクライアント400と、当該暗号キーの配信を
受けるクライアント400とは、異なっていてもよい。
ライセンスサーバ220は、クライアント400からア
クセスされると、当該アクセスにおいて指定されたコン
テンツ及び暗号キーの一方又は双方とその管理情報とを
コンテンツ管理サーバ210から獲得して格納領域24
0に一旦格納し、当該管理情報を解析し、この解析結果
に基づいてコンテンツ及び暗号キーをクライアント40
0に配信する。この時、暗号キーは、一旦復号された
後、再度異なる周知の暗号化処理(例えば、ECDH鍵
交換処理)により暗号化した上で、クライアント400
に配信される。
【0022】また、この例では、ライセンスサーバ22
0は、コンテンツの配信に関する課金情報の通知処理を
行う。課金情報は、ライセンスサーバ220から課金サ
ーバ500に通知される。課金サーバ500は、ネット
ワーク300がこれを用いた通信に課金するために備え
る課金装置であり、ネットワーク300を介してライセ
ンスサーバ220に接続される。即ち、コンテンツ(実
際には、暗号キー)に対する課金を、ネットワーク30
0の備える課金装置500を用いて課金する。この例で
は、コンテンツの配信には課金せず、その暗号キーの配
信に課金する。即ち、コンテンツが高度に暗号化される
ので、復号化のためには極めて高価な装置を要し、通常
のユーザは暗号キーなしでは事実上復号できない。従っ
て、コンテンツ自体には課金しないのでその配信時には
課金情報は送信されず、暗号キーには課金するのでその
配信時に課金情報が送信される。なお、コンテンツ又は
暗号キーのダウンロードのための通信に対する課金は、
周知の課金処理により、ダウンロード先のクライアント
400に課金される。また、このように、暗号キーは、
コンテンツの事実上の使用を可能とし、課金の対象とさ
れるので、この例では、当該暗号キーをライセンスとも
呼ぶ。
【0023】クライアント400は、例えば携帯電話等
の双方向通信の機能を備える端末であり、当該クライア
ント400と予め契約した通信キャリアの提供するネッ
トワーク300を介して、コンテンツ配信サーバ200
(のライセンスサーバ220)との間の通信を行う。即
ち、クライアント400は、コンテンツを指定してコン
テンツ配信サーバ200にアクセスして、暗号化された
コンテンツの配信を受け、また、必要に応じて暗号化さ
れた暗号キー(これをライセンスという)の配信を受け
る。
【0024】また、コンテンツ配信システムは、試聴サ
ーバ600、メニューサーバ700を備える。
【0025】試聴サーバ600は、コンテンツ配信サー
バ200の配信するコンテンツの一部又は全部について
の試聴データ及びその管理情報を格納する。このため
に、コンテンツ配信サーバ200は、試聴データ及びそ
の管理情報を、ネットワーク300を介して、試聴サー
バ600に送信する。試聴データの管理情報は、例えば
当該コンテンツの試聴(可能)期間からなる。試聴サー
バ600は、試聴データを指定してクライアント400
からアクセスされると、試聴データの管理情報に基づい
て、当該試聴データをクライアント400に配信する。
これにより、クライアント400(のユーザ)は、当該
コンテンツの購入前に、その一部(又は全部)を試聴す
ることができる。
【0026】メニューサーバ700は、コンテンツ配信
サーバ200の配信するコンテンツのメニュー(コンテ
ンツメニュー)と、試聴サーバ600の配信する試聴デ
ータのメニュー(試聴メニュー)を格納する。このため
に、コンテンツ配信サーバ200は、コンテンツの管理
情報及び試聴データの管理情報を、ネットワーク300
を介して、メニューサーバ700に送信する。メニュー
サーバ700は、クライアント400からアクセスされ
ると、コンテンツメニュー及び試聴メニューをクライア
ント400に送信する。クライアント400は、当該メ
ニューの中から1個のコンテンツ又は試聴データを選択
する。これにより、クライアントは、当該コンテンツを
配信するコンテンツ配信サーバ200に当該コンテンツ
を指定して、又は、当該試聴データを配信する試聴サー
バ600に当該試聴データを指定して、アクセスするこ
とができる。
【0027】(2):コンテンツのデータ管理方法の説
明 配信可能なコンテンツのデータ形式を、販売用コンテン
ツと音楽の試聴等のプロモーション用データ(副コンテ
ンツ)と管理情報とに分離して、流通・管理を行うもの
である。
【0028】図2はコンテンツ流通の説明図である。図
2において、コンテンツプロバイダ100、配信システ
ム(コンテンツ配信サーバ200)、試聴システム(試
聴サーバ600)、試聴システム2、メニューシステム
(メニューサーバ700)が設けてある。なお、〜
は、分離して送信される以下のデータファイル(音楽配
信の例)を示している。また、〜のファイル間をリ
ンクするためのIDをそれぞれのファイル(〜)が
持っている。
【0029】:商品管理ファイル 商品管理ファイルには、商品ID、販売価格、販売許
