JP2002150584A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

Info

Publication number
JP2002150584A
JP2002150584A JP2000341535A JP2000341535A JP2002150584A JP 2002150584 A JP2002150584 A JP 2002150584A JP 2000341535 A JP2000341535 A JP 2000341535A JP 2000341535 A JP2000341535 A JP 2000341535A JP 2002150584 A JP2002150584 A JP 2002150584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focusing
objective lens
coil
tracking
movable body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000341535A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Wakabayashi
寛爾 若林
Hiroshi Yamamoto
寛 山本
Hitoshi Fujii
仁 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000341535A priority Critical patent/JP2002150584A/ja
Publication of JP2002150584A publication Critical patent/JP2002150584A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チルト方向への駆動が可能な対物レンズ駆動
装置において、フォーカシング方向の駆動及びトラッキ
ング方向の駆動の高感度化を実現する。 【解決手段】 トラッキング方向において互いに逆向き
にずれた位置に配置して独立に駆動することによって、
モーメントを発生させるための2つのフォーカシングコ
イル部を、同一面内に配置せず、方向Kにおいて互いに
離間した位置に配置している。従って、2つのフォーカ
シングコイル部のそれぞれの面内でトラッキング方向T
に面積を増大させることができる。その結果、コイル利
用効率が高くなり、対物レンズ駆動装置の印加電流また
は印加電圧に対する発生加速度である加速度感度の向上
が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対物レンズ駆動装
置に関し、特に、円盤状記録媒体に光学的に情報を記録
又は再生する装置の対物レンズ駆動装置であって、フォ
ーカシング方向及びトラッキング方向への駆動に加えて
円盤状記録媒体の接線方向と平行な軸の周りの回転方向
であるチルト方向への駆動ができるもので、かつフォー
カシング方向及びトラッキング方向の駆動効率を向上す
ることができるものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】対物レンズ駆動装置は、コンパクトディ
スクなどの円盤状記録媒体(以下、ディスクと言う)に
光学的に情報を記録又は再生する装置に、ディスクの所
定の半径方向に前記ディスクに平行に移動可能に組み込
まれ、ディスクの反りの上下運動によるフォーカシング
ずれや偏心などによるトラッキングずれ又はディスクと
対物レンズとの相対傾きを補正するために、対物レンズ
を前記対物レンズの非駆動時の光軸方向であるディスク
に対して垂直な方向(以下、フォーカシング方向と言
う)及びディスクの前記所定の半径方向(以下、トラッ
キング方向と言う)、又は前記所定の半径方向における
ディスクの接線方向(以下、単に接線方向と言う)周り
の回転方向(以下、チルト方向と言う)の3方向に駆動
するものである。
【0003】このような対物レンズ駆動装置を含む光学
的情報記録再生装置において、ディスク面に対する対物
レンズの光軸の相対傾きであるチルトが生じていると、
光学的な収差が発生し記録再生時の信号が劣化する原因
となる。このため従来の光学的情報記録再生装置ではD
Cモーターなどのチルトモーターにより光ヘッド全体を
傾け、チルト補正を行うチルト補正装置が取り付けられ
ていた。また、従来の対物レンズ駆動装置では対物レン
ズをフォーカシング方向及びトラッキング方向に加えて
チルト方向にも駆動しチルト補正を行うことができるも
のが提案されていた。
【0004】発生したチルト量を検出し、高速にチルト
補正する対物レンズ駆動装置の従来例として特開平4−
366429号公報に開示されたものがある。特開平4
−366429号公報に開示された対物レンズ駆動装置
は、対物レンズを保持する保持体に対物レンズの中心線
に対し対称に独立して配設された複数個のコイルに電圧
が印加されることにより保持体を動作させて、対物レン
ズを並進移動あるいは傾動させることを可能としてい
る。以下、従来例としての特開平4−366429号公
報に開示された対物レンズ駆動装置について図5を用い
て説明する。
【0005】対物レンズ101はレンズホルダ102に
固定され、このレンズホルダ102には支持する対物レ
ンズ101の光軸Jを含む方向Kと平行な平面に対称
で、かつ対物レンズ101の光軸Jを含むトラッキング
方向Tと平行な平面にも対称な位置となるように4個の
