JP2002152221A - システムの構成処理方法、該方法の実行手段を備えた機器 - Google Patents

システムの構成処理方法、該方法の実行手段を備えた機器

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JP2002152221A
JP2002152221A JP2000343745A JP2000343745A JP2002152221A JP 2002152221 A JP2002152221 A JP 2002152221A JP 2000343745 A JP2000343745 A JP 2000343745A JP 2000343745 A JP2000343745 A JP 2000343745A JP 2002152221 A JP2002152221 A JP 2002152221A
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Mitsuhisa Kaneya
光久 金矢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムの動作中にネットワークのトポロジ
が変化する場合にも、変化した時点でシステムの適正な
構成(コンフィギュレーション)処理を行う方法を提供
する。 【解決手段】 IEEE1394ネットワーク(シリア
ルバスを物理層/データリンク層として使用)環境で、
バスリセットの観測に続くセルフIDパケットの受信に
よりネットワークの接続機器数の増減を観測する。図3
(a)→(b)では機器数増加が観測され、所定のプロト
コルによる通信により、サーバー1が提供するサービス
をクライアント 2が受けることを可能とするシステム
の構成処理を行う。図3(b)→(c)では機器数減少が
観測され、サーバー1が提供していたサービスをクライ
アント 2は受けることが可能か否かを確認するシステ
ムの構成処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス機器や家
庭用電化製品等を含む機器をネットワークに接続したシ
ステムに関し、より詳細には、システム内の機器の動作
中にネットワークのトポロジが変化する場合に、自動的
にシステムの構成(コンフィギュレーション)処理を行
う方法、該方法を実行するためのプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び該方法を実行
するための手段を備えた機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィス機器や家庭用電化製品等
を含む機器をネットワークに接続したシステムにおい
て、システムの構成(コンフィギュレーション)に必要
な様々な設定負担を自動化することにより、ユーザーに
よる操作負担を軽減し、誤った設定がなされてしまう事
態が防止できるネットワーク環境を自在に構築すること
を目的として、種々の方式が提案されている。例えば、
ネットワーク アドレス等、ネットワーク上で動作する
のに必要なパラメータをサーバーから得る方式として、
ブートストラップ プロトコル(Bootstrap Protocol; BO
OTP、下記参考文献2)やDHCP(Dynamic Host Config
uration Protocol、下記参考文献3)が知られており、
広く利用されている。また、TCP/IP(Transmissio
n Control Protocol/Internet Protocol)を使用したネ
ットワークにおいては、ドメイン名とIPアドレスとを
相互に変換する方法として、DNS(Domain Name Syste
m、下記参考文献4、5、6)や、WINS(Windows Int
ernet Name Service、下記参考文献7、8)が開発され
ている。さらにネットワーク上に存在するサービスを発
見する手段としては、SLP(Service Location Protoc
ol、下記参考文献9)やSSDP(Simple Service Disco
very Protocol、下記参考文献10)が、自律的にIPアド
レスを設定する方法としては、下記参考文献11が知られ
ている。 参考文献 1.IEEE Std 1394-1995, Standard for a High Perfor
mance Serial Bus. 2.RFC 951 Bootstrap Protocol (BOOTP), IETF, 1
985 3.RFC 2131 Dynamic Host Configuration Protoco
l, IETF, 1997 4.RFC 1034 DOMAIN NAMES - CONCEPTS AND FACILIT
IES, IETF, 1987 5.RFC 1035 DOMAIN NAMES - IMPLEMENTATION AND S
PECIFICATION, IETF, 1987 6.RFC 2136 Dynamic Updates in the Domain Name
System (DNS UPDATE), IETF, 1997 7.RFC 1001 PROTOCOL STANDARD FOR A NetBIOS SER
VICE ON A TCP/UDP TRANSPORT: CONCEPTS
AND METHODS, IETF, 1987 8.RFC 1002 PROTOCOL STANDARD FOR A NetBIOS SER
VICE ON A TCP/UDP TRANSPORT: DETAILED SPECIFICATIO
NS, IETF, 1987 9.RFC 2165 Service Location Protocol, IETF, 19
97 10.Internet Draft Simple Service Discovery Pr
otocol/1.0 Operating without an Arbiter, IETF 11.Internet Draft Automatically Choosing an I