諾期間、商品名(曲名)、販売元等がある。ここで、商
品とは、エンドユーザ(お客)へ販売する単位であり、
商品IDで一意に特定されるものであり、コンテンツデ
ータに関する販売価格、販売許諾期間等が定義されたも
のである。従って、一つのコンテンツに対して複数の商
品管理ファイルを設け複数の商品(例えば、価格Aの商
品、価格Bの商品等)を作ることができる。
【0030】:コンテンツデータ管理ファイル コンテンツデータ管理ファイルは、コンテンツID、
タイトル、アーティスト、演奏時間等である。
【0031】:コンテンツデータファイル コンテンツデータファイルは、ユーザに配信する暗号
化されたコンテンツ(音楽では曲)の中味である。
【0032】:コンテンツ鍵ファイル ライセンスの元になるバイナリデータを暗号化した鍵を
更に暗号化したものである。
【0033】:試聴データ管理ファイル 試聴データ管理ファイルは、試聴ID(試聴できる
曲)、試聴できる時間、試聴してよい期間等である。
【0034】:試聴データファイル 試聴データファイルは、試聴用の暗号化されていない
データである。
【0035】例えば、図2の上段の2つのコンテンツプ
ロバイダ100から〜のファイルが配信システム
(コンテンツ配信サーバ200)に送信される。下段の
コンテンツプロバイダ100からは、〜のファイル
が配信システムに送信され、とのファイルは試聴シ
ステム2に配信システムを通さないで直接送信される。
また、配信システムから、とのファイルが試聴シス
テム(試聴サーバ600)に送信され、、、のフ
ァイルがメニューシステム(メニューサーバ700)に
送信される。
【0036】図3はコンテンツに関する概念データモデ
ルの説明図である。図3において、コンテンツに関する
概念データモデルには、商品(1) 、コンテンツデータ
(2) 、コンテンツ鍵(3) 、コンテンツ要素(4) 、オーデ
ィオ(5) 、メタデータ(6) 、インデックステーブル(7)
、Credntial(8) 、試聴データ(9) が設けてある。
【0037】商品(1) は、エンドユーザへ販売する単位
で、商品IDで一意に特定されるものであり、また、コ
ンテンツデータに関する販売価格、販売許諾期間等が定
義されたものである。従って、一つのコンテンツに対し
て複数の商品(例えば、価格A、価格Bの商品等の2つ
の異なる商品)を作ることができる。
【0038】コンテンツデータ(2) は、1以上のコンテ
ンツ要素を暗号化したコンテンツデータであり、コンテ
ンツIDで一意に特定されるものである。このコンテン
ツデータにはダウンロード許諾期間(販売期間)が設け
られる。コンテンツ鍵(3) は、コンテンツデータのエレ
メントを暗号化する際に用いた暗号鍵であり、コンテン
ツデータ(2) と1対1に対応する。
【0039】コンテンツ要素(4) は、コンテンツデータ
(2) を構成するデータ(抽象型)である。オーディオ
(5) は、コンテンツ要素の一種であり、例えば、MP3
で圧縮された音源である。メタデータ(6) は、コンテン
ツ要素の一種であり、コンテンツの情報(タイトル、ア
ーティスト、演奏時間等)を表す例えば、XMLテキス
トデータである。インデックステーブル(7) は、コンテ
ンツ要素の一種であり、オーディオの再生位置を表す
(早送り、早戻しできる)インデックス情報である。C
redntial(8) は、コンテンツ要素の一種であり、コンテ
ンツデータ(2) に対するコンテンツプロバイダの署名
(電子署名)である。なお、その他のコンテンツ要素と
して、ビデオ、イメージ(静止画像)等の各種のコンテ
ンツ要素がある。試聴データ(9) は、試聴を行うための
音源データであり、試聴IDで一意に特定されるのであ
る。
【0040】図4はファイル流通のコマンドの説明図で
ある。図4において、コンテンツプロバイダから指示さ
れる命令(コマンド)を分類して概要を説明したもので
ある。ここでファイル流通のコマンドには、コンテンツ
新規登録、コンテンツデータ管理更新、コンテンツデー
タ更新、コンテンツ削除、商品管理新規登録、商品管理
更新、商品管理削除、試聴データ新規登録、試聴データ
管理更新、試聴データ更新、試聴データ削除が分類され
ている。
【0041】図5はコマンドと送信必要ファイルの説明
図である。図5において、コンテンツプロバイダ100
が、コマンドを発行するときの送信必要ファイルであ
る。例えばコンテンツを新規に登録する際には、コンテ
ンツデータ管理ファイル、コンテンツデータファイル及
びコンテンツ鍵ファイルをコンテンツ管理サーバ210
に送信する必要がある。また、コンテンツデータを更新
する際には、コンテンツデータ管理ファイル及びコンテ
ンツデータファイルをコンテンツ管理サーバ210に送
信する必要がある。
【0042】図6は受信したファイルの送信先の説明図
である。コンテンツ管理サーバ210は、コンテンツプ
ロバイダ100から受信したファイルを、必要に応じて
関連するシステムへ送付する必要がある。図6では、受
信したファイルと受付処理に対応したその送付先の一覧
