JP2002150232A - カード、カード利用端末、カードの利用に関する情報の送付方法及び行動記録作成方法 - Google Patents

カード、カード利用端末、カードの利用に関する情報の送付方法及び行動記録作成方法

Info

Publication number
JP2002150232A
JP2002150232A JP2000340328A JP2000340328A JP2002150232A JP 2002150232 A JP2002150232 A JP 2002150232A JP 2000340328 A JP2000340328 A JP 2000340328A JP 2000340328 A JP2000340328 A JP 2000340328A JP 2002150232 A JP2002150232 A JP 2002150232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
information
transaction
contact
usage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000340328A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Naka
勇 仲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000340328A priority Critical patent/JP2002150232A/ja
Publication of JP2002150232A publication Critical patent/JP2002150232A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードの不正利用を早期に検知できるように
し、また取引内容から利用者の行動記録を作成する。 【解決手段】 金融機関やカードの管理会社140ある
いはカードの利用端末120が、キャッシュカードを用
いた照会、振り込み、引き落とし、預け入れといった取
引が発する都度、あるいはクレジットカードを用いた支
払い、キャッシングといった取引が発生する都度、金額
や取引先や取引時刻といった取引内容に予め登録した文
章を付加して、予め登録した電子メールの送付先に送信
する。また、予め指定された第三者が、前述の取引内容
を受信し、複数のカードの取引内容を利用者毎に纏め、
取引内容の受信内容の取引先や利用時刻から、利用者の
行動記録を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャッシュカード
やクレジットカード等のカードに関し、特にカードの不
正利用防止及びカードの利用情報を利用してカード利用
者の行動記録を作成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キャッシュカードやクレジットカ
ード等のカード利用者がその利用状況を知る方法として
は、カード利用の都度発行される利用明細票あるいはク
レジットカードの管理会社や金融機関から利用者に郵送
される利用報告書によって知る方法、金融機関の発行す
る通帳への記帳によって知る方法、あるいは電話によっ
て直接カード管理会社に問い合わせる方法等があった。
また、特開平10−13934号公報「行動等の記録装
置」には、PHS(Personal Handyphone System)を利
用した位置情報を用いて時刻とPHS所持者の位置を記
録する方法が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、キャッシュカ
ードやクレジットカードを紛失したカードの所有者が紛
失に気付いて金融機関やカード管理会社に直接問い合わ
せるか、金融機関や管理会社から郵送される利用報告書
の確認によらなければ、自らのカードが不正利用されて
いるかどうかを判断することができなかった。すなわ
ち、利用者がカードの紛失を認識して能動的に金融機関
や管理会社に問い合わせるか、利用報告書を確認するま
で、不正利用の状況を把握することが出来ないという問
題があった。また、カードの紛失は多くの場合、利用者
がカードを使用しようとして財布等のカード保管場所を
探索することによって認知されるが、カードをあまり使
用しない利用者にとっては、金融機関や管理会社から郵
送される利用報告書によって不正利用を認識するまで、
自らのカードの紛失にすら気付かないという問題があっ
た。さらに、カードを紛失した際に、その前後の利用者
の行動を把握出来るようにするためには、PHS等の新
たな電子装置の携帯といった負担を利用者に強いるとい
う問題があった。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
カードの不正利用を素早く検知できるシステムを提供す