P Address in an Ad-HocIPv4 Network, IETF
【0003】また、端末装置をネットワークに着脱する
際に、サーバーよりIPアドレスの割り当ておよび割り
当てられたIPアドレスを開放する方式の提案(特開平
8−194657、参照)、自律的にIPアドレスを設
定する方法の提案(特開平8−223169、参照)、
ネットワークに新たに接続されるクライアントが、ネッ
トワークを構成する別の接続機器から接続情報を得る事
により、設定を行う方式の提案(特開2000−319
92、参照)、管理されていないネットワークにおいて
のみ適応的に自動構成サービスを提供する方式の提案
(特開2000−155658、参照)、ネットワーク
の資源管理情報を一元管理しているホストコンピュータ
より資源管理情報を得、コンフギュレーションを行う方
式(特開2000−209231、参照)の提案がなさ
れている。
【0004】ところで、IEEE 1394バス(上記
参考文献1、参照)或いは無線を、物理層/データ リン
ク層として使用したネットワーク環境では、ネットワー
クに接続されている機器の活線挿抜や移動(ローミン
グ)により、機器の動作中であってもしばしばネットワ
ークのトポロジが変化する。また、このトポロジの変化
は、「機器のネットワークへの接続の有無」や「機器の
機能の違い」による変化という概念だけではとらえるこ
とができないトポロジの変化もある。図1は、このネッ
トワーク環境の変化を説明するもので、同図(a)に示
すような状態で存在する複数のネットワークが、そのネ
ットワークに参加している機器の動作中に、動的に結合
し同図(b)に示す状態になったり、又、同図(c)に示
すような状態で存在するネットワークが分割され同図
(d)に示す状態になるといったことが通常起こり得
る。この場合、図1(a)において、サーバー 1、クラ
イアント 2双方とも既にそれぞれのネットワークに接
続しているが、図1(b)へと遷移することによりクライ
アント 2はサーバー 1のサービスを利用可能な状態と
なるので、適切に構成(コンフィギュレーション)処理
を行わなければならない。また、 図1(c)から(d)へ
の遷移でも、(d)においてサーバー 1、クライアント
2双方とも依然としてネットワークに接続しているにも
かかわらず、クライアント 2はサーバー 1のサービス
を利用不可能な状態となるので、同様に適切な構成処理
を行わなければならない。
【0005】ここで行われるシステムの構成処理の内容
は、ネットワークに参加する機器が、ネットワーク上で
特定の資源や情報を管理しているサーバーから、アドレ
スなどの資源の割り当てを受ける場合や、サーバーに対
して自身の名前や提供するサービスに係わる情報を登録
したり、逆に自身が持っている情報をネットワーク上に
存在する別のクライアントにより検索され、その検索情
報がクライアントに蓄積される(キャッシュされる)場
合には、機器がネットワークから切り離された際に、何
らかの方法で受けた資源の割り当てを解放したり、登録
/蓄積された情報を無効化する必要がある。もしこれら
を行わなければ、不必要な割り当てによりネットワーク
資源が不足したり、既に無効となった情報が利用される
ことにより混乱を招く恐れがある。これらの構成処理を
行う従来法としては、割り当てられる資源や登録/蓄積
される情報について有効期間を設け、期間内に再割り当
てや再登録/再検索の手続きが行われない場合(即ち、
タイム アウトした場合)には、これらを解放/無効化
するというものが一般的であるが、DHCP(上記参考
文献3)や特開平8−194657においては割り当て
られたIPアドレスの解放要求をサーバーに送ることに
より資源を解放し、またSLP(上記参考文献9)やS
SDP(上記参考文献10)においては登録/蓄積された
情報について破棄要求を送ることにより、解放/無効化
を行う仕組みが設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークのトポロ
ジ変化に対応するシステムの構成処理について、従来、
例えばイーサネット(登録商標)を物理層/データ リ
ンク層として使用しているようなネットワーク環境にお
いては、ネットワーク参加のための構成処理として、機
器が最初にネットワークに接続された時点(多くの場
合、これは電源投入時となる)のみで十分であるとし、
接続された機器がその動作中に活線挿抜や移動(ローミ
ング)するといったようなトポロジの変化は想定してい
なかった。実際、上記に示した従来例においても、構成
処理を行うタイミングに関しては「電源投入時」もしく
は「ネットワークへの接続時」等と記されているのみで
あり、特にそれ以外に規定しているものはない。しかし
ながら、上述したネットワーク環境のように、ネットワ
ークに参加しているもしくは参加しようとしている機器
の動作中にトポロジが変化した場合には、その都度構成
処理を行う必要があり、「電源投入時」のみの構成処理
では不十分である。また、構成処理を実行する手順とし
て、上述の従来例に示した資源の解放要求や情報の破棄
要求を明示的に送る方法では、送出のために機器(プロ
トコル ソフトウェア)がネットワークから切り離され
る事を事前に知らなければならないが、機器の動作中に
トポロジが変化する上述の(即ちユーザーにより不意に
行われる電源オン・オフや活線挿抜による動作中の切り
離し・接続、さらには移動による切り離しやローミング
(無線)が起こる)ネットワーク環境においては、結果
として要求送出の機会が得られず、有効期間とそのタイ
ム アウトによる解放/無効化という不確実な方法に頼
らざるを得ない。確実性を求めるならば、サーバー、ク
ライアントがお互いの存在を定期的に確認する必要が生
じるが、これは多くのネットワーク環境では、ブロード
キャストとなって現れ、ネットワークの帯域を圧迫す
る。本発明は、IEEE 1394バスや無線等を物理
