JP2002158956A - 映像信号の記録再生方法、及び映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号の記録再生方法、及び映像信号記録再生装置

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JP2002158956A
JP2002158956A JP2000355460A JP2000355460A JP2002158956A JP 2002158956 A JP2002158956 A JP 2002158956A JP 2000355460 A JP2000355460 A JP 2000355460A JP 2000355460 A JP2000355460 A JP 2000355460A JP 2002158956 A JP2002158956 A JP 2002158956A
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recording
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video
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JP2000355460A
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Daisaku Kato
大作 加藤
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Victor Company of Japan Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードディスクなどの記録媒体に符号化
した映像信号を記録し、記録直後の信号を再生し、遅延
した映像により視聴するに際し、視聴者が自然な感覚で
チャンネル切り換え操作を行える記録再生装置を実現す
ることにある。 【解決手段】 供給される映像信号を符号化器53によ
り符号化して記録媒体63に記録し、記録直近の信号か
ら過去に記録した信号までをスムーズな時間スイープに
より再生する機能を有した映像信号記録装置における受
信チャンネルの変更を、変更操作がなされたときは、変
更前チャンネルの映像信号を続けて表示すると共に、チ
ャンネル変更処理中であることを示す情報をオンスクリ
ーンディスプレイ73により多重して視聴者に伝達し、
復号器72により正常な映像信号が得られた後にその映
像信号を表示機に表示するようにして実現した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信チャンネルを
設定してTV放送の映像、及び音声信号を得てハードデ
ィスクなどの記録媒体に記録すると共に、その記録した
直後の映像信号を読み出すようになした同時記録再生機
能を有する映像信号の記録再生方法、及び映像信号記録
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体としてハードディスクなどのラ
ンダムアクセス可能な情報信号記録媒体を用いた映像信
号記録再生装置は、記録、再生のためのアクセス時間が
短いため、TV放送の複数の番組を同時に記録できる、
また映像信号の記録と再生を同時に行うことが出来るな
どの機能を有している。
【0003】そして、この様な同時記録再生機能を有す
る映像信号記録再生装置は、放送中の番組を現在から過
去に連続的にタイムシフトしながら視聴できるキャッシ
ュ再生、及び追っかけ再生などの便利な機能を有してお
り、今後、従来のタイムシフトマシンとして利用されて
いるVTRと共に家庭に導入されていくものと考えられ
ている。
【0004】その従来のVTRにおける記録信号のモニ
タは、VTRに内蔵されるTVチューナの信号を直接モ
ニタTVに供給して視聴するようになされており、その
モニタ映像は記録途中にある信号のモニタはできるが、
実際にどのようにビデオテープに記録されているか、そ
してその記録映像の画質劣化、又は何らかの原因により
記録がなされない状態であるかなどを知ることはできて
いない。
【0005】それに対し、同時記録再生機能を有する記
録再生装置では、記録中の映像をリアルタイムで再生し
ながら記録を行えるため、記録時の不具合に関してもそ
の時に知ることができ、記録ミスを最低限におさえるこ
とができる。
【0006】さらに、記録中に再度見たい映像、または
見逃した映像があるときは、簡易な操作で過去の映像を
見ることができるなど、ハードディスクを用いて行う記
録再生の機能は視聴者にとって便利な機能であり、その
ような機能を搭載したPVR(personal video recorde
r)も開発されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、そのハード
ディスクは高速にランダムアクセスができる記録媒体で
あるが、その媒体に記録される映像信号はMPEGなど
の符号方式により圧縮符号化された信号が記録され、記
録して再生される信号は復号して映像信号が得られるよ
うになされるのが一般的である。
【0008】そのような、圧縮符号化、及び復号処理を
行うための処理速度は半導体技術の進歩により高速化さ
れてはいるものの、現時点で数秒程度の処理時間を要し
ており、その処理時間は同時記録再生によってモニタ信
号を得る場合であってもその時間以上の信号遅延が生じ
てしまう課題があった。
【0009】そこで本発明は、そのような便利な機能を
有する映像信号記録再生装置において、モニタ用の映像