フォーカシングコイル103a〜103dが固定的に独
立してそれぞれ配設されている。レンズホルダ102は
4本の支持部材106によりベース107に対して支持
され、トラッキング方向T、フォーカシング方向Fへ動
くだけでなく傾動してチルト方向にも揺動自在に支持さ
れている。また、対物レンズ101の光軸Jを含むトラ
ッキング方向Tと平行な平面に対称な位置でフォーカシ
ングコイル103a〜103dの外側にフォーカシング
コイル103a〜103dと間隙を有して、2つの永久
磁石105a,105bがベースに固定的に配置されて
いる。
【0006】このような構成により以下のような動作が
可能となる。まず、4つのフォーカシングコイル103
a〜103dにそれぞれ同一方向、同一値の電磁力を発
生させるように電流を通電すると対物レンズ101の光
軸Jは傾くことなく、上下に移動しフォーカシング動作
を行うことができる。
【0007】他方、同一方向、同一値の電磁力を発生さ
せてフォーカシング動作を行っている4つのフォーカシ
ングコイル103a〜103dにおいて、対物レンズ1
01の光軸Jを含む接線方向Kと平行な平面の両側に配
置されたフォーカシングコイル103a及び103cと
103b及び103dとの間で通電する電流値を変える
ことにより、電流値の差に応じた量のチルト動作が得ら
れることとなる。そして、このような構成によれば、D
Cモーターを用いて光ヘッド全体を傾けて補正する手段
に比べて応答周波数の帯域を高くすることができ、高精
度なチルト補正が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来例では、チルト方向に駆動するために対物レンズの
光軸を含むトラッキング方向と垂直な平面を中心に対称
な位置にフォーカシングコイルをそれぞれ配置してい
る。従って、2つのフォーカシングコイルがトラッキン
グ方向に沿って並列することとなり、フォーカシングコ
イル1個あたりの永久磁石と対向する面が小さくなる。
フォーカシングコイルにおいてフォーカシング駆動に寄
与するのは永久磁石に対向している面のみであり、この
面が小さくなるとフォーカシングコイル全体に対するフ
ォーカシング駆動に寄与する部分の割合であるコイル利
用効率が低下する。そのため、対物レンズ駆動装置の印
加電流又は印加電圧に対する発生加速度である加速度感
度が低いものとなる。その結果、ディスクの面振れに対
する追従性能が劣化し、デフォーカスを起こして記録再
生信号を劣化させてしまう。ディスクの面振れ加速度は
回転数の2乗に比例するため、特に、高い転送レートを
必要とする光学的情報記録再生装置では高速でディスク
を回転させ、発生する面振れ加速度も大きくなる。従っ
て、対物レンズ駆動装置の加速度感度が低いとより記録
再生信号を劣化させてしまうこととなる。
【0009】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたもので、フォーカシング方向及びトラッキング方
向に加えて、チルト方向にも駆動可能で、かつ高い加速
度感度を実現することができ、チルト及びデフォーカス
によるによる記録再生信号の劣化を抑制することのでき
る対物レンズ駆動装置を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る対物レンズ
駆動装置は、円盤状記録媒体に光学的に情報を記録又は
再生する装置に組み込んで使用され、円盤状記録媒体に
垂直な方向であるフォーカシング方向に光軸を有する対
物レンズ、対物レンズを保持するレンズホルダを有する
可動体と、基台と、可動体を基台に対してフォーカシン
グ方向及び円盤状記録媒体の半径方向であるトラッキン
グ方向に移動可能に弾性支持するよう先端を可動体に、
基端を基台に固定された複数の弾性支持部材と、可動体
をフォーカシング方向に駆動する少なくとも二つのフォ
ーカシング駆動手段と、可動体をトラッキング方向に駆
動するトラッキング駆動手段とを備えた対物レンズ駆動
装置において、少なくとも二つのフォーカシング駆動手
段は可動体の略重心を含みトラッキング方向に垂直な平
面を中心に互いに逆向きにずれた位置でかつフォーカシ
ング方向及びトラッキング方向に垂直な方向である円盤
状記録媒体の接線方向に互いに離間した位置に配置され
た第一のフォーカシング駆動手段と第二のフォーカシン
グ駆動手段とからなり、かつ第一のフォーカシング駆動
手段及び第二のフォーカシング駆動手段は各々独立に駆
動される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0012】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による対物レンズ駆動装置の構成を示す分解斜視
図、図2は、本発明の実施の形態1による対物レンズ駆
動装置における可動体のフォーカシング方向及びチルト
方向への駆動回路の構成を示すブロック図である。
【0013】図1において、Fはフォーカシング方向、
Tはトラッキング方向、Kは接線方向、Rはチルト方向
を示しており、これらフォーカシング方向F、トラッキ
ング方向T及び方向Kは相互に直交し、それぞれ、3次
元の直交座標における各座標軸の方向に相当する方向を
有している。
【0014】2は成形された樹脂からなるレンズホルダ
であり、前記レンズホルダ2には中央に対物レンズ1が
搭載されている。レンズホルダ2における方向Kの2つ
の側面には第1のプリントコイル3と第2のプリントコ
イル4が取り付けられており、トラッキング方向Tの2