層/データリンク層として使用したネットワーク環境で
動作するネットワークにオフィス機器や家庭用電化製品
等を含む機器を接続したシステムにおける上述の従来技
術の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的
は、システムの動作中にネットワークのトポロジが変化
する場合にも、変化した時点でシステムの適正な構成
(コンフィギュレーション)処理を行う方法、該方法を
実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体及び該方法を実行するための手段を
備えた機器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、機器
をネットワークにより接続したシステムにおいて、ネッ
トワークに接続されている機器の数を機器自身が観測可
能なネットワーク環境を用意し、観測された機器の数に
変化があった場合に、変化に適合して機器の構成処理を
行うことを特徴とするシステムの構成処理方法である。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載された
システムの構成処理方法において、前記ネットワークが
TCP/IPを使用したネットワークであり、機器の構
成処理をIPアドレスを自律的に設定することにより実
行することを特徴とする方法である。
【0009】請求項3の発明は、機器をネットワークに
より接続したシステムにおいて、ネットワークに接続さ
れている機器の数を機器自身が観測可能であり、かつサ
ービスを提供するサーバーとそのサービスを利用するク
ライアントが機器として存在するとともに、双方が所定
のプロトコルに従い通信を行うことによりネットワーク
もしくは機器の構成処理の実行を可能とするネットワー
ク環境を用意し、観測された機器の数の増減に応じて所
定の動作を行うことにより、ネットワークもしくは機器
の構成処理を行うことを特徴とするシステムの構成処理
方法である。
【0010】請求項4発明は、請求項3に記載されたシ
ステムの構成処理方法において、前記クライアントは、
機器数の増加を観測した場合に、サーバーの提供するサ
ービスを利用することにより構成処理を実行することを
特徴とする方法である。
【0011】請求項5の発明は、請求項3に記載された
システムの構成処理方法において、前記サーバーは、機
器数の減少を観測した場合に、前記クライアントの存在
を再確認し、クライアントがネットワーク上に存在しな
い場合には、クライアントに提供しているサービスを中
止又は無効化することにより構成処理を実行することを
特徴とする方法である。
【0012】請求項6の発明は、請求項4に記載された
システムの構成処理方法において、前記サーバーの提供
するサービスがネットワーク資源の割り当てであること
を特徴とする方法である。
【0013】請求項7の発明は、請求項5に記載された
システムの構成処理方法において、前記サーバーの提供
するサービスがネットワーク資源の割り当てであり、割
り当てられた資源を解放することにより、前記サービス
の中止又は無効化を行うことを特徴とする方法である。
【0014】請求項8の発明は、請求項4に記載された
システムの構成処理方法において、前記サーバーの提供
するサービスが登録されたクライアント情報であり、登
録されたクライアント情報をネットワーク内の他の機器
から検索し利用することを特徴とする方法である。
【0015】請求項9の発明は、請求項5に記載された
システムの構成処理方法において、前記サーバーの提供
するサービスが登録されたクライアント情報であり、登
録されたクライアント情報を削除又は無効化することに
より、前記サービスの中止又は無効化を行うことを特徴
とする方法である。
【0016】請求項10の発明は、請求項3,4,6,
8のいずれかに記載されたシステムの構成処理方法にお
いて、前記クライアントは、機器数の増加を観測した場
合に、ネットワーク内を検索することによりサーバーの
提供しているサービスに関する情報を得る動作を行うよ
うにしたことを特徴とする方法である。
【0017】請求項11の発明は、請求項3に記載され
たシステムの構成処理方法において、前記クライアント
は、機器数の減少を観測した場合に、ネットワーク内の
前記サーバーを再検索し、サーバーがネットワーク上に
存在しない場合には、保有しているサーバーの提供して
いるサービスに関する情報を無効化することにより構成
処理を実行することを特徴とする方法である。
【0018】請求項12の発明は、請求項3に記載され
たシステムの構成処理方法において、前記サーバーは、
機器数の増加を観測した場合に、該サーバーの提供する
サービスが利用可能状態となったことをクライアントに
対して通知することにより構成処理を実行することを特
徴とする方法である。
【0019】請求項13の発明は、請求項3に記載され
たシステムの構成処理方法において、前記クライアント
は、機器数の減少を観測した場合に、前記サーバーの存
在を再確認し、サーバーがネットワーク上に存在しない
場合には、サーバーが提供しているサービスの利用を中
止するか、もしくはサービスに関して蓄積されている情
報を削除又は無効化することにより構成処理を実行する
ようにしたことを特徴とする処理条件チェック方法であ
る。
【0020】請求項14の発明は、請求項1乃至13の
いずれかに記載されたシステムの構成処理方法におい
て、ネットワークに接続されている機器の数を機器自身
が観測可能な前記ネットワーク環境がIEEE Std
1394で規定されているシリアル バスを物理層/デ
ータ リンク層として使用したネットワークにより形成
され、バス リセット発生の際に受信されるセルフID
パケットにより、ネットワークに接続されている機器数
の変化を観測することを特徴とする方法である。
【0021】請求項15の発明は、請求項6,7,1
0,14のいずれかに記載されたシステムの構成処理方
