JP2002160543A - 自動車 - Google Patents
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- JP2002160543A JP2002160543A JP2000358576A JP2000358576A JP2002160543A JP 2002160543 A JP2002160543 A JP 2002160543A JP 2000358576 A JP2000358576 A JP 2000358576A JP 2000358576 A JP2000358576 A JP 2000358576A JP 2002160543 A JP2002160543 A JP 2002160543A
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- Japan
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- shaft
- differential gear
- vehicle
- bearing
- gear device
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2分割式プロペラシャフトのリヤシャフトと
ディファレンシャルギア装置との成すジョイント角が、
いかなる走行状態においても最小となるように、そのジ
ョイント角を自動的に修正できる自動車を提供する。 【解決手段】 自動車の発進時に、ディファレンシャル
ギア装置8の前部が上方に振れ動いたとき、フロントシ
ャフト1を支持するセンタベアリング9を上昇させ、ジ
ョイント角θ3が大きくなることを阻止する。
ディファレンシャルギア装置との成すジョイント角が、
いかなる走行状態においても最小となるように、そのジ
ョイント角を自動的に修正できる自動車を提供する。 【解決手段】 自動車の発進時に、ディファレンシャル
ギア装置8の前部が上方に振れ動いたとき、フロントシ
ャフト1を支持するセンタベアリング9を上昇させ、ジ
ョイント角θ3が大きくなることを阻止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2分割式プロペラ
シャフトを有する自動車に関する。
シャフトを有する自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】フロントエンジンリヤドライブ形式の自
動車や4輪駆動形式の自動車においては、トランスミッ
ションと後輪側のディファレンシャルギア装置をプロペ
ラシャフトによって連結し、回転を後輪に伝えている。
このようなプロペラシャフトとして2分割式プロペラシ
ャフトが従来より広く採用されている。
動車や4輪駆動形式の自動車においては、トランスミッ
ションと後輪側のディファレンシャルギア装置をプロペ
ラシャフトによって連結し、回転を後輪に伝えている。
このようなプロペラシャフトとして2分割式プロペラシ
ャフトが従来より広く採用されている。
【0003】この2分割式プロペラシャフトは、図6に
例示するようにフロントシャフト1とリヤシャフト2と
を有し、フロントシャフト1の前端側は、エンジン3の
後方に配置されたトランスミッション4にフロントジョ
イント5を介して連結されている。リヤシャフト2はフ
ロントシャフト1よりも後方側に位置し、その前端側が
フロントシャフト1の後端側にセンタジョイント6を介
して連結され、またリヤシャフト2の後端側はリヤジョ
イント7を介してディファレンシャルギア装置8に連結
されている。各ジョイント5,6,7はユニバーサルジ
ョイントより成る。またセンタジョイント6の近傍のフ
ロントシャフト1の部分は、センタベアリング9を介し
て、図示していない車体に一体に設けられたシャフトサ
ポートメンバ10に回転自在に支持されている。シャシ
フレームを有する自動車においては、シャフトサポート
メンバ10は、そのシャシフレームに固定される。この
ようにフロントシャフトはセンタベアリング9を介して
シャシフレーム又は車体側に回転自在に支持されるので
ある。
例示するようにフロントシャフト1とリヤシャフト2と
を有し、フロントシャフト1の前端側は、エンジン3の
後方に配置されたトランスミッション4にフロントジョ
イント5を介して連結されている。リヤシャフト2はフ
ロントシャフト1よりも後方側に位置し、その前端側が
フロントシャフト1の後端側にセンタジョイント6を介
して連結され、またリヤシャフト2の後端側はリヤジョ
イント7を介してディファレンシャルギア装置8に連結
されている。各ジョイント5,6,7はユニバーサルジ
ョイントより成る。またセンタジョイント6の近傍のフ
ロントシャフト1の部分は、センタベアリング9を介し
て、図示していない車体に一体に設けられたシャフトサ
ポートメンバ10に回転自在に支持されている。シャシ
フレームを有する自動車においては、シャフトサポート
メンバ10は、そのシャシフレームに固定される。この
ようにフロントシャフトはセンタベアリング9を介して
シャシフレーム又は車体側に回転自在に支持されるので
ある。
【0004】上述のようにトランスミッション4とディ
