JP2002152172A - ディジタル伝送装置 - Google Patents

ディジタル伝送装置

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JP2002152172A
JP2002152172A JP2000345852A JP2000345852A JP2002152172A JP 2002152172 A JP2002152172 A JP 2002152172A JP 2000345852 A JP2000345852 A JP 2000345852A JP 2000345852 A JP2000345852 A JP 2000345852A JP 2002152172 A JP2002152172 A JP 2002152172A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射波や雑音成分の有無等に影響されること
なく、いかなる伝送状況下においても、SWEEPシン
ボル開始位置を正確に推定することができ、常に同期検
出可能なOFDM伝送システムを実現すること。 【解決手段】 数種類の同期シンボル群と複数のデータ
シンボルをフレーム構成の信号として伝送する直交周波
数分割多重変調方式を用いたディジタル伝送装置におい
て、上記同期シンボル群の内のフレーム同期を検出する
無信号期間の終了部分を検出するための基準となるしき
い値を、受信信号の1/2シンボル期間毎の平均電力値
の所定期間における最小値と最大値とから算出するよう
にしたもので、反射波や雑音成分の有無等に影響される
ことなく、いかなる伝送状況下においても、より広範な
条件での短時間でかつ主波への正常な同期動作を実現で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直交周波数分割多
重(OFDM: Orthogonal Frequency DivisionMultipl
ex)変調方式を用いたディジタル伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ヨーロッパやアメリカおよび日本
でディジタル放送が検討されており、その変調方式とし
てOFDM変調方式の採用が有力視されている。このO
FDM変調方式とは、マルチキャリア変調方式の一種
で、多数のディジタル変調波を加え合わせたものであ
る。 このときの各キャリアの変調方式にはQPSK(Q
uadrature Phase Shift Keying:4相位相偏移変調)方
式等が用いられ、合成波であるOFDM信号を得ること
ができる。ここで、このOFDM信号を数式で表すと、
以下のようになる。まず、各キャリアのQPSK信号を
αk(t)とすると、これは式(1)で表せる。 αk(t)=ak(t)・cos(2πkft)+bk(t)・sin(2πkft) ・・・・(1) ここで、kはキャリアの番号を示し、ak(t)、bk(t)
は、k番目のキャリアのデータで、[−1]または
[1]の値をとる。次に、キャリアの本数をNとする
と、OFDM信号はN本のキャリアの合成であり、これ
をβk(t)とすると、これは次の式(2)で表すことができ
る。 βk(t)=Σαk(t) (但し、k=1〜N) ・・・・・・(2) ところで、OFDM変調方式では、マルチパスの影響を
低減するため、信号にガードインターバルを付加するの
が一般的である。即ち、図4に示すように、有効シンボ
ル期間Tsにおいて、その有効シンボルの開始部分の波
形と終了部分の少なくとも一方の波形をガードインター
バルTgとして用いる。 ここで、図4の(a)は、k=
1のとき、有効シンボル期間Tsの終了部分にガードイ
ンターバルTgを付加した場合のOFDM信号を示した
もので、同図(b)は、k=1〜544のとき、有効シン
ボル期間Tsの終了部分にガードインターバルTgを付
加した場合のOFDM信号を示したものである。このO
FDM信号は、上記信号単位から構成され、この信号単
位シンボルは、例えば有効サンプル1024サンプルに
ガードインターバルデータ48サンプルを付加した10
72サンプルのシンボル894組に、6組の同期シンボ
ルを付加した、全900シンボルからなるフレームと呼
ぶストリーム単位の繰返しで構成される。
【0003】図11は従来技術によるOFDM伝送装置
における変復調部の基本構成を示すブロック図である。
伝送路符号化部1T、符号化部2T、IFFT(Inver
seFast Fourier Transform:逆フーリエ変換)部3A、
ガード付加部3B、同期シンボル挿入部5、クロック発
振器6、直交変調処理部8からなる送信側処理部101
を有する送信側Txと、AGC部9A、直交復調処理部
