JP2002158957A - メディア処理装置及びそのメディア管理方法 - Google Patents

メディア処理装置及びそのメディア管理方法

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JP2002158957A
JP2002158957A JP2000353217A JP2000353217A JP2002158957A JP 2002158957 A JP2002158957 A JP 2002158957A JP 2000353217 A JP2000353217 A JP 2000353217A JP 2000353217 A JP2000353217 A JP 2000353217A JP 2002158957 A JP2002158957 A JP 2002158957A
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JP2000353217A
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English (en)
Inventor
Yasushi Fujinami
靖 藤波
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リムーバブル・メディアに予め設けられた桁
数の大きいメディアIDではなく、桁数が小さく、覚え
易いローカルメディアIDで管理を行なう。 【解決手段】 メディア処理装置に装着されたリムーバ
ブル・メディアから当該リムーバブル・メディアに予め
記録されているメディアIDを読み取り、このリムーバ
ブル・メディアから読み取られたメディアIDに対応し
てユーザがパーソナルにメディア管理を行なうためのロ
ーカルメディアIDが付与されているか否かを判定す
る。そして、ローカルメディアIDが付与されていない
ことが判定された場合に、当該メディアIDに対応して
ローカルメディアIDを付与し、そのリムーバブル・メ
ディアに対してローカルメディアIDを付与したことを
ユーザに通知し、それ以降は当該ローカルメディアID
によって当該リムーバブル・メディアをパーソナルに管
理することを促すメッセージ表示を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等の本
体機器に着脱式の各種記録媒体(すなわち、リムーバブ
ル・メディア)に対する各種コンテンツの記録や再生を
行なうビデオ記録装置等のメディア処理装置に関し、特
に複数のリムーバブル・メディアの管理を行うためのメ
ディア管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のメディア処理装置と
して、例えば図7に示すようなビデオ記録装置が提供さ
れている。以下、図7に基づき、従来のビデオ記録装置
の構成と、そのメディア管理方法について説明する。こ
のビデオ記録装置1は、ビデオ放送の伝送系として、デ
ジタル用アンテナ4Dまたはアナログ用アンテナ4Aに
よって受信された放送(衛星放送、地上波放送、ケーブ
ル等)信号が入力されるアンテナ端子21と、入力され
た放送信号を映像音声信号に変換するチューナ20と、
映像音声信号をMPEG2のビットストリームに変換す
るMPEG2エンコーダ30と、MPEG2ビットスト
リームを映像音声信号に復号するMPEG2デコーダ4
0と、出力端子41とを備えている。ここで、チューナ
20は、アンテナ端子21から入力される信号がデジタ
ル放送であった場合、その入力された放送信号をMPE
G2のビットストリームに変換する機能を有する。ま
た、このチューナ20には、放送中に含まれるEPG
(Electoronic Program Guid
e:電子番組ガイド)や、データ放送を選り分ける機能
を有している。これらの情報はチューナ20と制御装置
10を直接結ぶ接続経路により制御装置10に送られ
る。
【0003】また、ビデオ記録装置1は、MPEG2ビ
ットストリームを記録するための光ディスクドライブ6
0を備えている。図7の例では、光ディスクドライブ6
0は光ディスクD1に対応している。また、ビデオ記録
装置1は、チューナ20、MPEG2エンコーダ30、
MPEG2デコーダ40、光ディスクドライブ60を相
互に接続し、ビットストリームを伝送するデータバス5
0を備えている。また、ビデオ記録装置1は、システム
全体を制御する制御装置10と、コンテンツのデータベ
ースなどを格納するメモリ11と、リモコン受光部13
と、ユーザインターフェースのためのビデオ信号を発生
するOSD(On ScreenDispiay)12
と、チューナ20/MPEG2デコーダ40/OSD1
2の3ケ所からのビデオ信号を切り替えたり混合したり
するビデオスイッチャ14とを備えている。なお、本例
では、着脱式記憶メディアとして光ディスクを用いた例
を説明しているが、その選択に必然は無く、半導体メモ
リ等を含めた任意の組み合わせが可能である。
【0004】以下、以上のようなビデオ記録装置1の動
作を順を追って説明する。 (1)チャンネルの選択 まず、ユーザがリモコン3あるいはビデオ記録装置1の
図示しない電源スイッチによりビデオ記録装置1の電源
を入れると、その信号をリモコン受光部13あるいは電
源スイッチから受け取った制御装置10は、ビデオ記録
装置1の各部を初期化した後、前回電源が切れた時に視
聴していた放送チャンネルをチューナ20に指定すると
共に、ビデオスイッチャ14の入力をチューナ20の出
力に切り替える。するとチューナ20は、アンテナ端子
21から入力される放送信号から指定された放送チャン
ネルを選び出して復調する。このチューナ20から出力
されたビデオ信号は、ビデオスイッチャ14を経て出力
端子41に到達し、TVモニタ装置2によりユーザに供
される。
【0005】次に、ユーザがリモコン3を操作してチャ
ネルを変更すると、リモコン受光部13からその信号を
受け取った制御装置10は、ユーザの指示に従ってチャ
ネルを変更し、チューナ20にチャネルの変更を指示す
る。この指示を受け取ったチューナ20は、チャネルを
変更する。ここで、変更されたチャネルから復調された
ビデオ信号は、チューナ20からビデオスイッチャ1
4、出力端子41を経て、TVモニタ装置2によりユー
ザに供される。この時、設定によっては、制御装置10
はユーザが指定したチャネル番号あるいは識別名等をO
SD12に知らせると共に、ビデオスイッチャ14にO
SD12からの出力をチューナ20からの出力に混合し
て出力するように指定する。OSD12では、入力され
た信号をビデオ信号に変換し、ビデオスイッチャ14に
出力する。ビデオスイッチャ14は、チューナ20から
入力されたビデオ信号に、OSD12からのビデオ信号
を混合して出力する。
【0006】(2)光ディスクへの記録 次に、光ディスクドライブ60に挿入された光ディスク
D1に対して録画する場合の動作を説明する。ユーザは
リモコン3の録画ボタンを押してビデオ記録装置1に対
して録画の指示を与える。ここで、アンテナ端子21か
ら入力される信号がアナログ放送であった場合、リモコ
ン受光部13から録画の指示信号を受け取った制御装置
10は、MPEG2エンコーダ30と光ディスクドライ
ブ60に記録を指令する。この指令を受けたMPEG2
エンコーダ30は、チューナ20から入力されるビデオ
信号をMPEG2ビットストリームに符号化し、データ
バス50を経由して光ディスクドライブ60に入力す
る。光ディスクドライブ60は、入力されたMPEG2
ビットストリームを光ディスクD1に記録する。
【0007】また、アンテナ端子21から入力される信
号がデジタル放送であった場合、リモコン受光部13か
ら録画の指示を受け取った制御装置10は、チューナ2
0と光ディスクドライブ60に記録を指令する。この指
令を受けたチューナ20は、入力された放送信号をMP
EG2ビットストリームに符号化し(変換し)、データ
バス50を経由して光ディスクドライブ60に入力す
る。光ディスクドライブ60は、入力されたMPEG2
ビットストリームを記録する。同時に制御装置10は、
OSD12に録画中を知らせる信号の発生を指示する。
この指示によってOSD12で発生したユーザインター
フェースのためのビデオ信号は、ビデオスイッチャ14
によりチューナ20からのビデオ信号と混合されて出力
端子41より出力され、ユーザはTVモニタ装置2によ
り動作を確認できる。
【0008】次に、ユーザがリモコン3の停止ボタンを
押して、録画を終了させた場合のビデオ記録装置1の動
作を説明する。リモコン受光部13からその信号を受け
取った制御装置10は、MPEG2エンコーダ30に符
号化の停止を指示(アナログ放送の場合)、あるいはチ
ューナ20にビットストリームの出力の停止(デジタル
放送の場合)を指示する。同時に制御装置10は、光デ
ィスクドライブ60にビットストリームをすべて記録し
終ってから記録を終了するように指示する。また、OS