ファレンシャルギア装置8が、フロントシャフト1とリ
ヤシャフト2を介して連結され、かつこれらがそれぞれ
ジョイント5,6,7を介して連結されているので、自
動車の走行中に、トランスミッション4とディファレン
シャルギア装置8の相対位置が変化しても、トランスミ
ッション4からの回転を円滑にディファレンシャルギア
装置8に伝えることができる。しかも、フロントシャフ
ト1とリヤシャフト2とを有する2分割式プロペラシャ
フト100は、一体型のプロペラシャフトに比べ、高速
回転が可能となるほか、静粛性が高められ、かつ車体の
フロアパネルを下げることができるため、車室内の居住
性を向上させることが可能である。なお、本明細書にお
ける「前」「後」なる文言は、自動車の前進方向Frを
基準としたものである。
ファレンシャルギア装置8が、フロントシャフト1とリ
ヤシャフト2を介して連結され、かつこれらがそれぞれ
ジョイント5,6,7を介して連結されているので、自
動車の走行中に、トランスミッション4とディファレン
シャルギア装置8の相対位置が変化しても、トランスミ
ッション4からの回転を円滑にディファレンシャルギア
装置8に伝えることができる。しかも、フロントシャフ
ト1とリヤシャフト2とを有する2分割式プロペラシャ
フト100は、一体型のプロペラシャフトに比べ、高速
回転が可能となるほか、静粛性が高められ、かつ車体の
フロアパネルを下げることができるため、車室内の居住
性を向上させることが可能である。なお、本明細書にお
ける「前」「後」なる文言は、自動車の前進方向Frを
基準としたものである。
【0005】ところで、上述の2分割式プロペラシャフ
ト100においては、図7に模式的に示すように、トラ
ンスミッション4とフロントシャフト1の間と、そのフ
ロントシャフト1とリヤシャフト2との間と、さらにリ
ヤシャフト2とディファレンシャルギア装置8との間に
それぞれジョイント角θ1,θ2,θ3ができる。ジョ
イント角θ3は、リヤシャフト2の軸線と、ディファレ
ンシャルギア装置8の図示していないドライブピニオン
の軸線との成す角度であり、両軸線が一致して両者が直
線状となったとき、ジョイント角θ3は0°となる。こ
れは、他のジョイント角θ1,θ2の場合も同様であ
る。
ト100においては、図7に模式的に示すように、トラ
ンスミッション4とフロントシャフト1の間と、そのフ
ロントシャフト1とリヤシャフト2との間と、さらにリ
ヤシャフト2とディファレンシャルギア装置8との間に
それぞれジョイント角θ1,θ2,θ3ができる。ジョ
イント角θ3は、リヤシャフト2の軸線と、ディファレ
ンシャルギア装置8の図示していないドライブピニオン
の軸線との成す角度であり、両軸線が一致して両者が直
線状となったとき、ジョイント角θ3は0°となる。こ
れは、他のジョイント角θ1,θ2の場合も同様であ
る。
【0006】ここで、自動車の走行中に3つのジョイン
ト角θ1,θ2,θ3のうちの2つのジョイント角θ
2,θ3、特に最後方のジョイント角θ3が大きくなる
と、騒音や振動が発生し、乗員に不快感を与えるおそれ
がある。このジョイント角θ3は、自動車の走行状態に
より変化する。例えば自動車の発進時には、ディファレ
ンシャルギア装置8はタイヤから受ける反力によって、
その前部が図7に矢印Aで示すように上方に振れ、また
自動車の減速時には、逆にディファレンシャルギア装置
8の前部が図7に矢印Bで示すように下方に振れ、これ
に伴ってジョイント角θ3が変化し、振動と騒音が発生
するのである。発進時の騒音は、プロペラシャフトの発
進時異音とも称せられている。
ト角θ1,θ2,θ3のうちの2つのジョイント角θ
2,θ3、特に最後方のジョイント角θ3が大きくなる
と、騒音や振動が発生し、乗員に不快感を与えるおそれ
がある。このジョイント角θ3は、自動車の走行状態に
より変化する。例えば自動車の発進時には、ディファレ
ンシャルギア装置8はタイヤから受ける反力によって、
その前部が図7に矢印Aで示すように上方に振れ、また
自動車の減速時には、逆にディファレンシャルギア装置
8の前部が図7に矢印Bで示すように下方に振れ、これ
に伴ってジョイント角θ3が変化し、振動と騒音が発生
するのである。発進時の騒音は、プロペラシャフトの発
進時異音とも称せられている。
【0007】そこで、従来は、図7に誇張して示したよ
うに、ディファレンシャルギア装置8の前部の上方への
振れを見込んで、停止状態でジョイント角θ3が0°よ
りも大きな角度となるように、そのジョイント角θ3を
設定していた。このようにすれば、自動車の発進時にデ
ィファレンシャルギア装置8の前部が、図8に誇張して
示すように上方に振れたとき、ジョイント角θ3が大き
くなることを阻止でき、発進時異音の発生を抑えること
ができる。ところが、このように構成すると、自動車の
減速時にディファレンシャルギア装置8の前部が、図9
に誇張して示すように下方に振れたとき、ジョイント角
θ3は、停止時のジョイント角θ3を0°に設定した場
合よりも大きくなってしまい、減速時の騒音と振動の発
生がかえって大きくなるおそれがある。また、自動車を
中高速走行させている時に、加速又は減速したときに
