JP2002149935A - 収益曲線シミュレーションシステム - Google Patents
収益曲線シミュレーションシステムInfo
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- JP2002149935A JP2002149935A JP2000341699A JP2000341699A JP2002149935A JP 2002149935 A JP2002149935 A JP 2002149935A JP 2000341699 A JP2000341699 A JP 2000341699A JP 2000341699 A JP2000341699 A JP 2000341699A JP 2002149935 A JP2002149935 A JP 2002149935A
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】どのような条件のときに収益が逓増したり逓減
したりするかを容易に調査・研究することのできる収益
曲線シミュレーションシステムを提供する。 【解決手段】製品を生産販売したときの収益を1次遅れ
曲線で模擬する手段に、生産量、競合状態、経費、初期
投資および顧客評価にそれぞれ対応したデータを加えて
演算し、どのような条件にすれば収益が増減するかを調
査できるように構成する。
したりするかを容易に調査・研究することのできる収益
曲線シミュレーションシステムを提供する。 【解決手段】製品を生産販売したときの収益を1次遅れ
曲線で模擬する手段に、生産量、競合状態、経費、初期
投資および顧客評価にそれぞれ対応したデータを加えて
演算し、どのような条件にすれば収益が増減するかを調
査できるように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、企業活動を支援す
るための収益曲線シミュレーションシステムに関し、特
に新製品を生産するとき、競合状態や製品の特徴に依存
する客先評価、投資額、生産周期、モデルチェンジの時
期などを設定事項として収益がどのような条件の時に逓
増したり逓減したりするかを容易に調査・研究すること
のできる収益曲線シミュレーション装置に関するもので
ある。
るための収益曲線シミュレーションシステムに関し、特
に新製品を生産するとき、競合状態や製品の特徴に依存
する客先評価、投資額、生産周期、モデルチェンジの時
期などを設定事項として収益がどのような条件の時に逓
増したり逓減したりするかを容易に調査・研究すること
のできる収益曲線シミュレーション装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】最近の計量経済学の発展により、従来ま
で信じられてきた主としてマルクス経済学者の唱える収
益逓減論は場合によっては収益逓増も有り得ることが明
らかになって来た。
で信じられてきた主としてマルクス経済学者の唱える収
益逓減論は場合によっては収益逓増も有り得ることが明
らかになって来た。
【0003】従来このような現象は文書で記述されてい
るが、定性的に図示したものはない。「複雑系の選択」
と題する刊行物(ダイヤモンド社 1997年12月1
1日発行 P158)には、収穫(収益)逓減とは「あ
る物を生産しているとき、労働量を2倍に増しても、産
出量の増分は2倍以下に減少し、これを繰返していると
産出量は全く増えなくなる現象である」旨記載されてい
る。
るが、定性的に図示したものはない。「複雑系の選択」
と題する刊行物(ダイヤモンド社 1997年12月1
1日発行 P158)には、収穫(収益)逓減とは「あ
る物を生産しているとき、労働量を2倍に増しても、産
出量の増分は2倍以下に減少し、これを繰返していると
産出量は全く増えなくなる現象である」旨記載されてい
る。
【0004】一方、収穫(収益)逓増とは、スタンフォ
ード大学教授ブライアン・アーサーによれば、「収益逓
減現象とは全く逆で、労働投入量を倍にすると産出量は
倍以上になる。逓減は伝統的な製造業で観測されるが、
逓増はソフトウェアとか新製品開発の活発な会社のよう
な知識主導型の産業に見られる。しかも、それは競合の
有無、商品の顧客評価、開発コスト等によって種々に変
化することが知られている。」旨述べられている。
ード大学教授ブライアン・アーサーによれば、「収益逓
減現象とは全く逆で、労働投入量を倍にすると産出量は
倍以上になる。逓減は伝統的な製造業で観測されるが、
逓増はソフトウェアとか新製品開発の活発な会社のよう
な知識主導型の産業に見られる。しかも、それは競合の
有無、商品の顧客評価、開発コスト等によって種々に変
化することが知られている。」旨述べられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
現象についての理論があるものの、それは極めて観念的
あるいは定性的なものであって、どのような条件で収益
が減少したり増加したりするのかが明確でなかった。
現象についての理論があるものの、それは極めて観念的
