JP2002149679A - 文書閲覧システム、文書閲覧方法及び情報記録媒体 - Google Patents

文書閲覧システム、文書閲覧方法及び情報記録媒体

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JP2002149679A JP2000344112A JP2000344112A JP2002149679A JP 2002149679 A JP2002149679 A JP 2002149679A JP 2000344112 A JP2000344112 A JP 2000344112A JP 2000344112 A JP2000344112 A JP 2000344112A JP 2002149679 A JP2002149679 A JP 2002149679A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タッチパネルやペンコンピュータ等を利用し
た場合において、利用しやすいWEBブラウザを提供す
る。 【解決手段】 ハイパーリンクされたテキスト構造をも
つハイパーリンク文書を表示する表示装置と、操作者が
指を持って触ることにより位置指示情報を入力する入力
装置とを積層配置して操作者が表示物を見る場所と触る
場所とが近接するようにした文書閲覧システムであっ
て、前記表示装置に表示されたハイパーリンク文書に含
まれるハイパーリンク情報を検索するハイパーリンク情
報検索手段と、該ハイパーリンク情報検索手段により検
索されたハイパーリンク情報に基づいて選択オブジェク
トを表示する選択オブジェクト表示手段とを有し、該選
択オブジェクト表示手段により表示された選択オブジェ
クトを操作者が選択した時には、対応するハイパーリン
ク情報に基づき、ハイパーリンク先の文書を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 指又はペンデバイスによっ
て、タッチオペレーションして文書を閲覧する文書閲覧
システム、文書閲覧方法及び情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、タッチパネルやペンコンピュー
タ等を使って、WEBブラウザで、表示されたページと
は違うページを表示する場合は、ハイパーリンクが貼ら
れたタグで構成されたテキストかイメージ等をタッチす
ることで、目的のページを表示させることができる。し
かし、指でタッチする時やペンでタッチする時、盤面に
タッチした後、タッチしたまま座標ポインタがずれる場
合が多い。例えば指タッチであれば、指の腹が盤面に軽
く触れてから、完全にタッチしたと感じるまで強くタッ
チされるまで、タッチしている面積の中心つまり座標ポ
インタの位置がずれる可能性が高い。従来のWEBブラ
ウザでは、ハイパーリンクが貼られたタグで構成された
テキストで前記タッチを行うと、ドラッグ操作と認識さ
れ、テキストの選択になってしまい、うまくハイパーリ
ンク先を表示させることができない。
【0003】 また、前記テキストやイメージの大きさ
や形状は、指でタッチするには面積が小さかったり、隣
接していたりして、クリックしにくい場合が出てくる。
また、目的のページをイメージするテキストやイメージ
をクリックすることは直感的ではあるが、いつも閲覧し
ているページ(サイト)を表示させるのに、毎回該テキ
ストやイメージをクリックすることは、その場所まで逐
一マウスやペンを動かさなければならないので面倒であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、前記WE
Bブラウザの閲覧の面倒を解決し、タッチパネルやペン
コンピュータ等を利用した場合において、利用しやすい
WEBブラウザを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決すべ
く、本発明に係る文書閲覧システムは、ハイパーリンク
されたテキスト構造をもつハイパーリンク文書を表示す
る表示装置と、操作者が手で操作して位置指示情報を入
力する入力装置とを積層配置して操作者が表示物を見る
場所と触る場所とが近接するようにした文書閲覧システ
ムであって、前記表示装置に表示されたハイパーリンク
文書に含まれるハイパーリンク情報を検索するハイパー
リンク情報検索手段と、該ハイパーリンク情報検索手段
により検索されたハイパーリンク情報に基づいて選択オ
ブジェクトを表示する選択オブジェクト表示手段とを有
し、該選択オブジェクト表示手段により表示された選択
オブジェクトを操作者が選択した時には、対応するハイ
パーリンク情報に基づき、ハイパーリンク先の文書を表
示する。
【0006】 前記ハイパーリンク情報検索手段により
検索されたハイパーリンク情報が文書の特定の集合の内
か外かを見分ける内外判別手段をさらに有し、該内外判
別手段の判別結果に基づき、前記選択オブジェクト表示
手段は、選択オブジェクトの表示の仕方を変えるものと
することができる。
【0007】 さらに、文書の特定の集合の内か外かを
切替える内外切替スイッチボタンをさらに有し、操作者
が該内外切替スイッチボタンを操作することにより前記
選択オブジェクト表示手段は、選択オブジェクトの表示
の仕方を変更するものとすることができる。
【0008】 昇順若しくは降順のソートボタンをさら
に有し、前記選択オブジェクト表示手段は、該ソートボ
タンの押された状態に基づいて、ハイパーリンク名称若
しくはハイパーリンクのファイル名若しくはURLアド
レスの昇順若しくは降順で選択オブジェクト表示するも
のとすることもできる。
【0009】 前記選択オブジェクト表示手段により表
示された選択オブジェクトの表示範囲に操作者の操作に
よるポインタ位置がはいったときに該選択オブジェクト
の表示のしかたを変化させることもできる。
【0010】 さらに、操作者による入力又は選択がな
されないまま所定の時間が過ぎた時に、前記選択オブジ
ェクト表示手段は、選択オブジェクトを縮小表示若しく
は端に移動表示するものとすることもできる。
【0011】 前記選択オブジェクト表示手段により表
示された選択オブジェクトが操作者により選択されたと
してハイパーリンク先に表示を切替えるためのイベント
を、該選択オブジェクトの表示範囲に操作者の操作によ
るポインタ位置がはいった状態が所定の時間続いたとき
とすることもできる。
【0012】 前記選択オブジェクトの表示範囲に操作
者の操作によるポインタ位置がはいった状態が所定の時
間続いたときにマウスボタンを離すイベントを擬似的に
発行することにより、前記ハイパーリンク先に表示を切
替えるためのイベント発行を行うこととするのもでき
る。
【0013】 さらに、上下左右のボタンを設け、ボタ
ンを選択した時、ハイパーリンク文章の表示に対し、ス
クロール操作を行うこととすることもできる。
【0014】 本発明に係る文書閲覧方法は、ハイパー
リンクされたテキスト構造をもつハイパーリンク文書を
表示する表示装置と、操作者が手で操作して位置指示情
報を入力する入力装置とを積層配置して操作者が表示物
を見る場所と触る場所とが近接するようにした文書閲覧
システムにおける文書閲覧方法であって、前記表示装置
に表示されたハイパーリンク文書に含まれるハイパーリ
ンク情報を検索するハイパーリンク情報検索ステップ
と、該ハイパーリンク情報検索ステップにて検索された
ハイパーリンク情報に基づいて選択オブジェクトを表示
する選択オブジェクト表示ステップと、該選択オブジェ
クト表示ステップにて表示した選択オブジェクトを操作
者が選択した時に、対応するハイパーリンク情報に基づ
き、ハイパーリンク先の文書を表示するハイパーリンク
先文書表示ステップとを有する。
【0015】 前記ハイパーリンク情報検索ステップで
は、さらにそのハイパーリンク先が所定の文書の集合の
内か外かを判別し、前記選択オブジェクト表示ステップ
では、操作者が内外切替ボタンスイッチボタンの操作者
による選択に対応して選択オブジェクトを表示すること
ができる。
【0016】 前記選択オブジェクト表示ステップで
は、所定の文書の集合の内か外かによって、該選択オブ
ジェクトの表示の仕方を変えることができる。
【0017】 前記選択オブジェクト表示ステップで
は、ソートボタンの状態に応じて、前記選択オブジェク
トの表示を、ハイパーリンク名称若しくはハイパーリン
クのファイル名若しくはURLアドレスの、名称による
昇順若しくは降順で表示することもできる。