を示している。ここで、送付先の「FE」はライセンス
サーバ220、「MS」はメニューサーバ700、「A
S」は試聴サーバ600である。そして、◎は必ず送信
対象とするものであり、○は受け入れセットに含まれて
いれば送信対象とするものである。なお、ライセンス作
成管理ファイルは、暗号キーを作成するための基本的な
情報である。
【0043】例えば、コンテンツプロバイダ100から
コンテンツ新規登録の処理を受け入れる場合、コンテン
ツ管理サーバ210は、コンテンツデータ管理ファイル
をメニューサーバ700に送信し、コンテンツデータフ
ァイルをライセンスサーバ220に送信する必要があ
る。
【0044】以上のように、各ファイルに分離すること
により、販売用コンテンツとプロモーション用データ
(副コンテンツ;試聴データ)と検索・表示用データ
(商品管理)を分離して流通・管理できる。このため、
コンテンツプロバイダ100が、コンテンツの構成を管
理することができる。これまでは、各販売チャネルがそ
れぞれで価格やプロモーションを組み立てており、コン
テンツプロバイダ100サイドで直接コントロールでき
なかった。
【0045】また、コンテンツと管理情報にデータを分
離したデータ構造とするため次の利点がある。
【0046】・同じコンテンツに対して販売価格の異な
る商品をつけることができる。
【0047】・コンテンツは一つで良いため、コンテン
ツ製作のコスト、保存領域、転送コスト等の削減ができ
る。
【0048】・期間により販売価格を変えることができ
る。
【0049】・販売の一時停止や販売再開の制御は、管
理情報のみを修正すればよい。このため、コンテンツプ
ロバイダ100からのコントロールが容易となる。
【0050】・配信業務、メニュー業務、課金業務など
複数組織・企業がかかわる際に関係するデータのみ流通
するようにできる。
【0051】更に、コンテンツと管理情報と副コンテン
ツにデータを分離したデータ構造とできるため次の利点
がある。
【0052】・例えば、副コンテンツを試聴データとす
ることができる。
【0053】・同じコンテンツでも、商品が2つ等の場
合、試聴データを別なものにできる。
【0054】・期間によりプロモーション方法を変える
ことが容易にできる。
【0055】・複数の販売チャネルで販売する場合、そ
れぞれ固有のプロモーションを容易に行うことができ
る。なお、副コンテンツとして、試聴データ以外に、プ
ロモーションムービー、静止画像、ライナーノーツなど
データ形式はいろいろある。
【0056】また、コンテンツと商品とメニュー情報
(コンテンツデータ管理情報)を分離したデータ構造と
できるため次の利点がある。
【0057】・同じコンテンツでも、メニューに表示さ
れる情報を別なものにできる。
【0058】・商品とメニュー情報の更新処理を行う
際、コンテンツデータ本体を再び更新する必要はない。
【0059】・期間によりプロモーション方法を変える
ことが容易にできる。
【0060】(3):許諾期間の説明 コンテンツプロバイダから提供されるデータに関する管
理情報の一つである許諾期間には、商品販売許諾期間、
メニュー開示日、ライセンス許諾期間、試聴許諾期間が
ある。
【0061】商品販売許諾期間は、メニューシステム
(メニューサーバ700)が、商品を販売しても良い期
間である。メニューシステムがメニューへの商品掲示を
コントロールする。メニュー開示日は、メニューシステ
ムが一般消費者向けに商品の掲示をはじめても良い日を
コントロールするものである。ライセンス許諾期間は、
配信システム(コンテンツ配信サーバ200)が、コン
テンツプロバイダからダウンロード及びライセンス発行
を行っても良い期間であり、配信システムがメニューで
のダウンロード開始可否もコントロールする。試聴許諾
期間は、試聴システム(試聴サーバ600)が、試聴サ
ービスを行っても良い期間であり、試聴システムがメニ
ューでの試聴開始可否もコントロールするものである。
【0062】メニューサーバ700によるメニューにお
ける商品の掲示や販売可否の期間設定は、上記各許諾期
間から逸脱しない範囲で設定される。
【0063】(許諾期間とサービス実施機関の束縛条件
の説明)各サーバ間で管理するコンテンツの不整合、又
はサービスする期間の不整合がある場合、ユーザに対し
て不利益を与える可能性がある。従って、各サーバ間で
は、コンテンツの流通データの運用に対し、一定の束縛
条件を与える。
【0064】管理するコンテンツの不整合が発生する要
因として次の(A)〜(D)がある。(A)コンテンツ
プロバイダから提供されるコンテンツに不具合が有る場
合、(B)コンテンツ情報伝送の処理にエラーが発生し
た場合、(C)サービス許諾期間と各サーバでの実施の
不整合、(D)コンテンツプロバイダから提供されたコ
ンテンツ管理の許諾期間に矛盾が有る場合(例えば、コ
ンテンツがダウンロードできるのにライセンス発行でき
ない等)。
【0065】図7はコンテンツ不整合発生の事象の説明
図である。図7において、ユーザがあるコンテンツID