つの側面には端子板7が取り付けられている。従って、
対物レンズ1、レンズホルダ2、第1のプリントコイル
3、第2のプリントコイル4、端子板7によって可動体
が構成されている。また、可動体の重心は光軸J上に位
置するように設定されている。
【0015】第1のプリントコイル3と第2のプリント
コイル4はそれぞれ基板上に方向Kと平行な軸の周りに
導電性材料を渦巻き状に付着させてコイル構造を形成さ
せたプリントコイルである。第1のプリントコイル3に
おいてはトラッキング方向Tに沿って第1のフォーカシ
ングコイル部3aと第1のトラッキングコイル部3b
が、第2のプリントコイル4においてはトラッキング方
向Tに沿って第2のフォーカシングコイル部4aと第2
のトラッキングコイル部4bがそれぞれ配列、構成され
ている。
【0016】また、第1のフォーカシングコイル部3a
と第2のフォーカシングコイル部4aの位置関係は、光
軸Jを含みトラッキング方向Tに垂直な平面を中心に互
いに逆向きに等距離だけずれた位置でかつ方向Kに沿っ
て互いに離間した位置に配置されている。すなわち光軸
Jに対して回転対称の配置となっている。さらに、第1
のトラッキングコイル部3bと第2のトラッキングコイ
ル部4bの位置関係も同様に光軸Jに対して回転対称の
配置となっている。従って、第1のプリントコイル3と
第2のプリントコイル4は同一部品を用いて回転対称の
位置に取付けて構成することができる。
【0017】加えて、第1のフォーカシングコイル部3
aの両端子及び第2のフォーカシングコイル部4aの両
端子はそれぞれ独立に端子版7及びワイヤー8を通じて
回路部16に結線されている。また、第1のトラッキン
グコイル部3b及び第2のトラッキングコイル部4bは
互いに直列に結線されて端子版7及びワイヤー8を通じ
て回路部16に結線されている。
【0018】5は第1のマグネット、6は第2のマグネ
ットであり、いずれもフォーカシング方向F及びトラッ
キング方向Tの2つの線を境界とする4つの領域で異極
着磁されている。第1のマグネット5は、第1のプリン
トコイル3のフォーカシングコイル部3aの中心線3c
及びトラッキングコイル部3bの中心線3dと磁極の境
界線が一致する位置に、第1のプリントコイル3に対向
して配置されヨーク9に固定されている。同様に、第2
のマグネット6は、第2のプリントコイル4のフォーカ
シングコイル部4aの中心線4c及びトラッキングコイ
ル部4bの中心線4dと磁極の境界線が一致する位置
に、第2のプリントコイル4に対向して配置されヨーク
9に固定されている。
【0019】第1のフォーカシングコイル部3aの2端
子、第2のフォーカシングコイル部4aの2端子及び直
列接続されたトラッキングコイル部3b、トラッキング
コイル部4bの2端子の合計6端子が端子版7を介して
6本のワイヤー8に接続され、ワイヤー8はサスホルダ
11を通って基板12に固定されている。また、ヨーク
9、サスホルダ11、基板12はベース10に固定され
ている。ワイヤー8はベリリウム銅やリン青銅等の弾性
金属材料からなり、円形、略多角形、又は楕円形等の断
面形状を有する線材、又は棒材が用いられる。
【0020】また、ワイヤー8の支持中心及び第1のフ
ォーカシングコイル部3a、第2のフォーカシングコイ
ル部4aあるいは第1のトラッキングコイル部3b、第
2のトラッキングコイル部4bの可動体に対する駆動中
心は、可動体の重心に略一致するように設定されてい
る。
【0021】次に、図2において、13はディスク(図
示せず)と対物レンズ1の光軸Jとの相対角度誤差を検
出してチルト誤差信号を発生するチルト検出器、14は
フォーカシング検出器(図示せず)から出力される、デ
ィスクと対物レンズ1との距離誤差を示すフォーカスエ
ラー信号とチルト誤差信号とを加算する加算器、15は
フォーカスエラー信号からチルト誤差信号を減算する減
算器である。これらチルト検出器13、加算器14、減
算器15及びフォーカシング検出器によって回路部16
が構成されている。回路部16は図1のベース10の背
面に配設された光学ユニット(図示せず)内に収納され
ている。
【0022】ここで、チルト検出器13は、必ずしも直
接ディスクと対物レンズ1の光軸Jとの相対角度を検出
する必要はなく、チルト量と関連のある数値を検出して
これに基づいてチルト誤差信号を生成しても良い。本実
施の形態1では、チルト検出器13は、例えば、ディス
クからデータを再生したときの再生信号のジッタ値を検
出し、この検出したジッタ値を最小にするような信号を
チルト誤差信号として出力するようにしている。このよ
うにジッタ値に基づいてチルト検出を行えば、チルト検
出のためにワイヤー8を通じて可動体に給電する必要が
ない。
【0023】次に、以上のように構成された対物レンズ
駆動装置の動作を説明する。まず、フォーカシング方向
への可動体の駆動動作を図1、図2を用いて説明する。
ここで、チルトは発生していないものとする。
【0024】フォーカスエラー信号が出力されると、加
算器14及び減算器15は、それぞれ、前記フォーカス
エラー信号を第1のフォーカシングコイル部3a及び第
2のフォーカシングコイル部4aに入力する。すると、
第1、第2のマグネット5,6から発生する各磁束と、
第1のフォーカシングコイル部3a、第2のフォーカシ
ングコイル部4aに流れるフォーカスエラー信号である
電流との間にフォーカシング方向Fの電磁力が発生し、
可動体が、ワイヤー8によって支持されてフォーカシン
グ方向Fに略並進運動する。これにより、可動体がフォ
