JP2002158193A - 半導体発光素子の製造方法およびその製造方法に用いられる定形の透明基板およびその製造方法で製造された半導体レーザ素子 - Google Patents

半導体発光素子の製造方法およびその製造方法に用いられる定形の透明基板およびその製造方法で製造された半導体レーザ素子

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JP2002158193A JP2000354604A JP2000354604A JP2002158193A JP 2002158193 A JP2002158193 A JP 2002158193A JP 2000354604 A JP2000354604 A JP 2000354604A JP 2000354604 A JP2000354604 A JP 2000354604A JP 2002158193 A JP2002158193 A JP 2002158193A
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Toshio Onishi
敏生 大西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】割れを発生させずに、半導体ウェハの厚みを5
0μm程度に精度よく加工できるコスト安な半導体発光
素子の製造方法を提供する。 【解決手段】定形の透明な基板7に、両面粘着シート4
を介して、不定形の半導体ウェハ1を貼付け、これを研
削することにより前記半導体ウェハ1の厚みを薄く加工
する半導体発光素子の製造方法であって、前記基板7に
は、両面粘着シート4と基板7との間に介在する気泡9
を取り除くための貫通孔10を開設し、その貫通孔10
から前記気泡9を取り除いて後、半導体ウェハ1を研削
加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハの厚
み加工に用いられる半導体発光素子の製造方法およびそ
の製造方法に用いられる定形の透明基板およびその製造
方法で製造された半導体レーザ素子に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェハを、例えば、厚み200μ
m程度に薄く加工する場合、従来では、熱剥離両面粘着
シート等で半導体ウェハを基板に貼り付けて仮固定した
後に、バックグラインド法によって、貼り付けられた半
導体ウェハの裏面を研削(厚み加工)し、厚み加工が終
了した後に、半導体ウェハを基板から取り外すような方
法が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の厚み加工方法では、例えば、図4(A)
(B)に示すように、両面粘着シート4と基板17との
間に気泡9…が介在(残留)したままになっていること
があり、そのような場合に、半導体ウェハ1の厚みを更
に薄く50μm程度に加工しようとすると、図4(A)
に示すように、その気泡9と対応する部分11aが薄く
削られ過ぎ、研削中又は両面粘着シート4から半導体ウ
ェハ1を取り外す時等に、その薄くなった部分11aが
割れてしまうことがあった。
【0004】また、厚み加工を終了した後には、通常、
研削時に生じた破砕層を除去するため、エッチングがお
こなわれるが、図4(A)のように気泡9が残留してい
る場合には、エッチング中のエッチャントの温度により
その気泡9が膨張する。気泡9が膨張すると、図4
(B)に示すように、研削された半導体ウェハ1の薄く
なった部分11aにストレスが集中してクラックが入
り、その部分が割れてしまう。
【0005】このような割れが発生すると、加工枚数が
余分に増加して加工工数が増え、かつ、後工程での作業
性の低下をも招来していた。しかも、小さく割れてしま
った半導体ウェハは修復が困難で再使用できず廃棄しな
ければならなかった。そのため、製品の歩留りが低下
し、製品コストの上昇を招いていた。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、割れを発生させずに、半導体ウェハの厚みを50μ
m程度に精度よく加工できるコスト安な半導体発光素子
の製造方法およびその製造方法に用いられる定形の透明
基板およびその製造方法で製造された半導体レーザ素子
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するための手段を以下のように構成している。