あるいは定性的なものであって、どのような条件で収益
が減少したり増加したりするのかが明確でなかった。
【0006】製品生産、特に新製品にあたって、最も関
心のあるところはそれが最終的に利益を生むかどうかで
ある。しかし、これが非常に多くの要素によって決定さ
れているために、経験的には分かっているものの定量的
に把握することは難しい。そこで、この状況をシミュレ
ーションし、どの条件では利益が逓減してゆき、逆にど
の条件では利益が増大して行くかを容易に把握できるシ
ミュレータの出現が望まれている。
心のあるところはそれが最終的に利益を生むかどうかで
ある。しかし、これが非常に多くの要素によって決定さ
れているために、経験的には分かっているものの定量的
に把握することは難しい。そこで、この状況をシミュレ
ーションし、どの条件では利益が逓減してゆき、逆にど
の条件では利益が増大して行くかを容易に把握できるシ
ミュレータの出現が望まれている。
【0007】本発明の目的は、上記の課題を解決するも
ので、どのような条件のときに収益が逓増したり逓減し
たりするかを容易に調査・研究することのできる収益曲
線シミュレーションシステムを提供することにある。
ので、どのような条件のときに収益が逓増したり逓減し
たりするかを容易に調査・研究することのできる収益曲
線シミュレーションシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明では、製品を生産販売したと
きの収益を1次遅れ曲線で模擬する手段に、生産量、競
合状態、経費、初期投資および顧客評価にそれぞれ対応
したデータを加えて演算し、どのような条件にすれば収
益が増減するかを調査できるように構成したことを特徴
とする。
るために、請求項1の発明では、製品を生産販売したと
きの収益を1次遅れ曲線で模擬する手段に、生産量、競
合状態、経費、初期投資および顧客評価にそれぞれ対応
したデータを加えて演算し、どのような条件にすれば収
益が増減するかを調査できるように構成したことを特徴
とする。
【0009】このような構成によれば、生産量、競合状
態、経費、初期投資および顧客評価などの条件を適宜に
変化させて、収益状態がどのように変わるかを手軽に調
べることができる。
態、経費、初期投資および顧客評価などの条件を適宜に
変化させて、収益状態がどのように変わるかを手軽に調
べることができる。
【0010】請求項2の発明は、製品の生産量、競合状
態、製品の生産販売にかかる経費および製品の生産販売
のための初期投資にそれぞれ対応した複数の時系列波形
を発生する波形発生手段と、この波形発生手段の出力波
形を入力とし、製品を生産販売したときの収益を1次遅
れ曲線でシミュレートするシミュレーション手段と、顧
客の評価を模擬し、顧客の評価が高い場合には前記1次
遅れ曲線の立ち上がりを急峻にする制御手段と、少なく
とも前記波形発生手段の出力波形と前記シミュレーショ
ン手段で求めた収益曲線とを同時に画面表示する表示装
置を具備し、前記生産量、競合状態、経費、初期投資を
どのような条件にすれば収益が増減するかを調査できる
ように構成したことを特徴とする。
態、製品の生産販売にかかる経費および製品の生産販売
のための初期投資にそれぞれ対応した複数の時系列波形
を発生する波形発生手段と、この波形発生手段の出力波
形を入力とし、製品を生産販売したときの収益を1次遅
れ曲線でシミュレートするシミュレーション手段と、顧
客の評価を模擬し、顧客の評価が高い場合には前記1次
遅れ曲線の立ち上がりを急峻にする制御手段と、少なく
とも前記波形発生手段の出力波形と前記シミュレーショ
ン手段で求めた収益曲線とを同時に画面表示する表示装
置を具備し、前記生産量、競合状態、経費、初期投資を
どのような条件にすれば収益が増減するかを調査できる
ように構成したことを特徴とする。
【0011】上記請求項2の発明は請求項1の発明を更
に限定したものであり、請求項1の発明と同様に、生産
量、競合状態、経費、初期投資および顧客評価などの条
件を適宜に変化させて収益状態がどのように変わるかを
手軽に調べることができるものである。
に限定したものであり、請求項1の発明と同様に、生産
量、競合状態、経費、初期投資および顧客評価などの条
件を適宜に変化させて収益状態がどのように変わるかを
手軽に調べることができるものである。
【0012】この場合、請求項3のように、シミュレー
ション手段には1次遅れ曲線を積分して積算利益を求め
る機構を設けてもよい。このような構成によれば、収益
の増減傾向を容易に把握することができる。
ション手段には1次遅れ曲線を積分して積算利益を求め
る機構を設けてもよい。このような構成によれば、収益
の増減傾向を容易に把握することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。本発明の収益曲線シミュレーションシステム
は、収益曲線を模擬した手段に生産量や投資額、競合状
態、顧客評価係数等の各種条件を加えて演算し、どのよ
うな条件にすれば収益が増減するかを手軽に調査研究す
