JP2002150081A - 診療材料及び医薬品の物流情報管理システム - Google Patents

診療材料及び医薬品の物流情報管理システム

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JP2002150081A
JP2002150081A JP2000348368A JP2000348368A JP2002150081A JP 2002150081 A JP2002150081 A JP 2002150081A JP 2000348368 A JP2000348368 A JP 2000348368A JP 2000348368 A JP2000348368 A JP 2000348368A JP 2002150081 A JP2002150081 A JP 2002150081A
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Kazunari Sueyoshi
吉 一 成 末
Masahiko Hashimoto
本 政 彦 橋
Sosuke Kawaguchi
口 荘 介 川
Hirotoshi Suzuki
木 博 俊 鈴
Masaaki Tomita
田 公 明 富
Yukio Inagaki
垣 幸 男 稲
Mamoru Yoshimura
村 衛 吉
Mitsuru Anoda
充 阿野田
Mitsuru Murata
田 充 村
Tomoyuki Kato
藤 智 幸 加
Kenichiro Fujii
井 賢一郎 藤
Kazuhiko Yokoshima
島 一 彦 横
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療機関に対する診療材料あるいは医薬品に
関する情報・価格情報の提供、各医療機関の在庫管理、
診療材料あるいは医薬品の在所管理、診療材料あるいは
医薬品の決済支援を行う診療材料及び医薬品の物流情報
管理システムを提供する。 【解決手段】 医療機関のコンピューター2’からの要
求に応じて、診療材料あるいは医薬品の最新情報、価
格、利用可能性、性能、仕様の少なくとも一つの情報を
提供するWEBサーバー10と、医療機関のコンピュー
ター2’から診療材料あるいは医薬品の注文を受け、そ
れらの診療材料あるいは医薬品を診療材料医薬品供給企
業ごとに振り分け、各診療材料医薬品供給企業4に注文
データを送信する受発注サーバー8と、診療材料あるい
は医薬品の物流と決済の情報を管理する物流管理サーバ
ー9とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は診療材料及び医薬品
の物流と情報を管理するシステムに係り、特に、医療機
関から雑多に発生する診療材料あるいは医薬品の注文を
管理センターという所で集中的に一元管理し、また、診
療材料あるいは医薬品に関する最新情報を前記管理セン
ターで収集し、医療機関に対する診療材料あるいは医薬
品に関する情報の提供、価格等の情報の提供、各医療機
関の在庫管理、診療材料あるいは医薬品の在所管理、診
療材料あるいは医薬品に関する決済支援等のサービスを
提供する診療材料及び医薬品の物流情報管理システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の診療材料あるいは医薬品
の物流を示している。図9に示すように、従来の診療材
料あるいは医薬品の物流においては、複数の診療材料医
薬品供給企業から診療材料あるいは医薬品が複数の中間
卸に渡り、さらに中間卸から多数の医療機関へ診療材料
あるいは医薬品が納品される。
【0003】図9の従来の診療材料あるいは医薬品の物
流においては、各医療機関は中間卸の営業マンから診療
材料あるいは医薬品の説明や情報を聞き、それに基づい
てそれぞれのニーズに合わせて注文をする。
【0004】一方、中間卸では、複数の診療材料医薬品
供給企業の商品を取りまとめ、上記医療機関の注文に合
わせて医療機関に納入する。
【0005】この場合、中間卸は自社が取り引きする医
療機関が注文する診療材料あるいは医薬品を中心に在庫
を調整しながら各診療材料医薬品供給企業から診療材料
あるいは医薬品を取り寄せる。これに対して各診療材料
医薬品供給企業は、中間卸からの要求に応じて自社の商
品を中間卸に卸す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の診療材料あるいは医薬品の物流では、以下の課題が
あった。
【0007】 従来の診療材料あるいは医薬品の物流
では、医療機関が、診療材料あるいは医薬品に関する最
新の情報、利用可能な診療材料あるいは医薬品の一覧、
各診療材料あるいは医薬品の性能・仕様、各診療材料あ