【0018】 前記選択オブジェクト表示ステップにて
表示した選択オブジェクトの表示範囲に操作者の操作に
よるポインタ位置が一致した時、該選択オブジェクトの
表示の仕方を変化させることもできる。
【0019】 前記表示装置の表示画面上に上下左右の
スクロールボタンを表示し、操作者が該スクロールボタ
ンを選択した時、ハイパーリンク文書の表示に対し、ス
クロール操作を行うこととすることもできる。
【0020】 前記選択オブジェクト表示ステップで
は、さらに表示非表示切替ボタンをさらに表示し、非表
示が選択されたときには、選択オブジェクトの表示をや
め、表示が選択されたときに前記選択オブジェクトを表
示することとすることもできる。
【0021】 また、本発明に係る文書閲覧システム
は、前記表示装置の表示面より前記入力装置の入力面の
面積を大きく設置し、表示面の端からタッチ面との間に
溝を設け、操作者が溝を上下左右になぞることによっ
て、ハイパーリンク文書の表示に対し、スクロール操作
を行うものとすることもできる。
【0022】 本発明に係る情報記録媒体は、前記文書
閲覧方法を実現するコンピュータプログラムを記録した
ものである。
【0023】 また、本発明に係る文書閲覧方法は、ハ
イパーリンクされたテキスト構造をもつハイパーリンク
文書を表示する表示装置と、操作者が手で操作して位置
指示情報を入力する入力装置とを積層配置して操作者が
表示物を見る場所と触る場所とが近接するようにした文
書閲覧システムにおける文書閲覧方法であって、前記表
示装置に表示されたハイパーリンク文書に含まれるハイ
パーリンクオブジェクトが選択された時、選択されたハ
イパーリンク情報をそれが選択された順序情報とともに
データーベースに記憶するデータベース登録ステップ
と、ハイパーリンクオブジェクトが選択された結果、該
当のハイパーリンク先の文書が表示された時、過去にお
いて次に選択されたハイパーリンク情報を抽出すべく、
前記データベースに検索をかけるデータベース検索ステ
ップと、該データベース検索ステップにて抽出されたハ
イパーリンク情報を選択オブジェクトで表示する選択オ
ブジェクト表示ステップと、該選択オブジェクト表示ス
テップにて表示されたいくつかの選択オブジェクトのう
ちのいずれを操作者が選択するかを取得するオブジェク
ト選択結果取得ステップと、該オブジェクト選択結果取
得ステップの結果に基づいて、ハイパーリンク先を前記
表示装置に表示させるハイパーリンク先表示ステップと
を有する。
【0024】 ハイパーリンクオブジェクトが選択され
た結果、該当のハイパーリンク先の文書が表示された
時、表示されたハイパーリンク文書のイメージを保存す
る文書イメージ記憶ステップをさらに有し、前記選択オ
ブジェクト表示ステップにて選択オブジェクトを表示す
る際に、該選択手段オブジェクトの表示と共に、それに
対応するハイパーリンク文書のイメージを表示すること
とすることもできる。
【0025】 また、位置指示ポインタが選択手段オブ
ジェクトの位置にある時に、選択手段オブジェクトに該
当するハイパーリンク文書のイメージを表示することと
することもできる。
【0026】 前記ハイパーリンク文書のイメージの保
存は画素数を減らして行い、その表示においては縮小表
示とすることが望ましい。
【0027】 前記データベースは、ハイパーリンクが
選択された時の日付と時刻情報若しくは該選択手段オブ
ジェクトを選択した時の日付と時間情報とする選択時間
情報を有し、前記データベース登録ステップでは、ハイ
パーリンクの選択又は選択手段オブジェクトの選択のタ
イミングで、該データベースの更新を実行し、前記選択
手段オブジェクト表示ステップは、該選択手段オブジェ
クトが複数の候補がある場合は、前記選択時間情報に基
づいてそれらを並べ替えて表示することとできる。
【0028】 前記データベース登録ステップでは、ハ
イパーリンクが選択された時若しくは該選択手段オブジ
ェクトを選択した時に、選択回数情報をインクリメント
して登録し、前記選択オブジェクト表示ステップでは、
該選択オブジェクト候補が複数ある場合は、前記データ
ベース登録ステップで登録された選択回数情報に基づい
て並べ替えて表示することとできる。
【0029】 該データーベースは、ハイパーリンク文
書を持つサイト情報を管理するテーブルとしてサイト管
理番号とサイト代表アドレスとを有し、個々のハイパー
リンク文書情報を管理するテーブルとしてハイパーリン
ク文書アドレス情報とハイパーリンク文書名とサイト管
理番号とを有することが望ましい。
【0030】 前記選択オブジェクト表示ステップは、
前記データーベース情報に基づき、ハイパーリンク文書
がサイト外かサイト内かを判別し、その結果に基づき、
前記選択手段オブジェクトをサイト内のみ表示させる、
サイト外のみ表示させる、又はサイト内外共に表示させ
るというそれぞれのモードに切替えて表示することとで
きる。
【0031】 ブックマークボタンを設置し、該ブック
マークボタンを押すことによって、現在表示されている
ハイパーリンク文書アドレス情報とハイパーリンク文書
名と文章ページのイメージ若しくはデータ、又は文章ペ
ージのイメージ若しくはデータを保存してある位置情報
を記憶することもできる。
【0032】 前記データーベースには、文字、イメー
ジ、音声、スクリプトプログラムなどのハイパーリンク
文書及びオブジェクトの表示方法を記憶する構造を持
ち、前記データベース登録ステップでは、ハイパーリン
ク文書の表示方法をデーターベースに記憶し、該当のハ
イパーリンク文書が表示される場合には、前記データー
ベースより前記表示方法を取り出し、前記表示方法に従
った表示とすることとすることもできる。
【0033】 上記いずれかの文書閲覧方法を実行する
コンピュータプログラムを記録した情報記録媒体を提供
することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】 本発明はインターネット上で閲
覧するハイパーリンク文書のハイパーリンク操作に適用
できる。インターネットで目的のサイトに接続し、ホー
ムページを閲覧する場合、一般的にWWW(World Wide We
b)を利用し、WWW上の文章は一般的にハイパーテキスト
構造をしている。すなわち、文書中に埋め込まれたハイ
パーリンクをマウスによってクリックすることによっ
て、関連する文書を取り出す(ハイパーリンク先にジャ
ンプする)ことができる。WWW上の文章は主にテキスト
やイメージのオブジェクトで構成される。ハイパーリン
クは前記オブジェクトをクリックすることで行う。ハイ
パーリンクすると前記オブジェクトが示す該当のページ
が表示される。本発明では前記ハイパーテキストをイメ
ージ等も含むことからハイパーリンク文書と称し、ハイ
パーリンクするテキストやイメージなどをハイパーリン
クオブジェクトと称する。また、ハイパーリンクした時
に参照先のページ情報をハイパーリンク情報と称する。
【0035】 図1は本発明に係る文書閲覧方法におけ
る表示画面の例である。一般的に、WWWのハイパーリン
ク文書を閲覧するにはブラウザと呼ばれるアプリケーシ
ョンを利用する。例えばマイクロソフト製のオペレーテ
ィングシステムであるWindowsにはInternetExplorer
(米国マイクロソフト社の商標)と呼ばれるアプリケー
ションがインストールされている。また、InternetExpl
orerではコンポーネントと呼ばれる部品としても提供さ
れており、本発明におけるブラウザは、InternetExplor
erとは分離して間接的に操作する方法とコンポーネント
を利用して内蔵した形式で直接操作する方法が考えら
れ、本発明の例では後者で説明している。図1の表示画
面は大きく2つの部位に分けられる。左側に配置してい
るのは「ブラウザ部」であり、右側に配置しているのは
「選択支援部」といえる。
【0036】 ブラウザ部では、ブラウザ表示部とInte
rnetExplorerでも見られるような「戻る」「次へ」「再
描画」などのボタンが配置され、参照したいサイトのU
RLアドレスと呼ばれる情報を入力するテキストボック
スが配置されている。尚これらの詳細な説明は発明とは
直接関係がないのでここでは省く。ブラウザ表示部では
ハイパーリンク文書が表示されている。例えば製品とい
うラベルイメージが表示されており、「問い合わせはこ
こをクリック」というテキストが表示されていて、これ
らはそれぞれクリック可能なものであり、クリックする
