JP2002159363A - 椅子の脚部の取付け構造 - Google Patents

椅子の脚部の取付け構造

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JP2002159363A
JP2002159363A JP2000355956A JP2000355956A JP2002159363A JP 2002159363 A JP2002159363 A JP 2002159363A JP 2000355956 A JP2000355956 A JP 2000355956A JP 2000355956 A JP2000355956 A JP 2000355956A JP 2002159363 A JP2002159363 A JP 2002159363A
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JP
Japan
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leg
chair
seat
backrest
mounting shaft
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JP2000355956A
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Kazuyuki Hirai
一之 平井
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Aron Kasei Co Ltd
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Aron Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、使用時に脚部がぐらつくのを防止す
ることが出来、安定性が向上して良好な使用感を得るこ
とが出来る折畳み可能な椅子の脚部の取付け構造を提供
することを課題とする。 【解決手段】座部2の下面に取付け軸部31と該取付け
軸部31両端から屈曲形成した脚部32とを有する脚フ
レーム3の一対を取付けた構成であって、該脚フレーム
3の取付け軸部31は該座部2の下面の軸受け部5に内
側に回動可能に取付けられ、少なくとも一方の脚フレー
ム3の取付け軸部31は摺動可能に取付けられている椅
子1の脚部32の取付け構造を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は椅子の脚部、特にシャワ
ー用椅子の脚部の取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、折畳み式の脚部(30)を有する椅子
(10)としては、図10に示すように座部(20)の四隅から
垂設される脚部(30,30) を図11に示すように内側に倒
して折畳み可能とした構成が提供されていた(実願平9
−1097号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、使用時に該椅子(10)の脚部(30)の折畳み関
節部分(30A) がぐらつくため、安定性が欠けるという問
題があり、また不意に該椅子(10)の脚部(30)が折畳み状
態になって該椅子(10)が倒れてしまうおそれもあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、座部(2) の下面に取付け
軸部(31)と該取付け軸部(31)両端から屈曲形成した脚部
(32,32) とを有する脚フレーム(3) の一対を取付けた構
成であって、該脚フレーム(3,3) の取付け軸部(31,31)
は該座部(2) の下面の軸受け部(5,5) に内側に回動可能
に取付けられ、少なくとも一方の脚フレーム(3) の取付
け軸部(31)は摺動可能に取付けられている椅子(1) の脚
部(32)の取付け構造を提供するものである。該座部(2)
の後縁には座部(2) 上に折畳み可能に背もたれ(4) が取
付けられ、該椅子(1) の使用状態では該背もたれ(4) の
背もたれフレーム(42,42) 下端部に形成された係止曲部
(42A,42A) が該脚フレーム(3,3) の内側に当接するのが
望ましい。
【0005】
【作用】本発明の椅子(1) の脚部(32)の取付け構造で
は、座部(2) の下面に取付け軸部(31)と該取付け軸部(3
1)両端から屈曲形成した脚部(32,32) とを有する脚フレ
ーム(3) の一対を取付け、該脚フレーム(3,3) の取付け
軸部(31,31) は該座部(2)の下面の軸受け部(5,5) に内
側に回動可能に取付けてあるので、上記一対の脚フレー
ム(3,3) をそれぞれ内側に回動して折畳むことが出来
る。この際少なくとも一方の脚フレーム(3) が摺動可能
に取付けられているため、双方の脚フレーム(3,3) が干
渉しないように摺動させることが出来る。この場合、該
座部(2) の後縁には座部(2) 上に折畳み可能に背もたれ
(4) が取付けられ、該椅子(1) の使用状態で該背もたれ
(4) の背もたれフレーム(42,42)下端部に形成された係
止曲部(42A,42A) が該脚フレーム(3,3) の内側に当接し
ていれば、該脚フレーム(3,3) が回動して折畳み状態に
なるのを制止して使用時に該椅子(1) の脚部(32)がぐら