9B、FFT(FastFourier Transform:高速フーリエ変
換)部3C、復号化部2R、伝送路復号化部1R、電圧
制御クロック発振器10、同期検出&相関部4A、FS
T補正部4Bからなる受信側処理部203を有する受信
側Rxとにより構成され、これら送信側Txと受信側R
xは、例えば、電波を用いた無線の伝送路Lにより結ば
れている。以下、図11を用いてOFDM信号の変復調
処理について説明する。送信側処理部101の伝送路符
号化部1Tに連続的に入力されるデータDinは、例えば
900シンボルからなるフレーム毎に処理され、このフ
レーム期間内で同期シンボルの6シンボル期間を除く8
94個の情報シンボル毎に、1から400番と、625
から1024番までの計800サンプル期間に、間欠状
態のレート変換済データDiiとして出力される。また、
伝送路符号化部1Tは、フレーム周期である900シン
ボル毎に、送信側のフレーム制御パルスFSTを発生
し、同期シンボル期間の開始を表わすフレームパルス信
号として、他のブロックに供給する。符号化部2Tは、
入力されたデータDiiを符号化し、I軸とQ軸の2軸に
マッピングしたデータRfとIfを出力する。IFFT
部3Aは、これらデータRfとIfを周波数成分と見な
し、1024サンプルからなる時間軸信号R(実数成分)
とI(虚数成分)に変換する。ガード付加部3Bは、10
24サンプルからなる時間軸信号RとIの開始期間にお
ける波形の中で、例えば最初の48サンプルの波形を1
024サンプル後に付加し、合計1072サンプルの時
間軸波形からなる情報シンボルRgとIgを出力する。
この48サンプルは反射波混入時の緩衝帯となる。同
期シンボル挿入部5は、これら情報シンボルRg,Ig
に対して、それらの894サンプル毎に、予めメモリ等
に記憶された、6シンボルからなる同期波形を挿入し、
フレーム構成のデータRsgとIsgを作成する。これらの
データRsg,Isgは直交変調処理部8に供給され、ここ
でD/A変換器81と直交変調器82、ローカル発振器
83により、周波数FcのキャリアによるOFDM変調
波信号RFとして生成され、高周波増幅されて伝送路L
に送出されることになる。 伝送帯域は、UHF帯やマ
イクロ波帯が用いられる。なお、送信側Txにおける処
理に必要なクロックCK(周波数16MHz)は、クロッ
ク発振器6から各ブロックに送信側クロックCKdとし
て供給される。
【0004】上記の様にして送信されたOFDM変調波
信号RFは、受信側RxのAGC部9Aを経由して直交
復調処理部9Bに入力され、ここで、直交復調器91に
より、電圧制御発振器93から供給される周波数Fc'の
局発信号と乗算され、ベースバンド信号に直交復調され
た後に、A/D変換器92によってディジタル化され、
データR'sgとI'sgに変換される。これらのデータR's
g,I'sgは、FFT(Fast Fourier Transform:高速フ
ーリエ変換)部3Cに供給され、ここでパルスFSTrc
に基づきFFTとして利用する1024サンプルのデー
タ期間を決定するゲート信号を作成して、緩衝帯である
48サンプルを除外することにより、時間軸波形信号
R'sg,I'sgは、周波数成分信号R'fとI'fに変換され
る。そして、これら周波数成分信号R'f,I'fは、復号
化部2Rにて識別、復号化されて、データD'oになり、
伝送路復号化部1Rにて連続した信号Doutとして出力
される。一方、上記データR'sgとI'sgは、同期検出&
相関部4Aにも入力され、ここで、同期シンボル群が検
出され、これによりフレームパルスとなるパルスFST
rが取り出される。 このパルスFSTrは、受信側R
xのフレーム制御パルスとなり、受信側Rxの各ブロッ
クに供給される。また、この同期検出&相関部4Aは、
電圧制御クロック発振器10から発生されるクロックC
KrとデータR'sgとI'sgの同期成分を比較し、比較結
果に応じた相関出力Scを生成する。 この相関出力S
cに基づきFST補正部4Bは、制御電圧VCを生成
し、これにより電圧制御クロック発振器10を制御し、
正しい周期のクロックCKrが発生され、受信側の各ブ
ロックに供給される。
【0005】次に、図11に示した各ブロックの詳細に
ついて説明する。伝送路符号化部1は、伝送中に混入の
恐れがある各種エラーによるデータ誤りを防止するた
め、インターリーブ処理、エネルギー拡散処理、エラー
訂正用符号処理等を行う。符号化部2Tは、信号Dii
を、マッピングROMを用いてI,Q軸の所定点の情報
に変換し、また、不要キャリアに相当する期間の信号は
0に置換し、データRfとIfを作成する。IFFT変
換部3Aは、入力信号RfとIfを クロックCKとパ
ルスFSTとでタイミングを決められた、シンボル周期