ことによって、ハイパーリンクし該当のページへジャン
プする。
【0037】 ハイパーテキストでは、HTML言語を
用いて特定のタグを埋め込むことによって、ハイパーリ
ンクを実現する。よって、ハイパーリンク文章からハイ
パーリンクを調べるには、ハイパーリンク文章のHTM
L言語のソースを解析すれば良い。例えば、テキストに
よるハイパーリンクのタグは、 <A HREF=”index.htm”>目次</A
> となる。つまり、<A HREF=”ハイパーリンクフ
ァイル名”で、>と</A>との間は、ブラウザ上で表
示されるハイパーリンクに割り当てているテキストとな
る。これはいわばハイパーリンクの名称となる。ハイパ
ーリンクファイル名はURLアドレスとして指定する場
合もあるが、性質は同じである。また、ハイパーリンク
がイメージの場合は、 <A HREF=”test.htm”><IMG S
RC=”image.gif”ALT=”テスト”><
/A> で、同じく<A HREF=”ハイパーリンクファイル
名”で、>と</A>との間のタグ<IMG SRC
=”イメージファイル名” は、ブラウザ上で表示され
るハイパーリンクに割り当てているイメージとなる。ま
た、同タグにALT=”名称”を入れると、ハイパーリ
ンクの名称ととらえることができる。
【0038】 本発明では、まず表示されたハイパーリ
ンク文章のHTMLソースを解析し、ハイパーリンク先
ファイルとそのハイパーリンク名称を解析する。リスト
アップされたハイパーリンクは同ハイパーリンク先ファ
イルであれば、より確かなハイパーリンク名称を優先し
ピックアップする。これはイメージでのハイパーリンク
の場合、タグ内の ALT= 部が記載されてない場合
もあるからである。よって、テキストによるハイパーリ
ンクを優先する。もし、ハイパーリンク名称が得られな
い場合は、ディレクトリや拡張子を省いたファイル名を
ハイパーリンク名称とする場合もある。これらをハイパ
ーリンクのリストとして取得しておく。
【0039】 前記の解析によって、ハイパーリンクの
リストができあがるが、次に、このリストを元に下記の
順を得ることができる。一つはハイパーリンク名称によ
るあいうえお順若しくはアルファベット順に並べること
ができる。また、別な順にはハイパーリンク先ファイル
名のアルファベット順で並べることもできる。更には、
ハイパーリンク先ファイル名からサイト内のハイパーリ
ンクかサイト外のハイパーリンクかを見分けることも可
能である。WWWでは、例えば「http://www.
test.com/index.htm」というハイパ
ーリンク先ファイル名つまりURLアドレスの場合、
「http://www.test.com」というの
がその表示しているサイトのURLアドレスと判断でき
る。よって、「http://www.test_2.
com/index.htm」というURLアドレスが
ハイパーリンク先だと、サイト外のハイパーリンクと判
断できる。これを利用して、サイト内のハイパーリンク
かサイト外のハイパーリンクかを切り分けることが可能
である。
【0040】 本発明では、これらのハイパーリンクの
リストを利用して、選択オブジェクトによって、ハイパ
ーリンクを表示させる方法を提案する。選択オブジェク
トとは、ボタンやリストといった形状のもので、プログ
ラム上で用いているGUI(グラフィカル・ユーザ・イ
ンタフェース)の部品である。これをハイパーリンクの
リストに対応して表示する。選択オブジェクトのキャプ
ションにはハイパーリンク名称を表示する。選択オブジ
ェクトを選択した時(ボタン形状の場合はボタンの押下
つまりクリックとなる)に、それと対応したハイパーリ
ンク先ファイル名からハイパーリンクしてハイパーリン
ク文書を表示する。
【0041】 本発明を利用したブラウザでは、前記選
択手段オブジェクトの他に、選択手段オブジェクトが複
数候補がある場合に、ページ切り替えによって表示でき
なかった選択手段オブジェクトを表示する為の前ページ
ボタンと次ページボタンがある。候補が複数ある場合、
例えば図1では選択手段オブジェクトが10個のボタン
で並んでいるが、前記候補が10個以上あった場合どう
すべきかに関して、本発明では選択オブジェクトをペー
ジ切り替えという方法で多数表示することを提案する。
前ページボタン又は次ページボタンにマウスポインタ
(指タッチの場合であれば、それにより表示されるポイ
ンタ)の位置を合わせクリックすることで、例えば次ペ
ージボタンをクリックすれば11個目から20個目まで
の選択手段オブジェクトの表示を行う。今回適用したペ
ージ切り替えの方法は、タッチパネルシステムやペンコ
ンピューターを利用した時に有効である。つまり、通常
リスト表示等を行うとスクロールさせて全ての項目を参
照するのが普通だが、スクロールさせる作業はタッチパ
ネルシステムにおける指での操作では辛い作業である。
このことから大きなボタンを用いてページ切り替えとい
う方法を用いれば最適である。尚ページ番号を示す表示
物を設置すれば現在表示のページ位置が一目でわかる。
【0042】 また、名称順の昇順ボタンと降順ボタン
とも配置している。前記説明した、ハイパーリンク名称
からアルファベット順に並べるソートボタンである。こ
れは別な方法として、前記ハイパーリンク文書のHTM
Lソースを解析し、ハイパーリンクのタグを検索する際
の、検索順における昇順、降順でもよい。この場合にお
いては、必然的にハイパーリンク文書の中で、ハイパー
リンクが表示される表示順になる。また、その下には内
ボタンと外ボタンと内外ボタンがある。これは前記説明
した、サイト内のハイパーリンクかサイト外のハイパー
リンクかを見分けて、その表示に制限を加えるものであ
る。
【0043】 図2は、ポインタの指し示す選択オブジ
ェクトの表示の仕方を他のものとは変えた状態を示す図
である。図2に示すように、本実施形態では、選択オブ
ジェクトの位置にマウスポインターが存在する時、マウ
スポインタの指す選択オブジェクトの表示を変化させ
る。例えば選択オブジェクトでは色を変化させ、選択手
段オブジェクトのボタンラベル表示を太字にしている。
また、選択オブジェクト自体(その表示面積)を大きく
することも効果的である。
【0044】 次にタッチパネルシステムを用いた時の
指タッチの方法とその時のタッチ検出方法に関して説明
する。現在広く利用されているInternetExplorerでは、
ハイパーリンクオブジェクトで特にテキストのハイパー
リンクオブジェクトでは、クリックした時にハイパーリ
ンクすることとなっている。もしもマウスボタンダウン
したまま、マウスポインタを移動すると、いわゆるドラ
ッグとなり、前記テキストの選択行為となってしまい、
ハイパーリンクができない。タッチパネルシステムの指
でのタッチ行為においては、指がタッチ面に触れてか
ら、指が完全に押下されるまで、指の腹の厚みによって
幅があり、その間に指タッチ面の位置がずれる。つま
り、タッチダウンしてからマウスポインタが少し移動す
る結果となる。こうした時、前記のテキストのハイパー
リンクオブジェクトだと選択行為となり、ハイパーリン
クできなくなってしまう。本発明ではこの問題にも鑑み
て解決する。この解決手段として、プログラムが受け取
るイベントのうちマウスダウンイベントを取得し、この
イベントが発生し受け取った際、マウスボタンアップイ
ベントを擬似的に(意図的に)発生させる。こうするこ
とで、マウスポインタが移動する間もなく、(タッチさ
れている状態だったとしても)タッチアップしたことに
なり、クリック動作が発生する。よって、前記のテキス
トのハイパーリンクオブジェクトの選択行為も発生せ
ず、円滑にハイパーリンクできる。
【0045】 図3はタッチパネルシステムを手で持ち
上げながら使用する場合の利用方法を示した図である。
本発明では単に人差し指でのタッチでの操作だけを考え
ているわけではない。例えばタッチパネルシステムを机
に置いた状態ではなく、手で持った状態で使った場合で
も使い易い構造をしている。まず、本ブラウザ(文書閲
覧方法)の選択オブジェクトが画面の端に配置される仕
組みを持つ。こうすることで、手で持ったまま、親指で
選択オブジェクトを選択することが可能である。また、
本発明では本ブラウザが画面を占領する問題も解決す
る。つまり、本ブラウザを利用しない時、画面の端に退
避する機能を持つ。退避しても少しだけ見えている状態
を維持するので、その部分にマウスポインタで指示する
ことで、元に位置に戻る。また、本入力支援ツールプロ
