JP2002157164A - データ一貫性メモリ管理システム及び方法及び関連するマルチプロセッサネットワーク - Google Patents

データ一貫性メモリ管理システム及び方法及び関連するマルチプロセッサネットワーク

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JP2002157164A JP2001288606A JP2001288606A JP2002157164A JP 2002157164 A JP2002157164 A JP 2002157164A JP 2001288606 A JP2001288606 A JP 2001288606A JP 2001288606 A JP2001288606 A JP 2001288606A JP 2002157164 A JP2002157164 A JP 2002157164A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、プロセッサのキャッシュと主メモ
リの間の一貫性を保証することが可能な、データ一貫性
のメモリ管理のためのシステムを提供することを目的と
する。 【解決手段】 本発明は、少なくとも2つのプロセッサ
(1,2)によりアクセスできる主メモリ(4)に関す
るデータ一貫性のメモリ管理のためのシステムと方法に
関連し、交換領域と呼ばれる主メモリの共通領域(9)
へのプロセッサの共有されたアクセス管理のためのアセ
ンブリーと、キャッシュメモリを伴なう第1のプロセッ
サと交換領域の間のデータコピーを行うコピーモジュー
ル(12,13)と、交換領域と第2のプロセッサの間
のデータ転送をするデータ転送モジュール(12,1
3)を有する。第1のプロセッサが、第1と第2のプロ
セッサの間のデータの転送の要求を出したときには、第
2のプロセッサにより制御されるトリガ手段は、コピー
モジュールと転送モジュールをトリガする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ一貫性メモ
リ管理システム及び方法及び関連するマルチプロセッサ
ネットワークに関連する。
【0002】
【従来の技術】100MHz以上の速度でクロックが供
給される高速プロセッサは、一般的には、効率的に動作
することが可能なように、単にキャッシュとも呼ばれ
る、キャッシュメモリを使用する。そのようなキャッシ
ュは、(同期アクセスメモリ又はSDRAMのような)
主メモリ内に存在する幾つかのデータを、主メモリより
も非常に高速なアクセス時間を提供するメモリへ複製す
る。従来のシステムでは、キャッシュはコストと大きさ
の理由のためにサイズが制限され、そして、主メモリの
小部分のみが所定のに間にキャッシュ内に存在する。改
善されたシステムでは、幾つかのレベルのキャッシュが
従属に接続され、各々のレベルは、データ項目へアクセ
スするための時間とその蓄積容量により規定されてい
る。習慣的に、第1のキャッシュレベルはプロセッサの
速度でデータへアクセスすることを可能とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】幾つかのプロセッサが
同じ主メモリを使用する、いわゆるマルチマスタ環境で
は困難性が現れる。特にデータ一貫性は、読出し及び書
き込みの両方のモードで、情報の上書きの危険無く、主
メモリとキャッシュ又は、複数のキャッシュ間で保証さ
れねばならない。
【0004】これは特に”ライト−バック(write
−back)”キャッシュモードでは顕著である。その
ようなモードでは、関連するプロセッサによりキャッシ
ュに直接書き込みが行われ、そして、キャッシュのデー
タを更新するための動作中(ダンピング又はフラッシ
ュ)にのみ主メモリへ行われ、一方、いわゆる”ライト
−スルー(write−through)”キャッシュ
モードでは、これに対して、キャッシュから主メモリに
実時間で行われる。キャッシュと主メモリの間の転送の
低い周波数を必要とするので、ライト−バックモード
は、その効率により区別される。しかし、キャッシュと
主メモリの間のデータの一貫性は、全てのときに保証は
されていない。現在使用されているキャッシュに関連す
る以外のプロセッサによる主メモリからのデータの読出
しは、問題を発生する。
【0005】キャッシュが現在他のプロセッサにより使
用されているときに、ライト−バックとライトスルーモ
ードの両方に存在する他の問題は、プロセッサによる主
メモリ内のデータの書き込みに関連する。キャッシュか
ら主メモリに情報を転送するときには、主メモリ内に登
録されているデータは実際に上書きの危険がある。
【0006】ハードウェア又はソフトウェア手段に依存
する、幾つかの解決方法がこれらの困難性を修復するの
に使用されている。それらは、どの時点でも、メモリデ
ータは1つのマスタに属する。(いわゆる”スヌープ”
技術のような)データの一貫性を保証するハードウェア
手段は、慣習的に複雑な解決方法を実行し、そこでは、
主メモリ内のデータ項目にアクセスするどのマスタも、
キャッシュを有するサブアセンブリーがそれを操作する
前にデータ項目を所有しないことが保証されねばならな
い。そのような場合には、データ項目は、メモリ書き込
み機構により、主メモリへ又はマスタへ利用できるよう
になされる。その複雑さと設置のコストに加えて、これ
らのシステムはプロセッサに通過帯域が割り当てられる
ことを保証する。それらは、停滞を通して処理時間を不
利にする。
【0007】データの一貫性を保証するソフトウェア手