も、ジョイント角θが拡大して、こもり音や振動が発生
する。
うに、ディファレンシャルギア装置8の前部の上方への
振れを見込んで、停止状態でジョイント角θ3が0°よ
りも大きな角度となるように、そのジョイント角θ3を
設定していた。このようにすれば、自動車の発進時にデ
ィファレンシャルギア装置8の前部が、図8に誇張して
示すように上方に振れたとき、ジョイント角θ3が大き
くなることを阻止でき、発進時異音の発生を抑えること
ができる。ところが、このように構成すると、自動車の
減速時にディファレンシャルギア装置8の前部が、図9
に誇張して示すように下方に振れたとき、ジョイント角
θ3は、停止時のジョイント角θ3を0°に設定した場
合よりも大きくなってしまい、減速時の騒音と振動の発
生がかえって大きくなるおそれがある。また、自動車を
中高速走行させている時に、加速又は減速したときに
も、ジョイント角θが拡大して、こもり音や振動が発生
する。
【0008】上述のように、全ての走行状態において、
振動と騒音の発生を阻止できるように、自動車停止時の
ジョイント角θ3の大きさを設定することは不可能であ
り、このため従来は自動車の走行時に振動や騒音が発生
する不具合を確実に抑制することはできなかった。
振動と騒音の発生を阻止できるように、自動車停止時の
ジョイント角θ3の大きさを設定することは不可能であ
り、このため従来は自動車の走行時に振動や騒音が発生
する不具合を確実に抑制することはできなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した新
規な認識に基づきなされたものであり、その目的とする
ところは、走行状態に合せて、リヤシャフトとディファ
レンシャルギア装置との成すジョイント角を調整でき、
いかなる走行状態においても振動と騒音の発生を最低限
に抑えることの可能な自動車を提供することにある。
規な認識に基づきなされたものであり、その目的とする
ところは、走行状態に合せて、リヤシャフトとディファ
レンシャルギア装置との成すジョイント角を調整でき、
いかなる走行状態においても振動と騒音の発生を最低限
に抑えることの可能な自動車を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、センタベアリングを介してシャシフレーム
又は車体側に回転自在に支持され、かつ前端側がフロン
トジョイントを介してトランスミッションに連結された
フロントシャフトと、該フロントシャフトよりも後方側
に配置され、前端側が前記フロントシャフトの後端側に
センタジョイントを介して連結され、後端側がリヤジョ
イントを介してディファレンシャルギア装置に連結され
たリヤシャフトとを有する2分割式プロペラシャフトを
具備する自動車において、前記センタベアリングを上下
方向に移動させるベアリング駆動手段と、前記ディファ
レンシャルギア装置の前部側の高さ位置を検知する高さ
センサと、該高さセンサの検知結果に基づいて、前記リ
ヤシャフトとディファレンシャルギア装置との成すジョ
イント角が小さくなる向きに、前記センタベアリングの
高さ位置が調整されるように、前記ベアリング駆動手段
を制御する制御手段とを具備することを特徴とする自動
車を提案する(請求項1)。
成するため、センタベアリングを介してシャシフレーム
又は車体側に回転自在に支持され、かつ前端側がフロン
トジョイントを介してトランスミッションに連結された
フロントシャフトと、該フロントシャフトよりも後方側
に配置され、前端側が前記フロントシャフトの後端側に
センタジョイントを介して連結され、後端側がリヤジョ
イントを介してディファレンシャルギア装置に連結され
たリヤシャフトとを有する2分割式プロペラシャフトを
具備する自動車において、前記センタベアリングを上下
方向に移動させるベアリング駆動手段と、前記ディファ
レンシャルギア装置の前部側の高さ位置を検知する高さ
センサと、該高さセンサの検知結果に基づいて、前記リ
ヤシャフトとディファレンシャルギア装置との成すジョ
イント角が小さくなる向きに、前記センタベアリングの
高さ位置が調整されるように、前記ベアリング駆動手段
を制御する制御手段とを具備することを特徴とする自動
車を提案する(請求項1)。
【0011】その際、自動車の車速を検知する車速セン
サを有し、前記制御手段は、前記車速センサの検知結果
と前記高さセンサの検知結果とに基づいて、前記リヤシ
ャフトとディファレンシャルギア装置との成すジョイン
ト角が小さくなる向きに、前記センタベアリングの高さ
位置が調整されるように、前記ベアリング駆動手段を制
御すると有利である(請求項2)。
サを有し、前記制御手段は、前記車速センサの検知結果
と前記高さセンサの検知結果とに基づいて、前記リヤシ
ャフトとディファレンシャルギア装置との成すジョイン
ト角が小さくなる向きに、前記センタベアリングの高さ
位置が調整されるように、前記ベアリング駆動手段を制
御すると有利である(請求項2)。
【0012】また、上記請求項1又は2に記載の自動車
において、前記ベアリング駆動手段は、前記シャシフレ
ーム又は車体に対して回転自在に支持されたねじ軸と、
該ねじ軸を回転駆動するステップモータと、前記センタ