【0008】(1)定形の基板に、両面粘着シートを介
して、不定形の半導体ウェハを貼付け、これを研削する
ことにより前記半導体ウェハの厚みを薄く加工する半導
体発光素子の製造方法であって、前記定形な基板には、
両面粘着シートと前記定形な基板との間に介在する気泡
を取り除くための貫通孔を開設し、前記気泡を前記貫通
孔から取り除いて後、前記半導体ウェハを研削加工する
ことを特徴とする。
【0009】この構成によれば、不定形の半導体ウェハ
であっても、定形な基板に貼付けることで、厚み加工工
程の自動化が容易になり生産性が向上する。また、両面
粘着シートと定形の基板との間に介在する気泡を貫通孔
から除去した後に、研削加工をおこなうので、従来のよ
うに、気泡の存在によってその部分の半導体ウェハが薄
く削られ過ぎて割れが発生するような不具合の発生を回
避することができ、製品の歩留りが向上し、コスト安
に、半導体ウェハの厚みを均一に精度よく加工すること
ができる。
【0010】(2)前記定形の基板は、透明とし、か
つ、前記両面粘着シートと定形の基板との間に介在した
気泡を、外部から目視で確認できるように構成したこと
を特徴とする。
【0011】この構成によれば、気泡の存在を研削前に
外部から目視で確認することができるため、気泡が残留
していれば、一旦、半導体ウェハを基板から取り外して
再度貼り直すか、真空オーブンで除去する等して、気泡
のない状態とした後で、研削することができる。
【0012】(3)前記定形の基板は、耐エッチング性
に優れた石英ガラスからなることを特徴とする。
【0013】半導体ウェハの研削面には、通常、5〜1
0μmの破砕層が存在するが、これを除去するために
は、酸やアルカリによるエッチングが必要となる。この
構成によれば、耐エッチング性に優れた石英ガラスで定
形の基板を形成しているため、研削工程とエッチング工
程とを連続して処理することができ、半導体ウェハの生
産性が向上する。
【0014】(4)前記定形の基板は、同時に複数の半
導体ウェハを貼付けできる程度の大きさに設定されたこ
とを特徴とする。
【0015】この構成によれば、複数の半導体ウェハを
1枚の基板に貼り付けることにより、同時に複数枚の半
導体ウェハを加工することができ、生産性が向上する。
【0016】(5)前記両面粘着シートは、同時に複数
の半導体ウェハを貼付けできる程度の大きさであり、か
つ、前記定形の基板より小さく設定されていることを特
徴とする。
【0017】この構成によれば、両面粘着シートを介し
て複数の半導体ウェハを1枚の基板に貼り付けることに
より、同時に複数枚の半導体ウェハを加工することがで
き、生産性が向上する。
【0018】(6)前記貫通孔を複数設けたことを特徴
とする。
【0019】この構成によれば、真空オーブンにより、
両面粘着シートと定形の基板との間に介在する気泡を、
複数の貫通孔から効率よく取り除くことができる。
【0020】(7)前記貫通孔同士の間隔は10mm未
満であることを特徴とする。
【0021】1つの貫通孔(内径0.7mmφ程度)に
よって気泡を取り除くことができる範囲は直径10mm
φ程度であるから、この構成のように、貫通孔同士の間
隔を10mm未満としたことにより、気泡を完全に除去
することができる。
【0022】(8)前記貫通孔は前記両面粘着シートを
貼り付ける部分のみに設けたことを特徴とする。
【0023】半導体ウェハを研削する際には、定形の基
板を真空吸着によりウェハチャックテーブルに固定する
必要があるが、この構成によれば、両面粘着シートを貼
り付ける部分以外には貫通孔がないため、基板の真空吸
着が可能となる。
【0024】(9)前記請求項1〜8のいずれかに記載
の半導体発光素子の製造方法に用いるための定形の透明
基板であって、気泡を取り除くための貫通孔を開設して
なることを特徴とする。
【0025】この構成によれば、簡単な加工で貫通孔を
形成した定形の透明基板を用いることにより、研削過程
に入る前に、両面粘着シートとの間に介在している気泡
を目視で確認し、かつ、これを除去することができ、精
度の高い研削加工が可能となる。
【0026】(10)前記請求項1〜8のいずれかに記
載の半導体発光素子の製造方法により製作された半導体
レーザ素子であって、厚み加工精度が高く、レーザの発
光点位置を半導体レーザ素子の厚みの中心部に精度良く
設けたことを特徴とする。
【0027】この構成によれば、レーザの発光点位置を