D12に対してビデオ信号の発生を停止することを指示
する。
【0009】同時に制御装置10は、記録されたコンテ
ンツの属性等の情報を、光ディスクD1の採用している
論理フォーマット(例えばUDF+RTR)に従って変
換し、光ディスクD1上に記録する。この時、コンテン
ツには識別名が付加される。後に該当コンテンツにアク
セスする場合には、この識別名が使われる。さらに制御
装置10は、記録されたコンテンツの属性等の情報を、
メモリ11に保存されているコンテンツデータベースに
記録する。ここで記録する主な情報としては、光ディス
クD1を識別するためのID、識別名、コンテンツの属
性(タイトル、長さ、符号化の状態等)等である。コン
テンツデータベースに関しては後述する。なお、光ディ
スクD1を識別するためのIDは、メディア上にデータ
として記録されていると共に、光ディスクD1の表面に
ユーザが認識できる形で記録されている。
【0010】(3)コンテンツデータベース 上述のように光ディスクD1に記録されたコンテンツ
(タイトル)に関する情報は、メモリ11に保存されて
いるコンテンツデータベースに記録される。図8は、コ
ンテンツデータベースの構成例を示す説明図である。こ
のコンテンツデータベースには、まず、コンテンツデー
タベースに登録されているコンテンツの数が記録されて
おり、その後にコンテンツ毎の情報がコンテンツの数だ
け記録されている。ここで1つのコンテンツに対応する
情報のまとまりをレコードと呼ぶ。コンテンツ毎の情報
は、大きく2つの部分、すなわち、所在情報(ロケーシ
ョン情報)とコンテンツ属性とに分類される。
【0011】そして、所在情報は、「メディア種類」と
「メディアID」と「識別名」の3つのフィールドから
構成される。このうち、「メディア種類」は、メディア
の種類を示すフィールドである。このフィールドの値
で、例えば、“00”はメディアが内蔵ハードディスク
であることを示し、“01”はメディアが光ディスクで
あることを示す。なお、本例の装置では、光ディスクの
みを扱うものとし、「メディア種類」は値“01”をと
るものとする。また、「メディアID」は、コンテンツ
が記録されているメディアを特定するものであり、メデ
ィア毎に重複なく付けられたIDを記述するものであ
る。なお、光ディスクD1は、著作権保護の目的のため
にディスク重複のないIDが与えられるものであり、こ
のIDをメディアIDとして流用する。また、「識別
名」は、該当メディア上でコンテンツを特定するための
情報であり、コンテンツを光ディスクに格納する際に付
加される。したがって、該当メディア上で重複のないI
Dである。
【0012】このようなID構成により、メディア毎に
重複なく付加された「メディアID」と、メディア内で
コンテンツ毎に重複なく付加された「識別名」とを組み
合わせて使用することにより、コンテンツデータベース
に記録されているコンテンツとメディア上のコンテンツ
を1対1に対応させることができる。一方、コンテンツ
属性は、コンテンツ名、記録日時、チャネル、解説、分
類等で構成される。これらの情報は、ユーザがコンテン
ツを一覧表示して、ソート、分類、あるいは操作のため
に選択する際に使用される。
【0013】(4)選択/再生 次に、データベースから所望のコンテンツを選び出し、
再生する場合の動作を説明する。まず、ユーザがリモコ
ン3を使用して、データベースのコンテンツ一覧表示を
指示したとする。この指示により、リモコン受光部13
からコンテンツ一覧表示の指示を受け取った制御装置1
0は、メモリ11からデータベースを読み出し、コンテ
ンツ属性情報(コンテンツ名、日付け、チャネル、分
類、あるいは記録されているメディア種類等)を使用し
てソート、抽出を行い、OSD12に入力する。この入
力情報は、OSD12によりビデオ信号に変換され、ビ
デオスイッチャ14でチューナ20あるいはMPEG2
デコーダ40の出力と混合されて出力端子41によりT
Vモニタ装置2に出力され、ユーザはTVモニタ装置2
によりデータベースの内容を確認する。
【0014】ここで、ユーザがリモコン3により表示条
件を変更すると、リモコン受光部13から表示条件の変
更の指示を受け取った制御装置10は、指示に従ってデ
ータベースのソート、抽出を変更する。その結果は、O
SD12によりビデオ信号に変換され、最終的にTVモ
ニタ装置2によりユーザに供される。なお、ここで云う
表示条件とは、例えば、コンテンツ名や日付け、チャネ
ルによるソートや、特定のキーワードを含むコンテンツ
名の抽出などが考えられる。この動作は、例えばマイク
ロソフト社によるWindows98におけるエクスプ
ローラ(ファイル操作プログラム)の一覧表示における
ソート条件変更などと同様である。
【0015】次にユーザは、TVモニタ装置2に表示さ
れたコンテンツ一覧を見ながらリモコン3を使用して、
ある1つのコンテンツを選択する。この具体的な方法と
しては、例えばコンテンツ一覧上でカーソルを移動し、
特定のコンテンツをハイライトさせる等の方法が有る。
その後、ユーザがリモコン3の再生ボタンを押したとす
る。これにより、リモコン受光部13から再生の指示を
受け取った制御装置10は、既に指定されているコンテ
ンツを再生するための準備を始める。なお、以上のよう
な動作に伴う「表示条件の変更」や「選択」等の詳細に
ついては省略する。
【0016】図9は、以上のようなコンテンツの選択/
再生時における従来の動作を示すフローチャートであ
る。制御装置10は、まず選択されたコンテンツに対す
るレコードをメモリ11内のデータベースから探し出す
とともに、光ディスクドライブ60に光ディスクが挿入
されているか否かを確認する(ステップS1)。ここ
で、光ディスクドライブ60に光ディスクが挿入されて
いない場合にはステップS7に移行し、挿入されていれ
ばステップS2に移行する。
【0017】ステップS7では、制御装置10はOSD
12を使って『“XXXX”を挿入して下さい。』とい
うディスク挿入を促すメッセージをTVモニタ装置2に
表示する。ここで、“XXXX”はメディアIDを示し
ている。このメディアIDは該当コンテンツの記録され
ている光ディスクを特定するためのIDである。そし
て、光ディスクが挿入されるまで待機し(ステップS
8)、光ディスクが挿入されると、ステップS2に進
む。
【0018】一方、光ディスクが挿入されていた、ある
いは、新たに光ディスクが挿入された場合には、ステッ
プS2で、制御装置10は光ディスクドライブ60を操
作して、挿入されている光ディスクのメディアIDを得
る。そして、挿入されている光ディスクのメディアID
が所望の数値、つまり、該当コンテンツの記録されてい
る光ディスクのメディアIDでなかった場合、制御装置
10は、光ディスクドライブ60を操作して、現在挿入
されているディスクを排出し(ステップS6)、ステッ
プS7に移行する。
【0019】また、挿入されている光ディスクのメディ
アIDが、該当コンテンツの記録されている光ディスク
のメディアIDと等しかった場合には、制御装置10
は、光ディスクドライブ60を操作して、光ディスクD
1から光ディスクD1の採用している論理フォーマット
(例えばUDF+RTR)の情報を読み出す(ステップ
S3)。そして、この読み出した情報から該当コンテン
ツの「識別名」を探し出し、光ディスクD1内における
配置情報を確認し(ステップS4)、光ディスクドライ
ブ60に対して該当コンテンツの出力を指示する(ステ
ップS5)。
【0020】この後、光ディスクドライブ60から出力
された該当コンテンツのビットストリームは、データバ
ス50を経由してMPEG2デコーダ40に入力され、
ビデオ信号に復号され、ビデオスイッチャ14に入力さ
れる。同時に制御装置10は、OSD12に再生中であ
ること、および再生中のコンテンツ名などを知らせる信
号の発生を指示し、OSD12の出力はビデオスイッチ
ャ14に入力される。OSD12で発生したユーザイン
ターフェースのためのビデオ信号は、ビデオスイッチャ
14によりMPEG2デコーダ40からのビデオ信号と
混合され、出力端子14を経てTVモニタ装置2により
ユーザに供される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、ユーザが自己の管理している光ディスクの集合か
ら一枚の光ディスクを選び出すために、光ディスクを特
定する手段として、光ディスクに設定されたメディアI
Dが使用されている。しかしながら、光ディスクのメデ
ィアIDは、光ディスクの全生産数に対して完全に重複
のない数値、あるいは、ほぼ重複する可能性のないよう
な数値を割り振るようにして付与されたものであり、必
然的に桁数の大きい数値が採用されている。具体的に
は、例えば128ビットの長さを有するものが実用され
ており、これは十数進で表わしても、40桁近い数値で
ある。
【0022】このため、例えば上記従来例で説明したよ
うに、システムがメディアの挿入や交換をユーザに促す
ために、メディアIDを用いた場合、40桁の数値を表
