JP2002153201A - 製麺機 - Google Patents

製麺機

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JP2002153201A
JP2002153201A JP2000399335A JP2000399335A JP2002153201A JP 2002153201 A JP2002153201 A JP 2002153201A JP 2000399335 A JP2000399335 A JP 2000399335A JP 2000399335 A JP2000399335 A JP 2000399335A JP 2002153201 A JP2002153201 A JP 2002153201A
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Japan
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rod
buckwheat
nozzle
frame
making machine
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JP2000399335A
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English (en)
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Haruhiko Iizuka
晴彦 飯塚
Akinori Takayanagi
晃紀 高柳
Hiroshi Ando
弘 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蕎麦粉の含有率が高い高品質の蕎麦をも機
械的に迅速に製造することができる小人数用製麺機を提
供することを目的とする。 【構成】 枠体と前記枠体に挿通配備されたロッドと
前記ロッドを移動させる操作部と、前記ロッドにより押
されるピストン部と前記ピストン部の反対面に、複数の
穴を備えるノズル部を持つケース体とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小人数用の製麺機に関
する。
【0002】
【従来の技術】 麺類のうちでも特に蕎麦粉は水と捏ね
ても小麦粉のように粘弾性に乏しく、蕎麦粉が多いと非
常に切れやすくなる。このため、機械的に製造するため
には、通常は小麦粉等のつなぎ材料を加える必要があっ
た。または、細心の注意を払いながら手で打つしかな
く、麺押し機で機械生産することは困難であった。ま
た、この課題に対しては、特開平8−38026に見ら
れるように麺茹で容器内の熱湯の湯面と蕎麦押し出しノ
ズルの蕎麦排出孔の出口との距離を20cm以下になる
よう配置することにより解決する方法が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら特開平
8−38026の方法では、大規模な業務用としては可
能であるが、家庭用など小人数用では、麺茹で容器内の
熱湯の湯面と蕎麦押し出しノズルの蕎麦排出孔の出口と
の距離を20cm以下になるように設置することは、狭
い家庭の台所環境では困難であり、また固定が不十分な
場合、特に人力では操作時に操作力が製麺機を動かす方
向に働き、これにより麺茹で容器をも移動させ、内部の
熱湯が飛び散る可能性があるという危険性があるため、
小人数用としては使えないという課題があった。
【0004】本発明は、蕎麦粉の含有率が高い高品質の
蕎麦をも機械的に迅速に製造することができる小人数用
製麺機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明では、枠体と前
記枠体に挿通配備されたロッドと前記ロッドを移動させ
る操作部と前記ロッドにより押されるピストン部を持つ
ケース体とを備え、前記ケース体は前記枠体内に取り外
し自由に取りつけられ、前記ケース体の前記ピストンと
の対面に、複数の穴を備えるノズル部を設けることによ
り、人間が保持しながら押し出すことを可能とし、従来
の製麺機の上記問題点を解決するものである。
【0006】
【作用】 請求項1の構成により、ロッドを動かす力
は、相殺され製麺機本体を移動させる力にはならないた
め、麺茹で容器の上で安定して保持することができる。
また、請求項2の構成により、ノズルがケース体と一体
になっているため、蕎麦練体を補給する際にも簡便であ
り、さらにノズルとケース体の間に入り込んだ蕎麦練体
がノズルへの力の偏りを生じることが原因のノズルの割
れを発生させることもない。また請求項3の構成によ
り、ノズルから出た蕎麦は切れ難くなっているため、麺
