JP2002161602A - 積み木型パーテーション - Google Patents

積み木型パーテーション

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JP2002161602A
JP2002161602A JP2000359211A JP2000359211A JP2002161602A JP 2002161602 A JP2002161602 A JP 2002161602A JP 2000359211 A JP2000359211 A JP 2000359211A JP 2000359211 A JP2000359211 A JP 2000359211A JP 2002161602 A JP2002161602 A JP 2002161602A
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Yoshiaki Shintani
新谷芳秋
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 単位ブロック2の、本体21の一方の端
面21Aには開口があり箱状体になっている。本体21
の他方の端面21Bには、凸起22が備えられ、凸起2
2は開口21Aにちょうどはまり合うような形状をして
いる。 【効果】 軽量化でき分解も容易であるから運搬や移動
がきわめて容易で工事費が安価になる。変形の自由度が
大きい。廃プラスチックを再利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィスビルや住
宅等の居住空間を分割したり居住空間の採光を調整する
ために用いられるパーテーションに関する。
【0002】
【従来の技術】パ−テ−ションは、オフィスビルや住宅
等で、居住空間をその利用目的に応じて使い分けるため
に広く採用されている。このようなパーテーションとし
ては、金属製のフレームにガラスをはめ込んだものや、
木板やプラスチック板に表面装飾を施したボードを使用
した物等が普及している。また、自立できる様な脚を取
り付けたものや、部屋の中に柱を立ててその柱でボード
を支持するもの等がある。自立型であっても、美観上の
問題からコーナーの部分では2枚のパーテーションを連
結することも行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。従来のパーテーションは、鉄やアルミニウム等の金
属フレームを使用したり、ガラスや木等のボードを使用
するから重量が重く、運搬や移動が容易でないという問
題がある。また、部屋の中に柱を立てたり、パーテーシ
ョン間を接続したりする工事は煩雑であり、ある程度の
技術を必要とすることから施工を専門の業者に依頼する
必要がある。従って、工事費がかかるため高価になると
いう問題がある。また、その結果、あまり簡単に移動や
変更ができないという問題もある。さらに、例えば、大
幅なレイアウトの変更やオフィスの移転等のときには、
変更や移転後にそれまで使用していたパーテーションを
再利用することができなくなり、廃棄してしまうことも
少なくない。これでは、廃棄物処理上の問題も発生す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉中空箱状体であって、一方の端面に開口を備
え、他方の端面に上記開口にはまり合う凸起を備えたブ
ロックを積み上げてなり、上記各ブロックは、互いに自
己の凸起を他のブロックの開口にはめ込んで相互に連結
されたことを特徴とする積み木型パーテーション。
【0005】〈構成2〉構成1に記載の積み木型パーテ
ーションにおいて、上記開口を備えた端面をその面に沿
って延長するような方向にみて、1単位の長さを有する
ブロックと、2単位の長さを有するブロックとを組み合
わせて積み上げられたことを特徴とする積み木型パーテ
ーション。
【0006】〈構成3〉構成1に記載の積み木型パーテ
ーションにおいて、積み上げることにより直線的な壁を
形成するストレートブロックと、積み上げることにより
曲面を有する壁を形成するカーブブロックとを組み合わ
せてなることを特徴とする積み木型パーテーション。
【0007】〈構成4〉構成1に記載の積み木型パーテ
ーションにおいて、上記各ブロックの凸起と開口の連結
部には、連結を固定するためのストッパーが装着されて
いることを特徴とする積み木型パーテーション。
【0008】〈構成5〉一方の端面に凹部を備え、他方
の端面に上記凹部にはまり合う凸起を備えたブロックを
積み上げてなり、上記各ブロックは、互いに自己の凸起
を他のブロックの凹部にはめ込んで、壁を形成するよう
に相互に連結されたことを特徴とする積み木型パーテー
ション。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。図1と図2は本発明の積木型パー
テーションに使用される様々なブロックの斜視図であ
る。図1は、直線的な壁を形成する部分に使用されるス
トレートブロックの例である。(a)は1単位の大きさ
のブロックで、これを単位ブロック2と呼ぶ。この単位
ブロック2は、例えばプラスチック樹脂を中空箱状にモ
ールドして製造されたものである。
【0010】図3は(a)と(b)は図1(a)のブロ