法において、前記ネットワークがTCP/IPを使用し
たネットワークであり、前記サーバーの提供するサービ
スがDHCPサーバーによるIPアドレスの割り当てで
あることを特徴とする方法である。
【0022】請求項16の発明は、請求項8,9,1
0,14のいずれかに記載されたシステムの構成処理方
法において、前記ネットワークがTCP/IPを使用し
たネットワークであり、登録される前記クライアント情
報がDNSクライアントのDHCPサーバーへのドメイ
ン名とIPアドレスであることを特徴とする方法であ
る。
【0023】請求項17の発明は、請求項8,9,1
0,14のいずれかに記載されたシステムの構成処理方
法において、前記ネットワークがTCP/IPを使用し
たネットワークであり、登録される前記クライアント情
報がWINSクライアントのWINSサーバーへのNE
TBIOS名とIPアドレスであることを特徴とする方
法である。
【0024】請求項18の発明は、請求項8,9,1
0,11,14のいずれかに記載されたシステムの構成
処理方法において、前記ネットワークがTCP/IPお
よびSLPを使用したネットワークであり、登録される
前記クライアント情報がサービス エージェントのディ
レクトリ エージェントへのサービス情報であることを
特徴とする方法である。
【0025】請求項19の発明は、請求項12,13,
14のいずれかに記載されたシステムの構成処理方法に
おいて、前記クライアントへの通知をSSDPサービス
がssdp:aliveリクエストをマルチキャストす
ることにより行い、前記サーバーの存在の再確認をSS
DPクライアントがssdp:discoverリクエ
ストをマルチキャストすることにより行うことを特徴と
する方法である。
【0026】請求項20の発明は、請求項1乃至19の
いずれかのシステムの構成処理方法を実行するためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体である。
【0027】請求項21の発明は、請求項1乃至19の
いずれかのシステムの構成処理方法を実行するためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体を処理手段に搭載した機器である。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明を添付する図面とともに示
す以下の実施例に基づき説明する。本発明は、システム
内の機器の動作中にネットワークのトポロジが変化する
場合にも、変化した時点でシステムの構成(コンフィギ
ュレーション)処理を適正に行うために、常時ネットワ
ークのトポロジの変化をとらえるようにする。この変化
は、システムに現在接続されている機器(ノード)数を
ネットワークに参加している機器数n(機器数nは、便
宜的に機器がネットワークに接続されていない状態で
は、その機器のみがネットワークに参加しているとみな
して、n=1とする。)として観測し、得られる機器数
nの増減を検出することにより行う。なお、以下に示す
実施例は、IEEE 1394ネットワーク環境(上記
参考文献1で規定されているシリアル バスを物理層/
データ リンク層として使用したもの)の下に構築される
システムを例に、その詳細を示す。その他のネットワー
ク環境においては、接続されている機器数の増減を観測
/検出する方法が、使用している物理層/データ リン
ク層毎に異なる点の違いがあるが、それ以外の構成(構
成)方法については、同様に適用できる。
【0029】IEEE 1394ネットワーク環境で
は、機器数nの観測は、バス構成の場合、バス リセッ
トの観測により続いて受信されるセルフIDパケットを
受信しその解析を行うことによる。図2にセルフIDパ
ケットのフォーマットを示す。各セルフIDパケットの
長さは可変であるが、ノード(機器)数を得るだけなら
ば、図2に参照されるセルフIDパケットのphy_I
Dフィールドの値を用いるだけでよい。セルフIDパケ
ットのphy_IDフィールドには、0から順番に各ノ
ード(機器)にID番号を付けていくので、最後に受信
したセルフIDパケットのphy_IDフィールドの値
に1を加えるだけで機器数nが容易に得られる。機器数
の増減は、現在得た機器数nを、前回観測し保存してお
いた機器数nと比較し、もし数が異なっていればnを更
新するとともに、その増減に対応して、以下の実施例に
記述するシステムの構成(コンフィギュレーション)処
理を行う。
【0030】システム内の機器の動作中にネットワーク
のトポロジが変化し、それがシステムに接続されている
機器(ノード)数の変化として現れる場合の例として、
最も単純な例は、機器の活線挿抜、或いは移動により行
われる場合である。また、機器の活線挿抜、或いは移動
により行われる場合以外にネットワーク同士の結合、或
いは切断によってもこのような変化が現れる。この例が
図3に示されている。図3を参照すると、同図の(a)
に示すように、ネットワークAには3台の機器が参加し
ており、そのうち1台がサーバー 1であるとする。こ
のときサーバー 1は、機器数n=3を保有している。ま
たネットワークBには2台の機器が参加しており、その
うち1台がクライアント 2であるとする。このときク
ライアント 2は、機器数n=2を保有している。次
に、図3(b)のようにネットワークAとネットワークB
とを結合すると、サーバー 1とクライアント 2は同一
のネットワークA+Bに接続され、サーバー1、クライ
アント 2いずれも、機器数n=5となり機器数増加が
観測される。また、図3(b)の状態から、図3(c)の
ようにネットワークA'とネットワークB'とに分割され
た場合、サーバー 1では、機器数n=2となり機器数
減少が観測され、クライアント 2でも、機器数n=3
となり機器数減少が観測される。
【0031】ネットワークに接続された各機器からブロ
ードキャストされるセルフIDパケットを受信し、接続
されている機器数nを観測する方式により、各機器でネ