ることを目的とする。また、本発明は、キャッシュカー
ドやクレジットカードを用いた取引内容から、自らの行
動記録を作成するシステムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、金融機関や
カードの管理会社のATMや、各流通店に設置されたカ
ードの利用端末が、キャッシュカードを用いた照会、振
り込み、引き落とし、預け入れといった取引が発する都
度、あるいはクレジットカードを用いた支払い、キャッ
シングといった取引が発生する都度、金額や取引先や取
引時刻といった取引内容に予め登録された文章を付加し
利用情報として、予め登録された送付先に送信するシス
テムの構築を提案する。さらに、予め指定された第三者
が、複数のキャッシュカードやクレジットカード利用時
における前述の取引内容を受信し、複数のカードの取引
内容を利用者毎に纏め、受信した取引内容の取引先や利
用時刻から、利用者の行動記録を作成するシステムを提
案する。
【0006】より具体的には、個々のカードに、電子メ
ールアドレスといった送付先情報を格納した送付先テー
ブルと、取引種類や金額に応じて予め定めた文章を格納
した文章テーブルを格納し、キャッシュカードを用いた
照会、振り込み、引き落とし、預け入れといった取引が
発生する度毎、あるいはクレジットカードを用いた支払
い、キャッシングといった取引が発生する度毎に、金額
や取引先や取引時刻やカードの種類といった取引内容
と、取引内容に応じて文章テーブルから抽出した文章を
用いて連絡文を作成し、送付先テーブルから送付先情報
を抽出し、当該送付先に連絡文を送信するようにする。
また、前述の取引内容から取引先や取引時刻を抽出し、
複数のカードをの利用情報を、利用者毎に時系列に記録
して利用者の行動記録とする。
【0007】すなわち、本発明によるカードは、カード
を用いた取引が行われる都度送信される当該取引に関す
る情報の送信先情報を格納していることを特徴とする。
前記カードは、取引の種類及び/又は取引金額と連絡先
との関係を記述した情報を格納していてもよい。
【0008】本発明によるカード利用端末は、カード内
の情報を読み取るカードリーダと、カード利用情報を格
納するカード利用情報格納部と、カードリーダで読み取
ったカード内の情報から連絡先情報を取得する連絡先情
報取得部と、カード利用情報格納部に格納されているカ
ード利用情報を用いて連絡情報を作成する連絡情報作成
部と、作成した連絡情報を連絡先情報取得部で取得した
連絡先に送信する連絡情報送信部とを含むことを特徴と
する。
【0009】また、本発明によるカードの利用に関する
情報を送付する方法は、カードを用いた取引が発生する
都度、当該取引内容に基づいて連絡情報を作成し前記連
絡情報を当該カードに予め記憶されている連絡先に送信
することを特徴とする。
【0010】また、本発明による行動記録作成方法は、
カード利用情報に基づいてカード利用者の行動記録を作
成する方法であって、カード利用の度にカード利用端末
から送信されるカード利用者識別情報、カード利用日時
情報、利用場所情報、取引種類情報、カード種別情報を
含むカード利用に関する情報を受信し、受信した情報を
利用者毎に分別して時系列に記録することを特徴とす
る。
【0011】前記カードは、磁気カードあるいはICカ
ードとすることができる。また、前記カードはキャッシ
ュカードあるいはクレジットカードとすることができ
る。キャッシュカードを用いた取引には、残高照会、振
り込み、引き落とし、預け入れ等があり、クレジットカ
ードを用いた取引には支払い、借入等がある。取引内容
には、取引時刻、取引種類、取引金額、取引先、利用カ
ード等が含まれる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。なお、以下のシステム図等では、
本発明によって新たに必要となった機能部について主に
図示し、既存の機能部については図示を省略する。以下
では、クレジットカードとキャッシュカードを利用した
取引を例にとって説明するが、本発明はクレジットカー
ドやキャッシュカードに限らず、デビットカード等、金
銭が関与する取引に使用されるカード一般に適用するこ
とができる。
【0013】図1は、本発明によるビジネススキーム概
念図である。クレジットカード又はキャッシュカードの
保有者が、小売店や金融機関等でクレジットカード又は
キャッシュカードを利用した場合に、小売店等のカード
利用端末120や金融機関等の利用端末130は、後述
するようにして、クレジットカード又はキャッシュカー
ドの利用情報(連絡情報)160をカードに格納されて
いる連絡先及び行動記録作成機関150に送信する。
【0014】行動記録作成機関150は、複数のカード
の利用情報(連絡情報)160から、予め行動記録作成
契約を結んだクレジットカード又はキャッシュカードの
保有者あるいは予め定めた単位毎に、カードの利用時刻