示すること自体が煩雑であるとともに、ユーザにとって
も表示された数値から1つのメディアを特定して選び出
すことは煩雑であり、例えば、40桁の数値を覚える、
あるいはメモすることが必要となる。したがって、上述
のようなメディアIDは、ビデオ記録装置等の実用上は
極めて不便なものであり、これを用いて個々のユーザが
メディア管理を行なうことは、現実的でないものであっ
た。
【0023】そこで本発明の目的は、実際に個々のユー
ザが自己の所有する各種の情報機器に対してリムーバブ
ルなメディアを管理する場合に、パーソナルで簡便なI
Dを用いて容易に管理することができるメディア処理装
置及びそのメディア管理方法を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、リムーバブル・メディアに対して所定の処理
を行なうメディア処理装置において、メディア処理装置
に装着されたリムーバブル・メディアから当該リムーバ
ブル・メディアに予め記録されているメディアIDを読
み取るメディアID読み取り手段と、前記メディアID
読み取り手段によって読み取られたメディアIDに対応
kにメディア管理を行なうためのローカルメディアID
が付与されているか否かを判定する判定手段と、前記判
定手段によってローカルメディアIDが付与されていな
いことが判定された場合に、当該メディアIDに対応し
てローカルメディアIDを付与するローカルメディアI
D付与手段と、前記ローカルメディアID付与手段によ
ってローカルメディアIDを付与したことをユーザに通
知し、それ以降は当該ローカルメディアIDによって当
該リムーバブル・メディアをパーソナルに管理すること
を促す表示を行なう表示手段と、前記ローカルメディア
IDが付与されたリムーバブル・メディアに対し、前記
ローカルメディアIDによって所定の管理を行なうメデ
ィア管理手段とを有することを特徴とする。
【0025】また本発明は、リムーバブル・メディアに
対して所定の処理を行なうメディア処理装置のメディア
管理方法において、メディア処理装置に装着されたリム
ーバブル・メディアから当該リムーバブル・メディアに
予め記録されているメディアIDを読み取り、前記リム
ーバブル・メディアから読み取られたメディアIDに対
応してユーザがパーソナルにメディア管理を行なうため
のローカルメディアIDが付与されているか否かを判定
し、前記ローカルメディアIDが付与されていないこと
が判定された場合に、当該メディアIDに対応してロー
カルメディアIDを付与し、前記リムーバブル・メディ
アに対してローカルメディアIDを付与したことをユー
ザに通知し、それ以降は当該ローカルメディアIDによ
って当該リムーバブル・メディアをパーソナルに管理す
ることを促す表示を行ない、前記ローカルメディアID
が付与されたリムーバブル・メディアに対し、前記ロー
カルメディアIDによって所定の管理を行なうようにし
たことを特徴とする。
【0026】さらに本発明は、リムーバブル・メディア
に対して所定の処理を行なうメディア処理装置の制御プ
ログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体において、メディア処理装置に装着されたリムーバブ
ル・メディアから当該リムーバブル・メディアに予め記
録されているメディアIDを読み取るメディアID読み
取りステップと、前記メディアID読み取りステップに
よって読み取られたメディアIDに対応してユーザがパ
ーソナルにメディア管理を行なうためのローカルメディ
アIDが付与されているか否かを判定する判定ステップ
と、前記判定ステップによってローカルメディアIDが
付与されていないことが判定された場合に、当該メディ
アIDに対応してローカルメディアIDを付与するロー
カルメディアID付与ステップと、前記ローカルメディ
アID付与ステップによってローカルメディアIDを付
与したことをユーザに通知し、それ以降は当該ローカル
メディアIDによって当該リムーバブル・メディアをパ
ーソナルに管理することを促す表示を行なう表示ステッ
プと、前記ローカルメディアIDが付与されたリムーバ
ブル・メディアに対し、前記ローカルメディアIDによ
って所定の管理を行なうメディア管理ステップとを有す
る制御プログラムを格納したことを特徴とする。
【0027】本発明のメディア処理装置において、メデ
ィアID読み取り手段では、メディア処理装置に装着さ
れたリムーバブル・メディアから当該リムーバブル・メ
ディアに予め記録されているメディアIDを読み取り、
判定手段では、メディアID読み取り手段によって読み
取られたメディアIDに対応してユーザがパーソナルに
メディア管理を行なうためのローカルメディアIDが付
与されているか否かを判定する。そして、ローカルメデ
ィアID付与手段では、判定手段によってローカルメデ
ィアIDが付与されていないことが判定された場合に、
当該メディアIDに対応してローカルメディアIDを付
与し、表示手段では、ローカルメディアID付与手段に
よってローカルメディアIDを付与したことをユーザに
通知し、それ以降は当該ローカルメディアIDによって
当該リムーバブル・メディアをパーソナルに管理するこ
とを促す表示を行なう。また、メディア管理手段では、
ローカルメディアIDが付与されたリムーバブル・メデ
ィアに対し、ローカルメディアIDによって所定の管理
を行なう。
【0028】したがって、このメディア処理装置によれ
ば、桁数の大きいメディアIDではなく、パーソナルな
ローカルメディアID、すなわち桁数が小さく、覚え易
いIDをリムーバブル・メディアに付与し、このローカ
ルメディアIDを用いてメディア管理を行なうことがで
きる。例えば、メディア処理装置(各種情報機器)とユ
ーザとの間でメディアの特定等を行なう場合に、このロ
ーカルメディアIDを用いることで、ユーザが容易にメ
ディアを特定でき、各種の作業を効率よく行なうことが
できる。この結果、ユーザによる多数のリムーバブル・
メディアの管理、さらには各種の膨大なコンテンツ管理
に対して便利なシステムを提供することができる。
【0029】また本発明のメディア管理方法において
は、メディア処理装置に装着されたリムーバブル・メデ
ィアから当該リムーバブル・メディアに予め記録されて
いるメディアIDを読み取り、このリムーバブル・メデ
ィアから読み取られたメディアIDに対応してユーザが
パーソナルにメディア管理を行なうためのローカルメデ
ィアIDが付与されているか否かを判定する。そして、
前記ローカルメディアIDが付与されていないことが判
定された場合に、当該メディアIDに対応してローカル
メディアIDを付与し、そのリムーバブル・メディアに
対してローカルメディアIDを付与したことをユーザに
通知し、それ以降は当該ローカルメディアIDによって
当該リムーバブル・メディアをパーソナルに管理するこ
とを促す表示を行なう。また、ローカルメディアIDが
付与されたリムーバブル・メディアに対し、前記ローカ
ルメディアIDによって所定の管理を行なう。
【0030】したがって、このメディア管理方法によれ
ば、桁数の大きいメディアIDではなく、パーソナルな
ローカルメディアID、すなわち桁数が小さく、覚え易
いIDをリムーバブル・メディアに付与し、このローカ
ルメディアIDを用いてメディア管理を行なうことがで
きる。例えば、メディア処理装置(各種情報機器)とユ
ーザとの間でメディアの特定等を行なう場合に、このロ
ーカルメディアIDを用いることで、ユーザが容易にメ
ディアを特定でき、各種の作業を効率よく行なうことが
できる。この結果、ユーザによる多数のリムーバブル・
メディアの管理、さらには各種の膨大なコンテンツ管理
に対して便利なシステムを提供することができる。
【0031】さらに本発明の記録媒体に記録した制御プ
ログラムにおいて、メディアID読み取りステップで
は、メディア処理装置に装着されたリムーバブル・メデ
ィアから当該リムーバブル・メディアに予め記録されて
いるメディアIDを読み取り、判定ステップでは、メデ
ィアID読み取りステップによって読み取られたメディ
アIDに対応してユーザがパーソナルにメディア管理を
行なうためのローカルメディアIDが付与されているか
否かを判定する。そして、ローカルメディアID付与ス
テップでは、判定ステップによってローカルメディアI
Dが付与されていないことが判定された場合に、当該メ
ディアIDに対応してローカルメディアIDを付与し、
表示ステップでは、ローカルメディアID付与ステップ
によってローカルメディアIDを付与したことをユーザ
に通知し、それ以降は当該ローカルメディアIDによっ
て当該リムーバブル・メディアをパーソナルに管理する
ことを促す表示を行なう。また、メディア管理ステップ
では、ローカルメディアIDが付与されたリムーバブル
・メディアに対し、前記ローカルメディアIDによって
所定の管理を行なう。
【0032】したがって、この記録媒体に記録した制御
プログラムによってメディア処理装置を制御することに
より、桁数の大きいメディアIDではなく、パーソナル