グラムを利用しない時、自動的に縮小する機能でも良
い。この場合、縮小するとボタン上の表示にし、そのボ
タンをクリックすることで元のサイズに戻る様にすれば
良い。
【0046】 更に本入力支援ツールプログラムを呼び
出すボタンを機構的に設置することで、より簡単で確実
な表示方法を実現することができる。ボタンを押すと入
力支援ツールプログラムが表示され、再度ボタンを押す
と入力支援ツールプログラムが非表示になる様にすれば
良い。図3のタッチパネルシステム(文書閲覧システ
ム)の手前の右端に設けた角の部分がそのような機構的
に設けられたボタンの例である。
【0047】 次にアプリケーションのスクロール方法
に関する提案である。さきほどから例にあげていたイン
ターネットブラウザを例にすると、例えば表示されてい
るブラウザ面からはみ出る表示内容がある場合は、ブラ
ウザ面の右及び下にスクロールバーと呼ばれるバー形状
のGUIが表示される。このバーを上下や左右にドラッ
クすることによって、画面をスクロールさせることがで
きる。しかし、このGUIをタッチパネルシステムにお
ける指タッチによって操作しようとすると、バー形状が
細いことが多いので、操作しにくい問題があった。ま
た、スクロールバーは表示面の端に設定されている場合
が多く、アプリケーションを画面一杯に表示させれば、
表示画面の縁(くぼんでいたりしていた場合)を利用し
てスクロールすれば、少しは操作の簡易さを還元できる
が、スクロールバーが表示画面の中程にある場合は、ス
クロールバーの位置を確認しながら操作しようとして
も、指によって隠される場合があるので、指を垂直、水
平に移動させるのは難しい。
【0048】 そこで、本発明では、スクロールボタン
を設置し、アクティブなアプリケーションを検出し、ア
クティブなアプリケーションに対して、スクロールボタ
ンをクリックすることで、スクロール操作をさせること
を提案する。むろん、前述のブラウザにおける操作も可
能である。更に別な方法として、タッチパネルシステム
において、表示面以上のタッチ面を広げ、実際の表示面
からはずれた位置で指等でなぞることによって、スクロ
ール操作をさせることをも提案する。この時、表示面よ
りはみ出ている座標値は表示領域の端の座標として出力
する。よって、マウスポインターは表示面の一番端を上
下左右することになる。一方、本発明のプログラムはマ
ウスポインタの座標値が端に来た時をスクロール操作と
してブラウザの操作をすれば、より簡単なスクロール操
作が可能である。さらに、指でスクロール部分に機構的
に溝を形成することにより、指でなぞる操作をしやすく
することも効果的である。
【0049】 図4は、タッチパネルのタッチ面を表示
装置の表示面よりも広く設けてはみ出し部分を利用した
スクロールを行うこととした例を示した図である。図で
太い枠で囲んだ部分が表示面であり、それよりも広く構
成した部分がタッチ面である。タッチ面をさらにその外
側の枠よりも低くすることにより、外枠に沿って指を動
かすことが可能となる。そして、はみ出し部分のタッチ
面での指の移動は、スクロール動作として入力すること
ができる。
【0050】 図5は、指で操作するのに適した大きさ
のスクロールボタンを設けた実施例を示す図である。右
手手前に設けた四つの矢印形状のボタンが左右上下のス
クロールのためのボタンである。これらのボタンは、表
示画面上に設けられ、コンピュータプログラムによって
描かれたボタンであって、このボタンを指で押すことに
よりタッチパネルがそれを認識してコンピュータ側のデ
バイスドライバ、API(アプリケーションプログラム
インタフェース)、OSなどの協働によりブラウザのス
クロール動作を働かせることとなる。
【0051】 図6は、本発明に係る文書閲覧システム
のハードウェア構成を示した概念図である。本発明の文
書閲覧システムは、操作者から見える部分について言え
ば、閲覧する文書を表示する表示装置とタッチパネルと
を積層配置してなるものである。そしてその内部の隠れ
た部分には、情報処理装置(コンピュータ)があり、C
PU、RAM、ROMなどが含まれており、必要なソフ
トウェアが内蔵されている。それらのソフトウェアのう
ち、特に文書閲覧の関係で言えば、オペレーションシス
テム(ウィンドウズ(登録商標)など)とドライバ(タ
ッチパネルからの出力をコンピュータに取り込み可能に
するソフトウェア)そして、API(アプリケーション
プログラムインタフェース)がある。これらの働きによ
り操作者がタッチパネル上でタッチする動作は、その場
所に表示されたボタンを選択した動作として情報処理装
置が認識する。
【0052】 図7は、文書閲覧システムのハードウェ
ア構成を更に詳しく説明した図である。タッチパネル1
と表示装置7とは、実際には、積層配置されており、表
示物を指し示すことで、それを選択したと情報処理装置
2に通知できるように位置合わせがなされるものであ
る。図7では、便宜上、分離して表示している。タッチ
パネル1の出力は、インタフェース3を介してドライバ
5に渡される。ドライバ5は、API6を通じてオペレ
ーションシステム4に操作者の指が指し示す位置情報を
渡す。それによりその情報は、OSやアプリケーション
プログラムが利用可能な情報となる。また、その指し示
す位置は表示装置7の上にマウスポインタとして表示さ
れる。表示装置7に表示された選択オブジェクトとマウ
スポインタが重なった状態でマウスボタン押し下げ(及
びリリース)のイベントが発せられれば、その選択オブ
ジェクトが選ばれたこととなる。その選択オブジェクト
がハイパーリンクを示すものであれば、表示装置7には
リンク先の文書の表示がなされる。。
【0053】 図8は、タッチパネルの一つの例を示す
概念図である。タッチパネルというとき、いわゆる抵抗
膜を利用した感圧パッドが想起されることが多い。しか
し、光学的なタッチパネルが近年注目されてきている。
感圧パッドが光りの透過を邪魔するのに対し、光学的な
ものでは、それがない点で、明るい表示画面が得られる
という利点を有している。図8に示した例では、タッチ
面10の上での操作者の指の位置を検出すべく、二つの
光学ユニット9が設けられている。それぞれの光学ユニ
ットからは発光ダイオードによる光が発せられタッチ面
を見渡すように投射される。操作者の指を照らした光
は、さらにタッチ面の周囲に設けられた再帰反射面11
により反射されて来た向きとほぼ同じ光路を帰ってい
く。光学ユニット9の内部には、受光素子が含まれてお
り、光の入射角度を検出できるようになっている。二つ
の光学ユニットから操作者の指12の角度を割り出すこ
とにより三角測量と同様の原理で操作者の指12の位置
を検出できる。このようなタッチパネルも本発明に適用
可能である。
【0054】 図9は本発明の文書閲覧方法におけるハ
イパーリンク処理を示すフローチャートである。本発明
に係る文書閲覧システムに機構的に設けられたハイパー
リンクボタン又はソフトウェア的に設けられて画面に表
示されたハイパーリンクボタンが押されると、ステップ
900でイエスと判断されて、所定のデータベースを検
索してハイパーリンク情報を取得する(ステップ92
0)。次に、そのリンクが新規か否かを判断し(ステッ
プ940)、新規ならば、表示イメージを保存し(ステ
ップ942)、新規のハイパーリンク登録をし(ステッ
プ944)、選択時刻と回数の更新(ステップ95
0)、順序情報の登録(ステップ952)へと進む。新
規リンクでないならば、選択時刻の回数と更新をし(ス
テップ950)、順序情報の登録(ステップ952)を
する。その上で、改めて順序情報の検索をかけて(ステ
ップ960)、その出力情報に基づいて選択オブジェク
トを表示する(ステップ962)。いくつか表示された
選択オブジェクトのうちの一つの位置にポインタ(タッ
チパネルの指で差し示すポインタ)があると(ステップ
970)、対応するイメージをその近くに縮小表示する
(ステップ972)。ハイパーリンク先にジャンプする
前に、その表示内容を確認するためである。マウスボタ
ン押し下げのイベントが発行されるなどして、その選択
オブジェクトが選択されるとステップ990でイエスと
判断されてハイパーリンク先へジャンプすることになる
(ステップ992)。
【0055】 本発明の文書閲覧方法におけるテキスト
入力処理を示すフローチャートである。ここで、テキス
ト入力とは、URLを記述するためのテキストボックス
への入力を意味する。操作者によりテキスト入力がなさ
