JP2002159199A - ステップモータの制御方法及び制御装置 - Google Patents

ステップモータの制御方法及び制御装置

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JP2002159199A
JP2002159199A JP2000348711A JP2000348711A JP2002159199A JP 2002159199 A JP2002159199 A JP 2002159199A JP 2000348711 A JP2000348711 A JP 2000348711A JP 2000348711 A JP2000348711 A JP 2000348711A JP 2002159199 A JP2002159199 A JP 2002159199A
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step motor
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JP2000348711A
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Tomomitsu Shimura
朝光 志村
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Rhythm Watch Co Ltd
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Rhythm Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力消費を抑え、磁気的安定位置におけるロ
ータの自由振動を小さくするステップモータの制御方法
と制御装置を提供することにある。 【解決手段】 駆動パルスを駆動コイルに供給し、ロー
タを回転させる。無励磁でもロータが回転可能な約90
度前後までロータが回転したときの励磁電流が落ち込ん
だ付近を特徴点として設定する。また、励磁電流から微
分波形を得て、その特徴的な変化から特徴点を特定す
る。そして、特徴点の検出時に駆動コイルへの電力供給
をカットし、電力消費を抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計等に使用され
ているステップモータの制御方法及び制御装置に関する
ものであり、特に、最小限の電力でステップモータを駆
動することにより電力の消費を低減するものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、時計等の小型電子機器における
可動部の駆動に用いられるステップモータは、一定の時
間間隔で供給される電流からなる駆動パルスを駆動コイ
ルに印加して励磁することによりロータを回転させるよ
うに構成されている。
【0003】近年、この種のステップモータが用いられ
ている時計等の小型電子機器においては、地球環境への
影響を考慮して、その電源として使用している電池の交
換サイクルを可能な限り延ばしたり、太陽電池あるいは
振動、熱による発電等の電力を用いて電池を使用せずに
ステップモータや回路を駆動することが普及しつつあ
る。このように、電池交換のサイクルを延ばしたり、電
池を使用せずにステップータ等を駆動するためには、特
にステップモータの駆動に係る消費電力を最小限に抑え
ることが必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにステップ
モータの駆動に係る消費電力を削減すると言っても、時
刻を計時する時計等に使用するステップモータの場合、
常に確実にロータを回転させることが必要である。この
ため、駆動パルスは、最大負荷を見込んで設定されてい
ることが多い。このように最大負荷を見込んで設定され
た駆動パルスの場合、高負荷時や電源としての電池の電
圧が低下したときにも確実にロータを回転させることが
できるが、その反面、低負荷時や電池電圧が高いとき
(電池の初期)には、無駄に電力を消費することになっ
てしまうという課題があった。
【0005】また、過剰な駆動パルスの場合、磁気的安
定位置におけるロータの自由振動が大きくなって収まら
ず、秒針がステップ運針して停止するときのブレとして
現われることがあった。
【0006】本発明は、上記従来技術の課題に鑑みなさ
れたもので、ロータが回転する最小限のパルスを供給す
ることにより、電力消費を抑え、また磁気的安定位置に
おけるロータの自由振動を小さくすることを可能にした
ステップモータの制御方法と制御装置を提供するもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のステップモータ