なローカルメディアID、すなわち桁数が小さく、覚え
易いIDをリムーバブル・メディアに付与し、このロー
カルメディアIDを用いてメディア管理を行なうことが
できる。例えば、メディア処理装置(各種情報機器)と
ユーザとの間でメディアの特定等を行なう場合に、この
ローカルメディアIDを用いることで、ユーザが容易に
メディアを特定でき、各種の作業を効率よく行なうこと
ができる。この結果、ユーザによる多数のリムーバブル
・メディアの管理、さらには各種の膨大なコンテンツ管
理に対して便利なシステムを提供することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるメディア処理
装置及びそのメディア管理方法の実施の形態について説
明する。図1は、本発明の実施の形態によるメディア処
理装置及びメディア管理方法を適用したビデオ記録装置
の構成を示すブロック図である。図1に示すビデオ記録
装置101は、図7に示した従来の構成と基本的に同様
であり、図1に示すアンテナ104D、104A、チュ
ーナ120、MPEG2エンコーダ130、MPEG2
デコーダ140、データバス150、OSD112、制
御装置110、メモリ111、リモコン受光部113、
スイッチャ114、光ディスクドライブ160、リモコ
ン103、TVモニタ装置102、及び光ディスクD1
0等の各要素は、図7に示したアンテナ4D、4A、チ
ューナ20、MPEG2エンコーダ30、MPEG2デ
コーダ40、データバス50、OSD12、制御装置1
0、メモリ11、リモコン受光部13、スイッチャ1
4、光ディスクドライブ60、リモコン3、TVモニタ
装置2、及び光ディスクD1等と同様であるので、個々
の説明は省略する。ただし、本形態のビデオ記録装置1
00では、光ディスクD10にローカルメディアIDを
記入するための記入欄を有するラベルが貼られており、
メモリ111には、ローカルメディアIDとメディアI
Dとの対応テーブル(以下、メディアID変換テーブル
という)が設けられているものとする。なお、図8に示
したコンテンツデータベースは、本形態のメモリ111
にも同様に格納されているものとする。
【0034】以下、本形態の具体的構成及び動作につい
て順に説明する。 (1)光ディスク 次に、本形態で使用する光ディスクについて説明する。
図2は本形態における光ディスクD10の外観を示す三
面図であり、図2(A)は正面図、図2(B)は側面
図、図2(C)は底面図である。図示のように、この光
ディスクD10のケースには、正面側にやや大きいラベ
ルを貼り付ける領域D10Aを有するとともに、底面側
(下端部)に細いラベルを貼り付ける領域D10Bが設
けられている。また、図3は本形態において図2に示す
光ディスクのケースに貼り付けられるラベルの具体例を
示す平面図であり、図3(A)は光ディスクD10の正
面側に貼り付けられるラベル200Aを示し、図3
(B)は光ディスクD10の底面側(下端部)に貼り付
けられるラベル200Bを示している。そして、本形態
で用いる各ラベル200A、200Bには、それぞれロ
ーカルメディアIDをユーザが手書きで記入するための
記入欄201A、201Bが設けられている。
【0035】本形態では、5桁のローカルメディアID
を用いるものとし、各記入欄201A、201Bは、そ
れぞれ文字を書き込む5つの箱を印刷したものである。
また、各ラベル200A、200Bのその他の領域は、
例えば光ディスクの記録内容等をメモするための通常の
余白等となっている。このローカルメディアIDは、光
ディスクD10をビデオ記録装置101に初めて挿入す
る際、あるいは光ディスクD10にビデオ記録装置1が
初めて記録する際に、ビデオ記録装置101が発行し、
その光ディスクD10に付与する。そして、この付与し
たローカルメディアIDを、OSD112を使ってTV
モニタ装置102に表示する。これ以降は、ビデオ記録
装置101とユーザとの間のやり取りにおいて、このロ
ーカルメディアIDを用いて光ディスクD10を特定す
ることになる。
【0036】そして、このようなローカルメディアID
の付与時において、ユーザには、表示されたローカルメ
ディアIDを光ディスクD10に貼られたラベル200
A、200Bの記入欄201A、201Bに書き写すこ
とが求められる。なお、ユーザに対してローカルメディ
アIDを光ディスクD10のラベル200A、200B
に記入することを促すようなメッセージをローカルメデ
ィアIDとともに表示する。
【0037】(2)メディアID変換テーブル 次に、本形態で用いるメディアID変換テーブルについ
て説明する。図4は、メモリ111に格納されたメディ
アID変換テーブルの具体例を示す説明図である。この
メディアID変換テーブルには、まず、メディアID変
換テーブルに登録されている光ディスクの数が記録され
ており、その後に光ディスク毎の情報が光ディスクの数
だけ記録されている。ここで1つの光ディスクに対応す
る情報のまとまりをレコードと呼ぶ。また、「メディア
ID」は、各光ディスクが固有に持っている重複のない
値である。一方、「ローカルメディアID」は、ビデオ
記録装置101が付加した、ビデオ記録装置101の管
理する光ディスク群の中で重複のない値である。また、
「登録日」は、光ディスクを登録してローカルメディア
IDを設定した日付けである。
【0038】(3)初期化 次に、光ディスクにローカルメディアIDを付与する場
合の動作について説明する。図5は、ビデオ記録装置1
01に新しい光ディスクが挿入された場合の動作を示す
フローチャートである。まず、光ディスクドライブ16
0に光ディスクD10が挿入されると(ステップS1
1)、その旨が光ディスクドライブ160から制御装置
110に伝えられる。制御装置110は、光ディスクD
10の誤消去防止スイッチを読み取り(ステップS1
2)、光ディスクD10が記録禁止となっていた場合に
は、以下の登録作業をスキップして終了する。
【0039】また、光ディスクD10が記録禁止となっ
ていない場合には、ステップS13に移行し、制御装置
110は光ディスクドライブ160を操作して、挿入さ
れた光ディスクD10の「メディアID」を読み込む。
次に、制御装置110は、読み込んだ光ディスクD10
の「メディアID」が、メモリ111のメディアID変
換テーブル内に既に登録されているかどうかを確認する
(ステップS14)。ここで、光ディスクD10の「メ
ディアID」がメディア変換テーブル内に登録されてい
た場合には、登録作業をスキップして終了する。
【0040】また、光ディスクD10の「メディアI
D」がメディア変換テーブル内に登録されていない場合
には、制御装置110は登録作業を開始する。まず、制
御装置110はメモリ111内のメディアID変換テー
ブルのレコードを「ローカルメディアID」の昇順にソ
ートする(ステップS15)。そして、ソートが済む
と、「ローカルメディアID」の数値の小さいものから
検査して行き、一番数値の小さい空き番号を見つける
(ステップS16)。ここで「ローカルメディアID」
の欠番があった場合には、その欠番のうち一番小さい数
値のものが使用されることになり、また、欠番がない場
合には、一番大きな「ローカルメディアID」に1を加
えた数値が使われることになる。
【0041】このようにして光ディスクD10に対する
「ローカルメディアID」の数値が決まったので、メデ
ィアID変換テーブルにレコードを追加する(ステップ
S17)。具体的には、登録メディア数を1だけインク
リメントし、新しいレコードを挿入し、新しいレコード
の「メディアID」のフィールドには光ディスクD10
から読み出したメディアIDを記録する。また、「ロー
カルメディアID」のフィールドには、上記ステップS
16で決定したローカルメディアIDを記録する。ま
た、「登録日」のフィールドには、制御装置110の内
部に持つ時計から本日の日付けを読み出して記録する。
【0042】次に、制御装置110は、OSD112を
使って、「この新しいディスクの番号は“XXXXX”
です。ディスク上の分かりやすい場所に書き留めて下さ
い」などのメッセージを作成し、TVモニタ装置102
に表示する(ステップS18)。ここで、XXXXXは
上述した5桁のローカルメディアIDである。ユーザ
は、表示されたローカルメディアIDを、図3に示すラ
ベル200A、200Bの記入欄201A、201Bに
書き写す(ステップS19)。なお、本例では、ユーザ
が光ディスクD10にローカルメディアIDを記入する
例を説明したが、ユーザが行う代わりに、例えば光ディ
スクドライブの中に印刷機能を設け、この印刷機能によ
って自動的にラベルにローカルメディアIDを記入する
ような構成としてもよい。また、ラベルプリンタをビデ
オ記録装置101内に設けることにより、ローカルメデ
ィアIDを書き込んだラベルを印刷し、ユーザが光ディ
スクに貼り付けるような構成とすることも可能である。
以上のようにして、光ディスクの初期化時にローカルメ
ディアIDの付与と記入を行なうことができる。
