JP2002163157A - 試験用電文作成方法およびその装置、試験用電文作成プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
試験用電文作成方法およびその装置、試験用電文作成プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2002163157A JP2002163157A JP2000357583A JP2000357583A JP2002163157A JP 2002163157 A JP2002163157 A JP 2002163157A JP 2000357583 A JP2000357583 A JP 2000357583A JP 2000357583 A JP2000357583 A JP 2000357583A JP 2002163157 A JP2002163157 A JP 2002163157A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 試験用電文の作成にかかる稼動工数を低減す
ることができる試験用電文作成方法およびその装置、試
験用電文作成プログラムを記録した記録媒体を実現す
る。 【解決手段】 試験用シミュレータが出力用電文として
使用する試験用電文が記述された試験用電文ファイルを
作成する試験用電文作成装置において、試験仕様に基づ
いて作成された雛形ファイル30を読み込み(ステップ
S1)、この雛形ファイル30に記述された情報に基づ
いて共通ヘッダ部情報を生成し、この共通ヘッダ部情報
を試験用電文ファイル40に記述する(ステップS
2)。さらに、雛形ファイル30に記述された情報に基
づいてユーザデータ部情報を生成し、このユーザデータ
部情報を試験用電文ファイル40に記述する(ステップ
S3)。この試験用電文ファイル40を出力する(ステ
ップS4)。
ることができる試験用電文作成方法およびその装置、試
験用電文作成プログラムを記録した記録媒体を実現す
る。 【解決手段】 試験用シミュレータが出力用電文として
使用する試験用電文が記述された試験用電文ファイルを
作成する試験用電文作成装置において、試験仕様に基づ
いて作成された雛形ファイル30を読み込み(ステップ
S1)、この雛形ファイル30に記述された情報に基づ
いて共通ヘッダ部情報を生成し、この共通ヘッダ部情報
を試験用電文ファイル40に記述する(ステップS
2)。さらに、雛形ファイル30に記述された情報に基
づいてユーザデータ部情報を生成し、このユーザデータ
部情報を試験用電文ファイル40に記述する(ステップ
S3)。この試験用電文ファイル40を出力する(ステ
ップS4)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部インタフェー
ス確認試験などに使用される試験用電文を作成する試験
用電文作成方法およびその装置、試験用電文作成プログ
ラムを記録した記録媒体に関する。
ス確認試験などに使用される試験用電文を作成する試験
用電文作成方法およびその装置、試験用電文作成プログ
ラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、外部インタフェース確認試験を
行うための試験システムの構成例を示すブロック図であ
る。この図1において、符号11は、試験を実施する作
業者である。符号12は、作業者11が操作する被試験
端末である。符号13は、被試験端末12の外部インタ
フェースを試験するためのシミュレータである。符号4
0は、シミュレータ13からアクセスされる試験用電文
(シミュレータ電文)ファイルである。この試験用電文
ファイル40は、シミュレータ13に備わる記憶装置に
記憶されるものであってもよく、あるいは図示しない他
の記憶装置(データベースサーバ等)に記憶されていて
もよい。また、シミュレータ13は、通信によりこれら
記憶装置にアクセスするものであってもよい。
行うための試験システムの構成例を示すブロック図であ
る。この図1において、符号11は、試験を実施する作
業者である。符号12は、作業者11が操作する被試験
端末である。符号13は、被試験端末12の外部インタ
フェースを試験するためのシミュレータである。符号4
0は、シミュレータ13からアクセスされる試験用電文
(シミュレータ電文)ファイルである。この試験用電文
ファイル40は、シミュレータ13に備わる記憶装置に
記憶されるものであってもよく、あるいは図示しない他
の記憶装置(データベースサーバ等)に記憶されていて
もよい。また、シミュレータ13は、通信によりこれら
記憶装置にアクセスするものであってもよい。
【0003】図1に示す試験システムにおいて、作業者
11が試験実施を被試験端末12に入力すると、被試験
端末12は送信電文をシミュレータ13に出力する。シ
ミュレータ13は、受信した送信電文に基づいて、該当
の試験用電文ファイル40を読み出し、応答電文として
被試験端末12に出力する。この応答電文を受信する
と、被試験端末12は、受信した応答電文を画面上に表
示する。この表示された内容により、作業者11は試験
結果の確認を行う。
11が試験実施を被試験端末12に入力すると、被試験
端末12は送信電文をシミュレータ13に出力する。シ
ミュレータ13は、受信した送信電文に基づいて、該当
の試験用電文ファイル40を読み出し、応答電文として
被試験端末12に出力する。この応答電文を受信する
と、被試験端末12は、受信した応答電文を画面上に表
示する。この表示された内容により、作業者11は試験
結果の確認を行う。
【0004】ところで、図1に示すような試験システム
において、シミュレータ13を用いて試験を実施する場
合には、外部インタフェースの仕様(試験仕様)に基づ
いて試験用電文を作成し、この試験用電文が記述された
試験用電文ファイル40を予め作成しておく必要があ
る。そのため従来より、試験用電文作成者は、パーソナ
ルコンピュータ等のテキストエディタを使用して試験用
電文を作成し、この試験用電文が記述された試験用電文
ファイル40を作成する。
において、シミュレータ13を用いて試験を実施する場
合には、外部インタフェースの仕様(試験仕様)に基づ
いて試験用電文を作成し、この試験用電文が記述された
試験用電文ファイル40を予め作成しておく必要があ
る。そのため従来より、試験用電文作成者は、パーソナ
ルコンピュータ等のテキストエディタを使用して試験用
電文を作成し、この試験用電文が記述された試験用電文
ファイル40を作成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の試験用電文作成方法では、一つの試験用電文内で同様
の情報が繰り返し記述されるような場合に、試験用電文
作成者の試験用電文作成にかかる稼動工数が多くなると
いう問題がある。また、同様に、試験用電文の情報量が
多い場合には、試験用電文を分割して試験用電文ファイ
ル40を複数作成するが、この作成にかかる稼動工数も