ーカシング方向Fに駆動される。
【0025】次に、トラッキング方向Tへの可動体の駆
動動作を図1を用いて説明する。トラッキングエラー信
号(図示せず)が出力されると、このトラッキングエラ
ー信号が第1のトラッキングコイル部3b及び第2のト
ラッキングコイル部4bに入力され、第1、第2のマグ
ネット5,6から発生する各磁束と、第1のトラッキン
グコイル部3b及び第2のトラッキングコイル部4bに
流れるトラッキングエラー信号である電流との間にトラ
ッキング方向Tの電磁力が発生し、可動体が、ワイヤ部
材8によって支持されてトラッキング方向Tに略並進運
動する。これにより、可動体がトラッキング方向Tに駆
動される。
【0026】次に、ラジアルチルト方向への可動体の駆
動動作を図1、図2を用いて説明する。これらの図にお
いて、ディスクと対物レンズ1の光軸Jとの相対角度誤
差が発生すると、チルト検出器13は前記発生した相対
角度誤差に応じたチルト誤差信号を出力する。この出力
を受け、加算器14は、前記出力されたチルト誤差信号
をフォーカスエラー信号に加算し、この加算した信号を
第1のフォーカシングコイル部3aに入力する。
【0027】一方、前記チルト誤差信号の出力を受け、
減算器15は、前記出力されたチルト誤差信号をフォー
カスエラー信号から減算し、この減算した信号を第2の
フォーカシングコイル部4aに入力する。これにより、
第1のフォーカシングコイル部3aにより生じるフォー
カシング方向Fの電磁力と、第2のフォーカシングコイ
ル部4aにより生じるフォーカシング方向Fの電磁力と
の間には、チルト誤差信号に応じた相違が生じる。
【0028】この相違が生じた電磁力を受けて、第1の
フォーカシングコイル部3aと第2のフォーカシングコ
イル部4aは光軸Jを含みトラッキング方向Tに垂直な
平面を中心に互いに逆向きに等距離だけずれた位置に配
置されているため、可動体はチルト誤差信号に応じたモ
ーメントが働き、重心を中心にチルト方向Rに回転す
る。この回転により、ディスクと対物レンズ1の光軸J
との角度ずれが補正される。そして、本実施の形態1で
は、ジッタ値に基づいてチルト誤差信号を生成している
ので、以上のようにチルト誤差信号に基づいてチルトが
補正された結果、チルトによるジッタ劣化分以上にジッ
タが改善される。
【0029】ここで、トラッキング方向Tにおいて互い
に逆向きにずれた位置に配置して独立に駆動することに
よって、モーメントを発生させるための2つのフォーカ
シングコイル部3aとフォーカシングコイル部4aを、
同一面内に配置せず、方向Kにおいて互いに離間した位
置に配置している。従って、2つのフォーカシングコイ
ル部3a,4aのそれぞれの面内でトラッキング方向T
に面積を増大させることができる。その結果、コイル利
用効率が高くなり、対物レンズ駆動装置の印加電流また
は印加電圧に対する発生加速度である加速度感度の向上
が実現される。
【0030】なお、前記の説明では、チルト検出器13
は、チルト検出方法として、ジッタ値を検出するように
しているが、チルト検出方法は、ディスクと対物レンズ
1の光軸Jとの相対角度が検出できれば良く、例えば、
反射型の光センサを可動体に搭載してチルトを検出する
ようにしても良い。この場合は、光センサにワイヤー8
を通じて給電するか、光センサに給電用ワイヤを別途接
続する必要がある。また、反射型光センサの発光部の代
わりに記録再生用の光ビームの一部を用い、ベース10
に反射型の光センサを設けても良く、この場合には、前
記と同様の効果が得られるとともに、さらに軽量化、簡
素化が可能となる。
【0031】また、前記の説明では、重力が加わる方
向、すなわち対物レンズ駆動装置の姿勢については述べ
ていないが、本発明に係る対物レンズ駆動装置は、重力
の加わる方向に関わりなく、同様の効果を得ることがで
きる。
【0032】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2による対物レンズ駆動装置の構成を示す平面図、図
4は本発明の実施の形態2による対物レンズ駆動装置に
おける可動体のフォーカシング方向及びチルト方向への
駆動回路の構成を示すブロック図である。また、図3で
はボビンを横断面でもって示している。図3及び図4に
おいて、図1及び図2と同一符号は同一または相当する
部分を示している。
【0033】本実施の形態2が実施の形態1と異なって
いる点を以下に説明する。図3及び図4において第1の
プリントコイル3及び第2のプリントコイル4の替わり
に第1のマグネット25及び第2のマグネット26がレ
ンズホルダ2に取付けられている。従って、対物レンズ
1、レンズホルダ2、第1のマグネット25、第2のマ
グネット26、端子板7によって可動体が構成されてい
る。また、可動体の重心は光軸J上に位置するように設
定されている。さらに、可動体を支持するワイヤー8は
4本で構成されている。
【0034】また、第1のマグネット25と第2のマグ
ネット26の位置関係は、光軸Jを含みトラッキング方
向Tに垂直な平面を中心に互いに逆向きに等距離だけず
れた位置でかつ方向Kに沿って互いに離間した位置に配
置されている。すなわち光軸Jに対して回転対称の配置
となっている。
【0035】ベース10には第1のマグネット5、第2
のマグネット6の替わりに第1のボビン21、第2のボ
ビン22が固定されている。第1、第2のボビン21,
22は、フォーカシング方向F及びトラッキング方向T
にのびる平板状の磁性材からなる対向ヨーク29,30
を樹脂モールド成形してなり、対向ヨーク29,30の