【0043】(4)選択/再生 次に、データベースから所望のコンテナンツを選び出し
再生する場合の動作を説明する。まず、ユーザがリモコ
ン103を使用して、データベースのコンテンツ一覧表
示を指示したとする。リモコン受光部113からコンテ
ンツ一覧表示の指示を受け取った制御装置110は、メ
モリ111からデータベースを読み出し、コンテンツ属
性情報(コンテンツ名、日付け、チャネル、分類、ある
いは記録されているメディア種類等)を使用してソー
ト、抽出を行い、OSD112に入力する。入力された
情報は、OSD112によりビデオ信号に変換され、ビ
デオスイッチャ114でチューナ120あるいはMPE
G2デコーダ140の出力と混合されて出力端子141
より出力され、ユーザはTVモニタ装置102によりデ
ータベースの内容を確認できる。
【0044】ここで、ユーザがリモコン103により表
示条件を変更すると、リモコン受光部113から表示条
件の変更の指示を受け取った制御装置110は、この指
示に従ってデータベースのソート、抽出方法を変更す
る。その結果は、OSD112によりビデオ信号に変換
され、最終的にTVモニタ装置102によりユーザに供
される。ここでいう表示条件とは、コンテンツ名や日付
け、チャネルによるソートや、特定のキーワードを含む
コンテンツ名の抽出などが考えられる。この動作は、例
えばマイクロソフト社のWindows98におけるエ
クスプローラ(ファイル操作プログラム)の一覧表示に
おけるソート条件変更などと同様である。このとき、ロ
ーカルメディアIDの昇順あるいは降順という選択肢も
あり、ローカルメディアIDの順番で光ディスクを整理
しているユーザの便利を図るようにする。
【0045】ユーザは、次にTVモニタ装置102に表
示されたコンテンツ一覧を見ながらリモコン103を使
用して、ある1つのコンテンツを選択する。この動作と
しては、例えばコンテンツ一覧上でカーソルを移動し、
特定のコンテンツをハイライトさせる等の方法がある。
その後、ユーザがリモコン103の再生ボタンを押した
とする。リモコン受光部113から再生の指示を受け取
った制御装置110は、既に指定されているコンテンツ
を再生するための準備を始める。なお、上述した表示条
件の変更や選択等の詳細については割愛する。
【0046】図6は、コンテンツ一覧上で選択されたコ
ンテンツを再生する場合の動作を示すフローチャートで
ある。制御装置110は、選択されたコンテンツに対す
るレコードをメモリ111内のデータベースから探し出
し、光ディスクドライブ60に光ディスクが挿入されて
いるかを確認する(ステップS21)。ここで光ディス
クドライブ160に光ディスクが挿入されていない場合
には、ステップS27に進み、挿入されている場合に
は、ステップS22に進む。
【0047】ステップS27では、ローカルメディアI
Dを得るために、制御装置110は該当コンテンツのレ
コードからメディアIDを読み出す。次にメモリ111
のメディアID変換テーブルから該当メディアIDを持
つレコードを探し出し、該当光ディスクのローカルメデ
ィアIDを探し出す。そして、制御装置110は、OS
D112を使って『“XXXXX”を挿入して下さ
い。』というメッセージをTVモニタ装置102に表示
する(ステップS28)。ここで、XXXXXは該当コ
ンテンツの記録されている光ディスクを特定するための
ローカルメディアIDである。そして、ディスクの挿入
を待ち受け(ステップS29)、ディスクが挿入される
と、ステップS22に進む。
【0048】また、ステップS21で光ディスクが挿入
されていた場合、あるいは、ステップS29で新たに光
ディスクが挿入された場合、ステップS22では、制御
装置110は光ディスクドライブ160を操作して、挿
入されている光ディスクのメディアIDを得る。ここ
で、挿入されている光ディスクのメディアIDが所望の
数値、つまり、該当コンテンツの記録されている光ディ
スクのメディアIDでなかった場合には、制御装置11
0は、光ディスクドライブ160を操作して、現在挿入
されているディスクを排出する(ステップS26)。こ
の後、ステップS27に進む。
【0049】また、挿入されている光ディスクのメディ
アIDが、該当コンテンツの記録されている光ディスク
のメディアIDと等しかった場合には、制御装置110
は、光ディスクドライブ160を操作して、光ディスク
D10からその光ディスクで採用している論理フォーマ
ット(例えばUDF+RTR)の情報を読み出す(ステ
ップS23)。次に制御装置110は、この光ディスク
D10から読み出した情報から、該当コンテンツの「識
別名」を探し出し、光ディスクD10内での配置の情報
を確認し、光ディスクドライブ160に対して該当コン
テンツの出力を指示する(ステップS24)。
【0050】これにより、光ディスクドライブ160か
ら出力された該当コンテンツのビットストリームは、デ
ータバス150を経由してMPEG2デコーダ140に
入力され、ビデオ信号に復号され、ビデオスイッチャ1
14に入力される。同時に制御装置110は、OSD1
12に再生中であること、および再生中のコンテンツ名
などを知らせる信号の発生を指示し、OSD112の出
力はビデオスイッチャ114に入力される。OSD11
2で発生したユーザインターフェースのためのビデオ信
号は、ビデオスイッチャ114によりMPEG2デコー
ダ140からのビデオ信号と混合され、出力端子114
を経てTVモニタ装置102によりユーザに供される
(ステップS25)。以上のようにして、ユーザとの間
で5桁のローカルメディアIDを用いた処理を行なう。
【0051】(5)変換テーブルの編集 また、本形態では、上述したメディアID変換テーブル
を編集する機能がユーザに与えられている。以下、この
機能について説明する。 (5−1)IDの削除 この機能は、メディアID変換テーブルに登録されたレ
コードを削除する機能である。まず、ユーザはローカル
メディアIDをリモコン3により入力するか、あるい
は、光ディスクを光ディスクドライブ160に挿入する
かして、メディアID変換テーブルのレコードを指定す
る。ここで、制御装置110は、メモリ111に記録さ
れているメディアID変換テーブルから、該当するロー
カルメディアIDを持つレコードを探し出す。さらにユ
ーザは、リモコン3により、レコードの削除を指令す
る。この指令を受けた制御装置110は、該当するレコ
ードを削除する。この結果、該当するローカルメディア
IDは欠番となる。
【0052】(5−2)IDの変更 この機能は、メディアID変換テーブルに登録されたレ
コードのローカルメディアIDを変換するものである。
すなわち本例では、最初のローカルメディアIDは、上
述した図5に示す動作等によってビデオ記録装置側が決
定した番号を付与するが、これをユーザが適宜に変更で
きることにより、ユーザにとって使い易い番号の付与を
可能としたものである。まず、ユーザは、ローカルメデ
ィアIDをリモコン3により入力するか、あるいは、光
ディスクを光ディスクドライブ160に挿入するかし
て、メディアID変換テーブルのレコードを指定する。
ここで、制御装置110は、メモリ111に記録されて
いるメディアID変換テーブルから該当するローカルメ
ディアIDを持つレコードを探し出す。次にユーザは、
リモコン3により、新しく付与するローカルメディアI
Dを入力する。制御装置110は、新しく入力されたロ
ーカルメディアIDが既に使われていないかを確認す
る。そして、使われている場合には、他の候補を入力す
るように促す。また、使われていない場合には、該当す
るレコードのローカルメディアIDを入力された新しい
ものに書き換えて終了する。
【0053】(6)その他の変形例 以上、本発明の具体例について説明したが、本発明は以
上の例に限定されるものではなく、さらに種々の変形が
可能である。例えば、上述した例では、ローカルメディ
アIDに用いる文字種として数字(番号)だけを想定し
たが、その他にアルファベットやカタカナ等を用いるこ
とも可能である。ローカルメディアIDにアルファベッ
トやカタカナを含む文字列の使用を可能とした場合、ユ
ーザ自身による設定操作によってユーザが覚え易いロー
カルメディアIDを適宜選択して設定することも可能と
なり、ローカルメディアIDによってパーソナルにメデ
ィアを管理する場合の利便性を増大することが可能とな
る。一方、上述した例のようにローカルメディアIDを
数字に限定した場合には、ビデオ記録装置側での処理が
容易となり、簡易な装置として構成できる。したがっ
て、本発明を適用する装置(本例ではビデオ記録装置)
の商品グレードや設計思想等に基づいて、いずれを選択
してもよい。
【0054】また、上述した例では、最初は装置側で決
定したローカルメディアIDを後でユーザが変更できる
ような構成としたが、最初の付与において、ユーザがロ
ーカルメディアIDを決定できるようにしてもよい。例
えばローカルメディアIDの最初の決定は、上述した手