や利用した取引先名や利用内容などを記述した行動記録
を作成する。行動記録作成機関150は、小売店等のカ
ード利用端末120や金融機関等の利用端末130から
利用情報160を取得できない場合は、金融機関又はカ
ード管理会社140から利用情報165を取得すること
もある。行動記録作成機関150は、例えば予め行動記
録作成契約を結んだクレジットカード又はキャッシュカ
ードの保有者あるいは任意の機関から利用料金170を
取得し、問合せ180に応じて蓄積した行動記録190
を提供する。
【0015】図2は、本発明によるクレジットカード又
はキャッシュカードの概念図である。本発明によるクレ
ジットカード又はキャッシュカード200は、従来のク
レジットカード又はキャッシュカードの機能に加えて連
絡先情報格納部201及び判断条件格納部202を備え
ている。カードがICチップに情報を記憶するタイプの
場合、連絡先情報格納部201及び判断条件格納部20
2はICメモリ中に設定される。また、カードが磁気に
よって情報を保持するタイプの場合、連絡先情報格納部
201及び判断条件格納部202は磁気記録部中に設け
られる。
【0016】図3は、カード200の判断条件情報格納
部202に格納されている判断条件情報の一例を示す図
である。図示した判断条件情報は、条件ID、取引種
類、金額条件、コメント、連絡先グループIDからな
る。取引種類は、照会、振り込み、引き落し、預け入れ
といった取引の種類を表し、金額条件は取引金額の範囲
を表す。また、コメントは、小売店等のカード利用端末
120や金融機関等の利用端末130からカード利用者
に送信される連絡情報(利用情報)に付けられるコメン
トである。連絡先グループIDは、各条件IDに合致す
る取引があったとき、その取引の連絡先を特定するため
のものである。例えば、キャッシュカードを用いて預金
残高の照会が行われたときは、条件ID“1”に該当
し、連絡先グループID“1”に登録されている連絡先
に連絡情報が送信される。また、クレジットカードを用
いて5万円の買い物をした場合、条件ID“7”に該当
し、連絡先グループID“3”に登録されている連絡先
に連絡情報が送信される。
【0017】図4は、カードの連絡先情報格納部201
に格納されている連絡先情報の例を示す図である。連絡
先情報格納部201には、幾つかにグループ分けされた
連絡先グループIDごとの連絡先情報が格納されてい
る。もちろん、連絡先グループIDが一つのみで、連絡
先がただ一つであっても構わない。図示した例では、連
絡先グループID“0”,“1”,…,“4”のいずれ
も連絡先として”Tarou@kodokiroku.co.jp”を含んでい
て、全ての取引に関する利用情報は行動作成機関150
がこのカード所有者用の個人別メールアドレスとして管
理している”Tarou@kodokiroku.co.jp”に送信される。
また、図3及び図4を参照すると、照会のように金銭の
移動を伴わない取引(条件ID“1”)あるいは100
円未満の支払い(条件ID“5”)のように少額の取引
の場合には行動作成機関150のみに取引の利用情報を
送信し、支払いの場合に支払金額が高額になるほど多く
の連絡先に取引の利用情報を送信するように設定されて
いるが、これは単なる例であり、連絡先は利用者に便利
なように任意に設定することができる。
【0018】図5は、本発明によるキャッシュカードや
クレジットカードの利用情報管理及び行動記録作成を実
現するシステムの構成例を示す概略図である。本システ
ムは、クレジットカードやキャッシュカードの利用端末
(利用情報送信装置)500と、利用者の連絡情報受信
端末800と、行動記録作成機関150の行動記録作成
装置600をインターネット等の通信網700で結んで
構成されている。
【0019】クレジットカードやキャッシュカードのカ
ード利用端末500は、中央処理装置510、メモリ5
20、カードリーダ530を備え、メモリ520内には
端末500内の装置及びプログラムを管理する制御プロ
グラム521、カードから判断条件情報を取得するプロ
グラムである判断条件取得部522、カードから連絡先
情報を取得するプログラムである連絡先情報取得部52
3、連絡情報を作成する連絡情報生成部524、連絡情
報を送信する連絡情報送信部525、カード利用情報格
納部526を備える。
【0020】また、行動記録作成装置600は、中央処
理装置610、メモリ620、データ格納部630を備
える。メモリ620内には、装置及び装置内のプログラ
ムを管理する制御プログラム621、連絡情報を取得す
るプログラムである連絡情報受信処理部622、行動記
録作成部623が格納されており、データ格納部630
内には利用者別行動記録格納部631が格納されてい
る。
【0021】利用者の連絡情報受信端末800は、中央
処理装置810、メモリ820、データ格納部830を
備える。メモリ820内には、装置及び装置内のプログ
ラムを管理する制御プログラム821、連絡情報を取得