信号出力が所定時間遅延することにより装置の操作性能
が劣化することが考えられるが、その遅延時間によって
も操作性に遜色がなく、現在記録中である映像信号をリ
アルタイムでモニタできる、過去に記録した映像に向か
って連続的に再生ができる、又現在視聴中の映像を一時
停止し、かつ映像を乱すことなく(シームレスに)再生
を再開できるなどの便利な機能を搭載した映像信号の記
録再生方法の提供、及びそれらの機能を備えた映像信号
記録再生装置の構成を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の映像信号記録装
置、映像信号再生装置、及び映像信号記録再生装置は、
上記課題を解決するために以下の1)〜5)の手段より
成るものである。すなわち、
【0011】1) 設定された受信チャンネルを受信し
て得られる映像信号をランダムアクセス可能な記録媒体
に記録すると共に、記録された直後の前記映像信号を再
生する映像信号の記録再生方法において、前記受信チャ
ンネルが変更操作されたときに受信チャンネル変更信号
を生成する第1のステップ(95、79)と、その第1の
ステップにより生成された受信チャンネル変更信号が得
られたときは、受信チャンネルの変更操作前に前記記録
媒体に記録された受信チャンネル映像信号、及び/又は
受信チャンネルを変更中であることを示す情報に係る変
更中映像信号を出力信号として供給する第2のステップ
(72、73)と、その第2のステップにおける変更中
映像信号に続けて、受信チャンネルの変更操作後の前記
記録媒体に記録、及び再生して得られる受信チャンネル
映像信号を出力信号として供給する第3のステップ(7
2)と、を少なくとも有することを特徴とする映像信号
の記録再生方法。
【0012】2) 前記第2のステップは、受信チャン
ネル変更操作前の受信チャンネル映像信号を所定時間動
画信号として供給して後に、前記受信チャンネル映像信
号より生成したポーズ画像信号を供給するようになすこ
とを特徴とする1)項記載の映像信号の記録再生方法。
【0013】3) 設定された受信チャンネルを受信し
て得られる映像信号をランダムアクセス可能な記録媒体
に記録すると共に、記録された直後の前記映像信号を読
み出し、その読み出して得られる映像信号を出力する映
像信号記録再生装置において、前記受信チャンネルが変
更操作されたときに受信チャンネル変更信号を生成する
受信チャンネル設定手段(95、79)と、その受信チ
ャンネル設定手段により生成された受信チャンネル変更
信号が供給されたときは、受信チャンネルの変更操作前
に前記記録媒体に記録された受信チャンネル映像信号を
前記記録媒体から読み出して供給する、及び/又は受信
チャンネルが変更中であることを示す画像信号を生成し
て供給する信号供給手段(65、63、61、71、7
2、73)と、を少なくとも具備して構成することを特
徴とする映像信号記録再生装置。
【0014】4) 前記信号供給手段は、前記受信チャ
ンネル変更前の受信チャンネル映像信号を動画信号とし
て再生した後に、その受信チャンネル映像信号の一部を
ポーズ画像信号として供給するように構成することを特
徴とする3)項記載の映像信号記録再生装置。
【0015】5) 前記信号供給手段は、受信チャンネ
ルの設定が複数回続けてなされるとき、その設定終了か
ら所定時間経過するまで、少なくとも前記記録媒体の再
生手段より再生された前記受信チャンネル変更前の受信
チャンネル映像信号、又はその映像信号の一部を供給す
るように構成することを特徴とする3)項記載の映像信
号記録再生装置。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の映像信号の記録再
生方法、及び映像信号記録再生装置の実施の形態につ
き、好ましい実施例により説明する。図1に、ハードデ
ィスクに映像信号を記録し、再生する映像信号記録再生
装置の概略ブロック図を示し、その構成と動作について
概説する。
【0017】同図において、この映像信号記録再生装置
40は記録部50、媒体部60、及び再生部70よりな
り、再生部70にはモニタTV90が有線により、リモ
コン95が赤外線により接続されている。
【0018】そして、記録部50はTVチューナ51、
A/D変換器52、MPEG−2エンコーダ53、スト
リームアナライザ54、REC−FIFO55、ヘッダ
検出器56、マイコン57、及び一時記憶メモリ58よ
り構成される。
【0019】また、媒体部60はハードディスク記録再
生器61、ハードディスク63、及び書き込み読み出し
制御器65より、そして再生部70はバッファメモリ7
1、MPEG−2デコーダ72、OSD73、D/A変
換器74、マイコン76、一時記憶メモリ78、及びリ
モコンインタフェース79より構成される。
【0020】次に、この様に構成される映像信号記録再
生装置40の動作について概説する。まず、受信するT
Vチャンネルがリモコン95が操作されてリモコン95
より変調された赤外線信号が発光され、その赤外線信号
はリモコンインタフェース79により受信され、受信さ
れて得られた受信チャンネル情報はTVチューナ51に
供給される。
【0021】そのTVチューナ51は、アンテナより入
来する放送電波の内、供給された受信チャンネル情報に
基づく受信チャンネルの信号を受信し、受信して得られ
るビデオ信号はA/D変換器52に供給されてデジタル
信号に変換されてMPEG−2エンコーダ53に供給さ
れる。
【0022】そのMPEG−2エンコーダ53では、供
給された信号はISO/IEC(International Organi
