JP2002152655A - データ関連情報生成方法、データ関連情報生成装置、画像データ生成方法、画像データ再生方法、画像データ再生装置およびデータ記憶媒体 - Google Patents

データ関連情報生成方法、データ関連情報生成装置、画像データ生成方法、画像データ再生方法、画像データ再生装置およびデータ記憶媒体

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JP2002152655A
JP2002152655A JP2001258983A JP2001258983A JP2002152655A JP 2002152655 A JP2002152655 A JP 2002152655A JP 2001258983 A JP2001258983 A JP 2001258983A JP 2001258983 A JP2001258983 A JP 2001258983A JP 2002152655 A JP2002152655 A JP 2002152655A
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俊也 ▲たか▼橋
Toshiya Takahashi
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像、音声データのデータ関連情報を容易に
生成すること、また、画像、音声データを伝送、記録す
る際に通信コスト、記録容量を低く抑えること。 【解決手段】 画像、音声などのデジタルデータに関連
するデータ関連情報を、入力と同期させる、あるいはユ
ーザが情報ボタン109等により指示することにより生
成する。また、画像、オーディオなどのデジタルデータ
をデータ関連情報を用いて重要部分のみを抽出した短縮
デジタルデータを作成し、送信時間を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ関連情報生
成方法、データ関連情報生成装置、画像データ生成方
法、画像データ再生方法、画像データ再生装置及びデー
タ記憶媒体に関するものであり、特に、デジタル画像や
オーディオデータ等のデジタルデータの一部を抽出した
り選択したりする際にインデックス情報等として用いる
データ関連情報の生成方法、生成装置、このデータ関連
情報を利用して画像データから所望の部分の画像のデー
タを抽出することで部分画像データを生成する画像デー
タ生成方法、部分画像を再生する画像データ再生方法、
画像データ再生装置、ならびに、これらデータ関連情報
生成方法、画像データ生成方法、画像データ再生方法、
をコンピュータで実行するためのプログラムやこれらの
方法を実行した結果、生成されるデータを記憶するデー
タ記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像、音声のデジタル化の進展に
ともない、記録、伝送の効率化を目的としてMPEG-2、MP
EG-4など画像、音声データ圧縮方式の規格化が行われ、
さらにこれらのデータを保存したデータベースから所望
のデータを選択したり、画像データの一部を抽出する際
に用いるデータ関連情報の記述に関する規格化もMPEG-7
として推進されている。
【0003】以下、図面を参照しながら、MPEG-7による
デジタルデータのデータ関連情報の記述例を説明する
(ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 11/N3411、“MPEG-7 Multim
edia Description Schemes WD (Version 3.0)”、2000.
5)。従来、画像、オーディオデータの視聴は、放送な
どで制作者が作成したコンテンツを多人数で視聴するの
が一般的であった。ところが、パーソナルコンピュータ
や携帯電話機等のモバイル機器が一般化するにつれ、こ
れらの情報を一方的に視聴するだけでなく、インターネ
ット等を通してインタラクティブに操作することが可能
になってきた。これに伴いユーザがコンテンツのすべて
を視聴するのではなく、必要な内容のみをインターネッ
ト上に散在するデータベースから探索して視聴したり、
あるいはプロバイダがユーザの興味に応じてコンテンツ
を選択して配信したりする等のサービス形態が今後普及
していくと予想される。MPEG-7は、画像、オーディオ等
のマルチメディアデータに対し、その時間,内容あるい
はユーザの嗜好などを記述するために制定中の国際標準
規格である。
【0004】図50はMPEG-7の記述例(ISO/IEC JTC 1/
SC 29/WG 11/N3410, "MPEG-7 Multimedia Description
Schemes XM(Version 3.0)",2000.5、より抜粋)で、こ
の例ではVideo Segment記述で画像データの一部分を記
述しており、Video Segmentが1つのシーンに対応す
る。このSegmentの開始時間Media Time Point、Segment
の間隔Media Duration、Segment間のギャップの有無を
示すSegment Decomposition等を用いることでデータ関
連情報を記述している。そして、図51に示すように、
このデータ関連情報3003の記述を画像データ300
0のヘッダ3002等に付加しておくことで、画像デー
タ等の所望のデータを容易に検索したり抽出したりする
ことが可能となる。なお、図51において、3001は
画像データ3000からヘッダ3002部分を除いたデ
ータ本体である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MPEG-7
はこのようなコンテンツ情報のデータ関連情報である記
述そのものを標準化しているのみであり、その生成方法
についての規定はない。また、同様にMPEG-7を用いてど
のような情報を提供するかについても規定していない。
一方、近年急激な普及や機能上の進展を見せる携帯電話
機等の携帯機器では、カメラ,ムービー等の撮影機能を
備えるものが今後安価に入手できるようになると予想さ
れ、その場合、撮影した(動)画像を携帯通信網を介し
て相手先に送信することが可能になる。その一方で、画
像通信にかかる通信料金は必ずしも月極め等の定額料金
ではなく、むしろ携帯端末の場合、送,受信データ量に
応じた従量制料金であることが多く、撮影した画像をそ
のまますべて伝送すると通信コストが高額になるという
課題を有していた。
【0006】この発明は、上記のような従来のものの問
題点を解決するためになされたもので、デジタルデータ
のデータ関連情報の具体的な生成方法、生成装置を提供
し、また、携帯端末からの画像の通信コストを安価に抑
えることが可能な画像データ生成方法、重要度の高い区
間を再生する画像データ再生方法、画像データ再生装
置、及びこれら方法を実行するためのプログラムやその
実行結果としてのデータを記憶するデータ記憶媒体を得
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本願の請求項1の発明に係るデータ関連情報生成
方法は、デジタルデータを生成する際に該デジタルデー
タに関連したデータ関連情報を生成し、該生成したデー
タ関連情報を、前記デジタルデータとともに記録あるい
は送出する、ことを特徴とするものである。
【0008】また、本願の請求項2の発明に係るデータ
関連情報生成方法は、請求項1記載のデータ関連情報生
成方法において、生成すべきデータ関連情報の候補を選
択し、該選択した候補に対応するデータ関連情報を、生
成する、ことを特徴とするものである。
【0009】また、本願の請求項3の発明に係るデータ
関連情報生成方法は、請求項1記載のデータ関連情報生
成方法において、前記データ関連情報の生成を、前記デ
ジタルデータの入力,記録,伝送、のいずれか1つの開
始もしくは終了に連動して行う、ことを特徴とするもの
である。
【0010】また、本願の請求項4の発明に係るデータ
関連情報生成方法は、請求項1記載のデータ関連情報生
成方法において、前記データ関連情報の生成を、前記デ
ジタルデータを生成するデータ生成機器に対するユーザ
の操作を契機として行う、ことを特徴とするものであ
る。
【0011】また、本願の請求項5の発明に係るデータ
関連情報生成方法は、請求項1記載のデータ関連情報生
成方法において、前記デジタルデータは画像、音声デー
タであり、前記データ関連情報は、該画像、音声データ
の時間情報、内容、重要度のいずれかの情報を含む、こ
とを特徴とするものである。
【0012】また、本願の請求項6の発明に係るデータ
関連情報生成装置は、デジタルデータを生成する際に、
該デジタルデータに関連するデータ関連情報を生成し、
前記デジタルデータならびに前記データ関連情報を記録
あるいは送出する、ことを特徴とするものである。
【0013】また、本願の請求項7の発明に係るデータ
関連情報生成装置は、請求項6記載のデータ関連情報生
成装置において、本データ関連情報生成装置は、前記デ
ジタルデータを生成するデータ生成機器内のCPUから
なる、ことを特徴とするものである。
【0014】また、本願の請求項8の発明に係るデータ
関連情報生成装置は、請求項7記載のデータ関連情報生
成装置において、前記データ生成機器は前記デジタルデ
ータを表示する表示手段を有し、前記CPUは、前記表
示手段に該デジタルデータ生成機器の使用者が選択すべ
きデータ関連情報のメニューを表示するメニュー表示手
段と、前記使用者が選択したメニューの選択項目に応じ
てデータ関連情報のひな形を選択するひな形選択手段
と、該選択されたひな形中のパラメータ部分を前記使用
者の指示により書き換えるひな形書き換え手段とを有す
る、ことを特徴とするものである。
【0015】また、本願の請求項9の発明に係る画像デ
ータ生成方法は、画像を含むデジタルデータに関連した
データ関連情報に基づいて、前記デジタルデータの長さ
を短縮した短縮デジタルデータを生成し、前記短縮デジ
タルデータを記録あるいは伝送する、ことを特徴とする
ものである。
【0016】また、本願の請求項10の発明に係る画像
データ生成方法は、請求項9記載の画像データ生成方法
において、前記データ関連情報を用いて、重要度の高い
デジタルデータを優先的に抽出して、前記短縮デジタル
データを生成する、ことを特徴とするものである。
【0017】また、本願の請求項11の発明に係る画像
データ生成方法は、請求項10記載の画像データ生成方
法において、前記短縮デジタルデータの生成は、前記デ
ータ関連情報の他に、前記デジタルデータの送信に要す
る時間、あるいはその記録に必要な記録容量に基づいて
行い、該生成した短縮デジタルデータを、送出する、こ
とを特徴とするものである。
【0018】また、本願の請求項12の発明に係る画像
データ生成方法は、請求項10記載の画像データ生成方
法において、前記生成した短縮デジタルデータを前記デ
ジタルデータを生成する側にて再生する、ことを特徴と
するものである。
【0019】また、本願の請求項13の発明に係る画像