順によって装置側で行ない、この決定したローカルメデ
ィアIDを表示した時点で、その変更を行なうか否かを
メッセージ表示によってユーザに質問し、これに応答し
てユーザがローカルメディアIDの変更を望む場合に
は、そのまま変更入力を受け付けて、ユーザの指定した
ローカルメディアIDを付与するような処理を行なうこ
とも可能である。また、最初から装置側ではローカルメ
ディアIDを決定せず、ユーザにローカルメディアID
の決定を委ねるようにしてもよい。また、上述した例で
は、ローカルメディアIDを連続番号から選択するよう
にしたが、ランダムな値を付与したり、日付け等を含む
値を付与するような構成としてもよい。
【0055】また、上述した例では、メディアID変換
テーブルによってメディアIDとローカルメディアID
を管理したが、例えば各光ディスクのローカルメディア
IDを、初期化時に光ディスク自体に書き込んで管理す
るようにし、ビデオ記録装置側ではメディアID変換テ
ーブルを持たないような構成としてもよい。ただし、こ
のようにした場合、複数のビデオ記録装置にわたって光
ディスクが用いられるようなシステムでは、あるビデオ
記録装置でローカルメディアIDを付与した光ディスク
が他のビデオ記録装置でも用いられることになり、ロー
カルメディアIDが重複することが想定される。
【0056】そこで、例えばシステムを構成する各ビデ
オ記録装置毎に異なるローカルメディアIDを付与する
ような取り決めを予め設けておくことにより、重複しな
いローカルメディアIDを用いて各光ディスクの管理を
行なうことが可能となる。例えばローカルメディアID
の1つの桁を各ビデオ記録装置に固有の値にすることに
より、重複しないローカルメディアIDを付与できる。
このようにすれば、個々のビデオ記録装置にメディアI
D変換テーブルを用いることなく、複数のビデオ記録装
置で統一的なローカルメディアIDによる光ディスクの
管理を実現でき、柔軟で拡張性に富んだシステムを構成
することが可能である。
【0057】また、ローカルメディアIDの利用形態と
しては、上述のようなコンテンツ再生時の他に、例えば
光ディスクへの記録時に表示したり、光ディスクの排出
時に表示するような利用方法を採用できるものである。
また、以上の例では、リムーバブル・メディアとして光
ディスク、メディア処理装置としてビデオ記録装置を例
に説明したが、本発明はこれに限らず、他のリムーバブ
ル・メディアを用いたメディア処理装置に適用し得るも
のである。例えば、リムーバブル・メディアとしてフロ
ッピディスクやハードディスク等の磁気ディスク、ある
いはメモリスティック等の半導体メモリを用いたもので
あってもよいし、メディア処理装置としてビデオではな
く、オーディオの記録再生を行なう装置に適用してもよ
い。また、ローカルメディアIDは、5桁に限定されな
いことは勿論である。また、上述のような本発明の機能
は、メディア処理装置の制御プログラムとして各種の記
録媒体に格納して流通し得るものであり、本発明は、こ
のような制御プログラムを格納したフロッピディスク、
ハードディスク、CD−ROM、CD−R等のコンピュ
ータで読み取り可能な各種記録媒体をも含むものであ
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明のメディア処
理装置では、桁数の大きいメディアIDではなく、パー
ソナルなローカルメディアID、すなわち桁数が小さ
く、覚え易いIDをリムーバブル・メディアに付与し、
このローカルメディアIDを用いてメディア管理を行な
えるようにした。したがって、メディア処理装置(各種
情報機器)とユーザとの間でメディアの特定等を行なう
場合に、このローカルメディアIDを用いることで、ユ
ーザが容易にメディアを特定でき、各種の作業を効率よ
く行なうことができ、多数のリムーバブル・メディアの
管理やコンテンツの管理を容易化できる効果がある。
【0059】また本発明のメディア管理方法でも同様
に、桁数の大きいメディアIDではなく、パーソナルな
ローカルメディアID、すなわち桁数が小さく、覚え易
いIDをリムーバブル・メディアに付与し、このローカ
ルメディアIDを用いてメディア管理を行なえるように
した。したがって、メディア処理装置(各種情報機器)
とユーザとの間でメディアの特定等を行なう場合に、こ
のローカルメディアIDを用いることで、ユーザが容易
にメディアを特定でき、各種の作業を効率よく行なうこ
とができ、多数のリムーバブル・メディアの管理やコン
テンツの管理を容易化できる効果がある。
【0060】さらに本発明の記録媒体では、この記録媒
体に記録した制御プログラムによってメディア処理装置
を制御することにより、桁数の大きいメディアIDでは
なく、パーソナルなローカルメディアID、すなわち桁
数が小さく、覚え易いIDをリムーバブル・メディアに
付与し、このローカルメディアIDを用いてメディア管
理を行なうことができる。したがって、メディア処理装
置(各種情報機器)とユーザとの間でメディアの特定等
を行なう場合に、このローカルメディアIDを用いるこ
とで、ユーザが容易にメディアを特定でき、各種の作業
を効率よく行なうことができ、多数のリムーバブル・メ
ディアの管理やコンテンツの管理を容易化できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるビデオ記録装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すビデオ記録装置で用いる光ディスク
の外観を示す三面図である。
【図3】図2に示す光ディスクで用いるラベルを示す平
面図である。
【図4】図1に示すビデオ記録装置で用いるメディアI
D変換テーブルを示す説明図である。
【図5】図1に示すビデオ記録装置における光ディスク
の初期化時の動作例を示すフローチャートである。
【図6】図1に示すビデオ記録装置におけるコンテンツ
再生時の動作例を示すフローチャートである。
【図7】従来例によるビデオ記録装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】図1及び図7に示すビデオ記録装置に設けられ
るコンテンツデータベースの構成を示す説明図である。
【図9】図7に示すビデオ記録装置におけるコンテンツ
再生時の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101……ビデオ記録装置、102……TVモニタ装
置、103……リモコン、110……制御装置、111
……メモリ、112……OSD、113……リモコン受
光部、114……スイッチャ、120……チューナ、1
30……MPEG2エンコーダ、140……MPEG2
デコーダ、150……データバス、160……光ディス
クドライブ、D10……光ディスク、200A、200
B……ラベル、201A、201B……記入欄。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B065 CA40 ZA03 5C052 AA02 AB03 AB09 AC08 CC11 DD04 5C053 FA13 FA20 FA24 GB06 GB12 GB38 HA29 JA21 5D077 AA30 AA38 CA02 CA10 DC08 DC12 DC39 DE05 EA33 EA34 HB01 5D110 AA17 DA01 DA08 DA11 DA14 DB03 DB08 DC05 DC15 DE02 DE04 FA08

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リムーバブル・メディアに対して所定の
    処理を行なうメディア処理装置において、 メディア処理装置に装着されたリムーバブル・メディア
    から当該リムーバブル・メディアに予め記録されている
    メディアIDを読み取るメディアID読み取り手段と、 前記メディアID読み取り手段によって読み取られたメ
    ディアIDに対応してユーザがパーソナルにメディア管
    理を行なうためのローカルメディアIDが付与されてい
    るか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段によってローカルメディアIDが付与され
    ていないことが判定された場合に、当該メディアIDに
    対応してローカルメディアIDを付与するローカルメデ
    ィアID付与手段と、 前記ローカルメディアID付与手段によってローカルメ
    ディアIDを付与したことをユーザに通知し、それ以降
    は当該ローカルメディアIDによって当該リムーバブル
    ・メディアをパーソナルに管理することを促す表示を行
    なうよう制御する表示制御手段と、 前記ローカルメディアIDが付与されたリムーバブル・
    メディアに対し、前記ローカルメディアIDによって所
    定の管理を行なうメディア管理手段と、 を有することを特徴とするメディア処理装置。