多い。さらに、試験用電文作成者の人為的ミスによっ
て、誤った内容の試験用電文が作成され、試験用電文フ
ァイル40に記録されてしまうという問題もある。特
に、情報量が多い試験用電文を作成する際に、この人為
的ミスが発生している。
の試験用電文作成方法では、一つの試験用電文内で同様
の情報が繰り返し記述されるような場合に、試験用電文
作成者の試験用電文作成にかかる稼動工数が多くなると
いう問題がある。また、同様に、試験用電文の情報量が
多い場合には、試験用電文を分割して試験用電文ファイ
ル40を複数作成するが、この作成にかかる稼動工数も
多い。さらに、試験用電文作成者の人為的ミスによっ
て、誤った内容の試験用電文が作成され、試験用電文フ
ァイル40に記録されてしまうという問題もある。特
に、情報量が多い試験用電文を作成する際に、この人為
的ミスが発生している。
【0006】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、その目的は、試験用電文の作成にかかる稼
動工数を低減することができる試験用電文作成方法およ
びその装置、試験用電文作成プログラムを記録した記録
媒体を提供することにある。また、本発明は、正確な試
験用電文を作成することができる試験用電文作成方法お
よびその装置、試験用電文作成プログラムを記録した記
録媒体を提供することも目的とする。
れたもので、その目的は、試験用電文の作成にかかる稼
動工数を低減することができる試験用電文作成方法およ
びその装置、試験用電文作成プログラムを記録した記録
媒体を提供することにある。また、本発明は、正確な試
験用電文を作成することができる試験用電文作成方法お
よびその装置、試験用電文作成プログラムを記録した記
録媒体を提供することも目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、試験用シミュレータが
出力用電文として使用する試験用電文が記述された試験
用電文ファイルを作成する試験用電文作成装置における
試験用電文作成方法であって、前記試験用電文作成方法
は、試験仕様に基づいて作成された雛形ファイルを読み
込む過程と、前記雛形ファイルに記述された情報に基づ
いて共通ヘッダ部情報を生成し、この共通ヘッダ部情報
を前記試験用電文ファイルに記述する過程と、前記雛形
ファイルに記述された情報に基づいてユーザデータ部情
報を生成し、このユーザデータ部情報を前記試験用電文
ファイルに記述する過程とを含むことを特徴とする。
めに、請求項1に記載の発明は、試験用シミュレータが
出力用電文として使用する試験用電文が記述された試験
用電文ファイルを作成する試験用電文作成装置における
試験用電文作成方法であって、前記試験用電文作成方法
は、試験仕様に基づいて作成された雛形ファイルを読み
込む過程と、前記雛形ファイルに記述された情報に基づ
いて共通ヘッダ部情報を生成し、この共通ヘッダ部情報
を前記試験用電文ファイルに記述する過程と、前記雛形
ファイルに記述された情報に基づいてユーザデータ部情
報を生成し、このユーザデータ部情報を前記試験用電文
ファイルに記述する過程とを含むことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記試験用電文作成方法は、前記雛形
ファイルに記述された情報に基づいて電文長を算出する
過程と、前記電文長が試験仕様に規定された最大電文長
を超える場合には、電文を分割して複数の前記試験用電
文ファイルを作成する過程とをさらに含むことを特徴と
する。
の発明において、前記試験用電文作成方法は、前記雛形
ファイルに記述された情報に基づいて電文長を算出する
過程と、前記電文長が試験仕様に規定された最大電文長
を超える場合には、電文を分割して複数の前記試験用電
文ファイルを作成する過程とをさらに含むことを特徴と
する。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記試験用電文作成方法は、前記雛形
ファイルに記述された情報に基づいて、前記ユーザデー
タ部情報の内、いずれかの情報を繰り返して前記試験用
電文ファイルに記述する過程をさらに含むことを特徴と
する。
の発明において、前記試験用電文作成方法は、前記雛形
ファイルに記述された情報に基づいて、前記ユーザデー
タ部情報の内、いずれかの情報を繰り返して前記試験用
電文ファイルに記述する過程をさらに含むことを特徴と
する。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記試験用電文作成方法は、前記試験
用電文ファイルに繰り返して記述する情報に対して、そ
れぞれに一意な値を設定する過程をさらに含むことを特
徴とする。
の発明において、前記試験用電文作成方法は、前記試験
用電文ファイルに繰り返して記述する情報に対して、そ
れぞれに一意な値を設定する過程をさらに含むことを特
徴とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、試験用シミュレ
ータが出力用電文として使用する試験用電文が記述され
た試験用電文ファイルを作成する試験用電文作成装置に
おいて、試験仕様に基づいて作成された雛形ファイルを
読み込む入力手段と、前記入力手段によって読み込まれ
た雛形ファイルに記述された情報に基づいて共通ヘッダ
部情報及びユーザデータ部情報を生成し、これら共通ヘ
ッダ部情報及びユーザデータ部情報を記述して前記試験
用電文ファイルを作成する処理手段とを具備することを
特徴とする。
ータが出力用電文として使用する試験用電文が記述され
た試験用電文ファイルを作成する試験用電文作成装置に
おいて、試験仕様に基づいて作成された雛形ファイルを
読み込む入力手段と、前記入力手段によって読み込まれ
た雛形ファイルに記述された情報に基づいて共通ヘッダ
部情報及びユーザデータ部情報を生成し、これら共通ヘ
ッダ部情報及びユーザデータ部情報を記述して前記試験
用電文ファイルを作成する処理手段とを具備することを
特徴とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、前記処理手段は、前記雛形ファイルに
記述された情報に基づいて電文長を算出し、前記電文長
が試験仕様に規定された最大電文長を超える場合には、
電文を分割して複数の前記試験用電文ファイルを作成す
ることを特徴とする。
の発明において、前記処理手段は、前記雛形ファイルに
記述された情報に基づいて電文長を算出し、前記電文長
が試験仕様に規定された最大電文長を超える場合には、
電文を分割して複数の前記試験用電文ファイルを作成す
ることを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、前記処理手段は、前記雛形ファイルに
記述された情報に基づいて、前記ユーザデータ部情報の
内、いずれかの情報を繰り返して前記試験用電文ファイ
ルに記述することを特徴とする。