ることができるようにしたものである。
説明する。本発明の収益曲線シミュレーションシステム
は、収益曲線を模擬した手段に生産量や投資額、競合状
態、顧客評価係数等の各種条件を加えて演算し、どのよ
うな条件にすれば収益が増減するかを手軽に調査研究す
ることができるようにしたものである。
【0014】さて、ある製品の開発が完了し、製品化し
て市場に投入されるとき、どの要素がその製品の売上高
に影響を与え、利益を生み出すかどうかを決める主な項
目として次のようなものがある。
て市場に投入されるとき、どの要素がその製品の売上高
に影響を与え、利益を生み出すかどうかを決める主な項
目として次のようなものがある。
【0015】(1)その製品を生み出すためにどれ位の
投資をしたか。 (2)その製品にはどれ位の特徴があり、魅力的な性能
をもっているか。 (3)その製品と同等またはそれ以上の性能を持つ競合
製品があるか。 (4)販売に当たってどれ位のコストがかかるか。 (5)次期新製品またはモデルチェンジ品が市場に投入
されるのにどれ位の時間を必要とするか。
投資をしたか。 (2)その製品にはどれ位の特徴があり、魅力的な性能
をもっているか。 (3)その製品と同等またはそれ以上の性能を持つ競合
製品があるか。 (4)販売に当たってどれ位のコストがかかるか。 (5)次期新製品またはモデルチェンジ品が市場に投入
されるのにどれ位の時間を必要とするか。
【0016】本発明ではこのような項目を適宜設定して
収益の増減を調査・研究することができるようにしてい
る。図1は本発明に係る収益曲線シミュレーションシス
テムの一実施例を示すブロック構成図である。図1にお
いて、10は波形発生手段、20は制御手段、30はシ
ミュレーション手段、40は表示装置である。
収益の増減を調査・研究することができるようにしてい
る。図1は本発明に係る収益曲線シミュレーションシス
テムの一実施例を示すブロック構成図である。図1にお
いて、10は波形発生手段、20は制御手段、30はシ
ミュレーション手段、40は表示装置である。
【0017】波形発生手段10は、製品の生産量、競合
状態(競合の程度の大小はその商品に対する値引き率
(%)で数量的に示され、そういう意味合いから競合状
態をここでは競合値と呼ぶ)、経費および初期投資の各
項目に対応した信号(波形)を同時に発生するものであ
り、図2に示すように各項目(各設定事項)ごとにその
発生時点と終了時点およびその形や正負の大きさを適宜
に設定することができるようになっている。なおこの場
合、生産量は正の信号、他の経費、競合値、初期投資は
すべて負の信号としている。
状態(競合の程度の大小はその商品に対する値引き率
(%)で数量的に示され、そういう意味合いから競合状
態をここでは競合値と呼ぶ)、経費および初期投資の各
項目に対応した信号(波形)を同時に発生するものであ
り、図2に示すように各項目(各設定事項)ごとにその
発生時点と終了時点およびその形や正負の大きさを適宜
に設定することができるようになっている。なおこの場
合、生産量は正の信号、他の経費、競合値、初期投資は
すべて負の信号としている。
【0018】このような各項目の波形は、例えば図3に
示すような構成により発生させることができる。図にお
いて、波形データメモリ11には予め所望の波形パター
ンデータ(時系列の量子化データ)が格納されていて、
この波形パターンデータを基準クロックに同期して順次
読み出しデジタル・アナログ変換器(D/A変換器とい
う)でアナログ信号に変換する。D/A変換された信号
は波形整形回路(例えばローパスフィルタ)13を通す
ことにより図2に示すような連続的なアナログ波形に整
形される。このようにして各項目ごとに所望の波形信号
を発生させることができる。
示すような構成により発生させることができる。図にお
いて、波形データメモリ11には予め所望の波形パター
ンデータ(時系列の量子化データ)が格納されていて、
この波形パターンデータを基準クロックに同期して順次
読み出しデジタル・アナログ変換器(D/A変換器とい
う)でアナログ信号に変換する。D/A変換された信号
は波形整形回路(例えばローパスフィルタ)13を通す
ことにより図2に示すような連続的なアナログ波形に整
形される。このようにして各項目ごとに所望の波形信号
を発生させることができる。
【0019】制御手段20はシミュレーション演算処理
の際の初期投資の割合や顧客評価の影響度を設定するも
のである。シミュレーション手段30は、波形発生手段
10および制御手段20からの入力に基づいて収益(利
益)をシミュレートするものであり、その詳細について
は後述する。
の際の初期投資の割合や顧客評価の影響度を設定するも
のである。シミュレーション手段30は、波形発生手段
10および制御手段20からの入力に基づいて収益(利
益)をシミュレートするものであり、その詳細について
は後述する。
【0020】表示装置40は、表示画面と表示書式設定
手段(いずれも図示せず)を有し、表示書式設定手段の
情報に従って、シミュレーション手段30で求められた