ットワークのトポロジの変化を検出することができる。
TCP/IPを使用しているネットワークで、ネットワ
ーク上の各機器が自律的に自身のIPアドレスを設定す
るシステムにおける各機器で、上記のように機器数nを
観測し、その変化を検出すれば、機器の活線挿抜、或い
は移動やネットワークの結合/分割(図3参照)により
機器数nの変化が検出された際に、各機器では、変化に
対応して、現在のトポロジに適合したシステムの構成処
理を自身のIPアドレスを再設定(自律的にIPアドレ
スを決定)することにより実行する。なお、ここで、自
律的にIPアドレスを設定する方法として、上記参考文
献11および特開平8−223169に示される方法を
適用、実施することができる。
【0032】次に、ネットワークに接続されている機器
が図3に示すように、サーバー 1とクライアント 2を
含む場合に、これらの機器を接続したネットワークにお
いて機器数nが変化した場合、実行されるシステムの構
成処理に係わる実施例を示す。まず、機器数nが増加す
る場合であるが、図3(b)に示すように、ネットワーク
AとネットワークBとを結合すると、結合したネットワ
ークA+Bでは、機器数n=5となり機器数増加が観測
される。この新たに構築されたシステムでは、サービス
を提供するサーバー1とそのサービスを利用するクライ
アント2が存在し、所定のプロトコルにより双方が通信
することによりサーバー1が提供するサービスをクライ
アント 2は受けることが可能になる。そのために、シ
ステムの構成(ネットワークもしくは機器の構成)処理
を行う。
【0033】かかるシステムの構成処理を実行する手順
としてクライアント 2は、機器数増加を観測したとき
に、サーバー1の提供するサービスの利用を開始した
り、ネットワーク内を検索することによりサーバーの提
供しているサービスに関する情報を得る動作を行う。さ
らに、上記で、サーバー1の提供するサービスがネット
ワーク資源の割り当てである場合に、割り当てられたネ
ットワーク資源を用いてシステムの構成処理を行う。こ
れは、TCP/IPを使用しているネットワークにおい
て、DHCPクライアントがDHCPサーバーにIPア
ドレスの割り当てを要求する等の動作に対応するもので
ある。他方、上記で、サーバー1の提供するサービスが
クライアント情報の登録である場合に、登録された情報
がネットワーク内の他の機器から検索され、得られるク
ライアント情報を用いてシステムの構成処理を行う。こ
れは、TCP/IPを使用しているネットワークにおい
て、DNSクライアントがDNSサーバーにドメイン名
を登録する動作、WINSクライアントがWINSサー
バーにNETBIOS(Network Basic Input/Output S
ystem)名を登録する動作、SLPにおけるサービス エ
ージェント(サーバー)がディレクトリ エージェント
(サーバー)に対してサービス情報を登録する動作に対
応するものである。
【0034】サーバー1が提供するサービスをクライア
ント 2が受け、システムの構成処理を実行する手順と
して、クライアント 2は、ネットワーク内を検索する
ことによりサーバーの提供しているサービスに関する情
報を得る動作を行う。これは、TCP/IPを使用して
いるネットワークでのSLPにおけるユーザー エージ
ェントがディレクトリ エージェント(サーバー)もし
くはサービスエージェント(サーバー)からサービスに
関する情報を得る動作に対応するものである。
【0035】次に、機器数nが減少する方向に変化する
場合に、実行されるシステムの構成処理に係わる実施例
を示す。図3(b)の状態でサーバー 1は機器数n=
5を保有しているが、次に図3(c)のようにネットワー
クがネットワークA'とネットワークB'とに分割された
場合、サーバー 1では機器数n=2となり、また、ク
ライアント2では機器数n=3となり、機器数の減少が
観測される。この新たに構築されたシステムでは、サー
ビスを提供するサーバー1、サービスを受けていたクラ
イアント2それぞれの相手が存在するかが不明であるか
ら、所定のプロトコルにより双方が通信することにより
サーバー1が提供していたサービスをクライアント 2
は受けることが可能か否かを確認することにより、シス
テムの構成(ネットワークもしくは機器の構成)処理を
行う。
【0036】このシステムの構成処理を実行する手順と
してサーバー1は、クライアント2の存在を確認する動
作を行う。この例の場合、クライアント 2は、もはや
サーバー 1と同一のネットワーク上には存在しないた
め、それを確認した後、サーバー1はクライアント 2
に関するサービスの提供を終了する。上記で、サーバー
1の提供するサービスがネットワーク資源の割り当てで
ある場合に、サービスの利用の終了は、割り当てられた
ネットワーク資源を開放することによる。これは、TC
P/IPを使用しているネットワークにおいて、DHC
PサーバーがDHCPクライアントの割り当てたIPア
ドレスを回収する動作に対応するものである。他方、サ
ーバー1の提供するサービスがクライアント情報の登録
の場合に、サービスの利用の終了は、登録されたクライ
アント情報の削除/無効化することによる。これは、T
CP/IPを使用しているネットワークにおいて、DN
SサーバーがDNSクライアントによって登録されたド
メイン名に関する情報を削除したり、WINSサーバー
がWINSクライアントによって登録されたNETBI
OS名に関する情報を削除する動作に対応するするもの
である。
【0037】また、クライアント 2でも同様に、機器
数n=3となり機器数減少が観測されるので、システム
の構成処理を行う。かかるシステムの構成処理を実行す
る手順としてクライアント 2では、サーバー1の存在
を確認する動作を行い、この例の場合、サーバー1は、
もはやクライアント 2と同一のネットワーク上には存
在しないため、クライアント 2はサーバー1に関する
サービスの利用を終了する。これは、TCP/IPを使