ベアリングに固定されたナットとを具備し、該ナットは
前記ねじ軸の回転によって該ねじ軸に沿って上下動する
ように、当該ねじ軸にねじ係合していると有利である
(請求項3)。
において、前記ベアリング駆動手段は、前記シャシフレ
ーム又は車体に対して回転自在に支持されたねじ軸と、
該ねじ軸を回転駆動するステップモータと、前記センタ
ベアリングに固定されたナットとを具備し、該ナットは
前記ねじ軸の回転によって該ねじ軸に沿って上下動する
ように、当該ねじ軸にねじ係合していると有利である
(請求項3)。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
に従って詳細に説明する。
【0014】本例の自動車は、図1に示した2分割式プ
ロペラシャフト100を有し、ここに示した2分割式プ
ロペラシャフト100の基本的な構成は、図6を参照し
て先に説明した従来の構成と変りはない。よって図1に
おける従来と変りのない部分には、図6における符号と
同一の符号を付してその説明を省略する。
ロペラシャフト100を有し、ここに示した2分割式プ
ロペラシャフト100の基本的な構成は、図6を参照し
て先に説明した従来の構成と変りはない。よって図1に
おける従来と変りのない部分には、図6における符号と
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0015】従来の自動車と異なるところは、先ず図2
に示すように、フロントシャフト1を回転自在に支持す
るセンタベアリング9を上下方向に移動させるベアリン
グ駆動手段11を有している点である。ここに例示した
ベアリング駆動手段11は、車体のフロアパネル12の
下側面に固着されたフレーム13と、フロアパネル12
に固定された一対のステップモータ14と、その各ステ
ップモータ14により回転駆動される一対のねじ軸15
と、その各ねじ軸15にねじ係合するナット16とを有
している。シャシフレーム付きの自動車の場合には、フ
レーム13をそのシャシフレームに固定することもでき
る。またねじ軸15は上下に延び、その上端がステップ
モータ14の出力軸に固定され、下端がフレーム13に
回転自在に支持されている。このように、ねじ軸15
は、フレーム13を介して、シャシフレーム又は車体に
対して回転自在に支持されている。また各ナット16
は、フレーム13に形成されたガイド26に沿って上下
動可能ではあるが、その回転は禁止されている。
に示すように、フロントシャフト1を回転自在に支持す
るセンタベアリング9を上下方向に移動させるベアリン
グ駆動手段11を有している点である。ここに例示した
ベアリング駆動手段11は、車体のフロアパネル12の
下側面に固着されたフレーム13と、フロアパネル12
に固定された一対のステップモータ14と、その各ステ
ップモータ14により回転駆動される一対のねじ軸15
と、その各ねじ軸15にねじ係合するナット16とを有
している。シャシフレーム付きの自動車の場合には、フ
レーム13をそのシャシフレームに固定することもでき
る。またねじ軸15は上下に延び、その上端がステップ
モータ14の出力軸に固定され、下端がフレーム13に
回転自在に支持されている。このように、ねじ軸15
は、フレーム13を介して、シャシフレーム又は車体に
対して回転自在に支持されている。また各ナット16
は、フレーム13に形成されたガイド26に沿って上下
動可能ではあるが、その回転は禁止されている。
【0016】一方、図2に示したセンタベアリング9
は、リング状の軸受部材17と、その外周面に固定され
たリング状の弾性体18と、その弾性体18の外周面に
固定された剛体より成るリング19とから成り、フロン
トシャフト1は軸受部材17内に挿入され、その軸受部
材17に回転自在に支持されている。また、前述のナッ
ト16はセンタベアリング9のリング19に固着されて
いる。このようにしてナット16はセンタベアリング9
に固定されている。
は、リング状の軸受部材17と、その外周面に固定され
たリング状の弾性体18と、その弾性体18の外周面に
固定された剛体より成るリング19とから成り、フロン
トシャフト1は軸受部材17内に挿入され、その軸受部
材17に回転自在に支持されている。また、前述のナッ
ト16はセンタベアリング9のリング19に固着されて
いる。このようにしてナット16はセンタベアリング9
に固定されている。
【0017】ステップモータ14の作動により、ねじ軸
15が回転すると、ナット16はねじ軸15に沿って上
下に作動する。ナット16は、ねじ軸15の回転によっ
て該ねじ軸15に沿って上下動するように、そのねじ軸
15にねじ係合しているのである。
15が回転すると、ナット16はねじ軸15に沿って上
下に作動する。ナット16は、ねじ軸15の回転によっ
て該ねじ軸15に沿って上下動するように、そのねじ軸
15にねじ係合しているのである。
【0018】また、本例の自動車は、図1に示すよう
に、ディファレンシャルギア装置8の前部側の高さ位置
を検知する高さセンサ20を有しており、ここに示した
高さセンサ20は、ディファレンシャルギア装置8のケ
ースに固定された検知部材20Aと、フロアパネル12
の下側面に固定された検知部材20Bとを有している。