の制御方法は、駆動コイルに駆動パルスを供給すること
によりロータを回転させるステップモータにおいて、前
記駆動コイルに流れる励磁電流の電流波形を検出し、検
出した電流波形から微分波形を得て、該微分波形から無
励磁でも前記ロータが回転する特徴点を検出し、前記特
徴点の検出時に前記励磁電流をカットして電力消費を低
減するものである。このステップモータの制御方法にお
いては、前記励磁電流を電圧信号に変換して電流波形を
得ると共に、該電圧信号からなる電流波形を微分して微
分波形を得ている。また、このステップモータの制御方
法においては、前記励磁電流を電圧信号に変換して電流
波形を得ると共に、一定の位相差に設定されたサンプリ
ングパルスS1,S2に応じて交互に前記電圧信号から
なる電流波形をサンプルホールドし、そのサンプルホー
ルドされた値の差の変化により微分波形を形成してい
る。
【0008】また、本発明のステップモータの制御装置
は、駆動コイルに駆動パルスを供給することによりロー
タを回転させるステップモータにおいて、前記駆動コイ
ルに前記駆動パルスを供給するコイル駆動回路と、前記
駆動コイルに流れる励磁電流の電流波形を検出する電流
波形検出回路と、該電流波形検出手段が検出した電流波
形から微分波形を得る微分波形形成手段と、前記微分波
形から無励磁でも前記ロータが回転する特徴点を検出す
る特徴点検出手段と、前記特徴点の検出に対応して前記
コイル駆動回路から前記駆動コイルへの前記駆動パルス
の供給を停止させて前記励磁コイルの前記励磁電流をカ
ットする制御手段と、を有している。
【0009】このステップモータの制御装置における前
記微分波形形成手段は、前記電流波形を微分して微分波
形を形成するカップリングコンデンサを有している。ま
た、このステップモータの制御装置における前記微分波
形形成手段は、前記電流波形を、一定の位相差に設定さ
れたサンプリングパルスS1,S2にそれぞれ応答して
第1及び第2の電圧信号として切換出力する切換回路
と、該切換回路が切換出力する第1及び第2の電圧信号
をそれぞれ保持する第1及び第2の保持回路と、該第1
及び第2の保持回路に保持された第1及び第2の電圧信
号の差を出力して微分波形を形成する電圧差出力回路
と、を有している。
【0010】このステップモータの制御装置における前
記特徴点検出手段は、前記微分波形がゼロとなるゼロク
ロス点を検出し、所定のゼロクロス点を前記特徴点とし
て検出するものとなっている。また、このステップモー
タの制御装置における前記特徴点検出手段は、前記微分
波形の負側ピーク点から最初のゼロクロス点を前記特徴
点とするものとなっている。
【0011】このステップモータの制御装置における前
記特徴点検出手段は、前記微分波形の負側ピーク点から
一定時間後のタイムアップ点を前記特徴点とするものと
なっている。また、このステップモータの制御装置にお
ける前記特徴点検出手段は、前記微分波形が正から負又
は負から正に切り換わる回数をカウントし、設定された
数値と比較し、設定値に達した時点を前記特徴点とする
ものとなっている。更に、このステップモータの制御装
置における前記特徴点検出手段は、前記微分波形の2回
目のピーク点を検出し、その検出後の最初のゼロクロス
点を前記特徴点とするものとなっている。更にまた、こ
のステップモータの制御装置における前記特徴点検出手
段は、前記微分波形の2回目のピーク点から一定時間後
のタイムアップ点を前記特徴点とするものとなってい
る。
【0012】このステップモータの制御装置における前
記微分波形検出手段、前記特徴点検出手段及び前記制御
手段は、マイクロコンピュータの機能により構成される
ものとなっている。
【0013】また、本発明の計時装置は、指針と、該指
針を駆動する指針駆動機構と、駆動コイルに駆動パルス
が供給されるとロータが回転して前記指針駆動機構を駆
動するステップモータと、を有し、上記ステップモータ
の制御装置により前記ステップモータを制御するものと
なっている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のステップモータの制御方
法においては、ロータを駆動するときに駆動コイルに流
れる励磁電流の電流波形を取り出し、この電流波形から
その変化を示す微分波形を得ている。また、この微分波
形からロータが無励磁状態でも回転する角度まで回転し
ていることを検出し、その地点を特徴点と設定する。そ
して、この特徴点が検出されたときに、励磁電流をカッ
トして、無駄な電流の供給を防ぎ、電力消費を低減する
ものとなっている。
【0015】即ち、上記制御方法は次のようなステップ
モータの動作に基づいて成されている。図1及び図2は