段は、慣習的に、データのセグメント化された管理を即
ち、各マスタが、1つ又はそれ以上の専用のメモリ空間
を備え且つ共有可能なメモリ領域を備えるように組織化
された管理を強いる。マスタに専用のメモリ空間は、こ
のマスタに関連するキャッシュによってのみアクセスす
ることが可能であり、そこでは、他のマスタとデータは
共有されず、一方、共有可能なメモリ領域は、キャッシ
ュによってはアクセスできず、そして、データ交換領域
として働く。データの一貫性を保証する他のソフトウェ
ア手段は、キャッシュと主メモリの間のこのデータの一
貫性を保証するためにキャッシュデータブロックを操作
できる、キャッシュを管理するための特定のプロセッサ
命令を実行する。この手段も、書き込み動作(上書きの
危険)を通して同じデータブロックにアクセスすること
から、異なるマスタを予め排除するために、これらの命
令により操作されるデータブロックサイズを考慮するた
めに、組織化されたデータ管理を強制する。
【0008】全ての場合において、これらのソフトウェ
ア技術は、正確な同期と、システムのマルチプロセッサ
動作に関連する制約を統合する初期の全体的な設計を必
要とする。さらに、それらは、全てのプロセッサ内でキ
ャッシュと主メモリの間のデータの交換に適合された管
理プログラムが、各々のプロセッサ内で利用できるよう
になされることを必要とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、1つ又はそれ
以上のプロセッサのキャッシュと主メモリの間の一貫性
を保証することが可能な、少なくとも2つのプロセッサ
によりアクセス可能な主メモリに関連するデータ一貫性
のメモリ管理のためのシステムに関連する。本発明のメ
モリ管理システムは、主メモリ内の読出し及び/又は書
き込みモードでのこの一貫性を保証することができ、そ
して、現在ある方法に関して、信頼性ある、経済的な且
つ簡易な設置と実行を可能とする。特にマルチプロセッ
サ動作が単一プロセッサシステムのアップグレードから
の結果であるときに、これらの優位点を提供する。更
に、既知のハードウェア手段と比較して、高速処理速度
を提供する。
【0010】本発明はまた、上述の優位点を有する、本
発明に従ったメモリ管理システムを統合するマルチプロ
セッサネットワークと、一貫性メモリ管理方法に関連す
る。
【0011】特にオーディオビジュアル分野、特にディ
ジタル復号器に適用される。
【0012】このために、本発明の主題は、少なくとも
2つのプロセッサによりアクセス可能な主メモリに関連
するデータ一貫性のメモリ管理のためのシステムであ
る。少なくとも1つのこれらのプロセッサは、このプロ
セッサの割当領域と呼ばれる、主メモリの少なくとも1
つの領域に関連する1つ又はそれ以上の1つのキャッシ
ュメモリを備えている。この管理システムは、−交換領
域と呼ばれる、主メモリの少なくとも1つの共通領域へ
の、プロセッサのアクセスの管理のためのアセンブリー
と、−これらのコピーモジュールは、一方では、関連す
る第1のプロセッサのキャッシュメモリ及び/又は割当
領域のうちの少なくとも1つよりなるメモリ作業空間
と、他方では、交換領域の間のデータコピーを実行でき
る、以後第1のプロセッサと指定される、少なくとも1
つのキャッシュメモリを備えた1つ又はそれ以上のプロ
セッサにそれぞれ関連する1つ又はそれ以上のコピーモ
ジュールと、−及び、各々が、交換領域と、関連する第
2のプロセッサとの間のデータを転送するための、第1
のプロセッサとデータを交換できる1つ又はそれ以上の
第2のプロセッサにそれぞれ関連する、1つ又はそれ以
上のデータ転送モジュールとを有する。
【0013】本発明によれば、一貫性管理システムは、
第1のプロセッサが、第1のプロセッサと第2のプロセ
ッサのメモリ作業空間の間のデータの転送を含む要求を
出したときには、第2のプロセッサにより制御され、第
1のプロセッサのコピーモジュールと第2のプロセッサ
の転送モジュールをトリガできるトリガ手段をも有す
る。
【0014】表現”コピーモジュール”及び、”転送モ
ジュール”は、特定の物理的物体として理解されること
は意図していないが、しかし、例えば、共にグループ化
されそして物理的に1つ又はそれ以上のハードウェアサ
ポートに集積される又は、これに対して、各々が幾つか
のサポート上で分散される、機能的な実体として理解さ
れることを意図している。
【0015】表現”データ”は、特に、メモリ内のデー
タを参照するとして及び、命令識別子として等しく理解
される。
【0016】コピーモジュールにより使用されるメモリ
作業空間は、データの読出し又は書き込み中に活性化さ
れている。このように、第1のプロセッサと交換される
データがキャッシュ内に存在するときには、キャッシュ
が読出しモードの出発点としてそして、書き込みモード
の到着点として働く。逆に、目的のデータがキャッシュ
により使用されていない割当領域のメモリ空間内にある
ときには、データは、主メモリのこの割当領域から又は
割当領域へ直接的に読出し又は書き込みが行われる。全
ての場合において、そのキャッシュ管理動作の内部の手
順に従って、第1のプロセッサは自分で要求されるデー
タを抽出し又は配置することができる。このように、交
換領域へのコピー又は、交換領域からのコピーは、何の
困難性もなく、そして、交換領域を介して行われる第2
のプロセッサとの転送を可能とする。
【0017】従って、キャッシュメモリを有するプロセ
ッサは、1つのキャッシュ又は幾つかのキャッシュが従
属に備えられ、複数のキャッシュの実現は、特定の困難