するプログラムである連絡情報受信処理部822が格納
されており、データ格納部830内には連絡情報格納部
831が格納されている。利用者の連絡情報受信端末8
00は、プロバイダを介して電子メールを送受信できる
パーソナルコンピュータであっても構わない。
【0022】図6は、カード利用端末500が備えるカ
ード利用情報格納部526に格納されているカード利用
情報の一例を示す図である。カード利用情報格納部52
6には、取引ID、日付、時刻、取引種類、取引先、取
引金額、取引商品、振込先、カード種類といった1回語
とのカード利用に関する情報が格納されている。
【0023】カード利用端末500は、通常のキャッシ
ュカードやクレジットカードのカード利用端末の機能に
加えて、カード200の情報格納部に予め登録された判
断条件情報を用いてカードの利用に対応する連絡先情報
を抽出し、連絡情報を作成し、カードに登録された連絡
先宛てに連絡情報を送信する連絡情報送信機能を有す
る。また、行動記録作成装置600は、カード利用端末
500等から送信されるカードの利用に関する連絡情報
を受信し、連絡情報から取引先や利用時刻といった情報
を抽出し、利用者毎にクレジットカードやキャッシュカ
ード等の複数のカードの利用情報を集約し、利用者毎の
行動記録を作成する。一人の利用者が複数のカードを所
有している場合であっても、その人の所有する全てのカ
ードの利用に関する情報は行動記録作成装置600が管
理する一つの個人別メールアドレス、図4の例では”Ta
rou@kodokiroku.co.jp”に送信されるため、行動記録作
成装置600はカード所有者用のメールアドレスをキー
にして利用者毎にカード利用に関する情報を集約するこ
とができる。
【0024】次に、カード200の情報格納部201,
202に予め登録された連絡先情報及び判断条件情報を
用いて、キャッシュカード又はクレジットカードの利用
に対応する連絡先情報を抽出し、指定された連絡先宛て
に連絡情報を送信する例を説明する。
【0025】図7は、カード利用端末500における連
絡情報送信の処理フロー図である。 ステップ11:利用者によってキャッシュカード又はク
レジットカードが利用されると、カード利用端末500
の判断条件情報取得部522は、カード利用情報格納部
526から取引種類や取引金額といった利用情報(図6
参照)を取得し、カードリーダ530を通じて、カード
200の判断条件情報格納部202に格納されている判
断条件情報(図3参照)から、取引種類や取引金額に対
応するコメントと連絡先グループIDを取得し、連絡情
報作成部524に引き渡す。
【0026】ステップ12:カード利用端末500の連
絡先情報取得部523は、カードリーダ530を通じ
て、カード200の連絡先情報格納部201に格納され
ている連絡先情報(図4参照)から、前記連絡先グルー
プIDに対応する連絡先を取得し、連絡情報生成部52
4に引き渡す。
【0027】ステップ13:カード利用端末500の連
絡情報生成部524は、カード利用情報格納部526か
ら、カードの取引種類、取引金額、取引商品、取引先、
振込先、カード種類、日付、時刻といった利用情報を取
得し、例えば図8に示すような連絡情報を作成し、連絡
先の情報とともに連絡情報送信部525に引き渡す。 ステップ14:カード利用端末500の連絡情報送信部
525は、連絡情報生成部524から引き渡された連絡
情報を指定された連絡先に送信する。
【0028】このようにして、クレジットーカードやキ
ャッシュカードが利用される度に、リアルタイムでカー
ド所有者の指定する連絡先にカード利用に関する連絡情
報が送信される。連絡情報の送信を受けた者は、自ら能
動的に行動することなく、クレジットーカードやキャッ
シュカードの利用状況を確認することが出来、カードの
不正使用を早期に検知することができる。
【0029】次に、本発明により、複数のキャッシュカ
ード又はクレジットカードの利用情報に基づき、利用者
毎の行動記録を作成する例について説明する。図9は、
行動記録作成装置600における利用者毎の行動記録を
作成する処理のフロー図である。
【0030】ステップ21:連絡情報受信処理部622
は、キャッシュカードやクレジットカードの利用端末5
00あるいはクレジットカードやキャッシュカードの管
理会社から、利用者毎の連絡情報(図8参照)を取得
し、行動記録作成部623に引き渡す。
【0031】ステップ22:行動記録作成部623は、
連絡情報の中から利用時刻、取引種類、利用金額、取引
商品、取引先といった情報を抽出し、連絡情報受信処理
部622に送られた連絡先毎(利用者毎)の行動記録格
納部631に格納する。キャッシュカードやクレジット
カードの利用端末500から受信した連絡情報から抽出
した利用情報とクレジットカードやキャッシュカードの
管理会社から取得した利用情報が重複していれば、後か
ら取得した情報を行動記録に格納しない。