の発明において、前記処理手段は、前記雛形ファイルに
記述された情報に基づいて、前記ユーザデータ部情報の
内、いずれかの情報を繰り返して前記試験用電文ファイ
ルに記述することを特徴とする。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明において、前記処理手段は、前記試験用電文ファ
イルに繰り返して記述する情報に対して、それぞれに一
意な値を設定することを特徴とする。
の発明において、前記処理手段は、前記試験用電文ファ
イルに繰り返して記述する情報に対して、それぞれに一
意な値を設定することを特徴とする。
【0015】請求項9に記載の発明は、試験用シミュレ
ータが出力用電文として使用する試験用電文が記述され
た試験用電文ファイルを作成する試験用電文作成装置に
おける試験用電文作成処理を行うための試験用電文作成
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体において、前記試験用電文作成プログラムは、試験
仕様に基づいて作成された雛形ファイルを読み込む処理
と、前記雛形ファイルに記述された情報に基づいて共通
ヘッダ部情報を生成し、この共通ヘッダ部情報を前記試
験用電文ファイルに記述する処理と、前記雛形ファイル
に記述された情報に基づいてユーザデータ部情報を生成
し、このユーザデータ部情報を前記試験用電文ファイル
に記述する処理とをコンピュータに実行させることを特
徴とする。
ータが出力用電文として使用する試験用電文が記述され
た試験用電文ファイルを作成する試験用電文作成装置に
おける試験用電文作成処理を行うための試験用電文作成
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体において、前記試験用電文作成プログラムは、試験
仕様に基づいて作成された雛形ファイルを読み込む処理
と、前記雛形ファイルに記述された情報に基づいて共通
ヘッダ部情報を生成し、この共通ヘッダ部情報を前記試
験用電文ファイルに記述する処理と、前記雛形ファイル
に記述された情報に基づいてユーザデータ部情報を生成
し、このユーザデータ部情報を前記試験用電文ファイル
に記述する処理とをコンピュータに実行させることを特
徴とする。
【0016】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の発明において、前記試験用電文作成プログラムは、
前記雛形ファイルに記述された情報に基づいて電文長を
算出する処理と、前記電文長が試験仕様に規定された最
大電文長を超える場合には、電文を分割して複数の前記
試験用電文ファイルを作成する処理とをさらにコンピュ
ータに実行させることを特徴とする。
載の発明において、前記試験用電文作成プログラムは、
前記雛形ファイルに記述された情報に基づいて電文長を
算出する処理と、前記電文長が試験仕様に規定された最
大電文長を超える場合には、電文を分割して複数の前記
試験用電文ファイルを作成する処理とをさらにコンピュ
ータに実行させることを特徴とする。
【0017】請求項11に記載の発明は、請求項9に記
載の発明において、前記試験用電文作成プログラムは、
前記雛形ファイルに記述された情報に基づいて、前記ユ
ーザデータ部情報の内、いずれかの情報を繰り返して前
記試験用電文ファイルに記述する処理をさらにコンピュ
ータに実行させることを特徴とする。
載の発明において、前記試験用電文作成プログラムは、
前記雛形ファイルに記述された情報に基づいて、前記ユ
ーザデータ部情報の内、いずれかの情報を繰り返して前
記試験用電文ファイルに記述する処理をさらにコンピュ
ータに実行させることを特徴とする。
【0018】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の発明において、前記試験用電文作成プログラム
は、前記試験用電文ファイルに繰り返して記述する情報
に対して、それぞれに一意な値を設定する処理をさらに
コンピュータに実行させることを特徴とする。これによ
り、前述の試験用電文作成装置がコンピュータを利用し
て実現できるようになる。
記載の発明において、前記試験用電文作成プログラム
は、前記試験用電文ファイルに繰り返して記述する情報
に対して、それぞれに一意な値を設定する処理をさらに
コンピュータに実行させることを特徴とする。これによ
り、前述の試験用電文作成装置がコンピュータを利用し
て実現できるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。同実施形態の説明において
は、上述した図1に示す試験システムにおいて、シミュ
レータ13が使用する試験用電文(シミュレータ電文)
ファイル40を作成する場合を例にして説明する。図2
は、本発明の一実施形態による試験用電文作成装置1の
構成を示すブロック図である。この図2において、試験
用電文作成装置1は、雛形ファイル30に基づいて試験
用電文ファイル40を作成する試験用電文作成処理を行
う処理部2と、雛形ファイル30の入力処理を行う入力
部3と、試験用電文ファイル40の出力処理を行う出力
部4とから構成される。
実施形態について説明する。同実施形態の説明において
は、上述した図1に示す試験システムにおいて、シミュ
レータ13が使用する試験用電文(シミュレータ電文)
ファイル40を作成する場合を例にして説明する。図2
は、本発明の一実施形態による試験用電文作成装置1の
構成を示すブロック図である。この図2において、試験
用電文作成装置1は、雛形ファイル30に基づいて試験
用電文ファイル40を作成する試験用電文作成処理を行
う処理部2と、雛形ファイル30の入力処理を行う入力
部3と、試験用電文ファイル40の出力処理を行う出力
部4とから構成される。
【0020】なお、この処理部2は専用のハードウェア
により実現されるものであってもよく、また、この処理
部2はメモリおよびCPU(中央処理装置)により構成
され、処理部2の機能を実現するためのプログラムをメ
モリにロードして実行することによりその機能を実現さ
せるものであってもよい。また、この試験用電文作成装
置1には、周辺機器として入力装置、表示装置、入出力
装置、記憶装置等(いずれも図示せず)が接続されるも
のとする。ここで、入力装置とはキーボード、マウス等
の入力デバイスのことをいう。表示装置とはCRT(Ca
thode Ray Tube)や液晶表示装置等のことをいう。入出
力装置とは、可搬記録媒体(フロッピー(登録商標)デ
ィスク、光磁気ディスク、ROM、CD−RW等)の読
み書き装置等のことをいう。記憶装置とは、ハードディ
スク装置や光磁気ディスク装置等のことをいう。上記試
験用電文作成装置1は、これら入力装置や入出力装置、
記憶装置等から雛形ファイル30を入力し、また、入出
力装置、記憶装置等へ試験用電文ファイル40を出力す
る。
により実現されるものであってもよく、また、この処理
部2はメモリおよびCPU(中央処理装置)により構成