れると、ステップ100で、YESと判断されて、その
情報がデータベースに既に登録済みのものか否かを検索
する(ステップ102)。新規テキストならば、それを
登録するか否かを操作者に確認した上で(ステップ10
6)、データベース登録をし(ステップ108)、選択
オブジェクト表示をする(ステップ110)。新規テキ
ストでなければ、データベースに基づき選択オブジェク
トの表示をする(ステップ110)。選択オブジェクト
の選択がされるとステップ112でイエスと判断され
て、対象オブジェクトに選択した出力情報を出力し(ス
テップ120)、選択時刻と選択回数を更新し(ステッ
プ122)、順序情報を登録し(ステップ124)、順
序情報の検索をし直して(ステップ126)、選択オブ
ジェクトを表示し直す(ステップ128)。そして、さ
らに選択オブジェクトが選択された場合には、ステップ
120に進む。選択がされない場合は、ステップ100
に戻る。なお、テキスト入力でURLを記述せずに、O
LEやAPIを利用することとするのも可能である。
【0056】
【実施例】 上述した二つのフローチャートは適宜組み
合わせることによって、テキスト入力とハイパーリンク
選択の処理とを、することが可能となる。。
【0057】 内外切替ボタンに関しては、サイトの内
外という観点から述べたが、ここでいうサイトは文書の
集合であって、その内外の判断が可能なものであれば、
ほかのものにも応用可能である。たとえば、CD−RO
Mのなかの文書では、同一のフォルダの中にあるか、ほ
かのフォルダであるか、下位のフォルダの中か、そうで
ないかなどの基準により内外を判断できるので、ブック
の内外といった概念にも適用できる。
【0058】 本発明における選択オブジェクトは、望
ましくは、図1から図5までに示すように、操作者が選
択しやすい場所に集合させて表示させるものである。し
かし、オブジェクトの表示場所の位置指示を所定時間行
ったことをもってそのオブジェクトの選択イベントとす
るアイデアや、マウスボタンのリリースのイベントを擬
似的に発行させてエミュレーションを行うこととするア
イデアについては、操作者が操作しやすい位置に表示さ
せた選択オブジェクトのみならず、ハイパーリンク分書
中に含まれるクリック可能なハイパーリンクオブジェク
ト(通常、下線が引かれて表示される部分)に関しても
同様に適用できる発明である。
【0059】 上に述べた実施形態では、主に、選択オ
ブジェクトを表示して、それを操作者が選択することで
ハイパーリンク先へジャンプすることを主眼としてい
た。これから述べる実施例では、それをさらに進めて選
択された順序情報や、文書イメージをデータベースに取
り込める構造をもち、文書閲覧をさらにしやすくするこ
とをめざす。図13は実施例の文書閲覧方法の表示画面
の例である。図13では大きく2つの部位に分けられ
る。左側に配置しているのはブラウザ部であり、右側に
配置しているのは入力支援部といえる。ブラウザ部で
は、ブラウザ表示部44とInternetExplorerでも見られ
るような「戻る」「次へ」「再描画」などのボタンが配
置され、参照したいサイトのURLアドレスと呼ばれる
情報を入力するテキストボックスが配置されている。尚
これらの詳細な説明は発明とは直接関係がないのでここ
では省く。ブラウザ表示部44ではハイパーリンク文章
が表示されている。例えば製品というラベルイメージ4
5が表示されており、「問い合わせはここをクリック」
というテキスト46が表示されていて、これらはそれぞ
れクリックすることによって、ハイパーリンクし該当の
ページへジャンプする。
【0060】 入力支援部では、まず選択手段オブジェ
クト52が10個縦に並んでいる。そして選択手段オブ
ジェクトの表示内容をスイッチするボタンが上部に3つ
並ぶ。Linkボタン47、履歴ボタン48、Mark
ボタン49である。各々の機能の説明は後程で説明する
が、現在はLinkボタン47が選択されているものと
する。その下には選択手段オブジェクト52が複数候補
がある場合に、ページ切り替えによって表示できなかっ
た選択手段オブジェクトを表示する為の前ページボタン
50と次ページボタン51である。これは図1でも説明
した通りである。また、最新順ボタン54と頻度順ボタ
ン55も配置しており、これも図1でも説明した通りで
ある。その下には内ボタン56と外ボタン57と内外ボ
タン58がある。これは主にLinkボタンが選択され
ている時に有効なボタンである。Linkボタンとは、
現在表示されているハイパーリンク文書のハイパーリン
ク先のページ情報を選択手段オブジェクト52で表示
し、選択手段オブジェクト52をクリックした時、それ
に該当するハイパーリンク先をブラウザ表示44に表示
する機能である。この時、現在表示されているハイパー
リンク文書のサイトの中におけるハイパーリンク先か、
それともサイト外のハイパーリンク先かが、URLアド
レス等で判断できる。WWWでは、例えば「http:/
/www.test.com/index.htm」と
いうハイパーリンク文書を表示していた場合、「htt
p://www.test.com」というのがその表
示しているサイトのURLアドレスと判断できる。よっ
て、「http://www.test_2.com/
index.htm」というURLアドレスがハイパー
リンク先だと、サイト外のハイパーリンクと判断でき
る。よって、内ボタン56と外ボタン57と内外ボタン
58で選択することで、サイト内外の切り分けができる
仕組みを用意する。また、内外ボタン58を選択してい
る場合、選択手段オブジェクトは、サイト内のハイパー
リンクかサイト外のハイパーリンクかを色分けして示し
ている。選択手段オブジェクト52と53では色が違う
が、その為である。尚、ハイパーリンク文章にはそのペ
ージの名称がつけられているのが普通である。選択手段
オブジェクト52ではわかりやすくその名称が表示され
る。Linkボタンが選択されている時の機能では、現
在表示されているハイパーリンク文書のハイパーリンク
先全てを選択手段オブジェクトで表示しても良いが、ハ
イパーリンク先が多い場合、選択手段オブジェクトが多
くなり、目的の選択手段オブジェクトを選択するのが難
しくなる傾向にある。よって、本実施例では、過去に閲
覧したハイパーリンク文書のみ選択手段オブジェクトで
表示する方法を提案する。
【0061】 図12はハイパーリンク先をイメージで
表示する場合の表示例である。マウスポインター59が
選択手段オブジェクト60の位置に来た時、選択手段オ
ブジェクト60に該当するページのイメージ61をその
左横に(縮小して)表示する。こうすることによって、
選択しようとしているページの概略を知ることができ
る。この実現方法は、新しく閲覧したページが表示され
た時、そのページのイメージをキャプチャーして画像デ
ータを縮小して保存しておく。また縮小だけでなく、画
素数を少なくしたり圧縮したりすると保存によるファイ
ル容量を少なくすることができる。圧縮方法としてはB
ITMAP方式からJPEG方式にフォーマットを変換
することで圧縮できることが広く知られている。この保
存したデータファイルはデーターベースに記憶してお
く。この詳細な説明はまた後程に行う。また、イメージ
ではなく、データそのものを保存しておくことでも実現
可能である。
【0062】 図11は本実施例の文書閲覧方法に用い
るデーターベース構造の例である。図11(a)に示す
のがサイト情報テーブルである。サイト情報テーブルで
はサイト情報インデックスフィールド62とサイトデー
タフィールド63とで構成される。図11(b)に示す
リンク情報テーブルはリンク情報インデックスフィール
ド64とサイト情報インデックスフールドとリンク情報
データフィールド65とリンク名フィールド66と、イ
メージ保存位置情報フィールド67と選択時間情報フィ
ールド68と選択回数情報フィールド69とで構成され
る。図11(c)は順序情報テーブルである。順序情報
テーブルは順序情報インデックスフィールド70と今回
選択情報フィールド71と次回選択情報フィールド72
とで構成される。
【0063】 図11(a)に示すサイト情報テーブル
のサイト情報インデックスフィールド62と図11
(b)に示すリンク情報テーブルのサイト情報インデッ
クスフィールド62とは同一のものであって対応関係に
ある。また、図11(b)に示すリンク情報テーブルの
リンク情報インデックスフィールド64は図11(c)
に示す順序情報テーブルの今回選択情報フィールド71