周囲には、トラッキング方向Tに巻回軸を有する第1、
第2のトラッキングコイル27,28がそれぞれ巻回さ
れ、さらに第1、第2のトラッキングコイル27,28
の周囲にフォーカシング方向Fに巻回軸を有する第1、
第2のフォーカシングコイル23,24がそれぞれ巻回
されている。そして、第1のボビン21と第2のボビン
22とは、光軸Jに対して回転対称の配置となってい
る。すなわち、第1のマグネット25の磁極面が第1の
ボビン21の対向ヨーク29に対向するように配設さ
れ、第2のマグネット26の磁極面が第2のボビン22
の対向ヨーク30に対向するように配設されている。
【0036】第1のフォーカシングコイル23の2端
子、第2のフォーカシングコイル24の2端子及び直列
接続された第1のトラッキングコイル27、第2のトラ
ッキングコイル28の2端子の合計6端子は直接回路部
16に接続されている。
【0037】また、4本のワイヤー8の支持中心及び第
1のマグネット25、第2のマグネット26の可動体に
対する駆動中心は、可動体の重心に略一致するように設
定されている。
【0038】次に、以上のように構成された対物レンズ
駆動装置の動作を説明する。まず、フォーカシング方向
への可動体の駆動動作を図3、図4を用いて説明する。
ここで、チルトは発生していないものとする。
【0039】フォーカスエラー信号が出力されると、加
算器14及び減算器15は、それぞれ、前記フォーカス
エラー信号を第1のフォーカシングコイル23及び第2
のフォーカシングコイル24に入力する。すると、第
1、第2のマグネット25,26から発生する各磁束
と、第1のフォーカシングコイル23、第2のフォーカ
シングコイル24に流れるフォーカスエラー信号である
電流との間にフォーカシング方向Fの電磁力が発生し、
この発生した電磁力を第1、第2のマグネット25,2
6が受け、可動体が、4本のワイヤー8によって支持さ
れてフォーカシング方向Fに略並進運動する。これによ
り、可動体がフォーカシング方向Fに駆動される。
【0040】次に、トラッキング方向Tへの可動体の駆
動動作を図3を用いて説明する。トラッキングエラー信
号(図示せず)が出力されると、このトラッキングエラ
ー信号が第1のトラッキングコイル27及び第2のトラ
ッキングコイル28に入力され、第1、第2のマグネッ
ト25,26から発生する各磁束と、第1のトラッキン
グコイル27及び第2のトラッキングコイル28に流れ
るトラッキングエラー信号である電流との間にトラッキ
ング方向Tの電磁力が発生し、この発生した電磁力を第
1、第2のマグネット25,26が受け、可動体が、4
本のワイヤ部材8によって支持されてトラッキング方向
Tに略並進運動する。これにより、可動体がトラッキン
グ方向Tに駆動される。
【0041】次に、ラジアルチルト方向への可動体の駆
動動作を図3、図4を用いて説明する。これらの図にお
いて、ディスクと対物レンズ1の光軸Jとの相対角度誤
差が発生すると、チルト検出器13は前記発生した相対
角度誤差に応じたチルト誤差信号を出力する。この出力
を受け、加算器14は、前記出力されたチルト誤差信号
をフォーカスエラー信号に加算し、この加算した信号を
第1のフォーカシングコイル23に入力する。
【0042】一方、前記チルト誤差信号の出力を受け、
減算器15は、前記出力されたチルト誤差信号をフォー
カスエラー信号から減算し、この減算した信号を第2の
フォーカシングコイル24に入力する。これにより、第
1のフォーカシングコイル23により生じるフォーカシ
ング方向Fの電磁力と、第2のフォーカシングコイル2
4により生じるフォーカシング方向Fの電磁力との間に
は、チルト誤差信号に応じた相違が生じる。
【0043】この相違が生じた電磁力を受けて、第1の
マグネット25と第2のマグネット26は光軸Jを含み
トラッキング方向Tに垂直な平面を中心に互いに逆向き
に等距離だけずれた位置に配置されているため、可動体
はチルト誤差信号に応じたモーメントが働き、重心を中
心にチルト方向Rに回転する。この回転により、ディス
クと対物レンズ1の光軸Jとの角度ずれが補正される。
そして、本実施の形態2では、ジッタ値に基づいてチル
ト誤差信号を生成しているので、以上のようにチルト誤
差信号に基づいてチルトが補正された結果、チルトによ
るジッタ劣化分以上にジッタが改善される。
【0044】このように構成された対物レンズ駆動装置
では、実施の形態1と同様の効果が得られるだけでな
く、第1、第2のフォーカシングコイル23,24及び
第1、第2のトラッキングコイル27,28が固定側で
あるベース10に取付けられた第1、第2のボビン2
1,22にそれぞれ巻回されているため、ワイヤー8を
通じて通電する必要がない。従って、ワイヤー8の数は
稼動体を支持するのに最低必要な数だけで良く、4本に
減らすことができる。従って、部品点数の削減と振動特
性の安定化が可能となり、加えて1本当りのワイヤー8
の断面積を大きくすることができるので、組立性の向上
を実現することができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1ないし5の発明
によれば、第1のフォーカシングコイル部3aと第2の
フォーカシングコイル部4aの位置関係を、光軸Jを含
みトラッキング方向Tに垂直な平面を中心に互いに逆向
きに等距離だけずれた位置に配置し、それぞれ独立に駆
動されるので、可動体はチルト誤差信号に応じたモーメ
ントが働き、重心を中心にチルト方向Rに回転する。こ
の回転により、ディスクと対物レンズ1の光軸Jとの角