両検知部材20A,20Bは、非接触状態で対向し、デ
ィファレンシャルギア装置8の前部が上下動すると、両
検知部材20A,20Bの相対高さ位置が変化し、これ
によってディファレンシャルギア装置8の前部側の高さ
位置が検知される。
に、ディファレンシャルギア装置8の前部側の高さ位置
を検知する高さセンサ20を有しており、ここに示した
高さセンサ20は、ディファレンシャルギア装置8のケ
ースに固定された検知部材20Aと、フロアパネル12
の下側面に固定された検知部材20Bとを有している。
両検知部材20A,20Bは、非接触状態で対向し、デ
ィファレンシャルギア装置8の前部が上下動すると、両
検知部材20A,20Bの相対高さ位置が変化し、これ
によってディファレンシャルギア装置8の前部側の高さ
位置が検知される。
【0019】その検知信号は、図2に示したローパスフ
ィルタ21を介して演算回路22に取り込まれ、ここで
センタベアリング高さ修正値が演算される。そして、そ
の演算結果に応じて、モータ制御回路23がステップモ
ータ14を制御し、これによって所定角度だけ、ねじ軸
15が所定の方向に回転駆動される。これによってセン
タベアリング9が上方又は下方に移動する。演算回路2
2とモータ制御回路23は、高さセンサ20の検知結果
に基づいて、ベアリング駆動手段11を制御する制御手
段24の一例を構成している。そのより具体的な作動態
様は以下のとおりである。
ィルタ21を介して演算回路22に取り込まれ、ここで
センタベアリング高さ修正値が演算される。そして、そ
の演算結果に応じて、モータ制御回路23がステップモ
ータ14を制御し、これによって所定角度だけ、ねじ軸
15が所定の方向に回転駆動される。これによってセン
タベアリング9が上方又は下方に移動する。演算回路2
2とモータ制御回路23は、高さセンサ20の検知結果
に基づいて、ベアリング駆動手段11を制御する制御手
段24の一例を構成している。そのより具体的な作動態
様は以下のとおりである。
【0020】図3は、自動車停止時のフロントシャフト
1とリヤシャフト2の状態の一例を示す説明図である。
このとき、図7を参照して先に説明した各ジョイント角
θ1,θ2,θ3は全て0°となっている。
1とリヤシャフト2の状態の一例を示す説明図である。
このとき、図7を参照して先に説明した各ジョイント角
θ1,θ2,θ3は全て0°となっている。
【0021】自動車の発進に伴って、ディファレンシャ
ルギア装置8の前部が図4に矢印Aで示し、かつ誇張し
て示すように上向きに振れ動くと、図1に示した高さセ
ンサ20がこれを検知し、その検知結果に基づいて、図
2に示した制御手段24は、センタベアリング9が上方
に移動するように、ベアリング駆動手段11を制御す
る。図4の符号H1は、自動車停止時のセンタベアリン
グ9の高さ位置を示しているが、自動車の発進によりデ
ィファレンシャルギア装置8の前部が矢印Aで示す如く
上方に振れると、図2に示すステップモータ14の作動
によりねじ軸15が回転し、これによりナット16が上
方に移動し、センタベアリング9が図4に誇張して示す
ように、H2で示した高さ位置まで上昇する。その結
果、リヤシャフト2とディファレンシャルギア装置8と
の成すジョイント角θ3が0°に留められるか、又はこ
れが変化してもその値は極く小さなものとなる。これに
より、自動車の発進時の振動や騒音の発生が効果的に抑
制される。
ルギア装置8の前部が図4に矢印Aで示し、かつ誇張し
て示すように上向きに振れ動くと、図1に示した高さセ
ンサ20がこれを検知し、その検知結果に基づいて、図
2に示した制御手段24は、センタベアリング9が上方
に移動するように、ベアリング駆動手段11を制御す
る。図4の符号H1は、自動車停止時のセンタベアリン
グ9の高さ位置を示しているが、自動車の発進によりデ
ィファレンシャルギア装置8の前部が矢印Aで示す如く
上方に振れると、図2に示すステップモータ14の作動
によりねじ軸15が回転し、これによりナット16が上
方に移動し、センタベアリング9が図4に誇張して示す
ように、H2で示した高さ位置まで上昇する。その結
果、リヤシャフト2とディファレンシャルギア装置8と
の成すジョイント角θ3が0°に留められるか、又はこ
れが変化してもその値は極く小さなものとなる。これに
より、自動車の発進時の振動や騒音の発生が効果的に抑
制される。
【0022】また自動車の定常走行時には、ディファレ
ンシャルギア装置8の前部の高さは図3の状態に戻る
が、このとき、その高さが高さセンサ20により検知さ
れ、これによってステップモータ14が作動し、センタ
ベアリング9は、図3に示した高さ位置に戻される。こ
れにより、ジョイント角θ3は0°となり、騒音や振動
の発生が阻止される。
ンシャルギア装置8の前部の高さは図3の状態に戻る
が、このとき、その高さが高さセンサ20により検知さ
れ、これによってステップモータ14が作動し、センタ
ベアリング9は、図3に示した高さ位置に戻される。こ
れにより、ジョイント角θ3は0°となり、騒音や振動
の発生が阻止される。
【0023】さらに、自動車の減速時には、ディファレ
ンシャルギア装置8の前部は、図5に矢印Bで示し、か