茹で容器の上の高さは20cm以下にする必要がないた
め、素人が手持ちで保持しても十分な品質の蕎麦を作る
ことができる。請求項4の構成により、操作力をより軽
く設定できる。
【0007】
【実施例】 以下に実施例を説明する。図1は特開平8
−38026に開示されている従来例を示す。
【0008】図2、図3は本発明の第1の実施例を示
す。図2は外観図であり、図3は構造を示す。枠体1の
端2は枠体1内におさめられたケース体3の先端を押さ
える。そして、枠体1には内部に蕎麦練体を入れたケー
ス体3を装填し、枠体1の蓋19を閉め、固定具4によ
り固定する。枠体1の中心には、後端板5と本体6とを
スライド可能、且つ後端をコ字状に曲折したロッド7が
挿通され、その先端には外周側が盛り上がった皿状の押
圧板8が取り付けられている。また、操作部は固定握り
部10と、前記握り部10に枢支ピン20で回動可能に
枢支された引金部22とから構成されている。そして、
後端板5と本体6との間において、下端を支点9で引金
部22に連結されているレバー11には、ロッド7より
も僅かに大径の挿通穴12を穿設し、これをロッド7に
嵌合するもので、このレバー11と後端板5との間には
バネ13が架設されている。更に、本体6の上後端側に
伸びている支持板14には保持レバー15の上端が枢支
されていて、これに穿設されているロッド7よりも僅か
に大径の挿通穴16がロッド7に挿通され、保持レバー
15と本体6との間にバネ17が架設されている。した
がって、保持レバー15はバネ17の押圧力により傾け
られ、その挿通穴16が傾いてロッド7を上下で締めつ
け、ロッド7の後方へのスライドを阻止しているが、前
方へのスライドは保持レバー15が垂直に近づくので可
能となり、且つ保持レバー15を本体6側に押せば、挿
通穴16によるロッド7の締めつけが解除される。ま
た、レバー11はバネ13で押されてロッド7と直角に
近い関係となっているため、ロッド7の前進や後退が妨
げられることはないが、引金部22と固定握り部16を
一緒に握れば引金部22の上端の前進に伴ってレバー1
1が傾き、挿通穴12がロッド7を締めつけて、レバー
11の握りの増加に伴ってロッド7を前進させる。しか
し、引金部22の握りを解除した場合には、ロッド7の
後退は保持レバー15によって阻止され、レバー11の
挿通穴12がロッド7上をスライドするので、ロッド7
が後退することはない。
【0009】ケース体3内の蕎麦練体がなくなった時
は、保持レバー15を本体6側に押して、ロッド7の後
退阻止を解除した後、ロッド7を後方に引いて押圧板8
を枠体1の後端側に移動させ、固定具4を外して、蓋1
9を開き、ケース体3を取り出す。取り出したケース体
3からピストン部18を取り出した後、ケース体3の先
端部分に勘合されているノズル部21を取り出し、洗浄
する。その後、ノズル部21を再び勘合した後、ケース
内に追加の蕎麦練体を挿入して再びピストン部18を勘
合し、ケース体3を枠体1に戻す。この後の操作は前記
と同様の方法を繰り返す。ピストン部18はケース体3
内の蕎麦練体を図中左に押し、複数の穴を持つノズル部
21からノズル形状に応じた断面形状の蕎麦が長く押し
出される。押し出された蕎麦は、下にある麺茹で容器の
中の熱湯の中に落ち、適当な時間茹でられてから取り上
げられる。ノズル部21とケース体3の間に蕎麦練体が
存在したまま、押圧板8により蕎麦練体を経てノズル部
に圧力を加えると、ノズル部21の一部に力が集中して
ノズル部を破損するため、ケース体3とノズル部21の
洗浄が必要となる。しかし一方ノズル部が取り外せるた
め、最後に片付け時には、洗浄が容易になる利点はあ
る。
【0010】図4はケース体3とノズル部21、ピスト
ン部18の構成を示す。
【0011】図5はノズル部21がケース体3と一体に
なった構成を示す。この構成により、追加の蕎麦練体を
挿入するときも、ケースやノズル部21を洗浄する必要
がなく、手軽に迅速に蕎麦練体の追加ができる。
【0012】図6はノズル部の穴形状を示す。ノズル部
の穴の大きさは蕎麦練体の柔らかさと共に、蕎麦練体に
かけられる圧力値を決定する。またこの圧力値は押し出
しに要する把持力も決定する。ノズル部21から押し出
された蕎麦の切れやすさは、蕎麦練体にかけられる圧力
とその時間により影響される。すなわち圧力とその圧力
がかけられた時間の積が一定値以上であれば、実用上問
題はない。次に前記圧力が大きい場合は把持に要する力
は大きくなり、操作する人には大きな負担となる。した
がって、人力で操作するときは、比較的軽い力で操作で
きるようにノズル部の穴形状を決める必要がある。しか
し、穴形状は製麺した麺の断面形状を決めるため、麺の
断面形状として好ましい形状がある。食感からは1〜2
mm×2〜3.5mmが好ましい。また、狭いノズル断