収益曲線や波形発生手段10からの各種入力信号、制御
手段20の設定情報等を適宜に画面表示することができ
るようになっている。
手段(いずれも図示せず)を有し、表示書式設定手段の
情報に従って、シミュレーション手段30で求められた
収益曲線や波形発生手段10からの各種入力信号、制御
手段20の設定情報等を適宜に画面表示することができ
るようになっている。
【0021】図4はアナログ回路で実現したシミュレー
ション手段30の一実施例である。このシミュレーショ
ン手段30は、第1の1次遅れ回路310と、第1の反
転増幅器320と、第2の1次遅れ回路330と、第2
の反転増幅器340より構成される。
ション手段30の一実施例である。このシミュレーショ
ン手段30は、第1の1次遅れ回路310と、第1の反
転増幅器320と、第2の1次遅れ回路330と、第2
の反転増幅器340より構成される。
【0022】第1の1次遅れ回路310は入力信号とし
て波形発生手段10から出力される生産量Em、経費E
e、競合値Ec、初期投資Eiを受け、その出力はこれ
ら入力信号を加算した波形の1次遅れ曲線となる。な
お、その1次遅れ曲線の立ち上がりは、制御手段20で
の設定に対応して決まる。
て波形発生手段10から出力される生産量Em、経費E
e、競合値Ec、初期投資Eiを受け、その出力はこれ
ら入力信号を加算した波形の1次遅れ曲線となる。な
お、その1次遅れ曲線の立ち上がりは、制御手段20で
の設定に対応して決まる。
【0023】このような機能を有する1次遅れ回路31
0は、演算増幅器OP1を備え、その演算増幅器OP1
の反転入力端子にはそれぞれ生産量Em、経費Ee、競
合値Ecが印加される入力抵抗R1,R2,R3と、初
期投資Eiが印加される抵抗R4,R5の直列接続回路
が接続され、また帰還路にはコンデンサC1が接続され
ると共にそれに並列に抵抗R6,R7の直列接続回路が
接続されている。なお、非反転入力端子はコモンライン
に接続されている。また、抵抗R5と抵抗R7にはそれ
ぞれ開閉スイッチS1とS2が並列接続され、制御手段
20での設定に対応してON/OFF駆動される。
0は、演算増幅器OP1を備え、その演算増幅器OP1
の反転入力端子にはそれぞれ生産量Em、経費Ee、競
合値Ecが印加される入力抵抗R1,R2,R3と、初
期投資Eiが印加される抵抗R4,R5の直列接続回路
が接続され、また帰還路にはコンデンサC1が接続され
ると共にそれに並列に抵抗R6,R7の直列接続回路が
接続されている。なお、非反転入力端子はコモンライン
に接続されている。また、抵抗R5と抵抗R7にはそれ
ぞれ開閉スイッチS1とS2が並列接続され、制御手段
20での設定に対応してON/OFF駆動される。
【0024】このような構成の1次遅れ回路310の出
力信号は収益に相当する。ただし、逆極性となっている
ので、極性を反転するために次の第1の反転増幅器32
0を通す。
力信号は収益に相当する。ただし、逆極性となっている
ので、極性を反転するために次の第1の反転増幅器32
0を通す。
【0025】第1の反転増幅器320は、非反転入力端
子がコモンラインに接続された演算増幅器OP2と、そ
の演算増幅器OP2の反転入力端子に接続された入力抵
抗R8と、帰還路に接続された抵抗R9から構成されて
いる。この反転増幅器320の出力が収益曲線として表
示装置40で表示される。
子がコモンラインに接続された演算増幅器OP2と、そ
の演算増幅器OP2の反転入力端子に接続された入力抵
抗R8と、帰還路に接続された抵抗R9から構成されて
いる。この反転増幅器320の出力が収益曲線として表
示装置40で表示される。
【0026】第2の1次遅れ回路330は、第1の反転
増幅器320の出力を積算し、収益積算値を得るもので
あり、非反転入力端子がコモンラインに接続された演算
増幅器OP3と、その演算増幅器OP3の反転入力端子
に接続された入力抵抗R10と、帰還路に接続されたコ
ンデンサC2から構成されている。
増幅器320の出力を積算し、収益積算値を得るもので
あり、非反転入力端子がコモンラインに接続された演算
増幅器OP3と、その演算増幅器OP3の反転入力端子
に接続された入力抵抗R10と、帰還路に接続されたコ
ンデンサC2から構成されている。
【0027】この第2の1次遅れ回路330の出力信号
も逆極性になっているため、次の第2の反転増幅器34
0で極性を反転し、その出力が収益積算値Eipとして
表示装置40に表示される。なお、第2の反転増幅器3
40は、第1の反転増幅器320と同様の構成である。
も逆極性になっているため、次の第2の反転増幅器34
0で極性を反転し、その出力が収益積算値Eipとして
表示装置40に表示される。なお、第2の反転増幅器3
40は、第1の反転増幅器320と同様の構成である。
【0028】次に、図1に示すような構成における本発
明の動作を説明する。まずはじめに、本発明における収
益シミュレーションを行う上での基本概念について説明
する。 (1)製品の定価販売価格は、図2および図4〜6の波
形図おいて縦軸の高さで示され、日々とか月々とかの生