データ生成方法は、画像を含むデジタルデータに対し、
前記デジタルデータに関連したデータ関連情報、及び送
信に関する情報に基づいて前記デジタルデータの長さを
短縮した短縮デジタルデータを生成し、前記短縮デジタ
ルデータを記録あるいは送出する、ことを特徴とするも
のである。
【0020】また、本願の請求項14の発明に係る画像
データ生成方法は、請求項13記載の画像データ生成方
法において、前記送信に関する情報は、送信相手名の情
報であることを特徴とするものである。
【0021】また、本願の請求項15の発明に係る画像
データ生成方法は、請求項13記載の画像データ生成方
法において、前記送信に関する情報は、送信内容の情報
であることを特徴とするものである。
【0022】また、本願の請求項16の発明に係る画像
データ生成方法は、請求項13記載の画像データ生成方
法において、前記送信に関する情報は、送信相手の端末
能力情報であることを特徴とするものである。
【0023】また、本願の請求項17の発明に係る画像
データ生成方法は、画像を含むデジタルデータに対し、
前記デジタルデータに関連したデータ関連情報、及び送
信に関する情報に基づいて前記複数のデジタルデータか
ら1つ以上のデジタルデータを選択し、前記選択したデ
ジタルデータを記録あるいは送出する、ことを特徴とす
るものである。
【0024】また、本願の請求項18の発明に係る画像
データ生成方法は、請求項17記載の画像データ生成方
法において、前記送信に関する情報は、送信相手名の情
報である、ことを特徴とするものである。
【0025】また、本願の請求項19の発明に係る画像
データ生成方法は、請求項17記載の画像データ生成方
法において、前記送信に関する情報は、送信内容の情報
である、ことを特徴とするものである。
【0026】また、本願の請求項20の発明に係る画像
データ生成方法は、請求項17記載の画像データ生成方
法において、前記送信に関する情報は、送信相手の端末
能力情報である、ことを特徴とするものである。
【0027】また、本願の請求項21の発明に係る画像
データ再生方法は、画像を含むデジタルデータに関連し
たデータ関連情報に基づいて、前記デジタルデータの長
さを短縮した短縮デジタルデータを生成し、前記短縮デ
ジタルデータを表示する、ことを特徴とするものであ
る。
【0028】また、本願の請求項22の発明に係る画像
データ再生装置は、画像を含むデジタルデータに関連し
たデータ関連情報に基づいて、前記デジタルデータの長
さを短縮した短縮デジタルデータを生成し、前記短縮デ
ジタルデータを表示する、ことを特徴とするものであ
る。
【0029】また、本願の請求項23の発明に係るデー
タ記憶媒体は、請求項1記載のデータ関連情報生成方法
をコンピュータにより実行するためのデータ処理プログ
ラムを記憶した、ことを特徴とするものである。
【0030】また、本願の請求項24の発明に係るデー
タ記憶媒体は、請求項13記載の画像データ生成方法を
コンピュータで実行するためのデータ処理プログラムを
記憶した、ことを特徴とするものである。
【0031】また、本願の請求項25の発明に係るデー
タ記憶媒体は、請求項17記載の画像データ生成方法を
コンピュータで実行するためのデータ処理プログラムを
記憶した、ことを特徴とするものである。
【0032】また、本願の請求項26の発明に係るデー
タ記憶媒体は、請求項1記載のデータ関連情報生成方法
により生成したデータ関連情報を記憶した、ことを特徴
とするものである。
【0033】また、本願の請求項27の発明に係るデー
タ記憶媒体は、請求項13記載の画像データ生成方法に
より生成した画像データを記憶した、ことを特徴とする
ものである。
【0034】また、本願の請求項28の発明に係るデー
タ記憶媒体は、請求項17記載の画像データ生成方法に
より生成した画像データを記憶した、ことを特徴とする
ものである。
【0035】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
請求項1,9に対応する、実施の形態1によるデータ関
連情報生成方法について、図面を参照しながら説明す
る。まず、データ関連情報生成方法の説明に先立ち、デ
ータ関連情報の使用方法の一例について説明する。図5
2はデータ関連情報の使用方法の一例を示すもので、同
図52(a)に示すように、動画像データとして運動会の
シーンA,入学式のシーンB,旅行のシーンCを同一の
記録媒体中に続けて収録したとする。
【0036】これらの動画像データの中で、図52(b)
中のハッチングを付した部分A1,B1,C1がデータ
関連情報として重要度の高い数値を与えた部分である。
運動会,入学式,旅行のシーンA,B,Cの中からこの
データ関連情報として重要度に高い数値を与えた部分A
1,B1,C1のみを抽出しこれらを集めて抽出シーン
Dを作成し、この抽出シーンDを保存したり送信したり
することにより、撮影した運動会,入学式,旅行のシー
ン全てをそのまま保存したり送信したりする場合に比
べ、重要度の高いシーンのみを効率よく記録したり伝送
したりすることが可能となり、記憶媒体の使用量や通信
費を抑えることが可能となる。なお、この重要度の高い
シーンの抽出は、シーンA,B,Cの撮影中に行って
も、撮影後に行ってもよい。また、例えば音楽データに
対しては、その1フレーズを示すデータをデータ関連情
報として付加すること等により、音楽データの内容を簡
単に表わせるため、その検索を容易に行うことが可能と
なる。
【0037】図1は、本発明の実施の形態1によるデー
タ関連情報生成装置を有する、カメラ一体型デジタルV
TR1000よりなる画像記録再生装置のブロック図で
ある。図1において、11は制御部であるCPU、12は
ビデオカセット、光ディスク、磁気ディスクやメモリカ
ード等の記録媒体13に対しデータの記録、再生を行う
記録再生部、13は画像データや音声データ等のマルチ
メディアデータを記録する記録媒体、14は画像を撮影
し光電変換を行うとともに撮影の際の音声を音声信号に
変換するカメラ部、15はカメラ部、モニタ部とのイン
ターフェースを行うとともに、入力した画像,音声を圧
縮・伸長するコーデック部、16は録画中の画面あるい
は録画後の映像を再生する液晶モニタや電子式,液晶式
ビューファインダー等のモニタ部、10は本画像記録再
生装置とPC等の外部機器との間でデータのやりとりを
行う外部インターフェースである。
【0038】また、図2はCPU11がデータ関連情報を
生成する際の動作の一例を示すフローチャートを示す
図、図3は本データ関連情報生成装置で生成したデータ
関連情報の一例を示す説明図である。さらに、図4は画
像記録再生装置の一例としてのカメラ一体型デジタルV
TRを示す模式図である。
【0039】このカメラ一体型デジタルVTRは電源/
操作モード切換スイッチ(電源スイッチ)105をオン
した後、録画ボタン(撮影スイッチ)104をオンする
ことで、図1のCPU11はこのカメラ一体型デジタルV
TRを記録モードとする。カメラ部14のレンズ100
により結像した被写体の映像をカメラ一体型デジタルV
TR内部の図示しないCCD等の光電変換素子により映
像信号に変換し、また内蔵マイク102により撮影時の
音声を音声信号に変換する。これら映像信号,音声信号
は図1のコーデック部15により符号化を行い、記録/
再生部12により記録用のフォーマットに変換した後、
ビデオカセットテープ、光ディスク等の記録媒体13に
記録される。また、この記録中に、コーデック部15を
介して出力される映像信号はモニタ部16としてこのカ
メラ一体型デジタルVTRに組み込まれている電子式や
液晶式のビューファインダー101、あるいは、液晶モ
ニタ等のモニタ103からなるモニタ部16により記録
中に表示され、映像が実際に記録されているか否か、記
録される映像がどのようなものかを確認することができ
る。
【0040】また、所望の映像を撮像した後、ユーザが
電源/操作モード記録スイッチ(操作スイッチ)105
を操作すると、CPU11はこのカメラ一体型デジタルV
TRを巻き戻しモードとし、記録媒体の記録開始箇所の
頭出しを行う。その後、ユーザが電源/操作モード記録
スイッチ(操作スイッチ)105を操作すると、CPU1
1はこのカメラ一体型デジタルVTRを再生モードとす
る。これに伴って、記録/再生部12は記録媒体13か
ら撮影した映像データを読み出しコーデック部15によ
り映像信号を復号しモニタ103により再生する。これ
により、カメラ一体型デジタルVTRはモニタ103で
の再生を行い、ユーザは撮影した画像をビューファイン
ダー101よりも大型のモニタ103画面で楽しむこと
ができ、所望の画像が撮影できているか否かを確認した
り、データ関連情報を入力すべき時点を探索したり、デ
ータ関連情報に基づき画像データより抽出したシーンが
意図通りになっているか否かを確認し意図通りになって
いない場合にデータ関連情報を入力し直す等の編集作業
を容易に実行できる。
【0041】なお、108はこのカメラ一体型デジタル
VTRを駆動するためのバッテリーパック、107はこ
のカメラ一体型デジタルVTRにおけるビデオカセット
テープの装着部を覆うカセット蓋、106はユーザが撮
影時にこのVTRを持つ手をサポートするグリップベル
ト、109はデータ関連情報を入力するための情報ボタ
ンである。
【0042】また、この図4には示していないが、図1
の外部インターフェース10により、再生した映像をこ
のカメラ一体型デジタルVTRに接続した外部のより大
型のモニタに映し出したり、記録媒体に記録した映像デ
ータを外部インターフェース10を介してパソコンに転
送し、パソコン上で画像編集を行ったりすることも可能
である。以上のように構成されたデータ関連情報生成装
置を有する画像記録再生装置を例にとり、そのデータ関
連情報生成方法について、図1,図2,図3を用いて説
明する。
【0043】図1のデータ関連情報生成装置を有するカ
メラ一体型デジタルVTRは、図4に示すように、一般
的なカメラ一体型デジタルVTRと同様の構成を有して
おり、カメラ部13で入力した画像をモニタ部16でモ
ニタすると同時に、コーデック部15で圧縮し、記録/
再生部12を通して記録媒体13に記録する。このビデ
オカメラが従来のビデオカメラと異なるのは、CPU11
の動作であり、ユーザの情報ボタン109、撮影スイッ
チ104、電源スイッチ105から入力される制御信号
に基づいてデータ関連情報を生成することができる。こ
のCPU11がデータ関連情報生成装置に相当する。
【0044】図5はこのCPU11により実現されたデー
タ関連情報生成装置の構成を示すもので、110はメニ
ュー別にデータ関連情報のひな型を記憶しているメニュ
ー別データ関連情報記憶手段、111はこのメニュー別
データ関連情報記憶手段110が記憶しているデータ関
連情報のひな型をメニュー入力手段116の指定に応じ
て選択するデータ関連情報ひな型選択手段、112はこ
のデータ関連情報ひな型選択手段111により選択され
たデータ関連情報のひな型をパラメータ入力手段115