つ誇張して示す如く下方に振れ動くが、このときも、そ
の高さが高さセンサ20により検知され、その結知結果
に基づき、ステップモータ24が回転駆動されてねじ軸
15が回転し、センタベアリング9が図5に誇張して示
すように、H3で示した高さ位置に下げられる。これに
より、ジョイント角θ3が0°に留められるか、又はこ
れが変化してもその値は極く小さなものに留められ、自
動車の減速時の振動や騒音が効果的に抑制される。
ンシャルギア装置8の前部は、図5に矢印Bで示し、か
つ誇張して示す如く下方に振れ動くが、このときも、そ
の高さが高さセンサ20により検知され、その結知結果
に基づき、ステップモータ24が回転駆動されてねじ軸
15が回転し、センタベアリング9が図5に誇張して示
すように、H3で示した高さ位置に下げられる。これに
より、ジョイント角θ3が0°に留められるか、又はこ
れが変化してもその値は極く小さなものに留められ、自
動車の減速時の振動や騒音が効果的に抑制される。
【0024】上述した動作は、自動車の中高速走行時
に、加速又は減速した場合にも実行される。このように
して、自動車がいかなる状態で走行しているときも、ジ
ョイント角θ3が極端に大きくなることはなく、これに
よって振動と騒音の発生が効果的に抑制され、乗員は常
に快く自動車を走行させることができる。
に、加速又は減速した場合にも実行される。このように
して、自動車がいかなる状態で走行しているときも、ジ
ョイント角θ3が極端に大きくなることはなく、これに
よって振動と騒音の発生が効果的に抑制され、乗員は常
に快く自動車を走行させることができる。
【0025】上述のように、制御手段24は、高さセン
サ20の検知結果に基づいて、リヤシャフト2とディフ
ァレンシャルギア装置8との成すジョイント角θ3が小
さくなる向きに、センタベアリング9の高さ位置が調整
されるように、ベアリング駆動手段11を制御する用を
なす。
サ20の検知結果に基づいて、リヤシャフト2とディフ
ァレンシャルギア装置8との成すジョイント角θ3が小
さくなる向きに、センタベアリング9の高さ位置が調整
されるように、ベアリング駆動手段11を制御する用を
なす。
【0026】自動車の走行時に、路面の凹凸によって車
体やディファレンシャルギア装置8が振動し、その振動
により、ディファレンシャルギア装置8とフロアパネル
12の間の間隔が変動し、その変動成分が高さセンサ2
0により検知されることも考えられる。このため、図2
に示した例では、上記振動によるディファレンシャルギ
ア装置前部の高さ変動成分の検知結果を取り除くため
に、ローパスフィルタ21を設け、高さセンサ20の検
知信号をそのローパスフィルタ21を介して演算回路2
2に入力させている。ローパスフィルタ21は必要に応
じて設けられるものであり、これを省略することもでき
る。
体やディファレンシャルギア装置8が振動し、その振動
により、ディファレンシャルギア装置8とフロアパネル
12の間の間隔が変動し、その変動成分が高さセンサ2
0により検知されることも考えられる。このため、図2
に示した例では、上記振動によるディファレンシャルギ
ア装置前部の高さ変動成分の検知結果を取り除くため
に、ローパスフィルタ21を設け、高さセンサ20の検
知信号をそのローパスフィルタ21を介して演算回路2
2に入力させている。ローパスフィルタ21は必要に応
じて設けられるものであり、これを省略することもでき
る。
【0027】また、図1及び図2に示すように、上述し
た各構成に、車速センサ25を追加することもできる。
図1に示した車速センサ25はトランスミッション4に
取り付けられて自動車の車速を検知する。かかる車速セ
ンサ25を設けた場合には、前述の制御手段24は、車
速センサ25の検知結果と、前述の高さセンサ20の検
知結果とに基づいて、前述の如く、リヤシャフト2とデ
ィファレンシャルギア装置8との成すジョイント角θ3
が小さくなる向きに、センタベアリング9の高さ位置が
調整されるように、ベアリング駆動手段11を制御す
る。
た各構成に、車速センサ25を追加することもできる。
図1に示した車速センサ25はトランスミッション4に
取り付けられて自動車の車速を検知する。かかる車速セ
ンサ25を設けた場合には、前述の制御手段24は、車
速センサ25の検知結果と、前述の高さセンサ20の検
知結果とに基づいて、前述の如く、リヤシャフト2とデ
ィファレンシャルギア装置8との成すジョイント角θ3
が小さくなる向きに、センタベアリング9の高さ位置が
調整されるように、ベアリング駆動手段11を制御す
る。
【0028】上述のように、ディファレンシャルギア装
置の前部の高さ位置だけでなく、車速も検知し、その両
検知結果に基づいてセンタベアリング9の高さ修正値を
演算するように構成すると、そのときの自動車の走行状
態をより正確に把握でき、その走行状態に適した高さ位
置にセンタベアリング9をもたらし、ジョイント角θ3
をより正しく制御して、振動と騒音の発生をより効果的
に低減することができる。
置の前部の高さ位置だけでなく、車速も検知し、その両
検知結果に基づいてセンタベアリング9の高さ修正値を
演算するように構成すると、そのときの自動車の走行状
態をより正確に把握でき、その走行状態に適した高さ位