駆動パルスとロータの回転並びに駆動コイルに流れる励
磁電流とその微分波形を示す波形図であり、図3は時計
のムーブメント等に使用されている一般的なステップモ
ータの構成を示す説明図である。図3に示すように、ス
テップモータは、その駆動コイル2に駆動パルスを印加
することによりステータ4が励磁され、磁石等で構成さ
れたロータ6がステータ4の磁力によって180度回転
するものとなっている。
【0016】図1に示す駆動パルスは、電源としての電
池電圧が1.5Vと十分高い値を保っている場合のパル
スであり、パルス幅は時計用ムーブメントに使用するも
のでは31.25msに設定されている。この駆動パル
スを駆動コイル2に供給すると、ロータ6には十分な回
転トルクが与えられて回転し、駆動パルス供給中のA点
において90度回転し、駆動パルスの供給が停止する時
点では既に135度以上回転していることになる。尚、
ロータ6の回転に係る波形は、ロータ近傍に設置された
ホールセンサ8により検出したものを図示している。
【0017】一方、図2に示す駆動パルスは、電池電圧
が1.1Vに低下している場合のパルスであり、パルス
幅は図1と同様に設定されている。この駆動パルスを駆
動コイル2に供給すると、電圧の低下によりロータ6の
回転トルクが低下し、駆動パルスの供給が停止する時点
でようやく90度回転し、その後は、ロータ6のイナー
シャ(慣性)効果とコギングトルク(無励磁状態におけ
るトルク)によって残りの回転(90度→180度)を
行うことになる。
【0018】上記より、ロータ6が約90度回転する
と、その後は無励磁であってもロータ6が回転すること
になる。従って、ロータ6が約90度等の一定角度回転
した時点で、ステップモータへの電力供給をカットして
もロータ6の回転は停止せず、この状態でもロータ6を
回転させることができる。また、図2に示すように、電
池電圧が低下している場合には、駆動パルスのパルス幅
付近でようやく無励磁で回転可能な角度まで回転する
が、図1に示すように、電池電圧が十分高い場合には、
A点で既に無励磁でも回転可能な角度に達することにな
るため、それ以降の電力供給は電力供給過剰(オーバー
ドライブ)状態となる。
【0019】本発明においては、駆動パルスを駆動コイ
ルに供給し、ロータ6を回転させ、無励磁でもロータ6
が回転可能な約90度前後までロータ6が回転すると、
駆動コイル2に発生する逆起電力により励磁電流が落ち
込んだ付近を特徴点として設定し、この特徴点の検出時
に駆動コイルへの電力供給をカットしている。これによ
り、オーバードライブ分の電力をカットすることがで
き、電力消費を抑えることが可能となる。
【0020】上記本発明における特徴点の検出には、駆
動コイルに流れる励磁電流からその変化を示す微分波形
を得て、その特徴的な変化から特定している。これによ
り、無励磁でも回転可能な角度までロータが回転したこ
とを電気的に検出することが可能となる。
【0021】本発明におけるステップモータの制御装置
は、上記のような制御方法に基づいて構成されている。
即ち、本発明の制御装置には、駆動コイルに流れる励磁
電流の電流波形を検出する電流波形検出回路と、その電
流波形から微分波形を得る微分波形形成手段と、微分波
形から特徴点を検出する特徴点検出手段と、を設けてい
る。そして、特徴点検出手段が特徴点を検出したとき
に、制御手段がコイル駆動回路から駆動コイルへの駆動
パルスの供給を停止させてオーバードライブ状態になる
ことを防ぎ、電力消費を削減している。
【0022】
【実施例】以下、図面に基いて本発明の実施例を説明す
る。図4は本発明の一実施例に係るステップモータの制
御装置を含む計時装置の構成を示すブロック図である。
【0023】1は一定間隔の基準信号を出力する基準信
号発生手段である。本実施例においては、水晶発振回路
3が出力する高周波数信号を電子回路又はCPU等の一
機能からなる計時手段5が入力して時刻を計時する1H
zの計時信号を出力するものとなっている。
【0024】7はステップモータであり、図3に示すよ
うに、駆動コイル10とステータ9とロータ11とから
構成されており、この駆動コイル10に駆動パルスが供
給されると、ステータ9を励磁してロータ11を回転さ
せることになる。
【0025】13は輪列からなる指針駆動機構、15は
時針、分針、秒針からなる指針である。指針駆動機構1
3は、ロータ11の回転を減速して秒針から順次、分
針、時針に回転を伝えて駆動するものとなっている。
【0026】12は駆動コイル10に駆動パルスを供給
するコイル駆動回路である。このコイル駆動回路12
は、後述する制御手段14からの信号に基づいて駆動パ
ルスを出力するものであり、本実施例のような計時装置
の場合、1秒に1回、駆動パルスを出力する。