からのパラメータの入力により書き換えるデータ関連情
報ひな型書き換え手段、113はデータ関連情報記録タ
イミング入力手段117の入力に応じてデータ関連情報
を記録するタイミングを制御する記録タイミング制御手
段、114はデータ関連情報ひな型書き換え手段112
により書き換えられたデータ関連情報のひな型を記録タ
イミング制御手段113の制御により記録媒体に書き込
むデータ関連情報記録手段である。
【0045】なお、データ関連情報ひな型選択手段11
1、データ関連情報ひな型書き換え手段112、記録タ
イミング制御手段113、データ関連情報記録手段11
4はCPU11自体により実現される部分であり、メニュ
ー別データ関連情報記憶手段110がCPU11内の図示
しないROMにより実現される部分であり、パラメータ
入力手段115,メニュー入力手段116、データ関連
情報記録タイミング入力手段117はユーザの情報ボタ
ン109、撮影スイッチとしての録画ボタン104、電
源スイッチとしての電源/操作モード切り換えスイッチ
105等により実現される部分である。
【0046】図2はデジタルデータのデータ関連情報を
生成する際のCPU11の動作を示している。CPU11はカ
メラ一体型デジタルVTRの電源/操作モード切換スイ
ッチ105がオフのスタンバイ状態でも動作するものと
する。まず、ステップ21でユーザがカメラ一体型デジ
タルVTRの電源/操作モード切換スイッチ105をオ
ンすると、CPU11に電源が投入された旨が入力され
る。これにより、デフォルトでデータ関連情報を入力す
る旨が設定される。
【0047】次に、生成するデータ関連情報の種類を選
択するかどうかを図4に示す録画ボタン104や電源/
操作モード切換スイッチ105等のスイッチの操作の組
み合わせで入力するが、この選択は、メニュー方式、即
ち、ステップ22でモニタ103上にメニューを表示す
るなどしてユーザに問いかけを行うことで実現してもよ
い。これは、CPU11が図6に示すようにモニタ部16
に対し質問文を出力し、また図7に示すようにタッチパ
ネル103aが有る場合はそれに対する回答ボタン10
3bを出力しモニタ部16でこれらを表示することで行
う。その際、質問文の出力はCPU11が質問文を記憶し
ているROMを検索することで行う。なお、データ関連情
報をデフォルトで入力とする代わりにメニュー方式にて
ユーザに問いかけ、これに対するユーザの回答を得るよ
うにしてもよい。
【0048】この問いかけに対し、ユーザは図8に示す
ように、カメラ一体型デジタルVTRのボディ後部右側
面に設けた録画ボタン104や電源/操作モード切換ス
イッチ105のどのスイッチをどの順序で何回オンする
等のスイッチ操作の組み合わせを親指の操作で行うこと
によってメニューボタンを選択してもよいし、図9、図
10、図11に示すように、ボディ上面に情報スイッチ
109や感圧センサ109a、発汗センサ109b等の
センサを設け、これをカメラ一体型デジタルVTRをグ
リップした手の指で押さえることで選択を行ってもよ
い。なお、センサを用いる場合は、図12に示すよう
に、センサ出力正規化部116aでセンサ出力を正規化
し、正規化後のセンサ出力としきい値発生部116bで
発生したしきい値とを比較部116cにより比較し、そ
の比較結果をデータ関連情報ひな型選択手段112に出
力する必要がある。
【0049】また、図7に示す液晶モニタ103にタッ
チパネル103aを設け、液晶モニタに表示した選択項
目ボタン103bの部分に指Fを当てることで選択を行
ってもよいし、図13に示すように、タッチパネルにプ
ラスチック製等のペンPを当てることで選択を行っても
よい。これらの場合、図14に示すようにメニュー入力
手段116ではタッチパネル103aからパネル上の指
FやペンPで押さえた部分の座標が座標位置入力手段1
16dに入力され、これとCPU11からのボタン10
3bを表示した位置とが位置比較手段116eで比較さ
れることによりどのボタンを入力したかをデータ関連情
報ひな型選択手段に出力する。また、図15に示すよう
に、タッチパネルにペンで質問に対する回答を手書き記
入し、これを自動認識することで選択項目を入力しても
よい。この場合、図16に示すように、タッチパネル1
03aからパネル103b上の指FやペンPで押さえた
部分の座標が座標位置入力手段116dに入力され、パ
ターンマッチング手段116fが指やペンで押さえた点
の軌跡としての入力文字がどの標準文字パターンに類似
しているかで、手書き入力した文字列を認識し、回答候
補照合手段116gはCPU11が発する質問文に対す
る回答の候補と、認識した文字列とを照合することで、
回答が適切なものか否かを判定し、適切である場合はそ
の回答をデータ関連情報ひな型選択手段111に出力す
る。
【0050】あるいはさらに、図17(a), 図17(b)に
示すように、ビューファインダー101中にメニューボ
タン101aを表示し、選択項目ボタンを自動的に明暗
を反転表示させながら順次移動させてゆき、反転表示し
た項目ボタンがユーザが希望する項目に来たところで、
図8に示すように録画ボタン104や電源/操作モード
切換スイッチ105の操作の組み合わせによってメニュ
ーボタンを選択してもよいし、図9、図10、図11に
示すように、ボディ上面に情報スイッチ109や感圧セ
ンサ119a、発汗センサ119b等を設け、これをビ
デオカメラをグリップした手の指で押さえることで選択
を行ってもよい。このボタンの反転移動は、図18に示
すように、ボタンパターン形成手段11a、ボタンパタ
ーン反転手段11b、反転ボタン指定手段11cをCP
U11内にソフトウエア等で実現し、ボタンパターン形
成手段11aにより発生した回答ボタンのパターンの明
暗をボタンパターン反転手段11bで反転するが、その
際、反転ボタン指定手段11cによりボタン群のなかか
ら明暗が反転するボタンが順次異なるボタンになるよう
に指定することでボタンの移動を実現できる。なお、こ
れらボタンパターン形成手段11a、ボタンパターン反
転手段11b、反転ボタン指定手段11cはCPU11
外部のハードウエアで実現してもよい。そして、例え
ば、図10に示すようにビューファインダー101のパ
ッド101bに目を軽く押しつけたり、図11に示すよ
うにまばたきをすることにより、ビューファインダー1
01の周囲のパッド101bに内蔵された図示しない感
圧センサがこれを感知し、該当する項目を指定する。こ
の場合、メニュー入力手段116は、図19に示すよう
に、感圧センサ出力入力手段116iにより感圧センサ
の出力を入力し、かつ入力ボタン決定手段116jがボ
タン位置入力手段116hを介して反転ボタン指定手段
11cの出力により明暗が反転しているボタンがいずれ
かの情報を受けとることで、ボタン群の中で明暗が順次
反転して行き、ユーザが所望するボタンのところで、目
を軽く押し当て感圧センサを動作させるとそのボタンを
入力ボタンとして決定することができる。あるいは、項
目を選択する際に、感圧センサの代わりに、図20に示
すように、ビューファインダー101に内蔵された発光
部が微弱光をユーザの目に照射しその反射光をビューフ
ァインダーに内蔵された光センサが感知して目を開けて
いるか閉じているかを検出し、この出力をセンサ出力入
力手段116iに入力することで、該当する項目を指定
すること等も考えられる。
【0051】ユーザがデータ関連情報の種類を選択しな
い場合はデータ関連情報を入力する旨が取り消される。
これに対し、ユーザがデータ関連情報の種類を選択する
旨の指示を行った場合、ステップ23で選択を行う。そ
の際、MPEG-7等のデータ関連情報記述のどの記述を用い
るかをユーザが選択できるようにしても良いが、このよ
うな選択はMPEG7やXMLの知識を一般ユーザに期
待できないため一般ユーザにとってはわかりにくく、容
易に実行し難い。そのため、例えば、図21(a)のモニ
タのメニュー, 図21(b)のビューファインダーのメニ
ューに示すように、データ関連情報を重要な場面ごとに
記録する、あるいは撮影場所を変更したごとにデータ関
連情報をヘッダ等に入れる(この場合は、例えば電源/
操作モード切り換えスイッチと連動させることで実現す
る)、あるいはデータ関連情報を一定時間ごとに入れ
る、などのメニューの中から選択できるようにする。そ
の際に必要な処理や回路構成は、上述のデータ関連情報
の種類を選択するか否かについてのメニュー方式と同様
の手法で実現できる。あるいは、図22(a) のモニタの
メニュー, 図22(b) のビューファインダーのメニュー
に示すように、目的ごとに、例えば、スナップ撮影用、
保存記録用、運動会用、発表会用などのメニューの中か
ら選択させるようにし、CPU11内部でMPEG-7等の記述
セットに変換しても良い。この記述セットとしては、Vi
deo Segemntを使うが、例えば、目的ごとに観点を変え
ることなどで対応する。こうした選択は、例えば、MPEG
-7等の記述セットを図示しないROMに記憶しておき、ユ
ーザーが選択したメニューに応じてCPU11がROMの内容
を選択する、等により実現可能となる。
【0052】図2のステップ24において、撮影を開始
した場合、ステップ25において、ビデオの一部分であ
ることを示すVideo Segment記述をデータ関連情報とし
て記録する。撮影中は、重要な場面、強調したい場面、
シーンが変わった瞬間などデータ関連情報を特に記録し
たい場合、情報ボタン109をユーザが押すと、CPU1
1がそれを検出し、データ関連情報を生成し、記録す
る。図2の例ではVideoSegmentと重要度記述をそれぞれ
ステップ27,28で記録するとしているが、それに限
るものではなく、ステップ23で選択したデータ関連情
報を記録しても良いし、また、カメラ一体型VTRのボ
ディに情報ボタンを複数個設け、データ関連情報の種類
ごとに異なったボタンを割り当て、ユーザがこれを押す
ことでそれぞれのデータ関連情報を記録するようにして
も良い。この操作を撮影終了まで繰り返す。
【0053】図3が本実施の形態1で生成したデータ関
連情報の例であり、記述にはMPEG-7を用いている。ここ
では、従来例と異なり、XML記述方式を用いている。図
3では、記述子301aないし301b間のMedia Info
rmation記述でこの画像データ全体の情報を記述してい
る。即ち、この画像データのファイルフォーマットがM
PEG4であり、記述子302によるSegment Decompos
itionでは画像データの一部であるVideo Segmentがtemp
oral、すなわち時間的に並んでいることを示している。
以上の記述は電源を入れた後、あるいはSegment記述を
始める前に生成、記録する。図3中の記述子303aな
いし303bが1セグメント=1シーンに関する記述で
あり、1シーンが30F、即ち毎秒30フレームで、1
M19S、即ち1分19秒続くことを示している。Vide
o Segment以下が、生成したデータで、記述子304で
示すtitle等は、撮影時ではなく、後から入力する。記