の時間軸波形RとIに変換する。具体的には、プレッシ
ー社のPDSP16510等を用いれば実現できる。ガ
ード付加部3Bは、ここに入力された信号RとIを10
24サンプル遅延させる遅延器と、1025サンプル目
から1072サンプル目のみ遅延出力を選択する切り替
え器からなり、これらはクロックCKとパルスFSTに
よってタイミングを決められる。 ここで得られる全1
072サンプルからなるシンボルは、1025サンプル
目から1072サンプル目に、1サンプル目から48サ
ンプル間の時間軸波形が付加され、情報シンボルRg,
Igとなる。
【0006】次に、同期シンボル挿入部5の一例を図1
2に示す。 まず、ROM5−1,5−2は、クロック
CKとパルスFSTでタイミングが決められたコントロ
ーラ5−5によって制御され、これにより、パルスFS
Tに応じたタイミングで同期シンボル信号を発生する。
同様にSEL5−3,5−4は、クロックCKとパルス
FSTでタイミングが決められたコントローラ5−6に
よって制御され、ガード付の時間情報シンボル信号R
g,Igの、現段階では無信号期間である1シンボルか
ら6シンボルまでの期間だけを、ROM5−1,5−2
から読み出した同期シンボル信号に切り替えて出力す
る。ここで、この同期シンボル信号としては、例えば、
1シンボル期間中無信号で、該同期シンボル群の存在を
大まかに見つけるためのヌル(NULL)シンボル、1シ
ンボル期間に1本のキャリアにしか信号成分を持たない
特殊なシンボル(以下、CWシンボルと称す)、1シンボ
ル期間に伝送帯域の下限周波数から上限周波数に変化す
る波形であって、シンボルの切り替わり点を正確に求め
るためのスイープ(SWEEP)シンボル、遅延検波復調
をするために必要な位相基準を示す基準シンボル(以
下、リファレンスシンボルと称す)等である。 なお、
同期シンボルを6組とする場合、上記にさらに2つの予
備シンボルが付加される。次に、図11により、直交変
調処理部8について説明を補足すると、D/A変換器8
1により実数部の信号Rsgと虚数部の信号Isgに対して
D/A変換を行い、直交変調器82では、まず実数部信
号に対しては発振器83からの周波数fcのキャリア信
号のままで変調し、虚数部信号に対しては、発振器83
の周波数fcのキャリア信号を90°移相した信号で変
調することによって直交変調を施し、これらの信号を合
成してOFDM変調波信号を得る。
【0007】次に、受信側Rxの構成動作について説明
する。受信側Rxでは、AGC部9Aにより、受け取っ
た信号レベルを適正レベルに修正する制御信号Saを発
生し、信号レベルを変更する。 このレベル変更された
フレーム構成の信号は、直交復調処理部9Bに入力され
る。ここでの処理は、送信側とは逆に、直交復調器91
によって、電圧制御発振器93から出力される周波数F
c'のキャリア信号により復調した出力を実数部信号とし
て取り出し、キャリア信号を90°移相して復調した出
力を虚数部信号として取り出すものである。 そして、
これら実数部と虚数部の各復調アナログ信号を、A/D
変換器92によりディジタル信号に変換する。同期検出
&相関部4Aは、受信した信号R'sg,I'sgから、フレ
ームの区切りを探索し、フレームの基準となるパルスF
STrを出力すると共に、相関出力Scを出力する。そ
して、FFT部3Cは、このパルスFSTrに基づいて
シンボルを区切り、前述のようにフーリエ変換を行うこ
とでOFDM復調を行い、データR'fとI'fを出力す
る。復号化部2Rは、例えばROMテーブル手法にて、
データR'fとI'fを識別し、データD'oを算出する。伝
送路復号化部1Rは、逆インターリーブ処理、エネルギ
ー逆拡散処理、エラー訂正処理等を行う。
【0008】次に、図13に同期検出&相関部4Aの具
体的構成の一例を示し、説明する。直交復調したディジ
タル信号である時間軸信号R'sg,I'sgは、NULL終
了検出器4−1とSWEEP演算器4−2に入力され
る。NULL終了検出器4−1は、フレーム構成のシン
ボル群から同期シンボル中で無信号状態にあるNULL
を検出し、同期シンボルの大まかな位置(タイミング)を
検出し、NULL終了時点からタイマ回路によりSWE
EPシンボル開始時点を推定して、SWEEP開始指示
パルスSTを出力する。SWEEP演算器4−2は、S
WEEP開始指示パルスSTを参照しNULLシンボル
の2シンボル後に存在する波形を、SWEEPシンボル
波形と推定して取り込み、各シンボルの正確な切り替わ
りタイミングを捜索する。具体的には、予めSWEEP
シンボルのパターンが格納してあるメモリ4−3を用
い、入力されたOFDM信号とこのメモリ4−3から読
み出したパターンを例えば相関演算し、両者の信号パタ
ーンの一致状況から、推定したSWEEP波形との位相