半導体レーザ素子の厚みの中心部に精度良く設けるの
で、3ビーム法を用いた光ピックアップに用いることが
できる半導体レーザ素子が得られる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態に係
る半導体発光素子の製造方法およびその製造方法に用い
られる定形の透明基板およびその製造方法で製造された
半導体レーザ素子について図面を参照しつつ説明する。
【0029】図1(A)(B)(C)は、半導体発光素
子の製造方法での半導体ウェハの貼り付け方法を段階的
に示す模式的説明図で、まず、図1(A)にて、1は研
削加工の対象となる半導体ウェハ、2は半導体ウェハ1
をセットするためのウェハチャックテーブルで、その中
央に形成された凹部3に、半導体ウェハ1が加工面を下
にして真空吸着等によりセットされる。4は両面粘着シ
ート、5は両面粘着シート4を保持するためのシート保
持ピンで、そのシート保持ピン5の上に両面粘着シート
4がセットされる。
【0030】6は半球状のゴム体で、図1(B)に示す
ように、このゴム体6を押し下げることによって、両面
粘着シート4の中心部を押さえ、半導体ウェハ1の中心
部から外側に向けて気泡を押し出すようにして両面粘着
シート4を半導体ウェハ1に貼り付ける。その際に、両
面粘着シート4のシート保持ピン5…は、ゴム体6が下
降し両面粘着シート4に接触すると同時にウェハチャッ
クテーブル2に打ち込まれ、両面粘着シート4の貼り付
けが終了すると、ゴム体6のみが上昇退避する。
【0031】次に、図1(C)に示すように、石英ガラ
スからなる定形の透明な基板7を、ウェハチャックテー
ブル2にセットされている基板保持ピン8の上にセット
し、上方から、ゴム体6を押し下げて、定形の透明な基
板7を押さえることで、半導体ウェハ1に貼り付けられ
た両面粘着シート4に定形の透明な基板7を貼り付け
る。その際に、基板保持ピン8は、ゴム体6が下降して
定形の透明な基板7に接触すると同時にウェハチャック
テーブル2に打ち込まれる。
【0032】以上のようにして、両面粘着シート4を介
して、半導体ウェハ1が定形(円形状)の透明な基板7
に貼り付けられる。貼り付けが終了すると、半導体ウェ
ハ1の真空吸着が解除され、シート保持ピン5、及び、
基板保持ピン8、更にはゴム体6が同時に上昇し、ウェ
ハチャックテーブル2から、両面粘着シート4と半導体
ウェハ1と一体となった定形の透明な基板7が取出され
る。
【0033】図2(A)(B)(C)は、両面粘着シー
ト4と定形の透明な基板7との間に介在(残留)する気
泡9…を、真空オーブン(図示省略)によって取り除く
工程を模式的に示す説明図で、両面粘着シート4と定形
の透明な基板6との間に介在する気泡9…を完全に除去
するために、定形の透明な基板7には、直径0.7mm
程度の貫通孔10…が10mm未満の間隔で形成されて
おり、この定形の透明な基板7と両面粘着シート4と半
導体ウェハ1を真空オーブンに入れ真空引きをおこな
う。
【0034】これにより、両面粘着シート4と定形の透
明な基板7との間の気泡9…が、貫通孔10…から完全
に吸い出されて除去される。気泡9が完全に除去されな
かった場合には、基板7が透明であるため、外部からこ
れを目視で明確に確認することができ、気泡9が完全に
除去されるまで真空オーブン内での真空引きを継続すれ
ばよい。
【0035】この様にして、気泡9が完全に除去された
状態では、図2(C)に示すように、平坦で定形の透明
な基板7に両面粘着シート4が平坦な密着状態で貼り付
けられ、半導体ウェハ1も、定形の透明な基板7に対し
て平坦な状態で貼り付けられている。このような平坦な
状態で貼り付けられた半導体ウェハ1を上面側として、
研削盤で研削することにより、図3に示すように、その
厚みを60μmまで精度よく均一に加工することができ
る。なお、定形の透明な基板7に形成した貫通孔10…
は全て両面粘着シート4で覆われるものとし、これによ
り、定形の透明な基板7を研削盤のステージに真空吸着
させることが可能となる。
【0036】これに対して、前述したように、従来で
は、図4(A)に示すように、研削段階にて、両面粘着
シート4と基板17との間に気泡9…が介在したままに
なっていることがあっても、その気泡9…を除去するこ
とができず、また、その気泡9…の存在を確認すること
すらできなかった。
【0037】このような状態で、半導体ウェハ1の厚み
を50μm程度に加工しようとすると、気泡が大きい場