され、処理部2の機能を実現するためのプログラムをメ
モリにロードして実行することによりその機能を実現さ
せるものであってもよい。また、この試験用電文作成装
置1には、周辺機器として入力装置、表示装置、入出力
装置、記憶装置等(いずれも図示せず)が接続されるも
のとする。ここで、入力装置とはキーボード、マウス等
の入力デバイスのことをいう。表示装置とはCRT(Ca
thode Ray Tube)や液晶表示装置等のことをいう。入出
力装置とは、可搬記録媒体(フロッピー(登録商標)デ
ィスク、光磁気ディスク、ROM、CD−RW等)の読
み書き装置等のことをいう。記憶装置とは、ハードディ
スク装置や光磁気ディスク装置等のことをいう。上記試
験用電文作成装置1は、これら入力装置や入出力装置、
記憶装置等から雛形ファイル30を入力し、また、入出
力装置、記憶装置等へ試験用電文ファイル40を出力す
る。
【0021】次に、図3〜図6を参照して、図1に示す
試験用電文作成装置1が雛形ファイル30に基づいて試
験用電文ファイル40を作成する動作を説明する。図3
は、図2に示す処理部2が行う試験用電文作成処理の流
れを示すフローチャートである。図4は、インタフェー
ス仕様(試験仕様)の構成(電文フォーマット)例を示
す図である。図5は、雛形ファイル30の構成例を示す
図である。図6は、試験用電文ファイル40の構成例を
示す図である。初めに、試験用電文作成者は、図4のイ
ンタフェース仕様20に基づいて雛形ファイル30を作
成する。ここで、図4のインタフェース仕様20の構成
について説明する。インタフェース仕様20は、共通ヘ
ッダ情報C、情報A、情報Bの繰り返し数n(n;2以
上の整数)、及び情報B(1)〜(n)から構成されて
いる。共通ヘッダ情報Cは、試験用電文において共通に
記述されるヘッダ情報であり、一つの電文には必ず必要
な情報である。情報Aは、試験用電文において記述の繰
り返し数が1に固定の情報である。情報Bの繰り返し数
nは、試験用電文において情報Bが複数回繰り返し記述
される場合、その記述を繰り返す回数である。情報B
(1)〜(n)は、情報Bの繰り返し数nに対応したn
個の情報である。
試験用電文作成装置1が雛形ファイル30に基づいて試
験用電文ファイル40を作成する動作を説明する。図3
は、図2に示す処理部2が行う試験用電文作成処理の流
れを示すフローチャートである。図4は、インタフェー
ス仕様(試験仕様)の構成(電文フォーマット)例を示
す図である。図5は、雛形ファイル30の構成例を示す
図である。図6は、試験用電文ファイル40の構成例を
示す図である。初めに、試験用電文作成者は、図4のイ
ンタフェース仕様20に基づいて雛形ファイル30を作
成する。ここで、図4のインタフェース仕様20の構成
について説明する。インタフェース仕様20は、共通ヘ
ッダ情報C、情報A、情報Bの繰り返し数n(n;2以
上の整数)、及び情報B(1)〜(n)から構成されて
いる。共通ヘッダ情報Cは、試験用電文において共通に
記述されるヘッダ情報であり、一つの電文には必ず必要
な情報である。情報Aは、試験用電文において記述の繰
り返し数が1に固定の情報である。情報Bの繰り返し数
nは、試験用電文において情報Bが複数回繰り返し記述
される場合、その記述を繰り返す回数である。情報B
(1)〜(n)は、情報Bの繰り返し数nに対応したn
個の情報である。
【0022】このようなインタフェース仕様20に基づ
いて、試験用電文作成者が、パーソナルコンピュータ等
のテキストエディタを使用して図5に示す雛形ファイル
30を作成したとする。この図5の雛形ファイル30に
おいては、共通ヘッダ情報C・31と、情報A・32
と、情報Bの繰り返し数n・33と、情報B・34とが
記述されている。なお、記号「#」に続く記述は注釈で
ある。
いて、試験用電文作成者が、パーソナルコンピュータ等
のテキストエディタを使用して図5に示す雛形ファイル
30を作成したとする。この図5の雛形ファイル30に
おいては、共通ヘッダ情報C・31と、情報A・32
と、情報Bの繰り返し数n・33と、情報B・34とが
記述されている。なお、記号「#」に続く記述は注釈で
ある。
【0023】上記共通ヘッダ情報C・31には、全ての
試験用電文で共通な部分以外のみを記述する。図5で
は、電文名として「VC32パスオーダ情報検索」が記
述されている。その他、業務識別コード、送信先システ
ムID、送信元システムID、及びレスポンスコードな
どが共通ヘッダ情報C・31に記述されている。情報A
・32には、VC32パスオーダ番号として「0000
012345」、開通予定日として「01」、オーダ進
捗状態として「100」がそれぞれ記述されている。情
報Bの繰り返し数n・33には、下位VC11パスオー
ダ情報繰返し数として「100」(100回繰り返し)
が記述されている。情報B・34には、下位VC11パ
スオーダ番号(1)として「0000000001」、
開通予定日として「02」、オーダ進捗状態として「1
00」がそれぞれ記述されている。なお、情報A・3
2、情報Bの繰り返し数n・33、及び情報B・34に
は、記述された情報毎に、データ形式とデータ長が記述
される。このデータ形式とは、試験用電文ファイル40
へ記述する際のデータ形式の指定であり、例えば「bi
n」は雛形ファイル30に記述された情報をそのままの
形式で記述する指定であり、「char」はキャラクタ
ーコードの16進数として記述する指定である。また、
「data」がユーザデータ部(情報A・32、情報B
の繰り返し数n・33、及び情報B・34)の開始を示
すために記述され、「end」がユーザデータ部の終了
を示すために記述される。
試験用電文で共通な部分以外のみを記述する。図5で
は、電文名として「VC32パスオーダ情報検索」が記
述されている。その他、業務識別コード、送信先システ
ムID、送信元システムID、及びレスポンスコードな
どが共通ヘッダ情報C・31に記述されている。情報A
・32には、VC32パスオーダ番号として「0000
012345」、開通予定日として「01」、オーダ進
捗状態として「100」がそれぞれ記述されている。情
報Bの繰り返し数n・33には、下位VC11パスオー
ダ情報繰返し数として「100」(100回繰り返し)
が記述されている。情報B・34には、下位VC11パ
スオーダ番号(1)として「0000000001」、
開通予定日として「02」、オーダ進捗状態として「1
00」がそれぞれ記述されている。なお、情報A・3
2、情報Bの繰り返し数n・33、及び情報B・34に
は、記述された情報毎に、データ形式とデータ長が記述
される。このデータ形式とは、試験用電文ファイル40
へ記述する際のデータ形式の指定であり、例えば「bi
n」は雛形ファイル30に記述された情報をそのままの
形式で記述する指定であり、「char」はキャラクタ
ーコードの16進数として記述する指定である。また、
「data」がユーザデータ部(情報A・32、情報B
の繰り返し数n・33、及び情報B・34)の開始を示