ずれを演算により算出し、受信側のフレーム位相を伝送
データに一致させるため、受信側の基準クロックCKr
を調整するための相関出力信号Scを出力する。フレー
ムカウンタ4−4は、SWEEP開始指示パルスSTに
基づいて、クロックCKのカウントを開始し、このカウ
ント数がフレーム周期に相当する値(例えば、1072
×900)に到達する毎に、パルスFSTrを出力する
とともに、カウント値を0に戻してから再びクロックC
Kのカウントを開始する。従って、以後は、一定カウン
ト毎に、即ちフレーム開始点毎にパルスFSTrが出力
されることになり、受信側ではこのパルスFSTrを高
速フーリエ変換、復号化、逆レート変換の開始タイミン
グとする。
【0009】次に、図14と図15を用いて、NULL
終了検出器4−1の具体的構成と、SWEEP開始位置
推定過程の詳細を説明する。NULL終了検出器4−1
へ供給される信号R'sg,I'sgは、絶対値回路4-1-1,
4-1-2で絶対値化され、加算器4-1-3で加算され、絶対
値加算出力4aとなる。この絶対値加算出力4aを、比
較器4-1-4において、しきい値Vthと比較し、しきい値
Vthを越えない期間、即ち、T1〜T2間のNULLシ
ンボル期間に相当する比較結果出力4bを得る。そし
て、エッジ検出器4-1-5において、比較結果出力4bか
ら、信号の立上りエッジを検出する。 そして、遅延回
路4-1-6により、この信号立上りエッジ検出信号4cを
1シンボル遅延し、SWEEP開始指示パルスSTを発
生する。このSWEEP開始開始指示パルスSTによ
り、正しいSWEEPシンボル開始位置(T3)を特定す
ることができ、SWEEP演算器4−2に、SWEEP
シンボル波形の開始部分から取り込めるため、SWEE
P演算における位相ずれを正確に算出でき、各シンボル
の正確な切り替わりタイミングを捜索することが可能と
なる。すなわち、SWEEP演算器4−2から出力され
る相関出力Scにより受信側クロックCKrcの速度を調
整し、伝送されてきた同期シンボル位相とのロック処理
を行うことによって、FFTゲートの時間的位置の誤差
は消える。ところで、粗調整にあたる同期シンボルの検
出エッジを基に決定するSWEEP開始指示パルスの時
間的位置が正確であれば、 微調整にあたるクロックC
Krcの速度調整により行うFFTゲートの時間的位置補
正量が減少し、その所要時間も減少する。 すなわち、
より少ない時間で、誤差0(ずれ無し)のゲート位置に設
定でき、最良の復号状況を達成できる。このような場合
の、相関出力信号Scの一例を図16に示す。 図から
明らかなように、この場合の相関出力信号Scは、主波
による鋭いピークが、唯一存在する形となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記従来技術
による伝送装置を用い伝送を行う場合において、移動体
伝送等の劣悪な伝送路条件での伝送を考える。この様な
伝送路では、送信側から受信側に直接伝搬される主波
と、建物や山等に反射した様々な反射波とが、それぞれ
所定の遅延時間を伴って伝搬されるため、受信側では、
それらの合成波が受信されることになる。このように主
波の他に反射波が存在する場合、図17に示すように、
反射波の影響により、絶対値加算出力4aにおけるNU
LLシンボルの開始点部分Td1とCWシンボルの開始点
部分Td2のレベルが変動し、比較器4-1-4における絶対
値加算出力4aとしきい値Vthとの比較において、CW
シンボルの開始点部分Td2が、しきい値Vthを越えない
レベルになってしまう。従って、この場合のしきい値V
th以下の比較結果出力4bは、本当のNULL期間(T
1〜T2)ではなく、NULLシンボルの開始点部分Td
1〜CWシンボルの開始点部分Td2の期間に相当する出
力となる。その結果、エッジ検出器4-1-5では、CWシ
ンボルの開始点部分Td2時点で、信号立上りエッジ検出
信号4cを発生するため、本当のNULLシンボルの終
了点と大きな検出ずれが発生する。そして、信号立上り
エッジ検出信号4cの発生時点から遅延回路4-1-6が動
作するため、SWEEP開始指示信号STは、Td2時点
から1シンボル後に発生することになる。従って、SW
EEP開始指示信号STは、実際のSWEEP開始位置
から大幅にずれた時点(約1シンボル後)に発生するた
め、SWEEP演算器4−2には、SWEEPシンボル
の開始点の波形が取り込まれなくなる結果、粗調整の精
度は低下し、微調整で行う補正量も増加し、ひいては微
調整に要する時間が増加し、最良の復号状況への到達が
遅れる。そこで、この反射波の影響を低減するために、
しきい値Vthを低め(例えば、α=0.3)に設定すれ
ば、主波によるNULL終了点を検出し易くなり、粗調