度ずれが補正され、チルトによるジッタ劣化が改善され
る。その結果、良好な記録再生信号を得ることが可能と
なる。
【0046】加えてトラッキング方向Tにおいて互いに
逆向きにずれた位置に配置して独立に駆動することによ
って、モーメントを発生させるための2つのフォーカシ
ングコイル部3a、フォーカシングコイル部4aを、同
一面内に配置せず、方向Kにおいて互いに離間した位置
に配置している。従って、2つのフォーカシングコイル
部3a,4aのそれぞれの面内でトラッキング方向Tに
面積を増大させることができる。その結果、コイル利用
効率が高くなり、対物レンズ駆動装置の印加電流または
印加電圧に対する発生加速度である加速度感度の向上を
実現することが可能となる。
【0047】また、請求項6の発明によれば、請求項1
〜5の発明と同様の効果が得られるだけでなく、フォー
カシングコイル及びトラッキングコイルが固定側である
ベースに取付けられたボビンにそれぞれ巻回されている
ため、ワイヤーを通じて通電する必要がない。従って、
ワイヤーの数は可動体を支持するのに最低必要な数だけ
で良く、4本に減らすことができる。従って、部品点数
の削減と振動特性の安定化が可能となり、加えて1本当
りのワイヤーの断面積を大きくすることができるので、
組立性の向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による対物レンズ駆動装
置の構成を示す分解斜視図
【図2】図1の対物レンズ駆動装置における可動体のフ
ォーカシング方向及びチルト方向への駆動回路の構成を
示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態2による対物レンズ駆動装
置の構成を模式的に示す上面図
【図4】図3の対物レンズ駆動装置における可動体のフ
ォーカシング方向及びチルト方向への駆動回路の構成を
示すブロック図
【図5】従来例としての特開平4−319537号公報
の対物レンズ駆動装置の構成を模式的に示す上面図
【符号の説明】
1,101 対物レンズ 2,102 レンズホルダ 3 第1のプリントコイル 3a 第1のフォーカシングコイル部 3b 第1のトラッキングコイル部 4 第2のプリントコイル 4a 第2のフォーカシングコイル部 4b 第2のトラッキングコイル部 5,25 第1のマグネット 6,26 第2のマグネット 7 端子板 8 ワイヤー 9 ヨーク 10 ベース 11 サスホルダ 12 基板 13 チルト検出器 14 加算器 15 減算器 16 回路部 21 第1のボビン 22 第2のボビン 23 第1のフォーカシングコイル 24 第2のフォーカシングコイル 27 第1のトラッキングコイル 28 第2のトラッキングコイル 29,30 対向ヨーク F フォーカシング方向 T トラッキング方向 J 光軸 K 接線方向 R チルト方向 103a〜103d フォーカシングコイル 104a〜104d トラッキングコイル 105a,105b 永久磁石 106 支持部材 107 ベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D118 AA04 BA01 CD02 CD04 DC03 EA02 EC04 EC05 ED08 EE05 FA25

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状記録媒体に光学的に情報を記録又
    は再生する装置に組み込んで使用され、前記円盤状記録
    媒体に垂直な方向であるフォーカシング方向に光軸を有
    する対物レンズ、前記対物レンズを保持するレンズホル
    ダを有する可動体と、 基台と、 前記可動体を前記基台に対して前記フォーカシング方向
    及び前記円盤状記録媒体の半径方向であるトラッキング
    方向に移動可能に弾性支持するよう先端を前記可動体
    に、基端を前記基台に固定された複数の弾性支持部材
    と、 前記可動体をフォーカシング方向に駆動する少なくとも
    二つのフォーカシング駆動手段と、 前記可動体をトラッキング方向に駆動するトラッキング
    駆動手段とを備えた対物レンズ駆動装置において、 前記少なくとも二つのフォーカシング駆動手段は前記可
    動体の略重心を含み前記トラッキング方向に垂直な平面
    を中心に互いに逆向きにずれた位置でかつ前記フォーカ
    シング方向及び前記トラッキング方向に垂直な方向であ
    る前記円盤状記録媒体の接線方向に互いに離間した位置
    に配置された第一のフォーカシング駆動手段と第二のフ
    ォーカシング駆動手段とからなり、かつ前記第一のフォ
    ーカシング駆動手段及び前記第二のフォーカシング駆動
    手段は各々独立に駆動されることを特徴とする対物レン
    ズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の対物レンズ駆動装置に
    おいて、 前記第一のフォーカシング駆動手段の中心及び前記第二
    のフォーカシング駆動手段の中心と前記トラッキング方
    向における前記可動体の略重心を含み前記トラッキング
    方向に垂直な平面とのずれの距離は互いに等しいことを
    特徴とする対物レンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の対物レンズ駆
    動装置において、 前記第一のフォーカシング駆動手段及び前記第二のフォ