と次回選択情報フィールド72と対応関係にある。
【0064】 図11(c)に示す順序情報テーブルは
一つ前のハイパーリンク情報を今回選択情報フィールド
71に、今回のハイパーリンク情報を次回選択情報フィ
ールド72に登録する。逆に検索する場合は、今回のハ
イパーリンク情報を今回選択情報フィールド71により
検索キーにして、次回選択情報フィールド72を検索す
れば、次回選択されると予測できるハイパーリンク情報
を検索できる。また、今回の例では一つ前のハイパーリ
ンク結果を登録する様になっているが、一つ前以前のハ
イパーリンク情報をも登録できる様にしておけば、より
ハイパーリンクしている傾向から得られる確かな次回選
択されると予測できるハイパーリンク情報を検索でき
る。
【0065】 図9は、文書閲覧方法のハイパーリンク
処理を示すフローチャートである。図9のフローチャー
トについては、実施形態の説明でも言及したが、ここで
は、より詳細に説明する。
【0066】 図13のブラウザ表示部44でハイパー
リンクオブジェクトをクリックすることでハイパーリン
クするハイパーリンク選択プロセス(図9のステップ9
00)が発生する。すると、ハイパーリンク情報をデー
ターベースから検索するプロセス(図9のステップ92
0)に移行する。この時、ハイパーリンク先が今まで閲
覧したことのない、新規のハイパーリンク文書であった
場合は、ステップ940でイエスと判断された結果、ス
テップ942に進み、ブラウザ表示部をキャプチャーし
て、縮小加工したイメージを所定のディレクトリに保存
する。そして、新規のハイパーリンク情報をデーターベ
ースに登録する(ステップ944)。この時、同時に前
期保存したイメージの保存先をも登録しておく。次に選
択した時の選択時間情報と、選択回数情報を更新するプ
ロセス(ステップ950)に移行する。データーベース
の情報にはこうした選択時間情報と選択回数情報が記憶
される仕組みになっている。次に順序情報登録プロセス
(ステップ952)に移行する。ここでいう順序情報と
は、今まで表示されていたハイパーリンク情報とこれか
ら表示しようとしているハイパーリンク情報を保存す
る。つまり、データーベース構造からするとハイパーリ
ンク元の情報を今回選択情報フィールド(図11の7
1)に、今回ハイパーリンクした情報を次回選択情報フ
ィールド(図11の72)に登録する。次に順序情報検
索プロセス(ステップ960)に移行する。ここでは、
次に新しくハイパーリンクした文書から過去、次にハイ
パーリンクした情報を検索する。つまり、データーベー
ス構造からすると、新しくハイパーリンクした情報を今
回選択情報フィールド(図11の71)により検索キー
にして、次回選択情報フィールド(図11の72)を検
索すれば良い。検索結果からハイパーリンク情報を選択
オブジェクトで表示するプロセス(ステップ962)に
移行する。これによって、マウスポインターからの入力
待ち状態に入る。マウスポインタが選択オブジェクトの
位置に来た時(ステップ970)、先に保存したイメー
ジを選択オブジェクトの隣に表示する(ステップ97
2)。そして、選択オブジェクトが選択(ステップ99
0でイエス)つまりマウスでクリック(ポインタがその
位置にある状態でマウスボタン押し下げのイベント発
行)された時、該当するハイパーリンク文書をブラウザ
表示部に表示する(ステップ992)。その後、ステッ
プ960に戻る。これを繰り返すことによって、過去に
閲覧したハイパーリンク文書であれば、本発明の入力支
援ツールプログラムの選択手段オブジェクトを選択する
行為だけで、閲覧可能になり、より簡単な操作で済む。
【0067】 次に本データーベース構造を応用して、
違う利用方法を説明する。本発明のブラウザには3つの
機能がある。一つは前記説明したLink表示機能でこ
れはLinkボタン(図13の47)を選択した時に有
効である。次に履歴ボタン(図13の48)を選択した
時に有効な履歴表示機能と、Markボタン(図13の
49)を選択した時に有効なブックマーク表示機能であ
る。まず、履歴表示機能について説明する。本データベ
ース構造においては閲覧したハイパーリンク情報は必ず
データベースに登録されている。更にハイパーリンクさ
れた時の選択時間情報と、選択回数情報が更新される。
履歴表示機能を用いると、今まで閲覧した履歴が簡単に
取れる。つまり、選択時間情報のオーダー順で検索すれ
ば良い。検索結果は選択オブジェクトによって表示さ
れ、選択オブジェクトを選択することで該当のハイパー
リンク文書を閲覧できる。また、最新順ボタン(図13
の54)と頻度順ボタン(図13の55)を利用すれ
ば、時間による最新順の他に、選択された頻度順を選択
回数情報より検索して求めることも可能である。次にブ
ックマーク表示機能について説明する。ブックマークと
はお気に入り機能ともいい、操作者が良く閲覧するハイ
パーリンク文章のURLアドレスを記憶しておき、いつ
でも簡単に呼び出せる機能である。本発明を用いれば、
URLアドレスを記憶するだけでなく、そのページのイ
メージをも記憶することが可能である。例えばデータベ
ースでブックマークテーブルを作成しインデックスフィ
ールドだけ設定する。また画面上にはブックマークボタ
ン(図13の91)を設置してブックマークボタン91
をクリックすると、現在表示されているハイパーリンク
文章の、データーベース構造でいうリンク情報テーブル
のリンク情報インデックスフィールド(図11の64)
をブックマークテーブルのインデックスフィールドに記
憶すれば簡単に記憶できる。Markボタン(図13の
49)を選択した時、ブックマークテーブルとリンク情
報テーブルからハイパーリンク情報を検索すれば、これ
を選択オブジェクトで表示し選択することで、簡単に閲
覧が可能となる。
【0068】 ハイパーリンク文章のオブジェクトに
は、テキスト、イメージ、音声、動画やスクリプト言語
によるものなどがある。InternetExplorerなどのブラウ
ザに備わる機能の一つとして、これらのオブジェクトを
表示するかしないかというオプションが備わっている。
しかし、ブラウザに表示されるハイパーリンク文章全て
に対しての設定であり、個々のハイパーリンク文章に対
して設定はできない。本発明ではその問題も鑑みて解決
させようとしている。本発明のデータベース構造によれ
ば、個々の閲覧したことのあるハイパーリンク情報は登
録されている。この情報を流用し、データベースはハイ
パーリンク文書のオブジェクトの表示又は非表示のフラ
グを拡張してやり、その設定機能を設け、該当のハイパ
ーリンク文書が表示される前に、オブジェクトの表示又
は非表示の設定をブラウザ部にしてやれば、簡単に実現
できる。これによって、イメージや音声や動画などを非
表示にすることで、インターネットのトラフィックがあ
っても、素早い文書の閲覧が可能となる。また、特定の
ハイパーリンク文書で見たくないイメージ画像を隠すこ
ともできる。
【0069】 変形実施例に関して説明を加える。本発
明の入力支援を応用して、テキストやハイパーリンクの
入力及び選択操作の代わりに、キーボード入力つまりシ
ョートカットキーの発生やマウスポインターの移動、ア
プリケーション起動として割り当てることができる。ま
た、本発明は音声認識システムを取り込むと、タッチ操
作とは別な入力方法を編み出すことができる。つまり、
選択オブジェクトの選択の手段に音声認識を取り入れ
る。例えば、3番目に表示されている選択手段オブジェ
クトを選択する際には、「3番」と音声を発するだけで
選択できる。テキスト文章の入力においては、文頭のみ
音声認識による単語の発生入力をすれば、後は選択オブ
ジェクトの選択する番号を音声で発生するだけで、定型
文章を入力していくことが可能である。
【0070】
【発明の効果】 本発明は、以上のように構成されてい
るので、タッチパネルを用いた文書閲覧に公的な文書閲
覧方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る文書閲覧方法における表示画面の
例である。
【図2】ポインタの指し示す選択オブジェクトの表示の
仕方を他のものとは変えた状態を示す図である。
【図3】タッチパネルシステムを手で持ち上げながら使
用する場合の利用方法を示した図である。
【図4】タッチパネルのタッチ面を表示装置の表示面よ
りも広く設けてはみ出し部分を利用したスクロールを行
うこととした例を示した図である。
【図5】指で操作するのに適した大きさのスクロールボ