  2. 【請求項2】 前記メディアIDとローカルメディアI
    Dとを対応付けして記録した対応テーブルを有すること
    を特徴とする請求項1記載のメディア処理装置。
  3. 【請求項3】 前記リムーバブル・メディアに記録され
    たコンテンツをデータベース化したコンテンツデータベ
    ースを有することを特徴とする請求項1記載のメディア
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記コンテンツデータベースは、各コン
    テンツに対応して当該コンテンツが記録されたリムーバ
    ブル・メディアのメディアIDを記録したものであるこ
    とを特徴とする請求項3記載のメディア処理装置。
  5. 【請求項5】 ユーザによってコンテンツの再生が指示
    された場合に、前記コンテンツデータベースの内容を表
    示し、ユーザに所望のコンテンツを選択させる手段を有
    することを特徴とする請求項3記載のメディア処理装
    置。
  6. 【請求項6】 ユーザによってコンテンツの再生が指示
    された場合に、前記メディア管理手段は、選択されたコ
    ンテンツとメディア処理装置に装着されているリムーバ
    ブル・メディアとの対応関係を判定し、リムーバブル・
    メディアがコンテンツに対応していない場合には、対応
    するリムーバブル・メディアのローカルメディアIDを
    表示し、リムーバブル・メディアの交換を促すことを特
    徴とする請求項5記載のメディア処理装置。
  7. 【請求項7】 前記ローカルメディアID付与手段は、
    自動的にローカルメディアIDを選択して前記メディア
    IDに割り当てることを特徴とする請求項1記載のメデ
    ィア処理装置。
  8. 【請求項8】 前記ローカルメディアIDは連続番号を
    含むものであり、前記ローカルメディアID付与手段
    は、既に付与されているローカルメディアIDを参照し
    て空き番号を検索し、その空き番号に対応するローカル
    メディアIDを前記メディアIDに割り当てることを特
    徴とする請求項1記載のメディア処理装置。
  9. 【請求項9】 前記ローカルメディアID付与手段は、
    ユーザにローカルメディアIDの入力を促す表示を行な
    い、その表示に基づいてユーザから入力されたローカル
    メディアIDを前記メディアIDに割り当てることを特
    徴とする請求項1記載のメディア処理装置。
  10. 【請求項10】 前記ローカルメディアID付与手段
    は、ユーザから入力されたローカルメディアIDの適否
    判定を行ない、適正なローカルメディアIDと判定した
    場合には、そのローカルメディアIDを前記メディアI
    Dに割り当て、適正でないローカルメディアIDと判定
    した場合には、ローカルメディアIDの再入力を促す表
    示を行なうことを特徴とする請求項9記載のメディア処
    理装置。
  11. 【請求項11】 前記ローカルメディアID付与手段
    は、自動的にローカルメディアIDを選択してユーザに
    表示するとともに、このローカルメディアIDをユーザ
    が変更するか否かを問う表示を行ない、表示したローカ
    ルメディアIDをユーザが変更しない場合には、そのロ
    ーカルメディアIDを前記メディアIDに割り当て、表
    示したローカルメディアIDをユーザが変更する場合に
    は、ユーザによって入力されたローカルメディアIDを
    前記メディアIDに割り当てることを特徴とする請求項
    1記載のメディア処理装置。
  12. 【請求項12】 前記ローカルメディアID付与手段に
    よって付与されたローカルメディアIDをユーザの操作
    に基づいて削除する削除手段を有することを特徴とする
    請求項1記載のメディア処理装置。
  13. 【請求項13】 前記リムーバブル・メディアは、ユー
    ザがローカルメディアIDを記入するための記入欄を有
    することを特徴とする請求項1記載のメディア処理装
    置。
  14. 【請求項14】 前記ローカルメディアID付与手段に
    よってローカルメディアIDを付与した際に、前記リム
    ーバブル・メディアに設けたローカルメディアIDの記
    入欄に自動的にローカルメディアIDを記入する記入手
    段を有することを特徴とする請求項1記載のメディア処
    理装置。
  15. 【請求項15】 前記記入手段は、前記ローカルメディ
    アIDの記入欄に印刷によってローカルメディアIDを
    記入する手段であることを特徴とする請求項14記載の
    メディア処理装置。
  16. 【請求項16】 前記リムーバブル・メディアをメディ
    ア処理装置から排出する際に、当該リムーバブル・メデ
    ィアのローカルメディアIDを表示することを特徴とす
    る請求項1記載のメディア処理装置。
  17. 【請求項17】 前記リムーバブル・メディアに情報を
    記録する際に、当該リムーバブル・メディアのローカル
    メディアIDを表示することを特徴とする請求項1記載
    のメディア処理装置。
  18. 【請求項18】 前記ローカルメディアID付与手段に
    よって付与されたローカルメディアIDを、当該ローカ
    ルメディアIDを付与したリムーバブル・メディアに記
    録することを特徴とする請求項1記載のメディア処理装
    置。
  19. 【請求項19】 リムーバブル・メディアに対して所定
    の処理を行なうメディア処理装置のメディア管理方法に
    おいて、 メディア処理装置に装着されたリムーバブル・メディア
    から当該リムーバブル・メディアに予め記録されている
    メディアIDを読み取り、 前記リムーバブル・メディアから読み取られたメディア
    IDに対応してユーザがパーソナルにメディア管理を行
    なうためのローカルメディアIDが付与されているか否
    かを判定し、 前記ローカルメディアIDが付与されていないことが判
    定された場合に、当該メディアIDに対応してローカル
    メディアIDを付与し、 前記リムーバブル・メディアに対してローカルメディア
    IDを付与したことをユーザに通知し、それ以降は当該
    ローカルメディアIDによって当該リムーバブル・メデ
    ィアをパーソナルに管理することを促す表示を行なうよ
    う制御し、 前記ローカルメディアIDが付与されたリムーバブル・
    メディアに対し、前記ローカルメディアIDによって所
    定の管理を行なうようにした、 ことを特徴とするメディア処理装置のメディア管理方
    法。
  20. 【請求項20】 前記メディアIDとローカルメディア
    IDとを対応テーブルによって管理することを特徴とす
    る請求項19記載のメディア処理装置のメディア管理方
    法。
  21. 【請求項21】 前記リムーバブル・メディアに記録さ
    れたコンテンツをコンテンツデータベースにデータベー
    ス化して管理することを特徴とする請求項19記載のメ
    ディア処理装置のメディア管理方法。
  22. 【請求項22】 前記コンテンツデータベースに各コン
    テンツが記録されたリムーバブル・メディアのメディア
    IDを記録して管理することを特徴とする請求項21記
    載のメディア処理装置のメディア管理方法。
  23. 【請求項23】 ユーザによってコンテンツの再生が指
    示された場合に、前記コンテンツデータベースの内容を
    表示し、ユーザに所望のコンテンツを選択させることを
    特徴とする請求項22記載のメディア処理方法。
  24. 【請求項24】 ユーザによってコンテンツの再生が指
    示された場合に、選択されたコンテンツとメディア処理
    装置に装着されているリムーバブル・メディアとの対応
    関係を判定し、リムーバブル・メディアがコンテンツに
    対応していない場合には、対応するリムーバブル・メデ
    ィアのローカルメディアIDを表示し、リムーバブル・
    メディアの交換を促すことを特徴とする請求項19記載
    のメディア処理装置のメディア管理方法。
  25. 【請求項25】 前記ローカルメディアIDの付与は、
    自動的にローカルメディアIDを選択して前記メディア
    IDに割り当てることを特徴とする請求項19記載のメ
    ディア処理装置のメディア管理方法。
  26. 【請求項26】 前記ローカルメディアIDは連続番号
    を含むものであり、前記ローカルメディアIDの付与
    は、既に付与されているローカルメディアIDを参照し
    て空き番号を検索し、その空き番号に対応するローカル
    メディアIDを前記メディアIDに割り当てることを特
    徴とする請求項19記載のメディア処理装置のメディア