るいは医薬品の価格一覧等を把握することができなかっ
た。
【0008】すなわち、従来は医療機関は、中間卸の営
業マン、あるいは医学会等から診療材料あるいは医薬品
に関する情報を得ていたが、医療機関の接触範囲によ
り、情報源が限られる場合があった。これに対して医療
機関において、診療材料あるいは医薬品の最新情報、利
用可能性、性能・仕様、価格等について、常時最新かつ
漏れない情報を得たいとする要求があった。
【0009】そこで、本発明が解決しようとする一つの
課題は、診療材料あるいは医薬品に関する最新の情報、
利用可能な診療材料あるいは医薬品の一覧、各診療材料
あるいは医薬品の性能・仕様、各診療材料あるいは医薬
品の価格等の情報を医療機関に提供する診療材料及び医
薬品の物流情報管理システムを実現することにある。
【0010】 従来の診療材料あるいは医薬品の物流
では、各医療機関が少量ずつ診療材料あるいは医薬品を
発注するため、中間卸が各医療機関の診療材料あるいは
医薬品の発注を取り纏めをする機能を果たすが、診療材
料医薬品供給企業は小口の注文に対応しなければならな
かった。
【0011】注文が小口で発生するほど、診療材料医薬
品供給企業において取り扱うための時間と人手がかかる
ことは言うまでもない、そこで、本発明が解決しようと
するもう一つの課題は、各医療機関から各診療材料医薬
品供給企業への診療材料あるいは医薬品の発注を取りま
とめることにより、診療材料あるいは医薬品の物流の効
率化を図ることができる診療材料及び医薬品の物流情報
管理システムを提供することにある。
【0012】 従来の診療材料あるいは医薬品の物流
では、診療材料あるいは医薬品の購入に対する代金は、
医療機関が保険者へ請求し、その後医療機関から診療材
料医薬品供給企業に支払われていた。このため、支払い
が遅れることが多かった。また、診療材料医薬品供給企
業においては、医療機関から保険者への請求の情報が把
握できず、督促等の手段もなく、代金が支払われるまで
の期間に発生する利子等を自己のリスクで負担してい
た。
【0013】そこで、本発明が解決しようとするもう一
つの課題は、医療機関の支払いの遅延による診療材料医
薬品供給企業のリスク軽減を図る診療材料及び医薬品の
物流情報管理システムを提供することにある。
【0014】 診療材料あるいは医薬品に万一不良が
あった場合に、診療材料医薬品供給企業が回収する必要
があるが、そのときに、従来の診療材料あるいは医薬品
の物流では、中間卸を介して診療材料あるいは医薬品が
多数の医療機関に卸されるので、問題の診療材料あるい
は医薬品が中間卸に留まっているか、すでに所定の医療
機関に渡っているかなどの情報を即座に把握することが
出来なかった。
【0015】これでは、リコール等の場合に、全部の問
題の診療材料あるいは医薬品を迅速に回収することがで
きなかった。
【0016】そこで、本発明が解決しようとするもう一
つの課題は、万一診療材料あるいは医薬品に不良が発見
された場合に、即座に問題の診療材料あるいは医薬品の
在処を特定でき、素早いリコールを実現する診療材料及
び医薬品の物流情報管理システムを提供することにあ
る。
【0017】 従来の診療材料あるいは医薬品の物流
では、診療材料あるいは医薬品は中間卸を介して行われ
ていたため、診療材料医薬品供給企業にとっては優良な
医療機関の選別ができず、一方、医療機関は診療材料医
薬品供給企業との直接交渉によるコストダウン、情報交
換(要望)等を図ることができなった。
【0018】そこで、本発明が解決しようとするもう一
つの課題は、診療材料医薬品供給企業に優良な医療機関
を選別する機会を与え、医療機関に診療材料医薬品供給
企業との直接交渉によるコストダウン、情報交換(要
望)等の機会を与える診療材料及び医薬品の物流情報管
理システムを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係る診療材料及
び医薬品の物流情報管理システムは、医療機関のコンピ
ューターからの要求に応じて、診療材料あるいは医薬品
の最新情報、価格、利用可能性、性能、仕様の少なくと
も一つの情報を提供するWEBサーバーと、医療機関の
コンピューターから診療材料あるいは医薬品の注文を受
け、それらの診療材料あるいは医薬品を診療材料医薬品
供給企業ごとに振り分け、各診療材料医薬品供給企業に
注文データを送信する受発注サーバーと、診療材料ある
いは医薬品の物流と決済の情報を管理する物流管理サー
バーとを備えた管理センターを有していることを特徴と
するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
以下に説明する。
【0021】図1に本発明による「診療材料及び医薬品
の物流情報管理システム」の当事者と診療材料あるいは