zation for Standardization / International Electro
technical Commission)で定められたMPEG−2(mo
ving picture experts group- 2)標準規格に従って圧
縮符号化され、その圧縮符号化のされた信号はストリー
ムアナライザ54、及び後述のヘッダ検出器56に供給
される。
【0023】そのストリームアナライザ54では、圧縮
符号化された信号の形式が解析され、解析して得られる
符号化情報信号、及び供給された圧縮符号化信号はRE
C−FIFO55に供給される。
【0024】REC−FIFO55は記録(recordin
g)用信号のFIFO(first in first out)動作、即
ち入力される信号を一時記憶し、供給された順にその信
号を出力する回路で、この回路より供給された信号はハ
ードディスク記録再生器61に供給される。
【0025】そのハードディスク記録再生器61では、
供給された信号をハードディスク63に記録するための
セクタサイズごとに分割された信号とされ、その分割さ
れた信号は書き込み読出し制御器65に動作制御される
ハードディスク63に供給され、供給された信号はハー
ドディスク63の図示しない円盤状記録媒体に記録され
る。
【0026】そして、前述のヘッダ検出器56は、MP
EG-2で符号化された信号より、例えばGOP(Group
of Picture)のデータ構成に関わる符号化情報として
供給され、その供給された符号化情報はマイコン57に
供給される。
【0027】そのマイコン57では、供給された符号化
情報を基にハードディスク63における情報の記録、及
び再生をスムーズに行うためのハードディスク管理情報
として生成され、その生成された管理情報は一時記憶メ
モリ58に一時記憶され、一時記憶されたハードディス
ク管理情報は適宜ハードディスク記録再生器61を介し
てハードディスク63に記録される。
【0028】このようにして、チャンネル選択がなされ
て受信されたビデオ信号、及び上述のハードディスク管
理情報はハードディスク63に記録されるが、その供給
されて記録されるビデオ信号が、例えばVTRなどの他
の記録メディアに記録された信号であるときで、その信
号がアナログ信号の場合は、そのビデオ信号はA/D変
換器52に供給されて、同様の処理がなされてハードデ
ィスク63に記録される。
【0029】また、記録されるビデオ信号が、例えばB
Sデジタル放送、デジタル地上放送など、予めMPEG
−2などの方式により符号化された信号であるときは、
その符号化された信号はMPEG−2エンコーダを介さ
ずに直接ストリームアナライザ54、及びヘッダ検出器
56に供給され、同様の信号処理がされてハードディス
ク63に記録される。
【0030】なお、MPEG−2エンコーダ53がGO
Pの構成等に間する符号化情報を供給できる機能を有し
ているとき、あるいはデジタル放送などでGOPなどの
符号化情報が補助情報として供給されるときは、その情
報をヘッダ検出器56に供給し、ヘッダ検出器56はそ
の情報を基に符号化情報を生成してマイコン57に供給
するようにしてもよい。
【0031】この様にしてアナログTV放送、デジタル
ビデオ放送、又は他の記録媒体に記録された映像信号は
圧縮符号化されたビデオ信号とされ、そのビデオ信号は
管理情報と共にハードディスク63に記録される。
【0032】次に、この様にして記録部60のハードデ
ィスク63に記録された信号の再生について述べる。ま
ず、リモコン95により再生ボタンが操作されたとき
は、その操作内容は変調された赤外光線によりリモコン
インタフェース79に伝送され、リモコンキーの操作内
容はマイコン76に供給される。
【0033】そのマイコン76からは、操作内容に応じ
て生成された制御信号が書き込み読み出し制御回路65
に供給され、書き込み読み出し制御器65によりハード
ディスク63は制御され、ハードディスク63は指定さ
れた個所の信号を読み出し、読み出された信号はハード
ディスク記録再生器61に供給される。
【0034】ハードディスク記録再生器61ではハード
ディスク63より読み出された信号の増幅、特性の補正
などが行われ、特性などの補正された信号はバッファメ
モリ71に供給される。
【0035】そこでは、圧縮符号化された信号は一時記
憶され、MPEG−2デコーダからの要求に応じて一時
記憶された信号は読み出されてMPEG−2デコーダ7
2に供給される。
【0036】MPEG−2デコーダ72では、供給され
た信号はMPEG−2標準に従い、エンコーダ53で圧
縮符号化されたのと相補的な方法によりデコードされ、
デコードされて得られたデジタルビデオ信号は必要に応
じてOSD(On Screen Display)73により表示機に
表示される表示信号が多重され、表示信号の多重された
デジタル映像信号はD/A変換器74に供給されてアナ
ログビデオ信号に変換され、変換されたビデオ信号はモ
ニタTV90に供給されて、表示される。
【0037】なお、ここでOSD73に多重される表示
信号は、OSD73に内蔵される図示しないビデオRA
Mに蓄えられている信号、ないしは一時記憶メモリ78
に記憶される表示内容情報がマイコン76を介してOS
D73に供給され、そのOSD73が供給された情報を
基に生成した表示信号をMPEG−2デコーダ72から
供給される映像信号に多重して表示するようになされて
いる。
【0038】このようにして、供給されるビデオ信号は
MPEG−2方式により、フレーム内圧縮、及び動き補
償技術が用いられてエンコードされてハードディスク6
3に記録され、ハードディスク63に記録された信号は