つくのを防止することが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図9に示す一実施
例によって説明する。ここでは、図1〜図3に示すよう
なシャワー用椅子(1) の場合を例示する。該シャワー用
椅子(1) は、座部(2) と、該座部(2) 下面に取付けられ
る左右一対の脚フレーム(3,3) と、該座部(2) 後縁部に
取付けられる背もたれ(4) とからなる。
【0007】図4〜図7に示すように、該座部(2) の下
面には軸受け溝(51,51) と、該軸受け溝(51,51) に差渡
して取付けられている軸受け金具(52,52) とからなる左
右一対の軸受け部(5,5) が設けられている。該軸受け部
(5) の軸受け溝(51)は該脚フレーム(3) の上部形状に沿
うように両端部が屈曲形状をしており、該軸受け溝(51)
の前端部からは軸摺動溝(53)が前方へ向かって直線的に
分岐されている。更に該座部(2) には該座部(2) に水が
溜まるのを防止するために複数個の水抜き孔(21,21) が
設けられている。
【0008】図8および図9に示すように、該座部(2)
の下面後縁に設けられている背もたれ取付け部(6) は、
該座部(2) 下面に取付けられているコの字状基板(7)
と、該基板(7) に内接されている係合ロック部(8) とか
らなり、該コの字状基板(7) の左右側面には一対の背も
たれ取付け軸(71,71) が外側へ向けて差出され、更に該
コの字状基板(7) 左右側面には一対のピン挿通孔(72,7
2) が設けられている。該係合ロック部(8) は、上記基
板(7) に取付けられているハウジング(81)と、該ハウジ
ング(81)から係合ピン孔(811,811) を介して左右外側に
向けて差出されている一対の係合ピン(82,82) と、該ハ
ウジング(81)内において該係合ピン(82,82) の内端が両
端に固着されている二股状の係合ピン付勢ばね(83)と、
該係合ピン付勢ばね(83)の根端部分外側に摺動可能に嵌
合し該ハウジング(81)の後面にボタン孔(813) を介して
突出するロック解除ボタン(84)とからなり、該ロック解
除ボタン(84)の内側根端付近には該係合ピン付勢ばね(8
3)が中間部において係止される係止リブ(812) が凸設さ
れている。
【0009】該脚フレーム(3) は、取付け軸部(31)と該
取付け軸部(31)両端から座部(2) の両角部に向けて斜め
外側に屈曲し更に下方に屈曲した脚部(32,32) を有する
屈曲形状をしており、該脚フレーム(3,3) の取付け軸部
(31,31) は該座部(2) の下面の軸受け部(5,5) の軸受け
溝(51,51) に嵌め込まれ軸受け金具(52,52) によって固
定されることによって、該座部(2) の下面にそれぞれ回
動可能かつ前後摺動可能に取付けられている。本実施例
では、該四つの脚部(32,32) は該椅子(1) の使用状態に
おいてそれぞれ外側に向かって僅かに開いた状態となる
ような形状に屈曲形成されているため、該椅子(1) の使
用時に該脚(32,32) は内側へ倒れることなく安定した使
い心地を得ることが出来る。
【0010】該脚フレーム(3,3) の脚部(32,32) の下部
には摺動脚部(33,33) がそれぞれ摺動可能に外側嵌合さ
れ、該摺動脚部(33)には上下に複数個の位置決めピン孔
(331,331) が列設され、該位置決めピン孔(331) 内には
内側の脚部(32)からスプリング(図示せず)によって付
勢された位置決めピン(332) が挿入される。該位置決め
ピン(332) を指で押し込み、該摺動脚部(33)を上下摺動
させて長さを所定に調整した状態で所定の位置決めピン
孔(331) に該位置決めピン(332) を係合することによ
り、該脚部(32)は所望の長さに調節される。更に、該脚
部(32,32) の摺動脚部(33,33) の先端部にはそれぞれゴ
ム脚(34,34) が挿着され、該ゴム脚(34)の中央部には水
抜き孔(341) が設けられ、該ゴム脚(34,34) の底面は使
用状態において水平になるように設定されている。
【0011】該脚部(32,32) は上記のように長さ調節可
能にされているため、使用者の体型に合わせて座面の高
さを調節することが可能となる。また、該脚部(32,32)
の摺動脚部(33,33) の先端部にはそれぞれゴム脚(34,3
4) が挿着されているため、該シャワー用椅子(1) が滑
るのを防止することが出来、更に、該ゴム脚(34)には水
抜き孔(341) が設けられているため、該ゴム脚(34)内に
水が溜まるのを防止することが出来る。
【0012】該背もたれ(4) は、背もたれ部(41)と、該
背もたれ部(41)後面に取付けられる左右一対の背もたれ
フレーム(42,42) とからなり、該背もたれフレーム(42)
下端部は前方へ向けて屈曲され更に外側方向へ屈曲され
て係止曲部(42A) が形成され、該係止曲部(42A) には軸
受け孔(421) が貫通して設けられている。該背もたれフ
レーム(42,42) の軸受け孔(421,421) には該座部(2) 下
面の背もたれ取付け部(6) の前記背もたれ取付け軸(71,
71) が挿通されることによって、該背もたれ(4) は該座
部(2) に前後回動可能に取付けられる。また更に、該背
もたれフレーム(42)内側には係合孔(422) が設けられて
おり、該背もたれ(4) の回動を制止する場合、前記座部
(2) 下面の背もたれ取付け部(6) のコの字状基板(7) の
ピン挿通孔(72,72) から突出している係合ピン(82,82)