医薬品の物流と情報の流れを示す。
【0022】図1に示すように、本発明による診療材料
及び医薬品の物流情報管理システム1には、医療機関2
と金融機関3と診療材料医薬品供給企業4と管理センタ
ー5が存在する。
【0023】診療材料・医薬品の物流情報管理システム
1では、管理センター5が後述するシステム構成によ
り、医療機関2と、金融機関3と、診療材料医薬品供給
企業4と通信ネットワーク6(インターネットに限られ
ないが、以下ではインターネットを念頭に説明する)を
介して互いにコンピューターによるデータ通信が可能に
構成されている。
【0024】この診療材料・医薬品の物流情報管理シス
テム1では、医療機関2が診療材料あるいは医薬品を購
入する際は、管理センター5が提供するWEBページに
アクセスし、診療材料あるいは医薬品に関する諸情報を
閲覧し、これらの情報に基づいて、自ら必要とする診療
材料あるいは医薬品をWEBページ上で注文する。
【0025】一方、管理センター5では、会員の医療機
関2や診療材料医薬品供給企業4がアクセス可能なWE
Bページをインターネット上で提供し、上述したように
医療機関2からのアクセスがあった場合は、診療材料あ
るいは医薬品に関する最新の情報を掲載したWEBペー
ジを送信し、医療機関2から所定の診療材料あるいは医
薬品について注文があった場合には、それらの注文デー
タを各診療材料医薬品供給企業4ごとに分別し、各診療
材料医薬品供給企業4に注文データを送信する。
【0026】医療機関2から診療材料あるいは医薬品の
注文を受けた場合は、管理センター5は上記注文データ
を同時に金融機関3にも送信する。
【0027】管理センター5から注文データを受けた診
療材料医薬品供給企業4は、当該注文データにある診療
材料あるいは医薬品を取り揃え、該当する医療機関2に
送る。
【0028】医療機関2は、上記診療材料あるいは医薬
品を受け取ったときは、注文通りの診療材料あるいは医
薬品が配送されたか否かを確認し、注文通りの診療材料
あるいは医薬品が配送されている場合には、受取の情報
を管理センター5に送信する。
【0029】管理センター5は、上記医療機関2からの
受取情報を受信した場合には、当該受取情報を金融機関
3と診療材料医薬品供給企業4に送信する。
【0030】金融機関3は、上記注文データと受取情報
とが揃ったら、医療機関2に対して請求を行い、医療機
関2は当該請求に対して代金を支払い、診療材料医薬品
供給企業4は金融機関3にに対して請求を行い、金融機
関3は当該請求に対して代金を支払う。
【0031】なお、上記管理センター5が提供する診療
材料あるいは医薬品に関する情報は、各診療材料医薬品
供給企業4に入力させる価格情報、利用可能性、仕様・
性能等と、医学会等からの情報とからなり、管理センタ
ー5が編集して提供するものとする。
【0032】また、上記診療材料・医薬品の物流情報管
理システム1は、診療材料医薬品供給企業4と医療機関
2との間に中間卸が存在することを絶対的に排除するも
のではなく、場合により、診療材料医薬品供給企業4と
医療機関2との間に中間卸が存在することがある。
【0033】以上の物流と情報の流れとにより、医療機
関2は、診療材料あるいは医薬品について、各診療材料
医薬品供給企業4から価格情報、利用可能性、仕様・性
能等と、医学会等からの情報とをほぼリアルタイムで入
手することができるようになる。
【0034】また、医療機関2から注文データは、管理
センター5において各診療材料医薬品供給企業4に仕分
けられ、多数の医療機関2の注文データが各診療材料医
薬品供給企業4に集約して送信されるので、各診療材料
医薬品供給企業4においては多数の医療機関2からの注
文を一時に受けることができる。これにより、小ロット
の注文に対する煩雑な取り扱いを簡略化することができ
る。
【0035】また、医療機関2に診療材料あるいは医薬
品が配送された場合は、医療機関2が検品して受け取る
と、その受取情報が直ちに管理センター5を介して金融
機関3と診療材料医薬品供給企業4とに送信される。こ
れにより、医療機関2と金融機関3と診療材料医薬品供
給企業4が直ちに決済することができる。これにより、
従来の診療材料あるいは医薬品の物流のように各中間卸
を介して代金を決済する場合と比べて、迅速な決済を実
現することができるようになる。
【0036】図2に本発明による診療材料・医薬品の物
流情報管理システム1のシステム構成例を示す。
【0037】図2に示すように、医療機関2と金融機関
3と診療材料医薬品供給企業4にはそれぞれコンピュー
ターが設置され、図2においてそれぞれ医療機関PC
2’、金融機関PC3’、診療材料医薬品供給企業PC
4’と記す。
【0038】管理センター5は、ゲートウェイサーバー