【0027】14は制御手段であり、基準信号発生手段
1からの基準信号に基づいてコイル駆動回路12から駆
動パルスを出力させたり停止させる制御信号を出力する
ものである。
【0028】16は電流波形検出回路であり、駆動コイ
ル10に駆動パルスが供給されることにより流れる電流
をコイル駆動回路10から取り出すことでその電流波形
を得るものである。
【0029】18は微分波形形成手段であり、電流波形
検出回路16により検出された電流波形からその微分波
形を得るものである。
【0030】20は特徴点検出手段であり、微分波形形
成手段18が形成した微分波形における特定の変化を特
徴点として検出するものである。
【0031】尚、本実施例においては、駆動パルスを駆
動コイル10に供給してもロータが回転しない場合を想
定して、ロータの回転を検出するロータ検出回路22
と、その検出結果に基づいてロータを回転させるための
補正パルスを駆動コイル10に供給する補正パルス供給
回路24を設けている。
【0032】次に上記構成からなる本実施例の計時装置
における動作の概要を説明する。制御手段14は、電子
回路あるいはCPUの一機能からなるものであり、基準
信号発生手段1からの基準信号に基づいて所定のタイミ
ングで制御信号をコイル駆動回路12に出力する。この
コイル駆動回路12は、制御信号に基づいて駆動コイル
10に駆動パルスを供給する。この駆動パルスにより駆
動コイル10に流れる励磁電流は正逆方向に交互に流
れ、これによりステータ9が励磁されてロータ11が1
80度ずつ回転する。そして、このロータ11の回転に
よって指針駆動機構13が駆動され、これにより指針1
5が駆動される。
【0033】上記のように、駆動パルスが駆動コイル1
0に供給されてロータが回転するときに、駆動コイル1
0に流れる励磁電流を電流波形検出回路16が取り出
す。その励磁電流から得られる電流波形は、微分波形形
成手段18にて微分波形に変換される。特徴点検出手段
20は、その微分波形から無励磁でもイナーシャ効果と
コギングトルクによりロータが回転を続けて静的安定位
置まで回転することが可能な角度まで回転したことを検
出し、それを特徴点とする。この特徴点が検出される
と、制御手段14はコイル駆動回路12から駆動コイル
10への駆動パルスの供給を停止させる。これにより、
駆動コイル10に流れていた励磁電流がカットされ、ロ
ータは無励磁状態で回転することになる。
【0034】尚、上記のように励磁電流がカットされた
ときに、ロータが停止したり静的安定位置まで回転しな
いと、ロータ回転検出回路22がその状態を検出し、補
正パルス供給回路24から補正パルスが駆動コイル10
に供給され、これによりロータが回転する。このとき
に、制御手段14にロータが回転しなかったことが伝え
られ、次回の駆動パルスの供給停止タイミングを延ばす
等の変更が加えられる。
【0035】上記構成において、少なくとも制御手段1
4、微分波形形成手段18及び特徴点検出手段20は何
れも電子回路あるいはCPUの機能で構成可能なものと
なっている。
【0036】次に、上記計時装置における制御装置の各
部の構成及びその動作を詳細に説明する。図5及び図6
は電流波形検出回路16の構成とその接続例を示す回路
図である。この電流波形検出回路16は、本実施例にお
いては、電流検出抵抗26で構成されている。この電流
検出抵抗26は、図5に示すように、少なくともコイル
駆動回路12を含む回路ブロック28と電源30の負側
との間に設けられているか、あるいは図6に示すよう
に、コイル駆動回路12と電源30の負側との間に設け
られている。
【0037】図5に示す本実施例の回路ブロック28に
は、コイル駆動回路12と制御手段14が組み込まれて
おり、電流検出抵抗26は、駆動コイル10に流れる励
磁電流を制御手段14や回路ブロック28に流れる電流
から電流isとして取り出している。
【0038】また、図6に示す電流検出抵抗26は、P
チャンネルMOSFET及びNチャンネルMOSFET
からなる切換回路32,34,36,38を組み合わせ
てなるものであり、制御手段14からの制御信号に応じ
て切換回路32,34,36,38の状態を切り換えて
駆動コイル10に電源30から正逆両方向に交互に電流
供給を行うように動作するものとなっている。このコイ
ル駆動回路12に接続された電流検出抵抗26には、駆
動コイル10に流れる励磁電流が電流isとして流れる
ことになる。
【0039】上記電流検出抵抗26の両端の電圧降下を
電圧Vsを検出することで取り出すと、図7に示すよう
な励磁電流の電流波形を得ることができる。図7に示す
励磁電流の電流波形において、ロータが約90度回転し
て無励磁でも回転可能な角度まで回転したときの波形上