を指定してサービスを要求した際、各サーバ可否の組み
合わせにより生じる事態をまとめたものである。ここ
で、「メニュ」はメニューサーバ700のサービス状
態、「試聴」は試聴サーバ600のサービス状態、「配
信」はコンテンツ配信サーバ200のサービス状態、
「課金」は課金サーバ500のサービス状態をそれぞれ
示している。また、「GC」はコンテンツダウンロード
(Get Content )、「GL」はライセンス取得(Get Li
cense )である。
【0066】図7中「×」は、それぞれのサーバが指定
の商品IDに対するサービスを行えない状態を示してい
る。この状態は、(A)許諾期間によるサービス拒否、
及び(B)サーバがコンテンツ自身を保持しないような
事態により発生する。前記(A)の許諾期間によるサー
ビス拒否は、指定の商品ID、コンテンツID、又は試
聴IDがサービス期間外である。前記(B)のサーバが
コンテンツ自身を保持しない場合は、指定の商品ID、
コンテンツID、又は試聴IDが不当なものである。
【0067】このような問題のある事象の発生を予防す
るため、コンテンツ配信サーバ200は各サーバでの運
用(サービス提供期間)を以下のように定める(束縛条
件)。
【0068】(1) コンテンツダウンロード開始日は、商
品販売開始日より、以前でなければならない。
【0069】(2) 試聴開始日は、商品販売開始日より、
以前でなければならない。
【0070】(3) ライセンス発行開始日及び試聴開始日
は、確認用メニューを使用した関係者の事前確認のた
め、商品販売開始日より十分にリード期間を取らなけれ
ばならない。
【0071】(4) 試聴終了日は、販売終了後、プレゼン
ト有効期間だけ後でなければならない。
【0072】(5) ライセンスダウンロード終了は、商品
販売後、プレゼント有効期間+再接続期間だけ後でなけ
ればならない。
【0073】ここで、プレゼント有効期間とは、例え
ば、友人等からプレゼントされた場合であり、販売終了
後も試聴できるようにする必要がある(例えば、販売終
了後30日程度)。再接続期間は、通信不良等のため途
中で接続が切れた場合に再接続を保証する期間である
(例えば、7日)。
【0074】図8は許諾期間の説明図であり、図8
(a)は許諾期限とサービス期間の説明である。図8
(a)において、イベントとして、確認用メニュー公開
T1、試聴開始T2、販売開始T3、販売終了T4、試
聴終了T5、販売の完全な終息T6がある。そして、メ
ニュー開示日が販売開始T3となる。商品販売許諾期間
は販売開始T3から販売終了T4の期間となる(販売期
間)。試聴許諾期間は試聴開始T2から試聴終了T5の
期間となる。ライセンス許諾期間は確認用メニュー公開
T1から販売の完全な終息T6の期間となる。
【0075】確認用メニュー公開T1〜試聴開始T2
は、事前確認期間であり、確認用メニューを公開して事
前確認を行う期間である。
【0076】試聴開始T2〜販売開始T3は、販促用試
聴公開期間であり、販売促進のため試聴できるようにす
る期間である。
【0077】販売開始T3〜販売終了T4は、販売期間
であり、商品を販売する期間である。
【0078】販売終了T4〜試聴終了T5は、プレゼン
ト期間であり、販売終了後も試聴とライセンス取得をで
きるようにする期間である。
【0079】試聴終了T5〜販売の完全な終息T6は、
再接続期間であり、通信不良等のため途中で接続が切れ
た場合に再接続できる期間である。
【0080】図8(b)は許諾期間の矛盾確認判断の説
明である。図8(b)において、例えば、の項目の商
品販売許諾期間の範囲では、条件として、商品販売開始
は商品販売終了より前でなければならない。また、の
項目の商品販売とライセンス・ダウンロードの関係で
は、条件として、ライセンス発行開始は商品販売開始の
前か又は同時でなければならない。
【0081】図9はコンテンツ新規登録処理フローチャ
ートであり、図9(a)はコンテンツプロバイダによる
コンテンツ新規登録処理の説明である。
【0082】S1:コンテンツプロバイダ100は、コ
ンテンツ管理ファイル、コンテンツデータファイル、コ
ンテンツ鍵ファイル、商品管理ファイル、試聴管理ファ
イル、試聴データファイルを作成し、S2に移る。
【0083】S2:コンテンツプロバイダ100は、上
記S1で作成したファイルを配信システム(コンテンツ
配信サーバ200)に送信し処理を終了する。
【0084】図9(b)は配信システムによるコンテン
ツ新規登録処理の説明である。以下図9(b)の処理S
11〜S19に従って説明する。
【0085】S11:コンテンツ管理サーバ210は、
コンテンツプロバイダ100からファイルを受信する
と、許諾期間確認として、商品販売開始日が商品販売
終了日より前であるか判断する。この判断で商品販売開
始日が商品販売終了日より前であれば処理S12に移
り、もし、そうでなければコンテンツプロバイダ100
へエラーを返信して処理を終了する。
【0086】S12:コンテンツ管理サーバ210は、
許諾期間確認として、ライセンス発行開始日がライセ