すために記述され、「end」がユーザデータ部の終了
を示すために記述される。
【0024】なお、情報B・34としては、情報Bの繰
り返し数n分を記述する必要はなく、一つの情報分のみ
を記述する。また、情報Bの内、ユニーク(一意)に設
定する情報の部分には、データ形式に「n」を付加して
記述する。例えば、ユニークに設定する情報部分のデー
タ形式が「bin」の場合には、「nbin」とし、
「char」の場合には、「nchar」とする。図5
においては、下位VC11パスオーダ番号がユニークに
設定する部分であり、下線35に示すようにデータ形式
が「nbin」として記述されている。なお、このユニ
ークに設定する情報とは、被試験端末12の処理上の必
要性または試験の正常確認のために、ユニークに設定す
る必要のある項目であり、情報Bにおけるオーダ番号な
どのことである。
り返し数n分を記述する必要はなく、一つの情報分のみ
を記述する。また、情報Bの内、ユニーク(一意)に設
定する情報の部分には、データ形式に「n」を付加して
記述する。例えば、ユニークに設定する情報部分のデー
タ形式が「bin」の場合には、「nbin」とし、
「char」の場合には、「nchar」とする。図5
においては、下位VC11パスオーダ番号がユニークに
設定する部分であり、下線35に示すようにデータ形式
が「nbin」として記述されている。なお、このユニ
ークに設定する情報とは、被試験端末12の処理上の必
要性または試験の正常確認のために、ユニークに設定す
る必要のある項目であり、情報Bにおけるオーダ番号な
どのことである。
【0025】次いで、試験用電文作成者が図5の雛形フ
ァイル30を試験用電文作成装置1に入力すると、試験
用電文作成装置1の処理部2は、入力部3を介して雛形
ファイル30を読み込む(図3のステップS1)。雛形
ファイル30を読み込むと、処理部2は、雛形ファイル
30に基づいて試験用電文ファイル40の共通ヘッダ部
情報(図6の共通ヘッダ情報C・41)を生成する(ス
テップS2)。
ァイル30を試験用電文作成装置1に入力すると、試験
用電文作成装置1の処理部2は、入力部3を介して雛形
ファイル30を読み込む(図3のステップS1)。雛形
ファイル30を読み込むと、処理部2は、雛形ファイル
30に基づいて試験用電文ファイル40の共通ヘッダ部
情報(図6の共通ヘッダ情報C・41)を生成する(ス
テップS2)。
【0026】このステップS2において、処理部2は、
雛形ファイル30の共通ヘッダ情報C・31から電文名
「VC32パスオーダ情報検索」や業務識別コード、送
信先システムID、送信元システムID、レスポンスコ
ードなどを取得する。また、雛形ファイル30の各情報
31〜34に基づいて、電文長を算出する。ここで、こ
の電文長がインタフェース仕様に規定された最大電文長
(例えば64Kバイト)を超える場合には、最大電文長
内に収まるように試験用電文を分割し、分割した電文毎
に複数の試験用電文ファイル40を作成する。この作成
した試験用電文ファイル40に対して、処理部2は、図
6に示す共通ヘッダ情報C・41を記述する。
雛形ファイル30の共通ヘッダ情報C・31から電文名
「VC32パスオーダ情報検索」や業務識別コード、送
信先システムID、送信元システムID、レスポンスコ
ードなどを取得する。また、雛形ファイル30の各情報
31〜34に基づいて、電文長を算出する。ここで、こ
の電文長がインタフェース仕様に規定された最大電文長
(例えば64Kバイト)を超える場合には、最大電文長
内に収まるように試験用電文を分割し、分割した電文毎
に複数の試験用電文ファイル40を作成する。この作成
した試験用電文ファイル40に対して、処理部2は、図
6に示す共通ヘッダ情報C・41を記述する。
【0027】ここで、処理部2は、共通ヘッダ部の内、
全ての試験用電文で共通な部分については、共通ヘッダ
情報C・41に自動的に設定する。図6では、共通ヘッ
ダバージョン「0001」と、電文分割識別子「010
1」と、予備情報「00」とが共通部分の情報として記
述されている。なお、これら共通部分の情報は、予め処
理部2に設定された値が使用される。また、処理部2
は、共通ヘッダ情報C・41に、電文名「VC32パス
オーダ情報検索」、電文長「000010000」、業
務識別コード、送信先システムID、送信元システムI
D、及びレスポンスコードを記述する。ここで、業務識
別コード、送信先システムID、送信元システムID、
及びレスポンスコードには、雛形ファイル30に記述さ
れた情報がそのまま使用される。
全ての試験用電文で共通な部分については、共通ヘッダ
情報C・41に自動的に設定する。図6では、共通ヘッ
ダバージョン「0001」と、電文分割識別子「010
1」と、予備情報「00」とが共通部分の情報として記
述されている。なお、これら共通部分の情報は、予め処
理部2に設定された値が使用される。また、処理部2
は、共通ヘッダ情報C・41に、電文名「VC32パス
オーダ情報検索」、電文長「000010000」、業
務識別コード、送信先システムID、送信元システムI
D、及びレスポンスコードを記述する。ここで、業務識
別コード、送信先システムID、送信元システムID、
及びレスポンスコードには、雛形ファイル30に記述さ
れた情報がそのまま使用される。
【0028】次いで、処理部2は、試験用電文ファイル
40に記述するユーザデータ部情報(図6の情報A・4
2,情報Bの繰り返し数n・43,情報B(1)・44
〜情報B(100)・143)を生成する(ステップS
3)。このステップS3において、処理部2は、雛形フ
ァイル30から情報A・32を取得し、この情報A・3
2に基づいて、図6に示すように、試験用電文ファイル
40に情報A・42を記述する。また、処理部2は、雛
形ファイル30から情報Bの繰り返し数n・33と情報
B・34を取得し、これら情報33,34に基づいて、
図6に示すように、試験用電文ファイル40に各情報4
3〜143を記述する。なお、情報46〜143の記述
内容については、図示していない。
40に記述するユーザデータ部情報(図6の情報A・4
2,情報Bの繰り返し数n・43,情報B(1)・44
〜情報B(100)・143)を生成する(ステップS
3)。このステップS3において、処理部2は、雛形フ
ァイル30から情報A・32を取得し、この情報A・3
2に基づいて、図6に示すように、試験用電文ファイル
40に情報A・42を記述する。また、処理部2は、雛
形ファイル30から情報Bの繰り返し数n・33と情報
B・34を取得し、これら情報33,34に基づいて、
図6に示すように、試験用電文ファイル40に各情報4
3〜143を記述する。なお、情報46〜143の記述
内容については、図示していない。
【0029】ここで、処理部2は、情報Bの繰り返し数
n・33分すなわち100回分、情報B・34を繰り返
して各情報43〜143を記述し、各情報43〜143
に対して、下位VC11パスオーダ番号、開通予定日、