述子305aないし305b間のPoint Of Viewが重要
度を示す記述で、記述子306に示すView Pointごとに
数値で表す。
【0054】なお、一般に、Point Of Viewは他のオブ
ジェクトと識別するためのポイントを表す。データ関連
情報はXML記述でユーザがその全てを入力してもよい
が、ユーザの使用状況を想定して複数のメニューを予め
用意しておき、その中から撮影する状況に最もふさわし
いメニューを選択することで、XML記述を自動的に生
成するようにしてもよい。例えば、運動会において、息
子と娘が登場するシーンを撮影する場合では、図23
(a) のモニタのメニュー, 図23(b) のビューファイン
ダーのメニューに示すように、「運動会」のメニューに
おいて、son, daughter, excitingのタグに対応するボ
タン103m、103n、101m、101nを予め用
意しておき、息子,娘についてはその登場するシーンの
時間的長さによって、Value、即ち重要度の大きさを表
している。excitingとは、盛り上がりの意味で、この記
述は機器に設けた情報ボタンなどにより記録可能であ
る。excitingの値を最も簡単に設定するには、重要度の
数値を“0”(=重要でない)あるいは“1”(=最も重
要)の2種類とすればよいが、モニタのメニューやビュ
ーファインダーのメニューに示されている数値ボタンを
メニュー方式、即ち、上述のデータ関連情報の種類を選
択するかどうかに回答する場合と同様の手法、で選択し
たボタンを入力するようにしてもよく、その際、電源キ
ーや録画キーを押す組み合わせで“0”と“1”との間
に例えば“0.1”刻みの数値を入力できるようにし
て、これを選択して入力してもよいし、カメラ一体型V
TRのボディ上面にexcitingボタンを設け、これをユー
ザが操作することでexcitingの数値を入力することや、
ボディ上面に設けた圧力センサや発汗センサに指を当て
ることでユーザのexcitingの度合いを検知して数値を入
力してもよい。また、図24に示すように、撮影の際の
歓声の大きさや撮影者自身の声の大きさを計測し、その
大きさに基づいてexcitingの数値を入力するようにして
もよい。この場合、カメラ部14の図示しないマイクに
より得た音声信号のレベルを音声信号レベル検出手段1
16kで検出し、このレベルを音声信号レベル正規化手
段1161にて正規化し、この正規化後のレベルとしき
い値発生部116mで発生した複数のしきい値とを比較
手段116nにて比較することにより、メニュー入力と
してどの値を指定するかを自動的に選択することができ
る。
【0055】以上のように、データ関連情報を撮影操作
と結びつけて生成することにより、ユーザが撮影時に簡
易にデータ関連情報を生成することが可能となる。な
お、Point Of Viewは撮影後に入力することも可能であ
る。
【0056】また、このようにして入力した重要度やex
citingの数値は、液晶モニタやビューファインダーに単
独で表示したり、撮影中のモニタ映像にスーパーインポ
ーズで表示したり、メッセージの内容に対応するアイコ
ンを重要度に応じた色で着色したり、数値に応じてアイ
コンの明度を増すことにより、黒っぽくなったアイコン
を表示するようにすることなどで、使用者が入力した数
値等を確認できるようにしてもよい。
【0057】例えば、指定した登場人物やexcitingの重
要度は、図25に示すように、モニタ103やビューフ
ァインダー101に撮影中の画面と切り換えて表示して
もよいし、図26に示すように、撮影中の画面に重畳し
て表示するようにしてもよい。さらには、図27に示す
ように、指定した登場人物をアイコンS、Dで表示し、
excitingの重要度はそのアイコンの色で表示するように
してもよい。この図27(a)は重要度が小さい場合、図
27(b)は重要度が大きい場合である。また、図28に
示すように、excitingの重要度はアイコンの明暗で示す
ようにしてもよい。図28(a)は重要度が小さい場合、
図28(b)は重要度が大きい場合である。
【0058】図25の画面表示は、図29に示すよう
に、CPU11内に表示メッセージ発生手段11d、表
示メッセージ書き換え手段11e、画面出力手段11f
を設け、表示メッセージ発生手段11dにて発生した定
型の表示メッセージ中のパラメータ部分、例えば図25
の例では、「息子」,「娘」,「0.7」の部分を表示
メッセージ書き換え手段11eにより書き換えた後、画
面出力手段11fによりモニタ部16に出力する。な
お、表示メッセージ発生手段11d、表示メッセージ書
き換え手段11e、画面出力手段11fはCPU11外
部のハードウエアで実現してもよい。図26(a)の画面
表示は、図30に示すように、図29の表示メッセージ
書き換え手段11eと画面出力手段11fとの間にスー
パーインポーズ手段11gを設け、コーデック部15か
ら出力された撮影中の画像に、メッセージ「登場人物:
息子,娘、重要度=0.7」を重畳表示することで実現
できる。また、図26(b)の画面表示は、図31に示す
ように、コーデック部15からの撮影中の画像を画面縮
小部11hで縮小し、表示メッセージ書き換え手段11
eの出力であるメッセージ画面をメッセージ移動手段1
1iにより画面下部に移動し、これらの画面を画面合成
手段11jにより合成したのち、画面出力手段11fに
よりモニタ部16に出力することで実現できる。図27
の画面は、図32に示すように、メニューに対応してア
イコンを記憶しているアイコン記憶手段11kからアイ
コン選択手段11lによりメッセージに対応するアイコ
ンを選択し、アイコン着色手段11mによりその重要度
に応じて、選択したアイコンを着色し、これを画面出力
手段11nによりモニタ16に出力する。また、図28
の画面は、図33に示すように、図32のアイコン着色
手段11mに代えてアイコン明暗変更手段11oを設
け、重要度に応じてアイコンの明暗を変更するようにし
てもよい。
【0059】ところで、この図3の例では、最初のビデ
オセグメントSeg0では「息子」の登場時間が“0.2”と
少なく、「娘」の登場時間が“0.6”と多いが、面白み
に欠ける場面のため、excitingの数値例を“0.1”とし
ている。次のビデオセグメントSeg1では「息子」と
「娘」が同等の登場時間“0.6”で登場し、面白い場面
であるので、excitingの数値例を“0.8”としている。
なお、以上の説明では、重要度を1シーン中での登場時
間としているが、excitingの値が大きかったり、sonやd
aughterの値が大きい(出現頻度が大きい)ことなどを
示すようにしてもよい。また、sonやdaughterの画面上
での大きさや複数の観点の値を組み合わせて重要度を定
めてもよい。また、sonやdaughterは「運動会」メニュ
ーのサブメニューとして選択するようにしたが、これら
は観点の例として選択するようにしてもよく、これはPo
int Of ViewにおけるValueボタンを選択することで実行
できる。
【0060】このように、撮影状況に応じてメニューを
選択し、さらにその中から必要なパラメータをメニュー
で選択することにより、XMLの文法の知識を必要とす
ることなくデータ関連情報を生成し、これを本来の撮影
データに付与することができる。
【0061】即ち、図5のメニュー入力手段116によ
りユーザがメニューを選択すると、メニュー別関連情報
記憶手段110に予めメニュー別に記憶されているデー
タ関連情報のひな形を、関連情報ひな型選択手段111
が選択する。図3の例で言えば、〈Point Of View View
point="son"〉,〈Point Of View Viewpoint="daughte
r"〉,〈Point Of View Viewpoint="exciting"〉などが
ひな型に該当する。この選択したメニューに対応するデ
ータ関連情報のひな形の中で、変数に相当する部分を書
き換える必要があるが、これをメニュー中に用意されて
いるタグをパラメータ入力手段115により選択するこ
とで選択し、関連情報ひな型書き換え手段112はその
タグに応じてデータ関連情報ひな形中の変数部分をユー
ザが指定した情報に書き換えることで、データ関連情報
を完成する。図3の例では変数は、<Value>であり、こ
れをユーザの指定通りの値(“0.6”、“0.8”な
ど)に書き換える。このようにして完成したデータ関連
情報は、図5に示すように、関連情報記録タイミング入
力手段117によりユーザが指定したタイミングに応じ
て、記録タイミング制御手段113が該当するタイミン
グのシーン等のヘッダ部分に記録されるように、関連情
報記録手段114を制御する。
【0062】また、このようにして記録されたデータ関
連情報を用いてカメラ一体型VTRが記録した画像デー
タを自ら再生する場合、例えば図34に示すように、記
録/再生部12により再生された記録媒体の再生信号か
らデータ関連情報検出手段11pによりデータ関連情報
を検出し、データ関連情報判定手段によりその重要度
が、例えばユーザが設定した値“0.5”よりも大きい
か否かを判定する。その値が大きければ、記録媒体駆動
制御手段11rは記録媒体駆動制御手段11rにより図
示しない記録媒体駆動手段の記録媒体再生速度を通常再
生に設定し、再生制御手段11sによりコーデック部1
5によりその際再生される再生信号のデコードを実行さ
せる。これに対し、重要度が、ユーザが設定した値
“0.5”よりも小さい場合は、記録媒体駆動制御手段
11rは記録媒体駆動制御手段11rにより図示しない
記録媒体駆動手段の記録媒体再生速度を早送りモードに
設定し、かつ再生制御手段11sにより再生信号のデコ
ードを実行させないことで、重要度の低い区間の再生ス
キップを実現できる。
【0063】このように、本実施の形態1によれば、カ
メラ一体型VTRにおいて、使用者の撮像動作に伴い操
作する録画スイッチや電源ボタンの操作の組み合わせ
や、モニタに表示されるメニューのボタンの操作、ある
いはVTRのボディに備わった情報スイッチの操作、液
晶モニタへのタッチや記入、ビューファインダーに対す
る目での操作等により、一般ユーザに期待できないMP
EG−7の知識を前提とすることなくひな型中のパラメ
ータをユーザにとって親しみやすい方式で入力すること
により、データ関連情報を入力することが可能となり、
撮影した動画像を後で再生したりする場合のインデック
ス情報を容易に得ることが可能となる。
【0064】なお、実施の形態1では、電源ボタンを入
れた際に必ずデータ関連情報を選択するかどうかをユー
ザに選ばせるようにしたが、これに限るものではなく、
電源ボタンの投入とは独立してデータ関連情報を選択す
るかどうかを設定するようにもできる。例えばVideo Se
gmentのうち、撮影時に変化する可能性のある、View等
の値のみ撮影時に生成し、他は予め生成しておいても、
同様の効果を期待できる。また、撮影ボタンと同期して
データ関連情報を生成するとしたが、カメラなどではバ
ッテリーを長持ちさせるため電源を手動あるいは自動で