ンス発行終了日より前であるか判断する。この判断でラ
イセンス発行開始日がライセンス発行終了日より前であ
れば処理S13に移り、もし、そうでなければコンテン
ツプロバイダ100へエラーを返信して処理を終了す
る。
【0087】S13:コンテンツ管理サーバ210は、
許諾期間確認として、試聴開始日が試聴終了日より前
であるか判断する。この判断で試聴開始日が試聴終了日
より前であれば処理S14に移り、もし、そうでなけれ
ばコンテンツプロバイダ100へエラーを返信して処理
を終了する。
【0088】S14:コンテンツ管理サーバ210は、
許諾期間確認として、ライセンス発行開始日が商品販
売開始日と同じかそれより前であるか判断する。この判
断でライセンス発行開始日が商品販売開始日と同じかそ
れより前であれば処理S15に移り、もし、そうでなけ
ればコンテンツプロバイダ100へエラーを返信して処
理を終了する。
【0089】S15:コンテンツ管理サーバ210は、
許諾期間確認として、商品販売終了日がライセンス発
行終了日から再接続期間(日)を引いた期間日と同じか
それより前であるか判断する。この判断で商品販売終了
日がライセンス発行終了日から再接続期間(日)を引い
た期間日と同じかそれより前であれば処理S16に移
り、もし、そうでなければコンテンツプロバイダ100
へエラーを返信して処理を終了する。
【0090】S16:コンテンツ管理サーバ210は、
受信したファイルを管理データベース(格納領域23
0)へ登録し、処理S17に移る。
【0091】S17:コンテンツ管理サーバ210は、
ライセンスダウンロードサーバ(ライセンスサーバ22
0)へファイルを送信し、処理S18に移る。
【0092】S18:コンテンツ管理サーバ210は、
試聴サーバ600へファイルを送信し、処理S19に移
る。
【0093】S19:コンテンツ管理サーバ210は、
メニューサーバ700へファイルを送信し処理を終了す
る。
【0094】以上のように、コンテンツ本体(コンテン
ツとライセンス)の管理制御をコンテンツプロバイダで
容易に管理制御でき、著作権保護や契約上の問題もなく
なる。即ち、コンテンツに対して、コンテンツプロバイ
ダ100が、許諾開始日、許諾終了日を設け設定して、
コンテンツデータを流通させる期間をコントロールす
る。つまり、コンテンツプロバイダ100が意図した期
間のみコンテンツを配信するよう容易にコントロールす
ることができる。
【0095】コンテンツのライセンスに対して、コンテ
ンツプロバイダ100が、許諾開始日、許諾終了日を設
け設定することができる。このため、超流通としてコン
テンツデータのみを暗号化して配布(無料配布)し、ラ
イセンスを別途有料で発行する形態を容易に現実化する
ことができる。また、コンテンツデータ配信以外に、コ
ンテンツプロバイダ100が意図した期間のみライセン
スを発行するよう容易にコントロールすることができ
る。
【0096】また、副コンテンツに対して、コンテンツ
プロバイダ100が、サービス(露出)の許諾開始日、
許諾終了日を設け設定することができる。このため、副
コンテンツも著作権の保護対象として、きちんと許諾期
間を設けて管理・制御ができる。
【0097】更に、商品に対して、コンテンツプロバイ
ダ100が、許諾開始日、許諾終了日を設け設定するこ
とができる。このため、商品の掲載についても管理・制
御ができ、コンテンツプロバイダ100が意図した期間
のみ商品をカタログに掲載されるよう容易にコントロー
ルすることができる。
【0098】また、たくさんのデータに許諾期間が設定
されると設定期間に矛盾が生じる危険がある。これは、
コンテンツ配信サーバ200が、コンテンツ配信の委託
を受ける際に各データ相互の許諾期間の確認を行い、矛
盾をなくすことができる。
【0099】(4):プログラムのインストールの説明 コンテンツ配信サーバ200、コンテンツ管理サーバ2
10、ライセンスサーバ220、課金サーバ500、試
聴サーバ600、メニューサーバ700等は、プログラ
ムで構成でき、主制御部(CPU)が実行するものであ
り、主記憶に格納されているものである。このプログラ
ムは、一般的な、コンピュータで処理されるものであ
る。このコンピュータは、主制御部、主記憶、ファイル
装置、表示装置、キーボード等の入力手段である入力装
置などのハードウェアで構成されている。
【0100】このコンピュータに、本発明のプログラム
をインストールする。このインストールは、フロッピ
ィ、光磁気ディスク等の可搬型の記録(記憶)媒体に、
これらのプログラムを記憶させておき、コンピュータが
備えている記録媒体に対して、アクセスするためのドラ
イブ装置を介して、或いは、LAN等のネットワークを
介して、コンピュータに設けられたファイル装置にイン
ストールされる。そして、このファイル装置から処理に
必要なプログラムステップを主記憶に読み出し、主制御
部が実行するものである。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果がある。