MPEG−2デコーダによりデコードされるが、その様
にしてなされるMPEG−2方式により扱われる画像信
号について述べる。
【0039】図2に、MPEG−2方式により扱われる
画像の種類について示す。同図において、ビデオ信号を
構成するフレーム画像(ピクチャ)にI、B、Pの名前
がつけられて時間方向に並べられているが、そのIはフ
レーム内符号化のなされるI(Intra-code
d)フレーム(ピクチャ)である。
【0040】そして、Pは図の下に矢印で示される様に
1方向に予測符号化のされるP(Predictive
-coded)フレームであり、またBは過去及び未来
の両方向から動き予測ベクトルが求められて符号化され
るB(Bidirectionally predictive-co
ded)フレームである。
【0041】このように、MPEG−2により符号化さ
れる画像は、3種類の性質を持つフレーム画像により構
成されているが、例えばIフレームは15枚毎に配置さ
れるが、Iフレームから、次のIフレームが開始される
手前までの15枚のフレーム画像の集合をGOP(Grou
p of Picture)と呼んでいる。
【0042】そのGOPが単位として画像が扱われるの
は、このようにして符号化される画像の復号は、Iフレ
ームを復号して後にP、及びBフレームの復号がなされ
るため、最初にIフレームの復号を行う必要がありGO
Pの先頭にIフレームが配置されるようになされてい
る。
【0043】そして、そのIフレームの復号がなされて
いないときは、その後のPフレーム、及びBフレームの
復号が出来なく、入来されるデータの復号は次のGOP
のIフレームのデータを待って復号することとなる。
【0044】そのときのGOPの間隔は、N=15で構
成されているときは15フレーム分、即ちNTSC(na
tional television system committee color televisio
n system)のように毎秒30フレームであるビデオ信号
の場合は0.5秒(15/30=0.5)おきに符号化
されているGOPの信号を得てデコードすることとな
る。
【0045】従って、例えばハードディスク63に記録
されるデータを読み出してすぐに復号するためにはGO
Pの最初のデータをアクセスして得る必要があり、その
ためにGOPの最初の部分を示す管理情報を用い、復号
時間の短縮を行なうようにする。
【0046】さて、その管理情報を用いるなど、高速度
でハードディスクに符号化された画像信号の記録、再生
を行う映像信号記録、再生装置では、信号の記録及び再
生の動作を同時に行うことも可能であり、ハードディス
ク上の離れた位置への記録及び再生を同時に行うことが
できる。
【0047】その同時録再により実現できる機能とし
て、現在記録中の番組を記録しながら過去に記録した部
分を同時に再生するいわゆる後追い再生、及び所定の時
間分のビットストリーム記録領域に順次映像音声情報を
記録し、その領域の最後まで記録したときは、領域中の
一番古い記録に対して新しい情報を上書きして記録する
ようにし、所定時間分の映像音声情報を過去にさかのぼ
って再生することができるキャッシュ録再がある。
【0048】そのキャッシュ録再は、記録した直後の映
像を再生するようにして行い、通常は記録直後の再生映
像をリアルタイム画像として視聴し、視聴者の操作によ
るリアルタイム映像から過去に記録した映像に連続的に
タイムシフトしながら再生する機能である。
【0049】ここで、そのリアルタイム画像として再生
される状態をライブ状態と呼ぶこととし、そのライブ状
態と過去に記録した映像との間を連続的にスイープしな
がら行うが、ライブ状態の映像から過去の映像への切り
換えはスムーズに行われる必要がある。
【0050】即ち、仮にライブ状態の映像の代りに、M
PEG−2のエンコード、デコード、及びハードディス
クへの記録再生処理を行わない、装置への入力信号をそ
のまま用いることも考えられるが、そのような場合は入
力信号とライブ状態の信号の間にMPEG−2による符
号化、復号、及びハードディスクへの記録再生における
処理時間としての遅延時間差が生じることとなり、現在
の映像(ライブ状態)から過去の映像にスムーズな移行
を行なえない。
【0051】そのため、特にリアルタイム視聴状態から
過去へ遡る再生を行うときの信号の切り換え時に時間的
な不連続が生じ、一瞬映像が乱れる、あるいは絵柄がス
キップするなどの様に表示され、現在から過去に対して
スムーズな繋がりによる映像を表示することができな
い、又視聴中の映像の画像を乱すことなく一時停止さ
せ、それを解除して再生させることができないなど、視
聴者に不自然な感じを与えることとなる。
【0052】そこで、ハードディスクを用いる場合のキ
ャッシュ録再では、記録を継続しながら短時間前に記録
した映像を再生するため、簡単な操作により現在の映像
から過去の映像までを連続的に再生することができるよ
うになされており、このような再生機能はライブ状態の
映像を現在の映像として再生することにより実現されて
いる。
【0053】次に、そのライブ状態の再生機能を実現す
るためのキャッシュ録再について更に述べる。キャッシ
ュ録再のための記録は、予め指定された記録時間の映像
信号を所定の領域に記録する記録モードで、指定された
記録時間を超えて記録がなされるときは古い記録部分に
新しい映像信号が記録されるようにして、常に最新の映
像信号が所定の記録領域に記録されるようになされる。
【0054】例えば、キャッシュ記録時間を1時間に設
定してキャッシュ録再を行う場合は、ライブ状態の映像
信号から最大1時間過去に遡った映像信号までを直接的