時のずれ量は少なくなり、上述の微調整の所要時間の延
長は防止できる。 このような場合の、相関信号Scの
例を図18に示す。 図から明らかなように、この場合
の相関出力信号Scは、主波による山と反射波による山
が存在する形となる。
【0011】しかし、以上の説明は、雑音成分の混入の
少ない高CNでの伝送を前提とするものであって、入力
電界の低い使用条件では、雑音成分が増加し、本来、無
信号であるNULL期間に、雑音成分により発生した偽
信号が混ざることになる。そのため、比較結果出力4b
におけるNULL期間の終了点の検出精度は大幅な低下
となる恐れがある。また、さらに電界が弱まると、さら
に雑音成分が増加し、図19に示す様に、NULL期間
における絶対値加算出力4aが、常にしきい値Vthを越
えてしまう結果、比較結果出力4bにおいてNULL期
間の終了を全く検出不能となる場合も生じる。ところ
で、CNが劣化すると、伝送信号としては無電力のNU
LL期間であっても雑音電力が多く含まれるため、NU
LL期間とこれに続くCWシンボル期間でのレベル差は
小さくなる。 従って、低CNにおけるNULL期間終
了の検出動作を確保するには、しきい値Vthは高め(α
=0.8)が良い。しかし、しきい値Vthを高めに設定
すれば、NULL期間の検出漏れは防止できるが、CW
シンボルとのレベル差が小さくなるため、フェージング
等で生じる受信信号レベルの僅かな変化をNULL期間
と誤判断してしまう。このような場合の、相関信号Sc
の例を図20に示す。 図から明らかな様に、この場合
の相関出力信号Scは、SWEEP信号に雑音が多く含
まれるため、高CN時ほど一致度が高まらず、生じる山
は緩い形となる。以上説明した様に、従来の構成におい
て、粗調整の目標を主波におき、しきい値Vthを低く設
定すると、図19に示す様に低CN時の同期検出が困難
となる。一方、しきい値Vthを高く設定して低CN時に
おける同期検出を容易にすると、図17に示すように反
射波が存在する場合、粗調目標が反射波になり、微調整
により主波に同期するまでの所要時間が長くなる欠点が
生じる。本発明はこれらの欠点を除去し、反射波や雑音
成分の有無等に影響されることなく、いかなる伝送状況
下においても、SWEEPシンボル開始位置を正確に推
定することができ、常に同期検出可能なOFDM伝送シ
ステムを実現することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、数種類の同期シンボル群と複数のデータシ
ンボルをフレーム構成の信号として伝送する直交周波数
分割多重変調方式を用いたディジタル伝送装置におい
て、上記同期シンボル群の内のフレーム同期を検出する
無信号期間の終了部分を検出するための基準となるしき
い値を、受信信号の1/2シンボル期間毎の平均電力値
の所定期間における最小値と最大値とから算出する手段
を設けたものである。即ち、1/2シンボル期間毎の平
均電力値の所定期間における最小値Hminと最大値Hmax
を基にし、例えば、(Hmax+Hmin)/2等の演算を行
い、しきい値Vthを決定する。ここで、当然の如く、無
信号の期間であるNULL期間の平均電力値が最小値H
minとなり、いずれかのデータシンボル期間の平均電力
値がHmaxとなる。従って、低CNの状態であれば、雑
音によって最小値Hminは上昇するが、しきい値Vth
は、上記の様に、(Hmax+Hmin)/2となるため、必
ず、NULL期間の平均電力値とデータ期間の平均電力
値の中間に、しきい値を設定できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に、本発明のOFDM変調方
式を用いた伝送装置の全体ブロック構成を示し、以下に
説明する。これは、図11に示すものと同様構成の送信
側処理部101と、同じく同様構成の受信側処理部20
3と、しきい値(Vth)算出部7で構成される。受信側処
理部203からの受信側クロックCKは、Vth算出部7
及び同期検出&相関部4Aのクロック端子CKに接続さ
れる。 受信側処理部203からのデータR'sg,I'sg
は、同期検出&相関部4AのI,Q端子に接続される。
同期検出&相関部4AからのパルスFSTr及び相関出
力信号Scは、それぞれ受信側処理部203の端子FS
Trおよび端子Scに接続される。Vth算出部7のしき
い値Vth出力は、同期検出&相関部4Aの端子Vthに接
続される。Vth算出部7は、受信側処理部203からの
データ信号R'sg,I'sgを基にしきい値Vthを算出し、
同期検出&相関部4Aにしきい値Vthを与える。即ち、
Vth算出部7は、例えば、受信信号の1/2シンボル期
間の平均電力値の最大値レベルと最小値レベルに応じ