のポイントは、1回目のピーク点の後に落ち込んだ部分
の底にある点Pの部分となる。本発明においては、この
点Pを検出する際に、点Pが微小時間において変化がゼ
ロとなることから、電流波形を微分し、微分波形がゼロ
基準線に交差するゼロクロスを検出している。
【0040】次に、上記微分波形を形成する微分波形形
成手段18の構成及び動作を図8乃至図12に基づいて
説明する。図8は微分波形形成手段18の一例を示す回
路図である。この微分波形形成手段18は、電流検出抵
抗26に加わる電圧Vsを第1の差動増幅器40と、そ
の出力側に設けられ電圧Vsの変化を取り出して微分波
形を形成するカップリングコンデンサ42と、その出力
を増幅する第2の差動増幅器44と、から構成されてい
る。
【0041】この微分波形形成手段18が出力する電圧
V01による微分波形は図9に示すようになる。即ち、
この微分波形DWは、電圧Vsによる電流波形CWの変
化の状態を示すものであるため、変化がゼロとなる電流
波形CWのピーク点に対応する部分がゼロ基準線と交差
するゼロクロス点となる。
【0042】図10は微分波形形成手段18の他の例を
示す回路図である。この微分波形形成手段18は、電流
検出抵抗26に加わる電圧Vsを増幅する第1の差動増
幅器46と、その出力側にそれぞれ接続されたトランス
ミッションゲートからなる第1及び第2の切換回路4
8,50と、第1及び第2の切換回路48,50の出力
側にそれぞれ接続されたコンデンサからなる第1及び第
2の保持回路52,54と、第1及び第2の保持回路5
2,54に接続されこの第1及び第2の保持回路52,
54の出力電圧の差を増幅出力する第2の差動増幅器か
らなる電圧差出力回路56と、から構成されている。
【0043】この微分波形形成手段18においては、第
1及び第2の切換回路48,50に位相差がπラジアン
(180度)の第1及び第2のサンプリングパルスS
1,S2(図11)がそれぞれ印加されており、第1の
差動増幅器46からの信号を交互に切り換えて第1及び
第2の保持回路52,54に出力し、保持するものとな
っている。そして、電圧差出力回路56にて第1及び第
2の保持回路52,54に保持された電圧の差を取って
電圧V02として出力する。即ち、図11に示すよう
に、第1及び第2のサンプリングパルスS1,S2に対
応して電流波形CWが交互に分割され、第1及び第2の
保持回路52,54がその値を保持し、その差が電圧V
02として順次出力される。このように電流波形CWを
時分割して保持し、その差を順次算出すると、変化がゼ
ロとなる電流波形CWのピーク点付近の差がゼロ又はゼ
ロに近似する値となる。このため、図12に示すよう
に、第1及び第2のサンプリングパルスS1,S2の周
波数を高めたサンプリングパルスSS1,SS2によっ
て、より細かく分割することにより、差の頂点がほう絡
線状の微分波形DWを描くことになる。
【0044】また、図10に示す電圧差出力回路56を
片電源に設定することで、図13に示す微分波形DWの
ように、正側のみ出力するように設定することもでき
る。
【0045】次に、上記のような微分波形形成手段18
により形成された微分波形DWから特徴点検出手段20
が特徴点を検出する動作を説明する。図14は図8に示
す微分波形形成手段18により形成された微分波形DW
1を示している。特徴点検出手段20は、駆動パルスが
供給されてロータが回転するときに、無励磁でも回転を
続けて次の静的安定位置まで回転する角度まで回転した
時点を微分波形から検出する。即ち、上記のように回転
中のロータが無励磁でも回転する角度まで回転すると、
このときの電流検出抵抗26にかかる電圧Vsは、図7
に示す電流波形CW上の点Pとなる。この電流波形CW
上の点Pは、微分波形DW上では、図9に示す点P1と
なる。この点P1は、図14に示すように、ゼロ基準線
と交差するゼロクロス点であると共に、負側のピーク点
から最初のゼロクロス点となっている。本実施例におけ
る特徴点検出手段20は、上記のように、微分波形DW
1において、負側ピーク点から最初のゼロクロス点とな
る特徴から点P1を特徴点として検出している。
【0046】また、本実施例においては、上記のように
点P1を特徴点として検出し、検出した時点であるいは
この時点を基準として設定した時点において励磁電流を
カットするように設定しているが、負荷の状態等により
点P1において励磁電流をカットするとロータが回転し
なくなる可能性もある。このような場合には、特徴点の
検出から励磁電流をカットするまでの時間を調整しても
良いが、特徴点の検出自体をより適正な時点にずらすこ
とも可能である。即ち、図15に示すように、ゼロクロ
ス点P1を検出するのではなく、特徴点検出手段20に
タイマー回路又はタイマー機能を設け、負側ピーク点か