用しているネットワークでのSLPにおけるユーザー
エージェントがサービス エージェント(サーバー)か
らサービスに関する情報を得る動作に対応しており、も
しサービス エージェントの応答が無い場合には、蓄積
されているサービスに関する情報を無効化する。
【0038】図4はネットワーク同士の結合、或いは切
断によってネットワークのトポロジが変化するシステム
の他の例を示す。図4を参照すると、図4(a)におい
て、ネットワークAには3台の機器が参加しており、そ
のうち1台がクライアント 2であるとする。またネッ
トワークBには2台の機器が参加しており、そのうち1
台がサーバー 1であるとする。このときサーバー 1
は、機器数n=2を保有している。次に図4(b)のよう
にネットワークAとネットワークBとを結合すると、サ
ーバー 1とクライアント 2は同一のネットワークA+
Bに接続され、サーバー 1、クライアント 2いずれ
も、機器数n=5となり機器数増加が観測される。機器
数nが増加する場合には、新たに構築されたシステムで
は、サービスを提供するサーバー1とそのサービスを利
用するクライアント2が存在し、所定のプロトコルによ
り双方が通信しサーバー1は、自身の提供するサービス
が利用可能となったことをクライアント 2に通知する
ことにより、システムの構成(ネットワークもしくは機
器の構成)処理を行う。これは、TCP/IPを使用し
ているネットワークにおいて、SSDPサービスがss
dp:aliveリクエストをマルチキャストし、SS
DPクライアントに対して自身の提供するサービスが利
用可能となったことを通知する動作に対応するものであ
る。
【0039】図4において、機器数nが減少する方向に
変化する場合に、実行されるシステムの構成処理に係わ
る実施例を示す。図4(b)の状態でクライアント 2
は機器数n=5を保有しているが、次に図4(c)のよう
にネットワークがネットワークA'とネットワークB'と
に分割された場合、クライアント 2では、機器数n=
2となり、機器数の減少が観測される。この新たに構築
されたネットワークA'によるシステムでは、クライア
ント2にサービスを提供していたサーバー1が存在する
か不明であるから、所定のプロトコルにより通信を行う
ことによりサーバー1が提供していたサービスをクライ
アント 2は受けることが可能か否かを確認することに
より、システムの構成(ネットワークもしくは機器の構
成)処理を行う。このシステムの構成処理を実行する手
順としてクライアント 2は、サーバー1の存在を確認
する動作を行う。この例の場合、サーバー1は、もはや
クライアント 2と同一のネットワーク上には存在しな
いため、それを確認した後、クライアント 2はサーバ
ー 1に関して蓄積されている情報を無効化する。これ
は、TCP/IPを使用しているネットワークにおい
て、SSDPクライアントがssdp:discove
rリクエストをマルチキャストし、SSDPサービスに
よる応答が無い場合、蓄積されているSSDPサービス
に関する情報を無効化する動作に対応する。
【0040】上記のように、本発明は、IEEE 13
94バスや無線等を物理層/データリンク層として使用
したネットワーク環境において、ネットワーク規模の変
化を監視し、その変化により所定の動作を実施する事に
より、決定論的にネットワーク資源の割り当て/解放や
情報の登録/無効化を行い、自動的にシステムのシステ
ムの構成(コンフィギュレーション)処理を行う方法お
よびネットワークに接続されるオフィス機器や家庭用電
化製品を含む動的に構成可能なネットワークアーキテク
チャを提供するものである。また、本発明において、上
記したシステムの構成(コンフィギュレーション)処理
の実行は、ネットワークに接続した機器或いはシステム
の1部に備えた処理手段(プロセッサ)に搭載したシス
テムの構成(コンフィギュレーション)処理プログラム
を用いることにより目的とする機能の実現が可能であ
る。このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記
録媒体に記録され、適用されるCPUの制御下にインス
トールされ、記憶媒体から読み出されたプログラムによ
りシステムの構成処理が実行される。
【0041】
【発明の効果】(1) 請求項1,2,14,20,2
1の発明に対応する効果 ネットワークに接続されている機器の数を機器自身が観
測可能なネットワーク環境(IEEE Std 1394
で規定されているシリアル バスによるネットワークに
より形成され、バス リセット発生の際に受信されるセ
ルフIDパケットにより機器数の変化を観測する)を用
意し、観測された機器の数に変化があった場合に、機器
の構成(コンフィギュレーション)処理を行うことによ
り、実時間的なシステムの構成処理が可能で、短い時間
でのネットワークの動的なトポロジの変化にも追従した
構成動作が可能となる。しかも、TCP/IPを使用し
たネットワーク環境において、IPアドレスを自律的に
設定するようにして、機器の構成処理を実行することに
より、ネットワークの動的変化に実時間的に追従可能な
構成動作を、ネットワーク トラフィックの発生により
帯域が圧迫されることなく、実行することが可能とな
る。また、上記システムの構成処理方法を実行するため
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体を機器の処理手段に搭載することによりシステム
の構成動作を容易に実行することが可能な機器およびシ
ステムを提供することができる。
【0042】(2) 請求項3〜21の発明に対応する
効果 ネットワークに接続されている機器の数を機器自身が観
測可能(IEEE Std 1394で規定されているシ
リアル バスによるネットワークにより形成され、バス
リセット発生の際に受信されるセルフIDパケットによ
り機器数の変化を観測する)であり、かつサービスを提
供するサーバーとそのサービスを利用するクライアント