性の問題がない。
【0018】キャッシュメモリが設けられた1つ又はそ
れ以上のプロセッサは、本発明によれば、一貫性管理の
特徴から利益を受ける。一貫性メモリ管理システムは、
これら及び、特徴をキャッシュメモリを有するすべての
プロセッサに割り当てることが好ましい。変形の実施例
では、これらのプロセッサの幾つかのみがそれから利益
を受け、他は、一貫性を管理する他の手段を必要として
使用する。本発明の一貫性管理能力を備えるキャッシュ
メモリを有するプロセッサは、従って、しばしば、”第
1のプロセッサ”の役割を行い、そして、しばしば、”
第2のプロセッサ”の役割を行う。
【0019】このように、本発明のメモリ管理システム
は、キャッシュ管理を備える第1のプロセッサと、キャ
ッシュを伴なう又は伴なわない、第2のプロセッサの間
の、その通過が第2のプロセッサにより制御される、
(読出しモード及び/又は書き込みモードでの)交換さ
れるべき全ての情報の交換領域を通してのシステム的な
通過に依存している。
【0020】対照してみると、ハードウェア手段を伴な
う既知の技術では、情報は、割当領域及びキャッシュ
(又は、複数のキャッシュ)が一貫的になされた後に、
第2のプロセッサにより直接的に、主メモリ内の第1の
プロセッサの割当領域から又は割当領域へ読出し又は書
き込みが行われる。交換の前のこの更新は、上述の欠点
を有する。さらに、ソフトウェア手段を伴なう既知の技
術では、共有される情報は、主メモリの交換領域内に前
もって割り当てられねばならず又は、主メモリの領域の
割当の連続する変更に依存しなければならない。全ての
場合において、全体的な調整が必要とされそして、従っ
て、キャッシュメモリを有する各々のプロセッサの個々
の管理が適応されねばならない。特に、1つのプロセッ
サと交換領域の間のデータの各々の転送は、このプロセ
ッサにより開始されねばならず、従って、2つのプロセ
ッサ間の転送は、これらのプロセッサの管理のそれぞれ
の手段に必要的に関連する。
【0021】これらの欠点は、本発明のメモリ管理シス
テムにより解決することが出来ることが分かる。特に、
交換領域への転送の持ち越しによって、メモリ管理シス
テムはキャッシュメモリが設けられている各プロセッサ
の内部管理に関する困難性を回避する。更に、2つのプ
ロセッサ間のデータ転送は、他のプロセッサにより最初
に作られた要求に基づいて、2つのプロセッサの内の1
つにより全体的に制御されるので、設計の困難性とソフ
トウェア手段を伴なう従来技術の同期は克服される。
【0022】本発明のシステムは、キャッシュメモリを
有する単一プロセッサモードで動作するように元々設計
された第1のプロセッサに適用されるときに、特に有益
であることが分かる。このプロセッサ内のプログラムを
適応させるのは実際に複雑であり、そして、これはエラ
ーの実質的な危険を起こす。本発明は、単にこの第1の
プロセッサに、そのメモリ作業空間と交換領域の間のデ
ータをコピーするためのプログラム層を供給することに
より、この第1のプロセッサを第2のプロセッサ(又
は、複数のプロセッサ)と結合することを可能とする。
全体的な転送動作の制御は、第2のプロセッサに持ち越
され、そのために特定のメモリ管理ソフトが開発され
る。
【0023】目的とするコピーと転送は、 −交換メモリへ、第1のプロセッサの1つのキャッシュ
又は割当領域のいずれかのコピーを行い;そして、交換
メモリから第2のプロセッサの1つへの転送を行い、コ
ピーモジュールと転送モジュール及び、トリガ手段の能
力は、第2のプロセッサによる、第1のプロセッサによ
ってアクセス可能なデータの読出しに対応し;この特性
は、ライト−バックモードでの、第1のプロセッサによ
り処理されたデータの読出しの一貫性を保証することを
可能とする(このメモリの一貫性はライト−スルーモー
ドで自動的に保証される); −又は、第2のプロセッサの1つから交換メモリへの転
送及び、交換メモリから第1のプロセッサの1つのキャ
ッシュ又は割当領域へのコピーを行い;そして、コピー
モジュールと転送モジュール及びトリガ手段の能力は、
第2のプロセッサによる、第1のプロセッサによってア
クセス可能なデータの書き込みに対応し;この特徴は、
ライト−バックモードとライト−スルーモードの両方
で、第1のプロセッサにより処理されるべきデータの書
き込みの一貫性を保証し; −又は、その両方(両方向の一貫性能力)である。
【0024】トリガ手段は優位に、好ましくは交換領域
に、他のプロセッサにより転送された要求を読出し且つ
翻訳することのできる、ソフトウェア形式で、種々のプ
ロセッサ内にインストールされた命令読出し手段を有す
る。
【0025】メモリ割当の第1の優位な形式で、第2の
プロセッサは、交換領域内の共通空間を割り当てること
のできる、メモリ空間割当モジュールが備えられる。そ
して、第1のプロセッサが、このデータに必要な共通空
間の割当を起こす、第1のプロセッサのメモリ作業空間
と第2のプロセッサの間のデータの転送を含む要求を出
したときに、トリガ手段は、メモリ空間割当モジュール
をトリガできる。メモリ管理システムは、このように、
第1のプロセッサから交換メモリへのアクセスを制限で
き、(読出しモード及び/又は書き込みモードで)コピ
ーアクセスのみを許可する。
【0026】第2の形式のメモリ割当では、第1のプロ
セッサは、交換領域内に共通空間を割り当てることがで
きる、メモリ空間割当手段が備えられる。(第2のプロ
セッサにより制御される)トリガ手段は、前と同じ情況
で、これらのメモリ空間割当モジュールをトリガするこ