切断するような設定にしている場合がある。そのような
場合に対応するため、電源のon/offに同期してデータ関
連情報を生成するようにすることも可能である。
【0065】また、実施の形態1では、XML等の記述
例を数種類に限定して説明したが、これに限るものでは
なく、用途に応じてメニューの中から選択することが可
能である。また、撮影した画像はこれを記録するものと
して説明したが、必ずしも記録する必要はなく、ネット
ワーク上で用いる場合など、圧縮した画像、音声データ
をそのまま伝送する際にも同様に用いることができる。
さらに、データ関連情報を撮影時に生成するとしたが、
情報ボタンを再生時、即ち、本実施の形態1によるカメ
ラ一体型VTR自身で撮影した画像を確認するための再
生に使うことで、再生時にもデータ関連情報を生成する
ことが可能である。なお生成したデータ関連情報を記録
あるいは伝送する際、撮影した画像、音声データと同時
に多重して記録、伝送するか、あるいはデータ関連情報
を記録、伝送する為に別の領域を確保し、撮影した画
像、音声データと分けて記録、伝送するかは機器、シス
テムの構成に応じて選べば良い。
【0066】さらに、このようにして生成したデータ関
連情報に基づき、動画データ中のユーザが指定した重要
度の区間を検出し、この区間のみを再生してモニタに映
し出すことができ、これにより、CPUが記録媒体に記
録した動画データの中から重要度の高いデータのみを抽
出して再生することができ、モニタによる記録データの
確認を効率的に行うことができる。また、記録した「作
品」を退屈することなく視聴することができ、消費電力
の節約による駆動可能時間をより多く確保することも可
能である。
【0067】(実施の形態2)以下、本発明の請求項9
に対応する、実施の形態2による画像データ生成方法に
ついて、図面を参照しながら説明する。この実施の形態
2では、データ関連情報生成装置をムービー機能あるい
はカメラ機能を有する携帯電話機に内蔵した場合を例に
とって説明する。
【0068】ムービー機能やカメラ機能付きの携帯電話
機は例えば図35のように、筐体の裏面に撮影用のレン
ズ206とその奥の筐体内部に図示しない光電変換部を
有しており、撮影した(動)画像をメールに添付する等
して、携帯通信網を介して送信することが可能である。
動画撮影の際の音声はマイク207で得ることができ
る。なお、200は通話用のマイク、201はテンキ
ー、202はファンクションキー、203は液晶ディス
プレイ、204は通話用のスピーカ、205はホイップ
アンテナである。
【0069】図36は本発明の第2の実施の形態におけ
るデータ関連情報生成装置(CPU11)を有する携帯
電話機2000のブロック図である。この携帯電話機は
ムービー機能あるいはカメラ機能を有するもので、図1
と同一の符号は同一または相当するものを示す。19は
アンテナ、18はアンテナで送受信する高周波信号を処
理するRFフロントエンド、17はマイクからの音声を
変調し復調した音声信号をスピーカに出力する変復調部
である。
【0070】この携帯電話機のデータ関連情報生成から
画像データ生成に至る動作は、上記実施の形態1のデー
タ関連情報生成装置を有するカメラ一体型デジタルVT
Rの動作と同様であり、カメラ機能で撮影した(動)画
像データに撮影中あるいは撮影後に、デジタルデータに
関連したデータ関連情報を生成,付加し、該データ関連
情報を用いて、優先度の高い部分のみを抽出して短縮デ
ジタルデータを生成し、メール等に添付して送信するこ
とにより、通信コストを低廉に抑えることが可能とな
る。
【0071】データ関連情報の生成,追加機能,自己に
よる再生動作は実施の形態1と同様であるので、特に説
明は行わないが、図36の記録媒体13は半導体メモリ
のみとなり、この場合、図34の記録媒体駆動制御手段
11rはメモリのアドレスのジャンプ手段となる。ま
た、再生制御モニタ部16は液晶ディスプレイのみとな
る。メール作成,(動)画像添付を実現する構成は、図
37に示すようになる。
【0072】即ち、メール文作成手段11tは、ユーザ
がテンキー201を操作することにより、1つのキーに
つき複数割り当てられた複数の文字,数字を適宜選択し
てメール文を作成する。レンズ206で撮像され図示し
ないCCD等の光電変換素子により光電変換されて得ら
れた画像データは上述のようにデータ関連情報が付加さ
れる。送信画像データ作成手段11uは得られた画像デ
ータ中、例えばデータ関連情報の重要度が所定の値以上
となっている区間のみを取り出すことで送信画像データ
を作成し、データ添付手段11vはこの送信画像データ
をメール文の添付ファイルに変換する。プロトコル変換
手段11wはこの送信画像データが添付されたメール文
をインターネット等のネットワークに送出できるように
そのプロトコルを変換する。
【0073】このような、データ関連情報を生成するか
否か、データ関連情報を選択するか否か、登場人物の選
択やexcitingの重要度の値の入力等は、実施の形態1の
カメラ一体型VTRの場合と同様に行う。即ち、液晶デ
ィスプレイにメニューを表示し、そのメニューボタンを
ファンクションキーやユーザー情報ボタンにより選択し
たり、液晶ディスプレイに設けたタッチパネルのメニュ
ーボタンに相当する部分に指を当てることにより所望の
ボタンを選択できるようにしたり、液晶ディスプレイに
質問文のみを表示し、これに対する回答を、テンキーや
ファンクションキーで入力したり、タッチパネルに文字
を手書きすることで回答を入力したり、携帯電話機の筐
体に設けた圧力センサや発汗センサに指を当てること
で、回答を選択したり、マイクで拾った歓声やユーザの
声のレベルを検出することで回答を選択することができ
る。
【0074】即ち、携帯電話機においても、実施の形態
1と同様、使用者の撮像動作に伴い操作するテンキー2
01やファンクションキー202に割り当てた録画スイ
ッチや電源ボタンの操作の組み合わせで、データ関連情
報を入力したり、その際、図38に示すように液晶ディ
スプレイ203に質問文を表示したり、図39に示すよ
うにタッチパネル203aが有る場合は質問文に対する
回答ボタンを表示し、図40や図41に示すように液晶
ディスプレイ203に表示されるメニューのボタンに相
当する部分に指FやペンPを当てる操作を行うことで、
あるいは図42に示すように、携帯電話機の筐体に備わ
った情報スイッチ209の操作、図43や図44に示す
ように、圧力センサ209aや発汗センサ209bによ
り筐体を保持したユーザの手を感知することにより、さ
らには図45に示すように液晶ディスプレイ203のタ
ッチパネルへの手書き記入等を行うことにより、あるい
は図46に示すように、通話用のマイク207で拾った
ユーザ自らの声や声援の大きさ等を検知することによ
り、一般ユーザに期待できないMPEG−7の知識を前
提とすることなく一部のパラメータをユーザにとって親
しみやすい方式で入力することにより、データ関連情報
を入力することが可能となり、撮影した動画像を後で再
生したりする場合のインデックス情報を容易に得ること
が可能となる。
【0075】このように、本実施の形態2によれば、携
帯電話機において、使用者の撮像動作に伴い操作するテ
ンキー201やファンクションキー202に割り当てた
録画スイッチや電源ボタンの操作の組み合わせや、液晶
ディスプレイ203にタッチパネルを設け液晶ディスプ
レイ203に表示されるメニューのボタンに相当する部
分に指やペンを当てる操作、あるいは携帯電話機の筐体
に備わった情報スイッチの操作、液晶モニタへのタッチ
や記入等により、一般ユーザに期待できないMPEG−
7の知識を前提とすることなく一部のパラメータをユー
ザにとって親しみやすい方式で入力することにより、デ
ータ関連情報を入力することが可能となり、撮影した動
画像を後で再生したりする場合のインデックス情報を容
易に得ることが可能となる。
【0076】なお、実施の形態2でも、実施の形態1と
同様、電源ボタンを入れた際に必ずデータ関連情報を選
択するかどうかをユーザに選ばせるようにしてもよく、
また、電源ボタンの投入とは独立してデータ関連情報を
選択するかどうかを設定するようにもできる。また、撮
影ボタンと同期してデータ関連情報を生成するようにし
てもよく、バッテリーを長持ちさせるため電源を手動あ
るいは自動で切断するような設定にしている場合は、こ
れに対応するため、電源のon/offに同期してデータ関連
情報を生成するようにすることも可能である。
【0077】また、実施の形態1と同様、XML等の記
述例は数種類に限るものではなく、用途に応じてメニュ
ーの中から選択することが可能である。また、撮影した
画像はこれを伝送するものとして説明したが、必ずしも
伝送する必要はなく、圧縮した画像、音声データをその
まま記録する際にも同様に用いることができる。さら
に、データ関連情報を撮影時に生成するとしたが、情報
ボタンを再生時、即ち、本実施の形態2による携帯電話
機自身で撮影した画像を確認するための再生時に使うこ
とで、再生時であってもデータ関連情報を生成すること
が可能である。なお生成したデータ関連情報を伝送ある
いは記録する際、撮影した画像、音声データと同時に多
重して伝送、記録するか、あるいはデータ関連情報を伝
送、記録する為に別の領域を確保し、撮影した画像、音
声データと分けて伝送、記録するかは機器、システムの
構成に応じて選べば良い。
【0078】さらに、このようにして生成したデータ関
連情報に基づき、動画データ中のユーザが指定した重要
度の区間を検出し、この区間のみを携帯電話機自体が再
生して液晶ディスプレイに映し出すことができ、これに
より、CPUが記録媒体に記録した動画データの中から
重要度の高いデータのみを抽出して再生することがで
き、モニタによる記録データの確認を効率的に行うこと
ができる。また、記録した「作品」を退屈することなく
視聴することができ、消費電力の節約による駆動可能時
間をより多く確保することも実現できる。
【0079】また、あらかじめ定めた観点に対し、情報
ボタンにより観点の値を記録するようにすることもでき
る。なお、このテンキーを観点の数字の入力に使用する
場合は、予めファンクションキー等でその旨を指示して
おく。
【0080】(実施の形態3)図47は本発明の請求項
13,17に対応する実施の形態3における画像データ
生成方法の一例を示すフローチャートである。図47の
フローチャートは携帯端末等に内蔵された制御用CPUで
実行することを想定している。図47は、実施の形態2
のようなデータ関連情報生成装置で生成したデータ関連
情報つきの画像、音声データを携帯電話機等で送る際
に、指定した通信料以下でなるべく多くの画像、音声デ
ータを送信できるように、送信する(動)画像、音声デ
ータを抽出する方法の一例を示している。図47におい
てステップ41,42で送信する相手ならびに送信する
コンテンツを選択した後、ステップ43、44で設定し
た通信料で送信可能なコンテンツの長さLを計算する。
通常、画像、音声コンテンツは情報圧縮されているの
で、圧縮された状態での長さに該当するが、圧縮前のデ