が機器として存在するとともに、双方が所定のプロトコ
ルに従い通信を行うことによりネットワークもしくは機
器の構成(コンフィギュレーション)の実行を可能とす
るネットワーク環境において、観測された機器の数の増
減処理に応じて所定の動作を行い、ネットワークもしく
は機器の構成を行うことにより、割り当てられる資源や
登録/蓄積される情報の有効期間のタイム アウトに頼
らず、ネットワーク上で検出されるイベントのみを構成
動作開始のきっかけとするので、タイム アウトを待っ
て動作を開始するよりも実時間的なネットワークの構成
処理が可能であり(この効果は、有効期間が長い場合に
特に顕著である)、短い時間でのネットワークの動的な
トポロジの変化に追従した構成動作が可能となる。しか
も、サーバーとクライアントの双方が、定期的にお互い
の存在を確認したり、有効期間のタイム アウトに伴う
動作を再試行する必要がないため、不必要なネットワー
ク トラフィックを発生させること無く(この効果は、
実時間性の要求により確認の時間間隔や有効期間が短い
場合に特に顕著である)、これらの動作により帯域が圧
迫されることがない。こうした効果を伴って、ネットワ
ークに参加する機器が、ネットワーク上で特定の資源や
情報を管理しているサーバーから、アドレスなどの資源
の割り当てを受ける場合や、サーバーに対して自身の名
前や提供するサービスに係わる情報を登録したり、逆に
自身が持っている情報をネットワーク上に存在する別の
クライアントにより検索され、その検索情報がクライア
ントに蓄積される(キャッシュされる)場合のシステム
の構成を自動的に実行し、また、機器がネットワークか
ら切り離された際に、受けた資源の割り当てを解放した
り、登録/蓄積された情報を無効化することにより、不
必要な割り当てによりネットワーク資源が不足したり、
既に無効となった情報が利用されることがないように、
システムの構成処理を自動的に実行する方法を提供する
ものである。また、上記システムの構成処理方法を実行
するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体を機器の処理手段に搭載することにより
システムの構成動作を容易に実行することが可能な機器
およびシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ネットワーク トポロジが変化するシステム
のネットワーク環境の変化を説明するための図を示す。
【図2】 IEEE Std 1394におけるセルフI
Dパケットのフォーマットを示す。
【図3】 ネットワーク トポロジが変化するシステム
の1実施例を示す。
【図4】 ネットワーク トポロジが変化するシステム
の他の実施例を示す。
【符号の説明】
1…サーバー、 2…クライアント。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器をネットワークにより接続したシス
    テムにおいて、ネットワークに接続されている機器の数
    を機器自身が観測可能なネットワーク環境を用意し、観
    測された機器の数に変化があった場合に、変化に適合し
    て機器の構成処理を行うことを特徴とするシステムの構
    成処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたシステムの構成方
    法において、前記ネットワークがTCP/IPを使用し
    たネットワークであり、機器の構成処理をIPアドレス
    を自律的に設定することにより実行することを特徴とす
    るシステムの構成処理方法。
  3. 【請求項3】 機器をネットワークにより接続したシス
    テムにおいて、ネットワークに接続されている機器の数
    を機器自身が観測可能であり、かつサービスを提供する
    サーバーとそのサービスを利用するクライアントが機器
    として存在するとともに、双方が所定のプロトコルに従
    い通信を行うことによりネットワークもしくは機器の構
    成処理の実行を可能とするネットワーク環境を用意し、
    観測された機器の数の増減に応じて所定の動作を行うこ
    とにより、ネットワークもしくは機器の構成処理を行う
    ことを特徴とするシステムの構成処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載されたシステムの構成処
    理方法において、前記クライアントは、機器数の増加を
    観測した場合に、サーバーの提供するサービスを利用す
    ることにより構成処理を実行することを特徴とするシス
    テムの構成処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載されたシステムの構成処
    理方法において、前記サーバーは、機器数の減少を観測
    した場合に、前記クライアントの存在を再確認し、クラ
    イアントがネットワーク上に存在しない場合には、クラ
    イアントに提供しているサービスを中止又は無効化する
    ことにより構成処理を実行することを特徴とするシステ
    ムの構成処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載されたシステムの構成処
    理方法において、前記サーバーの提供するサービスがネ
    ットワーク資源の割り当てであることを特徴とするシス
    テムの構成処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載されたシステムの構成処
    理方法において、前記サーバーの提供するサービスがネ
    ットワーク資源の割り当てであり、割り当てられた資源
    を解放することにより、前記サービスの中止又は無効化
    を行うことを特徴とするシステムの構成処理方法。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載されたシステムの構成処