とができる。このように、第1のプロセッサは、これら
の割当が、それらのメモリ作業空間と関係しているが、
しかし第2のプロセッサの管理化にあるときに、交換メ
モリ内の空間の割当の支配を維持する。
【0027】トリガ手段は第1のプロセッサとデータ交
換のできる第2のプロセッサの間の少なくとも1つの割
り込み装置を有することが好ましく、前記装置は、これ
らのプロセッサの間のデータの交換を知らせ且つ、これ
らのプロセッサで進行中の処理動作の一時的な割り込み
を起こす。第1のプロセッサの1つと第2のプロセッサ
の1つを接続するそのような割り込み装置は、第1のプ
ロセッサが、第2のプロセッサにより実行可能な要求を
そこに登録した等の後に、優位に、第2のプロセッサに
より交換領域の読出しを起こす効果を有する。この要求
は、特に、データを使用する処理動作、交換メモリ内の
メモリ空間の割当、第1のプロセッサによる交換メモリ
への又は交換メモリからのデータこピー、及び/又は、
交換メモリと第2のプロセッサの間の転送動作に関連す
る。
【0028】割り込み装置は、優位にハードウェア機構
を有する。
【0029】(キャッシュメモリを伴なうプロセッサに
よりアクセス可能なデータを読み出す)コピーと転送モ
ジュールの第1の好適な実施例に従って、少なくとも1
つの第1のプロセッサのコピーモジュールは前記交換領
域から第1のプロセッサのメモリ作業空間へのデータコ
ピーを実行するように設計され、且つ、第1のプロセッ
サとデータの交換ができる第2のプロセッサの転送モジ
ュールは、第2のプロセッサから交換領域へデータを転
送するように設計される。
【0030】(キャッシュメモリを伴なうプロセッサに
よりアクセス可能とされたデータを書き込む)コピーと
転送モジュールの第2の好適な実施例に従って、第1の
プロセッサの少なくとも1つのコピーモジュールは第1
のプロセッサのメモリ作業空間から交換領域へのデータ
コピーを実行するように設計され、且つ、第1のプロセ
ッサとデータの交換ができる第2のプロセッサの転送モ
ジュールは、交換領域から第2のプロセッサへデータを
転送するように設計される。
【0031】優位に、2つの実施例は結合される。更に
詳しくは、第1の実施例(読出し)の能力は、ライト−
バックキャッシュメモリ管理を有する全てのプロセッサ
に対してインストールされるのが好ましく、且つ、第2
の実施例(書き込み)の能力は、(ライト−スルーとラ
イト−バックモードで)キャシュメモリを有する全ての
プロセッサに対してインストールされるのが好ましい。
しかしながら、そのシステム的なインストールは最小の
適応のコストで全てのプロセッサ内の同じソフトウェア
機能を使用することを可能とするので、一貫性メモリ管
理システムは、優位に、読出し及び書き込みモードの両
方で、キャッシュメモリを伴なう全てのプロセッサに対
して優位に与えられる。変形実施例では、第1の実施例
(読出し)は、第2の実施例無しで実行される。そし
て、書き込み一貫性能力は、例えば、交換メモリの書き
込みのときに、交換メモリに関して使用されるキャッシ
ュメモリへ、必要なときに自動的に再更新できるキャッ
シュメモリ管理モジュールのような、他の手段により保
証される。
【0032】共有されたアクセスの管理の第1の実施例
では、キャッシュメモリを伴なうプロセッサの割当領域
は、交換領域の外側にあり、交換領域への共有されたア
クセスの管理に対するアセンブリーは隠されていない領
域に対して設計される。
【0033】共有されたアクセスの管理の第2の実施例
では、キャッシュメモリを有するプロセッサの割当領域
の少なくとも1つは、交換領域を有し、交換領域への共
有されたアクセスの管理のためのアセンブリーは、前記
交換領域の一貫性を保証することのできるハードウェア
装置を有する。この交換領域は隠されているがしかし一
貫性がある。
【0034】本発明は、主メモリと少なくとも2つのプ
ロセッサを有するマルチプロセッサネットワークであっ
て、少なくとも1つのプロセッサは、プロセッサの割当
領域と呼ばれる、主メモリの少なくとも1つの領域に関
連するキャッシュメモリを有する、マルチプロセッサネ
ットワークにも適用可能である。
【0035】このマルチプロセッサネットワークは、本
発明に従ったデータ管理システムを有することを特徴と
する。
【0036】本発明は、少なくとも2つのプロセッサに
よりアクセス可能な主メモリに関連するデータ一貫性の
メモリ管理のための方法に関連する。少なくとも1つの
これらのプロセッサは、プロセッサの割当領域と呼ばれ
る、主メモリの少なくとも1つの領域に関連する少なく
とも1つのキャッシュメモリを備えている。この方法で
は、交換領域と呼ばれる、主メモリの少なくとも1つの
共通領域への、プロセッサの共有されたアクセスは、1
つ又はそれ以上のキャッシュメモリを有する少なくとも
1つの第1の前記プロセッサから第2のプロセッサへの
データの転送中に、−第1のプロセッサのキャッシュメ
モリ及び/又は割当領域の1つよりなるメモリ作業空間
から、交換領域へのこのデータのコピーがトリガされ、
且つ、−交換領域から第2のプロセッサへのこのデータ
の転送がトリガされ、及び/又は、第2のプロセッサか
ら第1のプロセッサへのデータの転送中に、−第2のプ
ロセッサから交換領域へのこのデータの転送がトリガさ
れ、且つ、−交換領域から第1のプロセッサのメモリ作
業空間へのこのデータのコピーがトリガされる、ように
管理される。
【0037】本発明に従って、第1のプロセッサのメモ
リ作業空間から第2のプロセッサへデータの転送を含む