ら一定時間T1経過したところにある点P1’を特徴点
と設定し、この点P1’の検出により励磁電流をカット
するように構成する。このように構成すれば、特徴点の
検出をタイマーに設定する時間で管理することができ、
その設定、変更を容易に行うことが可能となる。また、
点P1の検出と併せて点P1’の検出も行うことによ
り、点P1の検出ができない場合等に、時間の経過によ
って確実に検出される点P1’の時点で特徴点を検出し
たものとして励磁電流をカットするように構成すること
も可能となる。更に、電池等の電源供給電圧の検出結果
に基づいて、点P1’を検出するように設定して、電力
の無駄を省き、確実にロータを回転させるようにするこ
とも可能である。
【0047】また、特徴点検出手段20にカウンタ回路
又はカウンタ機能を設け、図16に示すように、微分波
形DW1における正から負又は負から正に切り換わるポ
イントであるゼロクロス点の数をカウントし、例えばこ
の微分波形DW1においては2つ目のゼロクロス点を特
徴点(点P1)と設定することも可能である。
【0048】一方、図17は図10に示す微分波形形成
手段18により形成された微分波形DW2を示してい
る。この微分波形DW2における点P2は、図12に示
すように、電流波形CWにおける点Pに対応する特徴点
となっている。この点P2は、微分波形DW2における
2回目のピーク点から最初のゼロクロス点となってお
り、前述した点P1と同様に、この特徴から検出され
る。
【0049】また、図18に示すように、この微分波形
DW2においても、2回目のピーク点から一定時間T2
経過したところにある点P2’を特徴点と設定すること
が可能である。
【0050】上記のように点P1,P1’,P2,P
2’が特徴点検出手段20により検出されると、その検
出をトリガーとして制御手段14はコイル駆動回路12
からの駆動パルスの供給を停止させ、この結果、駆動コ
イル10に流れる励磁電流がカットされ、ロータはイナ
ーシャ効果とコギングトルクによって回転することにな
る。従って、ロータがオーバードライブ状態になること
がなく、電力消費も削減することが可能となる。
【0051】図19は、図4に示す制御手段14、微分
波形形成手段18及び特徴点検出手段20をマイクロコ
ンピュータで構成した場合の構成を示すブロック図であ
る。図19に示すように、電流検出抵抗26にかかる電
圧信号を増幅回路60で増幅し、A/D変換回路62に
てA/D変換した後、マイクロコンピュータ64に電圧
信号のデータが供給される。このマイクロコンピュータ
64の機能は前述した制御手段14、微分波形形成手段
18及び特徴点検出手段20と同一の機能を有してお
り、その動作の一例は図20に示すフローチャートのよ
うになる。
【0052】図20において、電源が投入されると(ス
テップST1)、ロータ駆動のタイミングを計る1秒信
号の入力があるか判断する(ステップST2)。ここ
で、1秒信号の入力がないと信号が入力されるまでルー
プで待つが(ステップST3)、1秒信号の入力がある
と、その入力タイミングに合わせて駆動コイル10に駆
動パルスを供給することで電力供給を行う(ステップS
T4)。次に、レジスタ等からなる第1及び第2の保持
部をリセットし(ステップST5)、サンプリング用の
タイマをセットする(ステップST6)。その後、タイ
マがタイムアップしたか否か判断し(ステップST
7)、タイムアップした場合にはその時に入力した電圧
を第1の保持部に保持させる(ステップST8)。そし
て、第1の保持部に保持した値と第2の保持部に保持し
た値との差を算出するが(ステップST9)、このとき
に第2の保持部に値が保持されていないか又は差がゼロ
にならない場合には、第1又は第2の保持部を切り換え
(ステップST11)、再びサンプリングタイマのセッ
トをして、そのタイムアップ時に値を保持することを繰
り返す。その結果、第1及び第2の保持部に保持された
値の差がゼロになると、それが所定のゼロクロス点であ
るか判断する(ステップST10)。このときのゼロク
ロス点の判断に関しては、前述した特徴点検出手段20
による検出と同一の動作をすることにより特徴点を検出
することになる。そして、所定のゼロクロス点、即ち、
特徴点であると判断すると、駆動コイルに供給していた
電力の供給を停止して、励磁電流をカットする(ステッ
プST12)。上記のように、制御手段14、微分波形
形成手段18及び特徴点検出手段20に関しては、マイ
クロコンピュータを用いて構成することが可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、駆動パルスの供給によ
り回転を始めたロータが無励磁でも回転を続ける角度ま