及びオーダ進捗状態をそれぞれ記述する。さらに、処理
部2は、各情報43〜143の内、情報B・34のデー
タ形式に「n」が付加された部分すなわち下線35に対
応する情報部分には、ユニークな値を更新しながら設定
する。図6では、下線47,48に示すように、ユニー
クな値として「0000000001」,「00000
00002」と1づつ加算された値が下位VC11パス
オーダ番号として設定されている。また、処理部2は、
雛形ファイル30の注釈の記述に基づいて、記号「#」
に続けて各注釈を記述する。次いで、処理部2は、上記
ステップS2,S3で作成した試験用電文ファイル40
を出力部4を介して出力する(ステップS4)。
n・33分すなわち100回分、情報B・34を繰り返
して各情報43〜143を記述し、各情報43〜143
に対して、下位VC11パスオーダ番号、開通予定日、
及びオーダ進捗状態をそれぞれ記述する。さらに、処理
部2は、各情報43〜143の内、情報B・34のデー
タ形式に「n」が付加された部分すなわち下線35に対
応する情報部分には、ユニークな値を更新しながら設定
する。図6では、下線47,48に示すように、ユニー
クな値として「0000000001」,「00000
00002」と1づつ加算された値が下位VC11パス
オーダ番号として設定されている。また、処理部2は、
雛形ファイル30の注釈の記述に基づいて、記号「#」
に続けて各注釈を記述する。次いで、処理部2は、上記
ステップS2,S3で作成した試験用電文ファイル40
を出力部4を介して出力する(ステップS4)。
【0030】なお、上記図3に示す各ステップを実現す
るためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラム
をコンピュータシステムに読み込ませ、実行することに
より試験用電文作成処理を行ってもよい。なお、ここで
いう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等
のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュー
タシステム」は、WWWシステムを利用している場合で
あれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も
含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な
記録媒体」とは、フロッピーディスク、光磁気ディス
ク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータ
システムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のこ
とをいう。
るためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラム
をコンピュータシステムに読み込ませ、実行することに
より試験用電文作成処理を行ってもよい。なお、ここで
いう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等
のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュー
タシステム」は、WWWシステムを利用している場合で
あれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も
含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な
記録媒体」とは、フロッピーディスク、光磁気ディス
ク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータ
システムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のこ
とをいう。
【0031】さらに「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回
線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合の
サーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部
の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラ
ムを保持しているものも含むものとする。また、上記プ
ログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコ
ンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるい
は、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステ
ムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する
「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通
信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報
を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記
プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのも
のであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュー
タシステムにすでに記録されているプログラムとの組み
合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分
プログラム)であっても良い。
媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回
線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合の
サーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部
の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラ
ムを保持しているものも含むものとする。また、上記プ
ログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコ
ンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるい
は、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステ
ムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する