ックのX−X線に沿う主要部断面図、(c)はその変形
例の主要部断面図である。図1(a)に示した単位ブロ
ック2の、本体21の一方の端面21Aには、図3に示
すような開口24がある。すなわち単位ブロック2は、
この一方の端面21Aの部分を開放した箱状体になって
いる。また、図1(a)に示した単位ブロック2の本体
21の他方の端面21Bには、図3に示すように凸起2
2が備えられている。この凸起22は、開口21Aにち
ょうどはまり合うような形状をしている。
【0011】さらに、本体21と凸起22の側面にはそ
れぞれ図1(a)に示すように貫通孔23が設けられて
いる。ここに図3(a)に示すようなストッパー10を
はめ込むと、上下に積み重ねられて、凸起22と開口2
4とをはめ合わせたブロックの連結が、ストッパー10
によって固定されている。ブロック2の凸起22を他の
ブロックの開口24にはめ込むことによって、任意の数
だけブロックを連結できる。そして各ブロックの連結を
ストッパー10によって固定して、任意の高さの丈夫な
積木型パーテーションを形成できる。なお、ストッパー
は、必ずしもこのようにブロックと別体でなくてよい。
例えば、図3(c)に示すように、本体21に鍵部27
を形成し、凸起22に受部28を形成して、クリックス
トップ構造にしても、同様にして各ブロックの連結効果
がある。この場合には、上記鍵部27と受部28がスト
ッパーである。
【0012】このようにブロックを中空箱状態に形成す
ると、比較的薄い肉厚で樹脂モールドしたとしても、充
分な強度のパーテーションが形成できる。しかも、その
1端面を開口にすれば他のブロックとの連結ができる。
中空箱状体の一方の端面に凸起を設け、他方の端面に凹
部を形成してもよい。しかしながら、この実施例の場合
には最も簡単に安価にブロックが製造できる。このよう
な形状にすると樹脂モールドする場合の金型を極めて単
純な構造にすることができ、金型代も安価になる。さら
に、ブロック製造のための樹脂に廃プラスチックなどを
使用することができる。従って、製造が容易で製造コス
トを非常に安く押さえることができる。
【0013】また、開口と凸起とをはめ合わせる構造は
非常にかみ合わせがよく、強度を保ち、直線性を確保す
るのが容易な特徴を持つ。ブロックを軽量に安価に作ろ
うとすれば、ブロックの肉厚が薄くなるから、機械的な
寸法精度が低くなる。機械的な寸法精度の低いブロック
同士を積み重ねると、重ね合わせた面が密着せず、隙間
を生じることが多い。重ね合わせた面が密着しないと傾
いたりぐらついたりして、パーテーション全体の機械的
強度が弱くなり、外観も悪くなる。精度を高くしようと
すると、当然低コスト化がはかれない。開口の場合に
は、寸法精度が悪くても、凸起をはめ込む大きささえあ
ればよい。はめ合わせ部分に隙間が生じることもない。
従って、この実施例のブロックは本発明の実施に最適な
構造のものといえる。
【0014】再び図1の説明に戻る。あとで説明するよ
うに、上記のブロックは、丁度レンガ塀のようにして積
み上げられる。このため、ブロックの開口を備えた端面
をその面に沿って延長するような方向にみて、1単位の
長さを有するブロックと、2単位の長さを有するブロッ
クとを組み合わせて使用する。1単位の長さを有するブ
ロックは図1(a)に示した単位ブロック2である。ま
た、2単位の長さを有するブロックは、図1の(b)に
示すブロック1である。断面構造は、いずれのブロック
も同一である。ブロック1は、ブロック2と同様の凸起
12を2個備える。連結固定用の貫通孔23は4個設け
てある。
【0015】レンガを積み上げる場合には、強度を高め
るために、1段ずつ長手方向にシフトさせて積み上げ
る。図の(b)に示す形状のブロックを長手方向にLず
つシフトさせながら積み上げれば、よく知られたレンガ
塀と同様に充分強度の高い壁ができあがる。このような
壁による積木型パーテーションは、比較的軽い薄い材料
から構成されたブロックを集合したものであっても充分
な強度を保つことができる。図1の(c)と(d)に示
すブロックは、積木型パーテーションの上辺あるいは下
辺に相当する部分に配置するもので、凸起22を覆い隠
すために使用されるもので、ブロック3は1単位の長さ
を有するブロック、ブロック4は2単位の長さを有する
ブロックである。
【0016】上記のような積木型ブロックを充分軽くて
薄いプラスチック材料で製造した場合に、垂直な直線的
な壁構造のものだけでは自立させることができない。机
等の間に挟み込めば問題は無い。もし、自立させようと
するなら、別に図示しない支えなどを使用する。また、
図2に示すようなコーナーブロックを利用すると、全体
を自立させることができる。図2に示した(a)のブロ
ックは1単位の長さのコーナーブロック5である。図1
の(a)に示すストレートブロック2と同様に、本体5
1の一方の端面51Aを開口とし、他方の端面51Bに
凸起52を設けている。
【0017】図2(b)は、この図1(a)のストレー
トブロック2と図2(a)のコーナーブロック5とを連
結一体化したものである。図2の(c)に示すコーナー
ブロック7と(d)示すコーナーブロック7は、図1の
(c)や(d)のブロックと同様に、図2の(a)や
(b)に示すコーナーブロックの凸起の部分を覆い隠す