7と、受発注サーバー8と、物流管理サーバー9と、W
EBサーバー10と、在庫管理サーバー11と、認証サ
ーバー12とを有している。
【0039】また、管理センター5は、データベースと
して医療機関データベース13、診療材料医薬品供給企
業データベース14、受発注データベース15、物流・
決済情報データベース16、WEBデータベース17、
在庫データベース18とを有している。なお、本明細書
では「データベース」は、体系的に記憶管理されたデー
タの集合と、それを記憶する記憶装置と、データを検索
・更新等する手段を含めたものの意で使用する。
【0040】ゲートウェイサーバー7は、外部からのア
クセス要求に対して、要求の種類を判別し、適当なサー
バーに処理を依頼するサーバーである。
【0041】受発注サーバー8は、医療機関2からの受
発注を処理するサーバーである。
【0042】物流管理サーバー9は、医療機関2の注文
に対して実際の物流、および決済の進捗を管理し、警告
等の適当な処置を必要に応じて行うサーバーである。
【0043】WEBサーバー10は、医療機関2や金融
機関3や診療材料医薬品供給企業4に表示するWEBペ
ージを提供するサーバーである。
【0044】在庫管理サーバー11は、各医療機関2に
おける診療材料及び医薬品の在庫状態を管理し、警告等
の適当な処置を必要に応じて行うサーバーである。
【0045】認証サーバー12は、アクセスを求めた医
療機関2や金融機関3や診療材料医薬品供給企業4が正
規の会員か否かを認証するサーバーである。
【0046】医療機関データベース13は、各医療機関
2に関する認証データのほか、必要とする診療材料ある
いは医薬品、注文のサイクル等の種々の情報を記憶管理
するデータベースである。
【0047】診療材料医薬品供給企業データベース14
は、診療材料医薬品供給企業に関する認証データのほ
か、提供する診療材料あるいは医薬品の種類、生産能
力、本拠地等の種々の情報を記憶管理するデータベース
である。
【0048】受発注データベース15は、診療材料ある
いは医薬品の受発注のデータを記憶管理するデータベー
スである。
【0049】物流・決済情報データベース16は、各受
発注に関し、現に診療材料あるいは医薬品が配送のどの
段階にあるか等の物流の情報、決済が済んでいるかいる
か等の決済情報を記憶管理するデータベースである。
【0050】WEBデータベース17は、WEBサーバ
ー10が提供するWEBページのデータを記憶管理する
データベースである。なお、当該WEBページは診療材
料あるいは医薬品に関する最新の情報、利用可能性、価
格情報等のほか、必要に応じて医療機関2や金融機関3
や診療材料医薬品供給企業4に必要な情報を掲載するも
のとする。
【0051】在庫データベース18は、各医療機関2の
在庫状態を記憶管理するデータベースである。
【0052】図3は、上記WEBサーバー10が提供す
る「10mlの注射器」のWEBページの例を示してい
る。
【0053】図3の例では、「10mlの注射器」に関
する各診療材料医薬品供給企業4の価格情報と注文画面
とが一つになったWEBページを示している。
【0054】図4は、管理センター5における注文デー
タの仕分けの処理を概念的に示した図である。
【0055】図4に示すように、各医療機関2から注文
データ(図4において医療機関1の発注書、医療機関2
の発注書・・・・)は、種々の診療材料あるいは医薬品
についてそれぞれ種々の診療材料医薬品供給企業4のも
のを注文したものになっており、これに対して管理セン
ター5では、各医療機関2の注文データを分解し、各診
療材料医薬品供給企業4ごとに、そのメーカーの製品
(図4において品目A、品目B、・・・・)ごとに、か
つ、注文元の医療機関2ごとに集計し、各診療材料医薬
品供給企業4に注文データとして送信する。
【0056】図5は、診療材料医薬品供給企業4から医
療機関2への診療材料あるいは医薬品の物流を概念的に
示した図である。
【0057】図5に示すように、上述したように、管理
センター5では各診療材料医薬品供給企業4に対して、
各診療材料医薬品供給企業4が納入すべき診療材料ある
いは医薬品の品目ごとの総量と、注文元の医療機関2ご
とに集計した注文データを送信するので、各診療材料医
薬品供給企業4では、納入すべき診療材料あるいは医薬
品の各品目ごとの総量を用意し、かつ、注文元の各医療
機関2ごとに診療材料あるいは医薬品をまとめて配送す
る。
【0058】図6は、診療材料あるいは医薬品の配送を
受けた医療機関2が診療材料あるいは医薬品の受け取り
を拒んだ場合の情報の流れを示している。
【0059】図7は、診療材料あるいは医薬品のリコー
ルをする場合の情報の流れを示している。
【0060】特定の診療材料あるいは医薬品に問題があ