要求が第1のプロセッサによって送られるときには及び
/又は、第2のプロセッサから第1のプロセッサのメモ
リ作業空間へのデータの転送を含む要求が第1のプロセ
ッサによって送られるときには、データのコピー及び転
送は、第2のプロセッサによりトリガされる。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明は、以下の実施例によっ
て、よりよく理解されよう。そして、以下の実施例は、
全体的に非制限的である。
【0039】図2から6では、示されたメモリとメモリ
空間又は領域は、例の明確さを保証するとこを意図した
サイズとレイアウトを有するが、しかし、実際に使用さ
れるサイズとレイアウトを示してはいない。慣習によ
り、実線の矢印は、読出しモード(メモリからプロセッ
サへの矢印)又は書き込み読み出しモード(プロセッサ
からメモリへの矢印)でのデータ転送を示し、破線の矢
印(図2)は、メモリ内のデータへの指示を示し、細い
1点鎖線の矢印(図3)はメモリ空間割当を概略的に示
す。
【0040】図1に示されたディジタル復号器3は、2
つのプロセッサ1と2を有する。プロセッサ1と2はそ
れぞれソフトウェア10と11を備えており、各々は、
2つのプロセッサ1と2の間の情報の交換を可能とす
る、データ通信に関連する部分12と13を有する。更
に、プロセッサには、それぞれキャッシュ5と6が設け
られ、ソフトウェア10と11の専用の機能により管理
される。変形実施例では、プロセッサ1と2は、キャッ
シュを管理する特定のシステムを有する。他の変形実施
例では、外部のキャッシュを管理するシステムにそれぞ
れ関連する。キャッシュ5と6はライト−バック又は、
ライト−スルー形式である。前述の例では、ライト−バ
ック形式のキャッシュが考えられる。
【0041】復号器は、2つのプロセッサ1と2により
共有された主メモリ4を有し、プロセッサは、非共有割
当メモリ領域7と8及び、交換のために共有且つ一貫性
メモリ領域9へ、バス31と32を介してそれぞれアク
セスする。交換領域9のデータの一貫性は、ハードウェ
アを通して保証される。変形実施例では、キャッシュ5
と6のデータの一貫性を管理する命令の使用により、こ
の一貫性はソフトウェアを通して保証される。更に他の
変形実施例では、この交換領域は隠されていない。
【0042】更に、ハードウェア割り込み機構14は、
2つのプロセッサ1と2が、1つのプロセッサから他の
プロセッサへのデータ処理要求に関連するデータ交換を
知らせることを可能とし、且つ、呼出されたプロセッサ
内で進行中の処理動作の一時的な中断を発生することを
可能とする。
【0043】ソフトウェア10と11は、主メモリ4と
キャッシュ5と6に関するデータの一貫性を保証するこ
とを助ける機能を有する。特に、部分12と13は、交
換領域9に読出し及び書き込みするプログラムだけでな
く、割当領域7と8又は、キャッシュ5と6から交換領
域9へ規定されたデータをコピーするプログラムも有す
る。更に、ソフトウェア10と11は、規定されたデー
タを記録するために、交換領域9内にメモリ空間を割り
当てる機能を備えている。ソフトウェア10と11の能
力は、2つのプロセッサ1と2の間でデータを転送する
ための動作の以下の説明を通して更に明確に明らかとな
ろう。
【0044】以下では、表現メモリ”領域”又は”空
間”は、この領域又はこの空間が幾つかの不連続部分を
有しても、所定のメモリ内のアドレスの集合を示す。
【0045】動作中は、第1のステップ(図2)で、プ
ロセッサ1はプロセッサ2に要求を送る。これを行うた
めに、プロセッサ1は、交換領域9のメモリ空間17に
情報を登録し、そして、プロセッサ2を前もって警告す
るために割り込み機構14を活性化する。この情報は命
令識別子15とプロセッサ1に関連する割当領域7のメ
モリ空間18内に含まれるデータへの参照16よりな
る。
【0046】第2のステップ(図3)では、プロセッサ
2は、メモリ空間17内の情報を読み活翻訳し、要求を
翻訳しかつ交換領域9内に、この要求により参照された
データのプロセッサ1によるコピーに必要なメモリ空間
20を割り当てる。プロセッサ2は、そして、プロセッ
サ1に対して、交換領域9内のメモリ空間19内に情報
を登録しそして割り込み機構14を活性化することによ
り、メモリ対メモリのコピー要求を送る。
【0047】第3のステップ(図4)では、プロセッサ
1は、メモリ空間19内に含まれる要求を翻訳し、そし
て、参照16により識別されるデータを、交換領域9内
に割り当てられたメモリ空間20内にコピーする。プロ
セッサ1はこのデータを、割当領域7のメモリ空間18
又はキャッシュ5のいずれかから、プロセッサ1の内部
処理(及び、キャッシュ5を管理するための関連する手
段)に従って、キャッシュ5の現在の内容を考慮して、
コピーする。そして、プロセッサ1は、交換領域9のメ
モリ空間21内に、プロセッサ2にアドレスされた読出
し要求を登録し、そして、割り込み機構14を活性化す
る。
【0048】第4のステップ(図5)では、プロセッサ
2は、メモリ空間21内に含まれている要求を読出し且
つ翻訳し、そして、メモリ空間20内のデータの読出し
を実行する。そして、プロセッサ2は、キャッシュ6又
は割当領域8内のこのデータを、キャッシュ6の現在の
内容に従って、使用する。例えば、プロセッサ2は、割
当領域8内に、得られたデータを登録するメモリ空間2
2を割り当てる。
【0049】このように、プロセッサ1よりなるマスタ
のみがこの割当領域7に読出し又は書き込みするので、