    ーカシング駆動手段はいずれも前記可動体に搭載され前
    記接線方向と平行な軸の周りに導線が巻回された第一の
    フォーカシングコイル及び第二のフォーカシングコイル
    と、前記基台に固定され前記第一のフォーカシングコイ
    ル及び前記第二のフォーカシングコイルに前記フォーカ
    シング方向の電磁力を発生させる磁界を付与する磁気回
    路からなることを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の対物レンズ駆動装置に
    おいて、 前記第一のフォーカシングコイル及び第二のフォーカシ
    ングコイルはそれぞれ基板上に前記接線方向と平行な軸
    の周りに導電性材料を渦巻き状に付着させてコイル構造
    を形成させたプリントコイルからなることを特徴とする
    対物レンズ駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の対物レンズ駆動装置に
    おいて、 前記第一及び第2のフォーカシングコイルは前記接線方
    向と平行な軸の周りに導電性材料を渦巻き状に付着させ
    てコイル構造を形成させた第一のトラッキングコイルと
    共に一体的に形成された第一及び第2のプリントコイル
    によって構成されていることを特徴とする対物レンズ駆
    動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2に記載の対物レンズ駆
    動装置において、 前記第一のフォーカシング駆動手段及び前記第二のフォ
    ーカシング駆動手段は前記可動体に搭載され前記接線方
    向に磁化された第一の永久磁石及び第二の永久磁石と、
    前記第第一の永久磁石と第二の永久磁石のそれぞれに対
    向する位置に前記基台に固定され前記フォーカシング方
    向と平行な軸の周りに導線が巻回された第一のフォーカ
    シングコイル及び第二のフォーカシングコイルからなる
    ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
JP2000341535A 2000-11-09 2000-11-09 対物レンズ駆動装置 Withdrawn JP2002150584A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000341535A JP2002150584A (ja) 2000-11-09 2000-11-09 対物レンズ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000341535A JP2002150584A (ja) 2000-11-09 2000-11-09 対物レンズ駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002150584A true JP2002150584A (ja) 2002-05-24

Family

ID=18816261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000341535A Withdrawn JP2002150584A (ja) 2000-11-09 2000-11-09 対物レンズ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002150584A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040032209A (ko) * 2002-10-01 2004-04-17 삼성전자주식회사 광픽업 액츄에이터
WO2005104110A1 (ja) * 2004-04-22 2005-11-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 光ヘッド装置および光情報装置
WO2005112012A1 (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Sony Corporation 光ピックアップ及び光ディスク装置
JP2006209875A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ピックアップ装置及び光ディスク装置
JP2007095175A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Audio Technica Corp 光ピックアップ
US7304915B2 (en) 2002-12-30 2007-12-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Actuator for optical disk system and apparatus for providing signal for driving the actuator
JP2008065887A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Sony Corp 光ピックアップ
CN100385530C (zh) * 2004-05-14 2008-04-30 索尼株式会社 光学拾波器及光盘装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040032209A (ko) * 2002-10-01 2004-04-17 삼성전자주식회사 광픽업 액츄에이터