【0102】(1):コンテンツ配信サーバで、コンテ
ンツと前記コンテンツに対する複数の管理情報を分離し
たデータ構造として、管理及び流通させるため、同じコ
ンテンツに対して販売価格の異なる複数の商品を作るこ
とができ、また、管理情報のみ更新でき、コンテンツ製
作のコスト、保存領域、転送コスト等の削減、及び販売
の一時停止や販売再開の制御が容易にできる。
【0103】(2):コンテンツ配信サーバで、コンテ
ンツと管理情報と副コンテンツを分離したデータ構造と
して、管理及び流通させるため、同じコンテンツでも、
試聴データ等の副コンテンツを販売チャネルにより別な
ものにすることが容易にできる。
【0104】(3):コンテンツ配信サーバで、コンテ
ンツに対して、許諾開始及び許諾終了時間を設定するた
め、コンテンツに対して、コンテンツプロバイダが、許
諾開始日、許諾終了日を設定して、コンテンツデータを
流通させる期間を容易にコントロールすることができ
る。
【0105】(4):コンテンツ配信サーバで、コンテ
ンツ及びコンテンツのライセンス及び副コンテンツ及び
販売する商品に対して、それぞれ独立して許諾開始及び
許諾終了時間を設定するため、コンテンツ、ライセン
ス、副コンテンツそれぞれに対して、コンテンツプロバ
イダが、サービス(露出)の許諾開始日、許諾終了日を
設け設定することが容易にできる。
【0106】(5):コンテンツプロバイダからコンテ
ンツの配信の委託を受けた際、コンテンツ配信サーバ
で、許諾開始及び許諾終了の許諾期間の確認を行うた
め、許諾期間の設定の矛盾をなくすことができる。
【0107】(6)コンテンツプロバイダから提供され
たコンテンツをクライアントに配信するとともに、コン
テンツとコンテンツに対する複数の管理情報を分離した
データ構造として管理及び流通させるコンテンツ配信サ
ーバとして、コンピュータを機能させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体とするた
め、この記録媒体のプログラムをコンピュータにインス
トールすることで、管理情報のみ更新できコンテンツ製
作のコスト、保存領域、転送コスト等の削減、及び販売
の一時停止や販売再開の制御が容易にできるコンテンツ
管理装置を容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態におけるコンテンツ配信システム構
成図である。
【図2】実施の形態におけるコンテンツ流通の説明図で
ある。
【図3】実施の形態におけるコンテンツに関する概念デ
ータモデルの説明図である。
【図4】実施の形態におけるファイル流通のコマンドの
説明図である。
【図5】実施の形態におけるコマンドと送信必要ファイ
ルの説明図である。
【図6】実施の形態における受信したファイルの送信先
の説明図である。
【図7】実施の形態におけるコンテンツ不整合発生の事
象の説明図である。
【図8】実施の形態における許諾期間の説明図である。
【図9】実施の形態におけるコンテンツ新規登録処理フ
ローチャートである。
【符号の説明】
100 コンテンツプロバイダ 200 コンテンツ配信サーバ 210 コンテンツ管理サーバ 220 ライセンスサーバ 300 ネットワーク 400 クライアント 500 課金サーバ 600 試聴サーバ 700 メニューサーバ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/00 330 G06F 15/00 330Z G07F 17/00 G07F 17/00 B H04N 7/173 640 H04N 7/173 640A (72)発明者 伊藤 泰成 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 高橋 政孝 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 加藤 信 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 加藤 典久 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 田中 美香 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 菊川 二郎 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 畠山 卓久 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B085 AC04 BG07 5C064 BA02 BB01 BC01 BC18 BD03 BD14 CB06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテンツプロバイダから提供されたコン
    テンツをクライアントに配信するコンテンツ配信サーバ
    を備え、 該コンテンツ配信サーバは、前記コンテンツと前記コン