置にセンタベアリング9をもたらし、ジョイント角θ3
をより正しく制御して、振動と騒音の発生をより効果的
に低減することができる。
【0029】例えば、検知された車速が30乃至40km
/hと比較的低速で、しかもディファレンシャルギア装置
8の前部が大きく上方に振れたことが検知されたとき
は、自動車が急発進中であることを知ることができ、セ
ンタベアリング9がこの走行状態に合った位置に移動す
るように、ベアリング駆動手段11を制御することがで
きる。また、検知された車速が例えば70km/hとかなり
の高速であり、かつディファレンシャルギア装置8の前
部がわずかに上方に移動したことが検知されたときは、
高速走行中に自動車を加速したことを意味しているの
で、センタベアリング9をその走行状態に合った高さ位
置にもたらして、ジョイント角θ3を調整し、振動と騒
音の発生を効果的に低減させることができる。
/hと比較的低速で、しかもディファレンシャルギア装置
8の前部が大きく上方に振れたことが検知されたとき
は、自動車が急発進中であることを知ることができ、セ
ンタベアリング9がこの走行状態に合った位置に移動す
るように、ベアリング駆動手段11を制御することがで
きる。また、検知された車速が例えば70km/hとかなり
の高速であり、かつディファレンシャルギア装置8の前
部がわずかに上方に移動したことが検知されたときは、
高速走行中に自動車を加速したことを意味しているの
で、センタベアリング9をその走行状態に合った高さ位
置にもたらして、ジョイント角θ3を調整し、振動と騒
音の発生を効果的に低減させることができる。
【0030】本発明は、乗用車、バス、トラックなどの
いずれの型式の自動車にも適用できるものである。
いずれの型式の自動車にも適用できるものである。
【0031】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、自動車の
走行状態がいかなるときも、リヤシャフトとディファレ
ンシャルギア装置との成すジョイント角が大きくなりす
ぎることによる振動と騒音の発生を効果的に抑制するこ
とができる。
走行状態がいかなるときも、リヤシャフトとディファレ
ンシャルギア装置との成すジョイント角が大きくなりす
ぎることによる振動と騒音の発生を効果的に抑制するこ
とができる。
【0032】請求項2に係る発明によれば、自動車の走
行状態をより正確に知ることができるので、上記効果を
より一層確実なものにすることができる。
行状態をより正確に知ることができるので、上記効果を
より一層確実なものにすることができる。
【0033】請求項3に係る発明によれば、簡単かつ低
コストでベアリング駆動手段を構成することができる。
コストでベアリング駆動手段を構成することができる。
【図1】2分割式プロペラシャフトの概略図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図に制御ブロック図
を追加した図である。
を追加した図である。
【図3】自動車の停止時の2分割式プロペラシャフトの
様子を示す説明図である。
様子を示す説明図である。
【図4】自動車の発進時の2分割式プロペラシャフトの
様子を示す説明図であって、ジョイント角と、ディファ
レンシャルギア装置の振れ角を誇張して示す図である。
様子を示す説明図であって、ジョイント角と、ディファ
レンシャルギア装置の振れ角を誇張して示す図である。
【図5】自動車の減速時の2分割式プロペラシャフトの
様子を示す説明図であって、ジョイント角と、ディファ
レンシャルギア装置の振れ角を誇張して示す図である。
様子を示す説明図であって、ジョイント角と、ディファ
レンシャルギア装置の振れ角を誇張して示す図である。
【図6】従来の2分割式プロペラシャフトの概略図であ
る。
る。
【図7】自動車の停止時の従来の2分割式プロペラシャ
フトの様子を示す説明図であって、ジョイント角を誇張
して示す図である。
フトの様子を示す説明図であって、ジョイント角を誇張
して示す図である。
【図8】自動車の発進時の従来の2分割式プロペラシャ
フトの様子を示す説明図であって、ジョイント角と、デ
ィファレンシャルギア装置の振れ角を誇張して示す図で
ある。
フトの様子を示す説明図であって、ジョイント角と、デ
ィファレンシャルギア装置の振れ角を誇張して示す図で
ある。
【図9】自動車の減速時の従来の2分割式プロペラシャ
フトの様子を示す説明図であって、ジョイント角とディ
ファレンシャルギア装置の振れ角を誇張して示す図であ
る。
フトの様子を示す説明図であって、ジョイント角とディ
ファレンシャルギア装置の振れ角を誇張して示す図であ
る。
1 フロントシャフト 2 リヤシャフト 4 トランスミッション 5 フロントジョイント 6 センタジョイント 7 リヤジョイント 8 ディファレンシャルギア装置 9 センタベアリング 11 ベアリング駆動手段 14 ステップモータ 15 ねじ軸 16 ナット 20 高さセンサ 24 制御手段 25 車速センサ 100 2分割式プロペラシャフト θ3 ジョイント角
Claims (3)
- 【請求項1】 センタベアリングを介してシャシフレー
ム又は車体側に回転自在に支持され、かつ前端側がフロ