産量が一定である場合にはそれは矩形波または梯形波で
示される。また、その全生産量はこの波形の積算値で示
される。
明の動作を説明する。まずはじめに、本発明における収
益シミュレーションを行う上での基本概念について説明
する。 (1)製品の定価販売価格は、図2および図4〜6の波
形図おいて縦軸の高さで示され、日々とか月々とかの生
産量が一定である場合にはそれは矩形波または梯形波で
示される。また、その全生産量はこの波形の積算値で示
される。
【0029】(2)売上は生産曲線からの1次遅れ曲線
で示される。また、全売上高はこの1次遅れ曲線の積算
値で示される。なお、1次遅れ曲線の立ち上がりは、顧
客の評価によって決まる。 (3)競合製品が現れた時、それに打ち勝つために値引
きが行われるものとし、実販売価格が低下することはそ
こに負の電圧が加えられたと見なす。
で示される。また、全売上高はこの1次遅れ曲線の積算
値で示される。なお、1次遅れ曲線の立ち上がりは、顧
客の評価によって決まる。 (3)競合製品が現れた時、それに打ち勝つために値引
きが行われるものとし、実販売価格が低下することはそ
こに負の電圧が加えられたと見なす。
【0030】(4)販売による経費も負の電圧が加わっ
たものと見なし、販売期間中は等価的に矩形の高さが低
くなった形状となる。 (5)ここに、粗利益は実売上高から生産販売諸経費を
差し引いたもので示されるとし、実売上高と粗利益の波
形は相似形でゼロ点が販売諸経費の分だけシフトしてい
る形となるため、これから粗利益を算定することができ
る。 (6)初期投資は発売直後から大きな出費の形となる
が、短期間に消滅する。
たものと見なし、販売期間中は等価的に矩形の高さが低
くなった形状となる。 (5)ここに、粗利益は実売上高から生産販売諸経費を
差し引いたもので示されるとし、実売上高と粗利益の波
形は相似形でゼロ点が販売諸経費の分だけシフトしてい
る形となるため、これから粗利益を算定することができ
る。 (6)初期投資は発売直後から大きな出費の形となる
が、短期間に消滅する。
【0031】以下図5〜7を参照してシミュレーション
の動作について説明する。なお、図4〜6は、SPIC
E(米国カリフォルニア大学バークレー校で開発された
汎用電子回路シミュレーションプログラム)を用いてシ
ミュレーションした場合の波形図である。
の動作について説明する。なお、図4〜6は、SPIC
E(米国カリフォルニア大学バークレー校で開発された
汎用電子回路シミュレーションプログラム)を用いてシ
ミュレーションした場合の波形図である。
【0032】(1)図5に示すように、波形発生手段1
0より生産量Em、経費Ee、競合値Ec、初期投資E
iの各信号がシミュレーション手段30に加えられる。
生産が開始された時(時点t0)、初期投資Eiが大き
く影響して収益(売上と相似形)は大きくマイナス方向
に下降して行く。時点t1で初期投資の回収が済むと、
ようやく売上はプラス方向に上昇し始める。
0より生産量Em、経費Ee、競合値Ec、初期投資E
iの各信号がシミュレーション手段30に加えられる。
生産が開始された時(時点t0)、初期投資Eiが大き
く影響して収益(売上と相似形)は大きくマイナス方向
に下降して行く。時点t1で初期投資の回収が済むと、
ようやく売上はプラス方向に上昇し始める。
【0033】ここで、時点t2に競合製品が発表される
と(図示のように競合値Ecが加わると)、上昇カーブ
の傾斜は緩やかになる。次いで時点t3で生産中止とな
ると急激に売上は落ち、次期新製品の発表を待つ。時点
t4で競合製品も新製品開発のため発売が終了すると、
その影響で下降カーブが変化する。
と(図示のように競合値Ecが加わると)、上昇カーブ
の傾斜は緩やかになる。次いで時点t3で生産中止とな
ると急激に売上は落ち、次期新製品の発表を待つ。時点
t4で競合製品も新製品開発のため発売が終了すると、
その影響で下降カーブが変化する。
【0034】時点t5から生産2サイクル目に入り、新
製品発売が開始されるものとする。この開始時、設定手
段20の設定に基づいてスイッチS1とS2が共にOF
Fに切換えられ、初期投資が1サイクル目の半分、ゲイ
ンが1サイクル目の1.5倍となる(なお、ここで、抵
抗R4,R5は共に0.5KΩ、抵抗R6は1KΩ、抵
抗R7は0.5KΩであるとした)。つまり、2サイク
ル目の次期新製品開発時は、初期投資が1サイクル目の
製造時の半分で済み、また売上は前回の1.5倍になっ
たと仮定している。
製品発売が開始されるものとする。この開始時、設定手
段20の設定に基づいてスイッチS1とS2が共にOF
Fに切換えられ、初期投資が1サイクル目の半分、ゲイ
ンが1サイクル目の1.5倍となる(なお、ここで、抵
抗R4,R5は共に0.5KΩ、抵抗R6は1KΩ、抵
抗R7は0.5KΩであるとした)。つまり、2サイク
ル目の次期新製品開発時は、初期投資が1サイクル目の
製造時の半分で済み、また売上は前回の1.5倍になっ
たと仮定している。
【0035】次期製品の発売開始時点で利益の積算値E