【0032】図10は、利用者別行動記録格納部631
に格納されている行動記録の一例を示す図である。利用
者別行動記録格納部631には、利用者毎に取引日、取
引時刻、取引種類、取引先、取引商品、振込先、取引金
額、カード種類、利用者名などが行動記録として格納さ
れている。この行動記録を参照することで、いつどこで
何をしていたかが分かる。
【0033】行動記録作成機関は、複数のクレジットカ
ードやキャッシュカードの利用に関する情報を取得する
だけで利用者の行動記録を作成することが出来る。行動
記録作成機関が利用者に行動記録を開示することによっ
て、サービス料を受け取るようなサービスも考えられ
る。特に、ポータルサイトやプロバイダを通じて開示す
れば、行動記録は、ポータルサイトやプロバイダのコン
テンツとなり得る。ポータルサイトやプロバイダは、行
動記録に対し、占いや生活アドバイスなどを加えて提供
することも出来る。さらに、コンピュータ上の家計簿ソ
フトウェアや、日記ソフトウェアの入力情報にもなり得
る。また、クレジットカードやキャッシュカードの管理
会社は、不正利用の早期検知が期待されることにより、
不正利用に伴う損失の抑制を期待することが出来る。
【0034】
【発明の効果】本発明によると、利用者は、キャッシュ
カードやクレジットカードを利用する都度送信されるカ
ード利用に関する情報から、自らのカード利用状況を把
握できるようになるとともに、送信される取引内容を確
認することによって不正利用を検知出来るようになる。
また、キャッシュカードやクレジットカードを用いた取
引内容から、利用者の行動記録を作成できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるビジネススキーム概念図。
【図2】本発明によるクレジットカード又はキャッシュ
カードの概念図。
【図3】カードの判断条件情報格納部に格納されている
判断条件情報の一例を示す図。
【図4】カードの連絡先情報格納部に格納されている連
絡先情報の一例を示す図。
【図5】本発明によるカード利用に関する情報の送信及
び行動記録作成を実現するシステムの構成例を示す概略
図。
【図6】カード利用情報の一例を示す図。
【図7】カード利用端末における連絡情報送信の処理フ
ロー図。
【図8】カードを利用したとき連絡先に送信される連絡
情報の一例を示す図。
【図9】行動記録作成装置における利用者毎の行動記録
を作成する処理のフロー図。
【図10】利用者別行動記録格納部に格納されている行
動記録の一例を示す図。
【符号の説明】
110 カード利用者が保有する情報端末 120 小売店等のカード利用端末 130 金融機関等のカード利用端末 140 金融機関又はカード管理会社 150 行動記録作成機関 160,165 利用情報 200 カード 500 カード利用端末 510 中央処理装置 520 メモリ 530 カードリーダ 600 行動記録作成装置 610 中央処理装置 620 メモリ 630 データ格納部 700 通信網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/07 G07D 9/00 461 G07D 9/00 451 G06K 19/00 P 461 N

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードを用いた取引が行われる都度送信
    される当該取引に関する情報の送信先情報を格納してい
    ることを特徴とするカード。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカードにおいて、取引の
    種類及び/又は取引金額と連絡先との関係を記述した情
    報を格納していることを特徴とするカード。
  3. 【請求項3】 カード内の情報を読み取るカードリーダ
    と、 カード利用情報を格納するカード利用情報格納部と、 前記カードリーダで読み取ったカード内の情報から連絡
    先情報を取得する連絡先情報取得部と、 前記カード利用情報格納部に格納されているカード利用
    情報を用いて連絡情報を作成する連絡情報作成部と、作
    成した連絡情報を前記連絡先情報取得部で取得した連絡
    先に送信する連絡情報送信部とを含むことを特徴とする
    カード利用端末。
  4. 【請求項4】 カードの利用に関する情報を送付する方
    法において、カードを用いた取引が発生する都度、当該
    取引内容に基づいて連絡情報を作成し前記連絡情報を当
    該カードに予め記憶されている連絡先に送信することを
    特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 カード利用情報に基づいてカード利用者
    の行動記録を作成する方法であって、カード利用の度に
    カード利用端末から送信されるカード利用者識別情報、
    カード利用日時情報、利用場所情報、取引種類情報、カ