て、しきい値Vthを決める。次に、Vth算出部7の具体
的構成の1例を図2に示し、以下に説明する。ここで、
データ信号R'sg,I'sgは、平均電力(AVE)算出部7
−1に入力される。 AVE算出部7−1の出力AVE
は、最大値(Max)ホールド部7−2と最小値(Min)
ホールド部7−3に入力される。そして、それぞれの出
力HmaxとHminは、Vth演算部7−4に入力される。C
Kは、1/2シンボルカウンタ7−5及びAVE算出部
7−1、Maxホールド部7−2、Minホールド部7
−3に入力される。 1/2シンボルカウンタ7−5の
出力SSTは、AVE算出部7−1とMaxホールド部
7−2、Minホールド部7−3のSST端子に入力さ
れる。
【0014】次に、図2、図3を用いて、この動作を説
明する。 AVE算出部7−1は、1/2シンボル期間
SSTにおけるR'sgとI'sgの平均電力を算出し、その
値をAVEとして出力する。 Maxホールド部7−2
は、入力であるAVEの最大値を検出し、その値をHma
xとして出力する。 なお、最大値と判断する基準は、
過去に検出した最大値を1/2シンボル期間毎に、例え
ば0.99倍した値との比較となる。すなわち、図3のS
4F期間までの過去の最大値を、例えば0.99倍し続け
た値62と、S4R期間のAVE65を比較し、AVE
が大きければ、Hmax値を更新するものである。同様
に、Minホールド部7−3では、入力であるAVEの
最小値を検出し、その値をHminとして出力する。 な
お、最小値と判断する基準は、過去に検出した最小値を
1/2シンボル期間毎に、例えば1.01倍した値との比
較となる。すなわち、図3のS1F期間までの過去の最
小値を、例えば1.01倍し続けた値18と、S2R期間
のAVE7を比較し、AVEが小さければ、Hmin値を
更新するものである。Vth演算部7−4は、過去の最大
値であるHmaxと、最小値であるHminを基に、それぞれ
の値を、例えば、加算して1/2する等の処理で、しき
い値Vthを求める演算を行う。
【0015】例えば、図3の様に、1/2シンボル期間
の受信信号の平均電力値AVEが、あるシンボル期間の
前半であるS1F期間には60、同後半のS1R期間に
は8、以後、7,60,62,61,62,65,…と
変化したとする。この場合、最大値(Max)ホールド部
7−2は、S4R期間のAVE値である65をホールド
する。 ここで、ホールド部7−2にはリーク回路が設
けられているため、1/2シンボル毎にホールドした最
大値65は、減少していく。同様に、最小値(Min)ホ
ールド部7−3は、S2F期間のAVE値である7を最
小値としてホールドし、以後大きな値となる方向へリー
クして行く。このようにして得た最大値Hmaxと最小値
Hminを基にし、Vth算出部7は、例えば、(Hmax+Hm
in)/2等の演算を行い、しきい値Vthを決定する。従
って、当然のごとく、無信号の期間であるNULL期間
のAVE値が最小値Hminとなり、いずれかのデータシ
ンボル期間のAVE値がHmaxとなる。すなわち、低C
Nの状態であれば、雑音によって最小値Hminは上昇す
るが、しきい値Vth は、上記の様に、(Hmax+Hmin)
/2となるため、必ず、NULL期間のAVE値とデー
タ期間のAVE値の中間にしきい値を設定できる。
【0016】図4に、上記SSTパルスの位相と入カシ
ンボルの位相が、丁度一致した場合のAVE値の信号タ
イミングを示す。この場合、S1R期間とS2F期間
に、無電力であるNULLシンボルが丁度生じているた
め、S1R期間とS2F期間のAVE値は、共に8,7
と小さい値となる。しかし、図5の様に、SSTパルス
の位相と入カシンボルの位相が、不一致となった場合、
S1F期間では、最終のデータシンボルの後半約1/4
とNULLシンボルの前半約1/4から成る平均電力を
算出しているため、31と高くなるが、S1R期間で
は、NULLシンボルの約2/4の点から約3/4の点
の平均電力となるため、AVEは7と正常な値となる。
そして、これに続くS2F期間では、CWシンボルの電
力分が混入してくるため、再度、AVEは30程度と高
くなる。ここで、本発明では、平均電力算出期間を1/
2シンボルとしてあることで、SSTパルスの位相と入
カシンボルの位相がずれていても、NULL期間の最小
平均電力値を、必ず抽出できる。
【0017】図6に、Maxホールド部7−2の具体的
な構成を示し、以下にて説明する。入力であるAVE
は、比較器7-2-1のA+端子とセレクタ7-2-3の端子A
に接続される。 比較器7-2-1の出力Pは、セレクタ7
-2-3の端子selに接続される。セレクタ7-2-3の出力端
子OUTは、ラッチ7-2-4の端子Dに接続される。 ラッ