    テンツに対する複数の管理情報を分離したデータ構造と
    して、管理及び流通させることを特徴としたコンテンツ
    管理装置。
  2. 【請求項2】前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテ
    ンツと前記管理情報と副コンテンツを分離したデータ構
    造として、管理及び流通させることを特徴とした請求項
    1記載のコンテンツ管理装置。
  3. 【請求項3】前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテ
    ンツに対して、許諾開始及び許諾終了時間を設定するこ
    とを特徴とした請求項1記載のコンテンツ管理装置。
  4. 【請求項4】前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテ
    ンツ及び前記コンテンツのライセンス及び前記副コンテ
    ンツに対して、それぞれ独立して許諾開始及び許諾終了
    時間を設定することを特徴とした請求項2記載のコンテ
    ンツ管理装置。
  5. 【請求項5】前記コンテンツプロバイダから前記コンテ
    ンツの配信の委託を受けた際、 前記コンテンツ配信サーバは、前記許諾開始及び許諾終
    了の許諾期間の確認を行うことを特徴とした請求項3又
    は4記載のコンテンツ管理装置。
  6. 【請求項6】コンテンツプロバイダから提供されたコン
    テンツをクライアントに配信するとともに、 前記コンテンツと前記コンテンツに対する複数の管理情
    報を分離したデータ構造として、管理及び流通させるコ
    ンテンツ配信サーバとして、 コンピュータを機能させるためのプログラムを記録した
    コンピュータ読取可能な記録媒体。
JP2000362508A 2000-11-29 2000-11-29 コンテンツ管理装置及び記録媒体 Pending JP2002163466A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000362508A JP2002163466A (ja) 2000-11-29 2000-11-29 コンテンツ管理装置及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000362508A JP2002163466A (ja) 2000-11-29 2000-11-29 コンテンツ管理装置及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002163466A true JP2002163466A (ja) 2002-06-07

Family

ID=18833771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000362508A Pending JP2002163466A (ja) 2000-11-29 2000-11-29 コンテンツ管理装置及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002163466A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004326757A (ja) * 2003-04-11 2004-11-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタルコンテンツ再生装置およびデジタルコンテンツ再生方法
JP2006221290A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Nec Corp コンテンツ配信サービスシステム、コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法及びコンテンツ配信プログラム
JP2010245865A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> メタデータ管理装置
US8521651B2 (en) 2003-04-11 2013-08-27 Panasonic Corporation Digital content reproducing apparatus and method thereof

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004326757A (ja) * 2003-04-11 2004-11-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタルコンテンツ再生装置およびデジタルコンテンツ再生方法
JP4642372B2 (ja) * 2003-04-11 2011-03-02 パナソニック株式会社 デジタルコンテンツ再生装置およびデジタルコンテンツ再生方法
