JP2002157557A - 二段開閉式蓋ｐｃカードケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】ＰＣカードにプラグコネクタを装着した状態で
はＰＣカードケースに収納することが出来ず、ＰＣカー
ドにインターフェースコネクタを装着したまま放置して
いたら、カードが破損したり、汚れたりして故障の原因
になっていた。 【解決手段】ＰＣカードケースにプラグコネクタ接続・
未接続時の開閉式蓋等を取り付けることを特徴とする二
段開閉式蓋ＰＣカードケースである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、ＰＣカード等の
カード状電子機器の保管、携帯時等に用いられる保護ケ
ースに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のＰＣカードケースは図７に示すよ
うに、ＰＣカードケース本体１（Ｂ）となっているもの
であり、例えば図6に示すようなカード本体（３１）に
プラグコネクタ（３５）を装着した状態で収容すること
が困難なことにより、ケース収容時にプラグコネクタ
（３５）をカード本体（３１）の接続部（３３）から離
脱する必要があるために、そのプラグコネクタ（３５）
を含むケーブル（３６）と、カード本体（３１）とを別
々に保管しなければならないことで、その管理が面倒で
あるという問題を有する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
従来技術によれば、ＰＣカードにプラグコネクタを装着
した状態ではＰＣカードケースに収納することが出来
ず、ＰＣカードにインターフェースコネクタを装着した
まま放置していたら、カードが破損したり、汚れたりし
て故障の原因になっていた。そこで、この発明は、ＰＣ
カードにプラグコネクタ（インターフェースコネクタ）
を装着したままでもＰＣカードケースにＰＣカード等を
収納可能にし、なおかつ、カードの破損や汚れ防ぐこ
と、また、精密部でもある不安定な接続部（３３）を安
定に保持することができる。そして、ＰＣカードからプ
ラグコネクタを離脱した場合においても開閉式蓋等
（５）を設けることで以上の双方の状態でも信頼性の高
い確実な保護を実現した二段開閉式蓋ＰＣカードケース
（ＰＣカードケース）を提供することを課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、ＰＣカードケースにプラグコ
ネクタ接続・未接続時の開閉式蓋等を取り付けることを
特徴とする二段開閉式蓋ＰＣカードケースである。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面を参照して説明する。この図1で示すように、本発明
の二段開閉式蓋ＰＣカードケース（Ａ）はプラグコネク
タ接続・未接続時開閉式蓋（５）を有するケース本体
（１）とＰＣカード一端部（３０）が挿入される挿入部
（４）を有したケース本体（２）を凹凸（３）の軸を介
して矢印方向に開閉自在に組み合わされる略箱状のＰＣ
カード（３１）収納部が形成するものであり、また、開
閉式蓋（５）には爪（６）が取り付けられており、この
爪（６）と接するカードケース（２）には爪の大きさの
分だけスペース（７）が設けられていて、開閉式蓋
（５）を閉じ、ケース本体（１）とケース本体（２）を
閉じている状態から開けやすくしている。図1はプラグ
コネクタ接続・未接続時開閉式蓋（５）および、ケース
本体（１）とケース本体（２）は開いた状態で示されて
いる。図2のケース本体（１）は、略箱状に形成され、
その一端に1対の軸（３）がケース本体（２）の一端部
（３）に対応して突設される。そして、この軸（３）
は、ケース本体（２）の一端に開閉自在に係合される。
これにより、ケース本体（１）とケース本体（２）は開
閉自由に組み合わされ、その閉寒状態で、ＰＣカード本
体（３１）が収容可能な収容を形成する。また、ケース
本体（１）と開閉式蓋（５）は軸（２０）で回動自在に
係合され、ケース本体（１）の（９）と開閉式蓋（５）
の（２６）の半円球の凹凸で開閉式蓋（５）の閉鎖を可
能とし、開閉式蓋（５）の一端部（２１）に丸みを付け
ることにより、少ないスペースで開閉式蓋（５）の開け
閉めが可能となる。また、開閉式蓋（５）に近接するケ
ース本体（１）の縁（２２）は周りの縁（２３、２４、
２５）より太目にとることで、軸（２０）の取り付けス
ペースが取れる。図1と図3の（８）は、ケース本体
（２）に設けられる案内部で、ＰＣカード本体（３１）
のフレーム部（３４）を挿入部（４）に案内するもので
ある。このように、上記二段開閉式蓋ＰＣカードケース
は、ケース本体（２）にＰＣカード本体（３１）のデー
タ処理装置挿入側のフレーム部（３０）が挿入される挿
入部（４）を設けて、このケース本体（２）に対してケ
ース本体（１）を開閉自在に組み付け、このケース本体
（１）にカード本体（３１）のプラグコネクタ接続部
（３３）に対応してプラグコネクタ接続・未接続時の開
閉式蓋（５）を形成するように構成した。この実施形態
によれば、二段開閉式蓋ＰＣカードケース（図１）
（Ａ）はプラグコネクタ接続、未接続時の開閉式蓋を設
けることによりＰＣカード本体（３１）にプラグコネク
タ（３５）を接続したままでもＰＣカード本体（３１）
部を収容でき、なお且つ、プラグコネクタの一端部（３
２）は、ケース本体（１）の（２２）とケース本体
（２）の（１０）と開閉式蓋（５）の丸みを帯びた部分
（２１）とでプラグコネクタの一端部（３２）を上下左
右から支えることにより、ＰＣカード本体（３１）とプ
ラグコネクタ（３５）の不安定な繋ぎめ（３３）を安定
に保持できる。また、プラグコネクタ（３５）をＰＣカ
ード本体（３１）から取り外した（未接続）時でもプラ
グコネクタ接続・未接続時の開閉式蓋（５）を閉めるこ
とにより、ＰＣカード（３１）等の破損や汚れを防ぎ、
より信頼性の高い確実な収納保護が実現される。なお、
上記実施の形態では、収納カードはＰＣカード（３１）
で、これにプラグコネクタ（３５）を接続・未接続され
る構成のものに適用した場合で説明したが、これに限る
ことなく、その他、各種カード状電子機器等においても
適用可能である。また上記実施の形態では、ケース本体
（１）に開閉式蓋（５）を設けて構成したが、これに限
ることなく、必要に応じて、開閉式蓋部分を上下左右に
動くスライド式にしたり、二段開閉式蓋ＰＣカードケー
ス（図1）（Ａ）本体をポリプロピレン、ポリスチレ
ン、ポリエチレン等で構成するならヒンジキャップに類
似した開閉式蓋を用いてもよい。よって、この発明は、
上記実施の形態に限ることなく、その他、この発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることは勿
論のことである。