US7304915B2 (en) 2002-12-30 2007-12-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Actuator for optical disk system and apparatus for providing signal for driving the actuator
WO2005104110A1 (ja) * 2004-04-22 2005-11-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 光ヘッド装置および光情報装置
US7990819B2 (en) 2004-04-22 2011-08-02 Panasonic Corporation Optical head apparatus and optical information apparatus
WO2005112012A1 (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Sony Corporation 光ピックアップ及び光ディスク装置
US7221523B2 (en) 2004-05-14 2007-05-22 Sony Corporation Optical pickup and optical disk device
CN100385530C (zh) * 2004-05-14 2008-04-30 索尼株式会社 光学拾波器及光盘装置
JP2006209875A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ピックアップ装置及び光ディスク装置
JP4496973B2 (ja) * 2005-01-28 2010-07-07 パナソニック株式会社 光ピックアップ装置及び光ディスク装置
JP2007095175A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Audio Technica Corp 光ピックアップ
JP2008065887A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Sony Corp 光ピックアップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5905255A (en) Objective lens driver
US7221523B2 (en) Optical pickup and optical disk device
US7054078B2 (en) Objective lens driving device
JPS6245613B2 (ja)
JP2002150584A (ja) 対物レンズ駆動装置
JP4724308B2 (ja) ガルバノミラー
US7168082B2 (en) Optical actuator
US20020150002A1 (en) Optical pickup and method of assembling the optical pickup
JP2003173556A (ja) 光ヘッド装置
JPH11306570A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH10116431A (ja) 対物レンズ駆動装置
JP3625207B2 (ja) 光学手段駆動装置
US7193937B2 (en) Objective lens driving device and optical disk apparatus
JPH0922537A (ja) 対物レンズ駆動装置
US20030206355A1 (en) Apparatus to drive objective lens of an optical pickup
JP4533322B2 (ja) 光ピックアップ
JP2007299469A (ja) 光ピックアップ及び光ディスク装置
JPH0313650B2 (ja)
WO2002039438A1 (en) Optical scanning device comprising a tiltable lens system
US20040264310A1 (en) Optical head device
JP2000285490A (ja) 対物レンズ駆動装置
JP2004139642A (ja) 対物レンズアクチュエータ
JP2003346368A (ja) 対物レンズアクチュエータ、光ピックアップおよび光ディスク装置
US7773475B2 (en) Optical pickup actuator and optical recording/reproducing apparatus having the same
EP1883924A1 (en) Optical pickup unit for a disk drive and disk drive comprising such an optical pick up unit

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041105

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060509

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060529