にタイムシフトしながら再生することができるものであ
る。
【0055】図3に、そのキャッシュ録再を行うときの
ビットストリームについて模式的に示し、説明する。同
図はハードディスク63に記録される映像信号のビット
ストリームを示したもので、はハードディスクより読
み出したビットストリームを復号している時点であり、
は符号化されたビットストリームを記録している時点
である。
【0056】そして、同図においてより左側に示され
る(1)は過去に遡って再生が可能なビットストリーム
の部分を示し、より右側の(3)は過去にビットスト
リームを記録した領域を示し、この部分に順次新しいビ
ットストリームを記録していく。
【0057】との間にある領域(2)は、例えばV
BV(video buffering verifier)バッファとして動作
するバッファメモリ71に所定量のビットストリームが
一時記憶されてなく、MPEG−2デコーダにビットス
トリームを供給できない、あるいは、デコーダが安定し
て映像、音声をデコードするのに必要なビットストリー
ムの量が供給されてない等の理由により、安定した復号
動作を行うために必要なビットストリーム量のデータが
存在しない領域である。
【0058】このようにして、ハードディスク63に記
録される信号は、(2)で示される所定時間経過後のビ
ットストリーム領域(1)の期間でないと再生ができな
く、その領域(1)の最も早い時間を再生している状
態が前述のライブ状態である。
【0059】そのライブ状態において、視聴者は放送さ
れている映像信号をそのまま遅延時間なしに視聴してい
ると認識するのが通例であるが、実際にはエンコーダ5
3による符号化時間、所定量のビットストリームの記録
時間、及びデコーダ72による復号時間の期間遅延され
た映像信号を視聴していることとなる。
【0060】そして視聴者が、その視聴している放送の
チャンネル切り換え操作を行うこともあるが、この映像
信号記録再生装置40は、チャンネル切り換えはライブ
状態で視聴している場合に限って動作するように制限し
ている。
【0061】即ち、再生状態がライブ状態から標準再生
速度よりも遅いスロー再生状態、又はポーズ状態、ある
いは逆方向再生状態とされるときなどは、過去の映像を
再生することになるため、ライブ状態ではなくなり、そ
のライブ状態でないときは受信チャンネルの切り換えが
禁止されるようになされている。
【0062】このようにして、この記録再生装置ではラ
イブ状態のときにのみ受信チャンネルの変更が可能とさ
れるが、その場合においても放送時間と表示時間の間に
は前述の遅延時間が生じており、その遅延時間を認識し
ていない視聴者には、遅延して変更される受信チャンネ
ルの映像が表示されることに対し違和感を与えることと
なる。
【0063】それは視聴者にとって、ライブ状態におけ
るチャンネル変更も、従来のTV視聴の様にチャンネル
変更操作後直ちに受信チャンネルの変更がなされるのが
望ましいが、ライブ状態にある記録再生装置の受信チャ
ンネル変更映像の表示は所定の時間符号化し、記録し、
再生し、そしてデコードした映像でないと表示できない
からである。
【0064】このようにして、ライブ状態における受信
チャンネルの変更には所定の時間が必要とされるが、そ
のときに表示される映像は、変更前の映像が表示された
後チャンネル変更時の乱れた映像が表示され、その後正
常な変更後の受信チャンネル映像が表示される。
【0065】その、チャンネル変更時の映像信号の乱れ
は、例えば放送局間の映像信号の同期時間関係が一致し
てなく、チャンネルが変更され、エンコーダ等の同期が
新しい受信チャンネルの信号に合うまでの間、正規の符
号化、及び復号がなされなく、その正規でない信号は乱
れた信号とされて表示されるなどである。
【0066】このチャンネル切り換え時における信号の
乱れは、受信される信号がアナログ放送の場合である
が、MPEG−2方式で符号化されて放送されるデジタ
ル放送受信の場合は、前述のIフレームの信号が復号さ
れるまでは正規の画像を得ることはできなく、通常は
0.5秒程度の乱れた映像が復号されて後に正常な映像
が復号されている。
【0067】次に、このようにして生じるチャンネル切
り換え時の信号の乱れについて更に述べる。図4はチャ
ンネル変更時に表示される映像の状態を時間軸上で模式
的に示したものである。
【0068】同図において、領域(11)は受信チャン
ネルAが受信されている、(12)はチャンネル変更と
中の乱れた映像が記録されている、そして(13)は変
更されたチャンネルの映像信号が正常に記録されている
区間である。
【0069】即ち、はハードディスクより読み出され
た信号がバッファメモリ71に一次蓄積された後にMP
EG−2デコーダで復号される時点であり、その手前の
はビットストリームを記録している現在時点であり、
そしては変更されたチャンネルの正常な映像が再生可
能とされる時点である。
【0070】このような期間に生じる乱れた映像は、そ
の間ミュートすることによりその乱れた映像を表示しな
い様にすることはできるが、そのミュート画像が例えば
単一色のミュート画像であるときなどはエンタテインメ
ント用画像としては好ましくなく、更に好ましい画像の
表示が必要であり、次に述べる。
【0071】図5に、チャンネル変更時の表示方法に関
して例示し、説明する。同図において、はチャンネル
変更操作時点であり、チャンネル変更操作の行えるライ
ブ状態の場合は前述の図4に示した現在復号している時
点と同一時刻である。
【0072】そして、領域(21)の、領域(22)の
手前にポーズ開始点が、また領域(23)の開始後に
デコード開始点が設定され、との間がチャンネル