プロセッサ2により使用されるデータは、一貫性があ
る。
【0050】プロセッサ2からプロセッサ1への転送の
動作は、同様の仕方で行われる。更に詳しくは、これら
の動作は、3つのステップに分解される。プロセッサ1
からプロセッサ2への転送に関して上述した第1の3つ
のステップに関するそれらの相違は、以下のように示さ
れる。簡単のために、メモリ空間に適用された表記と表
現は同様である。第1のステップ(図2)は前のものと
同一である。
【0051】第2のステップ(図3)では、プロセッサ
2は交換領域9内に、メモリ空間17から読み出された
要求の実行中に発生されたデータを転送するために必要
なメモリ空間20を割り当てる。そして、プロセッサ2
は、必要なデータの割当領域8からメモリ空間20への
転送を活性化する。
【0052】第3のそして最後のステップ(図6)で
は、プロセッサ1はメモリ空間20内に含まれているデ
ータをその割当領域7とそのキャッシュ5にコピーす
る。
【0053】プロセッサ1と2の間のデータの転送を含
む処理要求がプロセッサ1からでなくプロセッサ2から
発せられたときに、上述の動作と同様な方法が得られ
る。
【0054】他の例示の実施例では、プロセッサ1のみ
が上述の一貫性管理システムから利益を受け、そして、
割当メモリ空間8とキャッシュ6の間のデータの一貫性
は他の方法で保証される。
【0055】図7に示されている他の実施例では、マル
チプロセッサネットワークは、キャッシュ45を伴なう
第1のプロセッサ41とそのような手段を伴なわない2
つの他のプロセッサ42と43を有する。3つのプロセ
ッサ41−43は、それぞれ、データ通信に関連する部
分53−55を有するソフトウェア50−52を備えて
いる。
【0056】マルチプロセッサネットワークは、3つの
プロセッサ41から43により共有された主メモリ44
も有し、3つのプロセッサはバス61から63を介し
て、交換のために共有可能且つ一貫性のあるメモリ領域
49にそれぞれアクセスする。バス61を介して、プロ
セッサ41は、主メモリ44内の非共有割当メモリ領域
47をもアクセスする。
【0057】更に、(図1から5の)前の実施例の割り
込み機構と同様なハードウェア割り込み機構56と57
は、プロセッサ41からプロセッサ42と43をそれぞ
れ連結する。
【0058】ソフトウェア50から52は、(図1から
5の)前の実施例内に記載されたのと同様な機能を有す
る。このように、プロセッサ41を介してアクセス可能
なデータに関してプロセッサ41からプロセッサ42に
よりアドレス可能な処理要求は、−プロセッサ41によ
り、交換領域49内の情報を登録し且つ、プロセッサ4
1により割り込み機構56の活性化を行う第1のステッ
プと、−交換領域49内の情報の読出しと割り込み、交
換領域49内の、参照データに対するメモリ空間の割
当、交換領域49内のデータコピー要求の登録及び、割
り込み機構56の活性化の、プロセッサ42により実行
される後続の動作の第2のステップ、−交換領域49内
の要求の読出しと翻訳及び、プロセッサ42により割り
当てられたメモリ空間へのデータのコピーの、プロセッ
サ41により実行される後続の動作の第3のステップと
を有し、プロセッサ42は要求されたデータを利用する
ことができる。
【0059】上述の実施例の変形例では、ハードウェア
割り込み機構14、56及び/又は57がソフトウェア
機構と交換され、適切な処理動作をトリガすることを可
能とする。例えば、この機構は、要求するプロセッサに
より設定されたメモリ状態ワードの受信器プロセッサに
よる周期的な読出しに依存している。
【0060】
【発明の効果】本発明によって、1つ又はそれ以上のプ
ロセッサのキャッシュと主メモリの間の一貫性を保証す
ることが可能な、少なくとも2つのプロセッサによりア
クセス可能な主メモリに関連するデータ一貫性のメモリ
管理のためのシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った、主メモリの交換領域を共有す
るキャッシュメモリを伴なう2つのプロセッサを有す
る、第1のデータ一貫性メモリ管理システムを統合する
ディジタル復号器の基本ブロックを示す図である。
【図2】第1のプロセッサから第2のプロセッサへのデ
ータ転送を含む処理要求を第1のプロセッサから第2の
プロセッサへ送ること含む、図1のメモリ管理システム
による一貫性管理の第1のステップを示す図である。
【図3】第2のプロセッサによる交換領域内のメモリ空
間の割当と、第2のプロセッサから第1のプロセッサへ
アドレスされたデータコピー要求の送信を含む、一貫性
管理の第2のステップを示す図である。
【図4】第1のプロセッサによる、交換領域へのデータ
のコピーを含む一貫性管理の第3のステップを示す図で
ある。
【図5】第2のプロセッサによる交換領域からのデータ
の読出しと、主メモリ内の、割当領域から第2のプロセ
ッサへのこのデータのコピーを含む、一貫性管理の第4
のステップ示す図である。
【図6】第2のプロセッサから第1のプロセッサへのデ
ータの転送に関連する、図1のメモリ管理システムによ
る一貫性管理の第3のステップを示す図である。
【図7】主メモリ内の交換領域を共有する、キャッシュ
メモリを伴なうプロセッサとキャッシュメモリを伴なわ
ない2つのプロセッサを含む、本発明に従った第2のデ
ータ一貫性メモリ管理システムの基本図である。
【符号の説明】