「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通
信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報
を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記
プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのも
のであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュー
タシステムにすでに記録されているプログラムとの組み
合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分
プログラム)であっても良い。
【0032】以上、本発明の実施形態を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等も含まれる。
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等も含まれる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
試験仕様に基づいて作成された雛形ファイルに記述され
た情報に基づいて共通ヘッダ部情報を生成し、この共通
ヘッダ部情報を試験用電文ファイルに記述し、また、雛
形ファイルに記述された情報に基づいてユーザデータ部
情報を生成し、このユーザデータ部情報を前記試験用電
文ファイルに記述するようにしたので、試験用電文作成
者は雛形ファイルを作成するだけでよくなり、試験用電
文の作成にかかる稼動工数を低減することができる。
試験仕様に基づいて作成された雛形ファイルに記述され
た情報に基づいて共通ヘッダ部情報を生成し、この共通
ヘッダ部情報を試験用電文ファイルに記述し、また、雛
形ファイルに記述された情報に基づいてユーザデータ部
情報を生成し、このユーザデータ部情報を前記試験用電
文ファイルに記述するようにしたので、試験用電文作成
者は雛形ファイルを作成するだけでよくなり、試験用電
文の作成にかかる稼動工数を低減することができる。
【0034】さらに、雛形ファイルに記述された情報に
基づいて電文長を算出し、この電文長が試験仕様に規定
された最大電文長を超える場合には、電文を分割して複
数の試験用電文ファイルを作成するようにすれば、試験
用電文作成者は電文長を考慮して雛形ファイルを作成す
る必要がなくなり、より一層試験用電文の作成にかかる
稼動工数を低減することができる。
基づいて電文長を算出し、この電文長が試験仕様に規定
された最大電文長を超える場合には、電文を分割して複
数の試験用電文ファイルを作成するようにすれば、試験
用電文作成者は電文長を考慮して雛形ファイルを作成す
る必要がなくなり、より一層試験用電文の作成にかかる
稼動工数を低減することができる。
【0035】また、雛形ファイルに記述された情報に基
づいて、ユーザデータ部情報の内、いずれかの情報を繰
り返して試験用電文ファイルに記述するようにすれば、
情報量が多い試験用電文を作成する場合でも、試験用電
文作成者の人為的ミスによって誤った内容の試験用電文
が作成されることを防止することが可能となり、正確な
試験用電文を作成することができるという効果が得られ
る。
づいて、ユーザデータ部情報の内、いずれかの情報を繰
り返して試験用電文ファイルに記述するようにすれば、
情報量が多い試験用電文を作成する場合でも、試験用電
文作成者の人為的ミスによって誤った内容の試験用電文
が作成されることを防止することが可能となり、正確な
試験用電文を作成することができるという効果が得られ
る。
【0036】さらに、試験用電文ファイルに繰り返して
記述する情報に対して、それぞれに一意な値を設定する
ようにすれば、試験用電文作成者の人為的ミスによって
誤った内容の試験用電文が作成されることをさらに防止
することができる。
記述する情報に対して、それぞれに一意な値を設定する
ようにすれば、試験用電文作成者の人為的ミスによって
誤った内容の試験用電文が作成されることをさらに防止
することができる。
【図1】 本発明の一実施形態により作成された試験用
電文ファイル40を使用する試験システムの構成例を示
すブロック図である。
電文ファイル40を使用する試験システムの構成例を示
すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態による試験用電文作成装
置1の構成を示すブロック図である。
置1の構成を示すブロック図である。
【図3】 図2に示す処理部2が行う試験用電文作成処
理の流れを示すフローチャートである。
理の流れを示すフローチャートである。
【図4】 インタフェース仕様20の構成例を示す図で
ある。
ある。
【図5】 雛形ファイル30の構成例を示す図である。
【図6】 試験用電文ファイル40の構成例を示す図で
ある。
ある。
1 試験用電文作成装置 2 処理部 3 入力部 4 出力部 11 作業者 12 被試験端末 13 シミュレータ 20 インタフェース仕様 30 雛形ファイル 40 試験用電文ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 正之 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 助永 奈央 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 砂口 晃一 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 Fターム(参考) 5B048 AA10 CC05 DD14 DD17 5B083 AA02 BB06 CC11 DD02 5B089 GB02 KA10 MC13 MC17 5K035 AA04 EE12 EE14 GG01 HH02
Claims (12)
- 【請求項1】 試験用シミュレータが出力用電文として
使用する試験用電文が記述された試験用電文ファイルを
作成する試験用電文作成装置における試験用電文作成方
法であって、 前記試験用電文作成方法は、 試験仕様に基づいて作成された雛形ファイルを読み込む
過程と、 前記雛形ファイルに記述された情報に基づいて共通ヘッ
ダ部情報を生成し、この共通ヘッダ部情報を前記試験用
電文ファイルに記述する過程と、 前記雛形ファイルに記述された情報に基づいてユーザデ
ータ部情報を生成し、このユーザデータ部情報を前記試
験用電文ファイルに記述する過程と、 を含むことを特徴とする試験用電文作成方法。 - 【請求項2】 前記試験用電文作成方法は、 前記雛形ファイルに記述された情報に基づいて電文長を
算出する過程と、 前記電文長が試験仕様に規定された最大電文長を超える
場合には、電文を分割して複数の前記試験用電文ファイ