を、該背もたれフレーム(42,42)の係合孔(422,422) 内
にそれぞれ係合してロックする。
【0013】図4および図5に示すように該シャワー用
椅子(1) を使用状態にする場合、該左右の脚フレーム
(3,3) を外側へ開いて該座部(2) を支持させ、該背もた
れ(4)を回動させて立ち上げる。この状態では、図8に
示すように該座部(2) 下面の背もたれ取付け部(6) にお
いて該コの字状基板(7) のピン挿通孔(72,72) から突出
しかつ該係合ピン付勢ばね(83)によって付勢された係合
ピン(82,82) が、該背もたれフレーム(42,42) の係合孔
(422,422) にそれぞれ係合することにより、該背もたれ
(4) を立ち上げ状態で固定し、この際、図4および図5
に示すように該背もたれフレーム(42,42)下端部に形成
された係止曲部(42A,42A) が、更に脚フレーム(3,3) の
内側に当接して該左右の脚フレーム(3,3) が回動して折
畳み状態になるのを制止する。本発明では、このように
して使用時に該脚部(32)がぐらつくのを防止することが
出来る。
【0014】該シャワー用椅子(1) を折畳み状態にする
場合には、図9に示すように該座部(2) 下面の背もたれ
取付け部(6) のロック解除ボタン(84)を指で押し込む
と、該ハウジング(81)の係止リブ(812) に中間部を係止
された係合ピン付勢ばね(83)は付勢力に抗して内側に弾
性変形し、該係合ピン付勢ばね(83)の両端部の係合ピン
(82,82) は該ばねの変形にともなって内側へスライドし
て該背もたれフレーム(42,42) の係合孔(422,422) から
外れて、該背もたれフレーム(42,42) のロックは解除さ
れる。こうして回動自在となった該背もたれ(4) を座面
側に折畳み(図2参照)、該座部(2) 下面の軸摺動溝(5
3)内において、先ず該一方の脚フレーム(3) を前方にス
ライド摺動させて内側に折畳み、次いで該他方の脚フレ
ーム(3) を該一方の脚フレーム(3) よりも前方にスライ
ド摺動させて該脚フレーム(3,3) 相互の干渉を解消した
上でそれぞれの脚フレーム(3,3) の脚部(32,32) の前後
位置を互い違いにして内側に折畳む(図3および図7参
照)。
【0015】本実施例以外、図1〜図9に示した実施例
において左右両方の脚部(32,32) を摺動可能としたのに
対し、一方の脚部(32)のみを摺動可能とした脚部(32)の
取付け構造であってもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明では、使用時に該シャワー椅子の
脚部がぐらつくのを防止することが出来るため、安定性
が向上し良好な使用感が得られる。
【図面の簡単な説明】
図1〜図9は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】シャワー椅子の斜視図
【図2】シャワー椅子(背もたれ折畳み状態)の斜視図
【図3】シャワー椅子(折畳み状態)の斜視図
【図4】シャワー椅子の側面図
【図5】シャワー椅子の説明裏側平面図
【図6】座部の裏側平面図
【図7】シャワー椅子(折畳み状態)の裏側平面図
【図8】背もたれ取付け部(ロック状態)の説明平面図
【図9】背もたれ取付け部(ロック解除状態)の説明平
面図
【図10】従来例の斜視図
【図11】従来例(折畳み状態)の斜視図
【符号の説明】
1 シャワー用椅子 2 座部 3 脚フレーム 31 取付け軸部 32 脚部 4 背もたれ 42 背もたれフレーム 42A 係止曲部 5 軸受け部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座部の下面に取付け軸部と該取付け軸部両
    端から屈曲形成した脚部とを有する脚フレームの一対を
    取付けた構成であって、該脚フレームの取付け軸部は該
    座部の下面の軸受け部に内側に回動可能に取付けられ、
    少なくとも一方の脚フレームの取付け軸部は摺動可能に
    取付けられていることを特徴とする椅子の脚部の取付け
    構造。
  2. 【請求項2】該座部の後縁には座部上に折畳み可能に背
    もたれが取付けられ、該椅子の使用状態では該背もたれ
    の背もたれフレーム下端部に形成された係止曲部が該脚
    フレームの内側に当接する請求項1に記載の椅子の脚部
    の取付け構造。
JP2000355956A 2000-11-22 2000-11-22 椅子の脚部の取付け構造 Withdrawn JP2002159363A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008103674A1 (en) * 2007-02-20 2008-08-28 Meco Corporation Folding chair
WO2019156871A1 (en) * 2018-02-06 2019-08-15 Lonjev Inc. Apparatus for assisting individuals taking showers

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US7954890B2 (en) 2007-02-20 2011-06-07 Meco Corporation Folding chair
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