1,2 プロセッサ 3 ディジタル復号器 4 主メモリ 5,6 キャッシュ 7,8 非共有割当メモリ領域 9 交換領域 10、11 ソフトウェア 12、13 部分 14 割り込み機構 15 命令識別子 16 参照 17、18、19、20、21、22 メモリ空間 31、32 バス 41 第1のプロセッサ 42 プロセッサ 44 主メモリ 45 キャッシュ 47 非共有割当メモリ領域 49 メモリ領域 50−52 ソフトウェア 53−55 部分 56、57 ハードウェア割り込み機構 61、63 バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/177 682 G06F 15/177 682J (71)出願人 300000708 46,Quai A, Le Gallo F−92648 Boulogne Cede x France (72)発明者 ジャン−マリー ステイエ フランス国,35220 シャトーブル,リ ュ・ジャン・ゲエンノ 9 Fターム(参考) 5B005 JJ01 KK14 LL11 MM01 NN12 PP01 UU41 5B045 BB12 BB28 BB29 DD04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つのプロセッサ(1−2,
    41−43)によりアクセス可能な主メモリに関連する
    データ一貫性のメモリ管理のためのシステムであって、
    少なくとも1つの前記プロセッサ(1,2,41)は、
    前記プロセッサ(1,2,41)の割当領域と呼ばれ
    る、主メモリ(4,44)の少なくとも1つの領域
    (7,8,47)に関連する少なくとも1つのキャッシ
    ュメモリ(5,6,45)を備えており、前記管理シス
    テムは、−交換領域と呼ばれる、主メモリ(4,44)
    の少なくとも1つの共通領域(9,49)への、前記プ
    ロセッサ(1−2,41−43)の共有されたアクセス
    の管理のためのアセンブリー(12−13,53−5
    5)と、−一方では、第1のプロセッサの前記キャッシ
    ュメモリ(5,6,45)及び/又は割当領域(7,
    8,47)のうちの1つよりなるメモリ作業空間と、他
    方では、交換領域(9,49)の間のデータコピーを実
    行できる、少なくとも1つのキャッシュメモリ(5,
    6,45)を備えた少なくとも第1の前記プロセッサ
    (1,2,41)にそれぞれ関連する少なくとも1つの
    コピーモジュール(12,13,53)と、−及び、前
    記交換領域(9,49)と、関連する第2のプロセッサ
    (1−2,42−43)との間のデータ転送をするため
    の、前記第1のプロセッサ(1,2,41)とデータを
    交換できる少なくとも1つの第2のプロセッサ(1,
    2,42,43)にそれぞれ関連する、少なくとも1つ
    のデータ転送モジュール(12−13,54−55)と
    を有し、 前記一貫性管理システムは、前記第1のプロセッサ
    (1,2,41)が、第1のプロセッサ(1,2,4
    1)と第2のプロセッサ(1−2,42−43)の前記
    メモリ作業空間の間のデータの転送を含む要求を出した
    ときには、第2のプロセッサにより管理され、第1のプ
    ロセッサ(1,2,41)のコピーモジュール(12,
    13,53)と第2のプロセッサ(1−2,42−4
    3)の転送モジュール(12−13,54−55)をト
    リガできるトリガ手段(10−11,14,50−5
    2,56−57)をも有することを特徴とするシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記第2のプロセッサ(1−2,42−
    43)は、前記交換領域(9,49)内に共通空間を割
    り当てることが可能な、メモリ空間割当モジュール(1
    2−13,53−55)を備えられ、前記第1のプロセ
    ッサ(1,2,41)が、データのために必要な共通空
    間の割当を起こすことにより、第1のプロセッサ(1,
    2,41)と第2のプロセッサ(1−2,42−43)
    の前記メモリ作業空間の間のデータの転送を含む要求を
    出したときには、前記トリガ手段(10−11,14,
    50−52,56−57)は前記メモリ空間割当モジュ
    ールをトリガすることができることを特徴とする請求項
    1に記載のメモリ管理システム。
  3. 【請求項3】 前記トリガ手段(10−11,14,5
    0−52,56−57)は、データを交換できる前記第
    1のプロセッサ(1,2,41)と第2のプロセッサ
    (1−2,50−52)の間の少なくとも1つの割り込
    み装置(14,56,57)を有し、前記装置は、前記
    プロセッサ間でデータの交換の信号を送り且つ前記プロ
    セッサで進行中の処理動作の一時的な割り込みを起こす
    ことを特徴とする請求項1或は2に記載のメモリ管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記割り込み装置(14,56−57)
    は、ハードウェア機構を有することを特徴とする請求項
    3に記載のメモリ管理システム。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの第1のプロセッサ
    (1,2,41)のコピーモジュール(12,13,5
    3)は、前記交換領域(9,49)から前記第1のプロ