ipがプラスであれば利益を生んだことであり、逆にマ
イナスであれば損失を出したことになる。図5における
2サイクル目直前では、積算利益はほとんどゼロであ
る。この積算利益の値は次の生産の初期値となる。な
お、利益は瞬間値を重要視せず、期末とかの決算時にお
ける今までの積算利益の瞬時値を取り上げる。通常、利
益を生んだかどうかは収益積算値Eipで判断する。
ipがプラスであれば利益を生んだことであり、逆にマ
イナスであれば損失を出したことになる。図5における
2サイクル目直前では、積算利益はほとんどゼロであ
る。この積算利益の値は次の生産の初期値となる。な
お、利益は瞬間値を重要視せず、期末とかの決算時にお
ける今までの積算利益の瞬時値を取り上げる。通常、利
益を生んだかどうかは収益積算値Eipで判断する。
【0036】初期投資の回収が済んだ時点t6より収益
曲線は立ち上がり始め、ゲインが1サイクル目より大き
くなったため立ち上がりが1サイクル目より急峻にな
る。時点t7より競合製品が現れると(競合値は1サイ
クル目と同じとした)、収益曲線の立ち上がりはやや鈍
る。しかし、生産中止時点t8での収益は1サイクル目
よりも大きくなっている。
曲線は立ち上がり始め、ゲインが1サイクル目より大き
くなったため立ち上がりが1サイクル目より急峻にな
る。時点t7より競合製品が現れると(競合値は1サイ
クル目と同じとした)、収益曲線の立ち上がりはやや鈍
る。しかし、生産中止時点t8での収益は1サイクル目
よりも大きくなっている。
【0037】生産中止以降は急激に売上が落ち、次期新
製品の発表を待つことになるが、3サイクル目の開始時
は積算利益Eipが僅かにプラスとなっている。
製品の発表を待つことになるが、3サイクル目の開始時
は積算利益Eipが僅かにプラスとなっている。
【0038】図6は、条件を変え、初期新製品と次期新
製品の発表の間隔を図5の場合の半分にしたときのシミ
ュレーション波形である。生産量パターンはあらかじめ
波形発生手段10で変更しておく。他の条件は図5の場
合と同じである。このシミュレーション結果は明らかに
利益が積算されてプラスを示しており、収益が逓増し、
このプロジェクトは成功したと見ることができる。
製品の発表の間隔を図5の場合の半分にしたときのシミ
ュレーション波形である。生産量パターンはあらかじめ
波形発生手段10で変更しておく。他の条件は図5の場
合と同じである。このシミュレーション結果は明らかに
利益が積算されてプラスを示しており、収益が逓増し、
このプロジェクトは成功したと見ることができる。
【0039】図7の場合は、生産や初期投資や競合相手
が急には立ち上がらず、また減少の場合でも徐々に減る
ような状態を想定したもので、シミュレーションにより
得られた収益曲線も丸みを持ち現実的な形を呈してい
る。
が急には立ち上がらず、また減少の場合でも徐々に減る
ような状態を想定したもので、シミュレーションにより
得られた収益曲線も丸みを持ち現実的な形を呈してい
る。
【0040】以上のように、本発明は、入力信号である
生産量Em、競合値Ec、経費Ee、初期投資Eiおよ
び顧客評価を個別に適宜変更し、どのような条件のとき
に収益が増減するかを容易に調査・研究することができ
る。
生産量Em、競合値Ec、経費Ee、初期投資Eiおよ
び顧客評価を個別に適宜変更し、どのような条件のとき
に収益が増減するかを容易に調査・研究することができ
る。
【0041】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ことなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変
更、変形をも含むものである。
ことなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変
更、変形をも含むものである。
【0042】例えば、表示装置では、表示波形や波形領
域を所望の線種や色などを使って表示できるようにし、
注目波形を容易に把握できるようにすることもできる。
また、シミュレーション手段はアナログ回路に限定され
るものではなく、デジタル回路で実現することもでき
る。またコンピュータを用いて、ソフトウェアにより波
形発生手段や制御手段、シミュレーション手段の処理お
よび演算などを行い、条件などはキーボードなどの入力
デバイスから入力するような構成とすることもできる。
域を所望の線種や色などを使って表示できるようにし、
注目波形を容易に把握できるようにすることもできる。
また、シミュレーション手段はアナログ回路に限定され
るものではなく、デジタル回路で実現することもでき
る。またコンピュータを用いて、ソフトウェアにより波
形発生手段や制御手段、シミュレーション手段の処理お
よび演算などを行い、条件などはキーボードなどの入力
デバイスから入力するような構成とすることもできる。
【0043】また、実施例では初期投資の割合を制御手
段20で変化させるようにしているが、それに代えて波
形発生手段10の初期投資の波形パターンをそのような
形に作成しておいても構わない。