    ード種別情報を含むカード利用に関する情報を受信し、
    受信した情報を利用者毎に分別して時系列に記録するこ
    とを特徴とする行動記録作成方法。
JP2000340328A 2000-11-08 2000-11-08 カード、カード利用端末、カードの利用に関する情報の送付方法及び行動記録作成方法 Pending JP2002150232A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000340328A JP2002150232A (ja) 2000-11-08 2000-11-08 カード、カード利用端末、カードの利用に関する情報の送付方法及び行動記録作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000340328A JP2002150232A (ja) 2000-11-08 2000-11-08 カード、カード利用端末、カードの利用に関する情報の送付方法及び行動記録作成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002150232A true JP2002150232A (ja) 2002-05-24

Family

ID=18815264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000340328A Pending JP2002150232A (ja) 2000-11-08 2000-11-08 カード、カード利用端末、カードの利用に関する情報の送付方法及び行動記録作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002150232A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100869136B1 (ko) 결제승인 처리방법 및 시스템과 이를 위한 기록매체
WO1997002539A1 (fr) Systeme d'envoi de monnaie electronique
US20020049670A1 (en) Electronic payment method and system
US20010038033A1 (en) Unified communications and commerce systems and methods, and device therefore
JP2003108777A (ja) 決済情報通知方法および装置並びに決済情報管理装置およびプログラム
KR20010110740A (ko) 개인간, 개인과 사업체간, 사업체와 개인간 그리고사업체간 금융 거래 시스템
KR20020060086A (ko) 카드 발행 대행 시스템
JP2001297198A (ja) 携帯電話に組み込まれる金融処理システム
JP2001357019A (ja) Icカードを利用した生活者総合支援システムとそれに使用するicカード
US7703672B2 (en) Electronic money management system, electronic money management method and computer program
KR20090036165A (ko) 온라인 계좌와 연계된 메일뱅킹을 통한 자금이체 방법 및시스템과 이를 위한 기록매체
JP2001337925A (ja) ユーザ認証装置及びこれを用いた商取引システム
KR100822999B1 (ko) 통신 번호를 이용한 결제처리방법과 이를 위한 결제처리 기록매체
KR20010102590A (ko) Ic 카드 및 통신망을 이용한 고객관리 시스템 및 그 방법
JP4841041B2 (ja) 鍵情報を仲介する方法、情報処理装置、および記憶媒体
KR100875246B1 (ko) 대출정보 제공 시스템
JP2002150232A (ja) カード、カード利用端末、カードの利用に関する情報の送付方法及び行動記録作成方法
JP2000251146A (ja) Icカードを用いた電子チケッティング方法およびシステム
KR101493028B1 (ko) 포인트카드와 금융카드의 매핑 시스템
JP5377199B2 (ja) 信用情報機関に提供された個人信用情報の開示システム
JP2002083245A (ja) 自動取引きを実行する方法および装置
KR20050014617A (ko) 통합정산 지원 시스템
JP2002074234A (ja) オンラインショッピングの決済方法、決済システム、及び収納票出力装置
JP2002175485A (ja) 利用明細発行システム、利用明細通知方法及び利用明細発行サービスプログラム
JP4418956B2 (ja) 取引代金の受領機能を備えた取引代金支払に関する会計科目の推測及び記録のための装置