Aのポーズ画像再生の区間とされている。
【0073】次に、このようにして行うチャンネル変更
時の表示例について述べる。まず、時刻においてリモ
コン95等が操作され、受信チャンネルがAからBとさ
れたとき、即ちそのときは領域(11)にチャンネルA
の映像を書き終えたときであり、そのときにリモコン9
5になされた操作を検出したリモコンインタフェース7
9はTVチューナ51に対してその操作情報を供給する
と共に、その操作情報はOSD73に供給される。
【0074】その操作情報が供給されたOSD73は、
チャンネル変更の操作が受けつけられ、チャンネルBの
受信準備中である旨のメッセージをMPEG−2デコー
ダ72より供給される映像信号に多重し、モニタTV9
0にOSD73の多重情報が表示されるようにする。
【0075】視聴者に対してチャンネルAの映像は領域
(11)の期間継続して提示されるため、視聴者はこの
領域(11)の表示が継続され、受信チャンネルが更新
されない期間であってもOSDの多重情報によりチャン
ネルB受信の準備状態であることが認識できる。
【0076】次に、領域(11)の再生が終了する手前
の時刻において、MPEG−2デコーダ72は、チャ
ンネルAの動画再生状態をポーズ画面再生状態とされ、
の時刻よりチャンネル変更中の途中映像領域(12)
が終了し、正常な映像が得られる時点までの期間チャ
ンネルAのポーズ画面を、受信チャンネル映像信号の一
部をポーズ画像信号とすることにより供給する。
【0077】そして、時刻以降には、MPEG−2デ
コーダはチャンネルBの正常な映像を復号し、その映像
が表示機に供給されるようになされると共に、OSD7
3による多重情報も解除されてチャンネル変更の処理が
終了する。
【0078】このようにして、ポーズ画面がチャンネル
変更期間表示されるため、例えばチャンネル変更時に生
じるTVチューナ51の局部発振器周波数切り換え期
間、異なる同期信号で受信されるTV信号の同期信号処
理期間、及びその他の原因により生じるチャンネル変更
時の乱れた映像を表示することなく、きれいな映像によ
りチャンネルAかBへの変更処理がなされるものであ
る。
【0079】そして、前述の図1に示すような映像信号
記録再生装置40の例では、キャッシュ録再時のライブ
状態では約3秒の遅延時間が生じて表示されているが、
この3秒間は視聴者にとって長く感じられる時間であ
る。
【0080】そこで、上述の実施例では、チャンネル変
更操作後もからまでの間チャンネルAの映像を動画
のまま表示し、ポーズ画像の表示時間を短縮することに
より、視聴者が感じる待ち時間の間隔を短縮している。
【0081】このようにして、リモコン95が操作さ
れ、正常でない画像を表示することなく、受信チャンネ
ルをAからBに切り換え処理を行なうことができる。次
に、そのチャンネル切り換えの操作が複数回数のボタン
操作により行われる場合の動作について述べる。
【0082】そのチャンネル切り換えが複数回のボタン
操作により行われるのは、例えば複数桁のチャンネル指
定を複数個のボタン操作により行う場合、そしてチャン
ネル切り換えボタンがアップ、ダウン操作によりなされ
る場合などである。そのアップダウン操作による場合
は、チャンネル選択を+1、又は−1することにより、
ボタンを複数回操作して目的とする受信チャンネルを選
択操作するものである。
【0083】チャンネル切り換えがこのような操作によ
りなされるときは、チャンネルが変更するたびに前述の
ように映像信号に乱れが生じる。そこで、このように、
チャンネル切り換えボタンが連続して多数回操作される
ような場合はその間をポーズ状態の映像を表示する期間
とし、連続チャンネル変更操作が終了した時点で、最終
的に選択されている受信チャンネル信号に対するキャッ
シュ録再映像を表示するようにする。
【0084】そして、キャッシュ再生が可能な領域、即
ち連続してタイムシフトしながら表示できる過去の映像
区間を領域(13)とし、その区間の開始点をチャンネ
ルAのキャッシュ再生可能位置から、例えばの位置
に指定を更新する。
【0085】このようにして受信チャンネルを操作しな
がらキャッシュ録再を行なうことができる装置を構成す
ることが出来る。なお、そのときの受信チャンネル数は
1を例として述べたが、アクセス速度の速いハードディ
スクを用いて、複数チャンネルの信号を受信しながら、
それらの受信信号を記録する装置を構成することも出来
る。
【0086】その場合は、複数の記録部50を有し、又
は周波数分割動作などにより複数の受信信号を受信する
などにより複数のビットストリームをハードディスク6
3に記録する機能を実現するが、そのようなときのチャ
ンネル設定も同様な方法、構成によればよい。
【0087】以上、放送される信号を受信して、キャッ
シュ録再を行う映像信号の記録再生方法、及び映像信号
記録再生装置の構成とその動作について述べたが、その
映像信号記録装置40を、記録部50と媒体部60より
構成される映像信号記録装置として、また再生部70を
映像信号再生装置として構成する方法がある。
【0088】それらの映像信号記録装置と映像信号再生
装置は異なる場所に設置し、それらの離れた場所に設置
される装置はホームネットワークなどにより結合して動
作させる場合である。
【0089】そのときの映像信号記録装置はホームサー
バーとされて家庭内に設置され、そのホームサーバーに
映像信号再生装置がホームネットワークで接続され、そ
の映像信号再生装置がモニタテレビの設置される部屋ご
とに、複数のセットトップボックスとして設置されるも
のである。
【0090】この場合、そのホームサーバーはビットス