段20で変化させるようにしているが、それに代えて波
形発生手段10の初期投資の波形パターンをそのような
形に作成しておいても構わない。
【0044】また、各項目(設定事項)はすべて金額換
算で、あるいは1ロット当たりの生産額を100%とし
他の項目もそれに対する%表示で、設定および表示でき
るように構成することもできる。このような設定および
表示を採用すれば、より使い易いシステムが実現でき
る。
算で、あるいは1ロット当たりの生産額を100%とし
他の項目もそれに対する%表示で、設定および表示でき
るように構成することもできる。このような設定および
表示を採用すれば、より使い易いシステムが実現でき
る。
【0045】このような本発明の収益曲線シミュレーシ
ョンシステムを用いて色々な条件でシミュレーションを
行ってみると、利益増大の条件として次のことが言える
ことも分かった。
ョンシステムを用いて色々な条件でシミュレーションを
行ってみると、利益増大の条件として次のことが言える
ことも分かった。
【0046】(1)競合製品が現れても値引きでシェア
を守ろうとするような弱い製品は長期にわたって作ら
ず、より強い次期新製品(モデルチェンジ製品)を生産
・販売するのがよい。 (2)販売コストは低い方がよいが、効率よい使い方が
大事である。 (3)初期投資は新製品生産当初に大きな負担となるの
で、最小の設備投資、専用機器型代で済ませる努力が必
要である。 (4)次期新製品が出るまでの空白の期間は出来るだけ
短い方がよい。新製品開発力の中で、開発速度が最も重
要である。 (5)顧客の評価を如何に高めるかは、売り上げの立ち
上がりを良くするために重要であり、これが最後に利益
を残せるかどうかの決め手にもなる。
を守ろうとするような弱い製品は長期にわたって作ら
ず、より強い次期新製品(モデルチェンジ製品)を生産
・販売するのがよい。 (2)販売コストは低い方がよいが、効率よい使い方が
大事である。 (3)初期投資は新製品生産当初に大きな負担となるの
で、最小の設備投資、専用機器型代で済ませる努力が必
要である。 (4)次期新製品が出るまでの空白の期間は出来るだけ
短い方がよい。新製品開発力の中で、開発速度が最も重
要である。 (5)顧客の評価を如何に高めるかは、売り上げの立ち
上がりを良くするために重要であり、これが最後に利益
を残せるかどうかの決め手にもなる。
【0047】なお、古典経済学の根底にある「収益逓減
説」は、農業において毎年投入する肥料や手間を増やし
てもその収穫は次第に減ってくる現象からこの説が主張
されてきているが、この現象も本発明のシミュレーショ
ンシステムを利用して再現することができる。
説」は、農業において毎年投入する肥料や手間を増やし
てもその収穫は次第に減ってくる現象からこの説が主張
されてきているが、この現象も本発明のシミュレーショ
ンシステムを利用して再現することができる。
【0048】現代の工業生産システム下においてこの逓
減説だけが通用するものではない。上記シミュレーショ
ンの結果からも分かるように、新製品の発表の間隔を短
縮し、競争力のある製品を次々と打ち出せば競争力は増
大し、収益の増大する条件を見出すことができる。すな
わち、本発明のシミュレーションシステムを使ってシミ
ュレーションを行えば、複雑系経済論の言う収益逓増説
を容易に証明することができる。
減説だけが通用するものではない。上記シミュレーショ
ンの結果からも分かるように、新製品の発表の間隔を短
縮し、競争力のある製品を次々と打ち出せば競争力は増
大し、収益の増大する条件を見出すことができる。すな
わち、本発明のシミュレーションシステムを使ってシミ
ュレーションを行えば、複雑系経済論の言う収益逓増説
を容易に証明することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
ような効果がある。 (1)新製品を生産するとき、競合値、製品の特徴に依
存する客先評価、投資額、生産周期、モデルチェンジの
時期をそれぞれ設定事項として、収益が逓減しない計画
を容易に立てることができる。 (2)製品発表したとき、どうしても利益が上がらない
場合、その原因究明に役立てられる。 (3)本発明で行うシミュレーションをパーソナルコン
ピュータ上で実行されるアプリケーションソフトとして
実現し、これをCD−ROM化し、条件などはキーボー
ドなどの入力デバイスから入力できるようにしたものを
市販することも可能である。
ような効果がある。 (1)新製品を生産するとき、競合値、製品の特徴に依
存する客先評価、投資額、生産周期、モデルチェンジの
時期をそれぞれ設定事項として、収益が逓減しない計画
を容易に立てることができる。 (2)製品発表したとき、どうしても利益が上がらない
場合、その原因究明に役立てられる。 (3)本発明で行うシミュレーションをパーソナルコン
ピュータ上で実行されるアプリケーションソフトとして
実現し、これをCD−ROM化し、条件などはキーボー
ドなどの入力デバイスから入力できるようにしたものを
市販することも可能である。