タンを設けた実施例を示す図である。
【図6】本発明に係る文書閲覧システムのハードウェア
構成を示した概念図である。
【図7】文書閲覧システムのハードウェア構成を更に詳
しく説明した図である。
【図8】タッチパネルの一つの例を示す概念図である。
【図9】文書閲覧方法のハイパーリンク処理を示すフロ
ーチャートである。
【図10】本発明の文書閲覧方法におけるテキスト入力
処理を示すフローチャートである。
【図11】実施例の文書閲覧方法に用いるデータベース
の構造を示す図である。
【図12】ハイパーリンク先をイメージで表示する場合
の表示例である。
【図13】実施例の文書閲覧方法の表示画面の例であ
る。
【符号の説明】
1 タッチパネル 2 情報処理装置 3 インタフェース 4 オペレーションシステム 5 ドライバ 6 アプリケーションプログラムインタフェース 7 表示装置 8 マウスポインタ 9 光学ユニット 10 タッチ面 11 再帰反射面 12 操作者の指
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 540 G06F 13/00 540F

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイパーリンクされたテキスト構造をも
    つハイパーリンク文書を表示する表示装置と、操作者が
    手で操作して位置指示情報を入力する入力装置とを積層
    配置して操作者が表示物を見る場所と触る場所とが近接
    するようにした文書閲覧システムであって、 前記表示装置に表示されたハイパーリンク文書に含まれ
    るハイパーリンク情報を検索するハイパーリンク情報検
    索手段と、 該ハイパーリンク情報検索手段により検索されたハイパ
    ーリンク情報に基づいて選択オブジェクトを表示する選
    択オブジェクト表示手段とを有し、該選択オブジェクト
    表示手段により表示された選択オブジェクトを操作者が
    選択した時には、対応するハイパーリンク情報に基づ
    き、ハイパーリンク先の文書を表示する文書閲覧システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の文書閲覧システムであ
    って、 前記ハイパーリンク情報検索手段により検索されたハイ
    パーリンク情報が文書の特定の集合の内か外かを見分け
    る内外判別手段をさらに有し、 該内外判別手段の判別結果に基づき、前記選択オブジェ
    クト表示手段は、選択オブジェクトの表示の仕方を変え
    ることを特徴とする文書閲覧システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の文書閲覧システムであ
    って、 文書の特定の集合の内か外かを切替える内外切替スイッ
    チボタンをさらに有し、 操作者が該内外切替スイッチボタンを操作することによ
    り前記選択オブジェクト表示手段は、選択オブジェクト
    の表示の仕方を変更することを特徴とする文書閲覧シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3のいずれかに記載の
    文書閲覧システムにおいて、 昇順若しくは降順のソートボタンをさらに有し、 前記選択オブジェクト表示手段は、該ソートボタンの押
    された状態に基づいて、ハイパーリンク名称若しくはハ
    イパーリンクのファイル名若しくはURLアドレスの昇
    順若しくは降順、若しくは該ハイパーリンク情報検索ス
    テップにて検索されたハイパーリンク情報の検索順、ハ
    イパーリンクの表示出現順の昇順若しくは降順で選択オ
    ブジェクト表示することを特徴とする、文書閲覧システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4のいずれかに記
    載の文書閲覧システムであって、 前記選択オブジェクト表示手段により表示された選択オ
    ブジェクトの表示範囲に操作者の操作によるポインタ位
    置がはいったときに該選択オブジェクトの表示のしかた
    を変化させることを特徴とする文書閲覧システム。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5の何れかに
    記載の文書閲覧システムであって、 操作者による入力又は選択がなされないまま所定の時間
    が過ぎた時に、前記選択オブジェクト表示手段は、選択
    オブジェクトを縮小表示若しくは端に移動表示すること
    を特徴とする文書閲覧システム。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5又は6のいず
    れかに記載の文書閲覧システムであって、 前記選択オブジェクト表示手段により表示された選択オ
    ブジェクトが操作者により選択されたとしてハイパーリ
    ンク先に表示を切替えるためのイベントを、該選択オブ
    ジェクトの表示範囲に操作者の操作によるポインタ位置
    がはいった状態が所定の時間続いたときとする文書閲覧
    システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の文書閲覧システムであ
    って、 前記選択オブジェクトの表示範囲に操作者の操作による
    ポインタ位置がはいった状態が所定の時間続いたときに
    マウスボタンを離すイベントを擬似的に発行することに
    より、前記ハイパーリンク先に表示を切替えるためのイ
    ベント発行を行う文書閲覧システム。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、5、6、7又は
    8のいずれかに記載の文書閲覧システムであって、 上下左右のボタンを設け、ボタンを選択した時、ハイパ
    ーリンク文章の表示に対し、スクロール操作を行う文書
    閲覧システム。
  10. 【請求項10】 ハイパーリンクされたテキスト構造を
    もつハイパーリンク文書を表示する表示装置と、操作者
    が手で操作して位置指示情報を入力する入力装置とを積
    層配置して操作者が表示物を見る場所と触る場所とが近
    接するようにした文書閲覧システムにおける文書閲覧方
    法であって、 前記表示装置に表示されたハイパーリンク文書に含まれ
    るハイパーリンク情報を検索するハイパーリンク情報検
    索ステップと、 該ハイパーリンク情報検索ステップにて検索されたハイ
    パーリンク情報に基づいて選択オブジェクトを表示する
    選択オブジェクト表示ステップと、 該選択オブジェクト表示ステップにて表示した選択オブ
    ジェクトを操作者が選択した時に、対応するハイパーリ
    ンク情報に基づき、ハイパーリンク先の文書を表示する
    ハイパーリンク先文書表示ステップとを有する文書閲覧
    方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の文書閲覧方法にお
    いて、 前記ハイパーリンク情報検索ステップでは、さらにその
    ハイパーリンク先が所定の文書の集合の内か外かを判別
    し、 前記選択オブジェクト表示ステップでは、操作者が内外
    切替ボタンスイッチボタンの操作者による選択に対応し
    て選択オブジェクトを表示することを特徴とする文書閲
    覧方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の文書閲覧方法おい
    て、 前記選択オブジェクト表示ステップでは、所定の文書の
    集合の内か外かによって、該選択オブジェクトの表示の
    仕方を変えることを特徴とする文書閲覧方法。
  13. 【請求項13】 請求項10、11又は12のいずれか
    に記載の文書閲覧方法において、 前記選択オブジェクト表示ステップでは、ソートボタン
    の状態に応じて、前記選択オブジェクトの表示を、ハイ
    パーリンク名称若しくはハイパーリンクのファイル名若
    しくはURLアドレスの、名称による昇順若しくは降
    順、若しくは該ハイパーリンク情報検索ステップにて検
    索されたハイパーリンク情報の検索順、ハイパーリンク
    の表示出現順の昇順若しくは降順で表示することを特徴