ルを作成する過程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の試験用
電文作成方法。 - 【請求項3】 前記試験用電文作成方法は、 前記雛形ファイルに記述された情報に基づいて、前記ユ
ーザデータ部情報の内、いずれかの情報を繰り返して前
記試験用電文ファイルに記述する過程をさらに含むこと
を特徴とする請求項1に記載の試験用電文作成方法。 - 【請求項4】 前記試験用電文作成方法は、 前記試験用電文ファイルに繰り返して記述する情報に対
して、それぞれに一意な値を設定する過程をさらに含む
ことを特徴とする請求項3に記載の試験用電文作成方
法。 - 【請求項5】 試験用シミュレータが出力用電文として
使用する試験用電文が記述された試験用電文ファイルを
作成する試験用電文作成装置において、 試験仕様に基づいて作成された雛形ファイルを読み込む
入力手段と、 前記入力手段によって読み込まれた雛形ファイルに記述
された情報に基づいて共通ヘッダ部情報及びユーザデー
タ部情報を生成し、これら共通ヘッダ部情報及びユーザ
データ部情報を記述して前記試験用電文ファイルを作成
する処理手段と、 を具備することを特徴とする試験用電文作成装置。 - 【請求項6】 前記処理手段は、 前記雛形ファイルに記述された情報に基づいて電文長を
算出し、前記電文長が試験仕様に規定された最大電文長
を超える場合には、電文を分割して複数の前記試験用電
文ファイルを作成することを特徴とする請求項5に記載
の試験用電文作成装置。 - 【請求項7】 前記処理手段は、 前記雛形ファイルに記述された情報に基づいて、前記ユ
ーザデータ部情報の内、いずれかの情報を繰り返して前
記試験用電文ファイルに記述することを特徴とする請求
項5に記載の試験用電文作成装置。 - 【請求項8】 前記処理手段は、 前記試験用電文ファイルに繰り返して記述する情報に対
して、それぞれに一意な値を設定することを特徴とする
請求項7に記載の試験用電文作成装置。 - 【請求項9】 試験用シミュレータが出力用電文として
使用する試験用電文が記述された試験用電文ファイルを
作成する試験用電文作成装置における試験用電文作成処
理を行うための試験用電文作成プログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 前記試験用電文作成プログラムは、 試験仕様に基づいて作成された雛形ファイルを読み込む
処理と、 前記雛形ファイルに記述された情報に基づいて共通ヘッ
ダ部情報を生成し、この共通ヘッダ部情報を前記試験用
電文ファイルに記述する処理と、 前記雛形ファイルに記述された情報に基づいてユーザデ
ータ部情報を生成し、このユーザデータ部情報を前記試
験用電文ファイルに記述する処理と、 をコンピュータに実行させることを特徴とする試験用電
文作成プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項10】 前記試験用電文作成プログラムは、 前記雛形ファイルに記述された情報に基づいて電文長を
算出する処理と、 前記電文長が試験仕様に規定された最大電文長を超える
場合には、電文を分割して複数の前記試験用電文ファイ
ルを作成する処理と、 をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請
求項9に記載の試験用電文作成プログラムを記録した記
録媒体。 - 【請求項11】 前記試験用電文作成プログラムは、 前記雛形ファイルに記述された情報に基づいて、前記ユ
ーザデータ部情報の内、いずれかの情報を繰り返して前
記試験用電文ファイルに記述する処理をさらにコンピュ
ータに実行させることを特徴とする請求項9に記載の試
験用電文作成プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項12】 前記試験用電文作成プログラムは、 前記試験用電文ファイルに繰り返して記述する情報に対
して、それぞれに一意な値を設定する処理をさらにコン
ピュータに実行させることを特徴とする請求項11に記
載の試験用電文作成プログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000357583A JP2002163157A (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 試験用電文作成方法およびその装置、試験用電文作成プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000357583A JP2002163157A (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 試験用電文作成方法およびその装置、試験用電文作成プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002163157A true JP2002163157A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=18829618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000357583A Pending JP2002163157A (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 試験用電文作成方法およびその装置、試験用電文作成プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002163157A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006252158A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Nomura Research Institute Ltd | 電文処理システムのテストデータの生成装置、方法、及びプログラム |
-
2000
- 2000-11-24 JP JP2000357583A patent/JP2002163157A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006252158A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Nomura Research Institute Ltd | 電文処理システムのテストデータの生成装置、方法、及びプログラム |
JP4575811B2 (ja) * | 2005-03-10 | 2010-11-04 | 株式会社野村総合研究所 | 電文処理システムのテストデータの生成装置、方法、及びプログラム |
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