【図1】本発明に係る収益曲線シミュレーションシステ
ムの一実施例を示すブロック構成図である。
ムの一実施例を示すブロック構成図である。
【図2】各設定事項の波形データを示す図である。
【図3】波形発生手段の一例を示す構成図である。
【図4】シミュレーション手段の一実施例を示す構成図
である。
である。
【図5】本発明によりシミュレーションした場合の一例
を示す波形図である。
を示す波形図である。
【図6】他の条件によりシミュレーションした場合の波
形図である。
形図である。
【図7】更に他の条件によりシミュレーションした場合
の波形図である。
の波形図である。
10 波形発生手段 20 制御手段 30 シミュレーション手段 40 表示装置 310 第1の1次遅れ回路 320 第1の反転増幅器 330 第2の1次遅れ回路 340 第2の反転増幅器
Claims (3)
- 【請求項1】製品を生産販売したときの収益を1次遅れ
曲線で模擬する手段に、生産量、競合状態、経費、初期
投資および顧客評価にそれぞれ対応したデータを加えて
演算し、どのような条件にすれば収益が増減するかを調
査できるように構成したことを特徴とする収益曲線シミ
ュレーションシステム。 - 【請求項2】製品の生産量、競合状態、製品の生産販売
にかかる経費および製品の生産販売のための初期投資に
それぞれ対応した複数の時系列波形を発生する波形発生
手段と、 この波形発生手段の出力波形を入力とし、製品を生産販
売したときの収益を1次遅れ曲線でシミュレートするシ
ミュレーション手段と、 顧客の評価を模擬し、顧客の評価が高い場合には前記1
次遅れ曲線の立ち上がりを急峻にする制御手段と、 少なくとも前記波形発生手段の出力波形と前記シミュレ
ーション手段で求めた収益曲線とを同時に画面表示する
表示装置を具備し、前記生産量、競合状態、経費、初期
投資をどのような条件にすれば収益が増減するかを調査
できるように構成したことを特徴とする収益曲線シミュ
レーションシステム。 - 【請求項3】前記シミュレーション手段は、1次遅れ曲
線を積分して積算利益を求める機能を有したことを特徴
とする請求項2記載の収益曲線シミュレーションシステ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000341699A JP2002149935A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 収益曲線シミュレーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000341699A JP2002149935A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 収益曲線シミュレーションシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002149935A true JP2002149935A (ja) | 2002-05-24 |
Family
ID=18816403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000341699A Pending JP2002149935A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 収益曲線シミュレーションシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002149935A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108780559A (zh) * | 2016-03-23 | 2018-11-09 | 株式会社野村综合研究所 | 目标达成证券投资组合生成装置、程序以及方法 |
-
2000
- 2000-11-09 JP JP2000341699A patent/JP2002149935A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108780559A (zh) * | 2016-03-23 | 2018-11-09 | 株式会社野村综合研究所 | 目标达成证券投资组合生成装置、程序以及方法 |
CN108780559B (zh) * | 2016-03-23 | 2023-10-24 | 株式会社野村综合研究所 | 信息处理系统、计算机可读介质以及方法 |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040330 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060914 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061013 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061214 |