チ7-2-4の端子OUTは、出力Hmaxとして外部に送り出さ
れるとともに、係数器7-1-2に入力される。 係数器7
-1-2の端子OUTからの出力max'は、比較器7-2-1のB−
端子およびセレクタ7-2-3の端子Bに接続される。 外
部からのSST信号は、ラッチ7-2-4のEN端子に接続
される。ゲート7-2-5の出力はラッチ7-2-4のEN端子
に接続される。次に、各部の動作について述べる。 比
較器7-2-1は、A+端子の値がB−端子よりも大きな場
合、端子PにHレベルとなる信号を出力する。 セレク
タ7-2-3は端子selのレベルがHなら端子Aの信号を選
択する。 また、Lならば端子Bの信号を選択出力す
る。ラッチ7-2-4は、端子ENにHレベルが印加されて
いる場合、端子Dの信号を記憶し、端子OUTに出力す
る。 係数器7-1-2は、入力値を0.99倍した値を、最
大値max'として出力する。 全体的な動作について図3
を用いて述べる。S2R期間で、入力AVEの値7は、
ラッチ7-2-4の出力60を0.99倍した値max'(5
9.4)よりも小さいため、比較器7-2-1はLを出力す
る。 端子selにLが加わったセレクタ7-2-3は、端子
Bの値max'(59.4)を選択し出力する。そして、SS
TシンボルがHとなった瞬間、ラッチ7-2-4は、新た
に、最大値max'(59.4)をラッチする。S3F期間で、
入力AVEの値62は、ラッチ7-2-4の出力59.4を
0.99倍した値max'(58.8)よりも大きいため、比較
器7-2-1はHを出力する。端子selにHが加わったセ
レクタ7-2-3は、端子AのAVEの値62を選択し出力
する。 そしてSSTシンボルがHとなった瞬間、ラッ
チ7-2-4は新たに62をラッチすることで、Hmaxを6
2に更新する。
【0018】図7に、Minホールド部7−2の具体的
な構成を示し、以下にて説明する。入力であるAVE
は、比較器7-3-1のA−端子とセレクタ7-3-3の端子A
に接続される。 比較器7-3-1の出力Pは、セレクタ7
-3-3の端子selに接続される。 セレクタ7-3-3の出力
端子OUTは、ラッチ7-3-4の端子Dの接続される。ラッ
チ7-3-4のOUT端子は、出力Hminとして外部に送り
出されるとともに、係数器7-3-2に入力される。 係数
器7-3-2の端子OUTからの出力min'は、比較器7-3-1の
B+端子およびセレクタ7-3-3の端子Bに接続される。
外部からのSST信号は、ラッチ7-3-4の端子ENに
接続される。ゲート7-3-5の出力はラッチ7-3-4の端子
ENに接続される。次に、各部の動作について述べる。
比較器7-3-1は、A−端子の値がB+端子よりも小さ
な場合、端子PにHレベルとなる信号を出力する。 セ
レクタ7-3-3は、端子selのレベルがHなら端子の信号
を選択Aする。 また、Lならば端子Bの信号を選択出
力する。 ラッチ7-3-4は、端子ENにHレベルが印加
されている場合、端子Dの信号を記憶し、端子OUTに出
力する。 係数器7-1-2は、入力値を0.99倍した値を
最大値max'として出力する。全体的な動作について、図
3を用いて説明する。S1F期間で、入力AVEの値6
0は、ラッチ7-3-4の出力18を1.01倍した最小値mi
n'(18.2)よりも大きいため、比較器7-3-1はLを出力
する。端子selにLが加わったセレクタ7-3-3は、端子
Bのmin'(18.2)を選択し出力する。 そしてSSTジ
シボルがHとなった瞬問、ラッチ7-3-4は新たにmin'
(18.2)をラッチする。 S1R期間で、入力AVEの
値8は、ラッチ7-3-4の出力18.2を1.01倍した値mi
n'(18.4)よりも小さいため、比較器7-3-1はHを出力
する。 端子selにHが加わったセレクタ7-3-3は、端
子AのAVEの値8を選択し出力する。 そしてSST
シンボルがHとなった瞬間、ラッチ7-3-4は新たに8を
ラッチすることで、Hminを8に更新する。
【0019】図8に、AVE算出部7−1の構成を示
す。 入力R'sgとI'sgは絶対化部7-1-1に入力され
る。 絶対化部7-1-1の出力は加算器7-1-2に入力され
る。 加算器7-1-2の出力は、ラッチ7-1-3の端子Dに
接続される。 ラッチ7-1-3の出力は、ゲート7-1-5に
入力されるとともに、ラッチ7-1-4に接続される。ラッ
チ7-1-4の出力は、AVEとして出力される。 外部か
らのSST信号は、ゲート7-1-5の制御端子とラッチ7
-1-4の端子ENに接続される。 ゲート7-1-5の出力
は、加算器7-1-2のもう一方の端子に接続される。次
に、各部の動作について説明する。 絶対化部7-1-1
は、入力である入力R'sgとI'sgの負部分を正に変換