【０００６】

【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
ＰＣカードにプラグコネクタ（インターフェースコネク
タ）を装着したままでもＰＣカードケースにＰＣカード
等を収納可能にし、なおかつ、カードの破損や汚れ防ぐ
こと、そして、精密部でもある不安定な接続部（３３）
を安定に保持することができる。また、ＰＣカードから
プラグコネクタを離脱した場合においても開閉式蓋等
（５）を設けることで以上の双方の状態でも信頼性の高
い確実な保護を実現した二段開閉式蓋ＰＣカードケース
（ＰＣカードケース）を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図1】本発明の第１実施例を示す全体斜視図である。

【図２】第１実施例のプラグコネクタ接続・未接続時の
開閉式蓋を有するカードケース単体平面図である。

【図３】第１実施例のＰＣカード一端部が挿入される挿
入部を有したカードケースの単体平面図である。

【図４】第１実施例カードケース（図２と図３）を組み
合わせた時のプラグコネクタ接続・未接続時の開閉式蓋
を正面に見た正面図である。

【図５】開閉式蓋部分の拡大傾視図である。

【図６】ＰＣカード本体にプラグコネクタ（インターフ
ェースコネクタ）を接続した図である。

【図７】従来技術を示す斜視図である。

【符号の説明】

（Ａ） 二段開閉式蓋ＰＣカードケース （Ｂ） 従来のＰＣカードケース （１） プラグコネクタ接続・未接続時の開閉式蓋有す
るケース本体 （２） ＰＣカードの挿入部を有したケース本体 （３） 軸部（系合部） （４） ＰＣカード一端部の挿入部 （５） プラグコネクタ接続・未接続時の開閉式蓋 （６） プラグコネクタ接続・未接続時の開閉式蓋の爪 （７） プラグコネクタ接続・未接続時の開閉式蓋の爪
部分のスペース部 （８） 案内部 （９） 半円球の凹凸部 （１０）プラグコネクタ支え部 （２０）開閉式蓋の軸部（系合部） （２１）開閉式蓋の丸みを帯びた一端部 （２２）開閉式蓋に近接するケース本体（１）の縁 （２３）ケース本体（１）のフレーム部 （２４）ケース本体（１）のフレーム部 （２５）ケース本体（１）のフレーム部 （２６）半円球の凹凸部 （３０）ＰＣカード一端部 （３１）ＰＣカード本体 （３２）プラグコネクタ一端部 （３３）プラグコネクタ接続部 （３４）ＰＣカード本体フレーム部 （３５）プラグコネクタ （３６）ケーブル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ＰＣカードケースにプラグコネクタ接続・
   未接続時の開閉式蓋等を取り付けることを特徴とする二
   段開閉式蓋ＰＣカードケース。