合には、その気泡9と対応する部分11aだけが20μ
m程度薄く削られてしまい、加工精度が著しく低下する
だけでなく、研削中又は両面粘着シート4から半導体ウ
ェハ1を取り外す時等に、その薄くなった部分が割れて
しまうことがあった。
【0038】ところで、前述したように、研削による厚
み加工を終了した後には、通常、研削時に生じた破砕層
を除去するため、エッチングがおこなわれる。図4
(A)に示すように、気泡9が残留している場合には、
エッチング中のエッチャントの温度によりその気泡9が
膨張する。
【0039】気泡9が膨張すると、図4(B)に示すよ
うに、従来方法によって研削された半導体ウェハ1の薄
くなった部分11aにストレスが集中してクラックが入
り、その部分11aが割れてしまう。本発明では、この
ような気泡を真空引きによって除去しているため、この
ようなエッチング工程での割れは発生しない。
【0040】次に、エッチングが終わった半導体ウェハ
1を基板17から取り外す段階では、両面粘着シート4
が、熱剥離タイプの場合は、ホットプレート等による加
熱処理をおこない、また、紫外線剥離タイプの場合に
は、紫外線ランプの照射をおこなうが、その際にも、従
来のように、気泡9が残留していると、熱によって膨張
し、研削された半導体ウェハ1が変形して割れてしまう
が、本発明では、真空引きによって、気泡9を除去して
いるため、このような割れが発生することはない。
【0041】以上のように、本発明の方法では、微細な
貫通孔10…を形成した定形の透明な基板7を用いるこ
とにより、研削工程に入る前に、予め、気泡9を除去し
ているため、厚み加工中に、半導体ウェハ1が割れるこ
となく、コスト安に、その厚みを50μm程度に精度よ
く加工することができる。特に、レーザの発光点位置を
半導体レーザ素子の厚みの中心部に設け、3ビーム法を
用いた光ピックアップに用いられる高性能な半導体レー
ザ素子を歩留りよく安価に提供することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以下のような効果を奏する。
【0043】請求項1によれば、不定形の半導体ウェハ
であっても、定形な基板に貼付けることで、厚み加工工
程の自動化が容易になり生産性が向上する。また、両面
粘着シートと定形の基板との間に介在する気泡を貫通孔
から除去した後に、研削加工をおこなうので、従来のよ
うに、気泡の存在によってその部分の半導体ウェハが薄
く削られ過ぎて割れが発生するような不具合の発生を回
避することができ、製品の歩留りが向上し、コスト安
に、半導体ウェハの厚みを均一に精度よく加工すること
ができる。
【0044】請求項2によれば、気泡の存在を研削前に
外部から目視で確認することができるため、気泡が残留
していれば、一旦、半導体ウェハを基板から取り外して
再度貼り直すか、真空オーブンで除去する等して、気泡
のない状態とした後で、研削することができる。
【0045】請求項3によれば、耐エッチング性に優れ
た石英ガラスで定形の基板を形成しているため、研削工
程とエッチング工程とを連続して処理することができ、
半導体ウェハの生産性が向上する。
【0046】請求項4によれば、複数の半導体ウェハを
1枚の基板に貼り付けることにより、同時に複数枚の半
導体ウェハを加工することができ、生産性が向上する。
【0047】請求項5によれば、両面粘着シートを介し
て複数の半導体ウェハを1枚の基板に貼り付けることに
より、同時に複数枚の半導体ウェハを加工することがで
き、生産性が向上する。
【0048】請求項6によれば、真空オーブンにより、
両面粘着シートと定形の基板との間に介在する気泡を、
複数の貫通孔から効率よく取り除くことができる。
【0049】請求項7によれば、貫通孔同士の間隔を1
0mm未満としたことにより、気泡を完全に除去するこ
とができる。
【0050】請求項8によれば、両面粘着シートを貼り
付ける部分以外には貫通孔がないため、基板の真空吸着
が可能となる。
【0051】請求項9によれば、簡単な加工で貫通孔を
形成した定形の透明基板を用いることにより、研削過程
に入る前に、両面粘着シートとの間に介在している気泡
を目視で確認し、かつ、これを除去することができ、精
度の高い研削加工が可能となる。
【0052】請求項10によれば、レーザの発光点位置
を半導体レーザ素子の厚みの中心部に精度良く設けるの
で、3ビーム法を用いた光ピックアップに用いることが