    とする、文書閲覧方法。
  14. 【請求項14】 請求項10、11、12又は13のい
    ずれかに記載の文書閲覧方法であって、 前記選択オブジェクト表示ステップにて表示した選択オ
    ブジェクトの表示範囲に操作者の操作によるポインタ位
    置が一致した時、該選択オブジェクトの表示の仕方を変
    化させることを特徴とする文書閲覧方法。
  15. 【請求項15】 請求項10、11、12、13又は1
    4のいずれかに記載の文書閲覧方法であって、 前記表示装置の表示画面上に上下左右のスクロールボタ
    ンを表示し、操作者が該スクロールボタンを選択した
    時、ハイパーリンク文書の表示に対し、スクロール操作
    を行うことを特徴とする文書閲覧方法。
  16. 【請求項16】 請求項10、11、12、13、14
    又は15のいずれかに記載の文書閲覧方法であって、 前記選択オブジェクト表示ステップでは、さらに表示非
    表示切替ボタンをさらに表示し、非表示が選択されたと
    きには、選択オブジェクトの表示をやめ、表示が選択さ
    れたときに前記選択オブジェクトを表示することを特徴
    とする文書閲覧方法。
  17. 【請求項17】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8又は9のいずれかに記載の文書閲覧システムであっ
    て、 前記表示装置の表示面より前記入力装置の入力面の面積
    を大きく設置し、表示面の端からタッチ面との間に溝を
    設け、操作者が溝を上下左右になぞることによって、ハ
    イパーリンク文書の表示に対し、スクロール操作を行う
    ことを特徴とする文書閲覧システム。
  18. 【請求項18】 請求項10、11、12、13、1
    4、15又は16のいずれかに記載の文書閲覧方法を実
    現するコンピュータプログラムを記録した情報記録媒
    体。
  19. 【請求項19】 ハイパーリンクされたテキスト構造を
    もつハイパーリンク文書を表示する表示装置と、操作者
    が手で操作して位置指示情報を入力する入力装置とを積
    層配置して操作者が表示物を見る場所と触る場所とが近
    接するようにした文書閲覧システムにおける文書閲覧方
    法であって、 前記表示装置に表示されたハイパーリンク文書に含まれ
    るハイパーリンクオブジェクトが選択された時、選択さ
    れたハイパーリンク情報をそれが選択された順序情報と
    ともにデーターベースに記憶するデータベース登録ステ
    ップと、 ハイパーリンクオブジェクトが選択された結果、該当の
    ハイパーリンク先の文書が表示された時、過去において
    次に選択されたハイパーリンク情報を抽出すべく、前記
    データベースに検索をかけるデータベース検索ステップ
    と、 該データベース検索ステップにて抽出されたハイパーリ
    ンク情報を選択オブジェクトで表示する選択オブジェク
    ト表示ステップと、 該選択オブジェクト表示ステップにて表示されたいくつ
    かの選択オブジェクトのうちのいずれを操作者が選択す
    るかを取得するオブジェクト選択結果取得ステップと、 該オブジェクト選択結果取得ステップの結果に基づい
    て、ハイパーリンク先を前記表示装置に表示させるハイ
    パーリンク先表示ステップとを有する文書閲覧方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の文書閲覧方法にお
    いて、 ハイパーリンクオブジェクトが選択された結果、該当の
    ハイパーリンク先の文書が表示された時、表示されたハ
    イパーリンク文書のイメージを保存する文書イメージ記
    憶ステップをさらに有し、 前記選択オブジェクト表示ステップにて選択オブジェク
    トを表示する際に、該選択手段オブジェクトの表示と共
    に、それに対応するハイパーリンク文書のイメージを表
    示することを特徴とする文書閲覧方法。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の文書閲覧方法にお
    いて、 位置指示ポインタが選択手段オブジェクトの位置にある
    時に、選択手段オブジェクトに該当するハイパーリンク
    文書のイメージを表示することを特徴とする文書閲覧方
    法。
  22. 【請求項22】 請求項20又は21のいずれかに記載
    の文書閲覧方法において、 前記ハイパーリンク文書のイメージの保存は画素数を減
    らして行い、その表示においては縮小表示とすることを
    特徴とする文書閲覧方法。
  23. 【請求項23】 請求項19、20、21又は22のい
    ずれかに記載の文書閲覧方法において、 前記データベースは、ハイパーリンクが選択された時の
    日付と時刻情報若しくは該選択手段オブジェクトを選択
    した時の日付と時間情報とする選択時間情報を有し、 前記データベース登録ステップでは、ハイパーリンクの
    選択又は選択手段オブジェクトの選択のタイミングで、
    該データベースの更新を実行し、 前記選択手段オブジェクト表示ステップは、該選択手段
    オブジェクトが複数の候補がある場合は、前記選択時間
    情報に基づいてそれらを並べ替えて表示することを特徴
    とする文書閲覧方法。
  24. 【請求項24】 請求項19、20、21又は22のい
    ずれかに記載の文書閲覧方法において、 前記データベース登録ステップでは、ハイパーリンクが
    選択された時若しくは該選択手段オブジェクトを選択し
    た時に、選択回数情報をインクリメントして登録し、 前記選択オブジェクト表示ステップでは、該選択オブジ
    ェクト候補が複数ある場合は、前記データベース登録ス
    テップで登録された選択回数情報に基づいて並べ替えて
    表示することを特徴とする文書閲覧方法。
  25. 【請求項25】 請求項19に記載の文書閲覧方法であ
    って、 該データーベースは、ハイパーリンク文書を持つサイト
    情報を管理するテーブルとしてサイト管理番号とサイト
    代表アドレスとを有し、個々のハイパーリンク文書情報
    を管理するテーブルとしてハイパーリンク文書アドレス
    情報とハイパーリンク文書名とサイト管理番号とを有す
    ることを特徴とする文書閲覧方法。
  26. 【請求項26】 請求項19又は25に記載の文書閲覧
    方法であって、 前記選択オブジェクト表示ステップは、前記データーベ
    ース情報に基づき、ハイパーリンク文書がサイト外かサ
    イト内かを判別し、その結果に基づき、前記選択手段オ
    ブジェクトをサイト内のみ表示させる、サイト外のみ表
    示させる、又はサイト内外共に表示させるというそれぞ
    れのモードに切替えて表示することを特徴とする文書閲
    覧方法。
  27. 【請求項27】 請求項19、20又は25のいずれか
    に記載の文書閲覧方法であって、 ブックマークボタンを設置し、該ブックマークボタンを
    押すことによって、現在表示されているハイパーリンク
    文書アドレス情報とハイパーリンク文書名と文章ページ
    のイメージ若しくはデータ、又は文章ページのイメージ
    若しくはデータを保存してある位置情報を記憶すること
    を特徴とする文書閲覧方法。
  28. 【請求項28】 請求項19に記載の文書閲覧方法であ
    って、 前記データーベースには、文字、イメージ、音声、スク
    リプトプログラムなどのハイパーリンク文書及びオブジ
    ェクトの表示方法を記憶する構造を持ち、 前記データベース登録ステップでは、ハイパーリンク文
    書の表示方法をデーターベースに記憶し、 該当のハイパーリンク文書が表示される場合には、前記
    データーベースより前記表示方法を取り出し、前記表示
    方法に従った表示とすることを特徴とする文書閲覧方
    法。
  29. 【請求項29】 請求項19、20、21、22、2
    3、24、25、26、27又は28のいずれかに記載
    の文書閲覧方法を実行するコンピュータプログラムを記
    録した情報記録媒体。
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