ータサイズに換算すれば、画像、音声の実時間に容易に
変換できる。画像、音声データは、データ関連情報によ
りセグメントと呼ばれる小区間に分割されている。ステ
ップ45でまず優先度の初期値Prを設定しステップ46
で優先度を計算した後、ステップ47でセグメントごと
にデータ関連情報に含まれる優先度情報を利用して初期
値Prと比較する。例えば、図3では、Point Of View記
述(観点記述)において、View Point=“exciting”であ
るところのvalueを抽出し、Pと比較する。この例では1
つの記述の値からのみ算出したが、優先度の値の記述が
複数ある場合は、一定の換算式で導出し、代表優先度を
定めた後、比較する。設定値Pよりそのセグメントの導
出した優先度が大きい場合、そのセグメントをステップ
48で選択する。ステップ49でこれらの処理が全て終
了したと判明しかつステップ491で選択したセグメン
トの長さが設定データ長Lより短かいことが判明すれ
ば、セグメントが1個以上選択されていることをステッ
プ493で確認して終わる。
【0081】一方、ステップ491により選択したセグ
メントの長さの合計が設定したデータ長Lよりも長いと
判明した場合、ステップ492により優先度の設定値Pr
を上げて同様の選択動作を繰り返す。例えば、優先度の
設定値Prが“0.5”であった場合に選択されたセグメン
トの合計が、所定の通信料で通信可能なデータ長Lより
も長くなった場合、優先度の設定値Prに例えばきざみ
“0.1”を加えて“0.6”に上げることで、該当するセグ
メントの個数を少なくし、これにより、セグメントの合
計が所定の通信料で通信可能なデータ長L以下に収まる
ようにする。このように優先度を例えば“0.1”等の所
定の刻みずつ上げてゆき、最初にセグメントの合計が所
定の通信料で通信可能なデータ長L以下となる優先度の
設定値Pを検出することで、所定のデータ長Lに収まり、
かつ重要度が高いデータのみを収集できる。なお、これ
らの処理は、すべてデータ関連情報を用いて行い、画
像、音声データを直接扱うわけではないため、処理負荷
は十分許容できる範囲に収まる。
【0082】このように、本実施の形態3によれば、ユ
ーザが設定した通話料の上限に応じて、その範囲内で送
信しうる通話時間を決定し、或る優先度を設定しその優
先度以上となるセグメントの合計が上記通話時間を上限
とする時間に可能な限り近づくように、優先度を変化す
るようにしたので、重要なセグメント、すなわち重要な
画像、音声データのみを、予定している通信料の範囲で
可能な限り多く選択することができ、これを送出するこ
とが可能となる。
【0083】(実施の形態4)図48は、本発明の請求
項13,17に対応する実施の形態4における画像デー
タ生成方法の一例を示すフローチャートである。図48
のフローチャートは携帯端末等に内蔵された制御用CPU
で実行することを想定している。図48はメールを想定
した場合の画像データ生成方法で、図47と同様、制御
用のCPUで実行することを想定している。ステップ5
1、52でメールアドレスならびにタイトルを設定した
後、ステップ53でメールアドレスからあらかじめ機器
内に持っているメールする相手が関心を持っている嗜好
に関する情報、MPEG-7では例えばUser Preference記
述、を該ステップ53でデータベースから抽出し、ステ
ップ54にて優先度Pyを設定する。同時にステップ55
でタイトルからキーワードを抽出する。次にステップ5
6、57,58、59で選択したコンテンツの中から優
先度がPy以上の、またはView Point記述もしくはVideo
Segmentのタイトルがキーワードを含んでいるセグメン
トを選択し、ステップ591にて全てのセグメントに関
してステップ56からのチェックが終了したことが判明
すれば、タイトルに関係あるかまたは相手の興味のあり
そうな部分のみをメールに添付して送る。
【0084】このように、本実施の形態4によれば、送
信先のメールアドレスに基づいて相手の趣味,嗜好を判
定し、その判定結果から重要度を判定し、判定した重要
度以上の重要度を有するセグメントを集めて相手に送信
するようにしたので、コンテンツの中から重要な部分の
みを送ることができ、送る側、受け取る側とも通信料を
安価に抑えることが可能となる。なお、図48ではアド
レスとタイトルから選択するとしたが、メール本文の内
容のキーワード、あるいは、キーワードの頻度に応じて
選択するように構成することも可能である。また、図4
8ではデータの長さについての制限は加えなかったが、
図47と組み合わせることで通信料低減の更なる効果も
得ることができる。
【0085】なお、実施の形態3,4では、コンテンツ
の中のセグメントを選択するとしたが、これに限るもの
ではなく、複数のコンテンツあるいはすでに記録済みの
コンテンツ全てから所望のコンテンツを選ぶ際にも用い
ることができる。また、優先度を計算する際、重要度と
嗜好を用いて計算するとしたが、これに限るものではな
く、相手の端末能力の情報や、長さ、タイトルなど他の
情報も優先度に換算して用いることも可能である。ま
た、相手の嗜好をデータベースで持っておくとしたが、
データベースがネットワーク上にある場合などはあらか
じめ持っておく必要はなく、その都度問い合わせればよ
い。また、メールを送る際に自分の嗜好データ、あるい
は端末能力データを添付して送ることでデータベースを
構築することも可能となる。
【0086】さらに実施の形態3では、画像、音声デー
タを伝送する場合について説明したが、これに限るもの
ではなく、一定の長さに記録したい際など記録媒体に記
録する場合に応用することもできる。また、本発明の実
施の形態1ないし3によるデータ関連情報生成装置は、
図49に示すようにコンピュータにより実現してもよ
く、この図49はコンピュータのプログラムならびにデ
ータを記録する記録媒体、およびコンピュータシステム
を示す説明図で、61が記録媒体、62がコンピュータ
システムである。記録媒体61は半導体メモリカードを
想定しており、図2、図47、図48に示した手順をプ
ログラムで実現し、そのプログラムを記憶させることに
より、コンピュータシステム62に移植し実行すること
ができる。また、データ自体を記録媒体に書き込み、再
生することで、本実施の形態と同様の効果を得ることが
できる。
【0087】なお、上記説明では、データ記録媒体とし
てビデオテープや半導体メモリを用いて説明したが、適
切な容量があれば、フロッピー(登録商標)ディスク
や、CD-R、CD-RW、MO 、MD、DVD等の光ディスクなど記
録可能なメディアであれば同様に実施することができ
る。
【0088】また、カメラ一体型デジタルVTRを例に
とって説明したが、カメラ部が分離されたポータブルV
TR部や据え置き型VTRであってもよい。また、カメ
ラ機能付き携帯電話機を例にとって説明したが、これは
カメラ機能が付属するかカメラが接続可能であればPD
A(Personal Digital Assistants)や携帯ゲーム機な
どであってもよい。
【0089】
【発明の効果】以上のように、本願の請求項1の発明に
係るデータ関連情報生成方法によれば、デジタルデータ
を生成する際に該デジタルデータに関連したデータ関連
情報を生成し、該生成したデータ関連情報を前記デジタ
ルデータとともに記録あるいは送出する、ようにしたの
で、規格では規定されていない,データ関連情報の所要
の生成タイミングにて、データ関連情報を容易に生成す
ることが可能となる効果がある。
【0090】また、本願の請求項2の発明に係るデータ
関連情報生成方法によれば、請求項1記載のデータ関連
情報生成方法において、生成すべきデータ関連情報の候
補を選択し、該選択した候補に対応するデータ関連情報
を、生成する、ようにしたので、規格では規定されてい
ない,データ関連情報の所要の生成タイミングにて、デ
ータ関連情報を容易に生成することが可能となる効果が
ある。
【0091】また、本願の請求項3の発明に係るデータ
関連情報生成方法によれば、請求項1記載のデータ関連
情報生成方法において、前記データ関連情報の生成を、
前記デジタルデータの入力,記録,伝送、のいずれか1
つの開始もしくは終了に連動して行う、ようにしたの
で、規格では規定されていない,データ関連情報の所要
の生成タイミングにて、データ関連情報を容易に生成す
ることが可能となる効果がある。
【0092】また、本願の請求項4の発明に係るデータ
関連情報生成方法によれば、請求項1記載のデータ関連
情報生成方法において、前記データ関連情報の生成を、
前記デジタルデータを生成するデータ生成機器に対する
ユーザの操作を契機として行う、ようにしたので、規格
では規定されていない,データ関連情報の所要の生成タ
イミングにて、データ関連情報を容易に生成することが
可能となる効果がある。
【0093】また、本願の請求項5の発明に係るデータ
関連情報生成方法によれば、請求項1記載のデータ関連
情報生成方法において、前記デジタルデータは画像、音
声データであり、前記データ関連情報は、該画像、音声
データの時間情報、内容、重要度のいずれかの情報を含
む、ようにしたので、画像、音声データの検索情報であ
るデータ関連情報として、指標としての利用価値が高
い、時間情報、タイトル、重要度のいずれかの情報を用
いることができる効果がある。
【0094】また、本願の請求項6の発明に係るデータ
関連情報生成装置によれば、デジタルデータを生成する
際に、該デジタルデータに関連するデータ関連情報を生
成し、前記デジタルデータならびに前記データ関連情報
を記録あるいは送出する、ようにしたので、規格では規
定されていない,データ関連情報の所要の生成タイミン
グにて、データ関連情報を容易に生成することが可能と
なる効果がある。
【0095】また、本願の請求項7の発明に係るデータ
関連情報生成装置によれば、請求項6記載のデータ関連
情報生成装置において、本データ関連情報生成装置は、
前記デジタルデータを生成するデータ生成機器内のCP
Uからなる、ようにしたので、デジタルデータを生成す
るデータ生成機器の側で、データ関連情報を生成できる
効果がある。
【0096】また、本願の請求項8の発明に係るデータ
関連情報生成装置によれば、請求項7記載のデータ関連
情報生成装置において、前記データ生成機器は前記デジ
タルデータを表示する表示手段を有し、前記CPUは、
前記表示手段に該デジタルデータ生成機器の使用者が選
択すべきデータ関連情報のメニューを表示するメニュー
表示手段と、前記使用者が選択したメニューの選択項目
に応じてデータ関連情報のひな形を選択するひな形選択
手段と、該選択されたひな形中のパラメータ部分を前記
使用者の指示により書き換えるひな形書き換え手段とを
有する、ようにしたので、メニュー表示に従ってデータ
関連情報を作成でき、使用者にとって使いやすいデータ
関連情報生成装置が得られる効果がある。
【0097】また、本願の請求項9の発明に係る画像デ
ータ生成方法によれば、画像を含むデジタルデータに関
連したデータ関連情報に基づいて、前記デジタルデータ