トリーム送出装置として、セットトップボックスはビッ
トストリーム受信端末として構成され、両者は高速無線
LAN、あるいはホームLANなどにより結合され、双
方向通信を行いながらハードディスクに記録される映像
信号情報が各部屋からの操作命令により、目的とするビ
ットストリームが使用者の操作するセットトップボック
スを介して、視聴するモニタTVに供給され、復号され
たビデオ信号が表示されるようにされる。
【0091】このように、離れた場所に送信端末と受信
端末としての記録装置と再生部を設置し、通信手段で結
合して動作させる場合は、複数の送信端末と、複数の受
信端末がネットワークで結合されて動作させるネットワ
ーク形映像システムを構成することになる。
【0092】さらに、媒体部に用いられる記録媒体はハ
ードディスクを中心として述べたが、記録媒体は高速ア
クセスが可能な媒体、例えば光磁気ディスク、RAM
形、又はRW形のDVD、そして半導体メモリ形記録媒
体等の他の記録媒体を用いた装置にも適用できる。
【0093】また、映像信号の符号化方式をMPEG−
2方式を例として述べたが、圧縮符号化の方法はこれに
限らず、俗にモーションJPEGと呼ばれるフレーム内
符号化による方法、あるいはMPEG−4方式、MPE
G−7方式、これから規格化の開始されるMPEG−2
1方式、その他フラクタルの圧縮手法を用いるものなど
であってもよい。
【0094】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、キャッシ
ュ録再機能により映像信号の記録、再生を行っていると
きに受信チャンネルの変更操作がなされた場合は、受信
中である映像信号の再生を継続すると共に、表示画面に
受信チャンネルを変更処理中である旨の情報を表示し、
変更された受信チャンネルのキャッシュ録再機能による
再生が可能とされる時点で新しい受信チャンネルの映像
を表示するようにしたため、チャンネル切り換え操作に
対して所定時間遅延して新しいチャンネルの映像が表示
されるキャッシュ録再機能による再生映像を表示してい
る場合であっても、ボタンを操作している視聴者にチャ
ンネル変更命令が受け付けられてチャンネル変更処理中
であることを報知することができるため、スムーズな動
作によりライブ映像から過去に記録した映像迄のタイム
シフト操作を行いながら連続的に視聴できるキャッシュ
録再の機能を有する映像信号の記録再生方法を提供する
ことができる効果がある。
【0095】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の効果に加え、受信チャンネルの変更操作がな
され受信チャンネルの変更処理がなされる期間、キャッ
シュ録再機能により再生可能なチャンネル変更前の映像
信号、又はそのポーズ画像信号を表示するようにしてい
るため、チャンネル切り換え時に生じる乱れた映像信号
を再生することなく正常な画像により変更されたチャン
ネルの映像信号を表示できるなど、スムーズな動作によ
りライブ映像から過去に記録した映像迄をタイムシフト
操作により連続的に視聴できるキャッシュ録再機能を有
する映像信号の記録再生方法を提供することができる効
果がある。
【0096】そして、請求項3記載の発明によれば、キ
ャッシュ録再機能により映像信号の記録、再生を行って
いる映像信号記録再生装置で、受信チャンネルの変更操
作がなされたときは、受信中である映像信号の再生を継
続すると共に、表示画面に受信チャンネルを変更処理中
である旨の情報を表示し、変更された受信チャンネルの
キャッシュ録再機能による再生が可能とされる時点で新
しい受信チャンネルの映像を表示するようにしたため、
チャンネル切り換え操作に対して所定時間遅延した映像
が表示されるキャッシュ録再機能による映像を表示して
いる場合であっても、ボタンを操作を行った視聴者にチ
ャンネル変更命令が受け付けられてチャンネル変更処理
中であることを報知することができるため、スムーズな
動作によりライブ映像から過去に記録した映像迄をタイ
ムシフト操作により連続的に視聴することができるキャ
ッシュ録再機能を有する映像信号の記録再生装置の構成
を提供することができる効果がある。
【0097】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項3記載の効果に加え、受信チャンネルの変更操作がな
され受信チャンネルの変更処理がなされる期間、キャッ
シュ録再機能により再生可能な変更前チャンネルの映像
信号、又はそのポーズ画像信号を表示するようにしたた
め、チャンネル切り換え時に生じる乱れた映像信号を再
生することなく正常な画像により変更されたチャンネル
の映像信号を表示できるなど、スムーズな動作によりラ
イブ映像から過去に記録した映像迄をタイムシフト操作
により連続的に視聴できるキャッシュ録再機能を有する
映像信号の記録再生装置の構成を提供することができる
効果がある。
【0098】さらに、請求項5記載の発明によれば、請
求項3記載の効果に加え、受信チャンネルの変更操作が
連続してなされ受信チャンネルの変更処理が確定される
までの期間、キャッシュ録再機能により再生可能な変更
前チャンネルの映像信号、又はそのポーズ画像信号を表
示するようにしたため、チャンネル切り換え時に生じる
乱れた映像信号を再生することなく正常な画像により変
更されて確定したチャンネルの映像信号を表示できるな
ど、スムーズな動作によりライブ映像から過去に記録し
た映像迄をタイムシフト操作により連続的に視聴できる
キャッシュ録再機能を有する映像信号の記録再生装置の
構成を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る映像信号記録再生装置の