り、かつ、リコールする必要が場合は、その情報は管理
センター5に送られ、管理センター5においては物流管
理サーバー9と物流・決済情報データベース16と在庫
データベース18の協働により、当該診療材料あるいは
医薬品の配送の段階、各医療機関2における在庫数量等
から、当該診療材料あるいは医薬品の在所を特定し、そ
の情報を診療材料医薬品供給企業4に送信する。同時
に、管理センター5は、当該リコールの情報を関係する
医療機関2に対して送信し、さらなる使用を防止する。
また、管理センター5は、厚生省に対してリコールの届
出を提出する。
【0061】診療材料医薬品供給企業4では、上記情報
により、回収を開始し、回収が済んだ部分については当
該回収情報を管理センター5に送る。これにより、管理
センター5では、リコールの進捗状態を把握することが
でき、厚生省に対する報告を提出することができる。
【0062】図8は、各医療機関2の在庫管理を概念的
に示している。
【0063】本システムによる医療機関2の診療材料あ
るいは医薬品の在庫管理は、担当者(管理センター5側
の人間と医療機関2の人間の場合がある)がハンディタ
ーミナルにより、各医療機関2にある診療材料あるいは
医薬品を定期的にチェックする。
【0064】このハンディターミナルからのデータは、
管理センター5に送られ、在庫データベース18に蓄積
される。
【0065】この在庫データベース18のデータは、在
庫管理サーバー11により、図8に示すような在庫管理
テーブルとして表示され、標準在庫数に対する在庫数、
品質保持期限等が管理される。
【0066】在庫数が標準在庫数に対して一定数量以下
になった場合は、在庫管理サーバー11は自動的にその
診療材料あるいは医薬品を検出し、当該医療機関2に対
して発注警告を送信する。
【0067】また、品質保持期限が近づいた診療材料あ
るいは医薬品に対しても、当該医療機関2に警告を発
し、品質保持期限を過ぎたものについては、当該医療機
関2の在庫数から自動的に減ずる。
【0068】
【発明の効果】次に以上の説明から明らかなように、本
発明の診療材料及び医薬品の物流情報管理システム1よ
れば、診療材料あるいは医薬品に関する最新の情報、利
用可能な診療材料あるいは医薬品の一覧、各診療材料あ
るいは医薬品の性能・仕様、各診療材料あるいは医薬品
の価格一覧等を直ちにすべての医療機関に知らせること
ができる。
【0069】これにより、医療機関は、現に利用できる
すべての診療材料あるいは医薬品とそれらに関する情報
を入手でき、かつ、同等の仕様・性能の診療材料あるい
は医薬品については、もっとも安価な診療材料あるいは
医薬品を入手することができる。
【0070】また、本発明による診療材料及び医薬品の
物流情報管理システムでは、管理センターが各医療機関
から注文をとりまとめ、これを各診療材料医薬品供給企
業ごとに仕分け、各診療材料医薬品供給企業に注文元の
医療機関の情報の付して納入すべき診療材料あるいは医
薬品の総量の注文データを送信する。
【0071】これにより、診療材料医薬品供給企業にお
いては、各医療機関ごとの注文に対応する必要がなくな
り、注文に対応する労力を大幅に削減することができ
る。
【0072】また、本発明の診療材料及び医薬品の物流
情報管理システムによれば、各医療機関に対する診療材
料あるいは医薬品の代金の請求は、受取情報に基づいて
金融機関を介して一括して行われ、かつ、データ通信に
よって決済が行われるので、従来の決済に比べてはるか
に迅速に決済される。
【0073】また、本発明の診療材料及び医薬品の物流
情報管理システムによれば、管理センターにおいて、診
療材料あるいは医薬品の在処、すなわち、配送途中の診
療材料あるいは医薬品については配送の段階、配送済み
の診療材料あるいは医薬品について各医療機関における
在庫数を把握することができる。
【0074】このため、万一特定の診療材料あるいは医
薬品に問題が発生した場合は、直ちにリコールの情報を
関係医療機関に配信し、かつ、診療材料医薬品供給企業
に問題の診療材料あるいは医薬品の在処を知らせること
ができる。これにより、問題の診療材料あるいは医薬品
を迅速にリコールすることができる。
【0075】また、本発明の診療材料及び医薬品の物流
情報管理システムによれば、管理センターにおいて、各
医療機関の診療材料あるいは医薬品の注文データを蓄積
することにより、診療材料医薬品供給企業に対しては医
療機関の消費傾向の情報を与え、優良な医療機関の選別
の手がかりを与えることができる。
【0076】一方、医療機関に対しては、自らがよく注
文をする診療材料医薬品供給企業に対して、大口の注文
に基づく価格交渉や、診療材料あるいは医薬品に対する