ために使用される。このようにパーテーションの折れ曲
がり部分を形成するコーナーブロックを利用して、自立
型のパーテーションを実現できる。
【0018】図4は図1および図2に示すストレートブ
ロックとコーナーブロックを組み合わせて構成した積木
型パーテーションの斜視図である。図の下から順に、図
1(a)や(b)に示したストレートブロックを積み上
げ、右端部分は図1(a)や(b)に示したブロックを
積み上げる。最後に上辺の部分に図1の(c)や(d)
及び図2の(c)や(d)に示すブロックを配置して、
積み木型パーテーションが完成する。図4の(b)に示
す図は、(a)のパーテーションを上から見た平面図で
ある。このような構成にすれば、軽量で薄い材料により
作られたものでも自立させることができる。なお、上記
の実施例では、コーナーブロックは、曲線状に湾曲させ
たものを例示したが、図4の(c)に示す様に、直角に
折れ曲がったものであってもよい。
【発明の効果】発明のパーテーションは、中空箱状体の
ブロックを積み上げたものであるから、非常に軽量化で
き、分解も容易であるから運搬や移動がきわめて容易で
ある。また、多数のブロックを自由に組み合わせて完成
させるものであって、施工が容易であるから専門の業者
に依頼する必要がない。従って、工事費が安価になる。
さらに、大幅なレイアウトの変更やオフィスの移転等の
ときには、分解して再度レイアウトに合わせて組み立て
れば良く、変形の自由度が大きいから、変更や移転後に
それまで使用していたものを再利用することができる。
従って、廃棄物処理の問題が発生しない。しかも、他の
用途に使用されていた廃プラスチックを再利用すること
ができ、資源の有効利用にも寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積木型パーテーションに使用される様
々なストレートブロックの斜視図である。
【図2】本発明の積木型パーテーションに使用される様
々なコーナーブロックの斜視図である。
【図3】(a)と(b)は図1(a)のブロックのX−
X線に沿う主要部断面図、(c)はその変形例の主要部
断面図である。
【図4】(a)は、図1および図2に示すストレートブ
ロックとコーナーブロックを組み合わせて構成した積木
型パーテーションの斜視図、(b)は平面図、(c)は
変形例平面図である。
【符号の説明】
2 単位ブロック 21 本体 21A 一方の端面 21B 他方の端面 22 凸起 24 開口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空箱状体であって、一方の端面に開口
    を備え、他方の端面に前記開口にはまり合う凸起を備え
    たブロックを積み上げてなり、 前記各ブロックは、互いに自己の凸起を他のブロックの
    開口にはめ込んで相互に連結されたことを特徴とする積
    み木型パーテーション。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の積み木型パーテーショ
    ンにおいて、 前記開口を備えた端面をその面に沿って延長するような
    方向にみて、1単位の長さを有するブロックと、2単位
    の長さを有するブロックとを組み合わせて積み上げられ
    たことを特徴とする積み木型パーテーション。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の積み木型パーテーショ
    ンにおいて、 積み上げることにより直線的な壁を形成するストレート
    ブロックと、積み上げることによりパーテーションの折
    れ曲がり部分を形成するコーナーブロックとを組み合わ
    せてなることを特徴とする積み木型パーテーション。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の積み木型パーテーショ
    ンにおいて、 前記各ブロックの凸起と開口の連結部には、連結を固定
    するためのストッパーが装着されていることを特徴とす
    る積み木型パーテーション。
  5. 【請求項5】 一方の端面に凹部を備え、他方の端面に
    前記凹部にはまり合う凸起を備えたブロックを積み上げ
    てなり、 前記各ブロックは、互いに自己の凸起を他のブロックの
    凹部にはめ込んで、壁を形成するように相互に連結され
    たことを特徴とする積み木型パーテーション。
JP2000359211A 2000-11-27 2000-11-27 積み木型パーテーション Pending JP2002161602A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2359692A1 (es) * 2008-08-08 2011-05-26 Fermin Gonzalez Blanco Sistema de tabiquería ligera con bloques ligeros con postensado.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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