    管理方法。
  27. 【請求項27】 前記ローカルメディアIDの付与は、
    ユーザにローカルメディアIDの入力を促す表示を行な
    い、その表示に基づいてユーザから入力されたローカル
    メディアIDを前記メディアIDに割り当てることを特
    徴とする請求項19記載のメディア処理装置のメディア
    管理方法。
  28. 【請求項28】 前記ローカルメディアIDの付与は、
    ユーザから入力されたローカルメディアIDの適否判定
    を行ない、適正なローカルメディアIDと判定した場合
    には、そのローカルメディアIDを前記メディアIDに
    割り当て、適正でないローカルメディアIDと判定した
    場合には、ローカルメディアIDの再入力を促す表示を
    行なうことを特徴とする請求項27記載のメディア処理
    装置のメディア管理方法。
  29. 【請求項29】 前記ローカルメディアIDの付与は、
    自動的にローカルメディアIDを選択してユーザに表示
    するとともに、このローカルメディアIDをユーザが変
    更するか否かを問う表示を行ない、表示したローカルメ
    ディアIDをユーザが変更しない場合には、そのローカ
    ルメディアIDを前記メディアIDに割り当て、表示し
    たローカルメディアIDをユーザが変更する場合には、
    ユーザによって入力されたローカルメディアIDを前記
    メディアIDに割り当てることを特徴とする請求項19
    記載のメディア処理装置のメディア管理方法。
  30. 【請求項30】 既に付与されているローカルメディア
    IDをユーザの操作に基づいて削除できることを特徴と
    する請求項19記載のメディア処理装置のメディア管理
    方法。
  31. 【請求項31】 前記リムーバブル・メディアは、ユー
    ザがローカルメディアIDを記入するための記入欄を有
    することを特徴とする請求項19記載のメディア処理装
    置のメディア管理方法。
  32. 【請求項32】 前記ローカルメディアIDを付与した
    際に、前記リムーバブル・メディアに設けたローカルメ
    ディアIDの記入欄に自動的にローカルメディアIDを
    記入することを特徴とする請求項19記載のメディア処
    理装置のメディア管理方法。
  33. 【請求項33】 前記ローカルメディアIDの記入欄に
    印刷によってローカルメディアIDを記入することを特
    徴とする請求項32記載のメディア処理装置のメディア
    管理方法。
  34. 【請求項34】 前記リムーバブル・メディアをメディ
    ア処理装置から排出する際に、当該リムーバブル・メデ
    ィアのローカルメディアIDを表示することを特徴とす
    る請求項19記載のメディア処理装置のメディア管理方
    法。
  35. 【請求項35】 前記リムーバブル・メディアに情報を
    記録する際に、当該リムーバブル・メディアのローカル
    メディアIDを表示することを特徴とする請求項19記
    載のメディア処理装置のメディア管理方法。
  36. 【請求項36】 前記ローカルメディアID付与手段に
    よって付与されたローカルメディアIDを、当該ローカ
    ルメディアIDを付与したリムーバブル・メディアに記
    録することを特徴とする請求項19記載のメディア処理
    装置のメディア管理方法。
  37. 【請求項37】 リムーバブル・メディアに対して所定
    の処理を行なうメディア処理装置の制御プログラムを格
    納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 メディア処理装置に装着されたリムーバブル・メディア
    から当該リムーバブル・メディアに予め記録されている
    メディアIDを読み取るメディアID読み取りステップ
    と、 前記メディアID読み取りステップによって読み取られ
    たメディアIDに対応してユーザがパーソナルにメディ
    ア管理を行なうためのローカルメディアIDが付与され
    ているか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップによってローカルメディアIDが付与
    されていないことが判定された場合に、当該メディアI
    Dに対応してローカルメディアIDを付与するローカル
    メディアID付与ステップと、 前記ローカルメディアID付与ステップによってローカ
    ルメディアIDを付与したことをユーザに通知し、それ
    以降は当該ローカルメディアIDによって当該リムーバ
    ブル・メディアをパーソナルに管理することを促す表示
    を行なうよう制御する表示制御ステップと、 前記ローカルメディアIDが付与されたリムーバブル・
    メディアに対し、前記ローカルメディアIDによって所
    定の管理を行なうメディア管理ステップと、 を有する制御プログラムを格納したことを特徴とする記
    録媒体。
  38. 【請求項38】 前記リムーバブル・メディアに記録さ
    れたコンテンツをデータベース化してコンテンツデータ
    ベースを作成するデータベース化ステップを有すること
    を特徴とする請求項37記載の記録媒体。
  39. 【請求項39】 ユーザによってコンテンツの再生が指
    示された場合に、コンテンツデータベースの内容を表示
    し、ユーザに所望のコンテンツを選択させるコンテンツ
    表示ステップを有することを特徴とする請求項37記載
    の記録媒体。
  40. 【請求項40】 ユーザによってコンテンツが選択され
    た場合に、前記メディア管理ステップは、選択されたコ
    ンテンツとメディア処理装置に装着されているリムーバ
    ブル・メディアとの対応関係を判定し、リムーバブル・
    メディアがコンテンツに対応していない場合には、対応
    するリムーバブル・メディアのローカルメディアIDを
    表示し、リムーバブル・メディアの交換を促すことを特
    徴とする請求項39記載の記録媒体。
  41. 【請求項41】 前記ローカルメディアID付与ステッ
    プは、自動的にローカルメディアIDを選択して前記メ
    ディアIDに割り当てることを特徴とする請求項37記
    載の記録媒体。
  42. 【請求項42】 前記ローカルメディアIDは連続番号
    を含むものであり、前記ローカルメディアID付与ステ
    ップは、既に付与されているローカルメディアIDを参
    照して空き番号を検索し、その空き番号に対応するロー
    カルメディアIDを前記メディアIDに割り当てること
    を特徴とする請求項37記載の記録媒体。
  43. 【請求項43】 前記ローカルメディアID付与ステッ
    プは、ユーザにローカルメディアIDの入力を促す表示
    を行ない、その表示に基づいてユーザから入力されたロ
    ーカルメディアIDを前記メディアIDに割り当てるこ
    とを特徴とする請求項37記載の記録媒体。
  44. 【請求項44】 前記ローカルメディアID付与ステッ
    プは、自動的にローカルメディアIDを選択してユーザ
    に表示するとともに、このローカルメディアIDをユー
    ザが変更するか否かを問う表示を行ない、表示したロー
    カルメディアIDをユーザが変更しない場合には、その
    ローカルメディアIDを前記メディアIDに割り当て、
    表示したローカルメディアIDをユーザが変更する場合
    には、ユーザによって入力されたローカルメディアID
    を前記メディアIDに割り当てることを特徴とする請求
    項37記載の記録媒体。
  45. 【請求項45】 前記メディア管理ステップは、リムー
    バブル・メディアをメディア処理装置から排出する際
    に、当該リムーバブル・メディアのローカルメディアI
    Dを表示することを特徴とする請求項37記載の記録媒
    体。
  46. 【請求項46】 前記メディア管理ステップは、リムー
    バブル・メディアに情報を記録する際に、当該リムーバ
    ブル・メディアのローカルメディアIDを表示すること
    を特徴とする請求項37記載の記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006302012A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Sony Corp ファイル管理装置、ファイル管理方法及びプログラム
JPWO2005033915A1 (ja) * 2003-10-02 2007-11-15 松下電器産業株式会社 電子機器のためのセキュリティシステム

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