要望・データ等のフィードバックをする場を与えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の「診療材料及び医薬品の物流情報管理
システム」の物流と情報の流れを示したブロック図。
【図2】本発明の「診療材料及び医薬品の物流情報管理
システム」のシステム構成例を示したブロック図。
【図3】本発明による「診療材料及び医薬品の物流情報
管理システム」のWEBページの例を示した図。
【図4】本発明による「診療材料及び医薬品の物流情報
管理システム」の管理センターにおける注文データの仕
分処理を概念的に示した図。
【図5】本発明による「診療材料及び医薬品の物流情報
管理システム」の物流を概念的に示した図。
【図6】本発明による「診療材料及び医薬品の物流情報
管理システム」において、注文のキャンセルをする場合
の情報の流れを概念的に示した図。
【図7】本発明による「診療材料及び医薬品の物流情報
管理システム」において、リコールをする場合の情報の
流れを概念的に示した図。
【図8】本発明による「診療材料及び医薬品の物流情報
管理システム」における各医療機関の在庫管理を処理を
概念的に示した図。
【図9】従来の診療材料及び医薬品の物流を概念的に説
明した図。
【符号の説明】
1 診療材料及び医薬品の物流情報管理システム 2 医療機関 3 金融機関 4 診療材料医薬品供給企業 5 管理センター 6 通信ネットワーク 7 ゲートウェイサーバー 8 受発注サーバー 9 物流管理サーバー 10 WEBサーバー 11 在庫管理サーバー 12 認証サーバー 13 医療機関データベース 14 診療材料医薬品供給企業データベース 15 受発注データベース 16 物流・決済情報データベース 17 WEBデータベース 18 在庫データベース
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 1/137 B65G 1/137 A (72)発明者 富 田 公 明 群馬県高崎市山名町1144−2 (72)発明者 稲 垣 幸 男 東京都保谷市本町5−4 B514 (72)発明者 吉 村 衛 茨城県取手市西1−27−12 (72)発明者 阿野田 充 三重県四日市市大字塩浜1010−1 (72)発明者 村 田 充 愛知県名古屋市天白区原4−205 (72)発明者 加 藤 智 幸 千葉県浦安市美浜1−5−307 (72)発明者 藤 井 賢一郎 東京都三鷹市上連雀4−6−8−102 (72)発明者 横 島 一 彦 東京都世田谷区砧3−30−15 Fターム(参考) 3F022 AA10 MM03 MM07 MM11 MM21

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】医療機関のコンピューターからの要求に応
    じて、診療材料あるいは医薬品の最新情報、価格、利用
    可能性、性能、仕様の少なくとも一つの情報を提供する
    WEBサーバーと、 医療機関のコンピューターから診療材料あるいは医薬品
    の注文を受け、それらの診療材料あるいは医薬品を診療
    材料医薬品供給企業ごとに振り分け、各診療材料医薬品
    供給企業に注文データを送信する受発注サーバーと、 診療材料あるいは医薬品の物流と決済の情報を管理する
    物流管理サーバーとを備えた管理センターを有している
    ことを特徴とする診療材料及び医薬品の物流情報管理シ
    ステム。
JP2000348368A 2000-11-15 2000-11-15 診療材料及び医薬品の物流情報管理システム Pending JP2002150081A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000348368A JP2002150081A (ja) 2000-11-15 2000-11-15 診療材料及び医薬品の物流情報管理システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004118663A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Fujitsu Ltd 投薬情報作成装置
JP2008009541A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Olympus Medical Systems Corp 医療器材管理システム
JP2008033611A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Yoshindo:Kk 医薬品の在庫管理システムおよび医薬品の在庫管理方法

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