    理方法において、前記サーバーの提供するサービスが登
    録されたクライアント情報であり、登録されたクライア
    ント情報をネットワーク内の他の機器から検索し利用す
    ることを特徴とするシステムの構成処理方法。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載されたシステムの構成処
    理方法において、前記サーバーの提供するサービスが登
    録されたクライアント情報であり、登録されたクライア
    ント情報を削除又は無効化することにより、前記サービ
    スの中止又は無効化を行うことを特徴とするシステムの
    構成処理方法。
  10. 【請求項10】 請求項3,4,6,8のいずれかに記
    載されたシステムの構成処理方法において、前記クライ
    アントは、機器数の増加を観測した場合に、ネットワー
    ク内を検索することによりサーバーの提供しているサー
    ビスに関する情報を得る動作を行うようにしたことを特
    徴とするシステムの構成処理方法。
  11. 【請求項11】 請求項3に記載されたシステムの構成
    処理方法において、前記クライアントは、機器数の減少
    を観測した場合に、ネットワーク内の前記サーバーを再
    検索し、サーバーがネットワーク上に存在しない場合に
    は、保有しているサーバーの提供しているサービスに関
    する情報を無効化することにより構成処理を実行するこ
    とを特徴とするシステムの構成処理方法。
  12. 【請求項12】 請求項3に記載されたシステムの構成
    処理方法において、前記サーバーは、機器数の増加を観
    測した場合に、該サーバーの提供するサービスが利用可
    能状態となったことをクライアントに対して通知するこ
    とにより構成処理を実行することを特徴とするシステム
    の構成処理方法。
  13. 【請求項13】 請求項3に記載されたシステムの構成
    処理方法において、前記クライアントは、機器数の減少
    を観測した場合に、前記サーバーの存在を再確認し、サ
    ーバーがネットワーク上に存在しない場合には、サーバ
    ーが提供しているサービスの利用を中止するか、もしく
    はサービスに関して蓄積されている情報を削除又は無効
    化することにより構成処理を実行するようにしたことを
    特徴とするシステムの構成処理方法。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれかに記載さ
    れたシステムの構成処理方法において、ネットワークに
    接続されている機器の数を機器自身が観測可能な前記ネ
    ットワーク環境がIEEE Std 1394で規定され
    ているシリアル バスを物理層/データ リンク層として
    使用したネットワークにより形成され、バス リセット
    発生の際に受信されるセルフIDパケットにより、ネッ
    トワークに接続されている機器数の変化を観測すること
    を特徴とするシステムの構成処理方法。
  15. 【請求項15】 請求項6,7,10,14のいずれか
    に記載されたシステムの構成処理方法において、前記ネ
    ットワークがTCP/IPを使用したネットワークであ
    り、前記サーバーの提供するサービスがDHCPサーバ
    ーによるIPアドレスの割り当てであることを特徴とす
    るシステムの構成処理方法。
  16. 【請求項16】 請求項8,9,10,14のいずれか
    に記載されたシステムの構成処理方法において、前記ネ
    ットワークがTCP/IPを使用したネットワークであ
    り、登録される前記クライアント情報がDNSクライア
    ントのDHCPサーバーへのドメイン名とIPアドレス
    であることを特徴とするシステムの構成処理方法。
  17. 【請求項17】 請求項8,9,10,14のいずれか
    に記載されたシステムの構成処理方法において、前記ネ
    ットワークがTCP/IPを使用したネットワークであ
    り、登録される前記クライアント情報がWINSクライ
    アントのWINSサーバーへのNETBIOS名とIP
    アドレスであることを特徴とするシステムの構成処理方
    法。
  18. 【請求項18】 請求項8,9,10,11,14のい
    ずれかに記載されたシステムの構成処理方法において、
    前記ネットワークがTCP/IPおよびSLPを使用し
    たネットワークであり、登録される前記クライアント情
    報がサービスエージェントのディレクトリ エージェン
    トへのサービス情報であることを特徴とするシステムの
    構成処理方法。
  19. 【請求項19】 請求項12,13,14のいずれかに
    記載されたシステムの構成処理方法において、前記クラ
    イアントへの通知をSSDPサービスがssdp:al
    iveリクエストをマルチキャストすることにより行
    い、前記サーバーの存在の再確認をSSDPクライアン
    トがssdp:discoverリクエストをマルチキ
    ャストすることにより行うことを特徴とするシステムの
    構成処理方法。
  20. 【請求項20】 請求項1乃至19のいずれかのシステ
    ムの構成処理方法を実行するためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  21. 【請求項21】 請求項1乃至19のいずれかのシステ
    ムの構成処理方法を実行するためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体を処理手段に搭
    載した機器。
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