後、加算して出力ABSとして出力する。ラッチ7-1-3
は、CKが立上がる度に端子Dの値を記憶し出力する。
ラッチ7-1-4は、端子ENがLレベルになる度に端子
Dの値を記憶し出力する。 ゲート7-1-5は制御端子が
Hの場合、出力を0に置換する。AVE算出部7−1の
全体的な動作を図9を用いて説明する。 CK入力の度
に、ラッチ7-1-3は、出力ABSの値を積算加算してい
く。 ここで、1/2シンボル周期毎にSST信号がレ
ベルLとなり、過去の積算値を、一旦0にクリアする。
図10の(a)に、CNが良い状態のしきい値Vthの様子
を示す。 この場合、AVEはS2F期間の値7が最小
のため、Hminも低下し、しきい値Vthは34となり、
NULLシンボルとデータシンボルAVE値の中間レベ
ルとなる。図10の(b)に、CNが悪い状態のしきい値
Vthの様子を示す。 この場合、AVEはS1R期間の
値40が最小のためHminはやや上昇し、しきい値Vth
は50となり、この場合も、NULLシンボルとデータ
シンボルAVE値の中間レベルとなる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、C
Nの高低によらず最適なNULL検出を実行することが
でき、より安定な伝送装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成の一実施例を示すブロック図
【図2】本発明のVth算出部7の一例を示すブロック図
【図3】本発明のしきい値Vth算出動作を説明するタイ
ムチャート
【図4】本発明の1/2シンボル周期の平均電力算出動
作を説明するタイムチャート
【図5】本発明の1/2シンボル周期の平均電力算出動
作を説明するタイムチャート
【図6】本発明のMaxホールド部7−2の一例を示す
ブロック図
【図7】本発明のMinホールド部7−3の一例を示す
ブロック図
【図8】本発明のAVE算出部7−1の一例を示すブロ
ック図
【図9】本発明のAVE算出動作を説明するタイムチャ
ート
【図10】本発明のしきい値Vth算出動作を説明するタ
イムチャート
【図11】従来の伝送装置の構成を示すブロック図
【図12】従来の同期シンボル挿入部の構成を示すブロ
ック図
【図13】従来の同期検出&相関部の構成を示すブロッ
ク図
【図14】従来のNULL終了検出器の構成を示すブロ
ック図
【図15】従来のNULL終了検出器の動作を説明する
タイムチャート
【図16】反射波のない場合の相関出力を示す模式図
【図17】従来のNULL終了検出器の動作を説明する
タイムチャート
【図18】反射波混入時の相関出力を示す模式図
【図19】従来のNULL終了検出器の動作を説明する
タイムチャート
【図20】低電界時の相関出力を示す模式図
【符号の説明】
101:送信側処理部、203:受信側処理部、4A:
同期検出&相関部、7:Vth算出部、7−1:AVE算
出部、7−2:Maxホールド部、7−3:Minホー
ルド部、7−4:Vth演算部、7−5:1/2シンボル
カウンタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数種類の同期シンボル群と複数のデータ
    シンボルをフレーム構成の信号として伝送する直交周波
    数分割多重変調方式を用いたディジタル伝送装置におい
    て、上記同期シンボル群の内のフレーム同期を検出する
    無信号期間の終了部分を検出するための基準となるしき
    い値を、受信信号の1/2シンボル期間毎の平均電力値
    の所定期間における最小値と最大値とから算出する手段
    を設けたことを特徴とするディジタル伝送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100527436B1 (ko) * 2002-08-02 2005-11-09 아주대학교산학협력단 전치부호의 상호 상관값의 최소값을 이용한 프레임 동기획득 회로 및 그 회로를 이용한 프레임 동기 획득방법
KR100858714B1 (ko) * 2002-06-08 2008-09-17 국방과학연구소 디지털 통신 시스템에서의 심볼 검출 방법 및 장치
WO2009140890A1 (zh) * 2008-05-19 2009-11-26 华为技术有限公司 一种实现符号同步的方法、系统及装置
US8433011B2 (en) 2010-01-29 2013-04-30 Fujitsu Semiconductor Limited Signal processing device, method and receiving device

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