    セッサ(1,2,41)の前記メモリ作業空間へのデー
    タコピーを実行するように設計され、且つ、前記第1の
    プロセッサとデータの交換ができる第2のプロセッサ
    (1−2,42−43)の前記転送モジュール(12−
    13,50−52)は、前記第2のプロセッサから前記
    交換領域(9,49)へデータを転送するように設計さ
    れることを特徴とする、請求項1乃至4のうち何れか一
    項に記載のメモリ管理システム。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つの第1のプロセッサ
    (1,2,41)のコピーモジュール(12,13,5
    3)は、前記第1のプロセッサ(1,2,41)の前記
    メモリ作業空間から前記交換領域(9,49)へのデー
    タコピーを実行するように設計され、且つ、前記第1の
    プロセッサとデータの交換ができる第2のプロセッサ
    (1−2,42−43)の前記転送モジュール(12−
    13,50−52)は、前記交換領域(9,49)から
    前記第2のプロセッサへデータを転送するように設計さ
    れることを特徴とする、請求項1乃至5のうち何れか一
    項に記載のメモリ管理システム。
  7. 【請求項7】 キャッシュメモリ(5,6,45)を有
    するプロセッサ(1,2,41)の割当領域(7,8,
    47)は前記交換領域(9,49)の外側であり、交換
    領域(9,49)への共有されたアクセスの管理のため
    のアセンブリー(12−13,53−55)は、隠され
    ていない領域に対して設計されることを特徴とする、請
    求項1乃至6のうち何れか一項に記載のメモリ管理シス
    テム。
  8. 【請求項8】 キャッシュメモリ(5,6,45)を有
    するプロセッサ(1,2,41)の割当領域(7,8,
    47)の少なくとも1つは、前記交換領域(9,49)
    を有し、交換領域(9,49)への共有されたアクセス
    の管理のためのアセンブリー(12−13,53−5
    5)は、前記交換領域(9,49)の一貫性を保証する
    ことのできるハードウェア装置を有することを特徴とす
    る、請求項1乃至7のうち何れか一項に記載のメモリ管
    理システム。
  9. 【請求項9】 主メモリ(4,44)と少なくとも2つ
    のプロセッサ(1−2,41−43)を有するマルチプ
    ロセッサネットワークであって、少なくとも1つの前記
    プロセッサ(1,2,41)は、前記プロセッサ(1,
    2,41)の割当領域と呼ばれる、主メモリ(4,4
    4)の少なくとも1つの領域(7,8,47)に関連す
    るキャッシュメモリ(5,6,45)を有し、前記マル
    チプロセッサネットワークは、請求項1乃至8のうち何
    れか一項に記載のデータ管理システムを有することを特
    徴とするマルチプロセッサネットワーク。
  10. 【請求項10】 少なくとも2つのプロセッサ(1−
    2,41−43)によりアクセス可能な主メモリ(4,
    44)に関連するデータ一貫性のメモリ管理のための方
    法であって、少なくとも1つの前記プロセッサ(1,
    2,41)は、前記プロセッサ(1,2,41)の割当
    領域と呼ばれる、主メモリ(4,44)の少なくとも1
    つの領域(7,8,47)に関連する少なくとも1つの
    キャッシュメモリ(5,6,45)を備えており、交換
    領域と呼ばれる、主メモリ(4,44)の少なくとも1
    つの共通領域(9,49)への、前記プロセッサ(1−
    2,41−43)の共有されたアクセスは、少なくとも
    1つのキャッシュメモリ(5,6,45)を有する少な
    くとも1つの第1の前記プロセッサ(1,2,41)か
    ら第2の前記プロセッサ(1−2,42−43)へのデ
    ータの転送中に、−第1のプロセッサの前記キャッシュ
    メモリ(5,6,45)及び/又は割当領域(7,8,
    47)の1つよりなるメモリ作業空間から、交換領域
    (9,49)への前記データのコピーがトリガされ、且
    つ、−交換領域(9,49)から第2のプロセッサ(1
    −2,42−43)への前記データの転送がトリガさ
    れ、及び/又は、前記第2のプロセッサ(1−2,42
    −43)から前記第1のプロセッサ(1,2,41)へ
    のデータの転送中に、−第2のプロセッサ(1−2,4
    2−43)から交換領域(9,49)への前記データの
    転送がトリガされ、且つ、−交換領域(9,49)から
    第1のプロセッサ(1,2,41)のメモリ作業空間へ
    の前記データのコピーがトリガされる、ように管理さ
    れ、 第1のプロセッサのメモリ作業空間から第2のプロセッ
    サ(1−2,42−43)へデータの転送を含む要求が
    第1のプロセッサ(1,2,41)によって送られると
    きには及び/又は、第2のプロセッサ(1−2,42−
    43)から第1のプロセッサのメモリ作業空間へのデー
    タの転送を含む要求が第1のプロセッサ(1,2,4
    1)によって送られるときには、データの前記コピー及
    び前記転送は、第2のプロセッサによりトリガされるこ
    とを特徴とする方法。
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