で回転したことを励磁電流の微分波形から検出し、その
時点で電力供給を停止しているので、最小限の電力供給
でロータを回転させることができ、電力消費を削減する
ことができる。
【0054】また、従来、ロータが無励磁でも回転する
角度まで回転しているにもかかわらず、電力供給が一定
時間行われていたため、オーバードライブ状態になり、
ロータの自由振動が大きくなって、秒針のブレとして現
われることがあったが、本発明においては、ロータがオ
ーバードライブ状態になることがないため、ロータの自
由振動が小さくなり、秒針のブレを抑えることができ
る。
【0055】更に、励磁電流をカットする基点となる特
徴点の検出を、電流波形の微分波形に基づいて検出して
いるので、その変化の状態から特徴点を正確且つ電気的
に検出することができる。
【0056】また、上記特徴点の設定及び検出の仕方に
より、電力消費を抑えつつステップモータの駆動状態を
適正な状態に保つことができるので、計時装置等、各種
装置に使用されているステップモータを各装置に最も適
した状態で駆動しながら消費電力を削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電池電圧が高い場合の駆動パルスとロータの回
転並びに駆動コイルに流れる励磁電流とその微分波形を
示す波形図である。
【図2】電池電圧が低下した場合の駆動パルスとロータ
の回転並びに駆動コイルに流れる励磁電流とその微分波
形を示す波形図である。
【図3】時計のムーブメント等に使用されている一般的
なステップモータの構成を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施例に係るステップモータの制御
装置を含む計時装置の構成を示すブロック図である。
【図5】電流波形検出回路の構成とその接続例を示す回
路図である。
【図6】電流波形検出回路の他の接続例を示す回路図で
ある。
【図7】図5及び図6に示す電流波形検出回路で取り出
した励磁電流の電流波形を示す波形図である。
【図8】微分波形形成手段の一例を示す回路図である。
【図9】図8に示す微分波形形成手段により形成された
微分波形を示す波形図である。
【図10】微分波形形成手段の他の例を示す回路図であ
る。
【図11】図10に示す微分波形形成手段により形成さ
れる微分波形の概要を示す波形図である。
【図12】図10に示す微分波形形成手段により更に細
分化して形成した微分波形を示す波形図である。
【図13】図10に示す電圧差出力回路を片電源に設定
することで得られる微分波形を示す波形図である。
【図14】図8に示す微分波形形成手段により形成され
た微分波形における特徴点を示す波形図である。
【図15】図14に示す微分波形における特徴点の他の
検出方法を示す波形図である。
【図16】図14に示す微分波形における特徴点のその
他の検出方法を示す波形図である。
【図17】図10に示す微分波形形成手段により形成さ
れた微分波形における特徴点を示す波形図である。
【図18】図17に示す微分波形における特徴点の他の
検出方法を示す波形図である。
【図19】図4に示す制御手段、微分波形形成手段及び
特徴点検出手段をマイクロコンピュータで構成した場合
の構成を示すブロック図である。
【図20】図19に示す回路の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
2,10 駆動コイル 4,9 ステータ 6,11 ロータ 12 コイル駆動回路 14 制御手段 16 電流波形検出回路 18 微分波形形成手段 20 特徴点検出手段 26 電流検出抵抗 28 回路ブロック 42 カップリングコンデンサ 48,50 第1及び第2の切換回路 52,54 第1及び第2の保持回路 56 電圧差出力回路 62 A/D変換回路 64 マイクロコンピュータ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動コイルに駆動パルスを供給すること
    によりロータを回転させるステップモータにおいて、 前記駆動コイルに流れる励磁電流の電流波形を検出し、 検出した電流波形から微分波形を得て、 該微分波形から無励磁でも前記ロータが回転する特徴点
    を検出し、 前記特徴点の検出時に前記励磁電流をカットして電力消
    費を低減することを特徴とするステップモータの制御方
    法。
  2. 【請求項2】 前記励磁電流を電圧信号に変換して電流
    波形を得ると共に、該電圧信号からなる電流波形を微分
    して微分波形を得ることを特徴とする請求項1記載のス
    テップモータの制御方法。
  3. 【請求項3】 前記励磁電流を電圧信号に変換して電流
    波形を得ると共に、一定の位相差に設定されたサンプリ