概略ブロック図である。
【図2】MPEG−2方式により動き補償がなされて符
号化されるフレーム信号の構造を示した図である。
【図3】本発明の実施例に係るキャッシュ録再中のビッ
トストリームを模式的に示した図である。
【図4】本発明の実施例に係るチャンネル変更時に表示
される映像の状態を時間軸上で模式的に示した図であ
る。
【図5】本発明の実施例に係るチャンネル変更時に表示
の表示方法に関して例示した図である。
【符号の説明】
40 映像信号記録再生装置 50 記録部 51 TVチューナ 52 A/D変換器 53 MPEG−2エンコーダ 54 ストリームアナライザ 55 REC−FIFO 56 ヘッダ検出器 57 マイコン 58 一時記憶メモリ 60 媒体部 61 ハードディスク記録再生器 63 ハードディスク 65 書き込み読み出し制御器 70 再生部 71 バッファメモリ 72 MPEG−2デコーダ 73 OSD 74 D/A変換器 76 マイコン 78 一時記憶メモリ 79 リモコンインタフェース 90 モニタTV 95 リモコン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設定された受信チャンネルを受信して得ら
    れる映像信号をランダムアクセス可能な記録媒体に記録
    すると共に、記録された直後の前記映像信号を再生する
    映像信号の記録再生方法において、 前記受信チャンネルが変更操作されたときに受信チャン
    ネル変更信号を生成する第1のステップと、 その第1のステップにより生成された受信チャンネル変
    更信号が得られたときは、受信チャンネルの変更操作前
    に前記記録媒体に記録された受信チャンネル映像信号、
    及び/又は受信チャンネルを変更中であることを示す情
    報に係る変更中映像信号を出力信号として供給する第2
    のステップと、 その第2のステップにおける変更中映像信号に続けて、
    受信チャンネルの変更操作後の前記記録媒体に記録、及
    び再生して得られる受信チャンネル映像信号を出力信号
    として供給する第3のステップと、 を少なくとも有することを特徴とする映像信号の記録再
    生方法。
  2. 【請求項2】前記第2のステップは、受信チャンネル変
    更操作前の受信チャンネル映像信号を所定時間動画信号
    として供給して後に、前記受信チャンネル映像信号より
    生成したポーズ画像信号を供給するようになすことを特
    徴とする請求項1記載の映像信号の記録再生方法。
  3. 【請求項3】設定された受信チャンネルを受信して得ら
    れる映像信号をランダムアクセス可能な記録媒体に記録
    すると共に、記録された直後の前記映像信号を読み出
    し、その読み出して得られる映像信号を出力する映像信
    号記録再生装置において、 前記受信チャンネルが変更操作されたときに受信チャン
    ネル変更信号を生成する受信チャンネル設定手段と、 その受信チャンネル設定手段により生成された受信チャ
    ンネル変更信号が供給されたときは、受信チャンネルの
    変更操作前に前記記録媒体に記録された受信チャンネル
    映像信号を前記記録媒体から読み出して供給する、及び
    /又は受信チャンネルが変更中であることを示す画像信
    号を生成して供給する信号供給手段と、を少なくとも具
    備して構成することを特徴とする映像信号記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】前記信号供給手段は、前記受信チャンネル
    変更前の受信チャンネル映像信号を動画信号として再生
    した後に、その受信チャンネル映像信号の一部をポーズ
    画像信号として供給するように構成することを特徴とす
    る請求項3記載の映像信号記録再生装置。
  5. 【請求項5】前記信号供給手段は、受信チャンネルの設
    定が複数回続けてなされるとき、その設定終了から所定
    時間経過するまで、少なくとも前記記録媒体の再生手段
    より再生された前記受信チャンネル変更前の受信チャン
    ネル映像信号、又はその映像信号の一部を供給するよう
    に構成することを特徴とする請求項3記載の映像信号記
    録再生装置。
JP2000355460A 2000-11-22 2000-11-22 映像信号の記録再生方法、及び映像信号記録再生装置 Pending JP2002158956A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006529061A (ja) * 2003-07-21 2006-12-28 トムソン ライセンシング チャネル変化を通して記録するパーソナルビデオレコーダ
US7454126B2 (en) 2002-07-09 2008-11-18 Funai Electric Co., Ltd. Hard disk recorder having time-shift playback function

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7454126B2 (en) 2002-07-09 2008-11-18 Funai Electric Co., Ltd. Hard disk recorder having time-shift playback function
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