できる半導体レーザ素子が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る半導体ウェハの貼り
付け方法を模式的に示す説明図である。
【図2】同両面粘着シートと定形の基板との間に残った
気泡を取り除く方法を模式的に示す説明図である。
【図3】同気泡を除去した後に厚み加工をおこなった半
導体ウェハの断面図である。
【図4】従来方法により気泡が残留した状態で研削され
た半導体ウェハおよびエッチングによって割れが発生し
た状態を示す模式的な断面図。
【符号の説明】
1−半導体ウェハ 4−両面粘着シート 7−定形の透明な基板 9−気泡 10−貫通孔

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定形の基板に、両面粘着シートを介し
    て、不定形の半導体ウェハを貼付け、これを研削するこ
    とにより前記半導体ウェハの厚みを薄く加工する半導体
    発光素子の製造方法であって、 前記定形な基板には、両面粘着シートと前記定形な基板
    との間に介在する気泡を取り除くための貫通孔を開設
    し、 前記気泡を前記貫通孔から取り除いて後、前記半導体ウ
    ェハを研削加工することを特徴とする半導体発光素子の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記定形の基板は、透明とし、かつ、前
    記両面粘着シートと定形の基板との間に介在した気泡
    を、外部から目視で確認できるように構成したことを特
    徴とする請求項1に記載の半導体発光素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記定形の基板は、耐エッチング性に優
    れた石英ガラスからなることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の半導体発光素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記定形の基板は、同時に複数の半導体
    ウェハを貼付けできる程度の大きさに設定されたことを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体
    発光素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記両面粘着シートは、同時に複数の半
    導体ウェハを貼付けできる程度の大きさであり、かつ、
    前記定形の基板より小さく設定されていることを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の半導体発光素
    子の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記貫通孔を複数設けたことを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれかに記載の半導体発光素子
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記貫通孔同士の間隔は10mm未満で
    あることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記
    載の半導体発光素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記貫通孔は前記両面粘着シートを貼り
    付ける部分のみに設けたことを特徴とする請求項1ない
    し7のいずれかに記載の半導体発光素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記請求項1〜8のいずれかに記載の半
    導体発光素子の製造方法に用いるための定形の透明基板
    であって、気泡を取り除くための貫通孔を開設してなる
    ことを特徴とする定形の透明基板。
  10. 【請求項10】 前記請求項1〜8のいずれかに記載の
    半導体発光素子の製造方法により製作された半導体レー
    ザ素子であって、厚み加工精度が高く、レーザの発光点
    位置を半導体レーザ素子の厚みの中心部に精度良く設け
    たことを特徴とする半導体レーザ素子。
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