ントジョイントを介してトランスミッションに連結され
たフロントシャフトと、該フロントシャフトよりも後方
側に配置され、前端側が前記フロントシャフトの後端側
にセンタジョイントを介して連結され、後端側がリヤジ
ョイントを介してディファレンシャルギア装置に連結さ
れたリヤシャフトとを有する2分割式プロペラシャフト
を具備する自動車において、 前記センタベアリングを上下方向に移動させるベアリン
グ駆動手段と、前記ディファレンシャルギア装置の前部
側の高さ位置を検知する高さセンサと、該高さセンサの
検知結果に基づいて、前記リヤシャフトとディファレン
シャルギア装置との成すジョイント角が小さくなる向き
に、前記センタベアリングの高さ位置が調整されるよう
に、前記ベアリング駆動手段を制御する制御手段とを具
備することを特徴とする自動車。 - 【請求項2】 自動車の車速を検知する車速センサを有
し、前記制御手段は、前記車速センサの検知結果と前記
高さセンサの検知結果とに基づいて、前記リヤシャフト
とディファレンシャルギア装置との成すジョイント角が
小さくなる向きに、前記センタベアリングの高さ位置が
調整されるように、前記ベアリング駆動手段を制御する
請求項1に記載の自動車。 - 【請求項3】 前記ベアリング駆動手段は、前記シャシ
フレーム又は車体に対して回転自在に支持されたねじ軸
と、該ねじ軸を回転駆動するステップモータと、前記セ
ンタベアリングに固定されたナットとを具備し、該ナッ
トは前記ねじ軸の回転によって該ねじ軸に沿って上下動
するように、当該ねじ軸にねじ係合している請求項1又
は2に記載の自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000358576A JP2002160543A (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 自動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000358576A JP2002160543A (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 自動車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002160543A true JP2002160543A (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=18830443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000358576A Pending JP2002160543A (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 自動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002160543A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007237778A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両用プロペラシャフトの配置構造 |
KR101531366B1 (ko) * | 2014-06-23 | 2015-06-29 | 한정훈 | 엔진속도 제어장치를 포함하는 차량 일체형 전기 발전장치 |
KR20160049749A (ko) * | 2014-10-28 | 2016-05-10 | 두산인프라코어 주식회사 | 휠 로더의 드라이브 샤프트 장치 |
CN107757358A (zh) * | 2017-09-28 | 2018-03-06 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 车辆的驱动轴装置以及车辆 |
-
2000
- 2000-11-24 JP JP2000358576A patent/JP2002160543A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007237778A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両用プロペラシャフトの配置構造 |
KR101531366B1 (ko) * | 2014-06-23 | 2015-06-29 | 한정훈 | 엔진속도 제어장치를 포함하는 차량 일체형 전기 발전장치 |
KR20160049749A (ko) * | 2014-10-28 | 2016-05-10 | 두산인프라코어 주식회사 | 휠 로더의 드라이브 샤프트 장치 |
CN107757358A (zh) * | 2017-09-28 | 2018-03-06 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 车辆的驱动轴装置以及车辆 |
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