の長さを短縮した短縮デジタルデータを生成し、前記短
縮デジタルデータを、記録あるいは伝送する、ようにし
たので、データ関連情報を参酌して、短縮デジタルデー
タを生成することが可能となり、生成したデータ関連情
報を用いて、重要な画像データを生成することにより、
通信料や記録に要する容量を減らすことが可能となる効
果がある。
【0098】また、本願の請求項10の発明に係る画像
データ生成方法によれば、請求項9記載の画像データ生
成方法において、前記データ関連情報を用いて、重要度
の高いデジタルデータを優先的に抽出して、前記短縮デ
ジタルデータを生成する、ようにしたので、データの制
作者にとって重要な区間のみを集めた短縮デジタルデー
タを生成することが可能となる効果がある。
【0099】また、本願の請求項11の発明に係る画像
データ生成方法によれば、請求項10記載の画像データ
生成方法において、前記短縮デジタルデータの生成は、
前記データ関連情報の他に、前記デジタルデータの送信
に要する時間、あるいはその記録に必要な記録容量に基
づいて行い、該生成した短縮デジタルデータを、送出す
る、ようにしたので、送信先に元のデータの中で重要度
が高い部分のみを送信することが可能となる効果があ
る。
【0100】また、本願の請求項12の発明に係る画像
データ生成方法によれば、請求項10記載の画像データ
生成方法において、前記生成した短縮デジタルデータを
前記デジタルデータを生成する側にて再生する、ように
したので、デジタルデータを生成した側で、元のデータ
の中で重要度が高い部分のみを再生することが可能とな
る効果がある。
【0101】また、本願の請求項13の発明に係る画像
データ生成方法によれば、画像を含むデジタルデータに
対し、前記デジタルデータに関連したデータ関連情報、
及び送信に関する情報に基づいて、前記デジタルデータ
の長さを短縮した短縮デジタルデータを生成し、前記短
縮デジタルデータを記録あるいは送出する、ようにした
ので、データ関連情報のみならず、送信に関する情報も
参酌して、短縮デジタルデータを生成することが可能と
なり、生成したデータ関連情報を用いて、重要な画像デ
ータを生成することにより、通信料や記録に要する容量
を減らすことが可能となる効果がある。
【0102】また、本願の請求項14の発明に係る画像
データ生成方法によれば、請求項13記載の画像データ
生成方法において、前記送信に関する情報は、送信相手
名の情報であるとしたので、データ関連情報のみなら
ず、送信相手名に関する情報も参酌して、短縮デジタル
データを生成することが可能となる効果がある。
【0103】また、本願の請求項15の発明に係る画像
データ生成方法によれば、請求項13記載の画像データ
生成方法において、前記送信に関する情報は、送信内容
の情報であるとしたので、データ関連情報のみならず、
送信内容に関する情報も参酌して、短縮デジタルデータ
を生成することが可能となる効果がある。
【0104】また、本願の請求項16の発明に係る画像
データ生成方法によれば、請求項13記載の画像データ
生成方法において、前記送信に関する情報は、送信相手
の端末能力情報であるとしたので、データ関連情報のみ
ならず、送信相手の端末能力情報も参酌して、短縮デジ
タルデータを生成することが可能となる効果がある。
【0105】また、本願の請求項17の発明に係る画像
データ生成方法によれば、画像を含むデジタルデータに
対し、前記デジタルデータに関連したデータ関連情報、
及び送信に関する情報に基づいて前記複数のデジタルデ
ータから1つ以上のデジタルデータを選択し、前記選択
したデジタルデータを記録あるいは送出する、ようにし
たので、送信先にデータ関連情報及び送信に関する情報
に基づいて複数のデジタルデータから1つ以上のデジタ
ルデータを選択して送信することが可能となり、生成し
たデータ関連情報を用いて、重要な画像データを生成す
ることにより、通信料や記録に要する容量を減らすこと
が可能となる効果がある。
【0106】また、本願の請求項18の発明に係る画像
データ生成方法によれば、請求項17記載の画像データ
生成方法において、前記送信に関する情報は、送信相手
名の情報である、ものとしたので、送信先にデータ関連
情報及び送信相手名の情報に基づいて複数のデジタルデ
ータから1つ以上のデジタルデータを選択して送信する
ことが可能となる効果がある。
【0107】また、本願の請求項19の発明に係る画像
データ生成方法によれば、請求項17記載の画像データ
生成方法において、前記送信に関する情報は、送信内容
の情報である、ものとしたので、送信先にデータ関連情
報及び送信内容の情報に基づいて複数のデジタルデータ
から1つ以上のデジタルデータを選択して送信すること
が可能となる効果がある。
【0108】また、本願の請求項20の発明に係る画像
データ生成方法によれば、請求項17記載の画像データ
生成方法において、前記送信に関する情報は、送信相手
の端末能力情報である、ものとしたので、送信先にデー
タ関連情報及び送信内容の情報に基づいて複数のデジタ
ルデータから1つ以上のデジタルデータを選択して送信
することが可能となる効果がある。
【0109】また、本願の請求項21の発明に係る画像
データ再生方法によれば、画像を含むデジタルデータに
関連したデータ関連情報に基づいて、前記デジタルデー
タの長さを短縮した短縮デジタルデータを生成し、前記
短縮デジタルデータを表示する、ようにしたので、デジ
タルデータを生成した側等で、元のデータの中で重要度
が高い部分のみを再生でき、かつその際再生に要する時
間を短縮することが可能となる効果がある。
【0110】また、本願の請求項22の発明に係る画像
データ再生装置によれば、画像を含むデジタルデータに
関連したデータ関連情報に基づいて、前記デジタルデー
タの長さを短縮した短縮デジタルデータを生成し、前記
短縮デジタルデータを表示する、ものとしたので、デジ
タルデータを生成した側等で、元のデータの中で重要度
が高い部分のみを再生でき、かつその際再生に要する時
間を短縮することが可能となる効果がある。
【0111】また、本願の請求項23の発明に係るデー
タ記憶媒体によれば、請求項1記載のデータ関連情報生
成方法をコンピュータで実行するためのデータ処理プロ
グラムを記憶するようにしたので、この記憶媒体を使用
することで、データ関連情報の生成をコンピュータによ
り実行することが可能となる効果がある。
【0112】また、本願の請求項24の発明に係るデー
タ記憶媒体によれば、請求項13記載の画像データ生成
方法をコンピュータで実行するためのデータ処理プログ
ラムを記憶するようにしたので、この記憶媒体を使用す
ることで、元のデータよりも短縮された画像データの生
成をコンピュータにより実行することが可能となる効果
がある。
【0113】また、本願の請求項25の発明に係るデー
タ記憶媒体によれば、請求項17記載の画像データ生成
方法をコンピュータで実行するためのデータ処理プログ
ラムを記憶するようにしたので、この記憶媒体を使用す
ることで、元のデータの中から1つ以上のデータを選択
することで画像データを生成する処理をコンピュータに
より実行することが可能となる効果がある。
【0114】また、本願の請求項26の発明に係るデー
タ記憶媒体によれば、請求項1記載のデータ関連情報生
成方法により生成したデータ関連情報を記憶するように
したので、データ関連情報の生成をコンピュータにより
実行することが可能となり、かつ、データ関連情報を本
来のデータとは別に保存できる効果がある。
【0115】また、本願の請求項27の発明に係るデー
タ記憶媒体によれば、請求項13記載の画像データ生成
方法により生成した画像データを記憶するようにしたの
で、元の画像データの中から重要度の高いものの選択を
コンピュータにより実行でき、かつ選択した画像データ
を元の画像データとは別個に保存できる効果がある。
【0116】また、本願の請求項28の発明に係るデー
タ記憶媒体によれば、請求項17記載の画像データ生成
方法により生成した画像データを記憶するようにしたの
で、元の画像データの中から画像データを選択する処理
をコンピュータにより実行でき、かつ選択した画像デー
タを元の画像データとは別個に保存できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるデータ関連情報
生成装置を有するカメラ一体型デジタルVTRのブロッ
ク図
【図2】本発明の実施の形態1におけるCPU11のデー
タ関連情報を生成する際の動作を示すフローチャートを
示す図
【図3】本発明の実施の形態1におけるデータ関連情報
生成装置で生成するデータ関連情報の一例を示す説明図
【図4】画像記録再生装置の一例としてのカメラ一体型
デジタルVTRを示す模式図
【図5】CPU11により実現されたデータ関連情報生成
装置の構成を示す図
【図6】メニュー方式の質問文の表示例を示す図
【図7】メニュー方式の質問文の表示例およびその回答
の仕方の一例を示す図
【図8】メニュー方式の回答の仕方の他の一例を示す図
【図9】カメラ一体型デジタルVTRのボディ上面に設
けた情報スイッチを示す図
【図10】カメラ一体型デジタルVTRのボディ上面に
設けた感圧センサを示す図
【図11】カメラ一体型デジタルVTRのボディ上面に
設けた発汗センサを示す図
【図12】メニュー入力手段の構成の一例を示す図
【図13】メニュー方式での入力の他の例を示す図
【図14】メニュー入力手段の構成の他の一例を示す図
【図15】メニュー方式での入力の他の例を示す図
【図16】メニュー入力手段の構成の他の一例を示す図
【図17】メニュー方式での入力の他の例を示す図
【図18】ボタンパターンの移動手段を有するCPUの
構成例を示す図
【図19】メニュー入力手段の構成の他の一例を示す図
【図20】メニュー方式での入力の他の例を示す図
【図21】データ関連情報を入れる規則を選択するメニ
ュー画面の一例を示す図
【図22】撮影対象を選択するメニュー画面の一例を示
す図
【図23】Point Of Viewとその重要度を選択するメニ
ュー画面の一例を示す図
【図24】メニュー入力手段の構成例を示す図
【図25】メニューにより選択したPoint Of Viewとそ
の重要度を示す画面の一例を示す図
【図26】メニューにより選択したPoint Of Viewとそ
の重要度を示す画面の他の一例を示す図
【図27】メニューにより選択したPoint Of Viewとそ
の重要度を示す画面の他の一例を示す図
【図28】メニューにより選択したPoint Of Viewとそ
の重要度を示す画面の他の一例を示す図
【図29】図25の画面表示を可能にするCPU内部の
構成例を示す図
【図30】図26(a)の画面表示を可能にするCPU内
部の構成例を示す図
【図31】図26(b)の画面表示を可能にするCPU内
部の構成例を示す図
【図32】図27の画面表示を可能にするCPU内部の
構成例を示す図
【図33】図28の画面表示を可能にするCPU内部の
構成例を示す図
【図34】カメラ一体型デジタルVTRを制御するCP