面に多くの穴を設けると、人が保持しているときは枠体
が揺れるため、押し出し時に近い麺がくっつくという不
具合が生じる。このために圧力を減らすために穴の大き
さや個数を自由に選ぶことはできない。図5の例は、穴
形状として誘導部23を設け、前記誘導部23の総面積
をノズル全体の面積の40〜70%にした。これによ
り、穴の大きさや個数が小さくても人間が操作できる圧
力にすることができる。また圧力を加える時間は押し出
し速度による。本発明による操作部は何度も握る操作を
繰り返して蕎麦練体を押し出す方法としたため、押し出
し速度は比較的遅くすることができる。このため前記圧
力とその圧力がかけられた時間の積を適切な値にするこ
とができる。
【0013】図7はノズル部21の穴出口にカバー24
を設けた例を示す。カバー24はネジにより枠体1に取
りつけられる。カバー24をしたまま、一定の回数引金
部22を引くと操作者が操作部から手を離しても、常に
一定の圧力が蕎麦練体かけられた状態を保持できる。こ
の状態を一定時間保持した後蕎麦練体を押し出すと、よ
り軽い圧力となるように前記誘導部23の総面積を大き
くしても、実質上の前記圧力とその圧力がかけられた時
間の積を大きくできるため、より軽い操作力とすること
ができる。また、ロッドを押すのに、人力ではなく電動
モータなど動力を使う方式にしても、以上の構成により
より小型で消費電力の少ない製麺機を実現することがで
きる。
【0014】
【発明の効果】本発明の、枠体と前記枠体に挿通配備さ
れたロッドと前記ロッドを移動させる操作部と前記ロッ
ドにより押されるピストン部を持つケース体とを備え、
前記ケース体は前記枠体内に取り外し自由に取りつけら
れ、前記ケース体の前記ピストンとの対面には、複数の
穴を備えるノズル部を設けることにより100%の蕎麦
まで製麺できる小人数用製麺機を提供することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例
【図2】本発明の第1の実施例外観図
【図3】本発明の第1の実施例構造図
【図4】本発明の第1の実施例のケースを示す
【図5】本発明の第2の実施例
【図6】本発明の第3の実施例
【図7】本発明の第4の実施例
【符号の説明】
1 枠体 2 先端 3 ケース 4 固定具 5 後端板 6 本体 7 ロッド 8 押圧板 9 支点 10 固定握り部 11 レバー 12 挿通穴 13 バネ 14 支持板 15 保持レバー 16 穴 17 バネ 18 ピストン部 19 蓋 20 ピン 21 ノズル部 22 引金部 23 誘導部 24 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯塚 晴彦 神奈川県横須賀市ハイランド1丁目22番5 号 (72)発明者 高柳 晃紀 神奈川県横浜市保土ヶ谷区新桜ヶ丘2丁目 34番20号 (72)発明者 安藤 弘 神奈川県相模原市上鶴間4丁目23番2号 Fターム(参考) 4B031 CA04 CG05 CG12 4B046 LA01 LA04 LP14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体と前記枠体に挿通配備されたロッド
    と前記ロッドを移動させる操作部と前記ロッドにより押
    されるピストン部を持つケース体とを備え、前記ケース
    体は前記枠体内に取り外し自由に取りつけられ、前記ケ
    ース体の前記ピストン部との反対面には、複数の穴を備
    えるノズル部が設けられたことを特徴とする製麺機。
  2. 【請求項2】 前記ケース体とノズル部は一体であるこ
    とを特徴とする特許請求範囲第1項の製麺機。
  3. 【請求項3】 前記ノズル部の複数の穴に、前記穴より
    大きな面積の導入部を設けたことを特徴とする特許請求
    範囲第1項の製麺機。
  4. 【請求項4】 前記ノズル部の前方に前記複数の穴を塞
    ぐためのカバーを設けたことを特徴とする特許請求範囲
    第1項の製麺機。
JP2000399335A 2000-11-24 2000-11-24 製麺機 Pending JP2002153201A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100676380B1 (ko) * 2006-01-23 2007-01-30 이강춘 육류의 소스 주입장치
CN102870839A (zh) * 2012-11-02 2013-01-16 王成林 一种新型的饸饹机及使用方法
CN105309545A (zh) * 2014-07-28 2016-02-10 昌吉市金苗技术推广服务有限公司 液压压面机

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