US8521651B2 (en) 2003-04-11 2013-08-27 Panasonic Corporation Digital content reproducing apparatus and method thereof
JP2006221290A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Nec Corp コンテンツ配信サービスシステム、コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法及びコンテンツ配信プログラム
JP2010245865A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> メタデータ管理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7200575B2 (en) Managing access to digital content
US8256014B2 (en) Content processing device, server device, communication method, and storage medium containing computer program
US8560455B1 (en) System and method for operating multiple rental domains within a single credit card domain
JP5121986B2 (ja) コンテンツ購入処理端末とその方法
US20140172595A1 (en) System and method for binding drm licenses to a customer domain
US20030014496A1 (en) Closed-loop delivery system
EP1585008A1 (en) content reproduction apparatus, program, and content reproduction control method
US20030014436A1 (en) Closed-loop delivery to integrated download manager
US20030014630A1 (en) Secure music delivery
US20010032187A1 (en) Method for computer network operation providing basis for usage fees
US20020077987A1 (en) Contents distribution system
JP2002541687A (ja) メディア配信システム
CA2430062A1 (en) Distribution device, terminal device, and program and method for use therein
JP2003524264A (ja) デジタル形態の知的財産の記憶、分配およびアクセスを行う方法および装置
JP2002042013A (ja) コンテンツ配信方法、コンテンツ配信システムおよびコンテンツ配信プログラムを記録した記録媒体
US9219791B2 (en) Digital filling station for digital locker content
JP2000242699A (ja) 利用期限指定型コンテンツレンタル方法及び該コンテンツレンタル方法で用いるコンテンツ提供装置、コンテンツ利用装置
JP2003124921A (ja) コンテンツ流通方法およびシステム
JP2012014729A (ja) コンピュータ・ネットワークを用いてデジタル・データを含むファイルを配布するためのシステム
JP2004139471A (ja) コンテンツ価格管理システム及び方法並びにプログラム
US20140172603A1 (en) System and method for wireless content delivery and transaction management
US20140172602A1 (en) Peer-to-peer system for sharing media content
JP2002140637A (ja) 電子データレンタル装置および電子データレンタル方法、ならびに電子データレンタルプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002163466A (ja) コンテンツ管理装置及び記録媒体
JP2001319164A (ja) レンタルシステムとそのレンタル方法、及び貸出プログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080507

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080916