U内部の構成例を示す図
【図35】本発明の実施の形態2におけるデータ関連情
報生成装置を有する携帯電話機を示す図
【図36】本発明の実施の形態2におけるデータ関連情
報生成装置を有する携帯電話機を示すブロック図
【図37】本発明の実施の形態2における携帯電話機の
メール作成,(動)画像添付機能を示すブロック図
【図38】本発明の実施の形態2における携帯電話機の
液晶ディスプレイに質問文を表示した様子を示す図
【図39】本発明の実施の形態2における携帯電話機の
液晶ディスプレイに質問文および回答ボタンを表示した
様子を示す図
【図40】本発明の実施の形態2における携帯電話機の
液晶ディスプレイに指を当てた様子を示す図
【図41】本発明の実施の形態2における携帯電話機の
液晶ディスプレイにペンを当てた様子を示す図
【図42】本発明の実施の形態2における携帯電話機に
設けた情報スイッチに指を当てた様子を示す図
【図43】本発明の実施の形態2における携帯電話機に
設けた圧力センサに指を当てた様子を示す図
【図44】本発明の実施の形態2における携帯電話機に
設けた発汗センサに指を当てた様子を示す図
【図45】本発明の実施の形態2における携帯電話機の
液晶ディスプレイに設けたタッチパネルにペンを当てた
様子を示す図
【図46】本発明の実施の形態2における携帯電話機の
裏側に設けたマイクにより音を拾う様子を示す図
【図47】本発明の実施の形態3における画像データ生
成方法のフローチャートを示す図
【図48】本発明の実施の形態4における画像データ生
成方法のフローチャートを示す図
【図49】本発明の実施の形態をコンピュータにより行
うためのプログラムならびにデータを記録する記録媒
体、およびコンピュータシステムを示す説明図
【図50】従来の画像データの記述例を示す図
【図51】画像データ中にデータ関連情報を挿入する箇
所を示す図
【図52】データ関連情報の使用方法の一例を示す図
【符号の説明】
11 CPU 12 記録再生部 13 記録媒体 14 カメラ部 16 モニタ部 61 記録媒体 62 コンピュータシステム 101 ビューファインダー 103 モニタ 104 録画ボタン 105 電源/操作モード切換スイッチ 109 情報スイッチ 109a 感圧センサ 109b 発汗センサ 111 データ関連情報ひな型選択手段 112 データ関連情報ひな型書き換え手段 201 テンキー 202 ファンクションキー 203 液晶ディスプレイ 203a タッチパネル 207 マイク 209 情報スイッチ 209a 圧力センサ 209b 発汗センサ 3003 データ関連情報 D 抽出シーン

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルデータを生成する際に該デジタ
    ルデータに関連したデータ関連情報を生成し、 該生成したデータ関連情報を前記デジタルデータととも
    に記録あるいは送出する、 ことを特徴とするデータ関連情報生成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ関連情報生成方法
    において、 生成すべきデータ関連情報の候補を選択し、 該選択した候補に対応するデータ関連情報を、生成す
    る、 ことを特徴とするデータ関連情報生成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデータ関連情報生成方法
    において、 前記データ関連情報の生成を、 前記デジタルデータの入力,記録,伝送、のいずれか1
    つの開始もしくは終了に連動して行う、 ことを特徴とするデータ関連情報生成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のデータ関連情報生成方法
    において、 前記データ関連情報の生成を、前記デジタルデータを生
    成するデータ生成機器に対するユーザの操作を契機とし
    て行う、 ことを特徴とするデータ関連情報生成方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のデータ関連情報生成方法
    において、 前記デジタルデータは画像、音声データであり、 前記データ関連情報は、該画像、音声データの時間情
    報、内容、重要度のいずれかの情報を含む、 ことを特徴とするデータ関連情報生成方法。
  6. 【請求項6】 デジタルデータを生成する際に、該デジ
    タルデータに関連するデータ関連情報を生成し、前記デ
    ジタルデータならびに前記データ関連情報を記録あるい
    は送出する、 ことを特徴とするデータ関連情報生成装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のデータ関連情報生成装置
    において、 本データ関連情報生成装置は、前記デジタルデータを生
    成するデータ生成機器内のCPUからなる、 ことを特徴とするデータ関連情報生成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のデータ関連情報生成装置
    において、 前記データ生成機器は前記デジタルデータを表示する表
    示手段を有し、 前記CPUは、前記表示手段に該デジタルデータ生成機
    器の使用者が選択すべきデータ関連情報のメニューを表
    示するメニュー表示手段と、 前記使用者が選択したメニューの選択項目に応じてデー
    タ関連情報のひな形を選択するひな形選択手段と、 該選択されたひな形中のパラメータ部分を前記使用者の
    指示により書き換えるひな形書き換え手段とを有する、 ことを特徴とするデータ関連情報生成装置。
  9. 【請求項9】 画像を含むデジタルデータに関連したデ
    ータ関連情報に基づいて、前記デジタルデータの長さを
    短縮した短縮デジタルデータを生成し、 前記短縮デジタルデータを記録あるいは伝送する、 ことを特徴とする画像データ生成方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の画像データ生成方法に
    おいて、 前記データ関連情報を用いて、重要度の高いデジタルデ
    ータを優先的に抽出して、前記短縮デジタルデータを生
    成する、 ことを特徴とする画像データ生成方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の画像データ生成方法
    において、 前記短縮デジタルデータの生成は、前記データ関連情報
    の他に、前記デジタルデータの送信に要する時間、ある
    いはその記録に必要な記録容量に基づいて行い、 該生成した短縮デジタルデータを、送出する、 ことを特徴とする画像データ生成方法。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の画像データ生成方法
    において、 前記生成した短縮デジタルデータを前記デジタルデータ
    を生成する側にて再生する、ことを特徴とする画像デー
    タ生成方法。
  13. 【請求項13】 画像を含むデジタルデータに対し、前
    記デジタルデータに関連したデータ関連情報、及び送信
    に関する情報に基づいて、前記デジタルデータの長さを
    短縮した短縮デジタルデータを生成し、前記短縮デジタ
    ルデータを記録あるいは送出する、 ことを特徴とする画像データ生成方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の画像データ生成方法
    において、 前記送信に関する情報は、送信相手名の情報であること
    を特徴とする画像データ生成方法。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の画像データ生成方法
    において、 前記送信に関する情報は、送信内容の情報であることを
    特徴とする画像データ生成方法。
  16. 【請求項16】 請求項13記載の画像データ生成方法
    において、 前記送信に関する情報は、送信相手の端末能力情報であ
    ることを特徴とする画像データ生成方法。
  17. 【請求項17】 画像を含むデジタルデータに対し、前
    記デジタルデータに関連したデータ関連情報、及び送信
    に関する情報に基づいて、前記複数のデジタルデータか
    ら1つ以上のデジタルデータを選択し、前記選択したデ
    ジタルデータを記録あるいは送出する、 ことを特徴とする画像データ生成方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の画像データ生成方法
    において、 前記送信に関する情報は、送信相手名の情報である、 ことを特徴とする画像データ生成方法。
  19. 【請求項19】 請求項17記載の画像データ生成方法
    において、 前記送信に関する情報は、送信内容の情報である、 ことを特徴とする画像データ生成方法。
  20. 【請求項20】 請求項17記載の画像データ生成方法
    において、 前記送信に関する情報は、送信相手の端末能力情報であ
    る、 ことを特徴とする画像データ生成方法。
  21. 【請求項21】 画像を含むデジタルデータに関連した
    データ関連情報に基づいて、前記デジタルデータの長さ
    を短縮した短縮デジタルデータを生成し、 前記短縮デジタルデータを表示する、ことを特徴とする
    画像データ再生方法。
  22. 【請求項22】 画像を含むデジタルデータに関連した
    データ関連情報に基づいて、前記デジタルデータの長さ
    を短縮した短縮デジタルデータを生成し、 前記短縮デジタルデータを表示する、 ことを特徴とする画像データ再生装置。
  23. 【請求項23】 請求項1記載のデータ関連情報生成方
    法をコンピュータにより実行するためのデータ処理プロ
    グラムを記憶した、 ことを特徴とするデータ記憶媒体。
  24. 【請求項24】 請求項13記載の画像データ生成方法
    をコンピュータにより実行するためのデータ処理プログ
    ラムを記憶した、ことを特徴とするデータ記憶媒体。
  25. 【請求項25】 請求項17記載の画像データ生成方法
    をコンピュータにより実行するためのデータ処理プログ
    ラムを記憶した、ことを特徴とするデータ記憶媒体。
  26. 【請求項26】 請求項1記載のデータ関連情報生成方
    法により生成したデータ関連情報を記憶した、 ことを特徴とするデータ記憶媒体。
  27. 【請求項27】 請求項13記載の画像データ生成方法
    により生成した画像データを記憶した、 ことを特徴とするデータ記憶媒体。
  28. 【請求項28】 請求項17記載の画像データ生成方法
    により生成した画像データを記憶した、 ことを特徴とするデータ記憶媒体。
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