    ングパルスS1,S2に応じて交互に前記電圧信号から
    なる電流波形をサンプルホールドし、そのサンプルホー
    ルドされた値の差の変化により微分波形を形成すること
    を特徴とする請求項1記載のステップモータの制御方
    法。
  4. 【請求項4】 駆動コイルに駆動パルスを供給すること
    によりロータを回転させるステップモータにおいて、 前記駆動コイルに前記駆動パルスを供給するコイル駆動
    回路と、 前記駆動コイルに流れる励磁電流の電流波形を検出する
    電流波形検出回路と、 該電流波形検出手段が検出した電流波形から微分波形を
    得る微分波形形成手段と、 前記微分波形から無励磁でも前記ロータが回転する特徴
    点を検出する特徴点検出手段と、 前記特徴点の検出に対応して前記コイル駆動回路から前
    記駆動コイルへの前記駆動パルスの供給を停止させて前
    記励磁コイルの前記励磁電流をカットする制御手段と、 を有することを特徴とするステップモータの制御装置。
  5. 【請求項5】 前記微分波形形成手段は、前記電流波形
    を微分して微分波形を形成するカップリングコンデンサ
    を有していることを特徴とする請求項4記載のステップ
    モータの制御装置。
  6. 【請求項6】 前記微分波形形成手段は、 前記電流波形を、一定の位相差に設定されたサンプリン
    グパルスS1,S2にそれぞれ応答して第1及び第2の
    電圧信号として切換出力する切換回路と、 該切換回路が切換出力する第1及び第2の電圧信号をそ
    れぞれ保持する第1及び第2の保持回路と、 該第1及び第2の保持回路に保持された第1及び第2の
    電圧信号の差を出力して微分波形を形成する電圧差出力
    回路と、を有していることを特徴とする請求項4記載の
    ステップモータの制御装置。
  7. 【請求項7】 前記特徴点検出手段は、前記微分波形が
    ゼロとなるゼロクロス点を検出し、所定のゼロクロス点
    を前記特徴点として検出することを特徴とする請求項4
    乃至6のひとつに記載のステップモータの制御装置。
  8. 【請求項8】 前記特徴点検出手段は、前記微分波形の
    負側ピーク点から最初のゼロクロス点を前記特徴点とす
    ることを特徴とする請求項7記載のステップモータの制
    御装置。
  9. 【請求項9】 前記特徴点検出手段は、前記微分波形の
    負側ピーク点から一定時間後のタイムアップ点を前記特
    徴点とすることを特徴とする請求項4乃至6のひとつに
    記載のステップモータの制御装置。
  10. 【請求項10】 前記特徴点検出手段は、前記微分波形
    が正から負又は負から正に切り換わる回数をカウント
    し、設定された数値と比較し、設定値に達した時点を前
    記特徴点とすることを特徴とする請求項7記載のステッ
    プモータの制御装置。
  11. 【請求項11】 前記特徴点検出手段は、前記微分波形
    の2回目のピーク点を検出し、その検出後の最初のゼロ
    クロス点を前記特徴点とすることを特徴とする請求項7
    記載のステップモータの制御装置。
  12. 【請求項12】 前記特徴点検出手段は、前記微分波形
    の2回目のピーク点から一定時間後のタイムアップ点を
    前記特徴点とすることを特徴とする請求項4乃至6のひ
    とつに記載のステップモータの制御装置。
  13. 【請求項13】 前記微分波形検出手段、前記特徴点検
    出手段及び前記制御手段は、マイクロコンピュータの機
    能により構成されることを特徴とする請求項4乃至12
    のひとつに記載のステップモータの制御装置。
  14. 【請求項14】 指針と、 該指針を駆動する指針駆動機構と、 駆動コイルに駆動パルスが供給されるとロータが回転し
    て前記指針駆動機構を駆動するステップモータと、を有
    し、 請求項4乃至13のひとつに記載のステップモータの制
    御装置により前記ステップモータを制御することを特徴
    とする計時装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005114819A1 (ja) * 2004-05-24 2005-12-01 Tomy Company, Ltd. モータ、駆動ユニット及び動作装置
JP2005341647A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Tomy Co Ltd モータ、駆動ユニット及び動作装置

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